JP2017028774A - 風力発電装置、風力発電制御装置および風力発電制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 風車と、風車の回転によって発電を行う発電機と、記発電機による出力を制御する制御部とを備え、制御部は、第1の検出時間中の平均発電出力が定格値を目指すように発電機の出力を制御する定格出力モードを有し、定格出力モードの際に、第1の検出時間よりも短い第2の検出時間中における短期平均発電出力が、平均発電出力よりも所定の閾値以上で低下した場合、発電機による出力を平均発電出力よりも低下させる出力低下制御を行う。
【選択図】図5
Description
定格出力制御では、定格出力を超える状態では、ピッチ制御によって、風車の回転数が定格回転数を超過しないような制御を行っている。しかし、発電量を制御している際に、想定を超える突風が吹いた場合、風車の制御が間に合わず、回転数が設定値を超過する問題を有している。
(1)ナセルに設置した遠隔風速取得装置で前方風速を取得する方法(引用文献1、引用文献2)、
(2)シミュレーション等により風況を予測する手法(引用文献3、引用文献4)、(3)風車ロータの回転慣性が大きいことを利用し、主流に対しロータ後方に設置された風速計の測定値を使用する手法(特許文献5)が挙げられる。
風車と、
前記風車の回転によって発電を行う発電機と、
前記発電機による出力を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、第1の検出時間中の平均発電出力が定格値を目指すように前記発電機の出力を制御する定格出力モードを有し、前記定格出力モードの際に、前記第1の検出時間よりも短い第2の検出時間中における短期平均発電出力が、前記平均発電出力よりも所定の閾値以上で低下した場合、前記発電機による出力を前記平均発電出力よりも低下させる出力低下制御を行うことを特徴とする。
さらに他の形態の風力発電装置は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記出力低下制御の際に、該制御開始直後に前記発電機による出力を一定量にする定発電量制御を第1の継続時間で継続することを特徴とする。
さらに他の形態の風力発電装置は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記定発電量制御の後に、前記発電機による出力を、第2の継続時間で、段階的または連続的に増加させて前記定格出力モードに復帰させることを特徴とする。
さらに他の形態の風力発電装置は、前記形態の本発明において、前記制御部は、風速計による測定結果を取得し、風速の測定結果に基づいて出力低下制御を調整することを特徴とする。
さらに他の形態の風力発電装置は、前記形態の本発明において、前記制御部は、風速が第1の風速値以上の場合に出力低下制御を実行することを特徴とする。
さらに他の形態の風力発電装置は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記出力低下制御中に、第2の風速値を超える風速が発生した場合、そのときの出力が出力低下制御における最低出力を超えているときには、最低出力以上の出力で、前記発電機の出力をさらに低下させる制御を実行することを特徴とする。
さらに他の形態の風力発電装置は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記出力低下制御中に、第2の前記風速値を超える風速が発生し、かつ風速がその後、第3の風速値以下(ただし、第2の風速値>第3の風速値)になった場合、前記出力低下制御を終了する制御を実行することを特徴とする。
前記発電機による出力を制御する制御部と、
平均発電出力を算出する第1の検出時間と、定格値と、第2の検出時間と、閾値と、出力低下時の発電量を規定する低下発電量と、をデータとして格納する記憶部と、を備え、
前記制御部は、前記記憶部における格納データを呼び出し、前記第1の検出時間中の平均発電出力が前記定格値を目指すように前記発電機の出力を制御する定格出力モードを有し、前記定格出力モードの際に、第1の前記検出時間よりも短い第2の前記検出時間中における短期平均発電出力が、前記平均発電出力よりも前記閾値以上で低下した場合、前記発電機による出力を前記平均発電出力よりも低下した前記低下発電量とする出力低下制御を行うことを特徴とする。
前記記憶部は、さらに、第1の風速検出時間、第2の風速検出時間、第2の閾値を格納し、
前記制御部は、前記記憶部における格納データを呼び出し、前記定格出力モードの際に、短期平均発電出力が、前記平均発電出力よりも前記閾値以上で低下し、かつ、第2の風速検出時間中の短期平均風速値が第1の風速検出時間中の長期平均風速値よりも前記第2の閾値以上で低下した場合、前記発電機による出力を前記平均発電出力よりも低下した前記低下発電量とする出力低下制御を行うことを特徴とする。
第1の検出時間中の平均発電出力が定格値を目指すように前記発電機の出力を制御する定格出力ステップと、
