JP2017054318A - 管理装置、管理方法および管理プログラム - Google Patents

管理装置、管理方法および管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ソフトウェアのダウンロード時の処理負荷を軽減する。【解決手段】データセンタを管理する管理装置10は、利用者が使用するソフトウェアのバージョンを特定する特定部23と、利用者が利用する第1のデータセンタに、特定されるバージョンのソフトウェアが保持されているか否かを判定する判定部24と、第1のデータセンタに、バージョンのソフトウェアが保持されていない場合、バージョンのソフトウェアを保持する第2のデータセンタからダウンロードする指示を、第1のデータセンタに送信する指示部25と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、管理装置、管理方法および管理プログラムに関する。
近年、仮想マシンなどの普及により、地域や国に限定されず、複数のデータセンタを用いてサービスを提供するアウトソーシングサービスが普及している。例えば、アウトソーシングサービスは、サービスマネージメント、運用、サービスプラットフォーム、ファシリティ、ネットワークを、統一されたコンセプトと標準化されたサービスマネージメントのもとに、地理的な制約や物理的な制約を受けることなく、均質に提供する。
このようなアウトソーシングサービスでは、各データセンタを管理するコントロールセンタが設けられる。例えば、コントロールセンタは、顧客が利用する複数のソフトウェアが別々のデータセンタで実行されることもあり、各データセンタでの管理が煩雑になることから、各データセンタで実行されるソフトウェアなどの情報を一括して管理する。
特開2013−117889号公報 特開2011−2932号公報
しかしながら、上記技術では、コントロールセンタが、各データセンタに対してソフトウェアのインストールやアップデートなどのダウンロードを実行するので、コントロールセンタの処理負荷が高くなる。この結果、ソフトウェアのダウンロードが遅延し、サービスに悪影響が出る場合がある。
1つの側面では、ソフトウェアのダウンロード時の処理負荷を軽減することができる管理装置、管理方法および管理プログラムを提供することを目的とする。
第1の案では、データセンタを管理する管理装置は、利用者が使用するソフトウェアのバージョンを特定する特定部を有する。管理装置は、前記利用者が利用する第1のデータセンタに、前記特定部によって特定される前記バージョンの前記ソフトウェアが保持されているか否かを判定する判定部を有する。管理装置は、前記第1のデータセンタに、前記バージョンの前記ソフトウェアが保持されていない場合、前記バージョンの前記ソフトウェアを保持する第2のデータセンタからダウンロードする指示を、前記第1のデータセンタに送信する指示送信部を有する。
一実施形態によれば、ソフトウェアのダウンロード時の処理負荷を軽減することができる。
図1は、実施例1にかかるシステムの全体構成例を示す図である。 図2は、実施例1にかかる管理サーバの機能構成を示す機能ブロック図である。 図3は、顧客情報DBに記憶される情報の例を示す図である。 図4は、センタ情報DBに記憶される情報の例を示す図である。 図5は、センタ負荷DBに記憶される情報の例を示す図である。 図6は、顧客契約時の処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、契約変更時の処理の流れを示すフローチャートである。 図8は、ダウンロード元の具体例を説明する図である。 図9は、実施例2にかかるシステムの全体構成例を示す図である。 図10は、パッチ適用時の処理の流れを示すフローチャートである。 図11は、ハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示する管理装置、管理方法および管理プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
[全体構成]
図1は、実施例1にかかるシステムの全体構成例を示す図である。図1に示すように、このシステムは、コントロールセンタ1、データセンタA、データセンタB、データセンタCを有する。
各データセンタは、物理サーバが設定されるデータセンタ(以下、DCと記載する場合がある)であり、物理サーバまたは仮想マシンによって、Webサーバ、DB(DataBase)サーバ、APサーバなどの各種サーバ機能を提供し、運用系システムを提供する。コントロールセンタ1は、管理サーバ10が設置され、各データセンタに関する情報や各データセンタを利用する顧客に関する情報を管理するデータセンタである。
