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Abstract
Description
本発明は、電子機器に装着される装着部材に関する。具体的には、本発明は、太陽電池から上記電子機器へ電力を供給可能な状態で上記太陽電池を収容する装着部材に関する。 The present invention relates to a mounting member mounted on an electronic device. Specifically, this invention relates to the mounting member which accommodates the said solar cell in the state which can supply electric power from a solar cell to the said electronic device.
上記装着部材の例としては、特許文献1に記載の携帯電話ケースが知られている。該携帯電話ケースは、携帯電話機を収容可能に設けられた携帯電話ホルダと、太陽電池と、該太陽電池と電気的に接続された給電コイルと、を備えている。また、住宅の屋根などに固定する住宅用の太陽電池モジュールが市販されている。
As an example of the mounting member, a mobile phone case described in
しかしながら、特許文献1の携帯電話ケースでは、上記太陽電池が上記携帯電話ホルダの表面に固定されている。このため、上記太陽電池を交換することは困難である。また、上記太陽電池は、上記携帯電話ホルダの表面から出っ張ることになるので、上記携帯電話ケースの外部の物体と接触し易く、該接触による上記太陽電池の破損が発生し易くなる。
However, in the mobile phone case of
また、市販の上記太陽電池モジュールは、通常、住宅の屋根などに、ボルト、ナットなどの締結部材で固定されている。このため、上記太陽電池モジュールの交換は、上記締結部材を取り外す必要があり、容易ではない。また、上記太陽電池モジュールを上記締結部材で固定する時に、上記締結部材を過度に締結すると、上記太陽電池モジュールに過度な応力が印加され、上記太陽電池モジュールが破損するおそれがある。 Moreover, the said commercially available solar cell module is normally being fixed to the roof etc. of a house with fastening members, such as a volt | bolt and a nut. For this reason, replacement | exchange of the said solar cell module needs to remove the said fastening member, and is not easy. In addition, when the solar cell module is fixed by the fastening member, if the fastening member is excessively fastened, excessive stress is applied to the solar cell module, and the solar cell module may be damaged.
本発明は、電子機器に装着される装着部材に設けられる太陽電池が容易に交換可能であり、かつ、上記太陽電池の破損を防止することを目的とする。 An object of the present invention is to easily replace a solar cell provided on a mounting member mounted on an electronic device, and to prevent damage to the solar cell.
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る装着部材は、電子機器に装着される装着部材であって、太陽電池から前記電子機器へ電力を供給可能な状態で前記太陽電池を収容する収容部を備え、前記収容部は、前記太陽電池を出し入れするための開口部を有していることを特徴としている。 In order to solve the above-described problem, a mounting member according to one embodiment of the present invention is a mounting member that is mounted on an electronic device, and the solar cell is in a state in which power can be supplied from the solar cell to the electronic device. An accommodation part is provided, and the accommodation part has an opening for taking in and out the solar cell.
本発明の一態様によれば、電子機器に装着される装着部材に設けられる太陽電池が容易に交換可能であり、かつ、上記太陽電池の破損を防止できるという効果を奏する。 According to one embodiment of the present invention, there is an effect that a solar cell provided on a mounting member to be mounted on an electronic device can be easily replaced, and damage to the solar cell can be prevented.
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各実施形態に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付記し、適宜その説明を省略する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail. For convenience of explanation, members having the same functions as those shown in the embodiments are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted as appropriate.
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について、図1〜図3に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
An embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS.
<電子機器システムの概要>
図1は、本実施形態に係る電子機器システムの概要を示す斜視図である。図1に示すように、本実施形態の電子機器システム100は、電子機器101、電子機器用カバー(装着部材)1、および太陽電池2を備える構成である。図1の(a)は、電子機器101および電子機器用カバー1の概要を示しており、図1の(b)は、太陽電池2の概要を示している。
<Outline of electronic device system>
FIG. 1 is a perspective view illustrating an outline of an electronic device system according to the present embodiment. As shown in FIG. 1, an
電子機器101は、電子ブックリーダ、スマートフォン、電子ノートなどの携帯型の情報処理装置であるが、これに限定されるものではない。電子機器用カバー1は、電子機器101に装着することにより、電子機器101を覆い、衝撃等から電子機器101を保護するものである。太陽電池2は、光エネルギを電気エネルギに変換するものである。本実施形態では、電子機器101、電子機器用カバー1、および太陽電池2は、平坦な方形状部材である。また、電子機器101および電子機器用カバー1は、寸法が同程度であり、太陽電池2は、電子機器101および電子機器用カバー1に比べて寸法が小さい。
The
本実施形態の電子機器用カバー1は、図1の(a)に示すように、太陽電池2から電子機器101へ電力を供給可能な状態で太陽電池2を収容する収容部30を備え、該収容部30は、太陽電池2を出し入れするための開口部13を有している。
As shown in FIG. 1A, the
上記の構成によると、太陽電池2を、外部から開口部13を介して進入させ、収容部30に収容することにより、太陽電池2から電子機器101へ電力を供給可能な状態となる。太陽電池2は、電子機器101に装着される電子機器用カバー1の収容部30に収容されるので、太陽電池が携帯電話ホルダの表面に取り付けられた従来技術に比べて、外力による太陽電池2の破損を防止することができる。また、収容部30に収容された太陽電池2は、開口部13を介して外部に取り出すことができるので、電子機器用カバー1に収容された太陽電池2を容易に交換することができる。
According to said structure, it will be in the state which can supply electric power from the
<太陽電池の詳細>
本実施形態では、太陽電池2として、色素増感太陽電池(Dye Sensitized Solar Cell、以下、「DSSC」と略称する。)を利用している。上記DSSCは、蛍光灯などの屋内照明、窓際における散乱光、その他の微弱光でも効率よく発電できるので、携帯型の電子機器101での利用に好適である。
<Details of solar cells>
In the present embodiment, a dye-sensitized solar cell (hereinafter abbreviated as “DSSC”) is used as the
上記DSSCの構造および発電原理は下記の通りである。すなわち、上記DSSCは、色素が吸着された酸化チタンと、ヨウ素系電解液とを有している。光を吸収した色素では、電子が励起され、励起された電子は直ちに上記酸化チタンの伝導帯に注入され、一方の電極(アノード)を介して外部回路へと運ばれる。電子を渡した上記色素は、上記ヨウ素系電解液のヨウ素イオンI−から電子を受け取り、基底状態に戻る。一方、電子を渡したヨウ素イオンはI3 −となり、上記外部回路から他方の電極(カソード)を介して電子を受け取る。これにより、上記外部回路に電流が流れる。 The structure and power generation principle of the DSSC are as follows. That is, the DSSC includes titanium oxide on which a dye is adsorbed and an iodine-based electrolyte. In the dye that has absorbed light, electrons are excited, and the excited electrons are immediately injected into the conduction band of the titanium oxide and carried to an external circuit through one electrode (anode). The dye that has passed the electrons receives the electrons from the iodine ions I − of the iodine electrolyte and returns to the ground state. On the other hand, iodine ions that have passed the electrons become I 3 − , and receive electrons from the external circuit via the other electrode (cathode). Thereby, a current flows through the external circuit.
