JP2017046908A - 飲み口付き飲料調製用器具及び飲料容器 - Google Patents

飲み口付き飲料調製用器具及び飲料容器 Download PDF

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Abstract

【課題】第1内容物と第2内容物とを、片手での簡単な操作により、短時間に第2室内で混合して飲料を調製することのできる飲み口付き飲料調製用器具及び飲料容器を提供する。【解決手段】第1内容物S1を収容する第1室12aを有する第1容器12と、第2内容物L1を収容する第2室13aを有する第2容器13とを備える飲料容器本体11において、第1及び第2内容物を第2室内にて混合させて飲料を調製するために用いられるとともに、当該飲料を飲むための飲み口を有する飲み口付き飲料調製用器具1であって、飲料容器本体は、第1室の底面と第2室の天面とを対向させるように、第2容器の上に第1容器が設けられ、飲み口付き飲料調製用器具は、飲み口と、飲み口に連続し、第1室の天面及び底面、並びに第2室の天面を穿刺・貫通可能な略筒状の穿刺部とを具備し、穿刺部の側壁に、第1室及び第2室を連通可能にする開口部が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、飲み口付き飲料調製用器具及び飲料容器に関する。
一般に、乳児用飲料としてのミルクは、粉末状の粉ミルクが収容された容器から必要量の粉ミルクを量り取って哺乳ビンに入れ、当該哺乳ビンに水又は湯を注入して粉ミルクを溶解させた後、適温に冷ますことにより調製される。しかしながら、このような方法では、ミルクの調製に時間がかかるため、乳児が泣き叫んでいるときなどの緊急時に、簡単な操作で短時間にミルクの調製が可能な容器の提案が要望されている。
このような要望に応えるべく、従来、水又は湯が収容され得る哺乳ビンと、当該哺乳ビンの口頚部に螺合される乳首キャップと、哺乳ビンの口頚部内に挿入される、粉ミルクが収容された粉ミルク収容体とを備える哺乳用混合容器が提案されている(特許文献1参照)。かかる哺乳用混合容器において、粉ミルク収容体は、その底壁に破断可能な開封予定部が形成されているとともに、当該開封予定部を破断可能なカッタ部を有している。当該カッタ部を開封予定部に向けて押圧することにより開封予定部が破断されると、粉ミルクが粉ミルク収容体から哺乳ビンに流出し、哺乳ビンに収容された水又は湯と粉ミルクとが当該哺乳ビン内で混合され得る。
特許第4301594号公報
特許文献1に記載の哺乳用混合容器においては、水又は湯が所定量充填された哺乳ビンの口頚部内に粉ミルク収容体を挿入し、乳首キャップを当該哺乳ビンの口頚部に螺合して装着することで、哺乳ビン、乳首キャップ及び粉ミルク収容体を一体にすることができる。かかる哺乳用混合容器を用いてミルクを調製する方法としては、哺乳ビンから乳首キャップを取り外し、哺乳ビンの口頚部に挿入された粉ミルク収容体のカッタ部を下方(開封予定部)に向けて押圧して粉ミルクを流出させて水又は湯と混合させる。そして、粉ミルク収容体を取り外した後、口頚部に乳首キャップを装着することで、乳児に飲ませることができるようになる。
しかしながら、上記特許文献1に記載の哺乳用混合容器においては、哺乳ビンに乳首キャップが螺合されて装着されるため、ミルクの調製に際して哺乳ビンから乳首キャップを取り外すときや、ミルクの調製後、乳児に飲ませるために乳首キャップを装着するときに、片手での操作が困難である。乳児が泣き叫んでいるとき、乳児を連れて外出しているときなど、保護者が乳児を抱きながらミルクを調製することが多いため、片手での操作によりミルクを容易に、かつ短時間に調製することができないため、不便であるという問題がある。
