JP2016537876A - xDSLシステム中で低電力モードを管理するための方法および装置 - Google Patents
xDSLシステム中で低電力モードを管理するための方法および装置 Download PDFInfo
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Abstract
いくつかの態様によれば、本発明は、xDSLシステム中で低電力モードを管理するための方法および装置を提供し、より詳細には、頑強で迅速であるVDSLシステムのためのL2モード退出プロシージャを対象とする。実施形態では、低電力モードに入る前に、低電力モードを出るためのパラメータがアップストリームモデムとダウンストリームモデムとの間で通信される。いくつかの態様によれば、これらのパラメータは、複数のステージでインクリメンタルに低電力モードを出るための構成を含む。本発明の実施形態は、この複数のステージのうちの1つまたは複数のステージでSNRを素早く推定することを含む。追加のまたは代替の実施形態は、低電力モード退出の開始を確実にシグナリングすることを含む。いくつかの態様によれば、そのようなシグナリングは、反転された同期シンボルおよび正常な同期シンボルの、同期シーケンスを含むことができる。
Description
関連出願の相互参照
[0001]本出願は、2013年11月4日に出願された先行する同時係属の米国特許仮出願第61/899,706号の利益を、米国特許法119条(e)に従って請求するものであり、この仮出願の内容の全体は参照により本明細書に組み込まれる。
[0001]本出願は、2013年11月4日に出願された先行する同時係属の米国特許仮出願第61/899,706号の利益を、米国特許法119条(e)に従って請求するものであり、この仮出願の内容の全体は参照により本明細書に組み込まれる。
[0002]本発明は、一般に、データ通信に関し、詳細には、xDSLシステム中で低電力モード退出プロシージャ(a low power mode exit procedure)を実施するための方法および装置に関する。
[0003]いくつかの従来システムでは、DSLリンクを介して送信されるべきユーザデータがないときでも、モデムは、同じフル電力モード(full power mode)(たとえば、VDSLシステムではL0モードとして知られる)で連続的に送信する。したがって、DSLリンクを介して送信されるべきユーザデータがないかまたは非常に少ないときにはモデムの電力消費を低減するモード(L2モードとして知られる)を有することが望ましい。クロストークキャンセレーション(crosstalk cancellation)など、L2モードに入ることがシステム性能に及ぼす影響は、通常は問題ではない。しかし、1つまたは複数の回線が、L2モードを出て、L0モードに関連するフル電力送信レベルを再開しつつあるとき、システム性能に影響する問題が生じる可能性がある。
[0004]したがって、L2モードを出てL0モードに迅速および効果的に戻るためのプロシージャが必要とされている。
[0005]いくつかの態様によれば、本発明は、xDSLシステム中で低電力モードを管理するための方法および装置を提供し、より詳細には、頑強で迅速であるVDSLシステムのためのL2モード退出プロシージャを対象とする。実施形態では、低電力モードに入る前に、低電力モードを出るためのパラメータがアップストリームモデムとダウンストリームモデムとの間で通信される。いくつかの態様によれば、これらのパラメータは、複数のステージで低電力モードをインクリメンタルに出るための構成を含む。本発明の実施形態は、この複数のステージのうちの1つまたは複数のステージでSNRを素早く推定することを含む。追加のまたは代替の実施形態は、低電力モード退出の開始を確実にシグナリングすることを含む。いくつかの態様によれば、そのようなシグナリングは、反転された同期シンボルおよび正常な同期シンボル(inverted and normal sync symbols)の、同期シーケンス(synchro sequence)を含むことができる。
[0006]これらおよび他の態様によれば、本発明の実施形態による方法は、xDSLシステム中の送信モデムのための低電力モードを管理することを含み、管理することは、送信モデムが低電力モードに入る前に、低電力モードを出るためのパラメータで送信モデムを構成することを含む。
[0007]本発明のこれらおよび他の態様および特徴は、本発明の特定の実施形態に関する後続の記述を添付の図と共に検討すれば、当業者には明らかになるであろう。
