JP2017049031A - 在不在管理システム及び在不在管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 センサのペアの間等での干渉防止をより確実にするとともに、たとえ同じ種類のセンサを全て用いる場合であっても、センサのペア(センサ)毎の識別の管理を簡単に行える在不在管理システム等を提供する。
【解決手段】 人の閉空間の在又は不在を管理する在不在管理システム1は、人感センサ部3と、タグ5と、管理装置7とを備える。人感センサ3は、発振切替制御部13により、第1センサ9が第1の周波数で発振して赤外線を出力することと、第2センサ11が第1の周波数とは異なる周波数である第2の周波数で発振して赤外線を出力することを切り替える。そして、管理装置7のID部31が、異なる周波数の組合せと切替時間によって、人感センサ3のIDの特定を行えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、在不在管理システム及び在不在管理方法に関し、閉空間への出入りを検知し、その閉空間内の人の在又は不在を管理する在不在管理システム等に関する。
二つのセンサのそれぞれを閉空間の外側と内側とに配置することにより人の移動の方向を検知することに加え、閉空間の人の在又は不在を管理できる技術がある。その技術としては、例えば特開2006−112851号公報(特許文献1)に記載の技術がある。ここで開示された技術は、閉空間の外側に配置されたセンサによる検知と閉空間の内側に配置されたセンサによる検知との間に生じてくる検知時間の時間差を用いており、その時間差を任意に設定できる基準値と比較することにより、閉空間の人の在又は不在を管理できている。なお、閉空間の外側に配置されたセンサによる検知と閉空間の内側に配置されたセンサ間の干渉を防止すべく、干渉防止板を用いる工夫をしている。
なお、他の技術として、例えば、特開2013−25377号公報(特許文献2)がある。
特許文献2では、第1RFIDリーダと第2RFIDリーダとで異なる周波数を使用することによりRFIDタグの誤読(誤認証)の可能性を低減する入退室管理システムも開示されている。具体的には、高い周波数側を電波式とし、低い周波数側を電磁誘導式とし、周波数の異なりによってシステムを区別するものが開示されている。
特開2006−112851号公報 特開2013−25377号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、特許文献1の図5にも示すような閉空間である部屋に複数の出入り口がある場合や複数の部屋が繋がっている場合には、任意の基準値の設定は簡単ではなく、正しい在不在管理を行うことは容易ではない。すなわち、特許文献1の図5等にも記載されているが、センサのペアが複数になり、部屋数が多くなっていけばいくほど、どのセンサのペアが検知したのかを特定する必要があり、その上で各センサのペアが検知できるように基準値の設定をしていく必要があるからである。特に、センサのペアの各センサが同じ周波数の信号を用いて検知するのであれば、ペア間での互いの干渉を防止する工夫だけでなく、他のセンサのペアの各センサとの間での干渉も防止する工夫が必要であり、加えてセンサのペア(さらには各センサ)を識別する工夫も必要となる。この点について、特許文献1では、干渉については干渉板を必要としており、センサのペア(さらには各センサ)を識別する工夫については具体的な工夫の開示はなく、特許文献1の図6等で分かる限りでは、センサのペア(センサ)毎の識別子を別途に設けていると思われる。まとめると、このような手法では、部屋数が多くなればなるほど、干渉防止は難しくなり、センサのペア(センサ)毎の識別の管理も複雑化してしまうという問題がある。
なお、特許文献1の干渉の防止の問題については、特許文献2の技術を用いることによって改善はされ得るが、さらに干渉の防止を確実とすることが期待される。