上記アノードには、光を透過する透明導電膜が利用されるが、該透明導電膜のシート抵抗が著しく大きい。このため、上記DSSCを大型化すると、内部抵抗が増大し、太陽電池の性能が低下することになる。この問題を回避するため、大半の上記DSSCは、細長の単位セルを配列し、隣接する単位セル同士を直列に接続した構造を有するモジュールとなっている。 A transparent conductive film that transmits light is used for the anode, but the sheet resistance of the transparent conductive film is remarkably large. For this reason, when the DSSC is increased in size, the internal resistance increases and the performance of the solar cell deteriorates. In order to avoid this problem, most of the above DSSCs are modules having a structure in which elongated unit cells are arranged and adjacent unit cells are connected in series.
本実施形態のDSSCは、モノリシック型モジュールである。該モノリシック型モジュールは、基板としてアノード側の透明基板を1枚だけ用い、該透明基板に配列される単位セルのカソードと、隣接する単位セル同士の接続配線とがカーボンペーストなどにより形成され、配列された単位セルおよび接続配線を封止材で封止し、さらにカバーガラスで被覆したものである。 The DSSC of this embodiment is a monolithic module. The monolithic module uses only one anode-side transparent substrate as a substrate, the cathode of unit cells arranged on the transparent substrate, and connection wiring between adjacent unit cells are formed by carbon paste or the like, The unit cells and connection wiring thus formed are sealed with a sealing material and further covered with a cover glass.
従って、本実施形態の太陽電池2は、図1の(b)に示すように、透明基板21およびカバーガラス22を備える構成である。透明基板21は、方形状であり、表面210に光が入射し、入射した光が透明基板21を透過して上記単位セル(図示せず)に到達することにより電力が発生する。
Therefore, the
透明基板21の裏面211では、中央部がカバーガラス22で被覆され、両側部が露出している。該両側部には、配列された単位セルからの電力を外部に出力するための出力端子212が設けられている。
On the
<電子機器用カバーの詳細>
図1の(a)に示すように、本実施形態の電子機器用カバー1では、カバー本体10の中央部から長手方向の一端部まで、下方が開口するように凹んでおり、この凹んだ部分が上述の収容部30となる。該収容部30は、太陽電池2を出し入れするための開口部13と、太陽電池2を保持する保持部31とを有している。カバー本体10の一端部が開口部13となり、中央部が保持部31となる。従って、本実施形態では、電子機器用カバー1の長手方向が、太陽電池2を出し入れする方向となる。
<Details of electronic device cover>
As shown to (a) of FIG. 1, in the
上記の構成によると、太陽電池2は保持部31にて保持されるので、電子機器用カバー1に外力が印加されて太陽電池2が収容部30の内部で動くことによる太陽電池2の破損を防止することができる。
According to said structure, since the
なお、カバー本体10は、プラスチック製であることが望ましい。また、保持部31に保持された太陽電池2に外部からの光を入射するために、少なくとも保持部31の上面が透明である必要がある。
The
本実施形態では、上記長手方向に垂直な平面によって開口部13の空間を切断したときの第1断面積は、当該平面によって保持部31の空間を切断したときの第2断面積の最大値よりも広くなっている。具体的には、保持部31は、高さ(上下方向の長さ)が略一定であり、太陽電池2に比べて高い。また、保持部31は、幅(短手方向の長さ)が略一定であり、太陽電池2に比べて同じまたは稍広い。一方、開口部13は、保持部31に比べて、高さが同じであり、幅が広い。
In the present embodiment, the first cross-sectional area when the space of the
従って、開口部13の広さが太陽電池2の端面の広さよりも広いので、開口部13に太陽電池2を容易に進入させることができる。また、太陽電池2を開口部13に進入させる時に、太陽電池2の角部が開口部13の縁部に衝突する可能性が低くなり、その結果、該衝突による太陽電池2の破損を防止することができる。また、太陽電池2が開口部13内で引っ掛かった場合に必要以上の負荷が太陽電池2にかかったとしても、太陽電池2を動かす自由度が高いため、上記負荷を分散させることができ、太陽電池2の破損を防止することができる。
Therefore, since the
また、本実施形態では、開口部13の第1断面積は、保持部31に近づくにつれて狭くなっている。これにより、太陽電池2を、開口部13を介して保持部31にスムーズに進入させることができる。
Further, in the present embodiment, the first cross-sectional area of the
図2は、電子機器用カバー1の概要を示す斜視図である。図2に示すように、保持部31は、皿バネ(弾性体)11、押圧板12、およびガイド(案内部)14を備える構成である。
FIG. 2 is a perspective view showing an outline of the
