JP2016513819A - ギターブリッジシステム - Google Patents

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Abstract

本発明は、略平凸状の本体と、基部と、第一支持手段と、第二支持手段と、第三支持手段と、複数の間隔を空けて配置された主孔と、を有するギターブリッジシステムに関する。本体は、前方部に第一スロット部を、中央部に第二スロット部を有する。第二スロットは、下方傾斜壁によって形成され、下方傾斜壁の始端は第一スロットの位置近傍であり終端は内部に形成された内側鉛直壁である。基部は、第一スロットに設けられる。基部の中央部には、補助スロットが形成される。第一支持手段は、補助スロットに設けられ、補助スロットから上方へと延びる。第二支持手段は、内側鉛直壁に設けられる。第三支持手段は、本体の後方部に設けられる。複数の主孔は、第三支持手段に設けられ、第二支持手段まで延びる。【選択図】図1

Description

本発明は、概して弦楽器のブリッジシステムに関し、特に杉や唐檜など軟木を用いるスパニッシュ・ギターのブリッジシステムに関する。
従来、スパニッシュ・ギターのギターブリッジシステムは、堅木で製造されており、共鳴板(サウンドボード)構造(ギタートップ)に用いられる軟木材料に固定される。スパニッシュ・ギターの従来のギターブリッジの構造においては、一般的に、紫壇や黒檀、または同じ音響効果を有する同様な木材などの堅木材料が用いられる。堅木材料がギターブリッジに用いられるのは、ブリッジに耐久性をもたせるよう、そして主として、弦から常に受ける張力、および湿度、熱、水分等の気象要素によって、ブリッジがギター共鳴板から脱落してしまうことを防止するためである。しかしながら、堅木材料をギターブリッジ構造に用いることによって、共鳴板が非常に重くなり、これにより共鳴板の振動が制限され、その結果、求められているダイナミックボリューム(dynamic volume)、音質(tone quality)およびその楽器の他の音響効果が抑制される。狙い通りのダイナミックボリューム、音質およびその楽器の他の音響効果が得るため、理想的な共鳴板は重量を軽くする必要がある。
堅木材料をブリッジ構造材料として用いることにより生じる重量の問題およびそれによるボリュームならびに音響の欠点を解消するため、現在のスパニッシュ・ギター用ブリッジシステムは、ブリッジの両側部分における堅木材料の量を低減するよう構成されており、これによりブリッジ構造は、弦を支持・接続するための高くなった中央部と、中央部から延びる低くなった両側部と、を有する。これまでのところ、耐久性の観点から、ギターブリッジシステムに軟木材料を用いることは真剣に検討されてこなかった。
したがって、本発明の主な目的は、唐檜や杉などのギター共鳴板(サウンドボード)に用いられる軟木または同じような木材材料を用いるギターブリッジシステムに、新しい構造的特徴を提供することにある。この構成により、共鳴板の重量が非常に軽くなり、これにより、狙い通りのダイナミックボリューム、音質およびその楽器の他の音響効果が簡単かつ容易に得られることになる。
本発明の他の目的は、製造および設置が容易なギターブリッジシステムを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、現地で入手可能な材料および現地で利用可能な技術を用いて容易に製造することができるギターブリッジシステムを提供することにある。
本発明のこれらの目的ならびに利点、および他の目的ならびに利点は、添付した図面を参照し、以下の詳細な説明から、さらに明らかとなろう。
本発明のギターブリッジシステムの前面の斜視図である。 本発明のギターブリッジシステムの背面の斜視図である。 図1中の線A−Aに沿った断面図である。 図1中の線B−Bに沿った断面図である。 ギターの弦が本発明のブリッジシステムにどのように固定されるか示す詳細図である。
本発明を詳細に説明するにあたって、ここで用いる表現や専門用語は説明のためであって、限定と見なされるものではないことを付言しておく。
図面を参照すると、本発明のギターブリッジシステムを参照符号10で示す。図面では、以下の実施可能な形態の説明全体を通じて、同じ参照符号をそのステップ、部材または要素に付している。
ギターブリッジシステム10は、第一スロット12および第二スロット13を有する略平凸状の本体11を含む。第二スロット13は、本体11の中央領域に配置されている。図1および図2に示す通り、本体11は細長い形状であり、平坦底部11aおよび凸状上部11bによって形成されている。中心部11cは、両端部11d,11d’より厚く形成されている。中心部11cは、両端部11d,11d’から離れるにつれて、均等に次第に厚くなる。
次に図1、図2、図3および図4を参照して、第一スロット12は、概ね細長い形状であって、本体11の前方部に配置されている。一方、本体11の中央部に配置された第二スロット13は、下方傾斜壁13aによって形成されている。下方傾斜壁の始端は第一スロット12の位置近傍であり、終端は第二スロット13の内部に形成された内側鉛直壁13bである。
図面を再び参照して、ギターブリッジシステム10はさらに、第一スロット12内に設けられる細長い基部14を備える。基部14には、細長い補助スロット14aが設けられている。第一支持手段15は、補助スロット14aに設けられ、延長部15aへと上方に延びる。同様に、第二支持手段16は、第二スロット13に形成される内側鉛直壁13bに設けられ、第三支持手段17は、本体11の後方部に配置される。本発明では、第一、第二および第三手段は、骨材料(bone material)製である。
図面の図2に示す通り、複数の間隔を空けて配置された主孔18が、第三支持手段17上に均等に設けられ、第二支持手段16まで延びる。主孔18のそれぞれは、三つの間隔を空けて配置された副孔18a,18b,18cで構成される。
図5は、ここでのギターブリッジシステム10の部分平面図を示しており、ギター弦19を主孔18に固定する一方法を示している。図示の通り、弦端部分19aは、まず中央の副孔18bに挿入され、他の副孔18aへと延びて挿入され、弦部分19bを越え、最後に副孔18cへと延びて挿入され、最終的に弦部分19aに固定される。このシステムでギター弦をブリッジ10に取り付けることで、張力すなわち引っ張る力の方向が、ギターのネックおよび指板(フレットボード)と平行になる。これにより、共鳴板すなわちギターの上部から、ブリッジが脱落してしまうことが防止される。弦をギターブリッジに取り付ける従来の方法においては、弦は、ブリッジの水平面に対して上向きの角度でブリッジを引っ張る傾向があり、共鳴板からブリッジが脱落してしまう傾向がある。
本発明に係るギターブリッジシステムの本体11およびギターの共鳴板は、同じ軟木材料製である。本発明では、本体11が杉または唐檜などの軟材製のブリッジ10が、同じく杉または唐檜などの軟木製の表面板と組み合わせて提供される。これにより、共鳴板材料より非常に重いブリッジ材料を用いた従来の共鳴板よりも、ブリッジおよび表面板の合計重量がはるかに軽くなる。例えば、従来のクラシック・ギターにおいては、ギタートップは通常、唐檜や杉といった軽量な軟木製すなわちトーンウッド製であり、紫壇や黒檀といった堅木製のギターブリッジと組み合わされる。本発明に係る軟木ブリッジシステムと軟木サウンドボードとの組み合わせにより、材料が軽量となり音質特性が向上するので、ギター楽器のボリュームおよび音質が向上する。
さらに図面に示す通り、基部14は、堅木製、好ましくは紫壇製または黒檀製であり、補助スロット14a内に接着剤または他の従来の固定手段によって固定される。堅木製の基部14は、さらに、第一支持手段15と弦19とを本体11に支持するために設けられている。
これらの教示を考慮して、本発明のさらなる利点および変形を、当業者は容易に思いつくであろう。広義における本発明は、ここに図示し説明した具体的な細部、代表的な仕組み、および例示的な態様に限定されない。したがって、添付の特許請求の範囲において定義された全体的な概念および均等物の精神および範囲から逸脱することなく種々の変更を行うことができる。

