JP2017008598A - External wall insulation structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、外壁断熱構造に関する。 The present invention relates to an outer wall heat insulating structure.
下記特許文献1には、ユニット式建物の断熱構造が開示されている。このユニット式建物の外壁断熱構造では、大梁と外壁面材との間に断熱材が挟まれるように設けられている。この断熱材は、一方側が外壁フレームに取り付けられかつ他方側が大梁のウェブの屋外側面に当接する部分と、天井大梁と床大梁との間に配置されかつ内壁側に配置された部分と、が一体的に形成されている。 The following Patent Document 1 discloses a heat insulating structure for a unit type building. In the outer wall heat insulating structure of this unit type building, the heat insulating material is provided between the large beam and the outer wall surface material. This heat insulating material has one part attached to the outer wall frame on one side and the part abutting the outdoor side surface of the web of the large beam, and the part disposed between the ceiling large beam and the floor large beam and disposed on the inner wall side. Is formed.
しかしながら、上記特許文献1に開示された外壁断熱構造では、断熱材は外壁フレームに取り付けられた部分と内壁側に配置された部分とが一体的に形成されており、組み付け時に発生する組み付け誤差を吸収する構造が設けられていない。このため、断熱材組み付け時の作業効率が悪化し生産性が低下する可能性がある。 However, in the outer wall heat insulating structure disclosed in Patent Document 1, the heat insulating material is formed integrally with a portion attached to the outer wall frame and a portion arranged on the inner wall side, and an assembling error that occurs during assembling is eliminated. Absorbing structure is not provided. For this reason, the work efficiency at the time of a heat insulating material assembly | attachment may deteriorate and productivity may fall.
本発明は上記問題を考慮し、生産性を向上させることができる外壁断熱構造を得ることが目的である。 In view of the above problems, an object of the present invention is to obtain an outer wall heat insulating structure capable of improving productivity.
第1の態様に係る外壁断熱構造は、建物ユニットの大梁に固定され、外壁面材を支持する外壁フレームと、前記外壁フレームの屋内側に離間して配置され、内壁面材を支持する内壁フレームと、前記外壁フレームと前記内壁フレームとの間に設けられると共に、板状に形成されかつ屋外側面が前記大梁のウェブにおける屋外側面よりも屋内側に配置され、前記外壁フレームと前記内壁フレームとの間を断熱する第一断熱材と、前記大梁のウェブにおける屋外側面に当接すると共に、板状に形成されかつ一方の端部が前記第一断熱材の端部と水平方向で重なるように配置され、外壁面材と大梁との間を断熱する第二断熱材と、弾力性を有すると共に、前記第一断熱材の端部とこれに対向する前記第二断熱材の一方の端部とに狭持されることで前記第一断熱材の端部と前記第二断熱材の一方の端部との隙間をシールするシール材と、を有している。 The outer wall heat insulating structure according to the first aspect includes an outer wall frame that is fixed to a large beam of a building unit and supports an outer wall surface material, and an inner wall frame that is spaced apart on the indoor side of the outer wall frame and supports the inner wall surface material. And is provided between the outer wall frame and the inner wall frame, is formed in a plate shape, and the outdoor side surface is disposed on the indoor side with respect to the outdoor side surface of the web of the large beam, and the outer wall frame and the inner wall frame A first heat insulating material that insulates the space, and abuts on the outdoor side surface of the web of the large beam, is formed in a plate shape, and is disposed so that one end portion thereof overlaps the end portion of the first heat insulating material in the horizontal direction. A second heat insulating material that insulates between the outer wall surface material and the girder, and has elasticity, and is narrowed between an end portion of the first heat insulating material and one end portion of the second heat insulating material facing the second heat insulating material. Previously by being held It has a sealing member for sealing a gap between one end of the second heat insulating material between the end portion of the first insulation, a.
第2の態様に係る外壁断熱構造は、第1の態様に係る外壁断熱構造において、前記シール材は、前記大梁の長手方向に沿って連続して設けられている。 The outer wall heat insulating structure according to a second aspect is the outer wall heat insulating structure according to the first aspect, wherein the sealing material is continuously provided along the longitudinal direction of the large beam.
第1の態様によれば、第一断熱材と第二断熱材との間には、弾力性を有するシール材が設けられている。したがって、組み付け誤差によって第一断熱材と第二断熱材との関係が設定どおりにならなくても、シール材の弾力によって組み付け誤差を吸収することができる。このため、断熱材組み付け時の作業効率を向上させることができる。 According to the 1st aspect, the sealing material which has elasticity is provided between the 1st heat insulating material and the 2nd heat insulating material. Therefore, even if the relationship between the first heat insulating material and the second heat insulating material does not become as set due to the assembling error, the assembling error can be absorbed by the elasticity of the sealing material. For this reason, the work efficiency at the time of assembly | attaching a heat insulating material can be improved.
