JP2017035413A - Drainage tool - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、瞼裂内に滞留した液体を瞼裂外に排出するための排液器に関する。 The present invention relates to a drainage device for discharging liquid staying in a crack out of the crack.
上記技術分野において、特許文献1に示されているように、吸引器を用いることなく簡便に使用でき、また、角膜、結膜等に損傷を与えるおそれなく瞼裂内に滞留した液体を瞼裂外に排出することができる技術が知られている。 In the above technical field, as disclosed in Patent Document 1, it can be used easily without using an aspirator, and the liquid staying in the fissure without damaging the cornea, conjunctiva, etc. Technologies that can be discharged are known.
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、瞼裂内に滞留した液体を瞼裂外に排出することができるが、液体の排出量として十分な排出量を得ることができなかった。 However, in the technique described in Patent Document 1, the liquid staying in the crack can be discharged out of the crack, but a sufficient discharge amount as the liquid discharge amount cannot be obtained.
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。 The objective of this invention is providing the technique which solves the above-mentioned subject.
上記目的を達成するため、本発明に係る排液器は、瞼裂内に滞留した液体を瞼裂外に排出するための排液器であって、
眼瞼縁または医療用ドレープに掛止すべく鈎状に曲折して形成されたフック部と、
前記フック部から延設され、前記フック部により導かれた液体を排出するボディ部と、を備え、
前記ボディ部は、眼瞼縁側表面と前記眼瞼縁または前記医療用ドレープとの隙間を伝わせて、液体を排出し、
前記フック部は、内側に、前記眼瞼縁または前記医療用ドレープに当接し、前記瞼裂内の液体または前記瞼裂内から溢れ出た液体に接触して、該液体の流路を形成する当接部を有する。
In order to achieve the above object, a drainage device according to the present invention is a drainage device for discharging the liquid staying in the crack to the outside of the crack,
A hook portion formed by bending in a hook shape to hang on the eyelid margin or medical drape;
A body portion extending from the hook portion and discharging the liquid guided by the hook portion,
The body part is discharged through the gap between the eyelid margin side surface and the eyelid margin or the medical drape,
The hook portion is in contact with the lid edge or the medical drape on the inside, and contacts the liquid in the cleft or the liquid overflowing from the cleft to form a flow path for the liquid. Has a tangent.
上記目的を達成するため、本発明に係る他の排液器は、瞼裂内に滞留した液体を瞼裂外に排出するための排液器であって、
眼瞼縁または医療用ドレープに掛止すべく鈎状に曲折して形成されたフック部と、
前記フック部から延設され、前記フック部により導かれた液体を排出するボディ部と、を備え、
前記ボディ部は、眼瞼縁または医療用ドレープに掛止する際に把持するための2つの把持面を備えた、垂直方向に延びる平板形状であって、前記ボディ部の眼瞼縁側表面と前記眼瞼縁または前記医療用ドレープとの隙間を伝わせて前記液体を排出し、
前記フック部は、内側で前記眼瞼縁または前記医療用ドレープに当接し、前記瞼裂内の液体または前記瞼裂内から溢れ出た液体に接触して、該液体の流路を形成する。
In order to achieve the above object, another drainage device according to the present invention is a drainage device for discharging the liquid staying in the crack to the outside of the crack,
A hook portion formed by bending in a hook shape to hang on the eyelid margin or medical drape;
A body portion extending from the hook portion and discharging the liquid guided by the hook portion,
The body portion has a flat plate shape extending in the vertical direction and having two gripping surfaces for gripping the eyelid margin or a medical drape, and the eyelid margin side surface of the body portion and the eyelid margin Alternatively, the liquid is discharged through a gap with the medical drape,
The hook part is in contact with the lid edge or the medical drape on the inside, and contacts the liquid in the cleft or the liquid overflowing from the cleft to form a flow path for the liquid.
本発明によれば、瞼裂内に滞留した液体を瞼裂外に効果的に排出することができる。 According to the present invention, the liquid staying in the crack can be effectively discharged out of the crack.
以下に、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して、以下に詳しく説明を記載する。ただし、以下の実施の形態に記載されている、構成、数値、処理の流れ、および機能要素などはあくまで一例であり、本発明の技術範囲をそれらの記載のみに限定する趣旨のものではない。 Hereinafter, exemplary embodiments of the present invention will be described in detail below with reference to the drawings. However, the configurations, numerical values, processing flow, functional elements, and the like described in the following embodiments are merely examples, and are not intended to limit the technical scope of the present invention to only those descriptions.