例えば、顧客Kは、図1に示したシステムを提供する提供企業との間でシステムの利用契約を締結すると、いずれかのデータセンタを利用することができる。また、顧客Kは、システム利用中に契約を変更することで、利用するデータセンタの変更やサーバの変更等を実行することもできる。
このように顧客がシステムを利用する際に、コントロールセンタ1の管理サーバ10は、利用者が使用するソフトウェアのバージョンを特定する。管理サーバ10は、利用者が利用する第1のデータセンタで、特定されるバージョンのソフトウェアが保存されているか否かを判定する。管理サーバ10は、第1のデータセンタで、バージョンのソフトウェアが保存されていないと判定される場合、バージョンのソフトウェアを保持する第2のデータセンタからダウンロードする指示を、第1のデータセンタに送信する。
例えば、管理サーバ10は、利用者の利用ソフトのバージョン/レベル(以下、V/Lと記載する場合がある)が利用者の利用先DCで動作していない場合、利用先DCに該当V/Lを他のDCからダウンロードさせる。したがって、コントロールセンタ1のダウンロード負荷を軽減することができる。
[機能構成]
次に、管理サーバ10の機能構成を説明する。図2は、実施例1にかかる管理サーバ10の機能構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、管理サーバ10は、通信部11、記憶部12、制御部20を有する。
通信部11は、有線や無線を問わず、他の装置との通信を制御する通信インタフェースである。例えば、通信部11は、各DCから負荷状況などを受信し、各DCに各種指示を送信する。
記憶部12は、制御部20が実行するプログラムやデータを記憶するデータベースであり、例えばハードディスクやメモリなどである。この記憶部12は、ソフトDB13、顧客情報DB14、センタ情報DB15、センタ負荷DB16を記憶する。
ソフトDB13は、管理サーバ10がソフトウェアの提供元等からダウンロードしたソフトウェアを記憶するデータベースである。具体的には、ソフトDB13は、各バージョンや各レベルのソフトウェアのプログラムを記憶する。
顧客情報DB14は、システムを利用する顧客に関する情報を記憶するデータベースである。具体的には、顧客情報DB14は、顧客が利用するデータセンタや顧客が使用するソフトウェアの情報を記憶する。ここで記憶される情報は、顧客の契約内容の変更等によって随時更新される。
図3は、顧客情報DB14に記憶される情報の例を示す図である。図3に示すように、顧客情報DB14は、「顧客コード、顧客名、担当者、電話番号、利用センタ数、利用センタコード、利用センタ名、・・・、ソフト利用数、ソフト名、ソフト型番、V/L、PTFレベル」を記憶する。なお、「利用センタコード、利用センタ名」は、利用するDCの数だけ設定される。「ソフト名、ソフト型番、V/L、PTFレベル」は、利用するソフトウェア数分設定される。
ここで記憶される「顧客コード」は、顧客を識別する識別子であり、「顧客名」は、会社名など顧客の名称であり、「担当者」は、顧客の担当者名であり、「電話番号」は、担当者の電話番号である。「利用センタ数」は、顧客が利用するDCの数であり、「利用センタコード」は、顧客が利用するDCに割当てられた識別子であり、「利用センタ名」は、顧客が利用するDCの名称である。「ソフト利用数」は、顧客が利用するソフトウェアの数であり、「ソフト名」は、顧客が利用するソフトウェアの名称であり、「ソフト型番」は、ソフトウェアの型番であり、「V/L」は、ソフトウェアのバージョンとレベルであり、「PTFレベル」は、Program Temporary Fixのレベルであり、ソフトウェアを修正するプログラムのバージョン等に関する情報である。
図3の例では、「○○株式会社」には顧客コード「F1001」が割当てられており、この顧客の担当者が「特許太郎」であり、電話番号として「XX−XXX」が登録されている。また、この顧客は、「2」つのDCを利用しており、1つ目が、利用センタコードが「001」の「コントロールセンタ」である。なお、2つ目は説明上省略する。また、この顧客は、「2」つのソフトウェアを利用しており、1つ目が、ソフト名が「データ格納」、型番が「aaa1」、V/Lが「V10L20」、PTFレベルが「P201504003」である。なお、2つ目は説明上省略する。
センタ情報DB15は、DCに関する情報を記憶するデータベースである。具体的には、センタ情報DB15は、各DCについて、どのようなソフトウェアが実行されているかに関する情報を記憶する。