ゆえに、本発明は、センサのペアの間等での干渉防止をより確実にするとともに、たとえ同じ種類のセンサを全て用いる場合であっても、センサのペア(センサ)毎の識別の管理を簡単に行える在不在管理システム等を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点は、閉空間への出入りを検知し、前記閉空間内の人の在又は不在を管理する在不在管理システムにおいて、前記閉空間の中又は外で第1の周波数で発振させてセンサ出力を発信する第1センサと、前記閉空間の外又は中で前記第1の周波数とは異なる第2の周波数で発振させてセンサ出力を発信する第2センサと、前記人に保持されるタグであって前記第1センサからのセンサ出力と前記第2センサからのセンサ出力を受信するタグと、前記タグが受信したセンサ出力に基づき、前記閉空間内の人の在又は不在を管理する管理装置とを備え、前記第1センサと前記第2センサとは、予め定められた切替時間で互いに切り替えながらそれぞれの周波数で発振させてセンサ出力を発信し、前記管理装置は、前記第1センサが発振する第1の周波数と前記第2センサが発振する第2の周波数との組み合わせ情報、及び、前記第1センサが発振する第1の周波数と前記第2センサが発振する第2の周波数との切替時間情報から特定されるセンサ識別子を識別できることを特徴とするものである。
本発明の第2の観点は、閉空間への出入りを検知し、前記閉空間内の人の在又は不在を管理する在不在管理システムにおいて、前記閉空間の中又は外で第1の周波数で発振させてセンサ出力を発信する第1センサと、前記閉空間の外又は中で前記第1の周波数とは異なる第2の周波数で発振させてセンサ出力を発信する第2センサと、前記人に保持されるタグであって前記第1センサからのセンサ出力と前記第2センサからのセンサ出力を受信するタグと、前記タグが受信したセンサ出力に基づき、前記閉空間内の人の在又は不在を管理する管理装置とを備え、前記第1センサと前記第2センサとは、予め定められた切替時間で互いに切り替えながらそれぞれの周波数で発振させてセンサ出力を発信し、前記管理装置は、前記第1センサが発振する第1の周波数と前記第2センサが発振する第2の周波数との切替時間情報から特定されるセンサ識別子を識別できることを特徴とするものである。
本発明の第3の観点は、閉空間への出入りを検知し、前記閉空間内の人の在又は不在を管理する在不在管理システムにおいて、前記閉空間の中又は外で第1の周波数で発振させてセンサ出力を発信する第1センサと、前記閉空間の外又は中で前記第1の周波数とは異なる第2の周波数で発振させてセンサ出力を発信する第2センサと、前記人に保持されるタグであって前記第1センサからのセンサ出力と前記第2センサからのセンサ出力を受信するタグと、前記タグが受信したセンサ出力に基づき、前記閉空間内の人の在又は不在を管理する管理装置とを備え、前記第1センサと前記第2センサとは、予め定められた切替時間で互いに切り替えながらそれぞれの周波数で発振させてセンサ出力を発信し、前記管理装置は、前記第1センサが発振する第1の周波数と前記第2センサが発振する第2の周波数との組み合わせ情報から特定されるセンサ識別子を識別できることを特徴とするものである。
本発明の第4の観点は、第1から第3の観点のいずれかの在不在管理システムにおいて、前記タグには個体識別子が付与されており、前記管理装置は、前記タグの個体識別子に基づき、前記閉空間内の人の在又は不在について、前記タグを保持している人を特定して管理できることを特徴とするものである。
本発明の第5の観点は、閉空間への出入りを検知し、前記閉空間内の人の在又は不在を管理する在不在管理方法において、第1センサは前記閉空間の中で第1の周波数で発振させてセンサ出力を発信するものであり、第2センサは前記閉空間の外で前記第1の周波数とは異なる第2の周波数で発振させてセンサ出力を発信するものであり、 前記人に保持されるタグは、前記第1センサからのセンサ出力と前記第2センサからのセンサ出力を受信するものであり、管理装置は、前記タグが受信したセンサ出力に基づき、前記閉空間内の人の在又は不在を管理するものであり、前記第1センサと前記第2センサとは、予め定められた切替時間で互いに切り替えながらそれぞれの周波数で発振させてセンサ出力を発信するステップと、前記管理装置は、前記第1センサが発振する第1の周波数と前記第2センサが発振する第2の周波数との組み合わせ情報、及び、前記第1センサが発振する第1の周波数と前記第2センサが発振する第2の周波数との切替時間情報から特定されるセンサ識別子を識別するステップを含むものである。
