JP2016513384A - 中間ビュー画像を生成するためのシステム - Google Patents

中間ビュー画像を生成するためのシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2016513384A
JP2016513384A JP2015555641A JP2015555641A JP2016513384A JP 2016513384 A JP2016513384 A JP 2016513384A JP 2015555641 A JP2015555641 A JP 2015555641A JP 2015555641 A JP2015555641 A JP 2015555641A JP 2016513384 A JP2016513384 A JP 2016513384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
viewpoint
image
target
stereo
sequence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015555641A
Other languages
English (en)
Inventor
ヴィルヘルムス ヘンドリクス アルフォンサス ブルルス
ヴィルヘルムス ヘンドリクス アルフォンサス ブルルス
メインデルト オンノ ヴィルデボエル
メインデルト オンノ ヴィルデボエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips NV filed Critical Koninklijke Philips NV
Publication of JP2016513384A publication Critical patent/JP2016513384A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/10Processing, recording or transmission of stereoscopic or multi-view image signals
    • H04N13/106Processing image signals
    • H04N13/111Transformation of image signals corresponding to virtual viewpoints, e.g. spatial image interpolation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/10Processing, recording or transmission of stereoscopic or multi-view image signals
    • H04N13/106Processing image signals
    • H04N13/172Processing image signals image signals comprising non-image signal components, e.g. headers or format information
    • H04N13/178Metadata, e.g. disparity information

Abstract

ステレオ画像701から中間画像の列721を生成するための方法700が開示される。ステレオ画像701は左視点に対応する左画像101と右視点に対応する右画像102を有する。中間画像の列721は左視点と右視点の少なくとも一方を有する視点範囲における空間的に連続する視点に対応する。方法700は、ターゲット視点711を中心とする空間的に連続する視点に対応する中間画像の列721の予測画質に基づいてターゲット視点711を決定するステップ710と、ターゲット視点711を中心とする空間的に連続する視点に対しステレオ画像701から中間画像の列721を生成するステップ720を有する。

Description

本発明はステレオデータから中間画像の列(series)を生成することに関する。
