JP2016531347A - モバイル広告 - Google Patents
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Abstract
モバイル広告の、コンピュータ記憶媒体に符号化されるコンピュータプログラムを含む方法、システム、及び装置。方法の1つは、モバイルデバイスへのコンテンツの提示に対するユーザの応答を示す指標をモバイルデバイスのユーザから受信するステップを含む。方法は、コンテンツの提示又はユーザの応答を示す指標の受信に関連して、ユーザについての情報をモバイルキャリアから受信するステップを含む。方法は、ユーザの応答及びユーザについての情報に基づいて、コンテンツが提示された後にユーザに提示すべきオファーを生成するステップも含む。
Description
本発明はモバイル広告に関する。
わずか数年前のワークステーションよりも強力なモバイルデバイスの出現及び固定回線技術よりも高速のセルラ技術の導入に伴い、モバイル計算は、コンテンツを消費する人気の方法になり、セルラネットワークを介して搬送される大量のデータに寄与し、高速で成長している。ワイヤレスネットワーク容量は、利用可能な周波数の有限集合と、ヘルツ当たりで搬送可能なビット数を制限する物理法則との結果として、地域での共有ワイヤレス媒体の容量によって制限される。これらの要因に基づいて、ワイヤレスネットワーク容量は、供給をすぐに超えることが予期される。
モバイルオペレータ(すなわち、ワイヤレスネットワークのオペレータ)は、スペクトル周波数の権利取得に資本を費やし、追加のトラフィックを搬送するネットワーク基盤を構築している。これらの改善に対して支払いをするために、電気通信業界は、無制限価格設定(顧客は、例えば、一定の月額で無制限サービスを受け取る)から階層価格設定(料金は使用される帯域幅量に基づく)に切り換えつつある。しかし、階層価格設定は満足がいく費用効率的な解決策ではなく、その理由は、モバイルの活発な消費を制限し、多くの場合、加入者がデータ限度になった場合、規定量を超えること、すなわち、データ割り振りよりも多く消費することに繋がるためである。モバイルオペレータは収益を増大させることを求めている。加入者は、コストの追加なしでより多くのモバイルブロードバンドを欲し、一方、モバイルオペレータは、ネットワークへの負荷追加を計上し、基盤への投資を継続するために収入増を必要とする。同時に、広告主及び他のコンテンツプロバイダは、広告及びコンテンツへのユーザエンゲージメントの増大を求めている。
一般に、本明細書に記載される主題の革新的な一態様は、ユーザへの広告キャンペーンに関連付けられた広告の提示に関連付けられた要求を受信する動作を含む方法において実施することができる。本方法は、ユーザが報酬のオファーに適格であると判断する動作も含む。本方法は、ユーザがインセンティブ付き行動を実行することへの見返りとして、報酬のオファーをユーザに送信する動作も含む。本方法は、ユーザが報酬を獲得したことを示す指標を受信する動作も含む。本方法は、報酬を提供する動作も含む。
一般に、本明細書に記載される主題の革新的な一態様は、モバイルデバイスのユーザから、モバイルデバイスへのコンテンツの提示に対するユーザの応答を示す指標を受信する動作を含む方法において実施することができる。本方法は、コンテンツの提示又はユーザの応答を示す指標の受信に関連して、ユーザについての情報をモバイルキャリアから受信する動作も含む。本方法は、ユーザの応答及びユーザについての情報に基づいて、コンテンツが提示された後にユーザに提示すべきオファーを生成する動作も含む。
この態様の他の実施形態は、本方法の動作を実行するようにそれぞれ構成される対応するコンピュータシステム、装置、及び1つ又は複数のコンピュータ記憶デバイスに記録されるコンピュータプログラムを含む。1つ又は複数のコンピュータのシステムは、動作に当たり、システムに動作を実行させるソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、又はそれらの組合せをシステムにインストールすることにより、特定の動作を実行するように構成することができる。1つ又は複数のコンピュータプログラムは、データ処理装置によって実行されると、装置に動作を実行させる命令を含むことにより、特定の動作を実行するように構成することができる。
1.上記及び他の実施形態はそれぞれ、任意選択的に、以下の特徴の1つ又は複数を単独で又は組合せで含むことができる。方法は、ユーザについての情報に基づいて、報酬のサイズを決定する動作を含み得る。ユーザについての情報は、以前のオファーへのユーザの応答を示すインジケータを含み得る。方法は、標的換算率と現在の換算率との比較に基づいて、報酬のサイズを決定する動作を含み得る。方法は、広告キャンペーン中にそれまでに支給された金額と残りの予算との比較に基づいて、報酬のサイズを決定する動作を含み得る。方法は、現在時刻に基づいて報酬のサイズを決定する動作を含み得る。方法は、広告キャンペーンの残り日数と、広告キャンペーンの残り予算とに基づいて、報酬のサイズを決定する動作を含み得る。ユーザが報酬を獲得したことを示す指標を受信することは、ユーザからコードを受信する動作と、コードが有効であることを検証する動作とを含み得る。コードが有効であることを検証することは、広告主が、公開鍵を使用してコードにデジタル署名したと判断する動作を含み得る。報酬はワイヤレスネットワーククレジットを含み得る。ユーザが報酬に適格であると判断することは、ユーザが、ワイヤレスネットワーククレジットを提供するオペレータとのアカウントを有すると判断する動作を含み得る。ユーザが報酬に適格であると判断することは、ユーザが無制限ワイヤレスデータプランを有さないと判断する動作を含み得る。ユーザが報酬に適格であると判断することは、ユーザが課金期間中に有する残りのデータ使用を特定する動作を含み得る。報酬を提供することは、データをリモートサーバに送信して、ワイヤレスネットワークオペレータサーバによりアカウント内のワイヤレスネットワーククレジットを特典交換させることを含み得る。ワイヤレスネットワーククレジットは、既存のワイヤレスネットワークデータプランへの料金の割引きとして特典交換され得る。クレジットは、ユーザのアカウントへの適用前に蓄積し得る。クレジットは、ユーザのアカウントに定期的に適用され得る。ユーザは、オファーを受け取る前に、サービスへの加入を選ぶように求められ得る。ユーザは、オファーに適格であると判断される前に、サービスへの加入を選ぶように求められ得る。オファーは、ユーザの電子メールアドレスと引き換えにされる報酬であり得る。オファーは、ユーザがアプリケーションをダウンロードすることの見返りとしての報酬であり得る。オファーは、ユーザがウェブサイトを開くことの見返りとしての報酬であり得る。オファーは、ユーザが購入することの見返りとしての報酬であり得る。ユーザのアカウントに関連付けられたモバイルデータアカウントは、広告の提示に関して料金請求されなくてよい。広告の提示に関連付けられたデータのクレジットは、ユーザのアカウントに関連付けられたモバイルデータアカウントにクレジットされ得る。ユーザのアカウントに関連付けられたモバイルデータアカウントは、インセンティブ付き行動の実行において使用されるデータに対して料金請求されなくてよい。インセンティブ付き行動の実行に関連付けられたデータのクレジットは、ユーザのアカウントに関連付けられたモバイルデータアカウントにクレジットされ得る。インセンティブ付き行動はビデオの閲覧を含み得る。インセンティブ付き行動は調査票の記入を含み得る。インセンティブ付き行動は、電子メールアドレスの提供を含み得る。インセンティブ付き行動は、モバイルアプリケーションでの購入を含み得る。インセンティブ付き行動は製品の推薦を含み得る。インセンティブ付き行動は、商品又はサービスの購入を含み得る。インセンティブ付き行動は、アプリケーションの機能の使用を含み得る。インセンティブ付き行動は、ゲームでのマイルストーンへの到達を含み得る。報酬はギフト券を含み得る。報酬はストアクレジットを含み得る。報酬は、特定のコンテンツへのクレジットを含み得る。報酬はコンテンツへの早期アクセスを含み得る。報酬は、ペイパービューコンテンツへのアクセスを含み得る。方法は、ユーザがコンテンツの提示への応答を示したときと、オファーが提示されるときとの間で、ユーザについての情報をモバイルキャリアから受信する動作を含み得る。クエリをモバイルキャリアに送信し、及びモバイルキャリアによって記憶された情報に基づくクエリへの返信を受信することにより、ユーザについての情報がモバイルキャリアから受信され得る。コンテンツの提示に対するユーザの応答を示す指標は、モバイルキャリアではない当事者によって受信され得る。コンテンツの提示に対するユーザの応答を示す指標は、モバイルデバイスのユーザインターフェースにおいてユーザによって実行される行動を含み得る。オファーを生成することは、ユーザによる行動の動機付けを望む当事者によって提供されるオファーを選択することを含み得る。オファーを生成することは、ユーザによる行動の動機付けに成功する可能性が高いものとしてオファーを選択することを含み得る。オファーは、ユーザの行動と引き換えにユーザに提供される価値を含み得る。価値はモバイルキャリアのサービスを含み得る。価値は非金銭的報酬を含み得る。方法は、広告主のランディングページでユーザにオファーを提示する動作を含み得る。オファーは、オファーに関連付けられた販売促進キャンペーンの予算についての情報に基づいて生成され得る。
本発明の特定の実施形態は、以下の利点のいずれも実現しないように、又は1つ若しくは複数を実現するように実施することができる。幾つかの実装形態は、システムのユーザにインセンティブをオファーすることによりユーザのエンゲージメントを促進し得る。幾つかの実装形態は、一種の通貨としてモバイルデータの活用を促進し得る。幾つかの実装形態では、ユーザは、より多くの金銭を費やすことなくより多くのモバイルコンテンツを消費することが可能であり得る。幾つかの実装形態は、加入者が加入するワイヤレスネットワークのオペレータへの加入者の忠誠心を増大させ、解約を低減し得る。幾つかの実装形態は、モバイルデータプランをオファーしているモバイルオペレータの市場シェアを拡大させ保護し得る。幾つかの実装形態は、広告主が消費者のモバイルデータ消費を補助できるようにすることにより、モバイルオペレータの収益を上げ得る。幾つかの実装形態は、コンテンツ項目とのユーザエンゲージメントを強化し得る。幾つかの実装形態は、広告換算率を上げ得る。
本発明の1つ又は複数の実施形態の詳細は、添付図面及び以下の説明に記載される。本発明の他の特徴、態様、及び利点は、説明、図面、及び特許請求の範囲から明らかになろう。
人々は絶えず、ますます多くのワイヤレス帯域幅を使用しつつある。映画、音楽、テレビ、及びゲームは全て、モバイルデバイスのユーザにワイヤレスで送信される。それを受けて、多くのモバイルサービスプロバイダは、ユーザが特定の時間期間中に使用可能な帯域幅量を制限した。例えば、ユーザによっては、月当たり1、2、又は5ギガバイトのデータに制限され得る。追加の帯域幅使用には、追加料金の支払いが求められ得る。料金に直面して、ユーザは、追加の帯域幅の料金を支払うか、又は個人の最適レベル未満に帯域幅消費を低減しなければならない。モバイルデータは限度であるため、これにより、一種の通貨としてのモバイルデータの使用が可能になる。
同時に、広告主及び他のコンテンツプロバイダは、広告及びコンテンツへのユーザエンゲージメントを増大させることを求める。広告は、ウェブサイト及びモバイルアプリケーションを収益化させる重要な方法になった。しかし、ユーザは一般に、押しつけがましい広告に対して否定的な反応を有する。過去、オンライン表示広告又は「バナー」は非常に人気があった。広告主は、これらの広告をユーザに提示するためにウェブサイトパブリッシャーに多額の金額を支払った。広告がユーザに1回提示されることはインプレッションと呼ばれる。広告主は、達成されたインプレッション数によって請求される。
