JP2017060814A - 患者固有のブラケット本体の作製方法およびこれに関連するブラケット本体 - Google Patents

患者固有のブラケット本体の作製方法およびこれに関連するブラケット本体 Download PDF

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Abstract

【課題】患者固有のブラケット本体および好ましくはそのようなブラケット本体を備えた患者固有のブラケットの簡単な製造方法の提供【解決手段】a)離隔領域9dを有する半製品ブラケット本体9を準備するステップと、b)ブラケット本体の適切な高さを決定するため、離隔領域を切断するための第1のパラメータを、離隔領域に生じる切断面から溝11までの間隔に対して決定するステップと、c)ブラケット本体の適切なトルク値を決定するため、離隔領域9dを切断するための第2のパラメータを、近心−遠心軸に対する切断角度に対して決定するステップと、d)ブラケット本体の適切なローテーション値を決定するため、離隔領域を切断するための第3のパラメータを、咬合−歯肉軸に対する切断角度に対して決定するステップと、e)決定された3つのパラメータに対応して離隔領域を切断し、これによりブラケット本体が作製されるステップと、を含む方法とする。【選択図】図6

Description

本発明は、患者固有のブラケット本体の作製方法およびこれに関連するブラケット本体に関する。
固定式の挟持具を用いた患者の歯列矯正治療のため、患者の治療すべき歯にブラケットを接着し、アーチワイヤによって相互につなぎ、つまりこれらのブラケットが、それぞれアーチワイヤを案内し得る溝を有するブラケットの配列を構成する。ブラケットは、歯およびブラケット本体と結合するための支持台(パッド)を備えており、ブラケット本体は特に溝(スロット)内にアーチワイヤを収容する。
ブラケットとして、特定の標準値に基づいて規格化されており、したがって特定の変域幅に当てはまる患者に対して使用可能な標準ブラケットを使用することができる。しかし、例えば特許文献1〜4で開示されているように、ブラケットを患者に対して個別に作製させることもできる。
標準ブラケットの作製が困難でないのに対し、完全に個別化されたブラケットの作製は非常に手間がかかる。一形態では、例えば掛け鉤(フック)、翼部(ウィング)、アーチワイヤを収容するための溝(スロット)、および歯に配置するための支持台(パッド)のような個々のブラケット構成要素をコンピュータ内で提供し、その後、これらのブラケット構成要素をバーチャルなブラケットへと組み立て、このとき、これを患者の歯のバーチャルな歯配列(セットアップ)において行う。こうして形成されたバーチャルなブラケットを、実際のブラケットを作製するために3Dプリンタに送る。
標準ブラケットの場合、ブラケットが特定の患者に対して個別化されないことが不利と感じる。完全に個別化されたブラケットの場合、手間のかかる作製が不利と感じる。
欧州特許第1474064号明細書 欧州特許出願第07111572号明細書 米国特許出願第20020010568号明細書 欧州特許出願第08103240号明細書
本発明の課題は、患者固有のブラケット本体および好ましくはそのようなブラケット本体を備えた患者固有のブラケットを簡単に作製することである。
この課題は、請求項の特徴を有する方法およびこの方法に基づいて作製されたブラケット本体によって解決される。
特に、ブラケット本体は下記のプロセスステップによって作製される。
a)離隔領域を有する半製品ブラケット本体を準備するステップ。
b)離隔領域(9d)を切断するための第1のパラメータを決定するステップ。この第1のパラメータは、ブラケット本体の適切な高さを決定するため、離隔領域に生じる切断面から溝までの間隔を決定する。
c)離隔領域を切断するための第2のパラメータを決定するステップ。この第2のパラメータは、ブラケット本体の適切なトルク値を決定するため、近心−遠心軸に対する切断角度を決定する。
d)離隔領域(9d)を切断するための第3のパラメータを決定するステップ。この第3のパラメータは、ブラケット本体の適切なローテーション値を決定するため、咬合−歯肉軸に対する切断角度を決定する。