ステレオ画像は三次元(3D)画像データの共通表現である。ステレオ画像は左ビューに対応する左画像と右ビューに対応する右画像を有する。ステレオ画像を見るためのステレオ表示手段を用いて、観察者の左目は左画像を見て、観察者の右目は右画像を見て、観察者に3D知覚を生じる。
マルチビューディスプレイを用いて、3D画像はそれぞれの空間的に連続する視点に対応する画像の列を用いて表示される。マルチビューディスプレイのマルチビューの各々は空間的に連続する視点における視点の一つに対応する画像を表示する。従って、入力画像がステレオ画像であるとき、3D画像をマルチビューディスプレイ上に表示することはステレオ画像から中間画像の列を生成することを要する。中間画像の列は、典型的には左視点と右視点の少なくとも一方を有する視点範囲内に位置するそれぞれの空間的に連続する視点に対応する。
US2011/00268009A1はオートステレオスコピック3D TVディスプレイのために左右画像ピクセルデータ画像及び視差マップを用いて異なる視点から中間ビューピクセルデータを生成するための方法を記載する。方法は左画像と右画像を用いて左画像視差マップと右画像視差マップを計算する。そして方法は中間視点のために第一の中間ビューピクセルデータと第二の中間ビューピクセルデータを生成する。第一の中間ビューピクセルデータは左画像ピクセルデータと左画像視差マップから生成される。第二の中間ビューピクセルデータは右画像ピクセルデータと右画像視差マップから生成される。そして中間ビューピクセルデータは左中間ビューピクセルデータと右中間ビューピクセルデータを組み合わせることによって生成される。異なる(マルチ)中間視点についてこれを繰り返すことによって、マルチビュー三次元画像ピクセルデータが左画像ピクセルデータと右画像ピクセルデータから生成される。
中間ビューピクセルデータの画質は中間視点によって、及び左画像と右画像のコンテンツであるステレオコンテンツによって異なる。画質に影響する可視画像アーチファクトは、画像ディテールアーチファクト(ブラー若しくはゴースト発生)及びオクルージョンアーチファクトである。ディテールアーチファクトは典型的には左視点と右視点の間の中間視点について、及び多くのディテールを含むステレオ画像について見られる。オクルージョンアーチファクトは典型的には横の中間視点について、従って左視点の左及び右視点の右において、及び大きな奥行遷移を含むステレオ画像について見られる。
視点範囲は左視点と右視点の間に中間視点を有する。上記の通り、一部のステレオコンテンツについて、この視点範囲における各中間視点に対応する中間ビューピクセルデータ(すなわち中間画像)は高画質を持たない。従来技術の方法の欠点は、このように視点範囲における中間視点に対する中間ビューピクセルデータの画質が様々なステレオコンテンツについて高くないことである。
ステレオ画像から中間画像の列を生成するための方法を提供することが本発明の目的であり、中間画像は改良された画質を持つ。
本発明はステレオ画像から中間画像の列を生成するための方法を開示し、ステレオ画像は左視点に対応する左画像と右視点に対応する右画像を有し、中間画像の列は空間的に連続する視点に対応し、空間的に連続する視点の最初と最後は左視点と右視点の少なくとも一方を有する視点範囲を定義し、方法は、異なるターゲット視点を中心とする空間的に連続する視点に対する中間画像の列の予測画質に基づいてターゲット視点を決定するステップであって、予測画質はステレオ画像の画像特徴に基づく、ステップと;決定されたターゲット視点を中心とする空間的に連続する視点についてステレオ画像から中間画像の列を生成するステップとによって、空間的に連続する視点の中心をターゲット視点に位置付けるステップを有する。
ターゲット視点を決定することは、ターゲット視点を中心とする中間視点の列について画質を予測することを有し、中間視点の列は空間的に連続する視点である。視点範囲は中間視点の列の最初と最後によって定義され、中間視点の列の位置は、視点範囲の中心にある中間視点である、ターゲット視点によって決定される。中間視点の列において偶数のビューがある場合、ターゲット視点は従って二つの中心ビューの間の"仮想"視点に対応し、一方中間視点の列において奇数のビューがある場合、ターゲット視点はその中心ビューのものに対応する。
