JP2016534652A - スケーラブルで再構成可能な光アド/ドロップマルチプレクサのためのフォトニックスイッチチップ - Google Patents

スケーラブルで再構成可能な光アド/ドロップマルチプレクサのためのフォトニックスイッチチップ Download PDF

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Abstract

スケーラブルで再構成可能な光アド/ドロップマルチプレクサ(ROADM)のためのフォトニックスイッチチップについてシステムおよび方法の実施例が提供される。実施例は、低コストなペイアズユーグロウを可能にする。アドまたはドロップされる波長の数量の増加および方向の数量の増加に関するノードのサイズの両方に合せて調整するものである。一つの実施例において、ROADMは、M個の波長分割マルチプレクサ(WDM)ノードインターフェイスに接続されたM個の波長選択スイッチ(WSS)を含むM次元の光クロス接続タンデムコンポーネントを含み、ここでMは入力または出力方向の数量に等しい。タンデムコンポーネントに接続された複数のWSSを含むルーティングステージ波長選択スイッチ(WSS)と、ルーティングステージWSSに接続されたアド/ドロップのためのN×Mコンバイナ/ディストリビュータと、を含む。コンバイナ/ディストリビュータは一つまたはそれ以上のフォトニック集積回路(PIC)チップを含み、ここでNはアド/ドロップ波長の最大数量である。

Description

本発明は、光ネットワークに関する。より特定的な実施例においては、光ルータに関する。
本特許出願は、2013年9月9日付の米国特許出願第14/021999号に基づく優先権を主張するものである。タイトルは”Photonic Switch Chip for Scalable Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexer”であり、その全体が再現されるかのように、ここにおいて参照として包含されている。
住宅とビジネスの両方に対するインターネットトラフィックの増加により、サービスプロバイダは、より多くの売り上げを生成し、かつ、インターネット上で提供されるますます多くのサービスの追加から利益を得るように彼ら自身を位置付けるための方法を見つけることができる。HDTV、ゲーム、およびリアルタイムアプリケーションといった、数多くのこれらのサービスは2つの機能によって特徴付けされる。一つは、遅延(delay)、ジッタ(jitter)、および高帯域幅に対するデマンド(demand)に関する厳しいネットワーク要求(requirement)である。そして、他のものは、バースト性(burstness)、トラフィックルーティングパターン、および予測できない帯域幅デマンドである。このことは、多くのサイトにおける帯域幅要求を予測するサービスプロバイダに対してオペレーション上のチャレンジを結果として生じてきた。このチャレンジに対処する一つの方法は、それぞれのサイトに対する高帯域幅の接続性の提供であることに留意する。これにより、資本支出とネットワークの複雑性の両方が結果として増加する。
上記のチャレンジの結果として、サービスプロバイダは、ネットワークリソースの再構成をサポートするアジャイル(agile)ネットワークから利益を受ける。全光ネットワーク(all optical network、AON)の一部分として、再構成可能な光アド/ドロップマルチプレクサ(Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexer、ROADM)は、あらゆるサイトに対して帯域幅の接続性を提供し、かつ、ノードのアド/ドロップトラフィックのグルーミング(grooming)ができるようにする。ROADMは、リング(ring)およびメッシュ(mesh)接続性の両方において、多くのメトロ(metro)ノードに係る透明性のある接続性(transparent connectivity)を可能にさせる。定義によれば、ROADMは、光信号を直接的にルートし(route)、かつ、光−電気−光(Optical−Electrical−Optical、OEO)変換を回避する、光ネットワークエレメントである。現在のWDMネットワークの中へROADMを統合することには重大な価値がある。ペイアズユーグロウ(pay−as−you−grow)機能と波長提供のフレキシビリティ(flexibility)を動的に提供するからである。これにより、ROADMは、WDMノードラインインターフェイス間であらゆる別個の波長のパス(pass)、および、アド/ドロップポートに対するWDMラインインターフェイスからアルゴリズム別個の波長のアド/ドロップ、の両方ができる。
一つの実施例に従って、ROADMは、M個の波長分割マルチプレクサ(WDM)ノードインターフェイスに接続されたM個の波長選択スイッチ(WSS)を含むM次元の光クロス接続タンデムコンポーネントを含む。ここでMは、整数であり、かつ、入力方向の数量及び/又は出力方向の数量に等しい。タンデムコンポーネントに接続された複数のWSSを含むルーティングステージ波長選択スイッチ(WSS)を含み、WSSは単方向性コンポーネントである。ルーティングステージWSSに接続された少なくとも一つのN×MのOXCコンバイナ/ディストリビュータを含み、コンバイナ/ディストリビュータはフォトニック集積回路(PIC)を含み、ここでNは、ROADMがアドまたはドロップすることができるアド/ドロップ波長の最大数量である。
別の実施例に従って、ROADMは、第1ステージを含み、第1ステージはM次元のOXCタンデムコンポーネントを含む。第1ステージに接続された第2ステージを含み、第2ステージはPICを含み、かつ、第2ステージは複数の電力スプリッタと複数の電力コンバイナのうち少なくとも一つを含む。電力スプリッタは一つの入力をK個の信号へと分離し、電力コンバイナはK個の信号を一つの出力へと結合する。ここでN以下であるK(N≦K)は、アドまたはドロップされ得る波長信号の最大数量である。そして、第2ステージに接続された第3ステージであり、第3ステージはPICを含み、かつ、第3ステージは複数のセレクタスイッチを含んでいる。
別の実施例に従って、光スイッチネットワークにおけるネットワークコンポーネントは、M次元のタンデムコンポーネントを含むタンデムステージを含む。ここでMは、光スイッチネットワークの中の他のネットワークコンポーネントに対する接続の数量である。そして、複数の第1サブステージ、複数の第2サブステージ、および複数の第3サブステージを含むアド/ドロップステージを含む。第2サブステージおよび第3サブステージに対応するものは、複数のPICチップのうち一つの少なくとも一部分を含み、PICチップの数量はMに等しい。タンデムステージの出力または入力それぞれは、PICチップのそれぞれに接続される。第1ステージは、複数の固定グリッドまたはフレックスグリッド(fg)の波長選択スイッチ(WSS)いずれかを含み、第2ステージは、複数の電力スプリッタと複数の電力コンバイナのうち少なくとも一つを含む。電力スプリッタは一つの入力をK個の信号へ分離し、電力コンバイナはK個の信号を一つの出力へと結合し、ここでN以下であるK(N≦K)は、アドまたはドロップされ得る波長信号の最大数量であり、かつ、第3ステージは、第2ステージに接続された複数のセレクタスイッチを含んでいる。
本発明、および本発明の利点をより完璧に理解するために、これから、添付の図面と併せて以降の記述が参照される。
図1は、それぞれのノードがマルチ次元である、マルチノードの全光ネットワークの一つの実施例のブロックダイヤグラムである。 図2Aは、ROADMの既存の実施に係るアーキテクチャの模式図である。 図2Bは、ROADMの既存の実施に係るアーキテクチャの模式図である。 図3は、ROADMのアド/ドロップ部分に対するシリコンフォトニクスベースのアプローチの一つの実施例に係る模式図である。 図4は、3ステージROADMのアド/ドロップモジュールの一つの実施例の模式図である。 図5は、M=20およびK=25(25/80=31%ドロップ率)を用いたドロップモジュールのためのアーキテクチャの一つの実施例の模式図である。 図6は、M=20およびK=25(25/80=31%ドロップ率)を用いたアドモジュールのためのアーキテクチャの一つの実施例のブロックダイヤグラムである。