このような課題に鑑み、本発明は、第1室に収容された第1内容物と第2室に収容された第2内容物とを、片手での簡単な操作により、短時間に第2室内で混合して飲料を調製することのできる飲み口付き飲料調製用器具及び飲料容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、第1内容物を収容する第1室を有する第1容器と、第2内容物を収容する第2室を有する第2容器とを備える飲料容器本体において、前記第1内容物と前記第2内容物とを前記第2室内にて混合させて飲料を調製するために用いられるとともに、当該飲料を飲むための飲み口を有する飲み口付き飲料調製用器具であって、前記飲料容器本体は、前記第1容器の前記第1室の底面と前記第2容器の前記第2室の天面とを対向させるように、前記第2容器の上に前記第1容器が設けられてなり、前記飲み口付き飲料調製用器具は、前記飲み口と、前記飲み口に連続し、前記第1室の天面及び底面、並びに前記第2室の天面を穿刺・貫通可能な略筒状の穿刺部とを具備し、前記穿刺部の側壁に、前記第1室及び前記第2室を連通可能にする開口部が形成されていることを特徴とする飲み口付き飲料調製用器具を提供する(発明1)。
上記発明(発明1)によれば、第1室に収容された第1内容物と第2室に収容された第2内容物とを、飲み口付き飲料調製用器具の穿刺部を第1室の底面及び第2室の天面に穿刺し、貫通することで、穿刺部の側壁に形成された開口部を通じて第1内容物が第2室内に流出するため、片手での簡単な操作により、短時間に飲料を調製することができる。
上記発明(発明1)において、前記穿刺部が前記第1室の天面及び底面、並びに前記第2室の天面に穿刺された状態において、前記開口部は、前記第1室及び前記第2室に跨るように前記穿刺部の側壁に形成されているのが好ましい(発明2)。
上記発明(発明1,2)において、前記開口部は略長方形状であって、前記略長方形状の長辺が前記穿刺部の軸方向に沿っているのが好ましい(発明3)。
上記発明(発明1〜3)において、前記穿刺部の側壁には、複数の前記開口部が形成されているのが好ましく(発明4)、前記複数の開口部のうちの少なくとも一の開口部は、当該開口部から前記穿刺部の直径方向に見たときに当該穿刺部の側壁の少なくとも一部が対向するように、前記穿刺部の側壁に形成されているのが好ましい(発明5)。
上記発明(発明1〜5)において、前記穿刺部の周方向の長さと、前記穿刺部の軸方向に直交する方向における前記開口部の開口幅との比が、1:0.05〜0.97であるのが好ましい(発明6)。
上記発明(発明1〜6)において、前記第1内容物が固体状物であって、前記第2内容物が液状物であるのが好ましく(発明7)、前記第1内容物が、粉末状乳剤であって、前記第2内容物が、前記第1内容物を溶解可能な液状物であるのが好ましい(発明8)。
また、本発明は、上記発明(発明1〜8)に係る飲み口付き飲料調製用器具と、前記第1容器及び前記第2容器を有する前記飲料容器本体とを備えることを特徴とする飲料容器を提供する(発明9)。
本発明によれば、第1室に収容された第1内容物と第2室に収容された第2内容物とを、片手での簡単な操作により、短時間に第2室内で混合して飲料を調製することのできる飲み口付き飲料調製用器具及び飲料容器を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態における飲料容器の概略構成を示す断面図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る飲み口付き飲料調製用器具の概略構成を示す斜視図である。 図3は、本発明の一実施形態における取付部材の概略構成を示す切断端面図である。 図4(A)は、本発明の一実施形態における取付部材と人工乳首との取り付け状態を示す部分拡大断面図であり、図4(B)は、当該取付部材と穿刺部との取り付け状態を示す部分拡大断面図であり、図4(C)は、当該取付部材と飲料容器本体(第1容器)との取り付け状態を示す部分拡大断面図である。 図5は、本発明の一実施形態における人工乳首の概略構成を示す切断端面図である。 図6は、本発明の一実施形態における穿刺部の概略構成を示す切断端面図である。 図7は、本発明の一実施形態における穿刺部の概略構成を示す斜視図である。 図8は、本発明の一実施形態における穿刺部(筒状部)に形成された開口部の概略構成を示す断面図である。 図9は、本発明の一実施形態における飲料容器本体の概略構成を示す断面図である。 図10は、本発明の一実施形態における連結部材の概略構成を示す斜視図である。