JP2017003099A - Annular cover for valve opening meter and gate valve with opening meter - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、弁棒に接続された弁体の開度を外部に表示するバルブ用開度計の環状カバーと、この環状カバーが装着された開度計付き仕切弁に関する。 The present invention relates to an annular cover of a valve opening meter that displays the opening of a valve element connected to a valve rod to the outside, and a gate valve with an opening meter mounted with the annular cover.
従来、内ねじ式の仕切弁のように、弁体の開度を弁棒の回転量から直接確認することが難しいバルブには、通常、弁体の開度確認用の開度計が設けられる。この開度計により、例えば、減速機構歯車で減速された仕切弁の弁棒の回転が、弁開度として外部に表示される。この種の開度計が設けられた仕切弁は、地中の配管やマンホールの底位置などの埋設箇所で使用されることが多く、この場合、開度計が地中に露出するために泥水が付着しやすくなる。開度計の内部に泥水が浸入すると正確な開度を表示できなくなったり故障につながるおそれもあるため、仕切弁用の開度計には、仕切弁への取付け後に内部への泥水等の浸入を防止できることが要求されている。 Conventionally, an opening meter for checking the opening degree of a valve body is usually provided in a valve such as an internally threaded gate valve, in which it is difficult to directly check the opening degree of the valve body from the amount of rotation of the valve rod. . With this opening meter, for example, the rotation of the valve stem of the gate valve decelerated by the reduction gear is displayed outside as the valve opening. Gate valves equipped with this kind of opening meter are often used in underground locations such as underground piping and manhole bottom positions. It becomes easy to adhere. If muddy water enters the inside of the opening meter, the accurate opening may not be displayed or it may lead to failure. It is required to prevent this.
このような開度計として、例えば、特許文献1の開度計が開示されている。この開度計では、密閉パッキンで密閉された密閉容器内に減速歯車機構が収納され、この構造により密閉容器内への泥水の浸入を防ごうとしている。
As such an opening meter, for example, an opening meter of
特許文献2の仕切弁用開度計では、弁棒と共に回転するキャップが回転体に連結され、このキャップを介して弁棒の回転が回転体に入力されて、第1、第2リングを有する減速機構により減速される。キャップと回転体にはそれぞれピン穴が設けられ、これらピン穴に連結ピンが嵌め合いにより挿入されてキャップと回転体とが接続される。この開度計の仕切弁取付け側の底面側には、多角形の穴部が形成され、この穴部に対して仕切弁の上部に形成された突状の多角形部位が嵌合されることにより、仕切弁に対して回り止め状態で装着される。
In the gate valve opening meter of
特許文献3の弁装置の開度計においては、弁棒にキャップが装着され、このキャップの交差方向には固定用ボルトが取付けられる。減速機構は、偏心板、開度表示板、回転板、本体を有し、この減速機構に対してキャップが偏心板に載置するように装着されると共に、ボルトが偏心板に形成された立壁の切設部に係止される。これにより、弁棒の回転がキャップからボルトを介して偏心板に伝達され、この偏心板から弁棒の回転が伝達される。開度計の底面側には突起部が設けられ、この突起部がバルブ側に形成されたリブに係合されることにより、バルブに対して位置決め状態で装着される。 In the opening degree meter of the valve device of Patent Document 3, a cap is attached to the valve stem, and a fixing bolt is attached in the crossing direction of the cap. The speed reduction mechanism has an eccentric plate, an opening display plate, a rotating plate, and a main body, and a cap is mounted on the speed reduction mechanism so that a cap is placed on the eccentric plate, and a bolt is formed on the eccentric plate. It is latched by the cut part. Thus, the rotation of the valve stem is transmitted from the cap to the eccentric plate via the bolt, and the rotation of the valve rod is transmitted from the eccentric plate. A protrusion is provided on the bottom side of the opening meter, and the protrusion is engaged with a rib formed on the valve side so that the valve is mounted in a positioned state.
一方、仕切弁には、図10に示した構造のバルブ用開度計が設けられる場合もある。この開度計1では、目盛部2を有する目盛体3の底面側からブシュ4が挿入され、このブシュ4に弁棒5が嵌合挿入されている。ブシュ4は、下部外周の環状凸部4aが目盛体3の段部3aに係止して上下方向に位置決めされ、ブシュ4の上部に押えリング6が凹凸嵌合により回り止め状態で装着される。押えリング6には六角穴付き止め螺子7が設けられ、この止め螺子7を弁棒5外周に形成された係止溝5aまで螺入させることにより押えリング6が弁棒5に固定され、弁棒5とブシュ4とが固定された状態で一体に回転するようになっている。押えリング6と目盛体3との間には、環状のハブ部材8が押えリング6と同様に凹凸嵌合によりブシュ4に装着され、これにより弁棒5、ブシュ4、ハブ部材8の回転が同期される。ハブ部材8と目盛体3との間には環状の指針体9が介在され、目盛体3内にはこの目盛体3に形成された内歯歯車10に噛合する外歯歯車11が装着される。ハブ部材8、指針体9、目盛体3は、ブシュ4により同軸に組み込まれ、弁棒5を中心に相互に回転可能に設けられている。
バルブ12への取付け側の底面には、特許文献2の場合と同様に凹状多角形部13が形成され、この凹状多角形部13にバルブ12上部に形成された凸状多角形部14が嵌合されて開度計1がバルブ12に取付けられる。
On the other hand, the gate valve may be provided with a valve opening meter having the structure shown in FIG. In the
A concave
このようなバルブ用開度計は、例えば、図11に示した仕切弁からなるバルブ12に取付けられる。この仕切弁12では、ボンネット12a上部にワッシャ15を介して蓋体16が取付けられ、この蓋体16の内部に装着された軸受16aにより弁棒5が調心されながら保持される。この場合、図11(a)における弁開時には、図示しない弁体が上方に引き上げられることにより、その反力により、高さYの分だけ弁棒5が下方に移動する。一方、図11(b)における弁閉時には、弁体が押し下げられることにより、その反力により、高さYの分だけ弁棒5が上方に移動する。
図10の仕切弁12では、このような動作による凸状多角形部14と凹状多角形部13の間の上下方向の余分な隙間や、開度計1の部品同士の上下方向の余分な隙間を減少させるための仕組みがある。