第2の態様によれば、第一断熱材と第二断熱材との間に設けられるシール材は、大梁の長手方向に沿って連続して設けられていることから、第一断熱材と第二断熱材との間はシール材によって隙間ができない構成となる。これにより、断熱性能を一層向上させることができる。 According to the second aspect, since the sealing material provided between the first heat insulating material and the second heat insulating material is provided continuously along the longitudinal direction of the large beam, the first heat insulating material and the second heat insulating material The gap between the two heat insulating materials is not possible due to the sealing material. Thereby, heat insulation performance can be improved further.
以上説明したように、本発明に係る外壁断熱構造は、生産性を向上させることができるという優れた効果を有する。 As described above, the outer wall heat insulating structure according to the present invention has an excellent effect that productivity can be improved.
以下、図1〜3を用いて、本発明に係る外壁断熱構造の一実施形態について説明する。 Hereinafter, an embodiment of an outer wall heat insulating structure according to the present invention will be described with reference to FIGS.
図1に示されるように、図示しない基礎上に複数載置されることで建物を構成する建物ユニット10は、直方体状を成している。なお、図1は本実施形態の構成をわかりやすくするため、外壁部12に設けられる外壁面材14(図2参照)を省略して表現している。この建物ユニット10の四隅には、それぞれ外柱16が配設されている。外柱16は平面視で四角筒状の角形鋼により形成されている。建物ユニット10の外柱16の上端部は4本の天井大梁18によってそれぞれ連結されている。また、外柱16の下端部は4本の床大梁20によってそれぞれ連結されている。さらに、天井大梁18及び床大梁20は建物の高さ方向に沿って切断したときの断面形状がコ字状を成す溝形鋼により形成されている(図2参照)。
As shown in FIG. 1, the
一方の外柱16から他方の外柱16に亘って、外壁部12が設けられている。この外壁部12は、図2に示されるように、外壁面材14と、外壁フレーム22と、内壁フレーム24と、第一断熱材としての壁内断熱材26と、内壁面材28とを含んで構成されている。
An
外壁フレーム22は、建物上下方向に延設された外壁縦フレーム30と、水平方向に延設された外壁横フレーム32とで略矩形状に形成されている(図1参照)。この外壁縦フレーム30及び外壁横フレーム32は、鋼鉄製とされている。
The
外壁縦フレーム30は、天井大梁18(床大梁20)の長手方向に沿って間隔を持って複数設けられている。そして、それぞれの外壁縦フレーム30の建物上下方向の両側の端部34には、外壁横フレーム32がそれぞれ結合されている。この外壁横フレーム32は、一つの建物ユニット10における一方の外柱16からこれに対向する他方の外柱16に亘って延設されており、横フレーム立壁部36と横フレーム底壁部38とで長手方向に直交する断面がL字状に形成されている。
A plurality of outer wall
外壁縦フレーム30の建物上側の端部34に取り付けられた外壁横フレーム32の横フレーム底壁部38における建物上側面には、取付部材としての取付ブラケット40が複数間隔を開けて設けられている。この取付ブラケット40は、ブラケット底壁部42とブラケット立壁部44とで長手方向に直交する断面がL字状に形成されている。ブラケット底壁部42の建物下側面と外壁横フレーム32の横フレーム底壁部38における建物上側面とが溶接等の図示しない結合手段によって結合されている。
ブラケット立壁部44には、板厚方向に締結孔46が形成されている。そして、ブラケット立壁部44の屋内側面が天井大梁18のウェブ48における屋外側面51と当接されると共に、天井大梁18のウェブ48の板厚方向に貫通された貫通孔50とブラケット立壁部44の締結孔46とにボルト52を挿通させてナット54で締結することで取付ブラケット40引いては外壁フレーム22が天井大梁18に固定されている。なお、外壁縦フレーム30の屋内側の端面56は、天井大梁18のウェブ48より屋内側に配置されている。
