JP2016529797A - 光バースト交換リングネットワークの帯域幅割り当て方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図3に示すように、光アクセスネットワークとして、受動光ネットワーク(Passive Optical Network、PONと略称)はポイントツーマルチポイントの樹型トポロジーを利用する。光回線端末(Optical Line Terminal、OLTと略称)は、光分配ネットワーク(Optical Distribution Network、ODNと略称)を介して複数の光ネットワークユニット(Optical Network Unit、ONUと略称)に接続される。ONUからOLTへをアップリンクと定義する。OLTにより、PONのアップリンクの帯域幅割り当てを統合して制御する。OLTは周期的に帯域幅許可を全てのONUに送信する。ONUは、帯域幅許可に基づいて、同じ動作波長を用いて異なる時間でOLTにアップリンク業務を送信し、また帯域幅要求も報知する。OLTは全てのアップリンク業務と帯域幅要求を受信し、帯域幅要求に応じて新しい帯域幅許可を作成する。
このように、既存技術においてOBRing中の帯域幅割り当て問題を解決することができない。
マスタノードが、現在の帯域幅リソースを取得し、マスタノードを乗り越えた接続が占めた帯域幅リソースを前記現在の帯域幅リソースから除去し、割り当て待ちの帯域幅リソースを取得することと、
前記マスタノードが、光バースト交換リングネットワークの各ノードの帯域幅要求に基づいて、前記割り当て待ちの帯域幅リソースを各ノードに割り当てすることと、を含む光バースト交換リングネットワークの帯域幅割り当て方法を提供する。
帯域幅割り当てを行う前、前記マスタノードが、一つの動的帯域幅割り当て周期内の帯域幅要求を取得し、サービスレベルに応じて各帯域幅要求を分類し、壱種類又は複数種類の帯域幅要求を取得し、各種類の帯域幅要求が、一つの優先級に対応し、予定の条件を満たす各種類の帯域幅要求に優先級に応じて順に一回り又は複数回りの帯域幅割り当てを行い、且つ、毎回りの帯域幅割り当ては1種類の帯域幅要求に対応し、毎回りの帯域幅割り当てを一つの光バーストOBタイムスロットを単位にOBタイムスロットごとに帯域幅割り当てを行うことをさらに含む特徴を有することができる。
各OBタイムスロットで帯域幅割り当てを行う前、前記マスタノードが前記マスタノードと前記マスタノードに隣接する上流ノードとに対して一つのロジック目標ノードを設置し第1のロジック目標ノードと称し、その他のノードに対して二つのロジック目標ノードを設置し、それぞれ第1のロジック目標ノードと第2のロジック目標ノードと称し、ここで、前記第1のロジック目標ノードが、マスタノードを乗り越えない接続を該目標ノードの上流ノードと確立するように設けられ、前記第2のロジック目標ノードが、マスタノードを乗り越えた接続を該目標ノードの下流ノードと確立するように設けられ、そして、各ノードにロジックソースノードを設置することをさらに含み、
前記マスタノードが、現在の帯域幅リソースを取得し、マスタノードを乗り越えた接続が占めた帯域幅リソースを前記現在の帯域幅リソースから除去することが、
各OBタイムスロットで帯域幅割り当てを行う前、前記マスタノードが、現在のOBタイムスロットにおけるマスタノードを乗り越えた接続の目標ノードを取得し、前記マスタノードを乗り越えた接続の目標ノードに対応する第1のロジック目標ノードを除去することを含み、
前記マスタノードが光バースト交換リングネットワークの各ノードの帯域幅要求に応じて、前記割り当て待ちの帯域幅リソースを各ノードに割り当てすることは、
各OBタイムスロットにおいて、前記マスタノードが、現在のタイムスロットに存在する帯域幅要求に基づいて、残りのロジックソースノードとロジック目標ノードとの間で探して接続を確立し、前記現在のタイムスロットに存在する帯域幅要求が、本回りの帯域幅割り当ての帯域幅要求、本回りの帯域幅割り当ての前に未満足の帯域幅要求、本回りの帯域幅割り当てで帯域幅割り当てしたタイムスロットにおける満足した帯域幅要求に基づいて、確定されることを含む特徴を有することができる。
本回りの繰り返しで帯域幅要求が存在するロジックソースノードからロジック目標ノードへ仮定要求を送信し、且つ前記仮定要求の優先権を指定することと、ここで、第1回りの繰り返しする時、本回りの繰り返しに存在する帯域幅要求が現在のタイムスロットに存在する帯域幅要求であり、
ロジック目標ノードが優先権の最も高い仮定要求を選択し、対応するロジックソースノードに仮定許可を送信し、且つ、前記仮定許可の優先権が応答した仮定要求の優先権と一致し、
ロジックソースノードが、優先権の最も高い仮定許可を選択して、対応するロジック目標ノードと接続を確立することと、
所定の繰り返し回数に達したか否かを判定し、達していると、終了して、そうでないと、接続を確立した帯域幅要求を本回りの繰り返しで帯域幅要求から引いて、本回りの繰り返しで接続を確立したロジックソースノードとロジック目標ノードとを除去し、前記繰り返しプロセスを再び開始する繰り返しプロセスを実行することを含む特徴を有することができる。
各ノードに第1のロジックソースノードと第2のロジックソースノードとを含む二つのロジックソースノードを設置することを含み、ここで、第1のロジックソースノードが、現在のDBA周期で目標ノードと接続を確立するように設けられ、第2のロジックソースノードが、次のDBA周期で下流ノードとマスタノードを乗り越えない接続を確立するために帯域幅リソースを保留するように設けられ、
前記繰り返しプロセスを実行する際、前記本回りの繰り返しで帯域幅要求が存在するロジックソースノードからロジック目標ノードに仮定要求を送信することが、本回りの繰り返しで帯域幅要求が存在する第1のロジックソースノードがロジック目標ノードに仮定要求を送信し、本回りの繰り返しのマスタノードを乗り越えない接続の帯域幅要求が存在する第2のロジックソースノードが第2のロジック目標ノードに仮定要求を送信することと、
且つ、第2のロジックソースノードの確立した接続を廃棄することと、を含む特徴を有することができる。
現在の帯域幅リソースを取得し、マスタノードを乗り越えた接続が占めた帯域幅リソースを前記現在の帯域幅リソースから除去し、割り当て待ちの帯域幅リソースを取得するように設けられた入力モジュールと、
光バースト交換リングネットワークの各ノードの帯域幅要求に基づいて、前記割り当て待ちの帯域幅リソースを各ノードに割り当てするように設けられた帯域幅割り当てモジュールと、を含む光バースト交換リングネットワークの帯域幅割り当て装置を提供する。
前記入力モジュールが、各OBタイムスロットに帯域幅割り当てを行う前、マスタノードを乗り越えた接続が占めた帯域幅リソースを前記現在の帯域幅リソースから除去する操作を行う特徴を有することができる。