[第1実施形態]
《排液器の構造》
本発明の第1実施形態としての排液器100について、図1を用いて説明する。図1は本実施形態に係る排液器100の構成を説明するための斜視図である。排液器100は、瞼裂内に滞留した液体を瞼裂外に排出するために用いられる器具である。
[First Embodiment]
《Drainage structure》
A
図1に示すように、排液器100は、フック部101とボディ部102とを備えている。フック部101は、先端がへら状に形成されていると共に、眼瞼縁または医療用ドレープに掛止すべく鈎状に曲折して形成されている。フック部101は、内側に、眼瞼縁または医療用ドレープに当接し、瞼裂内の液体または瞼裂内から溢れ出た液体に接触して、この液体の流路の始点を形成する当接部105を有する。また、当接部105は薄い板状あるいは薄膜状に形成されている。
As shown in FIG. 1, the
ボディ部102は、フック部101から延設され、フック部101により導かれた液体を排出する。
The
さらに、ボディ部102は、腹部103とテール部104とを有し、当接部105によって誘導された液体を、腹部103の眼瞼縁側表面と眼瞼縁または医療用ドレープとの隙間を伝わせて、テール部104の表面に到達した後に瞼裂外に排出する。
Furthermore, the
さらに、腹部103からテール部104にかかる部分106はクランク状に曲折して形成されている。
Further, a
本実施形態によれば、排液器100は、掛止されたフック部101の当接部105に接触した液体を、ボディ部102に伝わせて排出する。したがって、吸引器を用いることなく簡便に使用でき、かつ、液体を容易にかつ十分に排出することが可能である。
According to the present embodiment, the
《排液器の使用状態》
排液器100の使用状態について、図2乃至図5を用いて説明する。
<Use condition of drainage device>
The usage state of the
図2は、本実施形態に係る排液器100の使用状態の一例を説明するための図であり、排液器100を設置した瞼裂およびその周辺部分を、目頭と目尻を通る平面で切断した断面図である。
FIG. 2 is a diagram for explaining an example of a usage state of the
図2に示すように、排液器100は、眼球230と眼瞼縁233との間の、目尻側の結膜嚢234に引っ掛けるように設置される。排液器100は、フック部101と、ボディ部102とを備える。医療用ドレープ240は、滅菌のために眼瞼縁233および不図示の睫毛を包みこむシート状の布であり、眼球部分には穴が設けられている。図2では、フック部101とボディ部102とが眼瞼縁233および医療用ドレープ240を挟み込む形で、排液器100が設置されている。また、排液器100のフック部101は、結膜嚢234に嵌め込むように設置される。なお、液体250aは点眼液であり、液体250bは、点眼液、生理食塩水、人工房水、あるいは涙などである。
As shown in FIG. 2, the
排液器100は、瞼裂内に滞留した液体250bが結膜嚢234に差し込まれたフック部101に触れると、フック部101の当接部105を伝ってボディ部102に導かれる。これにより、液体250bはボディ部102の腹部103からテール部104を伝わせて瞼裂外に排出される。
When the liquid 250b staying in the fissure touches the
このように、当接部105を設けることにより、毛細管現象を生じやすくなり、液体250bの排出を容易にする。なお、当接部105は、フック部101の厚みよりも小さい厚みを有することが好ましい。当接部105をフック部101の厚みよりも小さい厚みとすることにより、毛細管現象をより生じやすくなり、液体250bの排出を容易にする。また、フック部101の先端部分は、ボディ部102の最太部より細く形成されていることが望ましい。
Thus, by providing the
フック部101とボディ部102との境界に位置する首部101aは、眼瞼縁233に設置した際に、手術器具等が接触するのを回避するために、アール101bを有するように弯曲して形成されている。
The
図3は、本実施形態に係る排液器100の使用状態の他の例を説明するための図であり、排液器を設置した瞼裂およびその周辺部分を、目頭と目尻を通る平面で切断した断面図である。
FIG. 3 is a view for explaining another example of the state of use of the
図3では、フック部101が医療用ドレープ240に掛止されて、排液器100が設置されている。排液器100は、患者の眼瞼縁233に設置することが困難な場合に、このように、医療用ドレープ240に掛止して使用する。フック部101は、目頭と目尻とを通る線上であって、眼瞼縁233と直接触れない位置に載置された医療用ドレープ240に引っ掛けるように設置される。フック部101は、瞼裂内に滞留した液体250bの液面が先端部分に達すると、フック部101および医療用ドレープ240の間に生じる毛細管現象により、フック部101が液体250bを吸い上げるようにボディ部102に導き、テール部104から排出する。
In FIG. 3, the
図4は、排液器100の使用状態を説明するための平面図である。
FIG. 4 is a plan view for explaining the usage state of the
図4に示すように、開瞼器410を用いて、上眼瞼および下眼瞼を上下に開いた状態で手術を行なう。この状態で、生理食塩水などの液体を絶えず眼球上に点眼しながら手術が行なわれる。また、眼内手術の場合には、眼内圧を維持するために粘性の高い人工房水を注入することがあるが、そのような液体も、瞼裂内の角膜または結膜周辺部に滞留する。
As shown in FIG. 4, the operation is performed using the
そうして滞留した液体250bは、術野の清明性を乱し、施術を困難にすることがある。特に、眼瞼幅が狭く、いわゆる奥目と呼ばれる眼であれば、このような液体の滞留が顕著になり、施術の妨げとなってしまう。そこで、排液器100を目尻側に設置し、瞼裂内の液体を排出することで、術野の清明性を確保することが可能となる。