e)決定された3つのパラメータに対応して離隔領域を切断するステップ。この切断面は、ブラケットを作製するため、特に、2つの平らな面の間の厚さが一定の支持台と結合させる。
半製品ブラケット本体は、ステップa)でMIM法または選択的レーザ溶融法(Selective−Laser−Melting法)によって作製されるのが有利であり、この半製品ブラケット本体は、生体適合性の金属または生体適合性の合金、特にチタン、金、銀、ステンレス鋼、またはコバルトクロム合金から形成または準備されるのが有利である。
ステップe)での切断は、好ましくは鋸を用いて行われる。
一形態では、ステップb)〜d)でのパラメータの決定を患者に対して個別に行う。
別の一形態では、ステップb)〜d)でのパラメータは、それぞれの様々なパラメータ値を有するブラケット本体が中に配置されているブラケット本体ライブラリーを作るため、それぞれ所定の範囲において所定の間隔で変化をつけられている。
ブラケットを作製するために、患者の治療すべき歯の各々に対して、ブラケット本体と結合するための支持台を準備する。
その後、患者の治療すべき歯の各々に対してブラケットを作製するため、それぞれの支持台をブラケット本体と特に接着または溶接により結合させる。
続いてこのブラケットを、患者の不正咬合模型において、それぞれそのブラケットが関連する治療すべき歯にポジショニングし、その後、トランスファートレーを作製する。好ましくは、位置異常の歯列状態を表している不正咬合模型上で、ブラケットはその支持台を歯の表面に配置しており、またたくさんのブラケットが配置されており、不正咬合模型はこの歯列状態の歯の上でブラケットがとるそれぞれの位置にブラケットを固定させる。
したがって前述の方法に基づき、ブラケット本体も、支持台と結合したブラケット本体を指すブラケットも、患者固有に個別化することができる。
ブラケット本体を収容するためのブラケット本体容器を備えた、半製品ブラケット本体のブラケット本体ライブラリーが作られるのが好ましく、このブラケット本体容器はマトリクス状に配置されている。ブラケット本体容器内にはブラケット本体が配置されている。ブラケット本体は、有利には横列ごとに一方のパラメータに基づいて、縦列ごとにもう一方のパラメータに基づいて分類されて、ブラケット本体容器内に配置されている。両方のパラメータは、それぞれ選択された範囲において選択された間隔で変化をつけられているのが好ましい。パラメータの一方が第3のパラメータまたは第2のパラメータであり、もう一方のパラメータが第2のパラメータまたは第3のパラメータであることが有利である。
ブラケット本体は、離隔領域によって離隔された切断面を有しており、この切断面は、切断により、特に鋸での切断により形成されている。離隔領域は、切断面をブラケット本体の溝から離隔しており、第1のパラメータとしてブラケット本体の適切な高さを決定する長さを有している。切断面は、第2のパラメータとして、近心−遠心軸に対してある切断角度で配置されており、ブラケット本体の適切なトルク値を決定している。さらに切断面は、第3のパラメータとして、咬合−歯肉軸に対してある切断角度で配置されており、この切断角度がブラケット本体の適切なローテーション値を決定している。ゆえに切断面は3つのパラメータによって決定されている。ブラケット本体の離隔領域の切断面と、特に平らな面を有し、好ましくは一定の材料厚さを有する支持台とを結合させることにより、支持台に対するブラケット本体の配置はこの3つのパラメータによって決定され、したがってブラケット本体での溝の配置も、支持台上での3つのパラメータに適合させて決定される。
本発明のさらなる特徴、詳細、および利点は、請求項および以下の好ましい実施形態の説明から、ならびに図面に基づいて明らかである。