中間視点の列をセンタリングするために使用されるターゲット視点は、対応する中間画像の列の予測画質によって決定される。中間画像の列の画質を予測することは、ステレオ画像において検出された画像ディテールに基づいて画像ディテールアーチファクトの可視性を予測することを有し得るか、又はステレオ画像に対応する視差データにおいて検出された視差/奥行遷移に基づいてオクルージョンアーチファクトの可視性を予測し得る。ターゲット視点を決定することはステレオ画像に結合されるメタデータから事前に計算されるターゲット視点を読み出すことも有し得る。
中間画像の列はターゲット視点を中心とする中間視点の各列に対して生成される。中間画像は中間視点の列における各視点についてステレオ画像から生成され、従って中間画像の列が生成される。
ステレオ画像から中間画像の列を生成するために構成されるシステムであって、ステレオ画像は左視点に対応する左画像と右視点に対応する右画像を有し、中間画像の列は空間的に連続する視点に対応し、空間的に連続する視点の最初と最後は、右視点と左視点の少なくとも一方を有する視点範囲を定義し、空間的に連続する視点の中心をターゲット視点に位置付けるために構成される当該システムは、異なるターゲット視点を中心とする空間的に連続する視点に対する中間画像の列の予測画質に基づいてターゲット視点を決定するための決定ユニットであって、予測画質はステレオ画像の画像特徴に基づく、決定ユニットと;決定されたターゲット視点を中心とする空間的に連続する視点についてステレオ画像から中間画像の列を生成するための生成ユニットとを有する。
本発明の効果は、中間画像の列が高画質を持つことである。本発明の文脈において'高画質'とは、画像が可視画像アーチファクトをほとんど若しくは全く有さないことに関する。
本発明のこれらの及び他の態様は以下に記載の実施形態から明らかとなり、それらを参照して説明される。
ステレオデータから中間画像を生成するための方法を図示する。 オフラインで混合ポリシーを決定するポリシー決定プロセスを図示する。 画像ディテールの検出を用いるポリシー決定プロセスを図示する。 マルチビューディスプレイのマルチビューを図示する。 線形混合ポリシーを図示する。 二つの非線形混合ポリシーを図示する。 ステレオビデオフレームを有するステレオビュービデオシーケンスの三連続シーンを図示する。 六つのサブ図の各々において、ターゲット視点を中心とする中間視点の列に対応するマルチディスプレイビューを有するマルチビューディスプレイを図示する。 ステレオデータから中間画像を生成するためのシステムを三つの構成で、及び中間画像を表示するためのディスプレイを図示する。 ステレオ画像から中間画像の列を生成するための方法を図示する。
異なる図において同じ参照番号を持つ項目は同じ構造的特徴及び同じ機能を持つか、又は同じ信号であることが留意されるべきである。このような項目の機能及び/又は構造が説明されている場合、詳細な説明においてその説明を繰り返す必要はない。
図1aはステレオデータ105から中間画像を生成するための方法を図示する。方法の出力は中間視点B 155に対応する中間画像IB 161である。中間視点B 155は視点の範囲内の相対位置における視点をあらわし、範囲は典型的には左視点と右視点を有し、左視点と右視点の一方を少なくとも有する。方法の入力は左データSL 103と右データSR 104を有するステレオデータである。左データSLは左画像IL 101と左視差データDL 111を有する。右データSRは右画像IR 102と右視差データDR 112を有する。
当業者に明らかな通り、奥行きは視差に反比例するが、ディスプレイデバイスにおける視差への奥行の実際のマッピングは、ディスプレイによって生成され得る視差の総量、ゼロ視差へ特定の奥行値を割り当てる選択、許容される交差視差の量などといった、様々な設計上の選択に左右される。しかしながら、ステレオデータを備える及び/又は入力ステレオデータから得られる奥行データは、奥行依存的に画像をワープするために使用される。従って視差データはここでは定性的に奥行データと解釈される。
