JP2017063341A - 制御装置、通信システム及び制御方法 - Google Patents

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寺本 圭一
Keiichi Teramoto
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Abstract

【課題】低コストで無線とPLC両方の通信に対応できる制御装置、通信システム及び制御方法を提供することである。【解決手段】ホームゲートウェイ10は、媒体Aにより、スマートメータ30または該スマートメータ30と媒体Bにより通信接続される変換アダプタ20と通信を行う通信部11と、媒体Aにより変換アダプタ20と通信接続する際に、自装置または変換アダプタ20のいずれか一方から他方へ認証に関する認証情報が送信され、該認証情報に基づく認証が成功した場合には、変換アダプタ20を介してスマートメータ30と通信を確立するように制御する通信制御部12bとを具備する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、制御装置、通信システム及び制御方法に関する。
通信機能を有する電力メータから電力線通信によって受信した電力線通信信号を、無線通信によって所定装置へ送信するPLCが知られている。
特開2014−57213号公報
ところで、スマートメータは、通信環境に応じて無線または電力線通信(PLC:Power Line Communication)のいずれかに対応したものが設置されるが、これに接続されるホームゲートウェイ(HGW:Home Gateway)側で無線とPLC両方の通信方式に対応するのはコストが増大するという課題がある。
本発明は、低コストで無線とPLC両方の通信に対応できる制御装置、通信システム及び制御方法を提供することである。
実施形態の制御装置は、第一の通信方式により、接続先機器または該接続先機器と第二の通信方式により通信接続されるアダプタと通信を行う通信部と、前記第一の通信方式により前記アダプタと通信接続する際に、自装置または前記アダプタのいずれか一方から他方へ認証に関する認証情報が送信され、該認証情報に基づく認証が成功した場合には、前記アダプタを介して前記接続先機器と通信を確立するように制御する通信制御部とを具備する。
実施形態に係る制御装置、通信システム及び制御方法によれば、低コストで無線とPLC両方の通信に対応できる。
図1は、第1の実施形態に係る通信システムの一例の概要を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係るホームゲートウェイの構成の一例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係る通信情報記憶部に記憶される情報の一例を説明する図である。 図4は、第1の実施形態に係る通信システムにおける通信確立処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図5は、第2の実施形態に係るホームゲートウェイの構成の一例を示す図である。 図6は、第2の実施形態に係る通信システムにおける通信確立処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図7は、変換アダプタ故障時の再接続処理の一例を説明する図である。 図8は、ホームゲートウェイ故障時の再接続処理の一例を説明する図である。
以下で説明する実施形態に係る制御装置は、第一の通信方式により、接続先機器または該接続先機器と第二の通信方式により通信接続されるアダプタと通信を行う通信部と、第一の通信方式によりアダプタと通信接続する際に、自装置またはアダプタのいずれか一方から他方へ認証に関する認証情報が送信され、該認証情報に基づく認証が成功した場合には、アダプタを介して接続先機器と通信を確立するように制御する通信制御部とを具備する。
また、実施形態に係る制御装置は、所定の周波数にてペアリングIDを含む情報をアダプタに送信し、該アダプタから応答を受信すると、自装置からアダプタへ認証情報を送信して認証を要求する認証要求部をさらに具備する。通信制御部は、認証要求部によって送信された認証情報に基づく認証が成功した場合には、アダプタを介して接続先機器と通信を確立するように制御する。