本発明の第6の観点は、閉空間への出入りを検知し、前記閉空間内の人の在又は不在を管理する在不在管理方法において、第1センサは前記閉空間の中で第1の周波数で発振させてセンサ出力を発信するものであり、第2センサは前記閉空間の外で前記第1の周波数とは異なる第2の周波数で発振させてセンサ出力を発信するものであり、 前記人に保持されるタグは、前記第1センサからのセンサ出力と前記第2センサからのセンサ出力を受信するものであり、管理装置は、前記タグが受信したセンサ出力に基づき、前記閉空間内の人の在又は不在を管理するものであり、前記第1センサと前記第2センサとは、予め定められた切替時間で互いに切り替えながらそれぞれの周波数で発振させてセンサ出力を発信するステップと、前記管理装置は、前記第1センサが発振する第1の周波数と前記第2センサが発振する第2の周波数との組み合わせ情報から特定されるセンサ識別子を識別し、又は、前記第1センサが発振する第1の周波数と前記第2センサが発振する第2の周波数との切替時間情報から特定されるセンサ識別子を識別するステップとを含むものである。
本発明の各観点によれば、第1センサと第2センサを予め定めた切替時間で互いに切り替えながらそれぞれの周波数で発振させてセンサ出力を発信するので、周波数が異なることに加えて発振の切替による干渉防止をより確実なものとできる。さらに、センサのペア間の異なる周波数の組み合わせ情報を識別子(ID)とし、センサのペア間の切替時間情報を識別子(ID)とし、或は、センサのペア間の異なる周波数の組み合わせ情報及びセンサのペア間の切替時間情報を識別子(ID)とすることにより、複数のセンサのペアが必要とされる多数の出入口や多数の部屋がある場合であっても、容易に多数の識別子(ID)情報を作ることができ、センサのペア(センサ)毎の識別の管理を簡単に行える。その結果、人の在又は不在の管理を精度向上させて簡便に行うことができる。
本発明の実施の形態にかかる在不在管理システムの一例を示すブロック図である。 図1の在不在管理システムにおける人の移動方向等の検知の仕方を説明するための図である。 図1の在不在管理システムの動作を説明するためのフロー図である。 図1の在不在管理システムによって示される在/不在の状態を示す図である。 閉空間である部屋が4つの場合を示す図である。
図1は、本発明の実施の形態にかかる在不在管理システムの一例を示すブロック図である。
人の閉空間の在又は不在を管理する在不在管理システム1は、人感センサ部3と、タグ5と、管理装置7とを備える。
人感センサ3は、赤外線発光装置であり、第1センサ9と、第2センサ11と、発振切替制御部13とを備える。第1センサ9は、第1周波数発振部15を備え、第1の周波数で発振して赤外線を出力する。第2センサ11は、第2周波数発振部17を備え、第1の周波数とは異なる周波数である第2の周波数で発振して赤外線を出力する。発振切替制御部13は、第1周波数発振部15が行う発振と第2周波数発振部17が行う発振を決められた時間間隔で切り替える。これにより、人感センサ3は、第1の周波数の赤外線と第2の周波数の赤外線とを交互に切り替えながら出力している。
なお、ここでは、第1センサ9は、第1の閉空間2の中に設置され、第2の閉空間4の外に設置されている。第2のセンサ11は、第1の閉空間の外に設置され、第2の閉空間の中に設置されている。
タグ5は、赤外線検出部19と、計測部21と、子機管理部23とを備える。管理装置7は、子機管理部23と、親機管理部25とを備える。
赤外線検出部19は、フォトダイオードであり、第1センサ9の第1周波数発振部15から第1の周波数で発振された赤外線を検知でき、第2センサ11の第2周波数発振部17から第2の周波数で発振された赤外線を検知できる。検知出力を受ける計測部21は、計測した第1周波数と第2周波数との間の切替時間を計測する切替時間計測部27と、第1周波数と第2周波数とを計測してその組合せを計測する周波数組合せ計測部29とを備える。
子機管理部23は、ID部31と、送信部33とを備える。ID部31は、人感センサ3の識別を行う識別子(ID)を特定するセンサ部ID35と、タグの識別を行う識別子(ID)を特定するタグID部37とを備える。具体的には、センサID部35は、計測部21の出力を受け、計測された切替時間の情報と計測された周波数組合せの情報とから、人感センサ3の識別を行う識別子(ID)を特定する。タグID部37は、タグ5に与えられている固有の識別子(ID)を認識して特定する。送信部33は、センサID部35によって特定された人感センサ3の識別を行う識別子(ID)の情報と、タグID部37によって特定されたタグ5の識別を行う識別子(ID)の情報と、その他の必要なメッセージとを、親機管理部25に送信する。