凸状多角形部14と凹状多角形部13の間の上下方向の余分な隙間を減少させるためには、弁体を開閉操作可能に弁棒5に一体に取付けられたキャップ部材17と開度計1との間隙Gに、スラストワッシャ18、ウェーブワッシャ19が装着され、これらにより開度計1を下方側に押さえつけて隙間の発生を解消しようとしている。
開度計1の部品同士の上下方向の余分な隙間を減少させるためには、ハブ部材8、指針体9、目盛体3がブシュ4に組み込まれ、これらの部品が、ブシュ4の下部外周の環状突部4aと、六角穴付き止めネジ7で弁棒5に固定された押えリング6とにはさまれることにより、隙間の発生を解消しようとしている。
また、開度計1とキャップ部材17との間に隙間を塞ぐ蛇腹やスポンジなどを装着し、これらにより泥水の浸入を防ぐことも考えられる。
Such a valve opening meter is attached to the
In the
In order to reduce an extra vertical gap between the convex
In order to reduce the extra vertical gap between the parts of the
It is also conceivable to attach a bellows or a sponge that closes the gap between the
前述の特許文献1の開度計では、減速歯車機構が密閉容器内に収容された構造であるため、全体が大型化し、狭い配管やマンホールの底位置などに埋設できなくなることがある。さらに、この開度計では、パッキンでケーシングを密閉していることから、構造が複雑化して組立てにも手間を要する。密閉容器内の指針部を外部から視認するための透明板が必要となり、この透明板に目盛等の表示部を貼着していることで製作にも手間がかかり、コストを抑えることも難しくなる。
In the above-described opening meter of
特許文献2、3及び図10の開度計1を地中に埋設されたバルブに設ける場合には、例えば、図9の仕切弁12においては、上方から泥水が落下したり、この仕切弁12が泥水に浸かったときに、泥水が目盛体3と指針体9との間や指針体9とハブ部材8との間、キャップ部材17とブシュ4との間隙G、目盛体3とバルブ12上部との間から浸入する可能性がある。泥水がこれらの間から内部に入り込むと開度計1に作動不良が生じ、正確な開度表示を実施できなくなる場合がある。
In the case where the
このように、特許文献2、3及び図10の開度計では、開度計1の部品が係合により上下に組み合わせられているため、各部品には余分な隙間が生じやすく、例えば、図11の仕切弁12に開度計1を装着したときには、弁開閉時の弁棒5の上下移動で各部品同士の隙間が大きくなりやすい。そのため、この隙間により開度計1取付け後にがたつきを生じ、部品が脱落したり破損する可能性もある。さらに、このがたつきにより操作性が悪くなったり、開度表示が正しく行われないおそれもある。
しかも、これらの開度計は、底面側でバルブ12と嵌合或は係合して一体化されているため、これらの間に隙間が生じると、底面側の隙間から泥水が浸入して作動不良につながったり、バルブ12との間にがたつきを生じることがある。
Thus, in the opening meters of
In addition, these opening gauges are integrated by fitting or engaging with the
この対策として、図10の開度計では、スラストワッシャ18、ウェーブワッシャ19を組み込むことにより隙間の発生を抑え、隙間からの泥水の浸入を防ごうとしているが、キャップ部材17と開度計1との間が外部に露出しているため封止性が十分ではない。また、例えば、ブシュ4の六角穴付き止め螺子7を通すための穴を軸方向に長穴に設けた場合には、この長穴によりハブ部材8と指針体9、指針体9と目盛体3とに隙間が生じ、この隙間から泥水が入り込む可能性が高くなる。
さらに、スラストワッシャ18、ウェーブワッシャ19を弾発状態で組み込んだり、開度計1と弁棒5とを六角穴付き止め螺子7で固定したり、押えリング6とハブ部材8とを接着して隙間を塞ぐ作業も必要になり、取付け・取外し作業も煩雑になるという問題もある。
一方、開度計1とキャップ部材17との間に蛇腹やスポンジを装着した場合、キャップ部材17と開度計1とを弾発させることが難しくなり、開度計1の部品同士の余分な隙間を抑えることが困難になりこの隙間から泥水が浸入しやすくなる。
As a countermeasure, in the opening meter of FIG. 10, the generation of the gap is suppressed by incorporating the
Further, the
On the other hand, when a bellows or a sponge is attached between the
本発明は、上記の課題点を解決するために開発したものであり、その目的とするところは、特に、地中に埋設された開度計付きバルブに有効な環状カバーであり、開度計の部品同士の余分な隙間を抑えて取付け後のがたつきを防止しつつ、バルブと開度計との封止性を高めて内部への泥水の浸入を防ぎ、取付けや取外しも容易なバルブ用開度計の環状カバーと開度計付き仕切弁を提供することにある。 The present invention has been developed to solve the above-described problems, and the object of the present invention is an annular cover particularly effective for a valve with an opening meter embedded in the ground. The valve is easy to install and remove, while preventing excess ratchet after installation by preventing excessive rattling and improving the sealing between the valve and the position gauge to prevent intrusion of muddy water. An object of the present invention is to provide an annular cover for an opening degree meter and a gate valve with an opening degree meter.
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、弾性素材で成形した環状のカバー本体の断面を略曲面形状に形成し、カバー本体の上縁部にはバルブ本体の弁軸操作用の回転駆動側に係合する押圧用係合部を設け、カバー本体の下縁部にはバルブ本体の軸装部に取付けた開度計の上部を押圧する係止押圧部を設けてカバー本体の弾性力による開度計側への押圧力によって回転駆動側と開度計上部との間に反発力を働かせるようにしたバルブ用開度計の環状カバーである。
In order to achieve the above object, the invention according to
請求項2に係る発明は、カバー本体は、ゴム材質で、環状の扁平形状で、断面が中心から外側に向かって曲面形状を呈し、押圧用係合部と係止押圧部は、それぞれカバー本体の厚みより膨出した膨らみ形態を有しているバルブ用開度計の環状カバーである。
In the invention according to
請求項3に係る発明は、回転駆動側は、弁軸に非回転に設けた弁軸回動用のキャップの下部に形成した係合部であり、この係合部に押圧用係合部を係合させ、バルブ本体の軸装部の弁軸周囲に開度計を設け、この開度計の上部に設けた係合部に係止押圧部を押圧係止させたバルブ用開度計の環状カバーである。 According to a third aspect of the present invention, the rotation drive side is an engagement portion formed in a lower portion of a valve shaft turning cap provided non-rotatingly on the valve shaft, and a pressing engagement portion is engaged with the engagement portion. An opening meter for the valve, in which an opening meter is provided around the valve shaft of the shaft mounting portion of the valve body, and the locking pressing portion is pressed and locked to the engaging portion provided on the upper portion of the opening meter. It is a cover.