[0011]次に、図面を参照しながら本発明について詳細に述べる。図面は、当業者が本発明を実践できるようにするために、本発明の説明的な例として提供されるものである。特に、以下の図および実施例は、本発明の範囲を単一の実施形態に限定する意図はなく、記述または図示される要素のいくつかまたはすべてを交換することによって、他の実施形態も可能である。さらに、本発明のいくつかの要素が、既知のコンポーネントを使用して部分的にまたは完全に実現されることが可能である場合は、本発明を曖昧にしないために、そのような既知のコンポーネントのうち本発明の理解に必要な部分のみについて記述され、そのような既知のコンポーネントの他の部分についての詳細な記述は省略される。本明細書に別段の指定がない限り、当業者には明らかとなるように、ソフトウェアにおいて実現されるものとして記述される実施形態は、それに限定されるべきではなく、ハードウェアにおいて、またはソフトウェアとハードウェアの組合せにおいて実現される実施形態を含む可能性があり、またその逆でもある。本明細書に明示的な記載がない限り、本明細書では、単数のコンポーネントを示す実施形態は、限定として考えられるべきではなく、本発明は、複数の同じコンポーネントを含む他の実施形態を包含するものとされ、またその逆でもある。さらに、出願人は、明示的にそのような記載がない限り、本明細書または特許請求の範囲におけるどんな用語にも、稀なまたは特殊な意味があるものとは意図しない。さらに、本発明は、本明細書で例示として言及される既知のコンポーネントに対する、現在および将来の既知の均等物も包含する。
[0012]特に、本発明の実施形態は、VDSLモデムおよび通信システムの場合に有用な実施例に関して記述される。しかし、本発明は、VDSLに限定されず、他のxDSLモデムおよびシステム、たとえばADSLやG.fastなどにも適用可能である(「xDSL」という用語は、これらおよび他のディジタル加入者ライン標準およびシステムを指す)。
[0013]いくつかの態様によれば、本発明者は、ビットローディング(bit loading)を変化させながらスペクトル全体にわたりいくらかのレベルだけ送信PSDレベルを低下させること、送信されているスペクトルを低減する(すなわちトーン数を低減する)こと、および、送信機が、ある継続時間(a duration of time)の間、遮断されて(shut off)、それから別の継続時間の間、再開される(たとえば、1フレーム当たりわずかなデータシンボルのみを送信する)ことが交互に行われる不連続送信、などの、L2モードにおけるモデムの電力消費を低減するためのいくつかの既知の方法があることを認識する。これらの方法のうちの1つまたは複数の組合せは、低減されたデータレートでDSLリンクを維持しながら、モデムの電力消費を低減するために使用されることができる。
[0014]使用される電力低減方法にかかわらず、所与のDSLリンクがL2モードを出てL0モードに再び切り替わるべきときを決定することは:より高いデータレートがDSLリンクにわたって必要とされることを示す、指定された継続時間の間、指定されたしきい値を超えるデータトラフィックにおける増加;使用の増加が予想されるときなど、L0モードに再び切り替わるべき事前に設定された時間;および、他方の側のモデムからの要求、などのファクタに基づく可能性がある。
[0015]いくつかの追加の態様によれば、本発明者は、低電力、低データレートのL2モードを出て通常の高データレートのL0モードに戻るには、トラフィックをドロップすることなくシームレスな方式で情報を交換し、遷移を協調させるために、プロシージャのあとに両端のモデムが続くことを認識する。L2モード退出プロシージャ(L2 mode exit procedure)は、余分なデータトラフィックのための非常に大きいバッファを回避するために、またこのネットワークトラフィックを送達する際の大きいレイテンシを回避するために、非常に迅速であるべきである。ここでの障害はL0モードへの切替え復帰を遅延させることになるから、L2モード退出プロシージャはまた、非常に頑強であるべきであり、また、L2モードは低減されたトーン上で低電力で送信しているのでノイズの影響をより受けやすい。
[0016]したがって、本発明の実施形態は、L2退出プロシージャにおいて、迅速さを維持しながら頑強性を提供する方法および装置を対象とする。
[0017]図1に、本発明の態様を実現するためのCO100を含む例示的なxDSLシステムを示すブロック図が示されている。図示のように、例示的なシステムは、中央コントローラ102と、ベクタリングエンジン(vectoring engine)106と、ベクタリングコントローラ(vectoring controller)(VCE)108と、COトランシーバー120−1〜120−Nとを含む。トランシーバー120−1〜120−Nは、それぞれ、回線122−1〜122−Nを介して、ダウンストリーム(すなわちCPE)トランシーバー124−1〜124−Nに結合される。
