JP2016519530A - 基地局による強化されたアンテナ管理 - Google Patents

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Abstract

少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられた送信アンテナが第2のキャリアによる使用のために指定される(例えば、第1のキャリアがオフにされ、それの対応するアンテナがアイドル状態または非アクティブである場合における)、ノードのための強化されたアンテナ管理が説明される。ノードは、第2のキャリア上の送信効率が高められるように、第1の(非アクティブな)キャリアに関連付けられる組み合わせられた物理アンテナと第2のキャリアに関連付けられる物理アンテナとに基づいて、第2のキャリア上のアンテナポートのセットを使用して、様々な信号(例えば、制御チャネル、PDCCH、データチャネル、PDSCH)および基準信号(例えば、CSI−RS)を送信する。

Description

関連出願の相互参照
[0001] 本願は、2013年4月16日に出願され、「ENHANCED ANTENNA MANAGEMENT BY A BASE STATION」と題された、米国仮特許出願番号第61/812,644号の優先権を主張し、それらの全内容は、参照により本明細書に明示的に組み込まれている。
[0002] 本開示の態様は、一般に、ワイヤレス通信システムに関し、より具体的には、基地局による強化されたアンテナ管理に関する。
[0003] ワイヤレス通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどのような様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることができる多元接続ネットワークであり得る。通常は多元接続ネットワークであるこのようなネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザのための通信をサポートする。このようなネットワークのうちの1つの例は、ユニバーサル地上無線接続ネットワーク(UTRAN)である。UTRANは、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)の一部として定義された無線接続ネットワーク(RAN)であり、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってサポートされる第3世代(3G)モバイル電話技術である。多元接続ネットワークフォーマットの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、および単一キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークを含む。
[0004] ワイヤレス通信ネットワークは、多数のユーザ機器(UE)のための通信をサポートすることができる多数の基地局またはノードBを含み得る。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信し得る。ダウンリンク(すなわち順方向リンク)は、基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(すなわち逆方向リンク)は、UEから基地局への通信リンクを指す。
[0005] 基地局は、UEにダウンリンクでデータおよび制御情報を送信し、および/またはUEからアップリンクでデータおよび制御情報を受信し得る。ダウンリンクでは、基地局からの送信は、隣接する基地局からの、または他のワイヤレス無線周波数(RF)送信機からの、送信に起因する干渉に遭遇し得る。アップリンクでは、UEからの送信は、隣接する基地局と通信する他のUEのアップリンク送信からの、または他のワイヤレスRF送信機からの干渉に遭遇し得る。この干渉は、ダウンリンクおよびアップリンクの両方で性能を劣化させ得る。
[0005] モバイルブロードバンド接続への要求が増加し続けるにつれ、干渉および混雑したネットワークの可能性は、長距離ワイヤレス通信ネットワークにアクセスするより多くのUE、およびコミュニティで展開されるより多くの短距離ワイヤレスシステムを伴って増大する。研究と発展が、モバイルブロードバンド接続への高まる需要を満たすためだけでなく、モバイル通信を用いたユーザの経験を向上および増進させるためにUMTS技術を向上させ続けている。
[0007] 開示の1つの態様では、ワイヤレス通信の方法は、ノードによって、第2のキャリアで使用するために少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられたノードの1つまたは複数の送信アンテナを指定することと、前記第2のキャリア上のアンテナポートのセットを用いて、制御チャネル、データチャネル、または基準信号のうちの少なくとも1つを送信することと、を含み、前記アンテナポートのセットは、前記少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられた前記1つまたは複数の送信アンテナと、前記第2のキャリアために割り当てられたノードの1つまたは複数の送信アンテナとの組み合わせに少なくとも部分的に基づく。
[0008] 開示のさらなる態様では、ワイヤレス通信の方法は、モバイルデバイスにおいて、セルのキャリア上の基準信号と、アンテナポートの第1のセットおよびアンテナポートの第2のセットの構成を受信することと、サブフレームの基準信号のためにアンテナポートの第1のセットまたはアンテナポートの第2のセットのうちの1つの指示を受信することと、サブフレーム内の基準信号のためのアンテナポートの指示されたセットに基づく構成に従って基準信号を処理することと、を含む。
[0009] 開示のさらなる態様では、ワイヤレス通信のために構成された装置は、ノードによって、第2のキャリアで使用するために少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられたノードの1つまたは複数の送信アンテナを指定するための手段と、前記第2のキャリア上のアンテナポートのセットを用いて、制御チャネル、データチャネル、または基準信号のうちの少なくとも1つを送信するための手段と、を含み、前記アンテナのセットは、前記少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられた前記1つまたは複数の送信アンテナと、前記第2のキャリアに割り当てられたノードの1つまたは複数の送信アンテナとの組み合わせに少なくとも部分的に基づく。
[0010] 開示のさらなる態様では、ワイヤレス通信のために構成された装置は、モバイルデバイスにおいて、セルのキャリア上の基準信号と、アンテナポートの第1のセットおよびアンテナポートの第2のセットの構成を受信するための手段と、サブフレームの基準信号のためにアンテナポートの第1のセットまたはアンテナポートの第2のセットのうちの1つの指示を受信するための手段と、サブフレーム内の基準信号のためのアンテナポートの指示されたセットに基づく構成に従って基準信号を処理するための手段と、を含む。
[0011] 本開示のさらなる態様では、コンピュータプログラム製品は、記録されたプログラムコードを有するコンピュータ読取可能媒体を有する。このプログラムコードは、コンピュータに、ノードによって、第2のキャリアで使用するために少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられたノードの1つまたは複数の送信アンテナを指定させるためのコードと、コンピュータに、前記第2のキャリア上のアンテナポートのセットを用いて、制御チャネル、データチャネル、または基準信号のうちの少なくとも1つを送信させるためのコードとを含み、前記アンテナポートのセットは、前記少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられた前記1つまたは複数の送信アンテナと、前記第2のキャリアに割り当てられたノードの1つまたは複数の送信アンテナとの組み合わせに少なくとも部分的に基づく。
[0012] 本開示のさらなる態様では、コンピュータプログラム製品は、記録されたプログラムコードを有するコンピュータ読取可能媒体を有する。このプログラムコードは、コンピュータに、モバイルデバイスにおいて、セルのキャリア上の基準信号と、アンテナポートの第1のセットおよびアンテナポートの第2のセットの構成を受信させるためのコードと、コンピュータに、サブフレームの基準信号のためにアンテナポートの第1のセットまたはアンテナポートの第2のセットのうちの1つの指示を受信させるためのコードと、コンピュータに、サブフレーム内の基準信号のためのアンテナポートの指示されたセットに基づく構成に従って基準信号を処理させるためのコードと、を含む。
[0013] 本開示のさらなる態様では、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを含む。このプロセッサは、ノードによって、第2のキャリアで使用するために少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられたノードの1つまたは複数の送信アンテナを指定することと、前記第2のキャリア上のアンテナポートのセットを用いて、制御チャネル、データチャネル、または基準信号のうちの少なくとも1つを送信することと、を行うように構成され、前記アンテナポートのセットは、前記少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられた前記1つまたは複数の送信アンテナと、前記第2のキャリアに割り当てられたノードの1つまたは複数の送信アンテナとの組み合わせに少なくとも部分的に基づく。
[0014] 本開示のさらなる態様では、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを含む。プロセッサは、モバイルデバイスにおいて、セルのキャリア上の基準信号と、アンテナポートの第1のセットおよびアンテナポートの第2のセットの構成を受信することと、サブフレームの基準信号のためにアンテナポートの第1のセットまたはアンテナポートの第2のセットのうちの1つの指示を受信することと、サブフレーム内の基準信号のためのアンテナポートの指示されたセットに基づく構成に従って基準信号を処理することと、を行うように構成される。
[0015] 図1は、モバイル通信システムの例を図示するブロック図である。 [0016] 図2は、モバイル通信システムにおけるダウンリンクフレーム構造の例を図示するブロック図である。 [0017] 図3は、本開示の1つの態様に従って構成された基地局/eNBおよびUEの設計を図示するブロック図である。 [0018] 図4Aは、2つの異なるキャリアの送信フレームを図示するブロック図である。 図4Bは、2つの異なるキャリアの送信フレームを図示するブロック図である。 図4Cは、2つの異なるキャリアの送信フレームを図示するブロック図である。 [0019] 図5Aは、本開示の1つの態様に従って構成されたワイヤレス通信システムにおける、2つの異なるキャリアの送信フレームを図示するブロック図である。 図5Bは、本開示の1つの態様に従って構成されたワイヤレス通信システムにおける、2つの異なるキャリアの送信フレームを図示するブロック図である。 [0020] 図6は、本開示の1つの態様を実装するように実行されたブロックの例を図示する機能ブロック図である。 [0021] 図7は、本開示の1つの態様を実装するように実行されたブロックの例を図示する機能ブロック図である。 [0022] 図8は、本開示の1つの態様に従って構成されるワイヤレス通信システムにおける、2つのキャリアの単一のサブフレームを図示するブロック図である。