図4は、センタ情報DB15に記憶される情報の例を示す図である。図4に示すように、センタ情報DB15は、「センタコード、センタ名、格納ソフト数、ソフト名(A)、ソフト型番、格納V/L数、V/L(1)、PTFレベル(1)、V/L(2)、PTFレベル(2)・・・」を記憶する。なお、「V/L、PTFレベル」は、DCで保存されるV/L数分設定される。
ここで記憶される「センタコード」は、DCに割当てられた識別子であり、「センタ名」は、DCの名称であり、「格納ソフト数」は、DCで保存されるソフトウェアの数である。「ソフト名(A)」は、格納される1つ目のソフトウェアの名称であり、「ソフト型番」は、ソフト名(A)の型番であり、「V/L(1)」は、ソフト名(A)のバージョンとレベルであり、「PTFレベル(1)」は、ソフト名(A)のPTFレベルである。また、「V/L(2)」は、ソフト名(A)のバージョンとレベルであり、「PTFレベル(2)」は、ソフト名(A)のPTFレベルである。
図4の例では、センタコード「001」の「コントロールセンタ」には、「100000」のソフトウェアが保存されていることを示している。また、「コントロールセンタ」には、型番が「aaa1」、V/Lが「V10L20」、PTFレベルが「P201504003」であるソフト名「データ格納」が保存されている。なお、センタコード「002」の「東京センタ」には、ソフト名「データ格納」について、2つのV/Lが格納されている。
センタ負荷DB16は、各センタの負荷情報を記憶するデータベースである。具体的には、センタ負荷DB16は、コントロールセンタ1を含む各センタと他センタとの通信状況に関する負荷情報を記憶する。
図5は、センタ負荷DB16に記憶される情報の例を示す図である。図5に示すように、センタ負荷DB16は、「センタコード、センタ名、A−DC情報、B−DC情報、・・・、N−DC情報、転送不可拠点(1)・・・」を記憶する。なお、センタ負荷DB16は、DC毎の負荷情報と転送不可拠点を記憶する。
ここで記憶される「センタコード」は、DCに割当てられた識別子であり、「センタ名」は、DCの名称である。「A−DC情報」は、センタ名に設定されるデータセンタとデータセンタAとの間の通信負荷を示す情報である。「A−DC情報」の「回線帯域情報(GB)」は、センタ名に設定されるデータセンタとデータセンタAとの間の回線帯域である。「通信負荷状況(%)」は、センタ名に設定されるデータセンタとデータセンタAとの間の通信負荷である。「拠点距離:A−DC(Km)」は、センタ名に設定されるデータセンタとデータセンタAとの地理的な距離である。「転送不可拠点」は、センタ名に設定されるデータセンタのデータの転送先から除外されるDCである。
図5の例では、「コントロールセンタ」と「データセンタA」との間は、「300Km」離れており、「100GB」の回線で接続されており、現在の通信負荷が「50%」であることを示している。また、「コントロールセンタ」のデータの転送先から除外されるDCがないことを示している。
制御部20は、管理サーバ10全体を司る処理部であり、例えばプロセッサなどである。制御部20は、取得部21、負荷測定部22、特定部23、判定部24、指示部25を有する。なお、取得部21、負荷測定部22、特定部23、判定部24、指示部25は、プロセッサが有する電子回路の一例やプロセッサが実行するプロセスの一例などである。
取得部21は、ソフトウェアやパッチなどを取得する処理部である。具体的には、取得部21は、ソフトウェア提供元から、ソフトウェアのプログラム、更新プログラム、パッチなどを取得して、ソフトDB13に更新する。また、取得部21は、取得したソフトウェアの情報にしたがって、センタ情報DB15に記憶されるコントロールセンタ1に該当する情報を更新する。また、取得部21は、ソフトウェアが更新されたタイミングや契約を締結した顧客が使用を希望するソフトウェアがない場合に、該当する更新プログラムやソフトウェアを提供元から取得する。
負荷測定部22は、各データセンタの負荷状況を測定する処理部である。具体的には、負荷測定部22は、定期的または管理者等により指示されたタイミングで、各データセンタの負荷状況を測定して、測定した負荷状況にしたがってセンタ情報DB15を更新する。また、負荷測定部22は、公知の様々な手法で測定することもでき、各データセンタが測定した情報を取得することもできる。
例えば、負荷測定部22は、コントロールセンタ1とデータセンタAとの回線の通信負荷を測定して、センタ情報DB15に格納する。また、負荷測定部22は、データセンタAから、データセンタAとデータセンタBとの回線の負荷情報を取得し、取得した情報をセンタ情報DB15に格納する。なお、センタ情報DB15に格納される回線帯域情報と拠点距離は、契約時に静的に設定される。しかし、契約情報が変更された場合は、適宜更新される。
