JP2017020789A - 流体測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】流動場におけるプローブの侵襲性を低減して、精度のよい測定を可能にした流体測定装置を提供すること。【解決手段】カメラ40,41と、このカメラ40,41で撮像される流動場Sの被撮像空間にレーザ光LB1を照射するようにしたレーザ光照射部28とを有し、撮像して得られた複数の画像を比較して、流動場Sにおける流体の流速や圧力分布等を測定するようにした流体測定装置であって、少なくともカメラカメラ40,41は、先端部に配置されたプローブ26に固定されており、プローブ26は、流体が当たる面に開口部70を有すると共に、開口部70内に進入した流体を被撮像空間から離れる方向に導くための内側通路72を有し、開口部70に進入した流体を吸引するための吸引手段39が設けられているすることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、カメラの撮像で得られた画像に基づいて、流体の状態を測定可能な流体測定装置に関する。
従来、トレーサ粒子等を混入させた流動場に対してレーザ光を照射し、該照射された粒子を含む空間の複数の画像をカメラで微小時間差をつけて撮像することで、流動場の流速や圧力分布等を二次元又は三次元的に測定する装置が知られている。
例えば、流動場にシート状のレーザ光を形成し、このシート状の面方向を1台のカメラが微小時間差をつけて撮像することで、当該面方向の粒子の変位量から2次元の速度等を測定する2次元2成分(2dimensional 2components)の方式や、前記面方向を2台のカメラの夫々が微小時間差をつけて撮像することで、所定の解析アルゴリズムを用いて、当該面方向とそれに直交する方向の3速度成分を測定する2次元3成分(2dimensional 3components)の方式が知られている。また、三次元の流速等を測定する方法としては、流動場にレーザ光でなる立体的空間を形成して、これを複数のカメラで撮像し、所定の解析アルゴリズムを用いて3次元の3速度成分を測定する3次元3成分(3dimensional 3components)の方式もある。
特許文献1は、このような流動場の流速や圧力分布等を測定する装置であり、狭い流動場でも流速等を測定できるように、特許出願人が提案したものである。
即ち、特許文献1は、その図1に示されるように、狭い流動場に挿入可能なように小型化したプローブ26と、比較的大きな機器であるレーザ発振部30とを別々に配置し、プローブ26とレーザ発振部30とは、レーザ発振部30のレーザ光を伝達可能な光ファイバーケーブルC2を介して接続されている。プローブ26には、小型カメラ40,41、及び、光ファイバーケーブルC2から受けたレーザ光をシート光に変換して照射するためのレーザ光照射部28が固定されている。このようにして小型化されたプローブ26のみを狭い流動場に挿入し、そこからレーザ光を照射して、照射された空間をカメラ40,41で撮像することで流体状態を測定可能としている。
特開2014−134494公報
ところで、特許文献1のように、狭い流動場にプローブを挿入して流体状態を測定するプローブ方式の装置では、その流動場の狭さや空間形状によっては、プローブが流動場の流れを侵襲する恐れがあることに発明者は気付いた。そこで、流動場におけるプローブ周辺の流速・圧力分布を測定したところ、図8に示すように、流体がプローブに当たることで流れを乱している状況を確認できた。なお、このようなプローブによる流動場の侵襲性については、例えば上記2次元2成分方式、2次元3成分方式、或いは3次元3成分方式に限られるものではない。
本願発明は以上の課題を解決するためのもので、流動場におけるプローブの侵襲性を低減して、精度のよい測定を可能にした流体測定装置を提供することを目的とする。
上記課題は、本発明によれば、カメラと、このカメラで撮像される流動場の被撮像空間にレーザ光を照射するようにしたレーザ光照射部とを有し、前記撮像して得られた画像により、前記被撮像空間における流体の流速や圧力分布等を測定するようにした流体測定装置であって、少なくとも前記カメラは、前記流動場に配置されるようにしたプローブに固定されており、前記プローブは、前記流体が当たる面に開口部を有すると共に、前記開口部内に進入した前記流体を前記被撮像空間から離れる方向に導くための内側通路を有し、前記開口部に進入した前記流体を吸引するための吸引手段が設けられている流体測定装置により達成される。