[0023] 添付された図面に関連して下記に示される詳細な説明は、様々な構成の説明が意図されたものであり、本開示の範囲に限定されることが意図されたものではない。さらに、詳細な説明は、発明の主題の完全な理解を提供することを目的とする特定の詳細を含む。これらの特定の詳細があらゆるケースにおいて要求されないこと、および、いくつかの事例では、周知の構造およびコンポーネントが説明の明確さのためにブロック図形式で示されることは、当業者に対して明らかであるだろう。
[0024] 本明細書で説明される技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAのような様々なワイヤレス通信ネットワーク、および他のネットワークに使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば置換可能なように使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、米国電気通信工業会(TIA)のCDMA2000(登録商標)などのような無線技術を実装し得る。UTRA技術は、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他のバリエーションを含む。CDMA2000(登録商標)技術は、米国電子工業会(EIA)およびTIAからのIS−2000、IS−95、およびIS−856規格を含む。TDMAネットワークは、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、フラッシュOFDM(登録商標)などのような無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRA技術は、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTE−アドバンスド(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの、より新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と呼ばれる組織からの文書内で説明される。CDMA2000(登録商標)およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と呼ばれる組織からの文書内で説明される。本明細書で説明される技法は、上述されるワイヤレスネットワークおよび無線接続技術と同様に、他のワイヤレスネットワークおよび無線接続技術のために使用され得る。明確さのために、これらの技法の特定の態様は、LTEまたはLTE−A(あるいは、合わせて「LTE/−A」と呼ばれる)のために下記で説明され、下記の説明のほとんどにおいて、そのようなLTE/−Aの専門用語を使用する。
[0025] 図1は、LTE−Aネットワークであり得る、通信のためのワイヤレスネットワーク100を示す。ワイヤレスネットワーク100は、多数の発展型ノードB(eNB)110および他のネットワークエンティティを含む。eNBは、UEと通信する局であり得、基地局、ノードB、アクセスポイントなどとも呼ばれ得る。各eNB 110は、特定の地理的エリアのための通信カバレッジを提供し得る。3GPPにおいて、「セル」という用語は、その用語が使用される文脈に応じて、eNBのこの特定の地理的カバレッジエリア、および/または、カバレッジエリアにサービスするeNBサブシステムを指し得る。
[0026] eNBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレッジを提供し得る。マクロセルは一般に、相対的に広い地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダにサービス加入しているUEによる制限のないアクセスを可能にし得る。ピコセルは一般に、相対的により狭い地理的エリアをカバーし、ネットワークプロバイダにサービス加入しているUEによる制限のないアクセスを可能にし得る。フェムトセルもまた一般に、相対的に狭い地理的エリア(例えば、ホーム)をカバーし、制限のないアクセスに加え、フェムトセルとの関連付けを有するUE(例えば、クローズド加入者グループ(CSG:closed subscriber group)内のUE、ホームにおけるユーザのためのUEなど)による制限されたアクセスを提供し得る。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれ得る。ピコセルのためのeNBは、ピコeNBと呼ばれ得る。また、フェムトセルのためのeNBは、フェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれ得る。図1に示される例では、eNB 110a、110b、および110cは、それぞれマクロセル102a、102b、および102cのためのマクロeNBであり得る。eNB 110xは、ピコセル102xのためのピコeNBである。また、eNB 110yおよび110zはそれぞれ、フェムトセル102yおよび102zのためのフェムトeNBである。eNBは、1または複数(例えば、2、3、4個など)のセルをサポートし得る。
[0027] ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局を含む。中継局は、アップストリーム局(例えば、eNB、UEなど)からデータの送信、および/または他の情報を受信し、ダウンストリーム局(例えば、別のUE、別のeNBなど)へのデータの送信、および/または他の情報を送る局である。中継局はまた、他のUEのための送信を中継するUEであり得る。図1で示される例では、中継局110rは、eNB 110aおよびUE 120rと通信し得、ここで、中継局110rは、2つのネットワーク要素(eNB 110aおよびUE 120r)の間の通信を容易にするために、それらの間の中継の役割を果たす。中継局はまた、中継eNB、リレーなどとも呼ばれ得る。
[0028] ワイヤレスネットワーク100は、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作について、eNBは、同様のフレームタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は、時間的におおまかに整列され(aligned)得る。非同期動作については、eNBは、異なるフレームタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は、時間的に整列されない可能性がある。
[0029] UE 120は、ワイヤレスネットワーク100全体に分散され、各UEは、固定またはモバイルであり得る。UEはまた、端末、モバイル局、加入者ユニット、局などとも呼ばれ得る。UEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレーなどと通信可能であり得る。図1では、両矢印付きの実線は、UEと、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでUEにサービスするように指定されたeNBであるサービングeNBとの間の所望の送信を示す。両矢印付きの破線は、UEとeNBとの間の干渉する送信を示す。
[0030] LTE/−Aは、ダウンリンク上では直交周波数分割多重(OFDM)を利用し、アップリンク上では単一キャリア周波数分割多重(SC−FDM)を利用する。OFDMとSC−FDMは、システム帯域幅を複数の(K個の)直交サブキャリアに分割し、それらは一般的に、トーン、ビンなどとも呼ばれる。各サブキャリアは、データを用いて変調され得る。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、およびSC−FDMAでは時間領域で送られる。近接するサブキャリア間の間隔は、固定され得、またサブキャリア(K個)の総数は、システム帯域幅によって決まり得る。例えば、Kは、1.4、3、5、10、15、または20メガヘルツ(MHz)の対応するシステム帯域幅に対して、それぞれ、72、180、300、600、900、および1200に等しくなり得る。システム帯域幅はまた、サブバンドに分割され得る。例えば、サブバンドは、1.08MHzをカバーし得、また1.4、3、5、10、15、または20MHzの対応するシステム帯域幅に対して、それぞれ、1、2、4、8、または16のサブバンドがあり得る。
[0031] 図2は、LTE/−Aにおいて使用されるダウンリンクフレーム構造を示す。ダウンリンクのための送信タイムラインは、無線フレームのユニットに分割され得る。各無線フレームは、所定の継続期間(例えば、10ミリ秒(ms))を有し得、0〜9のインデックスを有する10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つのスロットを含み得る。従って、各無線フレームは、0〜19のインデックスを有する20個のスロットを含み得る。各スロットは、例えば、通常のサイクリックプレフィクス(図2で示されるような)については7個のシンボル期間、または拡張されたサイクリックプレフィクスについては6個のシンボル期間といったような、L個のシンボル期間を含み得る。各サブフレームにおける2L個のシンボル期間は、0〜2L−1のインデックスを割り当てられ得る。利用可能な時間周波数リソースは、リソースブロックに分割され得る。各リソースブロックは、1つのスロットにおいてN個のサブキャリア(例えば、12個のサブキャリア)をカバーし得る。
[0032] LTE/−Aでは、eNBは、eNBにおける各セルのために、一次同期信号(PSS)および二次同期信号(SSS)を送り得る。一次および二次同期信号は、図2で示されるように、通常のサイクリックプレフィクスを用いて、各無線フレームのサブフレーム0および5の各々で、それぞれシンボル期間6および5で送られ得る。同期信号は、セル検出および獲得のためにUEによって使用され得る。eNBは、サブフレーム0のスロット1におけるシンボル期間0〜3で物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を送り得る。PBCHは、ある特定のシステム情報を搬送し得る。
[0033] eNBは、図2で見られるように、各サブフレームの第1のシンボル期間において物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)を送り得る。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるシンボル期間の数(M)を伝達し得、ここで、Mは、1、2、または3に等しく、サブフレームごとに変化し得る。Mはまた、例えば、10個未満のリソースブロックを有する、小さなシステム帯域幅については、4に等しくなり得る。図2に示される例では、M=3である。eNBは、各サブフレームの最初のM個のシンボル期間において、物理HARQインジケータチャネル(PHICH)および物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送り得る。図2に示される例では、PDCCHおよびPHICHはまた、最初の3つのシンボル期間に含まれる。PHICHは、ハイブリッド自動再送(HARQ)をサポートするために情報を搬送し得る。PDCCHは、UEのためのリソース割り当てに関する情報と、ダウンリンクチャネルのための制御情報とを搬送し得る。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間において物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送り得る。PDSCHは、ダウンリンク上でのデータ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを搬送し得る。
