JP2017016268A - 画像認識装置、画像認識プログラム、画像認識方法 - Google Patents

画像認識装置、画像認識プログラム、画像認識方法 Download PDF

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Abstract

【課題】反射による識別図形の誤検出を低減する技術を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、対象物の種別を示す識別色を有する識別色領域と、識別色領域を包囲する形状と識別色に対して所定量だけ彩度が低い低彩度色を有する識別形状領域とを有する識別図形を含む領域を撮像する撮像部と、撮像部により撮像された撮像画像を取得する取得部と、識別図形を近似する識別図形モデルに基づいて撮像画像から識別図形候補を抽出する抽出部と、識別図形候補に識別形状領域が含まれるか否かを判定する形状判定部と、識別形状領域に包囲される領域内の色が識別色に一致するか否かを判定する色判定部と、識別色に一致する色の彩度が識別色に設定された彩度閾値以上である場合、識別図形候補を識別図形と判定する彩度判定部とを有する。
【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、画像を認識する技術に関する。
従来、商品に対して、この商品の種別を示す識別図形が印刷されたステッカーを貼り付け、識別図形を読み取ることにより商品の種別を判定することによって商品の会計を行う会計システムが知られている。ここで、ステッカーが貼り付けられる商品としては、例えば、食品が挙げられ、この場合、食品はその種別や鮮度を購入者が確認するために透過性を有するラップフィルムにより包装され、このラップフィルム上にステッカーが貼り付けられる。また、ラップフィルムに包装された食品は、更に透過性プラスチック製のケースに入れられた状態で会計される。ここで、会計システムは、ケース越しに食品に貼り付けられたステッカーをカメラによって撮像し、内蔵された画像認識装置によって撮像画像における識別図形を認識して食品の種別と数を判定し、この判定結果に基づいて合計金額を算出する。
また、関連する技術として、画像中の認識対象物の形状を認識する形状認識装置であって、認識対象物を疑似的に表したモデルにマスク領域を設定し、マスク領域の特徴量に基づいて、認識したい形状にモデルが最も適合するパラメータを決定する形状認識装置が知られている(特許文献1)。
特開平9−73544号公報
しかしながら、食品を包装するラップフィルムや食品が入れられるプラスチック製のケースは光の反射率が高く、これらの反射によって識別形状と類似した像が撮像され、識別図形の誤検出が生じるという問題があった。
本発明の実施形態は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、反射による識別図形の誤検出を低減する技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の実施形態は、対象物の種別を示す識別色を有する識別色領域と、該識別色領域を包囲する形状と前記識別色に対して所定量だけ彩度が低い低彩度色を有する識別形状領域とを有する識別図形を含む領域を撮像する撮像部と、前記撮像部により撮像された撮像画像を取得する取得部と、前記識別図形を近似する識別図形モデルに基づいて前記撮像画像から識別図形候補を抽出する抽出部と、前記識別図形候補に前記識別形状領域が含まれるか否かを判定する形状判定部と、前記識別形状領域に包囲される領域内の色が前記識別色に一致するか否かを判定する色判定部と、前記識別色に一致する色の彩度が該識別色に設定された彩度閾値以上である場合、前記識別図形候補を識別図形と判定する彩度判定部とを備える。
本実施の形態に係る会計処理装置の構成を示す概略図である。 撮像対象を示す概略図である。 識別図形を示す概略図である。 画像認識装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 画像認識装置の機能構成を示すブロック図である。 全体処理の動作を示すフローチャートである。 識別図形モデルを示す概略図である。 形状判定処理の動作を示すフローチャートである。 探索方向及び探索開始位置を示す概略図である。 探索処理の動作を示すフローチャートである。 探索範囲を示す概略図である。 色判定処理の動作を示すフローチャートである。 彩度判定処理の動作を示すフローチャートである。 削除処理の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