本発明の流体測定装置では、少なくともカメラはプローブに固定されているため、狭い流動場であっても、このプローブを流動場に挿し入れるなどして配置して、カメラで流動場内の空間を撮像できる状態となる。そして、流動場にトレーサ粒子等を流して、レーザ光照射部から流動場内の所望の被撮像空間にレーザ光を照射し、カメラで被撮像空間を撮像することで、被撮像空間の流体状態を測定することができる。
ここで、プローブは流動場内に配置されるため、流体はプローブに当たるが、本発明のプローブは、流体が当たる面に開口部を有すると共に、開口部内に進入した流体を被撮像空間から離れる方向に導くための内側通路を有している。そうすると、流体はプローブの当該面全体に当たることはなく、一部が開口部の中に進入して、プローブ内の内側通路を通り、被撮像空間から離れていくことになる。従って、開口部と内側通路に入った流体の分だけ、流動場におけるプローブの侵襲性を低減できる。
さらに、流体を吸引するための吸引手段により、開口部内に進入した流体が再び開口部から外に出たり、或いは内側通路内で流体が停滞して新たな流体が進入できないような事態を防止し、流動場の流れを乱す恐れを有効に防止できる。
また、好ましくは、前記開口部に設けられた圧力センサの計測結果に基づいて、前記開口部における内面側の圧力と外面側の圧力とが等価となるように、前記吸引する量を制御するようにしたことを特徴とする。
この「等価となる」状態は、開口部内だけで乱流などが生じておらず、開口部の内側と外側とが同様の状態(流体の速度と方向が同様の状態)であり、従って、このような状態を維持するような吸引量の制御を行えば、あたかもプローブが流動場内に存在しなかったかのような状態を作り出すことができる。
なお、上記「等価」は開口部の実際の内側と外側の圧力が等しいことを意味し、例えば、開口部の内面側と外面側の双方に圧力センサを設けた場合において、両者のセンサの仕様差に応じて、両センサの計測値が一定比率であっても構わない。
また、好ましくは、前記開口部と前記吸引手段との間に、前記吸引する量を制御するための流量制御弁が設けられていることを特徴とする。
従って、例えば開口部と吸引手段との間の距離が長かったり、吸引手段が吸引量を迅速に変更できなかったりしても、流量制御弁により、開口部における内面側の圧力と外面側の圧力とが等価となるように迅速に流体の流量を制御して、短時間でも流動場の流れを乱す恐れを有効に防止できる。
また、好ましくは、前記プローブには、前記内側通路と空間的に繋がり、前記被撮像空間から離れる方向に延伸可能なチューブ状部材が接続されており、前記吸引手段は、前記チューブ状部材を介して前記開口部内に進入した前記流体を吸引するようにしたことを特徴とする。
従って、開口部内に進入した流体を、チューブ状部材を介して被撮像空間からより遠ざけた位置に導いて、被撮像空間に影響を及ぼすような要因をより効果的に除去できる。また、吸引手段も流動場から遠ざけた位置に置くことができ、吸引手段が流動場の乱流の要因になることも防止できる。
また、好ましくは、前記開口部は、周縁部が細枠状とされ、さらに、内側に前記流体を前記内側通路に導くためのガイド壁が形成されていることを特徴とする。
そうすると、開口部はその周縁部が細枠状であるため、周縁部に当たる流体の量を低減して、流体が周縁部に当たることで生ずる乱流さえも抑制できる。
また、開口部の内側に流体を内側通路に導くためのガイド壁があるため、開口部に進入した流体を円滑に内側通路に導いて、開口部内で流体が停滞して新たな流体が円滑に進入できない恐れをより有効に防止することができる。
以上説明したように、本発明によれば、狭い流動場等におけるプローブの侵襲性を低減して、精度のよい測定を可能にした流体測定装置を提供できる。
本発明の実施形態に係る流体測定装置の概略図。 図1のプローブの先端面を正対視した図。 図2のA−A断面図。 図1のプローブの先端面側の水平断面図。 図4の圧力センサの変形例であり、図5(A)は図4の一点鎖線で囲った図に対応しており、内面側の圧力と外面側の圧力とが等価である状態図、図5(B)は図5(A)のB−B断面図。 図5(A)の圧力センサの圧電素子が変形をしている図。 本発明の実施形態の流体測定装置のプローブを流動場に載置して、プローブ周辺の流体状態(矢印は流体の速度と方向を示し、四角形状部はプローブを示す)を測定した図。 流動場に載置された従来のプローブ周辺の流体状態(矢印は流体の速度と方向を示し、四角形状部はプローブを示す)を測定した図。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して詳しく説明する。尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、各図において付した同じ符号は同様の構成を有している。
