JP2017040893A - 頭部装着型表示装置に関するプログラム - Google Patents

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正典 伊原
雅彦 二反田
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Abstract

【課題】VR開始時の利便性を向上するとともに、VR開始時の利用者の視線方向に関する座標系を初期化することで利用者に不要な混乱を与えないようにするHMDのユーザーインターフェースを提供する。【解決手段】撮像部と表示部が一体となるHMDむけのプログラム処理において起動時に実風景画像を表示し、有線及びもしくは無線によるコントローラでHMDと接続及びもしくは内蔵された情報処理部に指示を与えることでVR画像と実風景画像を切り替えるユーザーインターフェースを実施できるようにする。【選択図】図5

Description

頭部装着型表示装置に関する
近年、仮想現実(VR:Virtual Reality)や拡張現実(AR:Augmented Reality)、複合現実(MR:Mixed Reality)といった技術が実用性を帯び始め諸々の市場を構築しつつある。
そのような中、ARやMRは周囲の実風景画像にコンピュータグラフィック(CG:Computer Graphics)画像を合成することで色々な利便性を確立すべく技術革新がなされているため、頭部装着型表示装置(HMD:Head Mounted Display)を身につけるに当たって装着前と装着中とのどちらであっても周囲の様子が視認でき特段の不便をきたすことがない。
しかしながら、VRに関しては表示内容のすべてが合成されたCGであることが一般的であるため、HMDを装着した場合周囲の状況が分からなくなるという課題がある。
この課題に対し米国リープモーション社(登録商標)のブログ(Web上の日記)によればVR画面で起動したVRアプリにおいて簡単なジェスチャで赤外線撮像画像とVR画像を切り替えることで周囲の状況を把握できるようにする方法が提案されている。(非特許文献1)
また、サムスン(登録商標)社のGear VR(登録商標)は「パススルーカメラ」という機能がありHMDの横にあるボタンを長押し表示されたアイコンから特定のアイコンを頭の動作で選択するとVR画面の一部に周囲の実風景が表示される機能がある。(非特許文献2)
さらに、出願時の現状において一般的にVR装置はVRプログラム起動時のHMDの方向が初期の座標系として設定されるためVRプログラムを起動したときのHMDの向きとHMDを頭に装着したときのHMDの向きとで方向が異なる場合に利用者が混乱する場合が多い。
http://blog.leapmotion.com/new-demo-switch-vr-real-world-simple-gesture/New Demo: Switch from VR to the Real World with a Simple Gesture平成27年8月1日検索、インターネット http://panora.tokyo/1873/Gear VRは「パススルーカメラ」もヤバい! HMDで現実世界が見られる不思議平成27年8月1日検索、インターネット
前述の背景技術にあるようなリープモーション(登録商標)社の赤外線による専用のジェスチャ検出装置とジェスチャ検出プログラムによってHMDのVR画像と実風景画像との切り替えを行う方法は装置のハードウェアコストやソフトウェアコストの増加になりコスト効率の悪さやプログラムの処理内容の増加が生じるという課題がある。
また、Gear VR(登録商標)の起動時にVR画像が表示されHMD付属のボタンを長押しし、頭を動かしてアイコンを選択する操作は利用者が慣れるのに時間がかかり没入感を損なうという課題がある。
さらにVR用HMD全般に言えることだがVRプログラムを起動したときにHMDが向いていた方向がVR画像空間の初期の前方向として設定されるため、そのあとで利用者が頭にHMD装着しているときに自然な方向としての前方向とVRプログラムが起動したときのVR画像としての前方向が必ずしも一致しないため装着した利用者にとって不自然であるという課題がある。
より具体的に課題の解決方法を説明する。まず、VRアプリケーションやVRコンテンツの起動時にHMDに付随する撮像部から得られた実風景画像を可能な限りリアルタイムでHMDの表示部に表示する。利用者はその表示内容を頼りにコントローラを手にし、表示内容をVR画像に切り替えるためのコマンドを入力する。このとき、入力されるコマンドは上下左右キーを用いたメニュー選択であってもかまわないし、スタートボタンのような特定のボタンを押下することでVRアプリケーションやVRコンテンツが選択されるような設計であってもかまわないし、任意のジェスチャ認識結果であってもかまわない。この選択の際、VRアプリケーションやVRコンテンツをゲームパッドなどのスタートボタンの押下などによって起動し、それらを起動したときの頭の方向に合わせて初期の軸座標系を構成する。
