JP2016522507A - 背面に超音波センサアレイを備えるディスプレイ - Google Patents

背面に超音波センサアレイを備えるディスプレイ Download PDF

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Abstract

ディスプレイデバイスが画像を提供することができる視覚ディスプレイと、視覚ディスプレイの背面構成要素に取り付けられる超音波センサアレイとを有する。超音波センサアレイは超音波エリアアレイセンサとすることができる。たとえば、背面構成要素はバックライト、光導波路またはディスプレイTFTとすることができる。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、その内容全体が参照により本明細書に組み込まれている、2013年6月3日に出願された米国仮出願第61/830624号の優先権の恩典を主張する。さらに、本出願は、その内容全体が参照により本明細書に組み込まれている、2014年5月30日に出願された米国特許出願第14/291208号の優先権の恩典を主張する。
本開示は視覚ディスプレイ、および関連する超音波センサアレイに関する。
視覚ディスプレイを有するディスプレイデバイスに関連付けられるとき、超音波センサは一般的に、視覚ディスプレイから切り離して配置される個別のセンサから構成される。そのような構成は理想的ではない。センサを視覚ディスプレイから切り離して配置することによって、デバイスのサイズが大きくなる。たとえば、視覚ディスプレイおよび周辺に構成される指紋センサを有する携帯電話のサイズは、指紋センサを備えない携帯電話より大きい場合がある。さらに、市販されている視覚ディスプレイは、視覚ディスプレイの外周部分が、光源、電気的トレース、アドレス線およびユーザに画像を提供するための電子回路のような電気的構成要素によって占有されるため、ディスプレイデバイスの全表面上で、機能をユーザまで拡張しない。さらに、市販されているディスプレイの層状構成要素間の空隙または空所が、高周波超音波エネルギーの透過に対する障壁を導入する場合があり、検知されている物体についての正確な情報を入手する努力を難しくする。
本開示は、画像を提供することができる視覚ディスプレイと、視覚ディスプレイの背面構成要素に取り付けられる、超音波エリアアレイセンサのような超音波センサアレイとを有するディスプレイについての情報を提供する。背面構成要素はバックライトとすることができ、超音波センサアレイは、ディスプレイデバイスのプラテンまたはカバーガラスのような、画像表示面から最も離れたバックライトの表面に取り付けられる場合があるか、またはディスプレイデバイスの画像表示面に最も近いバックライトの表面に取り付けられる場合がある。また、超音波センサアレイは、バックライトと、視覚ディスプレイの底部偏光子との間に位置決めすることができるか、または視覚ディスプレイのディスプレイTFTに取り付けることができる。
背面構成要素は導波路とすることができる。導波路はくさび形とすることができる。超音波センサアレイは、センサアレイの検知エリアが視覚ディスプレイの画像表示面に対して角度をなすように導波路に取り付けることができる。
いくつかの実施形態では、超音波センサアレイはスペーサに取り付けることができ、スペーサは、視覚ディスプレイの背面構成要素に取り付けることができる。たとえば、そのようなスペーサは、超音波センサアレイが画像表示面から所望の距離に位置決めされ、および/またはデバイスの他の構成要素から絶縁されるように含まれる場合がある。そのような実施形態では、超音波センサアレイは、超音波センサアレイと視覚ディスプレイの背面構成要素との間にスペーサが存在する場合であっても、視覚ディスプレイの背面構成要素に取り付けられると見なされる。
超音波センサアレイは検知エリアを有し、視覚ディスプレイは画像提供エリアを有する。検知エリアは、画像提供エリアより小さくすることができる。または、検知エリアは画像提供エリアと概ね同じサイズにすることができる。または、検知エリアは画像提供エリアより大きくすることができる。
視覚ディスプレイは、画像を生成する、液晶材料(たとえば、LCDパネル)、有機発光ダイオード(たとえば、OLEDパネル)、1つまたは複数のLED、または少なくとも1つの冷陰極蛍光ランプを含むことができる。
視覚ディスプレイは、光変向機構を備える導波路を有することができる。そのような光変向機構は、超音波エネルギーの損失を最小限に抑えながら、超音波センサアレイによって放射された超音波エネルギーを透過できるようにする、OCR、OCA、エポキシまたはPSAのような非ガス材料で充填することができる。そのような材料は、約1.5MRayl〜約15MRaylの音響インピーダンスを有することができる。
視覚ディスプレイは、音響透過性材料で互いに結合される1つまたは複数の構成要素層を有することができ、たとえば、その材料は構成要素層に類似の音響特性を有する。
視覚ディスプレイは、少なくとも1つの構成要素層の隙間を充填する音響透過性材料を有する少なくとも1つの構成要素層を有することができる。
本開示は、プロセッサに、(a)視覚ディスプレイを介して画像を表示し、視覚ディスプレイの背面構成要素に取り付けられる超音波センサアレイを介して物体を検出する動作を実行させるために、プロセッサによって実行可能である命令を記憶している非一時的コンピュータ可読媒体についての情報を提供する。視覚ディスプレイ、超音波センサアレイおよび背面構成要素は、上記のものとすることができる。
本発明の性質および目的をより深く理解してもらうために、添付の図面および後続の説明が参照されるべきである。手短には、図面は以下の通りである。
視覚ディスプレイに結合される超音波センサアレイと、ディスプレイデバイスの1つの表面上に位置決めされる指とを示す図である。 超音波センサシステムのブロック図である。 超音波センサが視覚ディスプレイの画像提供エリアより小さい検知エリアを有する場合の、視覚ディスプレイに取り付けられる超音波センサアレイを示す図である。 図3Aに示される構成の平面図である。 超音波センサが視覚ディスプレイの画像提供エリアと概ね同じサイズである検知エリアを有する場合の、視覚ディスプレイに取り付けられる超音波センサアレイを示す図である。 超音波センサが視覚ディスプレイの画像提供エリアより大きい検知エリアを有する場合の、視覚ディスプレイに取り付けられる超音波センサアレイを示す図である。 超音波センサが画像提供エリアより小さい検知エリアを有し、超音波センサの一部が画像提供エリアの境界を越えて延在するように、超音波センサが画像提供エリアに対してオフセットされる場合の、視覚ディスプレイに取り付けられる超音波センサアレイを示す図である。 超音波センサアレイが視覚ディスプレイのバックライトと他の構成要素との間の位置決めされる場合の、超音波センサアレイおよび視覚ディスプレイの構成要素を示す図である。 超音波センサアレイが視覚ディスプレイのバックライトの後方に位置決めされる場合の、超音波センサアレイおよび視覚ディスプレイの構成要素を示す図である。 超音波センサアレイが視覚ディスプレイのバックライトおよび他の構成要素の後方に位置決めされる場合の、超音波センサアレイおよび視覚ディスプレイの構成要素を示す図である。 超音波センサアレイが視覚ディスプレイのくさび形バックライトの後方に位置決めされる場合の、超音波センサアレイと、視覚ディスプレイの一部とを示す図である。 視覚ディスプレイの背面構成要素に取り付けられる超音波センサアレイを有するデバイスを含む、携帯電話のようなモバイルデバイスのブロック図である。 プロセッサによって実行することができる方法のステップを表す流れ図である。