押圧板12は、可撓性を有する細長の板状部材であり、保持部31の両側にそれぞれ設けられている。なお、押圧板12としては、金属、プラスチック、ゴムなど、可撓性を有する任意の材料を利用できるが、太陽電池2の進入時の摩擦抵抗を減らし、かつ、太陽電池2に均一な力を印加するために、金属製であることが望ましい。
The
皿バネ11は、一端が保持部31の上面の適当な複数箇所(図2の例では6箇所)に取り付けられ、他端が押圧板12の適所に取り付けられる。これにより、押圧板12は、保持部31の上面から皿バネ11を介して懸架(支持)された状態となっている。
One end of the
なお、皿バネ11に代えて、板バネ、コイルバネ、ゴムなどの任意の弾性体を利用してもよい。しかしながら、後述する理由により、押圧板12は、太陽電池2を押圧する方向(上下方向)にのみ移動することが望ましい。従って、押圧板12に利用される弾性体としては、皿バネおよび板バネが望ましい。
Instead of the
ガイド14は、太陽電池2を保持部31の中に案内するものである。ガイド14により太陽電池2を保持部31の中にスムーズに進入させることができる。このとき、押圧板12は、太陽電池2と当接して上方に移動する。これにより、太陽電池2の角部と、押圧板12およびガイド14との接触応力が緩和され、太陽電池2の破損を防止することができる。
The
また、ガイド14は、太陽電池2の形状に対応して配置される。本実施形態では、太陽電池2は、両側の下部が空間となっているので、該空間に適合するように、ガイド14は、細長の角柱状に形成され、保持部31の両側下部に配置される。なお、ガイド14としては、カバー本体10と同じプラスチック製であっても良いが、太陽電池2と電子機器101との配線の一部を構成すると共に、押圧板12によって変形し難い金属製であることがより好ましい。
Further, the
<太陽電池の挿入工程>
図3の(a)〜(d)は、図2のA−A線における矢視断面図であり、電子機器用カバー1に太陽電池2を挿入(進入)する工程を示している。
<Solar cell insertion process>
FIGS. 3A to 3D are cross-sectional views taken along the line AA in FIG. 2 and show a step of inserting (entering) the
図2および図3の(a)に示すように、本実施形態では、押圧板12は、ガイド14に比べて、長さ(長手方向の長さ)が長く、幅が短くなっている。また、押圧板12は、先端部が開口部13に延在して、上方へ屈曲している。また、ガイド14には、太陽電池2の出力端子212と接触する領域、すなわち上面領域に、該出力端子212と電気的に接続し、太陽電池2から電子機器101へ電力を供給するための集電層(集電部材)15が設けられている。
As shown in FIG. 2 and FIG. 3A, in this embodiment, the
図3の(a)は、太陽電池2が開口部13に挿入された状態を示している。上記状態では、皿バネ11には負荷がかかっていないので、押圧板12は最も低い位置に存在する。
FIG. 3A shows a state in which the
図3の(b)は、太陽電池2が開口部13および保持部31の境界にまで挿入された状態を示している。この状態では、押圧板12は、先端部が太陽電池2と接触し、上方に移動している。これにより、皿バネ11が圧縮されるので、皿バネ11の復元力により押圧板12から太陽電池2に付勢力が印加されて、太陽電池2と押圧板12との摩擦力により太陽電池2が保持部31に保持される。その結果、太陽電池2が保持部31から脱落することを防止できる。また、押圧板12により、開口部13と保持部31との境界で太陽電池2が衝突することを防止できるので、太陽電池2の破損を防止できる。
FIG. 3B shows a state in which the
図3の(c)は、太陽電池2が保持部31の中央部にまで挿入された状態を示している。太陽電池2が保持部31に挿入されるにつれて、太陽電池2により上方へ移動する押圧板12の領域が増加するので、皿バネ11の復元力が増加し、押圧板12から太陽電池2に印加される付勢力が増加する。これにより、太陽電池2が保持部31により強固に保持される。
FIG. 3C shows a state in which the
図3の(d)は、太陽電池2が保持部31に完全に挿入された状態を示している。このとき、押圧板12が太陽電池2の上面両側部の全体を押圧できるので、太陽電池2が保持部31にさらに強固に保持される。
FIG. 3D shows a state in which the
さらに、太陽電池2の出力端子212とガイド14の集電層15とが接触するので、太陽電池2から電子機器101へ電力が供給可能となる。また、押圧板12により、太陽電池2の出力端子212がガイド14の集電層15を押圧するので、出力端子212と集電層15との接触抵抗を低下させることができる。
Furthermore, since the
なお、太陽電池2として上記DSSCを用いる場合、透明基板21の厚さは1mm〜4mmであることが好ましい。透明基板21の厚さが1mmよりも薄いと、特に上記挿入の初期段階(図3の(b)参照)において、透明基板21と押圧板12とが点接触し、該接触点に加わる力により、太陽電池2の破損が生じるおそれがある。一方、透明基板21の厚さが4mmよりも大きくなると、透明基板21の厚みの寸法精度が著しく悪化し、上記挿入時において、押圧板12の先端が透明基板21に引っ掛かり、押圧板12の破損が生じるおそれがある。
In addition, when using said DSSC as the
また、上記DSSCでは、透明基板21は、通常、1枚の透明な板状部材から切り出される。このため、透明基板21の切断面にはマイクロクラックが発生しており、上記挿入時において、当該マイクロクラックに力が加わると、透明基板21が破損し易い。そこで、透明基板21の切断面のうち、押圧板12に接触する領域(すなわち、透明基板21の上面縁部)は、面取りが行われていることが望ましい。
In the DSSC, the
〔実施形態2〕
本発明の別の実施形態について、図4に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
[Embodiment 2]
Another embodiment of the present invention will be described below with reference to FIG.