ワーピングプロセスWARP 130は三つの入力:(i)左画像IL、(ii)左視差データDL、(iii)中間視点B 155から左中間画像IBL 131を生成する。左ワーピングプロセスWARP 130は事実上、左画像ILを中間視点Bへ'ワープ'するために左視差データDLを用いて、左中間画像IBLを生成する。同様に、ワーピングプロセスWARP 140は右画像IR、右視差データDR、中間視点Bから右中間画像IBR 141を生成する。画像ベースレンダリグのために奥行/視差を使用するこのようなワーピングプロセスの一例はUS5,929,859に開示される。ワーピングのより複雑な例はUS7,689,031に提示される。
混合プロセスMIX 180は左中間画像IBLと右中間画像IBRの混合を実行する。混合は中間視点Bと、混合が中間視点Bにどのように依存するかを記述する混合ポリシーPOL 156とに依存する。混合プロセスMIXの出力は中間画像IB 161である。ポリシー決定プロセスPOLDET 170はステレオ画像に基づいて、すなわち左画像ILと右画像IRに基づいて混合ポリシーPOLを決定する。
オプションとして、方法は左視差データDLと右視差データDRを左画像ILと右画像IRから計算する視差計算プロセスを有する。奥行/視差推定アルゴリズムの例は3Dビデオ処理の当業者に周知であり、そのようなアルゴリズムの例はUS6,625,304及びUS6,985,604で提供される。オプションとして、ワーピングプロセスWARP 130及びWARP 140はステレオビュービデオシーケンスから取得される事前に計算された視差データを用いて中間画像を生成し、各ステレオビュービデオフレームはステレオ画像だけでなく対応する視差データを有する。
図1aに図示の通り混合プロセスMIXは係数計算プロセスACOMP 150とブレンディングプロセスBLEND 160から成る。係数計算プロセスACOMP 150は中間視点Bと混合ポリシーPOLから混合係数Aを計算し、混合ポリシーPOLは混合係数Aが中間視点Bにどのように依存するかを記述する。係数計算プロセスACOMPは混合ポリシーPOLに従って中間視点Bから混合係数Aを計算する。そしてブレンディングプロセスBLENDは混合係数Aを用いて中間画像IBLとIBRを混合することによって中間画像IBを生成する。オプションとして、ブレンディングプロセスBLENDはさらに以下で説明される'アルファブレンディング'と一般に知られる技術を有する。
混合ポリシーPOLは中間画像IBL及びIBRの混合が中間視点Bにどのように依存するかを記述する。ポリシー決定プロセスPOLDETは混合プロセスMIXが高画質で中間画像IBを生成するように混合ポリシーPOLを決定する。処理POLDETは混合によって生成される中間画像の画質に対する混合ポリシーの影響についての知識を用いて、中間画像IBの画質に対する混合ポリシーの影響を予測する。言い換えれば、ポリシー決定プロセスPOLDETは複数の混合ポリシーの各々に対して及び所与のステレオ画像コンテンツに対して中間画像の画質を予測し、そして複数の混合ポリシーからどの混合ポリシーPOLが高画質で中間画像を生成するかを決定する。
オプションとして、混合ポリシープロセスPOLDETは混合ポリシーを有するメタデータから混合ポリシーPOLを決定し、メタデータはステレオデータによって含まれる。例えば、メタデータは(1)様々な混合ポリシーを用いて図1の方法を用いてステレオデータから中間画像を生成する、(2)生成された中間画像の画質を測定する、(3)高画質を持つ生成された中間画像を決定する、及び(4)高画質を持つ生成された中間画像に対応する混合ポリシーを決定するアルゴリズムによってオフラインで生成される。
図1bはオフラインで混合ポリシーを決定するポリシー決定プロセスを図示する。混合ポリシー決定プロセス179は入力としてステレオ画像を、すなわち左画像IL 101及び右画像IR 102を受け取る。第一の中間画像IB1 173は第一の混合ポリシーPOL1 171とステレオ画像を用いる生成方法GEN 175によって生成される。同様に、第二の中間画像IB2 174は第二の混合ポリシーPOL2 172とステレオ画像を用いる生成方法GEN 176によって生成される。生成方法GEN 175,176は各混合ポリシーPOL1,POL2を用いて中間画像を生成するための図1aの方法を利用する。生成方法GEN 175,176はその画質を測定するために使用されるべき中間画像を生成するために中間視点を選択する。判定プロセスJDG 177において、一人以上の観察者が中間画像IB1,IB2の画質を判定し、高いと判断される画質を持つ中間画像IB1,IB2のうちの一方を選択する。そして高画質を持つ中間画像に対応する混合ポリシーが混合ポリシーPOL 156として決定される。例えば、中間画像IB1が第二の中間画像IB2と比較して高画質を持つと判断される場合、混合ポリシーPOLは第二の混合ポリシーPOL2として決定され、従ってPOL=POL2である。