前記帯域幅割り当てモジュールはさらに、予定の条件を満たす各種類の帯域幅要求に、優先級に応じて順に一回り又は複数回りの帯域幅割り当てを行い、且つ毎回りの帯域幅割り当てが1種類の帯域幅要求に対応し、毎回りの帯域幅割り当てを一つの光バーストOBタイムスロットを単位にOBタイムスロットごとに帯域幅割り当てを行う特徴を有することができる。
前記制御ユニットは、各OBタイムスロットで帯域幅割り当てを行う前、前記マスタノードが、前記マスタノードと前記マスタノードに隣接する上流ノードとに対して一つのロジック目標ノードを設置し、第1のロジック目標ノードと称し、その他のノードに対して二つのロジック目標ノードを設置し、それぞれ第1のロジック目標ノードと第2のロジック目標ノードと称し、ここで、前記第1のロジック目標ノードが、マスタノードを乗り越えない接続を該目標ノードの上流ノードと確立するように設けられ、前記第2のロジック目標ノードが、マスタノードを乗り越えた接続を該目標ノードの下流ノードと確立するように設けられ、そして、各ノードにロジックソースノードを設け、
前記入力モジュールはさらに、各OBタイムスロットで帯域幅割り当てを行う前、現在のOBタイムスロットにおけるマスタノードを乗り越えた接続の目標ノードを取得し、前記マスタノードを乗り越えた接続の目標ノードに対応する第1のロジック目標ノードを除去するように設けられ、
前記繰り返しユニットは、各OBタイムスロットにおいて、現在のタイムスロットに存在する帯域幅要求に応じて、残りのロジックソースノードとロジック目標ノードの間で探して接続を確立し、前記現在のタイムスロットに存在する帯域幅要求を、本回りの帯域幅割り当ての帯域幅要求、本回りの帯域幅割り当て前に未満足の帯域幅要求、本回りの帯域幅割り当てで帯域幅割り当てしたタイムスロットにおける満足した帯域幅要求に基づいて確定する特徴を有することができる。
本回りの繰り返しで帯域幅要求が存在するロジックソースノードがロジック目標ノードに仮定要求を送信し、且つ、前記仮定要求の優先権を指定することと、ここで、第1回りの繰り返しする際、本回りの繰り返しに存在する帯域幅要求は現在のタイムスロットに存在する帯域幅要求であり、
ロジック目標ノードが優先権の最も高い仮定要求を選択し、対応するロジックソースノードに仮定許可を送信し、且つ、前記仮定許可の優先権は応答した仮定要求の優先権と一致し、
ロジックソースノードが、優先権の最も高い仮定許可を選択して対応するロジック目標ノードと接続を確立することと、
所定の繰り返し回数に達したか否かを判定し、達していると、終了して、そうでないと、接続を確立した帯域幅要求を本回りの繰り返しで帯域幅要求から引いて、また本回りの繰り返しで接続を確立したロジックソースノードとロジック目標ノードを除去して前記繰り返しプロセスを再び開始する繰り返しプロセスを実行することを含む特徴を有することができる。
各ノードに一つのロジックソースノードを設置することと、
又は、
各ノードに第1のロジックソースノードと第2のロジックソースノードを含む二つのロジックソースノードを設置することとを含み、ここで、第1のロジックソースノードが、現在のDBA周期で目標ノードと接続を確立するように設けられ、第2のロジックソースノードが、次のDBA周期で下流ノードとマスタノードを乗り越えない接続を確立するために帯域幅リソースを保留するように設けられ、
前記繰り返しユニットは、前記繰り返しプロセスを実行する際、前記本回りの繰り返しで帯域幅要求が存在するロジックソースノードからロジック目標ノードへ仮定要求を送信することが、本回りの繰り返しで帯域幅要求が存在する第1のロジックソースノードがロジック目標ノードに仮定要求を送信することを含み、本回りの繰り返しのマスタノードを乗り越えない接続の帯域幅要求が存在する第2のロジックソースノードが第2のロジック目標ノードに仮定要求を送信し、且つ第2のロジックソースノードの確立した接続を廃棄することを含む特徴を有することができる。
本発明の実施例において、光バースト交換リングネットワークの帯域幅割り当て方法を提供し、以下のステップを含む。
マスタノードが、現在の帯域幅リソースを取得し、前記現在の帯域幅リソースからマスタノードを乗り越えた接続が占めた帯域幅リソースを除去して割り当て待ちの帯域幅リソースを取得することと、
前記マスタノードが、光バースト交換リングネットワークの各ノードの帯域幅要求に応じて、前記割り当て待ちの帯域幅リソースを各ノードに割り当てすることと、を含む。
前記マスタノードが現在の帯域幅リソースを取得し、前記現在の帯域幅リソースからマスタノードを乗り越えた接続が占めた帯域幅リソースを除去することは、
各OBタイムスロットで帯域幅割り当てを行う前、前記マスタノードが現在のOBタイムスロットのマスタノードを乗り越えた接続の目標ノードを取得し、前記マスタノードを乗り越えた接続の目標ノードに対応する第1のロジック目標ノードを除去することを含み、
前記マスタノードが光バースト交換リングネットワークの各ノードの帯域幅要求に応じて、前記割り当て待ちの帯域幅リソースを各ノードに割り当てすることは、
各OBタイムスロットにおいて、前記マスタノードが現在のタイムスロットに存在する帯域幅要求に基づいて、残りのロジックソースノードとロジック目標ノードとの間で探して接続を確立し、前記現在のタイムスロットに存在する帯域幅要求は、本回りの帯域幅割り当ての帯域幅要求、本回りの帯域幅割り当ての前に未満足の帯域幅要求,本回りの帯域幅割り当てで帯域幅割り当てしたタイムスロットにおける満足した帯域幅要求に基づいて確定する。一番目のタイムスロットにおいて、現在のタイムスロットに存在する帯域幅要求は本回りの帯域幅割り当ての帯域幅要求と本回りの帯域幅割り当ての前に未満足の帯域幅要求との合計であって、二番目のタイムスロットに存在する帯域幅要求は本回りの帯域幅割り当ての帯域幅要求と本回りの帯域幅割り当ての前に未満足の帯域幅要求との合計から一番目のタイムスロットにおける満足する帯域幅要求を引いたもので、即ち、一番目のタイムスロットにおける接続を確立した帯域幅要求を引いたものであって、その後のタイムスロットにおいても類推できる。
繰り返し方式で接続を確立し、繰り返しプロセスは以下を含む。
以下の繰り返しプロセスを実行する。
本回りの繰り返しで帯域幅要求が存在するロジックソースノードがロジック目標ノードに仮定要求を送信し、且つ前記仮定要求の優先権を指定し、第1回りの繰り返しの時、本回り繰り返しに存在する帯域幅要求は現在のタイムスロットに存在する帯域幅要求であって、
ロジック目標ノードは優先権が最も高い仮定要求を選択し、対応するロジックソースノードに仮定許可を送信し、且つ、前記仮定許可の優先権は応答した仮定要求の優先権と一致し、
