JP2016531799A - 無人航空機の電動発射装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の実施形態は、UAV(無人航空機)発射システムの改良を提供する。開示の発射システムは、シャトルをランチャレールに沿って移動させる電動モータで駆動するテープをもたらすことによって、作動油液及び圧縮窒素又は空気の使用をなくすことができるものである。

Description

本願は、「UAVの電動発射装置」と題する2013年8月27日に出願された米国仮出願第61/870,281号の優先権を主張し、その内容の全てをここに援用して本文の記載の一部とする。
本開示の実施形態は、概して、無人航空機(UAV)を発射するように設計された電動発射システムに関する。実施形態に示された電動発射システムは、一般に、現在の油圧・空気圧発射システムよりも軽量である。また、実施形態の電動発射システムは、発射プロセスに作動油液及びエンジン燃料を使用しない。従って、作動油及び燃料の漏れ、並びに煙霧をなくし得るので、環境に優しいシステムがもたらされる。駆動モータに結び付けられるフィードバック型制御を用いることによって、発射加速度プロファイルをプログラムすることができ、起こり得るG荷重のスパイクを軽減することができる。
無人航空機(UAV)の発射システムは、無人航空機を空中に射出することができる十分な力及び速度を生じるように設計される。UAV発射システムの背景にある一般概念は、破壊的な力を航空機に与えることなく、航空機を最小距離で静止状態から所望の飛行速度に到達させるものである。重量約14kg以上の航空機用のUAV発射システムは、典型的に、空気圧システムまたは空気圧・油圧システムを、主な推進システムとして使用する。
多くの無人航空機の離陸(タキシング、加速、離昇、及び上昇を含む)の従来のやり方は、約61m以上の距離を必要とすることが多い。このような従来の離陸は、より長距離にわたって加速されることによって、航空機の加速度(G荷重)を最小化している。しかし、時には、約15m未満で所望の発射速度を得られるシステムを設計してほしいと所望される場合もある。例えば、船上での用途及び他の例においては、場所が限られているのかもしれない。また、滑走路での離陸動作及び着陸動作に関連する着陸装置は重量を増加させるため、飛行動作を維持するのに、より多くの動力と燃料が必要になってしまう。
しかしながら、(加速度がより大きいために)より短距離で飛行を実現することができる発射装置を使用することは、一般には、より大きいG荷重がかかることを意味する。無人航空機に搭載された高価な電子装置は、そのような大きいG荷重に耐えられないものが多い。発射パラメータについての他の制約には、最低発射速度または発射のための最大空間が含まれる。発射装置の設計及び最適化は、発射ストローク長、機体加速度、発射される機体の重量、及び発射角度とのバランスとなる。
これまでに設計されているUAV発射装置用の電源(動力源)は、典型的には、閉ループ油圧・空気圧システム方式の自給(内蔵)型の電源であった。その電源では、乾燥窒素が作動油液に送り出されることによってアキュムレータ内で圧縮されるときに、エネルギーが蓄えられる。油圧ポンプは、通常、電動モータ、ガソリンエンジン、または多種燃料エンジンによって駆動される。
歴史的には、閉ループ油圧・空気圧システムは、最も広範囲の環境条件の下で、最も信頼でき且つ繰り返しの使用に適していることが証明されている。極端な温度での凝縮を防ぐために、空気の代わりに乾燥窒素(GN)が用いられ、ピストン式アキュムレータの「(圧縮)空気が使用される“pneumatic”」側を満たしている。窒素は、所定の圧力に予め充填(プリチャージ)される。油圧ポンプはピストン式アキュムレータの油圧側を加圧し、それによって窒素を圧縮し発射圧力を上昇させる。最適な発射圧力に到達したならば、閉ループ油圧・空気圧システムは、発射が開始されるまで、チェックバルブを介して圧力を保持する。発射が開始されると、バルブが開き、窒素が膨張し、アキュムレータから作動油液が押し出されシリンダに入る。これによって、シリンダピストン、リービングケーブル、シャトル、及び機体(航空機)が加速される。
しかしながら、空気圧発射装置に関連したいくつかの制約及び問題がある。例えば、閉ループ油圧・空気圧システムに関連した典型的なアキュムレータにおいては、所定の重量の無人航空機の所望の発射速度を実現するために、特定の圧力にプリチャージされなくてはならない。仮に異なる速度が求められる場合、または、無人航空機の重量が異なる場合(燃料の搭載量または規則(法令)のため)、それにしたがってプリチャージ圧力を調整しなければならない。このため、一般には、気体(典型的には空気または乾燥窒素)が個別の気体容器を介して閉ループ油圧・空気圧システムから抜かれるかまたは該システムに加えられることが求められる。圧力の変動の必要性は、システムの複雑さを助長し、場合によってはシステムの全体重量を増加させてしまう(例えば、発射装置に搭載される気体容器が使用される場合)。
空気圧発射装置については、発射サイクルの開始時に圧力が機械駆動部品に放出されるとき、無人航空機に与えられるG荷重を制御することも難しいことがある。発射サイクルの開始時のG荷重のスパイクは、潜在的に、無人航空機、搭載電子装置、及び他のシステムに破滅的な衝撃を与える可能性がある。このような初期のG荷重のスパイクは、作動油液を制御されたやり方でアキュムレータから駆動シリンダに放出する制御バルブを通して軽減されることができる。しかしながら、このようなバルブは高価なことが多く、また、システム全体の重量を増加させてしまう。
さらに、UAV発射装置の多くは遠征モードで用いられ、移動式であること及び配置場所への搬送が可能であることが求められる。場合によっては、発射装置は、トラックの後部に載せられるかもしれない。他の場合においては、発射装置はトレーラーに搭載され所定位置に牽引されるかまたは、ヘリコプタの下側から吊り下され所定位置まで空中を運ばれるかもしれない。大抵の場合、確実に特定の航空機または搬送コンテナ内に収まるように、発射システムの外形寸法および重量は最小化されなければならない。油圧・空気圧発射装置の主な駆動部品(アキュムレータ、ポンプ、発射シリンダ、気体容器、リザーバ等)は、システムにかなりの重量を加え、重量はシステムの可動性への主な制約になってしまう。
