JP2016514272A - 磁気センサの動的校正 - Google Patents
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Abstract
Description
[外1]
はプラットフォーム/センサ座標に等しく、
[外2]
は世界座標に等しい。また、
[外3]
はプラットフォーム/センサ座標と世界座標の回転変換行列である。各ベクトルの絶対値は、磁力の強さと、世界座標系及びプラットフォーム/センサ座標系における境界への近さとの両方の関数である。
ここに計算デバイスを提供する。計算デバイスはセンサハブと、そのセンサハブに通信可能に結合した磁気センサとを含む。磁気センサは計算デバイスに対応するセンサデータを収集するように構成されている。計算デバイスはプロセッサとストレージデバイスも含む。ストレージデバイスは、プロセッサにより実行された時、計算デバイスのシステム状態を決定し、計算デバイスの決定されたシステム状態をセンサハブに送るように構成されたプロセッサ実行可能コードを含む。センサハブは、磁気センサを介して収集されたセンサデータと、計算デバイスの決定されたシステム状態とに基づき、磁気センサを動的に校正するように構成されている。
計算デバイスの磁気センサを動的に校正する方法をここに提供する。該方法は、磁気センサを介して計算デバイスのセンサデータを収集するステップと、前記計算デバイスのシステム状態を決定するステップと、前記計算デバイスの磁気センサを、前記センサデータと前記計算デバイスのシステム状態とに基づいて動的に校正するステップとを有する。
少なくとも1つの機械読み取り可能媒体をここで提供する。機械読み取り可能媒体は、記憶された命令を含み、該命令は、プロセッサで実行されるのに応じて、そのプロセッサに、計算デバイス内にある磁気センサの出力を決定させる。出力はセンサデータを含む。該命令は、プロセッサに、前記計算デバイスのシステム状態を決定し、前記計算デバイスの決定されたシステム状態に対応する複数のシステム状態変化イベントの各々の校正オフセット値を決定させる。また、該命令は、プロセッサに、前記システム状態変化イベントの校正オフセット値を合計することにより結合校正オフセット値を計算し、前記磁気センサの出力の値から前記結合校正オフセット値を減算することにより、前記磁気センサの補正出力を計算させる。さらに、該命令は、プロセッサに、前記結合校正オフセット値と前記磁気センサの補正出力とに基づいて、前記システム状態変化イベントのどれかの校正オフセット値を更新することにより前記磁気センサを動的に校正させる。
磁気センサを動的に校正する装置をここに提供する。前記装置は、磁気センサと、
プロセッサと、プロセッサ実行可能コードを含むストレージデバイスであって、該コードは、プロセッサにより実行されると、磁気センサを介して装置のセンサデータを収集し、装置のシステム状態を決定するように校正されている。また、前記装置は、前記センサデータと前記装置のシステム状態とに基づいて、前記磁気センサを動的に校正するように校正されたコントローラとを含む。
Claims (24)
- 計算デバイスであって、
センサハブと、
前記センサハブに通信可能に結合した磁気センサであって、前記磁気センサは前記計算デバイスに対応するセンサデータを収集するように構成されている、磁気センサと、
プロセッサと、
プロセッサ実行可能コードを含むストレージデバイスであって、前記プロセッサ実行可能コードは、前記プロセッサにより実行されたとき、前記計算デバイスのシステム状態を決定し、前記計算デバイスの決定されたシステム状態を前記センサハブに送るように構成された、ストレージデバイスとを有し、
前記センサハブは、前記磁気センサを介して収集されたセンサデータと、前記計算デバイスの決定されたシステム状態とに基づき、前記磁気センサを動的に校正するように構成されている、計算デバイス。 - 前記センサハブは、前記計算デバイスの決定されたシステム状態に対応するシステム状態変化イベントに対する校正オフセット値を決定し、前記校正オフセット値を用いて、前記センサデータを含む前記磁気センサの出力を補正することにより、前記磁気センサを動的に校正するように構成される、請求項1に記載の計算デバイス。
- 前記センサハブは、前記磁気センサの出力の値から前記校正オフセット値を減算することにより、前記磁気センサの出力を補正するように構成されている、
請求項2に記載の計算デバイス。 - 前記磁気センサの補正出力は、前記計算デバイスに対応する周囲磁場を含み、前記センサハブは、前記周囲磁場を前記計算デバイスにおいて実行されているアプリケーションに提供するように構成されている、請求項2に記載の計算デバイス。
- 前記センサハブは、前記計算デバイスの決定されたシステム状態に対応する複数のシステム状態変化イベントの各々に対する校正オフセット値を決定し、前記校正オフセット値を用いて、前記センサデータを含む前記磁気センサの出力を補正することにより、前記磁気センサを動的に校正するように構成される、請求項1に記載の計算デバイス。
- 前記センサハブは、
前記複数のシステム状態変化イベントの校正オフセット値を合計することにより、前記計算デバイスの決定されたシステム状態に対応する結合校正オフセット値を決定し、前記磁気センサの出力の値から前記結合校正オフセット値を減算することにより、前記磁気センサの出力を補正するように構成されている、請求項5に記載の計算デバイス。 - 前記磁気センサの補正出力は、前記計算デバイスに対応する周囲磁場を含み、前記センサハブは、前記周囲磁場を前記計算デバイスにおいて実行されているアプリケーションに提供するように構成されている、請求項5に記載の計算デバイス。
- 前記センサハブは前記計算デバイスのオペレーティングシステムを介して実装される、
請求項1に記載の計算デバイス。 - 前記センサハブは前記計算デバイスのプロセッサを介して実装される、
請求項1に記載の計算デバイス。 - 前記センサハブは前記計算デバイスのオペレーティングシステムと前記計算デバイスのプロセッサとの両方を介して実装される、請求項1に記載の計算デバイス。
- 前記磁気センサは、センサインタフェースを介して前記センサハブ及び前記プロセッサに通信可能に結合している、請求項1に記載の計算デバイス。