オプションとして、判定プロセスJDGは観察者によって実行されるのではなく、代わりに中間画像IB1及びIB2の画質を定量化して判断するアルゴリズムによって自動的に実行される。
オプションとして、図1bのポリシー決定プロセス179はポリシーPOL1及びPOL2の各々に対するマルチ中間画像の画質に基づいて混合ポリシー156を決定する。生成プロセスGEN 175,176各々は各マルチビューについてマルチ中間画像IB1及びIB2を生成する。そして判定プロセスJDGはマルチ中間画像IB1の平均画質を判断し、マルチ中間画像IB1の平均画質を判断し、高いと判断される平均画質を持つマルチ中間画像を選択する。そして高平均画質を持つ中間画像に対応する混合ポリシーは混合ポリシーPOL 156として決定される。
代替的に、ポリシー決定プロセスPOLDETはステレオ画像における画像ディテールの存在の検出を有し、検出された存在を混合ポリシーの決定に使用する。一部の混合ポリシーを使用するとき、生成された中間画像における画像ディテールの画質は、他の混合ポリシーを使用するときよりも高い。視差データDL,DRの不正確さは各中間画像IBL,IBLRにおいて不正確に生成された画像ディテールにつながる。従って中間画像IBL,IBRから不正確に生成された画像ディテールの混合は混合から生じる中間画像IBにおけるアーチファクトにつながる。アーチファクトはディテールブラー、すなわちディテールシャープネスの低下、及び/又はゴースト発生、すなわち画像ディテールの二重出現を有する。これらのアーチファクトは、中間画像の一方を主に使用する混合を定義する混合ポリシーに従って混合が実行されるときに少なくなる。しかしながら、中間画像の一方を主に使用することは、今度はオクルージョンアーチファクトにつながる。従って、中間画像の一方を主に使用する混合を定義する混合ポリシーは、オクルージョンアーチファクトが画質に与える影響がディテールブラーアーチファクトよりも少なくなるように、ステレオ画像が十分な画像ディテールを有する場合にのみ決定される。
図1cは画像ディテールの検出を用いるポリシー決定プロセスを図示する。ポリシー決定プロセス189は、混合ポリシーPOL 156がステレオデータにおける検出された画像ディテールの存在に基づいてどのように決定されるかをあらわす。混合ポリシー決定プロセス189は入力としてステレオ画像を、すなわち左画像IL 101及び右画像IR 102を受け取る。プロセスDTLDET 181はステレオ画像における画像ディテールDTL 184を検出するディテール検出アルゴリズムを有する。画質予測プロセスQPRED 182は検出された画像ディテールDTLと第一の混合ポリシーPOL 171を受け取り、第一の混合ポリシーPOL1を用いて生成され得る中間画像の予測画質Q1 185を決定する。画質予測プロセスQPRED 183は検出された画像ディテールDTLと第二の混合ポリシーPOL2 172を受け取り、第二の混合ポリシーを用いて生成され得る中間画像の予測画質Q2 186を決定する。画質予測プロセスQPRED182,183は混合ポリシーPOL1,POL2を用いて生成される中間画像の画質に対する混合ポリシーPOL1,POL2の影響についての統計的知識を用いて画質を予測する。プロセスSEL 187は予測画質Q1,Q2の一方を高いと決定し、高予測画質に対応する混合ポリシーを混合ポリシーPOL 156として決定する。例えば、予測画質Q2が予測画質Q1と比較して高い場合、混合ポリシーPOLは第二の混合ポリシーPOL2として決定され、従ってPOL=POL2である。予測画質Q1及びQ2は各々単一値によってあらわされ得るが、二つの予測画質Q1,Q2のうち高い方が高画質と決定される。
オプションとして、ディテール検出アルゴリズムはステレオ画像の左画像及び右画像のうち一方のみを使用する。