前記定格出力の際に、第1の前記検出時間よりも短い第2の検出時間中における短期平均発電出力が、前記平均発電出力よりも閾値以上で低下した場合、前記発電機による出力を前記平均発電出力よりも低下させる出力低下ステップと、を有することを特徴とする。
本発明の一実施形態である風力発電装置1は、図1に示すように、装置本体1Aに、風車2と、風車2と連結された発電機4とを有しており、さらに風力発電装置1を制御する制御部5が装置本体1A外に設置されている。ナセル3の上方には、風速計6が設置されており、制御部5に測定結果が送信される。風速計の設置箇所は特に限定されない。さらに、風力発電装置では、風速計を備えず、外部の計測データなどを入手するようにしてもよい。
また、制御部5は、装置本体1A外に設置する他に、装置本体1A内に設置されるものでもよく、また、ネットワークを介して装置本体1A内の機器と接続されるものであってもよい。制御部5は、本発明の風力発電制御装置に相当する。
記憶部51には、平均発電出力を算出する際の第1の検出時間、定格出力を行う際の定格値、短期平均発電出力を算出する際の第2の検出時間、低下制御を行う場合の閾値、出力低下時の発電量を規定する低下発電量などが設定データとして格納されている。これらの設定データは変更可能としてもよい。
定格出力モードにおける手順を、図3のフローチャートに基づいて説明する。
定格出力モードの開始に伴って、現況の風車ロータ回転数を取得する(ステップs1)。
次いで、主として前記回転数に基づいて定格出力(回転数)制御を行う(ステップs2)。出力制御では、風車2の角度を変更するピッチ制御や装置本体1Aの向きを調整するヨー制御、発電機4のトルク制御などによって、風力発電装置1の出力Pwが定格値を目標とするように制御する。
従来の制御において、突風が発生する状況における運転手順を、図4のフローチャートに基づいて説明する。なお、突風は平均風速から突然減少した後、瞬間的に増大する特徴を有している。
定格出力モードでは、定格回転数を目標値としてピッチ角度は出力増加方向へ制御される(ステップs102)。その後、急速な風速の上昇により(ステップs103)、風車の回転数が上昇する(ステップs104)。定格出力モードでは、回転数制御によるピッチ角度を出力低減方向へ制御する(ステップs105)。しかし、最大速度で制御しても間に合わず(ステップs106)、風車(ロータ)の過回転状態が発生する(ステップs107)。
この特徴は、特に発電量に相関する。発電量を観察することで、実際のロータ面全体が受ける荷重、トルクを評価できるため、風速測定の局所性に関わる問題を排除できる。
さらに、風車の過回転状態が発生しやすい領域は風車の定格風速付近であるといえる。これは、風速の急激な減少により風車が減少した回転数(発電量)を補うために、風車ピッチ角を発電量が増加する方向に制御した瞬間に突風が吹くためである。
したがって、発電量と風速の時系列変化を監視することで、より効率的な過回転制御が可能である。
なお、発電量や風速の監視は、これらを直接監視する他、間接的にこれらを把握できる物理量などを対象に監視を行うようにしてもよい。例えば、発電力の監視は、発電量そのものの他、風車の回転数、発電機のトルク、発電機ブレードのピッチ角度、発電機における電流値、電圧値、風速発生に伴う荷重量、加速度など、発電量を推測できるものが挙げられる。したがって、風力以外を監視対象とする場合、監視する物理量に応じて発電量の低下に見合う変化量を把握する。
制御開始に伴って、風速測定値を取得する(ステップs10)。
次に、風速値が予め定めた第1の風速値以上であるかを判定する(ステップs11)。第1の風速値は、予め突風が吹く可能性のある風速値や過回転状態を招きやすい風速領域を経験的に定めておき、記憶部51に格納しておく。風速が低い場合は、風車過回転を招く突風が吹く可能性は低く、発電効率を考慮して出力低下制御を行わないようにするのが望ましい。なお、本発明としては、風速の大小によって出力低下制御を行う判定を行わないものであってもよい。第1の風速値は、地形や風車の構造応答特性などを考慮して定めることができる。また、この際の風速値には、ある程度の時間(例えば30秒程度)の平均風速を用いるのが望ましい。
測定した風速値が第1の風速値以上である場合(ステップs11、Yes)、長期平均発電出力と短期平均発電出力と、を算出する(ステップs12)。長期平均発電出力は、本発明における平均発電出力に相当する。
なお、発電出力の平均は、相加平均が一般的であるが、本発明としてはこれに限定されず、相乗平均、調和平均、加重平均などの種々の平均方法を用いることができる。長期平均発電出力と短期平均発電出力とは、同じ平均方法で算出するのが望ましいが、同じである必要はない。
なお、長期平均発電出力における第1の検出時間と、第1の風速値と比較する風速値の測定時間とは同じ時間を採用するようにしてもよい。
なお、長期平均発電出力と短期平均発電出力は、前述したように、発電量を直接求めるものではなく、間接的にこれらを把握できる物理量などを測定対象にして、算出を行うようにしてもよい。例えば、風車の回転数、発電機のトルク、発電機ブレードのピッチ角度、発電機における電流値、電圧値、風速発生に伴う荷重量、加速度などを用いることができる。