請求項4に係る発明は、弁軸回動用のキャップの下部に形成した係合部は係合段部であり、開度計の上部に設けた係合部は環状凹部を有する環状突部であるバルブ用開度計の環状カバーである。 In the invention according to claim 4, the engaging portion formed at the lower portion of the valve shaft turning cap is an engaging step portion, and the engaging portion provided at the upper portion of the opening meter is an annular protrusion having an annular recess. This is an annular cover of a certain valve opening meter.
請求項5に係る発明は、バルブ本体に内蔵した仕切弁体を、軸装部であるパッキン箱に回転自在に軸装した弁軸に対して、昇降動可能に設けた内ねじ式の仕切弁であって、弁軸の上端に非回転に設けた弁軸操作用回転駆動側であるキャップの下部に係合段部を形成し、パッキン箱の弁軸周囲に開度計を設け、この開度計の上部には、環状凹部を有する環状突部を形成すると共に、弾性素材で形成した環状のカバー本体の断面を略曲面形状に形成し、カバー本体の上縁部に設けた押圧用係合部を係合段部に押圧係合させ、カバー本体の下縁部に設けた係止押圧部を環状突部に係合させて開度計の上面を押圧してカバー本体の弾性力によってキャップと開度計の上面との間に反発力を働かせるようにした開度計付き仕切弁である。
The invention according to
請求項6に係る発明は、開度計は、目盛盤と、指針用板と、ハブと、内部の減速歯車機構からなり、目盛盤は、パッキン箱に取付け、ハブは、キャップの回動に伴って回転するように構成した開度計付き仕切弁である。
In the invention according to
請求項1に係る発明によると、特に、埋設された開度計付きバルブに有効な環状カバーであり、上縁部の押圧用係合部が回転駆動側に係合し、下縁部の係止押圧部が開度計上部を押圧し、カバー本体の弾性力による開度計への押圧力によって回転駆動側と開度計上部との間に反発力を働かせていることで、開度計を上方より押さえてこの開度計を構成する部品同士の余分な隙間を減少させ、取付け後のがたつきやバルブ本体の開閉に伴う開度計の上下方向の位置ずれを防止しつつ、開度計とバルブとの間を覆いながらこれらの隙間を塞いで封止性を確保することが可能になる。これにより、埋設された開度計付きバルブの内部への泥水の浸入を確実に防ぎ、開度計を取付けたバルブに対して取付けや取外しも容易になる。 According to the first aspect of the present invention, the annular cover is particularly effective for an embedded valve with an opening meter, and the pressing engagement portion of the upper edge portion is engaged with the rotational drive side, and the lower edge portion is engaged. The stop-pressing part presses the opening-measuring part, and the repulsive force is exerted between the rotational drive side and the opening-measuring part by the pressing force on the opening-measuring instrument due to the elastic force of the cover body. To prevent the gap between the parts that make up the opening gauge from being lowered and prevent the position gauge from moving up and down due to rattling after installation and the opening and closing of the valve body. It is possible to close these gaps while covering the space between the meter and the valve to ensure sealing performance. Thereby, the infiltration of muddy water into the embedded valve with the opening meter is surely prevented, and the valve with the opening meter attached can be easily attached and detached.
請求項2に係る発明によると、カバー本体は、ゴム材質で、環状の扁平形状で、断面が曲面形状を呈していることにより、このカバー本体に上方から力が加わったときに上下方向の弾性力が蓄積され、この弾性力で回転駆動側に対して開度計を下方向に押圧することで、開度計を部品の上下方向の余分な隙間を減少させて上方からの泥水の浸入を防ぎ、かつ、部品のがたつきを抑えてこの部品がずれたり脱落することを防止して開度計の動作を安定できる。しかも、押圧用係合部、係止押圧部が、カバー本体の厚みより膨出した膨らみ形態を有していることにより、曲面形状部分で蓄積された弾性力で回転駆動側、開度計にこれら押圧用係合部、係止押圧部の外周がそれぞれ密着シールし、しかも、その密着シール時にはシール面積と強度とを確保して密着封止性を向上し、カバー本体を強固に係合保持して高シール性を維持できる。開度計取付け後のバルブに容易にカバー本体を着脱できるため、部品の交換やメンテナンスも容易になる。 According to the second aspect of the present invention, the cover main body is made of a rubber material, has an annular flat shape, and has a curved cross section. Therefore, when a force is applied to the cover main body from above, it is elastic in the vertical direction. Force is accumulated, and this elastic force pushes the opening meter downward against the rotational drive side, so that the opening meter reduces the extra clearance in the vertical direction of the part and allows muddy water to enter from above. In addition, the movement of the opening meter can be stabilized by preventing the parts from shifting or dropping by suppressing the rattling of the parts. In addition, since the pressing engaging portion and the locking pressing portion have a bulging form that bulges from the thickness of the cover body, the elastic force accumulated in the curved surface portion can be used for the rotational drive side and the opening meter. The outer peripheries of the pressing engagement portion and the locking pressing portion are tightly sealed, and at the time of the tight sealing, the sealing area and strength are secured to improve the tight sealing performance, and the cover body is firmly engaged and held. Thus, high sealing performance can be maintained. Since the cover body can be easily attached to and detached from the valve after the opening gauge is installed, the replacement and maintenance of the parts is also easy.
請求項3及び4に係る発明によると、弁軸回動用のキャップの下部に係合段部からなる係合部、開度計の上部に環状凹部を有する環状突部からなる係合部をそれぞれ設け、下部側の係合段部に押圧用係合部を係合させることにより、この押圧用係合部が係合段部に嵌り込んで張り付いた状態になって抜けを防止する。一方、上部側の環状凹部を有する環状突部に係止押圧部を押圧係止させることにより、この係止押圧部が環状凹部に密着してカバー本体が上下方向に押さえつけられることによりシール性を保持する。これらにより、カバー本体のずれや脱落を防止しながら、係合部分のシール性を向上して泥水やごみの浸入を確実に防止できる。さらに、環状のカバー本体の上部側を回転駆動側、下部側を開度計上部にそれぞれ係合させていることで、これら回転駆動側と開度計とを調心している。 According to the invention which concerns on Claim 3 and 4, the engaging part which consists of an engagement step part in the lower part of the cap for valve shaft rotation, and the engagement part which consists of an annular protrusion which has an annular recessed part in the upper part of an opening degree meter, respectively By providing and engaging the engaging portion for pressing with the engaging step portion on the lower side, the engaging portion for pressing is fitted and stuck to the engaging step portion to prevent it from coming off. On the other hand, when the locking pressing portion is pressed and locked to the annular protrusion having the annular recess on the upper side, the locking pressing portion is brought into close contact with the annular recess and the cover main body is pressed in the vertical direction, thereby providing a sealing property. Hold. Accordingly, it is possible to improve the sealing performance of the engaging portion and prevent the entry of muddy water and dust while preventing the cover main body from shifting and dropping off. Furthermore, the rotational drive side and the opening meter are aligned by engaging the upper side of the annular cover body with the rotational drive side and the lower side with the opening degree counting unit.