どの油圧・空気圧システムについても、漏れは常に懸念事項である。気体圧力の損失または作動油液の漏れは、潜在的に、動作を停止させてしまう可能性がある。一度配置されたならば、システム内の漏れに対処するために気体シリンダにアクセスすることはまず起こり得ない。
油圧・空気圧システムにおいては、発射タイミングもまた問題になることがある。予圧と最終的な発射圧力との差、ポンプのサイズ、移動される作動油液の量によっては、システムが発射圧力に達するまでに数分かかることがある。無人航空機は典型的には発射装置に載せられ、そのエンジンは加圧時間の間に動作しているので、オーバーヒートの影響を受けやすくなってしまう。
リセットは、油圧・空気圧システムによって提示される別の難題になることがある。発射完了後に油圧・空気圧発射装置をリセットするためには、シャトルを発射位置に引き戻すことが必要になる。これには数分かかるであろう。なぜなら、シャトルを引き戻す際に、作動油液をシリンダから押し出しリザーバに戻す必要があるからである。シャトルを再配置するのに必要な時間は、全サイクル時間に悪影響を及ぼしてしまう。
油圧システムを使用しないある発射装置の設計が、米国特許第4678143号に記載されている。この特許に記載された発射装置は、フライホイールを使用して、発射過程に必要なエネルギーをもたらしている。フライホイールは、発電機によって動力を与えられる小型の電動モータによって回転される。発射サイクルが開始されると、電気クラッチがフライホイールと係合する。フライホイールは、発射過程の間にドラムにケーブルを巻くケーブルドラムを駆動する。この発射装置の短所の1つは、フライホイールが発射速度に達するまでに数分かかり得ることである。別の短所は、電源として、システムに多大な重量を加え得る発電機を必要とすることである。
従って、UAV発射システムを改善することが望ましい。具体的には、作動油液及び圧縮窒素又は圧縮空気の使用をやめる改善が望ましい。発射過程にエネルギーをもたらすフライホイールの使用をやめる改善が望ましい。より軽量で、より信頼性があり、G荷重をより制御でき、漏れの懸念がないシステムであって、発射に数分かからず且つリセットに数分かからないシステムが望ましい。
ここに記載の実施形態では、ランチャレールと、ランチャレールに沿って移動するように構成されたシャトルと、シャトルをランチャレールに沿って移動させるための駆動機構とを用いる無人航空機用の発射システムが提供される。駆動機構は、シャトルに固定される1本のテープと、テープを動作させる電気駆動モータと、テープの一端が固定され、発射の間にテープがその周囲に巻かれる駆動リールとを含むことができる。テープは、ナイロン、ナイロン混紡、または他の任意の材料であってよい。電動モータは、直流モータまたは特定のシステムの重量及びサイズの要件に適合する他の任意のモータであってよい。電動モータは、バッテリ駆動式であってもよい。特定の設計では、電動モータは、リチウムイオンバッテリによって駆動される。
本開示は、電動発射部品のみを用いて発射をもたらすUAV発射システムであって、制動及び制御システムを含むUAV発射システムを提供するものである。漏れが発生した場合には環境問題を引き起こすだろう油圧システムは搭載されていない。ここに記載の発射システムは、土台または荷台に載せられてもよく、その土台または荷台は、ひいては、トレーラー、台車式ホイールベース、平台型トラック、平台型貨車、船のデッキ、または他の任意の適切な発射用の場所または平面に載せられることができる。また、使用される部品のモジュール性により、より高いエネルギーで無人航空機を発射するための拡張性がもたらされる。
図1は、テープに沿ってシャトルを移動させるための、電動モータ駆動の電動リール及び繰出リールを用いた発射システムの一実施形態の概略側面図である。
図2は、シャトルが所定位置にない状態の、ある角度のランチャレールの斜視図である。
図3A〜3Cは発射の過程を示すものであり、無人航空機をシャトルから発射させる過程を示す。
図4は、図1の発射システムの概略側面図であり、シャトルがテープから分離された状態を示す。
図5は、テープの巻取りを制御する端部滑車(端部シーブ)を用いた発射システムの概略側面図である。
図6は発射システムの概略側面図であり、シャトルがテープに固定されている状態を示す。
図7は、電動リールを用いているが繰出リールを用いていない発射システムの概略側面図である。
図8は、モータによって駆動されるドラムに巻かれたケーブル及びシャトル上のプーリ(滑車)を用いた、発射システムの概略側面図である。
図9は、図8の実施形態の自由物体図である。
図10は、レールを折り畳むためにテープを持ち上げるのに役立つパネルを有する、発射システムの側面図である。
図11は、コンベヤベルトを用いた発射システムの概略側面図である。
図12は、代替のコンベヤベルトシステムの側面図である。
図13は、ドラムに巻かれ電動モータによって駆動されるスチールケーブルを用いた発射システムの側面図である。
図14Aは、発射システムに用いられ得るブレーキシステムの一実施形態であり、図14Bは、図14Aのブレーキシステムの概略図である。
図15は、使用中の発射システムの概略側面図である。
図16は、ケーブルにシャトルを固定するのに用いられ得る機構の概略例である。
UAV発射装置は、固定式でまたは可動式で、種々のレールオプション(伸縮式(入れ子式)レールまたは細長の固定レール)と共に、手動動作または自動動作で提供されてもよく、且つ、所望の性能及びサイクル時間に基づいて種々のUAV構成及び構造に設計されてもよい。ここに記載のシステムは、種々の発射システムのいずれにも使用され得る。一実施形態においては、ここに記載の発射システムは、自動車(動力車)に載せられてもよく、発射システムは所望の発射場所に搬送されることができる。発射は、発射システムが自動車に載せられている間に行ってもよい。または、発射システムは、発射のために自動車から降ろされてもよい。別の実施形態においては、ここに記載の発射システムは、固定の場所(位置)に取り付けられてもよい。