- 計算デバイスの磁気センサを動的に校正する方法であって、
磁気センサを介して計算デバイスのセンサデータを収集するステップと、
前記計算デバイスのシステム状態を決定するステップと、
前記計算デバイスの磁気センサを、前記センサデータと前記計算デバイスのシステム状態とに基づいて動的に校正するステップとを有する、方法。 - 前記磁気センサを動的に校正するステップは、前記計算デバイスの決定されたシステム状態に対応するシステム状態変化イベントの校正オフセット値を決定するステップを有する、請求項12に記載の方法。
- 前記校正オフセット値を用いて前記センサデータを含む前記磁気センサの出力を補正するステップを有する、請求項13に記載の方法。
- 前記磁気センサの補正された出力を前記計算デバイスにおいて実行されているアプリケーションに提供するステップを有する、請求項14に記載の方法。
- 前記磁気センサを動的に校正するステップは、
前記計算デバイスの決定されたシステム状態に対応する複数のシステム状態変化イベントの各々の校正オフセット値を決定するステップと、
前記複数のシステム状態変化イベントの校正オフセット値を合計することにより結合校正オフセット値を決定するステップと、
前記磁気センサの出力の値から前記結合校正オフセット値を減算することにより、前記磁気センサの出力を補正するステップとを有する、
請求項12に記載の方法。 - 前記磁気センサの補正された出力を前記計算デバイスにおいて実行されているアプリケーションに提供するステップを有する、請求項16に記載の方法。
- 命令が記憶された少なくとも1つの機械読み取り可能媒体であって、前記命令は、プロセッサで実行されるのに応じて、前記プロセッサに、
計算デバイスにある磁気センサの出力を決定させ、前記出力はセンサデータを含み、
前記計算デバイスのシステム状態を決定させ、
決定されたシステム状態に対応する各システム状態変化イベントの校正オフセット値を決定させ、
前記システム状態変化イベントの校正オフセット値を合計することにより結合校正オフセット値を計算させ、
前記磁気センサの出力の値から前記結合校正オフセット値を減算することにより、前記磁気センサの補正出力を計算させ、
前記結合校正オフセット値と前記磁気センサの補正出力とに基づいて、前記システム状態変化イベントのどれかの校正オフセット値を更新することにより前記磁気センサを動的に校正させる、
少なくとも1つの機械読み取り可能媒体。 - 前記命令は、前記プロセッサに、前記磁気センサの補正出力を前記計算デバイスにおいて実行されている一以上のアプリケーションに提供させる、
請求項18に記載の少なくとも1つの機械読み取り可能媒体。 - 前記磁気センサの補正出力は前記計算デバイスに対応する周囲磁場を含む、
請求項18に記載の少なくとも1つの機械読み取り可能媒体。 - 磁気センサを動的に校正する装置であって、
磁気センサと、
プロセッサと、
プロセッサ実行可能コードを含むストレージデバイスであって、前記プロセッサ実行可能コードは、前記プロセッサにより実行されたとき、前記磁気センサを介して前記装置のセンサデータを収集し、前記装置のシステム状態を決定するように構成されたストレージデバイスと、
前記センサデータと前記装置のシステム状態とに基づいて、前記磁気センサを動的に校正するように校正されたコントローラとを有する、装置。 - 前記コントローラはセンサハブを有する、請求項21に記載の装置。
- 前記コントローラは、前記装置の決定されたシステム状態に対応するシステム状態変化イベントに対する校正オフセット値を決定し、前記校正オフセット値を用いて、前記センサデータを含む前記磁気センサの出力を補正することにより、前記磁気センサを動的に校正するように構成される、
請求項21に記載の装置。 - プロセッサ実行可能コードは、前記磁気センサの補正出力を前記装置において実行されているアプリケーションに提供するように構成されている、請求項23に記載の装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/US2014/022695 WO2014150241A1 (en) | 2013-03-15 | 2014-03-10 | Dynamically calibrating magnetic sensors |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016514272A true JP2016514272A (ja) | 2016-05-19 |
Family
ID=56019968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016501038A Pending JP2016514272A (ja) | 2014-03-10 | 2014-03-10 | 磁気センサの動的校正 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016514272A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005291934A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Kyocera Corp | 携帯通信端末とその地磁気センサの誤差補正方法 |
JP2007240270A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Yamaha Corp | 磁気データ処理装置、方法及びプログラム |
JP2013510317A (ja) * | 2009-11-04 | 2013-03-21 | クアルコム,インコーポレイテッド | モバイル電子デバイスにおける正確な磁気コンパス |
-
2014
- 2014-03-10 JP JP2016501038A patent/JP2016514272A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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