また、実施形態に係る制御装置は、所定の周波数にてペアリングIDを含む情報をアダプタから受信すると該アダプタへ応答を送信し、アダプタから認証情報を受信した場合には、該認証情報を用いて認証を行う認証処理部をさらに具備する。通信制御部は、認証処理部によって認証が成功した場合には、アダプタを介して接続先機器と通信を確立するように制御する。
また、実施形態に係る通信システムは、接続先機器と、アダプタと、接続先機器またはアダプタと通信を行う制御装置とを有する通信システムであって、制御装置が、第一の通信方式により、接続先機器または該接続先機器と第二の通信方式により通信接続されるアダプタと通信を行う通信部と、第一の通信方式によりアダプタと通信接続する際に、自装置またはアダプタのいずれか一方から他方へ認証に関する認証情報が送信され、該認証情報に基づく認証が成功した場合には、アダプタを介して接続先機器と通信を確立するように制御する通信制御部とを具備する。
また、実施形態に係る制御方法は、制御装置によって実行される制御方法であって、制御装置が、第一の通信方式により、接続先機器または該接続先機器と第二の通信方式により通信接続されるアダプタと通信を行う通信部を具備し、第一の通信方式によりアダプタと通信接続する際に、自装置またはアダプタのいずれか一方から他方へ認証に関する認証情報が送信され、該認証情報に基づく認証が成功した場合には、アダプタを介して接続先機器と通信を確立するように制御する通信制御ステップを含む。
[第一の実施形態]
以下に、本発明にかかる制御装置、通信システム及び制御方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
[通信制御システムの構成の一例]
図1は、通信システム100の一例の概要を示す図である。図1を参照し、実施形態に係る制御装置であるホームゲートウェイ10を含む通信システム100の一例につき説明する。図1に示す実施形態に係る通信システム100は、ホームゲートウェイ10と、変換アダプタ20と、スマートメータ30A、30Bとを有する。なお、図1に例示した各装置の数は一例であり、これに限定されるものではない。なお、スマートメータ30A、30Bを特に区別なく説明する場合には、スマートメータ30と記載する。
ホームゲートウェイ10は、HEMS((Home Energy Management System))のコントロールを行う制御装置であり、家電等の機器の状態を取得したり、各機器に対する制御指令を出したりする。また、ホームゲートウェイ10は、Wi−SUN規格に準拠した920MHzを通信媒体(以下、適宜「媒体A)と記載する)として使用することで、変換アダプタ20またはスマートメータ30との間で通信を行う。ここで、ホームゲートウェイ10は、Wi−SUN規格に準拠した920MHzを通信媒体として使用するための通信IF(Interface)を有する。
変換アダプタ20は、Wi−SUN規格に準拠した920MHzを通信媒体(図では、媒体Aと記載)として使用することで、ホームゲートウェイ10との間で通信を行う。また、変換アダプタ20は、G3−PLC規格に準拠したPLCを通信媒体(以下、適宜「媒体B」と記載する)として使用することで、スマートメータ30との間で通信を行う。
スマートメータ30は、家電等の機器が使用した電力である電力使用量を計測する装置であって、ホームゲートウェイ10の通信相手となる接続先機器である。図1に例示するように、スマートメータ30Aに対しては、ホームゲートウェイ10は媒体Aを用いて接続する。また、スマートメータ30Bに対しては、ホームゲートウェイ10は媒体Aを用いて変換アダプタ20と接続し、変換アダプタ20が媒体Bへ中継処理を施しスマートメータBと接続する。
上述したように、ホームゲートウェイ10は、媒体Aを使用するための通信IFのみを有し、媒体Bを使用するための通信IFを有さないものとする。また、変換アダプタ20は、媒体Aおよび媒体Bの通信IFがそれぞれ搭載されているものとする。なお、スマートメータ30Aは、媒体Aを使用するための通信IFのみが搭載され、スマートメータ30Bは、媒体Bを使用するための通信IFのみが搭載されているものとする。
[ホームゲートウェイの構成の一例]
図2を参照し、ホームゲートウェイ10の構成について説明する。図2は、ホームゲートウェイの構成の一例を示す図である。ホームゲートウェイ10は、通信部11と、制御部12と、記憶部13と、を備える。
通信部11は、変換アダプタ20またはスマートメータ30と通信を行う通信IFである。具体的には、通信部11は、Wi−SUN規格に準拠した920MHzを使用した通信により、スマートメータ30、または、スマートメータ30とPLCにより通信接続される変換アダプタ20と通信を行う。
