JP2017063400A - 聴覚装置及び聴覚装置の更新方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】聴覚装置を更新する方法。
【解決手段】聴覚装置2は、ユーザの聴力損失を補うように構成されている処理部4と、メモリ部6と、インターフェース8を備える。メモリ部6に格納されるセキュリティ設定に従って作動する。処理部4は、聴覚装置鍵を示す新しい第1の聴覚装置鍵識別子を備える新しいセキュリティ設定をインターフェース8経由で取得し、新しいセキュリティ設定を検証し、新しいセキュリティ設定が承認される場合、新しいセキュリティ設定に基づいて、セキュリティ設定をアップデートする。
【選択図】図2

Description

本開示は、聴覚装置、及び聴覚装置を更新する方法、特に聴覚装置のセキュリティ設定をアップデートする方法に関する。
聴覚装置の機能性は、益々高度化している。聴覚装置と、聴覚装置フィッティング機器、タブレット、スマートフォン、及び遠隔制御装置等の外部装置との無線通信は進化している。聴覚装置の無線通信インターフェースには、オープンスタンダード準拠のインターフェースが使用されている。しかしながら、これには、セキュリティの点で多くの課題がある。聴覚装置は、入力データを全て正当なものと見なし、未承認当事者によるメモリへの書き込み又は変更を許可する場合がある。そのようなあらゆる攻撃は、結果として、補聴器の誤作動又はバッテリを消耗する攻撃となり得る。
聴覚装置通信のセキュリティ向上を提供する聴覚装置及び方法が必要とされる。さらに、補聴器及び補聴器の機能が第三者により改ざんされるリスクを低減する装置及び方法が必要とされる。
聴覚装置のユーザの聴力損失を補うように構成されている処理部、メモリ部、及びインターフェースを備える聴覚装置が開示されている。聴覚装置は、メモリ部に格納されている聴覚装置のセキュリティ設定に従って作動するように構成されている。処理部は、インターフェース経由で、新しいセキュリティ設定を取得するように、例えばクライアントデバイスから受信するように構成されている。新しいセキュリティ設定は、聴覚装置鍵を示す新しい第1の聴覚装置鍵識別子を備えていてもよい。処理部は、新しいセキュリティ設定を検証するか又は承認基準が満たされているか否かを決定し、新しいセキュリティ設定が承認されるか又は承認基準が満たされている場合、新しいセキュリティ設定に基づいて、聴覚装置のセキュリティ設定をアップデートするように構成されている。
また、聴覚装置のユーザの聴力損失を補償するように構成されている処理部、メモリ部、及びインターフェースを備える聴覚装置をアップデートする方法であって、聴覚装置は、聴覚装置のセキュリティ設定に従って作動するように構成されている、方法が開示される。上記の方法は、聴覚装置鍵を示す新しい第1の聴覚装置鍵識別子を選択的に備える新しいセキュリティ設定を、インターフェース経由で取得する工程と、新しいセキュリティ設定を検証するか又は承認基準が満たされているか否かを決定する工程と、新しいセキュリティ設定が承認される場合、又は承認基準が満たされている場合、新しいセキュリティ設定に基づいて、聴覚装置のセキュリティ設定をアップデートする工程と、を備える。
本開示の方法及び機器は、聴覚装置が、フィッティング装置及び/又はクライアントデバイス等の外部装置との安全な通信に、どの聴覚装置鍵(複数可)を使用するかを遠隔制御する可能性を提供する。
更に、聴覚装置製造業者は、新しいセキュリティ設定を適切に選択することにより、ある装置タイプ及び/又は特定の装置が、聴覚装置にアクセスすること及び/又は聴覚装置と通信することを防止することができる場合がある。これは、フィッティング装置等の外部装置が、例えば、盗難、改ざん、又はそうでなければ不正に取得される場合に有利である。
上記の方法及び聴覚装置は、聴覚装置製造業者が、聴覚装置へのクライアントデバイスアクセスの制御を可能にし、及び/又は聴覚装置へのクライアントデバイスアクセスのバージョン管理を可能にするという利点がある。さらに、聴覚装置製造業者は、セキュリティ関連の鍵又は鍵素材に関する情報を、安全にアップデートすることができる。また、聴覚装置製造業者は、もはや信頼すべきでないクライアントデバイスタイプ、クライアントデバイス、及び/又は署名装置識別子に関する情報を、安全にアップデートすることができる。
本開示の方法及び装置は、セキュリティの向上した拡張可能な聴覚装置システム用セキュリティアーキテクチャを提供する。本開示の聴覚装置及び方法は、聴覚装置への不正なアクセス又は不正な制御等の攻撃との闘いにおいて聴覚装置を支援しつつ、例えば、フィッティング目的、アップデート目的、保守目的で正規当事者がクライアントデバイス等にアクセスすることを依然として許可する。更に、クライアントデバイスで鍵が改ざんされた場合に鍵をアップデート及び/又は交換する必要性が、低減又は単純化される。
上記の及び他の特徴及び利点は、当業者であれば、添付の図面を参照し、以下の例示的な実施形態の詳細な説明により容易に明白になるだろう。
聴覚装置を用いた例示的なアーキテクチャを概略的に示す図である。 例示的な聴覚装置を概略的に示す図である。 例示的な聴覚装置証明書を概略的に示す図である。 例示的なセキュリティ設定証明書を概略的に示す図である。 例示的なセキュリティ設定証明書を概略的に示す図である。 例示的な信号伝達ダイアグラムを概略的に示す図である。 例示的な方法のフローチャートを概略的に示す図である。 例示的な方法の一部のフローチャートを概略的に示す図である。 例示的な方法の一部のフローチャートを概略的に示す図である。
図面を参照して種々の実施形態を以下に記載する。類似の参照番号は、全体にわたって類似の要素を参照する。したがって、各図の記載に関して、類似の要素を詳細には説明しないものとする。また、図は、実施形態の説明を容易にするためのものに過ぎないことが留意されるべきである。図は、特許請求されている発明を網羅的に記載するためのものではなく、又は特許請求されている発明の範囲を限定するためのものでもない。加えて、例示されている実施形態は、示されている態様又は利点を全て有するとは限らない。特定の実施形態と共に記載されている態様又は利点は、必ずしもその実施形態に限定されるものではなく、たとえ示されていないとしても又は明示的に記載されていないとしても、任意の他の実施形態で実施することができる。全体にわたって、同一の部分又は対応する部分には、同一の参照番号が使用されている。
本開示は、聴覚装置通信のセキュリティ向上に関する。すなわち、本明細書に開示されているクライアントデバイスは、脅威及び攻撃から防御するための、セキュリティ機構等の適切な防御手段及び対抗手段を実装することにより、セキュリティ脅威、脆弱性、及び攻撃に対してロバストな聴覚装置通信を可能にする。本開示は、リプレイアタック、不正アクセス、電池消耗攻撃、及び中間者攻撃に対してロバストな聴覚装置通信に関する。
本明細書で使用される場合、用語「聴覚装置」は、聴音機器、補聴器、ヘッドセット、ヘッドホン等の、ユーザの聴覚を支援するように構成されている装置を指す。
本明細書で使用される場合、用語「証明書」は、その起源及び内容の正当性及び/又は信憑性の検証等の、その起源及び内容の検証を可能にするデータ構造を指す。証明書は、証明書の発行人により証明書のフォルダに関連付けられている内容を提供するように構成される。証明書は、証明書の受信者が、証明書の内容及び起源を検証又は認証することができるように、デジタル署名を含む。証明書は、聴覚装置システムでの安全な通信を可能にする1つ又は複数の暗号鍵(例えば、聴覚装置鍵)等の、1つ又は複数の識別子及び/又は鍵素材を含んでいてもよい。したがって、証明書は、起源及び内容の認証、否認不可、及び/又は完全性保護の達成を可能にする。証明書は、有効期間、1つ又は複数のアルゴリズムパラメータ、及び/又は発行人を更に含んでいてもよい。証明書は、デジタル証明書、公開鍵証明書、属性証明書、及び/又は認証証明書を含んでいてもよい。証明書の例は、X.509証明書、及びセキュア/多目的インターネットメール拡張(S/MIME)証明書、及び/又はトランスポートレイヤーセキュリティ(TLS)証明書である。
本明細書で使用される場合、用語「鍵」は、暗号鍵、つまり暗号アルゴリズムの関数出力を決定する1つのデータ(例えば、文字列、パラメータ)を指す。例えば、鍵は、暗号化中には、プレーンテキストの暗号化テキストへの変換を可能にし、暗号解読中は、その逆を可能にする。また、鍵は、デジタル署名及び/又はメッセージ認証コード、MACを検証するために使用することができる。暗号化及び暗号解読の両方に同じ鍵が使用される場合、鍵は、いわゆる対称鍵である。非対称暗号又は公開鍵暗号では、鍵素材は、ペア鍵、つまり公開鍵及び秘密鍵を備えるいわゆる秘密鍵−公開鍵対である。非対称暗号体系又は公開鍵暗号体系(リベストシャミールエーデルマン(RSA)暗号体系等)では、暗号化及び/又は署名検証には公開鍵が使用され、暗号解読及び/又は署名生成には秘密鍵が使用される。聴覚装置鍵は、聴覚装置通信のセッション鍵及び/又は証明書鍵等の、1つ又は複数の対称鍵の導出を許容する鍵素材であってもよい。聴覚装置鍵(複数可)は、例えば、製造中に、及び/又は一次セキュリティ設定/聴覚装置証明書の一部として、聴覚装置のメモリ部に格納されてもよい。聴覚装置鍵は、対称鍵を導出するために使用される鍵素材を備えていてもよい。聴覚装置鍵は、例えば、AES−128ビット鍵等の高度暗号化標準(AES)鍵を備える。
