JP2017017921A - 振動モータおよび移動体通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動モータの構成部品にダンパが追加されるため、組立工数が増加する。また、ダンパとの接触により振動量が低下する。
【解決手段】振動モータ1は、ベース部12と、前記ベース部12の上方において上下方向を向いて固定される磁石部13と、前記磁石部13と径方向に対向するコイル部41を有し、前記磁石部13の周囲に配置され、上下方向に振動する振動部14と、前記磁石部13の周囲に配置される弾性部材15と、前記振動部14の上面に固定され、前記弾性部材15の下方にて周方向に配置される接着剤層71と、前記接着剤層71の上面において周方向に配置され、前記弾性部材15と上下方向に対向し、上端部が前記振動部の前記上面よりも上側に位置するペースト状の粘性体72と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、振動モータおよび移動体通信装置に関する。
近年、移動体通信装置等の無音報知デバイスや他の用途として、径方向に配置されたコイルおよびマグネットの相互作用によって振動部を上下方向に振動させる振動モータが用いられている。米国特許出願公開第2012/0169149号明細書に開示されている振動モータでは、弾性部材125に対向する錘122の上面にダンパ124が配置される。ダンパ124により、錘122が弾性部材125と直接的に接触することが防止される。これにより、錘122と弾性部材125との直接的な接触による騒音の低減が図られている。
米国特許出願公開第2012/0169149号明細書
ところで、米国特許出願公開第2012/0169149号明細書では、振動モータの構成部品にダンパ124が追加される。このため、振動モータの部品点数および組み立て工数が増加し、その結果、振動モータの製造コストが増大するおそれがある。また、通常の振動モータでは、錘の振動数を弾性部材の固有振動数に近づけることにより振動量の増大が図られているが、上述のようにダンパ124が追加されると、弾性部材125とダンパ124との接触により弾性部材125の振動数が固有振動数からばらつき、振動量が低下するおそれがある。換言すれば、ダンパ124との接触により、弾性部材125の振動において固有振動数以外の余分な振動数成分が増加することにより、振動量が低下するおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、弾性部材の振動数を安定させることにより、振動モータの振動量を増大させることを目的としている。
本発明の一の実施形態に係る例示的な振動モータは、上下方向を向く中心軸に対して垂直に広がるベース部と、前記ベース部の上方において上下方向を向いて固定される磁石部と、前記磁石部と径方向に対向するコイル部を有し、前記磁石部の周囲に配置され、上下方向に振動する振動部と、前記磁石部および前記振動部の上方および側方を覆い、前記ベース部に固定されるカバー部と、前記カバー部の上部内面と前記振動部の上部との間にて前記磁石部の周囲に配置され、前記カバー部の前記上部内面から下方に向かうに従って径方向内方に向かう弾性部材と、前記振動部の上面に固定され、前記弾性部材の下方にて周方向に配置される接着剤層と、前記接着剤層の上面において周方向に配置され、前記弾性部材と上下方向に対向し、上端部が前記振動部の前記上面よりも上側に位置するペースト状の粘性体と、を備える。
本発明では、弾性部材の振動数を安定させることにより、振動モータの振動量を増大させることができる。
図1は、第1の実施形態に係る振動モータの平面図である。 図2は、振動モータの側面図である。 図3は、振動モータの縦断面図である。 図4は、振動モータの分解側面図である。 図5は、振動モータの分解斜視図である。 図6は、振動モータの一部の拡大縦断面図である。 図7は、振動モータの一部の拡大縦断面図である。 図8は、第2の実施形態に係る振動モータの縦断面図である。 図9は、第3の実施形態に係る振動モータの縦断面図である。 図10は、第4の実施形態に係る振動モータの縦断面図である。 図11は、第5の実施形態に係る振動モータの縦断面図である。 図12は、振動モータの振動部、接着剤層および粘性体の他の例を示す平面図である。
本明細書では、振動モータ1の中心軸J1方向における図3の上側を単に「上側」と呼び、下側を単に「下側」と呼ぶ。なお、上下方向は、実際の機器に組み込まれたときの位置関係や方向を示すものではない。また、中心軸J1に平行な方向を「上下方向」と呼び、中心軸J1を中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸J1を中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。