特定部23は、顧客が使用するソフトウェアのバージョンを特定する処理部である。具体的には、特定部23は、顧客が契約を締結した場合や顧客が契約を変更した場合、顧客情報DB14を参照して、顧客がソフトウェアと当該ソフトウェアのV/Lを特定する。例えば、特定部23は、顧客「株式会社K」について、ソフト名「データ格納」のV/L「V10L20」などと特定し、特定した情報を判定部23に出力する。なお、ここでは、バージョンとレベルの両方を特定して処理を進める例を説明するが、いずれか一方だけでも同様に処理することができる。
判定部24は、顧客が利用するデータセンタで、特定部23によって特定されるバージョンのソフトウェアが実行されているか否かを判定する処理部である。具体的には、判定部24は、顧客の契約情報から顧客が利用するDCを特定する。また、判定部24は、特定部23から顧客が使用するソフト名およびV/Lを取得する。そして、判定部24は、センタ情報DB15を参照し、該当DCに対応付けて該当ソフト名およびV/Lが登録されているか否かを判定し、判定結果を指示部25に出力する。
例えば、顧客「株式会社K」を例にして説明する。判定部24は、顧客「株式会社K」が利用するソフトウェアの情報として、ソフト名「データ格納」のV/L「V10L20」を特定部23から取得する。そして、判定部24は、顧客「株式会社K」をキーにして顧客情報DB14を検索し、利用センタ名「関西センタ」を特定する。続いて、判定部24は、利用センタ名「関西センタ」をキーにしてセンタ情報DB15を参照し、ソフト名「データ格納」のV/L「V10L20」が記憶されているか否かを判定する。
そして、判定部24は、記憶されている場合には、格納済みを指示部25に出力し、記憶されていない場合には、未格納を指示部25に出力する。このとき、判定部24は、顧客コードなどの顧客を特定する情報、顧客が利用する「ソフト名、V/L」などをあわせて出力する。
指示部25は、顧客が利用するデータセンタで、顧客が利用するバージョンのソフトウェアが保存されているか否かを判定し、判定結果にしたがってダウンロード指示を実行する処理部である。具体的には、指示部25は、顧客が利用するデータセンタで、顧客が利用するバージョンのソフトウェアが実行されていないと判定される場合、当該バージョンのソフトウェアを保持する他のデータセンタからダウンロードする指示を、顧客が利用するデータセンタに送信する。ただし、指示部25は、センタ負荷DB16において、顧客が利用するDCに対応付けて「転送不可拠点」が登録されている場合には、登録されている「転送不可拠点」をダウンロード元から除外する。また、指示部25は、新規契約時の顧客については、コントロールセンタ1から利用対象のソフトウェアをダウンロードさせることもできる。
例えば、指示部25は、判定部24から格納済みであることを示す情報を受信すると、受信した顧客コードをキーにして顧客情報DB14を検索し、顧客が利用するデータセンタ「関西センタ」を特定する。そして、指示部25は、顧客が利用する「関西センタ」内の管理サーバや「関西センタ」の管理者などに、ダウンロード不要のメッセージを送信する。なお、データセンタ内の管理サーバや管理者などの情報は、予め記憶部12に記憶される。
一方で、指示部25は、判定部24から未格納であることを示す情報を受信すると、受信した顧客が利用する「ソフト名(データ格納)、V/L(V10L20)」をキーにして顧客情報DB14を検索する。そして、指示部25は、「ソフト名(データ格納)、V/L(V10L20)」が対応付けられるデータセンタ「東京センタ」を特定する。そして、指示部25は、顧客が利用する「関西センタ」内の管理サーバや「関西センタ」の管理者に、V/L(V10L20)のソフトウェア(データ格納)のプログラムを、「東京センタ」からダウンロードすることを指示する。
ここで、指示部25は、ダウンロード元のDCとして複数のDCが特定された場合、所定の方法によっていずれのDCからダウンロードさせるかを決定する。ただし、指示部25は、センタ情報DB15において、顧客が利用するDCに対応付けて「転送不可拠点」が登録されている場合には、登録されている「転送不可拠点」をダウンロード元から除外する。
例えば、指示部25は、センタ負荷DB16を参照し、通信負荷状況が小さい方のDCをダウンロード元に決定することができる。一例として、「東京センタ」と「九州センタ」とに「ソフト名(データ格納)、V/L(V10L20)」が格納されていると判定された状態で説明する。