The liquid 250b thus retained may disturb the clarity of the operative field and make the treatment difficult. In particular, in the case of an eye called a so-called back eye with a narrow eyelid width, such stagnation of liquid becomes noticeable and hinders treatment. Therefore, by installing the
排液器100の設置位置は、目頭と目尻とを通る線上の位置に限定されるものではなく、眼瞼縁233の目尻周辺であって、排液器100を掛止可能な位置であればよい。排液器100は、目頭と目尻とを通る線から、眼瞼縁233に沿って額側に移動した位置に設置されてもよい。また、排液器100は、眼瞼縁233に沿って頬側に移動した位置に設置されてもよい。排液器100の設置位置は、これらの位置に限定されるものではなく、液体250bを瞼裂外に排出することが可能な位置であればよい。
The installation position of the
図5は、排液器100の使用状態を説明するための斜視図である。
FIG. 5 is a perspective view for explaining a usage state of the
図5に示すように、施術者は、排液器100のフック部101の先端部分を、目頭と目尻とを通る線上に位置する眼瞼縁233の結膜嚢に差し込んで設置する。
As shown in FIG. 5, the practitioner installs the distal end portion of the
排液器100のテール部104を、眼瞼縁233に設置された腹部103の位置より、耳側に下がった位置に保つことで、眼瞼縁233からスムーズに液体250bを排出することができる。
The liquid 250b can be smoothly discharged from the
《排液器の形状》
図6は、排液器100の側面図である。排液器100は、側面から見ると、全体としてクエスチョンマークに似た形状を有する。そして、フック部101の先端部分は首部101aを介してボディ部102の腹部103に接続され、フック部101の先端部分はボディ部102の腹部103にほぼ平行に伸ばして形成されている。また、排液器100の腹部103からテール部104にかかる部分は、クランク状に曲折して形成され、このクランク状に曲折した部分106はボディ部102の最太部をなし、テール部104は最後尾に向かって先細の形状に形成されている。また、クランク状に曲折した部分106は、首部101aおよび当接部105に向き合うような位置となるように形成され、クランク状に曲折した部分106の幅は、腹部103およびテール部104の幅よりも広く形成されている。さらに、フック部101およびボディ部102は同じ厚みを有する平板状に形成されている。
《Drainage shape》
FIG. 6 is a side view of the
図7は図6におけるA−A断面図である。図7では、フック部101とボディ部102と接続する首部101aの内側を見ている。このように首部101aの内側には当接部105が形成され、当接部105の厚みは首部101aの厚みよりも小さい厚みを有する。
7 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. In FIG. 7, the inside of the
排液器100は、金属、樹脂、紙などで成型されてもよい。本実施形態に係る排液器100によれば、瞼裂内に滞留する液体を、眼瞼縁または医療用ドレープに掛止して設置されたフック部101の先端部分より当接部105に沿ってボディ部102へ導き、ボディ部102を伝わせて排出する。したがって、本実施形態に係る排液器100は、角膜および結膜等に損傷を与えるおそれがなく、瞼裂内に滞留した液体250bを瞼裂外に十分に排出することができる。
The
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係る排液器について、図8乃至図11を用いて説明する。図8は、本実施形態に係る排液器800の構成を説明するための斜視図である。本実施形態に係る排液器800は、上記第1実施形態と比べると、ボディ部102の背側に把持部801を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第1実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
[Second Embodiment]
Next, a drainage device according to a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 8 is a perspective view for explaining the configuration of the
《排液器の構造》
本実施形態に係る排液器800はボディ部102の背側に腹部103からテール部104にかけて板状の把持部801を備えている。把持部801の厚みは腹部103およびテール部104の厚みよりも小さい厚みを有している。
《Drainage structure》
The
《排液器の使用状態》
排液器800の使用状態について図9を用いて説明する。
<Use condition of drainage device>
The use state of the
図9は、本実施形態に係る排液器800の使用状態の一例を説明するための図であり、排液器800を設置した瞼裂およびその周辺部分を、目頭と目尻を通る平面で切断した断面図である。
FIG. 9 is a view for explaining an example of a usage state of the
排液器800は、結膜嚢234に差し込まれたフック部101が瞼裂内に滞留した液体250bに触れると、液体250bはフック部101および当接部105を伝ってボディ部102に導かれる。これにより、液体250bは、ボディ部102の腹部103からテール部104を伝わって瞼裂外に排出される。
When the
《排液器の形状》
図10は、排液器800の側面図である。第1実施形態と異なる点は、腹部103からテール部104にかかるボディ部102の最太部からテール部104にかけて、その背側に板状の把持部801が形成されている点である。把持部801の周縁部はアールを有するように弯曲した形状をなしている。
《Drainage shape》
FIG. 10 is a side view of the
図11は、図10におけるB−B断面図である。図11に示すように、把持部801の厚みは腹部103およびテール部104の厚みよりも小さい厚みを有している。