[0018]回線122−1〜122−Nのいくつかまたはすべては、同じバンドルに含まれること、および/または共通のベクタリンググループ(vectoring group)に属することが可能である。知られているように、VDSLおよび他の標準に従った、そのような回線122のベクタリング(vectoring)(すなわちクロストークのキャンセル)は、VCE108によってベクタリングエンジン106にプログラムされたクロストーク(たとえばFEXT)係数を使用して、ベクタリングエンジン106によって扱われる。これらの係数は、VCE108によって学習フェーズの間にトランシーバー120から学習されたチャネル特性に基づくものとすることができる。VCE108は、すでに訓練されてショータイム(Showtime)で動作している回線に対して過大な干渉を引き起こすことなくトランシーバーがそれの訓練ステージ(training stages)を協調的な方式で通過するのを確実にするために、トランシーバー120の訓練ステージを制御する。いずれかの所与の時点における回線122のうちのアクティブな回線の数に応じて、またおそらくさらに、経験されるクロストーク、ターゲットデータレート、およびそのようなアクティブな回線によって使用されるトーンに応じて、VCE108は、ベクタリングエンジン106によって使用される係数を調整することができる。中央コントローラ102は、xDSLシステムの全体的なコントローラであり、COトランシーバー120およびVCE108を構成し、ステータスを監視し、ネットワーク管理システムに報告する。
[0019]中央コントローラ102、ベクタリングエンジン106、およびVCE108は、Ikanos Communications,Inc.によって提供されるVelocity−3 NodeScale Vectoring製品などの、プロセッサ、チップセット、ファームウェア、ソフトウェアなどによって実現されてよい。説明しやすいように別々に示されているが、コンポーネント102、106、108、および120のいくつかまたはすべては、同じチップまたはチップセットに組み込まれてもよいことに留意されたい。たとえば、Ikanos Velocity−3 NodeScale Vectoring製品では、VCE108およびベクタリングエンジン106が1つのチップに組み込まれ、COトランシーバー120のうちの16個が、マルチポート・トランシーバーチップに組み込まれる。当業者は、本実施例によって教示された後には、本発明と共に使用するためにこれらおよび他の類似の市販製品をどのように適合させるかを理解できるであろう。
[0020]一方、COトランシーバー120およびCPEトランシーバー124は、たとえばVDSL2によって定義されるものなどの通信サービスを実現する、従来のプロセッサ、チップセット、ファームウェア、ソフトウェアなどを含む。当業者は、これらの実施例によって教示された後には、本発明と共に使用するためにそのような製品をどのように適合させるかを理解できるであろう。
[0021]本発明の実施形態によれば、図1に示されるようなシステムの動作では、回線122(すなわちDSLリンク)のいくつかまたはすべては、ダウンストリーム(すなわちCOからCPEへ)方向とアップストリーム(すなわちCPEからCOへ)方向のいずれかまたは両方において、通常電力(normal power)(すなわちL0)モードと低電力(すなわちL2)モードの両方で動かされることが可能である。
[0022]いくつかの実施形態では、中央コントローラ102は、どの回線122がL2モードに入りL2モードを出るかを決定し、これらの回線について、いつどのようにL2モードに入る/L2モードを出るかに関するパラメータを構成するためにトランシーバー120および/または124と通信する。そのような実施形態では、中央コントローラ102は各回線122を別々に構成してもよく、または、回線122のグループが実質的に同様の方式で構成されてもよい。L0とL2との間でモードを変更するとき、中央コントローラ102は、ベクタリングエンジン108によって使用されるベクタリング係数が更新され得るように、VCE108と通信することができる。たとえば、L2モードでは、回線が、時間のうちのわずかな部分のみを送信することがある(256シンボルごとに4シンボルなど)。いくつかの場合では、VCEは、ある回線が送信していないときに、残りの回線についてのキャンセラ係数(canceller coefficients)を更新する必要があることがある。他のいくつかの場合では、VCEは、シンボル中で送信していないトランシーバーからのデータをキャンセルしないように、ベクタリングエンジンに単に伝えることができる。したがって、いくつかの場合では、どの回線122がいつL2モードに入るかを中央コントローラまたはVCEに決定させる必要がある。