まず、本実施の形態に係る会計処理装置について説明する。図1は、本実施の形態に係る会計処理装置の構成を示す概略図である。図2は、撮像対象を示す概略図である。図3は、識別図形を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る会計処理装置は、商品の種別を判定し、また、商品の重量を判定することによって、商品の値段を算出するものであり、本体1、計量装置2、撮像装置3、表示装置4を備える。本体1は、その内部に後述する画像認識装置10の一部や画像認識装置10により判定された商品種別に基づいて値段を算出する算出装置を有する筐体である。計量装置2は、商品としての対象物9の重量を計量する。撮像装置3は、撮像範囲I内において、計量装置2上に載置された容器8内の対象物9を撮像するカメラである。表示装置4は、算出装置により算出された値段を表示するディスプレイである。
図2に示すように、対象物9は、食品90と、食品90を包装する透過性のラップフィルム91と、ラップフィルム91に貼り付けられたステッカー92とを有する。ここで、ステッカー92は、食品90の種別を示す識別図形が印刷される。対象物9は、容器8内に複数配置された上で計量装置2上に載置されるものとし、容器8内において安定した姿勢で配置されないような形状を有するものとする。ステッカー92は、撮像装置3の撮像方向に直交する平面を有する撮像領域Iに対して、印刷面が平行する場合において、食品90の種別を示す図形として最適な状態となるものとする。容器8は、例えば透過性プラスチックのような、所定の反射率を有する素材により構成され、同じ素材よりなる開閉可能な蓋部8aを有し、この蓋部8aが閉状態とされた状態において、つまり撮像装置3と対象物9との間に蓋部8aが存在する状態において対象物9が撮像されるものとする。この際、容器8は透過性を有するために蓋部8aを介してステッカー92は撮像装置3により撮像されるが、同時に蓋部8aに生じる反射や、ラップフィルム91に生じる反射も撮像され得る。
図3に示すように、ステッカー92に印刷された識別図形は、円形に形成され、この円の内周側から順に、識別色領域921、第1領域922、第2領域923を有する。識別色領域921は、識別図形の円形輪郭より所定距離だけ小さい半径を有する円形輪郭に対する同心円として形成された領域である。第1領域922は、識別色領域921の外周を包囲する所定幅の線として形成された領域である。第2領域923は、更に第1領域922の外周を包囲する所定幅の線として形成された領域である。第1領域922と第2領域923とにより識別形状領域を構成するものするが、この識別形状領域は、第1領域922または第2領域923のいずれか一方により構成されても良い。識別色領域921は食品90の種別毎に設定された複数種類の識別色のうちいずれかの識別色に着色され、第1領域922は識別色の種類に関わらず黒色に着色され、第2領域923は識別色の種類に関わらず白色に着色される。第1領域922及び第2領域923はステッカー92に印刷された図形が識別図形であることを示す識別形状を表現し、識別色領域921は識別図形に設定された識別色の種別、すなわち、食品90の種別を示す。なお、識別図形は、必ずしも円形である必要はなく、識別色に着色された領域と、この領域の外周を包囲する領域であって、識別色以外の色に着色された領域とを有し、少なくとも、互いに直交する2つの方向のそれぞれにおいて対称的であるような図形であれば良い。なお、識別色以外の色としては、全ての識別色よりも所定量だけ彩度が低く、且つ所定量だけ明度が異なるような色であれば良い。
次に、画像認識装置のハードウェア構成及び機能構成について説明する。図4は、画像認識装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図5は、画像認識装置の機能構成を示すブロック図である。
図4に示すように、画像認識装置10は、ハードウェアとして、本体1内部に備えられたCPU(Central Processing Unit)11、メモリ12、記憶装置13、撮像装置3及び表示装置4との通信を行う外部I/F(interface)14を備える。画像認識装置10は、これらCPU11、メモリ12、記憶装置13、外部I/F14と、本体1外部に備えられた撮像装置3とにより構成される。CPU11及びメモリ12は、協働して各種機能を実行し、記憶装置13は各種機能により実行される処理に用いられる各種データを記憶する。
