JP2017056762A - 車両用前照灯システム - Google Patents
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Abstract
【課題】レーザー光源を用いる車両用前照灯システムにおいて、車両に衝撃が与えられてから車両用前照灯を消灯(又は減光)させるまでのタイムラグを短縮する。【解決手段】車両用前照灯システム1は、第1ランプユニット16と、レーザー光源を有する第2ランプユニット14と、第1ランプユニット16を駆動する第1駆動部15と、第2ランプユニット14を駆動する第2駆動部13と、第1駆動部15と第2駆動部13の動作を制御するランプ制御部10と、車両に与えられた衝撃を検出する衝撃検出センサ22と、を含み、ランプ制御部10は、衝撃検出センサ22の検出信号の大きさが第1閾値よりも大きいときに、第1ランプユニット16を増光させ、かつ第2ランプユニット14を減光若しくは消灯させるように、第1駆動部15と第2駆動部13の各々を制御する。【選択図】図1
Description
本発明は、車両用前照灯システムに関する。
特表2015−506301号公報(特許文献1)には、エアバッグシステムに備わった加速度センサから検出信号を取得し、この検出信号に基づいて車両に破損等が生じている可能性を判定し、必要に応じてヘッドランプを消灯させる技術が開示されている。このような技術によれば、レーザー光源を用いる車両用前照灯が正常に作動していない際における安全性をより高めることが可能となる。
ところで、通常、エアバッグシステムとランプシステムとは互いに独立して動作しており、両者間での情報通信は車内に設置された通信ネットワークを介して行われる。このため、ランプシステムがエアバッグシステムから上記した加速度センサからの検出信号の情報を受信するまでにはある程度の時間を要する。従って、車両に破損等を生じさせるような衝撃が加速度センサによって検出されてから実際に車両用前照灯が消灯するまでにはタイムラグが発生してしまうという不都合がある。
本発明に係る具体的態様は、レーザー光源を用いる車両用前照灯システムにおいて、車両に衝撃が与えられてから車両用前照灯を消灯(又は減光)させるまでのタイムラグを短縮することが可能な技術を提供することを目的の1つとする。
本発明に係る一態様の車両用前照灯システムは、(a)第1ランプユニットと、(b)レーザー光源を有する第2ランプユニットと、(c)前記第1ランプユニットを駆動する第1駆動部と、(d)前記第2ランプユニットを駆動する第2駆動部と、(e)前記第1駆動部と前記第2駆動部の動作を制御するランプ制御部と、(f)車両に与えられた衝撃を検出する衝撃検出センサと、を含み、(g)前記ランプ制御部は、前記衝撃検出センサの検出信号の大きさが第1閾値よりも大きいときに、前記第1ランプユニットを増光させ、かつ前記第2ランプユニットを減光若しくは消灯させるように、前記第1駆動部と前記第2駆動部の各々を制御する、車両用前照灯システムである。
上記構成によれば、車両に備わったエアバッグシステムの作動状態を検出するまでの時間を要することなく速やかに第2ランプユニットを消灯または減光させることができる。従って、車両に衝撃が与えられてから車両用前照灯を消灯させるまでのタイムラグを短縮することが可能となる。また、このときに第1ランプユニットの光量を増加させることにより、第2ランプユニットの光量の減少を補って前方視認性を確保することができる。
上記の車両用前照灯システムにおいて、前記ランプ制御部は、車両に備わったエアバッグシステムの作動状態を示す情報を取得しており、当該情報に基づいて、前記エアバッグシステムが作動していないことを検出した場合には、前記第1ランプユニット及び前記第2ランプユニットの各々の光量を元に戻すように制御し、前記エアバッグシステムが作動したことを検出した場合には、少なくとも前記第2ランプユニットを消灯状態とするように制御する、ことも好ましい。
これにより、エアバッグシステムが作動していない場合には第1ランプユニットと第2ランプユニットの光量を速やかに元の状態へ戻すことができる。
上記の車両用前照灯システムにおいて、前記第1閾値は、前記エアバッグシステムにおいて前記車両に与えられた衝撃を検出する際に用いられる第2閾値よりも小さく設定されている、ことも好ましい。
それにより、エアバッグシステムよりも衝撃検知の感度を高くして、衝撃をより早いタイミングで検知することができる。