図4は、本実施形態に係る電子機器システムの概要を示す斜視図である。図4の(a)は、上記電子機器システム100aにおける電子機器101および電子機器用カバー1aの概要を示しており、図4の(b)は、上記電子機器システム100aにおける太陽電池2aの概要を示している。
FIG. 4 is a perspective view showing an outline of the electronic device system according to the present embodiment. 4A shows an overview of the
本実施形態の電子機器システム100aは、図1〜図3に示す電子機器システム100に比べて、太陽電池と電子機器用カバーの収容部とが異なり、その他の構成は同様である。
The
図1の(b)に示す太陽電池2は、長手方向に延びる細長の単位セルを短手方向に配列し、隣接する単位セル同士を直列に接続した構造である。このため、透明基板21の裏面211の両側部に出力端子212が設けられている。
The
これに対し、本実施形態の太陽電池2aは、短手方向に延びる細長の単位セルを長手方向に配列し、隣接する単位セル同士を直列に接続した構造である。このため、図4の(b)に示すように、透明基板21aの裏面211aの両端部に出力端子212aが設けられている。
On the other hand, the
また、本実施形態の電子機器用カバー1aにおける収容部30aは、カバー本体10aの中央部から短手方向の一端部にかけて設けられている。この場合、収容部30aにおける開口部13aがカバー本体10aの短手方向の一端部に設けられることになる。また、収容部30aにおける保持部31aが備える皿バネ11a、押圧板12a、およびガイド14aは、上記短手方向に沿って設けられることになる。
Moreover, the
このように、本発明では、太陽電池2の進入方向(出入方向)に応じた収容部30を設けることにより、電子機器用カバー1の任意の方向から太陽電池2を進入させることができる。
Thus, in this invention, the
〔実施形態3〕
本発明のさらに別の実施形態について、図5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
[Embodiment 3]
The following will describe still another embodiment of the present invention with reference to FIG.
図5は、本実施形態に係る電子機器システムの概要を示す斜視図である。図5の(a)は、上記電子機器システム100bにおける電子機器101および電子機器用カバー1bの概要を示しており、図5の(b)は、上記電子機器システム100bにおける太陽電池2bの概要を示している。本実施形態の電子機器システム100bは、図1〜図3に示す電子機器システム100に比べて、太陽電池と電子機器用カバーの保持部とが異なり、その他の構成は同様である。
FIG. 5 is a perspective view showing an outline of the electronic device system according to the present embodiment. 5A shows an outline of the
本実施形態の太陽電池2bは、Z型モジュールのDSSCである。該Z型モジュールは、アノード側の透明基板21とカソード側の基板との間で、複数の単位セルを、インターコネクトを介して直列に接続したものである。従って、本実施形態の太陽電池2bは、図5の(b)に示すように、透明基板21およびカソード側基板23を備える構成である。なお、カソード側基板23は、透明なガラス基板、プラスチック基板を利用してもよいし、不透明なプリント基板を利用してもよい。
The
透明基板21およびカソード側基板23は、短手方向にずらして配置されている。透明基板21の裏面211の露出部には、アノード側の出力端子213が設けられる一方、カソード側基板23の裏面231の露出部には、カソード側の出力端子233が設けられている。
The
ところで、図5の(b)に示す太陽電池2bは、図1の(b)に示す太陽電池2に比べて、一方(進入方向に対し左側)の側部の形状が同じであり、他方(進入方向に対し右側)の側部の形状が異なる。
Incidentally, the
そこで、本実施形態の電子機器用カバー1bの保持部31bにおける進入方向の左側には、図2に示す保持部31と同様に、皿バネ11、押圧板12、およびガイド14が設けられている。一方、保持部31bにおける進入方向の右側には、図2に示す保持部31とは異なり、板バネ11b、押圧板12b、およびガイド14bが設けられている。具体的には、保持部31bの下部の略右半分には、板バネ11bおよび押圧板12bが設けられている。また、保持部31bの右側上部には、ガイド14bが設けられている。
Therefore, the
押圧板12bは、板バネ11bによって上方に支持した状態となっている。また、ガイド14bの下面には、集電層15bが設けられる。
The
保持部31bの上部では、太陽電池2bに入射する光を遮らないようにする必要があるが、保持部31bの下部では、その必要がない。従って、保持部31bの下部に設けられた押圧板12bは、保持部31bの上部に設けられた押圧板12に比べて、幅を広くすることができる。その結果、保持部31bは、太陽電池2bをさらに強固に保持することができる。また、太陽電池2bと押圧板12bとの接触面積が広くなるので、太陽電池2bの挿入を円滑に行うことができる。なお、保持部31bの上部に設けられたガイド14bは、保持部31bの下部に設けられたガイド14に比べて、幅を狭くすることが望ましい。
In the upper part of the holding
ところで、本実施形態の太陽電池2bは、上述のように、Z型モジュールのDSSCである。Z型モジュールのDSSCでは、各単位セルの両側には封止材が設けられている。この封止材は、上記単位セルに含まれる電解液を単位セルごとに隔離したり、上記単位セルどうしの間に設けられるインターコネクトと上記単位セルとを電気的に絶縁したりするためのものである。上記封止材は、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂などの機械的強度を有した樹脂によって構成されている。従って、押圧板12bによって太陽電池2が保持部31にさらに強固に保持されても、上記封止材によって、カソード側基板23の変形が抑制され、その結果、太陽電池2の破損を防止することができる。
By the way, the
〔実施形態4〕
本発明のさらに別の実施形態について、図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
[Embodiment 4]
The following will describe still another embodiment of the present invention with reference to FIG.