本開示はいくつかのタイプのデバイス1を記述し、各デバイスは視覚ディスプレイ4と、超音波センサアレイ7とを有する。視覚ディスプレイ4は、視覚ディスプレイ4の視認側10を介してユーザに画像を提供することができる。通常、画像は画像表示面13を介してユーザに提供され、画像表示面は、画像を生成するデバイスを保護し、ポリカーボネートまたはサファイアのような実質的に透明な材料からなる1つまたは複数の層を含むことができる。画像表示面は、代替的には、「カバーガラス」または「カバーレンズ」と呼ばれる場合もあり、ガラス材料、またはプラスチック、サファイアもしくは他の適切な材料のような非ガラス材料から形成することができる。画像表示面13は、傷に強く、グレアを抑えるさらなる層を含むことができ、タッチスクリーンを形成するための層を含むこともできる。画像表示面13は、指紋検出のためのプラテンとしての役割を果たすことができる。
視覚ディスプレイ4は、多くの場合に、いくつかの異なる構成要素から構成され、それらの構成要素は、組み立てられたときに、ユーザに画像を提供するように協動する。そのような構成要素が、画像表示面のような、ユーザに画像が提供される経路内に存在するとき、それらの構成要素は、本明細書において、「画像面」上に存在すると言われる。画像面の反対側には、「背面」がある。すなわち、ユーザに画像が提供される経路内に存在しない構成要素は、本明細書において、視覚ディスプレイ4の構成要素の「背面」上に存在すると言われる。
図1は、視覚ディスプレイ4および超音波センサアレイ7の組合せを全体として示す。図1には、TFT基板19の第1の面に取り付けられる超音波送信機16が示され、TFT基板19の第2の面に取り付けられる超音波受信機22が示される。超音波送信機16は、超音波を生成することができる圧電送信機とすることができる。たとえば、圧電送信機16は、概ね平坦な圧電送信機層25を含む平面波発生器とすることができる。印加される電圧信号に応じて、層25を膨張および収縮させ、それにより平面波を生成するために、圧電層25にわたって電圧を印加することによって超音波を生成することができる。電圧は、第1の送信機電極28と第2の送信機電極31とを介して、圧電送信機層25に印加することができる。超音波受信機22は、圧電受信機層37に結合される受信機バイアス電極32を含むことができる。超音波受信機22は、TFT基板19上のTFT回路に接続されるピクセル入力電極のアレイ34に結合することができる。画像表示面13は、指40が存在するように示される表面を提供する。
種々の実施態様に従って利用される場合がある圧電材料の例は、適切な超音波特性を有する圧電ポリマーを含む。たとえば、適切な圧電材料は、約2.5MRayls〜約5MRaylsの音響インピーダンスを有することができる。本明細書において用いられるときに、「音響」という用語、およびその派生語は一般的に、超音波を含む数多くのタイプの縦波を指している。詳細には、利用することができる圧電材料は、ポリフッ化ビニリデン(PVDF:polyvinylidene fluoride)およびポリフッ化ビニリデン−三フッ化エチレン(PVDF−TrFE:polyvinylidene fluoride−trifluoroethylene)コポリマーを含む。PVDFコポリマーの例は、60:40(モル百分率)PVDF−TrFE、70:30PVDF−TrFE、80:20PVDF−TrFEおよび90:10PVDF−TrFEを含む。利用することができる圧電材料の他の例は、ポリ塩化ビニリデン(PVDC:polyvinylidene chloride)ホモポリマーおよびコポリマー、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE:polytetrafluoroethylene)ホモポリマーおよびコポリマー、臭化ジイソプロピルアンモニウム(DIPAB:diisopropylammonium bromide)を含む。
動作時に、超音波送信機16は、超音波パルスを生成し、放射することができる。パルスは、視覚ディスプレイ4の層を通って、画像表示面13に向かって進行し、画像表示面13を通り抜けることができる。画像表示面13上に位置決めされるか、または存在する物体40が超音波エネルギーのある量を透過または吸収することができ、一方、物体40によって透過または吸収されない超音波は、画像表示面13およびデバイス1の他の層を通して、超音波受信機22(別名、「検出器」)に戻るように反射される場合がある。たとえば、画像表示面13の表面上に指40が置かれるとき、指40の皮膚紋理が画像表示面13と接触し、一方、指40の皮膚紋理間に谷間が存在する場所では、空気が画像表示面13と接触する。超音波送信機16からの超音波が、指40が存在する画像表示面13の表面に達するとき、超音波エネルギーの一部は、指40の紋理が画像表示面13と接触する場所では、指の中に入ることができ、紋理が画像表示面13と接触しない場所(すなわち、指40の谷間)では、実質的に反射する。反射された超音波エネルギーは、画像表示面13を通って受信機22まで進み、受信機において、反射された超音波エネルギーが検出される。反射された超音波エネルギーを検出する受信機22のエリアと、反射された超音波エネルギーを検出しないエリアとを識別することによって、指紋に対応するデータセットを作成することができる。そのデータセットは、指紋の画像を作成するために用いることができるか、または一致するものが存在するか否かを判断するための他のデータセットと比較することができる。ユーザが、画像表示面13上に複数の指、手のひら、または他の物体を置く場合には、複数の指紋または他のバイオメトリック特徴が同時に取り込まれる場合があることに留意されたい。