図1は、本発明の例示的な第1の実施形態に係る振動モータ1を示す平面図である。図2は、振動モータ1の側面図である。図3は振動モータ1の縦断面図である。図4は振動モータ1の分解側面図である。図5は振動モータ1の分解斜視図である。図3では、細部の断面における平行斜線を省略している。また、図3では、後述する振動部14が上下方向に振動することなく停止している状態を示す。以下の説明では、図3に示す振動部14の位置を「停止位置」という。後述する図8ないし図11においても、振動部14は停止位置に位置している。
振動モータ1は、線形共振アクチュエータ(LRA:Linear Resonant Actuator)である。振動モータ1は、例えば、携帯電話等の移動体通信装置の無音報知デバイスとして用いられる。換言すれば、当該移動体通信装置は振動モータ1を備える。
振動モータ1は、カバー部11と、ベース部12と、を含む。カバー部11は、有蓋略円筒状である。ベース部12は、上下方向を向く中心軸J1に対して垂直に広がる。カバー部11は、ベース部12に固定される。ベース部12は、カバー部11の下部の開口を塞ぐ。カバー部11およびベース部12は、例えば金属製である。カバー部11とベース部12とは、例えば溶接にて接続される。ベース部12は、中心軸J1に対して厳密に垂直である必要はなく、中心軸J1に対して実質的に垂直に広がっていればよい。換言すれば、ベース部12は、中心軸J1に対して略垂直に広がる。
ベース部12は、中心軸J1に略垂直な方向に延びるベース突出部121を含む。ベース突出部121は、カバー部11から径方向外方に突出する。カバー部11の下端縁には、周方向に延びる複数の切り欠き111が設けられる。ベース突出部121は、1つの切り欠き111から径方向外方に突出する。換言すれば、ベース突出部121の径方向内側の端部は、1つの切り欠き111内に位置する。カバー部11に複数の切り欠き111が設けられることにより、カバー部11にベース部12を固定する際に、ベース突出部121と1つの切り欠き111との位置合わせを容易とすることができる。
振動モータ1は、磁石部13と、振動部14と、弾性部材15と、回路基板16と、接着剤層71と、粘性体72と、を含む。磁石部13は、中心軸J1を中心とする略円柱状の部材である。磁石部13は、単一の部材である。磁石部13は、ベース部12の上方において上下方向を向いて固定される。例えば、磁石部13の下端部が、ベース部12の内面である上面に接着剤等を介して固定される。あるいは、磁石部13の上端部が、カバー部11の上部内面である天蓋部下面に接着剤等を介して固定される。
振動部14は、中心軸J1を中心とする略円筒状の部材である。振動部14は、磁石部13の周囲に全周に亘って配置される。振動部14の内径は、磁石部13の外径よりも大きい。振動部14は、磁石部13と接触することなく、磁石部13に沿って上下方向に振動する。磁石部13および振動部14の上方および側方は、カバー部11により覆われる。
振動部14は、コイル部41と、質量部42と、ヨーク43と、を含む。コイル部41は、中心軸J1を中心とする略円筒状の部材である。コイル部41は、磁石部13と径方向に対向する。コイル部41の内周面は、磁石部13の外周面と所定の間隙を挟んで径方向に対向する。
ヨーク43は、円筒部431と、フランジ部432と、を含む。円筒部431は、中心軸J1を中心とする略円筒状である。フランジ部432は、中心軸J1を中心とする略円環状である。フランジ部432は、円筒部431の下端部から径方向外方に広がる。円筒部431とフランジ部432とは一繋がりの部材である。ヨーク43は、コイル部41の径方向外側に位置する。円筒部431の内周面は、コイル部41の外周面に固定される。円筒部431は、例えば、接着剤を介してコイル部41に固定される。フランジ部432は、例えば、円筒部431の上端部から径方向外方に広がってもよく、設けられなくてもよい。
質量部42は、中心軸J1を中心とする略円筒状の部材である。質量部42は、いわゆる分銅である。質量部42は、ヨーク43の円筒部431およびコイル部41の径方向外側に位置する。質量部42の内周面は、ヨーク43の円筒部431の外周面に固定される。質量部42の下面には、ヨーク43のフランジ部432の上面が接触する。質量部42は、例えば、接着剤や両面テープを介して、または、圧入によってヨーク43に固定される。質量部42は、ヨーク43を介して、コイル部41に間接的に固定される。
