JP2016519595A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 神経障害に対するある治療法の有効性を判定する方法であって、該方法が、該治療法を施された後、聴覚刺激を与えられた後に取得された脳磁図から脳活動を読み取ることを含み、
   ここで、ベースラインと比較して50および/または100ミリ秒応答の遅延が低下した場合に、該治療法が該神経障害に対して有効であると判定するか、または、
   ベースラインと比較してガンマ周波数帯域における刺激誘発活動が上昇した場合に、該治療法が該神経障害に対して有効であると判定する、方法。
2. 該神経障害が自閉症スペクトラム障害である、請求項１に記載の方法。
3. 該治療法が薬剤候補である、請求項１または２に記載の方法。
4. 該治療法が小分子である、請求項１から３のいずれか一項に記載の方法。
5. 該脳活動が、右半球の脳活動である、請求項１から４のいずれか一項に記載の方法。
6. 該ベースラインが、治療法を施される前、聴覚刺激を与えられた後に取得された脳磁図から読み取られる脳活動である、請求項１から５のいずれか一項に記載の方法。
7. 対象が神経障害に対するある治療法に応答性であるか否かを判定する方法であって、
   該方法が、該治療法を施された後に聴覚刺激を与えられた対象から取得された脳磁図から脳活動を読み取ることを含み、
   ここで、ベースラインと比較して50および/または100ミリ秒応答の遅延が低下した場合に、該対象が該治療法に応答性であると判定するか、または、
   ベースラインと比較してガンマ周波数帯域における刺激誘発活動が上昇した場合に、該対象が該治療法に応答性であると判定する、方法。
8. 該神経障害が自閉症スペクトラム障害である、請求項７に記載の方法。
9. 該治療法が薬剤候補の投与である、請求項７または８に記載の方法。
10. 該治療法が小分子である、請求項７から９のいずれか一項に記載の方法。
11. 該脳活動が、右半球の脳活動である、請求項７から１０のいずれか一項に記載の方法。
12. 該ベースラインが、治療法を施される前に聴覚刺激を与えられた対象から取得された脳磁図から読み取られる脳活動である、請求項７から１１のいずれか一項に記載の方法。