図1に示すように、一実施形態においては、シャトル組立体14に取り付けられたモータ駆動のベルトまたはテープ機構12を用いる発射システム10が提供される。シャトル14は、発射に必要なエネルギーを無人航空機に運ぶ運搬装置である。図2に示すように、シャトル14は1本のランチャレール16に沿って移動し得る。ランチャレール16は典型的には傾斜している。この傾斜は、表面に置かれるかまたは表面に固定される支柱18によってもたらされてもよい。支柱は、土台または荷台に固定されてもよく、その土台または荷台は、トレーラー、ホイールベース、平台型トラック、平台型貨車、船のデッキ、または他の任意の発射用に設計された表面または乗り物に載せられ得る。あるいは、支柱は地面に置かれてもよい。ランチャレール16は、固定長さの固定走路であってもよいし、または、レールを延長する伸縮ブーム(張り出し棒)を有してもよい。例えば、伸縮ブームは、それが折り畳まれることができるように且つその長さが典型的な搬送方法の障害にならないように、ヒンジで動いてもよい。別の実施形態においては、伸縮ブームは格納位置から引き出されてもよいし、または、必要に応じてランチャレール16を延長して伸長された走路にするために、他の任意の適切なやり方で拡張されてもよい。ランチャレール16の長さは、典型的には、無人航空機の所定のG荷重の閾値を超えることなく所望の最終発射速度を実現するのに必要な距離、並びに、シャトルを停止させるのに必要な距離次第である。図2は、さらに、1つ以上のバッテリ64が、1つ以上のモータ制御部品68に沿って、ベース66に配置され得ることを示している。
ランチャレール16は、シャトル14を、レール16の駆動長さ20に沿って図1の矢印で示される発射方向に案内するように用いられ得る。(見やすくするために、図1は、一般には最終発射システムに組み込まれているだろうランチャレールまたは傾斜面を示していない)。シャトル14がレール16に沿って動くとき、シャトル14の動きは発射速度を無人航空機に伝達する。(図1はシャトル14に固定された無人航空機を示していない。図3A〜3Cは、予測される発射過程を示している。)
シャトルの前部にケーブルを固定するという、最新の発射システムの作動方法ではなく、シャトル14はランチャレール16に沿って動くテープ12に固定されている。より具体的には、ベルトまたはテープ12を用いることによって、シャトル14をランチャレール16に沿って移動させる。シャトル14は、一般には、シャトルとテープとの界面22でテープ12に固定されている。界面22は、任意の適切な連結であってよい。一実施形態においては、シャトルとテープとの界面22は、シャトル14上の対応する構造と協働する、テープに付属のピン24として提供され得る。この実施形態は、図3A〜3C及び図15に示されている。例えば、シャトルの下部構造(車台)は、フック26、または、ピン24と協働する、シャトルの下部構造に付属の他の任意の取り外し可能な連結機構を有してもよい。別の実施形態においては、界面22は、テープ12に設けられ、且つ、シャトルに設けられた下方突起またはフックと協働するように成形された任意の種類の上方突起28から形成されてもよい。別の実施形態においては、界面22は、シャトルとテープの間の分離不能の連結部であってもよい。別の実施形態においては、界面はクランプ(締め金)として形成されてもよく、その形態においては、シャトルはテープの2つの端部を、シャトルのある位置で互いに固定する。他の連結が、本開示の範囲内で実行可能である。
使用時には、図3A〜3Cに示すように、無人航空機がシャトル14の上面に固定される。シャトル14への無人航空機の取り付けは、現在使用されている任意の適切な連結部、または、開発され得る場合は上述のオプションのいずれを含む任意の適切な連結部を介してよい。シャトル14の突然の停止によって、無人航空機がシャトル14から発射する。
テープ12は、ランチャレール16の駆動長さ20に沿って動いてもよい。一実施形態においては、図1、図4〜6、及び図15に示すように、テープ12の端部は、一般には、繰出リール36及び/又は電動リール30の1つ以上に固定される。別の実施形態においては、図7に示すように、テープ12の一端はシャトルに取り外し可能に固定されてもよく、他端は電動リールに固定される。別の実施形態においては、図8及び図9に示すように、ケーブルが使用され、そのケーブルはモータによって駆動されるドラムに巻かれる。別の実施形態においては、図11及び図12に示すように、テープ12は、ランチャレールに沿ってコンベヤベルトとして動く連続したテープである。別の実施形態においては、図13に示すように、スチールケーブルまたはロープが一対のドラム90に巻かれてもよい。別の実施形態においては、図14A及び図14Bに示すように、代替のブレーキシステムがもたらされてもよい。これらの実施形態のさらなる詳細は、それぞれ、以下に説明される。
テープ12は、典型的な発射システムで用いられるケーブルよりも、より弾力性又は伸縮性がある材料から形成されてもよい。例えば、テープ12はナイロン、ナイロン混紡、または他の合成材料から形成されてもよい。ある実施形態においては、テープは固有の伸縮量を有する材料から形成されてもよい。使用される材料の固有の伸縮性は、発射荷重の初期の印加の間に重力を軽減するのに役立つ。だが、材料の伸縮性は必須ではない。別の実施形態においては、金属強化用繊維を含むテープまたはベルトを用いてもよい。電動モータと連動する電子制御システムは、発射サイクルの加速度プロファイルを厳しく制御するために用いられることができる。
図1に示す実施形態においては、テープ12の一端が、電動モータ34の駆動軸32に装着された電動リール30に取り付けられている。電動モータの詳細は後述するが、一実施形態では、電動モータ34は直流モータであってよい。電流モータ34によって、テープ12が駆動される。使用時には、電動モータ34は、ランチャレール16及び残りのシャトル案内部品に対し静止している。
テープ12の他端は、繰出リール36に取り付けられてもよい。図1に示すように、繰出リール36は、一般には、バッテリ位置端部38の付近に位置付けられてもよく、且つ、電動リール30は、一般には、発射システム10の発射地点40の付近に位置付けられる。電動モータ34が通電されると、モータによって電動リール30が回転し、テープ12を繰出リール36から巻き取る。このテープ12の巻き取りによって、テープ12に取り付けられたシャトル14が加速する(ひいては、シャトル14に取り付けられた無人航空機が加速する)。繰出リール36は、少なくとも、シャトル34がレール上を最大限に移動することを可能にするテープ12の十分な長さを含むものである。