11 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG. As shown in FIG. 11, the
したがって、本実施形態に係る排液器800を用いても第1実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施形態の排液器800はボディ部102の背側に把持部801を有しているので、第1実施形態に係る排液器100に比べて排液器800を把持しやすくなり、取り扱いが容易である。
Therefore, even if the
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態に係る排液器について、図12および図13を用いて説明する。図12は、本実施形態に係る排液器の構成を説明するための斜視図である。本実施形態に係る排液器1200は、上記第1実施形態と比べると、フック部101の先端部にボディ部102側に突出した突部1201を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第1実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
[Third Embodiment]
Next, a drainage device according to a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 12 is a perspective view for explaining the configuration of the drainage device according to the present embodiment. The
《排液器の構造》
本実施形態に係る排液器1200はフック部101の先端部にボディ部102側に突出した突部1201を有する。さらに、突部1201の先端は丸みをおびた状態に形成されている。
《Drainage structure》
The
《排液器の使用状態》
排液器1200の使用状態について図13を用いて説明する。
<Use condition of drainage device>
The use state of the
図13は、本実施形態に係る排液器1200の使用状態の一例を説明するための図であり、排液器1200を設置した瞼裂およびその周辺部分を、目頭と目尻を通る平面で切断した断面図である。
FIG. 13 is a view for explaining an example of a usage state of the
排液器1200は、結膜嚢234に差し込まれたフック部101が瞼裂内に滞留した液体250bに触れると、液体250bはフック部101および当接部105を伝ってボディ部102に導かれる。これにより、液体250bは、ボディ部102の腹部103からテール部104を伝わって瞼裂外に排出される。また、フック部101の先端部に、ボディ部102の腹部103側に突出した突部1201が形成されているので、排液器1200を眼瞼縁233に設置した際、突部1201が、眼瞼縁233または結膜嚢234に引っかかる。このため、フック部101が眼瞼縁233または結膜嚢234から外れにくくなっている。したがって、本実施形態に係る排液器1200は、第1実施形態と同様の効果を得ることができると共に、手術中に生じる振動などにより排液器1200が眼瞼縁233から外れることを回避できる。
When the
[第4実施形態]
次に本発明の第4実施形態に係る排液器について、図14および図15を用いて説明する。図14は、本実施形態に係る排液器1400の構成を説明するための斜視図である。本実施形態に係る排液器1400は、上記第3実施形態と比べると、把持部801を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第1乃至第3実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
[Fourth Embodiment]
Next, a drainage device according to a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 14 and 15. FIG. 14 is a perspective view for explaining the configuration of the
《排液器の使用状態》
排液器1400の使用状態について図15を用いて説明する。
<Use condition of drainage device>
The use state of the
図15は、本実施形態に係る排液器1400の使用状態の一例を説明するための図であり、排液器1400を設置した瞼裂およびその周辺部分を、目頭と目尻を通る平面で切断した断面図である。
FIG. 15 is a view for explaining an example of a usage state of the
排液器1400は、結膜嚢234に差し込まれたフック部101が瞼裂内に滞留した液体250bに触れると、液体250bはフック部101および当接部105を伝ってボディ部102に導かれる。これにより、液体250bは、ボディ部102の腹部103からテール部104を伝わって瞼裂外に排出される。
When the
また、フック部101の先端部に、ボディ部102の腹部103側に突出した突部1201が形成されているので、排液器1400を眼瞼縁233に設置した際、突部1201が、眼瞼縁233または結膜嚢234に引っかかる。このため、フック部101が眼瞼縁233または結膜嚢234から外れにくくなっている。したがって、本実施形態に係る排液器1400は、第1実施形態と同様の効果を得ることができると共に、手術中に生じる振動などにより排液器1400が眼瞼縁233から外れることを回避できる。
Further, since a
さらに、排液器1400はボディ部102の背側に把持部801を有しているので、第3実施形態に係る排液器1200に比べて排液器1400を把持しやすくなり、取り扱いが容易である。
Furthermore, since the
[第5実施形態]
次に本発明の第5実施形態に係る排液器について、図16を用いて説明する。図16は、本実施形態に係る排液器1600の構成を説明するための斜視図である。本実施形態に係る排液器1600は、上記第1実施形態と比べると、フック部101の先端に幅が徐々に広くなるへら状の先端部1601を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第1実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