図5に示すように、画像認識装置10は、機能として、取得部111、補正部112、抽出部113、形状判定部114、色判定部115、彩度判定部116、削除部117、出力部118を備える。取得部111は、撮像装置3により撮像された撮像画像を取得する。補正部112は、撮像装置3のレンズによって生じる撮像画像の歪みを補正する。抽出部113は、補正部112により補正された画像から識別図形の候補である識別図形候補を抽出する。形状判定部114は、識別図形候補における識別形状の有無を判定する。色判定部115は、識別図形候補における第1領域922内の色がいずれの識別色に該当するかを判定する。削除部115は、識別色を有すると判定された識別図形が他の識別図形と近接しているか否かを判定する。出力部118は、撮像画像に識別図形が含まれるか否かの結果、含まれる場合は識別図形における識別色を出力する。これらの出力結果は、詳述しない算出装置によって値段の算出に用いられる。
次に、画像認識装置の動作について説明する。図6は、全体処理の動作を示すフローチャートである。図7は、識別図形モデルを示す図である。
図6に示すように、まず、取得部111は、外部I/F14を介して、撮像装置3により撮像された撮像画像を取得する(S101)。次に、補正部112は、取得部111により取得された撮像画像において、撮像装置3のレンズの特性によって生じた歪みを補正して補正画像として出力する(S102)。
撮像画像の補正後、抽出部113は、補正画像に基づいて分離度マップを作成し(S103)、この分離度マップに基づいて識別図形候補を抽出する(S104)。分離度マップは、識別図形モデルを用いて作成される。この識別図形モデルは、識別図形の特徴を示すように、識別図形に近似させた図形であり、図7に示すように、識別色領域921に近似させた内側領域と、第1領域922及び第2領域923に近似させた外側領域とを含む。抽出部113は、このような識別図形モデルによって特徴量抽出領域を設定して、補正画像において予め設定された範囲内の全画素に対して分離度を算出して分離度マップを作成する。また、抽出部113は、作成した分離度マップにおいて予め設定された閾値以上の分離度を持つ画素を識別図形候補として抽出する。なお、識別図形候補の抽出は、例えば、識別図形モデルを用いたパターンマッチングなどによってなされても良い。また、識別図形モデルに基づいた識別図形候補の抽出においては、抽出された識別図形候補にその中心点が設定されるものとする。
識別図形候補の抽出後、形状判定部114は、補正画像から識別図形候補が抽出されたか否かを判断する(S105)。
識別図形候補が抽出された場合(S105,YES)、形状判定部114は、後述する形状判定処理を実行する(S106)。この形状判定処理によれば、識別図形候補に対して識別図形の有無が判定され、識別図形を有さない識別図形候補が除外される。次に、色判定部115は、形状判定処理により除外されない識別図形候補が存在するか否かを判断する(S107)。
識別図形候補が存在する場合(S107,YES)、色判定部115は、後述する色判定処理を実行する(S108)。この色判定処理によれば、識別色領域の色が識別色に一致する識別図形候補が識別図形と判定される。次に、削除部117は、色判定処理により判定された識別図形が存在するか否かを判断する(S109)。
識別図形が存在する場合(S109,YES)、削除部117は、後述する削除処理を実行する(S110)。この削除処理は、互いに重なった状態でステッカー92がラップフィルム91に貼り付けられたような場合を想定した処理であり、削除処理によれば極端に近接した識別図形のうち一方を削除する。削除処理の実行後、出力部118は、画像認識装置10による判定結果として、撮像画像における識別図形の有無を示す情報、及び識別図形により示される識別色の種別を出力し(S111)、処理を終了する。
一方、識別図形が存在しない場合(S109,NO)、出力部118は、判定結果として、撮像画像において識別図形が含まれないことを示す情報を出力する(S111)。
また、ステップS107の判断において、識別図形候補が存在しない場合(S107,NO)、出力部118は、判定結果として、撮像画像において識別図形が含まれないことを示す情報を出力する(S111)。