Claims (10)

  1. 前方部に第一スロットを、中央部に第二スロットを有する略平凸状の本体であって、前記第二スロットは下方傾斜壁によって形成され、前記下方傾斜壁の始端は前記第一スロットの位置近傍であり終端は前記第二スロットの内部に形成された内側垂直壁である、本体と、
    前記第一スロットに設けられる基部であって、前記基部の中央部には補助スロットが形成されている、基部と、
    前記補助スロットに設けられるとともに、前記補助スロットから上方へと延びる第一支持手段と、
    前記内側垂直壁に設けられる第二支持手段と、
    前記本体の後方部に設けられる第三支持手段と、
    前記第三支持手段に設けられ、前記第二支持手段まで延びる、複数の間隔を空けて配置された主孔と、
    を備えるギターブリッジシステム。
  2. 前記本体は、ギターの共鳴板と同じ材料で形成されている、
    請求項1に記載のギターブリッジシステム。
  3. 前記本体は軟木材料製である、
    請求項1または2に記載のギターブリッジシステム。
  4. 前記本体は杉材料製である、
    請求項3に記載のギターブリッジシステム。
  5. 前記本体は唐檜材料製である、
    請求項3に記載のギターブリッジシステム。
  6. 前記基部は堅木材料製である、
    請求項3に記載のギターブリッジシステム。
  7. 前記基部は黒檀製である、
    請求項3に記載のギターブリッジシステム。
  8. 前記基部は紫壇材料製である、
    請求項3に記載のギターブリッジシステム。
  9. 前記第一支持手段、前記第二支持手段および前記第三支持手段は、骨材料製である、
    請求項3に記載のギターブリッジシステム。
  10. 1の前記主孔は、三つの間隔を空けて配置された副孔で構成される、
    請求項1に記載のギターブリッジシステム。
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