先ず、本発明の実施形態に係る流体測定装置の概要を、図1を用いて説明する。
図1は本発明の実施形態に係る流体測定装置20の全体の概略図である。
この図の流体測定装置(以下、「本装置」という)20は、車のエンジンルームや車の床下、都市模型風洞試験におけるビル模型間の場所、等の狭く又は複雑なスペースの流動場Sの流体状態(流れる速度や方向、又は圧力分布)を測定するのに好適に使用される。
なお、本実施形態では、気流の流速や圧力分布を測定するための装置を例示するが、本発明はこれに限られず、水流の流速や圧力分布を測定するようにした装置であっても構わない。
本装置20は2次元3成分(2dimensional 3components)の流体状態を測定する装置であり、トレーサ粒子を混入する等した流動場Sにレーザ光LB1を照射して、被撮像空間にシート状のレーザシート光SPを形成し、このレーザシート光SP内の粒子等に照射されてなる散乱光を2台のカメラ40,41で撮影し、レーザシート光SPの面方向XYと面外方向Zを測定するようになっている(図の方向X,Y,Zは互いに直交する)。従って、レーザシート光SPはシート状で厚みを必要としないため、幅が狭かったり、物体面に近接したりする流動場Sの流体状態を測るのに適している。
また、本装置20は、本体部22と、この本体部22にチューブ24を介して接続されたプローブ26とを有している。プローブ26には出来るだけ機器や装置を配置せず、本実施形態の場合、比較的大きめの機器としては、カメラ40,41とレーザ光照射部28のみが配置され、小型化されている。これにより、狭い流動場Sに小型化されたプローブ26を挿入して、流速等を測れるようにしている。
〔プローブ以外の構成の概要〕
次に、本装置20のプローブ26以外の構成について説明する。
図1の本体部22には、レーザ発振部30、レーザ電源31、カメラ電源32、コントローラ33、コンピュータ34、冷却装置35がまとめて配設されている。
レーザ発振部30はレーザ光を発振させる装置であり、発振したレーザ光はチューブ24及びプローブ26のレーザ光照射部28を介して、流動場Sの被撮像空間に向かって面状のレーザ光LB1となるように照射される。本実施形態のレーザ光LB1はダブルパルスレーザであり、例えば532nmの波長のYAGレーザが使用できる。
レーザ電源31は、レーザ発振部30に電源を供給し、パルスレーザのパルス幅に対応して通電するようになっている。
カメラ電源32は、プローブ26内の複数のカメラ40,41に電気的に接続され、電源を供給すると共に、カメラ40,41との間で信号の送受信を行っている。このカメラ電源32とレーザ電源31はコントローラ33に接続されている。
コントローラ33は、カメラ電源32とレーザ電源31とを同期させることで、レーザ発振部30からレーザ光を発振するタイミングと、カメラ40,41で撮影するタイミングとを同期させている。また、このコントローラ33はコンピュータ34に接続され、カメラ40,41で撮影した画像データをコンピュータ34に送信するようになっている。
コンピュータ34は、受信した複数枚の画像データに基づいて、公知の解析アルゴリズム(例えば、特開2004−20385参照)を用いて、流動場Sの流速などを算出する。すなわち、互いに撮影角度の差をつけるようにした2台のカメラ40,41から送られてきた微小時間差をおいた夫々の2枚の画像(レーザシート光SP内の散乱光画像など)のデータと、上記撮影角度の差から、マッピング関数を用いて、レーザシート光SPの面方向のベクトルXYと、これに直交するベクトルZにおける粒子の移動量を計算している。
チューブ24は可撓性を有する管状であり、複雑な形状を有する流動場Sであっても、くねらせながら、その先端に付けられたプローブ26を流動場Sに挿入できるようにしている。すなわち、チューブ24は中空状とされ、その内側に複数の可撓性を有するケーブル又はチューブ類C1〜C4が挿通された、所謂複合ケーブルである。図1のC1は冷却用チューブ、C2はレーザ発振部30のレーザ光を伝達可能な光ファイバーケーブル、C3及びC4はカメラ40,41の夫々の電源及び信号ケーブルである。なお、これらのケーブル又はチューブ類C1〜C4は、プローブ26内に差し込まれてプローブ26内で固定されている。