オプションとして、予測画質の決定はオクルージョンアーチファクトに基づく。例えば、ディテール検出アルゴリズムを用いるのと類似した方法で、プロセス決定プロセスは視差データDL,DRの少なくとも一方を受け取り、視差の大きな遷移を検出する視差遷移検出アルゴリズムを使用する。様々な混合ポリシーで生成される中間画像の画質に対する視差遷移の影響についての統計的知識を用いて、ポリシー決定プロセスは混合ポリシーを決定する。この実施例はポリシー決定プロセスが視差データDL,DRの少なくとも一方を受け取ることを示唆することが留意される。
オプションとして、図1b及び図1cの決定混合プロセス179,189は複数の混合ポリシーから混合ポリシーを決定し、複数の混合ポリシーは二つの混合ポリシーPOL1,POL2よりも多くの混合ポリシーを有する。例えば、複数とは三つの追加混合ポリシーPOL3,POL4及びPOL5を有する。
以下では、画質に関して、中間画像の生成に対する混合ポリシーの影響が図2を用いて説明される。
図2はマルチビューディスプレイのビューに対応するマルチ視点を図示する。マルチ視点は水平に隣接するビューの列を形成する縦縞として示される。各視点について、マルチビューディスプレイは対応する中間画像IBを示す。複数の視点が数字201,202及び210‐213で示される。全視点は視点範囲230内にある。ステレオ画像の元の視点は左視点L 201及び右視点R 202として示される。視点範囲230は三つの部分:(i)中央視点範囲220、(ii)左横視点範囲221、及び(iii)右横視点範囲222にわけられる。視点210は左視点Lと右視点Rの中間にある中心ステレオ視点である。対照的に、視点211及び212はそれぞれ横視点範囲221及び222にある。
図2に示す通りビュー構成はレンチキュラベース若しくはバリアベースのオートステレオスコピックディスプレイの使用から生じ得る例示的なビュー構成をあらわす。このようなレンチキュラベースマルチビューディスプレイの一例はUS6,064,424に開示される。
以下では図2の説明において、(a)中央視点範囲230内の視点について両中間画像IBL,IBRを用いる混合を定義する、(b)左横視点範囲211内のビューについて左中間画像IBLのみを用いる混合を定義する、及び(c)右横視点範囲212内のビューについて右中間画像IBRのみを用いる混合を定義する、典型的な混合ポリシーが使用される。混合は左中間画像IBLの相対寄与と右中間画像IBRの相対寄与を加えることを有する。
中央視点範囲230内のビューについて、中間画像IBL,IBRの両方は中間画像IBに混合され、混合への左中間画像IBLの相対寄与は視点Lに近い視点については大きく、視点Lから遠い視点については低く、その結果、混合への右中間画像IBRの相対寄与は視点Rに近い視点については大きく、視点Rから遠い視点については低い。
左視点Lを含む左横視点範囲221では、混合プロセスが中間左画像IBLをその出力IBに単にコピーするように、従ってIB=IBLになるように、左中間画像IBLの相対寄与は100%であり、右中間画像IBRの相対寄与は0%である。これは左横ビューにおいて中間画像がワーピングプロセスWARP 130のみによって生成され、従って左元画像ILから事実上補外されることを示唆する。左視点Lの特定の場合において、ワーピングプロセスWARP 130はIBL=IL従ってIB=IBL=ILになるように入力ILをその出力IBLに単にコピーし、これは元の左画像ILが視点Lにおいて表示されることを示唆する。
右視点Rを含む右横視点範囲222では、混合プロセスが中間右画像IBRをその出力IBに単にコピーするように、従ってIB=IBRになるように、右中間画像IBRの相対寄与は100%であり、左中間画像IBLの相対寄与は0%である。これは右横ビューにおいて中間画像がワーピングプロセスWARP 140のみによって生成され、従って右元画像IRから事実上補外されることを示唆する。右視点Rの特定の場合において、ワーピングプロセスWARP 140はIBR=IR従ってIB=IBR=IRになるように入力IRをその出力IBRに単にコピーし、これは元の右画像IRが視点Rにおいて表示されることを示唆する。