広告インプレッションの有効性を見る一方法は、ユーザがインプレッションに応答して行動を起こす(クリックしてより多くの情報を見る等)か否かである。広告数が増大するにつれて、広告インプレッションの有効性は低下した。例えば、1,000,000の広告インプレッション毎に、2000未満がクリック又は他の方法で選択を行い得る。インプレッション数に対する広告がクリックされた回数の比率は、クリックスルー率と呼ばれる。本明細書での例では、クリックされた2000の広告のうち、20未満がコンバージョンに繋がり得る。一般に、コンバージョンは、広告主が求めた特定の行動の完了成功であり、例えば、ユーザが、製品を購入し、メーリングリストに加入し、ビデオを見る等である。インプレッション数に対する、コンバージョンに繋がった広告のインプレッション回数の比率は、換算率と呼ばれる。
一般に、広告を配置する価格はインプレッション1000回当たりの価格(CPM:cost per mille)であり、これは、広告のインプレッション1000回当たりのコストに基づいて計算される。広告の有効性の低下は、CPMも同時に低下させた。代替の価格設定構造は、行動の各完了について支払うことを含む。顧客獲得単価(CPA:cost per action)価格設定の場合、広告主は、消費者が指定された行動をとる場合のみ、パブリッシャーに支払う。
モバイルアプリケーション及びソーシャルゲームの近年の増大は、広告経験への注目又はデータのコミットに対して顧客に報酬を与えるインセンティブシステムを用いる広告モデルを生成する機会を証明した。広告主にとって、消費者への報酬付与は、消費者に指定の行動に注目させ、これはユーザエンゲージメントの改善に繋がる。エンゲージメントの改善はより良い換算率をもたらすことができ、より良い換算率は広告の経済性を改善する。
本明細書に記載されるモバイル価値交換プラットフォーム(MVEP:Mobile Value Exchange Platform)の目的は、行動の呼びかけがユーザに提示される場合、報酬オファーを表示することによってユーザエンゲージメントを改善することにより、価値を生み出し、効率を促進することである。このタイプのエンゲージメントは、換算率の劇的な改善、場合によっては業界平均1%の最高で10倍の換算率の改善をもたらすことができる。
本明細書に記載されるシステムを使用して、広告主の換算率を改善する見返りに、広告ネットワークはより多く請求することができ、例えば、換算率3%の見返りに3ドルのCPMプレミアムを請求することができる。広告主は、例えば、広告インプレッション回数10,000,000に対して8ドルのCPMを支払うことが可能であり、これは、業界標準CTR(クリックスルー率)に基づき、50,000回クリックに繋がる。幾つかの実装形態では、CTRはMVEPプラットフォームによる影響を受けない。換算率3%では、それらの50,000クリックは1500のコンバージョン又は広告に対するコンバージョン当たり53ドルの有効コストに繋がり、47%の効率改善に繋がる。元の広告キャンペーンで費やされる金額(すなわち、支出額)とMVEP対応キャンペーンとの差額は、報酬の支払いに使用することができ、残額は、その能力を広告主により高く売る広告ネットワークと、その能力を広告ネットワークに売るMVEPプラットフォームのオペレータとの間で分割することができる。
本明細書に記載されるMVEPプラットフォームは、広告主が望む多くの様々なタイプの行動を動機付けるように利用することができる。本明細書で使用される場合、行動は、ユーザが実行することができる任意の活動を指す。インセンティブ付き行動は、コンテンツプロバイダが促進したい、ユーザが実行可能な任意の活動を指す。例えば、アプリ内購入(特徴のアンロック、デジタルコンテンツの購入等)がモバイルアプリケーションの収益化の任意の形態になるにつれて(いわゆる「フリーミウム」モデル)、それらのアプリ内トランザクションの動機付けは有価値になる。モバイルアプリケーション自体は、無料で配布することができ、パブリッシャーは、例えば、追加の特徴、機能、デジタル商品、及び仮想商品を販売することにより、アプリケーションを収益化する。この手法は、ユーザに特徴、機能、又は商品を購入させるコストが低くなる場合、より実行可能になる。
例えば、ゲームのベース又は「フリー」バージョンは、無料で利用可能な10レベルのゲームプレイを有することができ、アドバンスレベルは購入することができ、有料でアンロックすることができる。音楽アプリは、楽曲の最初の30秒を提供することができ、楽曲の残りはアプリ内から購入する必要がある。同様に、アプリ内広告がモバイルエコシステムの別の人気のある収益形態になるにつれて、ユーザがアプリケーション内で費やす時間は、広告販売の重要な尺度である−ユーザがアプリとの対話に費やす時間が長くなるほど、アプリパブリッシャーは多数の広告を表示することができ、これは広告主からの収益を直接増大させる。MVEPプラットフォームは、アプリの毎日の起動、特定のゲームレベル又はゲーム達成の到達、特定の行動の実行、又はアプリの特定の特徴の使用(例えば、ロケーションシェアのオプトイン、有料サービスのトライアルへのサインアップ等)等の特定のアプリ内マイルストーン及びユーザエンゲージメントの程度を動機付けるために使用することができる。同様に、特定のユーザ挙動、例えば、高価なコールセンターに電話を掛ける代わりにモバイルアプリ内部のサポートを求める行動、無料のコンシェルジュサービスに電話するか、又はウェブサイトを使用する代わりに企業のモバイルアプリケーションを使用して飛行機又はホテルの部屋を予約する行動、高価な支払いゲートウェイの代わりにダイレクトキャリア課金等の特定の支払いプロバイダを使用して支払う行動等は、広告主にとって有価値であり、動機付ける価値があり得る。
モバイル商取引(mコマース)取引もMVEPプラットフォームによって動機付けることができる。幾つかの場合、インセンティブは、消費者に特定のカート価格レベルに到達させるか、又は特定のアイテムをアップセルするために適用することができ、例えば、ユーザに「航空券予約に加えて、ホテルを少なくとも一室予約すると、タブレットに1GBの報酬が得られる」ことを広告し得る。
MVEPプラットフォームは、友人及び家族をスポンサー付き製品に向かわせること、ソーシャルネットワーク上の洞察をシェアする報酬を収集することから、ツイッター(TWITTER)、フェイスブック(FACEBOOK)、及びピンタレスト(PINTEREST)等のソーシャルサービス上のスポンサーページの「ツイート」、「リンク」、及び「ピン留め」まで、ソーシャルトランザクションを動機付けるために利用することもできる。
上記提示した行動及びコンバージョンタイプは組み合わせることもでき、例えば、広告主は、モバイルアプリケーションのインストールの促進を決定し、アプリ内マイルストーンに達する場合のみ、例えば、ゲームでレベル3に達した場合、ニュースアプリ内で少なくとも10の記事を読んだ場合、又は最初のアプリ内購入を行った場合のみ、ユーザに報酬を与えることができる。
上記行動及びコンバージョンについて、インフライト広告及びアプリに関して説明したメカニズムは、コンバージョンをオファーし、表示し、適用する。場合によっては、適格性の判断、オファーのレンダリング、及びオファーの換算を担当するコードの実行は、別様に、例えば、SDK(ソフトウェア開発キット)又はネイティブコードを用いてコンパイルされた共有ライブラリ等としてパッケージすることができる。すなわち、ウェブページがレンダリングされる際に動的にトリガーされるウェブ技術コード(HTML5及びJava(登録商標)スクリプト等)の代わりに、ネイティブアプリケーションが、コンパイル時にネイティブコードにリンクし、適格性チェック、オファーレンダリング、及びオファー換算の処理に必要なシーケンスフローの実行に適切な内蔵ルーチンを呼び出す。
図1はユーザインターフェースフローの例である。ステップ1において、クライアントデバイスのユーザは、公開コンテンツ201(例えば、ウェブサイト、ウェブポータル、モバイルウェブサイト、又はモバイルアプリケーション)にアクセスする。公開コンテンツと併せて、ユーザに広告を提示し得る。
幾つかの実装形態では、広告を選択すると、オファーが提示されることになることをユーザに通知するインジケータが広告200に存在し得る。インジケータは、広告がクライアントデバイスに提示されるときに動的に生成され得る。この例では、ユーザは広告200をクリック又はタップすること等により、広告200を選択し、それにより、クライアントデバイスのユーザインターフェースはステップ2に進む。幾つかの実装形態では、広告のユーザ提示に関連するキャリッジ(帯域幅)はゼロレートであり、すなわち、使用に対してユーザに課金されず、且つ/又はユーザのワイヤレスアカウントに関連付けられたデータ割り振りに向けてカウントされない。
ステップ2において、クライアントデバイスのユーザに、広告主ランディングページ202が提示される。広告主ランディングページ202は、オファー204についての情報を含む。一般に、オファーは、インセンティブ付き行動のユーザによる実行に対する見返りにオファーされる報酬を含む。幾つかの実装形態では、報酬は、所定であってもよく、潜在的な報酬の所定のリストから選択されてもよく、ユーザの幾つかの特定された特徴に基づいて決定されてもよく、又はユーザに対して動的に生成されてもよい。報酬は、その日までにキャンペーンに費やされた金額(費やされたキャンペーン)、キャンペーンの予算、キャンペーンの残り時間量、日時、及び/又はターゲット換算率に基づいて動的に生成し得る。例えば、現在の換算率がターゲット換算率未満である場合、報酬のサイズを増大し得、現在の換算率がターゲット換算率を超える場合、報酬を低減し得、キャンペーンが予算を費やしている速度が、キャンペーン終了前に予算が費やされることを示す場合、オファーされる報酬を小さくし得る。逆に、キャンペーンが予算を費やしている速度が、キャンペーンの終了前に予算が費やされないことを示す場合、報酬を大きくし得る。
幾つかの実装形態では、報酬のサイズは、報酬に関連付けられた第三者によって制限し得る。例えば、ワイヤレスオペレータは、ユーザが受け取り得る追加の帯域幅量を制限し得る。制限は、オファー単位で、又は時間期間にわたり適用し得る。例えば、ワイヤレスオペレータは、ユーザが、100MBを超える追加データを一度に受け取ることができないこと、又は1ヶ月中に1ギガバイトを超える追加データを受け取ることができないことを明言し得る。幾つかの実装形態では、ユーザに、サービスを選び、諸条件に同意することを求め得る。
インセンティブ付き行動は、ゲームのダウンロード、アプリケーションのダウンロード、アプリケーションの有料機能のアンロック、アプリケーション内での指定された行動の実行(アプリケーションを開くこと、ゲームで所定のレベルに到達すること等)、広告主への電子メールアドレスの提供、人口統計学的情報の提供、調査票の記入、購入の実行、及びスポンサー付きサービスのテストを含むことができる。
オファーは、例えば、ユーザのモバイルアカウントに帯域幅を追加するオファー又は幾らかの金額をワイヤレス請求書から差し引くオファーを含み得る。オファーは、オンライン(アマゾンコム(AMAZON.COM)等)店舗又は実在店舗(アンテイラー(ANN TAYLOR)等)へのクレジットを付与するオファー、ギフト券、商品及びサービスへの割引きクーポン、コンテンツへの早期アクセス(例えば、一般大衆に提供される前でのコンテンツへのアクセス)、ペイパービューデジタルコンテンツのアンロック、デジタルストアでの特定のコンテンツ(特定の曲、映画、又はテレビエピソード等)に向けたクレジット等を含むこともできる。ユーザには、ユーザがオファーを受け入れられるようにする提出ボタンが提示される。
幾つかの実装形態では、全てのユーザにオファーが提示されるわけではない。特定のユーザにオファーを提示することの判断は、広告200がステップ1において提示される前又は広告200が選択されるときに行われ得る。
幾つかの実装形態では、インセンティブ付き行動の実行に関連するキャリッジ(帯域幅)はゼロレートであり、すなわち、使用に対してユーザに課金されず、且つ/又はデータ割り振りに向けてカウントされない。例えば、ユーザに、ビデオを閲覧する追加の帯域幅がオファーされる場合、そのビデオを閲覧するために必要なモバイルデータの使用について、ユーザに料金は請求されず、又はプロバイダが料金を支払う。
ユーザがインセンティブ付き行動を完了すると、ステップ3において、ユーザインターフェースはサンキューページ205を表示する。サンキューページ205は、広告主からのメッセージ211を含む。ページは、ユーザがオファーを特典交換し、報酬を収集できるようにするリンク206又は他のメカニズムも含む。