また、ステップS105の判断において、識別図形候補が存在しない場合(S105,NO)、出力部118は、判定結果として、撮像画像において識別図形が含まれないことを示す情報を出力する(S111)。
次に、形状判定処理について説明する。図8は、形状判定処理の動作を示すフローチャートである。図9は、探索方向及び探索開始位置を示す概略図である。
図8に示すように、まず、形状判定部114は、抽出部113に抽出された少なくとも1つ以上の識別図形候補のうち、未選択の識別図形候補を選択し(S201)、選択した識別図形候補に対して、探索開始位置S(X,Y)を初期値に設定する(S202)。図9に示すように、この探索開始位置Sは、複数の探索方向(1)〜(8)への探索の起点となる位置であり、識別図形候補の中心点C(X0,Y0)に対して、画素のx軸方向及びy軸方向のそれぞれにおいて所定の値Lだけ加算及び減算した4つの位置(X0−L,Y0−L),(X0+L,Y0−L),(X0−L,Y0+L),(X0+L,Y0+L)により画成された矩形の探索領域E内に設定される。具体的には、この探索領域E内においてx軸方向及びy軸方向それぞれの座標値が最小である座標(X,Y)が探索開始位置Sの初期値に設定される。
次に、形状判定部114は、後述する探索処理を実行する(S203)。この探索処理は、探索開始位置Sを起点として、予め設定された複数の探索方向(1)〜(8)を探索し、第1領域922を構成する黒画素、第2領域923を構成する白画素、更に後述する低彩度画素数を検出する処理である。
探索処理の実行後、形状判定部114は、選択している識別図形候補について、探索処理によって検出された画素の総数が最大である場合は検出された画素の総数を更新し(S204)、Xをインクリメントし(S205)、XがX0+L以下であるか否かを判断する(S206)。
XがX0+R以下ではない場合(S206,NO)、形状判定部114は、XをX0−Lに設定してYをインクリメントし(S207)、YがY0+L以下であるか否かを判断する(S208)。
YがY0+L以下ではない場合(S208,NO)、形状判定部114は、除外処理を実行する(S209)。この除外処理は、予め設定した条件に適合しない識別図形候補を全ての識別図形候補から除外する処理である。除外処理において、形状判定部114は、ステップS204において他の探索開始位置に基づく探索処理と比較して最大値となるように更新された検出画素の総数、具体的には、総白画素数、総黒画素数、総低彩度画素数それぞれについて、これらそれぞれの画素数に個別に設定された閾値との比較を行う。この比較において、閾値を下回る総画素数が少なくとも1つ存在する場合、形状判定部114は、選択している識別図形候補を識別図形候補から除外する。
除外処理の実行後、形状判定部114は、全ての識別図形候補のうち、未選択の識別図形候補が存在するか否かを判断する(S210)。
未選択の識別図形候補が存在しない場合(S210,NO)、形状判定部114は、形状判定処理を終了する。
一方、未選択の識別図形候補が存在する場合(S210,YES)、形状判定部114は、再度、未選択の識別図形候補を選択する(S201)。
また、ステップS208において、YがY0+L以下である場合(S208,YES)、形状判定部114は、再度、探索処理を実行する(S203)。
また、ステップS206において、XがX0+L以下である場合(S206,YES)、形状判定部114は、再度、探索処理を実行する(S203)。
次に、探索処理の動作について説明する。図10は、探索処理の動作を示すフローチャートである。図11は、探索範囲を示す概略図である。
図10に示すように、まず、形状判定部114は、設定された探索開始位置Sを起点として探索するために予め設定された複数の探索方向のうち、未選択の探索方向を選択する(S301)。複数の探索方向としては、図9に示したように互いに対向する探索方向の組(例えば(1)と(5))を複数有するものであれば良く、例えば4方向、16方向、32方向であっても良い。なお、探索方向の数は、白画素、黒画素、高彩度画素の検出精度と、1つの撮像画像に掛かる処理時間とに基づいて設定される。例えば、16方向と32方向とによる探索処理を比較し、その検出精度に差異がない場合、より処理時間が短い16方向による探索処理が採用される。