図6は、本実施形態に係る電子機器システムの概要を示す斜視図である。図6の(a)は、上記電子機器システム100cにおける電子機器101および電子機器用カバー1cの概要を示しており、図6の(b)は、上記電子機器システム100cにおける太陽電池2cの概要を示している。本実施形態の電子機器システム100cは、図1〜図3に示す電子機器システム100に比べて、太陽電池と電子機器用カバーの保持部とが異なり、その他の構成は同様である。
FIG. 6 is a perspective view showing an outline of the electronic device system according to the present embodiment. 6A shows an overview of the
本実施形態の太陽電池2cは、板状のSi系太陽電池である。太陽電池2cの裏面の両側部には、アノード側およびカソード側の出力端子213c・233cがそれぞれ設けられている。
The
本実施形態の電子機器用カバー1cの保持部31cは、図2に示す保持部31に比べて、ガイド14・14に代えて、ガイド14cが設けられている点が異なり、その他の構成は同様である。
The holding unit 31c of the
ガイド14cは、保持部31cの下部全体に設けられている。ガイド14cには、太陽電池2cの出力端子213c・233cと接触する領域、すなわち上面の両側部に、集電層(図示せず)が設けられている。
The
このように、本発明は、保持部31における押圧板12およびガイド14の形状および配置を変更することにより、任意の形状の太陽電池2を収容することができる。
Thus, this invention can accommodate the
〔実施形態5〕
本発明のさらに別の実施形態について、図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
[Embodiment 5]
The following will describe still another embodiment of the present invention with reference to FIG.
図7は、本実施形態に係る電子機器システムにおける電子機器用カバー1dの概要を示す平面図である。本実施形態の電子機器システム100dは、図1〜図3に示す電子機器システム100に比べて、電子機器用カバーの保持部における押圧板が異なり、その他の構成は同様である。
FIG. 7 is a plan view showing an outline of the
図7の(a)〜(c)は、電子機器用カバー1dの保持部31dにおける押圧板12の例を示している。図7の(a)の例では、2つの押圧板12・12における先端部(開口部13側の端部)が、連結板17によって連結されている。連結板17により、押圧板12の動きを規制する機能が向上する。従って、押圧板12が想定外の動きをすることにより、押圧板12の耐久性が低下したり、押圧板12が太陽電池2の受光面の一部を遮蔽して太陽電池2の性能が低下したりすることを防止できる。
(A)-(c) of FIG. 7 has shown the example of the
また、図7の(b)の例は、図7の(a)の例に比べて、2つの押圧板12・12における基端部が、連結板17によってさらに連結されている。これにより、押圧板12の動きがさらに制約されるので、押圧板12の耐久性が低下したり、太陽電池2の性能が低下したりすることをさらに防止できる。
Further, in the example of FIG. 7B, the base end portions of the two
また、図7の(c)の例は、図7の(b)の例に比べて、2つの押圧板12・12における先端部と該先端部を連結する連結板17とから開口部13内へさらに延在した延在板18をさらに備えている。延在板18は、短手方向が揃っている。これにより、太陽電池2が進入されるときに、太陽電池2の一辺が延在板18の先端部と接触するので、太陽電池2をさらにスムーズに進入させることができる。また、上記接触時の応力をさらにさらに緩和できるため、太陽電池2および押圧板12の破損をさらに防止できる。
In addition, in the example of FIG. 7C, compared to the example of FIG. 7B, the inside of the
なお、押圧板12、連結板17、および延在板18は一体で形成されることが望ましい。また、連結板17および延在板18は、押圧板12と同様に、皿バネ11によって懸架されていることが望ましい。
Note that the
〔実施形態6〕
本発明のさらに別の実施形態について説明すれば、以下のとおりである。
[Embodiment 6]
The following will describe still another embodiment of the present invention.
本実施形態の電子機器システムは、図1〜図3に示す電子機器システムに比べて、皿バネ11における弾性係数が異なり、その他の構成は同様である。
The electronic device system of the present embodiment is different in the elastic coefficient of the
本実施形態では、開口部13の側の皿バネ11が、他の皿バネ11よりも弾性係数が低く、上記進入方向に進むにつれて、皿バネ11の弾性係数が高くなっている。これにより、太陽電池2を開口部13から保持部31に進入させる場合に、太陽電池2を押し込む力が少なくて済み、その結果、太陽電池2の進入をさらにスムーズに行うことができる。また、太陽電池2を保持部31に完全に進入させた場合、上記他の皿バネ11により、太陽電池2bを強固に保持することができる。
In the present embodiment, the
〔実施形態7〕
本発明のさらに別の実施形態について説明すれば、以下のとおりである。
[Embodiment 7]
The following will describe still another embodiment of the present invention.
本実施形態の電子機器システムは、図1〜図3に示す電子機器システムに比べて、ガイド14が、ベルトコンベアを備える点が異なり、その他の構成は同様である。これにより、太陽電池2を保持部31に進入させると、ガイド14のベルトコンベアが動作するので、よりスムーズに進入させることができる。なお、上記ベルトコンベアの代わりに、ローラコンベアその他の運搬装置を利用してもよい。
The electronic device system of the present embodiment is different from the electronic device system shown in FIGS. 1 to 3 in that the
〔実施形態8〕
本発明のさらに別の実施形態について、図8に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
[Embodiment 8]
The following will describe still another embodiment of the present invention with reference to FIG.
図8は、本実施形態に係る電子機器システムにおける電子機器用カバーの概要を示す斜視図である。本実施形態の電子機器システム100eは、図1〜図3に示す電子機器システム100に比べて、電子機器用カバー1の保持部31における皿バネ11および押圧板12に代えて、板バネ(押圧板、弾性体)19が設けられている点が異なり、その他の構成は同様である。この場合、部品点数が少なくなるので、電子機器用カバー1eの製造が容易となる。
FIG. 8 is a perspective view showing an outline of an electronic device cover in the electronic device system according to the present embodiment. Compared to the
〔実施形態9〕
本発明のさらに別の実施形態について、図9に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
[Embodiment 9]
The following will describe still another embodiment of the present invention with reference to FIG.