ロジックソースノードが、優先権が最も高い仮定許可を選択して対応するロジック目標ノードを接続を確立し、
所定の繰り返し回数に達したか否かを判定し、達していると、終了し、そうでないと、本回りの繰り返しで帯域幅要求から接続を確立した帯域幅要求を引いて、また本回りの繰り返しで接続を確立したロジックソースノードとロジック目標ノードを除去して、前記繰り返しプロセスを再び開始する。
ここで、前記各ノードにロジックソースノードを設置することは以下を含む。
各ノードに第1のロジックソースノードと第2のロジックソースノードを含む二つのロジックソースノードを設置し、ここで、第1のロジックソースノードは現在のDBA周期で目標ノードと接続を確立するように設けられ、第2のロジックソースノードは次のDBA周期で下流ノードとマスタノードを乗り越えない接続を確立するために帯域幅リソースを保留するように設けられ、
前記繰り返しプロセスを実行する際、前記本回りの繰り返しで帯域幅要求が存在するロジックソースノードがロジック目標ノードに仮定要求を送信することが、本回りの繰り返しで帯域幅要求が存在する第1のロジックソースノードがロジック目標ノードに仮定要求を送信し、本回りの繰り返しでマスタノードを乗り越えない接続の帯域幅要求が存在する第2のロジックソースノードが第2のロジック目標ノードに仮定要求を送信し、
且つ、第2のロジックソースノードが確立した接続を廃棄する。
本発明の前記光バースト交換リングネットワークの帯域幅割り当て方法は以下のステップを含む。
第1ステップ:マスタノードがOBタイムスロットごとに帯域幅割り当てを行う。
図6は本発明の実施例で提供する光バースト交換リング状ネットワークに利用される帯域幅割り当て方法を示すフローチャートである。該実施例は図1に示すリング状ネットワーク構造に基づくもので、その実行主体はマスタノードで、図6を参照すると、該実施例は具体的に以下のステップを含む。
マスタノードが、帯域幅割り当てを行う前、サービスレベルプロトコルに基づいて、帯域幅要求を分類する(ステップ601)。
具体的に、マスタノードが帯域幅割り当てを行う前、DBA周期内の全ての帯域幅要求と、ノード数量と、マスタノードを乗り越えた接続を記録した第1の記録と、単一のDBA周期で割り当て可能なOBタイムスロット数量と、最大な帯域幅閾値等の入力パラメータを読み取る。本実施例において、単一DBA周期は一つのOBタイムスロットのみを含む。
具体的に、各OBタイムスロットの帯域幅割り当てを行う前、各目標ノードに二つのロジック目標ノードを設置し、それぞれ第1のロジック目標ノードと第2のロジック目標ノードと称し、その中、第1のロジック目標ノードは上流ノードとマスタノードを乗り越えない接続を確立するように設けられ、第2のロジック目標ノードは下流ノードとマスタノードを乗り越えた接続を確立するように設けられる。特に、マスタノードとマスタノードに隣接する上流ノードを目標ノードとする際、一つのロジック目標ノードのみを設置すればよい(即ち、第1のロジック目標ノードのみを設置する)。
具体的に、1回の繰り返しは要求、許可、接続の確立の三つのステップを含む。毎回の繰り返しで一部のロジックソースノードとロジック目標ノードとの間で接続を確立することができる。毎回の繰り返しは前回の繰り返しに基づいて絶えずに新しい接続を追加している。マスタノードは所定の回数の繰り返しを経て、一つのOBタイムスロットの帯域幅割り当てを完成する。ここで、繰り返し回数の数値は1〜Nで、Nは光バースト交換リングネットワークのノード数量である。繰り返しの回数がlog2Nである時、一つのOBタイムスロット内の帯域幅リソースが充分に利用され、即ち、一つのOBタイムスロット内でソースノードにできるだけ多い目標ノードを配置し、ソースノードが該タイムスロットで一つのOBを送信するようにする。ステップ701〜703は要求、許可、接続の確立の三つのステップに相当する。
繰り返し且つ啓発的に接続を確立することで、帯域幅割り当て方法の時間の複雑度を低減し、本発明の実施例に提供される帯域幅割り当て方法が実現しやすくなる。
具体的に、マスタノードが入力パラメータ中の単一のDBA周期で割り当て可能なOBタイムスロット数に基づいて、OBタイムスロットの総数を取得する。帯域幅割り当てを行ったOBタイムスロット数量がOBタイムスロット総数未満であると、ステップ602を実行し、帯域幅割り当てを行ったOBタイムスロット数量がOBタイムスロット総数に等しいとステップ605を実行する。
本実施例において、単一のDBA周期が一つのOBタイムスロットのみを含むので、全てのOBタイムスロットに帯域幅割り当てを行っていて、ステップ605を実行する。
具体的に、マスタノードがOBタイムスロットごとに全てののOBタイムスロットの帯域幅割り当てを行った後、帯域幅許可を出力し、マスタノードを乗り越えた接続に第1の記録を行う。帯域幅許可は少なくとも、各ソースノードが各OBタイムスロットでどの目標ノードにOBを送信するべきかを含む。マスタノードを乗り越えた接続に行う第1の記録は、リングを一回りするエンドツーエンドの全てのOBタイムスロットにおける全ての目標ノードにマスタノードを乗り越えた接続があるかを含む。ここで、ステップ605は省略することができ、ステップ602において、マスタノードがまずマスタノードを乗り越えた接続を確定してから、マスタノードを乗り越えた接続が占めた帯域幅リソースを除去することができる。
マスタノード内の各ロジックソースノードがロジック目標ノードに仮定要求を送信する(ステップ701)。
具体的に、1回の繰り返しを開始した後、一時的な帯域幅要求に応じて、マスタノードの内部の帯域幅要求のあるロジックソースノードがロジック目標ノードに仮定要求を送信する。一つのロジックソースノードは同時に複数のロジック目標ノードに仮定要求を送信することができる。本実施例において、DBA周期内の一番目のOBタイムスロットで第1回の繰り返しを開始する前、最大な帯域幅閾値内の帯域幅要求をコピーして、一時的な帯域幅要求を生成する。
具体的に、ロジック目標ノードは、一つ又は複数のロジックソースノードから送信された仮定要求を受信する。ロジック目標ノードは、優先権が最も高い仮定要求を選択して、該仮定要求を送信したソースノードに仮定許可を送信する。本実施例において、一時的な帯域幅要求の帯域幅のサイズを仮定要求の優先権とし、行列ヘッド配列時間、保証帯域幅閾値等のパラメータ又は異なるパラメータを総合して仮定要求を評価する優先権とすることもでき、特に限定せず、必要に応じて対応するパラメータを仮定要求の優先権とすることができる。優先権に基づいて帯域幅割り当てを行いことで、本発明に提供される帯域幅割り当て方法を、異なるノードのサービスレベルの異なる業務流量が非均一に分布された状況にも応用可能である。