このように、可撓性のあるチューブ24を使用できたのは、複数のカメラ40,41及び、後述するレーザ光照射部28をプローブ26の方に収容固定して、本体部22とプローブ26との位置関係を問わないようにしたためである。
〔プローブについて〕
次に、プローブ26について、上述した図1、及び図2〜図3を用いて説明する。
図2はプローブ26を図1のF方向(先端側)から見た先端面の図、図3は図2のA−A断面図である。なお、図3では図面が煩雑にならないように、ケーブルC3及びC4の一部を省略し、また、断面を表すハッチングを適宜省略して図示している。
図3に示すように、本装置20の先端部に配置されたプローブ26は、筐体29に、複数のカメラ40,41、レーザ光照射部28、及び光ファイバーケーブルC2を固定するようにしており、互いの相対的な位置関係が予め決められているため、使用の際、キャリブレーションを用いた位置調整が不要である。
筐体29は、図1に示すように、外形が全体的に略矩形状であって、4面の壁面29A〜29Dが流体の流れる方向FLに沿うように形成されている。これにより、筐体29の壁面29A〜29Dが流れFLに与える影響を最小限に抑えることができる。なお、本発明の筐体29の外形は矩形状に限られないが、この際、可及的に多くの壁面が流体の流れFLに沿うようにした他の形状(例えば円柱状や三角柱状など)が好ましい。
そして、筐体29は、カメラ40,41を収容固定しており、後述する反射鏡12,13と被撮像空間(つまりレーザシート光SPが形成された空間)との間、及び、レーザ光照射部28と被撮像空間との間に、壁面29Aの一部を構成するようにして、透明又は透光性を有する窓部15が配置されている。これにより、レーザ光照射部28からレーザ光LB1を照射して、外部にレーザシート光SPを形成できる。そして、プローブ26の密閉空間AC(図3参照)に収容されたカメラ40,41が、反射鏡12,13を介して外側のレーザシート光SPの散乱光を撮像できる。なお、本実施形態の窓部15は一枚であり、壁面29Aの略周縁部を除く中央領域全てに配置されている。
カメラ40,41は、デジタル式のCOMSカメラやCCDカメラ等を利用でき、レーザシート光SPの粒子に当たった散乱光を撮像するものである。図では、2台のカメラ40,41が流体の流れFLと同じ方向Zに並んでおり、反射鏡12,13を介して互いに角度差をつけた撮像が可能となるようにプローブ26に固定されている。
図3に示すカメラ40,41は、撮像レンズ42,43とボディ部45,46とが分離しており、ボディ部45,46には、撮像レンズ42,43で集めた光を結像させて電気信号に変換するCCDセンサ等の撮像素子52、及びこの撮像素子52やコンデンサ等を搭載した基板53を有している。そして、カメラ40,41は所謂シャインフルーグ(Scheimpflug)機能を有しており、撮像レンズ42,43がプローブ26に固定されているのに対して、ボディ部45,46が図3のR方向に所要の角度だけ回転可能とされ、これにより、撮像レンズ42,43の光軸と撮像素子52の光軸とにあおり角を付けられるようにしている。従って、照射方向Xに所定の長さを有するレーザシート光SPであっても、カメラ40,41は焦点を合わせることができる。
レーザ光照射部28は、光ファイバーケーブルC2からの出射光LB2をシート状のレーザシート光SPにして照射するものであり、レーザシート光SPを生成するための光学系であるシート光形成部28aと、このシート光形成部28aからのレーザ光を屈曲させ、被撮像空間に向けてレーザ光LB1を照射するための屈曲光学部28bとを有する。シート光形成部28aと屈曲光学部28bとは、2台のカメラ40,41が並ぶ方向Zに沿って並べられている。
具体的には、シート光形成部28aは、筐体29内に挿入された光ファイバーケーブルC2からの出射光LB2を図のXZ面方向のみ収束させる例えば凸シリンドリカルレンズからなる光学系レンズ60を有している。
屈曲光学部28bについては、照射方向を変えるための照射方向変更部66を有している。この照射方向変更部66には、光学系レンズ60からのレーザ光の方向Zを変えるためのプリズムやキューブミラー等が利用でき、本実施形態ではレーザ光を90度屈曲させる直角プリズムを使用している。