[0023]他の実施形態では、トランシーバー120および/または124のいくつかまたはすべては、いつどのようにL2モードに入りL2モードを出るかを、自ら決定することができる。これは、前述のようなファクタに基づいて、トランシーバーにとってのネットワークデータの利用可能性に基づいて、もしくは他方の端のトランシーバーからの要求(demand)に基づいて非同期で行われてもよく、または何らかの事前に設定されたスケジュールに従って行われてもよい。たとえば、非ベクタリング環境(a non-vectored environment)では、ある時間期間の間ポートに対するどんなネットワークデータも得ていないCOトランシーバーは、電力を節約するためにこのポートをL2モードにすると決定することができる。さらに、回線122の一方の端のトランシーバー、たとえばCOトランシーバー120が、ダウンストリーム通信とアップストリーム通信の両方に関するL2退出モードパラメータを制御することが可能である。
[0024]これらの実施形態の組合せが可能であることに留意されたい。たとえば、中央コントローラ122は、L2モードに入るためおよびL2モードを出るための事前に定義されたスケジュールと、より詳細に後述されるような関連する退出パラメータとで、トランシーバー124のいくつかを構成することができ、その後、トランシーバー124は、事前に定義されたスケジュールに従って、それら自体で独立してL2モードに入ることおよびL2モードを出ることができる。
[0025]次に、本発明の実施形態による例示的なL2モード退出プロシージャが、図2のフローチャートに関して記述される。このプロシージャは、COトランシーバー120によってプロシージャが制御される例示的な実施形態に関して記述されるが、当業者なら、前述のように中央コントローラ122および/またはCPEトランシーバー124が関係しているような、他の実施形態で本発明をどのように実現するかを理解するであろう。
[0026]ステップS202に示されるように、本発明の実施形態では、L2モードを出るのに必要とされる情報のいくらかまたはすべてを交換することは、L2モードに入る前に、すなわちL0モード自体にある間に、行われる。これにより、L2退出中に情報を交換するための時間が低減される。本発明の実施形態でL2モードに入る前に送られることができる情報は、次のようなL2モード退出パラメータを含み得る。
[0027]第1のパラメータは、送信PSDレベルを増加させるステージの数である。変更を迅速に行うために、L2送信PSDは、単一の変更としてL0送信PSDレベルに上げられることができる。しかし、この結果、クロストークレベルの大きな変化が生じる。バンドル中の回線がベクトル・キャンセラ・エンティティ(a vector canceller entity)(たとえばVCE108)によって制御される場合、ベクトル・キャンセラは、クロストークレベルの大きい変化に対して調整することができる。場合によっては、特にベクトル・キャンセラがないときまたはVCEとの直接通信がないときは、各ステージにおける送信PSDのより小さな増加とともに、送信PSDをいくつかのステージで増加させることが望ましい。本明細書にで使用されているように、N_stageという用語は、送信PSD増加のステージの数を表す。
[0028]次のパラメータは、送信PSD増加の各ステージにおける、送信PSDの変更の量である。送信周波数スペクトルがいくつかの帯域に分けられて(broken into)よく、PSD変更は、たとえば、dBm/Hzで表された帯域ごとの増加として指定されてよい。周波数帯域は通常、開始トーンおよびトーン数によって表される。これらのトーンは、VDSL2について定義されるDS0などのサブバンド全体を含んでもよく、または、そのようなサブバンド中のトーンの離散的なサブセット(discrete subsets)のみを含んでもよい。PSD変更は、N_stageのうちの各ステージについて指定されるべきである。
[0029]次のパラメータは、送信PSD増加の各ステージの持続時間(duration)である。送信されるこれらの各PSDレベルステージの持続時間は、たとえばシンボルの数で指定されてよい。
[0030]前述のように、実施形態では、送信PSD増加のステージの数と、各ステージにおける送信PSDの変更とは、送信側のトランシーバーのみによって決定および制御される。他の実施形態では、そのようなパラメータは中央コントローラ102によって制御され、中央コントローラ102は、ネットワーク全体と、どのようにクロストーク変更が管理されるべきかとに関する知識を有する。