請求項5に係る発明によると、埋設されたバルブ本体に開度計を設ける場合に特に有効であり、カバー本体の上縁部の押圧用係合部をキャップの係合段部に係合させ、下縁部の係止押圧部を環状突部に係合させて開度計上部を押圧し、カバー本体の弾性力による開度計への押圧力によってキャップと開度計上面との間に反発力を働かせることにより、開度計を上方より押さえてこの開度計を構成する部品同士の余分な隙間を減少させ、取付け後のがたつきを防止しつつ、開度計とバルブとの間を覆いつつこれらの隙間を塞いで封止性を確保することが可能になる。これにより、開度計を装着したバルブ本体を埋設した場合にも、このバルブ本体の内部への泥水の浸入を確実に防いで正確に開度表示させることができ、バルブ本体に対してカバー本体の取付けや取外しも容易になる。
According to the invention of
請求項6に係る発明によると、減速歯車機構により開度計の全体高さを低く抑えつつバルブ開度を外部に表示でき、この場合、キャップとハブとの間にカバー本体を装着することでこのカバー本体でハブを下向きに押圧し、このハブと指針用板、指針用板と目盛盤との各隙間を減少させて内部への泥水等の浸入を防止できる。
According to the invention of
以下に、本発明におけるバルブ用開度計の環状カバーと開度計付き仕切弁の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1においては、本発明のバルブ用開度計の環状カバーの実施形態を示し、図2は図1の一部拡大断面図、図3は、環状カバーの半截断面図、図4は、開度計付き仕切弁を示している。
Hereinafter, embodiments of an annular cover of a valve opening degree meter and a gate valve with an opening degree meter according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
1 shows an embodiment of an annular cover of a valve opening meter according to the present invention, FIG. 2 is a partially enlarged sectional view of FIG. 1, FIG. 3 is a half-sectional view of the annular cover, and FIG. A gate valve with a meter is shown.
本発明のバルブ用開度計の環状カバー(以下、カバー本体20という)は、弾性素材で環状に成形され、断面が略曲面形状に形成されている。カバー本体20は、より具体的には、ゴム材質で、環状の扁平形状で、断面が中心から外側に向かって曲面形状を呈している。このカバー本体20は、キャップ33と開度計22との間に装着される。
An annular cover (hereinafter referred to as a cover body 20) of the valve opening degree meter of the present invention is formed in an annular shape with an elastic material, and has a substantially curved cross section. More specifically, the cover
カバー本体20には押圧用係合部30、係止押圧部31が設けられる。押圧用係合部30は、カバー本体20の上縁部に設けられ、この押圧用係合部30は、バルブ本体21の弁軸32操作用の回転駆動側、本実施形態では弁軸32に取付けたキャップ33に係合可能に設けられる。一方、係止押圧部31は、カバー本体20の下縁部に設けられ、この係止押圧部31は、バルブ本体21の軸装部34に取付けられた開度計22の上部を押圧可能に設けられる。
The cover
図2に示すように、押圧用係合部30と係止押圧部31は、それぞれカバー本体20の厚みTよりも膨出した膨らみ形態を有している。カバー本体20の曲面形状部位の厚みTは、例えば2mm程度で、12mmのアール形状により設けられる。押圧用係合部30は、例えば長手方向8mm、短手方向5mmの寸法により、断面角丸長方形状に形成され、その内周側面の内径が、キャップ33に設けられた後述の係合部35である係合段部の外径よりも例えば2mm程度小さくなるように形成される。係止押圧部31は、例えば断面円形状に形成され、その内周側面の内径が、開度計22に設けられた後述の環状凹部36の外径よりも例えば2mm程度小さくなるように形成される。
As shown in FIG. 2, the pressing engaging
カバー本体20の上部側の被取付け側として、バルブ本体21において、回転駆動側のキャップ33が弁軸32に非回転に設けられ、この弁軸32回動用のキャップ33の下部には、係合部35である係合段部が設けられる。
カバー本体20の下部側の被取付け側として、バルブ本体21の軸装部34の弁軸32周囲に開度計22が取付けられ、この開度計22において、上部に環状凹部36を有する環状突部37が係合部として設けられる。
As a mounting side on the upper side of the cover
An
前述のカバー本体20において、押圧用係合部30がキャップ33の係合段部(係合部)35に押圧係合された状態で、係止押圧部31が開度計22の環状突部(係合部)37に係合されることにより、このカバー本体20がキャップ33と開度計22の上面22aとの間に位置決め状態で装着される。これにより、カバー本体20は、その弾性力によるキャップ33側から開度計22側への押圧力によって、回転駆動側であるキャップ33と開度計22上部との間に反発力を働かせるようにしながら装着される。
In the above-described
ここで、本発明において、弾性力とは、カバー本体20を上下方向に押し縮めることで、カバー本体20に蓄えられる力とし、反発力とは、カバー本体20に蓄えられた前記弾性力が、上部のキャップ33と下部の開度計22の両者に働くときの力とし、押圧力とは、カバー本体20に蓄えられた前記弾性力が、下部の開度計22、または上部のキャップ33に働いて押圧するときの力とする。また、後出する反力とは、後述の仕切弁体153がボデー151に押し付けられたときに、逆に仕切弁体153がボデー151から受ける力、或は、カバー本体20の開度計22への押圧に対して、逆にカバー本体20が開度計22から受ける力とする。