弾性部材15は、カバー部11の上部内面と振動部14の上部との間にて、磁石部13の周囲に配置される。弾性部材15は、上下方向の力を付与されることにより、上下方向に弾性変形可能な部材である。弾性部材15は、例えば、板状のバネ材を螺旋状に巻いたものである。弾性部材15は、例えば、外形が略円錐台状の竹の子バネである。弾性部材15は、カバー部11の上部内面から下方に向かうに従って径方向内方に向かう。換言すれば、弾性部材15の外形は、径方向内方に向かうに従って下方に突出する。弾性部材15の上端部は、カバー部11の上部内面である天蓋部下面に固定される。弾性部材15の上端部は、例えば、溶接によりカバー部11に固定される。弾性部材15の下端部は、振動部14の上面44に固定される。弾性部材15の下端部は、例えば溶接により、質量部42の上面に固定される。
接着剤層71は、振動部14の上面44に固定される。接着剤層71は、弾性部材15の下方にて周方向に配置される。換言すれば、接着剤層71は、弾性部材15と上下方向に対向する。図3ないし図5に示す例では、接着剤層71は環状である。接着剤層71は、振動部14の上面44に設けられた環状の凹部441上に配置される。例えば、接着剤層71および凹部441はそれぞれ、中心軸J1を中心とする略円環状である。凹部441は、例えば、質量部42の上面に設けられる。
図3ないし図5に示す例では、接着剤層71の上部は、振動部14の上面44のうち凹部441の周囲の部位よりも上側に位置する。接着剤層71の上面711は、例えば、振動部14の上面44のうち接着剤層71の周囲の部位よりも、上面711の全面に亘って上側に位置する。接着剤層71の上面711は、径方向の全長に亘って上方に向かって凸状である。また、接着剤層71の上面711の形状は、周方向の全周に亘っておよそ同じである。接着剤層71の上面711は、実質的に径方向の全長に亘って上方に向かって凸状であればよい。換言すれば、接着剤層71の上面711は、径方向の略全長に亘って上方に向かって凸状である。接着剤層71の上面711の曲率は、径方向において連続的に変化する。例えば、接着剤層71の上面711の曲率は、上面711の径方向内端から径方向外方に向かうに従って漸次減少して上面711の上端に至り、上面711の上端から径方向外端へと径方向外方に向かうに従って漸次増大する。
接着剤層71は、例えば、未硬化状態の接着剤が、振動部14の上面44よりも上方に盛り上がる状態にて凹部441内に塗布され、硬化することにより形成される。接着剤層71は、例えば、振動部14に接着剤を1回のみ塗布することにより形成される。
粘性体72は、粘着力を有するペースト状である。粘性体72は、例えばグリスである。なお、粘性体72は、粘着力を有するペースト状の物質であれば、グリス以外の物質であってもよい。粘性体72は、接着剤層71の上面711において周方向に配置される。粘性体72の粘性は、外力を負荷されない状態において、接着剤層71上における形状を維持できる程度に比較的高い。図3ないし図5に示す例では、粘性体72は環状である。粘性体72は、例えば、中心軸J1を中心とする略円環状である。
粘性体72は、弾性部材15の下方に配置される。換言すれば、粘性体72は、弾性部材15と上下方向に対向する。粘性体72の上端部は、振動部14の上面44よりも上側に位置する。図3ないし図5に示す例では、粘性体72は、接着剤層71の上面711の上端部に配置される。
回路基板16は、電源からの電流をコイル部41に供給する。回路基板16は、可撓性を有するフレキシブル基板(FPC:Flexible printed circuits)である。回路基板16は、比較的薄く、かつ、柔らかい部材である。回路基板16は、ベース部12と振動部14との間に配置され、ベース部12の上面と振動部14の下面とに固定される。回路基板16は、例えば、接着剤を介してベース部12および振動部14に固定される。
振動モータ1では、回路基板16を介してコイル部41に電流が流されると、コイル部41およびヨーク43に磁界が発生する。当該磁界および磁石部13の磁界により、振動部14を上下方向に移動させる力が発生する。以下の説明では、振動部14を上下方向に移動させる当該力を「振動力」という。振動部14は、弾性部材15により上下方向に支持されるため、磁界から受ける力と弾性部材15の復元力とにより上下方向に振動する。
振動部14が上下方向に振動する際には、弾性部材15が上下方向に伸縮する。振動部14が停止位置よりも上方へと移動して弾性部材15が圧縮される際には、図6に示すように、径方向において接着剤層71が設けられる位置にて、振動部14の上面44と弾性部材15の下面との間の上下方向の距離が減少する。これにより、弾性部材15が、接着剤層71上の粘性体72に接触する。接着剤層71上の粘性体72は、弾性部材15との接触により変形する。また、弾性部材15は、接着剤層71の上面711にも接触する。