[0031]これらの実施形態のいずれにおいても、ダウンストリーム方向に対して、COトランシーバー120は、L0モードにある間に、それの対応するCPEトランシーバー124に1つまたは複数のメッセージのセットを送り、このメッセージは、PSD増加のステージの数と、各ステージにおける送信PSDの変更とに関する情報を含む。CPEトランシーバー124は、このメッセージを正しく受信したことを肯定応答する(acknowledge)。このメッセージの後には、COトランシーバーおよびCPEトランシーバーは、ダウンストリーム方向でL2モードに入る準備ができている。退出パラメータを含むメッセージは、埋め込み操作チャネル(EOC:embedded operations channel)など、従来の制御チャネルを使用して送られてよい。
[0032]実施形態では、アップストリーム方向に対して、COトランシーバー120は、L0モードにある間に、それの対応するCPEトランシーバー124に1つまたは複数のメッセージの別のセットを送り、アップストリーム方向に対して、このメッセージは、PSD増加のステージの数と、各ステージにおける送信PSDの変更とに関する情報を含む。このメッセージの後には、COトランシーバー120およびCPEトランシーバー124は、アップストリーム方向でL2モードに入る準備ができている。
[0033]後述するステップでは、ダウンストリーム方向に対して、COトランシーバー120が送信機であり、CPEトランシーバー124が受信機である。そして、アップストリーム方向に対して、CPEトランシーバー124が送信機であり、COトランシーバー120が受信機である。
[0034]ステップS204で、L2モードに入る。これは、従来の方式で行われてよく、たとえば従来の埋め込み操作チャネル(EOC)を使用して、送信機よって受信機にシグナリングされてよい。しかし、本発明の態様によれば、L2モードは、必要とされる最小SNRレベルと、指定された最小データレートとの両方に対応するように、いくらかの最小レベルへの、送信PSDレベルの低減を含む。これはまた、より低いデータレートに従ってビットローディングテーブルを変更することを含む可能性もある。その上、これはさらに、リード/ソロモン・パラメータ(Reed/Solomon parameters)、インタリーブ深度(interleaving depth)、オーバヘッドバイトの数、などのフレーミングパラメータ(framing parameters)への変更にたとえば基づいて、フレーミング(framing)を変更することを含む可能性もある。
[0035]前述のように、L2モードに入ることおよびL2モードを出ることの決定は、様々なファクタに基づくものとすることができる。たとえば、指定されたトラフィックしきい値があってよく、トラフィックが指定された継続時間の間いくらかの低しきい値を下回り、DSLリンクにわたる低データレートが十分であることを示すときは、L2モードに入ることができる。同様に、トラフィックが指定された継続時間の間いくらかの高しきい値を上回り、より高いデータレートがDSLリンクにわたり必要とされることを示すときは、L2モードを出ることができる。別の例として、使用が高いおよび低いと予想される時間に基づいて、それぞれ、L0モードとL2モードの両方についてスケジュールされた事前に設定された時間があってもよい。別の例として、L2モードに入ることおよび/またはL2モードを出ることは、他方の側のモデムからの要求によって開始されてもよい。
[0036]ステップS206で、送信機は、L2モードからの退出の開始を受信機にシグナリングする。実施形態では、これは、正常な同期シンボルの位置における反転された同期シンボルを介して行われる。知られているように、モデムがデータ送信モード(ショータイム)になると、同期シンボルが、DSLにおいて固定位置で周期的に送られる(例:256個のデータシンボルと、それに続く同期シンボル)。同期シンボルは、各トーン上の値の事前に定義されたセットを有する。反転された同期シンボルは、各トーンの実数および虚数の値の符号を変更することによって得られる。反転された同期シンボルを、データシンボル中に送るのではなく、既知のシンボル位置で送ることによって、受信機は、データシンボルを反転された同期シンボルとして誤って識別していないと確信することができる。