これらのメニュー選択やコマンド入力によってそれまで実風景画像だったHMDの表示内容はVR画像としてのCG画像へと切り替わる。切り替わりに置いて従来のテレビ放送などで用いられた画面の切り替えのためのエフェクトとして半透明合成やクロスフェード、各種ワイプといった演出を加えてもよい。この演出はユーザーへのコンテンツへの没入感向上にも効果がある。また画面をすべて実風景画像で始めるのではなく一部がウインドウ化されてVRのCG画像と実風景画像とが切り替わるように構成されてもよいし、実風景画像上に合成される形でPCにより生成されたユーザーインターフェース画像が表示されてもよい。
先述の先行文献に比較して本発明により安価なコストでのVR画像と実風景画像の切り替えの実現とユーザーの没入感向上を図る効果がある。そして、これらの一連の課題解決手段によって、HMDを装着したときにいきなりVR空間のVR画像が表示されなくなることによって、最初から周囲の実風景が見えるため従来のような特殊な操作によって周囲の実風景画像を見る必要がなくなるばかりではなく、利用者自身にとって自然な軸座標系で表示されるため自然な方向を正面としてVR空間での表示や操作が可能となるのでVR装置としての利便性や没入感が飛躍的に向上する。
PC型VR装置 スマートフォン型VR装置 基本的な処理手順 情報処理部の構成 座標系初期化の例 仰向け状態でのVR座標系初期化の例
まず、VRプログラムとはVRアプリケーションやVRコンテンツ、VRアプリケーションなどを起動するためのランチャープログラムなどのVRユーザーインタフェースプログラムを含む。より具体的には広い範囲の視覚を情報処理部(400)によって算術的に生成した画像などで頭の向きや動作によってリアルタイムに構成し、さも実体験であるかのような視覚情報と音響情報を主として利用者に提供するプログラムであり、将来的に嗅覚や触覚や味覚などが提供されることが想定されている。
次により具体的なVR装置として発明を実施するための形態における装置の構成を説明する。まず装置は撮像部と表示部と頭部装着部を最低限供えた構成をしている。この構成に対し中央演算部と描画演算部と記憶部などによって構成される情報処理部を内蔵していたり、同様の情報処理部をパーソナルコンピュータ(PC)などの形態で外部に有線およびもしくは無線などにより接続していたりしてもよい。なお、中央演算部はCPU、描画演算部はGPU、記憶部はROMやEPROM、フラッシュメモリ、RAM、ストレージとしてのHDDやSSDなどと呼称される部品などの組み合わせによって実現されており、時代とともに変化する将来的なMRAMやReRAM、ニューロンプロセッサなどが組み合わされていてもよい。また、撮像部や表示部は1眼であっても2眼であってもよく、2眼であれば立体視に対応していても良い。さらに、HMD部に加速度センサーやジャイロセンサー、地磁気センサーといったVRなどを実施するために必要なセンサー類を装備していてもよくHMDにスマートフォンを用いた場合はスマートフォン内に加速度センサーやジャイロセンサー、地磁気センサーといったVRなどを実施するために必要なセンサー類を装備していてもよい。
そして情報処理部に有線及びもしくは無線からなる後述の制御装置が接続できるようになる形で構成される。これらの構成において、例えば撮像部と表示部と情報処理部とを備えたスマートフォンなどの装置を頭部に固定するためのアダプターを用いてHMDとして利用することも可能であるし、VR用HMDに可視光撮像装置としてのカメラを搭載して構成し情報処理部としてのPCと接続し同様の全体的構成を実現してもよい。なお、スマートフォンを用いたVR装置であればスマートフォン内に、VR用HMDとPCやゲーム機の組み合わせによるVR装置であればHMD内に加速度センサーやジャイロセンサーが組み込まれていている構成となる。
そして、これらのスマートフォンやPCなどを含んだ構成に加えて、制御装置としてのマウスやゲームパッド、キーボードなどのコントローラ、画像認識によるジェスチャ入力デバイスなどやジャイロセンサーや加速度センサーなどの運動検出センサー類を手に装着もしくは握る形での操作による入力デバイス、瞳孔位置などからの視線検出などといったユーザーからの操作に基づく制御信号を情報処理部に反映させる装置を用いて本発明を実施するための基本構成が実現される。