出力低下制御が要であると判定された場合(ステップs14、Yes)、出力低下制御を実行する(ステップs15)。その後、出力低下制御の完了後に定格出力モードを実行する(ステップs16)。次いで、終了かを判定し(ステップs17)。終了でなければステップs10に移行して処理を継続し、終了であれば(ステップs17、Yes)、手順を終了する。
出力低下判定では、短期平均発電出力が長期平均発電出力に対し、閾値以上で低下しているか否かで判定する(ステップs130)。短期平均発電出力が長期平均発電出力に対し、閾値以上で低下していれば(ステップs130、Yes)、低下発電制御が要であると判定し(ステップs131)、出力低下判定を終了する。短期平均発電出力が長期平均発電出力に対し、閾値以上で低下していなければ(ステップs130、No)、出力低下制御は不要であると判定し(ステップs132)、出力低下判定を終了する。
この例では、第2の風速検出時間における短期平均風速値が、第1の風速検出時間における長期平均風速値に対し、第2の閾値以上で低下したことを出力低下判定の条件の一つとする(ステップs130A)。第1の風速検出時間は、第2の風速検出時間よりも長くなっている。
この手順では、ステップs130で短期平均発電出力が長期平均発電出力に対し、閾値(この場合は、第1の閾値とする)以上で低下して場合(ステップs130、Yes)、さらに、短期平均風速値が長期平均風速値に対し、第2の閾値以上で低下しているかを判定する(ステップs130A)。その差が第2の閾値以上で低下していれば(ステップs130A、Yes)、出力低下要であると判定する(ステップs131)。
先ず低下制御を行う際の低下量を記憶部51から読み出す(ステップs20)。低下量は、発電低下の出力値で規定してもよく、基準となる出力に対する減少率などによって規定するものであってもよい。基準となる出力は、出力低下制御判定時の長期平均発電出力や定格値を用いることができる。
定発電制御の後、第2の継続時間で、段階的または連続的に発電量を増加させる(ステップs22)。第2の継続時間は予め設定しておき、記憶部51などに格納しておく。
第2の継続時間後、出力低下から低下前の出力に復帰させ(ステップs23)、手順を終了する。
先ず、風速値を取得し(ステップs30)、風速値が第2の風速値を超えたかを判定する(ステップs31)。第2の風速値は突風に相当するものであり、その値を予め設定して記憶部51などに格納しておく。したがって、この際の風速値は瞬間風速で示される。
この際に、風速値が第2の風速値を超えていれば(ステップs31、Yes)、図6に示すステップs21に移行し、発電出力をさらに下げて定電圧制御を行う。
風速値が第2の風速値を超えていなければ(ステップs31、No)、前に第2の風速値を超え(フラグON)、かつ、第3の風速値以下の風速になっているかを判定する(ステップs32)。
フラグONで、かつ、第3の風速値以下の風速になっている場合(ステップs32、Yes)、フラグをOFFにした上で、段階的または連続的発電増加処理を終了する。これによる低下発電前の状態に復帰することができる。
フラグOFF、または、第3の風速値以下の風速になっていない場合(ステップs32、No)、第2の継続時間が経過したかを判定する(ステップs33)。第2の経過時間を経過していれば(ステップs33、Yes)、処理を終了し、第2の継続時間が経過していなければ、ステップs30に戻り処理を継続する。
図に示すように、長期平均発電出力に対し、短期平均発電出力が落ち込むと、その後に、突風が発生する可能性が高く、風車の回転が過回転になり、発電出力が急激に増加している。本実施形態では、短期平均発電出力が長期平均発電出力に対し、所定以上で落ち込んだことを検出し、図10(b)に示すように、発電出力の低下制御を行う。
なお、第2の継続時間による復帰を設けることで、複数発生する突風にも対処することが可能になる。
なお、第1の継続時間と、第2の継続時間と、復帰レートとは、低下制御を行っている際の逸失発電量に係わるため、突風回避の確率と、逸失発電量とを勘案して、これらの条件を適宜選定するのが望ましい。
発電量の低下を検出して出力低下制御を開始する。発生した突風による過回転を抑制することができる。時刻t=7300sにおいて、風速の大きな減少は見られないが、発電量の落ち込みが発生し,制御が動作している様子が確認できる。
なお、図中実線は、制御無しを示し、点線は、制御有りを示している。
1)突風の前兆である風速・回転数の落ち込みを検知し、
2)一度出力制限をかけることで、
3)風速の急上昇にロータ回転数が定格回転数を大幅に上回ることなく運転を継続可能である。
4)また、一度突風が発生すると繰り返しの可能性が高い。
5)そのため出力を徐々に上げる効果により、ロータ回転数を安定的に定格付近に戻すことができる。
1A 装置本体
2 風車
3 ナセル
4 発電機
5 制御部
6 風速計
50 CPU