本明細書で使用される場合、用語「識別子」は、分類等の識別のために、及び/又は一意的な識別のために使用される1つのデータを指す。識別子は、単語、数値、文字、記号、リスト、配列、又はそれらの任意の組み合わせの形態であってもよい。例えば、数値としての識別子は、例えば、8ビット、16ビット、32ビット等の長さを有する符号なしの整数、ユニット型等の、符号なしの整数の配列等、整数の形態であってもよい。
本開示は、聴覚装置に関する。聴覚装置は、処理部、メモリ部、及びインターフェースを備える。メモリ部は、これらに限定されないが、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)等を含む、取り外し可能なデータ記憶ユニット及び取り外しができないデータ記憶ユニットを含んでいてもよい。メモリ部には、聴覚装置証明書が格納されていてもよい。聴覚装置は、聴覚装置のユーザの聴力損失を補うように構成されている処理部を備えていてもよい。インターフェースは、例えば、2.4から2.5GHzまでの範囲の周波数での無線通信用に構成されている無線トランシーバを備えていてもよい。1つ又は複数の例示的な聴覚装置では、インターフェースは、データを受信及び/又は送信するように構成されている無線トランシーバをそれぞれ備えるクライアントデバイス及び/又は別の聴覚装置との無線通信等の通信用に構成されている。
聴覚装置は、メモリ部に格納されている聴覚装置のセキュリティ設定に従って作動するように構成されている。セキュリティ設定は、聴覚装置証明書を選択的に含む一次セキュリティ設定を含んでいてもよい。聴覚装置は、聴覚装置の一次セキュリティ設定に基づき、例えば、聴覚装置証明書又は少なくともその部分に基づき、新しいセキュリティ設定を検証するように構成されていてもよい。
聴覚装置証明書は、聴覚装置識別子、聴覚装置鍵を示す少なくとも1つの聴覚装置鍵識別子、及び/又は1つ又は複数の聴覚装置鍵を備えていてもよい。聴覚装置証明書の聴覚装置鍵識別子は、どの聴覚装置鍵(複数可)が、聴覚装置証明書の一部であるかを示してもよい。例えば、「5」の値を有する第1の聴覚装置鍵識別子は、聴覚装置証明書が、識別子「5」を有する第1の聴覚装置鍵識別子、及び選択的に、証明書中の聴覚装置鍵の数に応じて、「6」、「7」、「8」等の識別子を有する聴覚装置鍵等の、漸増及び/又は漸減する識別子を含むことを示す。例えば、聴覚装置鍵識別子は、聴覚装置証明書の聴覚装置鍵を指示及び/又は識別する。
聴覚装置証明書は、証明書タイプ識別子を備えていてもよい。証明書タイプ識別子は、聴覚装置ファミリー証明書タイプ、聴覚装置証明書タイプ、ファームウェア証明書タイプ、研究開発証明書タイプ、クライアントデバイス証明書タイプ等の、様々な証明書タイプのうちの1つのタイプの証明書を示してもよい。聴覚装置は、聴覚装置が、どのタイプの証明書を受信、格納、認証、及び/又は取り出すかを特定するために、証明書タイプ識別子を使用してもよい。聴覚装置証明書は、証明書のデータフォーマットバージョンを示すバージョン識別子を備えていてもよい。聴覚装置は、証明書がどのタイプのデータを備えるか、及び/又はどのタイプのデータが、証明書のフィールドに備えられているかを決定するために、証明書タイプ識別子及び/又はバージョン識別子を使用してもよい。例えば、聴覚装置は、証明書タイプ識別子及び/又はバージョン識別子に基づいて、証明書のどのフィールドがデジタル署名を備えるか、及び/又はどの公開鍵が、証明書のデジタル署名の検証に必要であるかを決定してもよい。証明書タイプ識別子と公開鍵−秘密鍵対との間に1対1のマッピングが存在することが想定され得る。
聴覚装置証明書は、署名装置識別子を備えていてもよい。署名装置識別子は、製造装置、例えば、ICカード、スマートカード、ハードウェアセキュリティモジュール等、聴覚装置証明書に署名した装置を識別する固有の識別子を指す。署名装置識別子は、例えば、メディアアクセス制御、MAC、署名装置のアドレス、及び/又は署名装置のシリアル番号を備えていてもよい。署名装置識別子は、例えば、聴覚装置が、例えばブラックリストに署名装置が記載されているか否かを決定し、したがって、例えば盗難又は他の改ざんのためブラックリストに記載されている署名装置が署名した証明書を拒絶することを許容する。
聴覚装置証明書は、1つ又は複数のハードウェア識別子、例えば、第1のハードウェア識別子及び/又は第2のハードウェア識別子を備えていてもよい。ハードウェア識別子は、聴覚装置に含まれている無線チップ又は聴覚装置のデジタル信号プロセッサ等の、聴覚装置に含まれている1つのハードウェアを識別することができる。ハードウェア識別子(複数可)は、聴覚装置に含まれる1つのハードウェアのレジスタに、その1つのハードウェアの製造中に格納されてもよい。ハードウェア識別子は、ハードウェアのシリアル番号、チップ識別子、又はそれらの任意の組み合わせを備えていてもよい。ハードウェア識別子を備える聴覚装置証明書を受信するか又はメモリ部から取り出す聴覚装置は、その格納されているハードウェア識別子を、聴覚装置証明書に備わる対応するハードウェア識別子と比較することにより、聴覚装置証明書を検証してもよい。そのような検証は、聴覚装置証明書を受信する際に、及び/又は聴覚装置の起動時又は電源投入時等、メモリ部から聴覚装置証明書を取り出す際に実施してもよい。
聴覚装置のセキュリティ設定は、二次セキュリティ設定を備えていてもよい。二次セキュリティ設定は、聴覚装置のセキュリティパラメータ、例えば、最新/現在の聴覚装置鍵識別子、失効識別子、セキュリティアップデート識別子等の、製造後にアップデートされるセキュリティパラメータを備えていてもよい。聴覚装置は、聴覚装置の二次セキュリティ設定に基づき、新しいセキュリティ設定を検証するように構成されていてもよい。二次セキュリティ設定又はその少なくともその一部は、ファームウェアに設定されてもよく、又は以前に受信した新しいセキュリティ設定/セキュリティ設定証明書により設定されてもよい。
処理部は、インターフェース経由で新しいセキュリティ設定を取得するように構成されている。新しいセキュリティ設定は、セキュリティ設定証明書を備えていてもよい。新しいセキュリティ設定は、(第1の)聴覚装置鍵を示す、新しい第1の聴覚装置鍵識別子を備えていてもよい。新しいセキュリティ設定は、それぞれの聴覚装置鍵を示す、1つ又は複数の、例えば複数の新しい聴覚装置鍵識別子を備えていてもよい。例えば、新しいセキュリティ設定は、第2の聴覚装置鍵を示す、新しい第2の聴覚装置鍵識別子を備えていてもよい。新しいセキュリティ設定は、第3の聴覚装置鍵を示す、新しい第3の聴覚装置鍵識別子を備えていてもよい。新しいセキュリティ設定は、第4の聴覚装置鍵を示す、新しい第4の聴覚装置鍵識別子を備えていてもよい。新しい聴覚装置鍵識別子(複数可)は、セキュリティ設定証明書に含まれていてもよい。
セキュリティ設定証明書等の新しいセキュリティ設定は、デジタル署名を備えていてもよい。新しいセキュリティ設定の検証は、新しいセキュリティ設定のデジタル署名を検証することを備えていてもよい。デジタル署名は、署名人正当性の検証等の、セキュリティ設定証明書の信憑性の証明又は検証を可能にする。デジタル署名は、セキュリティ設定秘密鍵を使用して、例えば、製造装置により選択的に生成される。デジタル署名は、対応するセキュリティ設定公開鍵を使用して、聴覚装置により検証可能である。公開鍵とされているものを使用したデジタル署名の検証が成功しない場合、聴覚装置は、新しいセキュリティ設定/セキュリティ設定証明書を無視、及び/又は聴覚装置のセキュリティ設定のアップデートを中止してもよい。例えば、新しいセキュリティ設定は、新しいセキュリティ設定の完全性を保護するために加えられるデジタル署名を備える。デジタル署名の検証は、例えば、デジタル署名及び対応するセキュリティ設定公開鍵に基づいて比較結果を計算すること、及び比較結果を、受信したセキュリティ設定/セキュリティ設定証明書と比較することを備える。聴覚装置は、メモリ部、遠隔データ記憶ユニット、及び/又はサーバ装置から、対応するセキュリティ設定公開鍵を取り出し得る。セキュリティ設定公開鍵の権限に昇格したデジタル署名が、受信された新しいセキュリティ設定と同一である場合、デジタル署名は有効であると承認されるか、又は検証は成功である。これは、聴覚装置が、改ざんされているか又は未承認当事者から受信されたセキュリティ設定証明書を拒絶するという利点を提供し得る。したがって、聴覚装置との通信は、なりすまし攻撃、改ざん攻撃、及び擬装攻撃に対してロバストであり得る。
セキュリティ設定証明書は、証明書タイプ識別子を備えていてもよい。証明書タイプ識別子は、聴覚装置ファミリー証明書タイプ、聴覚装置証明書タイプ、ファームウェア証明書タイプ、研究開発証明書タイプ、クライアントデバイス証明書タイプ、及び/又はセキュリティ設定証明書等の、様々な証明書タイプのうちの1つのタイプの証明書を示していてもよい。聴覚装置がどのタイプの証明書を受信、格納、認証、及び/又は取り出すかを特定するために、聴覚装置によって、証明書タイプ識別子が使用されてもよい。セキュリティ設定証明書は、証明書のデータフォーマットバージョンを示すバージョン識別子を備えていてもよい。聴覚装置は、証明書がどのタイプのデータを含んでいるか、及び/又はどのタイプのデータが、証明書のフィールドに含まれているかを決定するために、証明書タイプ識別子及び/又はバージョン識別子を使用してもよい。例えば、聴覚装置は、証明書タイプ識別子及び/又はバージョン識別子に基づいて、証明書のどのフィールドがデジタル署名を備えているか、及び/又はどの公開鍵が証明書のデジタル署名の検証に必要であるかを決定してもよい。証明書タイプ識別子と公開鍵−秘密鍵対との間に1対1のマッピングが存在することが想定され得る。