図2は、超音波センサシステム43の一例を表すハイレベルブロック図である。図示される要素のうちの多くは、制御電子回路の一部を形成することができる。センサコントローラ46は、センサシステム43の種々の態様、数ある中でも、たとえば、(a)超音波送信機タイミングおよび励起波形、(b)超音波受信機およびピクセル回路のためのバイアス電圧、(c)ピクセルアドレッシング、(d)信号フィルタリングおよび変換、ならびに(e)読み出しフレームレートを制御するように構成される制御ユニット49を含むことができる。センサコントローラ46は、超音波センサアレイ7からデータを受信し、そのデータを、画像表示面13上に存在する物体に対応する画像データに翻訳するか、またはさらなる処理のためにデータをフォーマットするデータプロセッサ52も含むことができる。
制御ユニット49は、送信機(Tx)ドライバ55に超音波送信機16を励起させ、平面超音波を生成させるために、一定の間隔でTx励起信号をTxドライバ55に送ることができる。制御ユニット49は、受信機バイアス電極にバイアスをかけ、ピクセル回路によって音響信号検出をゲーティングできるようにするために、受信機(Rx)バイアスドライバ58を通してレベル選択入力信号を送ることができる。デマルチプレクサ61を用いてゲートドライバ64をオンおよびオフに切り替えることができ、それにより、センサピクセル回路の特定の行または列が、センサアレイ7のピクセル入力電極34のアレイから出力信号を与える。センサアレイ7からの出力信号は、電荷増幅器67、フィルタ70(RCフィルタまたはアンチエイリアシングフィルタなど)、デジタイザ73を通して、データプロセッサ52に送ることができる。超音波センサシステム43の一部はTFTパネル76に含まれる場合があり、他の部分は関連する集積回路内に含まれる場合があることに留意されたい。
視覚ディスプレイ4は、OLED、LCD、放射、反射、透過、半透過、干渉計、またはマイクロシャッタ技術を利用するディスプレイを含む、数多くのタイプにおいて提供される。視覚ディスプレイ4は、複数の構成要素を含むことができる(図6〜図9を参照)。視覚ディスプレイ4のタイプによるが、これらの構成要素は、画像表示面13と、1つまたは複数の偏光子79と、カラーフィルタガラス82と、液晶材料層85と、ディスプレイTFT88と、TFTが位置決めされる基板と、視覚ディスプレイ4の一方の側から別の側に光を分配し、ユーザに画像を提供するために光の方向を変更するように構成される光導波路91と、バックライト向上フィルム94(BEF:backlight enhancement film)と、修正プリズムフィルム(modified prism film)(たとえば、プリズムアップ(prisms up)もしくはプリズムダウン(prisms down)、丸みを帯びた先端部および/または谷部を備えるプリズム、修正プリズム角)と、拡散シート97とを含むことができる。光導波路91は平面形またはくさび形とすることができる。光導波路91は、1つまたは複数のLEDまたは冷陰極蛍光ライト(CCFL)を含むことができる1つまたは複数のエッジ光源または背面ライトアレイに関連付けることができる。光導波路は、TIR(内部全反射)を介して実効的な光変向を助長するようにくさび形とすることができる。光をディスプレイピクセルに向け、かつ光の不要な放射が導波路の背面を通り抜けるのを防ぐために、白色塗料、金属、または多層誘電体のコーティングもしくは部分コーティングのような底部反射板が、平面形またはくさび形導波路上に含まれる場合がある。ディスプレイ構成要素の材料および位置決めを注意深く選択することによって、超音波は実効的に視覚ディスプレイ4を通り抜けることができる。
超音波センサによって、情報を収集できるようになる。詳細には、超音波センサアレイは小型の個別ユニットとして製造することができ、個別ユニットは異なるサイズに作製することができ、そのようなアレイは、指40の皮膚紋理表面の隆起部または谷部のような非常に小さな特徴部を検出することができる。超音波センサアレイ7が視覚ディスプレイ4の画像提供エリアの一部(図3Aを参照)またはすべて(図4を参照)を実効的に覆うように、超音波センサアレイ7を適切な大きさにし、視覚ディスプレイ構成要素上に位置決めすることができる。
図3Bは、図3Aに示される視覚ディスプレイ4の超音波センサアレイ7に関連付けられる検知エリア100と、画像提供エリア103との相対的な位置決めおよびサイズを示す平面図を表す。検知エリア100によって、視覚ディスプレイ4の表面付近の、または表面上の物体についての情報を収集できるようになる。図3Bは、長さLおよび幅Wを有する検知エリア100を表す。また、図3Bは、視覚ディスプレイ4が画像を提供することができる画像提供エリア103の長さLおよび幅Wも特定する。図3Aおよび図3Bに示される実施形態では、検知エリア100の面積(L×W)は、画像提供エリア103の面積(L×W)より小さい。図4に示される実施形態では、検知エリア100は画像提供エリア103と実質的に同じサイズである。
代替的には、超音波センサアレイ7は、検知エリア100が視覚ディスプレイ4の1つまたは複数のエッジを越えて延在するようなサイズにすることができ(図5Aを参照)、この構成は、画像提供エリア103付近の領域を、超音波センサアレイ7を介してユーザから情報を収集し、および/または命令を受信するために利用できるようにする機会をもたらす。たとえば、画像提供エリア103内に制御アイコンを位置決めし、ユーザがバイオメトリック情報(たとえば、指紋)および/または視覚ディスプレイ4に関連付けられるデバイス(たとえば、携帯電話)への所定の制御命令を与えることができる場所を識別するために用いることができる。超音波センサアレイ7は、接着剤によって視覚ディスプレイ4の背面構成要素に取り付けることができ、そのような接着剤は、樹脂、エポキシ、アクリル、ポリウレタン、ポリマー結合層、感圧接着剤、または、膠から形成される接着剤とすることができる。
図5Bは、超音波検知エリア100が画像提供エリア103より小さいが、検知エリア100が画像提供エリア103のエッジを越えて延在するように、検知エリア100がオフセットされる、さらなる実施形態を示す。このようにして、図3Aおよび図5Aに示される実施形態の利点を理解することができる。いくつかの実施態様では、検知エリア100は、1つまたは複数の側において画像提供エリア103と重なり合うことができる。
検知エリア100および/または画像提供エリア103は長方形である必要はないことに留意されたい。他の形状も可能である。さらに、検知エリア100および画像提供エリア103の相対的なサイズ、ならびにそれらのエリア100、103の位置決めに関して先に確認された概念は、それでも、長方形以外の形状を有するエリア100、103の場合にも適用可能である。