Here, in the present invention, the elastic force is a force stored in the cover
図3におけるカバー本体20の押圧用係合部30と係止押圧部31との間の自由高さ、すなわち、キャップ33と開度計22との間に装着される前のカバー本体20の高さHは、図1に示したバルブ本体21の全閉時、すなわち、キャップ33、弁軸32の上昇時におけるキャップ33と開度計22との間のカバー本体20装着用の高さ寸法Lよりも、大きくなるように設けられる。
これによって、カバー本体20には、係合段部35への押圧用係合部30の係合により下向きの力が蓄勢され、この力により開度計22の後述するハブ38がキャップ33に対して常に下向きに押圧された状態で、キャップ33の回動に伴ってカバー本体20とともに一体に回転するように構成されている。
The free height between the pressing engaging
Accordingly, a downward force is accumulated in the cover
なお、本発明のカバー本体20は、弁軸32操作用の回転駆動軸側、すなわち弁軸32側と、開度計22との間に反発力を働かせるように取付け可能であれば、上記以外の各種形状に設けることもできる。例えば、上記以外のカバー本体の形状としては、図4に示すように、キャップ底面33aと開度計上面22aとの間に挟み込み可能な高さの断面曲面形状に設けたり、図示しないが、全体を蛇腹状に設けて伸縮可能にしたり、或は、カバー本体の押圧用係合部、係止押圧部を円筒部とし、この円筒部に挟まれた部分を断面曲面形状に形成して、上下円筒部をキャップ下部、開度計上部に形成した円柱部に外側から嵌合したり又は凹凸嵌合部同士の嵌め合いにより装着してもよい。カバー本体を長尺の円筒状に形成し、このカバー本体の上部にキャップ回転用の開栓器(又はハンドル)で押圧される押圧用係合部、カバー本体の下部に開度計を押圧する係止押圧部、これらの間にキャップ外周と凹凸嵌合する凹凸係合部を設け、これら3つの係合部位を係合させた状態で開栓器と開度計との間に装着してもよい。この場合、特に開栓器でキャップを回転するときに、カバー本体を押圧するようになる。さらに、カバー本体の曲面形状の一部を屈曲したり、略テーパ状に形成したり、回転駆動側にキャップを設けることなく、カバー本体を弁軸と開度計との間に直接装着可能な形状に設けてもよい。
The
押圧用係合部30や係止押圧部31は、上述の断面角丸長方形状や断面円形状以外の形状であってもよい。
このうち、押圧用係合部30は、開度計22への必要な押圧力に対する反力に抵抗するだけの保持力があれば、その形状や態様にこだわることはない。例えば、図4に示すように、押圧係合部30をキャップ底面33aで押圧可能に、カバー本体39の上部を断面曲面形状に設けるようにしてもよい。また、図示しないが、押圧用係合部を、例えば、キャップ外周に張り付き可能な材質で設けたり、押圧用係合部内周をキャップ外周に係合可能な凹凸状に形成するか、或は押圧用係合部内周とキャップ外周との双方を係合可能な凹凸状に形成したり、キャップ側にねじを螺着し、このねじに押圧用係合部を引っ掛けるようにしてもよい。これら以外にも、例えば、キャップ底面に設けた凹みに係止可能な押圧用係合部としたり、キャップ外周に環状突起部を設けてこの環状突起部に下方から係止可能な押圧用係合部を設けたり、或は、キャップ底面に突起部を設けてこの突起部に係止する形状に押圧用係合部を設けるようにしてもよい。
The
Of these, the
係止押圧部31は、カバー本体20で開度計22を押圧し、かつ外部からの泥水動の浸入に耐えてカバー本体20の位置を保持するものであれば、上記押圧用係合部30と同様に各種形状に形成できる。例えば、図4に示すように、係止押圧部31を、開度計上面22aを押圧可能に、カバー本体39の下部を断面曲面形状に設けたり、また、図示しないが、開度計の上部を弾性力により挟み込み可能な形状にしたり、開度計上面22aに窪みを設けてこの窪みに係止可能な係止押圧部を設けたり、或は、開度計側面に窪みを設けてこの窪みに係止する係止押圧部を設けるようにしてもよい。
As long as the
上記のように、カバー本体20や押圧用係合部30、係止押圧部31を適宜の形状や態様に設けることにより、このカバー本体20を各種のバルブ本体21の回転駆動側と開度計22との間に弾性力を働かせた状態で装着し、このバルブ本体21を地中に埋設された配管や雨水や汚水が飛散しやすい場所に設置したときに、泥水や雨水、汚水の浸入を防止しながら使用できる。
As described above, the cover
図1、図5に示すように、開度計22は、バルブ本体21の軸装部34の弁軸32周囲に設けられ、この弁軸32に非回転に設けた弁軸回動用のキャップ33の回動により開閉度合いを表示可能に設けられる。開度計22は、目盛盤40と、指針用板41と、ハブ38と、内部の減速歯車機構42とを有している。
As shown in FIGS. 1 and 5, the
キャップ33の底面側には、弁軸32の上部に形成された平行四面部43が嵌合可能な凹状部44が形成され、これら平行四面部43と凹状部44とを嵌合した状態で、止めねじ45でこれらを固定してキャップ33が弁軸32の上部に固定される。キャップ33の下部には、切欠溝からなる切欠部46が複数箇所に等間隔に形成され、本実施形態では、この切欠溝46は、180°の間隔で2箇所に設けられる。
On the bottom surface side of the
キャップ33の上部には角柱部47が形成され、この角柱部47が手動ハンドル等の回動治具48の係合面48aに非回転に係合可能に設けられている。キャップ33は、回動治具48により回動操作され、このキャップ33の回転により弁軸32が回動可能に設けられている。
A
図1、図6(a)、図6(b)に示すように、目盛盤40の下面には一対のガイドである係合部50が放射状に複数個設けられる。ガイド50が、バルブ本体21の軸装部34の外周に放射方向に設けられた複数個の突条リブである係止部51を挟持するように係合され、これにより目盛盤40がバルブ本体21の軸装部34に取付けられる。突条リブ51は、軸装部34の4箇所に十字状に等間隔に形成され、この突条リブ51にガイド50を係合することで、弁軸32と目盛盤40とが調心された状態で開度計22がバルブ本体21の所定位置に装着される。
As shown in FIG. 1, FIG. 6A, and FIG. 6B, a plurality of
図6(a)、図6(b)において、一対の係合部50同士の間には、円弧状のリブ52をこの係合部50側に突出して形成するようにしてもよい。この場合、一対の係合部50の間以外の場所に係止部51が位置したときに、この係止部51がリブ52に接触することにより、開度計22がバルブ本体21から浮いた状態になるため、正確な取付け状態でないことを容易に確認できるようになる。