[0037]図3に示されるような他の実施形態では、遷移は、反転された同期シンボル304および正常な同期シンボル306の「同期」シーケンス302によって、より頑強にされることが可能である。たとえば、正常な同期シンボルの位置における最初の反転された同期シンボル304の後に、次の3つの同期シンボル位置における3つの反転された同期シンボル304のシーケンスが続き、次いで3つの正常な同期シンボル306が続き、次いで3つの反転された同期シンボル304が続くことができる。この、10個の同期または反転された同期シンボルのシーケンス302は、シンボルの1つまたは複数が雑音によって破損した場合に、頑強性を増大させる。
[0038]反転されたまたは正常な同期シンボルのL2退出同期シーケンス(L2 exit synchro sequence)中のN個のシンボルが、既存の(L2モード)PSDレベルで送信される。L2退出同期シンボルにより、受信機(すなわちVTU−R)は、それの受信機パラメータを確実に検出することができ、それの受信機パラメータの任意の調整を行うことができる。
[0039]ステップS208で、L2退出同期シンボルの最後の後に、送信機は、既存のL2ビットローディングおよびフレーミングを継続しながら、ステップS202で送られたパラメータ中で指定された最初の増加されたPSDレベルでデータシンボルの送信を開始する。PSD増加レベルのせいで今や0でない電力レベルを有する、0ビットローディングを伴うトーン上では、たとえばモニタトーンとして知られる既知のPRBS値が変調されている。
[0040]ステップS210で、受信機は、SNRを推定し、新しいビットローディングパラメータを計算し、各トーングループに対するビットローディングの変更を示すメッセージで要求を送信機に送る。
[0041]実施形態によれば、退出プロシージャを迅速に保つために、SNRの概算推定値を得るために、SNRが受信機によって短い持続時間の間推定されてよい。たとえば、SNR平均化(SNR averaging)が、従来の方式で、ただし通常の1000〜4000シンボルではなく100〜400シンボルにわたり行われてよい。控えめに、ビットローディングを行うためにこの短い持続時間のSNR推定値を使用する間、いくらかの余分な余裕(extra margin)が適用されることができる。当業者は、所与のSNR推定値に対するそのようなビットローディングをどのように算出するかを理解できるであろうし、したがって、ここでは、本発明を明確にするために、このことに関するこれ以上の詳細は省略される。
[0042]受信機から送信機への新しいビットローディングの交換は、トーングループごとのインクリメンタルなビットローディングを送ることによって加速されてよい。トーングループは、前述のPSD増加仕様で使用されたトーングループの同じセットであってもよく、または、トーングループの異なるセットであってもよい。PSDはトーングループにわたり固定量だけ増加されることになるので、ビットローディングの増加は、トーングループにわたり同じとなる可能性が非常に高く、したがってこれは、ビットテーブルを符号化する非常に効率的な方法である。グループ番号「k」を有するトーングループの場合、メッセージは、ビットローディング delta_kの変更を指定する。グループ番号「k」中の各トーン「t」につき、delta_kが正である場合は、それのビットローディングはMax(bt+delta_k,Max_bit_loading)に変更され、ここで、btは、トーン「t」の現在のビットローディングであり、Max_bit_loadingは、システム中で許容される最大ビットローディングである。加えて、L2モードが、フル電力で送信し続けたトーンのセットを使用した場合は、これらのトーンは、任意選択で、このインクリメンタルなビットローディングから除外されてもよい。モードをL2モードからL0モードに変更したとき、データレートは通常は増加され、トーングループ中のビットローディングは通常、増加されるかまたは変わらぬままにしておかれる。何らかのトーングループのビットローディングを増加させる間に、何らかのトーングループのビットローディングを低減することが必要とされる場合は、delta_kは、グループのビットローディングを低減するように、負の数とすることができる。番号「k」のトーングループに対してdelta_kが負である場合、このグループ番号「k」中の各トーンでは、それのビットローディングはMin(bt+delta_k,Min_bit_loading)に変更され、ここで、Min_bit_loadingは、トーン上の最小ビットローディングであり、これは通常は0である。