超音波センサアレイ7を用いて指紋を収集するとき、白抜きの四角、塗りつぶしの長方形、または指先の粗い画像のようなアイコンを用いて、ユーザの皮膚紋理表面の画像を収集するために指40を置く時点および視覚ディスプレイ4の画像表示面13上の場所をユーザに指示することができる。適切な時点で視覚ディスプレイ4上にアイコンを表示することによって、視覚ディスプレイ4の一部に指40を押し付けるようにユーザに指示することができる。超音波センサアレイ7が画像提供エリア103と実質的に同じサイズである構成では(図4)、アイコンまたは他の位置指示グラフィックもしくはテキストを、画像提供エリア103上のどこにでも表示することができる。センサアレイ7が視覚ディスプレイ4より小さい構成では(図3)、ユーザの皮膚紋理表面の画像を取り込むことができるように、アイコン、グラフィックまたは文字を超音波センサアレイ7の能動エリアの上方に表示することができる。ユーザの指紋が取り込まれた後に、アイコンは画像提供エリア103から消去することができる。指40を離してもよいことをユーザに気づかせるために、テキストコマンド、可聴コマンド、画像提供エリア103を介して与えられる視覚的特徴、触覚反応、または他の適切な通知をユーザに与えることができる。
視覚ディスプレイ4と結合されるとき、超音波センサアレイ7を用いて、視覚ディスプレイ4の画像表示面13と接触する物体を検出することができる。そのような物体は指40またはスタイラスを含むことができる。結果として、視覚ディスプレイ4を介してアイコンを表示することができ、その後、ユーザは、アイコンのエリア内の画像表示面13を軽く押すか、またはタッピングする(指40またはスタイラスによる)ことによって、そのアイコンを選択することができる。そのように押すこと、またはタッピングすることは、超音波センサアレイ7によって(超音波送信機による超音波の生成を伴って、または伴うことはなく)検出することができ、その検出を用いて、機能を開始することができるか、または別の動作を行わせることができる。
ピクセル入力電極34のサイズおよび間隔は、所望の解像度を与えるように選択することができる。このようにして、超音波センサアレイ7の構成は、高い解像度、中程度の解像度、または低い解像度を与えるように製造することができる。それゆえ、類似の解像度、または異なる解像度を有する視覚ディスプレイ4および超音波センサアレイ7を選択することができる。いくつかの実施態様では、解像度は、超音波センサアレイ7から画像情報を取り込むときに、特定の行および列を選択することによって、または1つおきの行および列のような特定の行および列を省くことによって電子工学的に設定することができる。
いくつかの構成では、超音波センサアレイ7は、バックライト106と、視覚ディスプレイ4の底部偏光子79との間に(図6を参照)、または視覚ディスプレイ4を構成する構成要素スタック内のより上位の構成要素との間に位置決めすることができる。たとえば、超音波センサアレイ7は、ディスプレイTFT88に取り付けることができる(図3A、図4および図5Aを参照)。超音波センサレイ7がこの位置に位置するとき、超音波センサアレイ7は、バックライト106から生じる光を部分的に遮断する場合があるが、バックライト106から放射され、視覚ディスプレイ4を通り抜ける光透過の損失は最小限に抑えることができる。たとえば、超音波センサアレイ7は、実質的に透明なガラスまたはプラスチックのような、透明基板上に作製することができる。基板上に形成される薄膜トランジスタ(TFT,thin−film transistor)は、インジウム−ガリウム酸化亜鉛(IGZO,indium−gallium zinc oxide)、薄い非晶質もしくは多結晶シリコンのような、適度に透明な半導体層から形成することができる。金属相互接続のために多くの場合に用いられる金属層は細く、そして構成によっては、疎らにすることができ、それにより、光の透過を遮断するのを最小限にする。代替的には、酸化インジウムスズ(ITO,indium−tin−oxide)または酸化インジウム亜鉛(IZO,indium−zinc−oxide)のような透明導電性材料を、TFT回路間の電気的相互接続のために用いることができる。超音波センサアレイ7が視覚ディスプレイ4全体を横切る構成では、バックライト106からの光放射は、超音波センサアレイ7を含むことに起因する何らかの損失を補償するように増加させることができる。超音波センサアレイ7が単に画像提供エリア103の一部を横切るにすぎない構成では、バックライト106は、その部分においてより多くの光を放射するように構成することができる。代替的には、画像提供エリア103から光を実質的に均一に透過できるようにするために、バックライト106と、視覚ディスプレイ4の他の構成要素との間に位置決めされる超音波センサアレイ7の周囲にわずかに吸収性のフィルタ層を位置決めすることができる。いくつかの実施態様では、センサアレイ7の遮断する領域下に局所的に反射機構を配置して、光を反射してバックライトの中に戻し、それにより、光がリサイクルされ、センサアレイ7の遮断されない領域において再放射されるようにすることができる。これらの構成によれば、超音波センサアレイからの超音波エネルギーが、各層からの反射を最小限に抑えながら視覚ディスプレイ4を構成する層を横切ることができるようになり、それにより、バックライトの効率を実質的に保持しながら、たとえば、大幅に異なる音響インピーダンスを有する層間で生じる可能性がある反射のある量を回避できるようになる場合がある。
図7は、平面導光バックライトを有する視覚ディスプレイ4の断面図を示しており、超音波センサアレイ7がバックライト106の全体または一部の後方に位置決めされている。平面導光バックライト106は、視覚ディスプレイ4の1つまたは複数の側面付近に光源109を有する。光源109は、冷陰極蛍光ライト(CCFL,cold−cathode fluorescent light)、1つまたは複数の白色LEDのアレイ、多色LED(たとえば、赤色、緑色および青色)のアレイ、または他の適切な発光体を含むことができる。バックライト106の光導波路91は、導波路91の背面上に選択的に配置される白色材料のドット112を有することができ、それにより、導波路91を通って進行する光が、白色ドット112に衝当し、画像提供エリア103に向かって上方に反射される。ドットに衝当しない光は、光導波路91内を進行し続けることができ、ドットに衝当するまで、内部全反射(TIR,total internal reflection)によって導波路91の上面および底面から反射される。ドット112は、エッジ照明型バックライト106から光の実質的に均一の放射を提供するように、面密度およびサイズを変更しながら位置決めすることができる。代替的には、光導波路91は、小さなファセットのような、ガラスの中に形成される光変向機構を有することができる。ファセットは、円形、正方形または長方形とすることができ、光導波路91に沿って進行している光の向きを画像提供エリア103に向かって変更するために湾曲した側壁、または角度をなす側壁を備える。ファセットは、たとえば、角度をなすか、または湾曲した側壁と、平坦な底面とを備える切頭円錐とすることができる。ファセット側壁は、反射率をさらに高めるために、パターニングされた薄い金属層でコーティングすることができる。ファセットは、金属、接着剤またはポリマーのような固体材料で充填することができ、それにより、損失を最小限に抑えながら、超音波センサアレイ7からの音響エネルギーを透過できるようにする。ファセットは、バックライト106から実質的に均一の放射を提供するように、面密度またはサイズを変更しながら選択的に形成することができる。
