JP2017060136A - Network diagnosis system and network diagnosis method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ネットワーク診断システムおよびネットワーク診断方法に関する。 The present invention relates to a network diagnosis system and a network diagnosis method.
複数の通信機器により構築されるネットワークの通信品質を診断するために、ネットワークの境界にある複数の通信機器にそれぞれ接続されるプローブが用いられている。プローブは、ネットワークの通信品質を診断するための診断パケットをネットワークの通信機器に転送する。 In order to diagnose the communication quality of a network constructed by a plurality of communication devices, probes connected to the plurality of communication devices at the boundary of the network are used. The probe transfers a diagnostic packet for diagnosing the communication quality of the network to the network communication device.
図1は、プローブを用いた従来のネットワーク診断システム101の一例を示す。図1において、ネットワークNWは複数のルータRにより構築される。複数のプローブ102は、それぞれネットワークNWの境界にあるルータRに接続される。
FIG. 1 shows an example of a conventional network
図1において、破線で囲まれた領域はネットワークNWを示し、一点鎖線で囲まれた領域は、ネットワークNWの境界であることを示す。 In FIG. 1, a region surrounded by a broken line indicates the network NW, and a region surrounded by a one-dot chain line indicates a boundary of the network NW.
各プローブ102は、自身に接続されるルータRに診断パケットを転送する。診断パケットはネットワークNWの複数のルータRを転送されて、転送元のプローブ102とは異なるプローブ102により受信される。
Each
診断パケットを受信したプローブ102は、診断装置103に受信した診断パケットを送信する。診断装置103は、各プローブ102と接続される。診断装置103は、各プローブ102から受信した診断パケットに基づいて、ネットワークNWの通信品質を診断する。
The
関連する技術として、エッジノードのプローブパケットを使ったサンプリングの遅延測定結果を用い、ユーザトラフィックが受ける遅延揺らぎを安全側に推測可能とする技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。 As a related technique, a technique has been proposed in which delay fluctuations experienced by user traffic can be estimated on the safe side using sampling delay measurement results using probe packets of edge nodes (see, for example, Patent Document 1). .
また、区間内の複数のリンク帯域、または区間内のリンク帯域ごとのネットワーク特徴を測定する技術が提案されている(例えば、特許文献2を参照)。また、通信品質を良好に維持しつつ通信路の使用可能帯域を計測する技術が提案されている(例えば、特許文献3を参照)。 In addition, a technique for measuring a plurality of link bands in a section or network characteristics for each link band in a section has been proposed (see, for example, Patent Document 2). In addition, a technique for measuring the usable bandwidth of a communication path while maintaining good communication quality has been proposed (see, for example, Patent Document 3).
プローブ(ネットワークを診断するパケットを転送する装置)は、ネットワークの境界にある通信機器と1対1で接続されている。ネットワークの規模が大きくなると、ネットワークの境界にある通信機器の数も多くなり、該通信機器に接続されるプローブの数も多くなる。 Probes (devices that transfer packets for diagnosing networks) are connected one-to-one with communication devices at the boundaries of the network. As the scale of the network increases, the number of communication devices at the boundary of the network increases, and the number of probes connected to the communication devices also increases.
1つの側面として、本発明は、ネットワークを診断するパケットを転送する装置を集約することを目的とする。 In one aspect, an object of the present invention is to consolidate devices that transfer packets for diagnosing a network.
1つの態様では、ネットワーク診断システムは、ネットワークの通信品質の診断を行うための診断パケットの転送制御を行う転送制御装置と、前記転送制御装置に接続される分配装置と、を含み、前記転送制御装置は、前記診断パケットを生成し、それぞれ異なるアドレスが割り当てられる複数の診断パケット制御部と、前記診断パケット制御部が生成した診断パケットのヘッダのうち宛先以外の領域に送信先アドレスを設定するヘッダ処理部と、前記ヘッダ処理部により処理された前記診断パケットを前記分配装置に転送する第1通信部と、を含み、前記分配装置は、前記ネットワークのうち複数の通信機器にそれぞれ接続される第2通信部と、前記第1通信部から受信した診断パケットのヘッダから前記送信先アドレスを抽出し、抽出された前記送信先アドレスを前記診断パケットの宛先に設定する宛先設定部と、前記診断パケットの送信元アドレスに基づいて、前記診断パケットを前記第2通信部のうち何れかの第2通信部に振り分ける振分部と、を含む。 In one aspect, a network diagnostic system includes a transfer control device that performs transfer control of a diagnostic packet for diagnosing communication quality of a network, and a distribution device connected to the transfer control device, and the transfer control The apparatus generates the diagnostic packet, a plurality of diagnostic packet control units to which different addresses are respectively assigned, and a header that sets a transmission destination address in an area other than a destination among the headers of the diagnostic packet generated by the diagnostic packet control unit And a first communication unit that transfers the diagnostic packet processed by the header processing unit to the distribution device. The distribution device is connected to each of a plurality of communication devices in the network. 2 and the destination address is extracted from the header of the diagnostic packet received from the first communication unit and the first communication unit. A destination setting unit for setting the destination address as the destination of the diagnostic packet, and distributing the diagnostic packet to any one of the second communication units based on the source address of the diagnostic packet A distribution unit.
1つの側面によれば、ネットワークを診断するパケットを転送する装置を集約することができる。 According to one aspect, devices that transfer packets for diagnosing a network can be aggregated.
<ネットワーク診断システムの一例>
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。図2は、実施形態のネットワーク診断システムの一例を示す。ネットワーク診断システム1は、集約プローブ2A、2Bおよび診断装置3を含む。集約プローブ2A、2Bを総称して、集約プローブ2と称することもある。集約プローブ2の数は任意の数であってもよい。
<Example of network diagnostic system>
Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings. FIG. 2 shows an example of the network diagnosis system of the embodiment. The network
ネットワークNWは、複数のルータRにより構築される。ルータRは、通信機器の一例である。通信機器は、ルータには限定されない。図2において、ネットワークNWは破線で囲まれた領域を示す。 The network NW is constructed by a plurality of routers R. The router R is an example of a communication device. The communication device is not limited to a router. In FIG. 2, the network NW indicates an area surrounded by a broken line.
ネットワークNWのうち、一点鎖線で囲まれた領域はネットワークの境界であることを示す。ネットワークの境界にあるルータRは、プロバイダエッジとも称される。ルータRの数は、任意の数であってよい。 In the network NW, an area surrounded by a one-dot chain line indicates a network boundary. The router R at the network boundary is also called a provider edge. The number of routers R may be any number.
集約プローブ2は、複数のルータRと接続される。図2の例では、集約プローブ2Aおよび2Bは、それぞれ4つのルータR(プロバイダエッジ)と接続されている。集約プローブ2に接続されるルータRの数は、図2の例には限定されない。
The
実施形態では、各ルータRのそれぞれにプローブが接続されるのではなく、集約プローブ2に複数のルータRが接続される。集約プローブ2は複数のプローブ(ネットワークNWの通信品質を診断するための診断パケットを転送する装置)の機能を集約する。集約プローブ2は、ネットワークNWの通信品質を診断するための診断パケットを複数のルータRのうち何れかのルータRに転送する。
In the embodiment, a probe is not connected to each router R, but a plurality of routers R are connected to the
例えば、集約プローブ2Aは、複数のルータRのうち何れかのルータRに診断パケットを転送する。診断パケットは、ネットワークNWの複数の通信機器により転送され、集約プローブ2Aまたは集約プローブ2Bにより受信される。
For example, the
従って、集約プローブ2AがネットワークNWの境界のルータRに転送した診断パケットは、転送元である集約プローブ2Aにより受信される場合がある。この場合、集約プローブ2Aは、診断パケットを転送したルータRとは異なるルータRから診断パケットを受信する。
Therefore, the diagnostic packet transferred by the
集約プローブ2Aおよび集約プローブ2Bは、受信した診断パケットを診断装置3に送信する。診断装置3は、受信した診断パケットを解析して、ネットワークNWの通信品質を診断する。
<集約プローブの一例>
図3は、集約プローブ2の一例を示す。集約プローブ2は、転送制御装置4と分配装置5とを含む。転送制御装置4と分配装置5とは異なる装置であり、転送制御装置4と分配装置5とは通信可能に接続される。
<Example of aggregation probe>
FIG. 3 shows an example of the
転送制御装置4には、通信インタフェース6および通信インタフェース7が設けられる。通信インタフェース6および7は、例えば、ネットワークインタフェースカード(Network Interface Card(NIC))である。
The
通信インタフェース6は、診断装置3と接続される。転送制御装置4は、通信インタフェース6から診断装置3に診断パケットを送信する。通信インタフェース7は、分配装置5と接続される。転送制御装置4は、通信インタフェース7から分配装置5に診断パケットを転送する。通信インタフェース7は、第1通信部の一例である。
The
分配装置5には、通信インタフェース8および通信インタフェース9A〜9Dが設けられる。以下、通信インタフェース9A〜9Dを通信インタフェース9と総称することがある。通信インタフェース8および9は、例えばネットワークインタフェースカードである。通信インタフェース9は、第2通信部の一例である。
The
通信インタフェース8は、転送制御装置4の通信インタフェース7と接続される。転送制御装置4が転送した診断パケットは、分配装置5の通信インタフェース8が受信する。
The
通信インタフェース9A〜9Dは、それぞれ異なるルータRに接続される。分配装置5は、転送制御装置4から転送された診断パケットを、通信インタフェース9A〜9Dのうち何れかの通信インタフェース9に振り分ける。診断パケットが振り分けられた通信インタフェース9から、診断パケットはルータRに転送される。
The communication interfaces 9A to 9D are connected to different routers R, respectively. The
次に、図4の例に示される集約プローブ2の機能ブロックについて説明する。転送制御装置4は、プローブ集約部10と複数のプローブ部11とヘッダ処理部12とパケット割り振り部13と転送側パケット振分部14と第1転送テーブル16とを含む。
Next, functional blocks of the