6 (a) and 6 (b), an arc-shaped
図2に示すように、目盛盤40の上面側には、上向きの環状凸部53が形成され、この環状凸部53に続けて指針用板41が載置する上面部40aが環状に設けられ、この上面部40aは、外側に向けて傾斜した勾配となっている。
As shown in FIG. 2, an upward annular
目盛盤40の中央には、弁軸32よりも大径の開口部55が設けられ、この開口部55の内周縁側には、係合部56が上方に向けて突出形成され、この係合部56の先端内周に突出部57が設けられている。
An opening 55 having a diameter larger than that of the
開口部55の外周には収容凹部58が形成され、この収容凹部58の内周側には外歯59が一体に形成され、この外歯59は、例えば、ピッチ円直径:89と1/3mm、歯数:60、ピッチ:4.68mmにより設けられる。収容凹部58には、後述する平歯車60の内歯61が外歯59に噛合した状態で収容される。これら内歯61と外歯59とは、異なる歯数により形成される。
A
目盛盤40の上面外周側には、印字やシールの貼付け等により、適宜の位置や形状、間隔で図示しない目盛が設けられ、この目盛により指針用板41の回転状態を外部に表示可能に設けられている。
A scale (not shown) is provided on the outer peripheral side of the upper surface of the
指針用板41は環状に設けられ、目盛盤40の上面部40aよりも大径に形成される。指針用板41の上面側には、図示しない開度表示用の矢印等の指針部が設けられ、指針用板41の中央側には、目盛盤40と同様に上向きの環状凸部62が形成される。指針用板41のハブ38が載置する部分には上面部41aが環状に設けられ、この上面部41aは外側に向けて傾斜した勾配となっている。指針用板41の下面側には、4つの係合凹部41bが等間隔に形成され、この係合凹部41bよりも外径側には、環状凹状部67が形成されている。さらに、下面の最外径側には、環状の外周底面41cが形成され、この外周底面41cは、目盛盤40の上面部40aに当接可能に設けられている。
The
ハブ38は環状に形成され、指針用板41の上面部41aよりも大径に形成される。ハブ38の底面側には、その中心から所定の偏心量で偏心した環状の偏心部38aが突出して設けられ、この偏心部38aを介して弁軸32の回転が減速歯車機構42に伝達される。偏心部38aよりも外径側には、環状凹状部38cが形成される。ハブ38の中央には、弁軸32の外径よりも大径の開口部70が設けられ、この開口部70内周面には、係合突起71が中心に向かって突設形成される。ハブ38の上部には前述した環状の環状凹部36を有する環状突部37が係合部として形成され、ハブ38の下面の最外径側には環状の外周底面38bが形成され、この外周底面38bが指針用板41の上面部41aに当接可能に設けられている。
The
係合突起71は、開口部70内周面の回転対称位置に適宜数により設けられ、この係合突起71に開口部70に遊嵌状態で嵌合したキャップ33の切欠溝46のそれぞれの側面が係合される。
ハブ38の偏心部38aよりも内径側には、係合部73が下方に向けて突出形成され、この係合部73の先端外周には突出部74が設けられている。
The engagement protrusions 71 are provided in appropriate numbers at rotationally symmetric positions on the inner peripheral surface of the
On the inner diameter side of the
減速歯車機構42は、遊星歯車機構であり、開度計22内部に設けられ、ハブ38と、平歯車60と、目盛盤40と、指針用板41とにより動作する機構からなっている。
平歯車60には内部下方位置に前述した内歯61が設けられ、その上面側にはハブ38の偏心部38aに嵌合装着される突状部60aが形成されている。これらを介して、平歯車60の上部側が、偏心部38aに回転自在に取付けられる。内歯61は、例えば、ピッチ円直径:94と2/3mm、歯数:61、ピッチ:4.88mmからなっている。突状部60aの外周には、4つの図示しない係合凸部が等間隔に形成されている。
The
The
平歯車60は、ハブ38の偏心部38aに装着されて目盛盤40に対して偏心状態となり、ハブ38の回転時に外歯59が内歯61に噛合しつつ、収容凹部58内を自転しながら公転する。図示しないが、外歯59のピッチ円直径と内歯61のピッチ円直径とは、噛合側とは反対側の隙間が2mm程度になるように近づけた数値になっている。
The
開度計22において、目盛盤40の収容凹部58に平歯車60が収容され、この目盛盤40が指針用板41に装着される。この場合、目盛盤40の環状凸部53が指針用板41の環状凹状部67に下方側から嵌め込まれて指針用板41と目盛盤40とが同軸に位置決めされ、かつ、指針用板41の係合凹部41bに平歯車60の係合凸部が係合される。これにより、平歯車60が揺動回転による自転をしたときにこの回転に伴って指針用板41が回転し、指針部が目盛盤40の目盛を開度表示することで、外部からバルブ本体21の開度を視認可能に設けられている。
In the
指針用板41はハブ38に装着され、このハブ38に目盛盤40が一体に取付けられる。その際、指針用板41の環状凸部62がハブ38の環状凹状部38cに下側から嵌め込まれていることにより、指針用板41とハブ38とが同軸に位置決めされ、かつ、突出部57、74を有する係合部56、73同士がスナップフィット嵌合されてハブ38と目盛盤40とが係合されて開度計22が一体化される。この構造により、開度計全体のコンパクト化が図られている。
The
前述したバルブ本体21の弁軸32が回転すると、この弁軸32の回転が上記遊星歯車機構42を介して減速されて開度計22により外部に表示される。この場合、キャップ33から弁軸32に回転が伝達されると、この回転がハブ38、平歯車60を介して指針用板41に伝達され、この指針用板41の回転が目盛盤40の目盛への指針部の指示により表示されることで、キャップ33から弁軸32に伝達された回転をバルブ開度として外部から確認できる。
When the
図5に示すように、バルブ本体21は、ボデー151、蓋部材152を有し、これらが図示しないボルトにより一体に固着される。バルブ本体21には仕切弁体153が内蔵され、この仕切弁体153にめねじこま154を介して弁軸32が取付けられる。めねじこま154の内周にはめねじ154aが形成され、このめねじ154aに弁軸32に形成されたおねじ32aが螺着されている。バルブ本体21は、弁軸32を回転したときにこれらめねじ154aとおねじ32aとにより、仕切弁体153が流路155に対して交差方向に昇降動してこの流路155を開閉する、いわゆる内ねじ式の仕切弁からなっている。