具体的に、ロジックソースノードが一つ又は複数のロジック目標ノードから送信された仮定許可を受信する。ロジックソースノードが優先権の仮定許可を選択し、ロジックソースノードと該仮定許可を送信したロジック目標ノードとの間で接続を確立し、確立した全ての接続を帯域幅許可に書き込みする。本実施例において、仮定要求の帯域幅のサイズで仮定許可の優先権を評価し、帯域幅が大きいと優先権が高く、帯域幅が小さいと優先級が低く、そして、行列ヘッド配列時間、保証帯域幅閾値等のパラメータ又は異なるパラメータを総合して優先権を評価することもできる。以上の各ステップにおける仮定要求の送信及び仮定許可の受信はいずれもマスタノードの内部のロジックにより完成し、具体的なシグナル又は制御フレームの交換に係っていない。
OBタイムスロットごとに帯域幅割り当てを行う前、サービスレベルプロトコルに基づいて、帯域幅要求を分類する(ステップ801)。
具体的に、マスタノードは、OBタイムスロットごとに帯域幅割り当てを行う前、DBA周期内の全ての帯域幅要求、ノード数量、記録マスタノードを乗り越えた接続の第1の記録、単一のDBA周期で割り当て可能なOBタイムスロット数量、固定帯域幅、保証帯域幅、最大な帯域幅閾値等の入力パラメータを読み取る。本実施例において、一つのDBA周期は複数のOBタイムスロットを含む。
具体的に、マスタノードが現在のDBA周期の一番目のOBタイムスロットから開始し、全てのOBタイムスロットに帯域幅割り当てを行うまで、以下のステップを重複して行う:ステップ602と同様に、単一のOBタイムスロットの帯域幅割り当てを行う前、マスタノードが第1の記録に基づいてマスタノードを乗り越えた接続が占めた帯域幅リソースを除去し;ステップ602と異なって、いずれかの一つのOBタイムスロットの帯域幅割り当てを行う前、全ての下流ノードとマスタノードを乗り越えた接続を確立するように設けられた第2のロジック目標ノードを除去せず;ステップ603と同様に、単一のOBタイムスロットの帯域幅割り当てにおいて、マスタノードが帯域幅要求の優先権に基づいて、所定の回数の繰り返しによって、啓発的に複数のソースノードと複数の目標ノードとの間で探して接続を確立し;ステップ604と同様に、全てのOBタイムスロットに帯域幅割り当てを行ったか否かを判断する。本実施例において、一時的な帯域幅要求の帯域幅のサイズを繰り返しする際の優先権とし、行列ヘッド配列時間、保証帯域幅閾値等のパラメータ又は異なるパラメータを総合して優先権とすることもできる。
ステップ802と同様に、マスタノードは現在のDBA周期の一番目のOBタイムスロットから始めて、全てのOBタイムスロットに帯域幅割り当てを行うまで以下のステップを重複して行う:ステップ602と同様に、単一のOBタイムスロットの帯域幅割り当てを行う前、マスタノードは第1の記録に基づいて、マスタノードを乗り越えた接続が占めた帯域幅リソースを除去し;ステップ602と異なって、単一のタイムスロットの帯域幅割り当てを行う前、各ソースノードに二つのロジックソースノードを設置し、その中の第1のロジックソースノードは現在のDBA周期でいずれかの一つの目標ノードと接続を確立するように設けられ、他の第2のロジックソースノードは次のDBA周期で下流ノードとマスタノードを乗り越えない接続を確立するために帯域幅リソースを保留するように設けられ、繰り返しする際、第2のロジックソースノードに現在のDBA周期の帯域幅要求を付与する。これにより、マスタノードを乗り越えない接続のために帯域幅リソースを保留することで、帯域幅リソースを公平にマスタノードを乗り越えた接続とマスタノードを乗り越えない接続とで利用することが可能であって;ステップ603と同様に、単一のOBタイムスロットの帯域幅割り当てにおいて、マスタノードが所定の優先権で所定の回数の繰り返しを経て啓発的に複数のソースノードと複数の目標ノードとの間で探して接続を確立し;ステップ604と同様に、全てのOBタイムスロットに帯域幅割り当てを行ったか否かを判断する。本実施例において、一時的な帯域幅要求の帯域幅のサイズを繰り返しする際の優先権とし、行列ヘッド配列時間、保証帯域幅閾値等のパラメータ又は異なるパラメータを総合して優先権とすることもできる。
ステップ802と異なって、マスタノードは全てのOBタイムスロットに帯域幅割り当てを行った後、第2回りの帯域幅割り当てにおいて追加された帯域幅許可と未満足の固定及び保証帯域幅要求に基づいて第2回りの帯域幅割り当てを行った後依然として未満足の固定及び保証帯域幅要求を確定し、未満足の固定及び保証帯域幅要求を更新する。
ステップ605と同様に、マスタノードは、OBタイムスロットごとに全てのOBタイムスロットの帯域幅割り当てを完成した後、帯域幅許可を出力し、マスタノードを乗り越えた接続に第1の記録を行う。帯域幅許可は少なくとも、各ソースノードが各OBタイムスロットでどの目標ノードにOBを送信するべきかを含む。マスタノードを乗り越えた接続に行う第1の記録は、リングを一回りするエンドツーエンドの全てのOBタイムスロットにおいて全ての目標ノードにマスタノードを乗り越えた接続があるか否かを含む。ステップ605と異なって、ステップ803において第2のロジックソースノードに確立した接続は帯域幅許可に書き込みしない。
現在の帯域幅リソースを取得し、前記現在の帯域幅リソースからマスタノードを乗り越えた接続が占めた帯域幅リソースを除去し、割り当て待ちの帯域幅リソースを取得するように設けられた入力モジュール902と、
光バースト交換リングネットワークの各ノードの帯域幅要求に基づいて、前記割り当て待ちの帯域幅リソースを各ノードに割り当てするように設けられた帯域幅割り当てモジュール901と、を含む。
前記入力モジュール902は、各OBタイムスロットに帯域幅割り当てを行う前、前記現在の帯域幅リソースからマスタノードを乗り越えた接続が占めた帯域幅リソースを除去する操作を行う。
前記帯域幅割り当てモジュール901はさらに、予定の条件を満たす各種類の帯域幅要求に優先級に応じて順に一回り又は複数回りの帯域幅割り当てを行って、且つ毎回りの帯域幅割り当ては1種類の帯域幅要求に対応し、毎回りの帯域幅割り当てを一つの光バーストOBタイムスロットを単位にOBタイムスロットごとに帯域幅割り当てを行う。前記帯域幅割り当てモジュール901は制御ユニット9011と繰り返しユニット9012とを含み、その中、
前記制御ユニット9011は、各OBタイムスロットで帯域幅割り当てを行う前、前記マスタノードが前記マスタノードと前記マスタノードに隣接する上流ノードに一つのロジック目標ノードを設置し、第1のロジック目標ノードと称し、その他のノードに二つのロジック目標ノードを設置し、それぞれ第1のロジック目標ノードと第2のロジック目標ノードと称し、ここで、前記第1のロジック目標ノードは該目標ノードの上流ノードとマスタノードを乗り越えない接続を確立するように設けられ、前記第2のロジック目標ノードは該目標ノードの下流ノードとマスタノードを乗り越えた接続を確立するように設けられ、そして、各ノードにロジックソースノードを設置し、