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態における飲料容器の概略構成を示す断面図であり、図2は、本実施形態に係る飲み口付き飲料調製用器具の概略構成を示す斜視図であり、図3は、本実施形態における取付部材の概略構成を示す切断端面図であり、図4(A)は、本実施形態における取付部材と人工乳首との取り付け状態を示す部分拡大断面図であり、図4(B)は、当該取付部材と穿刺部との取り付け状態を示す部分拡大断面図であり、図4(C)は、当該取付部材と飲料容器本体(第1容器)との取り付け状態を示す部分拡大断面図であり、図5は、本実施形態における人工乳首の概略構成を示す切断端面図であり、図6は、本実施形態における穿刺部の概略構成を示す切断端面図であり、図7は、本実施形態における穿刺部の概略構成を示す斜視図であり、図8は、本実施形態における穿刺部(筒状部)に形成された開口部の概略構成を示す断面図であり、図9は、本実施形態における飲料容器本体の概略構成を示す断面図であり、図10は、本実施形態における連結部材の概略構成を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態における飲料容器10は、本実施形態に係る飲み口付き飲料調製用器具1と、当該飲み口付き飲料調製用器具1が取り付けられる飲料容器本体11とを備える。飲料容器本体11は、第1内容物としての粉末状乳剤S1を収容する第1室12aを有する第1容器12と、第2内容物としての水L1を収容する第2室13aを有する第2容器13とを有する。飲料容器本体11の構成の詳細については、後述する。
図2に示すように、本実施形態に係る飲み口付き飲料調製用器具1は、飲み口としての人工乳首2と、略筒状の穿刺部3と、人工乳首2及び穿刺部3を保持・固定するとともに、飲料容器1(第1容器12)に取り付けるための取付部材4とを備え、第1室12a内の粉末状乳剤S1を第2室13a内に流出させ、粉末状乳剤S1及び水L1を第2室13a内で混合し、乳児用飲料を調製するために用いられる。
図3に示すように、取付部材4は、略円筒状の側壁部41と、側壁部41の一端(上端)から径方向内側に延びる第1環状フランジ部42と、側壁部41の他端(下端)から径方向内側に延びる第2環状フランジ部43とを有する。
第1環状フランジ部42は、上方の開口421を構成し、人工乳首2は、開口421を介して上方に突出する。第1環状フランジ部42の下面には、下方に突出する環状突起422が設けられており、環状突起422が人工乳首2のフランジ部24に形成されている溝241に嵌合することで、人工乳首2が取付部材4に保持・固定される(図4(A)参照)。
第2環状フランジ部43は、下方の開口431を構成し、穿刺部3は、開口431を介して下方に突出する。第2環状フランジ部43の上面には、上方に突出する環状突起432が設けられており、環状突起432が穿刺部3のフランジ部32に形成されている溝321に嵌合することで、穿刺部3が取付部材4に保持・固定される(図4(B)参照)。このように、人工乳首2及び穿刺部3がともに取付部材4に保持・固定されることで、人工乳首2と穿刺部3とが、取付部材4を介して連続することになる。
第2環状フランジ部43の下面には、下方に突出するカギ型環状突起433が形成されており、当該カギ型環状突起433が第1容器本体121の天面部123に形成されている環状溝129に係合されることで、本実施形態に係る飲み口付き飲料調製用器具1を飲料容器本体11(第1容器12)に取り付けることができる(図4(C)参照)。
第2環状フランジ部43の下面のカギ型環状突起433の内側に、Oリング50を取付可能な環状溝434が形成されている。当該環状溝434にOリング50が取り付けられることで、取付部材4と第1容器12との間から乳児用飲料が漏出するのを防止することができる。
図5に示すように、人工乳首2は、軟質の合成樹脂等の弾性材料(例えばシリコーン樹脂)を一体成形することにより形成されている。人工乳首2は、上端に位置する乳頭部21、乳頭部21から拡径しつつ下方に連続する胴部22、胴部22から拡径しつつ下方に連続する基部23及び基部23の下端から径方向外側に延びるフランジ部24を有する。フランジ部24の上面には、取付部材4の第1環状フランジ部42の下面に形成されている環状突起422と嵌合可能な溝241が形成されている。