具体的には、弾性部材15の粘性体72と上下方向に対向する部位である粘性体対向部51のうち、径方向内側の部位が接着剤層71の上面711に接触する。これにより、粘性体対向部51の接着剤層71との接触部よりも径方向外側の領域において、弾性部材15と接着剤層71の上面711との間に間隙が維持される。このため、粘性体72は、弾性部材15により押しつぶされて径方向外方へと飛散することなく、当該間隙に保持される。
その後、振動部14が下方へと移動する際に、図7に示すように、接着剤層71上の粘性体72の一部が弾性部材15に付着し、弾性部材15と共に、接着剤層71上の粘性体72から上方に離間する。振動モータ1では、振動部14の上下方向の移動が繰り返されるに従って、接着剤層71上の粘性体72の一部が、徐々に弾性部材15へと移動する。換言すれば、振動部14の振動に伴って、振動部14から弾性部材15に粘性体72の一部が断続的に供給される。
以上に説明したように、振動モータ1は、カバー部11と、ベース部12と、磁石部13と、振動部14と、弾性部材15と、接着剤層71と、粘性体72と、を含む。ベース部12は、上下方向を向く中心軸J1に対して垂直に広がる。磁石部13は、ベース部12の上方において上下方向を向いて固定される。振動部14は、磁石部13と径方向に対向するコイル部41を有する。振動部14は、磁石部13の周囲に配置され、上下方向に振動する。カバー部11は、磁石部13および振動部14の上方および側方を覆い、ベース部12に固定される。弾性部材15は、カバー部11の上部内面と振動部14の上部との間にて磁石部13の周囲に配置される。弾性部材15は、カバー部11の上部内面から下方に向かうに従って径方向内方に向かう。接着剤層71は、振動部14の上面に固定され、弾性部材15の下方にて周方向に配置される。粘性体72は、接着剤層71の上面において周方向に配置され、弾性部材15と上下方向に対向する。粘性体72は、ペースト状である。粘性体72の上端部は、振動部14の上面44よりも上側に位置する。
振動モータ1では、弾性部材15が振動部14に近づいて間接的に接触する際に、粘性体72の一部が弾性部材15に付着する。このため、振動部14との間接的な接触により弾性部材15に生じる余分な振動数成分の振動、例えば、固有振動数以外の振動数成分の振動が、粘性体72の弾性作用により吸収される。換言すれば、弾性部材15に対する粘性体72の付着により、振動部14との間接的な接触により生じる弾性部材15の振動数成分のばらつきが低減され、弾性部材15の振動数を安定させることができる。その結果、振動部14を所望の振動数にて振動させることができ、振動モータ1の振動量を増大させることができる。当該所望の振動数は、例えば、弾性部材15の固有振動数である。なお、弾性部材15に対する粘性体72の付着により、上述の所望の振動数成分の振動も多少低減されるが、余分な振動数成分の振動が低減されることにより、全振動数成分に占める所望の振動数成分の割合は大きくなる。このため、上述のように、振動モータ1の振動量を増大させることができる。
また、振動モータ1では、弾性部材15が圧縮される際に、弾性部材15が接着剤層71に接触することにより、弾性部材15と振動部14との直接的な接触を防止または抑制することができる。これにより、弾性部材15と振動部14との衝突による騒音を抑制することができる。また、弾性部材15と振動部14との直接的な接触を防止するために、振動部14とは別部材のダンパを振動部14上に取り付ける場合に比べて、振動モータ1の部品点数および組み立て工数を低減することができる。その結果、振動モータ1の製造コストの増大を防止または抑制することができる。
振動モータ1では、接着剤層71の上面711が、径方向の全長に亘って上方に向かって凸状である。また、粘性体72は、接着剤層71の上面711の上端部に配置される。これにより、弾性部材15と接着剤層71との接触部よりも径方向外側の領域において、弾性部材15と接着剤層71の上面711との間に間隙が維持される。換言すれば、弾性部材15と粘性体72との過剰な接触が防止される。その結果、粘性体72が弾性部材15により押しつぶされて径方向外方へと飛散することを防止することができ、接着剤層71上における粘性体72の好適な保持を維持することができる。
上述のように、接着剤層71は環状であり、粘性体72も環状である。これにより、周方向の少なくともいずれかの位置において、接着剤層71上の粘性体72を弾性部材15に容易に付着させることができる。その結果、接着剤層71上の粘性体72を、より確実に弾性部材15に付着させることができる。
また、接着剤層71は、振動部14の上面44に設けられた環状の凹部441上に配置される。これにより、振動部14上への接着剤層71の形成を容易とすることができる。さらには、接着剤層71を振動部14上に位置精度良く配置することができる。