記憶部13は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部13は、通信情報記憶部13aを有する。
通信情報記憶部13aは、通信に関する情報を記憶する。例えば、図3に例示するように、通信情報記憶部13aは、通信相手と通信する場合に、通信に使用する「周波数帯」と、「PAN(Personal Area Network)ID」と、通信相手の「MACアドレス」とを対応付けて記憶する。
制御部12は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。また、制御部12は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。かかる制御部12は、認証要求部12aと、通信制御部12bとを有する。
認証要求部12aは、所定の周波数にてペアリングIDを含む情報を変換アダプタ20に送信し、該変換アダプタ20から応答を受信すると、自装置から変換アダプタ20へ認証情報を送信して認証を要求する。
通信制御部12bは、媒体Aにより変換アダプタ20と通信接続する際に、自装置または変換アダプタ20のいずれか一方から他方へ認証に関する認証情報が送信され、該認証情報に基づく認証が成功した場合には、変換アダプタ20を介してスマートメータ30と通信を確立するように制御する。具体的には、通信制御部12bは、認証要求部12aによって送信された認証情報に基づく認証が成功した場合には、変換アダプタ20を介してスマートメータ30と通信を確立するように制御する。
ここで、ホームゲートウェイ10が、媒体A用の通信IFを持つスマートメータ30Aと接続する動作例の概要を説明する。まず、ホームゲートウェイ10は、Wi−SUN Bルートによって規定される手順に従い、スマートメータ30Aが管理するペアリングID_1を指定して無線上の各周波数帯へスキャンを実施する。そして、スマートメータ30Aは、自身が管理する周波数帯(チャネルX)にて、ペアリングID_1を有するスキャンを受信すると、自身のMACアドレス1やPANID_1を含む応答をホームゲートウェイ10へ返信する。ホームゲートウェイ10は、スマートメータ30Aからの応答を受信し、今後通信に使用するチャネルX、PANID_1、スマートメータ30AのMACアドレス1を記録する。以降、ホームゲートウェイ10は、チャネルX、PANID_1に対して、MACアドレス1に対応するIPv6リンクローカルアドレス1を指定して、通信を開始する。
[通信システムの処理手順]
次に、図4を参照して、ホームゲートウェイ10が、媒体B用の通信IFを持つスマートメータ30Bと接続する動作例を説明する。図4は、第1の実施形態に係る通信システムにおける通信確立処理の流れの一例を示すシーケンス図である。一般的に、媒体B用の通信IFを有するスマートメータ30Bと通信する場合、ホームゲートウェイ10が媒体B用の通信IFを搭載すれば良いが、ここでは、ホームゲートウェイ10のコスト制約により媒体A用の通信IFしか搭載できないときに、変換アダプタ20を介して動作する例を示す。また、第1の実施形態では、変換アダプタ20とホームゲートウェイ10との間では、Wi−SUN Bルート仕様を活用し、変換アダプタ20を親機、ホームゲートウェイ10を子機とした場合の動作例を説明する。
なお、以下に説明する処理を行う前に、変換アダプタ20は、G3−PLCによって規定される手順に従い、スマートメータ30Bを検知し、両者での接続を事前に確立しているものとする。実際にはセキュア通信の確立に必要な、IDとパスワードをスマートメータ30Bと変換アダプタ20が事前共有することが必要となる。スマートメータ30Bにはあらかじめ、ID_2とパスワード2が格納されているとする。この場合、変換アダプタ20に対してID_2とパスワード2を設定することが必要となる。
図4に示すように、ホームゲートウェイ10は、媒体Bでのチャネルスキャンを実施する(ステップS101)。具体的には、ホームゲートウェイ10は、Wi−SUN Bルートによって規定される手順に従い、変換アダプタ20が管理するペアリングID_2を指定して無線上の各周波数帯へスキャンを実施する。
そして、変換アダプタ20は、チャネル応答に変換アダプタフラグを追加して返信する(ステップS102)。具体的には、変換アダプタ20は、自身が管理する周波数帯(チャネルR)にて、ペアリングID_Rを有するスキャンを受信すると、自身のMACアドレスRやPANID_Rを含む応答をホームゲートウェイ10へ返信する。