図7に示される構成と同様の構成に関して、視覚ディスプレイ4のバックライト106および他の構成要素を通して画像表示面13に向かう音響波のより均一の透過を促進するように、構成要素内または構成要素間の空所または間隙は最小限に抑えられるべきであることに留意されたい。望ましくない反射を最小限に抑えるために、接着剤を用いて、超音波センサアレイ7を光変向バックライト106に取り付けることができ、光変向バックライト106を視覚ディスプレイ4の他の構成要素に取り付けることができる。接着剤は、最小の空所および遮断を有し、視覚ディスプレイ4の構成要素と音響的に一致するように選択することができる。平坦なバックライト106のTIR特性を保持するために、光変向バックライト106の上下の主面に低屈折率層(図示せず)を取り付けることができる。
図8は、平坦なバックライト106と、バックライト106の後方に位置決めされる超音波センサアレイ7とを有する視覚ディスプレイ4の断面図を示す。図3A〜図5Bに関して先に説明されたように、超音波センサアレイ7は、視覚ディスプレイ4の一部または全体の後方に位置決めすることができ、構成によっては、視覚ディスプレイ4の1つまたは複数のエッジを越えて延在することができる。バックライト106からLCDディスプレイ4の能動エリアを通して光の均一な分布を達成するために、視覚ディスプレイ4のバックライト106と他の構成要素との間に、拡散板97および輝度向上フィルム94(BEF)からなる1つまたは複数の層を位置決めすることができる。従来、これらのBEFおよび拡散板層94、97は、接着剤を用いることなく互いに積重される個々のシートを含む。その場合に、これらの緩く積重された層は空隙および空所を有する場合があり、それらの空隙および空所が、高周波音響エネルギーが視覚ディスプレイ4を透過するのを制限する。音響的な透過を改善するために、BEFおよび拡散板層94、97は、視覚ディスプレイ4に設置される前に、互いに結合または積層することができる。従来の輝度向上フィルム94はフィルムの表面上に形成される複数の小さなプリズム機構を含み、バックライト106からの光の分布を制御するためにエアインターフェースを当てにするので、接着剤を含むには、空気に比べて結合接着剤の屈折率が高いことを考慮するために、任意のレンズ機構またはプリズム機構(たとえば、先鋭化されたピラミッド形の点)の1つまたは複数の含まれる角度が緩くされることを必要とする場合がある。
図9は、くさび形バックライト106と、バックライト106の後方に位置決めされる超音波センサアレイ7とを有する視覚ディスプレイ4の断面図を示す。くさび形バックライト106によれば、TIR成功の判定基準が満たされなくなるまで、光導波路91に沿って進行する光が上面および底面から内部反射できるようになり、判定基準が満たされなくなった時点で、光が導波路91を出る。くさびの角度は、一般的に、バックライト106からの光の均一の放射を達成するように選択される。超音波センサアレイ7を収容するために、光導波路91の1つの主面は明白に反射性にすることができ、たとえば、白色塗料でコーティングすることができるか、または薄い金属層を用いて反射性にすることができる。光導波路91の他方の主面(発光表面)は、TIRの広がりを制御するために低屈折率膜で覆うことができ、導波路91の角度は、導波路91にわたって光を拡散させるように制御することができる。
光変向くさび形バックライト106は、物体40の存在によって画像表示面13において反射される超音波が、広がりながら遅延するようにして超音波受信機22に到達するという利点を有することができる。ピクセル入力電極34のアレイの1つのラインは、ピクセル入力電極34のアレイの隣接するラインとはわずかに異なる時点において、反射された超音波信号を受信することになる。電荷を読み出す前に電荷減衰を補償するために、いくつかの既存の超音波システムは、ピクセル入力電極34上の電荷をリフレッシュするために、超音波送信機16を何度も起動する必要があるので、これは有利である可能性がある。電荷が減衰する前に、ピクセル入力電極34上の電荷が読み出されない場合には、照射時に別の試みがなされなければならない。くさび形構成によれば、反射された超音波エネルギー波は、ピクセル入力電極34の先行する行の直後に、ピクセル入力電極34の特定の行に到達することになる。これは、単一の照射パルスまたは波の間により多くのライン読み出しイベントを可能にし、超音波センサアレイ7の電力消費量を低減することができる。
指40が存在する画像表示面13の表面と平行でないように超音波センサアレイ7を位置決めする利点を達成するために、くさび形バックライト106は必要でないことに留意されたい。検知エリア100は、画像表示面13の表面に対して他の手段によって角度を付けられる場合がある。たとえば、視覚ディスプレイ4の画像表示面13に対してある角度で超音波センサアレイ7を位置決めするために、超音波センサアレイ7と視覚ディスプレイ4(またはその構成要素)との間にくさび材料を挿入することができる。
いくつかの実施形態では、視覚ディスプレイ4の構成要素間および構成要素内の間隙および空所を、理想的には、高い光学的透過を有し(たとえば、実質的に透明であり)、たとえば、1.5MRayl〜15MRayl範囲の音響インピーダンスを有し、低い光学屈折率(たとえば、1.25〜1.6)を有し、バブルまたは空所の数が少なく、経時的に、および所望の温度範囲にわたって安定している材料で充填することができる。このようにして、そうでなければ空気を含むことになっていた隙間は、代わりに、大量の超音波エネルギーが反射する可能性が低い物質を含む。これらの目的を果たすのに適している場合がある材料は、先に特定されたような、数多くのタイプの接着剤を含むことができる。たとえば、視覚ディスプレイ4内の構成要素層内、および構成要素層間において通常見られる空隙は、超音波センサアレイ7によって使用される超音波エネルギーの反射を最小化または解消するために、構成要素層に類似の音響特性を有する音響透過性材料で充填することができる。たとえば、光学用透明樹脂(OCR,optically clear resin)、光学用透明接着剤(OCA,optically clear adhesive)、エポキシ、シリコーンゲル、ポリウレタンおよびアクリルが、この目的を果たすために用いられる場合がある音響透過材料である。