この点、2台のカメラ40,41は、レーザ光照射部28からレーザ光LB1が照射される方向Xと直交するレーザシート光SPの面外方向Zに沿って配列されている。このため、プローブ26の中で最も大きな外形を有するカメラ40,41を並べたことで、プローブ26は、カメラ40,41の配列方向Zと直交する方向(即ち、レーザ光LB1が照射される方向)Xの寸法Dを小さくすることができる。
そして、カメラ40,41は、その撮像レンズ42,43が、レーザ光LB1の照射方向Xを中心にして、レーザシート光SP側とは反対側を向くように配置され、撮像レンズ42,43の前であってプローブ26に固定された平板状の反射鏡12,13を介して、レーザシート光SPを撮像するようにしている。従って、カメラ40,41の撮像レンズ42,43の固定位置を略変えずに、ボディ部45,46をレーザ光LB1側に振ることが出来る分、カメラ40,41の配列方向Zについて、プローブ26の寸法Wを小さくすることができる。
即ち、レーザシート光SPに対して大きな角度を付けて撮影することが、粒子の移動量を正確に把握する上で好ましいため、レーザシート光SPの中心CN(Z方向におけるレーザ光の収束箇所)とカメラ40,41の撮像方向との交差角θ1,θ2を小さくすることはできず、この互いに異なる交差角θ1,θ2を維持したまま、ボディ部45,46をレーザ光LB1側に振っている。
このようにして、プローブ26は寸法Dも寸法Wも小さくすることができる。
本実施形態では、反射鏡12,13は、その主面がレーザシート光SPを向くようにして、照射方向Xに対して所定の傾きθ3,θ4を有している。図の場合、レーザ光LB1により近い反射鏡13の傾きθ3は反射鏡12の傾きθ4に比べて大きく形成されている。これにより、カメラ40,41を図のZ方向に沿うようにより大きく振って、後述の内側通路72や流量制御弁80を設けたとしても、照射方向XのサイズDが過大になる事態を回避している。
また、本実施形態では、プローブ26からのレーザ光LB1の照射方向Xについて、被撮像空間に向かって、レーザ光照射部28、複数のカメラ40,41の順に配置されている。これにより、プローブ26に近接してY方向に拡がった空間を形成し難いレーザシート光SPを、可及的にプローブ26に近づけている。そして、レーザシート光SPをプローブ26に近づけることができれば、小さな流動場Sであっても対応でき、さらに、カメラ40,41の反射鏡12,13を介した撮像方向とレーザシート光SPとの交差角θ1,θ2を大きくとって、精度のよい測定も可能になる。
以上のようにして小型化され、流動場Sの被撮像空間(即ちレーザシート光)SPに近づいて撮像可能になったプローブ26については、流体がプローブ26に当たって流れを乱すことで、測定に悪影響を与える恐れがある。
そこで、本装置20はこの悪影響を防止するため種々の工夫をしており、これを、上述した図1〜図3、さらにプローブ26の先端面側の水平断面図(XZ面方向の断面図)である図4を用いて、以下、説明する。なお、図4では図面が煩雑にならないように、断面を表すハッチングを適宜省略して図示している。
〔流乱防止の構成等について〕
先ず、図1及び図3に示すように、プローブ26は、流体が当たる面に開口部70を有すると共に、開口部70内に進入した流体を被撮像空間SPから離れる方向に導くための内側通路72を有している。そうすると、流体は、プローブ26の先端面全体に当たることはなく、一部が開口部70の中に入って、内側通路72を通り、被撮像空間SPから離れていくことになる。従って、内側通路72に入った流体の分だけ、プローブ26の流動場への侵襲性を低減できる。
本実施形態の開口部70は、図1〜図3に示すように、プローブ26の先端面(本実施形態では流体が最初に当たる面)に形成され、その周縁部(換言すれば、先端面の周縁部)65が細枠状とされている。そうすると、プローブ26の先端面において、流体の流れFLが衝突するのは、この面積的に小さな細枠状部だけであり、従って、流体が周縁部65に当たることで生ずる乱流も低減できる。
図4の二点鎖線で囲った図に示すように、被撮像空間側の周縁部65は、先端側の厚みが小さく、この先端から後端側(図4の左側)に向かうに従って除々に厚みが大きくなる傾斜面65aを有している。この周縁部65は、略尖ったような形状が好ましく、さらに、開口部70の内側だけ削ぎ落とした片刃形状とするのがより好ましい。周縁部65がこのような形状であると、先端の略尖った部分に当たった流れFL1は円滑に分岐し、分岐した一方の流れFL2は傾斜面65aに沿って開口部70の内側に円滑に導かれる。そして、分岐した他方の流れFL3については、開口部70の外側に向かうことになるが、その粘性により、流体の全体的な流れFLに沿った壁面29Aに沿って流れ易くなる。このようにして、周縁部65に当たった流れFL1は、その分岐の際に僅かな乱れは生じるが、その乱れは測定結果に影響を与えるものとはならない。