ステップ4において、ユーザが識別されていない場合、ユーザに情報収集ページ207が提示され得る。情報収集ページ207は、ユーザについての識別情報208を要求する。例えば、情報収集ページは、電話番号、電子メールアドレス、又は識別のためにユーザに特定のサービス(フェイスブック(FACEBOOK)又はツイッター(TWITTER)のようなソーシャルネットワーキングサイト等)にログインすることを求め得る。ユーザが、例えば、提出リンク209をクリック又はタップすることにより、識別情報208を提出すると、ユーザは報酬を受け取る。追加情報を求めずに報酬の特典交換が可能なほど十分に具体的に、ユーザの識別情報が分かっている状況では、情報収集ページは表示されなくてもよく、フリクションレスな経験を可能にする。
ステップ5において、確認ページ210を通して、報酬が特典交換されたことがユーザに通知される。
図2は、MVEPの論理アーキテクチャの概念表現である。MVEPは、インセンティブ付き行動を実行する見返りとして、広告主がユーザに報酬をオファーできるようにするシステムである。
図2は、MVEPの論理アーキテクチャの概念表現である。MVEPは、インセンティブ付き行動を実行する見返りとして、広告主がユーザに報酬をオファーできるようにするシステムである。
広告主100又は広告エージェンシー101は、商品又はサービスを販売促進する広告キャンペーンを編成する。幾つかの広告主は広告エージェンシー101を通して機能し、広告エージェンシー101は、広告主の代理として機能し、通常、広告キャンペーンのブッキング及び構成に関連付けられた技術的動作を処理する。広告キャンペーンは、特定の市場区分をターゲットにすることができる。市場は、年齢、性別、国の地域、収入等を含むが、これらに限定されない人口統計に基づいて区分し得る。市場は、ユーザの関心分野、例えば、野球ファン、アスリート、読書人、映画ファン等に基づいて区分することもできる。
広告ネットワーク102は、広告をホストしたいウェブサイト及びアプリケーションに広告主を接続する。広告エクスチェンジ103は、1つ又は複数の広告ネットワーク間での広告の売買に役立つ。一般に、広告主100又は広告エージェンシー101は、広告をターゲット市場区分の説明及び広告主が費やす意志がある金額を示す予算と共に、広告ネットワーク又は広告エクスチェンジに供給する。広告ネットワーク又は広告エクスチェンジは、ターゲット市場区分に適合するウェブサイト及びアプリケーションを識別し、それらのウェブサイト及びアプリケーションに広告を配置する。
広告サーバ104は、ユーザに提示するために、広告を識別されたウェブサイト又はアプリケーションに提供する。一般に、広告サーバは、広告ネットワーク又は広告エクスチェンジにより新しい広告を包含するように更新することができる。広告サーバは、特定の広告が受け取るインプレッション数及びクリック数を追跡することもできる。
パブリッシャーは、ウェブサイト又はアプリケーション105をユーザのクライアントデバイスに届ける。パブリッシャーは、例えば、ウェブサイトの所有者又はアプリケーションの開発者若しくは配布者であり得る。MVEPは、報酬ベースの広告のユーザへの送達を管理し組織する。広告主100又は広告エージェンシー101が新しいキャンペーンを作成する場合、広告主はターゲット市場区分及び予算を定義する。MVEPの在庫推定構成要素112は、視聴者の潜在的なサイズについての入力を広告主に提供する。
キャンペーンプロビジョニング構成要素111は、広告主が、報酬ベースの広告を実行したいパラメータを構成できるようにする。パラメータは、人口統計、ネットワークタイプ、デバイスオペレーティングシステム、国、言語等のターゲット情報を含むことができる。パラメータは、広告キャンペーンの開始日及び終了日並びに日毎の予算、合計予算、コンバージョン毎の最大予算等の予算情報を含むこともできる。パラメータは、インセンティブを付ける行動(例えば、ビデオを最後まで見ること、電子メールアドレスの収集、ストアロケータ等のカスタムウィジェットの使用等)の定義を含むこともできる。
幾つかの実装形態では、キャンペーンプロビジョニング構成要素111は、広告主が広告に含めるコンピュータプログラム(又はソフトウェアコード)を生成する。生成されたプログラムは、報酬適格性の判断及びオファーの提示に使用される。
キャンペーン追跡構成要素110は、広告の実行を追跡することができる。追跡することができる性能尺度は、オファーが行われた回数、オファーが受け入れられ、特典交換された回数、クリックスルー率、換算率、コンバージョンコスト、及び費やされた予算を含む。
例えば、電子メール捕捉キャンペーンを実行中の広告主は、キャンペーンのインセンティブ付けを決める。広告主は、収集された電子メール毎に100MBの追加帯域幅をオファーする。この例では、ユーザがユーザの電子メールアドレスを提出したときにコンバージョンが生じる。
アトリビューション構成要素109は、コンバージョンを特定のユーザに帰すことができる。正確なアトリビューションは、インセンティブ付き行動が実行される場合に提示されるユニフォームリソースロケータ(URL)を通して特定することができる。幾つかの実装形態では、URLは、ユーザがアトリビューション構成要素と直接通信できるようにする。例えば、URLは、アトリビューション構成要素の部分であるウェブサーバにリンクし得る。他の実装形態では、URLは、キャンペーンを実行中の広告サーバ104にリンクし、したがって、広告サーバ104はアトリビューションモジュール109に通知する。他の実装形態では、URLは、第3者のアトリビューションパートナー114にリンクし、したがって、第三者アトリビューションパートナー114は属性モジュール109に通知する。
動的価格設定モジュール108は、オファーの価値を計算することができる。計算は、広告がユーザに提示されているときに行うことができる。オファーの価値は、適格性、ユーザのワイヤレスアカウントのステータス、収益閾値へのワイヤレスオペレータ制限、及び様々なキャンペーン性能目標に基づくことができる。例えば、ユーザの適格性を判断することは、ユーザがターゲット市場区分内にあるか否かを判断することを含むことができる。ユーザのワイヤレスアカウントのステータスは、ユーザが帯域幅増大のオファーを受容するか否かの判断に使用することができる。例えば、ユーザが無制限データプランを有する場合、ユーザは、利用可能なデータ帯域幅の増大を受容する可能性は低く、代替として、ワイヤレスオペレータ107は、更なるデータ帯域幅報酬に使用不適格にする制限を課し得る。
幾つかの実施形態では、MVEP113は、ワイヤレスオペレータ107と直接通信して、ユーザのアカウントについての情報を特定することができる。例えば、ワイヤレスオペレータは、特定のユーザが制限付きデータプランを有するか否かを示し得る。加入者ルックアップは、MVEPプラットフォームにより呼び出して、加入者情報を検索することができる。MSISDN(例えば、デバイスに関連付けられた電話番号)又は一意のIPアドレスを所与として、MVEPは、このMSISDN又はそのIPアドレスに繋がれたアカウントについての情報を取得することができる。情報は、アカウント番号、課金情報、使用情報、ワイヤレスプラン定義、課金サイクル、デバイス情報等を含むことができる。アカウント属性も同様に、ユーザ適格性の判断に使用することができ、別個の適格性インターフェースを露出させる必要性をなくす。
図3は、広告換算の例を示すシーケンス図である。クライアント300、例えばモバイルクライアントデバイス上のウェブブラウザのユーザは、インセンティブ付き広告の表示を要求する。広告内のコードは、クライアントデバイスに、クライアントデバイスのユーザがオファーの受け取りに適格であるか否かを要求するメッセージをMVEP302に送信させる(308)。全てのユーザが必ずしも報酬に適格であるわけではない。適格性は、報酬に依存する異なる要因に依存し得る。例えば、ユーザがモバイルデータ報酬を受け柄取るためには、ユーザは、MVEPに統合されたワイヤレスオペレータとのアカウントを有する必要があり得る。
適格性を判断するために、MVEPはユーザを識別することができる。ユーザは、後述するように、IPアドレス識別情報、HTTPヘッダエンリッチメント、又はクッキー照合技法に基づいて識別され得る。幾つかの実装形態では、MVEPは、ユーザが識別されると、ユーザについての情報を記憶することができる。情報は、続くオファーについてユーザを識別するのに使用することができる。
例では、オペレータ304は、ユーザのMSISDNをHTTPヘッダ310に挿入する。MSISDNはMVEPによって抽出することができる。
適格性を判断するために、MVEPはワイヤレスオペレータ312と交信して、ユーザが適格であるか否かを判断する。例えば、追加のモバイルデータの報酬をオファーする前に、MVEPはワイヤレスオペレータと交信して、クライアントデバイスが報酬の受け取りに適格であるか否かを判断し得る。
適格性を判断するために、MVEPはワイヤレスオペレータ312と交信して、ユーザが適格であるか否かを判断する。例えば、追加のモバイルデータの報酬をオファーする前に、MVEPはワイヤレスオペレータと交信して、クライアントデバイスが報酬の受け取りに適格であるか否かを判断し得る。
報酬の適格性は、広告主によって供給されるキャンペーンパラメータに基づいて判断することもできる。例えば、広告主は、電子メール収集を18歳以上の成人、「スポーツ」への関心を表しているユーザ、又は任意の他の基準に制限したいことがある。MVEPは、ユーザが、報酬に的確なカテゴリに当てはまることが分かっているか否かの確認を試み得る。
図4は、ユーザが、モバイルデータの報酬に適格であるか否かを判断するプロセスの例のフローチャートである。プロセスは、広告が提示された場合、開始される(402)。広告に埋め込まれたスクリプトタグが、クライアントデバイスにプロセスを開始させ得る。
スクリプトは、クッキー又は他の識別データが存在するか否かを判断する(404)。クッキーが存在しない場合、MVEPはデバイスの永続的なクッキーを作成する(406)。
スクリプトは、クライアントデバイスに要求をMVEPに提出させる(408)。要求は、例えば、HTTP GET(HTTP取得)要求であり得る。HTTP要求は追加の情報を含み得る。例えば、ワイヤレスオペレータは、HTTPヘッダにクライアントデバイスのMSISDNを埋め込み得る。HTTP要求はクッキーを含むこともできる。
MVEPは、HTTPヘッダからMSISDNを検索しようとする(410)。MSISDNが利用可能ではない場合、MVEPは、クッキーがシステムによって認識されるか否かを判断する(412)。クッキーが識別されない場合、MVEPは、クライアントデバイスのIPアドレスが、報酬の受け取りに適格であるIPアドレス範囲内にあるか否かを判断する(414)。
これらのステップ後、MVEPがデバイスを識別することができない場合、MVEPは、ユーザがMSISDNを提供することを要求することができる(416)。ユーザがMSISDNを供給しない場合、オファーは行われず(418)、プロセスは終了する(420)。
MVEPは、上述したように、ユーザが適格であるか否かをMSISDNから判断することができる(422)。ユーザが適格である場合、HTTP応答が使用されて、オファーをクライアントデバイスに通信することができる。
表示するオファーがある場合(424)、クライアントデバイスはオファーを表示することができる(426)。
再び図3を参照すると、ユーザが適格であると判断されると、MVEPはクライアントデバイスに通知する。これに応答して、クライアントデバイスはオーバーレイを広告上にレンダリングする(314)。
再び図3を参照すると、ユーザが適格であると判断されると、MVEPはクライアントデバイスに通知する。これに応答して、クライアントデバイスはオーバーレイを広告上にレンダリングする(314)。
ユーザが広告を選択すると、ユーザは広告主のランディングページにナビゲートされる。
クライアントデバイスは、要求をMVEPに送信し、MVEPはここでも、ユーザが報酬に対して適格であるか否かを判断し得る(316)。ユーザがMVEPに適格であるか否かの判断に加えて、MVEPは、提供すべき報酬のサイズを決定もする(318)。
クライアントデバイスは、要求をMVEPに送信し、MVEPはここでも、ユーザが報酬に対して適格であるか否かを判断し得る(316)。ユーザがMVEPに適格であるか否かの判断に加えて、MVEPは、提供すべき報酬のサイズを決定もする(318)。