そして本発明の情報処理部(400)における基本処理手順は、まずプログラムの起動と同時に撮像部から実風景画像からなる画像情報を取得しHMDの表示部に表示するステップを実施する。次に利用者からの制御装置による操作入力を受け付けるステップを実施し利用者からの操作入力があるまで撮像部から取得した実風景画像を更新しながら表示するステップを実施するVRユーザーインタフェースプログラムを構成する。次に利用者からの操作入力があった場合に表示内容をVR画像に切り替えるステップを実施する。なお最初の実風景表示から操作入力完了を経てVR画像の表示に至るまでのあいだにVRコンテンツやVRアプリを選択起動するためのVR用ランチャープログラムとして実風景を背景画像としVRコンテンツやVRアプリを手前にテロップ表示するスタイルのVRユーザーインタフェースプログラムを構成することもできる。
さらには、VRプログラムの起動時にHMDの撮像部から得られた実風景画像を可能な限りリアルタイムでHMDの表示部に表示する。利用者はその表示内容を頼りにコントローラを手にし、表示内容がVRに切り替えるためのコマンド入力や特定のキーを押下する。このとき、入力されるコマンドは上下左右キーを用いたメニュー選択や頭の向きを変えることでスクロールするメニューに対してゲームパッドの特定のキーを押下するVRユーザーインタフェースプログラムであってもかまわない。これらのメニュー選択やコマンド入力によってそれまで実風景画像だったHMDの表示内容はVR画像としてのCG画像へと切り替わる。切り替わりに於いて従来のテレビ放送などで用いられた画面の切り替えのためのエフェクトとして半透明合成やクロスフェード、各種ワイプといった演出を加えてもよい。この演出はユーザーへのコンテンツへの没入感向上にも非常に効果がある。
また画面をすべて実風景画像で始めるのではなく一部がウインドウ化されてVRのCG画像と実風景画像とが切り替わるように構成したり、情報処理部(400)で生成されたCG画像を実風景画像に合成して表示するように構成したりしてもよい。また撮像部から取得する実風景画像のリアルタイム表示における遅延を減らすためにソフトウェア処理ではなく物理的な回路によって撮像画像を表示部に送る構成であってもよい。なお、この際に、あわせてレンズひずみや視差、色収差に関するパラメータを補正することで利用しているHMDに最適な表示を実現できるように構成してもよい。
そして、例えば利用者が自分にとって自然な前方向を向いたときに前述の制御装置類からゲームパッドのスタートボタンを押下したり、キーボードやマウスを操作したり、HMDに表示されているメニューやダイアログに任意の操作を行ったり、HMDに付随するスイッチ類などを操作したりしたタイミングでVR表示における前方向などの表示座標系を初期化することによって、利用者が混乱することなくVR画像表示内容に没入することができる。
VR用HMD(101)がPC(105)やゲーム機に接続されている場合を説明する。
ジャイロセンサーや加速度センサーを備えたHMD(101)が単品として市販されており、商品によっては標準で撮像部(103)を備えているものもある。撮像部がない追加部品としての撮像部を組み合わせるようにしても良い。それらにPCやゲーム機に接続することで、HMDに組み合わされた撮像部(103)、表示部(102)、センサー部(101内部:101内部であって、加速度、ジャイロ、地磁気などを任意に組み合わせたVRに利用可能なセンサー類が好ましい)やPC(105)に組み合わされた通信部(ブルートゥースやUSB配線など)やPC(105)に組み込まれた情報処理部(400)を用いて、撮像部から取得した実風景画像を表示部に表示し、センサー部に組み込まれているジャイロセンサーや加速度センサーから算出した重力方向ベクトル情報に基づいてユーザーインターフェースをVRアプリやVRコンテンツ利用時に表示し、通信部に接続された制御装置(106:たとえばゲームパッドなど)によってユーザーインターフェースを操作し、VRアプリやVRコンテンツを起動し、制御装置からの入力によって座標系を初期化し、VRコンテンツなどの表示に利用できるようにする。
HMDにスマートフォン(201)を用いる場合を説明する。
頭部装着部(104,202)が単品として市販されておりそれらにスマートフォン(201)を装着することで、スマートフォンに内蔵された撮像部、表示部、センサー部(201内部であって、加速度、ジャイロ、地磁気などを任意に組み合わせたVRに利用可能なセンサー類が好ましい)、通信部(ブルートゥースなど)、情報処理部(400)を用いて、一般的に背面カメラと呼ばれる撮像部から取得した実風景画像をスマートフォンの表示部に表示し、センサー部に組み込まれているジャイロセンサーや加速度センサーから算出した重力方向ベクトル情報に基づいてユーザーインターフェースをVRアプリやVRコンテンツ利用時に表示内容を変化させ、通信部に接続された制御装置(106:たとえばゲームパッドなど)によってユーザーインターフェースを操作し、VRアプリやVRコンテンツを起動し、制御装置からの入力によって座標系を初期化し、VRコンテンツなどの表示に利用できるようにする。