As shown in FIG. 5, the
バルブ本体21の軸装部34は、仕切弁のパッキン箱であり、このパッキン箱34にパッキン等の収納部品157が収納されている。この仕切弁本体21の弁軸32周囲に前述したように開度計22が装着され、弁軸32に非回転に設けられた弁軸回動用のキャップ33の回転により、仕切弁体153の昇降動時の弁開度が開度計22の開閉度合いにより外部に表示される。パッキン箱34の弁軸32周囲に開度計22が設けられていることにより、パッキン箱34が開度計22で被蓋されている。
なお、バルブ本体21は仕切弁に限ることはなく、開度計22を設けた各種のバルブ本体21に、本発明のカバー本体20を装着することもできる。
The
The valve
バルブ本体21に開度計22を装着する場合、前述したように開度計22の下部側でガイド50と突条リブ51とによりバルブ本体21との位置決めがなされる。これにより、開度計のハブ38、目盛盤40の開口部70、55に弁軸32が嵌合されることがないため、これら開口部70、55が弁軸外径よりも大きくなっていてもよい。そのため、外径の異なる弁軸32、すなわち呼び径の異なるバルブ本体21に開度計22が装着可能に設けられている。
When the
図1、図2に示すように、バルブ本体21の軸装部34の外周側と、開度計22下部の目盛盤40下面の内周側との間には、断面V字パッキンからなるシール部材68が装着される。これにより、軸装部34の外周径のばらつきや塗装厚さのばらつきを、シール部材68で吸収しつつ、バルブ本体21と開度計22とを密着シールしてこの開度計22のがたつきを防いで操作性や正確な開度表示を確保し、かつ開度計22とバルブ本体21との隙間を塞いでこれらの間からの泥水等の浸入を防止する。
As shown in FIGS. 1 and 2, a seal having a V-shaped cross section is provided between the outer peripheral side of the
さらに、シール部材は、上記断面形状に限ることはなく、例えば、図7に示した断面横向き略T字状のパッキンからなるシール部材69を用いるようにしてもよい。このシール部材69は、装着前に二点鎖線に示した形状を成し、内径側に長尺状の内径環状シール部69a、外径側に短尺状の外径環状シール部69bが異径シール部位として突設形成されている。
Furthermore, the sealing member is not limited to the above-described cross-sectional shape, and for example, the sealing
シール部材69を軸装部34と開度計22との間に装着した場合、図の実線に示すように、内径環状シール部69aが上方に曲がった状態で軸装部34外周に当接シールし、外径環状シール部69bが目盛板40内周に縮径方向に圧縮変形しながら当接シールする。このシール部材69aを用いることで、内外周側の密着性を向上させた状態で確実に止水可能となり、しかも、内径環状シール部69aが薄板状で曲がり方向に容易に変形することで、軸装部34と開度計22との間への装着性がよく、全体の組立性も向上する。この場合、軸装部34の外周径のばらつきや塗装厚さのばらつきを、シール部69aで吸収できる。
また、図示しないが、内径環状シール部は、断面三角形状であってもよく、この場合、さらに容易に変形して組立性が向上する。シール部材としてOリングを使用してもよく、この場合には、既製品のOリングを用いることができる。
When the
Although not shown, the inner diameter annular seal portion may have a triangular cross section. In this case, the inner ring seal portion is further easily deformed to improve the assemblability. An O-ring may be used as the seal member. In this case, an off-the-shelf O-ring can be used.
上述したバルブ本体と開度計とを一体化した開度計付き仕切弁に対して、前述のようにカバー本体20が装着される。この場合、カバー本体20の押圧用係合部30、係止押圧部31が、キャップ33の係合段部35、ハブ38の環状凹部36を有する環状突部37にそれぞれ密着状態で係合することにより、キャップ33とハブ38との間隙Gがカバーされる。これにより、地中に埋設された配管等にバルブ本体21を接続した場合にも、このバルブ本体21やカバー本体20内部への泥水やゴミ等の浸入を防止しながら、キャップ33の回動操作により開度計22の表示を確認しつつ仕切弁体153を操作できる。
As described above, the
さらに、カバー本体20で開度計22上部とキャップ33(弁軸32)、前述のシール部材68で開度計22下部と軸装部34とをそれぞれ同心位置に保持できるため、この上下部の調心作用により開度計22をバルブ本体21に正確に位置決めした状態で装着できる。これにより、ハブ38の係合突起71にキャップ33から傾いた力が伝達されるおそれがなく、この減速歯車機構42による開度表示がスムーズになる。
前述したように、カバー本体20により開度計22の浮き上がりを防止していることでシール部材68のずれや脱落を防止し、その機能を維持できる。
Further, since the
As described above, the
次いで、本発明のバルブ用開度計の環状カバーと開度計付き仕切弁の上記実施形態における作用を説明する。
図1、図5に示したバルブ本体21は、パッキン箱34の弁軸32周囲に開度計22を有し、弁軸32回動用のキャップ33の回動により開度計22の開閉度合いを表示でき、このバルブ本体21を地中の配管やマンホールの底位置などに埋設した場合にも、開度計22により外部から開度を確認可能になる。
Next, the operation of the above embodiment of the annular cover of the valve opening degree meter and the gate valve with the opening degree meter of the present invention will be described.