図1及び図3に示す内側通路72は、流体の流れFLに沿って形成され、レーザ光LB1の照射方向Xと直交する方向Zであって、屈曲光学部28bから離れるように延伸している。この内側通路72は、過大であるとプローブ26自体が大きくなってしまうため、図のXY方向について、少なくとも開口部70の断面積に比べて小さな断面積とされ、好ましくは、流動場Sの大きさや、プローブ26と被撮像空間SPとの距離、流体の速度などを考慮して決めるのがよい。
図の場合、プローブ26の内側にはカメラ40,41やレーザ光照射部28等を密閉する収容部67が形成され、この収容部67と筐体29の被撮像空間SPから最も離れた壁面29Bとで画される空間を利用して内側通路72が形成されている。
そして、開口部70については、その内側で流体が停滞して新たな流体が円滑に進入できない恐れを有効に防止するため、その内側に流体を内側通路72に導くためのガイド壁67Aが形成されている。このガイド壁67Aは、図の場合、収容部67の開口部70に臨む傾斜した壁面である。即ち、開口部70内に進入した概ねの流体が最初に当たるのは壁面67Aであるため、この壁面67Aを内側通路72に向かうに従ってプローブ26の後端側(図3の左側)になるように傾斜させている。
このようにして、内側通路72は、照射方向Xについて被撮像空間SPから最も離れた位置にあり、かつ、この内側通路72に円滑に流体を導くようにたガイド壁(壁面67A)を有するので、照射方向Xについて被撮像空間SP側で流れFLが乱れることを効果的に防止しながら、流体を円滑に内側通路72に流すことができる。
次に、流乱防止の構成として、内側通路72を通る流体を測定に略影響を及ばさない場所まで導いている。
即ち、本装置20は、図3に示すように、プローブ26に、内側通路72と空間的に繋がり、被撮像空間SPから離れる方向に延伸したチューブ状部材C6が接続されている。
チューブ状部材C6は、一方の端部C6aがプローブ26の中まで差し込まれ、この差し込まれた端部C6aが内側通路72としての役割も有している。そして、チューブ状部材C6は可撓性を有し、光ファイバーケーブルC2等とまとめてチューブ24の中に収められ、図1に示すように、他方の端部C6bが、流動場Sの外部に配置された本体部22に接続されている。これにより、図1及び図3に示すように、内側通路72を通った流体を、チューブ状部材C6を介して流動場Sの外部に排出でき、従って、被撮像空間SPに影響を及ぼすことを防止できる。
次に、チューブ状部材C6の他方の端部C6bは、本体部22側に設けられたファンやポンプ等の吸引手段39に接続され、この吸引手段39で開口部70に進入した流体をチューブ状部材C6を介して吸引するようにしている。具体的には、吸引手段39は、流動場Sにおいてプローブ26の外側の流体が流れる所要の速度や圧力分布に影響を及ばさない吸引量、即ち、開口部70に正対視した開口面積(図2の平行斜線で示す部分の面積)を通過する流量と同流量となるように吸引している。これにより、開口部70の開口面積(XY方向の断面積)に比べて内側通路72やチューブ状部材C6のXY方向の断面積が小さい場合であっても、流体を内側通路72やチューブ状部材C6に積極的に導いて、流動場Sへのプローブ26の侵襲性を有効に防止できる。
この点、吸引手段39の吸引量は計算又はテストで予め決めてもよいが、エンジンルーム等の流動場Sにおける流体の流れは複雑な場合がある。このため、開口部70を正対視した開口面積(図2の平行斜線で示す部分の面積)を通過する流量と同流量を正確に判断することは難しい。そこで、図4に示すように、開口部70に設けられた圧力センサ75,76の計測結果に基づいて、開口部70における内面70A側の圧力と外面70B側の圧力とが等価となるように吸引量を制御している。
この吸引量の制御は、図1に示すように、吸引手段39と開口部70との間に所定の距離があったとしても、リアルタイムに制御できるのが好ましく、そこで、吸引手段39の吸引量は一定にし、開口部70と吸引手段39との間、好ましくは図3及び図4に示すように、内側通路72に配置された流量制御弁80で流量を制御するのがよい。流量制御弁80には、例えばゲート弁・グローブ弁・ボール弁・バタフライ弁で流路を調整する公知のバルブを用いることができる。この流量制御弁80は、図1に示すバルブ駆動回路部37と接続され、バルブ駆動回路部37からの信号で駆動するようになっている。