歯21用の半製品支持台の複数の面を示す図である。 歯23用の半製品支持台の複数の面を示す図である。 歯27用の半製品支持台の複数の面を示す図である。 歯35用の半製品支持台の複数の面を示す図である。 歯37用の半製品支持台の複数の面を示す図である。 上顎の歯1(OK 1番)用の半製品ブラケット本体の複数の面を示す図である。 図6の半製品ブラケット本体から作製されたブラケット本体の複数の面を示す図である。 OKまたは下顎の歯6(UK 6番)用のブラケット本体の複数の面を示す図である。 上顎(OK)または下顎(UK)の歯7(7番)用のブラケット本体の複数の面を示す図である。 図8の半製品ブラケット本体から作製されたブラケット本体の複数の面を示す図である。 目標セットアップの透視図であり、半製品支持台が歯に配置されており、両者の隙間がプラスチックで埋められている。 完成したブラケットが案内されている歯の透視図である。 半製品支持台ライブラリーの上面図である。 ブラケット本体ライブラリーの上面図である。
最初に、型抜き機を用いて支持台材料テープから半製品支持台を打ち抜くため、ステンレス鋼から成る支持台用材料テープ(100m長、5cm幅、および0.4mm厚)と、抜き型を備えた型抜き機とを準備する。型抜き機は、支持台材料テープのうち装填された支持台材料領域から複数の同じ半製品支持台を打ち抜き、この半製品支持台の頬/舌側の輪郭は、作製されたその半製品支持台が割り当てられる歯に適合されている。支持台材料テープの代わりに、代替策として支持台材料シートを使用してもよい。
図1には、こうして作製された歯21用の半製品支持台5の6つの側面図ならびに1つの透視図が示されている。この半製品支持台5は平らであり、面全体にわたって材料厚さが一定である。頬/舌側の輪郭5Uはほぼ三角の形状を有しており、これによりこの半製品支持台5は歯21によく適合されている。打ち抜く際に生じた頬/舌側の輪郭5Uのエッジは、その後のエンボスステップにおいて取り除かれ、これによりこの輪郭5Uの側面が丸められる。
これに類似して、図2は同じ方法に基づいて作製された歯23用の半製品支持台5を示しており、この半製品支持台5は、図1の半製品支持台とは、頬/舌側の輪郭5Uの形状が違うことだけが相違している。
図3は、歯27用の半製品支持台5の6つの側面図ならびに1つの透視図を示している。この半製品支持台5は、図1および図2に関連して説明したのと同じ方法に基づいて作製されたが、ただしさらに続く2つの曲げステップが実施された。第1の曲げステップでは、適切な曲げ工具を備えたプレス機内で、近心の翼領域5mおよび遠心の翼領域5dを、折曲げによって形成した。第2の曲げステップでは、適切な曲げ工具を備えたプレス機内で、半製品支持台5の咬合領域5oを形成した。この咬合領域5oは、患者に装着した状態では歯27の咬合面に載っている。
図4は、歯35用の半製品支持台5の6つの側面図ならびに1つの透視図を示している。この半製品支持台5は、図1および図2に関連して説明したのと同じ方法に基づいて作製されたが、ただし続く1つの曲げステップにおいて、近心の翼領域5mおよび遠心の翼領域5dが形成された。
図5は、歯37用の半製品支持台5の6つの側面図ならびに1つの透視図を示している。この半製品支持台5は、図1および図2に関連して説明したのと同じ方法に基づいて作製されたが、ただし上で図3に関連して説明したようなさらに続く2つの曲げステップが実施された。すなわち第1の曲げステップでは、適切な曲げ工具を備えたプレス機内で、近心の翼領域5mおよび遠心の翼領域5dを、折曲げによって形成した。第2の曲げステップでは、適切な曲げ工具を備えたプレス機内で、半製品支持台5の咬合領域5oを形成した。この咬合領域5oは、患者に装着した状態では歯37の咬合面に載っている。
こうして作製された半製品支持台5は、図11に示した半製品支持台ライブラリー19に分類して入れられる。半製品支持台ライブラリー19は、16×8個のマトリクス状に配置された半製品支持台容器21を含んでいる。OKGZ列およびUKGZ列には、それぞれ16個の半製品支持台容器21があり、つまり上顎および下顎のそれぞれの歯に対して半製品支持台容器21が設けられている。半製品支持台容器21は、歯科学におけるFDI歯式に倣って、すなわち左で歯8(8番)から始まり、1番を経て右へと、もう一方の顔半分の8番まで配置されている。これに対応して半製品支持台容器は、18から、11および21を経て28まで、または48から、41および31を経て38までをもって表されている。この半製品支持台容器21の各々に、それぞれの歯に属する半製品支持台5が入っている。