図8は、本発明の例示的な第2の実施形態に係る振動モータ1aを示す縦断面図である。振動モータ1aは、接着剤層71の形状および粘性体72の配置が図3に示す振動モータ1と異なる点を除き、振動モータ1と同様の構造を有する。以下の説明では、振動モータ1の構成と対応する振動モータ1aの構成に同符号を付す。
振動モータ1aでは、接着剤層71は、接着剤下部73と、突出部74と、を含む。接着剤下部73は、振動部14の上面44に固定される。接着剤下部73は、例えば、振動部14の上面44に設けられた環状の凹部441内に配置される。接着剤下部73は、中心軸J1に対して垂直に広がる上面を有する。接着剤下部73の上面は、中心軸J1に対して厳密に垂直である必要はなく、実質的に垂直であればよい。換言すれば、接着剤下部73は、中心軸J1に対して略垂直に広がる上面を有する。接着剤下部73の上面は、例えば、振動部14の上面44のうち接着剤下部73の周囲の部位と上下方向のおよそ同じ位置に位置する。突出部74は、接着剤下部73から上方に向かって突出する。粘性体72は、突出部74の上端部に配置される。接着剤下部73および突出部74は、弾性部材15の下方にて周方向に配置される。換言すれば、接着剤下部73および突出部74は、弾性部材15と上下方向に対向する。図8に示す例では、接着剤下部73および突出部74はそれぞれ環状である。
振動モータ1aでは、例えば、未硬化状態の接着剤が凹部441内に塗布されて硬化することにより接着剤下部73が形成され、接着剤下部73上に未硬化状態の接着剤が塗布されて硬化することにより突出部74が形成される。振動モータ1aの接着剤層71は、例えば、振動部14に接着剤を2回塗布することにより形成される。
振動部14が停止位置よりも上方へと移動して弾性部材15が圧縮される際には、弾性部材15が、接着剤層71上の粘性体72に接触する。また、弾性部材15は、接着剤層71の突出部74にも接触する。これにより、弾性部材15と突出部74との接触部よりも径方向外側において、弾性部材15と接着剤層71の上面711との間に間隙が維持される。粘性体72は、弾性部材15により押しつぶされて径方向外方へと飛散することなく、当該間隙に保持される。
振動モータ1aでは、図3に示す振動モータ1と同様に、弾性部材15が振動部14に間接的に接触する際に、粘性体72の一部が弾性部材15に付着する。これにより、弾性部材15の振動数を安定させることができる。その結果、振動部14を所望の振動数にて振動させることができ、振動モータ1aの振動量を増大させることができる。
振動モータ1aでは、接着剤層71が、接着剤下部73と、突出部74と、を含む。接着剤下部73は、中心軸J1に対して垂直に広がる上面を有する。突出部74は、接着剤下部73から上方に向かって突出する。粘性体72は、突出部74の上端部に配置される。振動モータ1aでは、弾性部材15が粘性体72よりも径方向内側にて突出部74に接触することにより、弾性部材15と粘性体72との過剰な接触による粘性体72の飛散を防止することができる。その結果、接着剤層71上における粘性体72の好適な保持を維持することができる。また、接着剤層71を形成する際に、接着剤の使用量を低減することができる。
図9は、本発明の例示的な第3の実施形態に係る振動モータ1bを示す縦断面図である。振動モータ1bは、接着剤層71の形状および粘性体72の配置が図8に示す振動モータ1aと異なる点を除き、振動モータ1aと同様の構造を有する。以下の説明では、振動モータ1aの構成と対応する振動モータ1bの構成に同符号を付す。
振動モータ1bでは、接着剤層71は、接着剤下部73と、外側突出部75と、を含む。接着剤下部73は、図8に示す振動モータ1aの接着剤下部73と同様の構成であり、中心軸J1に対して垂直に広がる上面を有する。接着剤下部73の上面は、中心軸J1に対して厳密に垂直である必要はなく、実質的に垂直であればよい。換言すれば、接着剤下部73は、中心軸J1に対して略垂直に広がる上面を有する。外側突出部75は、接着剤下部73から上方に向かって突出する。粘性体72は、外側突出部75の径方向内側に配置されて外側突出部75に接する。接着剤下部73および外側突出部75は、弾性部材15の下方にて周方向に配置される。換言すれば、接着剤下部73および外側突出部75は、弾性部材15と上下方向に対向する。図9に示す例では、接着剤下部73および外側突出部75はそれぞれ環状である。
振動モータ1bでは、例えば、未硬化状態の接着剤が凹部441内に塗布されて硬化することにより接着剤下部73が形成され、接着剤下部73上に未硬化状態の接着剤が塗布されて硬化することにより外側突出部75が形成される。振動モータ1bの接着剤層71は、例えば、振動部14に接着剤を2回塗布することにより形成される。