具体的には、図3及び図4に示すように、開口部70の周縁部65(図の場合、開口部70の端面から10mm程度後側の位置)には、内面70Aに形成された穴の中に、内面70A側に向かって露出する内側圧力センサ76、及び、外面70Bに形成された穴の中に、外面70B側に向かって露出する外側圧力センサ75が埋め込まれている。内側圧力センサ76は内面70A側の流れFL4に応じて発生した負圧を、また、外側圧力センサ75は外面70B側の流れFL5に応じて発生した負圧を、同時に計測している。
これら内側及び外側圧力センサ75,76には、例えば水晶振動片やダイヤフラムを利用した小型の公知の圧力センサを用いることができ、好ましくは、同様の仕様を有し、互いに対向して配置されるのが好ましい。
これら内側及び外側圧力センサ75,76を設けた分、周縁部65の壁の厚みD2は増加する。そこで、もし、この厚みD2部分に当たった流れが乱れたとしても、それが被撮像空間の流体状態に影響を及ぼさないように、内側及び外側圧力センサ75,76は、被撮像空間SPから最も離れて配置され、また、周縁部65の先端がテーパを付けるように削ぎ落とされた両刃形状とされている。
そして、内側圧力センサ76の計測結果は信号線C5aを通じて、外側圧力センサ75の計測結果は信号線C5bを通じて、それぞれ増幅された後、信号G1,G2として図1の判定部38に送信される。
図1の判定部38では、該内側圧力センサの測定値と外側圧力センサの測定値とを比較して、両数値の差分を判断し、その差分を信号G3として、接続されたコンピュータ34に送信する。コンピュータ34は、該差分がゼロとなるようにバルブ駆動回路部37に流量設定信号G4を送信し、バルブ駆動回路部37は該信号G4に基づいて、図4の流量制御弁80を駆動するようになっている。
なお、図4に示す内側圧力センサ76と外側圧力センサ75には同じ仕様のセンサが用いられており、流量制御弁80はこの両者の測定値が等しくなるように制御されている。しかし、本発明はこのような態様に限られず、例えば、内側圧力センサ76と外側圧力センサ75の仕様を異なるものとし、その仕様差を加味して、内側圧力センサ76の測定値と外側圧力センサ75の測定値とが一定の比率を有するように、流量制御弁80を制御するようにしてもよい。
また、本実施形態では、内側圧力センサ76と外側圧力センサ75の2つを用いているが、本発明の圧力センサは必ずしも2つ必要なわけではなく、例えば、図4の一点鎖線で囲った図に対応した圧力センサの変形例である図5に示すように、一つの圧力センサ82であっても構わない。
図5において、開口部の周縁部65には、内面70A側と外面70B側とを結ぶ貫通孔85が形成されており、この貫通孔85の中に一つの圧力センサ82が配設されている。この圧力センサ82は、内面70A側に臨むダイヤフラム86と、外面70B側に臨むダイヤフラム87とを有し、これら2つのダイヤフラム86,87で密閉された空間S1に、表裏に電極88が設けられた圧電素子90が収容されている。このような構成であると、図6に示すように、例えば、内側の流れFL4に比べて外側の流れFL5が強いと、貫通孔85の外面70B側の方の負圧が大きくなって、圧電素子90は外側に撓むことになる。従って、その撓んだ分に応じて電圧が変化するため、その変化量に基づいて、予め定められたデータテーブルを参照して、図4の流量制御弁80の流量を制御すればよい。
本装置20は以上のように構成されており、プローブ26は、流体の当たる先端面に細枠状の周縁部65だけを残すようにして開口部70を有すると共に、開口部70内に進入した流体を被撮像空間SPから遠ざけるように導く内側通路72を有している。さらに、この内側通路72は、チューブ状部材C6と空間的につながっており、このチューブ状部材C6の他方の端部は流動場Sから離れた位置にある。そうすると、先端面に向った殆どの流体は開口部70の中に入って、内側通路72とチューブ状部材C6を介して、被撮像空間SPから離れることになる。この際、吸引手段39により、開口部70に進入してきた流体の流量に対応して吸引しているため、内側通路72とチューブ状部材C6の内径が小さくても、開口部70に進入してきた流体をそのまま流動場Sの外部に排出することができる。