現在での望ましい実施例の作成および使用が、以下に詳細に説明される。しかしながら、本発明は幅広い種類の特定のコンテクストにおいて実施され得る多くの適用可能な発明的コンセプトを提供することが、正しく理解されるべきである。説明される特定の実施例は、本発明を作成および使用するための特定の方法を単に説明するものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
ROADMの再構成性(re−configurability)は、ソフトウェアベースのものであり、リモートで行われ得るものである。一般的に、ROADMは、データレート、フレーミング、または波長の変調フォーマットに対して透過的(transparent)である。ROADMネットワークエレメントは、典型的に、トランスポンダ(transponder)、ROADMサブシステム、光サービスチャンネル、光パワーモニタリング、アンプ(プリアンプとポストアンプ)、分散(dispersion)補償モジュール、およびダイナミックチャンネルイコライゼーション、を含んでいる。本開示における一つのフォーカスは、ROADMサブシステムである。
ROADMサブシステムのアーキテクチャは、低コスト、低電力、スケーラブル、ペイアズユーグロウ、アジャイル、フレキシビリティ、および、ダイナミックな光メッシュネットワークを実現することにおいて重要な役割を演じるものである。フレックスグリッド(flex−grid)、ダイナミック波長ルーティング(routing)、および、光−電気−光(O−E−O)オペレーションの除去といった、これらの要求のいくつかは、Colorless、Directionless and Contention−less(CDC)ROADMアーキテクチャの名前の下で、従来技術によって扱われる。扱われていないものは、この開示の一つの態様を構成するシリコンフォトニクスに基づいた、そうしたアーキテクチャの低コスト、低電力、スケーラブル、およびペイアズユーグロウ機能である。
次世代のROADMのためにスケーラブルな(フレキシブルグリッドを伴う又は伴わない)アド/ドロップは、多くの電力、リアルエステート(real−estate)、およびコストを必要とする。固定(fixed)波長グリッド(固定グリッドまたは固定グリッド変量(variant))ネットワークは、波長グリッドが変動しないネットワークである。対照的に、フレキシブル波長グリッド(フレキシブルグリッド、もしくは、固定グリッドまたは固定グリッド変量)ネットワークは、波長グリッドが変動するネットワークである。シリコンフォトニクスが、技術として、コスト、サイズ、および電力の低減を手助けすることができるが、そのスケーラビリティが取り扱われる必要がある。アド/ドロップノードにおいて大量の導波管(waveguide)を必要とするからである。結果として、方向(direction)の数量と方向毎の波長の数量に合せて調整するアド/ドロップシリコンフォトニックチップを製作することはほとんど不可能になっている。例として、それぞれに80波長を伴う20方向を持つROADMは、エクスプレス(express)とアド/ドロップ接続の両方のために、1600波長を取扱うことを必要とする。これらの波長の約3分の1のアド/ドロップをサポートするノードに対して必要とされるものと仮定すると、アド/ドロップの全体の数量は約500である。それぞれの受信器においてあらゆる20方向から500波長をドロップすることができるシリコンフォトニックチップを製作するためには、チップの内側に20×500=10000導波管を必要とする。これは、新規なアーキテクチャが定められなければ、製作することが不可能である。アーキテクチャは、ROADMアド/ドロップエレメント及びその導波管接続を、ピース(piece)へと分割できるようにするものである。ピースは、シリコンフォトニクスにおいてデザインされ、かつ、方向の数量と方向毎のアド/ドロップ波長の数量の両方が増加するのに合せて調整され得るものである。波長−平面の空間スイッチコア(wavelength−plane space switch core)を伴うROADMも、また、3次元MEMSに基づくといったものであり、スケーラビリティ特性に乏しく、そして、最小サイズのシステムに対して最初の設置コストが高い。
ROADMのデザインは、長い道のりを有している。第1世代のROADMは、固定の100GHz空間を伴い(リングに対して)2次元をサポートしている波長ブロッカー(Wavelength Blocker)に基づくものであった。このタイプのROADMは、チャンネルイコライゼーション機能も、カラーレス(colorless)およびディレクションレス(direction−less)機能のいずれも提供しない。第2世代のROADMは、第1世代と比較すると、PLCベースであって、限定された多次元およびチャンネルイコライゼーション機能を有するものである。ROADMの第3世代は、波長選択スイッチ(wavelength slective switch、WSS)ベースであって、50GHz/100GHz空間と多次元サポートを提供する。しかしながら、それらは、カラーレスまたはディレクションレスのいずれでもない。ROADMの最新世代は、WSS液晶オンシリコン(LCoS)、PXCベースおよびPXC+WSSのハイブリッドベース、といった種々の実施技術を使用する。ROADMのこの世代は、CDCサポートと同様に、第3世代の全ての機能を提供する。さらに、ROADMの現在の世代は、また、固定グリッドWSSとフレックスグリッド(fg)WSSもサポートする。
ROADMの次世代は、20次元をサポートすることが必要とされ、波長の3分の1までがアド/ドロップのために操作される。このことは、ROADM200が、3分の1のアド/ドロップを伴うM=20に合せて調整できないことを意味する。例えば、1×59のサイズを伴う大きなサイズのWSSを必要とするからである。WSSの20個の接続が作動しているアド/ドロップのため、そして、20個がプロテクション(protection)および19個が残りの方向のために使用されるようにである。そうしたアーキテクチャは、コストが高く、かさばり、電力が非効率であり、スケーラブルでなく、そして、ペイアズユーグロウ機能を有していない。
従来のROADMデザインは、WSSに基づくものであり、そして、スプリッタ(splitter)を使用するマルチキャストスイッチ、コンバイナ(combiner)、およびスイッチは、フレックスグリッド、ダイナミック波長ルーティング、および、Colorless、Directionless and Contention−less(CDC)アーキテクチャの提供に係る要求を取り扱うことができる。
これらのアーキテクチャが扱うことができなかったものは、低コスト、低電力、スケーラブル、およびペイアズユーグロウ機能をどのように製作するかである。それぞれに80波長を伴う20方向を持つRODAM(全体で1600波長)、および、アド/ドロップされるこれらの波長の3分の1を伴うROADMを制作するための従来の方法は、非常にコストが高く、かさばり、多くの電力を消費し、かつ、スケーラビリティの問題を有するものである。ROADMのアド/ドロップ機能を扱うためにシリコンフォトニックチップを使用するコンセプトは、潜在的にこれらの要求を取り扱うので魅力的である。
ここにおいて開示されるのは、光ネットワークにおける再構成可能な光アド/ドロップマルチプレクサ(ROADM)のためのフォトニックスイッチチップである。一つの実施例において、シリコンフォトニクスは、ROADMノードのアド/ドロップのため、そして、また、アド/ドロップシリコンフォトニック集積回路(SPIC)チップの手際のよい分割のために使用される。導波管の相互接続がチップの中で制御できるような方法において使用されるものであり、ROADM方向の数量が増加するにつれてチップが調整され、方向毎にアド(またはドロップ)される波長の数量が増加するにつれてチップが調整され、そして、チップは、ペイアズユーグロウ機能を伴う低コストなソリューションを提供する。
