JP2017033378A - 配船計画策定支援方法及び配船計画策定支援システム - Google Patents
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Abstract
Description
ここで、特許文献1では、定期航路を定められたスケジュールで運航したときの燃料消費量を船舶毎に燃料消費量変動情報に基づいて演算し、演算の結果に基づいて、複数の船舶の中から定期航路に投入するのに適した船舶を選定することを提案している。
また、特許文献2では、終了した航海に関して生成したベースライン航海ソリューションと、終了した航海に使用された実際の航海ソリューションとを比較し、その結果に基づいて船体を洗浄したりプロペラを追加したりすること等によって航海効率を上げることを提案している。
また、特許文献3では、コンテナ船など遠洋航行を行う船舶の航路を計画する場合に、海象状況、燃料消費量基準値、予定航路を入力し、海象状況を考慮した船速を基準として演算を行うことを提案している。
また、特許文献4には、需要価格予測データーベース、LNG需要地データーベース、発電情報データーベース、気象データ等に基づいて到達予定日を計算する到達予定日算出手段、及び最適需要地決定手段等を備え、LNGタンカー船の有効利用と収益の最大化を図ることを目的としたLNGタンカー船最適配船計画システムが記載されている。
ここで、特許文献1は、不定期航路の配船計画に関するものではなく、各船舶の所在が考慮されたものではない。また、気象・海象による船舶推進性能への影響が考慮されたものでもない。
特許文献2は、不定期航路の配船計画に関するものではなく、各船舶の所在が考慮されたものではない。また、気象・海象による船舶推進性能への影響が考慮されたものでもない。
特許文献3は、コンテナ船など遠洋航行を行う船舶の航路を計画するものであって、不定期航路の配船計画に関するものではない。
特許文献4は、不定期航路の配船計画に関するものではない。また、気象・海象による船舶推進性能への影響が考慮されたものでもない。
本実施形態は、基本的に不定期航路における複数の船舶から成る船隊の配船計画の策定を支援するものである。
まず、複数の船舶の所在を含む船舶情報10を取得する(ステップ1)。各船舶の所在は、例えば、各船舶にGPS(Global Positioning System)及び通信装置を搭載し、通信装置から送信されるGPSの取得情報を陸上の受信装置で受信することによって把握する。また、船舶情報10は、各船舶の基本情報、各船舶に既に割り当てられている運航予定、及び各船舶の過去の運航時の推進性能データを含んでいる。
なお、ある地域、期間又は時間帯など、気象・海象予測情報の一部が欠けている場合には、他部(他の地域、期間又は時間帯)の平均的な値を代用してもよい。このように、気象・海象予測情報の一部又は全部が欠けている地域や期間等があっても、その部分には他部の平均的な値を代用することによって配船計画を策定することができる。
なお、船隊に属する複数の船舶のうちに特定の気象・海象下での推進性能が把握できない船舶がある場合には、その船舶以外の船舶の平均的な値を代用する。このように、特定の気象・海象下での推進性能が利用できない船舶が船隊に存在する場合にも、他の船舶の平均的な値を代用することによって配船計画を策定することができる。
このように、時空間ネットワークによる数理最適化手法を用いて配船計画50を最適化することによって、効率よく配船計画50を最適化することができる。
なお、時空間ネットワークを用いずに、動的計画法、時間順に最も近い船を割り当てていく手法、又は配船の部分組換えを繰返す手法等を用いる場合であっても、気象・海象の影響を取り込むことで運航可能性、所要時間、燃料消費量の変化を取り込むことができる。動的計画法には、最短経路問題を効率的に解くグラフ理論におけるアルゴリズムであるダイクストラ法、各ノード(ジョブ)を順序付けするアルゴリズムであるトポロジカルソート等を用いることができる。動的計画法を用いて配船計画50を最適化することによって、効率よく配船計画50を策定することができる。