OKGZ列およびUKGZ列には、大きな歯を備えた上顎または下顎のための半製品支持台5が入っている。OKKZ列およびUKKZ列には、小さな歯を備えた上顎または下顎のための半製品支持台5が入っている。OKOKZ列およびUKOKZ列には、小さな歯を備えた上顎または下顎のための咬合領域5oを備えた半製品支持台5が入っており、歯17、18、28、27ならびに34、35、37、38、44、45、47、および48に対してだけ存在している。OKFGZ列およびUKFGZ列には、大きな歯を備えた上顎または下顎のための翼領域5m、5dを備えた半製品支持台5が入っており、歯14、15、16、17、18、24、25、26、27、28ならびに34、35、36、37、38、44、45、46、47、および48に対してだけ存在している。
そして患者固有の支持台を作製するため、さらに以下のように行う。すなわち患者の上顎および下顎からそれぞれ押し型を取り、この押し型を使って石膏模型を作製する。この石膏模型を、顎の互いに対する相対位置を反映している咬合器内にセットまたは配置する(不正咬合模型)。この不正咬合模型から、治療が終わったときの予定状況を具現化した目標セットアップを作製する。この目標セットアップを作製するには、患者の不正咬合模型から歯を1本1本切り取り、その後、達成すべき目標状況に組み立て直し、これにより目標セットアップを生じさせる。その後、治療すべき歯のために、半製品支持台ライブラリー19からそれぞれ適切な半製品支持台5を取り出す。取り出した半製品支持台5を、石膏模型(目標セットアップ)の関連する歯に対し、場合によってはまだ手作業でさらに適合させ、これに関しては形状および/または大きさを適合させることができるが、さらに曲げも手作業で実施することができる。続いて半製品支持台5を、それぞれ目標セットアップでの関連する歯の表面に保持し、図9に示したように歯と半製品支持台5の隙間27をプラスチックから成る充填材料で埋める。こうして半製品支持台5に患者固有の接着面3Kができ、これにより支持台3になる。この患者固有の接着面3Kは、歯の表面に対して形状による結合が可能であり、後に患者の歯に形状結合によって取り付けることができ、接着剤を用いて固定的に歯と結合させることができる。
こうして作製された患者固有の支持台3は、その後さらに、ブラケット本体ライブラリー23から取り出した患者固有のブラケット本体7とそれぞれ結合させ、このブラケット本体ライブラリーは、後で説明するように半製品支持台ライブラリーに倣って構成されている。
図6は、OK 1番用の半製品ブラケット本体9の様々な面を示しており、この半製品ブラケット本体は、固定領域9f、離隔領域9d、溝11、掛け鉤13、および翼部15を有している。図6aは、3つのパラメータに対応して配置されている切断面10を示している。
図7は、OKまたはUK 6番用の半製品ブラケット本体9の様々な面を示しており、この半製品ブラケット本体は、固定領域9f、離隔領域9d、溝11、2つの掛け鉤13、および2つの翼部15を有している。
図8は、OKまたはUK 7番用の小管(チューブ)17の形の半製品ブラケット本体9の様々な面を示しており、この半製品ブラケット本体も離隔領域9dを有している。
半製品ブラケット本体9は、MIM法で(代替策としてはSelective−Laser−Melting法で)作製され、コバルトクロム合金から(代替策としては例えばステンレス鋼から)成っている。掛け鉤13および翼部15はそれぞれ、その溝11に面した端部で材料が次第に細くなっており、これにより掛け鉤13および翼部15はそれぞれ溝11の周りの適切な角度位置に、まだ手作業で曲げることができる。
治療に最適な溝11をもたらすため、図6および図7の半製品ブラケット本体9を、その固定領域9fで支持体に固定する。支持体には約100個を固定することができる。半製品ブラケット本体9を備えた支持体を適切な液体槽に浸し、この液体槽内ではそれぞれの半製品ブラケット本体9の溝11がワイヤ放電加工法によって再切断される。これは、複数のサイクルにわたって行われてもよい(仕上げ加工)。こうすることで、規格の誤差許容範囲が小さい非常に精密な溝11が生じる。
図8の半製品ブラケット本体は、治療のために非常に精密に作製されなければならない溝がないので、固定領域は有していない。