図1に示すように、シャトル14は、テープ上の接続部材22に取り付けられるフック26を介して(または、シャトル14の下部構造に設けられた他の任意の取り外し可能な連結を介して)、テープ12に連結されてもよい。図示の実施形態においては、接続部材22は、ピン、突起28、またはシャトルのフックと接続可能な他の起立構造としてもたらされる。電動モータ34の作動によって、シャトル14が動力区間100に沿って移動する。シャトル14は、動力区間100内でテープ12の全長にわたって発射速度まで加速する。尚、レールは図1に示されていないこと、並びに、シャトルを突然停止させるために、レールはシャトルとテープの分離点40を超えた十分な長さを有するであろうことを理解されたい。
図3A〜図3Cは、無人航空機70がその上に位置付けられたシャトル14及びテープ12に沿ったシャトル14の移動についての一連の過程を示す。図3Aは、シャトル14のレール16に沿った移動を示す。図3Bは、シャトル14が拘束ストラップ72と係合している様子を示す。拘束ストラップ72は、シャトル14の前方への動き(勢い)を止めるように機能する。図3Bでは、シャトル14は拘束ストラップ72と係合されたところであって、無人航空機70はシャトル14から外れる準備ができている。図3Cでは、拘束ストラップ72が伸長してシャトルのエネルギーを吸収しており、無人航空機70は発射されている。
いくつかの例においては、シャトル14がシャトルとテープの分離点40又は別の発射地点に到達するとき、シャトル14はテープ12から解放されてもよい。一般には、図4に示すように、この解放はテープ上の接続部材22が電動リール30の端部に巻かれることによって起こる。
図4の実施形態では、シャトル14はテープ12から解放されている。テープは特定の地点で停止する必要がないため、テープ12から分離するシャトル14は、正確なタイミングを必要としない。取り外されたシャトル14を停止させることは、拘束ストラップ、レールの端部のブレーキ機構、シャトルに搭載されたブレーキシステム、または他の任意の適切なシステムを介して実現されてもよい。図4に示すように(また図3A〜図3Cの発射過程にも示すように)、シャトルブレーキ区間102におけるシャトル14の突然の停止によって、無人航空機はシャトル14から発射し得る(シャトル14だけでなく、テープ12からも解放され得る)。
図5に示す実施形態では、テープの軌道をもたらす端部滑車またはプーリが、ランチャレール16上に装着されるか、ランチャレール16の下方に装着されるか、またはランチャレール16に別のやり方で装着され得る。第1滑車46が、バッテリ位置端部38に装着され得る。第2滑車48は、発射端部40にまたは発射端部40の付近に装着され得る。別の実施形態では、シャトル14を動力行程の終わりで拘束するための距離をもたらすために、第2滑車48は、ランチャレール16の発射端部40からある程度の距離の前方に装着され得る。使用時には、第1滑車46が繰出リール36からテープ12を送って、テープ12は、ランチャレール16の上水平面50を通って、第2滑車48に着く。そして、テープ12は、第2滑車48を通って、電動リール30に至ってもよい。図5に示すように、電動リール30及び繰出リール36は、ランチャレール16の下側に装着されてもよい。代替の実施形態では、電動リール30及び繰出リール36は、ランチャレール16が装着され得るベースに装着されてもよい。
第1滑車46及び第2滑車48を使用することによって、発射システム10に利点をもたらすことができる。例えば、動力行程の間に電動リール30に巻かれるテープ12によって電動リール30の直径が増加すると、シャトル14に対する障害になってしまう恐れがある。テープ12が端部滑車48を通ること、及び、電動リール30がランチャレールの下側に位置することによって、積み重なって嵩が増したテープ12が、シャトル14の移動に影響を及ぼす見込みを減じることができる。尚、同様の事情が繰出リール36側にあるが、繰出リール36上のテープ12の直径は、テープ12が繰出リール36から引き出されるために、動力行程の間に小さくなる。これによっても、テープ12はランチャレール16の障害になり得る。また、繰出ロール36をランチャレール16の下側に位置付けることによって、レールのバッテリ位置端部38に空間がもたらされ、その空間で無人航空機がシャトル14のキャリッジに載せられる。さらには、端部滑車48と電動リール30の間の距離を追加することによって、シャトルとテープとの接続部材22が電動リール30に巻かれるよりも前に、動力行程を停止させることができる。テープ12が接続部材22に巻かれると、テープを劣化させる可能性がある。
図6に示す別の実施形態においては、シャトル14は取り外しができないようにテープ12に固定されていてもよい。例えば、シャトル14の下部構造は、シャトルとテープとの接続部材22を完全に捉える連結機構を特徴としてもよく、そのような接続部材は、ピンまたはテープ12に固定される他の構成要素であってよい。テープ12は、材料の連続した一片から製造されてもよい。別の例においては、テープ12は、材料の連続していない片から製造されてもよい。例えば、テープ12が、単独の連続した一片から作られていないならば、2つの部分を用いてテープ接続部材22に連結することができる。2つのテープ部分を用いることによって、以下のような利点を有し得る。ブレーキリールに連結される部分を、より高い強度がありそうな別の材料から作ることによって、シャトルの重量にブレーキをかけるのに役立つことが可能である。この接続部材22は、一般には、シャトル14がテープ12から外れることを防止する。図示のように、シャトル14はレールの端部の前のブレーキ区間102で停止する。無人航空機は、このブレーキ区間102でシャトル14から発射される。繰出リール36に収められているブレーキシステム54を介してシャトル14を拘束するように、テープ12を用いてもよい。一実施形態では、作動油液または空気式ブレーキの使用を禁じるために、電気作動ブレーキを用いてもよい。シャトル14の拘束を強化するために、(先に説明の)任意の拘束ストラップまたは第2のブレーキシステムを用いてもよい。