このように、本実施形態によれば、荒天時などの気象・海象が推進性能に与える影響が考慮された配船計画50を策定することができるため、配船計画50の安定性と効率性が向上する。
本実施形態による配船計画策定支援システムは、コンピュータ100と、コンピュータ100に入力を行うキーボードやマウス等の入力手段110と、コンピュータ100から出力を行う印刷機や画面等の出力手段120とを備える。また、コンピュータ100は、演算部101、記憶部102、判別部103、配船計画作成部104、及び情報取得部105を有している。
荷主からの輸送要請20の中に、例えば、輸送貨物を2000キロリットルの重油、出発港をA、出港時刻をtA、目的港をB、到着時刻をtBとする輸送要請20Aがあり、この輸送要請20Aに対して船隊に属する複数の船舶を割り当てる場合を説明する。
輸送要請20Aを含む輸送要請20は、入力手段110からコンピュータ100に入力される。
輸送要請20がコンピュータ100に入力されると、記憶部102は、輸送要請20を記憶する。また、船舶情報取得部105aは、船隊に属する複数の船舶の所在、各船舶の基本情報、各船舶に既に割り当てられている運航予定、及び各船舶の過去の運航時の推進性能データを含む船舶情報10を取得する。なお、船舶情報10は、予め取得して記憶部102に記憶しておいてもよい。
次に、気象・海象情報取得部105bは、3日までの精度の高い予測情報と3日先から1週間先の天気、波高、波向き、波周期、風向、風速、潮位、潮流、及び海流を含む気象・海象予測情報30を取得する。なお、気象・海象予測情報30は、定期的に取得して記憶部102に記憶しておいてもよい。
次に、推進性能演算部101aは、記憶部102から読み出した船舶情報10と、輸送要請20Aと、気象・海象予測情報30とに基づいて、各船舶がそれぞれの所在地から出発港Aに至るまでに予測される気象・海象下での推進性能40を算出する。
次に、出発港到着期限演算部101bは、出港時刻tAと2000キロリットルの重油を荷積みするのにかかる所要時間に基づいて、船舶が出発港Aに到着しておくべき期限である到着期限日時tA2を算出する。
次に、設備判別部103aは、輸送情報10に含まれる各船舶の基本情報に基づいて、重油を運ぶことができる設備を有する船舶を判別する。
次に、出発港最短入港日演算部101cは、設備判別部103aで判別した重油を運ぶことができる船舶について、船舶情報10に含まれる所在と運航予定、及び気象・海象下での推進性能40に基づいて、各船舶が空船状態又は2000キロリットルの重油を積める載荷状態で出発港Aに入港することができる最短日時を算出する。すなわち、出発港Aに向かうことができる状態となる所在地から出発港Aまでの距離を算出し、その距離を予測される気象・海象条件下において航行させた場合の所要時間を算出し、出発港Aに向かうことができる状態となる日時とその所要時間に基づいて、出発港Aに入港することができる最短日時を算出する。
次に、日時判別部103bは、出発港最短入港日演算部101cが算出した最短入港日時と、出発港到着期限演算部101bが算出した到着期限日時tA2とを比較し、最短入港日時が到着期限日時tA2よりも前の船舶を判別する。次に、予定判別部103cは、船舶情報10に含まれる運航予定に基づいて、最短入港日時が到着期限日時tA2よりも前の船舶のうち、目的港Bへの到着時刻tBまで予定が入っていない船舶を判別する。これによって、出発港Aに到着期限日時tA2までに入港することができ、出発港Aで2000キロリットルの重油を積んで出港時刻tAに予定通り出港し、目的港Bに到着時刻tBまでに到着することができる船舶、つまり輸送要請20Aに割り当て可能な船舶を判別することができる。ここでは、図4に示すように、判別部103は、船隊に属する複数の船舶のうち、船舶α、船舶β、及び船舶γの計3隻が割り当て可能と判別したものとする。また、船舶情報10に含まれる運航予定によって、船舶αはX港で空船となり日時tαにX港から出発港Aに向けて出港可能となる予定であり、船舶βはY港で空船となり日時tβにY港から出発港Aに向けて出港可能となる予定であり、船舶γはZ港で空船となり日時tγにZ港から出発港Aに向けて出港可能となる予定であることが分かっているものとする。