一つの実施例において、他の波長から波長を区別しなければならないコンポーネントは、WSS技術を使用して構成される。WSS技術は、固定グリッド変量(variant)において、および、フレックスグリッド変量において利用可能である。固定グリッドアプリケーションのために、WSSは、固定グリッド変量またはフレックスグリッド変量であってよい。一つの実施例においては、フレックスグリッド変量アプリケーションのために、WSSはフレックスグリッド変量であるべきである。開示されるROADMのためのフォトニックスイッチチップは、フレックスグリッドおよび固定グリッド変量の実施の両方に対して非常にうまく調整する。
一つの実施例においては、それぞれのRX(またはTX)チップのための3つのステージが開示される。ステージ1は、タンデムステージの一部であり、かつ、実装依存(implementation specific)である。一つの実施例においては、1×Mの固定グリッドであり得るもので、ここでMは方向の数量である。ステージ1のそれぞれの出力は、ノードにおける全てのチップのステージ2に接続されている。このことは、チップがドロップ(アド)のためのM個の入力(出力)を有することを意味するものであり、そこで、それぞれの入力(出力)がステージ1エレメントのうち一つから(へ)来る(行く)ものである。ステージ2に対するステージ1の接続性により、一つの方向の波長が、ノードからアドされる(または、ノードへドロップされる)ことが可能となる。ステージ1とステージ2との間のそれぞれの接続は、K個の波長を伝えることができる。ステージ2は、1×K電力スプリッタ(またはK×1コンバイナ)であり、ここでKは、一つのチップがドロップ(またはアド)することができる波長の最大の数量である。一つの実施例においては、K=25である。第3ステージは、アド(またはドロップ)のためのK:1(または1:K)フォトニック集積回路(PIC)セレクタスイッチである。このことは、チップ毎の導波管相互接続がM×K個まで低減されることを意味する。M=20かつK=25である実施例においては500個である。第2およびと第3ステージの両方は、ステージ1を介してシリコンフォトニクス相互接続に組み込まれている。それぞれのシリコンフォトニックチップは、K個の光チャンネル(OCh)信号を取り扱い、以下のものを含んでいる。
・M個の入力ファイバー(それぞれのWSSから一つ)
・M個の1:K電力スプリッタ
・N個のM:1セレクタスイッチ、クロストークの大きな低減を伴って実装されるもの
・K個の出力ファイバー(それぞれが一つのRxに対するもの)
一つの実施例において、チップの実装は、固定のKとM(例えばK=25かつM=20)を仮定することができ、そして、ステージ1のサイズとチップの数量の両方を増加することによってスケーラビリティが達成される。この実施例は、また、アドおよびドロップモジュールの両方のためのWSSコンポーネントも要求するものである。
一つの実施例においては、再構成可能な光アド/ドロップマルチプレクサ(ROADM)が開示される。ROADMは、M個の波長分割マルチプレクサ(WDM)ノードインターフェイスに接続されたM個の波長選択スイッチ(WSS)を含むM次元の光クロス接続(OXC)タンデムコンポーネントを含み、ここでMは整数である。そして、タンデムコンポーネントに接続された少なくとも一つのN×M(NbyM)OXCコンバイナ/ディストリビュータを含む。ここで、コンバイナ/ディストリビュータは一つのフォトニック集積回路(PIC)を含み、ここでNはアド/ドロップ波長信号の最大数量である。一つの実施例において、タンデムコンポーネントは第1ステージを含み、かつ、コンバイナ/ディストリビュータは第2ステージおよび第3ステージを含む。ここで、第2ステージは複数の電力スプリッタとコンバイナに対する複数の電力コンバイナのうち少なくとも一つを含み、電力スプリッタは一つの入力をK個の信号に分離し、電力コンバイナはK個の信号を一つの出力へと結合し、ここでKはアドまたはドロップされ得る波長信号の最大数量である(K≦N)。一つの実施例においては、Nが十分に小さい場合にK=Nの事案を適用し、スプリッタ(ドロップ機能のためのもの)とコンバイナ(アド機能のためのもの)の両方が単一のシリコンフォトニックチップにおいて実装され得ることになる。一つの実施例が、図3に示されている。一つの実施例においては、アド/ドロップ波長の数量が大きい場合にK<Nの事案を適用し、そして、コンバイナとディストリビュータが多くのチップに実装されることが必要である。図4、5および6を参照して、以下に実施例が説明される。一つの実施例において、それぞれのタンデムステージ出力は、少なくとも一つのN×MのOXCコンバイナ/ディストリビュータのそれぞれに接続されている。そこで、コンバイナは、N個の送信器のいずれからOXCノードのM個の方向のいずれかへのトラフィックのアドを実行し、かつ、ディストリビュータは、M個の方向のいずれからN個の受信器のいずれかへのトラフィックのドロップを実行する。一つの実施例において、PICチップはシリコンPICチップである。
一つの実施例において、ディストリビュータは、スプリッタステージとセレクタステージを含んでいる。スプリッタステージは、1×K電力スプリッタを含み、ここでK≦NであるKは、ROADMがアドまたはドロップすることができる波長信号の最大数量である。一つの実施例において、セレクタステージは、波長信号をアドするためにK個のM×1のPICセレクタスイッチ(SS)を含み、ここでMは、光ROADMノード上のWDMインターフェイスの数量である。コンバイナは、コンバイナステージであるK×1コンバイナ(K≦N)、および、波長信号をアドするための1×Mルートスイッチ(RS)を含む。ROADMは、複数の導波管相互接続を含み、ここで導波管相互接続の全体数量はM×N個である。開示される実施例において、ROADM、複数の光信号は、典型的には、同時にそれぞれの受信器に到着する。ここで、複数の光信号それぞれは、異なる波長におけるものである。受信器は、コヒーレント(coherent)信号送信の場合に、調整可能な光ファイバーを組み入れることにより、及び/又は、調整可能なローカル発振器レーザーを使用して、これらの波長のうち一つだけを受信する。
この開示に係る種々の実施例によって提供される利益のいくつかは、PICアド/ドロップROADMのための、低コスト、低電力、シリコンフォトニック集積回路の使用によるより少ないスペース、スケーラブル、および、ペイアズユーグロウアーキテクチャである。この開示の実施例は、チップコンポーネントの構築的な部分化に基づいて、高次元ノードのための大量な導波管相互接続のチャレンジを取り扱うためのモジュラー(modular)ソリューションを提供する。一つの実施例においては、3ティア(3−tier)(または、3ステージ)アーキテクチャにおいてチップをスタックすることでスケーラビリティが提供される。
一つの実施例においては、シリコンフォトニック集積回路(SPIC)が、アド/ドロップROADMにおける使用のために用いられる。一つの実施例において、SPICは、ペイアズユーグロウ機能を伴う多次元に対して調整し得るように、分割される。
本開示の実施例は、全光ネットワーク(AON)アド/ドロップ、回路レベルおよびパケットレベルの両方において動作している高容量光スイッチのために使用されてよい。