報酬のサイズは、例えば、ユーザについての既知の情報に基づくことができる。既知の情報は、年齢、性別、場所、給料等の人口統計学的情報を含むことができる。既知の情報は、ユーザの現在のデータプラン、ユーザが使用するデータ量、ユーザが利用可能なデータ量、デバイスのタイプ、接続のタイプ(WiFiかセルラか、及びセルラネットワークのタイプ)、現在の課金サイクルの残り時間等のアカウント情報を含むことができる。既知の情報は、以前のオファーへのユーザの許容度についての情報を含むこともできる。例えば、ユーザが既に特定のオファーを見ていた場合、システムは、ユーザの前の応答に基づいてオファーの増減を決定し得る。
ユーザについての情報は、顧客が、例えばユーザプロフィールを作成するか、又は調査に応えることにより、直接提供する第一者データを含む様々なソースから取得し得る。ユーザについての情報は、第三者データから取得することもでき、第三者データは、例えば、モバイルオペレータ、インターネットサービスプロバイダ、及び他のデータプロバイダによって提供し得る。
報酬のサイズは、キャンペーンパラメータに基づくこともできる。例えば、報酬のサイズは、日時、キャンペーンの日数、利用可能な合計予算、パブリッシャー、パブリッシャーのタイプ、広告のロケーション、広告のタイプ等に基づき得る。
報酬のサイズは、コンバージョン性能に基づくこともできる。例えば、報酬のサイズは、換算率ターゲット、利用可能な合計予算、キャンペーンの残り日数に基づき得る。
報酬のサイズが決定されると、MVEPは、クライアントにオファーされる報酬を一意に識別する報酬キーと、例えば、オファーされる報酬のサイズを含むことができる動的オファー情報とをクライアントデバイスに戻す(320)。報酬キーは暗号化し得る。
報酬のサイズが決定されると、MVEPは、クライアントにオファーされる報酬を一意に識別する報酬キーと、例えば、オファーされる報酬のサイズを含むことができる動的オファー情報とをクライアントデバイスに戻す(320)。報酬キーは暗号化し得る。
クライアントデバイスは、オファー情報をユーザインターフェースにレンダリングする(322)。
ユーザがインセンティブ付き行動を完了する(324)と、広告主は検証トークンを作成する(326)。広告主は検証トークンを暗号化し、暗号化トークンをユーザに戻すことができる(328)。幾つかの実装形態では、トークンは、セキュアソケットレイヤ等の標準通信プロトコルを使用して暗号化し得る。
ユーザがインセンティブ付き行動を完了する(324)と、広告主は検証トークンを作成する(326)。広告主は検証トークンを暗号化し、暗号化トークンをユーザに戻すことができる(328)。幾つかの実装形態では、トークンは、セキュアソケットレイヤ等の標準通信プロトコルを使用して暗号化し得る。
検証トークンを受信すると、システムは、クライアントデバイス上にオファー特典交換リンクをレンダリングする(330)。
ユーザがオファー特典交換リンクをクリックすると、クライアントデバイスは、検証トークン及び報酬キーをMVEPに送信する(332)。MVEPは、報酬キー及び検証トークンを検証する(334)。
ユーザがオファー特典交換リンクをクリックすると、クライアントデバイスは、検証トークン及び報酬キーをMVEPに送信する(332)。MVEPは、報酬キー及び検証トークンを検証する(334)。
幾つかの実装形態では、MVEPは検証トークンをアルゴリズム的に検証することができる。例えば、広告主は、秘密鍵を使用して検証トークンに署名するか、又はMVEPに関連付けられた公開鍵を使用してトークンを暗号化し得る。他の検証システムも使用可能であり、例えば、広告主は、特定の報酬に一意のコードを生成する鍵生成アルゴリズムを使用して検証トークンを生成し得る。
MVEPはユーザの識別を試みることができる。例えば、モバイルオペレータは、クライアントデバイスのMSISDNをHTTPヘッダに挿入し得る。ユーザの識別に要求される情報量は、オファーされる報酬に応じて様々であり得る。例えば、ユーザデバイスのMSISDNは、モバイルデータ報酬を認可するのに十分であり得る。しかし、他の報酬は、氏名、住所、電子メールアドレス等の追加のデータを必要とし得る。電子ギフトカード等の幾つかの報酬では、電子メールアドレスが十分であり得、MVEPに渡す必要がある追加のデータを必要としない。
MVEPがユーザを十分に識別することができない場合、MVEPは情報収集ページをクライアントデバイスに送信する(336)。クライアントデバイスは情報収集ページをユーザにレンダリングする。情報収集ページは、ユーザに報酬を与えるのに十分な情報を要求する。ユーザは、必要な情報を在庫収集ページに提供し、在庫収集ページをMVEPに提出する(338)。
MVEPは、報酬キー及び検証トークンを検証する(340)。幾つかの実装形態では、MVEPは、ユーザの識別情報を検証することができる。次に、MVEPは、ワイヤレスオペレータと交信して、報酬付与についてユーザを信用する(342)。報酬は、例えば、ユーザのワイヤレスアカウントでの追加のワイヤレスデータへのクレジットであることができる。幾つかの実装形態では、報酬は、追加のデータのコストに対するクレジット支払いであることができる。報酬が適宜クレジットされると、MVEPは確認サンキューページをクライアントに送信する(344)。
幾つかの実装形態では、報酬は、ある時間期間中に蓄え蓄積し得、ユーザのアカウントに一度に適用し得る。例えば、MVEPは、1時間、1日、1週間、又は1ヶ月毎にユーザが獲得した報酬を追跡し得る。期間の終わりに、MVEPはワイヤレスオペレータと交信して、ユーザをクレジットすることができる。幾つかの実装形態では、報酬がクレジットされると、MVEPはユーザと交信する。例えば、MVEPは、自動電子メール又はテキストメッセージをユーザに送信し得る。
図5は、オファー特典交換プロセスの例のフローチャートである。プロセスは、オファーがコンバージョンされた場合に開始される(502)。クライアントデバイスは、HTTP GET要求をMVEPに送信する(504)。GET要求はデバイスのMSISDNを含み得る。
MVEPは、検証されたMSISDNが提供されたか否かを判断する(506)。検証された電話番号は、例えば、検証コードを含むテキストメッセージをユーザのクライアントデバイスに送信することにより提供することができる。ユーザのみがデバイスへのアクセスを有するため、検証コードを提供可能なのはユーザのみである。
MSISDNがない場合(508)、MVEPは、ユーザがデバイスのMSISDNを提供することを要求するメッセージをクライアントデバイスに送信する(510)。MVEPは、電子メール認証が必要であるか否かを判断する(512)。例えば、電子クーポン又はギフトカード等の幾つかのオファーを特典交換するために、電子メールアドレスを提供し、検証する必要がある。電子メール認証が求められる場合、MVEPは、ユーザが認証を提供することを要求するメッセージをクライアントデバイスに送信する(514)。代替では、ユーザがシステムで単一の署名を使用して署名している場合、要求をユーザに送信することにより、電子メールアドレスが取得され得る。
いずれの場合でも、プロセスは検証コードを要求する(514)。プロセスはコードを検証する。コードが不正確又は無効である場合、プロセスはコードを再び要求する。
プロセスは、完了すると、ユーザに提示するためにサンキューページをクライアントデバイスに送信する(518)。
プロセスは、完了すると、ユーザに提示するためにサンキューページをクライアントデバイスに送信する(518)。
ウェブページに配置されるインセンティブ付き広告に加えて、システムは、クライアントデバイスにアプリケーションをインストールして使用する広告にインセンティブを付すこともできる。図6は、モバイルアプリケーションのインストール及び実行を動機付けるユーザインターフェースフローを示す。
ステップ1において、クライアントデバイスのユーザは、公開コンテンツ(例えば、ウェブサイト、ウェブポータル、モバイルウェブサイト、又はモバイルアプリケーション)にアクセスする(604)。公開コンテンツと併せて、ユーザに、モバイルアプリケーションの広告が提示され得る(602)。
上述したように、幾つかの実装形態では、広告を選択すると、オファーが提示されることをユーザに通知するインジケータが広告に存在し得る(602)。インジケータは、広告がクライアントデバイスに提示される場合、動的に生成され得る。この例では、ユーザは、広告をクリック又はタップすること等によって広告を選択し(602)、それにより、クライアントデバイスのユーザインターフェースはステップ2又はステップ3に進む。
ステップ2において、クライアントデバイスのユーザに任意選択的に、情報収集画面が提示される。情報収集画面は、ユーザの電話番号、電子メールアドレス、又は他のタイプの識別情報等の要求された情報を提供するエリアを含む(606)。情報収集画面は、ソーシャルネットワーキングサイトによって提供されるサービス等の単一サインオンサービスにログインする場所を含むこともできる。MVEPが、ユーザを識別し、報酬を提供するのに十分なユーザについての情報を有する状況では、ステップ2は飛ばすことができ、クライアントデバイスはステップ3に直接進み得る。
ステップ3において、クライアントデバイスはアプリストアに向けられ、アプリストアにおいて、ユーザは広告されたアプリケーションをインストールすることができる(610)。ステップ4は、ユーザがアプリケーションを最初に実行したときに行われる(612)。アプリケーションが実行されると、MVEPに、ユーザが報酬を獲得したことを通知することができる。MVEPは、電子メール又は他のメッセージ(SMSテキストメッセージ等)をクライアントデバイスに送信することができる。
ステップ5において、クライアントデバイスは、MVEPからのメッセージを表示する(614)。メッセージは、ユーザがオファー616を特典交換することができるようにする指示又はリンクを含む。例えば、メッセージは、HTTP要求をMVEPに送信するリンクを含む。他の例では、メッセージは、特定の電話番号へのコードを含むテキストメッセージを送信する、クライアントデバイスに対する命令を含み得る。
MVEPがユーザへの報酬を提供すると、MVEPは、確認電子メール又は他のメッセージをクライアントデバイスに送信することができる。ステップ6において、クライアントデバイスは、報酬の詳細620と共に確認メッセージ618を表示する。
図7は、モバイルアプリをダウンロードしたことに対する報酬のオファーを提示するプロセスの例の更なる詳細を示すシーケンス図である。図3に関して上述したように、ユーザに広告が提示される。上述したように、広告は、ユーザのクライアントデバイス704にメッセージをMVEP706に送信させて、ユーザがオファー710に適格であるか否かを判断することができる。ユーザがオファーに適格である場合、クライアントデバイスは広告上にオーバーレイをレンダリングする(712)。
ユーザが広告をクリックすると、2つのシナリオが示されている。第1のシナリオでは、ユーザは報酬に不適格であり、第2のシナリオでは、ユーザは適格である。両シナリオは同様に開始する。クライアントデバイスは、ユーザがオファーに適格であるか否かを判断するメッセージをMVEPに送信する(714、722)。MVEPは、図3に関して上述したように、適格性を判断する(716、724)。
ユーザがオファーに適格ではないシナリオでは、クライアントデバイスはアプリストアにリダイレクトされる(718)。リダイレクトされたクライアントデバイスは、アプリストアのアプリケーションダウンロードページにナビゲートされる(720)。
ユーザが報酬に適格である場合、報酬のサイズが決定され(726)、ユーザに情報収集ページが提示される(728)。情報収集ページは、ユーザの電子メールアドレス等の情報を要求し得る。幾つかの実装形態では、収集された情報は適格性の判断に使用される。例えば、情報は、ユーザについての人口統計学的情報の調査を含み得る。ユーザは、要求された情報を提供する(730)。
MVEPは、ユーザが報酬の受け取りに適格であることを確認することができる(732)。幾つかの実装形態では、MVEPは、提供された情報を使用して適格性を確認する。適格性が確認されると、クライアントデバイスはアプリストアにリダイレクトされる(734)。リダイレクトされたクライアントデバイスは、アプリストアのアプリケーションダウンロードページにナビゲートされる(736)。