親機管理部25は、送信部33から送られた情報を受ける受信部39と、受信部39が受けた情報を記憶する記憶部41と、記憶部41に記憶される情報を表示する表示部43とを備える。
図2は図1の在不在管理システムにおける人の移動方向等の検知の仕方を説明するための図である。図3は図1の在不在管理システムの動作を説明するためのフロー図である。図4は図1の在不在管理システムによって示される在/不在の状態を示す図である。
図2と図3も参照して、以下、図1の在不在管理システムの動作を説明する。初期値が「外出」の状態で、ステップST1では、人感センサ3から出力された赤外線がタグ5によって検知され、その周波数が周期Aか否かが判断される。周期Aの場合にはステップST2に進み、周期Aでない場合には、ステップST1に戻る。ステップST2では、人感センサ3から出力された赤外線がタグ5によって検知され、その周波数が周期Bか否かが判断される。周期Bの場合にはステップST3に進み、周期Bでない場合には、ステップSS3に進む。ステップSt3では、タグ5の赤外線検出部19での光の受光が切れたか否かが判断され、受光が切れた場合にはステップST4に進み、切れていない場合にはステップST1に戻る。
ステップST4では、計測部21の周波数組合せ部29によって周波数の組合せ(周期Aと周期B)の計測による取得が行われたか否かが判断される。取得されればステップST5に進み、取得されなければステップST1に戻る。ステップST5では、計測部21の切替時間部27によって周期Aの赤外線と周期Bの赤外線との間の切替時間の計測による取得が行われたか否かが判断される。取得されればステップST6に進み、取得されなければステップST1に戻る。ステップST6では、ID部31のセンサID部35によって人感センサ3のIDが特定される。具体的には、周波数(周期)Aと周波数(周期)Bの切替時間を一つの変数とし、周波数(周期)Aと周波数(周期)Bの組合せを他の変数として、人感センサIDの特定が行われる。この点については、図5を用いて後述し、さらに説明する。
なお、上記では、切替時間と組合せとの両者をセンサIDのための変数としたが、切替時間のみを変数とし、又は、組合せのみを変数としてもよい。但し、いずれにおいても、異なる周波数を発振するセンサのペアのIDを決めていく上で、個別のセンサにIDを決めていく場合に比べて、IDの作り方は簡単であり、管理等の容易化が可能になる。加えて、センサの種類を同種類とできるため、システムの構成をシンプルなものとできる。
ステップST7では、子機管理部23の送信部33から親機管理部25の受信部39へ、タグIDと、センサIDと、「在」又は「不在」のメッセージの送信が行われる。そして、図4の「田中さん」や「加藤さん」のように、部屋の番号等による「場所表示」とともに、「在室」の表示が、表示部43によって行われる。ここで、タグIDは、タグ5を保持している人を特定するものであり、「入居者の氏名」を表すことができている。なお、ここでの時刻表示は、表示部43によって表示されると共に記憶部41によって記憶されている。
ステップSS1〜ステップSS8の処理は、初期値が「在室」の状態で、図4の「吉田さん」のように「外出」を表示となるものであり、ステップST1〜ステップST8と似た処理となって繰り返しになるため説明は省略する。
なお、「在室」と「不在」の表示を色分けして表示してもよい。具体的には、例えば、在室の表示を「青色」とし、不在の表示を「黄色」としてもよい。
また、この時間の記録を行うことにより、例えば、一定時刻に外出状態であれば警告のための警告色(例えば「赤色」)の点滅で知らせたり、警告音を併せて鳴らすことを行ってもよい。
図5は閉空間である部屋が4つの場合を示す図である。
部屋51、53、55、57という4つの閉空間があるとする。部屋51と部屋57との間には人感センサ3aが設置され、部屋53と部屋57との間には人感センサ3bが設置され、部屋55と部屋57との間には人感センサ3cが設置されている。部屋57とその外との間には人感センサ3dが設置されている。人感センサ3a〜3dの各センサのペアの周波数の組合せを異なることにすれば、周波数の切替時間が全て同じであっても、人感センサ3a〜3dのID化も可能となる。また、人感センサ3a〜3dの各センサのペアの周波数の組合せを同じにしても、周波数の切替時間が異なれば、人感センサ3a〜3dのID化も可能となる。さらに、周波数の組合せと切替時間の両者を変数とするID化を行うこともできる。なお、部屋57については、部屋51、53、55の不在との関係を明確にすべく、部屋51、53、55に不在とのことを表示するだけでなく部屋57に在室というメッセージも付ける等の工夫をすることが好ましい。