光メッシュネットワークのフレキシビリティは、ネットワークにおける全てのノードにおいて、カラーレス、ディレクションレス、およびコンテンションレス(CDC)機能を提供することによって拡張され得る。ローカルなアド/ドロップポートにおけるカラーレス機能は、全てのDWDMネットワークポートに対して波長トランスペアレント(transparent)アクセスを有するための調整可能なトランスポンダの能力として参照される。ローカルなアド/ドロップポートにおけるディレクションレス機能は、光システムにおける全てのDWDMネットワークポートに対して非ブロッキング(non−blocking)アクセスを有するためのトランスポンダの能力として参照される。ローカルなアド/ドロップサイトにおけるコンテンションレス機能により、波長のアクセスリソースの効率的な使用ができる。ROADMアーキテクチャのCDC機能は、オンデマンドおよび高バンド幅構成のための全ての調整可能なアクセスリソースを効率的に使用できるようにし、かつ、ネットワークアーキテクチャを簡素化する。
図1は、それぞれのノードがマルチ次元である、マルチノードの全光ネットワーク100の一つの実施例のブロックダイヤグラムである。ネットワーク100は、光メディによってお互いに接続されている複数のノード102を含んでいる。それぞれのノード102は、光信号を、受信、送信、アド(add)、およびドロップ(drop)することができるあらゆるデバイスである。一つの実施例において、それぞれのノード102は、光信号を直接的にルートし(route)、かつ、O−E−O変換を回避するROADMである。ノード102は、A、B、C、D、およびEとラベル付けされている。この実施例については、ノードAと、ノードB、C、D、およびEに対する4次元の接続性が見られる。それぞれのノード102は、一つまたはそれ以上のDWDMファイバーインターフェイスを含んでいる。
図2Aと図2Bは、4方向(M=4)を伴うROADM200の既存の実施に係るアーキテクチャの模式図を示している。ROADM200は、4個の入力WSS202とマルチキャストスイッチ(Multicast Switch、MCS)スイッチ204に接続された4個の出力WSS203を含んでいる(WSS202、203毎に8個のMCSスイッチ204)。それぞれのMCSスイッチ204は、1個のEDFA214、4個の1×16スプリッタ(SP)216、および16個の1×4スイッチ(SW)218を含んでいる。それぞれのMCS204は、受信器(Rx)206または送信器(Tx)208のいずれかに接続されている。MCS204は、ワーキング(working)およびプロテクション(protection)グループへと分離される。ワーキングのために8個のMCS204、および、プロテクションのために8個のMCS204がある。MCS204のうち4個が、ワーキング(RX206W)に接続されており、そして、他の4個が、プロテクション(RX206P)に接続されている。別の4個のMCSは、ワーキングTX208Wに接続されており、そして、他の4個は、プロテクションTX208Pに接続されている。206Wと206Pの両方は、スイッチ210に接続されている。ワーキングまたはプロテクションいずれかのパスから受信された信号を選択するためである。同様に、208Wと208Pの両方は、212カプラ(coupler、CP)に接続されており、送信された信号をワーキングおよびプロテクションパスへ接続する。
ROADM200の実施例は、4次元ノード(従って、4×80=320波長)、波長の20%アド/ドロップ(従って、このノードに対して64個の波長がアド/ドロップできる)、および、方向毎に2個のWSS(この実施例においては8個のWSS)を仮定している。WSSのサイズは1×11であり、11個の接続のうち3個が、3つの残っている方向に対して接続するために使用され、かつ、8個の接続が、4×16サイズの8個のMCSスイッチに対して接続するために使用される。実施例は、さらに、4×16のマルチキャストスイッチを伴う1+1プロテクテッドアド/ドロップ(1+1 protected add/drop)を仮定しており、256個の4×1スイッチと64個の1×16スプリッタを必要とすることを意味している。
図3は、ROADM300のアド/ドロップ部分に対するシリコンフォトニクスベースのアプローチの一つの実施例に係る模式図を示している。ROADM300は、タンデム(tandem)ブロック302とアド/ドロップブロック304を含んでいる。M個のWDMインターフェイスのためのアド/ドロップブロック304と1個のアドブロック304(またはドロップブロック306)は、以下のものを含んでいる。
アドブロック304に対して:
・N個の入力とM個の出力;
・N個の1×Mスイッチ、それぞれのスイッチはフォトニック集積回路(PIC)において実施される1×2スイッチングエレメントを使用して製作されている。そうした実施の一つの例は、マッハツェンダー干渉計(Mach−Zehnder interferometer、MZI)である;
・M個の1×Nコンバイナ(combiner)312、それぞれのコンバイナはマルチステージシステムにおける2×1スイッチングエレメントを使用して製作されている;
・M×N個の導波管、N個の1×MスイッチをM個のN×1コンバイナ312に対して接続している;
ドロップブロック306に対して:
・M個の入力とN個の出力;
・N個のM×1スイッチ、それぞれのスイッチはフォトニック集積回路(PIC)において実施される2×1スイッチングエレメントを使用して製作されている;
・M個の1×Nスプリッタ、それぞれのスプリッタはマルチステージシステムにおける1×2スイッチングエレメントを使用して製作されている;
・M×N個の導波管、N個M×1のスイッチをM個のN×1スプリッタ316に対して接続している。
一つの実施例において、コンバイナ304とディストリビュータ(distributor)306は、一つのSPICモジュール320において実施される。コンバイナ304は、N個の送信器308に対して結合されており、かつ、ディストリビュータ306は、N個の受信器310に対して結合されている。
ROADMのアド/ドロップモジュールのためにシリコンフォトニック集積回路(SPIC)を使用することは、コスト、サイズ、及び電力を低減する。SPICを使用することの利益を数量化するために、図2Aと図2Bの4次元ノードに対する従来のアプローチと図3のSPICベースの両方について、コンポーネント、サイズ、電力、およびコストメリットの比較が提供される。表1は、2つのアプローチ間の比較を示している。
表1:4次元20%アド/ドロップのための2つのアプローチに係るサイズ、コスト、および電力の比較
表1に示された比較の調査は、4方向、20%アド/ドロップの実施例に対する従来のモジュラーベースのアプローチとSPICベースのアプローチとの間で数多くの差異を明らかにする。例えば、コンポーネントに関して、スイッチ、スプリッタ、およびコンバイナの全てが、SPICベースのアプローチにおいては一つのチップの中に統合され得るが、一方で、従来の方法は何百ものモジュールを必要とする。加えて、SPICによって必要とされる全スペースは、従来の方法よりも何百倍も小さい。SPICの使用における電力消費は、従来のROADMの電力の10分の1である。さらに、SPICベースのROADMノードの相対コストは、従来の方法より極めて低い。従来の方法は、著しいコネクタとファイバーのコストを必要とするからである。
上記の比較は、SPICの使用がどのようにサイズ、電力、およびコストを低減できるかを単に示している。しかしながら、SPICを多くの方向(例えば、20方向であって、それぞれの方向が80波長をサポートしているもの)に広げることは、チップの中に大量の導波管を必要とする。このことを説明するために、これらの波長の約3分の1のアド/ドロップをサポートすることがノードに対して要求されることを仮定する。全体で500のアド/ドロップ数を意味しているものである。あらゆる20方向からの受信器それぞれにおいて500の波長をドロップすることができるシリコンフォトニックチップを製作するためには、チップの中に20×50=10000個の導波管を必要とする。これは、新規なアーキテクチャが定められなければ、製作することが不可能である。アーキテクチャは、ROADMアド/ドロップエレメント及びその導波管の相互接続を、ピース(piece)へと分割できるようにするものである。ピースは、シリコンフォトニクスにおいてデザインされ、かつ、方向の数量と方向毎のアド/ドロップ波長の数量の両方が増加するのに合せて調整され得るものである。