分配装置5は、分配制御部20と第2転送テーブル21と第3転送テーブル22とを含む。分配制御部20は、パケット判定部23と宛先設定部24と分配側パケット振分部25と転送間隔設定部26とを含む。分配制御部20はルールエンジンとも称される。
The
転送制御装置4の各部について説明する。プローブ集約部10は、複数のプローブ部11を集約する。各プローブ部11は、それぞれ1つのプローブ(診断パケットを転送する装置)の機能を有する。各プローブ部11は、転送制御装置4で実行されるプログラムにより実現される。プローブ部11は、診断パケット制御部の一例である。
Each part of the
図4の例では、第1プローブ部11Aと第2プローブ部11Bと第3プローブ部11Cと第4プローブ部11Dとがプローブ集約部10に集約されている。以下、第1〜第n(nは自然数)プローブ部11をプローブ部11と総称することもある。
In the example of FIG. 4, the
第1プローブ部11Aと第2プローブ部11Bと第3プローブ部11Cと第4プローブ部11Dとには、それぞれ異なるアドレス((Internet Protocol)IPアドレス)が割り当てられる。
Different addresses ((Internet Protocol) IP addresses) are assigned to the
例えば、第1プローブ部11Aには「192.168.100.200」のIPアドレスが割り当てられ、第2プローブ部11Bには「192.168.100.201.」のIPアドレスが割り当てられるものとする。
For example, an IP address “192.168.100.200” is assigned to the
また、第3プローブ部11Cには「192.168.100.202」のIPアドレスが割り当てられ、第4プローブ部11Dには「192.168.100.203」のIPアドレスが割り当てられるものとする。
In addition, it is assumed that the IP address “192.168.100.202” is assigned to the
各プローブ部11は、ネットワークNWに転送される診断パケットを生成する。また、各プローブ部11は、ネットワークNWから受信した診断パケットを診断装置3に送信する制御を行う。
Each
プローブ集約部10の各プローブ部11は、それぞれ分配装置5の通信インタフェース9と対応している。
Each
第1プローブ部11Aと通信インタフェース9Aとは対応している。第2プローブ部11Bと通信インタフェース9Bとは対応している。第3プローブ部11Cと通信インタフェース9Cとは対応している。第4プローブ部11Dと通信インタフェース9Dとは対応している。
The
従って、1つのプローブ部11と1つの通信インタフェース9とが対応する。プローブ集約部10に集約されるプローブ部11の数は、分配装置5に設けられる通信インタフェース9の数以下であれば、任意の数であってよい。
Accordingly, one
各プローブ部11は、診断パケットを生成する。各プローブ部11が最初に診断パケットを生成する際、該診断パケットのヘッダの宛先には送信先のIPアドレス(送信先アドレス)が設定される。
Each
また、各プローブ部11は、ヘッダの宛先以外の領域(フィールド)にも所定の情報を設定する。例えば、各プローブ部11は、自身のプローブ部に割り当てられているIPアドレスを、ヘッダの送信元アドレスに設定する。
Each
ヘッダ処理部12は、各プローブ部11が生成した診断パケットのヘッダのうち、宛先に設定された送信先アドレスを、ヘッダのうち宛先以外のフィールド(送信元アドレスのフィールドを除く)に設定する。
The
例えば、ヘッダ処理部12は、ヘッダのうち宛先以外の未使用フィールドに送信先アドレスを設定する。また、ヘッダ処理部12は、ヘッダのうち宛先にダミーアドレスを設定する。
For example, the
ダミーアドレスは、各プローブ部11の何れにも割り当てられていないIPアドレスであれば、任意のIPアドレスであってよい。実施形態では、ダミーアドレスは、分配装置の通信インタフェース8のIPアドレスであるものとする。
The dummy address may be an arbitrary IP address as long as the IP address is not assigned to any of the
パケット割り振り部13は、診断パケットを、該診断パケットの宛先に設定された送信先アドレスに応じたプローブ部11に割り振る。パケット割り振り部13は、分配装置5を介して、ネットワークNWから受信した診断パケットを、該診断パケットの宛先に応じたプローブ部11に割り振る。
The
転送側パケット振分部14は、第1転送テーブル15を参照して、診断パケットを、通信インタフェース6または通信インタフェース7に振り分ける。転送側パケット振分部14は、振分部の一例である。
The transfer side packet distribution unit 14 refers to the first transfer table 15 and distributes the diagnostic packet to the
図5は、各種テーブルの一例を示す。図5の例に示されるように、第1転送テーブル15において、IPアドレス「IP Address」とインタフェース「Interface」とは対応付けられている。図5の第1転送テーブル15の「Interface」のうち、「eth」は通信インタフェースを特定する情報であることを示す。 FIG. 5 shows an example of various tables. As shown in the example of FIG. 5, in the first forwarding table 15, the IP address “IP Address” and the interface “Interface” are associated with each other. Of the “Interface” in the first transfer table 15 in FIG. 5, “eth” indicates information that identifies a communication interface.
「eth0」は通信インタフェース7であることを示し、「eth1」は通信インタフェース8であることを示すものとする。各種テーブルの「Type」は「static」を示している。「static」は、通信インタフェースのIPアドレスが静的なアドレスであることを示す。
“Eth0” indicates the
転送側パケット振分部14は、診断パケットの宛先のIPアドレスが「192.168.100.2」の場合、通信インタフェース7に診断パケットを振り分ける。また、診断パケットの宛先のIPアドレスが「192.168.100.11」の場合、転送側パケット振分部14は、通信インタフェース6に診断パケットを振り分ける。
The transfer-side packet distribution unit 14 distributes the diagnostic packet to the
ここで、図4の例を参照して、診断パケットの転送について説明する。各プローブ部11が生成した診断パケットのヘッダは、ヘッダ処理部12により処理される。従って、診断パケットのヘッダのうち宛先はダミーアドレスに設定される。
Here, the transfer of the diagnostic packet will be described with reference to the example of FIG. The header of the diagnostic packet generated by each
パケット割り振り部13は、診断パケットのヘッダの宛先に基づいて、各プローブ部11のうち何れかのプローブ部11に診断パケットを割り当てる。プローブ部11が生成した診断パケットの宛先がプローブ集約部10に集約されている何れかのプローブ部11のIPアドレスを示している場合、診断パケットは他のプローブ部11に割り振られる。
The
例えば、第1プローブ部11Aが宛先を第4プローブ部14Dとした診断パケットを生成したとする。診断パケットがヘッダ処理部12により処理されない場合、パケット割り振り部13は、該診断パケットを第4プローブ部11Dに割り振る。
For example, it is assumed that the
この場合、第1プローブ部11Aが生成した診断パケットは、ネットワークNWに転送されることなく、第4プローブ部11Dに割り振られる。ネットワークNWの通信品質の診断は、ネットワークNWに診断パケットが転送されることにより行われる。
In this case, the diagnostic packet generated by the
従って、診断パケットがネットワークNWに転送されなければ、ネットワークNWの通信品質の診断は実現されない。 Therefore, unless the diagnostic packet is transferred to the network NW, the communication quality diagnosis of the network NW is not realized.
実施形態では、第1プローブ11Aが生成した診断パケットは、ヘッダ処理部12により、ヘッダのうち宛先に設定された送信先アドレスが宛先以外のフィールドに設定され、且つ宛先にはダミーアドレスが設定される。
In the embodiment, in the diagnostic packet generated by the
このため、第1プローブ部11Aが生成した診断パケットは、転送側パケット振分部14により、通信インタフェース7に割り振られ、該通信インタフェース7から分配装置8に転送される。
Therefore, the diagnostic packet generated by the
次に、分配装置5について説明する。分配装置5の通信インタフェース8は、転送制御装置4から診断パケットを受信する。パケット判定部23は、受信した診断パケットのヘッダのうち宛先のIPアドレスがダミーアドレスであるかを判定する。
Next, the
受信した診断パケットの宛先がダミーアドレスであるとパケット判定部23が判定した場合、宛先設定部24は、診断パケットのヘッダのうち宛先以外のフィールドに設定されている送信先アドレスを抽出する。また、宛先設定部24は、抽出された送信先アドレスを診断パケットの宛先に設定する。
When the
診断パケットの宛先がダミーアドレスでないとパケット判定部23が判定した場合、宛先設定部24は、診断パケットの宛先の設定は行わない。
When the
分配側パケット振分部25は、第2転送テーブル21を参照して、診断パケットの宛先に応じて、通信インタフェース9A〜9Dのうち何れかの通信インタフェース9に診断パケットを振り分ける。分配側パケット振分部25は、振分部の一例である。
The distribution-side
図5の例の第2転送テーブル21において、「Interface」のうち「eth3」は、通信インタフェース9Aであることを示す。「eth4」は、通信インタフェース9Bであることを示す。「eth5」は、通信インタフェース9Cであることを示す。「eth6」は、通信インタフェース9Dであることを示す。
In the second transfer table 21 of the example of FIG. 5, “eth3” of “Interface” indicates the communication interface 9A. “Eth4” indicates the
第2転送テーブル21において、「IP Address」は、診断パケットの送信元アドレスを示す。診断パケットの送信元アドレスが「192.168.100.200」の場合、この送信元アドレスは第1プローブ部11Aに対応する。分配側パケット振分部25は、対応する通信インタフェース9Aに診断パケットを振り分ける。
In the second transfer table 21, “IP Address” indicates the source address of the diagnostic packet. When the transmission source address of the diagnostic packet is “192.168.100.200”, this transmission source address corresponds to the
診断パケットの送信元アドレスが「192.168.100.201」の場合、この送信元アドレスは第2プローブ部11Bに対応する。分配側パケット振分部25は、対応する通信インタフェース9Bに診断パケットを振り分ける。
When the transmission source address of the diagnostic packet is “192.168.100.201”, this transmission source address corresponds to the second probe unit 11B. The distribution side
診断パケットの送信元アドレスが「192.168.100.202」の場合、この送信元アドレスは第3プローブ部11Cに対応する。分配側パケット振分部25は、対応する通信インタフェース9Cに診断パケットを振り分ける。
When the transmission source address of the diagnostic packet is “192.168.100.202”, this transmission source address corresponds to the
診断パケットの送信元アドレスが「192.168.100.203」の場合、この送信元アドレスは第4プローブ部11Dに対応する。分配側パケット振分部25は、対応する通信インタフェース9Dに診断パケットを振り分ける。
When the transmission source address of the diagnostic packet is “192.168.100.203”, this transmission source address corresponds to the
分配側パケット振分部25は、ネットワークNWから診断パケットを受信した場合、第3テーブル22を参照して、診断パケットの振り分けを行う。図5の例の第3転送テーブル22の例において、全てのIPアドレスの「Interface」は「eth7」を示している。「eth7」は、通信インタフェース8を示すものとする。
When receiving the diagnostic packet from the network NW, the distribution-side
第3転送テーブル22の各IPアドレスは、それぞれ通信インタフェース9A〜9Dを示す。従って、通信インタフェース9A〜9Dの何れの通信インタフェース9から診断パケットを受信した場合でも、分配側パケット振分部25は、受信した診断パケットを通信インタフェース8に振り分ける。
Each IP address of the third transfer table 22 indicates the communication interface 9A to 9D, respectively. Therefore, even when a diagnostic packet is received from any one of the communication interfaces 9A to 9D, the distribution-side
ネットワークNWから受信した診断パケットが通信インタフェース8に振り分けられると、該診断パケットは転送制御装置4に転送される。従って、分配装置5は、各通信インタフェース9A〜9DがネットワークNWから受信した診断パケットを、転送制御装置4に転送する。
When the diagnostic packet received from the network NW is distributed to the
上述したように、分配装置5は、各通信インタフェース9のうち何れかから診断パケットをネットワークNWの境界にあるルータRに転送する。図4の例に示す転送間隔設定部26は、診断パケットの転送間隔を、診断装置3から指示された転送間隔に設定する。
As described above, the
<診断パケットのヘッダの一例>
次に、図6を参照して、診断パケットのヘッダの一例について説明する。図6のヘッダの例のうち、「宛先IPアドレス」のフィールドが上述した宛先である。
<Example of diagnostic packet header>
Next, an example of a diagnostic packet header will be described with reference to FIG. In the header example of FIG. 6, the “destination IP address” field is the above-described destination.