振動部14が停止位置よりも上方へと移動して弾性部材15が圧縮される際には、弾性部材15が、接着剤層71上の粘性体72に接触する。また、弾性部材15は、接着剤層71の外側突出部75にも接触する。これにより、弾性部材15と外側突出部75との接触部よりも径方向内側において、弾性部材15と接着剤層71の上面711との間に間隙が維持される。粘性体72は、弾性部材15により押しつぶされることなく、当該間隙に保持される。粘性体72は、外側突出部75に径方向内側から接しているため、弾性部材15との接触による粘性体72の径方向外方への移動が防止または抑制される。
振動モータ1bでは、図3に示す振動モータ1と同様に、弾性部材15が振動部14に間接的に接触する際に、粘性体72の一部が弾性部材15に付着する。これにより、弾性部材15の振動数を安定させることができる。その結果、振動部14を所望の振動数にて振動させることができ、振動モータ1bの振動量を増大させることができる。
振動モータ1bでは、接着剤層71が、接着剤下部73と、外側突出部75と、を含む。接着剤下部73は、中心軸J1に対して垂直に広がる上面を有する。外側突出部75は、接着剤下部73から上方に向かって突出する。粘性体72は、外側突出部75の径方向内側に配置されて外側突出部75に接する。振動モータ1bでは、弾性部材15が外側突出部75に接触することにより、弾性部材15と粘性体72との過剰な接触による粘性体72の飛散を防止することができる。また、弾性部材15との接触による粘性体72の径方向外方への移動を、防止または抑制することができる。その結果、接着剤層71上における粘性体72の好適な保持を維持することができる。さらに、接着剤層71を形成する際に、接着剤の使用量を低減することができる。
図10は、本発明の例示的な第4の実施形態に係る振動モータ1cを示す縦断面図である。振動モータ1cは、接着剤層71の形状および粘性体72の配置が図8に示す振動モータ1aと異なる点を除き、振動モータ1aと同様の構造を有する。以下の説明では、振動モータ1aの構成と対応する振動モータ1cの構成に同符号を付す。
振動モータ1cでは、接着剤層71は、接着剤下部73と、内側突出部76と、を含む。接着剤下部73は、図8に示す振動モータ1aの接着剤下部73と同様の構成であり、中心軸J1に対して垂直に広がる上面を有する。接着剤下部73の上面は、中心軸J1に対して厳密に垂直である必要はなく、実質的に垂直であればよい。換言すれば、接着剤下部73は、中心軸J1に対して略垂直に広がる上面を有する。内側突出部76は、接着剤下部73から上方に向かって突出する。粘性体72は、内側突出部76の径方向外側に配置されて内側突出部76に接する。接着剤下部73および内側突出部76は、弾性部材15の下方にて周方向に配置される。換言すれば、接着剤下部73および内側突出部76は、弾性部材15と上下方向に対向する。図10に示す例では、接着剤下部73および内側突出部76はそれぞれ環状である。
振動モータ1cでは、例えば、未硬化状態の接着剤が凹部441内に塗布されて硬化することにより接着剤下部73が形成され、接着剤下部73上に未硬化状態の接着剤が塗布されて硬化することにより内側突出部76が形成される。振動モータ1cの接着剤層71は、例えば、振動部14に接着剤を2回塗布することにより形成される。
振動部14が停止位置よりも上方へと移動して弾性部材15が圧縮される際には、弾性部材15が、接着剤層71上の粘性体72に接触する。また、弾性部材15は、接着剤層71の内側突出部76にも接触する。これにより、弾性部材15と内側突出部76との接触部よりも径方向外側において、弾性部材15と接着剤層71の上面711との間に間隙が維持される。粘性体72は、弾性部材15により押しつぶされることなく、当該間隙に保持される。
振動モータ1cでは、図3に示す振動モータ1と同様に、弾性部材15が振動部14に間接的に接触する際に、粘性体72の一部が弾性部材15に付着する。これにより、弾性部材15の振動数を安定させることができる。その結果、振動部14を所望の振動数にて振動させることができ、振動モータ1cの振動量を増大させることができる。
振動モータ1cでは、接着剤層71が、接着剤下部73と、内側突出部76と、を含む。接着剤下部73は、中心軸J1に対して垂直に広がる上面を有する。内側突出部76は、接着剤下部73から上方に向かって突出する。粘性体72は、内側突出部76の径方向外側に配置されて内側突出部76に接する。振動モータ1cでは、弾性部材15が内側突出部76に接触することにより、弾性部材15と粘性体72との過剰な接触による粘性体72の飛散を防止することができる。その結果、接着剤層71上における粘性体72の好適な保持を維持することができる。また、接着剤層71を形成する際に、接着剤の使用量を低減することができる。