前記入力モジュール902はさらに、各OBタイムスロットで帯域幅割り当てを行う前、現在のOBタイムスロットのマスタノードを乗り越えた接続の目標ノードを取得し、前記マスタノードを乗り越えた接続の目標ノードに対応する第1のロジック目標ノードを除去するように設けられ、
前記繰り返しユニット9012は、各OBタイムスロットにおいて、現在のタイムスロットに存在する帯域幅要求に基づいて、残りのロジックソースノードとロジック目標ノードとの間で探して接続を確立し、前記現在のタイムスロットに存在する帯域幅要求は、本回りで帯域幅割り当てした帯域幅要求、本回りの帯域幅割り当ての前に未満足の帯域幅要求、本回りの帯域幅割り当てで帯域幅割り当てしたタイムスロットにおける満足した帯域幅要求に基づいて確定する。
以下の繰り返しプロセスを行う。
本回りの繰り返しで帯域幅要求が存在するロジックソースノードがロジック目標ノードに仮定要求を送信し、且つ、前記仮定要求の優先権を指定し;第1回りの繰り返しを行う際、本回りの繰り返しに存在する帯域幅要求は現在のタイムスロットに存在する帯域幅要求であって、
ロジック目標ノードは優先権が最も高い仮定要求を選択して、対応するロジックソースノードに仮定許可を送信し、且つ、前記仮定許可の優先権は応答した仮定要求の優先権と一致し、
ロジックソースノードは優先権が最も高い仮定許可を選択して対応するロジック目標ノードと接続を確立し、
所定の繰り返し回数に達したか否かを判定し、達していると、終了し、そうでないと、本回りの繰り返しで帯域幅要求から接続を確立した帯域幅要求を引いて、本回りの繰り返しで接続を確立したロジックソースノードとロジック目標ノードを除去し、前記繰り返しプロセスを重複して実行する。
各ノードに一つのロジックソースノードを設置し、
又は、
各ノードに第1のロジックソースノードと第2のロジックソースノードを含む二つのロジックソースノードを設置し、ここで、第1のロジックソースノードは現在のDBA周期で目標ノードと接続を確立するように設けられ、第2のロジックソースノードは次のDBA周期で下流ノードとマスタノードを乗り越えない接続を確立するために帯域幅リソースを保留するように設けられ、
前記繰り返しユニットは、前記繰り返しプロセスを実行する際、前記本回りの繰り返しで帯域幅要求が存在するロジックソースノードがロジック目標ノードに仮定要求を送信することが、本回りの繰り返しで帯域幅要求が存在する第1のロジックソースノードがロジック目標ノードに仮定要求を送信し、本回りの繰り返しでマスタノードを乗り越えない接続の帯域幅要求が存在する第2のロジックソースノードが第2のロジック目標ノードに仮定要求を送信し、且つ、第2のロジックソースノードが確立した接続を廃棄することを含む。
なお、上記方法実施例で説明した複数の詳細部分は装置実施例にも適用するので、同一又は類似する部分の重複する説明は省略する。
図10は光バースト交換リング状ネットワークが四つのノードからなり、単一のDBA周期で八つのOBタイムスロットのスケジューリングを行うことが可能である場合、本発明の一つの具体的な実施例で提供する光バースト交換リング状ネットワークに用いられる帯域幅割り当て方法における3種類の行列の例を示す。図10を参照すると、3種類の行列は以下を含む。
行列1001:異なる接続の帯域幅要求を記録し、行はソースノードを表し、列は目標ノードを表し、行列の元素は該接続の帯域幅要求のサイズを表す。例えば、第3行第2列の元素4はソースノードCが目標ノードBに接続の確立を要求し、四つのOBの業務データを送信したことを表す。本発明の実施例で提供する光バースト交換リング状ネットワークに用いられる帯域幅割り当て方法における全てのタイプの帯域幅要求はいずれも該行列のフォーマットで記録することができる。具体的に、固定及び保証帯域幅要求、余分の帯域幅要求、一時的な帯域幅要求、未満足の固定及び保証帯域幅要求等を含む。特に、各ノードが自己送信自己受信を支援しないと、行列の対角線上の元素が実際的な意味を持たない。
OBタイムスロットごとに帯域幅割り当てを行う前、サービスレベルプロトコルに基づいて帯域幅要求を分類する(ステップ1110)。
第1の帯域幅要求行列は、固定帯域幅閾値と保証帯域幅閾値との合計未満の帯域幅要求を記録する。本実施例において、固定帯域幅閾値と保証帯域幅閾値との合計は二つのOBで、行列1001中の元素が二つのOB未満である場合、行列1001中の元素を第1の帯域幅要求行列中の同一の位置の元素として選択し、そうでないと、閾値と2を元素とし、
第2の帯域幅要求行列は、固定帯域幅閾値と保証帯域幅閾値との合計を超えるが、最大な帯域幅閾値内の余分の帯域幅要求を記録する。行列1001中の元素が閾値と2未満である場合、第2の帯域幅要求行列中の同一の位置の元素を0と記録する。行列1001中の元素が閾値と2以上且つ最大な帯域幅閾値4未満である場合、第2の帯域幅要求行列中の同一の位置の元素を行列1001の元素から閾値と2を引いた後の数値に記録する。行列1001中の元素が最大な帯域幅閾値4以上である場合、第2の帯域幅要求行列中の同一の位置の元素を最大な帯域幅閾値4から閾値と2を引いた後の数値である2に記録し、
第3の帯域幅要求行列は、最大な帯域幅閾値を越える帯域幅要求を記録する。行列1001中の元素が最大な帯域幅閾値4を超える場合、第3の帯域幅要求行列の同一の位置の元素を行列1001の元素から最大な帯域幅閾値4を引いた後の数値に記録し、そうでないと0に記録する。
具体的に、マスタノードは、第1の帯域幅要求行列に基づいて許可し、許可結果を帯域幅許可行列に書き込みして第1回りの帯域幅割り当て後の第1の帯域幅許可行列を得る。許可において、マスタノードはまず第1の帯域幅許可行列の第1列を確定し、つまり、各ソースノードが一番目のOBタイムスロットの場合にどの目標ノードにOBを送信するべきかを配置し、その後、第1の帯域幅許可行列の第2列を配置し、類似に行う。一つの実現形態として、ステップ1121〜1124を参照することができる。
具体的に、ステップ1120の前記第1回りの帯域幅割り当てを完成した後、マスタノードは、第2の帯域幅要求行列に基づいて許可し、許可結果を第1の帯域幅許可行列に書き込みして第2回りの帯域幅割り当て後の第2の帯域幅許可行列を得る。第2回りの帯域幅許可は第1回りの帯域幅許可に基づいて行われるので、第1回りの帯域幅許可で占められた帯域幅を第2回りの帯域幅許可では重複して占めることがない。許可において、マスタノードはまず、第1の帯域幅許可行列の第1列で利用可能な帯域幅を探して許可し、その後、第2列で利用可能な帯域幅を探して許可し、類似に行う。ステップ1130をさらにステップ1131〜1134に分けることができる。