図6及び図7に示すように、穿刺部3は、筒状部31と、筒状部31の一端から径方向外側に延びるフランジ部32と、筒状部31の他端に連続する、実質的に鋭利な形状を有する穿刺端部33とを有する。フランジ部32の下面には、取付部材4の第2環状フランジ部43の上面に形成されている環状突起432と嵌合可能な溝321が形成されている。
筒状部31には、複数(図6及び図7に示す例においては3個)の開口部34が形成されており、各開口部34は、筒状部31の軸方向(図6及び図7に示す例において縦方向)と長辺とが平行な略長方形状を有している。本実施形態に係る飲み口付き飲料調製用器具1が飲料容器本体11に取り付けられたとき(取付部材4のカギ型環状突起433が第1容器本体121の天面部123に形成されている環状溝129に係合したとき)に、各開口部34は、飲料容器10の第1室12a及び第2室13aに跨るように形成されている。このように、開口部34が飲料容器10の第1室12a及び第2室13aに跨るように形成されていることで、本実施形態に係る飲み口付き飲料調製用器具1を飲料容器本体11に取り付けた際に、第1室12aと第2室13aとが開口部34(及び筒状部31)を介して連通する。これにより、第1室12a内に収容されている粉末状乳剤S1が、第2室13a内に流出し、第2室13a内に収容されている水L1と混合され得る(図1参照)。
本実施形態において、図8に示すように、筒状部31の直径方向(図8において塗り潰した矢印で示す方向)に沿って開口部34から見たときに、当該開口部34は、筒状部31の側壁35の少なくとも一部が対向するように、当該筒状部31に形成されているのが好ましい。後述するように、本実施形態に係る飲み口付き飲料調製用器具1は、飲料容器本体11に取り付けられた後、飲料容器10を横方向に振動させることで、第1室12a内に収容されている粉末状乳剤S1の第2室13a内への流出が促進される。このとき、一の開口部34と他の開口部34とが筒状部31の直径方向において対向していると、一の開口部34から筒状部31内に入った粉末状乳剤S1の一部が他の開口部34から第1室12a内に戻ってしまい、粉末状乳剤S1の第2室13a内への流出を妨げるおそれがある。しかしながら、一の開口部34と筒状部31の側壁35の少なくとも一部とが筒状部31の直径方向において対向していることで、一の開口部34から筒状部31内に入った粉末状乳剤S1が、当該側壁35に当たり、筒状部31内を第2室13a側に落下する。その結果、飲料容器1を横方向に振動させるだけで、第1室12a内に収容されている粉末状乳剤S1の第2室13a内への流出がより促進され得る。
本実施形態において、筒状部31の周方向の外周長さと、すべての開口部34の開口幅W34の合計長さとの比が、1:0.05〜0.97であるのが好ましく、1:0.1〜0.9であるのがより好ましい。当該比が1:0.05未満であると、本実施形態に係る飲み口付き飲料調製用器具1を飲料容器本体11に取り付け、飲料容器10を横方向に振動させたときに、第1室12a内に収容されている粉末状乳剤S1が第2室13a内に流出し難くなるおそれがある。一方で、各開口部34の開口幅W34を大きくすることで、第1室12a内の粉末状乳剤S1の第2室13b内への流出を促進可能であるものの、当該開口幅W34を大きくしすぎて上記比が1:0.97を超えると、飲み口付き飲料調製用器具1、特に穿刺部3の強度が低下するおそれがある。
本実施形態における飲料容器本体11は、上述したように、第1容器12及び第2容器13を備える。図9に示すように、第1容器12は、天面部123、天面部123の周縁に連続する胴部124及び胴部124の端部から外側に延びるフランジ部125を有し、天面部123に対向する開口部126が形成されてなる第1容器本体121と、当該開口部126を閉塞する第1蓋部122とを有する。この第1蓋部122が、第1容器12の底面を構成し、第1蓋部122により開口部126が閉塞されることで第1容器12(第1室12a)が密封される。
第1容器本体121は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリアミド、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニリデン等の合成樹脂材料;紙材料;アルミニウム、スチール等の金属材料等により構成され得る。第1容器本体121は、単層体であってもよいし、2種以上の合成樹脂、合成樹脂と金属、合成樹脂と紙と金属等の積層体であってもよい。