このステップの後、図6〜図8の半製品ブラケット本体9は、その溝側の端部で、(この端部に対して)対応するネガ形状内に固定され、これに関してはその代わりに反対側の端部での固定が可能である。それぞれの半製品ブラケット本体9の離隔領域9dを、鋸を用いて様々な角度で切断する。切断する際に3つのパラメータを調整することができる。
第1のパラメータは、生じる切断面から溝11までの間隔である。この間隔をより小さく選択できればそれだけ、患者がブラケットをより知覚しにくくなる。
第2のパラメータは、溝11の長手軸(近心−遠心軸)の周りの角度である。この切断角度の平均的な標準値からの相違に応じて、より多くまたはより少なくトルクがもたらされる(用語については図6を参照)。
第3のパラメータは、半製品ブラケット本体9の長手軸に対する垂線(咬合−歯肉軸)の周りの角度である。この切断角度の平均的な標準値からの相違に応じて、より多くまたはより少なくローテーションがもたらされる(用語については図6を参照)。
こうして半製品ブラケット本体9に対し、この3つのパラメータが決定され、これに対応して離隔領域9dを鋸で切断し、これによりブラケット本体7ができる。図6aは、離隔領域をトルクに関しては55°、ローテーションに関しては15°で切断した図6の半製品ブラケット本体9を示しており、これにより図6aのブラケット本体7ができる。図8aは、離隔領域をトルクに関しては20°、ローテーションに関しては15°で切断した図8の半製品ブラケット本体9を示しており、この3つのパラメータに対応して配置されている離隔領域の切断面10を示している。
こうして得られたブラケット本体7は、ブラケット本体ライブラリー23のブラケット本体容器25に分類して入れ(図12)、これに関しては図6〜図8の各半製品ブラケット本体9に対してそれぞれブラケット本体ライブラリーが提供される。言い換えると、図6の半製品ブラケット本体9にはそれ専用のブラケット本体ライブラリーがあり、図7および図8の半製品ブラケット本体も同様である。
図12は、半製品支持台ライブラリーに倣って構成されており、ブラケット本体7で満たされているブラケット本体ライブラリー23を示している。ブラケット本体7は、ローテーションに関しては−5°〜+5°において1°間隔で区分されており、トルクに関しては40°〜70°において5°間隔で区分されている。もちろんここで別の範囲および別の間隔を使用することは可能であり、特に半製品ブラケット本体9に応じて別の範囲および別の間隔を使用することもでき、つまり図6の半製品ブラケット本体9のために、図7の半製品ブラケット本体のためとは違う範囲および違う間隔を使用することができる。ブラケット本体7は支持台3と一緒に、完成したブラケット1を形成する。
患者固有のブラケットを作製するための方法は以下のように続いていく。セットアップでの治療すべき歯には既に患者固有の支持台3が固定されている。そこでそれぞれの支持台3のために、ブラケット本体ライブラリー23から適切なブラケット本体7を取り出し、そのそれぞれの支持台3に固定的に接着させる。有利には、ブラケット本体7は「機械の指」によりそれぞれの支持台3へと案内され、次いで固定的に接着される。
その後、こうして完成したブラケットセットアップにより、OK模型および/またはUK模型の、対応する頭側または尾側の方向からの2次元スキャン(上面図)がもたらされ、このデータに基づいて、対応するアーチワイヤをワイヤ曲げ機によって曲げることができる。
続いて石膏模型を水槽に浸し、これによりブラケットがそれに固定的に接着されたブラケット本体と共に剥がれ、これらはその後、レーザにより互いに固定的に溶接される。
こうして作製されたブラケット1を、例えばシリコーンから成るトランスファートレーを作製するため、患者の石膏模型(不正咬合模型)に取り付け(図10を参照)、そこで固定させる。
歯21、23、27、35、および37に関しては、図1〜図5でそれぞれ半製品支持台5を紹介した。包括的には、上顎および/または下顎の各歯に対し、それぞれ特有にその歯に適合させた半製品支持台5を開発することができる。その代わりに、複数の歯に対して1種の半製品支持台5を使用すること、例えば歯32、31、41、および42に対して1種の半製品支持台5を使用することができる。