セキュリティ設定証明書は、署名装置識別子を備えていてもよい。署名装置識別子は、製造装置、例えば、ICカード、スマートカード、ハードウェアセキュリティモジュール等、セキュリティ設定証明書に署名した装置を識別する固有の識別子を指す。署名装置識別子は、例えば、メディアアクセス制御、MAC、署名装置のアドレス、及び/又は署名装置のシリアル番号を備えていてもよい。署名装置識別子は、例えば、聴覚装置が、例えばブラックリストに署名装置が記載されているか否かを決定し、したがって、例えば盗難又は他の改ざんのためブラックリストに記載されている署名装置が署名した証明書を拒絶することを許容する。
新しいセキュリティ設定は、セキュリティアップデート識別子を備えていてもよい。例えば、セキュリティ設定証明書は、セキュリティアップデート識別子を備えていてもよい。新しいセキュリティ設定の検証は、二次セキュリティ設定に基づいて、例えば、二次セキュリティ設定の現在のセキュリティアップデート識別子に基づいて、セキュリティアップデート識別子が有効か否かを決定することを備えていてもよい。例えば、二次セキュリティ設定は、前回のセキュリティ設定アップデート中に格納される現在のセキュリティアップデート識別子を備えていてもよい。セキュリティアップデート識別子は、新しいセキュリティ設定のセキュリティアップデート識別子が、より最近のセキュリティアップデートを示す場合、例えば、新しいセキュリティ設定のセキュリティアップデート識別子が、二次セキュリティ設定に格納されている現在のセキュリティアップデート識別子よりも大きい場合、有効であってもよい。セキュリティアップデート識別子は、セキュリティ設定アップデートの順序及び/又はセキュリティアップデートの数を示していてもよい。セキュリティアップデート識別子により、聴覚装置は、新しいセキュリティ設定が、最新の利用可能なセキュリティ設定であるか、又は少なくとも現在のセキュリティ設定よりも新しいことを検証することが可能になる。したがって、期限切れのセキュリティ設定を有するセキュリティアップデートを防止することができる。
新しいセキュリティ設定は、クライアントデバイスタイプ失効識別子及び/又はクライアントデバイスタイプ失効識別子のリストを備えていてもよい。例えば、セキュリティ設定証明書は、クライアントデバイスタイプ失効識別子及び/又はクライアントデバイスタイプ失効識別子のリストを備えていてもよい。クライアントデバイスタイプ失効識別子は、聴覚装置との通信が許可されていないクライアントデバイスタイプを示す。新しいセキュリティ設定が1つ又は複数のクライアントデバイスタイプ失効識別子を含むことにより、セキュリティ設定証明書の送信者又は製造業者は、クライアントデバイスタイプ又はクライアントデバイスのグループをブラックリストに記載することができる。したがって、聴覚装置製造業者は、1つ又は複数のクライアントデバイスタイプによる聴覚装置との通信を防止することができる。
新しいセキュリティ設定は、クライアントデバイス失効識別子及び/又はクライアントデバイス失効識別子のリストを備えていてもよい。例えば、セキュリティ設定証明書は、クライアントデバイス失効識別子及び/又はクライアントデバイス失効識別子のリストを備えていてもよい。クライアントデバイス失効識別子は、聴覚装置との通信が許可されていないクライアントデバイスを示す。新しいセキュリティ設定が1つ又は複数のクライアントデバイス失効識別子を含むことにより、セキュリティ設定証明書の製造業者又は送信者は、特定のクライアントデバイスをブラックリストに記載することができる。したがって、聴覚装置製造業者は、1つ又は複数の特定のクライアントデバイスによる聴覚装置との通信を防止することができる。
新しいセキュリティ設定は、署名装置失効識別子及び/又は署名装置失効識別子のリストを備えていてもよい。例えば、セキュリティ設定証明書は、署名装置失効識別子及び/又は署名装置失効識別子のリストを備えていてもよい。署名装置失効識別子は、聴覚装置の証明書への署名が許可されていない署名装置を示す。新しいセキュリティ設定が1つ又は複数の署名装置失効識別子を含むことにより、セキュリティ設定証明書の製造業者又は送信者は、特定の署名装置をブラックリストに記載することができる。したがって、聴覚装置製造業者は、ブラックリスト記載の署名装置が聴覚装置の攻撃に使用されることを防止することができる。
聴覚装置は、聴覚装置のセキュリティ設定に従って作動するように構成されている。聴覚装置のセキュリティ設定は、聴覚装置証明書を含む一次セキュリティ設定を備えていてもよい。一次セキュリティ設定、例えば、聴覚装置証明書は、メモリ部の読取専用部分に格納されていてもよい。聴覚装置は、聴覚装置証明書等の、聴覚装置の一次セキュリティ設定に基づき、新しいセキュリティ設定を検証するように構成されていてもよい。聴覚装置証明書等の一次セキュリティ設定は、1つ若しくは複数の聴覚装置鍵識別子及び/又は1つ若しくは複数の聴覚装置鍵を備えていてもよい。聴覚装置証明書等の一次セキュリティ設定は、第1の聴覚装置鍵識別子を備えていてもよい。
処理部は、新しいセキュリティ設定を検証するか、又は承認基準が満たされているか否かを決定するように構成されている。新しいセキュリティ設定の検証は、新しいセキュリティ設定及び/又はセキュリティ設定証明書の1つ又は複数の識別子を検証することを備えていてもよい。そして、新しいセキュリティ設定は、評価した識別子(複数可)が有効である場合、承認又は少なくとも部分的に承認してもよい。
新しいセキュリティ設定の検証は、例えば、新しいセキュリティ設定/セキュリティ設定証明書の新しい第1の聴覚装置鍵識別子を含む、1つ又は複数の新しい聴覚装置鍵識別子を認証することを備えていてもよい。そして、新しいセキュリティ設定は、1つ又は複数の新しい聴覚装置鍵識別子の1つ、幾つか、又は全てが有効である場合、承認又は少なくとも部分的に承認してもよい。新しいセキュリティ設定の検証は、新しい第1の聴覚装置鍵識別子が、一次セキュリティ設定/聴覚装置証明書の第1の聴覚装置鍵識別子に基づいて、有効か否かを決定することを備えていてもよい。1つ又は複数の例示的な聴覚装置では、新しい第1の聴覚装置鍵識別子は、聴覚装置証明書の第1の聴覚装置鍵識別子よりも小さい場合、無効である。1つ又は複数の例示的な聴覚装置では、新しい第1の聴覚装置鍵識別子は、二次セキュリティ設定の現在の第1の聴覚装置鍵識別子よりも小さい場合、無効である。1つ又は複数の例示的な聴覚装置では、新しい第1の聴覚装置鍵識別子は、聴覚装置証明書の第1の聴覚装置鍵識別子以上である場合、有効である。1つ又は複数の例示的な聴覚装置では、新しい第1の聴覚装置鍵識別子は、二次セキュリティ設定の現在の第1の聴覚装置鍵識別子以上である場合、有効である。
新しいセキュリティ設定/セキュリティ設定証明書の検証は、例えば、聴覚装置/聴覚装置ファームウェアが、受信したセキュリティ設定証明書をサポートしていることを検証するために、新しいセキュリティ設定/セキュリティ設定証明書の証明書タイプ識別子を検証することを備えていてもよい。
新しいセキュリティ設定/セキュリティ設定証明書の検証は、セキュリティ設定証明書の署名装置識別子が、ブラックリストに記載されていないこと、例えば、二次セキュリティ設定の現在の署名装置失効識別子(複数可)のリストに特定されないことを検証することを備えていてもよい。
新しいセキュリティ設定/セキュリティ設定証明書の検証は、新しいセキュリティ設定/セキュリティ設定証明書のバージョン識別子が有効であることを検証することを備えていてもよい。1つ又は複数の例示的な聴覚装置では、新しいセキュリティ設定のバージョン識別子は、バージョン識別子が、聴覚装置のファームウェアでサポートされている場合、有効である。
新しいセキュリティ設定は、複数の新しい聴覚装置鍵識別子を備えていてもよく、新しいセキュリティ設定の検証は、複数の新しい聴覚装置鍵識別子を認証することを備えていてもよく、新しいセキュリティ設定は、複数の新しい聴覚装置鍵識別子が有効である場合、承認される。
処理部は、新しいセキュリティ設定が承認されるか又は承認基準が満たされている場合、聴覚装置のセキュリティ設定をアップデートするように構成されている。聴覚装置のセキュリティ設定のアップデートは、二次セキュリティ設定等の聴覚装置のセキュリティ設定として、新しいセキュリティ設定又はその少なくとも部分を含む/格納することを備えていてもよい。