第1容器本体121の厚さは、例えば、0.3〜1.0mm程度であるのが好ましく、0.4〜0.7mm程度であるのがより好ましい。当該厚さが0.3mm未満であると、強度が不十分となり、流通過程等において変形してしまうおそれがある。また、1.0mmを超えると、材料の使用量が多くなり、環境面及びコスト面において好ましくない。
第1容器本体121の天面部123の略中央には、本実施形態に係る飲み口付き飲料調製用器具1の穿刺部3が挿入され得る孔127が形成されており、当該孔127を閉塞するように、剥離容易な封止フィルム128が天面部123に貼付されている。
第1容器本体121の天面部123には、その孔127の外側に断面略L字状の環状溝129が形成されている。かかる環状溝129は、本実施形態に係る飲み口付き飲料調製用器具1の穿刺部3が孔127に挿入された際の取付部材4のカギ型環状突起433の位置に対応する位置に形成されている。
第1蓋部122は、シート状であって、第1容器本体121のフランジ部125に接合されている。第1蓋部122とフランジ部125との接合方法としては、例えば、熱溶着、超音波溶着、高周波溶着、レーザー溶着等により溶着する方法、接着剤等を介して接着する方法等が挙げられる。
第1蓋部122は、鋭利な物体が突き刺さったときに実質的に延伸することなく裂ける性質(割裂性)を有する包材(割裂性包材)により構成されるのが好ましい。本実施形態において、第1容器本体121の天面部123に形成されている孔127から飲み口付き飲料調製用器具1の穿刺部3が挿入されると、第1蓋部122に穿刺端部33が当接する。そのまま、第2容器13側に向かって飲み口付き飲料調製用器具1を押し込んだとき、第1蓋部122が割裂性包材により構成されていることで、わずかな力で第1蓋部122が裂かれ得る。このような割裂性包材としては、例えば、アルミニウム箔とポリプロピレンとの積層体、アルミニウム箔と接着剤層との積層体、アルミニウム箔とイージーピールフィルムとの積層体等が挙げられる。第1蓋部122の厚さは、例えば、20μm〜100μm程度である。
第2容器13は、底面部133、底面部133の周縁に連続する胴部134及び胴部134の端部から外側に延びるフランジ部135を有し、底面部133に対向する開口部136が形成されてなる第2容器本体131と、当該開口部136を閉塞する第2蓋部132とを有する。この第2蓋部132が、第2容器13の天面を構成し、第2蓋部132により開口部136が閉塞されることで第2容器13(第2室13a)が密封される。
第2容器本体131は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリアミド、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニリデン等の合成樹脂材料;紙材料;アルミニウム、スチール等の金属材料等により構成され得る。第2容器本体131は、単層体であってもよいし、2種以上の合成樹脂、合成樹脂と金属、合成樹脂と紙と金属等の積層体であってもよい。
第2容器本体131の厚さは、例えば、0.3〜1.0mm程度であるのが好ましく、0.4〜0.7mm程度であるのがより好ましい。当該厚さが0.3mm未満であると、強度が不十分となり、流通過程等において変形してしまうおそれがある。また、1.0mmを超えると、材料の使用量が多くなり、環境面及びコスト面において好ましくない。
第2蓋部132は、シート状であって、第2容器本体131のフランジ部135に接合され得る。第2蓋部132とフランジ部135との接合方法としては、例えば、熱溶着、超音波溶着、高周波溶着、レーザー溶着等により溶着する方法、接着剤等を介して接着する方法等が挙げられる。