続いてVR用HMD(101)がPC(105)やゲーム機に接続されている場合もしくはHMDにスマートフォン(201)を用いる場合におけるVR装置においてVRプログラムのスタート時の座標系を指定する方法に関して説明する。VR用HMD(図1)においては101(センサー部含む)、102(表示部)、103(撮像部)、104(頭部固定部)、105(情報処理部、通信部などを含むPC)によってHMDとVR装置501が構成され106が制御装置となる。またスマートフォンを用いた例(図2)においては201(撮像部、表示部、センサー部、情報処理部、通信部を含むスマートフォンなど)、202(レンズと頭部装着部)、104(頭部固定部)によってHMDとVR装置501が構成され106が制御装置となる。
まず、HMDに取り付けられた撮像部から実風景画像を取得するステップ(302)が実施される。実風景とは撮像部による周囲の撮像画像を指す。撮像された実風景はHMDの表示部に表示されるステップ(303)を実施する。この際、従来のようにいきなりVR画像を表示することはない。このとき重力方向を示すベクトルを加速度センサーやジャイロセンサーにより算出し重力方向ベクトルに対して直交する面を算出しながら、利用者からの操作入力を待つ。
利用者からの操作入力を受け付けるステップ(305)を実施し、その時の正面にVR表示のプレーヤ視線水平時(図5−a に相当以下同じ)のZ軸が向かうようにして(図5)プレーヤ視線水平時のY軸を回転させ初期化するステップ(306)を実施する。このプレーヤ視線水平時に対するY軸の回転を行うステップは、HMDに付属するジャイロセンサーから検出された角度に基づいて、初期化前に検出された角度を相殺するような演算を行う必要があり、前記初期化前検出角度からの減算やコンパスによる逆算、回転角度のリセット、初期化前の検出角の逆行列を掛けたり、クオータニオンによって回転角の相殺を行ったりしてもよい。
そして、重力方向ベクトルに直交した面に対してさらに直交するプレーヤ視線水平時のXY面座標系もしくは円柱座標系もしくは球形座標系などに対してユーザーインターフェースを表示するステップ(307)と実施し、ユーザーインターフェースがVR用HMD(図1)もしくはスマートフォン(図2)から得られる撮像装置から取得した実風景上に合成表示され、利用者の保持する制御装置によって目的のVRアプリケーションやVRコンテンツをアイコン画像(2Dもしくは3Dのサムネイル、サムネイル動画、サムネイルポリゴン動画などを含む)などによって選択可能なユーザーインターフェースを構成することができる。
また、座標系の初期化において、まずHMDの加速度センサーで検出される重力方向を下方向とし、VR画像の表示座標系は加速度センサーで検出される下方向に対して直交する平面をプレーヤ視線水平時のZ軸とプレーヤ視線水平時のX軸の基準面とする。この際、プレーヤ視線水平時のY軸の回転に関しては利用者の制御装置からの任意の信号によって初期化を行う。より具体的には利用者が頭をプレーヤ視線水平時のXZ平面に対して比較的平行な方向に視線を向けた状態においてプレーヤ視線水平時のY軸の回転をZ軸が正面奥行き方向にプレーヤ視線水平時のX軸が左右方向に設定されるようにプレーヤ視線水平時のY軸の回転角(306)を初期化する。
そしてこの初期化情報に基づいてVRコンテンツやVRアプリケーションの表示(307)を行う。これらの一連の操作によって利用者はVRアプリケーションやVRコンテンツを選択し操作することが可能となり、HMD装着時に視界を失って制御装置であるコントローラの所在が分からなくなることによって生じるVRアプリケーションやVRコンテンツを閲覧するときの視線方向に対する利用者の向きなどの混乱を軽減することができる。
また、(図5)にあるように下方向は加速度センサーやジャイロセンサーを用いて検出できるため利用者が(図5−a)から(図5−b)の姿勢をとっても水平視線方向(図5−a)の基準座標系の一つであるXZ平面に関しては加速度センサーの検出する重力方向から算出が可能であるもののプレーヤ視線水平時のY軸の回転に関してはHMDが起動したときなのかVRアプリケーションなどを起動したときなのかによってプレーヤ視線水平時のY軸の回転とそれにともなうプレーヤ視線水平時のZ軸の方向が不明瞭であるため利用者がどうしても混乱するという課題を本発明では利用者からの所定の操作(例えばスタートボタンの二回押しなど)によってVRの表示におけるY軸の回転を設定し、XY座標系が利用者の視線方向に直交した面として合うように生成されるように設定するとともに、いきなりVR画面が表示されることで利用者が制御装置を簡単に視認して持つことができないという課題もあわせ解決を図るものである。