以下、ポイントをまとめる。人感センサにおけるセンサのペアが、それぞれ異なる周波数の赤外線を出力できている。まず、周波数が異なることから互いの干渉が軽減される。さらに、赤外線を出力するセンサのペアが互いに切り替えられるので、より確実に干渉を防止できる。その結果、赤外線の出力のパワーを大きくしても干渉が起り難いので、タグがセンサから多少離れていても、タグ側での情報の取得率(識別率)は向上し、人の感知を確実に行える。ここで、赤外線を出力して発光するLEDのパワーの向上のさせ方を少し補足する。通常、発光させるLED(数個)は、1個のスイッチング素子で駆動させる。しかし、電圧が固定のために、LEDの数を増やそうとしても、LEDの駆動電流を増やせず、パワーをあげられない。そのため、パワーをあげる改善として、スイッチング素子の電流容量がLEDの数に対応できるだけ十分であることを前提にして、スイッチング素子が1個でもLEDを並列にして数を増やすことを用いる。そして、LEDの1個当たりの駆動電流を増やせるため、LEDの数と駆動電流の増加の効果とで、LEDのパワーをあげることができる。一方、タグ側の感度についても追記して説明する。タグ側の赤外線重受信デバイスは、通常1個で十分とされているが、赤外線LEDの発光側に指向性があり、受光方向によって、赤外線の受光感度が低下する場合がある。そのため、受信デバイスを並列に複数実装すれば、赤外線の受光感度を高めることを可能になる。このように、異なる周波数の赤外線を切り替えることにより、赤外線の発信側と受信側の工夫も可能になり、検出精度を向上させるという新たな効果も得られる。
また、異なる周波数のペアを変数とすることにより、センサのID化が可能となる。さらに、センサのペアの切替時間を変数とすることにより、さらなるセンサのID化が可能になる。これにより、IDの管理が作成と割振り等が簡単となる。その結果、多くの部屋がある建物等でも、管理に伴うデータ量を抑えることができ、無線を用いる環境でも適切な在不在の管理が行える。
異なる周波数を用い、さらに切り替えることで、干渉を防止し、センサのID化を簡単なものとできるだけでなく、センサが同種のものを用いる結果、システム構成をシンプルなものとでき、システムの導入は容易なものとなる。
なお、上記では、在不在管理システムと在不在管理方法について図1〜図5を用いて示したが、本発明を、記録媒体として捉えてもよく、プログラムとして捉えてもよい。
1・・・在不在管理システム、3・・・人感センサ、5・・・タグ、7・・・管理装置、9・・・第1センサ、11・・・第2センサ、13・・・発振切替制御部、31・・・ID部、35・・・センサID部、37・・・タグID部

Claims (6)

  1. 閉空間への出入りを検知し、前記閉空間内の人の在又は不在を管理する在不在管理システムにおいて、
    前記閉空間の中又は外で第1の周波数で発振させてセンサ出力を発信する第1センサと、
    前記閉空間の外又は中で前記第1の周波数とは異なる第2の周波数で発振させてセンサ出力を発信する第2センサと、
    前記人に保持されるタグであって前記第1センサからのセンサ出力と前記第2センサからのセンサ出力を受信するタグと、
    前記タグが受信したセンサ出力に基づき、前記閉空間内の人の在又は不在を管理する管理装置とを備え、
    前記第1センサと前記第2センサとは、予め定められた切替時間で互いに切り替えながらそれぞれの周波数で発振させてセンサ出力を発信し、
    前記管理装置は、前記第1センサが発振する第1の周波数と前記第2センサが発振する第2の周波数との組み合わせ情報、及び、前記第1センサが発振する第1の周波数と前記第2センサが発振する第2の周波数との切替時間情報から特定されるセンサ識別子を識別できることを特徴とする、在不在管理システム。
  2. 閉空間への出入りを検知し、前記閉空間内の人の在又は不在を管理する在不在管理システムにおいて、
    前記閉空間の中又は外で第1の周波数で発振させてセンサ出力を発信する第1センサと、
    前記閉空間の外又は中で前記第1の周波数とは異なる第2の周波数で発振させてセンサ出力を発信する第2センサと、