図4は、3ステージROADMのSPIC400の一つの実施例の模式図である。ROADMのSPIC400は、タンデムコンポーネント402、コンバイナ404、およびディストリビュータ406を含んでいる。タンデムブロック(またはコンポーネント)402は、光ネットワークにおける複数の他のノードそれぞれに対する接続(送信器および受信器)を含んでいる。タンデムブロックは、固定グリッドまたはフレキシブルグリッド(fg)いずれかの複数のWSSを含んでおり(それぞれの接続に対して少なくとも2つ)、かつ、それぞれの接続は、コンバイナ404およびディストリビュータ406それぞれの入力または出力に対して結合されている。fg−WSSは、単方向性コンポーネントである。コンバイナ404は、3つのステージを含んでいる。コンバイナ404の第1ステージは、複数のfg−WSS412を含んでおり、それぞれのfg−WSS412の出力が、タンデムブロック402における接続のうち一つに結合されている。同様に、ディストリビュータ406の第1ステージは、複数のfg−WSS418を含んでおり、それぞれのfg−WSS418の入力が、タンデムブロック402における接続のうち一つに結合されている。fg−WSS412、418は、ルーティングステージWSSとして参照されてよい。コンバイナ404の第2および第3ステージは(図4において破線の楕円によって示されているもの)、シリコンPICにおいて実施され、かつ、PICモジュール430、432として参照されている。
受信器410のサブセットは、モジュール432を実施するPICチップの一つに接続されている。光信号がドロップされるとき、コントロールシステムは、どの受信器サブセットがその信号に対する宛先受信器を含んでいるか決定する。それぞれのルーティングステージドロップ(routing stage drop)WSS418は、以下の目的に役立つものである。このノード400でドロップされることを要するM個の入力のうち一つからのあらゆる光信号は、タンデムステージ(またはタンデムコンポーネント)402によって、関連するルーティングステージドロップWSS418の一つへ渡される。別の言葉で言えば、一つのルーティングステージドロップWSS418は、モジュール432における適切なPICチップに対してゼロまたはそれ以上の光信号(それぞれが異なる波長のもの)をルートする。PICチップが光信号を適切な宛先受信器へダイレクト(direct)できるようにである。
送信器408のサブセットは、PICモジュール430全体の中のチップの一つに接続されている。光信号が、所与の波長における方向に対して追加されるべき場合、コントロールシステムは、どのチップがその信号の送信器に接続されるかを決定する。方向は、どのWSS412が接続に役立つべきか決定する。送信器は、次に、接続されることを要する波長へ調整され、そして、コントロールシステムが、送信器から、その方向に役立つ、指示されたWSS412に対して指示されたN×1コンバイナに対する1×Mスイッチへの接続を確立する。別の言葉で言えば、一つのルーティングステージアド(routing stage add)WSS412は、N個の入力のあらゆるものから与えられた方向に対する全てのアド(add)トラフィックの世話をする。
一つの実施例において、開示されるROADMは、スケーラブルSPICを使用して実施され、かつ、ペイアズユーグロウの利益を提供する。一つの実施例において、ペイアズユーグロウを伴うアド/ドロップベースのSPICのスケーリングは、アド/ドロップPICチップの優雅な(elegant)分割に基づくものである。
a)導波管の相互接続がチップの中で管理可能であること
b)相互接続は、ROADM方向の数量が増加するにつれて大きくなること
c)相互接続は、方向毎のアド(またはドロップ)される波長の数量が増加するにつれて大きくなること
d)ペイアズユーグロウ機能を伴う低コストなソリューションを提供すること
といった方法におけるものである。
一つの実施例においては、あらゆる方向から一つのノードへの入力信号に係るあらゆる順列(permutation)がRxのあらゆる順列に対してドロップされ得ること、あらゆる次元(degree)の出力信号に係るあらゆる順列がTxのあらゆる順列からアドされ得ること、および、TxとRxは全てのスペクトルにわたり調整され得ること、が仮定されている。より限定された機能が必要とされる場合には、必要に応じてアド/ドロップアーキテクチャが簡素化され得ることも、仮定されている。シリコンフォトニクスは、アド機能ブロックおよびドロップ機能ブロックにおいて使用される。
ここにおいて開示されるのは、それぞれのRX(またはTX)チップのための3ステージアーキテクチャの使用である。以下に説明するようにこの3ステージアーキテクチャを使用することで、チップの優美な分割を導き、かつ、方向毎に一つのチップ、従って、ペイアズユーグロウができるようになる。
ステージ1:このステージはタンデム(またはトランジット(transit))ステージの一部であり、かつ、実装依存(implementation specific)である。一つの実施例において、ステージ1は、1×Mの固定グリッドまたはフレックスグリッドのいずれかであり、ここでMは方向の数量である。別の実施例においては、技術が許すときに、ステージ1はシリコンフォトニクスである。ステージ1のそれぞれの出力は、ノードにおける全てのチップのステージ2に接続されている。このことは、チップがM×N(M by N)個の入力/出力を有することを意味するものである。
ステージ2:ステージ2は、電力スプリッタまたはコンバイナであり、K個の信号を分離し、または、K個の信号を結合する。ドロップのためにM個のスプリッタ、および、アド機能のためにM個のコンバイナが存在している。Kは、一つのチップがドロップまたはアドすることができる波長の最大の数量である。ステージ1とステージ2との間のそれぞれの接続は、K個の波長を伝送することができる。Kの値は、アド/ドロップパーセンテージ率によって決定される。つまり、K=p*80であり、ここでpはアド/ドロップ率である。次世代のROADMに対して、pは3分の1であるように仮定されている。結果として、一つの実施例においては、K=25であることが仮定され得る。
ステージ3:ドロップ機能の第3ステージは、一式のK個のスイッチをコレクション(collection)することである。それぞれのスイッチは、一つの出力に対してM個の入力を伴い、または、一つの入力がK個の出力のあらゆるものへ行くことができる。ドロップ機能のための第3ステージは、それぞれが1個の入力とM個の出力を伴うK個のスイッチのコレクションである。
一つの実施例において、第2および第3ステージの両方は、シリコンフォトニクスに組み込まれている。それぞれのシリコンフォトニクスは、K個の光チャンネル(opticalO Channel、OCh)信号を取り扱う。アドモジュール404は、K個の入力とM個の出力を有し、一方で、ドロップモジュール406は、M個の入力とK個の出力を有することになる。アドモジュール404とドロップモジュール406の両方は、N/K=M個の機能ブロックから構成されている。ここで、これらのブロックは、あらゆる複数のシリコンフォトニックチップ実装において編成され得るものである。一つの実施例においては、K<<Nである。一つの実施例において、アドモジュール404とドロップモジュール406の両方は、シングルチップ上に実装される。
図4は、3つのステージを示している。上記の説明に基づいて、それぞれのアド/ドロップノード404、406の接続性が分割される。それぞれのアド/ドロップが一つのシリコンフォトニクスチップにおいて実装され得るように、かつ、ペイアズユーグロウ機能を伴って調整するようにである。