具体的に、マスタノードはステップ1120と1130の2回りの帯域幅割り当てを行った後、第2の帯域幅許可行列を得る。マスタノードは帯域幅許可を出力し、第2の帯域幅許可行列に基づいて行列1002を更新する。図11のステップ1140に示すように、行列1002を更新するため、まず、行列1002の全ての元素を0に設定する。マスタノードAとそれに隣接する上流ノードDを目標ノードとする場合、他のノードと確立した接続はいずれもマスタノードAを乗り越えることないので、実際上行列1002の第2行と第3行のみを更新すればよく、つまり、ノードBとノードCを目標ノードとしてマスタノードを乗り越えた接続を確立したか否かである。一方、目標ノードBとソースノードC、Dとの間の接続はマスタノードを乗り越えた接続で、目標ノードCとソースノードDとの間の接続はマスタノードを乗り越えた接続である。第2の帯域幅許可行列を遍歴し、目標ノードBとソースノードC、Dが第2、3、5〜8タイムスロットでマスタノードを乗り越えた接続を確立し、目標ノードCとソースノードDが第1、4、8タイムスロットでマスタノードを乗り越えた接続を確立したことを発見した。これにより、行列1002の第2行の第2、3、5〜8列上の元素を1に、第3行の第1、4、8列を1に設定する。
図12のステップ1121に示すように、本回りの帯域幅割り当ての前に未満足の固定及び保証帯域幅要求を取得し、第4の帯域幅要求行列を生成し、第1の帯域幅要求行列と第4の帯域幅要求行列の合計を求めて、一時的な帯域幅要求を記録した第5の帯域幅要求行列を得る(ステップ1121)。マスタノードが、現在のDBA周期の一番目のOBタイムスロットから開始し、全ての八つのOBタイムスロットに帯域幅割り当てを行うまで、ステップ1122とステップ1123を重複して行う。
第2の帯域幅要求行列と第6の帯域幅要求行列の合計を得て、一時的な帯域幅要求を記録した第7の帯域幅要求行列を得て(ステップ1131)、ステップ1121に類似する。マスタノードは現在のDBA周期の一番目のOBタイムスロットから開始し、全ての八つのOBタイムスロットに帯域幅割り当てを行うまでステップ1132とステップ1133を重複して行う。
マスタノード内の各ロジックソースノードがロジック目標ノードに仮定要求を送信する(ステップ1201)。
具体的に、毎回の繰り返しを開始する前、マスタノードは第7の帯域幅要求行列に記録された一時的な帯域幅要求とロジックソースノード及びロジック目標ノードを用意している。図14のステップ1201に示すように、図12の第2回りの帯域幅割り当ての第6個のOBタイムスロットを例にすると、この時、前の五つのOBタイムスロットがいずれも新しい帯域幅許可を追加していないので、一時的な帯域幅要求行列は依然としてステップ1131で生成した第7の帯域幅要求行列であって、ロジックソースノードとロジック目標ノードはステップ1132でマスタノードにより確立したものである。
具体的に、ロジック目標ノードは一つ又は複数のロジックソースノードから送信された仮定要求を受信する。ロジック目標ノードは、優先権が最も高い仮定要求を選択して、該仮定要求を送信したソースノードに仮定許可を送信する。例えば、図14のステップ1202に示すように、マスタノードを乗り越えた接続を確立するように設けられたロジック目標ノードBは同時に、二つの優先権が2である異なるロジックソースノードからの仮定要求を受信し、ロジック目標ノードBはその中の一つの仮定要求をランダムに除去し、残りの仮定要求のロジックソースノードに仮定許可を送信し、つまり、図面に反映すると、保留されたソースと目標ノード間の接続線はロジック目標ノードが該仮定要求により許可されたことを表す。そして、マスタノードを乗り越えた接続を確立するように設けられたロジック目標ノードCは、優先権がそれぞれ1と2である異なるロジック目標ノードからの仮定要求を受信し、ロジック目標ノードCは優先権が1である仮定要求を除去し、優先権が2である高優先権の仮定要求を許可する。
具体的に、ロジックソースノードは一つ又は複数のロジック目標ノードから送信された仮定許可を受信する。ロジックソースノードは、優先権が最も高い仮定許可を選択して、ロジックソースノードと該仮定許可を送信したロジック目標ノードとの間で接続を確立する。例えば、図14のステップ1203に示すように、第1のロジックソースノードDは二つの優先権が2である異なるロジック目標ノードからの仮定許可を受信し、第1のロジックソースノードDはその中の一つの仮定許可をランダムに除去し、残りの仮定許可のロジック目標ノードBと接続を確立する。
具体的に、図14のステップ1204に示すように、第1のロジックソースノードDと第2のロジック目標ノードBとの間に一つの接続を確立したので、第2の帯域幅許可行列の第4行第6列に目標ノードBを書き込みし、即ち、ノードDは第6個のOBタイムスロットでノードBに一つのOBの業務データを送信することができる。ここで、第2の帯域幅許可行列は第2回りの帯域幅割り当てで第1回りの繰り返しに入る前第1の帯域幅許可行列をコピーして得たものである。
特に、第2のロジックソースノードが確立した接続は全ての廃棄し、第2の帯域幅許可に書き込みしない。
以上は、本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明の精神や原則内での如何なる修正、置換、改良なども本発明の保護範囲内に含まれる。
上述のように、本発明の実施例で提供される光バースト交換リングネットワークの帯域幅割り当て方法及び装置によると、以下の有益な効果を実現できる:OBタイムスロットごとに所定の優先権で所定の回数の繰り返しを経て、啓発的に複数のソースノードと複数の目標ノードとの間で探して接続を確立することで、公平且つ有効にOBRingで帯域幅割り当てを完成することができる。具体的に、優先権によって異なる接続間の公平性を保証した。繰り返しの啓発的なアルゴリズムによって、最大限に探して接続を確立することができ、帯域幅リソースを有効且つ充分に利用することができれば、アルゴリズム時間複雑度が低く、実現しやすい。そして、OBタイムスロットを帯域幅割り当ての基本的な単位とし、一つ又は複数のOBタイムスロットにタイムスロットごとの帯域幅割り当てを行って、光ファイバの長さに要求がなく、ネットワーク構成が柔軟であって、帯域幅割り当ての方法の通用性が強く、これに反して、OBタイムスロットごとに行うのではない帯域幅割り当て方法の場合、光ファイバの長さの制限を受けて、ネットワークの構成が不便である。本発明の実施例は、帯域幅割り当てを開始する前、マスタノードを乗り越えた接続が占めた帯域幅リソースを除去することで、マスタノードを乗り越えた業務データ接続による受信衝突の問題を解決した。本発明の実施例によると、所定の単一のOBタイムスロットに帯域幅割り当てを行う前、全ての下流ノードとマスタノードを乗り越えた接続を確立するように設けられた第2のロジック目標ノードを除去し、又は各OBタイムスロットの帯域幅割り当てを行う前に各ソースノードに二つのロジックソースノードを設置して、マスタノードを乗り越えない接続のために帯域幅リソースを保留することで、帯域幅リソースをマスタノードを乗り越えた接続とマスタノードを乗り越えない接続との間で公平に利用することができる。本発明の実施例によると、帯域幅要求を分類し、帯域幅要求の優先級に応じて複数回りの帯域幅割り当てを行うことで、区別のあるサービス品質を保証できる。本発明の実施例によると、さらに、繰り返しする際、各目標ノードに二つのロジック目標ノードを設置し、同一の目標ノードによって同一のOBタイムスロットで同時にマスタノードを乗り越えた接続とマスタノードを乗り越えない接続とを確立することができ、帯域幅リソースを有効且つ充分に利用することができる。