聴覚装置のセキュリティ設定のアップデートは、二次セキュリティ設定等の聴覚装置のセキュリティ設定に、新しい第1の聴覚装置鍵識別子又は複数の新しい聴覚装置鍵識別子を含む/格納することを備えていてもよい。新しい第1の聴覚装置鍵識別子は、例えば、以前に格納された現在の第1の聴覚装置鍵識別子を上書きすることにより、二次セキュリティ設定の現在の第1の聴覚装置鍵識別子として格納されてもよい。聴覚装置のセキュリティ設定のアップデートは、聴覚装置証明書の新しい聴覚装置鍵識別子及び/又は第1の聴覚装置鍵識別子に基づいて、未来の第1の聴覚装置鍵識別子を決定すること、及び未来の第1の聴覚装置鍵識別子を、現在の第1の聴覚装置鍵識別子として二次セキュリティ設定に格納することを備えていてもよい。聴覚装置のセキュリティ設定のアップデートは、二次セキュリティ設定の現在の第1の聴覚装置鍵識別子に基づいて、未来の第1の聴覚装置鍵識別子を決定することを備えていてもよい。1つ又は複数の例示的な聴覚装置では、未来の第1の聴覚装置鍵識別子は、新しい第1の聴覚装置鍵識別子が、デフォルト値、例えばゼロを有する場合、未来の第1の聴覚装置鍵識別子を、二次セキュリティ設定の現在の第1の聴覚装置鍵識別子に設定する(つまり、アップデートしない)ことにより決定される。1つ又は複数の例示的な聴覚装置では、未来の第1の聴覚装置鍵識別子は、新しい第1の聴覚装置鍵識別子が、現在の第1の聴覚装置鍵識別子以上であり、セキュリティ設定の第1の聴覚装置鍵を示す場合、未来の第1の聴覚装置鍵識別子を、新しい第1の聴覚装置鍵識別子に設定することにより決定される。1つ又は複数の例示的な聴覚装置では、未来の第1の聴覚装置鍵識別子は、新しい第1の聴覚装置鍵識別子が、一次セキュリティ設定の第1の聴覚装置鍵識別子以上であり、一次セキュリティ設定に存在しない第1の聴覚装置鍵を示す場合、未来の第1の聴覚装置鍵識別子を、セキュリティ設定の前回の第1の聴覚装置鍵を示す対応する聴覚装置鍵識別子に設定することにより決定される。二次セキュリティ設定の現在の第1の聴覚装置鍵識別子をアップデートする上記の例は、二次セキュリティ設定の現在の第2、第3、及び/又は第4の聴覚装置鍵識別子のアップデートにも適用することができる。
聴覚装置のセキュリティ設定のアップデートは、新しいセキュリティ設定のセキュリティアップデート識別子を格納することを備えていてもよい。新しいセキュリティ設定のセキュリティアップデート識別子は、例えば、以前に格納された現在のセキュリティアップデート識別子を上書きすることにより、二次セキュリティ設定の現在のセキュリティアップデート識別子として格納されてもよい。
聴覚装置のセキュリティ設定のアップデートは、例えば、新しいセキュリティ設定/セキュリティ設定証明書のクライアントデバイスタイプ識別子(複数可)を、二次セキュリティ設定等の聴覚装置のセキュリティ設定に格納することにより、セキュリティ設定のクライアントデバイスタイプ失効識別子及び/又はクライアントデバイスタイプ失効識別子のリストをアップデートすることを備えていてもよい。聴覚装置のセキュリティ設定のアップデートは、以前に格納されたクライアントデバイスタイプ失効識別子(複数可)を二次セキュリティ設定から削除することを備えていてもよい。
聴覚装置のセキュリティ設定のアップデートは、例えば、新しいセキュリティ設定/セキュリティ設定証明書のクライアントデバイス失効識別子(複数可)を、二次セキュリティ設定等の聴覚装置のセキュリティ設定に格納することにより、セキュリティ設定のクライアントデバイス失効識別子及び/又はクライアントデバイス失効識別子のリストをアップデートすることを備えていてもよい。聴覚装置のセキュリティ設定のアップデートは、以前に格納されたクライアントデバイス失効識別子(複数可)を二次セキュリティ設定から削除することを備えていてもよい。
聴覚装置のセキュリティ設定のアップデートは、例えば、新しいセキュリティ設定/セキュリティ設定証明書の署名装置失効識別子(複数可)を、二次セキュリティ設定等の聴覚装置のセキュリティ設定に格納することにより、セキュリティ設定の署名装置失効識別子及び/又は署名装置失効識別子のリストをアップデートすることを備えていてもよい。聴覚装置のセキュリティ設定のアップデートは、以前に格納された署名装置失効識別子(複数可)を二次セキュリティ設定から削除することを備えていてもよい。以前に格納された識別子の削除は、聴覚装置の限定的な記憶容量の効率的な使用を提供する。
上記方法では、新しいセキュリティ設定を検証する工程は、新しいセキュリティ設定/セキュリティ設定証明書のデジタル署名を検証する工程を備えていてもよい。新しいセキュリティ設定を検証する工程は、新しい第1の聴覚装置鍵識別子を認証する工程を備えていてもよく、新しいセキュリティ設定は、新しい第1の聴覚装置鍵識別子が有効である場合、承認又は少なくとも部分的に承認される。
上記方法では、聴覚装置のセキュリティ設定は、聴覚装置証明書を含む一次セキュリティ設定を備えていてもよい。新しいセキュリティ設定を検証する工程は、聴覚装置の一次セキュリティ設定に基づいていてもよい。一次セキュリティ設定は、第1の聴覚装置鍵識別子を備えていてもよく、新しいセキュリティ設定を検証する工程は、一次セキュリティ設定の第1の聴覚装置鍵識別子に基づいて、新しい第1の聴覚装置鍵識別子が有効か否かを決定する工程を備えていてもよい。
上記方法では、聴覚装置のセキュリティ設定は、二次セキュリティ設定を備えていてもよく、新しいセキュリティ設定を検証する工程は、聴覚装置の二次セキュリティ設定に基づいていてもよい。1つ又は複数の例示的な方法では、新しい第1の聴覚装置鍵識別子は、新しい第1の聴覚装置鍵識別子が、聴覚装置証明書の第1の聴覚装置鍵識別子以上であり、二次セキュリティ設定の現在の第1の聴覚装置鍵識別子以上である場合、有効である。
上記方法では、新しいセキュリティ設定は、セキュリティアップデート識別子を備えていてもよく、新しいセキュリティ設定を検証する工程は、セキュリティアップデート識別子が、二次セキュリティ設定の現在のセキュリティアップデート識別子等の、二次セキュリティ設定に基づいて有効か否かを決定する工程を備えていてもよい。
上記方法では、聴覚装置のセキュリティ設定をアップデートする工程は、新しい第1の聴覚装置鍵識別子を二次セキュリティ設定に組み込む工程を備えていてもよい。
上記方法では、新しいセキュリティ設定は、1つ又は複数のクライアントデバイスタイプ失効識別子、及び/又は1つ若しくは複数のクライアントデバイス失効識別子、及び/又は1つ若しくは複数の署名装置失効識別子を備えていてもよい。聴覚装置のセキュリティ設定をアップデートする工程は、例えば聴覚装置の二次セキュリティ設定の1つ又は複数のクライアントデバイスタイプ失効識別子、及び/又は1つ若しくは複数のクライアントデバイス失効識別子、及び/又は1つ若しくは複数の署名装置失効識別子をアップデートする工程を備えていてもよい。
図1には、聴覚装置2を製造、保守/更新、及び/又は操作するために使用することができる例示的な装置が概略的に示されている。図1には、例示的システム1及び聴覚装置2が示されている。システム1は、製造装置12、クライアントデバイス10、及び聴覚装置のセキュリティ設定をアップデートすることを選択に含むが、それに限定されない、聴覚装置2を製造、保守/更新、及び/又は操作するためのサーバ装置16の1つ又は複数を備えていてもよい。製造装置12は、聴覚装置証明書を聴覚装置に送信/インストールするように構成されていてもよい。聴覚装置2は、聴覚装置2のユーザの聴力損失を補うように構成されていてもよい。聴覚装置2は、例えば、一方向又は双方向通信リンク等の通信リンク23を使用して、製造装置12と通信するように構成されていてもよい。通信リンク23は、有線リンク及び/又は無線通信リンクであってもよい。通信リンク23は、シングルホップ通信リンク又はマルチホップ通信リンクであってもよい。無線通信リンクは、Bluetooth(登録商標)、Bluetooth low energy、IEEE802.11、Zigbee等の短距離通信システムで伝達され得る。聴覚装置2は、製造装置12から聴覚装置証明書を受信し、聴覚装置証明書を、例えば一次セキュリティ設定の一部として、聴覚装置2に備えられるメモリ部に格納するように構成されていてもよい。その代わりに又はそれに加えて、製造装置12は、聴覚装置のメモリ部に聴覚装置証明書を直接格納してもよい。例えば、製造装置12は、メモリ部に聴覚装置証明書を書き込んでもよい。例えば、製造装置12は、聴覚装置2の製造中に聴覚装置2に接続し、聴覚装置証明書を聴覚装置2に送信する。聴覚装置は、聴覚装置証明書を受信及び格納してもよい。そして、聴覚装置2は、必要な時にクライアントデバイスとの通信を保護するために、聴覚装置証明書に提供されている素材を使用してもよく、即ち、聴覚装置証明書が、聴覚装置の一次セキュリティ設定等のセキュリティ設定の一部を形成してもよい。聴覚装置2は、双方向通信リンク等の通信リンク21経由で、クライアントデバイス10に接続するように構成されていてもよい。通信リンク21は、有線リンク及び/又は無線通信リンクであってもよい。通信リンク21は、シングルホップ通信リンク又はマルチホップ通信リンクであってもよい。無線通信リンクは、Bluetooth、Bluetooth low energy、IEEE 802.11、Zigbee等の短距離通信システムで伝達され得る。聴覚装置2は、ネットワークでクライアントデバイス10に接続するように構成されていてもてもよい。クライアントデバイス10は、補聴器の遠隔フィッティングを許容し、ディスペンサは、ユーザのクライアントデバイス10経由で聴覚装置に接続する。クライアントデバイス10は、フィッティング装置14(例えば、携帯型デバイス、中継器、タブレット、パソコン、携帯電話、及び/又はパソコンに差し込むUSBドングル)等のクライアントとして作動する演算装置を備えていてもよい。クライアントデバイス10は、双方向通信リンク等の通信リンク24経由で、サーバ装置16と通信するように構成されていてもよい。通信リンク24は、有線リンク及び/又は無線通信リンクであってもよい。通信リンク24は、インターネット等のネットワークを構成してもよい。クライアントデバイス10は、保守及びアップデートの目的でサーバ装置16と通信するように構成されていてもよい。サーバ装置16は、サーバとして作動するように、つまり、クライアントデバイス10からの、及び/又は聴覚装置2からのリクエストに対応するように構成されている演算装置を備えていてもよい。サーバ装置16は、聴覚装置製造業者により制御されてもよい。サーバ装置16は、製造保守及び/又は運用上の目的ために、通信リンク22経由で製造装置12と通信するように構成されていてもよい。サーバ装置16及び製造装置12は、聴覚装置2の製造保守及び/又は運用上の目的で、同じ場所に設置されていてもよく、及び/又は1つの実体を形成していてもよい。