また、(図6)を用いてさらに初期化例を説明するとHMDの利用開始時に利用者が仰向け状態でVRアプリケーションなどのソフトウェアを利用開始した場合通常のジャイロセンサーや加速度センサーから取得される座標系では空しか見えないため寝転んでVRコンテンツやアプリケーションを楽しむことができないという課題がある。しかし、本発明を用いて図6のように重力方向を視線方向に対する背後方向とし、重力方向と直交する面をXY平面として構成し重力方向と反対の方向を前とした前後軸としてのZ軸ととらえ、利用者視線の座標系とワールド座標系とを併せて初期化することにより、寝転んだままVRコンテンツやアプリケーションを楽しむことができるようにすることも可能である。
撮像部を供えた頭部装着型表示装置のユーザーインターフェース全般に適応可能である。
101 VR用HMD(表示部、センサー内蔵)頭部装着部,102 表示部,103 撮像部,104 頭部固定部,105 PC(パーソナル・コンピュータ:通信部、情報処理部内蔵),106 制御装置,201スマートフォン(撮像部、表示部、センサー部、通信部、情報処理部などを内蔵),202 頭部装着部,301 起動処理,302 撮像処理,303 表示処理,304 操作待ち,305 操作検出,306 座標系初期化,307 VR表示,400 情報処理部.401 中央演算部.402 描画演算部.403 記憶部,501 VR用HMD

Claims (6)

  1. 撮像部と表示部と頭部固定部によって構成される頭部装着型表示装置を用いて、
    頭部装着型表示装置とともに動作する情報処理部におけるVRプログラムの起動時に頭部装着型表示装置に付随した撮像部からの実風景画像を撮像するステップと撮像した実風景画像を表示部に表示するステップを実施し、
    有線及びもしくは無線による制御装置によって頭部装着型表示装置とともに動作する情報処理部に任意の制御信号が送られた場合に、
    頭部装着型表示装置の表示内容を撮像部から得られた実風景画像情報から頭部装着型表示装置とともに動作する情報処理部により生成されたVR画像情報と切り替え及びもしくは合成するステップを実施し、
    ユーザーの利便性を向上することを特徴とするVRユーザーインタフェースプログラム
  2. 撮像部と表示部と頭部固定部によって構成される頭部装着型表示装置を用いて、
    頭部装着型表示装置とともに動作する情報処理部におけるVRプログラムの起動時に頭部装着型表示装置に付随した撮像部からの実風景画像を撮像するステップと撮像した実風景画像を表示部に表示するステップを実施し、
    有線及びもしくは無線による制御装置によって頭部装着型表示装置とともに動作する情報処理部に任意の制御信号が送られた場合に、
    頭部装着型表示装置の表示内容を撮像部から得られた実風景画像情報から頭部装着型表示装置とともに動作する情報処理部により生成されたVR画像情報と切り替え及びもしくは合成するステップを実施し、
    ユーザーの利便性を向上することを特徴とするVRユーザーインタフェースプログラム
    を情報処理部の記憶部に記録したことを特徴とするVR装置
  3. 請求項1のプログラムであって、
    表示部への実風景画像からVR画像情報への切り替えタイミングに利用者の頭の水平回転軸を初期化することを特徴とするVRユーザーインタフェースプログラム
  4. 請求項2のVR装置であって、
    表示部への実風景画像からVR画像情報への切り替えタイミングに利用者の頭の水平回転軸を初期化することを特徴とするVRユーザーインタフェースプログラム
    を情報処理部の記憶部に記録したことを特徴とするVR装置
  5. 請求項3のプログラムであって、
    表示部へのVR画像情報への切り替えタイミングに利用者の頭の水平回転軸を初期化する際に、仰向け状態を重力方向から検出し、座標系を初期化することを特徴とするVRユーザーインタフェースプログラム
  6. 請求項4のVR装置であって、
    表示部へのVR画像情報への切り替えタイミングに利用者の頭の水平回転軸を初期化する際に、仰向け状態を重力方向から検出し、座標系を初期化することを特徴とするVRユーザーインタフェースプログラム
    を情報処理部の記憶部に記録したことを特徴とするVR装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018160761A (ja) * 2017-03-22 2018-10-11 株式会社東京エネシス 環境画像表示システム及び環境画像表示方法

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