第2蓋部132は、鋭利な物体が突き刺さったときに実質的に延伸することなく裂ける性質(割裂性)を有する包材(割裂性包材)により構成されるのが好ましい。本実施形態において、第1容器12の第1蓋部122を飲み口付き飲料調製用器具1の穿刺部3が穿刺・貫通すると、第2蓋部132に穿刺端部33が当接する。そのまま、第2容器13側に向かって飲み口付き飲料調製用器具1をさらに押し込んだとき、第2蓋部132が割裂性包材により構成されていることで、わずかな力で第2蓋部132が裂かれ得る。このような割裂性包材としては、例えば、アルミニウム箔とポリプロピレンとの積層体、アルミニウム箔と接着剤層との積層体、アルミニウム箔とイージーピールフィルムとの積層体等が挙げられる。第2蓋部132の厚さは、例えば、20μm〜100μm程度である。
本実施形態における飲料容器10において、第1容器12と第2容器13とは、第1容器12の第1蓋部122(底面)と第2容器13の第2蓋部132(天面)とを対向させるようにして、連結部材14を介して連結されている。
図10に示すように、連結部材14は、環状の連結部141と、連結部141の上端及び下端のそれぞれに連続する係合突起142,143と、2つの係合突起142,143の間に位置し、連結部141の内壁面から突出する中央突起144とを有する。2つの係合突起142,143のそれぞれと中央突起144との間に、第1容器本体121のフランジ部125及び第2容器本体131のフランジ部135のそれぞれを係合させることで、第1容器12及び第2容器13が連結・固定される。
上述した構成を有する飲料容器10(飲み口付き飲料調製用器具1及び飲料容器本体11)を用いて乳児用飲料を調製する方法を説明する。
まず、飲料容器本体11の第1容器12の天面部123に貼り付けられている封止フィルム128を剥離し、それにより露出した孔127に飲み口付き飲料調製用器具1の穿刺部3を挿入する。
穿刺部3の穿刺端部33が第1蓋部122に当接したら、その状態のまま、飲み口付き飲料調製用器具1を第2容器13側に押し込む。第1蓋部122が割裂性包材により構成されていることで、弱い力であっても容易に第1蓋部122が割裂する。
次に、穿刺部3の穿刺端部33が第2蓋部132に当接したら、その状態のまま、飲み口付き飲料調製用器具1を第2容器13側にさらに押し込む。第2蓋部132が割裂性包材により構成されていることで、弱い力であっても容易に第2蓋部132が割裂する。
そして、飲み口付き飲料調製用器具1の取付部材4の第2環状フランジ部43の下面に設けられたカギ型環状突起433を、第1容器本体121の天面部123に形成された環状溝129に係合させる。このようにして、飲み口付き飲料調製用器具1を飲料容器本体11に取り付けることができる。
続いて、飲み口付き飲料調製用器具1が飲料容器本体11に取り付けられた飲料容器10を、左右方向(横方向)に振動させる。このように振動させることで、第1室12a内に収容されている粉末状乳剤S1が、開口部34及び筒状部31を介して第2室13a内へと流出するとともに、第2室13a内の水L1に粉末状乳剤S1を混合・溶解させることができる。これにより、乳児用飲料を調製することができる。
この一連の操作は、片手で行われ得る。そのため、本実施形態に係る飲み口付き飲料調製用器具1及び飲料容器10によれば、保護者が乳児を抱いて片手が塞がった状態であったとしても、片手での操作により乳児用飲料を容易に、かつ短時間に調製することができる。さらには、飲料容器10には、飲み口としての人工乳首2が付いているため、片手での操作により乳児用飲料を調製した後、そのまま乳児に乳児用飲料を飲ませることができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
上記実施形態においては、筒状部31に3個の開口部34が形成されている態様を例に挙げたが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。例えば、筒状部31に1個以上の開口部34が形成されていればよく、3〜5個の開口部34が形成されているのが好ましい。3〜5個の開口部34が形成されていることで、粉末状乳剤S1を第1室12a内に実質的に残存させることなく、第2室13aに流出させることができる。