[0034] 各サブフレームの制御部(すなわち、各サブフレームの第1のシンボル期間)においてPHICHおよびPDCCHを送ることに加えて、LTE−Aもまた同様に、各サブフレームのデータ部においてこれらの制御用チャネル(control-oriented channels)を送信し得る。図2に示されるように、データ領域(例えば、リレー物理ダウンリンク制御チャネル(R−PDCCH))およびリレー物理HARQインジケータチャネル(R−PHICH)を利用するこれらの新しい制御設計は、各サブフレームの後のシンボル期間に含まれる。R−PDCCHは、半二重リレー動作のコンテキストにおいて独自に発展したデータ領域を使用する制御チャネルの新しいタイプである。1つのサブフレームにおいて第1の様々な制御シンボルを占有する、従来のPDCCHおよびPHICHとは異なり、R−PDCCHおよびR−PHICHは、データ領域として当初に指定されたリソースエレメント(RE)にマッピングされる。新しい制御チャネルは、周波数分割多重(FDM)、時分割多重(TDM)、またはFDMおよびTDMの組み合わせの形式であり得る。
[0035] eNBは、eNBによって使用されるシステム帯域幅の中心1.08MHzにおいてPSS、SSS、およびPBCHを送り得る。eNBは、PCFICHおよびPHICHを、これらのチャネルが送られる各シンボル期間において、システム帯域幅全体にわたって送り得る。eNBは、システム帯域幅のある特定の部分においてUEのグループにPDCCHを送り得る。eNBは、システム帯域幅の特定の部分において特定のUEにPDSCHを送り得る。eNBは、全てのUEにブロードキャスト方式でPSS、SSS、PBCH、PCFICHおよびPHICHを送り得、特定のUEにユニキャスト方式でPDCCHを送り得、また特定のUEにユニキャスト方式でPDSCHを送り得る。
[0036] 多数のリソース要素が、各シンボル期間において利用可能であり得る。各リソース要素は、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーし得、また1つの変調シンボルを送るために使用され得、それは、実数値または複素数値であり得る。各シンボル期間において基準信号のために使用されないリソース要素は、リソース要素グループ(REG)に配置され得る。各REGは、1つのシンボル期間における4つのリソース要素を含み得る。PCFICHは、4つのREGを占有し得、それらは、シンボル期間0において、周波数にわたってほぼ均等に間隔をあけられ得る。PHICHは、3つのREGを占有し得、それらは、1つまたは複数の設定可能なシンボル期間において、周波数にわたって拡散され得る。例えば、PHICHのための3つのREGは、全てシンボル期間0に属し得るか、またはシンボル期間0、1および2において拡散され得る。PDCCHは、9、18、32、または64個のREGを占有し得、それらは、最初のM個のシンボル期間において、利用可能なREGから選択され得る。REGの特定の組み合わせのみが、PDCCHに対して許可され得る。
[0037] UEは、PHICHとPCFICHのために使用される特定のREGを知り得る。UEは、PDCCHのためのREGの異なる組み合わせをサーチし得る。サーチする組み合わせの数は通常、PDCCHに対して許可される組み合わせの数よりも少ない。eNBは、UEがサーチするであろう組み合わせのいずれかでUEにPDCCHを送り得る。
[0038] UEは、複数のeNBのカバレッジ内にあり得る。これらのeNBのうちの1つは、UEにサービスするために選択され得る。サービングeNBは、受信電力、パスロス、信号対雑音比(SNR)などのような、様々な基準に基づいて選択され得る。
[0039] 図3は、アップリンクロングタームエボリューション(LTE/−A)通信における例示的なフレーム構造300の例を図示するブロック図である。アップリンクのために利用可能なリソースブロック(RB)は、データ部と制御部とに分割され得る。制御部は、システム帯域幅の両端に形成され得、構成可能なサイズを有し得る。制御部におけるリソースブロックは、制御情報の送信のためにUEに割り当てられ得る。データ部は、制御部に含まれない全てのリソースブロックを含み得る。図3の設計は、連続したサブキャリアを含むデータ部をもたらし、それは、単一のUEに、データ部における全ての連続したサブキャリアが割り当てられることを可能にし得る。
[0040] UEは、eNBに制御情報を送信するために、制御部においてリソースブロックを割り当てられ得る。UEはまた、eノードBにデータを送信するために、データ部においてリソースブロックを割り当てられ得る。UEは、制御部において割り当てられたリソースブロック310aおよび310b上の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)において制御情報を送信し得る。UEは、データ部において割り当てられたリソースブロック320aおよび320b上の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)内のデータのみ、またはデータと制御情報の両方を送信し得る。図3に示されるように、アップリンク送信は、サブフレームの両方のスロットに及び得、周波数にわたってホッピング(hop)し得る。
[0041] 図1を再び参照すると、ワイヤレスネットワーク100は、単位エリア毎のシステムのスペクトル効率を改善するために、eNB 110の多様なセット(すなわち、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、およびリレー)を使用する。ワイヤレスネットワーク100は、そのスペクトルカバレッジのためにそのような異なるeNBを使用するため、異種ネットワークとも呼ばれ得る。マクロeNB 110a−cは通常、ワイヤレスネットワーク100のプロバイダによって慎重に計画され、設置される。マクロeNB 110a−cは一般に、高い電力レベル(例えば、5W〜40W)で送信を行う。一般に、大幅により低い電力レベル(例えば、100mW〜2W)で送信する、ピコeNB 110xおよび中継局110rは、マクロeNB 110a−cによって提供されるカバレッジエリアにおけるカバレッジホールをなくし、ホットスポットでの容量を改善するために、相対的に無計画な手法で展開され得る。フェムトeNB 110y−zは通常、ワイヤレスネットワーク100から独立して展開されるが、それにも関わらずそれらの管理者によって権限を与えられた場合、ワイヤレスネットワーク100への潜在的なアクセスポイントとして、または少なくともリソースの調整および干渉管理の調整を実行するためにワイヤレスネットワーク100の他のeNB 110と通信し得るアクティブで覚醒している(aware)eNBとしてのいずれかで、ワイヤレスネットワーク100のカバレッジエリアに組み込まれ得る。フェムトeNB 110y−zは通常、マクロeNB 110a−cよりも大幅に低い電力レベル(例えば、100mW〜2W)で送信を行う。
[0042] ワイヤレスネットワーク100のような異種ネットワークの動作では、各UEは通常、より良い信号品質でeNB 100によってサービスされる一方、他のeNB 110から受信される所望されない信号は、干渉として扱われる。このような動作原理は大いに最適に近い(significantly sub-optimal)性能をもたらし得る一方、ネットワーク性能における利得は、eNB 110間のインテリジェントなリソースの調整、より良いサーバ選択ストラテジ、および効率的な干渉管理のためのより向上した技術を使用することによって、ワイヤレスネットワーク100において実現される。
[0043] ピコeNB 110xのようなピコeNBは、マクロeNB 110a−cのようなマクロeNBと比較したとき、実質的により低い送信電力によって特徴付けられる。ピコeNBはまた、通常、アドホック方式でワイヤレスネットワーク100のようなネットワークの方々に配置されるだろう。この無計画な展開のために、ワイヤレスネットワーク100のようなピコeNBの配置を有するワイヤレスネットワークは、干渉状況への低い信号を用いて広いエリアを有することが予期され、それは、カバレッジエリア、すなわち、セル、のエッジにおけるUE(「セルエッジ」UE)への制御チャネル送信のためのより挑戦的なRF環境を助長し得る。さらに、マクロeNB 110a−cとピコeNB 110xの送信電力レベル間の潜在的に大きな不均衡(例えば、約20dB)は、混合した展開では、ピコeNB 110xのダウンリンクのカバレッジエリアが、マクロeNB 110a−cのダウンリンクのカバレッジエリア よりもっと小さくなるであろうことを暗示している。
[0044] しかしながら、アップリンクの場合は、アップリンク信号の信号強度は、UEによって左右されるため、どのタイプのeNB 110によって受信されるときも同様であるだろう。ほぼ同じであるかまたは同様であるeNB 110のためのアップリンクのカバレッジエリアを用いると、アップリンクのハンドオフ境界は、チャネル利得に基づいて決定されるだろう。これは、ダウンリンクのハンドオーバ境界とアップリンクのハンドオーバ境界との間の不一致をもたらし得る。追加のネットワーク設備がなければ、この不一致は、ダウンリンクとアップリンクのハンドオーバ境界がより緊密に一致するマクロeNBのみの同種ネットワークにおいてよりも、ワイヤレスネットワーク100内のサーバの選択またはeNBへのUEの関連付けをより困難にするだろう。
[0045] サーバ選択が、ダウンリンク受信信号強度に主に基づいている場合、ワイヤレスネットワーク100のような異種ネットワークの混合eNB展開の実用性は、大いに減少するだろう。これは、ピコeNB 110xが、それのさらにずっと弱いダウンリンク送信電力のために、いずれのUEにもサービスしていない間、マクロeNB 110a−cのより高いダウンリンク受信信号強度は利用可能なUEの全てを引き付け(attract)得るため、マクロeNB110a−cのような高電力のマクロeNBのより大きなカバレッジエリアは、ピコeNB 110xのようなピコeNBを用いてセルカバレッジを分割する利益を制限するためである。さらに、マクロeNB 110a−cは、これらのUEに効率的にサービスするのに十分なリソースを有していない可能性があるだろう。従って、ワイヤレスネットワーク100は、ピコeNB 100xのカバレッジエリアを拡大することによって、マクロeNB 100a−cとピコeNB 100xとの間の負荷を、アクティブにバランスを取ることを試みるだろう。この概念は、セル範囲拡大(CRE)と呼ばれる。