宛先以外のフィールドのうち、送信元IPアドレスは、上述した送信元アドレスである。ヘッダ処理部12は、送信元IPアドレスのフィールドには、宛先を設定しない。例えば、ヘッダ処理部12は、宛先以外のフィールドのうち、網掛けが施されている「Type of Service」、「Identification」および「Protocol」のフィールドに宛先を設定する。
Of the fields other than the destination, the source IP address is the above-described source address. The
上記の「Type of Service」は8ビットであり、「Identification」は16ビットであり、「Protocol」は8ビットである。ヘッダ処理部12は、プローブ部11が生成した宛先に設定された送信先アドレスのうち第1オクテット(例えば、「192」)を、上記の「Type of Service」に設定する。
The “Type of Service” is 8 bits, “Identification” is 16 bits, and “Protocol” is 8 bits. The
ヘッダ処理部12は、プローブ部11が生成した宛先に設定された送信先アドレスのうち第2オクテットおよび第3オクテット(例えば、「168」および「100」)を、「Identification」に設定する。
The
ヘッダ処理部12は、プローブ部11が生成した宛先に設定された送信先アドレスのうち第4オクテット(例えば、「200」)を、上記の「Protocol」に設定する。
The
分配装置5の宛先設定部24は、診断パケットのヘッダのうち宛先以外の上記の3つのフィールドから、送信先アドレスの第1オクテット〜第4オクテットを抽出する。そして、宛先設定部24は、診断パケットの宛先を、宛先以外のフィールドから抽出された送信先アドレス(「192.168.100.200」)に設定する。
The
これにより、分配装置5において、診断パケットの宛先に本来の送信先アドレスが設定される。転送制御装置4のヘッダ処理部12は、宛先以外のフィールドであれば、上記の3つのフィールド以外のフィールドに送信先アドレスを設定してもよい。
As a result, the
<診断装置の一例>
次に、診断装置3の一例について説明する。図7の例の診断装置3は、診断条件管理部31と転送間隔制御部32と演算部33とプローブ数制御部34と通信品質診断部35と診断装置記憶部36と画面部37と入力部38と診断装置通信部39とを含む。
<Example of diagnostic device>
Next, an example of the
診断条件管理部31は、診断パケットに基づく診断を行う際の診断条件を管理する。診断条件は、集約プローブ2に配信され、集約プローブ2の転送制御装置4および分配装置5は、診断条件に基づいて、診断パケットの転送制御を行う。
The diagnosis
転送間隔制御部32は、各集約プローブ2の分配装置5における転送間隔設定部26の設定値を制御する。転送間隔制御部32は、分配装置5からネットワークNWのルータRに転送される診断パケットの転送間隔を変更する場合、転送間隔変更指示を生成する。生成された転送間隔変更指示は、診断条件に含まれる。
The transfer
プローブ数制御部34は、集約プローブ2のプローブ集約部10に集約されるプローブ部11の数の増減を制御する。プローブ数制御部34が集約プローブ2に集約されるプローブ部11の数を変更する場合、プローブ数変更指示を生成する。このプローブ数変更指示は、診断条件に含まれる。
The probe
診断装置記憶部36は、各種の情報を記憶する。画面部37は、診断装置3に設けられ、所定の情報を表示する。入力部38は、例えば、キーボードやマウス等であり、診断装置3は入力部38により入力された情報を受け付ける。診断装置通信部39は、集約プローブ2の転送制御装置4と通信を行う。
The diagnostic
診断条件について説明する。診断条件は、集約プローブ2Aおよび2Bに配信される。診断条件は、例えば、診断パケットのパケットサイズと送信パケット数と送信先プローブ数との情報を含む。各プローブ部11は、これらの情報に基づいて、診断パケットを生成する。
The diagnostic conditions will be described. The diagnostic conditions are distributed to the aggregation probes 2A and 2B. The diagnostic conditions include, for example, information on the packet size of the diagnostic packet, the number of transmitted packets, and the number of destination probes. Each
診断条件は、診断装置記憶部36に記憶される。例えば、診断装置3を操作するオペレータが上記の何れかの情報を入力した場合、診断条件管理部31は、診断装置記憶部364に記憶される診断条件の情報を、入力された情報に変更する。
The diagnostic conditions are stored in the diagnostic
また、診断条件は、集約プローブ2からネットワークNWに転送される診断パケットの転送間隔変更指示を含む。集約プローブ2の分配装置3のうち転送間隔設定部26は、配信された診断条件に含まれる転送間隔変更指示に基づいて、診断パケットの転送間隔を変更する。
Further, the diagnosis condition includes a transfer interval change instruction for a diagnosis packet transferred from the
また、診断条件は、後述する「ゆらぎ」に基づいて統計処理された統計ゆらぎを含む。診断条件管理部31は、これらの情報を含む診断条件を管理する。診断条件に変化があった場合、診断条件管理部31は、集約プローブ2Aおよび2Bに変化後の診断条件を配信するように診断装置通信部39を制御する。
Further, the diagnosis condition includes statistical fluctuation that is statistically processed based on “fluctuation” described later. The diagnostic
<診断パケットの転送の一例>
次に、図8の例を参照して、診断パケットの転送の一例について説明する。図8の例では、第1プローブ11Aは、第4プローブ11Dを宛先とした診断パケットをネットワークNWに転送する。
<Example of diagnostic packet transfer>
Next, an example of transfer of a diagnostic packet will be described with reference to the example of FIG. In the example of FIG. 8, the
第1プローブ11Aは、第4プローブ11Dを宛先とした診断パケットを生成する。ヘッダ処理部12は、診断パケットの宛先をダミーアドレスに設定し、宛先以外のフィールドに第3プローブ11DのIPアドレスを設定する。
The
パケット割り振り部13は、診断パケットの宛先のIPアドレスがダミーアドレスであるため、何れのプローブ部11にも診断パケットを割り振らない。転送側パケット振分部14は、第1転送テーブル15を参照して、診断パケットの宛先に応じた通信インタフェース7に診断パケットを振り分ける。
The
通信インタフェース7から転送された診断パケットは、通信インタフェース8が受信する。分配装置5の分配制御部20は、受信した診断パケットを通信インタフェース9A〜9Dのうち何れかの通信インタフェース9に振り分ける。
The
パケット判定部23は、受信した診断パケットの宛先がダミーアドレスであるかを判定する。宛先がダミーアドレスであると判定された場合、宛先設定部24は、診断パケットの宛先以外のフィールドから送信先アドレスを抽出する。
The
宛先設定部24は、診断パケットの宛先を、抽出された送信先アドレス(第4プローブ11DのIPアドレス)に変更する。
The
分配側パケット振分部25は、第2転送テーブル21を参照して、診断パケットの送信元アドレスに対応する通信インタフェース9に該診断パケットを振り分ける。診断パケットの送信元アドレスは、第1プローブ11AのIPアドレスである。
The distribution-side
よって、分配側パケット振分部25は、第2転送テーブル21を参照して、第1プローブ11AのIPアドレスに対応する通信インタフェース9Aに診断パケットを振り分ける。診断パケットは、通信インタフェース9AからネットワークNWのルータRに転送される。
Therefore, the distribution-side
診断パケットは、ネットワークNWの複数のルータRにより転送され、診断パケットの宛先に応じた通信インタフェース9Dが該診断パケットを受信する。分配側パケット振分部25は、第3転送テーブルを参照し、受信した診断パケットを通信インタフェース8に振り分ける。
The diagnostic packet is transferred by a plurality of routers R of the network NW, and the
通信インタフェース8に振り分けられた診断パケットは、通信インタフェース7に転送される。転送制御装置4のパケット割り振り部13は、診断パケットの宛先に応じて、何れかのプローブ部11に該診断パケットを割り振る。
The diagnostic packet distributed to the
診断パケットの宛先は、第4プローブ部11Dに割り当てられたIPアドレスを示す。従って、パケット割り振り部13は、診断パケットを第4プローブ4Dに割り振る。第4プローブ部11Dは、診断パケットに対してプローブとしての処理を行い、診断装置3に該診断パケットを送信する制御を行う。
The destination of the diagnostic packet indicates the IP address assigned to the
各プローブ部11は、診断パケットを診断装置3に送信する際、診断パケットの宛先を診断装置3のIPアドレスに設定する。
Each
診断装置3のIPアドレスが「192.168.100.11」の場合、各プローブ部11は、診断パケットを診断装置3に送信する際、診断パケットの宛先を上記のIPアドレスに設定する。
When the IP address of the
第1プローブ部11Aと第4プローブ部11Dとは、同じ転送制御装置4に集約される。図8の例の場合、同じ転送制御装置4に第1プローブ部11A〜第4プローブ部11Dの4つのプローブ部11が集約される。
The
実施形態では、各プローブ部11に異なるIPアドレスが割り当てられる。また、ヘッダ処理部12は、各プローブ部11が生成した診断パケットの送信先アドレスを、ヘッダのうち宛先以外のフィールドに設定し、宛先にはダミーアドレスを設定する。
In the embodiment, a different IP address is assigned to each
これにより、各プローブ部11が生成した診断パケットは、分配装置5に転送される。このため、各プローブ部11が生成した診断パケットがネットワークNWに転送されることなく、何れかのプローブ部11に割り振られることがなくなる。
As a result, the diagnostic packet generated by each
分配装置5の宛先設定部24は、診断パケットのヘッダのうち宛先以外のフィールドに設定されている送信先アドレスを宛先に設定する。これにより、診断パケットの宛先には本来の送信先アドレスが設定されるため、診断パケットは分配装置5からネットワークNWに転送される。
The
従って、同じ装置(転送制御装置4)に複数のプローブ部11が集約されたとしても、各プローブ部11はそれぞれプローブ(診断パケットをネットワークNWに転送する装置)としての機能を果たすことができる。これにより、複数のプローブの機能を集約プローブ2に集約することができる。
Therefore, even if a plurality of
<遅延のばらつきの一例>
図9の例において、分配装置5の各通信インタフェース9は、所定の転送間隔で診断パケットをネットワークNWに転送する。図9の例のように、ネットワークNWのうち、診断パケットの転送経路に輻輳が生じた場合、ネットワークトラフィックが高くなる。
<Example of delay variation>
In the example of FIG. 9, each
ネットワークNWの各ルータRは、ネットワークトラフィックが高くなった場合、自身のルータRのバッファにパケットをバッファリングする。これにより、ネットワークトラフィックの低下を図る。各ルータRは、ネットワークトラフィックが所定の閾値(ネットワークレートとも称される)よりも低くなった場合に、パケット転送を再開する。 Each router R of the network NW buffers the packet in the buffer of its own router R when the network traffic becomes high. As a result, the network traffic is reduced. Each router R resumes packet forwarding when network traffic falls below a predetermined threshold (also referred to as network rate).