図5は、ドロップモジュール500のためのアーキテクチャの一つの実施例の模式図を示している。ドロップモジュール500は、アド/ドロップノードの一部分として実施されてよい。ドロップモジュール500は、第1ステージ(ステージ1)502、第2ステージ(ステージ2)504、および、第3ステージ(ステージ3)506を含んでいる。第2ステージ504と第3ステージ506は、SPICにおいて実装されるドロップスイッチチップ508を形成する。一つの実施例において、第1ステージ502は、ノードごとに20個(M)の1×20(1×M)fg−WSSを含んでいる。1個の出力が、ドロップスイッチチップ508の第2ステージ504におけるスプリッタに対して接続されており、かつ、他の19個の出力は、19個(M−1)の他のドロップスイッチチップに対して接続されているものである。一つの実施例においては、チップ毎に20個の1×25導波管電力スプリッタが存在している。第2ステージ504は、20個のスプリッタを含んでおり、それぞれのスプリッタは、20個の1×20fg−WSSそれぞれ一つの出力に対して接続されている。それぞれのスプリッタの出力は、第3ステージに接続されている。一つの実施例においては、クロストークサプレッション(suppression)を伴うチップ毎に25個(K)の20×1(M×1)セレクタが存在している。
一つの実施例において、全ての光ノードのそれぞれは、最大で20個の入力ファイバーを有し得る。それぞれの次元に対して一つである。さらに、一つの実施例において、それぞれの入力ファイバーは、0から80個の光信号を含んでおり、それぞれの信号はフレキシブルなスペクトル幅を有している。このノードに対してドロップされる(または、このノードからアドされる)20個(M)の入力ファイバーにわたり合計された光信号の全体数量は、500である。ドロップモジュール500のそれぞれの出力ファイバーは、一つの光信号を含み、かつ、直接的に一つのRxに対して接続する。
ドロップブロック508は、単一のチップ、または、他の半導体膜分析ツールがアドブロックである半分のチップであってよい。一つの実施例においては、アドのための方向毎に一つのチップ、および、ドロップのための方向毎に一つのチップが存在する。方向sのためのチップsをご参照のこと、ここでs={1、2、...、M}である。
ステージ1 504は、実装依存である。一つの実施例においては、1×Mの固定またはフレックスグリッドWSSであり、ここで、M=20は方向の数量である。このステージに対する入力は、方向sからのものであり、かつ、M個の出力は、全てのドロップチップ(または、ブロックがチップの一部である場合にはブロック)に接続されている。M個の出力のうち一つは直接的にチップ(またはブロック)に接続されており、一方で、他のM−1個の出力はM−1個の他のチップへ接続されている。ステージ1 502の出力それぞれが、ドロップモジュール500における全てのチップのステージ2 504に接続されているため、それはドロップチップが、ステージ1エレメント502のうち一つからそれぞれやってくるM個の入力を有することを意味する。ステージ2 504に対するステージ1 502の接続性により、それぞれの方向からの波長が、受信器それぞれに対してドロップされ得る。
第2ステージ504は、1×K電力スプリッタであり、ここで、Kは一つのチップがドロップすることができる最大数量である。図示された実施例においては、K=25であり、80波長の約3分の1である。そうした電力スプリッタの全体数量は400個である。しかしながら、M=20のドロップチップ/モジュールへの分割を用いて、それぞれのチップ508は、20個のそうしたスプリッタを有している。
第3ステージ506は、ドロップのためのK:1 SPICセレクタスイッチである。一つのノード(例えば、ドロップモジュール500)のためのそうしたセレクタスイッチの全体数量は、500個である。しかしながら、M=20のドロップチップ/モジュールへの分割を伴って、それぞれのチップ508は、25個のそうしたセレクタスイッチを有している。この分割により、チップ毎の導波管相互接続はM×K=500導波管まで削減され得る。これは、シリコンフォトニクスにおいて実装可能である。実施例において、第2ステージ504と第3ステージ506の両方は、シリコンフォトニクスの中に組み込まれている。シリコンフォトニクスチップ508それぞれは、K個の光チャンネル(OCh)信号を取り扱う。
一つの実施例において、ドロップモジュール508における20×1セレクタスイッチ(SS)の25個のセットそれぞれは、クロストークサプレッション(suppression)を含んでいる。セレクタスイッチ(SS)の25個のセットそれぞれの中に組み入れられた1×2スイッチ20個の追加レイヤを用いるものである。SSの一つの目的は、20個の入力から一つの光学パス(optical path)を選択することである。2×1スイッチエレメントは、シリコンチップ技術において実装されてよい。従って、光がSSに進入する際に、オン−オフ(on−off)ゲートが、一つのパスの中に挿入され得る。このことは、望ましくない入力光をより強力にブロックするのに役立つものである。
結果として、一つの実施例においては、図5に示されるように、シリコンフォトニックドロップモジュール500それぞれは、25個のOChを取り扱い、かつ、20個の入力ファイバー(それぞれのWSSから1個)、20個の1:25電力スプリッタ、クロストークの大きな低減と伴に実装された25個の20:1セレクタスイッチ、および、25個の出力ファイバー(それぞれ1個のRxに対するもの)を含んでいる。一つの実施例において、これらのエレメントの全ては、シングルチップ上に、または、チップの一部分にフィットし得るものである。
一つの実施例において、ドロップモジュール500は、極性化(polarization)の多様性を有しており、それぞれのRxに対する2つの出力ファイバーを有している。それぞれが一つの極性化を伝えるものである。
図6は、アドモジュール600のためのアーキテクチャの一つの実施例のブロックダイヤグラムを示している。アドモジュール600は、3つのステージを含んでいる。ステージ1 602、ステージ2 604、および、ステージ3 606である。ステージ2 604とステージ3 606は、SPICにおいて実装されるアドスイッチチップ608を形成する。一つの実施例において、アドモジュール600は、図5に示されるドロップモジュール500と同一のアーキテクチャを有しているが、図6に示されるように、逆さまに使用されるものである。一つの実施例において、実際のフォトニックコンポーネントは同一のものではない。しかしながら、それらは同等なものであり、かつ、スケーラビリティと分割化は、実質的に同一である。例えば、ドロップモジュール500のステージ2 504における電力スプリッタが、アドモジュール600のステージ2 604における電力コンバイナに変更されており、かつ、セレクタスイッチの代わりにルーティングスイッチが使用されている。別の変更が、ステージ1 602に存在する。そこでは、ドロップアーキテクチャの1×20フレックスWSS(またはレギュラーWSS)の代わりに、20×1WSS(またはレギュラーWSS)が使用されている。アドモジュール600とドロップモジュール500に対するアンプ要求(amplifier requirement)は異なることに留意すべきである。
種々の実施例が、主にワーキングパスに関して説明されてきた。しかしながら、当業者であれば、1+1プロテクションまたは1:Pプロテクションのためのワーキングおよびプロテクションパスの両方に対して同一の説明が適用されることを正しく理解するであろう。ここで、Pは、フェイル(failure)が生じた場合にスタンバイチップによってプロテクトされるチップの数量である。チップにおいてフェイルが生じたとき、スタンバイチップは、フェイルしたチップによって実行される機能のパフォーマンスを引き継ぐ。1+1プロテクションの場合には、ディストリビュータモジュールに対する入力は2×Mであり、コンバイナからの出力は2×Mであり、そして、全てのステージにおいて重複が存在する。一つの実施例においては、1:Pプロテクションについて、P個のチップ全てに対して追加チップが存在する。数量Pは、受入れ可能な利用可能性ターゲットを達成するために選択されるものである。
