JP2017039267A - ベルト溶着装置 - Google Patents

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康智 岡島
Yasutomo Okajima
康智 岡島
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Abstract

【課題】小型かつ軽量で搬送装置に対して簡単に着脱できるとともに、幅広のベルトであっても効率よく溶着してジョイントすることができるベルト溶着装置を提供する。【解決手段】左右一対のレール1、1と、当該レール1の下方に間隔をあけて配置された金属板13と、レール1に着脱可能に載置され、かつ、当該レール1に沿って走行しながらレール1と金属板13との間に挿通されたベルトDの端部同士を加熱溶着する溶着ユニット2とからなる構成とする。【選択図】図1

Description

本発明は、熱可塑性樹脂を主成分として形成された搬送用ベルトの溶着装置に関する。特に本発明は、ベルトの端部同士をジョイントするために、コンベア等の搬送装置に組み付けて使用される溶着装置に関する。
一般に、搬送ベルトをコンベア等の搬送装置に取り付ける場合、予めループ状に加工されたエンドレスベルトを用意して搬送装置に組み付ける場合と、長尺帯状のベルトの両端を搬送装置上でエンドレスにジョイントする場合とがある。後者は、搬送装置に付設された各種機構がエンドレスベルトの取り付けに際して障害となる場合であって、大型の搬送装置に多く適用されている。
搬送装置上で長尺のベルトの両端をエンドレスにジョイントする方法としては、例えば後記特許文献1のように、上下一対の溶着ユニットを備えた外部溶着装置を搬送装置上に取り付け、上下の溶着ユニットでベルトのジョイント部を両面から挟んで軟化点まで加熱することによりベルトのジョイント部を溶着する方法が知られている。
図6は、従来の溶着装置Cを搬送装置Bに組み付けた状態を示す側面図であり、図7はその正面図である。
溶着装置Cは、それぞれヒータ盤31を備えた上部溶着ユニット32と下部溶着ユニット33を備えている。ベルトDを溶着する場合は、ベルトD両端のジョイント部を上下の溶着ユニット32、33の間に差し込み、テフロン(登録商標)等の樹脂シート34やゴムシート35を介在させて上下両面から溶着ユニット32、33のヒータ盤31、31で挟み、ベルトDを軟化点まで加熱してジョイント部を溶着している。なお、ヒータ盤31とベルトDとの間に樹脂シート34やゴムシート35を介在させるのは、ベルトDが溶融状態のまま加圧を解除することによってヒータ盤31に溶融物が付着したり、ジョイント部が剥がれたりするのを防止するためである。
特開平7−314555号公報
上記したベルトの溶着方法は、主として大型の搬送装置Bに適用されるものであるから、ジョイントされるベルトDの幅も大きく、それに伴って溶着ユニット32、33のヒータ盤31も大型のものが必要となる。例えば、ベルトDの幅が4m以上の場合は、ヒータ盤31のベルトDの幅方向の長さはそれ以上となり、当然溶着ユニット32、33の体積も増大し、その重量はそれぞれ300kgにも達する。
したがって、溶着装置Cを搬送装置Bに組み付けたり使用後に解体撤去したりする作業は、大変厄介であるだけでなく危険が伴うものであり、リフトを使用した場合でも数人の労力と長時間におよぶ作業を必要とする。特に、溶着装置Cの解体撤去作業において、上部溶着ユニット32を取り外した後に下部溶着ユニット33を取り外す場合、下部溶着ユニット33がエンドレスにジョイントされたベルトDの下側にあるので容易に持ち上げることができず、撤去に手間がかかるといった問題点があった。