[0043]ステップS212で、送信機は、正常な同期シンボルの代わりに反転された同期シンボルを介して、変更に対して肯定応答する。図3に示されるシーケンスと同様、次のN個のシンボルは、既存の(L0モード)PSDレベルで送信されるL2退出同期シンボルを形成する。このL2退出同期シンボルにより、受信機は、遷移を確実に検出し、次いで、それの要求に基づいてそれの受信機パラメータをそれ相応に調整することができる。調整される受信パラメータは、トーン上のビットローディング、受信パス利得、周波数係数、フレーミングパラメータなどを含み得る。L2退出同期シンボルの最後の後に、送信機は、ステップ4で受信機によって要求された新しいビットローディングを用いて、既存の(L0モード)PSDレベルでデータシンボルの送信を開始する。このステップの後には、モデムは今やL0モードに遷移している。
[0044]図2に示されるように、複数のPSD遷移ステージ(すなわち、N_stage>1)がメッセージング中で指定された場合は、送信機は、ステップS208にループバックし、N_stageすべてが完了するまで、指定された数のシンボルの後でこれらのらなるPSD遷移を行うことに進む。
[0045]L0モードになると、受信機は、トーングループごとのビットローディング増加を求める要求が後に続く素早いSNR測定を介して、または、通常のL0モードシームレスレート適応(Seamless Rate Adaptation)(これは通常、トーンごとのビットローディングを求める要求を有する長いメッセージが後に続く長くより正確なSNR測定を用いて行われる)を介して、のいずれかでデータレートのさらなる増加を行うことが可能である。
[0046]本発明はその好ましい実施形態に関して特に記述されたが、本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく形(form)および詳細の変更および修正が行われてもよいことは、当業者にはすぐに明らかなはずである。添付の特許請求の範囲は、そのような変更および修正を包含するものと意図される。
Claims (17)
- xDSLシステム中の送信モデムのための低電力モードを管理すること、
を備え、前記管理することが、前記送信モデムが前記低電力モードに入る前に、前記低電力モードを出るためのパラメータで前記送信モデムを構成することを含む、
方法。 - 前記低電力モードがVDSL L2モードである、請求項1に記載の方法。
- 構成することが、前記送信モデムと前記xDSLシステム中の対応する受信モデムとの間で前記パラメータを通信することを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記パラメータが、複数のステージで前記低電力モードをインクリメンタルに出るための構成を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記パラメータが、複数のステージでインクリメンタルに前記低電力モードを出るための構成を含む、請求項3に記載の方法。
- 管理することがさらに、前記受信モデムに、前記複数のステージのうちの1つまたは複数のステージでSNRを素早く推定させることを含む、請求項5に記載の方法。
- 管理することがさらに、前記受信モデムに、前記複数のステージのうちの1つまたは複数のステージでビットローディングを算出させることを含む、請求項5に記載の方法。
- 管理することがさらに、前記受信モデムに、前記算出されたビットローディングを前記送信モデムに送信させることを含む、請求項7に記載の方法。
- 管理することがさらに、前記送信モデムに、前記送信されたビットローディングの受信を前記受信モデムに対して確実に肯定応答させることを含む、請求項8に記載の方法。
- 管理することが、前記送信モデムに、前記低電力モードからの退出の開始を確実にシグナリングさせることを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記シグナリングが、反転された同期シンボルを含む、請求項10に記載の方法。
- 前記シグナリングが、反転された同期シンボルおよび正常な同期シンボルの同期シーケンスを含む、請求項10に記載の方法。
- 前記パラメータが、前記複数のステージの各々における送信PSDの変更についての構成を含む、請求項4に記載の方法。
- 前記変更が、送信スペクトル中の連続したトーンの複数の帯域について指定される、請求項13に記載の方法。
- 前記パラメータが、前記複数のステージの各々の持続時間についての構成を含む、請求項4に記載の方法。
- 通信することが、埋め込み操作チャネル(EOC)を使用して実施される、請求項4に記載の方法。
- 中央コントローラと、
送信モデムと、
を備え、
前記中央コントローラは、前記送信モデムが低電力モードに入る前に、前記低電力モードを出るためのパラメータで前記送信モデムを構成することによって、前記送信モデムのための前記低電力モードを管理する、
xDSLシステム。
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