記述が詳細に説明されてきたが、添付の請求項によって定められるこの発明の精神および範囲から逸脱することなく、種々の変更、代用および代替がなされ得ることが理解されるべきである。さらに、本開示のスコープ(scope)は、ここにおいて記載された特定の実施例に限定されることを意図するものではない。本開示から当業者の一人が直ちに正しく理解するように、現存するものであれ後に開発されるものであれ、プロセス、装置、製造、物体の構成、手段、方法、またはステップは、ここにおいて説明される実施例に対応するものとして実質的に同一の機能を実行し、または、実質的に同一の結果を達成することができる。従って、添付の請求項は、そうしたプロセス、装置、製造、物体の構成、手段、方法、またはステップをスコープの中に包含するように意図されたものである。
図2Aと図2Bは、4方向(M=4)を伴うROADM200の既存の実施に係るアーキテクチャの模式図を示している。ROADM200は、4個の入力WSS202とマルチキャストスイッチ(Multicast Switch、MCS)204に接続された4個の出力WSS203を含んでいる(WSS202、203毎に8個のMCS204)。それぞれのMCS204は、1個のEDFA214、4個の1×16スプリッタ(SP)216、および16個の1×4スイッチ(SW)218を含んでいる。それぞれのMCS204は、受信器(Rx)206または送信器(Tx)208のいずれかに接続されている。MCS204は、ワーキング(working)およびプロテクション(protection)グループへと分離される。ワーキングのために8個のMCS204、および、プロテクションのために8個のMCS204がある。MCS204のうち4個が、ワーキング(RX206W)に接続されており、そして、他の4個が、プロテクション(RX206P)に接続されている。別の4個のMCSは、ワーキングTX208Wに接続されており、そして、他の4個は、プロテクションTX208Pに接続されている。206Wと206Pの両方は、スイッチ210に接続されている。ワーキングまたはプロテクションいずれかのパスから受信された信号を選択するためである。同様に、208Wと208Pの両方は、212カプラ(coupler、CP)に接続されており、送信された信号をワーキングおよびプロテクションパスへ接続する。
ROADM200の実施例は、4次元ノード(従って、4×80=320波長)、波長の20%アド/ドロップ(従って、このノードに対して64個の波長がアド/ドロップできる)、および、方向毎に2個のWSS(この実施例においては8個のWSS)を仮定している。WSSのサイズは1×11であり、11個の接続のうち3個が、3つの残っている方向に対して接続するために使用され、かつ、8個の接続が、4×16サイズの8個のMCSに対して接続するために使用される。実施例は、さらに、4×16のマルチキャストスイッチを伴う1+1プロテクテッドアド/ドロップ(1+1 protected add/drop)を仮定しており、256個の4×1スイッチと64個の1×16スプリッタを必要とすることを意味している。
図3は、ROADM300のアド/ドロップ部分に対するシリコンフォトニクスベースのアプローチの一つの実施例に係る模式図を示している。ROADM300は、タンデム(tandem)ブロック302とアド/ドロップブロック304を含んでいる。M個のWDMインターフェイスのためのアド/ドロップブロック304と1個のアドブロック304(またはドロップブロック306)は、以下のものを含んでいる。
アドブロック304に対して:
・N個の入力とM個の出力;
・N個の1×Mスイッチ、それぞれのスイッチはフォトニック集積回路(PIC)において実施される1×2スイッチングエレメントを使用して製作されている。そうした実施の一つの例は、マッハツェンダー干渉計(Mach−Zehnder interferometer、MZI)である;
・M個の1×Nコンバイナ(combiner)312、それぞれのコンバイナはマルチステージシステムにおける2×1スイッチングエレメントを使用して製作されている;
・M×N個の導波管、N個の1×MスイッチをM個のN×1コンバイナ312に対して接続している;
ドロップブロック306に対して:
・M個の入力とN個の出力;
・N個のM×1スイッチ、それぞれのスイッチはフォトニック集積回路(PIC)において実施される2×1スイッチングエレメントを使用して製作されている;
・M個の1×Nスプリッタ、それぞれのスプリッタはマルチステージシステムにおける1×2スイッチングエレメントを使用して製作されている;
・M×N個の導波管、N個M×1スイッチをM個の1×Nスプリッタ316に対して接続している。
ステージ1 502は、実装依存である。一つの実施例においては、1×Mの固定またはフレックスグリッドWSSであり、ここで、M=20は方向の数量である。このステージに対する入力は、方向sからのものであり、かつ、M個の出力は、全てのドロップチップ(または、ブロックがチップの一部である場合にはブロック)に接続されている。M個の出力のうち一つは直接的にチップ(またはブロック)に接続されており、一方で、他のM−1個の出力はM−1個の他のチップへ接続されている。ステージ1 502の出力それぞれが、ドロップモジュール500における全てのチップのステージ2 504に接続されているため、それはドロップチップが、ステージ1エレメント502のうち一つからそれぞれやってくるM個の入力を有することを意味する。ステージ2 504に対するステージ1 502の接続性により、それぞれの方向からの波長が、受信器それぞれに対してドロップされ得る。

Claims (30)

  1. 再構成可能な光アド/ドロップマルチプレクサ(ROADM)であって、
    M次元の光クロス接続(OXC)タンデムコンポーネントであり、M個の波長分割マルチプレクサ(WDM)ノードインターフェイスに接続されたM個の波長選択スイッチ(WSS)を含み、ここでMは、整数であり、かつ、入力方向の数量または出力方向の数量に等しい、M次元OXCタンデムコンポーネントと、
    前記タンデムコンポーネントに接続された複数のWSSを含むルーティングステージ波長選択スイッチ(WSS)であり、前記WSSは単方向性コンポーネントである、ルーティングステージ波長選択スイッチと、
    前記ルーティングステージWSSに接続された少なくとも一つのN×MのOXCコンバイナ/ディストリビュータであり、前記コンバイナ/ディストリビュータはアド/ドロップ機能を実行するように構成されており、かつ、前記コンバイナ/ディストリビュータは少なくとも一つのフォトニック集積回路(PIC)を含み、ここでNは、前記ROADMがアドまたはドロップすることができるアド/ドロップ波長信号の最大数量である、コンバイナ/ディストリビュータと、
    を含む、ROADM。
  2. 前記ルーティングステージは、第1ステージを含み、かつ、前記コンバイナ/ディストリビュータは、第2ステージおよび第3ステージをそれぞれ含み、
    前記第2ステージは、ディストリビュータに対する複数の電力スプリッタとコンバイナに対する複数の電力コンバイナのうち少なくとも一つを含み、
    前記電力コンバイナは、K個の信号を一つの出力に結合し、ここでKは、アドまたはドロップされ得る波長信号の最大数量である、
    請求項1に記載のROADM。
  3. 前記コンバイナ/ディストリビュータは、コンバイナとディストリビュータを含み、
    前記ディストリビュータは、スプリッタステージとセレクタステージを含み、かつ、
    前記コンバイナは、コンバイナステージとルーティング選択ステージを含む、
    請求項1に記載のROADM。
  4. 前記スプリッタステージは、1×K電力スプリッタを含み、ここでKは、前記ROADMがアドまたはドロップすることができる波長信号の最大数量である、
    請求項3に記載のROADM。
  5. 前記セレクタステージは、波長信号をアドするためにK個の1×MのPICルートセレクタスイッチを含み、ここでKは、前記ROADMに対してアドされ得る波長信号の最大数量であり、かつ、Mは、WDMインターフェイスの数量である、