The valve
図2に示すように、本発明のカバー本体20は、バルブ本体21に設けた開度計22と、弁軸32回動用のキャップ33との間に装着することで、全体のコンパクト性を維持しながらバルブ本体21と開度計22との間を覆うことができる。この場合、環状のカバー本体20の断面を略曲面形状に形成し、このカバー本体20の上縁部に設けた押圧用係合部30をキャップ33の係合段部35に係合し、カバー本体20の下縁部に設けた係止押圧部31を開度計22の環状凹部36を有する環状突部37に押圧係止させているため、キャップ33とカバー本体20との間隙Gを覆いながら装着できる。これにより、間隙Gの外部への露出を防ぎ、この間隙Gからの泥水の浸入を防ぐことが可能になる。
As shown in FIG. 2, the cover
その際、図3のカバー本体20がゴム材質で、環状の扁平形状で、断面が曲面形状を呈していることで、特に上下方向に大きい弾性力を蓄積させることができ、図2において、カバー本体20をキャップ33で上方から押したときに、このカバー本体20の弾性力によるキャップ33側からの開度計22側への押圧力によって、この回転駆動側のキャップ33と開度計22上部との間に反発力を働かせて、押圧用係合部30側、係止押圧部31側の密着シール性を向上できる。これに加えて、カバー本体20によりハブ38、指針用板41、目盛盤40を上方側から押圧していることで、これら部品の上下方向の余分な隙間が減少する。このようにして、カバー本体20により間隙Gを塞ぎ、このカバー本体20の上下の取付け部分をシールし、開度計22の部品の上下方向の隙間を減少して封止性が高まり、開度計22やバルブ本体21内部への泥水の浸入を確実に防止できる。
At that time, the cover
この場合、押圧用係合部30、係止押圧部31がカバー本体20の厚みTよりも膨らみ形態を有している。
このうち、押圧用係合部30を断面角丸形状に形成し、その内周側面の内径を係合段部35の外径よりも2mm小さく設けていることで、この内周側面に内周方向への弾性力が働いてキャップ33の円筒側面部位に密着し、この状態でカバー本体20の弾性力及びキャップ33からの押圧力で押圧用係合部30の上面側を係合段部35に密着させながら押圧保持して高シール性を発揮できる。
In this case, the
Of these, the
一方、係止押圧部31を断面円形状に形成し、その内周側面の内周を環状凹部36の外径よりも2mm小さく設けていることで、この内周側面に内周方向への弾性力が働いて環状突部37よりも内周側の環状凹部36に嵌まり込むように移動し、この状態でカバー本体20の弾性力及びキャップ33からの押圧力により高シール性を発揮できる。
On the other hand, the
これらにより、バルブ本体21の埋設後にもカバー本体20の装着状態を保持し、長期に渡って高シール性を維持して泥水の浸入を防止可能となる。しかも、膨出状の押圧用係合部30、係止押圧部31により、シール面積を大きくしてシール性を向上しながら強度も確保できるため、不用意な位置ずれや脱落を防止できる。その一方で、押圧用係合部30、係止押圧部31の係合を手で外しながらカバー本体20をバルブ本体21に容易に着脱できるため、部品の交換やメンテナンスも簡単になる。
As a result, even after the
カバー本体20の弾性力及び上方からの押圧力により、仕切弁体153の開閉時の弁軸32との反力に起因する弁軸32の上下移動による開度計22と軸装部34との上下方向の余分な隙間や、開度計の部品同士の上下方向の余分な隙間の発生を阻止する。これにより、例えば、バルブ本体21の全開状態から全閉状態まで弁軸32が回転したときには、キャップ33が約3mm上昇するが、この場合にも、キャップ33とハブ38との間にカバー本体20が弾発して係合状態を維持できるため、開度計22が軸装部34から浮き上がることがなく、ハブ38、指針用板41、目盛盤40の相互の上下方向の隙間を減少した状態を保持できる。
Due to the elastic force of the cover
軸装部34と目盛盤40との間に設けたシール部材68により、開度計22を上方から押圧したときのこの開度計22と軸装部34との封止性を確保してこれらの間からの泥水の浸入も防止でき、仕切弁体153を開閉動作するときにも開度計22の軸装部34への装着状態を維持し、開度計22のバルブ本体21からの脱落を防止できる。シール部材68により調心作用も発揮でき、バルブ本体21に対する開度計22の位置ずれを防いで、開度計22のスムーズな動作による正確な開度表示を維持できる。
The sealing
開口部55を軸装部34よりも大きい内径に形成し、これら開口部55と軸装部34との間に上記シール部材68を装着して位置決めしていることで、外径の異なる弁軸32、すなわち呼び径の異なるバルブ本体21に対しても、一つの開度計22を共用できる。
The opening 55 is formed to have an inner diameter larger than that of the
図8においては、開度計付き仕切弁の他の実施形態を示している。なお、この実施形態以降において、上記実施形態と同一部分は同一符号によって表し、その説明を省略する。
この実施形態のバルブ本体80では、弁軸32とキャップ81とを固定している止めねじ45をカバー本体20の内側に収納できる位置に配置し、この止めねじ45をカバー本体20で被覆したものである。この場合、止めねじ45への泥水の飛散をカバー本体20で防止し、止めねじ45に防錆加工を施すことなく錆の発生を抑えることができる。
In FIG. 8, other embodiment of the gate valve with an opening meter is shown. In the following embodiments, the same parts as those in the above embodiments are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
In the valve
しかも、キャップ81の高さを低く形成し、かつ、キャップ81の底面からバルブ本体80までの距離を前記実施形態よりも小さくしている。具体的には、キャップ81の底面からバルブ本体80までの距離を、バルブ全開時にほぼ0mm近くまで小さくできるように設けた。これにより、開度計22装着後のバルブ本体80の全体高さを低く設けることができる。なお、このバルブ本体80においては、軸装部34と目盛板40との間にOリング82をシール部材として装着している。
In addition, the height of the
図9においては、開度計付き仕切弁の更に他の実施形態を示している。
この実施形態のバルブ本体90では、弁軸32に手動操作用ハンドル92を有するキャップ91を装着し、弁軸32をハンドル92で手動操作可能に設けつつ、キャップ91と開度計22との間にカバー本体20を装着したものである。
FIG. 9 shows still another embodiment of a gate valve with an opening meter.
In the valve
この場合、別体のハンドルを設けることなく、キャップ91と一体のハンドル92により弁軸32を直接操作しつつ、前述の実施形態と同様に、カバー本体20の押圧用係合部30をバルブ本体90の弁軸操作用の回転駆動側であるキャップ91の係合段部35に係合させ、カバー本体20の係止押圧部31をバルブ本体90に取付けた開度計22の環状凹部36を有する環状突部37に押圧係止させることにより、回転駆動側のキャップ91と開度計22上部との間に弾性力を働かせながらカバー本体20を装着できる。
In this case, the
20 カバー本体
21 バルブ本体
22 開度計
22a 開度計上面
30 押圧用係合部
31 係止押圧部
32 弁軸
33 キャップ
34 パッキン箱(軸装部)
35 係合段部(係合部)
36 環状凹部(係合部)
37 環状突部(係合部)
38 ハブ
40 目盛盤
41 指針用板
42 減速歯車機構
153 仕切弁体
T 厚み
DESCRIPTION OF
35 Engagement step (engagement part)
36 Annular recess (engagement part)
37 Annular protrusion (engagement part)
38
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