次に、形状判定部114は、白画素探索範囲Wを設定する(S302)。図11に示すように、この白画素探索範囲Wは、選択された探索方向において、探索開始位置Sを起点として外径方向へ向かう探索方向において、識別図形の半径Rの位置から外径方向及び内径方向に所定距離だけ離れた位置の間に設定される。
白画素探索範囲Wの設定後、形状判定部114は、白画素探索範囲W内に白画素が存在するか否かを判断する(S303)。この判断において、形状判定部114は、画素を構成する構成色(RGB)全ての明度が所定の閾値以上である場合に、当該画素を白画素と判断する。
白画素が存在する場合(S303,YES)、形状判定部114は、黒画素探索範囲Bを設定する(S304)。この黒画素探索範囲Bは、選択された探索方向において、白画素の位置から外径方向及び内径方向に所定距離だけ離れた位置の間に設定される。
黒画素探索範囲Bの設定後、形状判定部114は、黒画素探索範囲B内に黒画素が存在するか否かを判断する(S305)。この判断において、形状判定部114は、画素を構成する構成色全ての明度が所定の閾値以下である場合に、当該画素を黒画素と判断する。なお、この判断において用いられる閾値は、白画素が存在するか否かを判断するのに用いられる閾値よりも所定値だけ小さい値とする。
黒画素が存在する場合(S305,YES)、形状判定部114は、黒画素と判断した画素について、彩度値を算出する(S306)。ここで、彩度値rgb_sは、画素を構成する構成色のうち明度が最大であるものの明度値をrgb_max、最小であるものの明度値をrgb_minとし、与えられた値のうち最大値を返す関数をmax(値1,値2,…)とし、撮像画像の明るさに基づいて設定される閾値をbrightness_val_thrとした場合、rgb_s=((rgb_max−rgb_min)×255)/max(rgb_max,brightness_val_thr)により求められる。なお、brightness_val_thrは、rgb_maxが0である場合の0による除算を防止するために設定される。また、255は画素の階調である。
黒画素の彩度値を算出後、形状判定部114は、識別形状領域、具体的には第1領域922に設定された第1彩度閾値以下であるか否かを判断する(S307)。
彩度値が第1彩度閾値以下である場合(S307,YES)、形状判定部114は、形状判定処理により選択された探索開始位置について、検出した白画素数、黒画素数及び彩度値が彩度閾値以下の黒画素である低彩度画素数を累積加算し(S308)、複数の探索方向のうち、未選択の探索方向が存在するか否かを判断する(S309)。
未選択の探索方向が存在しない場合(S309,NO)、形状判定部114は、探索処理を終了する。
一方、未選択の探索方向が存在する場合(S309,YES)、形状判定部114は、再度、未選択の探索方向を選択する(S301)。
また、ステップS307において、彩度値が第1彩度閾値以下ではない場合(S307,NO)、形状判定部114は、形状判定処理により選択された探索開始位置について、検出した白画素数及び黒画素数を累積加算し(S310)、未選択の探索方向が存在するか否かを判断する(S309)。
また、ステップS305において、黒画素が存在しない場合(S305,NO)、形状判定部114は、白画素数を累積加算し(S311)、未選択の探索方向が存在するか否かを判断する(S309)。
また、ステップS303において、白画素が存在しない場合(S303,NO)、形状判定部114は、再度、未選択の探索方向を選択する(S301)。
上述したように、形状判定処理及び探索処理によれば、選択した識別図形候補について、探索開始位置を変更しながら複数の探索方向における白画素、黒画素を検出することによって、ステッカーの貼り付け位置や対象物の姿勢により生じる識別図形の傾きが存在する場合であっても、識別図形を検出することができる。また、検出した黒画素について、その彩度を閾値と比較することにより、ラップフィルムや容器による反射による識別図形の誤検出を低減することができる。
次に、色判定処理の動作について説明する。図12は、色判定処理の動作を示すフローチャートである。
図12に示すように、まず、色判定部115は、抽出部113に抽出され、除外処理により除外されていない、少なくとも1つ以上の識別図形候補のうち、未選択の識別図形候補を選択し(S401)、選択した識別図形候補の識別色領域における画素のうち、未選択の画素を選択する(S402)。ここで、色判定部115は、識別色領域の画素として、探索処理によって検出された画素の総数が最大となるような探索開始位置Sを中心とした矩形範囲内の画素を選択する。