超音波を用いて機能するセンサアレイ7の場合、ディスプレイスタックを通して伝搬するのを容易にするために、空隙を充填するために、音響的に一致する結合材料および/または透過媒体が必要とされる場合があるか、または機械的に安定させるために、構成要素のスタックの層間に音響的に一致する結合材料および/または透過媒体が必要とされる場合があることは認識されたい。この材料は、光路に適合し、光透過に及ぼす影響を最小限にするように選択されるべきである。たとえば、エポキシ、感圧接着剤(PSA)、OCAまたはOCRのような接着剤を用いて、光の損失を最小限に抑えながら、層を機械的に、音響的に、かつ光学的に結合することができる。これらの層は、たとえば、減圧積層、熱間圧延積層、冷間圧延積層、熱間圧縮、冷間圧縮、または他の適切な結合技法によって被着することができる。空所および空隙を最小限に抑えることは、良好な光学的透過のために重要であり、良好な音響的透過にとって不可欠である。これらの方法は、超音波センサアレイ7をディスプレイスタックに取り付けるために用いることもできる。
ここで、超音波センサアレイ7が視覚ディスプレイ4と結合することを、視覚ディスプレイ4を製造する際に都合の良い段階において実行できることは認識されよう。たとえば、超音波センサアレイ7は、視覚ディスプレイ4の製造が完了した後に、またはバックライト106または光導波路91を取り付ける直前のような、製造プロセスのステップ間で視覚ディスプレイ4に結合することができる。その場合に、超音波センサアレイ7を視覚ディスプレイ4と組み合わせることは、視覚ディスプレイ4の製造プロセスをほとんど、またはまったく中断することなく成し遂げることができる。
上記のデバイス1のうちの1つまたは複数を超音波検知のためのデバイス、装置、またはシステムにおいて実現することができる。さらに、説明された実施態様は、限定はしないが、モバイル電話、マルチメディアインターネットによって使用できる携帯電話、モバイルテレビ受像機、ワイヤレスデバイス、スマートフォン、Bluetooth(登録商標)デバイス、パーソナルデータアシスタント(PDA,personal data assistant)、ワイヤレス電子メール受信機、ハンドヘルドコンピュータまたはポータブルコンピュータ、ネットブック、ノートブック、スマートブック、タブレット、プリンタ、複写機、スキャナ、ファクシミリデバイス、全地球測位システム(GPS,global positioning system)受信機/ナビゲータ、カメラ、デジタルメディアプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カムコーダ、ゲームコンソール、腕時計、時計、計算機、テレビモニタ、フラットパネルディスプレイ、電子読取りデバイス(たとえば、電子リーダー)、コンピュータモニタ、自動車用ディスプレイ(走行距離計ディスプレイおよび速度計ディスプレイなどを含む)、コックピット制御機器および/またはディスプレイ、カメラ視野ディスプレイ(車両における後方視野カメラの表示など)、電子写真、街頭ビジョンまたは電子看板、映写機、建築構造、電子レンジ、冷蔵庫、ステレオシステム、カセットレコーダまたはプレーヤ、DVDプレーヤ、CDプレーヤ、VCR、ラジオ、ポータブルメモリチップ、洗濯機、乾燥機、洗濯/乾燥機、駐車メータ、パッケージ構造(微小電気機械システム(MEMS,microelectromechanical system)アプリケーションを含む電気機械システム(EMS,electromechanical system)、ならびに非EMSアプリケーションにおけるものなど)、美的構造(たとえば、宝石または洋服への画像の表示)、ならびに様々なEMSデバイスなどの様々な電子デバイスに含まれる場合があるか、またはそれらの電子デバイスに関連付けられる場合があると考えられる。
図10は、モバイルデバイス1500の特定の例示的な実施形態のブロック図である。モバイルデバイス1500は、メモリ1532に結合される、デジタルシグナルプロセッサ(DSP,digital signal processor)などのプロセッサ1510を含む。例示では、プロセッサ1510は、メモリ1532のような、コンピュータ可読媒体上に記憶することができる画像処理ロジック1564を含む。プロセッサ1510が処理ロジック1564を実行するようにプログラムされるとき、デバイス1500は、取り込まれた画像の画像特徴を識別することができる。プロセッサ1510は、モバイルデバイス1500に割り当てられる種々のタスクを実行するように動作可能とすることができる。特定の実施形態では、メモリ1532は、命令1560を含む非一時的コンピュータ可読媒体である。プロセッサ1510は、メモリ1532に記憶された命令1560を実行し、モバイルデバイスに割り当てられたタスクを実行するように構成することができる。別の例示では、メモリ1532はカメラ1570によって取り込まれた画像を記憶することができる。
図10はまた、プロセッサ1510および視覚ディスプレイ1528に結合されるディスプレイコントローラ1526を示す。視覚ディスプレイ1528は、図3A〜図8に示されるディスプレイのうちのいずれかに対応することができる。視覚ディスプレイ1528は、図3A〜図8の視覚ディスプレイと同様に、タッチスクリーンとすることができる。コーダ/デコーダ(コーデック)1534も、プロセッサ1510に結合することができる。スピーカ1536およびマイクロフォン1538は、コーデック1534に結合することができる。特定の実施形態では、マイクロフォン1538は、音声信号を取り込むように構成することができる。マイクロフォン1538は、カメラ1570が映像を取り込む間に、音声信号を取り込むように構成することもできる。
図10は、ワイヤレスコントローラ1540が、プロセッサ1510およびアンテナ1542に結合できることも示す。特定の実施形態では、プロセッサ1510、ディスプレイコントローラ1526、メモリ1532、コーデック1534、およびワイヤレスコントローラ1540は、システムインパッケージデバイスまたはシステムオンチップ(「SoC」)デバイス1522に含まれる。特定の実施形態では、入力デバイス1530および電源1544はSoCデバイス1522に結合される。特定の実施形態では、図10に示されるように、視覚ディスプレイ1528、入力デバイス1530、スピーカ1536、マイクロフォン1538、アンテナ1542、電源1544およびカメラ1570は、SoCデバイス1522の外部にある。しかしながら、視覚ディスプレイ1528、入力デバイス1530、スピーカ1536、マイクロフォン1538、アンテナ1542、電源1544、およびカメラ1570の各々は、インターフェースまたはコントローラなどの、SoCデバイス1522の構成要素に結合することができる。