[Fifth Embodiment]
Next, a drainage device according to a fifth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 16 is a perspective view for explaining the configuration of the
排液器1600において、フック部101の先端部1601は、その幅が徐々に広くなるへら状に形成されているので、設置された眼瞼縁に接する面積が増え、排液器1600を眼瞼縁に対してより安定的に設置することができる。また、フック部101の先端部1601が徐々に幅広になるへら状に形成されているので、液体250bと接する面積が増え、液体250bの流路をより広範囲に確保することができ、より多量の液体250bをボディ部102に導くことができる。
In the
[第6実施形態]
次に本発明の第6実施形態に係る排液器について、図17を用いて説明する。図17は、本実施形態に係る排液器の構成を説明するための斜視図である。本実施形態に係る排液器1700は、上記第5実施形態と比べると、把持部801を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第1、第2および第5実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
[Sixth Embodiment]
Next, a drainage device according to a sixth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 17 is a perspective view for explaining the configuration of the drainage device according to the present embodiment. The
本実施形態によれば、第5実施形態と同様の効果を得ることができると共に、排液器1700はボディ部102の背側に把持部801を有しているので、第5実施形態の排液器1600よりも排液器1700を把持しやすくなり、取り扱いが容易である。
According to the present embodiment, the same effect as that of the fifth embodiment can be obtained, and the
[第7実施形態]
次に本発明の第7実施形態に係る排液器について、図18を用いて説明する。図18は本実施形態に係る排液器の構成を説明するための斜視図である。本実施形態に係る排液器1800は、上記第1実施形態と比べると、櫛歯状に形成された当接部1805を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第1実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
[Seventh Embodiment]
Next, a drainage device according to a seventh embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 18 is a perspective view for explaining the configuration of the drainage device according to the present embodiment. The
本実施形態によれば、当接部1805が櫛歯状に形成されているので、第1実施形態における当接部105よりもさらに毛細管現象を生じやすくなり、フック部101からボディ部102へ液体250bを流しやすくする。これにより、第1乃至第6実施形態の排液器に比べて、より多量の液体250bをボディ部102に導くことができる。
According to the present embodiment, since the
[第8実施形態]
次に本発明の第8実施形態に係る排液器について、図19を用いて説明する。図19は、本実施形態に係る排液器の構成を説明するための斜視図である。本実施形態に係る排液器1900は、上記第7実施形態と比べると、把持部801を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第1、第2および第7実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
[Eighth Embodiment]
Next, a drainage device according to an eighth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 19 is a perspective view for explaining the configuration of the drainage device according to the present embodiment. The
本実施形態によれば、第7実施形態と同様の効果を得ることができると共に、排液器1900はボディ部102の背側に把持部801を有しているので、第7実施形態の排液器1800よりも排液器1900を把持しやすくなり、取り扱いが容易である。
According to the present embodiment, the same effect as that of the seventh embodiment can be obtained, and the
[第9実施形態]
次に本発明の第9実施形態に係る排液器について、図20を用いて説明する。図20は本実施形態に係る排液器の構成を説明するための斜視図である。本実施形態に係る排液器2000は、上記第1実施形態と比べると、棒状の当接部2005を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第1実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
[Ninth Embodiment]
Next, a drainage device according to a ninth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 20 is a perspective view for explaining the configuration of the drainage device according to the present embodiment. The