図11に基づく半製品支持台ライブラリー19は、各列に16個の半製品支持台容器21を含んでおり、半製品支持台容器内にはそれぞれ1種の歯に対して半製品支持台5が配置されている。つまり一方の側の8番からもう一方の側の8番まで、それぞれに半製品支持台5が設けられている。代替策としての一実施形態では、半製品支持台ライブラリー19は各列に14個の半製品支持台容器21を含んでおり、半製品支持台容器内にはそれぞれ1種の歯(7番〜7番)に対して半製品支持台5が配置されている。つまり一方の側の7番からもう一方の側の7番まで、それぞれに半製品支持台5が設けられている。
本発明の枠内では、マトリクス状の配置とは横列と縦列での配置のことである。
ブラケット本体ライブラリー23は、ブラケット本体容器25を、その中に配置されたブラケット本体7と共に含んでいる。これに関し、ブラケット本体容器25またはその中に配置されたブラケット本体7は、3つのパラメータ(切断面と溝の間隔、近心−遠心軸に対する角度、咬合−歯肉軸に対する角度)のパラメータ値に基づいて分類されている。ブラケット本体9のブラケット本体ライブラリー23では、包括的には3つすべてのパラメータを変化させることができる。つまり例えば、図12のブラケット本体ライブラリー23を、トルクおよびローテーションに関しては同じ値で新たに作製することができ、ただしこの場合、第3のパラメータ(切断面と溝の間隔)を変化させており、例えば1mm大きくまたは小さくしている。こうすることで図12のブラケット本体ライブラリー23が2つになり、すなわちより大きな間隔のものが1つと、より小さな間隔のものが1つになり、これにより新たなブラケット本体ライブラリー23が形成されている。したがって図12のマトリクス状の配置は、さらなるパラメータが変化する第3の次元に広げられている。この包括的な形式は、実際には必要ないのが普通である。なぜなら切断面と溝の間隔は、できあがったブラケット1が患者をできるだけ煩わさないよう常に可能な限り小さくあるべきなので、図12の、切断面と溝の間隔が可能な限り小さいブラケット本体ライブラリー23で十分であり得る。
患者固有の支持台3の作製方法は、包括的には下記のステップを含むことが有利である。
a)好ましくは平らな支持台材料領域を準備するステップと、
b)支持台材料領域から少なくとも1つの半製品支持台5を打ち抜くため、少なくとも1つの抜き型を備えた型抜き機を準備するステップと、
c)型抜き機を用いて支持台材料領域から少なくとも1つの半製品支持台5を打ち抜くステップと、
d)患者の上顎および/または下顎の治療すべき歯の、特に石膏から成る患者固有のセットアップを作製するステップと、
e)患者の治療すべき歯のための半製品支持台5を選択するステップと、
f)支持台3に対し、患者の臨床の歯との形状結合を可能にする歯固有の接着面3Kを作製するため、半製品支持台5とセットアップでの関連する歯との隙間27を、特にプラスチックから成る充填材料で埋めるステップ。
これに関しステップc)では、支持台材料領域から複数の特に同じまたは異なる半製品支持台5を打ち抜くことが有利である。
上顎および/または下顎のすべての歯に対してそれぞれに半製品支持台5を打ち抜くことが好ましい。
有利には、ステップc)の後、特定の歯に合わせて、少なくとも1つの半製品支持台5の予備調整を行い、例えば少なくとも1つの続くエンボスステップにおいて、特に、上顎および/または下顎のそれぞれの歯に合わせる予備調整を行う。
予備調整は、少なくとも1つの半製品支持台5の頬/舌側の輪郭5Uの適合を含むことができ、これにより半製品支持台5のこの輪郭5Uが特定の歯の大きさまたは形状に適合される。
予備調整は、半製品支持台5の選択された領域の折曲げ、特に半製品支持台5の近心領域および/または遠心領域の折曲げを含むこともでき、これにより半製品支持台5の近心および/または遠心の翼領域5m、5dが形成され、この翼領域は、関連する歯を少なくとも部分的に包み込む。
予備調整は、さらに半製品支持台5の咬合領域の折曲げを含むことができ、この咬合領域は、後に、関連する歯の咬合面に載る。