A
外壁縦フレーム30における端部34の屋内側には、切り欠き部58が形成されている。この切り欠き部58は、外壁縦フレーム30の長手方向に沿って設けられており、外壁縦フレーム30の屋内側の端面56に対して屋外側かつ略平行とされた屋内側端面としての切り欠き部側端面60と、切り欠き部側端面60の下端部から略水平方向に沿って端面56へと延設された切り欠き部底面62と、で形成されている。切り欠き部底面62は、後述する天井面材64よりも建物下側に配置されている。これにより、外壁縦フレーム30の切り欠き部58での切り欠き部側端面60とウェブ48の屋外側面51との間及び取付ブラケット40に対して外壁縦フレーム30長手方向下側にスリット状の図示しない隙間が形成されている。
A
建物上側の切り欠き部58と天井大梁18との間のスロット状の隙間には、第二断熱材としての断熱材66が設けられている。この断熱材66は、板状の樹脂系断熱材とされており、切り欠き部側端面60と天井大梁18のウェブ48及び後述する天井下地材68とに狭持されている。また、断熱材66の一方の端部としての建物内側端部86は、壁内断熱材26の端部としての上端部82よりも建物下方側に配置されている。したがって、断熱材66の建物内側端部86と壁内断熱材26の上端部82とが対向するように配置されている。換言すると、断熱材66の建物内側端部86と壁内断熱材26の上端部82とが水平方向で重なるように配置されている。
A
外壁フレーム22の屋外側には、外壁面材14が設けられている。この外壁面材14は、一例として略矩形板状に形成されたサイディング材が複数設けられた構成とされており、外壁面材14の室内側面70は、外壁縦フレーム30の屋外側面に当接されている。そして、外壁面材14と外壁縦フレーム30とを図示しない締結具で締結することで、外壁面材14は外壁フレーム22に取り付けられている。
An outer
外壁フレーム22の屋内側には、内壁フレーム24が離間して設けられている。この内壁フレーム24は、建物上下方向に延設された図示しない内壁縦フレームと、水平方向に延設された内壁横フレーム74で略矩形状に形成されている。
On the indoor side of the
内壁縦フレームは、天井大梁18(床大梁20)の長手方向に沿って間隔を持って複数設けられている。なお、内壁縦フレームは、外壁縦フレーム30と対向した位置にそれぞれ配置されている。そして、それぞれの内壁縦フレームの建物上下方向の両側の端部には、内壁横フレーム74が結合されている。この内壁横フレーム74は、一つの建物ユニット10における一方の外柱16からこれに対向する他方の外柱16に亘って延設されており、長手方向に直交する断面が矩形状に形成されている。
A plurality of inner wall vertical frames are provided at intervals along the longitudinal direction of the ceiling beam 18 (floor beam 20). The inner wall vertical frame is disposed at a position facing the outer wall
内壁フレーム24の屋内側には、内壁面材28が取り付けられている。この内壁面材28は、一例として石膏ボード等で構成されており、内壁フレーム24に図示しない締結具によって取り付けられている。
An inner
外壁フレーム22と内壁フレーム24との間には、壁内断熱材26が設けられている。この壁内断熱材26は、板状の樹脂系断熱材とされており、外壁フレーム22と内壁フレーム24とで狭持されている。具体的には、外壁縦フレーム30の屋内側の端面56と内壁縦フレームの屋外側面及び内壁横フレーム74の屋外側面80とで狭持されている。なお、前述の通り外壁縦フレーム30の屋内側の端面56は、天井大梁18のウェブ48より屋内側に配置されていることから、この端面56と当接されている壁内断熱材26の屋外側面は天井大梁18のウェブ48より屋内側に配置されている。つまり、壁内断熱材26は天井大梁18のウェブ48と当接する断熱材66より屋内側に配置されている。
An in-wall
壁内断熱材26の上端部82における屋外側面には、シール材84が取り付けられている。このシール材84は、一例としてエプトシーラ等の弾力性を有する材料で構成されている。そして、シール材84は断熱材66の建物内側端部86における屋内側面に密着する構成とされている。このシール材84は、天井大梁18の長手方向に沿って一方の外柱16から他方の外柱16に亘って連続して取り付けられている。なお、本実施形態では、壁内断熱材26の上端部82にシール材84が取り付けられて断熱材66の建物内側端部86に密着する構成とされているが、これに限らず、組立順等の都合により断熱材66の建物内側端部86にシール材84を取り付けて壁内断熱材26の上端部82に密着させる構成としてもよい。
A sealing