続いて、ホームゲートウェイ10は、Wi−SUN Bルートで通信を確立するためのB用クレデンシャルを変換アダプタ20に送信して、媒体Bをセキュア接続する(ステップS103)。具体的には、ホームゲートウェイ10は、変換アダプタ20からの応答を受信し、今後通信に使用するチャネルR、PANID_R、変換アダプタ20のMACアドレスRを記録する。以降、ホームゲートウェイ10は、チャネルR、PANID_Rに対して、MACアドレスRに対応するIPv6リンクローカルアドレスR(図4では、B用クレデンシャルと記載)を指定して、セキュア通信の確立シーケンスを開始する。
具体的には、RFC 5191(Protocol for Carrying Authentication for Network Access)の手順に従い、EAP−PSKを使用し、変換アダプタ20に接続するためのID_RとパスワードRを事前にホームゲートウェイ10に入力し、共通鍵を生成することで、互いの認証や暗号化通信(セキュア通信)をホームゲートウェイ10から変換アダプタ20へ対して確立する。
セキュア通信路が確立できた後、ホームゲートウェイ10は、セキュア通信路上にて、スマートメータ30B用のID_2とパスワード2を含む任意のパケット(図4では、A用クレデンシャルと記載)を変換アダプタ20へ送信する(ステップS104)。
そして、変換アダプタ20は、ホームゲートウェイ10からセキュア通信路上にて上記パケットを受信し、ID_2とパスワード2を使用してスマートメータ30Bへのセキュア通信を確立する(ステップS105)。
その後、ホームゲートウェイ10から変換アダプタ20を介し、スマートメータ30Bへセキュア通信を開始する(ステップS106)。変換アダプタ20は、以降、ホームゲートウェイ10からの通信パケットをスマートメータ30Bへ、スマートメータ30Bからの通信パケットをホームゲートウェイ10へ中継するパケット変換処理を行う。この変換処理は、パケットの復号、パケット変換、暗号を行い転送する。パケット変換は、アダプテーション層、ネットワーク層、トランスポート層、アプリケーション層のいずれのレイヤで実施しても良い。
[第1の実施形態の効果]
このように、第1の実施形態に係るホームゲートウェイ10は、媒体Aにより、スマートメータ30または該スマートメータ30と媒体Bにより通信接続される変換アダプタ20と通信を行う通信部11と、媒体Aにより変換アダプタ20と通信接続する際に、自装置または変換アダプタ20のいずれか一方から他方へ認証に関する認証情報が送信され、該認証情報に基づく認証が成功した場合には、変換アダプタ20を介してスマートメータ30と通信を確立するように制御する通信制御部12bとを具備する。このため、ホームゲートウェイ10は、例えば、媒体Aの通信IFのみを搭載すればよく、媒体Bで通信を行う場合には、変換アダプタ20を介してスマートメータ30と通信を行うので、低コストで無線とPLC両方の通信に対応することが可能である。
[第2の実施形態]
上述の第1の実施形態では、変換アダプタ20とホームゲートウェイ10との間では、Wi−SUN Bルート仕様を活用し、変換アダプタ20を親機、ホームゲートウェイ10を子機とした場合の動作例を説明したが、これに限定されるものではなく、Wi−SUN HAN仕様を活用し、変換アダプタ20を子機、ホームゲートウェイ10を親機としてもよい。そこで、以下の第2の実施形態の説明では、Wi−SUN HAN仕様を活用し、変換アダプタ20を子機、ホームゲートウェイ10を親機とした場合について説明する。なお、以下の第2の実施形態の説明では、第1の実施形態と同様の構成および処理の説明は省略する。
まず、図5を用いて、第2の実施形態に係るホームゲートウェイ10Aの構成について説明する。図5は、第2の実施形態に係るホームゲートウェイの構成の一例を示す図である。図5に示すように、ホームゲートウェイ10Aは、図2に示したホームゲートウェイ10と比較して、認証要求部12aの代わりに認証処理部12cを有する点が異なる。
認証処理部12cは、所定の周波数にてペアリングIDを含む情報を変換アダプタ20から受信すると該変換アダプタ20へ応答を送信し、変換アダプタ20から認証情報を受信した場合には、該認証情報を用いて認証を行う。
通信制御部12bは、認証処理部12cによって認証が成功した場合には、変換アダプタ20を介してスマートメータ30と通信を確立するように制御する。