後のある時点で、ユーザがモバイルアプリを実行すると、クライアントデバイスはメッセージをMVEPに送信する(738)。幾つかの実装形態では、モバイルアプリは、MVEP又は第三者属性サービスと通信するようにプログラムされ得る(740)。第三者属性サービスは、クライアントの代わりにMVEPに通知し得る。メッセージは、モバイルアプリが実行されたことをMVEPに通知する。
MVEPは、オファー電子メールをクライアントデバイスに送信する(742)。電子メールは、ユーザが報酬を特典交換することを可能にするリンクを含む。幾つかの実装形態では、電子メールは、続くオファー、例えば、何らかの後続行動を実行することについての追加のデータを含み得る。リンクは、情報の中でも特に、暗号化された検証コードを含み得る。
ユーザは電子メール内のリンクを選択する。例えば、ユーザは、電子メールメッセージ内のリンクをクリック又はタップし得る。リンクの選択により、クライアントデバイスにメッセージをMVEPに送信させる(744)。MVEPは、メッセージが有効であることを確認する(746)。例えば、MVEPは、リンクと共に送信された検証コードが有効であることを確認し得る。MVEPは、上述したように、クライアントデバイスのMSISDNの自動検出を試みる(748)。
MVEPがクライアントデバイスのMSISDNを検出することができない場合、MVEPは、ユーザがクライアントデバイスの電話番号を提供することを要求するHTMLページをクライアントデバイスに送信する(750)。幾つかの実装形態では、クライアントデバイスのMSISDNが特定される場合、MVEPは、クライアントデバイスの電話番号を確認するようにユーザに求めるHTMLページを送信する。
ユーザは、クライアントデバイスの電話番号を提供又は確認する(752)。MVEPは、上述したように、ユーザのアカウントをクレジットし、サンキューメッセージをクライアントデバイスに送信する(754)。
図8A及び図8Bは、異なるオファーの提示の幾つかの例を示す。MVEPは、異なるインセンティブ付き行動に関連するオファーを管理することができる。インセンティブ付き行動のタイプの中でも、MVEPは、電子メールアドレスの収集、調査、ソーシャルネットワーキングサイトとの対話、モバイルアプリダウンロード、購入、アプリ内購入、特徴イネーブル、特定のユーザ挙動、マイルストーン達成、及び商業目的の高額商品売り付けをサポートすることができる。
図8Aを参照すると、幾つかの実装形態では、オファー及びインセンティブ付き行動は、単一のウェブページに結合することができる。例えば、ユーザインターフェース800は、メーリングリストにサインアップすることに対する500MBのモバイルデータのオファー802を提示する。この例では、オファー802は、入力フィールド804と共に提示され、入力フィールド804において、ユーザは電子メールアドレスを供給し、選択及び特典交換リンク806を選択することにより、メーリングリストに加入することができる。
別の例では、ユーザインターフェース808は、人口統計学的情報を広告主に提供することに対する500MBのモバイルデータのオファー810を提示する。この例では、オファー810は入力フィールド812、814、815と共に提示され、これらの入力フィールドにおいて、ユーザは、年齢範囲、性別、及び郵便番号を識別することができる。選択及び特典交換リンク818を選択することにより、情報は提出することができ、オファーは特典交換することができる。
別の例では、ユーザインターフェース820は、ソーシャルネットワーキングアプリケーションを通して広告主を推奨することに対する500MBのモバイルデータのオファー822を提示する。この例では、オファー822は入力フィールド824と共に提示され、入力フィールド824において、ユーザは、カスタマイズされた推奨メッセージを提供することができる。選択及び特典交換リンク818を選択することにより、推奨はソーシャルネットワーキングサイトに提出することができ、オファーは特典交換することができる。
別の例では、ユーザインターフェース828は、モバイルアプリをダウンロードしてアクセスすることに対する500MBのモバイルデータのオファー830を提示する。この例では、オファー830は、ユーザがモバイルアプリをダウンロードすることができるリンク830と共に提示される。ユーザインターフェースは、オファーについての更なる詳細832を含む。詳細は、ユーザが報酬を受け取る条件を定義することができる。選択及び特典交換リンク834を選択することにより、モバイルアプリはダウンロードすることができ、オファーは特典交換することができる。
別の例では、ユーザインターフェース836は、イベントへのチケットの購入に対する500MBのモバイルデータのオファー838を提示する。この例では、オファー838は、ユーザがチケットを購入する入力フィールド840、842、844と共に提示される。選択及び特典交換リンク846を選択することにより、チケットは購入することができ、オファーは特典交換することができる。
図8Bを参照すると、別の例では、ユーザインターフェース848は、ゲームでの仮想アイテム、この例では「子豚」の各購入に対する10MBのモバイルデータのオファー852を提示する。この例では、オファー852は、ユーザが仮想「子豚」を容易に購入し、オファーを特典交換するようにする選択フィールド850と共に提示される。
別の例では、ユーザインターフェース854は、プッシュ通知及びロケーション共有をイネーブルすることに対する100MBのモバイルデータのオファー858を提示する。この例では、オファー858は、ユーザがプッシュ通知及びロケーション共有のイネーブルを提供することができる入力フィールド856と共に提示される。これらの特徴のいずれかをオンにすることにより、対応するオファーが特典交換される。
別の例では、ユーザインターフェース860は、アプリを開くことに対して5MBを獲得するオファー864、記事を読むことに対して10MBを獲得するオファー866、及びモバイルアプリの使用及びオンラインコミュニティへの参加を動機付けるビデオをアップロードすることに対して20MBを獲得するオファー868を提示する。この例では、ユーザインターフェースは、オファーを特典交換するための特定のメカニズムを含まない。その代わり、オファーは、ユーザがインセンティブ付き行動を実行するときに特典交換される。
別の例では、ユーザインターフェース870は、モバイルアプリケーションでのマイルストーンの到達、この例では、レベル20への到達に対する100MBのモバイルデータのオファー872を提示する。この例では、オファー872は、ユーザがモバイルアプリにおいてレベル5に到達すると、提示される。
別の例では、ユーザインターフェース874は、購入済みアイテムの金額の増大に対する500MBのモバイルデータに対するオファー876を提示する。この例では、オファー876は、ユーザが価値と共に購入に既に選択したアイテムの価値の視覚的表現と共に提示される。
MVEPは、オファーの例示及び受け入れを「フリクションレス」にするように試みる。本明細書では、フリクションレスとは、ユーザがオファーに同意し、インセンティブ付き行動を実行することが容易であり、障害がないことを意味する。小さなキーボードでのタイピングは面倒であるため、ユーザが報酬を獲得することをMVEPがより容易にすることができる方法の1つは、報酬の特典交換に必要な情報量を低減することによるものである。実行可能な場合、MVEPは、押しつけがましい質問をせずに、ユーザ又はユーザのクライアントデバイスの識別情報を特定することができる。
図9を参照すると、クライアントデバイスを識別する一メカニズムはHTTPエンリッチメントである。HTTPヘッダエンリッチメントは、ネットワークゲートウェイ及びルータをトラバースしながら、HTTPヘッダに情報を注入する能力を有する、クライアント当事者についての追加情報を宛先に渡すために使用される技法である。例えば、パブリッシャーのプロパティに表示されている広告900は、MVEPプラットフォーム906によって運営されている特定のウェブエンドポイント(例えば、ドメイン名)にHTTP呼び出しを出すことができる。そのHTTP呼び出しは、広告900がレンダリングされている場合、MVEPプロビジョニングスクリプトタグが実行されるときに出され、クッキー908を含み、クッキー908はスクリプトタグによって生成され、デバイスにローカルに記憶される。ワイヤレスオペレータ910は、セルラネットワーク912を通過するあらゆるHTTPストリームで、ユーザデバイスのMSISDNの暗号化されたものを含む追加のフィールドがそのストリームのHTTPヘッダ904に追加されるようなルールをネットワークにプロビジョニングする。HTTPストリームが処理されると、MVEPプラットフォーム906は、追加のフィールドを読み出し、暗号化されたMSISDN914を渡しているワイヤレスオペレータのネットワーク910に要求を行う。ワイヤレスオペレータ910は復号化されたMSISDN916でそれに応え、そのMSISDN916をMVEP906上のデータベース内のデバイスクッキー908に関連付ける。
後者のHTTP要求はクッキー908と共に受信されると、MVEP906は、クライアントデバイスがセルラネットワーク912を通して接続していない場合であっても、例えば、クライアントデバイスがWiFiネットワークに接続される場合、ワイヤレスオペレータに対する後続要求なしでクライアントデバイスを識別することができる。
ユーザ及びクライアントデバイスを識別する情報は、データベースに記憶することができる。図10を参照すると、報酬の特典交換を可能な限り更にフリクションレスにするため、例えば、ユーザが完了する必要があるステップ数及びユーザが提供する必要がある情報量を低減するために、MVEPプラットフォームは、オファーとの複数のセッション及び対話にわたり特定のユーザについて収集された一意の情報及び属性を識別情報リコンシレーションデータベース1002に統合する。例えば、MVEP増補オファーを実行中のデバイスのハードウェアID1004は、収集することができる。過去のオファーを提示した際に使用されたデバイスにローカルに記憶された様々なクッキー1008、1010は、データベースに記憶することができる。IPセッションに対応するセルラIP1012は、デバイスがセルラ接続1034を介して接続されている場合、適格性要求中に収集することができ、又は様々なWiFi IP1014、1016は、デバイスがWiFiアクセスポイント1032に接続されている場合、収集することができる。オファーが、ユーザによる電子メールアドレス1018の入力、フェイスブック(FACEBOOK)での接続1020若しくはシェア1022、又はツイッター(TWITTER)での接続1024若しくはシェア1026を含む場合、電子メールアドレス1018、フェイスブックハンドル1028、又はツイッターハンドル1030は収集され、データベースに記憶することができる。一意の情報が使用されて、特定のユーザの記録への更なる追加が識別される。例えば、IPセッション中に渡されたハードウェアIDは、そのセッションのIPアドレスを記憶するキーとして使用することができる。ユーザ特典交換要求を処理する場合、MVEPはまず、データベースを調べることにより、ユーザから十分な情報が収集されたか否かを判断する。例えば、クッキー照合又はハードウェアID照合に基づいて、そのユーザのMSISDNが既に分かっていること、又は報酬の処理に必要な電子メールアドレスが既に利用可能であることを判断することができる。追加の情報が必要な場合、MVEPはオファー収集ページをユーザに提示する。
上述したように、広告を受け取っている全てのユーザが報酬に適格であるわけではない。使用が適格である場合、ユーザが適格である金額を計算する必要がある。加えて、インセンティブに対して測定可能なコストを有するパブリッシャーの場合、それらのインセンティブの価格設定は固定され、広告主が支払う意志がある価格に直接結び付けられる。一般に、広告主は、キャンペーンの全飛行時間にわたり、最大数の適格ユーザがインセンティブ付き行動へのコンバージョンに繋がることが見込まれるオファーを有することを望む。