指示部25は、「東京センタ」の通信負荷状況が「10%」であり、「九州センタ」の通信負荷状況が「50%」である場合、顧客が利用する「関西センタ」に「東京センタ」からダウンロードする指示を送信する。
また、指示部25は、センタ負荷DB16を参照し、拠点距離が近いDCをダウンロード元に決定することができる。例えば、指示部25は、顧客が利用する「関西センタ」と「東京センタ」の拠点距離が「300Km」であり、「関西センタ」と「九州センタ」の通信負荷状況が「280Km」である場合、顧客が利用する「関西センタ」に「九州センタ」からダウンロードする指示を送信する。
[処理の流れ]
次に、図6と図7を用いて、コントロールセンタ1の管理サーバ10が実行する処理の流れについて説明する。ここでは、顧客契約時の処理と契約変更時の処理について説明する。
(契約時の処理)
図6は、顧客契約時の処理の流れを示すフローチャートである。図6に示すように、顧客情報の登録が完了すると(S101:Yes)、判定部24は、顧客が利用する利用ソフトが、顧客が利用する利用DCに存在するか否かを判定する(S102)。
そして、判定部24は、利用ソフトが利用DCに存在する場合(S103:Yes)、顧客が利用するV/Lが該当DCに存在するか否かを判定する(S104)。そして、判定部24は、利用ソフトのV/Lが利用DCに存在する場合(S105:Yes)、処理を終了する。
一方、判定部24が、利用ソフトが利用DCに存在しない場合(S103:No)または利用ソフトのV/Lが利用DCに存在しない場合(S105:No)、S106以降が実行される。具体的には、指示部25は、コントロールセンタ1より、利用ソフトのV/Lをダウンロードする指示を、利用DCに送信する(S106)。その後、指示部25は、ダウンロードした情報にしたがって、センタ情報DB15を更新する(S107)。
(契約変更時の処理)
図7は、契約変更時の処理の流れを示すフローチャートである。図7に示すように、顧客情報DB14の顧客情報の更新が発生すると(S201:Yes)、特定部23は、顧客情報DB14を参照して、更新後のソフトおよび当該ソフトのV/Lを特定する(S202)。
続いて、判定部24は、センタ情報DB15を参照して、更新後のV/Lのソフトが利用DCに存在するか否かを判定する(S203)。ここで、判定部24は、更新後のV/Lのソフトが利用DCに存在する場合(S204:Yes)、処理を終了する。
一方、更新後のV/Lのソフトが利用DCに存在しない場合(S204:No)、指示部25は、センタ情報DB15を参照して、更新後のV/Lのソフトを保持するDCを特定する(S205)。
続いて、指示部25は、センタ負荷DB16を参照して、S205で特定したDCの負荷状況を特定する(S206)。そして、指示部25は、S205で特定したDCの中から負荷が小さいDCを特定し、顧客が利用するDCに、特定したDCから該当V/Lのソフトをダウンロードする指示を送信する(S207)。
その後、指示部25は、顧客が利用するDCから、ダウンロードが完了した旨の通知を受信すると(S208:Yes)、顧客が利用するDCの利用ソフトの情報に関し、センタ情報DB15を更新する(S209)。
[具体例]
次に、顧客が利用するDCのソフトウェアのダウンロードの具体例を説明する。図8は、ダウンロード元の具体例を説明する図である。図8では、顧客「X社」は、データセンタ「Bセンタ」を利用し、V/L「10/20」のソフト名「aaa1」、V/L「12/20」のソフト名「bbb2」、V/L「12/20」のソフト名「ccc2」を利用するものとする。また、データセンタB以外にも、コントロールセンタ1、Aセンタ、Cセンタが存在する。
このような状態において、管理サーバ10は、X社が利用するソフト名「aaa1」のダウンロード元を決定する。具体的には、管理サーバ10は、センタ情報DB15を参照し、V/L「10/10」のソフト名「aaa1」がBセンタとCセンタに保存されており、V/L「10/20」のソフト名「aaa1」がAセンタとDセンタに保存されていることを特定する。この結果、管理サーバ10は、Bセンタに対して、V/L「10/20」のソフト名「aaa1」をAセンタからダウンロードさせる。
次に、管理サーバ10は、X社が利用するソフト名「bbb2」のダウンロード元を決定する。具体的には、管理サーバ10は、センタ情報DB15を参照し、V/L「11/20」のソフト名「bbb2」がCセンタとDセンタに保存されており、V/L「12/20」のソフト名「bbb2」がAセンタとBセンタに保存されていることを特定する。この結果、管理サーバ10は、Bセンタに対して該当ソフトが保存されていることから、ダウンロード不要と判定する。
