JP2017007114A - コンクリート二次製品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】短期間・低コストで自然物の意匠を模したコンクリート二次製品を製造することができ、しかも自然物の意匠を高い精度で再現することができるコンクリート二次製品の製造方法を提供する。【解決手段】自然物10をスキャンして3次元データを取得するステップと、前記3次元データを加工して3次元パターンを作成するステップと、前記3次元パターンを使用して凸型を作成するステップと、前記凸型を型取りしてゴム製の凹型を作成するステップと、前記凹型にコンクリートまたはモルタルを流し込んでコンクリート二次製品20を得るステップと、を含む。【選択図】図1
Description
この発明は、自然物の意匠を模したコンクリート二次製品の製造方法に関する。
近年、住宅スタイルの多様化が進み、それに伴いコンクリート二次製品のデザインも多様化している。庭で使用されることが多いコンクリート二次製品は、周辺の樹木や草花との調和が重要視されるため、石調や木調などの自然物を模したデザインの製品に対しての需要が高い。
また、コンクリート二次製品を使用すれば自然物を使用した場合の問題点を解決することができるため、コンクリート二次製品で自然物を代替するケースが増えている。すなわち、エクステリアに自然の木材を使用した場合、風雨にさらされることで腐食が発生するという問題があった。また、自然の石材を使用した場合、石材の寸法のバラツキが大きいためコンクリートに比べて施工に手間がかかるという問題があった。このような問題点を解決する手段として、耐用年数が長く寸法精度の高いコンクリート二次製品の需要が高まっている。
従来、こうした自然物を模したコンクリート二次製品は以下のような手順で製造されていた。まず自然物を型取りして凹型を作成する。次に、この凹型に石膏を流し込んで石膏型(凸型)を作製し、この石膏型の形状や寸法を手作業で調整する。そして、この石膏型を型取りして製造用の凹型を作製し、これにコンクリートまたはモルタルを流し込むことでコンクリート二次製品を製造していた。
しかしながら、このような従来の方法では、石膏型の形状や寸法を手作業で調整する必要があるため、正確な直線、平面の造形、目標高さ寸法への調整が困難であった。また、作業も煩雑であり、作業者の技術スキルも求められることから、時間や費用がかかるとともに、仕上がりの品質を一定に保つことも困難であった。
こうした問題を解決する方法として、例えば特許文献1には、自然物を3Dスキャンして成型表面を作り出す技術が開示されている。この特許文献1記載の技術では、3Dスキャンしたデータのミラーイメージを使用して金属製の圧力版に切削加工を施し、この圧力版をコンクリート表面に押し当てることで自然物の外観を有するコンクリートブロックを製造している。
しかし、上記した特許文献1記載の技術は、金属製の圧力版をコンクリート表面に押し当てるものであり、大がかりな設備を必要とするものであった。また、金属型を作成しなければならないため、金型製作にかかる費用や日数がかさむという問題があった。しかも、コンクリートを養生し終わるまで金型や設備を再利用できないため、コンクリート二次製品を短期間で大量に製造するためには金型や設備の数を増やす必要があり、さらに製造コストが嵩んでしまうという問題があった。
コンクリート二次製品の分野においては、良質なデザインとともに低価格化へのニーズが高い。すなわち、より短期間・低コストでコンクリート二次製品を製造できる技術が求められているが、特許文献1記載の技術はこうしたニーズに対応できるものではなかった。
そこで、本発明は、短期間・低コストで自然物の意匠を模したコンクリート二次製品を製造することができ、しかも自然物の意匠を高い精度で再現することができるコンクリート二次製品の製造方法を提供することを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
請求項1記載の発明は、自然物をスキャンして3次元データを取得するステップと、前記3次元データを加工して3次元パターンを作成するステップと、前記3次元パターンを使用して凸型を作成するステップと、前記凸型を型取りしてゴム製の凹型を作成するステップと、前記凹型にコンクリートまたはモルタルを流し込んでコンクリート二次製品を得るステップと、を含むことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、前記凸型はケミカルウッド製であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は2に記載の発明の特徴点に加え、前記コンクリート二次製品は、表面側に設けられて自然物を模した意匠部と、裏面側に設けられた土台部と、を備え、前記意匠部に係る前記3次元パターンは、前記3次元データを使用して作成され、前記土台部に係る前記3次元パターンは、前記3次元データを使用せずに作成されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、単一の自然物の異なる位置をスキャンすることで複数の3次元データを取得し、前記複数の3次元データを使用してコンクリート二次製品を得ることを特徴とする。