MVEPプラットフォームは、リアルタイム又は準リアルタイム入札オークションでの幾つかの要因に基づいて、キャンペーン中に動的に顧客へのインセンティブを変更するメカニズムとして、動的インセンティブ価格設定を計算することができる。MVEPはコントロール群を作成することができ、換算率へのオファーされる報酬の変更の影響を測定できるようにする。コントロール群に基づいて、MVEPは、オファーされるインセンティブと換算率との曲線を生成することができ、それにより、システムは、インセンティブ価値の変更が換算率にどのように影響するかを特定することができる。MVEPは、インセンティブを支払う当事者が露出を制御できるようにすることもできる。
MVEPは、オファーのサイズを調整して、予算が費やされる率を制御することもできる。例えば、報酬に費やされる金額は、1日全体を通して(又は午前11時〜午後2時の昼食時間中に費やされる等の任意の時間単位)均等に分布してもよく、又は一定のペースでなくてもよい(可能な限り素早く費やされる)。
動的インセンティブ価格設定のペースは、インセンティブの予算を超えての実施を避けるために重要である。キャンペーンの予算が下がるにつれて、MVEPは、ユーザに提示されるオファーを動的に変更し、ユーザによる受け入れに利用可能なオファー数を制御することができる。例えば、適格オファー要求数が10分毎に20,000である場合、システムは、計画された予算に従って適格オファー応答数を動的に変更することができ、したがって、潜在的なオファー要求のある割合のみを行うことができる。例えば、MVEPは、現在の支出レートに基づいて、報酬のオファーを受け取る資格があるユーザの10%にしかオファーが届けられないことになると判断し得る。更に、平均オファー報酬(単位時間当たり)のサイズも同様に、支出を制御するように低減することができる。MVEPは、所望の換算率と予算が使われるレートとのバランスをとることができ、支出の低減は換算率にマイナスに影響し得る。例えば、10分期間にわたる20,000個の適格オファーへの平均ファーサイズが100Mbであり(2,000,000Mbの「インフライト」オファーが生じる)、MVEPが、レートが高すぎると判断する場合、MVEPは、オファー数を低減するか、又は平均オファーサイズを50Mbに動的にシフトすることができ、それにより、1,000,000MBの「インフライト」オファーになる。
幾つかの実装形態では、MVEPは、報酬を用いて行動の誘因を動機付けるためにMVEPプラットフォームによって増補されるのに適格な広告在庫の定量化された数量を推定し、ターゲティングすることができる。在庫の推定及びターゲティングは、販売前及び実施前キャンペーン計画において使用することができる。MVEPサービスは、適切なオペレータ統合を通して、HTTPヘッダに注入される何らかの属性に基づいて広告要求が適格であるか否かを判断することができる。
しかし、オペレータに頼って、報酬のオファーの受け取りに適格なユーザを識別すること(例えば、上述したように、オペレータによってエンリッチHTTPヘッダに挿入された属性に頼ることにより)は、ユーザがオペレータのネットワークで動作していないとき、例えば、ユーザがWiFiネットワークに接続しているときに、複雑性を呈するおそれがある。したがって、他の点で報酬の受け取りに適格なユーザが識別されないことがある。
MVEPは、リターゲティングを利用して、適格広告在庫をより正確に推定することができる。一般に、リターゲティングは、広告主が、ユーザにパブリッシャー又は広告ネットワークによって広告が提示されたときに、その広告主によって所有されるプロパティ(ウェブサイト等)で特定の行動をとったユーザを標的とするメカニズムである。コンテンツプロバイダは、パブリッシャー又は広告ネットワークからリターゲティングキャンペーンを購入して確立することができる。リターゲティングは、クッキー(又はユーザID)取り替え(タグ付けとしても知られる)によって達成することができる。
例えば、図11Aを参照すると、業者1102が、広告ネットワーク1104と「キャノンカメラ(canoncamera)」タグをターゲットとしたキャンペーンを確立する(1106)。この例では、キャンペーンは、全てのキャノン(Canon)カメラの20%オフについての業者広告を届けることを含むことができる。広告ネットワークは、キャンペーンを開始する(飛ばす)(1108)。
図11Bを参照すると、ユーザ1110は業者1102のウェブサイトを開き、「キャノン」を検索する(1112)。業者のキャノンカメラページは、ユーザに「キャノンカメラ(cannoncameras)」タグを関連付けることを広告ネットワークに通知する(1114)ビーコンを含む。これに応答して、広告ネットワークは、キャノンカメラのタグ付けクッキーをユーザ1110に送信する(1116)。
図11Cを参照すると、後に、ユーザ1110が、広告ネットワーク1104から広告を要求する(1118)とき、タグ付けクッキーが要求と共に送信される。広告ネットワーク1104は、1つ又は複数の潜在的な広告キャンペーンの中からその業者のキャンペーンを選択する(1120)。広告ネットワーク1104は、全てのキャノンカメラが20%オフであることについての業者のタグを戻す(1122)。
適格ユーザは、リターゲティング技法及びクッキープール拡張を使用してより確実に識別することができる。クッキープール拡張は、追跡ビーコンを使用して適格ユーザを追跡する。ビーコンによって追跡されるユーザは、セルラネットワークを使用している間、ビーコンがトリガーされる場合、適格として記される。ユーザのクライアントデバイスはデータ(クッキーと呼ばれる)を受信し、データはデバイスに永続的に記憶される。永続的なクッキーの記憶は、デバイスのオペレーティングシステム及び形式応じて様々であるが、モバイルアプリケーション間で渡される情報の記憶に使用される永続的なストレージ(ペーストボードと呼ばれる)にクッキーを記憶する等の幾つかの技法が業界で知られている。
適格なトラフィックを広く推定するために、MVEPプラットフォームは、全ての広告(又は任意選択的に広告のサンプル)に配置することができる追跡ビーコンをパブリッシャー又は広告ネットワークに提供することができる。例として、追跡ピクセルは以下のHTMLコードを含むことができる。
<imgsrc=“http://spotlight.mvep.platform/spotlight?inventory=advertiser.com”height=“1”width=“1”>
1×1イメージベースのビーコンの例の代わりに、スクリプト言語、例えば、Java(登録商標)スクリプトに基づくビーコンが使用可能である。幾つかの実装形態では、より大きな属性セットが検出されるべきである(デバイス画面サイズ及びデバイス性能等)。スクリプトビーコンを使用することにより、ビーコン定義を更新せず、代わりに公開スクリプトソースを更新することにより、広告主ネットワークとの統合を更新することも可能になり得る。
<imgsrc=“http://spotlight.mvep.platform/spotlight?inventory=advertiser.com”height=“1”width=“1”>
1×1イメージベースのビーコンの例の代わりに、スクリプト言語、例えば、Java(登録商標)スクリプトに基づくビーコンが使用可能である。幾つかの実装形態では、より大きな属性セットが検出されるべきである(デバイス画面サイズ及びデバイス性能等)。スクリプトビーコンを使用することにより、ビーコン定義を更新せず、代わりに公開スクリプトソースを更新することにより、広告主ネットワークとの統合を更新することも可能になり得る。
パブリッシャーが広告収益化ページをレンダリングするか、又は広告ネットワークが広告を戻すときは常に、ビーコンがページ又は広告(例えば、ページの上部又は広告の下部)内に配置される。ページ又は広告がレンダリングされるときは常に、ビーコンはクライアントデバイスにMVEPと交信させる。クライアントデバイスがMVEPと交信するとき、MVEPは、
1.クライアントデバイスのMVEPドメイン内のクッキーを読み書きし、
2.ブラウザ/アプリケーションから直接、IPアドレス及びブラウザユーザエージェント等のキー情報を取得し、
3.クライアントからMVEPプラットフォームへの直接ネットワークチャネルを作成し、オペレータがMVEPプラットフォームリンクをホワイトリストに追加できるようにすることができ、ホワイトリストにより、オペレータはMVEPプラットフォームにHTTPヘッダを注入することができる。
1.クライアントデバイスのMVEPドメイン内のクッキーを読み書きし、
2.ブラウザ/アプリケーションから直接、IPアドレス及びブラウザユーザエージェント等のキー情報を取得し、
3.クライアントからMVEPプラットフォームへの直接ネットワークチャネルを作成し、オペレータがMVEPプラットフォームリンクをホワイトリストに追加できるようにすることができ、ホワイトリストにより、オペレータはMVEPプラットフォームにHTTPヘッダを注入することができる。
この情報は、不適格な要求から適格な要求を区別し、パブリッシャーのトラフィックの適格性分布を「発見」するのに使用することができる。幾つかの実装形態では、パブリッシャーは、トラフィックの特定の側面(パブリッシャーのページ識別子又は広告ネットワークのパブリッシャー名等)を識別するカスタム属性及び/又はパラメータを提供することができる。MVEPは、パブリッシャーのトラフィックから導出される情報及び属性及び/又はパラメータを使用して、在庫ツールをこれらの組織の運営スタッフに提供することができ、それにより、これらのカスタム属性にわたるファセットを見つけることを可能にし、より具体的な適格性情報(例えば、マイホームページに適確な要求がいくつあるか対マイニュースページに適確な要求がいくつあるか)を特定する。
追跡ビーコンにより、MVEPは、トラフィックのうちのどれくらいが報酬の受け取りに適格であるかの推定をパブリッシャーに通信することができる。在庫を覗き、どれくらいが適格であるかを見られるようにするツール及びユーザインターフェースが、パブリッシャー及び広告ネットワークに対して構築可能である。しかし、上述したように、キャンペーンが開始されたときに、それだけが広告の的を絞る手段を提供するのではない。代わりに、広告主が、広範囲のキャンペーンの的を絞り、MVEPを使用して適格性を検出し、それに従ってオファーを付与する必要があり得る。過度に広範囲のキャンペーンは、購入された適格インプレッションと実際に届けられた適格インプレッションとの調停に伴う実行後問題を生じさせるおそれがある。これらの問題の影響を低減するために、MVEPは、広告主がキャンペーンをリターゲティングできるようにする。
例えば、図12を参照すると、ユーザ1202は、広告ネットワーク1204から広告を要求する(1208)。広告ネットワーク1204は、MVEPビーコンを含む広告を選択する(1210)。広告はユーザに戻される(1212)。広告が表示されるか、又は他の方法でユーザのクライアントデバイスによってアクセスされると、ビーコンが出され、メッセージをMVEP1206に送信する(1214)。MVEP1206は、ユーザ1202の適格性を特定し、適格性をデータストアに記憶する(1218)。
次に、MVEP1206は、ユーザのクライアントデバイスにクッキーを設定し、クライアントデバイスを広告ネットワークビーコンにリダイレクトする(1220)。第2のビーコンが出され、メッセージを広告ネットワーク1204に送信する(1222)。広告ネットワークは、それ自体のクッキーをユーザのクライアントデバイスに設定し得る(1224)。
次回、ユーザが広告を要求する(1226)とき、クッキーは、ユーザ1202がMVEPオファーに適格であることを広告ネットワークに通知する。広告ネットワークは、適切な広告を選択し(1228)、MVEPイネーブル広告をユーザに戻す(1230)。
図13は、本明細書に記載される技法と併用し得る汎用コンピュータデバイス1300と汎用モバイル計算デバイス1350との例を示す。計算デバイス1300は、ラップトップ、デスクトップ、ワークステーション、個人情報端末、サーバ、ブレードサーバ、メインフレーム、及び他の適切なコンピュータ等の様々な形態のデジタルコンピュータを表すことが意図される。計算デバイス1350は、個人情報端末、セルラ電話、スマートフォン、及び他の同様の計算デバイス等の様々な形態のモバイルデバイスを表すことが意図される。ここで示される構成要素、それらの接続、関係、及び機能は、単なる例示であることが意図され、本文書に記載され、且つ/又は特許請求される本発明の実装形態の限定を意図しない。