図9は、本実施形態に係る電子機器システムにおける太陽電池の概要を示す平面図である。本実施形態の電子機器システム100fは、図1〜図3に示す電子機器システム100に比べて、太陽電池2fの出力端子213f・233fが太陽電池2fの進入方向の端部から突出して設けられている点が異なり、その他の構成は同様である。
FIG. 9 is a plan view showing an outline of a solar cell in the electronic device system according to the present embodiment. In the
この場合、電子機器システム100fにおける電子機器用カバー1の保持部31には、太陽電池2fの進入方向の端部に、太陽電池2fの出力端子213f・233fが嵌合する嵌合部を形成し、該嵌合部に、出力端子213f・233fと電気的に接続し、太陽電池2から電子機器101へ電力を供給するための集電部材を設ければよい。従って、本実施形態では、ガイド14に集電層15を設ける必要がなくなる。
In this case, the holding
〔実施形態10〕
本発明のさらに別の実施形態について、図10〜図12に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
[Embodiment 10]
The following will describe still another embodiment of the present invention with reference to FIGS.
図10は、本実施形態に係る電子機器システムにおける電子機器用カバーの概要を示す斜視図である。本実施形態の電子機器システム100gは、図1〜図3に示す電子機器システム100に比べて、ガイド14に代えて、太陽電池2の取出し機構を有するガイド14gが設けられている点と、太陽電池2が抜け出ることを防止するストッパ40が新たに設けられている点とが異なり、その他の構成は同様である。なお、図10では、ガイド14gの構造が理解され易いように、皿バネ11および押圧板12を省略している。
FIG. 10 is a perspective view illustrating an outline of an electronic device cover in the electronic device system according to the present embodiment. The
本実施形態では、太陽電池2と当接する当接板140が、ガイド14gに摺動可能に設けられ、該当接板140には、ガイド14gの内部に設けられたコイルバネ141が取り付けられている。これにより、当接板140が太陽電池2の進入方向に進むに連れて、コイルバネ141の復元力による付勢力が当接板140に対し、太陽電池2の進入方向の反対向きに働くことになる。
In this embodiment, the
保持部31gにて保持された太陽電池2は、ストッパ40により固定される。ストッパ40による上記固定が解除されると、当接板140に働く付勢力により、太陽電池2は、電子機器用カバー1の外部に移動する。これにより、太陽電池2を電子機器用カバー1から取り出すことができる。なお、当接板140およびストッパ40は、カバー本体10gと同じプラスチック製であることが望ましい。
The
図11は、ガイド14gの概略構成および動作を示す斜視図である。図10および図11に示すように、本実施形態のガイド14gは、内部が中空であり、該内部にコイルバネ141が設けられる一方、上面の略全体に開口部142が形成され、該開口部142を貫通するように、当接板140が設けられている。コイルバネ141は、一端がガイド14gの基端側内面に取り付けられ、他端が、当接板140の下部に取り付けられる。また、当接板140の上部は、保持部31gに進入する太陽電池2と当接するためのものである。
FIG. 11 is a perspective view showing a schematic configuration and operation of the
図11の(a)は、初期状態であり、太陽電池2が保持部31gに進入する前の状態を示している。このとき、当接板140は、太陽電池2と当接していないので、コイルバネ141の復元力により、ガイド14gの先端側(開口部142の先端側)に位置している。
(A) of FIG. 11 is an initial state, and has shown the state before the
図11の(b)は、太陽電池2が保持部31gの中央部にまで進入した状態を示している。太陽電池2が開口部13および保持部31gの境界にまで進入すると、当接板140が太陽電池2と当接し、太陽電池2が保持部31gに進入するにつれて、当接板140が同図の矢印方向に開口部142を摺動し、これにより、コイルバネ141の復元力が増大する。
(B) of FIG. 11 has shown the state into which the
図11の(c)は、太陽電池2が保持部31gに完全に進入した状態を示している。このとき、当接板140は、同図の矢印方向に開口部142を摺動し、開口部142の基端側に達する。
FIG. 11C shows a state in which the
図12は、ストッパ40の概略構成および動作を示す斜視図である。図10および図12に示すように、カバー本体10gには、開口部13および保持部31gの境界付近から側面にまで貫通孔41が形成され、該貫通孔41を棒状のストッパ40が貫通している。ストッパ40は、基端部が外部に露出しており、該基端部401をユーザが操作することにより、先端部402を貫通孔41から上記境界に出し入れすることができる。
FIG. 12 is a perspective view showing a schematic configuration and operation of the
太陽電池2が保持部31gに進入する前には、図12の(a)に示すように、ユーザは、ストッパ40の基端部401を操作して、ストッパ40の先端部402が貫通孔41に収容された状態にする。これにより、太陽電池2は、保持部31gにスムーズに進入することができる。
Before the
次に、太陽電池2が保持部31gに完全に進入すると、図12の(b)に示すように、ユーザは、ストッパ40の基端部401を操作して、ストッパ40の先端部402が貫通孔41から突出した状態にする。これにより、太陽電池2が保持部31gから外部に押し出されることを防止できる。
Next, when the
そして、太陽電池2を取り出すには、ユーザは、ストッパ40の基端部401を操作して、ストッパ40を図12の(a)の状態に戻せばよい。これにより、太陽電池2は、当接板140に働く付勢力により、保持部31gから外部に押し出され、その結果、ユーザが太陽電池2を容易に取り出すことができる。
And in order to take out the
なお、ストッパ40が貫通孔41から抜け出ることを防止する抜止め防止機構(図示せず)が設けられていることが望ましい。
In addition, it is desirable that a stopper preventing mechanism (not shown) for preventing the
〔実施形態11〕
本発明の他の実施形態について、図13および図14に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
[Embodiment 11]
Another embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. 13 and 14.