図11は、本発明の例示的な第5の実施形態に係る振動モータ1dを示す縦断面図である。振動モータ1dは、接着剤層71が内側突出部76を含む点を除き、図9に示す振動モータ1bと同様の構造を有する。以下の説明では、振動モータ1bの構成と対応する振動モータ1dの構成に同符号を付す。
振動モータ1dでは、接着剤層71は、接着剤下部73と、外側突出部75と、内側突出部76と、を含む。内側突出部76は、図10に示す振動モータ1cの内側突出部76と同様の構成であり、接着剤下部73から上方に向かって突出する。内側突出部76の上端部は、例えば、外側突出部75の上端部よりも下方に位置する。外側突出部75および内側突出部76は、中心軸J1を中心として同心円状に配置される。粘性体72は、外側突出部75の径方向内側、かつ、内側突出部76の径方向外側に配置される。換言すれば、粘性体72は、外側突出部75と内側突出部76との間に配置される。粘性体72は、外側突出部75および内側突出部76に接する。
振動モータ1dでは、例えば、未硬化状態の接着剤が凹部441内に塗布されて硬化することにより接着剤下部73が形成され、接着剤下部73上に未硬化状態の接着剤が塗布されて硬化することにより外側突出部75が形成される。また、接着剤下部73上に未硬化状態の接着剤が塗布されて硬化することにより内側突出部76が形成される。振動モータ1dの接着剤層71は、例えば、振動部14に接着剤を3回塗布することにより形成される。
振動部14が停止位置よりも上方へと移動して弾性部材15が圧縮される際には、弾性部材15が、接着剤層71上の粘性体72に接触する。また、弾性部材15は、接着剤層71の内側突出部76にも接触する。これにより、弾性部材15と内側突出部76との接触部よりも径方向外側において、弾性部材15と接着剤層71の上面711との間に間隙が維持される。粘性体72は、弾性部材15により押しつぶされることなく、当該間隙に保持される。また、粘性体72は、外側突出部75に径方向内側から接しているため、弾性部材15との接触による粘性体72の径方向外方への移動が防止または抑制される。弾性部材15は、外側突出部75に接触してもよく、内側突出部76および外側突出部75の双方に接触してもよい。
振動モータ1dでは、図3に示す振動モータ1と同様に、弾性部材15が振動部14に間接的に接触する際に、粘性体72の一部が弾性部材15に付着する。これにより、弾性部材15の振動数を安定させることができる。その結果、振動部14を所望の振動数にて振動させることができ、振動モータ1dの振動量を増大させることができる。振動モータ1dでは、弾性部材15が外側突出部75および内側突出部76の少なくとも一方に接触することにより、弾性部材15と粘性体72との過剰な接触による粘性体72の飛散を防止することができる。また、弾性部材15との接触による粘性体72の径方向外方への移動を、外側突出部75により防止または抑制することができる。その結果、接着剤層71上における粘性体72の好適な保持を維持することができる。さらに、接着剤層71を形成する際に、接着剤の使用量を低減することができる。
振動モータ1では、接着剤層71および粘性体72は、周方向に配置されるのであれば、必ずしも環状である必要はない。振動部14の上面44に設けられる凹部441も、必ずしも環状である必要はない。振動モータ1a〜1dにおいても同様である。
図12は、振動モータの振動部14、接着剤層71および粘性体72の他の例を示す平面図である。図12に示すように、振動部14の上面44に複数の凹部441が周方向に断続的に設けられ、接着剤層71は、当該複数の凹部441上に配置される。図12に示す例では、接着剤層71は周方向に断続的に配置され、粘性体72も、接着剤層71上において周方向に断続的に配置される。これにより、接着剤層71を形成する接着剤、および、粘性体72の使用量を低減することができる。
なお、図12では、凹部441、接着剤層71および粘性体72の平面視における形状は略円形であるが、当該形状は様々に変更されてよい。また、凹部441、接着剤層71および粘性体72の数はそれぞれ4には限定されず、様々に変更されてよい。振動モータ1では、振動部14の上面44に設けられた環状の凹部441上に環状の接着剤層71が配置され、当該接着剤層71上において、粘性体72が周方向に断続的に配置されてもよい。振動モータ1a〜1dにおいても同様である。
上述の振動モータ1,1a〜1dでは、様々な変更が可能である。