壁内断熱材26の屋内側かつ内壁フレーム24の枠内には、内側断熱材65が設けられている。この内側断熱材65は、板状に形成されており、屋外側面が壁内断熱材26の屋内側面と当接するように配置されている。
An inner
天井大梁18の建物下側には、天井下地材68が設けられている。この天井下地材68と内壁横フレーム74との間には、天井面材64が設けられている。そして、内壁横フレーム74を図示しない釘等によって天井下地材68に固定することで天井面材64が天井下地材68と内壁横フレーム74とに狭持される。同時に、内壁フレーム24が建物ユニット10に固定される。
A
天井大梁18の断面内部には、大梁断熱材67が設けられている。この大梁断熱材67は、繊維系断熱材で構成されており、天井大梁18の断面内部の空間を埋めるように設けられている。
A large beam
図3に示されるように、外壁縦フレーム30の建物下側の端部34は、外壁縦フレーム30の建物上側の端部34と水平方向を中心に略対称に構成されている。すなわち、建物下側の端部34に設けられる外壁横フレーム32の横フレーム底壁部38における建物下側面には、取付ブラケット41が設けられている。この取付ブラケット41は、ブラケット底壁部42とブラケット立壁部45とで長手方向に直交する断面がL字状に形成されている。そして、ブラケット立壁部45の屋内側面が床大梁20のウェブ48における屋外側面51と当接されると共に、床大梁20のウェブ48の板厚方向に貫通された貫通孔50とブラケット立壁部44の締結孔47とにボルト52を挿通させてナット54で締結することで取付ブラケット41引いては外壁フレーム22が床大梁20に固定されている。なお、外壁縦フレーム30の屋内側の端面56は、床大梁20のウェブ48より屋内側に配置されている。
As illustrated in FIG. 3, the
外壁縦フレーム30における床大梁20のウェブ48に対向した箇所には、切り欠き部58が形成されている。切り欠き部底面62は、床面材96よりも建物上側に配置されている。これにより、外壁縦フレーム30の切り欠き部58での切り欠き部側端面60とウェブ48の屋外側面51との間及び取付ブラケット41に対して外壁縦フレーム30長手方向上側にスリット状の図示しない隙間が形成されている。
A
建物下側の切り欠き部58と床大梁20との間のスリット状の隙間には、断熱材66が設けられている。この断熱材66は、切り欠き部側端面60と床大梁20のウェブ48とに狭持されている。また、断熱材66の建物外側端部87は、取付ブラケット41のブラケット底壁部42と当接する構成とされている。また、断熱材66の建物内側端部86は、壁内断熱材26の下端部83よりも建物下方側に配置されている。したがって、断熱材66の建物内側端部86と壁内断熱材26の下端部83とが水平方向で重なるように配置されている。
A
また、壁内断熱材26の下端部83における屋外側面には、上端部82と同様にシール材84が取り付けられている。このシール材84は、外壁フレーム22の建物下側の端部34に設けられた断熱材66の建物内側端部86における屋内側面に密着する構成とされている。さらに、シール材84は、床大梁20の長手方向に沿って一方の外柱16から他方の外柱16に亘って連続して取り付けられている。なお、本実施形態では、壁内断熱材26の下端部83にシール材84が取り付けられて断熱材66の建物内側端部86に密着する構成とされているが、これに限らず、組立順等の都合により断熱材66の建物内側端部86にシール材84を取り付けて壁内断熱材26の下端部83に密着させる構成としてもよい。
Further, a sealing
床大梁20の建物上側には、床下地材108が設けられている。この床下地材108と内壁横フレーム74との間には、床面材96が設けられている。そして、内壁横フレーム74を図示しない釘等によって床下地材108に固定することで床面材96が床下地材108と内壁横フレーム74とに狭持される。
A
床大梁20の断面内部には、大梁断熱材67が設けられている。この大梁断熱材67は、天井大梁18と同様に、床大梁20の断面内部の空間を埋めるように設けられている。
A large beam
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。 Next, the operation and effect of this embodiment will be described.
ここで、図4に示される対比例を用いながら、本実施形態の作用並びに効果を説明することにする。なお、本実施形態と同一構成部分については同一番号を付してその説明を省略する。 Here, the operation and effect of this embodiment will be described using the proportionality shown in FIG. In addition, about the same component as this embodiment, the same number is attached | subjected and the description is abbreviate | omitted.