次に、燃費演算部101dは、船舶情報10と、輸送要請20Aと、船舶αの出港可能日時tα、船舶βの出港可能日時tβ、及び船舶γの出港可能日時tγと、到着期限日時tA2に基づいて、船舶毎に、到着期限日時tA2に間に合う速力の範囲内かつ機関の最低負荷を下回らない負荷の範囲内(船舶により異なるが、約50%〜85%)で最も燃費の良い速力で航行させた場合における、船舶αが地点Xから出発港Aに至るまでの燃費α1と、船舶βが地点Yから出発港Aに至るまでの燃費β1と、船舶γが地点Zから出発港Aに至るまでの燃費γ1を算出して燃費判別部103dに送出する。
次に燃費判別部103dは、燃費演算部101dから受信した燃費α1と燃費β1と燃費γ1とを比較し、最も燃費のよい船舶を輸送要請20に割り当てる船舶として判別し、判別結果を配船計画作成部104に送出する。
配船計画作成部104は、燃費判別部103dから受信した判別結果に基づく配船計画表データを作成し、出力手段120に送出する。
出力手段120は、配船計画作成部104から受信した配船計画表データに基づき、例えば図5に示すような配船計画50が記載された配船計画表を出力する。なお、図5において、上段は本実施形態による配船計画50を示し、下段は比較例として人が立案した配船計画を示している。また、A〜Kは港の種類である。
このように、配船計画50の判断基準を燃費とし、到着期限日時tA2まで時間的余裕がある場合には、航海速力で航行して早めに出発港Aに到着して荷積みを待つのではなく、気象・海象の影響を考慮しつつ空船を減速航行させることによって燃費を向上させることができる。
次にCO2判別部203dは、CO2排出量演算部201dから受信したCO2排出量α2とCO2排出量β2とCO2排出量γ2とを比較し、最もCO2排出量が少ない船舶を輸送要請20に割り当てる船舶として判別し、判別結果を配船計画作成部104に送出する。このようにして、最もCO2排出量が少ない船舶を輸送要請20Aに割り当てることができる。したがって、配船計画50の判断基準をCO2排出量とし、到着期限日時tA2まで時間的余裕がある場合には、航海速力で航行して早めに出発港Aに到着して荷積みを待つのではなく、気象・海象の影響を考慮しつつ空船を減速航行させることによってCO2排出量を削減することができる。
例えば、オーダー1〜7を含む輸送要請20が荷主からあり、この輸送要請20に対して船隊に属する複数の船舶を割り当てる場合を説明する。オーダー1は港Bから港Cまで時刻t1から時刻t2の時間で輸送貨物を運ぶ輸送要請であり、オーダー2は港Eから港Cまで時刻t2から時刻t3の時間で輸送貨物を運ぶ輸送要請であり、オーダー3は港Bから港Aまで時刻t4から時刻t5の時間で輸送貨物を運ぶ輸送要請であり、オーダー4は港Eから港Cまで時刻t4から時刻t5の時間で輸送貨物を運ぶ輸送要請であり、オーダー5は港Cから港Bまで時刻t6から時刻t7の時間で輸送貨物を運ぶ輸送要請であり、オーダー6は港Dから港Cまで時刻t6から時刻t7の時間で輸送貨物を運ぶ輸送要請であり、オーダー7は港Eから港Fまで時刻t7から時刻t8の時間で輸送貨物を運ぶ輸送要請である。
輸送要請20は、入力手段110からコンピュータ300に入力される。
輸送要請20がコンピュータ300に入力されると、記憶部320は、輸送要請20を記憶する。
また、船舶情報取得部341は、船隊に属する複数の船舶の所在、各船舶の基本情報、及び各船舶の過去の運航時の推進性能データを含む船舶情報10を取得する。なお、船舶情報10は、予め取得して記憶部320に記憶しておいてもよい。
また、気象・海象情報取得部342は、例えば3日までの精度の高い予測情報と3日先から1週間先の天気、波高、波向き、波周期、風向、風速、潮位、潮流、及び海流を含む気象・海象予測情報30を取得する。なお、気象・海象予測情報30は、定期的に取得して記憶部320に記憶しておいてもよい。
時空間ネットワーク生成部311は、演算部311A及び判別部311Bを有し、船舶ごとに、あるオーダーをある開始時間で始めた場合に、別のオーダーをその後に割り当てることが可能か否か、可能であるならばいつ着手可能か、という情報をあらわした時空間ネットワークを作成する。演算部311Aは、推進性能演算部311Aa、出発港最短入港演算部311Ab、燃費演算部311Acを有している。判別部311Bは、設備判別部311Ba、及び日時判別部311Bbを有している。