図13は、本実施形態に係る電子機器システムにおける電子機器用カバーおよび太陽電池の概要を示す斜視図である。本実施形態の電子機器システム100hは、図10〜図12に示す電子機器システム100gに比べて、ストッパ40に代えて、ストッパ50が設けられている点と、太陽電池2hの透明基板21hにおける適所に凹部214が設けられている点とが異なり、その他の構成は同様である。なお、図13は、図10と同様に、皿バネ11および押圧板12を省略している。
FIG. 13 is a perspective view showing an outline of the electronic device cover and the solar cell in the electronic device system according to the present embodiment. The
図14は、ストッパ50の概略構成および動作を示す平面断面図である。図13および図14に示すように、カバー本体10hの適所に空間60および貫通孔61・62が設けられ、該空間60および該貫通孔61・62にストッパ50が設けられている。ストッパ50は、支点部材51、レバー部52、操作部53、バネ54、および係止部55を備える構成である。
FIG. 14 is a plan sectional view showing a schematic configuration and operation of the
支点部材51は、基端部が空間60の保持部31h側の内壁に取り付けられ、先端がレバー部52の支点となるものである。レバー部52は、棒状の部材であり、一端部には、操作部53およびバネ54が取り付けられ、他端部には、係止部55が取り付けられている。
The
操作部53は、ユーザが操作を行うための棒状の部材であり、レバー部52の一端部から貫通孔61を介して、カバー本体10hの外側部から突出している。一方、バネ54は、一端部が、レバー部52の一端部にて操作部53の反対側に取り付けられ、他端部が、空間60の保持部31h側の内壁に取り付けられている。
The
係止部55は、太陽電池2hを係止するための棒状部材であり、レバー部52の他端部から貫通孔62を介して、保持部31h内に突出している。係止部55の先端は、保持部31hの先端側から基端側に進むに連れて長くなるように傾斜している。なお、レバー部52、操作部53、および係止部55は、プラスチック等により、一体に形成されることが望ましい。
The locking
一方、太陽電池2hは、上述のように、透明基板21hに凹部214が設けられている。該凹部214は、太陽電池2が保持部31hにて保持された場合に、ストッパ50の係止部55の先端が嵌合するように設けられる。
On the other hand, in the
上記構成の電子機器用カバー1hにおいて、太陽電池2hが保持部31hに進入すると、太陽電池2hがストッパ50の係止部55における先端の傾斜面を押圧して、図14の(b)の状態となる。これにより、太陽電池2hは、保持部31hにスムーズに進入することができる。
In the
次に、太陽電池2hが保持部31hに完全に進入すると、図14の(a)に示すように、ストッパ50の係止部55が、バネ54の復元力により、保持部31hに突出して、太陽電池2hの凹部214に嵌合する。これにより、太陽電池2hは、ストッパ50の係止部55により係止されるので、太陽電池2hが保持部31hから外部に押し出されることを防止できる。
Next, when the
そして、太陽電池2hを取り出すには、ユーザは、ストッパ50の操作部53を、外側から保持部31h側に押せばよい。これにより、係止部55は、先端部が貫通孔62に収容される。従って、太陽電池2hは、当接板140に働く付勢力により、保持部31hから外部に押し出され、その結果、ユーザが太陽電池2hを容易に取り出すことができる。
And in order to take out the
<付記事項>
上記実施形態では、電子機器用カバー1について説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、補助電源装置など、電子機器101に装着可能であり、かつ、太陽電池2から電子機器101へ電力を供給可能な状態で太陽電池2を収容可能である任意の装着部材に適用することができる。
<Additional notes>
Although the
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る装着部材(電子機器用カバー1)は、電子機器101に装着される装着部材であって、太陽電池2から前記電子機器へ電力を供給可能な状態で前記太陽電池を収容する収容部30を備え、前記収容部は、前記太陽電池を出し入れするための開口部13を有する構成である。
[Summary]
The mounting member (electronic device cover 1) according to the first aspect of the present invention is a mounting member mounted on the
上記の構成によると、太陽電池を、外部から開口部を介して進入させ、収容部に収容することにより、前記太陽電池から電子機器へ電力を供給可能な状態となる。前記太陽電池は、前記電子機器に装着される装着部材の収容部に収容されるので、太陽電池が携帯電話ホルダの表面に取り付けられた従来技術に比べて、外力による太陽電池の破損を防止することができる。また、前記収容部に収容された太陽電池は、前記開口部を介して外部に取り出すことができるので、前記装着部材に収容された太陽電池を容易に交換することができる。 According to said structure, it will be in the state which can supply electric power from the said solar cell to an electronic device by making a solar cell approach through an opening part from the exterior, and accommodating in an accommodating part. Since the solar cell is housed in a housing portion of a mounting member mounted on the electronic device, the solar cell is prevented from being damaged by an external force as compared with the conventional technique in which the solar cell is attached to the surface of the mobile phone holder. be able to. Moreover, since the solar cell accommodated in the said accommodating part can be taken out outside through the said opening part, the solar cell accommodated in the said mounting member can be replaced | exchanged easily.
本発明の態様2に係る装着部材は、上記態様1において、前記収容部は、前記開口部を介して前記太陽電池を受け入れ、前記太陽電池を保持する保持部31をさらに備え、前記太陽電池の出入方向に垂直な平面によって前記開口部の空間を切断したときの第1断面積は、前記平面によって前記保持部の空間を切断したときの第2断面積の最大値よりも広いことが好ましい。
The mounting member according to
この場合、前記太陽電池は前記保持部にて保持されるので、前記装着部材に外力が印加されて前記太陽電池が前記収容部の内部で動くことによる前記太陽電池の破損を防止することができる。また、前記開口部の第1断面積は、前記保持部の第2断面積の最大値よりも広いので、前記太陽電池を前記開口部に進入させる時に、前記太陽電池の角部が前記開口部の縁部に衝突する可能性が低くなり、その結果、該衝突による前記太陽電池の破損を防止することができる。 In this case, since the solar cell is held by the holding portion, it is possible to prevent damage to the solar cell due to external force being applied to the mounting member and the solar cell moving inside the housing portion. . In addition, since the first cross-sectional area of the opening is wider than the maximum value of the second cross-sectional area of the holding portion, when the solar cell is caused to enter the opening, the corner portion of the solar cell is the opening. As a result, it is possible to prevent the solar cell from being damaged by the collision.