図1ないし図5に示す振動モータ1では、振動部14が図3に示す停止位置に位置する状態において、弾性部材15が接着剤層71上の粘性体72に接触していてもよい。この場合、振動部14が停止位置よりも上方へと移動する際に、弾性部材15と接着剤層71上の粘性体との接触範囲が大きくなる。その後、振動部14が下方へと移動する際に、接着剤層71上の粘性体72の一部が弾性部材15に付着し、弾性部材15と共に、接着剤層71上の粘性体72から上方に離間する。図8ないし図11に示す振動モータ1a〜1dにおいても同様である。
磁石部13は、必ずしも1つの部材である必要はない。磁石部13は、例えば、上下方向を向く略円柱状の2つの磁石と、当該2つの磁石の間に位置するポールピースと、を含んでいてもよい。
振動部14および弾性部材15の構造および形状は、適宜変更されてよい。例えば、振動部14では、ヨーク43が省略され、質量部42の内周面にコイル部41が直接的に固定されてもよい。また、振動部14の上面44には、必ずしも凹部441が形成される必要はない。例えば、平面状の上面44上に接着剤層71が固定されてもよい。
振動モータ1,1a〜1dにおける各部材の取り付けや固定は、間接的であってもよい。例えば、弾性部材15のカバー部11への固定、カバー部11とベース部12との固定は、他の部材を介在させて行われてもよい。
上記実施の形態および各変形例における構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わされてよい。
本発明に係る振動モータは、様々な用途の振動モータとして利用可能である。好ましくは、携帯電話等の移動体通信装置の無音報知デバイスとして用いられる。
1,1a〜1d 振動モータ
11 カバー部
12 ベース部
13 磁石部
14 振動部
15 弾性部材
41 コイル部
44 (振動部の)上面
71 接着剤層
72 粘性体
73 接着剤下部
74 突出部
75 外側突出部
76 内側突出部
441 凹部
711 (接着剤層の)上面
J1 中心軸

Claims (10)

  1. 上下方向を向く中心軸に対して垂直に広がるベース部と、
    前記ベース部の上方において上下方向を向いて固定される磁石部と、
    前記磁石部と径方向に対向するコイル部を有し、前記磁石部の周囲に配置され、上下方向に振動する振動部と、
    前記磁石部および前記振動部の上方および側方を覆い、前記ベース部に固定されるカバー部と、
    前記カバー部の上部内面と前記振動部の上部との間にて前記磁石部の周囲に配置され、前記カバー部の前記上部内面から下方に向かうに従って径方向内方に向かう弾性部材と、
    前記振動部の上面に固定され、前記弾性部材の下方にて周方向に配置される接着剤層と、
    前記接着剤層の上面において周方向に配置され、前記弾性部材と上下方向に対向し、上端部が前記振動部の前記上面よりも上側に位置するペースト状の粘性体と、
    を備える、振動モータ。
  2. 前記接着剤層の上面が、径方向の全長に亘って上方に向かって凸状であり、
    前記粘性体が、前記接着剤層の前記上面の上端部に配置される、請求項1に記載の振動モータ。
  3. 前記接着剤層が、
    前記中心軸に対して垂直に広がる上面を有する接着剤下部と、
    前記接着剤下部から上方に向かって突出する突出部と、
    を備え、
    前記粘性体が、前記突出部の上端部に配置される、請求項1に記載の振動モータ。
  4. 前記接着剤層が、
    前記中心軸に対して垂直に広がる上面を有する接着剤下部と、
    前記接着剤下部から上方に向かって突出する外側突出部と、
    を備え、
    前記粘性体が、前記外側突出部の径方向内側に配置されて前記外側突出部に接する、請求項1に記載の振動モータ。
  5. 前記接着剤層が、
    前記中心軸に対して垂直に広がる上面を有する接着剤下部と、
    前記接着剤下部から上方に向かって突出する内側突出部と、
    を備え、
    前記粘性体が、前記内側突出部の径方向外側に配置されて前記内側突出部に接する、請求項1または4に記載の振動モータ。
  6. 前記接着剤層が環状であり、
    前記粘性体が環状である、請求項1ないし5のいずれかに記載の振動モータ。
  7. 前記接着剤層が、前記振動部の上面に設けられた環状の凹部上に配置される、請求項6に記載の振動モータ。
  8. 前記接着剤層が周方向に断続的に配置され、
    前記粘性体が周方向に断続的に配置される、請求項1ないし5のいずれかに記載の振動モータ。
  9. 前記接着剤層が、前記振動部の上面に周方向に断続的に設けられた複数の凹部上に配置される、請求項8に記載の振動モータ。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の前記振動モータを備える、移動体通信装置。
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