[0046]ワイヤレスネットワーク100は、サーバ選択が決定される方法を変更することによって、CREを達成する。ダウンリンク受信信号強度に基づくサーバ選択の代わりに、選択は、よりダウンリンク信号の品質に基づく。1つのこのような品質ベースの決定では、サーバ選択は、最小の経路損失をUEに与えるeNBを決定することに基づき得る。加えて、ワイヤレスネットワーク100は、マクロeNB 110a−cとピコeNB 110xとの間で、固定されたリソースの分割を提供する。しかしながら、このアクティブな負荷のバランスを用いなくとも、マクロeNB 110a−cからのダウンリンク干渉は、ピコeNB 110xのような、ピコeNBによってサービスされるUEに対して軽減されるべきである。これは、UEにおける干渉除去、eNB 110間のリソースの調整などを含む、様々な方法によって達成され得る。
[0047] ワイヤレスネットワーク100のような、セル範囲拡大を用いる異種ネットワークでは、マクロeNB 100a−cのような、より高い動力源のeNBから送信されたより強いダウンリンク信号の存在下で、ピコeNB 110xのような、より低い動力源のeNBからのサービスをUEが取得するために、ピコeNB 110xは、マクロeNB 110a−cのうちの干渉している支配的なものとの制御チャネルおよびデータチャネルの干渉調整に従事している。干渉調整のための多くの異なる技術が、干渉を管理するために用いられ得る。例えば、セル間干渉調整(ICIC)は、共同チャネルの展開においてセルからの干渉を低減するために使用され得る。ICICメカニズムの1つは、適応リソース分割である。適応リソース分割は、特定のeNBにサブフレームを割り当てる。第1のeNBに割り当てられたサブフレームでは、隣接するeNBは送信を行わない。そのため、第1のeNBによってサービスされる、UEによって経験される干渉は低減される。サブフレーム割り当ては、アップリンクチャネルおよびダウンリンクチャネルの両方で行われ得る。
[0048] 例えば、サブフレームは、保護サブフレーム(Uサブフレーム)、禁止サブフレーム(Nサブフレーム)、および共通サブフレーム(Cサブフレーム)の3つのクラスのサブフレーム間で割り当てられ得る。保護サブフレームは、第1のeNBによる排他的な使用のために第1のeNBに割り当てられる。保護サブフレームはまた、隣接するeNBからの干渉がないことに基づいて、「クリーンな」サブフレームとも呼ばれ得る。禁止サブフレームは、隣接するeNBに割り当てられたサブフレームであり、第1のeNBは禁止サブフレームの間でデータを送信することを禁止される。例えば、第1のeNBの禁止サブフレームは、干渉する第2のeNBの保護サブフレームに対応し得る。そのため、第1のeNBは、第1のeNBの保護サブフレーム間のデータを送信する唯一のeNBである。共通サブフレームは、複数のeNBによるデータ送信のために使用され得る。共通サブフレームはまた、他のeNBからの干渉の可能性のために、「クリーンでない」サブフレームとも呼ばれ得る。
[0049] 少なくとも1つの保護サブフレームが、期間ごとに静的に割り当てられる。いくつかのケースでは、1つの保護サブフレームのみが静的に割り当てられる。例えば、期間が8ミリ秒である場合、1つの保護サブフレームが、毎8ミリ秒の間eNBに静的に割り当てられ得る。他のサブフレームは、動的に割り当てられ得る。
[0050] 適応的なリソース分割情報(ARPI)は、静的に割り当てられないサブフレームが動的に割り当てられることを可能にする。保護、禁止、または共通サブフレームのいずれかが、動的に割り当てられ得る(それぞれ、AU、AN、AC、サブフレーム)。動的な割り当ては、急速に、例えば、毎100ミリ秒以下で変化し得る。
[0051] 異種ネットワークは、異なる電力クラスのeNBを有し得る。例えば、3つの電力クラスは、降順の電力クラスで、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNBとして定義され得る。マクロeNB、ピコeNB、およびフェムトeNBが同一チャネル展開されるとき、マクロeNB(攻撃者(aggressor)eNB)の電力スペクトル密度(PSD)は、ピコeNBおよびフェムトeNB(被害者(victim)eNB)のPSDよりも大きく、ピコeNBおよびフェムトeNBでの大量の干渉を作り出し得る。保護サブフレームが、ピコeNBおよびフェムトeNBでの干渉を低減または最小化するために使用され得る。すなわち、保護サブフレームが、攻撃者eNBにおける禁止サブフレームに対応するように、被害者eNBのためにスケジューリングされ得る。
[0052] 図4は、本開示の1つの態様に従った異種ネットワークにおける時分割多重(TDM)分割を図示するブロック図である。ブロックの第1の列は、フェムトeNBについてのサブフレーム割り当てを示し、ブロックの第2の列は、マクロeNBについてのサブフレーム割り当てを図示する。eNBの各々は、他のeNが静的な禁止サブフレームを有する間、静的な保護サブフレームを有する。例えば、フェムトeNBは、サブフレーム0における禁止サブフレーム(Nサブフレーム)に対応する、サブフレーム0における保護サブフレーム(Uサブフレーム)を有する。同様に、マクロeNBは、サブフレーム7における禁止サブフレーム(Nサブフレーム)に対応する、サブフレーム7における保護サブフレーム(Uサブフレーム)を有する。サブフレーム1−6は、いずれかの保護サブフレーム(AU)、禁止サブフレーム(AN)、および共通サブフレーム(AC)として動的に割り当てられる。サブフレーム5および6における動的に割り当てられた共通サブフレーム(AC)間で、フェムトeNBおよびマクロeNBの両方がデータを送信し得る。
[0053] 保護サブフレーム(U/AUサブフレームのような)は、攻撃者eNBが送信することを禁止されるため、低減された干渉および高いチャネル品質を有する。禁止サブフレーム(N/ANサブフレームのような)は、被害者eNBが低干渉レベルでデータを送信することを可能にするためのデータ送信を有していない。共通サブフレーム(C/ACサブフレームのような)は、データを送信する隣接するeNBの数に依存するチャネル品質を有する。例えば、隣接するeNBが共通サブフレーム上でデータを送信している場合、共通サブフレームのチャネル品質は、保護サブフレームよりも低くなり得る。共通サブフレーム上のチャネル品質はまた、攻撃者eNBによって強く影響を受ける、拡張された境界エリア(EBA)のUEについて、より低いものであり得る。EBA UEは、第1のeNBに属し得るが、第2のeNBのカバレッジエリア内にも位置付けられ得る。例えば、フェムトeNBカバレッジの範囲限界の近くの、マクロeNBと通信するUEは、EBA UEである。
[0054] LTE/−Aにおいて用いられ得る別の干渉管理スキームの例は、ゆっくり適応型(slowly-adaptive)の干渉管理である。干渉管理に対するこのアプローチを使用すると、リソースは、スケジューリング間隔よりももっと長い時間スケールにわたって交渉され、割り当てられる。このスキームの目的は、ネットワークの全体的な有用性を最大化する、時間または周波数リソースの全てにわたる、送信eNBとUEの全てのための送信電力の組み合わせを発見することである。「有用性」は、ユーザのデータレート、サービスの品質(QoS)フローの遅延、および公平性のメトリックの関数として定義され得る。そのようなアルゴリズムは、最適化を解決するために使用される情報の全てに対するアクセスを有し、送信エンティティの全てわたる制御を有する、中央エンティティによって計算され得る。この中央エンティティは、常に実用的でない可能性があるか、または所望されないことさえある。従って、代替の態様では、ある特定のノードのセットからのチャネル情報に基づいてリソースの使用の決定を行う分散アルゴリズムが使用され得る。そのため、ゆっくり適応型の干渉アルゴリズムは、中央エンティティを使用して、またはネットワークにおけるノード/エンティティの様々なセットにわたってアルゴリズムを分散させることによって、のいずれかで、展開され得る。
[0055] ワイヤレスネットワーク100のような異種ネットワークの展開では、UEは、UEが1つまたは複数の干渉eNBから高い干渉を観察し得る、支配的な干渉のシナリオで動作し得る。支配的な干渉のシナリオは、制限された関連付けに起因して発生し得る。例えば、図1では、UE 120yは、フェムトeNB 110yの近くにあり得、eNB 110yに関し高い受信電力を有し得る。しかしながら、UE 120yは、制限された関連付けに起因して、フェムトeNB 110yにアクセス不可能であり得、マクロeNB 110c(図1に示される)に接続し得るか、またはより低い受信電力(図1に示されない)でまたフェムトeNB 110zに接続し得る。UE 120yは次に、ダウンリンク上でフェムトeNB 110yからの高い干渉を観察し得、アップリンク上でeNB 110yに高い干渉を引き起こし得る。調整された干渉管理を使用して、eNB 110cおよびフェムトeNB 110yは、バックホール134を介して通信し得る。この交渉では、UE 120yは、それがその同一のチャネルにわたってeNB 110cと通信する、フェムトeNB 110yからの多くの同じ程度の干渉を経験しないように、フェムトeNB 110yは、そのチャネルリソースのうちの1つにおける送信を停止することに同意する。
[0056] そのような支配的な干渉のシナリオにおけるUEで観察される信号電力の相違に加えて、ダウンリンク信号のタイミング遅延もまた、同期システムにおいてさえ、UEと複数のeNBとの間の異なる距離のために、UEによって観察され得る。同期システムにおけるeNBは、システムにわたり仮定に基づいて同期される。しかしながら、例えば、マクロeNBから5kmの距離にあるUEを考慮すると、そのマクロeNBから受信される任意のダウンリンク信号の伝搬遅延は、約16.67μs(5km÷3×108、すなわち、光速度「c」)だけ遅延し得る。マクロeNBからのダウンリンク信号を、もっとより近接したフェムトeNBからのダウンリンク信号と比較すると、タイミング差は、有効期間(TTL)エラーのレベルに近づき得る。
[0057] さらに、そのようなタイミングの差は、UEにおける干渉除去に影響し得る。干渉除去はしばしば、同一の信号の複数のバージョンの組み合わせ間の相互相関特性を使用する。同一の信号の複数のコピーを組み合わせることにより、信号の各コピーに干渉が存在する間、それは同じロケーションにない可能性があるため、干渉はより容易に識別され得る。組み合わせられた信号の相互相関を使用して、実際の信号部分が決定され、干渉と区別され得るため、干渉が除去されることを可能にする。
[0058] 図3は、図1における基地局/eNBのうちの1つと、UEのうちの1つとであり得る、基地局/eNB 110およびUE 120の設計のブロック図を示す。制限された関連付けのシナリオについて、eNB 110は図1におけるマクロeNB 110cであり得、UE 120はUE 120yであり得る。eNB 110はまた、いくつかの他のタイプの基地局であり得る。eNB 110はアンテナ334a〜334tを備え、UE 120はアンテナ352a〜352rを備え得る。
[0059] eNB 110において、送信プロセッサ320はデータソース312からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ340から制御情報を受信し得る。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCHなどのためのものであり得る。データは、PDSCHなどのためのものであり得る。送信プロセッサ320は、それぞれデータシンボルおよび制御シンボルを取得するために、データおよび制御情報を処理(例えば、符号化およびシンボルマッピング)し得る。送信プロセッサ320はまた、例えば、PSS、SSSのための基準シンボル、およびセル固有の基準信号を生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ330は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに空間処理(例えば、プリコーディング)を実行し得、出力シンボルストリームを変調器(MOD)332a〜332tに提供し得る。各変調器332は、出力サンプルストリームを取得するために、それぞれの出力シンボルストリーム(例えば、OFDMなどのための)を処理し得る。各変調器332は、ダウンリンク信号を取得するために、出力サンプルストリームをさらに処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)し得る。変調器332a〜332tからのダウンリンク信号は、それぞれ、アンテナ334a〜334tを介して送信され得る。