計算デバイス1300は、プロセッサ1302と、メモリ1304と、記憶デバイス1306と、メモリ1304及び高速拡張ポート1310に接続する高速インターフェース1308と、低速バス1314及び記憶デバイス1306に接続する低速インターフェース1312とを含む。構成要素1302、1304、1306、1308、1310、及び1312のそれぞれは、様々なバスを使用して相互接続され、共通マザーボードに搭載され得るか、又は他の方法で適宜搭載され得る。プロセッサ1302は、メモリ1304又は記憶デバイス1306に記憶された命令を含め、命令を処理して、計算デバイス1300内で実行し、高速インターフェース1308に結合されたディスプレイ1316等の外部入/出力デバイスにGUIについてのグラフィカル情報を表示することができる。他の実装形態では、複数のメモリ及び複数のタイプのメモリと共に、複数のプロセッサ及び/又は複数のバスが適宜使用され得る。また、複数の計算デバイス1300が接続され得、各デバイスは必要な動作の部分を提供する(例えば、サーババンク、ブレードサーバ群、又はマルチプロセッサシステムとして)。
メモリ1304は、情報を計算デバイス1300内に記憶する。一実装形態では、メモリ1304は1つ又は複数の揮発性メモリユニットである。別の実装形態では、メモリ1304は1つ又は複数の不揮発性メモリユニットである。メモリ1304は、磁気ディスク又は光ディスク等の別の形態のコンピュータ可読媒体であってもよい。
記憶デバイス1306は、計算デバイス1300の大容量記憶を提供することが可能である。一実装形態では、記憶デバイス1306は、フロッピー(登録商標)ディスクデバイス、ハードディスクデバイス、光ディスクドライブ、テープデバイス、フラッシュメモリ、他の同様の固体状態メモリデバイス、又はストレージエリアネットワーク若しくは他の構成のデバイスを含むデバイスアレイ等のコンピュータ可読媒体であり得、又はコンピュータ可読媒体を含み得る。コンピュータプログラム製品は、情報キャリアで有形に実施することができる。コンピュータプログラム製品は、実行されると、上述した方法等の1つ又は複数の方法を実行する命令を含んでもよい。情報キャリアは、メモリ1304、記憶デバイス1306、プロセッサ1302上のメモリ、又は伝搬信号等のコンピュータ可読又はマシン可読媒体である。
高速コントローラ1308は、計算デバイス1300の帯域幅集約的動作を管理し、一方、低速コントローラ1312は帯域幅集約性がより低い動作を管理する。機能のそのような割り振りは単なる例示である。一実装形態では、高速コントローラ1308は、メモリ1304、ディスプレイ1316(例えば、グラフィックスプロセッサ又はアクセラレータを通して)、及び高速拡張ポート1310に結合され、高速拡張ポート1310は様々な拡張カード(図示せず)を受け入れ得る。実装形態では、低速コントローラ1312は、記憶デバイス1306及び低速拡張ポート1314に結合される。低速拡張ポートは、様々な通信ポート(例えば、USB、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)、イーサネット(Ethernet)(登録商標)、ワイヤレスイーサネット(Ethernet)(登録商標))を含み得、例えば、ネットワークアダプタを通してキーボード、ポインティングデバイス、スキャナ、又はスイッチ若しくはルータ等のネットワーキングデバイス等の1つ又は複数の入/出力デバイスに結合し得る。
計算デバイス1300は、図に示されるように、幾つかの異なる形態で実施し得る。例えば、標準サーバ1320として実施し得、又はそのようなサーバの群内で複数回実施し得る。ラックサーバシステム1324の部分として実施することもできる。加えて、ラップトップコンピュータ1322等のパーソナルコンピュータで実施し得る。代替的には、計算デバイス1300からの構成要素は、デバイス1350等のモバイルデバイス(図示せず)内の他の構成要素と組み合わせ得る。そのようなデバイスのそれぞれは、計算デバイス1300、1350の1つ又は複数を含み得、システム全体は、互いに通信する複数の計算デバイス1300、1350で構成され得る。
計算デバイス1350は、プロセッサ1352と、メモリ1364と、ディスプレイ1354等の入/出力デバイスと、通信インターフェース1366と、送受信器1368とを含む。デバイス1350に、マイクロドライブ又は他のデバイス等の記憶デバイスを設けて、追加のストレージを提供することもできる。構成要素1350、1352、1364、1354、1366、及び1368のそれぞれは、様々なバスを使用して相互接続され、構成要素の幾つかは、共通マザーボードに搭載し得、又は他の方法で適宜搭載し得る。
プロセッサ1352は、メモリ1364に記憶された命令を含め、計算デバイス1350内の命令を実行することができる。プロセッサは、別個の複数のアナログプロセッサ及びデジタルプロセッサを含むチップのチップセットとして実施し得る。プロセッサは、例えば、ユーザインターフェース、デバイス1350によって実行されるアプリケーション、及びデバイス1350によるワイヤレス通信の制御等のデバイス1350の他の構成要素の調整を提供し得る。
プロセッサ1352は、制御インターフェース1358と、ディスプレイ1354に結合されたディスプレイインターフェース1356とを通してユーザと通信し得る。ディスプレイ1354は、例えば、TFT LCD(薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ)、OLED(有機発光ダイオード)ディスプレイ、又は他の適切なディスプレイ技術であり得る。ディスプレイインターフェース1356は、ディスプレイ1354を駆動して、グラフィカル情報及び他の情報をユーザに提示するのに適切な回路を備え得る。制御インターフェース1358は、コマンドをユーザから受信し、コマンドを変換してプロセッサ1352に提出し得る。加えて、プロセッサ1352と通信する外部インターフェース1362が提供されて、他のデバイスとの近距離通信を可能にし得る。外部インターフェース1362は、例えば、幾つかの実装形態では有線通信又は他の実装形態では無線通信を提供し得、複数のインターフェースを使用することも可能である。
メモリ1364は、計算デバイス1350内の情報を記憶する。メモリ1364は、1つ若しくは複数のコンピュータ可読媒体、1つ若しくは複数の揮発性メモリユニット、又は1つ若しくは複数の不揮発性メモリユニットの1つ又は複数として実施することができる。拡張メモリ1374も提供し得、拡張インターフェース1372を通してデバイス1350に接続し得、拡張インターフェース1372は、例えば、SIMM(シングルインラインメモリモジュール)カードインターフェースを含み得る。そのような拡張メモリ1374は、追加の記憶空間をデバイス1350に提供することができ、又はデバイス1350のアプリケーション若しくは他の情報を記憶することもできる。特に、拡張メモリ1374は、上述したプロセッサを実行又は補足する命令を含み得、セキュア情報を含むこともできる。したがって、例えば、拡張メモリ1374は、デバイス1350のセキュリティモジュールとして提供し得、デバイス1350のセキュアな使用を可能にする命令を用いてプログラミングし得る。加えて、セキュアアプリケーションは、識別情報をSIMMカードにハッキング不可能なように配置する等、追加の情報と共にSIMMカードを介して提供し得る。
メモリは、例えば、後述するように、フラッシュメモリ及び/又はNVRAMメモリを含み得る。一実装形態では、コンピュータプログラム製品は、情報キャリアで有形に実施される。コンピュータプログラム製品は、実行されると、上述した方法等の1つ又は複数の方法を実行する命令を含む。情報キャリアは、メモリ1364、拡張メモリ1374、プロセッサ1352上のメモリ、又は送受信器1368若しくは拡張インターフェース1362を介して受信し得る伝搬信号等のコンピュータ可読又はマシン可読媒体である。
デバイス1350は、通信インターフェース1366を通してワイヤレスで通信し得、通信インターフェース1366は、必要な場合にはデジタル信号処理回路を含み得る。通信インターフェース1366は、特に、GSM(登録商標)ボイスコール、SMS、EMS、又はMMSメッセージング、CDMA、TDMA、PDC、WCDMA(登録商標)、CDMA2000、又はGPRS等の様々なモード又はプロトコル下での通信を提供し得る。そのような通信は、例えば、無線周波数送受信器1368を通して行われ得る。加えて、ブルートゥース(Bluetooth)、WiFi、又は他のそのような送受信器(図示せず)を使用する等、近距離通信が行われ得る。加えて、GPS(全地球測位システム)受信モジュール1370が、追加のナビゲーション及びロケーション関連ワイヤレスデータをデバイス1350に提供し得、このデータはデバイス1350で実行中のアプリケーションによって適宜使用され得る。
デバイス1350は音声コーデック1360を使用して可聴通信することもでき、音声コーデック1360は、ユーザから話された情報を受信し、それを使用可能なデジタル情報に変換し得る。音声コーデック1360は同様に、例えば、デバイス1350のハンドセット内のスピーカを通して等、ユーザに可聴音声を生成し得る。そのような音声は、音声電話呼からの音声を含み得、録音(例えば、ボイスメッセージ、音楽ファイル等)を含み得、デバイス1350で動作中のアプリケーションによって生成される音声を含むこともできる。
計算デバイス1350は、図に示されるように、幾つかの異なる形態で実施し得る。例えば、セルラ電話1380として実施し得る。スマートフォン1382、個人情報端末、又は他の同様のモバイルデバイスの部分として実施することもできる。
本明細書では、以下の用語が使用された場合、以下に示唆されるように広い意味で使用している。
これらのコンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、又はコードとしても知られる)は、プログラマブルプロセッサのマシン命令を含み、高水準手続き型プログラミング言語、オブジェクト指向プログラミング言語、及び/又はアセンブリ言語/機械語で実施することができる。本明細書で使用される場合、「マシン可読媒体」及び「コンピュータ可読媒体」という用語は、マシン命令をマシン可読信号として受信するマシン可読媒体を含め、マシン命令及び/又はデータをプログラマブルプロセッサに提供するのに使用される任意のコンピュータプログラム製品、装置、及び/又はデバイス(例えば、磁気ディスク、光ディスク、メモリ、プログラマブル論理デバイス(PLD))を指す。「マシン可読信号」という用語は、マシン命令及び/又はデータをプログラマブルプロセッサに提供するのに使用される任意の信号を指す。
ユーザとの対話を提供するために、本明細書に記載されるシステム及び技法は、情報をユーザに表示する表示装置(例えば、CRT(陰極線管)又はLCD(液晶ディスプレイ))と、ユーザが入力をコンピュータに提供できるようにするキーボード及びポインティングデバイス(例えば、マウス又はトラックボール)とを有するコンピュータで実施することができる。ユーザとの対話を提供するために、他の種類のデバイスも同様に使用可能であり、例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、任意の形態の感覚フィードバック(例えば、視覚的フィードバック、聴覚的フィードバック、又は触覚的フィードバック)であることができ、ユーザからの入力は、音響、発話、又は触覚的入力を含め、任意の形態で受け取ることができる。
本明細書に記載されるシステム及び技法は、バックエンド構成要素(例えば、データサーバとして)を含む計算システム、ミドルウェア構成要素を含む(例えば、アプリケーションサーバとして)計算システム、フロントエンド構成要素を含む(例えば、本明細書に記載されるシステム及び技法の実装形態とユーザが対話できるようにするグラフィカルユーザインターフェース又はウェブブラウザを有するクライアントコンピュータ)計算システム、又はそのようなバックエンド構成要素、ミドルウェア構成要素、若しくはフロントエンド構成要素の任意の組合せで実施することができる。システムの構成要素は、任意の形態又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)によって相互接続することができる。通信ネットワークの例としては、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、広域ネットワーク(「WAN」)、及びインターネットが挙げられる。