推進性能演算部311Aaは、記憶部320から読み出した船舶情報10と、輸送要請20と、気象・海象予測情報30とに基づいて、各船舶がそれぞれの所在地から次の出発港に至るまでに予測される気象・海象下での推進性能40を算出する。
出発港最短入港演算部311Abは、各船舶について、船舶情報10に含まれる所在、及び気象・海象下での推進性能40に基づいて、各船舶が空船状態又は輸送貨物を積める載荷状態で次の出発港に入港することができる最短日時を算出する。すなわち、次の出発港に向かうことができる状態となる所在地(初期位置)から次の出発港までの距離を算出し、その距離を予測される気象・海象条件下における船速で航行させた場合の所要時間を算出し、次の出発港に向かうことができる状態となる日時(開始時間)と所要時間とに基づいて、次の出発港に入港することができる最短日時を算出する。
設備判別部311Baは、輸送情報10に含まれる各船舶の基本情報に基づいて、輸送貨物を運ぶことができる設備を有する船舶を判別する。また、日時判別部311Bbは、出発港最短入港演算部311Abが算出した最短入港日時と、輸送要請20に含まれる出港時刻と、港での荷役等に必要な時間とに基づいて、オーダーごとに出港時刻に対応可能な船舶を判別する。これによって、出発港で輸送貨物を積んで出港時刻に予定通り出港し、目的港に到着時刻までに到着することができる船舶、つまりオーダーごとに割り当て可能な船舶を判別することができる。時空間ネットワーク生成部311は、この判別結果に基づいて船舶ごとに、例えば図7に示すような時空間ネットワークを作成する。なお、時空間ネットワーク作成時に、到着期限日時に間に合う速力の範囲内で機関の最低負荷を下回らない負荷の範囲内で航行した場合の複数のケースで辺を追加することで、減速を考慮した時空間ネットワークを構築し、減速を考慮した配船計画を作成することができる。
図7において、船舶の初期位置(時刻t0)は港Aである。連続して処理可能なオーダー(正確には頂点)同士を有効辺でつなぐ。配船計画の最適化を行うにあたり、それぞれの辺又は頂点に「コスト」を定義する。本実施形態の対象とする問題でいえば、船舶の移動に必要となる燃料油の量などである。そこで、燃費演算部311Acは、船舶が所在地から次の出発港に至るまでに予測される気象・海象下での推進性能40に基づく船速と、移動距離に基づいて燃費を算出する。経路に沿って通過するコストを足し合わせたものがその経路全体でのコストとなる。
経路候補生成部312は、全体計画を立てるために、時空間ネットワーク生成部311が作成した時空間ネットワークをもとに、必要な船舶ごとの実施可能な経路を列挙する。この計算には、例えば「列生成法」と呼ばれる手法を用いる。すなわち、線形緩和して集合被覆計算を行い双対変数値を取得し、被約費用(双対変数値)を用いたネットワークの経路計算を行い被覆集合に追加する。
計画立案部313は、列生成によって船舶ごとに生成された経路を上手く組み合わせて、船隊としての最適な経路を組み上げる。この組み上げは、例えば集合被覆問題の形で問題を定式化し、解を導くことで行う。すなわち、列生成により列挙された結果の中から、全てのオーダーを被被覆集合、各経路で運ぶオーダーを被覆集合として、集合被覆計算を行い、全てのオーダーを処理可能で、評価値が最小(最大)となる経路を求める。但し、船舶ごとに選べる経路は1つである。なお、各オーダーはどれかの船で必ず処理されなければならない。船隊に属する船舶で処理できない場合には、スポットで他船を借船して割り当てを行う。図8に示す例において、船δをルート2、船εをルート3、そして船ζをルート2とする組み合わせは、すべてのオーダーを処理でき、かつ総コストが他の組み合わせのコストと比較して最も小さい。したがって、この組み合わせが最も燃費よくすべてのオーダーを処理できる組み合わせである。