図2には、例示的な聴覚装置2が概略的に示されている。聴覚装置2は、処理部4、メモリ部6、及びインターフェース8を備える。聴覚装置2は、聴覚装置2のユーザの聴力損失を補うように構成されている処理部4を備える。インターフェース8は、例えば、2.4から2.5GHzまでの範囲の周波数での無線通信用に構成されている無線トランシーバを選択的に備える。インターフェース8は、製造装置12及び/又はクライアントデバイス10との、有線通信及び/又は無線通信等の通信用に構成されている。処理部4は、製造中に受信したデータに従って補聴器のユーザの聴力損失を補償するように構成されていてもよい。聴覚装置2は、選択的に、音響信号(複数可)を受信し、音響信号(複数可)を変換音響信号(複数可)に変換するためのマイクロホン5又は複数のマイクロホンを備える。また、1つ又は複数の例示的な聴覚装置では、インターフェースの無線トランシーバは、例えば、携帯電話又は無線送信機を有する音響システム等の外部音源から、1つ又は複数の変換音響信号を提供してもよい。変換音響信号(複数可)は、音響信号の電気的形態及び/又はデジタル形態であってもよい。処理部4は、変換音響信号(複数可)を受信し、聴覚装置2のユーザの聴力損失に応じて処理音響信号へと処理するように構成されている。処理音響信号は、圧縮及び/又は増幅等がなされていてもよい。聴覚装置2は、レシーバとして知られている出力トランスデューサ/スピーカ7を備える。レシーバ7は、処理音響信号を受信して、処理音響信号を、ユーザの鼓膜が受け取るための出力音響信号に変換するように構成されている。聴覚装置は、聴覚装置のセキュリティ設定178に従って作動するように構成されている。セキュリティ設定178は、聴覚装置証明書100を備える一次セキュリティ設定178Aを備える。セキュリティ設定178は、選択的に、二次セキュリティ設定178Bを備える。メモリ部6としては、これらに限定されないが、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)等を含む、取り外し可能なデータ記憶ユニット及び取り外しができないデータ記憶ユニットを含んでいてもよい。
図3には、例えば、聴覚装置の一次セキュリティ設定の一部である例示的な聴覚装置証明書100が概略的に示されている。聴覚装置証明書100は、聴覚装置識別子112、聴覚装置鍵を示す第1の聴覚装置鍵識別子114を含む少なくとも1つの聴覚装置鍵識別子、及び1つ又は複数の聴覚装置鍵を含む。聴覚装置識別子112は、固有の又は仮固有の識別子を指していてもよい。第1の聴覚装置鍵識別子114は、聴覚装置証明書の第1の聴覚装置鍵(複数可)を示す。例えば、第1の聴覚装置鍵識別子114は、聴覚装置証明書の第1のセット115の聴覚装置鍵(115A、115B、115C、115D)の聴覚装置鍵、例えば第1聴覚装置鍵115Aを示すか又は指し示すことができる。聴覚装置証明書100は、選択的に、2、3、又は4以上のセットの聴覚装置鍵を備え、異なるクライアントデバイス/クライアントデバイスタイプとの安全な通信を可能にする。聴覚装置証明書100は、第1の一次聴覚装置鍵115Aを含む、第1のセット115の聴覚装置鍵を備える。少なくとも1つの聴覚装置鍵識別子は、第1のセット115の聴覚装置鍵115A、115B、115C、115Dの聴覚装置鍵を示す第1の聴覚装置鍵識別子114を備える。第1のセット115の聴覚装置鍵は、例えば、第1のクライアントデバイス又は第1のクライアントデバイスタイプ間の通信の安全を確保するための専用の、第1の一次鍵115A、第1の二次鍵115B、第1の三次鍵115C、および第1の四次鍵115Dを備える。例えば、第1のセット115の聴覚装置鍵は、第1のクライアントデバイスとの聴覚装置データの通信の安全を確保するための、1セットの聴覚装置鍵115A、115B、115C、115Dであってもよい。
複数の聴覚装置鍵は、第2の一次聴覚装置鍵117A、第2の二次聴覚装置鍵117B、第2の三次聴覚装置鍵117C、及び/又は第2の四次聴覚装置鍵117Dを含む、第2のセット117の聴覚装置鍵を備えていてもよい。少なくとも1つの聴覚装置鍵識別子は、第2のセット117の聴覚装置鍵117A、117B、117C、117Dの聴覚装置鍵を示す第2の聴覚装置鍵識別子116を備える。聴覚装置は、第1のクライアントデバイス及び/又は第2のクライアントデバイス等の1つ又は複数のクライアントデバイスと通信するように構成されていてもよい。聴覚装置が通信するように構成されている各クライアントデバイス又はクライアントデバイスタイプの場合、聴覚装置証明書は、選択的に、特定のクライアントデバイス又はクライアントデバイスタイプとの安全な通信を可能にするように構成されている1セットの聴覚装置鍵を備える。聴覚装置証明書は、第3番の一次の聴覚装置鍵119A、第3番の二次聴覚装置鍵119B、第3の三次119聴覚装置鍵119C、及び/又は第3の四次聴覚装置鍵119Dを含む、第3のセット119の聴覚装置鍵を備えていてもよい。少なくとも1つの聴覚装置鍵識別子は、第3のセット119の聴覚装置鍵の聴覚装置鍵を示す第3の聴覚装置鍵識別子118を備える。聴覚装置証明書100は、第4の一次聴覚装置鍵(非表示)を含む、第4のセットの聴覚装置鍵を備えていてもよい。少なくとも1つの聴覚装置鍵識別子は、第4のセットの聴覚装置鍵の聴覚装置鍵を示す第4の聴覚装置鍵識別子を備える。聴覚装置2は、聴覚装置に接続されているクライアントデバイス又はクライアントデバイスタイプに基づいて1セットの聴覚装置鍵を選択し、選択したセット聴覚装置と関連する聴覚装置鍵識別子に基づいて、選択したセットの聴覚装置鍵から聴覚装置鍵を選択するように構成されていてもよい。
聴覚装置証明書100は、証明書タイプ識別子130を備える。証明書タイプ識別子130は、聴覚装置証明書100が、例えば、聴覚装置ファミリー証明書タイプ、聴覚装置証明書タイプ、ファームウェア証明書タイプ、アクセス権証明書タイプ、及びクライアントデバイス証明書タイプ等の様々な証明書タイプの中から選択される聴覚装置証明書であることを示す。証明書タイプ識別子130は、聴覚装置2が、どのタイプの証明書を受信、格納、認証、及び/又は取り出すかを特定可能にするために使用され得る。聴覚装置証明書100は、聴覚装置証明書のデータフォーマットバージョンを示すバージョン識別子を備えていてもよい。聴覚装置2は、聴覚装置証明書100がどのタイプのデータを備えているか、どのタイプのデータが、聴覚装置証明書のフィールドに備えられているかを決定するために、証明書タイプ識別子130及び/又はバージョン識別子を使用してもよい。例えば、聴覚装置2は、証明書タイプ識別子130及び/又はバージョン識別子に基づいて、証明書のどのフィールドがデジタル署名113を備えているか、及びどの公開鍵が、デジタル署名113の検証に必要であるかを決定してもよい。証明書タイプ識別子130と、デジタル署名113を生成するために使用した公開鍵−秘密鍵対との間に1対1のマッピングが存在することが想定され得る。聴覚装置証明書100は、聴覚装置証明書100の、例えばビット、バイトでの長さを示す、長さ識別子を備えていてもよい。
聴覚装置証明書100は、選択的に、署名装置識別子136を備える。署名装置識別子136は、聴覚装置証明書100に署名した装置(製造装置12等、例えば、製造装置12に含まれるICカード、スマートカード、ハードウェアセキュリティモジュール)を識別する固有の識別子を指す。署名装置識別子136は、例えば、メディアアクセス制御、MAC、署名装置のアドレス、シリアル番号を備えていてもよい。署名装置識別子136は、例えば、聴覚装置2が、例えばブラックリストに署名装置が記載されているか否かを決定し、したがってブラックリストに記載されている署名装置が署名した聴覚装置証明書100を拒絶することを許容する。
聴覚装置証明書100は、選択的に、第1のハードウェア識別子148及び/又は第2のハードウェア識別子(非表示)を含む1つ又は複数のハードウェア識別子を備える。ハードウェア識別子148は、処理部4、聴覚装置2に備わる無線チップ、聴覚装置2のデジタル信号プロセッサ等の、聴覚装置2に備わる1つのハードウェアを識別してもよい。また、第1のハードウェア識別子148(複数可)は、聴覚装置2に備わる1つのハードウェアのレジスタに、その1つのハードウェアの製造中に格納してもよい。第1のハードウェア識別子148は、シリアル番号、メディアアクセス制御、MAC、アドレス、チップ識別子、又はそれらの任意の組み合わせを備えていてもよい。聴覚装置証明書100は、第1のハードウェア識別子148、第2のハードウェア識別子、及び/又は第3のハードウェア識別子を備えていてもよい。例えば、第1のハードウェア識別子148は、聴覚装置2のハードウェアモジュール(例えば、処理部又は無線チップ)のレジスタに存在する第1の聴覚装置に特定の値を提供し、第2のハードウェア識別子は、聴覚装置2のハードウェアモジュールのレジスタに存在する第2の聴覚装置に特定の値を提供することができ、第3のハードウェア識別子は、第3のハードウェアモジュール識別子(例えば、処理部識別子、DSP識別子)を提供してもよい。聴覚装置2は、例えば、起動時に、その格納されているハードウェア識別子を、聴覚装置証明書100に備わる第1のハードウェア識別子148と比較することにより、聴覚装置証明書100を検証してもよい。このようにして、聴覚装置2は、聴覚装置に格納されている聴覚装置証明書が、聴覚装置2のためのものであるかを判断し、聴覚装置証明書のハードウェア識別子が、聴覚装置ハードウェアのハードウェアモジュールレジスタ値と一致しない場合、受信した聴覚装置証明書を拒絶してもよい。