Claims (17)
- マスタノードが、現在の帯域幅リソースを取得し、マスタノードを乗り越えた接続が占めた帯域幅リソースを前記現在の帯域幅リソースから除去し、割り当て待ちの帯域幅リソースを取得することと、
前記マスタノードが、光バースト交換リングネットワークの各ノードの帯域幅要求に基づいて、前記割り当て待ちの帯域幅リソースを各ノードに割り当てすることと、を含む光バースト交換リングネットワークの帯域幅割り当て方法。 - 前記マスタノードが前記割り当て待ちの帯域幅リソースを各ノードに割り当てする際、一つの光バーストOBタイムスロットを単位に、OBタイムスロットごとに帯域幅割り当てを行い、且つ、各OBタイムスロットに帯域幅割り当てを行う前、マスタノードを乗り越えた接続が占めた帯域幅リソースを前記現在の帯域幅リソースから除去する操作を行う請求項1に記載の方法。
- 帯域幅割り当てを行う前、前記マスタノードが、一つの動的帯域幅割り当て周期内の帯域幅要求を取得し、サービスレベルに応じて各帯域幅要求を分類し、1種類又は複数種類の帯域幅要求を取得し、各種類の帯域幅要求が一つの優先級に対応し、予定の条件を満たす各種類の帯域幅要求に優先級に応じて順に一回り又は複数回りの帯域幅割り当てを行い、且つ、毎回りの帯域幅割り当ては1種類の帯域幅要求に対応し、毎回りの帯域幅割り当てを一つの光バーストOBタイムスロットを単位にOBタイムスロットごとに帯域幅割り当てを行うことをさらに含む請求項2に記載の方法。
- 各OBタイムスロットで帯域幅割り当てを行う前、前記マスタノードが、前記マスタノードと前記マスタノードに隣接する上流ノードとに対して一つのロジック目標ノードを設置し、第1のロジック目標ノードと称し、その他のノードに対して二つのロジック目標ノードを設置し、それぞれ第1のロジック目標ノードと第2のロジック目標ノードと称し、ここで、前記第1のロジック目標ノードが、マスタノードを乗り越えない接続を該目標ノードの上流ノードと確立するように設けられ、前記第2のロジック目標ノードが、マスタノードを乗り越えた接続を該目標ノードの下流ノードと確立するように設けられ、そして、各ノードにロジックソースノードを設置することをさらに含み、
前記マスタノードが、現在の帯域幅リソースを取得し、マスタノードを乗り越えた接続が占めた帯域幅リソースを前記現在の帯域幅リソースから除去することが、
各OBタイムスロットで帯域幅割り当てを行う前、前記マスタノードが、現在のOBタイムスロットにおけるマスタノードを乗り越えた接続の目標ノードを取得し、前記マスタノードを乗り越えた接続の目標ノードに対応する第1のロジック目標ノードを除去することを含み、
前記マスタノードが、光バースト交換リングネットワークの各ノードの帯域幅要求に応じて、前記割り当て待ちの帯域幅リソースを各ノードに割り当てすることは、
各OBタイムスロットにおいて、前記マスタノードが、現在のタイムスロットに存在する帯域幅要求に基づいて、残りのロジックソースノードとロジック目標ノードとの間で探して接続を確立し、前記現在のタイムスロットに存在する帯域幅要求が、本回りの帯域幅割り当ての帯域幅要求、本回りの帯域幅割り当ての前に未満足の帯域幅要求、本回りの帯域幅割り当てで帯域幅割り当てしたタイムスロットにおける満足した帯域幅要求に基づいて、確定されることを含む請求項2に記載の方法。 - 前記各OBタイムスロットにおいて、前記マスタノードが、現在のタイムスロットに存在する帯域幅要求に基づいて、残りのロジックソースノードとロジック目標ノードとの間で探して接続を確立することが、
本回りの繰り返しで帯域幅要求が存在するロジックソースノードからロジック目標ノードへ仮定要求を送信し、且つ前記仮定要求の優先権を指定することと、ここで、第1回りの繰り返しする時、本回りの繰り返しに存在する帯域幅要求が現在のタイムスロットに存在する帯域幅要求であり、
ロジック目標ノードが優先権の最も高い仮定要求を選択し、対応するロジックソースノードに仮定許可を送信し、且つ、前記仮定許可の優先権が応答した仮定要求の優先権と一致し、
ロジックソースノードが、優先権の最も高い仮定許可を選択して、対応するロジック目標ノードと接続を確立することと、
所定の繰り返し回数に達したか否かを判定し、達していると、終了して、そうでないと、接続を確立した帯域幅要求を本回りの繰り返しで帯域幅要求から引いて、本回りの繰り返しで接続を確立したロジックソースノードとロジック目標ノードとを除去し、前記繰り返しプロセスを再び開始する
繰り返しプロセスを実行することを含む請求項4に記載の方法。 - 前記仮定要求に対応するロジックソースノードとロジック目標ノードとの間の帯域幅要求のサイズ、前記仮定要求を発したロジックソースノードが対応するロジック目標ノードに送信したバッファデータのバッファ行列ヘッド配列時間、前記仮定要求に対応するロジックソースノードとロジック目標ノードとの間の接続の保証帯域幅閾値の中の一つ又はその組み合わせによって、前記仮定要求の優先権を確定される請求項5に記載の方法。
- 所定のOBタイムスロットで帯域幅割り当てを行う前、全ての第2のロジック目標ノードを除去することをさらに含む請求項4に記載の方法。
- 前記各ノードにロジックソースノードを設置することが、各ノードに一つのロジックソースノードを設置することを含む請求項5に記載の方法。
- 前記各ノードにロジックソースノードを設置することが、
各ノードに第1のロジックソースノードと第2のロジックソースノードとを含む二つのロジックソースノードを設置することを含み、ここで、第1のロジックソースノードが、現在のDBA周期で目標ノードと接続を確立するように設けられ、第2のロジックソースノードが、次のDBA周期で下流ノードとマスタノードを乗り越えない接続を確立するために帯域幅リソースを保留するように設けられ、