輻輳による診断パケットのバッファリングを要因として、集約プローブ2がネットワークNWに転送する各パケットの間で、ネットワークNWに転送されてから受信されるまでの間の遅延にばらつきを生じることがある。
Due to buffering of diagnostic packets due to congestion, there may be a variation in the delay between the packets transferred by the
実施形態では、遅延のばらつきを「ゆらぎ」と称する。ゆらぎは、ネットワークNWの輻輳が生じた場合だけでなく、例えば、各診断パケットの転送経路の違いによっても生じる。 In the embodiment, the delay variation is referred to as “fluctuation”. The fluctuation occurs not only when the network NW is congested, but also due to, for example, a difference in the transfer path of each diagnostic packet.
ネットワークNWには、複数のルータRにより構築され、診断パケットが転送される転送経路は、診断パケットごとに異なる。例えば、ある診断パケットの転送経路が、別の診断パケットの転送経路より長い場合、両者の診断パケットの遅延に差が生じる。このため、ゆらぎが発生する。 The network NW is constructed by a plurality of routers R, and the transfer path through which the diagnostic packet is transferred differs for each diagnostic packet. For example, when the transfer path of one diagnostic packet is longer than the transfer path of another diagnostic packet, a difference occurs between the delays of the two diagnostic packets. For this reason, fluctuations occur.
集約プローブ2には、複数のプローブ部11が集約される。分配装置5の各通信インタフェースが受信した診断パケットは、全て転送制御装置4に転送される。集約されるプローブ部11の数が多くなると、分配装置5から転送制御装置4に転送される診断パケットの数も多くなる。
A plurality of
このため、通信インタフェース7と通信インタフェース8との間に診断パケットが集中し、診断パケットの転送に使用される帯域(以下、使用帯域と称する)が高くなる。
For this reason, the diagnostic packets are concentrated between the
通信インタフェース7と通信インタフェース8との間の帯域には予め定められた所定の安全帯域がある。通信インタフェース7と通信インタフェース8との間の通信トラフィックが高くなり、使用帯域が安全帯域を超過した場合、診断パケットが失われる可能性がある。
The band between the
集約プローブ2が集約するプローブ部11の数が多くなり、上記のゆらぎが生じると、多くの診断パケットが通信インタフェース7と通信インタフェース8との間に集中し、使用帯域が安全帯域を超過し易くなる。
When the number of
そこで、分配装置5の転送間隔設定部26は、診断装置3からの転送間隔変更指示に基づいて、診断パケットの転送間隔を長くする。診断パケットの転送間隔が長くなれば、通信インタフェース7と通信インタフェース8との間を転送される診断パケットの量も少なくなる。このため、使用帯域は低下する。
Therefore, the transfer
<プローブ部の追加の一例>
次に、図10および図11の例を参照して、プローブ部11の追加の例について説明する。図10の例において、集約プローブ2Aには、第1プローブ11A〜第12プローブ11Lの12個のプローブ部11が集約されている。集約プローブ2Bには、第11プローブ11M〜第20プローブ11Tの8個のプローブ部11が集約されている。
<An example of adding a probe section>
Next, an additional example of the
例えば、診断装置3を操作するオペレータが入力部38を用いて、集約プローブ2Aに1つのプローブ部11を追加する操作を行ったとする。診断装置3は、この操作を受け付けて、プローブ数制御部34は、プローブ数変更指示を生成する。
For example, it is assumed that an operator who operates the
診断条件管理部31は、プローブ数に変更があったため、プローブ数変更指示を含む診断条件を配信する制御を行う。集約プローブ2Aおよび2Bは、配信された診断条件を受信する。
Since the number of probes has changed, the diagnostic
集約プローブ2Aの転送制御装置4は、診断装置3からプローブ部11の追加の指示を受信した場合、図11の例に示されるように、プローブ集約部10に第21プローブ部11Uを追加する。また、転送制御装置4は、第21プローブ部11Uに新たなIPアドレスを割り当てる。
When the
上述したように、プローブ部11の機能は、転送制御装置4で実行されるプログラムにより実現される。従って、転送制御装置4は、プローブ数変更指示を受信した場合、所定のプログラムを実行することにより、プローブ部11の機能を追加する。
As described above, the function of the
<転送間隔の変更の一例>
次に、図10および図11を参照して、診断パケットの転送間隔の変更について説明する。上述したように、診断装置3は、集約プローブ2Aおよび2Bに診断条件を配信する。
<Example of changing the transfer interval>
Next, referring to FIG. 10 and FIG. 11, the change of the transfer interval of the diagnostic packet will be described. As described above, the
診断条件のうち、診断パケットのパケットサイズは「1000byte(=8000bit)」であり、送信パケット数は「10」であるものとする。診断装置3は、集約プローブ2Aおよび2Bの各プローブ部11の数を管理する。
Of the diagnostic conditions, the packet size of the diagnostic packet is “1000 bytes (= 8000 bits)”, and the number of transmitted packets is “10”. The
図10の例の場合、プローブ部11の総数は「20」である。従って、1つのプローブ部11の送信先のプローブ部11の数は「19」になる。例えば、第1プローブ部11Aが19個のプローブ部11に同時に診断パケットを転送し、且つ「10ms」の転送間隔で診断パケットを転送する場合、転送帯域は約145Mbpsになる。
「145Mbps=8000bit×10(送信パケット数)×19(送信先プローブ数)×1000/10ms(転送間隔)×1/1024(K単位)×1/1024(M単位)」
In the example of FIG. 10, the total number of
"145Mbps = 8000bit x 10 (number of transmitted packets) x 19 (number of destination probes) x 1000 / 10ms (transfer interval) x 1/1024 (K units) x 1/1024 (M units)"
上述したように、ネットワークNWに輻輳が生じている場合や転送経路の違い等から、分配装置5が受信する各診断パケットの遅延にばらつき(ゆらぎ)が生じる可能性がある。
As described above, there is a possibility that variation (fluctuation) may occur in the delay of each diagnostic packet received by the
このゆらぎがない場合または無視できる程度に小さい場合、受信帯域は転送帯域と同じ145Mbpsになる。一方、ネットワークNWに輻輳が生じることにより、ネットワークNWのルータRが診断パケットをバッファリングした場合、ゆらぎによる帯域増加量は、バッファリングされた診断パケットの情報量(バッファサイズ)に応じて定まる。 When this fluctuation is not present or small enough to be ignored, the reception band is 145 Mbps, which is the same as the transfer band. On the other hand, when the router R of the network NW buffers the diagnostic packet due to congestion in the network NW, the amount of bandwidth increase due to fluctuation is determined according to the information amount (buffer size) of the buffered diagnostic packet.
例えば、輻輳発生時におけるネットワークNWのルータRは、転送間隔の5周期分(50ms=10ms×5)の診断パケットまでバッファリングを行うものとする。この場合、帯域増加量は約7.2Mbpsになる。 For example, it is assumed that the router R of the network NW when congestion occurs performs buffering up to a diagnosis packet corresponding to five transfer intervals (50 ms = 10 ms × 5). In this case, the bandwidth increase amount is about 7.2 Mbps.
集約プローブ2の1つのプローブ部11についての使用帯域は、転送帯域と受信帯域と帯域増加量とを合算した値になる。この場合、合算した値は約297.2Mbps(=145Mbps+145Mpbs+7.2Mbps)になる。
The bandwidth used for one
図10の例の場合、例えば、集約プローブ2Bには8個のプローブ部11が集約されている。従って、集約プローブ2Bに集約されているプローブ部11の総数を考慮すると、通信インタフェース7と通信インタフェース8との間で使用される帯域は、約2.37Gbps(=8×297.2Mbps)になる。
In the case of the example of FIG. 10, for example, eight
上述したように、通信インタフェース7と通信インタフェース8との間の帯域には安全帯域が定められている。例えば、通信インタフェース7と通信インタフェース8との間の最大の通信帯域を4Gbpsとし、安全帯域を最大の通信帯域の60%とした場合、安全帯域は2.4Gbpsになる。
As described above, a safe band is defined for the band between the
従って、図10の例の場合、使用帯域(=2.37Gbps)は、ゆらぎを考慮したとしても、安全帯域(=2.4Gbps)以下となる。 Therefore, in the example of FIG. 10, the use band (= 2.37 Gbps) is equal to or less than the safe band (= 2.4 Gbps) even if fluctuations are taken into consideration.