予備調整は、少なくとも1つの半製品支持台5での舌/頬側の突出部の形成を含むこともでき、これにより例えば特定の歯の舌側の凹面/凸面の構造に適合される。
ステップa)では、生体適合性の金属または生体適合性の合金、特にチタン、金、銀、またはステンレス鋼、またはコバルトクロム合金から成る支持台材料領域が準備されることが有利である。
これに加え、ステップe)で選択された半製品支持台5は、その関連する歯に手作業で適合させることができ、この適合は、半製品支持台の形状および/または大きさの適合を含むことができる。
包括的には、半製品支持台ライブラリー19は一基本形態において、それぞれ上顎の歯用の半製品支持台5を内包する少なくとも14個、有利には16個の半製品支持台容器21の列と、それぞれ下顎の歯用の半製品支持台5を内包する少なくとも14個、有利には16個の半製品支持台容器21のさらなる列とを含んでいる。
有利には、半製品支持台ライブラリー19は、少なくとも1種の歯に対し、少なくとも1つのさらなる半製品支持台容器21を含んでおり、このさらなる半製品支持台容器内には、例えばもう1つの大きさの、および/または翼領域5m、5dを備えた、および/または半分の咬合領域5oを備えた半製品支持台5が配置されている。
好ましくは半製品支持台容器21は、半製品支持台ライブラリー19においてマトリクス状に、特にFDI歯式に相当するように配置されている。
要するに患者固有の支持台および患者固有のブラケット本体を備えた患者固有のブラケットを作製するための有利な方法は、下記のステップに区分することができる。
1.半製品支持台ライブラリーを作るステップ
− 好ましくは平らな支持台材料領域を準備し、
− 支持台材料領域から歯固有の半製品支持台を打ち抜くため、少なくとも1つの抜き型を備えた型抜き機を準備し、
− 型抜き機を用いて支持台材料領域から歯固有の半製品支持台を打ち抜き、
− 任意選択で、半製品支持台を予備調整する。
2.ブラケット本体ライブラリーを作るステップ
− 離隔領域を有するブラケット本体を準備し、
− 場合によっては、半製品ブラケット本体に非常に精密な溝を作製し(例えばワイヤ放電加工により)、
− 3つのパラメータに対して選択されたパラメータ値で、離隔領域を分断する。
3.患者の治療すべき上顎および/または下顎の、特に石膏から成る患者固有の目標セットアップを作製するステップ。
4.患者の治療すべき歯のために、半製品支持台ライブラリーから半製品支持台を選択するステップ。
5.支持台に対し、患者の臨床の歯との形状結合を可能にする歯固有の接着面を作製するため、半製品支持台と目標セットアップでの関連する歯との隙間を、特にプラスチックから成る充填材料で埋めるステップ。
6.それぞれの支持台のために、ブラケット本体ライブラリーからブラケット本体を選択するステップ。
7.患者固有のブラケットを形成するため、支持台にブラケット本体を固定するステップ。
ただしプロセスステップをこの順番で実施する必要はない。よって例えば、代替策として最初に半製品支持台5をその関連するブラケット本体7と結合し、こうしてから次いで接着面3Kを形成することができる。
1 ブラケット
3 支持台
3K 支持台の接着面
5 半製品支持台
5m 半製品支持台の近心の(翼)領域
5d 半製品支持台の遠心の(翼)領域
5o 半製品支持台の咬合領域
5U 頬/舌側の輪郭
7 ブラケット本体
9 半製品ブラケット本体
9d 半製品ブラケット本体の離隔領域
9f 半製品ブラケット本体の固定領域
10 切断面
11 溝
13 掛け鉤
15 翼部
17 小管
19 半製品支持台ライブラリー
21 半製品支持台容器
23 ブラケット本体ライブラリー
25 ブラケット本体容器
27 隙間

Claims (13)

  1. 支持台(3)およびブラケット本体(7)を備えており、モジュール式に構成されているブラケット(1)のための、患者固有のブラケット本体(7)の製造方法であって、
    a)離隔領域(9d)を有する半製品ブラケット本体(9)を準備するステップと、
    b)前記ブラケット本体(7)の適切な高さを決定するため、前記離隔領域(9d)を切断するための第1のパラメータを、前記離隔領域(9d)に生じる切断面から溝(11)までの間隔に対して決定するステップと、