次に、色判定部115は、未選択の色情報を選択する(S403)。この色情報は、識別色を定義するRGB値であり、1つの識別色に対して複数の色情報が対応付けられる。識別色を5色とし、1つの識別色に対応する色情報が30種設定される場合、色判定部115は、150種の色情報のうち未選択の色情報を1つ選択する。
次に、色判定部115は、選択した画素の構成色と色情報とのRGB毎の差分を算出し(S404)、算出したこれらの差分全てがRGB毎に設定された明度閾値未満であるか否かを判断する(S405)。この明度閾値は、識別色に対応してRGB毎に設定された3つの明度値である。これら明度値をR_th、G_th、B_thとし、RGB毎の差分をR_diff、G_diff、B_diffとした場合、色判定部115は、ステップS405においてR_th>|R_diff|かつG_th>|G_diff|かつB_th>|B_diff|であるかを判断する。
差分が明度閾値未満である場合(S405,YES)、色判定部115は、明度閾値未満であると判断した差分に基づいて色差分を算出する(S406)。この色差分をdiffとした場合、diff=(|R_diff|+|G_diff|+|B_diff|)/3により求められる。すなわち、色差分は、選択した画素の構成色と色情報とのRGB毎の差の平均値である。
次に、色判定部115は、未選択の色情報が存在するか否かを判断する(S407)。
未選択の色情報が存在しない場合(S407,NO)、色判定部115は、選択している画素と、この画素について算出した色差分と、この色差分を算出する際に画素と比較した色情報が属する識別色とを対応付けて記憶し(S408)、未選択の画素が存在するか否かを判断する(S409)。
未選択の画素が存在しない場合(S409,NO)、色判定部115は、色差分、識別色と対応付けられた画素を、色差分順にソートし(S410)、中央値以下となる画素に対応付けられた識別色を集計し(S411)、集計した識別色の最大数が他の識別色数(総集計数−最大数)以上であるか否かを判断する(S412)。
最大数が他の識別色数以上である場合(S412,YES)、色判定部115は、識別図形候補に最大数となる識別色を設定し(S413)、彩度判定部116が後述する彩度判定処理を実行する(S414)。この彩度判定処理は、選択した識別図形候補の識別色領域の色について、その彩度に基づいて、ラップフィルム91や容器8による反射に起因するものであるか否かを判定する処理である。
彩度判定処理の実行後、色判定部115は、未選択の識別図形候補が存在するか否かを判断する(S415)。
未選択の識別図形候補が存在しない場合(S415,NO)、色判定部115は、色判定処理を終了する。
一方、未選択の識別図形候補が存在する場合(S415,YES)、色判定部115は、再度、未選択の識別図形候補を選択する(S401)。
また、ステップS412において、最大数が他の識別数以上ではない場合(S412,NO)、色判定部115は、未選択の識別図形候補が存在するか否かを判断する(S415)。
また、ステップS409において、未選択の画素が存在する場合(S409,YES)、色判定部115は、再度、未選択の画素を選択する(S402)。
また、ステップS407において、未選択の色情報が存在する場合(S407,YES)、色判定部115は、再度、未選択の色情報を選択する(S403)。
また、ステップS405において、差分が明度閾値未満ではない場合(S405,NO)、色判定部115は、未選択の色情報が存在するか否かを判断する(S407)。
次に、彩度判定処理の動作について説明する。図13は、彩度判定処理の動作を示すフローチャートである。
図13に示すように、まず、彩度判定部116は、選択されている識別図形候補において探索処理によって検出された画素の総数が最大となるような探索開始位置Sを中心とした矩形範囲内の全ての画素について、各画素の構成色毎に矩形範囲内の明度の平均値を算出し(S501)、算出した平均値に基づいて平均彩度値rgb_ave_sを算出する(S502)。ここで、平均彩度値rgb_ave_sは、画素を構成する構成色のうち最大の平均値をrgb_ave_max、最小の平均値をrgb_ave_minとした場合、rgb_ave_s=((rgb_ave_max−rgb_ave_min)×255)/max(rgb_ave_max,brightness_val_thr)により算出される。