次に、図6を参照して第2の実施形態に係る通信システムにおける通信確立処理の流れの一例を説明する。図6は、第2の実施形態に係る通信システムにおける通信確立処理の流れの一例を示すシーケンス図である。以下の説明では、ホームゲートウェイ10Aがスマートメータ30Bへ接続する動作例を説明する。
図6に示すように、変換アダプタ20は、Wi−SUN HANによって規定される手順に従い、ホームゲートウェイ10Aが初期動作にて管理するデフォルトのペアリングID_X(初期化時のみ固定)を指定して無線上の各周波数帯へスキャンを実施する(ステップS201)。
そして、ホームゲートウェイ10Aは、自身が管理する周波数帯(チャネルR)にて、ペアリングID_Xを有するスキャンを受信すると、自身のMACアドレスRやPANID_Hを含む応答を変換アダプタ20へ返信する(ステップS202)。
そして、変換アダプタ20は、ホームゲートウェイ10Aからの応答を受信し、今後通信に使用するチャネルH、PANID_H、ホームゲートウェイ10AのMACアドレスHを記録する。以降、変換アダプタ20は、チャネルH、PANID_Hに対して、MACアドレスHに対応するIPv6リンクローカルアドレスHを指定して(ステップS203)、セキュア通信の確立シーケンスを開始する。具体的には、RFC 5191(Protocol for Carrying Authentication for Network Access)の手順に従い、EAP−PSKを使用し、変換アダプタ20と接続するためのID_HとパスワードHを事前にホームゲートウェイ10Aに入力し、共通鍵を生成することで、互いの認証や暗号化通信(セキュア通信)を変換アダプタ20からホームゲートウェイ10Aに対して確立する。第2の実施形態ではホームゲートウェイ10Aと変換アダプタ20とのセキュア通信に必要なIDとパスワードは変換アダプタ20が事前に保持し、ホームゲートウェイ10Aにて入力するという手順であったが、第2の実施形態においても同様となるものの、認証元と認証先が逆となる。
セキュア通信路が確立できた後、ホームゲートウェイ10Aは、セキュア通信路上にて、スマートメータ30B用のID_2とパスワード2を含む任意のパケットを変換アダプタ20へ送信する(ステップS204)。
そして、変換アダプタ20は、ホームゲートウェイ10Aからセキュア通信路上にて上記パケットを受信し(ステップS205)、ID_2とパスワード2を使用してスマートメータ30Bへのセキュア通信を確立する(ステップS206)。
その後、ホームゲートウェイ10Aから変換アダプタ20を介し、スマートメータ30Bへセキュア通信を開始する(ステップS207)。変換アダプタ20は、以降、ホームゲートウェイ10Aからの通信パケットをスマートメータ30Bへ、スマートメータ30Bからの通信パケットをホームゲートウェイ10Aへ中継するパケット変換処理を行う。この変換処理は、パケットの復号、パケット変換、暗号を行い転送する。パケット変換は、アダプテーション層、ネットワーク層、トランスポート層、アプリケーション層のいずれのレイヤで実施しても良い。
このように、第2の実施形態に係るホームゲートウェイ10Aでは、所定の周波数にてペアリングIDを含む情報を変換アダプタ20から受信すると変換アダプタ20へ応答を送信し、変換アダプタ20から認証情報を受信した場合には、該認証情報を用いて認証を行う認証処理部12cをさらに具備する。そして、通信制御部12bは、認証処理部12cによって認証が成功した場合には、変換アダプタ20を介してスマートメータ30と通信を確立するように制御する。このため、Wi−SUN HAN仕様を活用し、変換アダプタ20を子機、ホームゲートウェイ10を親機とした上で、低コストで無線とPLC両方の通信に対応することが可能である。
[その他の実施形態]
また、変換アダプタ20やホームゲートウェイ10が電源OFFとなった場合には、再接続処理を行う。例えば、図7に例示するように、変換アダプタ20が電源OFFとなり、その後電源がONになった場合には、変換アダプタ20は、A用クレデンシャルとして、ID_2とパスワード2を含む任意のパケットをスマートメータ30Bへ送信する。その後、ホームゲートウェイ10は、Wi−SUN Bルートで通信を確立するためのB用クレデンシャルを変換アダプタ20に送信して、媒体Bをセキュア接続する。