    請求項3に記載のROADM。
  6. 前記セレクタステージは、波長信号をドロップするためにK個のM×1のPICセレクタスイッチを含み、ここでKは、前記ROADMによってドロップされ得る波長信号の最大数量であり、かつ、Mは、WDMインターフェイスの数量である、
    請求項3に記載のROADM。
  7. 前記ROADMは、さらに、
    複数の導波管相互接続を含み、導波管相互接続の全体数量は、M×N個である、
    請求項1に記載のROADM。
  8. それぞれのタンデムステージ出力は、前記少なくとも一つのN×MのOXCコンバイナ/ディストリビュータそれぞれに接続されている、
    請求項1に記載のROADM。
  9. 前記PICは、シリコンフォトニック集積回路である、
    請求項1に記載のROADM。
  10. 前記コンバイナ/ディストリビュータは、クロストークサプレッションを含む、
    請求項1に記載のROADM。
  11. M=N/Kであり、K<<Nの場合について、Kは、前記ROADMの前記少なくとも一つのPICのそれぞれ一つによってアドまたはドロップされ得る波長信号の最大数量である、
    請求項1に記載のROADM。
  12. 前記ROADMは、さらに、前記PICをプロテクトする少なくとも一つのスタンバイチップを含み、
    前記スタンバイチップは、前記ルーティングステージWSSに接続された少なくとも一つのK×Mの第2のOXCコンバイナ/ディストリビュータを含み、ここでK≦Nであり、
    前記第2のOXCコンバイナ/ディストリビュータは、前記PICがフェイルした場合にアド/ドロップ機能を実行するように構成されており、
    前記第2のOXCコンバイナ/ディストリビュータは、第2のPICを含み、かつ、
    Kは、前記少なくとも一つのスタンバイチップによってアドまたはドロップされ得る波長信号の最大数量である、
    請求項1に記載のROADM。
  13. 再構成可能な光アド/ドロップマルチプレクサ(ROADM)であって、
    タンデムステージであり、前記タンデムステージはM次元の光クロス接続(OXC)タンデムコンポーネントを含む、タンデムステージと、
    前記タンデムステージに接続された第1ステージであり、前記第1ステージは複数の波長選択スイッチ(WSS)を含む、第1ステージと、
    前記第1ステージに接続された第2ステージであり、前記第2ステージはフォトニック集積回路(PIC)を含み、かつ、前記第2ステージは複数の電力スプリッタと複数の電力コンバイナのうち少なくとも一つを含み、前記電力スプリッタは一つの入力をK個の信号へと分離し、前記電力コンバイナはK個の信号を一つの出力へと結合し、ここでKは、アドまたはドロップされ得る波長信号の最大数量である、第2ステージと、
    前記第2ステージに接続された第3ステージであり、前記第3ステージは前記PICを含み、前記第3ステージは複数のセレクタスイッチを含む、第3ステージと、
    を含む、ROADM。
  14. 前記第1ステージは、M個の波長分割マルチプレクサ(WDM)ノードインターフェイスに接続されたM個のWSSを含み、ここでMは、整数である、
    請求項13に記載のROADM。
  15. 前記第3ステージは、波長信号をアドするためにK個のM×1のPICセレクタスイッチを含み、ここでKは、前記ROADMに対してアドされ得る波長信号の最大数量であり、かつ、Mは、ROADMノードの次元である、
    請求項13に記載のROADM。
  16. 前記第3ステージは、波長信号をドロップするためにK個の1×MのPICセレクタスイッチを含み、ここでKは、前記ROADMによってドロップされ得る波長信号の最大数量であり、かつ、Mは、前記ROADMの次元である、
    請求項13に記載のROADM。
  17. 前記ROADMは、さらに、
    複数の導波管相互接続を含み、導波管相互接続の全体数量は、M×N個である、
    請求項13に記載のROADM。
  18. 前記ROADMは、さらに、
    複数の第2ステージおよび複数の第3ステージを含む、
    請求項13に記載のROADM。
  19. それぞれのタンデムステージ出力は、複数の第2ステージのコンポーネントそれぞれに接続されている、
    請求項18に記載のROADM。
  20. 前記PICは、シリコンPICである、
    請求項13に記載のROADM。
  21. 前記第3ステージは、クロストークサプレッションを含む、
    請求項13に記載のROADM。
  22. M=N/Kであり、K<<Nの場合について、Kは、前記ROADMの前記少なくとも一つのPICのそれぞれ一つによってアドまたはドロップされ得る波長信号の最大数量である、
    請求項13に記載のROADM。
  23. 光スイッチネットワークにおけるネットワークコンポーネントであって、
    M次元のタンデムコンポーネントを含むタンデムステージであり、ここでMは、前記光スイッチネットワークの中の他のネットワークコンポーネントに対する接続の数量である、タンデムステージと、
    複数の第1サブステージ、複数の第2サブステージ、および複数の第3サブステージを含むアド/ドロップステージであり、
    前記複数の第2サブステージおよび前記複数の第3サブステージに対応するものは、複数のフォトニック集積回路(PIC)チップのうち一つの少なくとも一部分を含み、PICチップの数量はMに等しく、
    前記タンデムステージのそれぞれの出力またはそれぞれの入力は、前記PICチップのそれぞれに接続され、
    前記第1ステージは、複数の固定グリッドまたはフレックスグリッドの波長選択スイッチ(WSS)を含み、前記第2ステージは、複数の電力スプリッタと複数の電力コンバイナのうち少なくとも一つを含み、
    前記電力スプリッタは一つの入力をK個の信号へ分離し、前記電力コンバイナはK個の信号を一つの出力へと結合し、ここでKは、アドまたはドロップされ得る波長信号の最大数量であり、かつ、
    前記第3ステージは、前記第2ステージに接続された複数のセレクタスイッチを含む、
    アド/ドロップステージと、
    を含む、ネットワークコンポーネント。
  24. 前記第3ステージのうち少なくともいくつかは、波長信号をアドするためにK個のM×1のPICセレクタスイッチを含み、ここでKは、前記ネットワークコンポーネントに対してアドされ得る波長信号の最大数量である、
    請求項23に記載のネットワークコンポーネント。
  25. 前記第3ステージのうち少なくともいくつかは、波長信号をドロップするためにK個の1×MのPICセレクタスイッチを含み、ここでKは、前記ネットワークコンポーネントによってドロップされ得る波長信号の最大数量である、
    請求項23に記載のネットワークコンポーネント。
  26. 前記ネットワークコンポーネントは、さらに、
    複数の導波管相互接続を含み、導波管相互接続の全体数量は、M×N個である、
    請求項23に記載のネットワークコンポーネント。
  27. 前記タンデムコンポーネントは、
    M個の波長分割マルチプレクサ(WDM)ノードインターフェイスに接続されたM個の波長選択スイッチ(WSS)を含むM次元の光クロス接続(OXC)タンデムコンポーネント、を含む、
    請求項23に記載のネットワークコンポーネント。
  28. 前記PICチップは、シリコンPICチップである、

    請求項23に記載のネットワークコンポーネント。
  29. 第3ステージそれぞれは、クロストークサプレッションを含む、
    請求項23に記載のネットワークコンポーネント。
  30. M=N/Kであり、K<<Nの場合について、Kは、前記ネットワークコンポーネントの前記PICチップのそれぞれ一つによってアドまたはドロップされ得る波長信号の最大数量である、
    請求項23に記載のネットワークコンポーネント。
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