そこで本発明は、上記した従来課題に鑑み、小型かつ軽量であって搬送装置に対して簡単に着脱できるとともに、幅広のベルトであっても効率よく溶着してジョイントすることができるベルト溶着装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明では次のような技術的手段を講じた。すなわち、本発明のベルト溶着装置は、左右一対のレールと、前記レールの下方で、当該レールと間隔をあけて配置された金属板と、前記レールに着脱可能に載置され、かつ、当該レールに沿って走行しながら前記レールと前記金属板との間に挿通されたベルトの端部同士を加熱溶着する溶着ユニットとからなる構成とした。
上記発明において、前記金属板は、前記レールに沿って配置された長尺の枠材により保持されている構成とするのがよい。
本発明によれば、従来のようにベルトのジョイント部をその全幅にわたって一挙に溶着するのではなく、幅方向の一端から溶着ユニットを移動させながら順次溶着するものであるから、溶着ユニットは作業者が容易に持ち運びできるように小型で軽量なものとすることができ、レールや金属板並びに枠体についても、長尺ではあるが断面積が小さいため軽量化することができる。これにより、溶着装置の搬送装置への組み付けや解体撤去作業は、作業者一人でも簡単かつ安全に行うことが可能となり、作業の効率化を図ることができる。また、溶着装置をコンパクトに構成することによってコストを抑えることができるとともに、幅寸法の異なる種々のベルトに対しても一つの溶着装置で対応することができるといった効果がある。
本発明において、前記溶着ユニットの走行方向後方側に溶着直後のベルトジョイント部分を冷やす冷却ユニットを備えているようにするのがよい。
これにより、溶着直後のベルトジョイント部を冷却することができて、溶着部分の硬化を早めることができる。
本発明に係る溶着装置の要部構成を示す側面図。 図1におけるレール部分を示す一部拡大斜視図。 本発明の溶着装置を搬送装置に組み付けた状態を示す側面図。 冷却ユニット部分を示す斜視図。 図1の溶着装置によるベルト溶着時の状態を示す説明図。 従来の溶着装置を搬送装置に組み付けた状態を示す側面図。 図6同様の正面図。
以下、本発明に係るベルト溶着装置の詳細を、図1〜5に示した実施態様に基づいて説明する。
本発明に係るベルト溶着装置Aは、左右一対のレール1、1に沿って走行する溶着ユニット2を備えている。溶着ユニット2はレール1に対して着脱可能に設置されており、下部に電熱ヒータ3を備えている。本実施例では、溶着ユニット2の進行方向前方側でポール4に止着された長尺のギアベルト5の遊端部が、モータ6により駆動する歯車7に噛み合って溶着ユニット2が図3の矢印方向に移動するようにしてある。なお、ギアベルト5の遊端部は、溶着ユニット2を通過して後方側に繰り出るようにしてある。また、溶着ユニット2の進行方向前面側には冷却用ファン8が設けられており、この冷却用ファン8によって取り入れられたエアが電熱ヒータ3に隣接する周辺部分を冷却しながら機体後部へ抜け出るようにエア流路9が設けられている。
溶着ユニット2の後部には、溶着直後のベルトDのジョイント部分を冷やす冷却ユニット10が取り付けられている。冷却ユニット10は、図4に示すように、冷却用ファン8から機体後部に抜けたエアを、ガイドカバー10aを介して導入して冷却フィン10bを通過する空冷方式を採用している。
また、溶着ユニット2には、電源スイッチ11やヒータ温度を設定する温度調整盤12と、走行速度を調整する速度調整ダイヤル21が設けられている。
レール1の下方には、当該レール1との間で溶着すべきベルトDを差し込むことが可能な間隔Lをあけた状態で金属板13が配置されている。この金属板13は、溶着ユニット2の電熱ヒータ3の熱を受ける熱伝導性のよい金属材料、例えばアルミ材で形成されている。
金属板13は、左右のレール1、1に沿って配置された長尺の枠材14、14上に断熱シート15を介在させた状態で取り付けられており、枠材14とレール1とは長さ方向両端部で連結部材16により分解可能に連結されている。また、上記したギアベルト5の一端を止着するポール4は、レール1に着脱可能に固定されている。