別の実施形態においては、図7に示すように、繰出リール36を設けなくてもよい。この実施形態では、電動リール30を用いて、シャトル14及びテープ12を加速する。上述のように、電動リール30は電動モータ34と連動してもよい。シャトル14が外れた後は、接続部材22またはピンを含むテープが、電動リール30に完全に巻かれるであろう。シャトル14の拘束は、拘束ストラップ、レールに設けられたブレーキ、または内蔵のシャトルブレーキを通して行ってもよい。
別の実施形態においては、モータ84によって駆動されるドラム82に巻かれるケーブル78を用いてもよい。図8及び図9にその一例を示す。この実施形態では、シャトル14は、その下面に設けられた2つのプーリ74、76を有する。プーリ74は、ケーブル78の発射ガイドとして機能し得る。もう一方のプーリ76は、拘束ガイドとして機能し得る。ブレーキドラム80は、発射のためのアンカーポイント(固定金具)として機能し得る。巻取ドラム82は、ケーブル78を巻き取り、シャトル14をレール16の下流に進ませる。2つの固定式プーリアセンブリ120、122が、レール16に沿って配置され、レール16の両側に装着されてもよい。図示のように、固定式プーリアセンブリ120、122のそれぞれは、実際には、2つ以上のプーリを有してもよい。図示のように、固定式プーリアセンブリ120、122は、ブレーキドラム80及び巻取ドラム82からケーブルが進入するレール16上の位置に、それぞれ置かれてもよい。ブレーキドラム80及び巻取ドラム82からケーブルが進入するレール16上の位置をシャトル14が横断するまでは、ケーブル78は(シャトルの)プーリ76を引っ張る。上記レール16上の位置をシャトル14が横断するとき、ケーブル78は、ブレーキ作用のために、シャトルのプーリ74の方に動く。これを、「屈曲“flexing”」と呼んでもよい。従って、シャトル14が、2つの固定式プーリアセンブリ120、122が置かれているレール16上の地点を横断するときに、ケーブル78は、シャトルの発射プーリ76からシャトルの拘束プーリ74に移行する。巻取ドラム82は、ブレーキで停止され得る。ブレーキドラム80によって、シャトル14を停止させる際にケーブル78がある程度繰り出されることが可能になる。図8は、レール16沿いの適所にある拘束ストラップ72も示している。拘束ストラップ72は、中心ストラップ部73がレールを跨いでいる状態で、レールの両側に沿って延在する。
具体的には、ケーブル78として合成ロープを用いてもよい。これによって、小さいプーリの周囲でスチールケーブルを曲げて、屈曲の方向を突然逆にすることで起こり得る問題を緩和し得る。
ここに記載されている個別の設計の多くは、通常、ランチャレール16のほぼ全長20に渡って動く平坦なテープ12を用いるものである。ある実施形態では、搬送のときにレール16を折り曲げる必要があるかもしれない、そして、テープは、折り曲げの方向と直交して置かれるかもしれない。このような場合には、レール16のヒンジと隣接する部分に追加され得る、一組の「パドル“paddles”」86を設けることができる。図10は、その一例を示す。テープ12の一縁をレールフランジ17の上方に上げるためにパドル86を設けて、テープ12の傾いた部分を通じてレール16を容易に折り畳めるようにしてもよい。パドル86によって、テープ12がある角度で傾斜することができ、その傾いた部分を通じてテープ12を折り畳むことが可能になる。別の例では、ヒンジが回転する面内にテープ12の平坦面が存在するように、テープ12はこの設計に対して約90度で装着されることができるだろう。
図11に示すさらなる実施形態では、コンベヤ構成を使用してもよい。この実施形態では、1つ以上の電動モータ34が、連続したループ状のベルトまたは鎖56を動かすプーリを駆動する。連続したループ状のベルトまたは鎖56は、上述のいずれかのやり方で、シャトル14と係合することができる。シャトル14が動力行程の終わりに到達すると、シャトル14はベルト56から外れる。シャトル14は、拘束ストラップまたは他の任意のブレーキシステムを介して拘束されてもよい。別の実施形態では、シャトルは接続部材22に確実に取り付けられてもよく、制動力はコンベヤベルトを通って加えられてもよい。
図12は、代替のコンベヤ構想の概略図である。この構想においては、連続したループをもたらすテープ12としての駆動ベルト56に拘束されたシャトル14が用いられている。シャトル14は、ベルトの端部を抑えるクランプ(固定部)としても機能し得る。駆動モータ34は入力軸104に連結されてもよい。駆動プーリ106は、鎖歯車及び鎖を介して、駆動モータ出力軸に連結されるかまたは、駆動モータ出力軸に直接連結されてもよい。シャトルの制動は、種々の電動制動によって、種々の拘束ストラップによって、または他の任意の適切な方法によって実現され得る。この実施形態では、シャトルはベルトに直接連結されて連続したループを形成している。これは、シャトルが、発射過程中に端部プーリ108に到着する前に停止され得るかまたは、シャトルが端部プーリ108に巻き付こうとするだろうことを意味している。別の実施形態においては、シャトル14は端部プーリ108に到着する前に駆動ベルトから切り離されてもよい。
図13は、代替の発射の実施形態を示す。この構想においては、一対のドラム90に巻かれた連続したスチールロープ88を使用し得る。ドラム90はばね張力を有し、ばね張力によってドラム同士が空間的に分離され、スチールロープ88とドラム90の間の摩擦を増やす力がもたらされる。ドラムの一方は、ベルトまたは鎖を通って駆動モータアセンブリ92に連結されてもよい。これによって、キャプスタンドラム90をレールに装着することが可能になり、発射角度を調整するためにレールを容易に傾斜できる。シャトル14は、スキーリフトに用いられるものと同様の機構126によってロープ88に取り付けられてもよい。行程の終わりでは、種々のシャトルホイールの案内空間によって、クランプ機構を開くことが可能になり、シャトル14は拘束ストラップの中へ惰性で動くことができる。