図7は、このような実施形態に係るプローブ26を流動場Sに載置して、該プローブ26の周辺の流体状態(流速及び方向)を測定した図である。この図7と流動場に載置された従来のプローブ周辺の流体状態を測定した図8とを比較して分かるように、本装置20は、少なくとも被撮像空間に影響を及ぼすような乱流は見られなかった。
ところで、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形例を採用できる。
例えば、流体測定装置は、被撮像空間に形成したレーザシート光の面方向の粒子の変位量から2次元の速度等を測定する2次元2成分(2dimensional 2components)や、被撮像空間に円柱状のレーザ光を形成して、2台以上のライトフィールドカメラを使い、焦点距離の異なる複数の焦点平面像を撮影することで、多断面ステレオPIVによるボリュームPIVとする多断面2D3C(2dimensional3components)としてもよい。
また、上記実施形態では、複数のカメラ40,41とレーザ光照射部28の双方をプローブ26内に収容しているが、レーザ光照射部28は、カメラ40,41を固定したプローブ26とは別のプローブに固定する構成にしてもよい。
また、プローブ26に収容されるカメラの台数は2台だけではなく、1台あるいは3台以上であっても構わない。
また、図3に示すチューブ状部材C6は必ずしも必要ではなく、チューブ状部材C6が収容されていない図1のチューブ24を介して、流体を吸引するようにしてもよい。この場合、例えば、図1に示すチューブ24と本体部22のケーシングとを接続し、該ケーシングに取付けられたファンを駆動させることで該ケーシング内を陰圧にして、チューブ24を介して内側通路72内の流体を吸引してもよい。
また、上記実施形態の吸引手段39は本体部22に配置されているが、本発明はこれに限られず、例えば、プローブ26内やチューブ24の途中に配置されても構わない。
12,13・・・反射鏡、20・・・流体測定装置、26・・・プローブ、28・・・レーザ光照射部、30・・・レーザ発振部、39・・・吸引手段、40,41・・・カメラ、70・・・開口部、72・・・内側通路、75・・・外側圧力センサ、76・・・内側圧力センサ、80・・・流量制御弁、S・・・流動場,LB1・・・レーザ光、SP・・・レーザシート光(被撮像空間)、C2・・・光ファイバーケーブル、C6・・・チューブ状部材

Claims (5)

  1. カメラと、このカメラで撮像される流動場の被撮像空間にレーザ光を照射するようにしたレーザ光照射部とを有し、前記撮像して得られた画像により、前記被撮像空間における流体の流速や圧力分布等を測定するようにした流体測定装置であって、
    少なくとも前記カメラは、前記流動場に配置されるようにしたプローブに固定されており、
    前記プローブは、前記流体が当たる面に開口部を有すると共に、前記開口部内に進入した前記流体を前記被撮像空間から離れる方向に導くための内側通路を有し、
    前記開口部に進入した前記流体を吸引するための吸引手段が設けられている
    ことを特徴とする流体測定装置。
  2. 前記開口部に設けられた圧力センサの計測結果に基づいて、前記開口部における内面側の圧力と外面側の圧力とが等価となるように前記吸引する量を制御するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の流体測定装置。
  3. 前記開口部と前記吸引手段との間に、前記吸引する量を制御するための流量制御弁が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の流体測定装置。
  4. 前記プローブには、前記内側通路と空間的に繋がり、前記被撮像空間から離れる方向に延伸可能なチューブ状部材が接続されており、
    前記吸引手段は、前記チューブ状部材を介して前記開口部内に進入した前記流体を吸引するようにした
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の流体測定装置。
  5. 前記開口部は、周縁部が細枠状とされ、さらに、内側に前記流体を前記内側通路に導くためのガイド壁が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の流体測定装置。
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