請求項1に記載の発明は上記の通りであり、自然物をスキャンして3次元データを取得するステップと、前記3次元データを加工して3次元パターンを作成するステップと、前記3次元パターンを使用して凸型を作成するステップと、前記凸型を型取りしてゴム製の凹型を作成するステップと、前記凹型にコンクリートまたはモルタルを流し込んでコンクリート二次製品を得るステップと、を含む。
このような構成によれば、自然物をスキャンしたデータを使用してコンクリート二次製品を製造できるので、手作業で石膏型を作成する必要がない。よって、石膏型を作成するための時間や費用を削減できるとともに、作業者の技術スキルにかかわらず品質を一定に保つことができる。
また、データを保存しておけば簡単に凹型を再現できるので、石膏型を保管する必要がない。よって、石膏型の保管に伴う問題点、例えば、保管スペースの確保や、移動時の破損、保管時の変形、経年変化による破損などを考慮する必要がない。
また、スキャンしたデータを加工して使用するので、例えば全体や一部を拡大縮小することなどにより、寸法調整も容易である。すなわち、不均一な自然物の意匠を製品に合わせて調整することができるので、寸法精度が悪い自然物を基にコンクリート二次製品を作成した場合でも、思い通りのコンクリート二次製品を得ることができる。
また、ゴム製の凹型にコンクリートまたはモルタルを流し込んでコンクリート二次製品を得るようにしているため、金属型を作成する必要がなく、費用や製作日数を抑制することができる。また、ゴム型を使用することで自然物の意匠を高い精度で再現することができる。
また、請求項2に記載の発明は上記の通りであり、前記凸型はケミカルウッド製であるので、加工が容易であり、また、ケミカルウッドは耐熱性・耐薬品性・耐摩耗性に優れているため、ゴム型作成に使用しても破損や収縮膨張の心配がない。
また、請求項3に記載の発明は上記の通りであり、前記コンクリート二次製品は、表面側に設けられて自然物を模した意匠部と、裏面側に設けられた土台部と、を備え、前記意匠部に係る前記3次元パターンは、前記3次元データを使用して作成され、前記土台部に係る前記3次元パターンは、前記3次元データを使用せずに作成される。このような構成によれば、意匠部においては3次元データを使用して自然物を的確に再現させるとともに、土台部においては点群数の少ないCADデータを作成することができる。すなわち、意匠部においては、3次元データを基に細かく調整して3次元パターンを作成し、径の小さい切削工具で加工することで自然物を的確に再現することができる。一方、土台部においては、3次元データを使用しないので、調整作業を簡素化できるとともに、点群数が少ないCADデータを使用して径の大きい切削工具で加工できるので、切削作業をも簡素化することができる。
また、請求項4に記載の発明は上記の通りであり、単一の自然物の異なる位置をスキャンすることで複数の3次元データを取得し、前記複数の3次元データを使用してコンクリート二次製品を得る。このような構成によれば、自然物を複数用意しなくても異なる意匠を容易に作成することができるので、デザインのバリエーションを容易に増やすことができる。バリエーションに富んだコンクリート二次製品を使用することで、施工した際に自然物の不規則な印象を与えることができる。
本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。
本実施形態に係るコンクリート二次製品20の製造方法は、自然物10の意匠を模したコンクリート二次製品20の製造するためのものであり、例えば図3に示すような舗装用のコンクリート二次製品20を製造するためのものである。本製造方法によって製造されたコンクリート二次製品20は、石や木などの自然物10を模した表面を有しているため、施工したときに自然物10を敷き詰めたような外観を呈するようになっている。
このコンクリート二次製品20は、図3に示すように、表面側に設けられて自然物10を模した意匠部21と、裏面側に設けられた土台部22と、を備える。土台部22は、施工の際に固定箇所として使用される。意匠部21は、土台部22から突出して形成されており、本実施形態においては略正方形の9つの凸部として形成されている。この意匠部21が露出するように施工されることで、コンクリート二次製品20の外観上の特徴が表れる。
上記したコンクリート二次製品20は図1に示す手順で製造される。
まず、自然物10をスキャンして3次元データを取得する。例えば図2に示すような天然石を、デジタルスキャナを用いて3Dスキャンする。本実施形態においては、スキャンしたデータを加工して使用することができるので、自然物10の選定に厳密な寸法精度は求められない。
まず、自然物10をスキャンして3次元データを取得する。例えば図2に示すような天然石を、デジタルスキャナを用いて3Dスキャンする。本実施形態においては、スキャンしたデータを加工して使用することができるので、自然物10の選定に厳密な寸法精度は求められない。
本実施形態においては、単一の自然物10の異なる位置をスキャンすることで複数の3次元データを取得し、この複数の3次元データを使用してコンクリート二次製品20を得るようにしている。例えば、図2に示すように、コンクリート二次製品20の寸法に合わせて3つのスキャン位置S1、S2、S3でスキャンするようにすれば、異なる3つの3次元データを得ることができる。このように単一の自然物10の異なる位置をスキャンすることで、単一の自然物10から複数の異なるデザインのバリエーションを得ることができる。