上記の車両用前照灯システムは、(h)前記第1ランプユニットの姿勢を可変させるアクチュエータと、(i)前記アクチュエータを駆動するアクチュエータ駆動部と、を更に含み、(j)前記ランプ制御部は、前記衝撃検出センサの検出信号の大きさが第1閾値よりも大きいときに、前記アクチュエータによって前記第1ランプユニットの姿勢を変更させるように前記アクチュエータ駆動部の動作を制御する、ことも好ましい。
それにより、第2ランプユニットが受け持っていた光照射範囲における光量の低下を第1ランプユニットの光照射方向の変更によって補うことが可能となり、前方視認性を確保することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施形態の車両用前照灯システムを含んだ車載システムの構成を示すブロック図である。本実施形態の車載システムは、車両用前照灯システム1、エアバッグシステム2、および、両者間を情報通信可能に接続する通信ネットワーク3を含んで構成されている。
車両用前照灯システム1は、ランプ制御部10、ランプユニット11、インタフェース(I/F)回路12を含んで構成されている。
ランプ制御部10は、車両用前照灯システム1の全体動作を制御する。ランプユニット11は、車両前部の左右にそれぞれ1つ設置されており、車両の前方へ光照射を行う。I/F回路12は、ランプ制御部10が通信ネットワーク3を介してエアバッグシステム2との間で情報通信を行うために必要な処理を実行する。
ランプユニット11は、レーザー駆動回路13、レーザーランプユニット14、LED駆動回路15、LEDランプユニット16、アクチュエータ駆動回路17、アクチュエータ18、加速度センサ19を含んで構成されている。なお、LEDランプユニット16が「第1ランプユニット」に対応し、レーザーランプユニット14が「第2ランプユニット」に対応する。
レーザー駆動回路13は、ランプ制御部10から供給される制御信号に基づいてレーザーランプユニット14を駆動する。レーザーランプユニット14は、レーザー光源を含んで構成されており、レーザー駆動回路13から供給される電力によって駆動されて光を放出する。
LED駆動回路15は、ランプ制御部10から供給される制御信号に基づいてLEDランプユニット16を駆動する。LEDランプユニット16は、LED素子を有する光源を含んで構成されており、LED駆動回路15から供給される電力によって駆動されて光を放出する。
アクチュエータ駆動回路17は、ランプ制御部10から供給される制御信号に基づいてアクチュエータ18を駆動する。アクチュエータ18は、モータなど機械的動作を行う部品を含んでおり、アクチュエータ駆動回路17によって駆動されて、LEDランプユニット16の姿勢(上下または左右の向き)を変化させる。
加速度センサ19は、ランプユニット11の筐体内に設置されており、車両に与えられた衝撃(加速度)を検出する。
エアバッグシステム2は、エアバッグ制御部20、エアバッグユニット21、加速度センサ22、I/F回路23を含んで構成されている。
エアバッグ制御部20は、エアバッグシステム2の全体動作を制御する。エアバッグユニット21は、車両の車室内に設置されており、車両に一定以上の衝撃が与えられた際にエアバッグを車室内へ向けて膨張させるように作動する。
加速度センサ22は、車両の所定位置に設置されており、車両に与えられた衝撃(加速度)を検出する。I/F回路23は、エアバッグ制御部20が通信ネットワーク3を介して車両用前照灯システム1との間で情報通信を行うために必要な処理を実行する。
図2は、レーザーランプユニットの構成例を示す縦断面図である。図2に示すレーザーランプユニット14は、プロジェクタ型のランプユニットであり、車両前部の左右両側にそれぞれ配置されて車両用前照灯を構成する。このレーザーランプユニット14は、発光ユニット110、投影レンズ120、反射面130、これらを保持する保持部材140等を含んで構成されている。
発光ユニット110は、レーザー光を放出する半導体レーザー素子112、このレーザー光の少なくとも一部を吸収して波長変換する波長変換部材114、半導体レーザー素子112からのレーザー光を集光して波長変換部材114へ入射させる集光レンズ116、これらを保持するホルダ118を備えている。波長変換部材114は、ホルダ118の上部開口端を覆った状態でホルダ118上部の予め定められた箇所に固定されている。