一例においては、図16に示すように、クランプ機構126をシャトル底部に装着し、シャトルをケーブルに固定するために用いてもよい。クランプ(固定)された位置では、クランプ機構を拘束するために車輪128がレール溝内で動いてもよい。上方レールガイド134は、ケーブル挟持部132によってケーブル88が覆われて固定されるように、ケーブル挟持部132を閉じた状態に保ってもよい。解放された位置では、ケーブル88はケーブル挟持部132から解放されている。これは、ばね荷重車輪であり得る車輪128が、上方レールガイド134を超えて進んだときに実現されることができる。一実施形態では、上方レールガイドはレールの長さに沿って先細にされており、開位置からクランプ位置への変化が可能になる。
別の実施形態では、代替のブレーキ機構が設けられ得る。図14A及び図14Bは、その一例を示す。この変更例においては、シャトルに取り付けられ得る拘束テープ97が設けられている。例えば、シャトル14の後端を、シャトルの後を追う拘束テープ97に連結してもよい。拘束テープ97は、クラッチ、ブレーキ、及び巻戻しモータを有するテープリール96に巻かれることができる。発射テープ12は、ここに記載の任意の選択肢を用いてシャトル14に固定され得る。発射テープは、ここに記載するように、レール16に沿ってシャトル14を動かすために、駆動モータアセンブリ94によって駆動されてもよい。駆動リール92は、ブレーキリール96のすぐ右側に示されており、鎖歯車駆動リール124は駆動リール92のすぐ下に示されている。図示のように、鎖歯車124及び鎖は、モータ94及び駆動リール92の間で用いられてもよい。図14Bは、このオプションのブレーキの概略図である。
発射テープ12及び拘束テープ97は、異なる動作特性を得るために、異なる材料から作られてもよい。これによってシステムに牽引が加わるかもしれないが、自動巻戻しを可能にし、「ハンズオフ“hands−off”」構成をもたらすことができる。これによって、自動展開発射装置になり得る発射システムを提供し得る。
このブレーキについての実施形態に関しては、拘束過程に対する発射のタイミングが重要かもしれない。発射から拘束への変移が起こる場合、シャトル14は、1秒当たり最高約43〜44m進むことができる。発射信号のタイミングは、ブレーキと係合している間にモータを動力発射から惰力走行に変えるために、プログラマブル論理制御装置(PLC)から駆動制御装置に伝えられ得る。確実に成功させるために、高速応答で繰り返し可能なブレーキを設けてもよい。本システムは、油圧ブレーキシステムの必要性をなくすために、電動ブレーキを有してもよい。しかしながら、油圧ブレーキを用いてもよい。ブレーキは、異なる重量及び速度に適応するために可変であってよい。
図15は、ランチャレール16が上向きの角度に傾斜し、シャトル14がレール16のテープ12上に位置づけられている発射システム10の一実施形態を示す。この実施形態では、シャトル14がバッテリ位置または発射前位置にあるときに作動されるバッテリ位置センサ58がもたらされる。シャトル14がバッテリ位置に引き戻されると、センサ58が作動する。センサ58が作動すると、繰出リール36のブレーキが作動して、テープをピンと張った状態に保つ(一部の実施形態では、安全性のために、シャトルがバッテリ位置に固定されていないのであれば、発射過程を開始することができない)。発射が開始されると、電動モータ34が通電され、繰出リール36のブレーキが外される。ブレーキを外すことによって、シャトル14がレール16に沿って動くことが可能になる。モータ34はテープを巻き取るために電動リール30を駆動させ、それによってテープ12及び取り付けられたシャトル14が移動する。電動リール停止センサ60が、レール16に沿って発射端部40に向かって位置付けられ得る。シャトル14がこのセンサ60に到達すると、信号がモータ34に送られて電動リール30の動きを停止させる、且つ/または、繰出リール36のブレーキを作動させる。電動リール30の停止及び/又は繰出リール36のブレーキ作用によって創生されたテープ12の張力は、シャトルを急停止させ、それによって無人航空機の発射をもたらす。シャトルがテープ12から取り外される実施形態を用いるのであれば、シャトルは、拘束ストラップ又は他の停止機構によって停止されてもよく、それによってシャトルを急停止させ、無人航空機の発射をもたらす。
上述の実施形態の多くでは、モータが動力を供給し続けないように、そしてシャトルまたは駆動機構を損傷させないように、電動モータ34は、シャトル14の拘束の直前に停止される。また、別の無人航空機がすぐに装着されて発射の準備ができるように、繰出リール36は、テープ12をバッテリ位置(または発射位置)に戻すことができる巻戻しモータに連結されていてもよい。テープ12をこのようなやり方で巻き取ることによる動力行程を利用して発射速度を実現することは、他のいかなる市販の発射装置で採用されていない。
ある実施形態では、直流モータが所望の駆動特徴及び駆動速度をもたらすことが分かっている。可搬性を向上するために、電動モータが、バッテリシステムと連動して使用され得る。バッテリは、リチウムイオンバッテリシステムであってよい。また、電動モータは、プログラマブル論理制御装置(PLC)と連動して使用されてもよい。PLCによって、モータの毎分回転数(RPM)が発射過程を通じて必要に応じて調整され、制御された加速をもたらすことが可能になる。それによって、油圧・空気圧システムに特有の、初期の高いGスパイクを軽減する。また、PLCを用いることによって、発射荷重にダイヤル接続することが可能になり、それによって、重量または速度の変動に対する調整を容易にし、且つ、発射前の圧力を、システムにガスを加えるかまたはガスを除去することによって、時間をかけて変化させる必要性がなくなる。例えば、重力は、制御装置で重力曲線の形状をプログラミングすることによって、最小化されてもよい。
PLCの機能は、駆動制御機能に組み込まれる可能性があり、1つの装置に組み合わせられる可能性がある。あるいは、PLCは、システムに任意に追加されることができる分離された構成要素であってもよい。