聴覚装置証明書100は、選択的に、クライアントデバイスタイプ認証識別子144を備える。クライアントデバイスタイプは、タブレットプロダクトモデル、カテゴリ、又はタイプ、USBドングルプロダクトモデル、カテゴリ、又はタイプ等の、クライアントデバイスのモデル、カテゴリ、又はタイプを備えていてもよい。クライアントデバイスタイプ認証識別子144は、聴覚装置2が、フィッティング、保守、及び/又は操作のために通信することを許可し得るクライアントデバイスタイプの識別子等の、認証されたクライアントデバイスタイプの識別子である。クライアントデバイスタイプ認証識別子144は、例えば、聴覚装置2がフィッティングを許可すべきクライアントデバイスのタイプを示すビットフィールドである。
聴覚装置証明書100は、選択的に、ハードウェアプラットフォーム識別子138、ソフトウェアプラットフォーム識別子140、証明書タイムスタンプ142の1つ又は複数を備える。ハードウェアプラットフォーム識別子138は、作動可能な聴覚装置ハードウェアプラットフォーム等のハードウェアプラットフォーム、即ち聴覚装置証明書が使用され得るハードウェアプラットフォームを識別してもよい。ソフトウェアプラットフォーム識別子140は、聴覚装置証明書が作動するように構成されているソフトウェアプラットフォームのファミリーを識別してもよい。証明書タイムスタンプ142は、聴覚装置証明書100が生成された瞬間を示す製造装置12のタイムスタンプ等の、聴覚装置証明書100の生産又は製造のタイムスタンプを指す。証明書タイムスタンプ142は、例えば、時間、分、日、月、年の形式であってもよい。
聴覚装置証明書100は、デジタル署名113及び/又はMACを備える。デジタル署名113は、署名者正当性の検証(例えば、署名者が、正当な製造装置であるか否か)等の、聴覚装置証明書100の信憑性及び/又は内容の証明又は検証を可能にする。デジタル署名113は、聴覚装置の製造中に、装置ファミリー秘密鍵を使用して、製造装置12により生成される。
図4には、例示的なセキュリティ設定証明書108を概略的に示す図である。セキュリティ設定証明書108は、デジタル署名113及び/又はMACを備える。デジタル署名113は、署名者正当性の検証(例えば、署名者が正当な製造装置か否か)等の、セキュリティ設定証明書108の信憑性及び/又は内容の証明又は検証を可能にする。デジタル署名113は、セキュリティ設定秘密鍵を使用して、署名装置により生成される。
セキュリティ設定識別子108は、証明書タイプ識別子130を備える。証明書タイプ識別子130は、セキュリティ設定証明書108が、例えば、聴覚装置ファミリー証明書タイプ、聴覚装置証明書タイプ、ファームウェア証明書タイプ、研究開発証明書タイプ、セキュリティ設定証明者、及びクライアントデバイス証明書タイプ等の様々な証明書タイプの中から選択されるセキュリティ設定証明書であることを示す。証明書タイプ識別子130は、聴覚装置2が、どのタイプの証明書を受信、格納、認証、及び/又は取り出すかを特定することを可能にするために使用され得る。セキュリティ設定証明書108は、セキュリティ設定証明書108のデータフォーマットバージョンを示すバージョン識別子132を備えていてもよい。聴覚装置2は、セキュリティ設定証明書108がどのタイプのデータを備えているか、どのタイプのデータが、聴覚装置証明書100のフィールドに備えられているかを決定するために、証明書タイプ識別子130及び/又はバージョン識別子132を使用してもよい。セキュリティ設定証明書108は、セキュリティ設定証明書108の、例えばビット、バイトでの長さを示す長さ識別子134を備えていてもよい。例えば、聴覚装置2は、証明書タイプ識別子130、バージョン識別子132、及び/又は長さ識別子134に基づいて、証明書108のどのフィールドがデジタル署名113を備えているか、及びどの公開鍵が、デジタル署名113の検証に必要であるかを決定してもよい。証明書タイプ識別子130と、デジタル署名113を生成するために使用された公開鍵−秘密鍵対との間に1対1のマッピングが存在することが想定され得る。
セキュリティ設定証明書108は、選択的に署名装置識別子136を備える。署名装置識別子136は、セキュリティ設定証明書108に署名した装置(製造装置12等、例えば、製造装置12に含まれるICカード、スマートカード、ハードウェアセキュリティモジュール)を識別する固有の識別子を指す。署名装置識別子136は、例えば、メディアアクセス制御、MAC、署名装置のアドレス、シリアル番号を備えていてもよい。署名装置識別子136により、例えば、聴覚装置2は、例えば、二次セキュリティ設定の署名装置失効識別子(複数可)に基づいて、署名装置が、例えばブラックリストに記載されているか否かを決定し、したがってブラックリストに記載されている署名装置が署名したセキュリティ設定証明書108を拒絶すること許容する。
セキュリティ設定証明書108は、セキュリティアップデート識別子170を備える。セキュリティアップデート識別子170は、例えば、聴覚装置2が、聴覚装置の現在のセキュリティ設定がアップデートされていない/期限切れセキュリティ設定又は古いセキュリティ設定と置換されていないことを確認することを許容する。セキュリティ設定証明書108は、クライアントデバイスタイプ失効識別子172、クライアントデバイス失効識別子174、及び/又は署名装置失効識別子176の1つ又は複数を備える。これにより、聴覚装置は、クライアントデバイスタイプ(つまり、クライアントデバイスのグループ)、特定のクライアントデバイス、及び/又は署名装置をブラックリストに記載するか又は無効にすることができる。
図5には、複数のクライアントデバイスタイプ、クライアントデバイス、及び/又は署名装置を、1回のセキュリティアップデートでブラックリストに記載するか又は失効させることが可能である例示的なセキュリティ設定証明書108Aが概略的に示されている。セキュリティ設定証明書108Aは、クライアントデバイスタイプ失効識別子のリスト又は配列172B及びクライアントデバイスタイプ失効識別子の数172Aのフィールドを備える。セキュリティ設定証明書108Aは、クライアントデバイス失効識別子のリスト又は配列174B及びクライアントデバイス失効識別子の数174Aのフィールドを備える。セキュリティ設定証明書108Aは、署名装置失効識別子のリスト又は配列176B及び署名装置失効識別子の数176Aのフィールドを備える。クライアントデバイスタイプ失効識別子(複数可)、クライアントデバイス失効識別子(複数可)、及び/又は署名装置失効識別子(複数可)のリストは、セキュリティアップデートの回数を低減することができる。更に、聴覚装置は、セキュリティ設定アップデートで以前に格納された失効識別子を削除するように構成されていてもよい。更に、聴覚装置製造業者は、以前に送信したセキュリティ設定が、聴覚装置に受信され、アップデートされたことに依存する必要がない。
図6には、聴覚装置2等の聴覚装置のセキュリティ設定をアップデートするための例示的な信号伝達ダイアグラムが示されている。聴覚装置2は、メモリ部に格納されている聴覚装置のセキュリティ設定に従って作動するように構成されている。聴覚装置は、例えば、図示されているように、クライアントデバイス10から新しいセキュリティ設定401を受信することにより、聴覚装置2のインターフェースを経由して、新しいセキュリティ設定401を取得するように構成されている処理部を備える。新しいセキュリティ設定401は、セキュリティ設定証明書108又はセキュリティ証明書108Aを備える。新しいセキュリティ設定の受信時に、処理部は、新しいセキュリティ設定を検証するように構成されている。1つ又は複数の例示的な聴覚装置では、新しいセキュリティ設定の検証は、セキュリティアップデート識別子170が有効か否かを決定すること、及びデジタル署名113を検証することを少なくとも備える。したがって、新しいセキュリティ設定を検証するために、幾つかの下位検証が実施される場合がある。1つ又は複数の例示的な聴覚装置では、新しいセキュリティ設定の検証は、証明書タイプ識別子130を検証すること、バージョン識別子132が有効であることを検証すること、セキュリティ設定証明書の署名装置識別子136が、ブラックリストに記載されていないことを検証すること、セキュリティアップデート識別子170が有効か否かを検証/決定すること、及びデジタル署名113を検証することを備える。聴覚装置2の処理部は、新しいセキュリティが承認された(承認基準が満たされている)場合、新しいセキュリティ設定に基づいて、聴覚装置のセキュリティ設定をアップデートするように構成されている。