このレーザーランプユニット14においては、半導体レーザー素子112からのレーザー光が集光レンズ116によって集光されて、半導体レーザー素子112から離間した位置に配置された波長変換部材114へ入射する。そして、レーザー光が入射した波長変換部材114は、これを透過するレーザー光とレーザー光による発光との混色による白色光(疑似白色光)をその上面から放出する。波長変換部材114から放出される光は、反射面130で反射され、投影レンズ120を透過して前方に照射されて、仮想鉛直スクリーン上に所定配光パターンのハイビームを形成する。
図3は、LEDランプユニットの構成例を示す側面図である。図3に示すLEDランプユニット16は、プロジェクタ型のランプユニットであり、車両前部の左右両側にそれぞれ配置されて車両用前照灯を構成する。このLEDランプユニット16は、投影レンズ220、光源ユニット222、レンズ保持枠224、ヒートシンク226を含んで構成されている。
投影レンズ220は、例えば、前方側表面(出射面)が凸面で後方側表面(入射面)が平面の平凸非球面レンズである。投影レンズ220は、その後側焦点面上の光源像を反転像として投影する。投影レンズ220は、レンズ保持枠224に保持されてヒートシンク226にネジ止め固定されている。
光源ユニット222は、投影レンズ220の後側焦点F(又はその近傍)配置されており、複数のLEDを有する。これらのLED(発光素子)は、ヒートシンク226の鉛直面に固定された金属製の基板上に、光軸AXに対して直交する方向かつ水平方向に一定間隔(例えば2mm程度)をおいて一列に配置されている。各LEDとしては、例えば、同一構成の白色LED(青色LEDチップと蛍光体とを組み合わせた白色LED、近紫外LEDチップと蛍光体とを組み合わせた白色LED、又は、RGB各色のLEDチップを組み合わせた白色LED)を用いることが可能である。
このLEDランプユニット16においては、光源ユニット222の各LEDから放射された光が投影レンズ220を透過して前方に照射される。これにより、仮想鉛直スクリーン上に所定配光パターンのロービーム(すれ違いビーム)が形成される
図4は、レーザーランプユニット、LEDランプユニットにおいて光量制御を行う方法について説明するための図である。光源(レーザー素子またはLED素子)D1に与えられる駆動電圧をV1、光源D1の順方向電圧をVf、光源D1と直列接続された電流制限用抵抗の抵抗値をR1とすると、光電D1に流れる電流Idは以下のように表される。
Id=(V1−Vf)/R1
このため、駆動回路(レーザー駆動回路13またはLED駆動回路15)によって供給する駆動電圧V1を増減させることによって電流Idの大きさを変化させ、それにより光源D1から出射する光の光量を制御することができる。
Id=(V1−Vf)/R1
このため、駆動回路(レーザー駆動回路13またはLED駆動回路15)によって供給する駆動電圧V1を増減させることによって電流Idの大きさを変化させ、それにより光源D1から出射する光の光量を制御することができる。
図5は、車載システムにおける車両用前照灯システムの動作手順を示すフローチャートである。以下、図5に示すフローチャートを参照しながら車両用前照灯システム1の動作について詳細に説明する。
車両に与えられた衝撃(加速度)がランプユニット11の加速度センサ19によって検出されると(ステップS11)、ランプ制御部10は、加速度センサ19から出力される検出信号に基づいて加速度の検出値の大きさが予め設定された閾値より大きいか否かを判定する(ステップS12)。加速度センサ19によって検出された加速度の検出値が閾値以下である場合には(ステップS12;NO)、ステップS11に戻る。
加速度が閾値より大きい場合に(ステップS12;YES)、ランプ制御部10は、レーザーランプユニット14の放出する光の光量を減少させる(ステップS13)。具体的には、ランプ制御部10からレーザー駆動回路13へ制御信号が供給され、それに基づいてレーザー駆動回路13からレーザーランプユニット14へ供給される駆動電力(駆動電圧)が減少することにより光量が制御される。なお、レーザーランプユニット14は、光量をゼロ、すなわち消灯状態に制御されてもよい。