上記実施形態においては、第1室12aに収容される粉末状乳剤S1と第2室13aに収容される水L1とを混合して乳児用飲料を調製する態様を例に挙げて説明したが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、2種の内容物の混合により調製され得る飲料であればよい。本発明の飲み口付き飲料調製用器具1が用いられる態様として、好適には、第1室12aに収容される第1内容物が固体であって、第2室13aに収容される第2内容物が液体である態様が挙げられ、より好適には、第1室12aに収容される第1内容物が粉末状固体である態様が挙げられる。第1室12aに固体(粉末状固体)が収容されている態様においては、本発明の飲み口付き飲料調製用器具1を用いることで、第1室12aに収容されている粉末状固体と第2室13aに収容されている液体とを、片手での操作により、容易にかつ短時間に混合させることができる。この場合において、飲料の種類に応じ、飲み口としての人工乳首2を他の構造のもの(例えばストロー状のもの等)に変更すればよい。
以下、試験例等を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、下記の試験例等に何ら限定されるものではない。
〔試験例1〕
図6〜8に示す構成を有する穿刺部3の評価用サンプル(サンプル1〜6;筒状部31の外径:17mm,穿刺部3の軸方向長さ:60mm,開口部34の軸方向長さ:38mm)と、図9に示す構成を有し、第1室12a内に粉末状乳剤S1(明治ほほえみ,明治社製)を18g収容し、第2室13a内に常温の水140gを収容した飲料容器本体11とを用意した。当該飲料容器本体11に穿刺部3を取り付け、以下の条件(支点から容器中央までの長さ:620mm、揺動角度:14.8°、1秒間に1.25往復の周期で15往復)で、当該飲料容器本体11を振り子状に揺動させた。その後、第1室12a内に残存する粉末状乳剤S1の重量(g)を測定した(n=3)。結果を表1に示す。なお、評価用サンプル(サンプル1〜6)において、筒状部31の周方向の外周長さと開口部34の開口幅W34の合計長さとの比を1:0.5とし、開口部34を等ピッチに形成した。
Figure 2017046908
〔試験例2〕
飲料容器本体11の揺動回数を20回にした以外は、試験例1と同様にして第1室12a内に残存する粉末状乳剤S1の重量(g)を測定した(n=4)。結果を表2に示す。
Figure 2017046908
表1及び表2に示す結果から、第1室12a及び第2室13aを連通可能にする開口部34が穿刺部3に形成されていることで、当該開口部34を介して第1室12a内の粉末状乳剤S1をほとんど残存させることなく第2室13a内に流出させ得ることが確認された。
特に、3個の開口部34が形成されているサンプル3及び5個の開口部34が形成されているサンプル5においては、筒状部31の直径方向において、開口部34に対向する側壁35を有することで、開口部34から筒状部31内に入った粉末状乳剤S1が側壁35に当たり、筒状部31内を第2室13aに向かって落下するため、第1室12a内の粉末状乳剤S1を第2室13a内に流出させやすくなったものと推察される。
〔試験例3〕
筒状部31の周方向の外周長さと開口部34の開口幅W34の合計長さとの比(開口率(%):筒状部31の外周長さに対する開口幅W34の合計長さの比)を表3に示すように設計した、図6〜8に示す構成を有する穿刺部3の評価用サンプル(サンプル7〜13;筒状部31の外径:17mm,穿刺部3の軸方向長さ:60mm,開口部34の軸方向長さ:38mm)を用意し、図9に示す構成を有し、第1室12a内に粉末状乳剤S1(明治ほほえみ,明治社製)を18g収容した飲料容器本体11に当該評価用サンプル(穿刺部3)を取り付けた。そして、試験例1と同様にして当該飲料容器本体11を振り子状に揺動し、第1室12aから第2室12bに粉末状乳剤S1が落下する様子を目視にて確認することで、乳児用飲料の調製容易性を評価した。結果を表3に示す。なお、本試験例3において、第1室12aの粉末状乳剤S1のほとんどが第2室12bに落下したサンプルを「○」と評価し、第1室12aの粉末状乳剤S1が第2室12bに落下し難かったサンプルを「△」と評価し、第1室12aの粉末状乳剤S1が第2室12bに落下しなかったサンプルを「×」と評価した。
Figure 2017046908