ここで、図11の例のように、集約プローブ2Aに第21プローブ部11Uが追加された場合を考える。診断装置3の診断条件管理部31は、集約プローブ2Aのプローブ部11の数に変更があったため、診断条件を変更する。演算部33は、プローブ部11の数が1つ増えた場合の帯域の計算を行う。
Here, let us consider a case where the 21st probe unit 11U is added to the
図11の例の場合、プローブ部11の総数は「21」である。従って、1つのプローブ部11の送信先のプローブ部11の数は「20」になる。この場合、上述した場合よりもプローブ部11の数が1つ増えているため、転送帯域は約152.6Mbpsとなり、プローブ部11の総数が「20」であったときよりも高くなっている。
In the example of FIG. 11, the total number of
演算部33は、転送帯域と受信帯域と帯域増加量と集約プローブ2に集約されているプローブ部11の数とに基づいて、使用帯域を計算する。この場合、使用帯域は、2.44Gbpsになる。
The
上述したように、安全帯域は、2.4Gbpsである。従って、使用帯域(=2.44Gbps)は、安全帯域(=2.4Gbps)を超えている。この場合、使用帯域が安全帯域を超過しているため、診断パケットが失われる可能性がある。 As described above, the safety band is 2.4 Gbps. Therefore, the use band (= 2.44 Gbps) exceeds the safe band (= 2.4 Gbps). In this case, since the use band exceeds the safe band, the diagnostic packet may be lost.
この場合、演算部33は、転送間隔を一定時間(実施形態では1ms)ずつ長くして、使用帯域の再計算を行う。演算部33は、使用帯域が安全帯域以下となるまで再計算を行う。
In this case, the
従前の転送間隔は「10ms」である。演算部33は、転送間隔を「11ms」として、使用帯域の再計算を行う。この場合、転送帯域は約137.3Mbpsになる。
「137.3Mbps=8000bit×10(送信パケット数)×20(送信先プローブ数)×1000/11ms(転送間隔)×1/1024(K単位)×1/1024(M単位)」
演算部33は、転送帯域と受信帯域と帯域増加量と集約プローブ2のプローブ部11の数とに基づいて、使用帯域を計算する。この場合、使用帯域は、約2.21Gbpsになる。
The previous transfer interval is “10 ms”. The
"137.3Mbps = 8000bit x 10 (number of transmitted packets) x 20 (number of destination probes) x 1000 / 11ms (transfer interval) x 1/1024 (K units) x 1/1024 (M units)"
The
転送間隔が「1ms」長くなることで、使用帯域は低下する。上述した場合、使用帯域(=2.21Gbps)は、安全帯域(=2.4Gbps)以下である。 As the transfer interval is increased by “1 ms”, the bandwidth used decreases. In the case described above, the use band (= 2.21 Gbps) is equal to or less than the safe band (= 2.4 Gbps).
診断条件管理部31は、転送間隔を「11ms」に変更する転送間隔変更指示を含む診断条件を集約プローブ2Aおよび2Bに配信する。集約プローブ2Aおよび2Bの分配装置4における転送間隔設定部26は、転送間隔変更指示に基づいて、診断パケットの転送間隔を「11ms」に設定する。
The diagnostic
<転送間隔の変更の他の例>
上述した例では、演算部33は、ネットワークNWのルータRにバッファリングされる診断パケット(例えば、50ms(=5周期×転送間隔(10ms))を考慮した使用帯域を計算する。
<Other examples of changing the transfer interval>
In the example described above, the
この場合、演算部33は、ネットワークNWのルータRのバッファサイズ(上記の例では50ms)を考慮して、帯域増加量を見込んだ使用帯域を計算する。このバッファサイズは固定値である。
In this case, the
ネットワークNWの通信品質は、通信状況により変化する。例えば、ネットワークNWに輻輳が生じた場合には、ネットワークNWの通信品質は低下する。ネットワークNWの通信品質が不明な場合には、演算部33は、バッファサイズを考慮した使用帯域を計算することが好ましい。
The communication quality of the network NW varies depending on the communication status. For example, when congestion occurs in the network NW, the communication quality of the network NW decreases. When the communication quality of the network NW is unknown, it is preferable that the
一方、診断装置3の通信品質診断部35は、集約プローブ2Aおよび2Bから受信した診断パケットに基づいて、ネットワークNWの通信品質の診断を行う。従って、診断装置3は、ネットワークNWの通信品質が良好であるかを推定することができる。
On the other hand, the communication quality
上記のバッファサイズを固定値として考慮して演算された使用帯域は、ネットワークNWの通信品質が良好な場合の使用帯域と比べて高くなる。このため、例えば、集約プローブ2にプローブ部11が追加された場合に、実際には使用帯域が安全帯域を超過しないケースでも、診断パケットの転送間隔が長くされる可能性がある。
The use band calculated considering the buffer size as a fixed value is higher than the use band when the communication quality of the network NW is good. For this reason, for example, when the
診断パケットの転送間隔が長くなると、診断装置3の通信品質診断部35が行うネットワークNWの通信品質の診断の間隔も長くなる。また、バッファサイズを固定値として考慮して演算された使用帯域が安全帯域を超過する場合、診断装置3は、プローブ部11を追加する指示を集約プローブ2に配信しない場合もある。
When the transfer interval of the diagnostic packet becomes longer, the communication quality diagnosis interval of the network NW performed by the communication quality
ネットワークNWのネットワーク品質が良好な場合等、各診断パケットの遅延のばらつき(ゆらぎ)が小さい場合、診断パケットの転送間隔を長くすることなく、プローブ部11を追加することができる可能性がある。
When the delay variation (fluctuation) of each diagnostic packet is small, such as when the network quality of the network NW is good, there is a possibility that the
そこで、診断装置3は、ゆらぎに対して統計処理を行い、統計処理の結果に基づいて、転送間隔の変更指示を含む診断条件を集約プローブ2Aおよび2Bに配信する。
Therefore, the
以下、ゆらぎに対する統計処理に基づく転送間隔の変更について説明する。図12は、ゆらぎに対する統計処理が行われるときに使用される各種の情報の一例を示す。図12の例の各種情報は、診断装置記憶部36に記憶される。
Hereinafter, the change of the transfer interval based on statistical processing for fluctuation will be described. FIG. 12 shows an example of various types of information used when statistical processing for fluctuation is performed. Various types of information in the example of FIG. 12 are stored in the diagnostic
通信品質情報は、通信品質診断部35により診断される情報であり、ネットワークNWの通信品質を示す。通信品質情報は、診断日時と往復遅延とパケットロス率とゆらぎ時間と統計ゆらぎとの項目を含む。
The communication quality information is information diagnosed by the communication
診断日時は、ネットワークNWの通信品質の診断が行われた日時を示す。往復遅延は、各診断パケットの往復の遅延の平均値を示す。各診断パケットは、1つのプローブ部11から他のプローブ部11に向けて転送される。
The diagnosis date / time indicates the date / time when the communication quality of the network NW was diagnosed. The round-trip delay indicates an average value of round-trip delay of each diagnostic packet. Each diagnostic packet is transferred from one
従って、集約プローブ2Aおよび2Bのプローブ部11の総数をプローブ総数とすると、往復遅延は、「プローブ総数×(プローブ総数―1)」個の診断パケットの往復の遅延の平均値になる。
Accordingly, when the total number of
パケットロス率は、各診断パケットのそれぞれについて、パケットが失われた率の平均値を示す。 The packet loss rate indicates an average value of the rate of packet loss for each diagnostic packet.
ゆらぎ時間は、各プローブ部11のゆらぎ差分値の平均値を示す。ゆらぎ差分値は、プローブ11ごとの、診断パケットの片道の最大の遅延と片道の最小の遅延との差分を示す。この差分が大きいほど、診断パケットの遅延のばらつき(ゆらぎ)が大きいことを示し、差分が小さいほど、ゆらぎが小さいことを示す。
The fluctuation time indicates an average value of fluctuation difference values of the
統計ゆらぎは、ゆらぎ時間と、該ゆらぎ時間からのばらつきに基づいて、統計処理がされた値を示す。実施形態では、統計ゆらぎは、標準偏差σに基づいて算出されるものとする。 The statistical fluctuation indicates a value subjected to statistical processing based on the fluctuation time and the variation from the fluctuation time. In the embodiment, the statistical fluctuation is calculated based on the standard deviation σ.
統計ゆらぎは、ゆらぎ時間から標準偏差σに所定の係数を乗じた値を減算した時間と、ゆらぎ時間から標準偏差σに所定の係数を乗じた値を加算した時間との間の範囲を示す。図12の例では、ゆらぎ時間が「10ms」の場合、統計ゆらぎは「10±3ms」になる。平均値の計算や統計処理等は、演算部33により行われる。
The statistical fluctuation indicates a range between a time obtained by subtracting a value obtained by multiplying the standard deviation σ by a predetermined coefficient from the fluctuation time, and a time obtained by adding a value obtained by multiplying the standard deviation σ by a predetermined coefficient from the fluctuation time. In the example of FIG. 12, when the fluctuation time is “10 ms”, the statistical fluctuation is “10 ± 3 ms”. Calculation of the average value, statistical processing, and the like are performed by the
次に、設定情報について説明する。設定情報は、バッファサイズとゆらぎ蓄積期間とゆらぎ判定閾値とばらつき判定閾値と使用可能帯域との項目を含む。 Next, setting information will be described. The setting information includes items of buffer size, fluctuation accumulation period, fluctuation determination threshold, variation determination threshold, and usable bandwidth.
バッファサイズは、ルータRがバッファリングする診断パケットのサイズである。ゆらぎ蓄積期間は、統計処理の対象となる期間を示す。演算部33は、最新の診断日時から遡って、ゆらぎ蓄積期間(図12の例では7日間)のゆらぎ時間に対して、標準偏差による統計処理を行い、統計ゆらぎを計算する。
The buffer size is the size of the diagnostic packet that the router R buffers. The fluctuation accumulation period indicates a period to be subjected to statistical processing. The
ゆらぎ判定閾値は、ゆらぎ時間が正常であるかを判定するための閾値である。ゆらぎ判定閾値を超過するゆらぎ時間は正常な値でない可能性があり、該ゆらぎ時間は統計処理に適さない。図12の例では、各ゆらぎ時間の平均から2倍以上ずれた、ゆらぎ時間は正常でないと判定される。 The fluctuation determination threshold value is a threshold value for determining whether the fluctuation time is normal. The fluctuation time exceeding the fluctuation determination threshold value may not be a normal value, and the fluctuation time is not suitable for statistical processing. In the example of FIG. 12, it is determined that the fluctuation time that is more than twice shifted from the average of each fluctuation time is not normal.