そして、経路候補生成部312で、ステップ11で構築した時空間ネットワークをもとに列生成を行って船舶ごとに実施可能な経路を列挙し(ステップ12)、計画立案部313で、列挙された経路をもとに配船計画50を立案する(ステップ13)。立案した配船計画50は配船計画作成部330に送出される。
出力手段120は、配船計画作成部330から受信した配船計画表データに基づき、配船計画50が記載された配船計画表を出力する。
このように、判断基準を燃費として最適な配船計画50を立案することができる。
CO2排出量演算部411cは、船舶が所在地から次の出発港に至るまでに予測される気象・海象下での推進性能40に基づく船速と、移動距離に基づいてCO2排出量を算出する。経路に沿って通過するコストを足し合わせたものがその経路全体でのコストとなる。
計画立案部313は、このコストに基づいて、全てのオーダーを処理可能で、評価値が最小(最大)となる経路を求めることによって、判断基準をCO2排出量として最適な配船計画50を立案することができる。
20 輸送要請
30 気象・海象予測情報
40 (特定の気象・海象下での)推進性能40
50 配船計画
100 コンピュータ
110 入力手段
120 出力手段
Claims (12)
- 不定期航路における複数の船舶から成る船隊の配船計画を策定する配船計画策定支援方法であって、複数の前記船舶の所在を含む船舶情報を取得するステップ1と、輸送要請を取得するステップ2と、気象・海象予測情報を取得するステップ3と、複数の前記船舶の気象・海象下での推進性能を取得するステップ4と、取得した前記船舶情報、前記輸送要請、前記気象・海象予測情報、及び前記推進性能に基づいて最適な前記配船計画を策定するステップ5と、策定した最適な前記配船計画を出力するステップ6とを備えたことを特徴とする配船計画策定支援方法。
- 前記ステップ5における最適な前記配船計画の策定は、時空間ネットワークによる数理最適化手法を用いて前記配船計画を最適化するものであることを特徴とする請求項1に記載の配船計画策定支援方法。
- 前記気象・海象予測情報に基づき、運航可能性、所要時間、及び燃料消費量を変化させた前記時空間ネットワークを生成したことを特徴とする請求項2に記載の配船計画策定支援方法。
- 前記ステップ5における最適な前記配船計画の策定は、動的計画法を用いて前記配船計画を最適化するものであることを特徴とする請求項1に記載の配船計画策定支援方法。
- 前記輸送要請は、出発港、出港時刻、輸送貨物、目的港、及び到着時刻であることを特徴とする請求項1から請求項4のうちの1項に記載の配船計画策定支援方法。
- 前記気象・海象予測情報は、3日先から1週間先の予測情報であることを特徴とする請求項1から請求項5のうちの1項に記載の配船計画策定支援方法。
- 前記気象・海象予測情報の一部が欠けている場合に、他部の平均的な値を代用したことを特徴とする請求項1から請求項6のうちの1項に記載の配船計画策定支援方法。
- 複数の前記船舶のうちの特定の船舶の気象・海象下での前記推進性能が利用できない場合に、前記特定の船舶以外の前記船舶の平均的な値を代用したことを特徴とする請求項1から請求項7のうちの1項に記載の配船計画策定支援方法。
- 前記配船計画の出力は、前記輸送要請に対する前記船隊に属する前記船舶の割り当てであることを特徴とする請求項1から請求項8のうちの1項に記載の配船計画策定支援方法。
- 前記配船計画の判断基準は燃費であることを特徴とする請求項1から請求項9のうちの1項に記載の配船計画策定支援方法。
- 前記船隊の前記船舶以外の他船を借船した数を含めて前記ステップ1から前記ステップ6を実行した前記配船計画と、前記借船を含めないで前記ステップ1から前記ステップ6を実行した前記配船計画とを比較し、より最適な前記配船計画を選定することを特徴とする請求項1から請求項10のうちの1項に記載の配船計画策定支援方法。
- コンピュータと、前記コンピュータに入力を行う入力手段と、前記コンピュータから出力を行う出力手段とを備え、請求項1から請求項12のいずれかに記載の配船計画策定支援方法を前記コンピュータが実行することを特徴とする配船計画策定支援システム。
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