    前記人に保持されるタグであって前記第1センサからのセンサ出力と前記第2センサからのセンサ出力を受信するタグと、
    前記タグが受信したセンサ出力に基づき、前記閉空間内の人の在又は不在を管理する管理装置とを備え、
    前記第1センサと前記第2センサとは、予め定められた切替時間で互いに切り替えながらそれぞれの周波数で発振させてセンサ出力を発信し、
    前記管理装置は、前記第1センサが発振する第1の周波数と前記第2センサが発振する第2の周波数との切替時間情報から特定されるセンサ識別子を識別できることを特徴とする、在不在管理システム。
  3. 閉空間への出入りを検知し、前記閉空間内の人の在又は不在を管理する在不在管理システムにおいて、
    前記閉空間の中又は外で第1の周波数で発振させてセンサ出力を発信する第1センサと、
    前記閉空間の外又は中で前記第1の周波数とは異なる第2の周波数で発振させてセンサ出力を発信する第2センサと、
    前記人に保持されるタグであって前記第1センサからのセンサ出力と前記第2センサからのセンサ出力を受信するタグと、
    前記タグが受信したセンサ出力に基づき、前記閉空間内の人の在又は不在を管理する管理装置とを備え、
    前記第1センサと前記第2センサとは、予め定められた切替時間で互いに切り替えながらそれぞれの周波数で発振させてセンサ出力を発信し、
    前記管理装置は、前記第1センサが発振する第1の周波数と前記第2センサが発振する第2の周波数との組み合わせ情報から特定されるセンサ識別子を識別できることを特徴とする、在不在管理システム。
  4. 前記タグには個体識別子が付与されており、
    前記管理装置は、前記タグの個体識別子に基づき、前記閉空間内の人の在又は不在について、前記タグを保持している人を特定して管理できることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の在不在管理システム。
  5. 閉空間への出入りを検知し、前記閉空間内の人の在又は不在を管理する在不在管理方法において、
    第1センサは前記閉空間の中で第1の周波数で発振させてセンサ出力を発信するものであり、
    第2センサは前記閉空間の外で前記第1の周波数とは異なる第2の周波数で発振させてセンサ出力を発信するものであり、
    前記人に保持されるタグは、前記第1センサからのセンサ出力と前記第2センサからのセンサ出力を受信するものであり、
    管理装置は、前記タグが受信したセンサ出力に基づき、前記閉空間内の人の在又は不在を管理するものであり、
    前記第1センサと前記第2センサとは、予め定められた切替時間で互いに切り替えながらそれぞれの周波数で発振させてセンサ出力を発信するステップと、
    前記管理装置は、前記第1センサが発振する第1の周波数と前記第2センサが発振する第2の周波数との組み合わせ情報、及び、前記第1センサが発振する第1の周波数と前記第2センサが発振する第2の周波数との切替時間情報から特定されるセンサ識別子を識別するステップを含む、在不在管理方法。
  6. 閉空間への出入りを検知し、前記閉空間内の人の在又は不在を管理する在不在管理方法において、
    第1センサは前記閉空間の中で第1の周波数で発振させてセンサ出力を発信するものであり、
    第2センサは前記閉空間の外で前記第1の周波数とは異なる第2の周波数で発振させてセンサ出力を発信するものであり、
    前記人に保持されるタグは、前記第1センサからのセンサ出力と前記第2センサからのセンサ出力を受信するものであり、
    管理装置は、前記タグが受信したセンサ出力に基づき、前記閉空間内の人の在又は不在を管理するものであり、
    前記第1センサと前記第2センサとは、予め定められた切替時間で互いに切り替えながらそれぞれの周波数で発振させてセンサ出力を発信するステップと、
    前記管理装置は、前記第1センサが発振する第1の周波数と前記第2センサが発振する第2の周波数との組み合わせ情報から特定されるセンサ識別子を識別し、又は、前記第1センサが発振する第1の周波数と前記第2センサが発振する第2の周波数との切替時間情報から特定されるセンサ識別子を識別するステップとを含む、在不在管理方法。









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