ここで、一実施形態が、(a)画像を表示するための手段と、(b)表示手段の背面構成要素に取り付けられる超音波を用いて物体を検出するための手段とを有する、デバイス1の形をとること場合があることは認識されよう。また、一実施形態が、プロセッサ1510に(a)視覚ディスプレイを介して画像を表示することと、(b)視覚ディスプレイの背面構成要素に取り付けられる超音波センサアレイを介して物体を検出することとを含む、動作を実行させるために、プロセッサ1510によって実行可能である命令1560を記憶するコンピュータ可読媒体の形をとることができる。図11は、これらの動作を表す流れ図である。
本明細書において実施形態が説明されてきたが、本発明はそのような実施形態には限定されない。本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、本発明の他の実施形態を行うことができることは理解されたい。それゆえ、本発明は、添付の特許請求の範囲およびその妥当な解釈によってのみ制限されると見なされる。
4 視覚ディスプレイ
7 超音波センサアレイ
13 撮像面
16 超音波送信機
19 TFT基板
22 超音波受信機、検出器
25 圧電送信機層
28 第1の送信機電極
31 第2の送信機電極
32 受信機バイアス電極
34 ピクセル入力電極のアレイ
37 圧電受信機層
40 指、物体
43 超音波センサシステム
46 センサコントローラ
49 制御ユニット
52 データプロセッサ
55 送信機(Tx)ドライバ
58 受信機(Rx)バイアスドライバ
61 デマルチプレクサ
64 ゲートドライバ
67 電荷増幅器
70 フィルタ
73 デジタイザ
76 TFTパネル
79 偏光子
82 カラーフィルタガラス
85 液晶材料層
88 ディスプレイTFT
91 光導波路
94 バックライト向上フィルム、輝度向上フィルム
97 拡散シート
100 検知エリア
103 画像提供エリア
106 バックライト
109 光源
112 ドット
1500 モバイルデバイス
1510 プロセッサ
1522 システムインパッケージデバイスまたはシステムオンチップ(「SoC」)デバイス
1526 ディスプレイコントローラ
1528 視覚ディスプレイ
1530 入力デバイス
1532 メモリ
1534 コーダ/デコーダ(コーデック)
1536 スピーカ
1538 マイクロフォン
1540 ワイヤレスコントローラ
1542 アンテナ
1544 電源
1560 命令
1564 画像処理ロジック
1570 カメラ

Claims (54)

  1. 画像を提供することができる視覚ディスプレイと、
    前記視覚ディスプレイの背面構成要素に取り付けられる超音波エリアアレイセンサとを備える、ディスプレイデバイス。
  2. 前記背面構成要素がバックライトである、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記超音波エリアアレイセンサが、前記ディスプレイデバイスの画像表示面から最も離れている前記バックライトの表面に取り付けられる、請求項2に記載のデバイス。
  4. 前記超音波エリアアレイセンサが、前記ディスプレイデバイスの画像表示面に最も近い前記バックライトの表面に取り付けられる、請求項2に記載のデバイス。
  5. 前記背面構成要素が光導波路である、請求項1に記載のデバイス。
  6. 前記光導波路が平坦形またはくさび形である、請求項5に記載のデバイス。
  7. 前記超音波エリアアレイセンサが、前記超音波エリアアレイセンサの検知エリアが前記視覚ディスプレイの画像表示面に対して角度をなすように取り付けられる、請求項1に記載のデバイス。
  8. 前記超音波エリアアレイセンサが検知エリアを有し、前記視覚ディスプレイが画像提供エリアを有し、前記検知エリアが前記画像提供エリアより小さい、請求項1に記載のデバイス。
  9. 前記超音波エリアアレイセンサが検知エリアを有し、前記視覚ディスプレイが画像提供エリアを有し、前記検知エリアが前記画像提供エリアと実質的に同じサイズである、請求項1に記載のデバイス。
  10. 前記超音波エリアアレイセンサが検知エリアを有し、前記視覚ディスプレイが画像提供エリアを有し、前記検知エリアが前記画像提供エリアより大きい、請求項1に記載のデバイス。
  11. 前記超音波エリアアレイセンサが検知エリアを有し、前記視覚ディスプレイが画像提供エリアを有し、前記検知エリアが前記画像提供エリアの少なくとも1つのエッジと重なり合う、請求項1に記載のデバイス。
  12. 前記視覚ディスプレイが、画像を生成するための液晶材料、有機発光ダイオード、1つまたは複数のLED、または少なくとも1つの冷陰極蛍光ランプを含む、請求項1に記載のデバイス。
  13. 前記視覚ディスプレイが、光変向機構を備える光導波路を含む、請求項1に記載のデバイス。
  14. 前記光変向機構が、前記超音波エリアアレイセンサによって放射された超音波エネルギーを透過できるようにする非ガス材料で充填される、請求項13に記載のデバイス。
  15. 前記非ガス材料が約1.5MRayl〜約15MRaylの音響インピーダンスを有する、請求項14に記載のデバイス。
  16. 前記視覚ディスプレイが、音響透過性材料で互いに結合される1つまたは複数の構成要素層を備える、請求項1に記載のデバイス。
  17. 前記視覚ディスプレイが、前記少なくとも1つの構成要素層の隙間を充填する音響透過性材料を有する少なくとも1つの構成要素層を備える、請求項1に記載のデバイス。
  18. 前記超音波エリアアレイセンサが、前記視覚ディスプレイのバックライトとディスプレイTFTとの間に位置決めされる、請求項1に記載のデバイス。
  19. 画像を表示するための手段と、
    前記画像を表示するための手段の背面構成要素に取り付けられる超音波エリアアレイセンサを用いて物体を検出するための手段とを備える、デバイス。
  20. 前記背面構成要素がバックライトである、請求項19に記載のデバイス。
  21. 前記物体を検出するための手段が、前記画像を表示するための手段の画像表示面から最も離れている前記バックライトの表面に取り付けられる、請求項20に記載のデバイス。
  22. 前記物体を検出するための手段が、前記画像を表示するための手段の画像表示面に最も近い前記バックライトの表面に取り付けられる、請求項20に記載のデバイス。
  23. 前記背面構成要素が光導波路である、請求項19に記載のデバイス。
  24. 前記光導波路が平坦形またはくさび形である、請求項23に記載のデバイス。