[0060] UE 120において、アンテナ352a〜352rは、eNB 110からダウンリンク信号を受信し得、受信された信号を、それぞれ、復調器(DEMOD)354a〜354rに提供し得る。各復調器354は、入力サンプルを取得するために、それぞれの受信された信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)し得る。各復調器354はさらに、受信シンボルを取得するために、入力サンプル(例えば、OFDMなどのための)をさらに処理し得る。MIMO検出器356は、全ての復調器354a〜354rからの受信シンボルを取得し、適用可能であれば、受信シンボルにおいてMIMO検出を実行し、検出したシンボルを提供し得る。受信プロセッサ358は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調、デインタリーブ、および復号)し、UE 120のための復号されたデータをデータシンク360に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ380に提供し得る。
[0061] アップリンクでは、UE 120において、送信プロセッサ364は、データソース362からデータ(例えば、PUSCHのための)を受信および処理し、コントローラ/プロセッサ380から制御情報(例えば、PUCCHのための)を受信および処理し得る。送信プロセッサ364はまた、基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ364からのシンボルは、適用可能な場合、TX MIMOプロセッサ366によってプリコーディングされ、復調器354a〜354rによって(例えば、SC−FDMなどのために)さらに処理され、eNB 110に送信され得る。eNB 110では、UE 120からのアップリンク信号はアンテナ334によって受信され、変調器332によって処理され、適用可能であればMIMO検出器336によって検出され、受信プロセッサ338によってさらに処理され、UE 120によって送られた制御情報および復号されたデータを取得し得る。プロセッサ338は、データシンク339に復号されたデータを提供し、コントローラ/プロセッサ340に復号された制御情報を提供し得る。
[0062] コントローラ/プロセッサ340および380は、それぞれ、eNB 110およびUE 120における動作を指示し得る。コントローラ/プロセッサ340および/またはeNB 110における他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書で説明される技法のための様々な処理の遂行を実行または指示し得る。コントローラ/プロセッサ380および/またはUE 120における他のプロセッサおよびモジュールは、図6および7に図示される機能ブロック、および/または本明細書で説明される技法の他のプロセスの遂行を実行または命令し得る。メモリ342および382は、それぞれ、eNB 110およびUE 120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ344は、ダウンリンクおよび/またはアップリンクにおけるデータ送信のためにUEをスケジューリングし得る。
[0063] LTEでは、各ノードは、DL MIMO動作をサポートすることを可能にする、1つまたは複数の送信アンテナを備えている。各ノードは、各セクタにおけるDL MIMO動作もまたサポートする、1つまたは複数の送信アンテナが各セクタのために指定された複数のセクタを有し得る。共通基準信号(CRS)ベースのDL送信について、CRSアンテナポートの数は1、2、または4つであり得る。アンテナポートはアンテナの論理的表現であり、1つまたは複数の物理アンテナエレメントにマッピングを行い得る。UE基準信号(UE−RS)ベースのDL送信について、UE−RSアンテナポートの数は、現在定義されているモバイル基準においては8個までであることができ、将来的な基準においては、より多くなる可能性がある。
[0064] UEは、DL MIMO動作をサポートするために、チャネル状態情報(CSI)フィードバックを提供する。UEは、チャネル品質、ランクインジケータ、プリコーディングマトリックス情報などのような様々な基準の測定および決定を行い、サービングノードにこの情報を送る。CSIフィードバックに基づいて、サービングノードは、送信決定を行う。CSIフィードバックのためのチャネルおよび干渉測定は、UEのための構成に応じて、CRSまたはCSI−RSに基づき得る。UEはまた、1つまたは複数のCSI−RS処理で構成され得る。例えば、協調マルチポイント(CoMP)動作では、UEとの通信が複数のセルおよびノードを介して協調され得る。各CSI−RS処理は、特定のセルまたはノードに関連付けられ得る。各CSI−RS処理はまた、例えば、CSIフィードバックのためのアンテナポートの数、CSI−RSフィードバックのための周期性などのパラメータのセットに関連付けられ得る。
[0065] 各ノードは、異なる周波数に割り当てられ得る2つ以上のキャリアを有し得る。2つ以上のキャリアは、帯域内(intra-band)、帯域間(inter-band)、またはこれらの組み合わせであり得る。加えて、異なるノードは、同じキャリア周波数に割り当てられたキャリアを有し得る。このような各キャリアは、それらのそれぞれのノードまたは複数のノードに特定の数の送信アンテナを備え得る。ノードは、異なる基準信号のための多数のアンテナをブロードキャストし、それは、基準信号のタイプに応じて異なり得る。例えば、4つの物理送信アンテナを有するノードでは、ノードは、2つのCRSポートと4つのCSI−RSポートとをブロードキャストし得る。しかしながら、いくつかの状況では、いくつかのキャリアが部分的にまたは完全にオフになる場合があり得る。例えば、ノードにおける全体のシステムの負荷が高くない場合、エネルギー節約のために、ノードのタイプに応じていくつかのキャリアをオフにすることが有益であり得る。別の例では、干渉の制限を実施するために、いくつかのノードにおいていくつかのキャリアがオフにされ、それは、セル間干渉が低減されるため、周囲のノードに有益となり得る。さらに、スモールセルにサービスを提供しているノードは、部分的にまたは時々、休眠モード(dormancy mode)に入り得る。スモールセルでのこのような休眠/起動期間を管理するために、移動性の強化、干渉の調整などのような動作について、いくつかのノードがオフ/オンにされるようにアクティブに管理され得る場合に、特定のキャリアを部分的にまたは完全に非作動にすることが有益であり得る。
[0066] このような動作がまた単一ノードのセクタ間で行われ得ることに留意されたい。例えば、特に第1のセクタでのシステムの負荷が低いとき、他のセクタでの干渉を管理するために第1のセクタ内の特定のキャリアを非作動にすることが有益であり得る。
[0067] 完全にまたは部分的に非作動にされる特定のキャリアについての可能性(potential)と、送信アンテナがキャリア送信のために特に割り当てられるという事実とを考慮すると、アクティブなキャリアに割り当てられた他の送信アンテナが大きな負荷の下で動作している間、非作動にされたキャリアに割り当てられた特定の送信アンテナはアイドル状態になる状況となり得る。
[0068] 図4Aは、2つの異なるキャリアの送信フレームを図示するブロック図である。図示される例では、キャリア1は、従来のキャリアタイプ(LCT:legacy carrier type)または新しいキャリアタイプ(NCT:new carrier type)であり得るLTEキャリアを示し、キャリア2は、NCTの別のLTEキャリアを示しており、ここで、キャリア2のNCTキャリアは、5サブフレーム毎に一度アクティブである。よって、キャリア2の非アクティブなサブフレームでは、キャリア2に割り当てられる送信アンテナは、キャリア1の送信アンテナがアクティブのままである間、アイドル状態であり得る。
[0069] 図4Bは、特定の継続期間中に2つのキャリアのうちの1つが非アクティブのままである2つの異なるキャリアの送信フレームを図示するブロック図である。この例では、キャリア1は、キャリア2が、図示される時間の継続期間中に非アクティブ期間である間中、またも送信フレームを通じてアクティブのままである。ここで、キャリア2に対して割り当てられた送信アンテナも、キャリア1に割り当てられた送信アンテナがアクティブである時間と同じ期間の間、アイドル状態のままであり得る。
[0070] 図4Cは、2つのさらに異なるキャリアの送信フレームを図示するブロック図である。この例では、LCTを示すキャリア1が、またも送信フレームを通じてアクティブのままである一方、同様にLCTを示すキャリア2もまた、キャリア2が特定のサブフレームの一部の間でアクティブでない、このような方法で動作する。このような部分的なサブフレームの動きは、実際のところ、MBSFNサブフレームのMBSFN領域で起こり得る。さらに、キャリア2に割り当てられた送信アンテナは、キャリア1に割り当てられた送信アンテナがアクティブである期間の間、非アクティブであり得る。図4A−4Cのいずれかにおいて、キャリア2の非アクティブの間にキャリア2に割り当てられているアイドル状態の送信アンテナを「借りる(borrowing)」ことによってキャリア1の送信効率が高められることは、明らかだろう。
[0071] 本開示の様々な態様は、第2のキャリアで使用するために少なくとも1つの第1のキャリアから送信アンテナを借りることと、第1のキャリアに関連した組み合わせられた物理送信アンテナと、第2のキャリアに関連した物理アンテナとに基づいて、第2の送信キャリア上のアンテナポートのセットを使用して様々な信号および基準信号を送信することに関する。
[0072] 図5Aは、本開示の1つの態様に従って構成されたワイヤレス通信システムにおける、2つの異なるキャリアの送信フレームを図示するブロック図である。キャリア1および2は、複数のアンテナを有する単一のノードに各々送信される。図示される例では、送信ノードは、送信アンテナのうちの2つがキャリア1に割り当てられ、送信アンテナのうちの2つがキャリア2に割り当てられる、4つの物理送信アンテナを有する。本開示の1つの態様に従って構成されるワイヤレス通信システムの動作では、キャリア1およびキャリア2が両方ともアクティブであるとき、ノードはキャリア1および2の各々に対して割り当てられた2つの送信アンテナを使用して送信する。しかしながら、キャリア2が非アクティブであるとき、ノードは、キャリア1での送信のために、キャリア2に割り当てられたアイドル状態の送信アンテナを借りる。このように、キャリア2の非アクティブ期間の間に、ノードは、キャリア1に割り当てられた2つの送信アンテナと、キャリア2に割り当てられたおよびキャリア2から借りた2つの送信アンテナとの、4つのアンテナポートを使用してキャリア1を送信する。従って、ノードの送信効率は、キャリア1の送信のためにキャリア2に割り当てられたアイドル状態の送信アンテナを利用することによって高められ得る。