また、ランプ制御部10は、LEDランプユニット16の放出する光の光量を増加させる(ステップS14)。具体的には、ランプ制御部10からLED駆動回路15へ制御信号が供給され、それに基づいてLED駆動回路15からLEDランプユニット16へ供給される駆動電力(駆動電圧)が増加することによって光量が制御される。
ここで、ランプ制御部10は、LEDランプユニット16の増光に併せて、LEDランプユニット16の姿勢を変化させることによって配光パターンを変更してもよい。具体的には、ランプ制御部10からアクチュエータ駆動回路17へ制御信号が供給され、それに基づいてアクチュエータ18が作動することにより、LEDランプユニット16の姿勢が変化する。例えば、LEDランプユニット16の姿勢を標準状態よりも上向きに制御されることにより、LEDランプユニット16から放出される光が車両前方のより遠い範囲まで届くようになる。それにより、レーザーランプユニット14が減光ないし消灯したことによる車両の遠方における光量の減少を補うことができる。
次に、ランプ制御部10は、エアバッグシステム2から動作状況に関する情報を取得することにより、エアバッグユニット21が作動しているか否かを判定する(ステップS15)。ここで、エアバッグシステム2は、自身の備える加速度センサ22において所定の閾値を超える衝撃が検出された場合に、エアバッグ制御部20の制御によってエアバッグユニット21が作動する。
エアバッグユニット21が作動していない場合には(ステップS15;NO)、ランプ制御部10は、レーザーランプユニット14、LEDランプユニット16の各々を通常状態に復帰させる(ステップS16)。すなわち、ランプ制御部10は、レーザーランプユニット14の光量を元の状態となるように増加させ、LEDランプユニット16の光量を元の状態となるように減少させる。
また、エアバッグユニット21が作動していた場合には(ステップS15;YES)、ランプ制御部10は、LEDランプユニット16については光量を増加させた状態を維持し、かつ、レーザーランプユニット14については減光状態であれば消灯状態とし、消灯状態であればそのままの状態を維持させる(ステップS17)。
なお、上記ステップ12において使用される閾値、すなわち加速度センサ19の検出する加速度に対して設定される閾値(第1の閾値)は、エアバッグユニット2において加速度センサ22の検出する加速度に対してエアバッグユニット21の作動の要否を判定するために設定される閾値(第2の閾値)よりも低い値であることが望ましい。それにより、エアバッグユニット2よりも衝撃検知の感度を高くして、衝撃をより早いタイミングで検知することができる。
以上のような実施形態によれば、レーザー光源を用いる車両用前照灯システムにおいて、車両に衝撃が与えられてから車両用前照灯を消灯させるまでのタイムラグを短縮することが可能となる。
なお、本発明は上述した実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々に変形して実施をすることが可能である。例えば、上記した実施形態におけるLEDランプユニットは、他のランプユニット(例えば、ハロゲンランプ等)に置き換えてもよい。
また、上記した実施形態において、万一、車両用前照灯システム1の加速度センサ19が故障していた場合に対応するために、エアバッグシステム2からエアバッグユニット21が作動していることを示す情報を受信した場合には、加速度センサ19の検出信号の大きさに関わらずレーザーランプユニット14を消灯(または減光)するように制御してもよい。
また、車両用前照灯システム1とエアバッグシステム2の間で互いの動作状態について定期的に情報通信を行うようにし、通信不良が発生した場合にはレーザーランプユニット14を消灯(または減光)するように制御してもよい。このとき、LEDランプユニット16については、通常点灯もしくは増光、必要に応じてアクチュエータ18による配光パターンの制御を行うことも好ましい。さらに、通信不良が発生した場合には車両用前照灯システム1のランプ制御部10からI/F回路12を介して他の車載装置へ情報を送信することにより、通信不良の発生を示す警告を行ってもよい。この場合における警告は、例えば車両のインストルメントパネルやカーナビゲーション装置の表示部を用いて表示される。
また、上記した実施形態におけるレーザーランプユニットは一般的なすれ違いビームを発生させるものとして説明していたが、レーザー光をミラー等によって走査することにより、前方に存在する他車両などの位置に応じて選択的な光照射を行うタイプのレーザーランプユニットを備える車両用前照灯システムであっても本発明を適用することができる。