複数の3次元データは、異なるデザインのコンクリート二次製品20に使用してもよいし、同じコンクリート二次製品20に使用してもよい。複数の3次元データを異なるデザインのコンクリート二次製品20に使用すれば、多様で異なった外観を持ったコンクリート二次製品20が得られるので、これらのコンクリート二次製品20を組み合わせて使用することで、不規則で自然な印象の外観とすることができる。また、例えば図3に示すように、意匠部21が複数の凸部から構成されているような場合には、複数の3次元データを同じコンクリート二次製品20に使用してもよい。すなわち、複数の3次元データを、複数の凸部それぞれのデザインとして使用してもよい。このようにすれば、複数の凸部をそれぞれ異なる外観にすることができるので、不規則で自然な印象を与えるコンクリート二次製品20を得ることができる。
なお、自然物10を型取りして凹型を作成する従来の方法では、例えば300mm角の天然石調のコンクリート板を得ようとした場合、寸法精度のよい300mm角の天然石を選定して型取りする必要があった。このため、複数のデザインのバリエーションを得るためには、複数の天然石を準備する必要があった。しかしながら、本実施形態によれば、天然石の寸法精度は求められず、コンクリート二次製品20の寸法よりも大きい天然石を使用して任意の箇所をスキャンすることで単一の自然物10で複数のデザインのバリエーションを得ることができる。例えば300mm角の天然石調のコンクリート板を得ようとした場合、図2に示すように、縦300mm(すなわちコンクリート板の縦幅と同程度の縦幅)、横300mm以上(のぞましくはコンクリート板の横幅の倍程度の横幅)の天然石を使用し、この天然石の数か所をスキャンする。このとき、天然石の寸法が悪くても、後述するように3次元データを加工すれば容易に寸法調整が行える。このように、単一の天然石から複数の3次元データが得られ、しかも天然石の寸法精度に厳密さが求められないので、天然石の選定に労力をかける必要がない。
上記のように3次元データを取得したら、次に、この3次元データを加工して3次元パターンを作成する。3次元パターンの作成は、既知の3Dモデリングソフトを使用して実行される。具体的には、3次元データをコンピュータに取り込んで3Dモデリングソフトで加工し、3次元パターンとしての3D−CADデータを作成する。例えば、3Dモデリングソフトを使用して3次元データの寸法調整や一部の拡大縮小などを行い、CADデータとして出力することで3次元パターンを作成する。
なお、コンクリート二次製品20の意匠部21に係る3次元パターンは3次元データを使用して作成されるが、土台部22に係る3次元パターンは3次元データを使用せずに作成される。すなわち、意匠部21については、上記したように3次元データの寸法調整や一部の拡大縮小などを行い、3次元パターンを作成する。一方で、土台部22に係る3次元パターンについては、3次元データを使用せずに3Dモデリングソフト上で作図する。このように、コンクリート二次製品20のデザインに影響を与える部分についてはスキャンデータを使用して点群数の多いデータを作成し、コンクリート二次製品20のデザインに影響を与えない部分についてはスキャンデータを使用せずに点群数の少ないデータを作成する。
上記のように3次元パターンを作成したら、次に、3次元パターンを使用した凸型を作成する。例えば、3Dモデリングマシンを使用してケミカルウッドを切削加工することにより凸型を作成する。
なお、3Dモデリングマシンを使用した切削加工においては、造形する形状や材質に応じて動作速度や使用する削り刃の寸法、回転速度等を調整しなければならない。例えば、削り刃の径が大きい場合には、仕上がりは滑らかだが、掘りが浅く、凹凸感が出ない。逆に、削り刃が小さい場合には、掘りが深く出て、凹凸感がわかるが、削り刃の痕が残る。本実施形態においては、意匠部21の造形を行う場合には径の小さい削り刃を使用し、土台部22の造形を行う場合には径の大きい削り刃を使用することで、意匠部21における自然物10の再現性を向上させるととともに、土台部22における作業性を向上させるようにしている。
上記のように凸型を作成したら、次に、凸型を型取りしてゴム製の凹型を作成する。すなわち、凸型の周囲に液状のゴム材を流し込んで硬化させることにより、ゴム製の凹型を作成する。
なお、従来のように石膏型を使用する場合には、石膏型を大量に作成することは困難であるので、少ない石膏型で1つずつ凹型を作成していた。石膏型は凹型が硬化するまで再利用できないため、凹型作成に時間がかかるという問題があった。この点、本実施形態によれば、凸型を迅速かつ安価に作成できるため、必要なだけ凸型を作成することができる。このため、凸型を大量に作成すれば、凹型の硬化を待たなくても凹型を平行して作成することができ、凹型作成の時間を短縮することができる。
上記のように凹型を作成したら、最後に、このように作成したゴム製の凹型にコンクリートまたはモルタルを流し込んで、コンクリート二次製品20を得る。