[0073] 図5Bは、本開示の1つの態様に従って構成された別のワイヤレス通信システムにおける、2つの異なるキャリアの送信フレームを図示するブロック図である。本開示の様々な態様はまた、第2のキャリアが特定のサブフレームの部分のみについて非アクティブである実装を適用可能にし得る。示されるように、キャリア2は、第2および第3の図示されたサブフレームの一部分のみを除いて、始めと終わりの図示されたサブフレーム全体の間で、アクティブである。アクティブである間中、ノードは、割り当てられた2つの送信アンテナの各々を使用してキャリア2上で送信を行う。対応して、キャリア2がアクティブであり2つの送信アンテナを使用して送信している間中、キャリア1もまた、アクティブであるように図示されており、キャリア1に割り当てられた2つの送信アンテナを使用して送信を行い得る。しかしながら、キャリア2が非アクティブであるとき、第2および第3の図示されたサブフレームの残りの部分の間でさえも、ノードは、キャリア2に割り当てられた2つの送信アンテナを借りて、4つの送信アンテナを用いてキャリア1を送信する際にそれらを使用する。よって、第1のキャリアに対して割り当てられた2つの送信アンテナを用いた合計r個の送信アンテナを有するノードを考慮すると、ノードの追加のキャリアが非アクティブであるとき、ノードは、キャリア1の送信のために送信アンテナを組み合わせることができ、それは、第1のキャリアのために送信アンテナを2個とr個との間で変化させることができる。全てのキャリアがアクティブであるとき、ノードは、各キャリアに対して割り当てられた送信アンテナを使用する。しかしながら、キャリアのうちの1つまたは複数がアクティブでない場合、ノードは、アクティブなキャリアに対して割り当てられた送信アンテナと、他の非アクティブなキャリアのためのアイドル状態の送信アンテナの任意の数とをプラスして使用し得る。
[0074] 送信アンテナの増加した数を用いて、キャリアは、より良いMIMO動作を行い得る。例えば、追加の送信アンテナは、強化されたビームフォーミングを可能にし得る。2つの送信アンテナがN個のキャリアの各々に割り当てられる、N個の組み合わせられたキャリアを有するノードを考慮すると、2つの送信アンテナから2N個の送信アンテナへの変化は、ある時間においてN−1個のキャリアが非アクティブである場合に、大きなビームフォーミング利得(large beamforming gain)を可能にする。送信アンテナの増加された数はまた、ノードがさらにMU−MIMO動作を行う可能性が高く、また多くの数の送信アンテナを用いた改善されたMU−MIMO性能を達成する可能性が高い環境を作ることによって、マルチユーザMIMO(MU−MIMO)動作を強化し得る。増加された数の送信アンテナはまた、より高いランクのSU−MIMO動作が可能である環境を作ることによってSU−MIMO動作を強化し得る。
[0075] 図6は、本開示の1つの態様を実装するように実行されたブロック図の例を図示する機能ブロック図である。ブロック600において、ノードは、第2のキャリアで使用するために少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられた1つまたは複数の送信アンテナを指定する。例えば、特定のノードは、6個の送信アンテナを有し、3つのキャリアの各々に対して割り当てられた2つのアンテナを有する3つのキャリアを使用し得る。第1のキャリアが非アクティブであるとき、ノードが第2または第3のキャリアのための4つの送信キャリアを使用することができるように、ノードは、第2または第3のキャリアのいずれかで使用するために第1のキャリアに割り当てられた2つの送信アンテナを指定し得る。第1および第2のキャリアが非アクティブであるとき、ノードが第3のキャリア上で、全部で6個の送信キャリアを使用して送信することができるように、ノードは、第3のキャリアで使用するために第1および第2のキャリアに割り当てられた4つの送信アンテナを指定し得る。
[0076] ブロック601において、ノードは、第2のキャリア上のアンテナポートのセットを用いた信号を送信し、ここで、このアンテナポートのセットは、少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられた送信アンテナと、第2のキャリアに割り当てられた1つまたは複数のアンテナとの組み合わせに少なくとも部分的に基づく。この信号は、制御チャネル、データチャネル、少なくとも1つの制御チャネルまたはデータチャネルのための基準チャネル(例えば、CRS、CSI−RS、UE−RS、復調基準信号(DM−RS)など)などのような、ノードによって送信された異なる信号の任意の数であり得る。例えば、上述されるように、任意の他のキャリアが非アクティブである際に、ノードは、非アクティブなキャリアに割り当てられた送信アンテナ、またはアクティブな第2のキャリア上の様々な信号の送信のためにアクティブなキャリアに割り当てられた送信アンテナを有するキャリアを組み合わせ得る。
[0077] ノードは、CSI−RSを使用することなどによって、UEの周囲に、送信アンテナの組み合わせを反映するための基準信号を送信し得る。第1のCSI−RS構成では、UEは、アンテナポートの第1の数(組み合わせられた動作がないことを反映する)を指示し、第2のCSI−RS構成では、UEは、アンテナポートの第2の数(組み合わせられた動作を反映する)を指示し得る。特定の構成では、2つ以上の実行可能なCSI−RS構成があり得る。例えば、キャリアを介する2つ以上の送信アンテナの組み合わせがあり得るとき(例えば、1つのサブフレーム内の3つのキャリアを考慮すると)、(1)全てのキャリアがアクティブであり組み合わせがない;(2)2つの非アクティブなキャリアからの送信アンテナの組み合わせを有する1つのみのアクティブなキャリア;(3)1つの非アクティブなキャリアからの送信アンテナの組み合わせを有する、2つのアクティブなキャリア;の3つのCSI−RS構成があり得る。異なる構成は、同じサブフレームまたは異なるサブフレーム内にあり得る。通常、第2の構成(組み合わせがある)は、アンテナを介して組み合わせられた送信があるときにサブフレーム内にあり得る一方、第1の構成(組み合わせがない)は、任意のサブフレーム内にあり得る。
[0078] 異なる構成は、同時にまたはある時間においてその時々でUEに指示し得る。構成の指示は、非アクティブなタイムスケールによって決まり得る。非アクティブ性が半静的である場合、拡張された継続期間のための1つの構成があり得、それは、少なくとも1つのキャリア上の非アクティブ性に変化があるとき、拡張された構成のための別の構成に続く。このような半静的な動作では、CSI−RS構成は、ある時間において、特定の動作に応じてその時々で、それを指示され得る。非アクティブ性が動的である場合、2つの構成がUEのために同時に使用可能となり得る。よって、UEは、非アクティブ性の現在の状態に応じて、いずれかの構成を選択するためのアクセスを有するだろう。さらに、異なるUEは、異なる構成を有するものと、構成の半静的なまたは動的ないずれかの指示を有するものとの両方で、異なって構成され得る。
[0079] UEは、様々なCSI−RSアンテナ構成に従ってCSIフィードバックを提供し得る。動的な非アクティブ性の動作では、2つの構成が同時に構成される場合、UEは、2つ以上のCSI処理にCSIフィードバックを提供し得、CSIフィードバックは、周期的、非周期的、または両方の組み合わせであり得る。ノードは、このCSIフィードバックおよび送信アンテナの性能に適宜基づいてUEをスケジューリングし得る。
[0080] 図7は、本開示の1つの態様を実装するように実行された例示的なブロック図を図示する機能ブロック図である。ブロック700では、UEは、キャリア上の基準信号と、サービングノードからアンテナポートまでの複数の構成とを受信する。UEは、様々なサービングおよび非サービングノードからの基準信号を定期的に受信する。UEは、サービングノードに対して、ハンドオーバを決定し、干渉を分析し、測定を行い、およびフィードバックを提供するために、このような基準信号を利用する。説明される態様では、UEはまた、基準信号を含む様々な信号を送信するために、サービングノードによって使用され得るアンテナポートまたは送信アンテナの数をUEに指示し得る、アンテナ構成を受信する。
[0081] ブロック701において、UEは、アンテナポートのセットの構成のうちのどれを、ノードがサブフレームの間に受信された基準信号に使用するのかの動的指示を受信する。例えば、UEは、サブフレームのための基準信号を送信する際に、ノードによって使用される送信アンテナの数に基づいて選択するためのCSI−RS構成の指示を受信する。指示はまた、サービングノードから送信されたダウンリンク制御情報(DCI)を通じて、またはサービングノードからの様々な作動または非作動メッセージを通じて、UEによって受信され得る。指示は、半静的、動的、または半静的と動的との両方の組み合わせであり得る。例として、UEは、2つ以上のCSI−RS構成を用いて構成され得る。加えて、UEは、2つ以上のCSI−RS構成のうちのいくつかの作動を受信し得る。
[0082] ブロック702において、UEは、アンテナポートの特定のセットのための指示された構成を選択し、またアンテナポートの指示されたセットに基づく基準信号を処理する。例えば、UEがどの構成を選択するかの指示を受信した後、UEは、選択されたアンテナ構成に従って、アンテナ構成を送信し、基準信号を処理することを実装することを選択する。
[0083] 記載されるように、キャリアを介する送信アンテナの管理は、半静的または動的であり得る。アクティブな(動的な)送信アンテナの管理では、第1のキャリアに関連付けられた送信アンテナが、所与の時間において、第1のキャリアのために使用されるべきであるか、または第2のキャリアのために使用されるべきであるかに関する矛盾する要求が存在する場合があり得る。
[0084] 図8は、本開示の1つの態様に従って構成されるワイヤレス通信システムにおける、2つのキャリアの単一のサブフレームを示すブロック図である。キャリア1および2を送信するノードは、4つの送信アンテナを含む。図示されるように、指示サブフレーム間で、ノードは、キャリア1が4つの送信アンテナを使用して送信を行うことが指示される一方、キャリア2は、2つの送信アンテナを使用して送信することが指示されることを示す。例えば、キャリア1が4つの送信ポート(2つのキャリアを介する組み合わせられた送信アンテナ)を用いてCSI−RSを送信するようにスケジューリングされる一方、キャリア2は、同じサブフレーム内でアクティブであることを決定する。
[0085] スケジューリングされた送信アンテナの数における矛盾を解消するために、ノードは、いくつかの異なる代替手段の下で動作し得る。例えば、第1の実行可能な(possible)解決法では、ノードは、図示されたサブフレーム間で非アクティブとなることをキャリア2に強制し得る。キャリア2においてこの非作動を強制することによって、ノードは、キャリア1上のCSI−RSの送信のために4つの送信アンテナポートを使用し得る。別の例示的な動作では、ノードは、衝突するサブフレーム(conflicting subframe)上のCSI−RSを完全に除外するか、またはサブフレーム内のCSI−RSを送信するためにキャリア1に割り当てられた2つの送信アンテナポートのみを使用し得る。このような矛盾を解消するための例示的な別の動作では、ノードは、2つの送信アンテナがキャリア1のために他のシンボルにおいて使用される場合、キャリア1上で、4つの送信アンテナポートがCSI−RSを搬送するシンボルにおいてCSI−RSを送信するために使用されるように、相反するサブフレーム内の時分割多重(TDM)動作を使用してCSI−RSを送信し得る。その結果、ノードは、キャリア1においてCSI−RSを搬送するこれらのシンボル間で、キャリア2上の送信を行わない可能性があり、サブフレームの他のシンボル間で、2つの送信アンテナを使用してキャリア2上の送信を行い得る。