図7は、聴覚装置のユーザの聴力損失を補償するように構成されている処理部、メモリ部、及びインターフェースを含む聴覚装置をアップデートするための例示的な方法であって、聴覚装置が、聴覚装置のセキュリティ設定に従って作動するように構成されている方法のフローダイアグラムである。方法500は、インターフェースを経由して、新しいセキュリティ設定を取得する工程S1、例えば、クライアントデバイスから受信する工程、及び新しいセキュリティ設定を検証する工程S2を備える。上記方法は、新しいセキュリティ設定が承認される場合(S3)、新しいセキュリティ設定に基づいて、聴覚装置のセキュリティ設定をアップデートする工程S4に進む。上記方法は、新しいセキュリティ設定が承認されない場合、新しいセキュリティ設定を無視する工程S5に進む。
図8は、新しいセキュリティ設定を検証する工程S2の一例を示すフローダイアグラムである。新しいセキュリティ設定を検証する工程S2は、新しいセキュリティ設定の証明書タイプ識別子を検証する工程S21を備える。証明書タイプ識別子が承認される場合、検証S2は、選択的に、新しいセキュリティ設定のバージョン識別子を検証する工程S22、例えば、バージョン識別子が聴覚装置のファームウェアにサポートされているか否かを決定することを備える。バージョン識別子が承認される場合、検証する工程S2は、新しいセキュリティ設定のセキュリティアップデート識別子を検証する工程S23、例えば、セキュリティアップデート識別子が、二次セキュリティ設定の現在のセキュリティアップデート識別子に基づいて有効であるか否か、例えば、新しいセキュリティ設定のセキュリティアップデート識別子が、二次セキュリティ設定の現在のセキュリティアップデート識別子よりも大きいか否かを決定することを備える。セキュリティアップデート識別子が承認される場合、検証する工程S2は、新しいセキュリティ設定の署名装置識別子を検証する工程S24を備える。例えば、署名装置識別子がブラックリストに記載されていないこと、即ち、聴覚装置の二次セキュリティ設定の署名装置失効識別子に対応していないことが検証される。署名装置識別子が承認される場合、検証する工程S2は、例えば、セキュリティ設定公開鍵を使用して、新しいセキュリティ設定のデジタル署名を検証する工程S25を備える。デジタル署名が承認される場合、新しいセキュリティ設定は承認される(S26)。検証する工程S21、S22、S23、S24、S25のいずれかの動作が不承認となった場合、新しいセキュリティ設定は承認されない(S27)。1つ又は複数の例示的な方法では、S21及び/又はS22は省略される。S21、S22、S23、S24、S25の順序は、変更され得る。
図9は、新しいセキュリティ設定に基づく、聴覚装置のセキュリティ設定をアップデートする工程S4の一例を示すフローダイアグラムである。聴覚装置のセキュリティ設定をアップデートする工程S4は、新しいセキュリティ設定の新しい第1の聴覚装置鍵識別子(複数可)、一次セキュリティ設定/聴覚装置証明書の聴覚装置鍵識別子(複数可)、及び/又は聴覚装置の二次セキュリティ設定の現在の聴覚装置鍵識別子(複数可)に基づいて、未来の聴覚装置鍵識別子(複数可)を決定する工程S41を備える。聴覚装置のセキュリティ設定をアップデートする工程S4は、未来の聴覚装置鍵識別子(複数可)を、現在の聴覚装置鍵識別子(複数可)として、聴覚装置のメモリ部に格納する工程S42を備える。聴覚装置のセキュリティ設定をアップデートする工程S4は、新しいセキュリティ設定の失効識別子(複数可)をアップデートする工程S43を備えていてもよい。選択的に、上記方法は、例えば、新しいセキュリティ設定に基づいて、どの失効識別子(複数可)又は失効識別子のリストをアップデートすべきかを選択する工程S44を備える。例えば、失効識別子の数を示すフィールド172A、174A、176Aが、デフォルト値、例えばゼロに設定されている場合、それぞれの失効識別子又は失効識別子のリストは、アップデートされるべきでない。新しいセキュリティ設定の失効識別子(複数可)をアップデートする工程S43は、新しいセキュリティ設定の失効識別子又は選択された失効識別子を、メモリ部の二次セキュリティ設定に格納する工程S45を備える。例示的な方法では、新しいセキュリティ設定の失効識別子(複数可)をアップデートする工程S43は、以前に格納された失効識別子(複数可)を削除する工程S46を選択的に備える。
用語「第1」、「第2」、「一次」、「二次」、「三次」、及び「四次」等の使用は、いかなる特定の順序を示唆するものではなく、それらは個々の要素を識別するために含まれていることが留意されるべきである。更に、用語「第1」、「第2」等の使用は、いかなる順序又は重要性を示すものではなく、むしろ用語「第1」、「第2」等は、1つの要素を別の要素と区別するために使用される。単語「第1」及び「第2」は、本明細書及び他所では、呼称の目的で使用されているに過ぎず、いかなる特定の空間的又は時間的な順序を示すためのものではないことに留意されたい。更に、第1の要素という呼称は、第2の要素が存在することを示唆するものではない。
例示的な聴覚装置及び方法が、以下の項目に示されている。
項目1.聴覚装置であって、
聴覚装置のユーザの聴力損失を補うように構成されている処理部と、
メモリ部と、
インターフェースと、を備え、
聴覚装置が、メモリ部に格納されている聴覚装置のセキュリティ設定に従って作動するように構成されており、処理部は、
インターフェースを経由して、聴覚装置鍵を示す新しい第1の聴覚装置鍵識別子を備える新しいセキュリティ設定を取得し、
新しいセキュリティ設定を検証し、
新しいセキュリティ設定が承認される場合、新しいセキュリティ設定に基づいて、聴覚装置のセキュリティ設定をアップデートするように構成されている聴覚装置。
項目2.新しいセキュリティ設定は、デジタル署名を備え、新しいセキュリティ設定の検証は、新しいセキュリティ設定の上記デジタル署名を検証することを備える、項目1に記載の聴覚装置。
項目3.新しいセキュリティ設定の検証は、新しい第1の聴覚装置鍵識別子を認証することを備え、新しい第1の聴覚装置鍵識別子が有効である場合、新しいセキュリティ設定が承認される、項目1又は2に記載の聴覚装置。
項目4.聴覚装置のセキュリティ設定は、聴覚装置証明書を含む一次セキュリティ設定を備え、聴覚装置は、聴覚装置の一次セキュリティ設定に基づいて、新しいセキュリティ設定を検証するように構成されている、項目1〜3のいずれか一項に記載の聴覚装置。
項目5.一次セキュリティ設定は、第1の聴覚装置鍵識別子を備え、新しいセキュリティ設定の検証は、一次セキュリティ設定の第1の聴覚装置鍵識別子に基づいて、新しい第1の聴覚装置鍵識別子が有効か否かを決定する工程を備える、項目4に記載の聴覚装置。
項目6.聴覚装置のセキュリティ設定は、二次セキュリティ設定を備え、聴覚装置は、聴覚装置の二次セキュリティ設定に基づいて、新しいセキュリティ設定を検証するように構成されている、項目1〜5のいずれか一項に記載の聴覚装置。
項目7.新しいセキュリティ設定は、セキュリティアップデート識別子を備え、新しいセキュリティ設定の検証は、二次セキュリティ設定に基づいて、セキュリティアップデート識別子が有効か否かを決定することを含む、項目6に記載の聴覚装置。
項目8.聴覚装置のセキュリティ設定のアップデートは、新しい第1の聴覚装置鍵識別子を、二次セキュリティ設定に組み込むことを備える、項目6又は7に記載の聴覚装置。
項目9.新しいセキュリティ設定は、1つ又は複数のクライアントデバイスタイプ失効識別子、及び/又は1つ又は複数のクライアントデバイス失効識別子、及び/又は1つ又は複数の署名装置失効識別子を備える、項目1〜8のいずれか一項に記載の聴覚装置。
項目10.聴覚装置のセキュリティ設定のアップデートは、聴覚装置の二次セキュリティ設定の1つ又は複数のクライアントデバイスタイプ失効識別子、及び/又は1つ又は複数のクライアントデバイス失効識別子、及び/又は1つ又は複数の署名装置失効識別子をアップデートすることを備える、項目9に記載の聴覚装置。
項目11.聴覚装置のユーザの聴力損失を補償するように構成されている処理部と、メモリ部と、インターフェースと、を備える聴覚装置をアップデートする方法であって、聴覚装置は、聴覚装置のセキュリティ設定に従って作動するように構成されており、この方法は、
インターフェースを経由して、聴覚装置鍵を示す新しい第1の聴覚装置鍵識別子を備える新しいセキュリティ設定を取得する工程と、
新しいセキュリティ設定を検証する工程と、
新しいセキュリティ設定が承認される場合、新しいセキュリティ設定に基づいて、聴覚装置のセキュリティ設定をアップデートする工程と、を備える方法。
項目12.新しいセキュリティ設定は、デジタル署名を備え、新しいセキュリティ設定を検証する工程は、新しいセキュリティ設定のデジタル署名を検証する工程を備える、項目11に記載の方法。
項目13.新しいセキュリティ設定を検証する工程は、新しい第1の聴覚装置鍵識別子を認証する工程を含み、新しい第1の聴覚装置鍵識別子が有効である場合、新しいセキュリティ設定が承認される、項目11又は12に記載の方法。
項目14.聴覚装置のセキュリティ設定は、聴覚装置証明書を含む一次セキュリティ設定を備え、新しいセキュリティ設定を検証する工程は、聴覚装置の一次セキュリティ設定に基づく、項目11〜13のいずれか一項に記載の方法。
項目15.一次セキュリティ設定は、第1の聴覚装置鍵識別子を備え、新しいセキュリティ設定を検証する工程は、一次セキュリティ設定の第1の聴覚装置鍵識別子に基づいて、新しい第1の聴覚装置鍵識別子が有効か否かを決定する工程を備える、項目14に記載の方法。
項目16.聴覚装置のセキュリティ設定は、二次セキュリティ設定を備え、新しいセキュリティ設定を検証する工程は、聴覚装置の二次セキュリティ設定に基づく、項目11〜15のいずれか一項に記載の方法。