ゆらぎ判定閾値を超過するゆらぎ時間が通信品質情報に存在する場合、演算部33は統計処理を行わない。この場合、演算部33は、バッファサイズに基づいて、使用帯域を計算する。
When the fluctuation time exceeding the fluctuation determination threshold exists in the communication quality information, the
ばらつき判定閾値は、ゆらぎ時間のばらつきの度合いを判定するための閾値である。各ゆらぎ時間の平均から、ばらつき判定閾値以上ずれたゆらぎ時間が通信品質情報に存在する場合、ゆらぎ時間のばらつきの度合いは大きいと判定される。 The variation determination threshold is a threshold for determining the degree of variation in fluctuation time. If the communication quality information includes a fluctuation time that deviates from the average of each fluctuation time by a fluctuation determination threshold or more, it is determined that the degree of fluctuation of the fluctuation time is large.
一方、各ゆらぎ時間の平均から、ばらつき判定閾値以上ずれたゆらぎ時間が通信品質情報に存在しない場合、ゆらぎ時間のばらつきの度合いは小さいと判定される。 On the other hand, when the fluctuation time shifted from the average of each fluctuation time by the fluctuation determination threshold or more does not exist in the communication quality information, it is determined that the degree of fluctuation of the fluctuation time is small.
ばらづきの度合いが大きいと判定された場合、演算部33は、標準偏差σに第1係数を乗じた値を用いて統計処理を行う。ばらつきの度合いが小さいと判定された場合、演算部33は、標準偏差σに第1係数よりも値が大きい第2係数を乗じた値を用いて統計処理を行う。
When it is determined that the degree of variation is large, the
図12の例では、各ゆらぎ時間の平均から5ms以上ずれたゆらぎ時間が通信品質情報に存在する場合、演算部33は、値の小さい第1係数を標準偏差σに乗じた値を用いて統計処理を行う。
In the example of FIG. 12, when a fluctuation time deviated by 5 ms or more from the average of each fluctuation time exists in the communication quality information, the
一方、各ゆらぎ時間の平均から5ms以上ずれたゆらぎ時間が通信品質情報に存在しない場合、演算部33は、値の大きい第2係数を標準偏差σに乗じた値を用いて統計処理を行う。
On the other hand, when the fluctuation time shifted by 5 ms or more from the average of each fluctuation time does not exist in the communication quality information, the
安全帯域は、上述した安全帯域である。設定情報は、予め診断装置記憶部36に記憶される。設定情報の各値は、図12の例には限定されない。
The safety band is the above-described safety band. The setting information is stored in advance in the diagnostic
次に、プローブ集約情報について説明する。集約プローブ名は、集約プローブ2の名前を示す。集約度は、1つの集約プローブ2に集約できるプローブ部11の数を示す。集約度判定値は、1つの集約プローブ2に集約できるプローブ部11の最大数に集約度が達しているか否かを示す。
Next, probe aggregation information will be described. The aggregation probe name indicates the name of the
上述したように、プローブ部11の最大数は、分配装置5に設けられる通信インタフェース9の数である。集約度判定値が「1」の場合、プローブ部11の集約度は最大であり、集約度は分配装置5に設けられる通信インタフェース9の数と一致する。
As described above, the maximum number of the
一方、集約度判定値が「0」の場合、プローブ部11の集約度は最大には達しておらず、プローブ部11の追加が可能である。この場合、集約度は、分配装置5に設けられる通信インタフェース9の数よりも小さい値になる。
On the other hand, when the aggregation level determination value is “0”, the aggregation level of the
上述したように、演算部33は、帯域増加量を見込んだ使用帯域を計算する。帯域増加量は、ゆらぎによって定まる。実施形態では、演算部33が帯域増加量を計算する際に考慮されるゆらぎを、ゆらぎ考慮値とする。
As described above, the
診断装置記憶部36の通信品質情報に統計ゆらぎがない場合や、ゆらぎ時間のばらつきがゆらぎ判定閾値を超過している場合、演算部33は、ゆらぎ考慮値を上述したバッファサイズとして、帯域増加量を計算する。
When there is no statistical fluctuation in the communication quality information of the diagnostic
診断装置記憶部36の通信品質情報に統計ゆらぎがあり、ゆらぎ時間のばらつきがゆらぎ判定閾値を超過していない場合、演算部33は、ゆらぎ考慮値を統計ゆらぎの最大値として、帯域増加量を計算する。
If there is statistical fluctuation in the communication quality information in the diagnostic
例えば、ゆらぎ考慮値がバッファサイズの場合、ゆらぎ考慮値は「50ms」になる。この場合、演算部33が計算する帯域増加量は高くなり、プローブ部11の追加が行われた際に、転送間隔が長くなる可能性がある。
For example, when the fluctuation consideration value is the buffer size, the fluctuation consideration value is “50 ms”. In this case, the bandwidth increase amount calculated by the
一方、ゆらぎ考慮値が統計ゆらぎの最大値の場合、演算部33が計算する帯域増加量は低くなる。例えば、図12の例において、ゆらぎ時間が「10ms」の場合、統計ゆらぎは「13(=10+3)ms」になる。
On the other hand, when the fluctuation consideration value is the maximum value of the statistical fluctuation, the bandwidth increase amount calculated by the
この場合、ゆらぎ考慮値は、バッファサイズ(=50ms)よりも低い「13ms」になる。従って、演算部33が計算する帯域増加量は低くなり、プローブ部11の追加が行われた際に、転送間隔が長くならない可能性がある。
In this case, the fluctuation consideration value is “13 ms” lower than the buffer size (= 50 ms). Therefore, the bandwidth increase amount calculated by the
<転送処理のフローチャートの一例>
次に、図13のフローチャートを参照して、集約プローブ2が診断パケットをネットワークNWに転送する処理の一例について説明する。プローブ集約部10に集約される何れかのプローブ部11は、診断パケットを生成する(ステップS1)。
<Example of transfer processing flowchart>
Next, an example of processing in which the
ヘッダ処理部12は、診断パケットの送信先アドレスを宛先以外のフィールドに設定し、ヘッダの宛先にダミーアドレスを設定する(ステップS2)。例えば、ヘッダ処理部12は、診断パケットの「Type of Service」に送信先アドレスの第1オクテットを設定してもよい。
The
ヘッダ処理部12は、診断パケットの「Identification」に送信先アドレスの第2オクテットおよび第3オクテットを設定してもよい。ヘッダ処理部12は、診断パケットの「Protocol」に送信先アドレスの第4オクテットを設定してもよい。
The
診断パケットの宛先にはダミーアドレスが設定される。従って、パケット割り振り部13は診断パケットを各プローブ部11に割り振らない。
A dummy address is set as the destination of the diagnostic packet. Therefore, the
転送側パケット振分部14は、第1転送テーブル15を参照し、診断パケットの宛先に応じた通信インタフェース7に診断パケットを振り分ける。通信インタフェース7に振り分けられた診断パケットは、分配装置5の通信インタフェース8に転送される(ステップS3)。
The transfer side packet distribution unit 14 refers to the first transfer table 15 and distributes the diagnosis packet to the
分配装置5の通信インタフェース8は診断パケットを受信する(ステップS4)。パケット判定部23は、診断パケットのヘッダのうち宛先がダミーアドレスであるかを判定する(ステップS5)。
The
宛先がダミーアドレスであると判定された場合(ステップS5でYES)、宛先設定部24は、診断パケットのヘッダのうち宛先以外のフィールド(例えば、上述した3つのフィールド)から送信先アドレスを抽出する(ステップS6)。
When it is determined that the destination is a dummy address (YES in step S5), the
ヘッダ処理部12は、診断パケットのヘッダのうち宛先に、抽出された送信先アドレスを設定する(ステップS7)。これにより、診断パケットのヘッダのうち宛先には、本来の送信先アドレスが設定される。なお、ステップS5でNOの場合、ステップS6およびS7の処理は省略される。
The
分配側パケット振分部25は、第2転送テーブル21を参照して、分配装置5に設けられる複数の通信インタフェース9のうち、診断パケットの送信元アドレスに対応する通信インタフェース9に診断パケットを振り分ける(ステップS8)。
The distribution-side
診断パケットが振り分けられた通信インタフェース9は、該通信インタフェース9に接続されるルータRに転送することで、ネットワークNWに診断パケットを転送する(ステップS9)。
The
<受信処理のフローチャートの一例>
次に、図14のフローチャートを参照して、集約プローブ2がネットワークNWから診断パケットを受信した際に行われる処理の一例について説明する。ネットワークNWに転送された診断パケットは、複数のルータRにより転送される。
<Example of flowchart of reception processing>
Next, an example of processing performed when the
ネットワークNWを転送された診断パケットは、宛先に応じて、分配装置5に設けられる複数の通信インタフェース9のうち何れかの通信インタフェース9により受信される(ステップS11)。
The diagnostic packet transferred through the network NW is received by any one of the plurality of
分配側パケット振分部25は、第3転送テーブル22を参照する。第3転送テーブル22の「Interface」は、全て通信インタフェース8を示しているため、分配側パケット振分部25は、受信した診断パケットを通信インタフェース8に振り分ける。これにより、通信インタフェース8は、受信した診断パケットを転送制御装置4に転送する(ステップS12)。
The distribution-side
転送制御装置4の通信インタフェース7は、診断パケットを受信する(ステップS13)。パケット割り振り部13は、受信した診断パケットの宛先に応じたプローブ部11に該診断パケットを割り振る(ステップS14)。
The
各プローブ部11にはそれぞれ異なるIPアドレスが割り当てられる。パケット割り振り部13は、受信した診断パケットの宛先が示すIPアドレスが割り当てられたプローブ部11に診断パケットを割り振る。
Each
プローブ部11は、受信した診断パケットの宛先のIPアドレスを診断装置3のIPアドレスに設定する。また、プローブ部11は、例えば、診断パケットの往復の遅延時間の情報等を診断パケットに含める。
The
プローブ部11は、診断パケットを診断装置3に送信する制御を行う(ステップS15)。転送側パケット振分部14は、第1転送テーブル15を参照して、診断パケットの宛先である診断装置3のIPアドレスに対応した通信インタフェース6に診断パケットを振り分ける。
The
これにより、診断パケットは、通信インタフェース6から診断装置3に送信される(ステップS16)。
Thereby, the diagnostic packet is transmitted from the
<ゆらぎ処理の一例>
次に、図15のフローチャートを参照して、診断装置3の演算部33が行うゆらぎ処理の一例について説明する。通信品質診断部35は、所定期間のゆらぎ時間が診断装置記憶部36に記憶されているかを判定する(ステップS21)。
<Example of fluctuation processing>
Next, an example of the fluctuation process performed by the
所定期間は、上述したゆらぎ蓄積期間(例えば、7日)である。例えば、7日分のゆらぎ時間が診断装置記憶部36に記憶されていない場合(ステップS21でNO)、統計処理を行うサンプル数が不足している。このため、演算部33が使用帯域を計算する際、バッファサイズが考慮値として使用される(ステップS22)。
The predetermined period is the above-described fluctuation accumulation period (for example, 7 days). For example, when the fluctuation time for 7 days is not stored in the diagnostic device storage unit 36 (NO in step S21), the number of samples to be subjected to statistical processing is insufficient. For this reason, the buffer size is used as a consideration value when the