[0086] 別の例では、ノードは、4つのアンテナポートを有するキャリア1、および同じサブフレーム内の2つのアンテナポートを有するキャリア2の両方を送信し得る。しかしながら、キャリア1が2つの物理アンテナしか有していないが、4つのアンテナポートによる送信を指示するという問題を解決するために、ノードは、4つのアンテナポートに2つの物理アンテナを論理的にマッピングし得る。そうすることによって、UEの観点からの透過的な動作(transparent operation)が実現され得る。すなわち、具体的な処理は、矛盾するシナリオを処理するためにUEとって必要ではない。2つ以上の物理アンテナポートが同じアンテナポートにマッピングされるため、例えば、CSI−RSベースのチャネルフィードバックについて、対応する基準信号に関連付けられた性能を悪化させ得る。しかしながら、このような悪化した性能は、ノードが物理アンテナと指示されたアンテナポートとの間の実際のマッピングを知っているため、ノードによって処理され得る。
[0087] キャリアを介する送信アンテナの管理は、許可されたスペクトル上のLTEに限定されないことに留意されたい。本開示の様々な態様は、許可されていないスペクトル上のLTE通信動作、または許可されていないスペクトル上のWIFI通信(例えば、キャリア感知多元接続(CSMA)ベースの多重化について)、または両方の組合せに適用され得る。
[0088] 当業者は、情報および信号が、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを理解するだろう。例えば、上記説明の全体にわたって参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または光粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表され得る。
[0089] 図6、および7における機能ブロックおよびモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子コンポーネント、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコードなど、または、それらの任意の組み合わせを備え得る。
[0090] 当業者はさらに、本明細書の開示に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、アルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェアまたは両方の組み合わせとして実装し得ることを理解するだろう。ハードウェアおよびソフトウェアの互換性を明確に例示するために、様々な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、一般にそれらの機能の観点から上記で説明されている。このような機能が、ハードウェアとして実装されるか、またはソフトウェアとして実装されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者は、説明された機能を特定のアプリケーションごとに様々な方法で実装し得るが、このような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こすものと解釈されるべきではない。当業者はまた、本明細書で説明されるコンポーネント、方法、または相互作用の順序または組み合わせが単に例示のためのものであり、本開示の様々な態様のコンポーネント、方法、または相互作用が、本明細書で例示され説明されるもの以外の方法で組み合わせられるかまたは行われ得ることを、容易に理解するだろう。
[0091] 本明細書の開示に関連して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、本明細書において説明された機能を実行するように設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラマブル論理デバイス、離散ゲートまたはトランジスタ論理、離散ハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の組み合わせを用いて、実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替としてプロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロプロセッサ、またはステートマシンであり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと結合された1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として、実装され得る。
[0092] 本明細書の開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、または両者の組み合わせで具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当該技術分野において周知の任意の他の形態の記憶媒体内に存在し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み出し、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替においては、記憶媒体はプロセッサに統合され得る。プロセッサおよび記憶媒体はASICに存在し得る。ASICは、ユーザ端末内に存在し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内に個別構成要素として存在し得る。
[0093] 1つまたは複数の例示的な設計では、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせで実装され得る。ソフトウェアにおいて実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ読取可能媒体上に記憶され得るか、またはそれによって送信され得る。コンピュータ読取可能媒体は、汎用または特殊用途コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体であり得る。制限されない例として、そのようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、汎用コンピュータまたは専用コンピュータ、あるいは、汎用プロセッサまたは専用プロセッサによってアクセスされることができ、命令やデータ構造の形態で所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得る任意の他の媒体を備え得る。また、非一時的な接続は、厳密にはコンピュータ読取可能媒体の定義の中に含まれ得る。例えば、命令がウェブサイト、サーバ、あるいは、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者ライン(DSL)を使用する他の遠隔ソース、から送信される場合には、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSLは、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用される場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびblu−ray(登録商標)ディスクを含み、ここで、ディスク(disks)が通常磁気的にデータを再生する一方、ディスク(discs)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0094] 本明細書で使用されるような、請求項に含まれる「および/または」という表現は、2つ以上の項目のリストで使用されるとき、リスト化された項目のうちのいずれか1つがそれ自体によって用いられ得ることか、またはリスト化された項目のうちの2つ以上のいずれかの組み合わせが用いられ得ることを意味する。例えば、構成がコンポーネントA、B、および/またはCを含むものとして説明される場合、その構成は、A単独;B単独;C単独;AおよびBの組み合わせ;AおよびCの組み合わせ;BおよびCの組み合わせ;またはA、B、およびCの組み合わせを含むことができる。また、本明細書に使用されるような、請求項を含む「のうちの少なくとも1つ」で始まる項目のリストで使用される「または(or)」は、例えば「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」のリストが、A、またはB、またはC、またはAB、またはAC、またはBC、またはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような離接的なリスト(disjunctive list)を示す。
[0095] 本開示の上述説明は、いずれの当業者も本開示を実施または使用することを可能にするために提供される。本開示に対する様々な変更は、当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義された包括的な原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく他のバリエーションに適用され得る。従って、本開示は、本明細書で説明される例および設計に限定されることが意図されるものではなく、本明細書に開示される原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲が付与されるべきものである。

Claims (30)

  1. ワイヤレス通信の方法であって、
    ノードによって、第2のキャリアで使用するために少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられた前記ノードの1つまたは複数の送信アンテナを指定することと、
    前記第2のキャリア上のアンテナポートのセットを用いて、制御チャネル、データチャネル、または基準信号のうちの少なくとも1つを送信することと
    を備え、
    前記アンテナポートのセットは、前記少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられた前記1つまたは複数の送信アンテナと、前記第2のキャリアで使用するために割り当てられた前記ノードの1つまたは複数の送信アンテナとの組み合わせに少なくとも部分的に基づく、方法。