本実施形態によれば、当接部2005が棒状に形成され、空隙2006を備えているので、第1実施形態における当接部105よりもさらに毛細管現象を生じやすくなり、フック部101からボディ部102へ液体250bを流しやすくする。これにより、第1乃至第6実施形態の排液器に比べて、より多量の液体250bをボディ部102に導くことができる。
According to the present embodiment, since the
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
[Other Embodiments]
While the present invention has been described with reference to the embodiments, the present invention is not limited to the above embodiments. Various changes that can be understood by those skilled in the art can be made to the configuration and details of the present invention within the scope of the present invention.
Claims (8)
眼瞼縁または医療用ドレープに掛止すべく鈎状に曲折して形成されたフック部と、
前記フック部から延設され、前記フック部により導かれた液体を排出するボディ部と、を備え、
前記ボディ部は、眼瞼縁側表面と前記眼瞼縁または前記医療用ドレープとの隙間を伝わせて、液体を排出し、
前記フック部は、内側に、前記眼瞼縁または前記医療用ドレープに当接し、前記瞼裂内の液体または前記瞼裂内から溢れ出た液体に接触して、該液体の流路を形成する当接部を有する、排液器。 A drainage device for discharging the liquid staying in the crack to the outside of the crack,
A hook portion formed by bending in a hook shape to hang on the eyelid margin or medical drape;
A body portion extending from the hook portion and discharging the liquid guided by the hook portion,
The body part is discharged through the gap between the eyelid margin side surface and the eyelid margin or the medical drape,
The hook portion is in contact with the lid edge or the medical drape on the inside, and contacts the liquid in the cleft or the liquid overflowing from the cleft to form a flow path for the liquid. A drainage device having a contact portion.
眼瞼縁または医療用ドレープに掛止すべく鈎状に曲折して形成されたフック部と、
前記フック部から延設され、前記フック部により導かれた液体を排出するボディ部と、を備え、
前記ボディ部は、眼瞼縁または医療用ドレープに掛止する際に把持するための2つの把持面を備えた、垂直方向に延びる平板形状であって、前記ボディ部の眼瞼縁側表面と前記眼瞼縁または前記医療用ドレープとの隙間を伝わせて前記液体を排出し、
前記フック部は、内側で前記眼瞼縁または前記医療用ドレープに当接し、前記瞼裂内の液体または前記瞼裂内から溢れ出た液体に接触して、該液体の流路を形成する、排液器。 A drainage device for discharging the liquid staying in the crack to the outside of the crack,
A hook portion formed by bending in a hook shape to hang on the eyelid margin or medical drape;
A body portion extending from the hook portion and discharging the liquid guided by the hook portion,
The body portion has a flat plate shape extending in the vertical direction and having two gripping surfaces for gripping the eyelid margin or a medical drape, and the eyelid margin side surface of the body portion and the eyelid margin Alternatively, the liquid is discharged through a gap with the medical drape,
The hook portion is in contact with the lid edge or the medical drape on the inside, and contacts the liquid in the cleft or the liquid overflowing from the cleft to form a flow path for the liquid. Liquid container.
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WO2023053853A1 (en) * | 2021-10-01 | 2023-04-06 | 株式会社Mirai Eye | Drainage tool |
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2015
- 2015-08-14 JP JP2015160186A patent/JP2017035413A/en active Pending
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