ステップS21でYESの場合、通信品質診断部35は、診断装置記憶部36に記憶される通信品質情報に、ゆらぎ判定閾値を超えるゆらぎ時間が存在するかを判定する(ステップS23)。
In the case of YES in step S21, the communication quality
ゆらぎ判定閾値を超えるゆらぎ時間が存在する場合(ステップS23でYES)、統計処理には適さないため、演算部33が使用帯域を計算する際、ゆらぎ考慮値としてバッファサイズが使用される(ステップS23)。
If the fluctuation time exceeding the fluctuation determination threshold exists (YES in step S23), it is not suitable for statistical processing, and therefore the buffer size is used as the fluctuation consideration value when the
ステップS22でNOの場合、統計処理が行われる。この場合、通信品質診断部35は、診断装置記憶部36に記憶される通信品質情報に、ばらつき判定閾値を超えるゆらぎ時間のばらつきが存在するかを判定する(ステップS24)。
If NO in step S22, statistical processing is performed. In this case, the communication
ステップS24でYESの場合、演算部33が使用帯域を計算する際、標準偏差αに第1係数を乗じた値に基づく統計ゆらぎが、ゆらぎ考慮値に使用される(ステップS25)。この場合、例えば、第1係数が「2」であるとすると、統計ゆらぎは標準偏差σ×2の値がゆらぎ時間の平均値に加算される。加算された値が統計ゆらぎになる。
If YES in step S24, statistical fluctuation based on a value obtained by multiplying the standard deviation α by the first coefficient is used as the fluctuation consideration value when the
ステップS24でNO場合、演算部33が使用帯域を計算する際、標準偏差αに第2係数を乗じた値に基づく統計ゆらぎが、ゆらぎ考慮値に使用される(ステップS26)。この場合、例えば、第2係数が「3」であるとすると、統計ゆらぎは標準偏差σ×2の値がゆらぎ時間の平均値に加算される。加算された値が統計ゆらぎになる。
If NO in step S24, statistical fluctuation based on the value obtained by multiplying the standard deviation α by the second coefficient is used as the fluctuation consideration value when the
<診断条件配信処理の一例>
次に、図16のフローチャートを参照して、診断条件配信処理の一例について説明する。診断条件管理部31は、ステップS22、S25またはS26において、使用されるゆらぎ考慮値を設定する(ステップS31)。
<Example of diagnosis condition distribution processing>
Next, an example of diagnostic condition distribution processing will be described with reference to the flowchart of FIG. The diagnostic
設定されるゆらぎ考慮値は、バッファサイズである場合もあり、標準偏差αに第2係数を乗じた値に基づく統計ゆらぎである場合もあり、標準偏差αに第1係数を乗じた値に基づく統計ゆらぎである場合もある。 The set fluctuation consideration value may be a buffer size, may be a statistical fluctuation based on a value obtained by multiplying the standard deviation α by the second coefficient, and is based on a value obtained by multiplying the standard deviation α by the first coefficient. There may be statistical fluctuations.
次に、診断条件管理部31は、診断条件に変化があるかを判定する(ステップS32)。例えば、診断装置3を操作するオペレータが入力部を用いて、診断パケットのパケットサイズや送信パケット数、送信先数、転送間隔、バッファサイズ等の診断条件を変更する操作を行う場合がある。
Next, the diagnostic
診断装置3は、診断条件を変更する操作を受け付ける。この場合、診断条件が変化するため、診断条件管理部31は、診断条件に変化があると判定する。一方、診断条件が変更されない場合もある。診断条件に変化がない場合(ステップS32でNO)、処理は終了する。
The
診断条件に変化がある場合(ステップS32でYES)、診断条件管理部31は、送信先数(送信先のプローブ数)に変化があったかを判定する。例えば、集約プローブ2にプローブが追加された場合、送信先数が変化する。
When there is a change in the diagnosis condition (YES in step S32), the diagnosis
送信先数に変化があった場合(ステップS33でYES)、診断条件管理部31は、各集約プローブ2のそれぞれのプローブ集約度を変更する(ステップS34)。例えば、送信先のプローブ部11が1つ追加された場合、送信先数に変化を生じる。
When there is a change in the number of transmission destinations (YES in step S33), the diagnostic
診断条件管理部31は、診断装置記憶部36のうちプローブ集約情報の各集約プローブ2のそれぞれの集約度の最大数を1つ増やす変更を行う。送信先数に変化がない場合(ステップS33でNO)、ステップS34の処理は行われない。
The diagnostic
演算部33は、上述したように、転送帯域と受信帯域と帯域増加量と集約プローブ2に集約されているプローブ部11の数とに基づいて、使用帯域を計算する(ステップS35)。そして、診断条件管理部31は、計算された使用帯域が安全帯域を越えているかを判定する(ステップS36)。
As described above, the
使用帯域が安全帯域を越えている場合(ステップS36でYES)、転送間隔制御部32は、転送間隔を変更する(ステップS37)。例えば、転送間隔制御部32は、転送間隔を1ms長くする。そして、処理はステップS35に戻る。
If the use band exceeds the safe band (YES in step S36), the transfer
ステップS35において、演算部33は、変更後の転送間隔で使用帯域の再計算を行う。上述の場合、従前の転送間隔よりも1ms長い転送間隔に基づいて、演算部33は使用帯域の再計算を行う。再計算された使用帯域は、前回に計算された使用帯域よりも低くなる。
In step S35, the
使用帯域が安全帯域を超過している間は、ステップS37およびステップS35の処理が繰り返される。使用帯域が安全帯域以下の場合(ステップS36でNO)、転送間隔制御部32は、転送間隔を決定する(ステップS38)。
While the use band exceeds the safe band, the processes of step S37 and step S35 are repeated. When the use band is equal to or less than the safe band (NO in step S36), the transfer
ステップS37の処理が1回でも行われた場合、転送間隔制御部32は転送間隔指示を生成する。転送間隔指示は診断条件に含まれる。診断条件管理部31は、各集約プローブ2に診断条件を配信する制御を行う。診断装置通信部39は、各集約プローブ2に診断条件を配信する(ステップS39)。
When the process of step S37 is performed once, the transfer
<転送間隔変更処理の一例>
集約プローブ2に配信された診断条件は、転送制御装置4から分配装置5に転送される。分配装置5の転送間隔設定部26は、診断条件に転送間隔変更指示が含まれているかを判定する(ステップS41)。
<Example of transfer interval change processing>
The diagnostic conditions distributed to the
診断条件に転送間隔変更指示が含まれている場合(ステップS41でYES)、転送間隔設定部26は、転送間隔変更指示に基づいて、各通信インタフェース9から転送される診断パケットの転送間隔を変更する(ステップS42)。
When the diagnosis condition includes a transfer interval change instruction (YES in step S41), the transfer
ステップS42の処理が行われた後、各通信インタフェース9は、変更後の転送間隔で診断パケットをルータRに転送する。診断条件に転送間隔変更指示が含まれていない場合(ステップS41でNO)、転送間隔の変更は行われない。
After the processing of step S42 is performed, each
<診断装置のハードウェア構成の一例>
図18の例を参照して、診断装置3のハードウェア構成の一例を説明する。図18の例に示すように、バス110に対して、プロセッサ111とRandom Access Memory(RAM)112とRead Only Memory(ROM)113と補助記憶装置114と媒体接続部115と通信インタフェース116と入出力インタフェース117とが接続されている。
<Example of hardware configuration of diagnostic device>
An example of the hardware configuration of the
プロセッサ111は任意の処理回路である。プロセッサ111はRAM112に展開されたプログラムを実行する。実行されるプログラムとしては、診断装置3が行う各処理を実現するプログラムが適用されてもよい。ROM113はRAM112に展開されるプログラムを記憶する不揮発性の記憶装置である。
The
補助記憶装置114は、種々の情報を記憶する記憶装置であり、例えばハードディスクドライブや半導体メモリ等を補助記憶装置114に適用してもよい。媒体接続部115は、可搬型記録媒体119と接続可能に設けられている。通信インタフェース116は、集約プローブ2の転送制御装置4と通信を行うインタフェースである。
The
可搬型記録媒体119としては、可搬型のメモリや光学式ディスク(例えば、Compact Disc(CD)やDigital Versatile Disc(DVD)等)を適用してもよい。この可搬型記録媒体119に診断装置3が行う処理を実現するプログラムが記録されていてもよい。
As the
入出力インタフェース117は、外部の装置(例えば、画面部37および画面部38)との間でデータの入出力を行うためのインタフェースである。
The input /
診断装置3のうち、診断条件管理部31と転送間隔制御部32と演算部33とプローブ数制御部34と通信品質管理部35とは、与えられたプログラムをプロセッサ111が実行することにより実現されてもよい。
Of the
診断装置記憶部36は、RAM112や補助記憶装置114により実現されてもよい。診断装置通信部39は、通信インタフェース116により実現されてもよい。
The diagnostic
RAM112、ROM113、補助記憶装置114および可搬型記録媒体119は、何れもコンピュータ読み取り可能な有形の記憶媒体の一例である。これらの有形な記憶媒体は、信号搬送波のような一時的な媒体ではない。
The
<転送制御装置のハードウェア構成の一例>
図19の例を参照して、転送制御装置4のハードウェア構成の一例を説明する。図19の例に示すように、バス200に対して、プロセッサ211とRAM212とROM213と補助記憶装置214と媒体接続部215とが接続されている。また、バス200には、上述した通信インタフェース6と通信インタフェース7とが接続されている。
<Example of hardware configuration of transfer control device>
An example of the hardware configuration of the
プロセッサ211は任意の処理回路である。プロセッサ211はRAM212に展開されたプログラムを実行する。実行されるプログラムとしては、転送制御装置4が行う各処理を実現するプログラムが適用されてもよい。ROM213はRAM212に展開されるプログラムを記憶する不揮発性の記憶装置である。
The
補助記憶装置214は、種々の情報を記憶する記憶装置であり、例えばハードディスクドライブや半導体メモリ等を補助記憶装置214に適用してもよい。媒体接続部215は、可搬型記録媒体219と接続可能に設けられている。
The
可搬型記録媒体219としては、可搬型のメモリや光学式ディスク(例えば、CDやDVD等)を適用してもよい。この可搬型記録媒体119に転送制御装置4が行う処理を実現するプログラムが記録されていてもよい。
As the
転送制御装置4のうち、プローブ集約部10の各プローブ部11とヘッダ処理部12とパケット割り振り部13と転送側パケット振分部14とは、与えられたプログラムをプロセッサ211が実行することにより実現されてもよい。第1転送テーブル15は、RAM212や補助記憶装置214により実現されてもよい。
Of the
RAM212、ROM213、補助記憶装置214および可搬型記録媒体219は、何れもコンピュータ読み取り可能な有形の記憶媒体の一例である。これらの有形な記憶媒体は、信号搬送波のような一時的な媒体ではない。
The
<分配装置のハードウェア構成の一例>
図20の例を参照して、分配装置5のハードウェア構成の一例を説明する。図20の例に示すように、バス300に対して、プロセッサ311とRAM312とROM313と補助記憶装置314と媒体接続部315とが接続されている。
<Example of hardware configuration of distribution device>
An example of the hardware configuration of the
また、バス300には、上述した通信インタフェース8および複数の通信インタフェース9A、9B、・・・が接続されている。
Further, the above-described
プロセッサ311は任意の処理回路である。プロセッサ311はRAM212に展開されたプログラムを実行する。実行されるプログラムとしては、分配装置5が行う各処理を実現するプログラムが適用されてもよい。ROM313はRAM312に展開されるプログラムを記憶する不揮発性の記憶装置である。
The
補助記憶装置314は、種々の情報を記憶する記憶装置であり、例えばハードディスクドライブや半導体メモリ等を補助記憶装置314に適用してもよい。媒体接続部315は、可搬型記録媒体219と接続可能に設けられている。
The
可搬型記録媒体219としては、可搬型のメモリや光学式ディスク(例えば、CDやDVD等)を適用してもよい。この可搬型記録媒体119に分配装置5が行う処理を実現するプログラムが記録されていてもよい。