前記繰り返しプロセスを実行する際、前記本回りの繰り返しで帯域幅要求が存在するロジックソースノードからロジック目標ノードへ仮定要求を送信することが、本回りの繰り返しで帯域幅要求が存在する第1のロジックソースノードがロジック目標ノードに仮定要求を送信し、本回りの繰り返しのマスタノードを乗り越えない接続の帯域幅要求が存在する第2のロジックソースノードが、第2のロジック目標ノードに仮定要求を送信することと、
且つ、第2のロジックソースノードの確立した接続を廃棄することと、を含む請求項5に記載の方法。 - 現在の帯域幅リソースを取得し、マスタノードを乗り越えた接続が占めた帯域幅リソースを前記現在の帯域幅リソースから除去し、割り当て待ちの帯域幅リソースを取得するように設けられた入力モジュールと、
光バースト交換リングネットワークの各ノードの帯域幅要求に基づいて、前記割り当て待ちの帯域幅リソースを各ノードに割り当てするように設けられた帯域幅割り当てモジュールと、を含む光バースト交換リングネットワークの帯域幅割り当て装置。 - 前記帯域幅割り当てモジュールが、前記割り当て待ちの帯域幅リソースを各ノードに割り当てする際、一つの光バーストOBタイムスロットを単位にOBタイムスロットごとに帯域幅割り当てを行い、
前記入力モジュールが、各OBタイムスロットに帯域幅割り当てを行う前、マスタノードを乗り越えた接続が占めた帯域幅リソースを前記現在の帯域幅リソースから除去する操作を行う請求項10に記載の装置。 - 前記入力モジュールはさらに、帯域幅割り当てを行う前、一つの動的帯域幅割り当て周期内の帯域幅要求を取得し、サービスレベルに従って各帯域幅要求を分類し、1種類又は複数種類の帯域幅要求を取得し、各種類の帯域幅要求が一つの優先級に対応し、
前記帯域幅割り当てモジュールはさらに、予定の条件を満たす各種類の帯域幅要求に、優先級に応じて順に一回り又は複数回りの帯域幅割り当てを行い、且つ毎回りの帯域幅割り当てが1種類の帯域幅要求に対応し、毎回りの帯域幅割り当てを一つの光バーストOBタイムスロットを単位にOBタイムスロットごとに帯域幅割り当てを行う請求項11に記載の装置。 - 前記帯域幅割り当てモジュールが制御ユニットと繰り返しユニットとを含み、ここで、
前記制御ユニットは、各OBタイムスロットで帯域幅割り当てを行う前、前記マスタノードが、前記マスタノードと前記マスタノードに隣接する上流ノードとに対して一つのロジック目標ノードを設置し、第1のロジック目標ノードと称し、その他のノードに対して二つのロジック目標ノードを設置し、それぞれ第1のロジック目標ノードと第2のロジック目標ノードと称し、ここで、前記第1のロジック目標ノードが、マスタノードを乗り越えない接続を該目標ノードの上流ノードと確立するように設けられ、前記第2のロジック目標ノードが、マスタノードを乗り越えた接続を該目標ノードの下流ノードと確立するように設けられ、そして、各ノードにロジックソースノードを設け、
前記入力モジュールはさらに、各OBタイムスロットで帯域幅割り当てを行う前、現在のOBタイムスロットにおけるマスタノードを乗り越えた接続の目標ノードを取得し、前記マスタノードを乗り越えた接続の目標ノードに対応する第1のロジック目標ノードを除去するように設けられ、
前記繰り返しユニットは、各OBタイムスロットにおいて、現在のタイムスロットに存在する帯域幅要求に応じて、残りのロジックソースノードとロジック目標ノードの間で探して接続を確立し、前記現在のタイムスロットに存在する帯域幅要求を、本回りの帯域幅割り当ての帯域幅要求、本回りの帯域幅割り当て前に未満足の帯域幅要求、本回りの帯域幅割り当てで帯域幅割り当てしたタイムスロットにおける満足した帯域幅要求に基づいて確定する請求項11に記載の装置。 - 前記繰り返しユニットが、各OBタイムスロットにおいて、現在のタイムスロットに存在する帯域幅要求に基づいて、残りのロジックソースノードとロジック目標ノードの間で探して接続を確立することが、
本回りの繰り返しで帯域幅要求が存在するロジックソースノードがロジック目標ノードに仮定要求を送信し、且つ、前記仮定要求の優先権を指定することと、ここで、第1回りの繰り返しを行う際、本回りの繰り返しに存在する帯域幅要求は現在のタイムスロットに存在する帯域幅要求であり、
ロジック目標ノードが優先権の最も高い仮定要求を選択し、対応するロジックソースノードに仮定許可を送信し、且つ、前記仮定許可の優先権が応答した仮定要求の優先権と一致し、
ロジックソースノードが、優先権の最も高い仮定許可を選択して対応するロジック目標ノードと接続を確立することと、
所定の繰り返し回数に達したか否かを判定し、達していると、終了して、そうでないと、接続を確立した帯域幅要求を本回りの繰り返しで帯域幅要求から引いて、また本回りの繰り返しで接続を確立したロジックソースノードとロジック目標ノードを除去して前記繰り返しプロセスを再び開始する
繰り返しプロセスを実行することを含む請求項13に記載の装置。 - 前記繰り返しユニットが、前記仮定要求に対応するロジックソースノードとロジック目標ノードとの間の帯域幅要求のサイズ、前記仮定要求を発したロジックソースノードが対応するロジック目標ノードに送信したバッファデータのバッファ行列ヘッド配列時間、前記仮定要求に対応するロジックソースノードとロジック目標ノードとの間の接続の保証帯域幅閾値の中の一つ又はその組み合わせによって、前記仮定要求の優先権を確定する請求項14に記載の装置。
- 前記入力モジュールがさらに、所定のOBタイムスロットで帯域幅割り当てを行う前、全ての第2のロジック目標ノードを除去するように設けられる請求項13に記載の装置。
- 前記制御ユニットが各ノードにロジックソースノードを設置することが、
各ノードに一つのロジックソースノードを設置することと、
又は、
各ノードに第1のロジックソースノードと第2のロジックソースノードを含む二つのロジックソースノードを設置することとを含み、ここで、第1のロジックソースノードが、現在のDBA周期で目標ノードと接続を確立するように設けられ、第2のロジックソースノードが、次のDBA周期で下流ノードとマスタノードを乗り越えない接続を確立するために帯域幅リソースを保留するように設けられ、
前記繰り返しユニットは、前記繰り返しプロセスを実行する際、前記本回りの繰り返しで帯域幅要求が存在するロジックソースノードからロジック目標ノードへ仮定要求を送信することが、本回りの繰り返しで帯域幅要求が存在する第1のロジックソースノードがロジック目標ノードに仮定要求を送信することを含み、本回りの繰り返しのマスタノードを乗り越えない接続の帯域幅要求が存在する第2のロジックソースノードが第2のロジック目標ノードに仮定要求を送信し、且つ第2のロジックソースノードの確立した接続を廃棄することを含む請求項14に記載の装置。
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