51 記憶部
Claims (13)
- 風車と、
前記風車の回転によって発電を行う発電機と、
前記発電機による出力を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、第1の検出時間中の平均発電出力が定格値を目指すように前記発電機の出力を制御する定格出力モードを有し、前記定格出力モードの際に、前記第1の検出時間よりも短い第2の検出時間中における短期平均発電出力が、前記平均発電出力よりも所定の閾値以上で低下した場合、前記発電機による出力を前記平均発電出力よりも低下させる出力低下制御を行うことを特徴とする風力発電装置。 - 前記制御部は、前記出力低下制御において、前記定格値またはそのときの平均発電出力を基準にして低下量が設定されていることを特徴とする請求項1記載の風力発電装置。
- 前記制御部は、前記出力低下制御の際に、該制御開始直後に前記発電機による出力を一定量にする定発電量制御を第1の継続時間で継続することを特徴とする請求項1または2に記載の風力発電装置。
- 前記制御部は、定発電量制御の後に、前記発電機による出力を、第2の継続時間で、段階的または連続的に増加させて前記定格出力モードに復帰させることを特徴とする請求項3記載の風力発電装置。
- 前記制御部は、風速計による測定結果を取得し、風速の測定結果に基づいて出力低下制御を調整することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の風力発電装置。
- 前記制御部は、風速が第1の風速値以上の場合に出力低下制御を実行することを特徴とする請求項5記載の風力発電装置。
- 前記制御部は、前記出力低下制御中に、第2の風速値を超える風速が発生した場合、そのときの出力が出力低下制御における最低出力を超えているときには、最低出力以上の出力で、前記発電機の出力をさらに低下させる制御を実行することを特徴とする請求項5または6に記載の風力発電装置。
- 前記制御部は、前記出力低下制御中に、第2の前記風速値を超える風速が発生し、かつ風速がその後、第3の風速値以下(ただし、第2の風速値>第3の風速値)になった場合、前記出力低下制御を終了する制御を実行することを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の風力発電装置。
- 前記制御部は、第1の風速検出時間中の長期平均風速値と、前記第1の風速検出時間よりも短い第2の風速検出時間中の短期平均風速値の測定結果を取得し、短期平均風速値が、長期平均風速値よりも第2の閾値以上で低下した場合に、前記出力低下制御を行うことを特徴とする請求項5〜8のいずれか1項に記載の風力発電装置。
- 発電機を備える風力発電装置の出力を制御する制御装置であって、
前記発電機による出力を制御する制御部と、
平均発電出力を算出する第1の検出時間と、定格値と、第2の検出時間と、閾値と、出力低下時の発電量を規定する低下発電量と、をデータとして格納する記憶部と、を備え。
前記制御部は、前記記憶部における格納データを呼び出し、前記第1の検出時間中の平均発電出力が前記定格値を目指すように前記発電機の出力を制御する定格出力モードを有し、前記定格出力モードの際に、第1の前記検出時間よりも短い第2の前記検出時間中における短期平均発電出力が、前記平均発電出力よりも前記閾値以上で低下した場合、前記発電機による出力を前記平均発電出力よりも低下した前記低下発電量とする出力低下制御を行うことを特徴とする風力発電制御装置。 - 前記記憶部は、さらに、第1の風速検出時間、第2の風速検出時間、第2の閾値を格納し、
前記制御部は、前記記憶部における格納データを呼び出し、前記定格出力モードの際に、短期平均発電出力が、前記平均発電出力よりも前記閾値以上で低下し、かつ、第2の風速検出時間中の短期平均風速値が第1の風速検出時間中の長期平均風速値よりも前記第2の閾値以上で低下した場合、前記発電機による出力を前記平均発電出力よりも低下した前記低下発電量とする出力低下制御を行うことを特徴とする請求項10記載の風力発電制御装置。 - 発電機を備える風力発電装置の出力を制御するコンピュータで実行される風車発電制御プログラムであって、
第1の検出時間中の平均発電出力が定格値を目指すように前記発電機の出力を制御する定格出力ステップと、
前記定格出力の際に、第1の前記検出時間よりも短い第2の検出時間中における短期平均発電出力が、前記平均発電出力よりも閾値以上で低下した場合、前記発電機による出力を前記平均発電出力よりも低下させる出力低下ステップと、を有することを特徴とする風力発電制御プログラム。 - 前記出力低下ステップは、前記短期平均発電出力が、前記平均発電出力よりも閾値以上で低下し、かつ、第2の風速検出時間中の短期平均風速値が第1の風速検出時間中の長期平均風速値よりも前記第2の閾値以上で低下した場合に、前記発電機による出力を前記平均発電出力よりも低下させることを特徴とする請求項12記載の風力発電制御プログラム。
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