JP2016519227A - 安全帽システム - Google Patents

Abstract

建設作業員によって使用される安全帽が開示されている。安全帽は、硬いプラスチックタイプの材料または別の同等な耐衝撃性を有する材料から作られている。安全帽は、一般に既存の野球帽の形状である。安全帽は、安全帽がユーザの頭部にしっかりと快適に適合するように、典型的な野球帽のつば部を受容する中空のつば部を有している。【選択図】図１

Description

本発明は、建設および関連業務に従業する者を保護するために使用される安全な帽子の分野を対象とし、特に、固定された又は動いている硬い物体からの衝撃に起因する頭部外傷を防止するために使用される帽子の分野を対象とする。

一般に「保護帽（hard hats）」と呼称される安全ヘルメットおよび他のタイプの装置に対しては多数の利用可能なデザインがある。既存の安全ヘルメットおよび保護帽は、ヘルメットをユーザが快適に着用することを困難にする種々の欠点を抱えている。第１の欠点は、既存の安全ヘルメットのデザインは、特にユーザが下を向くことが必要な活動の際に重力がユーザの頭からヘルメットを外すように引っ張る傾向があるので、ユーザが頭上で状態を維持することが困難であるという事実に関連している。この問題の唯一の解決策は、既存のヘルメットをユーザの頭部の周りに非常にきつく適合させることであるが、これは長時間のシフト勤務の際には不愉快さを生じる。加えて、前述の問題は、既存のデザインは一般に快適ではないことである。

本発明の第１の目的は、既存の安全ヘルメットのデザインにおけるこれらのおよび他の欠点を除くことである。本発明は、自身の前面から延びるつば部を有する柔軟な野球帽（baseball type cap）と併用して用いられるようにデザインされている。安全ヘルメットの典型的なユーザの多くがまた定期的に野球帽を着用する傾向があるので、本発明は潜在的ユーザの多数に有用であると予期される。以下に記載され、特許請求されるように、本発明は、ヘルメットがユーザの頭部に快適に及びぴったりと受けとめられることができるように野球帽のつば部を受容するように構成された硬い安全ヘルメットを対象としている。

作業員の頭部を硬い物体の衝撃から保護する安全帽システムであって、ユーザの頭部を受容するように構成された中空の準半球部と、その中空の準半球部から延びて中空の内部スロットを有する第１のつば部と、第２のつば部を有する従来の柔軟な野球帽であって、野球帽が第１のつば部から前記中空の準半球部に結合されるように、第２のつば部が前記中空の内部スロットに受容されるように構成された従来の柔軟な野球帽と、を備える。

本発明の１実施形態の正面等角図である。 本発明の１実施形態の背面等角図である。 本発明の１実施形態の底面図である。 本発明の１実施形態の側面図である。 本発明の１実施形態と野球帽との相互作用を説明する切欠側面図である。 本発明の１実施形態の使用を説明する側面図である。

本発明の目下の好ましい実施形態を今から添付図面を参照して述べる。当業者には周知のように添付の特許請求の範囲は、この好ましい実施形態によって限定されるように解釈されてはならない。

図１に示すように、本発明は硬い安全帽１０を対象としている。安全帽１０は、硬質プラスチック、または耐衝撃性を有する同等の保護材料から作られることが期待される。図から分かるように、安全帽１０は、通常、典型的な野球帽の形状および大きさで形成される。安全帽１０はユーザの頭部を受容するように構成された中空内部１４を有する準半球部１２を備えている。つば部１６は準半球部１２の前面から延びている。

準半球部１２はさらに複数の通気孔１８を有する。準半球部１２の内表面１３に配置されているのは複数の発泡体状の柔軟な帯２０であり、この発泡体状の柔軟な帯２０は接着剤または同様の締結手段によって内表面１３に取り付けられている。この発泡帯（foam strips）２０の目的は、安全ヘルメットをユーザの頭部に、より快適におよびしっかりと適合させることである。

つば部１６の詳細を図５に示す。図５から分かるように、つば部１６は中空の内部スロット２２を有する。中空の内部スロット２２は、典型的なユーザの柔軟な野球帽２４のつば部２６を受容するように構成されている。

図５および図６は本発明の安全帽１０の使用について説明する図である。ユーザは、野球帽２４のつば部２６をつば部１６の中空の内部２２に挿入する。ユーザは、それにより野球帽２４を安全帽１０に嵌め込む。野球帽２４および安全帽１０の結合により、ユーザが安全帽１０を安全にかつ快適に着用することができる。

当業者は、本発明の１実施形態の前述の簡単な説明により、添付の特許請求の範囲に記載された本発明の精神及び範囲から逸脱することなく多数の明らかな修正が行われてもよいことを理解するであろう。

Claims (3)

1. 作業員の頭部を硬い物体の衝撃から保護する安全帽システムであって、
   ａ）ユーザの頭部を受容するように構成された堅く耐衝撃性のある材料から作られた中空の準半球部と、
   ｂ）堅く耐衝撃性のある材料から作られており、前記中空の準半球部から延びて中空の内部スロットを有する第１のつば部と、
   ｃ）第２のつば部を有する従来の柔軟な野球帽であって、前記野球帽が前記第１のつば部から前記中空の準半球部に結合されるように、前記第２のつば部が前記中空の内部スロットに受容されるように構成された従来の柔軟な野球帽と、を備え、
   ユーザの頭部にしっかりと快適に適合する、安全帽システム。
2. 前記中空の準半球部はその内側部に複数の柔軟な発泡帯を有する、請求項１に記載の安全帽システム。
3. 前記中空の準半球部は複数の通気孔を有する、請求項１に記載の安全帽システム。

Images