  2. 前記少なくとも1つの第1のキャリアと前記第2のキャリアとは、異なるキャリア周波数であり、前記少なくとも1つの第1のキャリアと前記第2のキャリアとは、前記ノードの同じセルに関連付けられる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つの第1のキャリアと前記第2のキャリアとは、同じキャリア周波数であり、前記少なくとも1つの第1のキャリアは、第1のセルに関連付けられ、前記第2のキャリアは、第2のセルに関連付けられ、ここで、前記第1のセルと前記第2のセルとは異なり、かつ前記ノードの同じセルである、請求項1に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられた前記1つまたは複数の送信アンテナは、部分的にまたは完全に非作動にされたもののうちの1つである前記少なくとも1つの第1のキャリアに基づいて指定される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記非作動は、
    1つまたは複数のサブフレーム、または
    サブフレームの一部
    のうちの1つのためのものである、請求項4に記載の方法。
  6. 1つまたは複数のモバイルデバイスに1つまたは複数のチャネル状態情報基準信号(CSI−RS)構成を送信すること
    をさらに備え、
    前記1つまたは複数のCSI−RS構成は、前記1つまたは複数の送信アンテナの前記組み合わせに基づく、請求項1に記載の方法。
  7. 前記1つまたは複数のCSI−RS構成のうちの第1のものは、
    第1のサブフレームと、
    第1の継続期間にわたるサブフレームと
    のうちの1つに関連付けられ、
    前記1つまたは複数のCSI−RS構成のうちの第2のものは、
    第2のサブフレームと、
    前記第1の継続期間の後の後続のサブフレームと
    のうちの1つに関連付けられる、請求項6に記載の方法。
  8. 前記1つまたは複数のCSI−RS構成のうちの第1のものは、前記1つまたは複数のモバイルデバイスのうちの第1のものに送信され、前記1つまたは複数のCSI−RS構成のうちの第2のものは、前記1つまたは複数のモバイルデバイスのうちの第2のものに送信される、請求項6に記載の方法。
  9. 1つまたは複数のモバイルデバイスに制御チャネルまたはデータチャネルのうちの少なくとも1つについての復調基準信号(DM−RS)を送信すること
    をさらに備え、
    前記DM−RSは、前記1つまたは複数の送信アンテナの前記組み合わせに基づく、請求項1に記載の方法。
  10. ワイヤレス通信のために構成された装置であって、
    ノードによって、第2のキャリアで使用するために少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられた前記ノードの1つまたは複数の送信アンテナを指定するための手段と、
    前記第2のキャリア上のアンテナポートのセットを用いて、制御チャネル、データチャネル、または基準信号のうちの少なくとも1つを送信するための手段と
    を備え、
    前記アンテナポートのセットは、前記少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられた前記1つまたは複数の送信アンテナと、前記第2のキャリアで使用するために割り当てられた前記ノードの1つまたは複数の送信アンテナとの組み合わせに少なくとも部分的に基づく、装置。
  11. 前記少なくとも1つの第1のキャリアと前記第2のキャリアとは、異なるキャリア周波数であり、前記少なくとも1つの第1のキャリアと前記第2のキャリアとは、前記ノードの同じセルに関連付けられる、請求項10に記載の装置。
  12. 前記少なくとも1つの第1のキャリアと前記第2のキャリアとは、同じキャリア周波数であり、前記少なくとも1つの第1のキャリアは、第1のセルに関連付けられ、前記第2のキャリアは、第2のセルに関連付けられ、ここで、前記第1のセルと前記第2のセルとは異なり、かつ前記ノードの同じセルである、請求項10に記載の装置。
  13. 前記少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられた前記1つまたは複数の送信アンテナは、部分的にまたは完全に非作動にされたもののうちの1つである前記少なくとも1つの第1のキャリアに基づいて指定される、請求項10に記載の装置。
  14. 前記非作動は、
    1つまたは複数のサブフレーム、または
    サブフレームのごく一部
    のうちの1つのためのものである、請求項13に記載の装置。
  15. 1つまたは複数のモバイルデバイスに1つまたは複数のチャネル状態情報基準信号(CSI−RS)構成を送信するための手段
    をさらに備え、
    前記1つまたは複数のCSI−RS構成は、前記1つまたは複数の送信アンテナの前記組み合わせに基づく、請求項10に記載の装置。
  16. 前記1つまたは複数のCSI−RS構成のうちの第1のものは、
    第1のサブフレームと、
    第1の継続期間にわたるサブフレームと
    のうちの1つに関連付けられ、
    前記1つまたは複数のCSI−RS構成のうちの第2のものは、
    第2のサブフレームと、
    前記第1の継続期間の後の後続のサブフレームと
    のうちの1つに関連付けられる、請求項15に記載の装置。
  17. 前記1つまたは複数のCSI−RS構成のうちの第1のものは、前記1つまたは複数のモバイルデバイスのうちの第1のものに送信され、前記1つまたは複数のCSI−RS構成のうちの第2のものは、前記1つまたは複数のモバイルデバイスのうちの第2のものに送信される、請求項16に記載の装置。
  18. 1つまたは複数のモバイルデバイスに制御チャネルまたはデータチャネルのうちの少なくとも1つについての復調基準信号(DM−RS)を送信するための手段
    をさらに備え、
    前記DM−RSは、前記1つまたは複数の送信アンテナの前記組み合わせに基づく、請求項10に記載の装置。
  19. ワイヤレスネットワークにおけるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品あって、
    記録されたプログラムコードを有する非一時的なコンピュータ読取可能媒体
    を含み、
    前記プログラムコードは、
    コンピュータに、ノードによって、第2のキャリアで使用するために少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられた前記ノードの1つまたは複数の送信アンテナを指定させるためのプログラムコードと、
    前記コンピュータに、前記第2のキャリア上のアンテナポートのセットを用いて、制御チャネル、データチャネル、または基準信号のうちの少なくとも1つを送信させるためのプログラムコードと
    を備え、
    前記アンテナポートのセットは、前記少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられた前記1つまたは複数の送信アンテナと、前記第2のキャリアで使用するために割り当てられた前記ノードの1つまたは複数の送信アンテナとの組み合わせに少なくとも部分的に基づく、コンピュータプログラム製品。
  20. 前記少なくとも1つの第1のキャリアと前記第2のキャリアとは、異なるキャリア周波数であり、前記少なくとも1つの第1のキャリアと前記第2のキャリアとは、前記ノードの同じセルに関連付けられる、請求項19に記載のコンピュータプログラム製品。
  21. 前記少なくとも1つの第1のキャリアと前記第2のキャリアとは、同じキャリア周波数であり、前記少なくとも1つの第1のキャリアは、第1のセルに関連付けられ、前記第2のキャリアは、第2のセルに関連付けられ、ここで、前記第1のセルと前記第2のセルとは異なり、かつ前記ノードの同じセルである、請求項19に記載のコンピュータプログラム製品。
  22. 前記少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられた前記1つまたは複数の送信アンテナは、部分的にまたは完全に非作動にされたもののうちの1つである前記少なくとも1つの第1のキャリアに基づいて指定される、請求項19に記載のコンピュータプログラム製品。
  23. 前記コンピュータに、1つまたは複数のモバイルデバイスに1つまたは複数のチャネル状態情報基準信号(CSI−RS)構成を送信させるためのプログラムコード
    をさらに備え、
    前記1つまたは複数のCSI−RS構成は、前記1つまたは複数の送信アンテナの前記組み合わせに基づく、請求項19に記載のコンピュータプログラム製品。
  24. 前記コンピュータに、1つまたは複数のモバイルデバイスに制御チャネルまたはデータチャネルのうちの少なくとも1つについての復調基準信号(DM−RS)を送信させるためのプログラムコード
    をさらに備え、
    前記DM−RSは、前記1つまたは複数の送信アンテナの前記組み合わせに基づく、請求項19に記載のコンピュータプログラム製品。
  25. ワイヤレス通信のために構成された装置であって、前記装置は、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    ノードによって、第2のキャリアで使用するために少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられた前記ノードの1つまたは複数の送信アンテナを指定することと、
    前記第2のキャリア上のアンテナポートのセットを用いて、制御チャネル、データチャネル、または基準信号のうちの少なくとも1つを送信することと
    を行うように構成され、
    前記アンテナポートのセットは、前記少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられた前記1つまたは複数の送信アンテナと、前記第2のキャリアで使用するために割り当てられた前記ノードの1つまたは複数の送信アンテナとの組み合わせに少なくとも部分的に基づく、装置。
  26. 前記少なくとも1つの第1のキャリアと前記第2のキャリアとは、異なるキャリア周波数であり、前記少なくとも1つの第1のキャリアと前記第2のキャリアとは、前記ノードの同じセルに関連付けられる、請求項25に記載の装置。
  27. 前記少なくとも1つの第1のキャリアと前記第2のキャリアとは、同じキャリア周波数であり、前記少なくとも1つの第1のキャリアは、第1のセルに関連付けられ、前記第2のキャリアは、第2のセルに関連付けられ、ここで、前記第1のセルと前記第2のセルとは異なり、かつ前記ノードの同じセルである、請求項25に記載の装置。
  28. 前記少なくとも1つの第1のキャリアに割り当てられた前記1つまたは複数の送信アンテナは、部分的にまたは完全に非作動にされたもののうちの1つである前記少なくとも1つの第1のキャリアに基づいて指定される、請求項25に記載の装置。
  29. 1つまたは複数のモバイルデバイスに1つまたは複数のチャネル状態情報基準信号(CSI−RS)構成を送信するための前記少なくとも1つのプロセッサの構成
    をさらに備え、
    前記1つまたは複数のCSI−RS構成は、前記1つまたは複数の送信アンテナの前記組み合わせに基づく、請求項25に記載の装置。
  30. 1つまたは複数のモバイルデバイスに制御チャネルまたはデータチャネルのうちの少なくとも1つについての復調基準信号(DM−RS)を送信するための前記少なくとも1つのプロセッサの構成
    をさらに備え、
    前記DM−RSは、前記1つまたは複数の送信アンテナの前記組み合わせに基づく、請求項25に記載の装置。
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