    c)前記ブラケット本体(7)の適切なトルク値を決定するため、前記離隔領域(9d)を切断するための第2のパラメータを、近心−遠心軸に対する切断角度に対して決定するステップと、
    d)前記ブラケット本体(7)の適切なローテーション値を決定するため、前記離隔領域(9d)を切断するための第3のパラメータを、咬合−歯肉軸に対する切断角度に対して決定するステップと、
    e)決定された3つの前記パラメータに対応して前記離隔領域(9d)を切断し、これによりブラケット本体(7)が作製されるステップと、
    を含む方法。
  2. 前記ブラケット本体(9)が、ステップa)でMIM法または選択的レーザ溶融法によって準備されること、および/または前記ブラケット本体(9)が、生体適合性の金属または生体適合性の合金、特にチタン、金、銀、ステンレス鋼、またはコバルトクロム合金から作製されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. ステップe)での切断が、鋸を用いて行われることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. ステップb)〜d)での前記パラメータの決定が患者に対して個別に行われることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. ステップb)〜d)での前記パラメータが、それぞれの様々なパラメータ値を有する前記ブラケット本体(7)が中に配置されているブラケット本体ライブラリー(23)を作るため、それぞれ所定の範囲において所定の間隔で変化をつけられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 患者の治療すべき歯の各々に対して、ブラケット本体(7)と結合するための支持台(3)が準備されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 患者の治療すべき歯の各々に対してブラケット(1)を作製するため、それぞれの支持台(3)をブラケット本体(7)と特に接着または溶接により結合させることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記ブラケット(1)が、前記患者の不正咬合模型において、それぞれ前記ブラケットが関連する治療すべき歯にポジショニングされ、その後、トランスファートレーが作製されることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 請求項1から5のいずれか一項に記載の方法に基づいて作製されたブラケット本体(7)。
  10. アーチワイヤを収容するための溝(11)を備えたブラケット本体(7)であって、前記ブラケット本体が、離隔領域によって離隔された切断面を有しており、前記離隔領域が、第1のパラメータとして前記ブラケット本体の適切な高さを決定している長さを有しており、第2のパラメータとして、近心−遠心軸に対してある切断角度で配置されており、第3のパラメータとして、咬合−歯肉軸に対してある切断角度で配置されている、ブラケット本体(7)。
  11. 前記切断面が支持台(3)と結合されており、前記支持台が均一な厚さを有することを特徴とする請求項9または10に記載のブラケット本体(7)。
  12. 請求項7に記載の方法に基づいて作製されたブラケット(1)。
  13. ブラケット本体(7)を収容するためのブラケット本体容器(25)を備えた、半製品ブラケット本体(9)のブラケット本体ライブラリー(23)であって、前記ブラケット本体容器(25)がマトリクス状に配置されており、前記ブラケット本体容器(25)内のブラケット本体(7)が、横列ごとに一方のパラメータ、特に第2または第3のパラメータに基づいて、縦列ごとにもう一方のパラメータ、特に第3または第2のパラメータに基づいて、それぞれ、前記パラメータのための選択された範囲において選択された間隔で、前記ブラケット本体容器(25)に分類して入れられている、ブラケット本体ライブラリー(23)。
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