次に、彩度判定部116は、平均彩度値が予め設定された第2彩度閾値以上であるか否かを判断する(S503)。ここで、第2彩度閾値は、第1彩度閾値よりも所定値だけ大きい値に設定され、また、複数の識別色それぞれに対応して設定されているものとし、平均彩度値は選択されている識別図形候補に設定された識別色に対応する第2彩度閾値と比較される。
平均彩度値が第2彩度閾値以上である場合(S503,YES)、彩度判定部116は、選択されている識別図形候補を識別図形と判定する(S504)。
一方、平均彩度値が第2彩度閾値以上ではない場合(S503,NO)、彩度判定部116は、彩度判定処理を終了する。
上述したように、色判定処理によれば、識別図形における識別色領域が複数の識別色のうち、いずれの識別色に着色されているかを判定することができる。また、複数の色情報を用いることによって、対象物への照射光の強さや色の変化に対応することができる。彩度判定処理によれば、色判定処理により判定された識別色がラップフィルムや容器による反射に起因するものであるか否か、即ち、検出された識別図形が誤検出によるものであるか否かを判定することができる。
次に、削除処理の動作について説明する。図14は、削除処理の動作を示すフローチャートである。
図14に示すように、まず、削除部117は、未選択の識別図形を選択し(S601)、選択した識別図形から所定距離内に他の識別図形が存在するか否かを判断する(S602)。ここで削除部117は、選択した識別図形の中心からその直径距離内に、他の識別図形の中心が存在するか否かを判断し、識別図形の中心としては、当該識別図形について探索処理によって検出された画素の総数が最大となるような探索開始位置Sが用いられる。
他の識別図形が存在する場合(S602,YES)、削除部117は、自差分が他差分より大きいか否かを判断する(S603)。ここで自差分とは、選択した識別図形について、色判定処理により判定された識別色と識別色領域における画素との相違度を示す。この相違度として、探索処理によって検出された画素の総数が最大となるような探索開始位置Sを中心とした矩形範囲内の全ての画素の色の平均と、識別図形に設定された識別色に対応付けられた色情報それぞれとの差分のうち、最小の差分が用いられる。また、他差分は、他の識別図形について、自差分と同様に算出したものである。
自差分が他差分より大きくない場合(S603,NO)、削除部117は、自差分が他差分より小さいか否かを判断する(S604)。
自差分が他差分より小さくない場合(S604,NO)、削除部117は、未選択の識別図形が存在するか否かを判断する(S605)。
未選択の識別図形が存在しない場合(S605,NO)、削除部117は、削除処理を終了する。
一方、未選択の識別図形が存在する場合(S605,YES)、削除部117は、再度、未選択の識別図形を選択する(S601)。
また、ステップS604において、自差分が他差分より小さい場合(S604,YES)、削除部117は、他の識別図形を削除し(S606)、未選択の識別図形が存在するか否かを判断する(S605)。
また、ステップS603において、自差分が他差分より大きい場合(S603,YES)、削除部117は、選択した識別図形を削除し(S607)、未選択の識別図形が存在するか否かを判断する(S605)。
上述したように、削除処理によれば、撮像画像において、識別図形同士が近接している場合、例えば、ステッカーが重なった状態となっているような場合に、判定された識別色との相違度に基づいて、一方の識別図形が削除される。このような処理によれば、対象物に多重にステッカーが貼り付けられているような場合に1つの対象物に対して重複して識別図形を検出することを回避することができる。
本実施の形態において、画像認識プログラムは上述した画像認識装置の内部に予めインストールされているものとして記載したが、本発明における画像認識プログラムは記憶媒体に記憶されたものも含まれる。ここで記憶媒体とは、磁気テープ、磁気ディスク(ハードディスクドライブ等)、光ディスク(CD−ROM、DVDディスク等)、光磁気ディスク(MO等)、フラッシュメモリ等、画像認識装置に対し脱着可能な媒体や、さらにネットワークを介することで伝送可能な媒体等、上述した画像認識装置としてのコンピュータで読み取りや実行が可能な全ての媒体をいう。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 画像認識装置、111 取得部、113 抽出部、114 形状判定部、115 色判定部、116 彩度判定部、117 削除部。