表3に示すように、筒状部31の周方向の外周長さと開口部34の開口幅W34の合計長さとの比を1:0.05以上とすることで、第1室12aの粉末状乳剤S1のほとんどを第2室12bに落下させることができ、乳児用飲料を容易に調製可能であることが確認された。なお、上記比が1:0.5未満(開口率が5%未満,サンプル7、8)であると、振り子状に揺動させるだけでは粉末状乳剤S1を落下させ難いものの、例えば、飲料用容器本体11を逆さにし、第2室12bに収容されている水を第1室12a内に流出させることで、乳児用飲料を調製することができると推認される。
また、開口率を大きくすることで、乳児用飲料の調製は容易になるものの、上記比が1:0.97(開口率97%)を超えると(サンプル13)、穿刺部3の強度の点で問題が生じ得るものと推認される。
1…飲み口付き飲料調製用器具
2…人工乳首(飲み口)
3…穿刺部
31…筒状部
34…開口部
35…側壁
4…取付部材
10…飲料容器
11…飲料容器本体
12…第1容器
12a…第1室
122…第1蓋部(底面)
13…第2容器
13a…第2室
132…第2蓋部(天面)
S1…粉末状乳剤(第1内容物)
L1…水(第2内容物)

Claims (9)

  1. 第1内容物を収容する第1室を有する第1容器と、第2内容物を収容する第2室を有する第2容器とを備える飲料容器本体において、前記第1内容物と前記第2内容物とを前記第2室内にて混合させて飲料を調製するために用いられるとともに、当該飲料を飲むための飲み口を有する飲み口付き飲料調製用器具であって、
    前記飲料容器本体は、前記第1容器の前記第1室の底面と前記第2容器の前記第2室の天面とを対向させるように、前記第2容器の上に前記第1容器が設けられてなり、
    前記飲み口付き飲料調製用器具は、前記飲み口と、前記飲み口に連続し、前記第1室の天面及び底面、並びに前記第2室の天面を穿刺・貫通可能な略筒状の穿刺部とを具備し、
    前記穿刺部の側壁に、前記第1室及び前記第2室を連通可能にする開口部が形成されていることを特徴とする飲み口付き飲料調製用器具。
  2. 前記穿刺部が前記第1室の天面及び底面、並びに前記第2室の天面に穿刺された状態において、前記開口部は、前記第1室及び前記第2室に跨るように前記穿刺部の側壁に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の飲み口付き飲料調製用器具。
  3. 前記開口部は略長方形状であって、前記略長方形状の長辺が前記穿刺部の軸方向に沿っていることを特徴とする請求項1又は2に記載の飲み口付き飲料調製用器具。
  4. 前記穿刺部の側壁には、複数の前記開口部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の飲み口付き飲料調製用器具。
  5. 前記複数の開口部のうちの少なくとも一の開口部は、当該開口部から前記穿刺部の直径方向に見たときに当該穿刺部の側壁の少なくとも一部が対向するように、前記穿刺部の側壁に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の飲み口付き飲料調製用器具。
  6. 前記穿刺部の周方向の長さと、前記穿刺部の軸方向に直交する方向における前記開口部の開口幅との比が、1:0.05〜0.97であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の飲み口付き飲料調製用器具。
  7. 前記第1内容物が固体状物であって、前記第2内容物が液状物であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の飲み口付き飲料調製用器具。
  8. 前記第1内容物が、粉末状乳剤であって、前記第2内容物が、前記第1内容物を溶解可能な液状物であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の飲み口付き飲料調製用器具。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の飲み口付き飲料調製用器具と、
    前記第1容器及び前記第2容器を有する前記飲料容器本体と
    を備えることを特徴とする飲料容器。
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