上記の溶着装置Aを搬送装置Bに取り付ける場合は、まず枠材14とレール1とを搬送装置B上に載せて、連結部材16により連結して組み立てる。この場合、レール1の延在方向をベルトDの幅方向に沿って配置する。枠材14は搬送装置Bのフレーム17部分にビス等を介して固定する。そして、レール1上に溶着ユニット2を載せ、自走用のギアベルト5を溶着ユニット2にセットする。
搬送装置BのベルトDをジョイントする際は、図5に示すように、溶着ユニット2の電熱ヒータ3と金属板13との間隔Lの間にベルトDの両端部、すなわちジョイント部を差し込み、ベルトDと電熱ヒータ3との間、並びにベルトDと金属板13との間に、シリコン樹脂シート18並びにシリコンゴムシート19を介在させる。さらに、電熱ヒータ3の直下にはシリコン樹脂シート20を介在させる。
この状態で電熱ヒータ3をベルトDに向かって押し付けながらベルトDの幅方向の側縁から溶着ユニット2を走行させることにより、電熱ヒータ3の熱と、この熱を受ける金属板13とによってベルトDを軟化点まで加熱してジョイント部を溶着する。この際、必要に応じて走行時の溶着ユニット2の浮き上がりを防止するための重りを溶着ユニット2の上面に取り付けるようにする。その後、溶着直後のベルトDのジョイント部は冷却ユニット10で冷却される。
なお、ベルトDと電熱ヒータ3及び金属板13との間にシリコン樹脂シート18やシリコンゴムシート19を介在させるのは、従来の溶着方法と同様に、ベルトDが溶融状態のまま加圧を解除することによってジョイント部が剥がれたりする等の不具合を防止するためである。また、電熱ヒータ3の直下にシリコン樹脂シート20を介在させるのは、溶着ユニット2の走行時の滑りをよくするためのものである。
上記のように本発明の溶着装置Aでは、従来のようにベルトDのジョイント部をその全幅にわたって一挙に溶着するのではなく、幅方向の一端から溶着ユニット2を移動させながら順次溶着するものであるから、溶着ユニット2は作業者が容易に持ち運びできるように小型で軽量なものとすることができる。また、レール1や金属板13並びに枠材14についても、長尺ではあるが断面積が小さいため軽量化することができる。これにより、溶着装置Aの搬送装置Bへの組み付けや解体撤去作業は、作業者一人でも簡単かつ安全に行うことが可能となり、作業の効率化を図ることができる。また、溶着装置をコンパクトに構成することによってコストを抑えることができるとともに、幅寸法の異なる種々のベルトに対しても一つの溶着装置で対応することができるようになる。
以上本発明の代表的な実施例について説明したが、本発明は必ずしも上記の実施形態に特定されるものではない。例えば、溶着ユニット2を移動させる手段は上記した実施例に限定されるものでなく、例えばレールに沿ってラックを形成してモータで駆動するピニオンをかみ合わせて移動させる等、種々の方法で実施することができる。その他本発明では、本発明の目的を達成し、請求の範囲を逸脱しない範囲内で適宜修正、変更することが可能である。
本発明は、ベルトの端部同士をジョイントするために、コンベア等の搬送装置に組み付けて使用する溶着装置に利用される。
A 溶着装置
B 搬送装置
D ベルト
L 間隔
1 レール
2 溶着ユニット
3 電熱ヒータ
10 冷却ユニット
13 金属板
14 枠材
16 連結部材

Claims (3)

  1. 左右一対のレールと、
    前記レールの下方で、当該レールと間隔をあけて配置された金属板と、
    前記レールに着脱可能に載置され、かつ、当該レールに沿って走行しながら前記レールと前記金属板との間に挿通されたベルトの端部同士を加熱溶着する溶着ユニットとからなるベルト溶着装置。
  2. 前記金属板は、前記レールに沿って配置された長尺の枠材により保持されている請求項1に記載のベルト溶着装置。
  3. 前記溶着ユニットは、走行方向後方側に溶着直後のベルトジョイント部分を冷やす冷却ユニットを備えている請求項1または請求項2に記載のベルト溶着装置。
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