電動発射装置と共に用いられ得るモータのある具体的な実施形態は、直流モータ推進システム及び制御装置である。このモータは、リチウムイオンバッテリによって駆動されることができる。他の種類の電動モータを用いてもよい。例えば、同様のトルク出力を有する交流モータを使用してもよい。しかしながら、このような交流モータは直流モータよりもかなり大型で且つ重いものであろうと考えられる。交流電源からは典型的には得られないサージ電流を供給するというバッテリの能力に基づき、直流モータが初期の印加用に選ばれた。あるいは、好適な変圧器及び放電能力を有する交流モータを用いて、直流モータを稼働させることができる。
さらには、1つ以上のモータを用いて発射に必要な荷重をもたらすことができる。より重量の大きな無人航空機、または、より大きな力がより高速の発射速度をもたらすのに必要な無人航空機に対応するように、モジュール分割法によって、多数のモータを用いてシステムを拡大することができる。
1つ以上の電動モータを用いることは、油圧・空気圧システムでは必要とされる複雑な制御バルブ及びマニホルドなしで、得られる加速度を、動力行程の全長に沿って厳しく制御することができることを意味する。空気圧システム及び空気圧・油圧システムでは、最大加速度は、典型的には、システム圧力が最大になる発射の開始時に起こる。気体が膨らんでシリンダに入る際に、圧力が低下し、シャトルに印加される力が低下する。一方、ここに記載の電動モータ駆動のテープが用いられる発射行程においては、その全体にわたって等加速度をもたらすことができる。なぜなら、モータの毎分回転数(RPM)を、行程を通して増加させることができるからである。PLCと連動して直流モータを使用して正確に発射プロファイルを制御することは、市販の発射システムに関連する多くの上述の問題に特有のものである。
ナイロンまたは他の任意の合成材料から製造され得るテープ12を使用することは、この種の材料には固有の伸縮量があるため、発射荷重の初期の印加の間に、ある程度のクッション作用をもたらす。油圧・空気圧システムの多くは、スチールケーブルを介して、駆動シリンダをシャトルに連結させる。スチールケーブルは、荷重が加えられている間にテープと同程度の伸展性または伸縮性をもたらさず、予想されるG荷重のスパイクを増幅させる可能性がある。ある程度のクッション性、撓み性、伸縮性、または他の特徴があるテープを用いることによって、僅かな伸長を許容することになり、また、材料の収縮は、開示された発射システムに有益なはずである。しかしながら、合成テープ又はベルトにおいて伸縮性は必要不可欠ではないことに注意されたい。さらに、伸縮性を弱めるかまたはそれをなくすだろう鋼強化用繊維を含むテープまたはベルトを用いてもよい。シャトルとテープとの接続部材を用いることによって、発射速度をプログラムで増加させることによる加速度の制御が可能になる。これは、他のシステムで発生するG荷重のスパイクをなくすのにかなり役立つ。
リチウムイオンバッテリ式電源及び電動モータを駆動機構として用いることによって、必須の油圧・空気圧部品(アキュムレータ、ポンプ、発射シリンダ、気体容器、リザーバ、作動油液の重量、等)を含む類似のシステムと比べると、システム全体の重量を大きく減少させることができる。さらには、システムのレイアウトにかなりの融通性を許容し、且つ、一部のサブシステムを潜在的にモジュール化することができる。使用される部品はより小型であってよく、加圧された作動油液または気体を送るための大型のチューブまたはパイプを必要としない。コネクタを含む電力ケーブルまたはフレキシブルバスバーを用いて、直流電流をバッテリからモータに送ることができる。これによって、放電バッテリ部の迅速な交換が可能になる。
しかしながら、バッテリはリチウムイオンである必要がないことを理解されたい。必要な荷重及び放電率をもたらすことができる他の任意のバッテリシステムを用いてもよい。リチウムイオンは、低重量であって急速放電特性を有するため、初期の印加用に選ばれた。しかしながら、他の種類のバッテリ及びシステムを、本開示と関連して用いてもよい。
本開示では圧力容器を用いていないので、気体または油圧リークの問題がなくなり、システムの全体的な安全性が向上する。多くの油圧・空気圧システムにおいては、シリンダ、及び場合によってはアキュムレータがレールに取り付けられる。アキュムレータは、加圧されたGNを保存するリザーブ容器として機能する大型の気体容器まで配管されていることが多い。種々の油圧部品間及び空気圧部品間の配管のために、発射角度の調整が所望されていたとしても、レールがベースに対して動くことは困難であろう。一方、ランチャレール16の下側で、ベースプレートまたは荷台に、駆動モータ34及び繰出リールアセンブリ36を搭載できることによって、レールを過剰な重量及び複雑性から解放することができる。レール上で2つの端部滑車46、48の周囲を通るテープ通路を用いることによって、レールが軸62を中心に枢動することが可能になり、発射角度を調整することができる。代替の実施形態においては、駆動プーリが、鎖歯車及び鎖を介してモータによって駆動され得る。図14はその一例を示す。
多くの運用仕様においては、発射システムの配備及び解体時間が重要なパラメータとなる。システムを配置し、システムをレディモードにし、発射を行い、そしてその後の発射のためにシステムをリセットするための時間が重要である。本願のバッテリ・モータ・テープの組み合わせを用いる場合には、加圧サイクルまたはフライホイールの回転に関係する時間がないため、システムの配置に続くレディ信号を実現する一式のコンデンサの充電を含む、システムに給電する時間が最小限になる。バッテリは、再充電が必要となる前に多数の発射を実現する寸法にすることができる。特定の実施形態では、バッテリは、再充電の前にまたはバッテリ交換が必要とされる前に、4回の発射が可能な寸法にすることができる。選ばれたバッテリの寸法、発射される無人航空機の重量、及び必要とされるモータの速度に応じて、より多数かまたは少数の発射を充電1回あたりにもたらし得る。追加のバッテリパックを別に充電することができ、搭載のバッテリの再充電のために待機することなく、現場で操作を続けるために交換することができる。一実施形態では、プロセス中にバッテリ交換を迅速に行うように、迅速な切断がもたらされてもよい。より大型のバッテリ構成を用いると、より多数の発射が可能になり得るが、それはシステムの重量に影響を及ぼすだろう。発射サイクルに対する重量は、顧客の要求に基づいて最適化することができる。