項目17.新しいセキュリティ設定は、セキュリティアップデート識別子を備え、新しいセキュリティ設定を検証する工程は、二次セキュリティ設定に基づいて、セキュリティアップデート識別子が有効か否かを決定する工程を備える、項目16に記載の方法。
項目18.聴覚装置のセキュリティ設定をアップデートする工程は、新しい第1の聴覚装置鍵識別子を、二次セキュリティ設定に組み込む工程を備える、項目16又は17に記載の方法。
項目19.新しいセキュリティ設定は、1つ又は複数のクライアントデバイスタイプ失効識別子、及び/又は1つ又は複数のクライアントデバイス失効識別子、及び/又は1つ又は複数の署名装置失効識別子を備える、項目11〜18のいずれか一項に記載の方法。
項目20.聴覚装置のセキュリティ設定をアップデートする工程は、聴覚装置の二次セキュリティ設定の1つ又は複数のクライアントデバイスタイプ失効識別子、及び/又は1つ若しくは複数のクライアントデバイス失効識別子、及び/又は1つ若しくは複数の署名装置失効識別子をアップデートする工程を備える、項目19に記載の方法。
特定の特徴が表示及び記載されているが、それらは、特許請求されている発明を限定するためのものではないことが理解されるだろう。また、当業者であれば、特許請求されている発明の趣旨及び範囲から逸脱せずに、種々の変更及び改変をなすことができることが明白になるだろう。したがって、本明細書及び図面は、限定的な意味ではではなく例示的な意味で受け取られるべきである。特許請求されている発明は、代替物、改変物、及び均等物を全て包含することが意図されている。
1 システム
2 聴覚装置
4 処理部
5 マイクロホン
6 メモリ部
7 レシーバ
8 インターフェース
10 クライアントデバイス
12 製造装置
14 フィッティング装置
16 サーバ装置
21 クライアントデバイスと聴覚装置との通信リンク
22 サーバ装置と製造装置との通信リンク
23 聴覚装置と製造装置との通信リンク
24 サーバ装置とクライアントデバイス/フィッティング装置との通信リンク
100 聴覚装置証明書
108、108A セキュリティ設定証明書
112 聴覚装置識別子
113 デジタル署名
114 第1の聴覚装置鍵識別子
115 第1のセットの聴覚装置鍵
115A 第1の一次聴覚装置鍵
115B 第1の二次聴覚装置鍵
115C 第1の三次聴覚装置鍵
115D 第1の四次聴覚装置鍵
116 第2の聴覚装置鍵識別子
117 第2のセットの聴覚装置鍵
117A 第2の一次聴覚装置鍵
117B 第2の二次聴覚装置鍵
117C 第2の三次聴覚装置鍵
117D 第2の四次聴覚装置鍵
118 第3の聴覚装置キー識別子
119 第3のセットの聴覚装置鍵
119A 第3の一次聴覚装置鍵
119B 第3の二次聴覚装置鍵
119C 第3の三次聴覚装置鍵
119D 第3の四次聴覚装置鍵
130 証明書タイプ識別子
136 署名装置識別子
138 ハードウェアプラットフォーム識別子
140 ソフトウェアプラットフォーム識別子
142 証明書タイムスタンプ
144 クライアントデバイスタイプ認証識別子
146 トークンパラメータ
148 第1のハードウェア識別子
170 セキュリティアップデート識別子
172 クライアントデバイスタイプ失効識別子
172A クライアントデバイスタイプ失効識別子の数
172B クライアントデバイスタイプ失効識別子のリスト又は配列
174 クライアントデバイス失効識別子
174A クライアントデバイス失効識別子の数
174B クライアントデバイス失効識別子のリスト又は配列
176 署名装置失効識別子
176A 署名装置失効識別子の数
176B 署名装置失効識別子のリスト又は配列
178 セキュリティ設定
178A 一次セキュリティ設定
178B 二次セキュリティ設定
400 信号伝達ダイアグラム
401 新しいセキュリティ設定
500 聴覚装置のアップデート方法
S1 新しいセキュリティ設定を取得する工程
S2 新しいセキュリティ設定を検証する工程
S3 新しいセキュリティ設定の検証 OK?
S4 聴覚装置のセキュリティ設定をアップデートする工程
S5 新しいセキュリティ設定を無視する工程

Claims (15)

  1. 聴覚装置であって、
    前記聴覚装置のユーザの聴力損失を補うように構成されている処理部と、
    メモリ部と、
    インターフェースと、を備え、
    前記聴覚装置は、前記メモリ部に格納されている前記聴覚装置のセキュリティ設定に従って作動するように構成されており、
    前記処理部は、
    前記インターフェースを経由して、聴覚装置鍵を示す新しい第1の聴覚装置鍵識別子を含む新しいセキュリティ設定を取得し、
    前記新しいセキュリティ設定を検証し、
    前記新しいセキュリティ設定が承認される場合、前記新しいセキュリティ設定に基づいて、前記聴覚装置の前記セキュリティ設定をアップデートするように構成されている聴覚装置。
  2. 前記新しいセキュリティ設定は、デジタル署名を備え、前記新しいセキュリティ設定の検証は、前記新しいセキュリティ設定の前記デジタル署名を検証することを備える、請求項1に記載の聴覚装置。
  3. 前記新しいセキュリティ設定の検証は、前記新しい第1の聴覚装置鍵識別子を認証することを備え、前記新しい第1の聴覚装置鍵識別子が有効である場合、前記新しいセキュリティ設定が承認される、請求項1又は2に記載の聴覚装置。
  4. 前記聴覚装置の前記セキュリティ設定は、聴覚装置証明書を含む一次セキュリティ設定を備え、前記聴覚装置は、前記聴覚装置の前記一次セキュリティ設定に基づいて、前記新しいセキュリティ設定を検証するように構成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の聴覚装置。
  5. 前記一次セキュリティ設定は、第1の聴覚装置鍵識別子を備え、前記新しいセキュリティ設定の検証は、前記一次セキュリティ設定の前記第1の聴覚装置鍵識別子に基づいて、前記新しい第1の聴覚装置鍵識別子が有効か否かを決定することを備える、請求項4に記載の聴覚装置。
  6. 前記聴覚装置の前記セキュリティ設定は、二次セキュリティ設定を備え、前記聴覚装置は、前記聴覚装置の前記二次セキュリティ設定に基づいて、前記新しいセキュリティ設定を検証するように構成されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の聴覚装置。
  7. 前記新しいセキュリティ設定は、セキュリティアップデート識別子を備え、前記新しいセキュリティ設定の検証は、前記二次セキュリティ設定に基づいて、前記セキュリティアップデート識別子が有効か否かを決定することを備える、請求項6に記載の聴覚装置。
  8. 前記聴覚装置の前記セキュリティ設定のアップデートは、前記新しい第1の聴覚装置鍵識別子を、前記二次セキュリティ設定に組み込むことを備える、請求項6又は7に記載の聴覚装置。
  9. 前記新しいセキュリティ設定は、1つ又は複数のクライアントデバイスタイプ失効識別子、及び/又は1つ若しくは複数のクライアントデバイス失効識別子、及び/又は1つ若しくは複数の署名装置失効識別子を備える、請求項1〜8のいずれか一項に記載の聴覚装置。
  10. 前記聴覚装置の前記セキュリティ設定のアップデートは、前記聴覚装置の二次セキュリティ設定の1つ又は複数のクライアントデバイスタイプ失効識別子、及び/又は1つ又は複数のクライアントデバイス失効識別子、及び/又は1つ又は複数の署名装置失効識別子をアップデートすることを備える、請求項9に記載の聴覚装置。
  11. 聴覚装置のユーザの聴力損失を補償するように構成されている処理部と、メモリ部と、インターフェースと、を備える前記聴覚装置を更新する方法であって、前記聴覚装置は、前記聴覚装置のセキュリティ設定に従って作動するように構成されており、
    前記方法は、
    前記インターフェースを経由して、聴覚装置鍵を示す新しい第1の聴覚装置鍵識別子を備える新しいセキュリティ設定を取得する工程と、
    前記新しいセキュリティ設定を検証する工程と、
    前記新しいセキュリティ設定が承認される場合、前記新しいセキュリティ設定に基づいて、前記聴覚装置の前記セキュリティ設定をアップデートする工程と、を備える方法。
  12. 前記新しいセキュリティ設定は、デジタル署名を備え、前記新しいセキュリティ設定を検証する工程は、前記新しいセキュリティ設定の前記デジタル署名を検証する工程を備える、請求項11に記載の方法。
  13. 前記新しいセキュリティ設定を検証する工程は、前記新しい第1の聴覚装置鍵識別子を認証する工程を備え、前記新しい第1の聴覚装置鍵識別子が有効である場合、前記新しいセキュリティ設定が承認される、請求項11又は12に記載の方法。
  14. 前記聴覚装置の前記セキュリティ設定は、聴覚装置証明書を含む一次セキュリティ設定を備え、前記新しいセキュリティ設定を検証する工程は、前記聴覚装置の前記一次セキュリティ設定に基づく、請求項11〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記一次セキュリティ設定は、第1の聴覚装置鍵識別子を備え、前記新しいセキュリティ設定を検証する工程は、前記一次セキュリティ設定の前記第1の聴覚装置鍵識別子に基づいて、前記新しい第1の聴覚装置鍵識別子が有効か否かを決定する工程を備える、請求項14に記載の方法。
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