また、図8に例示するように、ホームゲートウェイ10が電源OFFとなり、その後電源がONになった場合には、ホームゲートウェイ10は、Wi−SUN Bルートで通信を確立するためのB用クレデンシャルを変換アダプタ20に送信した後、A用クレデンシャルとして、ID_2とパスワード2を含む任意のパケットを変換アダプタ20を介してスマートメータ30Bへ送信する。
[プログラム]
なお、ホームゲートウェイ10は、例えば、汎用のコンピュータ装置を基本ハードウェアとして実現することが可能である。すなわち、認証要求部12a、通信制御部12b、認証処理部12cは、上記のコンピュータ装置に搭載されたプロセッサにプログラムを実行させることにより実現することができる。認証要求部12a、通信制御部12b、認証処理部12cは、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)などのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェアおよびハードウェアを併用して実現してもよい。
このとき、ホームゲートウェイ10は、上記のプログラムをコンピュータ装置にあらかじめインストールすることで実現してもよいし、ネットワークを介して上記のプログラムを配布して、このプログラムをコンピュータ装置に適宜インストールすることで実現してもよい。また、認証要求部12a、通信制御部12b、認証処理部12cは、上記のコンピュータ装置に内蔵あるいは外付けされたメモリやハードディスクなどの記憶媒体などを適宜利用して実現することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10 ホームゲートウェイ
11 通信部
12 制御部
12a 認証要求部
12b 通信制御部
12c 認証処理部
13 記憶部
13a 通信情報記憶部
20 変換アダプタ
30A、30B スマートメータ
100 通信システム

Claims (5)

  1. 第一の通信方式により、接続先機器または該接続先機器と第二の通信方式により通信接続されるアダプタと通信を行う通信部と;
    前記第一の通信方式により前記アダプタと通信接続する際に、自装置または前記アダプタのいずれか一方から他方へ認証に関する認証情報が送信され、該認証情報に基づく認証が成功した場合には、前記アダプタを介して前記接続先機器と通信を確立するように制御する通信制御部と;
    を具備する制御装置。
  2. 所定の周波数にてペアリングIDを含む情報を前記アダプタに送信し、該アダプタから応答を受信すると、自装置から前記アダプタへ前記認証情報を送信して認証を要求する認証要求部をさらに具備し、
    前記通信制御部は、前記認証要求部によって送信された認証情報に基づく認証が成功した場合には、前記アダプタを介して前記接続先機器と通信を確立するように制御する請求項1に記載の制御装置。
  3. 所定の周波数にてペアリングIDを含む情報を前記アダプタから受信すると該アダプタへ応答を送信し、前記アダプタから前記認証情報を受信した場合には、該認証情報を用いて認証を行う認証処理部をさらに具備し、
    前記通信制御部は、前記認証処理部によって認証が成功した場合には、前記アダプタを介して前記接続先機器と通信を確立するように制御する請求項1に記載の制御装置。
  4. 接続先機器と、アダプタと、前記接続先機器または前記アダプタと通信を行う制御装置とを有する通信システムであって、
    前記制御装置が、
    第一の通信方式により、前記接続先機器または該接続先機器と第二の通信方式により通信接続される前記アダプタと通信を行う通信部と;
    前記第一の通信方式により前記アダプタと通信接続する際に、自装置または前記アダプタのいずれか一方から他方へ認証に関する認証情報が送信され、該認証情報に基づく認証が成功した場合には、前記アダプタを介して前記接続先機器と通信を確立するように制御する通信制御部と;
    を具備する通信システム。
  5. 制御装置によって実行される制御方法であって、
    前記制御装置が、第一の通信方式により、接続先機器または該接続先機器と第二の通信方式により通信接続されるアダプタと通信を行う通信部を具備し、
    前記第一の通信方式により前記アダプタと通信接続する際に、自装置または前記アダプタのいずれか一方から他方へ認証に関する認証情報が送信され、該認証情報に基づく認証が成功した場合には、前記アダプタを介して前記接続先機器と通信を確立するように制御する通信制御ステップ;
    を含んだ制御方法。
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