最後の、管理サーバ10は、X社が利用するソフト名「ccc2」のダウンロード元を決定する。具体的には、管理サーバ10は、センタ情報DB15を参照し、V/L「10/10」のソフト名「ccc2」がAセンタとDセンタに保存されており、V/L「12/10」のソフト名「ccc2」がBセンタとCセンタに保存されていることを特定する。この結果、管理サーバ10は、どのDCにも該当ソフトが保存されていないことから、Bセンタに対して、V/L「12/20」のソフト名「ccc2」をコントロールセンタ1からダウンロードさせる。
[効果]
このように、管理サーバ10は、負荷が小さいDCや距離が近いDCから該当ソフトをダウンロードさせることができるので、コントロールセンタ1からのダウンロードの集中を抑制することができ、ダウンロード時の処理負荷を軽減することができる、また、ダウンロード時の処理負荷を軽減することができるので、各DCが利用ソフトをダウンロードする時間を短縮できる。この結果、顧客のサービス開始を早めることもでき、サービスの信頼性も向上する。
ところで、実施例1では、ソフトウェアのダウンロードについて説明したが、これに限定されるものではなく、ソフトウェアの更新プログラムやパッチ適用についても、同様に処理することができる。そこで、実施例2では、ソフトウェアの更新プログラムや更新パッチの適用を例にして説明するが、ここでは更新パッチの適用を例にする。
[全体構成]
図9は、実施例2にかかるシステムの全体構成例を示す図である。図9に示すように、実施例1と異なる点は、ソフトウェア提供元サーバ30と開発環境50とを有する点である。
ソフトウェア提供元サーバ30は、各種ソフトウェアの更新パッチを配信するサーバ装置である、開発環境50は、商用ネットワークとは隔離されて、コントロールセンタ1と接続される。この開発環境50には、各DCで動作するサーバと同様のスペックのサーバが動作している。
このようなシステムにおいて、コントロールセンタ1の管理サーバ10は、所定のソフトウェアに対する更新パッチが発生した場合、ソフトウェア提供元サーバ30から更新パッチを取得する。そして、管理サーバ10は、顧客に提供するサービスに影響を与えない開発環境50で、更新パッチを所定のソフトウェアに適用する。その後、管理サーバ10は、異常が発生しないことが確認できた後、所定のソフトウェアを実行するデータセンタに、更新パッチの適用指示を送信する。
[処理の流れ]
図10は、パッチ適用時の処理の流れを示すフローチャートである。図10に示すように、顧客から更新パッチの適用指示を受信すると(S301:Yes)、指示部25は、該当ソフトの更新パッチをソフトウェア提供元サーバ30から取得し、開発環境50の該当サーバに適用する(S302)。
続いて、指示部25は、更新パッチ適用後の確認テストを実施する(S303)。なお、確認テストとは、例えばエラーの有無チェック、正常処理の実行確認など一般的なテストである。
そして、指示部25は、顧客情報DB14を参照して、該当顧客が利用するDCを特定し(S304)、特定した利用DCに更新パッチを配布する(S305)。
その後、指示部25は、確認テストに問題がない場合(S306:Yes)、利用DCに更新パッチの適用指示を送信する(S307)。そして、指示部25は、更新パッチ適用の完了通知を利用DCから受信すると(S308:Yes)、更新情報にしたがって、顧客情報DB14やセンタ情報DB15を更新する(S309)。
一方、指示部25は、確認テストに問題がある場合(S306:No)、利用DCに更新パッチの未適用の指示を送信する(S310)。
[効果]
このように、管理サーバ10は、更新パッチによる不具合がないことが確認できてから、対象のソフトウェアを保持する各DCに更新パッチを適用させることができる。したがって、更新パッチによる障害発生を抑制でき、信頼性を向上させることもできる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。
[システム]
また、図示した装置の各構成は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、任意の単位で分散または統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPU等のプロセッサおよび当該プロセッサにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
[ハードウェア]
図11は、ハードウェア構成例を示す図である。図11に示すように、管理サーバ10は、通信インタフェース10a、HDD(Hard Disk Drive)10b、メモリ10c、プロセッサ10dを有する。また、図11に示した各部は、バス等で相互に接続される。