As the
分配装置5のうち、分配制御部20は、与えられたプログラムをプロセッサ311が実行することにより実現されてもよい。第2転送テーブル21および第3テーブル22は、RAM312や補助記憶装置314により実現されてもよい。
In the
RAM312、ROM313、補助記憶装置314および可搬型記録媒体319は、何れもコンピュータ読み取り可能な有形の記憶媒体の一例である。これらの有形な記憶媒体は、信号搬送波のような一時的な媒体ではない。
The
<その他>
本実施形態は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本実施形態の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または実施形態を取ることができる。
<Others>
The present embodiment is not limited to the above-described embodiment, and various configurations or embodiments can be taken without departing from the gist of the present embodiment.
1 ネットワーク診断システム
2 集約プローブ
3 診断装置
4 転送制御装置
5 分配装置
6〜9 通信インタフェース
10 プローブ集約部
11 プローブ部
12 ヘッダ処理部
13 パケット割り振り部
14 転送側パケット振分部
15 第1転送テーブル
20 分配制御部
21 第2転送テーブル
22 第3転送テーブル
23 パケット判定部
24 宛先設定部
25 分配側パケット振分部
26 転送間隔設定部
31 診断条件管理部
32 転送間隔制御部
33 演算部
34 プローブ数制御部
35 通信品質診断部
36 診断装置記憶部
37 画面部
38 入力部
39 診断装置通信部
111、211、213 プロセッサ
112、212、312 RAM
113、312、313 ROM
R ルータ
NW ネットワーク
DESCRIPTION OF
113, 312, 313 ROM
R router NW network
Claims (10)
前記転送制御装置に接続される分配装置と、
を備え、
前記転送制御装置は、
前記診断パケットを生成し、それぞれ異なるアドレスが割り当てられる複数の診断パケット制御部と、
前記診断パケット制御部が生成した診断パケットのヘッダのうち宛先以外の領域に送信先アドレスを設定するヘッダ処理部と、
前記ヘッダ処理部により処理された前記診断パケットを前記分配装置に転送する第1通信部と、
を備え、
前記分配装置は、
前記ネットワークのうち複数の通信機器にそれぞれ接続される第2通信部と、
前記第1通信部から受信した診断パケットのヘッダから前記送信先アドレスを抽出し、抽出された前記送信先アドレスを前記診断パケットの宛先に設定する宛先設定部と、
前記診断パケットの送信元アドレスに基づいて、前記診断パケットを前記第2通信部のうち何れかの第2通信部に振り分ける振分部と、
を備えることを特徴とするネットワーク診断システム。 A transfer control device for performing transfer control of a diagnostic packet for diagnosing the communication quality of the network;
A distribution device connected to the transfer control device;
With
The transfer control device includes:
A plurality of diagnostic packet controllers that generate the diagnostic packet and are assigned different addresses;
A header processing unit that sets a destination address in an area other than the destination in the header of the diagnostic packet generated by the diagnostic packet control unit;
A first communication unit that transfers the diagnostic packet processed by the header processing unit to the distribution device;
With
The distributor is
A second communication unit connected to each of a plurality of communication devices in the network;
A destination setting unit that extracts the destination address from the header of the diagnostic packet received from the first communication unit, and sets the extracted destination address as a destination of the diagnostic packet;
A distribution unit that distributes the diagnostic packet to any one of the second communication units based on a source address of the diagnostic packet;
A network diagnostic system comprising:
ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク診断システム。 The transmission destination address set by the header processing unit is any one of the plurality of diagnostic packet control units of the transfer control device,
The network diagnosis system according to claim 1.
ことを特徴とする請求項1または2記載のネットワーク診断システム。 The header processing unit sets an address not assigned to any of the plurality of diagnostic packet control units to the destination of the diagnostic packet;
The network diagnostic system according to claim 1 or 2, wherein
前記転送制御装置は、前記分配装置から受信した診断パケットを、該診断パケットの送信先アドレスに応じた診断パケット制御部に割り振る、
ことを特徴とする請求項1乃至3のうち何れか1項に記載のネットワーク診断システム。 The distribution device transfers all diagnostic packets received from the network to the transfer control device,
The transfer control device allocates a diagnostic packet received from the distribution device to a diagnostic packet control unit according to a transmission destination address of the diagnostic packet.
The network diagnostic system according to claim 1, wherein the network diagnostic system is any one of claims 1 to 3.
前記診断装置は、
前記診断パケットに基づいて、前記転送制御装置と前記分配装置との間で転送される前記診断パケットによる帯域を計算する演算部と、
前記診断パケットに基づいて診断された前記ネットワークの通信品質と前記演算部により計算された帯域とに基づいて、前記分配装置から前記ネットワークに転送される診断パケットの転送間隔を制御する転送間隔制御部と、
を備えることを特徴とする請求項1乃至4のうち何れか1項に記載のネットワーク診断システム。 A diagnostic device connected to the transfer control device and diagnosing communication quality of the network based on the diagnostic packet received from the transfer control device;
The diagnostic device comprises:
An arithmetic unit that calculates a bandwidth based on the diagnostic packet transferred between the transfer control device and the distribution device based on the diagnostic packet;
A transfer interval control unit that controls a transfer interval of a diagnostic packet transferred from the distribution device to the network based on communication quality of the network diagnosed based on the diagnostic packet and a bandwidth calculated by the calculation unit When,
The network diagnosis system according to claim 1, further comprising:
ことを特徴とする請求項5記載のネットワーク診断システム。 The computing unit calculates the bandwidth based on a buffer size of the communication device;
The network diagnosis system according to claim 5.
ことを特徴とする請求項5記載のネットワーク診断システム。 The calculation unit calculates the bandwidth based on a variation in delay of each diagnostic packet received by the distribution device.
The network diagnosis system according to claim 5.
ことを特徴とする請求項5乃至7のうち何れか1項に記載のネットワーク診断システム。 The transfer interval control unit, when it is determined that the bandwidth calculated by the arithmetic unit exceeds a predetermined bandwidth, the transfer interval is increased by a predetermined time;
The network diagnosis system according to claim 5, wherein the network diagnosis system is a network diagnosis system.
前記転送間隔制御部は、前記ネットワークの通信品質および再計算された前記帯域に基づいて、前記転送間隔を制御する、
ことを特徴とする請求項5乃至8のうち何れか1項に記載のネットワーク診断システム。 The arithmetic unit recalculates the bandwidth when the diagnostic packet control unit is added to the transfer control device,
The transfer interval control unit controls the transfer interval based on communication quality of the network and the recalculated band.
9. The network diagnostic system according to claim 5, wherein the network diagnostic system is any one of claims 5 to 8.
前記転送制御装置が、該転送制御装置に接続される分配装置に、前記送信先アドレスが設定された前記診断パケットを転送し、
前記分配装置が、受信した前記診断パケットのヘッダから前記送信先アドレスを抽出して、抽出された前記送信先アドレスを前記パケットの宛先に設定し、
前記分配装置が、前記診断パケットの送信元アドレスに基づいて、前記ネットワークのうち複数の通信機器にそれぞれ接続される通信インタフェースのうち何れかの通信インタフェースに前記診断パケットを振り分ける、
ことを特徴とするネットワーク診断方法。 A transfer control device that performs transfer control of diagnostic packets for diagnosing network communication quality sets a destination address in an area other than the destination in the header of a diagnostic packet generated by a function corresponding to each different address. ,
The transfer control device transfers the diagnostic packet in which the transmission destination address is set to a distribution device connected to the transfer control device,
The distribution device extracts the destination address from the received header of the diagnostic packet, sets the extracted destination address as the destination of the packet,
The distribution device distributes the diagnostic packet to any one of the communication interfaces connected to a plurality of communication devices in the network based on a transmission source address of the diagnostic packet;
A network diagnosis method characterized by the above.
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