また、上記した実施形態では車両への衝撃を検出するセンサの一例として加速度センサ19を例示していたが、他のセンサ、例えばフォトセンサ、位置検出センサ、音センサに置き換えることもできる。
1:車両用前照灯システム
2:エアバッグシステム
3:通信ネットワーク
10:ランプ制御部
11:ランプユニット
12:インタフェース回路
13:レーザー駆動回路
14:レーザーランプユニット
15:LED駆動回路
16:LEDランプユニット
17:アクチュエータ駆動回路
18:アクチュエータ
19:加速度センサ
20:エアバッグ制御部
21:エアバッグユニット
22:加速度センサ
23:インタフェース回路
2:エアバッグシステム
3:通信ネットワーク
10:ランプ制御部
11:ランプユニット
12:インタフェース回路
13:レーザー駆動回路
14:レーザーランプユニット
15:LED駆動回路
16:LEDランプユニット
17:アクチュエータ駆動回路
18:アクチュエータ
19:加速度センサ
20:エアバッグ制御部
21:エアバッグユニット
22:加速度センサ
23:インタフェース回路
Claims (4)
- 第1ランプユニットと、
レーザー光源を有する第2ランプユニットと、
前記第1ランプユニットを駆動する第1駆動部と、
前記第2ランプユニットを駆動する第2駆動部と、
前記第1駆動部と前記第2駆動部の動作を制御するランプ制御部と、
車両に与えられた衝撃を検出する衝撃検出センサと、
を含み、
前記ランプ制御部は、前記衝撃検出センサの検出信号の大きさが第1閾値よりも大きいときに、前記第1ランプユニットを増光させ、かつ前記第2ランプユニットを減光若しくは消灯させるように、前記第1駆動部と前記第2駆動部の各々を制御する、
車両用前照灯システム。 - 前記ランプ制御部は、車両に備わったエアバッグシステムの作動状態を示す情報を取得しており、当該情報に基づいて、前記エアバッグシステムが作動していないことを検出した場合には、前記第1ランプユニット及び前記第2ランプユニットの各々の光量を元に戻すように制御し、前記エアバッグシステムが作動したことを検出した場合には、少なくとも前記第2ランプユニットを消灯状態とするように制御する、
請求項1に記載の車両用前照灯システム。 - 前記第1閾値は、前記エアバッグシステムにおいて前記車両に与えられた衝撃を検出する際に用いられる第2閾値よりも小さく設定されている、
請求項1又は2に記載の車両用前照灯システム。 - 前記第1ランプユニットの姿勢を可変させるアクチュエータと、
前記アクチュエータを駆動するアクチュエータ駆動部と、
を更に含み、
前記ランプ制御部は、前記衝撃検出センサの検出信号の大きさが第1閾値よりも大きいときに、前記アクチュエータによって前記第1ランプユニットの姿勢を変更させるように前記アクチュエータ駆動部の動作を制御する、
請求項1〜3の何れか1項に記載の車両用前照灯システム。
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---|---|---|---|
JP2015180688A JP2017056762A (ja) | 2015-09-14 | 2015-09-14 | 車両用前照灯システム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10801685B2 (en) | 2018-06-21 | 2020-10-13 | Stanley Electric Co., Ltd. | Light source apparatus and light source apparatus driving method |
CN114585133A (zh) * | 2020-12-01 | 2022-06-03 | 常州星宇车灯股份有限公司 | 多光源前照灯的控制系统和方法 |
-
2015
- 2015-09-14 JP JP2015180688A patent/JP2017056762A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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