計算システムはクライアント及びサーバを含むことができる。クライアント及びサーバは一般に、互いからリモートであり、通常、通信ネットワークを通して対話する。クライアント及びサーバの関係は、各コンピュータで実行され、互いに対してクライアント−サーバ関係を有するコンピュータプログラムによって生じる。
図に示される論理フローは、所望の結果を達成するために、示される特定の順序又は逐次順序を必要としない。加えて、他のステップが提供可能であり、又は記載されるフローからステップがなくなってもよく、他の構成要素が記載のシステムに追加されてもよく、又は記載のシステムから除去されてもよい。
他の実施形態も以下の特許請求の範囲内にある。
Claims (51)
- コンピュータによって実施される方法であって、
ユーザへの広告キャンペーンに関連付けられた広告の提示に関連付けられた要求を受信するステップと、
前記ユーザが報酬のオファーに適格であると判断するステップと、
前記オファーを前記ユーザに送信するステップであって、前記オファーは、前記ユーザがインセンティブ付き行動を実行することへの見返りとしての前記報酬を定義する、ステップと、
前記ユーザが前記報酬を獲得したことを示す指標を受信するステップと、
前記報酬を提供するステップと
を含む、方法。 - 前記ユーザについての情報に基づいて、前記報酬のサイズを決定するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
- 前記ユーザについての前記情報は、以前のオファーへの前記ユーザの応答を示すインジケータを含む、請求項2に記載の方法。
- 標的換算率と現在の換算率との比較に基づいて、前記報酬のサイズを決定するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
- 前記広告キャンペーン中にそれまでに支給された金額と残りの予算との比較に基づいて、前記報酬のサイズを決定するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
- 現在時刻に基づいて前記報酬のサイズを決定するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
- 前記広告キャンペーンの残り日数と、前記広告キャンペーンの残り予算とに基づいて、前記報酬のサイズを決定するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
- 前記ユーザが前記報酬を獲得したことを示す指標を受信するステップは、
前記ユーザからコードを受信するステップと、
前記コードが有効であることを検証するステップと
を含む、請求項1に記載の方法。 - 前記コードが有効であることを検証するステップは、
広告主が、公開鍵を使用して前記コードにデジタル署名したと判断するステップ
を含む、請求項8に記載の方法。 - 前記報酬はワイヤレスネットワーククレジットを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記ユーザが前記報酬に適格であると判断するステップは、前記ユーザが、ワイヤレスネットワーククレジットを提供するオペレータとのアカウントを有すると判断するステップを含む、請求項10に記載の方法。
- 前記ユーザが前記報酬に適格であると判断するステップは、前記ユーザが無制限ワイヤレスデータプランを有さないと判断するステップを含む、請求項10に記載の方法。
- 前記ユーザが前記報酬に適格であると判断するステップは、前記ユーザが課金期間中に有する残りのデータ使用を特定するステップを含む、請求項10に記載の方法。
- 前記報酬を提供するステップは、データをリモートサーバに送信して、ワイヤレスネットワークオペレータサーバにより前記アカウント内のワイヤレスネットワーククレジットを特典交換させるステップを含む、請求項10に記載の方法。
- 前記ワイヤレスネットワーククレジットは、既存のワイヤレスネットワークデータプランへの料金の割引きとして特典交換される、請求項13に記載の方法。
- 前記ユーザのワイヤレスアカウントへのクレジットは、時間の経過に伴って蓄積される、請求項1に記載の方法。
- 前記クレジットは、前記ユーザのアカウントに定期的に適用される、請求項16に記載の方法。
- 前記ユーザは、オファーを受け取る前に、サービスへの加入を選ぶように求められる、請求項1に記載の方法。
- 前記ユーザは、オファーに適格であると判断される前に、サービスへの加入を選ぶように求められる、請求項1に記載の方法。
- 前記ユーザのアカウントに関連付けられたモバイルデータアカウントは、前記広告の前記提示に関して料金請求されない、請求項1に記載の方法。
- 前記広告の前記提示に関連付けられたデータのクレジットは、前記ユーザのアカウントに関連付けられたモバイルデータアカウントにクレジットされる、請求項1に記載の方法。
- 前記ユーザのアカウントに関連付けられたモバイルデータアカウントは、前記インセンティブ付き行動の実行において使用されるデータに対して料金請求されない、請求項1に記載の方法。
- 前記インセンティブ付き行動の前記実行に関連付けられたデータのクレジットは、前記ユーザのアカウントに関連付けられたモバイルデータアカウントにクレジットされる、請求項1に記載の方法。
- 前記インセンティブ付き行動はビデオの閲覧を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記インセンティブ付き行動は調査票の記入を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記インセンティブ付き行動は、電子メールアドレスの提供を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記インセンティブ付き行動は、モバイルアプリケーションでの購入を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記インセンティブ付き行動は製品の推薦を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記インセンティブ付き行動は、商品又はサービスの購入を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記インセンティブ付き行動は、アプリケーションの機能の使用を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記インセンティブ付き行動は、ゲームでのマイルストーンへの到達を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記報酬はギフト券を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記報酬はストアクレジットを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記報酬は、特定のコンテンツへのクレジットを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記報酬はコンテンツへの早期アクセスを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記報酬は、ペイパービューコンテンツへのアクセスを含む、請求項1に記載の方法。
- コンピュータによって実施される方法であって、
モバイルデバイスのユーザから、前記モバイルデバイスへのコンテンツの提示に対する前記ユーザの応答を示す指標を受信するステップと、
前記コンテンツの前記提示又は前記ユーザの応答を示す前記指標の受信に関連して、前記ユーザについての情報をモバイルキャリアから受信するステップと、
前記ユーザの前記応答及び前記ユーザについての前記情報に基づいて、前記コンテンツが提示された後に前記ユーザに提示すべきオファーを生成するステップと
を含む、方法。 - 前記ユーザが前記コンテンツの前記提示への応答を示したときと、前記オファーが提示されるときとの間で、前記ユーザについての前記情報を前記モバイルキャリアから受信するステップを含む、請求項37に記載の方法。
- クエリを前記モバイルキャリアに送信し、及び前記モバイルキャリアによって記憶された情報に基づく前記クエリへの返信を受信することにより、前記ユーザについての前記情報が前記モバイルキャリアから受信される、請求項37に記載の方法。
- 前記コンテンツの前記提示に対する前記ユーザの前記応答を示す前記指標は、前記モバイルキャリアではない当事者によって受信される、請求項37に記載の方法。
- 前記コンテンツの前記提示に対する前記ユーザの前記応答を示す前記指標は、前記モバイルデバイスのユーザインターフェースにおいて前記ユーザによって実行される行動を含む、請求項37に記載の方法。
- 前記オファーを生成するステップは、前記ユーザによる行動の動機付けを望む当事者によって提供されるオファーを選択するステップを含む、請求項37に記載の方法。
- 前記オファーを生成するステップは、前記ユーザによる行動の動機付けに成功する可能性が高いものとして前記オファーを選択するステップを含む、請求項37に記載の方法。
- 前記オファーは、前記ユーザの行動と引き換えに前記ユーザに提供される価値を含む、請求項37に記載の方法。
- 前記価値はモバイルキャリアのサービスを含む、請求項8に記載の方法。
- 前記価値は非金銭的報酬を含む、請求項8に記載の方法。
- 広告主のランディングページで前記ユーザに前記オファーを提示するステップを含む、請求項37に記載の方法。
- 前記オファーは、前記オファーに関連付けられた販売促進キャンペーンの予算についての情報に基づいて生成される、請求項37に記載の方法。
- コンピュータプログラム命令が符号化されたコンピュータ記憶媒体であって、前記コンピュータプログラム命令は、1つ又は複数のコンピュータによって実行されると、前記1つ又は複数のコンピュータに、
ユーザへの広告キャンペーンに関連付けられた広告の提示に関連付けられた要求を受信するステップと、
前記ユーザが報酬のオファーに適格であると判断するステップと、
前記オファーを前記ユーザに送信するステップであって、前記オファーは、前記ユーザがインセンティブ付き行動を実行することへの見返りとして前記報酬を定義する、ステップと、
前記ユーザが前記報酬を獲得したことを示す指標を受信するステップと、
前記報酬を提供するステップと
を含む動作を実行させる、コンピュータ記憶媒体。 - システムであって、
1つ又は複数のコンピュータと、命令を記憶する1つ又は複数の記憶デバイスとを備え、前記命令は、前記1つ又は複数のコンピュータによって実行されると、前記1つ又は複数のコンピュータに、
ユーザへの広告キャンペーンに関連付けられた広告の提示に関連付けられた要求を受信するステップと、
前記ユーザが報酬のオファーに適格であると判断するステップと、
前記オファーを前記ユーザに送信するステップであって、前記オファーは、前記ユーザがインセンティブ付き行動を実行することへの見返りとして前記報酬を定義する、ステップと、
前記ユーザが前記報酬を獲得したことを示す指標を受信するステップと、
前記報酬を提供するステップと
を含む動作を実行させる、システム。 - コンピュータによって実施される方法であって、
ユーザへの広告キャンペーンに関連付けられた広告の提示に関連付けられた要求を受信する手段と、
前記ユーザが報酬のオファーに適格であると判断する手段と、
前記オファーを前記ユーザに送信する手段であって、前記オファーは、前記ユーザがインセンティブ付き行動を実行することへの見返りとして前記報酬を定義する、手段と、
前記ユーザが前記報酬を獲得したことを示す指標を受信する手段と、
前記報酬を提供する手段と
を含む、方法。
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