通信インタフェース10aは、他の装置との通信を制御するインタフェースであり、例えばネットワークインタフェースカードである。HDD10bは、図1等に示した機能を動作させるプログラムやDBなどを記憶する。
プロセッサ10dは、図2等に示した各処理部と同様の処理を実行するプログラムをHDD10b等から読み出してメモリ10cに展開することで、図2等で説明した各機能を実行するプロセスを動作させる。
すなわち、このプロセスは、管理サーバ10が有する各処理部と同様の機能を実行する。具体的には、プロセッサ10dは、取得部21、負荷測定部22、特定部23、判定部24、指示部25と同様の機能を有するプログラムをHDD10b等から読み出す。そして、プロセッサ10dは、取得部21、負荷測定部22、特定部23、判定部24、指示部25と同様の処理を実行するプロセスを実行する。
このように管理サーバ10は、プログラムを読み出して実行することで管理方法を実行する情報処理装置として動作する。また、管理サーバ10は、媒体読取装置によって記録媒体から上記プログラムを読み出し、読み出された上記プログラムを実行することで上記した実施例と同様の機能を実現することもできる。なお、この他の実施例でいうプログラムは、管理サーバ10によって実行されることに限定されるものではない。例えば、他のコンピュータまたはサーバがプログラムを実行する場合や、これらが協働してプログラムを実行するような場合にも、本発明を同様に適用することができる。
10 管理サーバ
11 通信部
12 記憶部
13 ソフトDB
14 顧客情報DB
15 センタ情報DB
16 センタ負荷DB
20 制御部
21 取得部
22 負荷測定部
23 特定部
24 判定部
25 指示部

Claims (5)

  1. データセンタを管理する管理装置において、
    利用者が使用するソフトウェアのバージョンを特定する特定部と、
    前記利用者が利用する第1のデータセンタに、前記特定部によって特定される前記バージョンの前記ソフトウェアが保持されているか否かを判定する判定部と、
    前記第1のデータセンタに、前記バージョンの前記ソフトウェアが保持されていない場合、前記バージョンの前記ソフトウェアを保持する第2のデータセンタからダウンロードする指示を、前記第1のデータセンタに送信する指示送信部と
    を有することを特徴とする管理装置。
  2. 前記バージョンの前記ソフトウェアを保持するダウンロード元が複数ある場合、各ダウンロード元の通信状況に関する負荷情報または前記各ダウンロード元と前記第1のデータセンタとの間の距離に基づいて、ダウンロード元を選択する選択部をさらに有し、
    前記指示送信部は、前記選択部によって選択された前記ダウンロード元からダウンロードする指示を、前記第1のデータセンタに送信する請求項1に記載の管理装置。
  3. 所定のソフトウェアに対する更新パッチが発生した場合、前記利用者に提供するサービスに影響を与えない環境で、前記更新パッチを前記所定のソフトウェアに適用して異常が発生しないことが確認できた後、前記所定のソフトウェアを保持するデータセンタに、前記更新パッチの適用指示を送信する更新指示部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  4. データセンタを管理する管理装置が、
    利用者が使用するソフトウェアのバージョンを特定し、
    前記利用者が利用する第1のデータセンタに、特定される前記バージョンの前記ソフトウェアが保持されているか否かを判定し、
    前記第1のデータセンタに、前記バージョンの前記ソフトウェアが保持されていない場合、前記バージョンの前記ソフトウェアを保持する第2のデータセンタからダウンロードする指示を、前記第1のデータセンタに送信する
    処理を実行することを特徴とする管理方法。
  5. データセンタを管理する管理装置に、
    利用者が使用するソフトウェアのバージョンを特定し、
    前記利用者が利用する第1のデータセンタに、特定される前記バージョンの前記ソフトウェアが保持されているか否かを判定し、
    前記第1のデータセンタに、前記バージョンの前記ソフトウェアが保持されていない場合、前記バージョンの前記ソフトウェアを保持する第2のデータセンタからダウンロードする指示を、前記第1のデータセンタに送信する
    処理を実行させることを特徴とする管理プログラム。
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