上記のように凹型を作成したら、最後に、このように作成したゴム製の凹型にコンクリートまたはモルタルを流し込んで、コンクリート二次製品20を得る。
以上説明したように、本実施形態によれば、自然物10をスキャンして3次元データを取得するステップと、前記3次元データを加工して3次元パターンを作成するステップと、前記3次元パターンを使用して凸型を作成するステップと、前記凸型を型取りしてゴム製の凹型を作成するステップと、前記凹型にコンクリートまたはモルタルを流し込んでコンクリート二次製品20を得るステップと、を含む。
このような構成によれば、自然物10をスキャンしたデータを使用してコンクリート二次製品20を製造できるので、手作業で石膏型を作成する必要がない。よって、石膏型を作成するための時間や費用を削減できるとともに、作業者の技術スキルにかかわらず品質を一定に保つことができる。
また、データを保存しておけば簡単に凹型を再現できるので、石膏型を保管する必要がない。よって、石膏型の保管に伴う問題点、例えば、保管スペースの確保や、移動時の破損、保管時の変形、経年変化による破損などを考慮する必要がない。
また、スキャンしたデータを加工して使用するので、例えば全体や一部を拡大縮小することなどにより、寸法調整も容易である。すなわち、不均一な自然物10の意匠を製品に合わせて調整することができるので、寸法精度が悪い自然物10を基にコンクリート二次製品を作成した場合でも、思い通りのコンクリート二次製品20を得ることができる。
また、ゴム製の凹型にコンクリートまたはモルタルを流し込んでコンクリート二次製品20を得るようにしているため、金属型を作成する必要がなく、費用や製作日数を抑制することができる。また、ゴム型を使用することで自然物10の意匠を高い精度で再現することができる。
また、前記凸型はケミカルウッド製であるので、加工が容易であり、また、ケミカルウッドは耐熱性・耐薬品性・耐摩耗性に優れているため、ゴム型作成に使用しても破損や収縮膨張の心配がない。
また、前記コンクリート二次製品20は、表面側に設けられて自然物10を模した意匠部21と、裏面側に設けられた土台部22と、を備え、前記意匠部21に係る前記3次元パターンは、前記3次元データを使用して作成され、前記土台部22に係る前記3次元パターンは、前記3次元データを使用せずに作成される。このような構成によれば、意匠部21においては3次元データを使用して自然物10を的確に再現させるとともに、土台部22においては点群数の少ないCADデータを作成することができる。すなわち、意匠部21においては、3次元データを基に細かく調整して3次元パターンを作成し、径の小さい切削工具で加工することで自然物10を的確に再現することができる。一方、土台部22においては、3次元データを使用しないので、調整作業を簡素化できるとともに、点群数が少ないCADデータを使用して径の大きい切削工具で加工できるので、切削作業をも簡素化することができる。
また、単一の自然物10の異なる位置をスキャンすることで複数の3次元データを取得し、前記複数の3次元データを使用してコンクリート二次製品20を得る。このような構成によれば、自然物10を複数用意しなくても異なる意匠を容易に作成することができるので、デザインのバリエーションを容易に増やすことができる。バリエーションに富んだコンクリート二次製品20を使用することで、施工した際に自然物10の不規則な印象を与えることができる。
10 自然物
20 コンクリート二次製品
21 意匠部
22 土台部
S1、S2、S3 スキャン位置
20 コンクリート二次製品
21 意匠部
22 土台部
S1、S2、S3 スキャン位置
Claims (4)
- 自然物をスキャンして3次元データを取得するステップと、
前記3次元データを加工して3次元パターンを作成するステップと、
前記3次元パターンを使用して凸型を作成するステップと、
前記凸型を型取りしてゴム製の凹型を作成するステップと、
前記凹型にコンクリートまたはモルタルを流し込んでコンクリート二次製品を得るステップと、
を含むことを特徴とする、コンクリート二次製品の製造方法。 - 前記凸型はケミカルウッド製であることを特徴とする、請求項1記載のコンクリート二次製品の製造方法。
- 前記コンクリート二次製品は、表面側に設けられて自然物を模した意匠部と、裏面側に設けられた土台部と、を備え、
前記意匠部に係る前記3次元パターンは、前記3次元データを使用して作成され、
前記土台部に係る前記3次元パターンは、前記3次元データを使用せずに作成されることを特徴とする、請求項1又は2記載のコンクリート二次製品の製造方法。 - 単一の自然物の異なる位置をスキャンすることで複数の3次元データを取得し、
前記複数の3次元データを使用してコンクリート二次製品を得ることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンクリート二次製品の製造方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2015
- 2015-06-17 JP JP2015122162A patent/JP2017007114A/ja active Pending
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