本発明の態様3に係る装着部材は、上記態様2において、前記開口部の第1断面積は、前記保持部に近づくにつれて狭くなっていることが好ましい。この場合、前記太陽電池を、前記開口部を介して前記保持部にスムーズに進入させることができる。
In the mounting member according to aspect 3 of the present invention, in the
本発明の態様4に係る装着部材は、上記態様2または3において、前記保持部は、収容された太陽電池を、前記太陽電池の出入方向に垂直な方向に押圧する押圧板12(板バネ19)を備えることが好ましい。この場合、前記太陽電池と前記押圧板との摩擦力により、前記太陽電池が前記収容部から脱落することを防止することができる。
The mounting member according to Aspect 4 of the present invention is the mounting plate according to
本発明の態様5に係る装着部材は、上記態様4において、前記押圧板は、前記太陽電池に比べて、前記出入方向の長さが同じまたは長いことが好ましい。この場合、前記押圧板は、前記出入方向の長さが短い場合に比べて、前記太陽電池を前記出入方向の全体に亘って押圧するので、前記太陽電池を前記保持部にさらに強固に保持することができる。 In the mounting member according to aspect 5 of the present invention, in the above aspect 4, it is preferable that the pressing plate has the same or longer length in the access direction than the solar cell. In this case, the pressing plate presses the solar cell over the entire entrance / exit direction as compared with a case where the length in the entrance / exit direction is short, so that the solar cell is more firmly held by the holding portion. be able to.
本発明の態様6に係る装着部材は、上記態様4または5において、前記保持部は、前記押圧板を含む複数の押圧板を備えており、前記複数の押圧板は互いに連結していてもよい。この場合、前記押圧板の移動を規制する機能が向上する。 In the mounting member according to aspect 6 of the present invention, in the above aspect 4 or 5, the holding portion includes a plurality of pressing plates including the pressing plate, and the plurality of pressing plates may be connected to each other. . In this case, the function of regulating the movement of the pressing plate is improved.
本発明の態様7に係る装着部材は、上記態様4から6において、前記保持部は、前記押圧板を複数箇所で支持する複数の弾性体(皿バネ11、板バネ11b・19)をさらに備えており、前記複数の弾性体は、前記開口部の側に位置する方が、弾性係数が低いことが好ましい。この場合、前記太陽電池を前記開口部から前記保持部に進入させる場合に、前記太陽電池を押し込む力が少なくて済み、その結果、前記太陽電池の進入をさらにスムーズに行うことができる。
The mounting member according to
本発明の態様8に係る装着部材は、上記態様2から7において、前記保持部は、前記太陽電池を前記保持部の中に案内する案内部(ガイド14)を備えることが好ましい。前記案内部により前記太陽電池を前記保持部の中にスムーズに進入させることができる。
In the mounting member according to aspect 8 of the present invention, in any of the
ところで、前記太陽電池が外部に電力を供給するための出力端子は、前記太陽電池の種類に応じて、前記太陽電池の種々の位置に設けられる。 By the way, the output terminal for the said solar cell to supply electric power outside is provided in the various position of the said solar cell according to the kind of the said solar cell.
そこで、本発明の態様9に係る装着部材は、上記態様2から8において、前記保持部は、前記太陽電池から前記電子機器へ電力を供給するための集電部材をさらに備えており、該集電部材は、前記太陽電池が前記保持部に保持された状態において前記太陽電池の出力端子と接触する位置に設けられていることが好ましい。この場合、前記太陽電池が前記保持部にて保持されることにより、前記出力端子と前記集電部材とを容易に接触させることができる。
Therefore, the mounting member according to aspect 9 of the present invention is the mounting member according to
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。 The present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications are possible within the scope shown in the claims, and embodiments obtained by appropriately combining technical means disclosed in different embodiments. Is also included in the technical scope of the present invention. Furthermore, a new technical feature can be formed by combining the technical means disclosed in each embodiment.
1 電子機器用カバー(装着部材)
2 太陽電池
10 カバー本体
11 皿バネ(弾性体)
11b 板バネ(弾性体)
12 押圧板
13 開口部
14 ガイド(案内部)
15 集電層(集電部材)
17 連結板
18 延在板
19 板バネ(押圧板、弾性体)
21 透明基板
22 カバーガラス
23 カソード側基板
30 収容部
31 保持部
40・50 ストッパ
100 電子機器システム
101 電子機器
140 当接板
141 コイルバネ
212、213、233 出力端子
214 凹部
1 Electronic device cover (mounting member)
2
11b Leaf spring (elastic body)
12 Pressing
15 Current collecting layer (current collecting member)
17 connecting
21
Claims (5)
太陽電池から前記電子機器へ電力を供給可能な状態で前記太陽電池を収容する収容部を備え、
前記収容部は、前記太陽電池を出し入れするための開口部を有していることを特徴とする装着部材。 A mounting member to be mounted on an electronic device,
A housing portion that houses the solar cell in a state where power can be supplied from the solar cell to the electronic device,
The mounting member has an opening for taking in and out the solar cell.
前記太陽電池の出入方向に垂直な平面によって前記開口部の空間を切断したときの第1断面積は、前記平面によって前記保持部の空間を切断したときの第2断面積の最大値よりも広いことを特徴とする請求項1に記載の装着部材。 The accommodating portion further includes a holding portion that receives the solar cell through the opening and holds the solar cell,
The first cross-sectional area when the space of the opening is cut by a plane perpendicular to the entrance / exit direction of the solar cell is wider than the maximum value of the second cross-sectional area when the space of the holding part is cut by the plane. The mounting member according to claim 1.
該集電部材は、前記太陽電池が前記保持部に保持された状態において前記太陽電池の出力端子と接触する位置に設けられていることを特徴とする請求項2から4までの何れか1項に記載の装着部材。 The holding unit further includes a current collecting member for supplying power from the solar cell to the electronic device,
The current collecting member is provided at a position in contact with an output terminal of the solar cell in a state where the solar cell is held by the holding portion. The mounting member according to claim 1.
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