図4(A)に示されるように、外壁部200は、外壁面材14と、外壁フレーム22と、断熱材202と、を含んで構成されている。この外壁部200は、外柱16及び天井大梁18と図示しない床大梁とを含んで構成された躯体へ取り付けられる(図4(B)参照)。
As shown in FIG. 4A, the
断熱材202は、一方側が外壁フレーム22に取り付けられかつ他方側が天井大梁18及び床大梁のウェブ48の屋外側面に当接する部分A(図中鎖線より外壁面材14側)と、天井大梁18と床大梁との間に配置されかつ図示しない内壁面材側に配置される部分B(図中鎖線より外壁面材14と離間する側)と、が一体的に形成されている。
The
しかしながら、対比例に係る外壁断熱構造では、断熱材202のA部とB部とが一体的に形成されており、組み付け時に発生する組み付け誤差を吸収する構造が設けられていない。このため、断熱材202を躯体へ組み付ける際の作業効率が悪化し生産性が低下する可能性がある。
However, in the external wall heat insulating structure according to the comparative example, the A part and the B part of the
これに対し、本実施形態によれば、図2、3に示されるように、壁内断熱材26と断熱材66との間には、弾力性を有するシール材84が設けられている。したがって、組み付け誤差によって壁内断熱材26と断熱材66との関係が設定どおりにならなくても、シール材84の弾力によって組み付け誤差を吸収することができる。このため、壁内断熱材26と断熱材66とを建物ユニット10へ組み付ける際の作業効率を向上させることができる。これにより、生産性を向上させることができる。
On the other hand, according to this embodiment, as shown in FIGS. 2 and 3, a sealing
さらに、壁内断熱材26と断熱材66との間に設けられるシール材84は、天井大梁18及び床大梁20の長手方向に沿って連続して設けられていることから、壁内断熱材26と断熱材66との間はシール材84によって隙間ができない構成となる。つまり、外壁部12の気密性が向上される。これにより、断熱性能を向上させることができる。
Further, since the sealing
なお、本実施形態では、壁内断熱材26及び断熱材66は樹脂系断熱材とされているが、これに限らず、板状に形成されていれば繊維系断熱材等その他の材質で構成されていてもよい。
In this embodiment, the in-wall
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。 The embodiment of the present invention has been described above, but the present invention is not limited to the above, and various modifications other than those described above can be implemented without departing from the spirit of the present invention. Of course.
10 建物ユニット
14 外壁面材
18 天井大梁(大梁)
20 床大梁(大梁)
22 外壁フレーム
24 内壁フレーム
26 壁内断熱材(第一断熱材)
27 屋外側面
28 内壁面材
48 ウェブ
51 屋外側面
66 断熱材(第二断熱材)
82 上端部(第一断熱材の端部)
83 下端部(第一断熱材の端部)
84 シール材
86 建物内側端部(第二断熱材の一方の端部)
10
20 Floor girder (girder)
22
27
82 Upper end (end of first insulation)
83 Lower end (end of first insulation)
84
Claims (2)
前記外壁フレームの屋内側に離間して配置され、内壁面材を支持する内壁フレームと、
前記外壁フレームと前記内壁フレームとの間に設けられると共に、板状に形成されかつ屋外側面が前記大梁のウェブにおける屋外側面よりも屋内側に配置され、前記外壁フレームと前記内壁フレームとの間を断熱する第一断熱材と、
前記大梁のウェブにおける屋外側面に当接すると共に、板状に形成されかつ一方の端部が前記第一断熱材の端部と水平方向で重なるように配置され、外壁面材と大梁との間を断熱する第二断熱材と、
弾力性を有すると共に、前記第一断熱材の端部とこれに対向する前記第二断熱材の一方の端部とに狭持されることで前記第一断熱材の端部と前記第二断熱材の一方の端部との隙間をシールするシール材と、
を有する外壁断熱構造。 An outer frame fixed to a large beam of a building unit and supporting an outer wall material;
An inner wall frame that is spaced apart on the indoor side of the outer wall frame and supports an inner wall surface material;
It is provided between the outer wall frame and the inner wall frame, is formed in a plate shape, and the outdoor side surface is disposed on the indoor side with respect to the outdoor side surface of the web of the girder, and between the outer wall frame and the inner wall frame. A first heat insulating material to insulate;
Abuts against the outdoor side surface of the web of the large beam, is formed in a plate shape, and is disposed so that one end thereof overlaps the end of the first heat insulating material in the horizontal direction, and between the outer wall surface material and the large beam. A second heat insulating material to insulate,
It has elasticity and is sandwiched between the end of the first heat insulating material and the one end of the second heat insulating material facing the end of the first heat insulating material, and the end of the first heat insulating material and the second heat insulating material. A sealing material for sealing a gap with one end of the material;
An outer wall heat insulation structure.
請求項1記載の外壁断熱構造。 The sealing material is provided continuously along the longitudinal direction of the beam.
The outer wall heat insulating structure according to claim 1.
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