発射時間の短縮に加えて、開示されたシステムのリセット時間がより短縮される。なぜなら、開示のシステムは、シャトルを元に戻すために、油圧・空気圧発射装置に特有の、作動油液のリザーバに戻るための移動を必要としないからである。リセット時間をさらに向上させるためには、繰出ロール36にモータを取り付けて、シャトル14をバッテリ位置38に戻すことができる。
記載のシステムの一例では、操作者の作業場(ステーション)が有線接続されていてもよいが、発射装置からは離れている。別の例では、操作者の作業場はワイヤレスで接続されてもよい。システムは、無人航空機と共に設置されたならば遠隔操作され得るように、設計されてもよい。
変更、改変、追加、及び削除が、本発明の範囲又は精神及び特許請求の範囲から逸脱することなく、上述し図示した構造及び方法になされてもよい。

Claims (27)

  1. 無人航空機用の発射システムであって、
    (a)ランチャレールと
    (b)前記ランチャレールに沿って移動するように構成されたシャトルと
    (c)前記ランチャレールに沿って前記シャトルを移動させる駆動機構であって、(i)前記ランチャレールに沿って動く一本のテープであって、前記シャトルに固定されるかまたは取り外し可能に前記シャトルに固定される接続部材を有するテープと、(ii)前記テープを動かす電気駆動モータと、(iii)前記テープの一端が固定され、前記テープが発射の間に巻かれる駆動リールとを備える駆動機構とを備える発射システム。
  2. 前記テープは、発射の間に前記駆動リールに巻かれて、前記シャトルを加速する請求項1に記載の発射システム。
  3. 前記テープの他端が固定される繰出リールをさらに備える請求項1又は2に記載の発射システム。
  4. 発射過程の後に、前記繰出リールを用いて前記テープを巻き戻す請求項3に記載の発射システム。
  5. 前記繰出リールは、モータが取り付けられているかまたは手動で回転される請求項3又は4に記載の発射システム。
  6. 前記繰出リールは、前記ランチャレールの下方でベースプレート上に位置付けられる請求項1〜5のいずれか一項に記載の発射システム。
  7. 前記シャトルは、発射の間に前記テープから分離する請求項1〜6のいずれか一項に記載の発射システム。
  8. シャトルとテープの接続部材をさらに備える請求項1〜7のいずれか一項に記載の発射システム。
  9. 前記シャトルとテープの接続部材は、前記シャトルの下部構造(車台)に設けられたフックと、前記テープに設けられた対応の突起とを含む請求項8に記載の発射システム。
  10. 前記シャトルとテープの接続部材は、前記シャトルの前部又は後部に設けられた連結部と、前記テープに設けられた対応の連結機構とを含む請求項8に記載の発射システム。
  11. 前記シャトルとテープの接続部材は、前記シャトルに設けられた連結部を含み、前記連結部は、不連続であり得る前記テープの2つの端部を互いに固定する請求項8に記載の発射システム。
  12. 前記電気駆動モータは、使用時に、前記ランチャレールに対して静止している請求項1〜11のいずれか一項に記載の発射システム。
  13. 前記ランチャレールの第1端部及び第2端部に位置付けられた第1滑車及び第2滑車をさらに備え、前記テープは第1滑車及び第2滑車を超えて動かされる請求項1〜12のいずれか一項に記載の発射システム。
  14. 前記テープは、発射荷重の初期の印加の間に、ある程度のクッション性をもたらす材料からなる請求項1〜13のいずれか一項に記載の発射システム。
  15. 前記テープは、ナイロンまたはナイロン混紡を含む請求項1〜14のいずれか一項に記載の発射システム。
  16. 前記電気駆動モータは直流モータである請求項1〜15のいずれか一項に記載の発射システム。
  17. 前記電気駆動モータは、バッテリによって駆動される請求項1〜16のいずれか一項に記載の発射システム。
  18. 前記バッテリは、リチウムイオンバッテリを含む請求項17に記載の発射システム。
  19. 前記電気駆動モータ及び前記駆動リールは、前記ランチャレールの下方で、ベースプレートに位置付けられる請求項1〜18のいずれか一項に記載の発射システム。
  20. 前記テープは、前記シャトルの前部に固定される発射テープである第1構成部分、及び、前記シャトルの後部に固定される拘束テープである第2構成部分を含む請求項1〜19のいずれか一項に記載の発射システム。
  21. 前記ランチャレールは、傾斜路である請求項1〜20のいずれか一項に記載の発射システム。
  22. 無人航空機用の発射システムであって
    (a)ランチャレールと
    (b)前記ランチャレールを移動するように構成されたテープと
    (c)シャトルとテープの接続部材で前記テープに固定されるシャトルと
    (d)電気駆動モータによって駆動され、前記テープを移動させる電動リールと
    (e)繰出リールとを備える発射システム。
  23. 前記繰出リールによって、前記発射過程の間に制御されたやり方で前記テープを繰り出すことができ、且つ、前記テープに制動力がもたらされる請求項22に記載の発射システム。
  24. 発射後に前記繰出リールを用いて前記テープを巻き戻し、その後の発射サイクルのために前記システムをリセットするための時間を減少させる請求項22又は23に記載の発射システム。
  25. 無人航空機用の発射システムであって
    (a)ランチャレールと
    (b)前記ランチャレールに沿って移動するように構成されたシャトルと
    (c)前記ランチャレールに沿って前記シャトルを移動させる駆動機構であって、(i)前記ランチャレールに沿って動くベルトであって、前記シャトルに固定される接続部材を有するベルトと、(ii)前記ベルトを動かす電気駆動モータと、(iii)前記ベルトをループ内で動かすコンベヤとを備える駆動機構とを備える発射システム。
  26. 前記ループは連続したループを含む請求項25に記載の発射システム。
  27. 前記ループは不連続のループを含む請求項25又は26に記載の発射システム。
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