Claims (7)

  1. 対象物の種別を示す識別色を有する識別色領域と、該識別色領域を包囲する形状と前記識別色に対して所定量だけ彩度が低い低彩度色を有する識別形状領域とを有する識別図形を含む領域を撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された撮像画像を取得する取得部と、
    前記識別図形を近似する識別図形モデルに基づいて前記撮像画像から識別図形候補を抽出する抽出部と、
    前記識別図形候補に前記識別形状領域が含まれるか否かを判定する形状判定部と、
    前記識別形状領域に包囲される領域内の色が前記識別色に一致するか否かを判定する色判定部と、
    前記識別色に一致する色の彩度が該識別色に設定された彩度閾値以上である場合、前記識別図形候補を識別図形と判定する彩度判定部と
    を備える画像認識装置。
  2. 前記形状判定部は、前記識別図形候補の中心を含む領域内の各位置を起点として選択し、該起点からの複数方向について、前記起点から所定距離だけ離間した範囲における低彩度色の画素を探索することにより、前記識別図形候補に前記識別形状領域が含まれるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の画像認識装置。
  3. 前記低彩度色は前記識別色に対して所定量以上明度が低い色であり、
    前記形状判定部は、所定の明度閾値未満であり、且つ前記識別形状領域に設定された彩度閾値以下である画素を前記低彩度色の画素として探索することを特徴とする請求項2に記載の画像認識装置。
  4. 前記色判定部は、前記識別形状領域に包囲される領域内の色と、前記識別色に対応付けられた複数の色情報それぞれとを比較し、該領域内の色といずれかの色情報との色の差が所定の色判定閾値未満である場合、前記識別形状領域に包囲される領域内の色が前記識別色に一致すると判定することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の画像認識装置。
  5. 前記識別図形から所定距離内に他の識別図形がある場合、前記識別図形における識別色領域の色と該識別図形について一致すると判定された識別色との相違度と、前記他の識別図形における識別色領域の色と該他の識別図形について一致すると判定された識別色との相違度を比較し、相違度がより高い識別図形を削除する削除部を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の画像認識装置。
  6. 対象物の種別を示す識別色を有する識別色領域と、該識別色領域を包囲する形状と前記識別色に対して所定量だけ彩度が低い低彩度色を有する識別形状領域とを有する識別図形を含む領域が撮像された撮像画像を撮像装置より取得し、
    前記識別図形を近似する識別図形モデルに基づいて前記撮像画像から識別図形候補を抽出し、
    前記識別図形候補に前記識別形状領域が含まれるか否かを判定し、
    前記識別形状領域に包囲される領域内の色が前記識別色に一致するか否かを判定し、
    前記識別色に一致する色の彩度が該識別色に設定された彩度閾値以上である場合、前記識別図形候補を識別図形と判定する
    処理をコンピュータに実行させる画像認識プログラム。
  7. コンピュータが、
    対象物の種別を示す識別色を有する識別色領域と、該識別色領域を包囲する形状と前記識別色に対して所定量だけ彩度が低い低彩度色を有する識別形状領域とを有する識別図形を含む領域が撮像された撮像画像を撮像装置より取得し、
    前記識別図形を近似する識別図形モデルに基づいて前記撮像画像から識別図形候補を抽出し、
    前記識別図形候補に前記識別形状領域が含まれるか否かを判定し、
    前記識別形状領域に包囲される領域内の色が前記識別色に一致するか否かを判定し、
    前記識別色に一致する色の彩度が該識別色に設定された彩度閾値以上である場合、前記識別図形候補を識別図形と判定する画像認識方法。
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