  25. 前記超音波エリアアレイセンサが、前記超音波エリアアレイセンサの検知エリアが前記表示するための手段の画像表示面に対して角度をなすように取り付けられる、請求項19に記載のデバイス。
  26. 前記超音波エリアアレイセンサが検知エリアを有し、前記画像を表示するための手段が画像提供エリアを有し、前記検知エリアが前記画像提供エリアより小さい、請求項19に記載のデバイス。
  27. 前記超音波エリアアレイセンサが検知エリアを有し、前記画像を表示するための手段が画像提供エリアを有し、前記検知エリアが前記画像提供エリアと実質的に同じサイズである、請求項19に記載のデバイス。
  28. 前記超音波エリアアレイセンサが検知エリアを有し、前記画像を表示するための手段が画像提供エリアを有し、前記検知エリアが前記画像提供エリアより大きい、請求項19に記載のデバイス。
  29. 前記超音波エリアアレイセンサが検知エリアを有し、前記画像を表示するための手段が画像提供エリアを有し、前記検知エリアが前記画像提供エリアの少なくとも1つのエッジと重なり合う、請求項19に記載のデバイス。
  30. 前記画像を表示するための手段が、画像を生成するための液晶材料、有機発光ダイオード、1つまたは複数のLED、または少なくとも1つの冷陰極蛍光ランプを含む、請求項19に記載のデバイス。
  31. 前記画像を表示するための手段が、光変向機構を備える導波路を含む、請求項19に記載のデバイス。
  32. 前記光変向機構が、前記超音波エリアアレイセンサからの音響エネルギーを透過できるようにする非ガス材料で充填される、請求項31に記載のデバイス。
  33. 前記画像を表示するための手段が、音響透過性材料で互いに結合される1つまたは複数の構成要素層を備える、請求項19に記載のデバイス。
  34. 前記画像を表示するための手段が、前記少なくとも1つの構成要素層の隙間を充填する音響透過性材料を有する少なくとも1つの構成要素層を備える、請求項19に記載のデバイス。
  35. 前記背面構成要素がバックライトである、請求項19に記載のデバイス。
  36. 前記物体を検出するための手段が、視覚ディスプレイのバックライトとディスプレイTFTとの間に位置決めされる、請求項19に記載のデバイス。
  37. プロセッサに動作を実行させるために前記プロセッサによって実行可能である命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記動作が、
    視覚ディスプレイを介して画像を表示することと、
    前記視覚ディスプレイの背面構成要素に取り付けられる超音波エリアアレイセンサを介して物体を検出することとを含む、コンピュータ可読媒体。
  38. 前記背面構成要素がバックライトである、請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
  39. 前記超音波エリアアレイセンサが、前記視覚ディスプレイの画像表示面から最も離れている前記バックライトの表面に取り付けられる、請求項38に記載のコンピュータ可読媒体。
  40. 前記超音波エリアアレイセンサが、前記視覚ディスプレイの画像表示面に最も近い前記バックライトの表面に取り付けられる、請求項38に記載のコンピュータ可読媒体。
  41. 前記背面構成要素が光導波路である、請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
  42. 前記光導波路が平坦形またはくさび形である、請求項41に記載のコンピュータ可読媒体。
  43. 前記超音波エリアアレイセンサが、前記超音波エリアアレイセンサの検知エリアが前記視覚ディスプレイの画像表示面に対して角度をなすように取り付けられる、請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
  44. 前記超音波エリアアレイセンサが検知エリアを有し、前記視覚ディスプレイが画像提供エリアを有し、前記検知エリアが前記画像提供エリアより小さい、請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
  45. 前記超音波エリアアレイセンサが検知エリアを有し、前記視覚ディスプレイが画像提供エリアを有し、前記検知エリアが前記画像提供エリアと実質的に同じサイズである、請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
  46. 前記超音波エリアアレイセンサが検知エリアを有し、前記視覚ディスプレイが画像提供エリアを有し、前記検知エリアが前記画像提供エリアより大きい、請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
  47. 前記超音波エリアアレイセンサが検知エリアを有し、前記視覚ディスプレイが画像提供エリアを有し、前記検知エリアが前記画像提供エリアの少なくとも1つのエッジと重なり合う、請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
  48. 前記視覚ディスプレイが、画像を生成するための液晶材料、有機発光ダイオード、1つまたは複数のLED、または少なくとも1つの冷陰極蛍光ランプを含む、請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
  49. 前記視覚ディスプレイが、光変向機構を備える光導波路を含む、請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
  50. 前記光変向機構が、前記超音波エリアアレイセンサからの音響エネルギーを透過できるようにする非ガス材料で充填される、請求項49に記載のコンピュータ可読媒体。
  51. 前記視覚ディスプレイが、音響透過性材料で互いに結合される1つまたは複数の構成要素層を備える、請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
  52. 前記視覚ディスプレイが、前記少なくとも1つの構成要素層の隙間を充填する音響透過性材料を有する少なくとも1つの構成要素層を備える、請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
  53. 前記背面構成要素がバックライトである、請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
  54. 前記超音波エリアアレイセンサが、前記視覚ディスプレイのバックライトとディスプレイTFTとの間に位置決めされる、請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
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