図2は左目231が視点210において中間画像を見て、右目232が視点213において中間画像を見る観察者230を概略的に示す。観察者の目231及び232の各々が中間画像IBL及びIBRの混合によって生成される中間画像を見るように、視点210及び213は中央視点範囲220内に、従って元のビューL及びRの間に位置する。混合は、中央視点範囲220内のビューについて、中間画像の画質に関して利益と欠点を持つ。利益は、オクルージョンアーチファクトが中間画像において顕著に存在しないことであるが、欠点は中間画像における画像ディテールがブラー及びゴースト発生に悩まされることである。利益は混合が事実上中間画像IBL及びIBRの間の補間であることに起因し、その結果として(補間された)中間画像は顕著なオクルージョンアーチファクトを有さない。欠点は視差データDL及びDRにおける不正確さに起因し、以下の通り説明される。左視差データDLにおける単一データ値は(1)元の左画像ILにおける画像ディテールのピクセル位置と(2)元の画像IRにおける同じ画像ディテールの対応するピクセル位置との間のピクセル距離を有する。左視差データDLは元の左画像ILから中間視点Bにおいて左中間画像IBLを生成するためにワーピングプロセスWARP 130によって使用される。右視差データDRは元の右画像IRから視点Bにおいて右中間画像IBRを生成するためにワーピングプロセスWARP 140によって使用される。従って視差データDL,DRにおける不正確さは中間画像IBL,IBRの不正確なピクセル位置において画像ディテールを生成させ、その結果中間画像IBL,IBRの画像ディテールの混合は典型的にはブラー若しくはゴースト発生アーチファクトに悩まされる画像ディテールを有する中間画像IBの生成をもたらす。
図2は左目241が視点211において中間画像を見て、右目242が視点201において中間画像を見る観察者240を概略的に示す。従って右目242は定義により高画質を持つ元の左画像を見る。対照的に、左目241は元の左画像ILから左横中間視点211において生成された、事実上元の左画像から補外される中間画像を見る。視点211における中間画像は画質に関して利益と欠点を持つ。利益は画像ディテールが画像ディテールのブラー若しくはゴースト発生に悩まされないことである。欠点は左画像のみからの補外に起因するオクルージョンアーチファクトの出現である。同じ利益と欠点は視点212などの右横視点にも当てはまる。
本発明の一実施形態において、中間画像の生成において使用される混合ポリシーは元のステレオデータのコンテンツに適応する。多くのディテールを有するステレオ画像の場合、ポリシー決定プロセスPOLDETは中間画像IBL,IBRの両方を用いるのではなく中間画像IBL,IBRの一方のみを用いる混合を定義する混合ポリシーを決定する。実施形態の第一の実施例として、混合ポリシーは視点範囲230内の全中間ビューについて左中間画像IBLを中間画像IBに単にコピーする混合を定義する。実施形態の第二の実施例として、混合ポリシーは視点範囲230内の全中間ビューについて右中間画像IBRを中間画像IBに単にコピーする混合を定義する。実施形態の第三の実施例として、混合ポリシーは(a)中心ステレオ視点210の左のビューについては左中間画像IBLから、及び(b)中心ステレオ視点210の右のビューについては右中間画像IBRから、中間画像IBをコピーする混合を定義する。画像ディテールのブラーが顕著に見えないように元のステレオ画像が少ない画像ディテールを有する場合、中間画像IBL,IBRの両方を用いる混合を定義する混合ポリシーが決定される。
以下では、混合プロセスMIX 180はブレンディングプロセスBLEND及び係数計算プロセスACOMPを有する。図3a及び3bは二つの中間画像データIBL及びIBRの混合のための混合係数を定義する混合ポリシーを図示する。
図3aは線形混合ポリシーを図示する。組み合わされる二つの曲線AL 301及びAR 302は単一混合ポリシーをあらわす。曲線AL 301及びAL 302は混合係数A 304が中間視点B 303にどのように依存するかを記述する。曲線AL 301は左中間画像IBLに対応する混合係数を記述し、曲線AR 302は右中間画像IBRに対応する混合係数を記述する。曲線AL及びARの混合係数は相補的であり合計すると1になる、すなわちAL+AR=1である。混合係数AL及びARは中間視点Bに線形従属する。値B=0における目盛311は元の左視点Lに対応し、値B=1における目盛312は元の右視点Rに対応し、値B=0.5における目盛313は中心ステレオ視点、例えば図2の視点210に対応することが留意される。ブレンディングプロセスBLENDにおける混合の一実施例はアルファブレンディングに従った混合であり、これは以下の通り実行される:
IB=ALIBL+ARIBR、ここでAL+AR=1
図3a及び3bにおいて、元の視点Lにおける中間画像IBはB=0における元の左画像ILに等しく、従ってIB=IBL=ILである。元の視点Rにおける中間画像IBはB=1における元の右画像IRに等しく、従ってIB=IBR=IRである。中心視点における、従ってB=0.5における中間画像IBは中間画像IBR及びIBLの平均に等しく、従ってIB=0.5IBL+0.5IBRである。
混合係数ALは混合における左中間画像IBLの相対寄与をあらわし、混合係数ARは混合における右中間画像IBRの相対寄与をあらわすことが留意される。この文脈における混合係数は一般に'ブレンド係数'ともよばれる。
横視点範囲、従ってB<0及びB>1についての混合ポリシーは図3aに示されないことが留意される。従ってこれにより、左横視点範囲内のビューについて、従ってB<0についてはAL=1であり、右横視点範囲内のビューについて、従ってB>1についてはAL=0であることが示唆される。その結果として、左横視点範囲内のビューについてはAR=0であり、右横視点範囲内のビューについてはAR=1である。
図3bは二つの非線形混合ポリシーを図示する。曲線351及び352は図3aの各曲線AL301及びAL302と同様であり、曲線351及び352が中間視点Bに非線形従属する点が異なる。曲線351及び352は図3aの線形曲線の代案を提示する。曲線351,352を用いる非線形混合ポリシーの効果は、線形曲線301を用いるのと比較して非線形曲線351を用いるとき、左中間画像IBLによる混合における相対寄与が、中心ステレオ視点の左におけるビューについてより大きくなることである。同様に、右中間画像IBRによる混合における相対寄与は、線形曲線302を用いるのと比較して非線形曲線352を用いるとき、中心視点の右におけるビューについてより大きくなる。
図3bは非対称非線形混合ポリシーも示す。非線形非対称曲線361,362は非線形性という意味で各曲線351,352と同様であるが、非対称という意味で異なる。曲線362は平均で曲線361よりも大きいので、曲線361,362は混合係数が平均で右中間画像IBRについてより高いことを示す。その結果として、中心ステレオ視点において、すなわちB=0.5において、中間画像IBへの右中間画像IBRの相対寄与(曲線362)は中間画像IBへの左中間画像IBLの相対寄与(曲線361)よりも大きい。言い換えれば、混合における右中間画像IBRの相対寄与は混合における左中間画像IBLの相対寄与より優位である。
図3bの曲線における左右非対称性は、曲線における非対称性が非対称パラメータParAを変えることによって増加若しくは減少され得るように、非対称パラメータParAによって制御される。
曲線361及び362の非対称性をさらに増加させることによって、曲線361と362の交点はさらにいっそう左の方へ、従ってB=0の方へシフトし、従って曲線362は平均でさらにいっそうA=1の方へ傾く。その結果、増加するビューについて、中間画像IBがますます右中間画像IBRに類似し、徐々に左中間画像IBLに類似しなくなるように、混合における右中間画像IBRの大きな相対寄与を用いて中間画像IBが生成されることになる。非対称パラメータParAをその正の最大値ParA=+1に増加させることによって、上記右中間画像IBRの相対寄与は全中間ビューBについて1になる。言い換えれば、中間画像IBが右画像IR、右視差データDR及び中間視点Bのみを用いて生成されるように、各中間画像IBは右中間画像IBRのコピーになる。後者の場合は一般に'画像プラス奥行からのレンダリング'としても知られる。
同様に、非対称パラメータParAは交点を右の方へ、すなわち従ってB=1.0の方へ動かして他方の方向に非対称性をシフトするために使用され得る。前の実施例と類似して、上記交点を右へますますシフトすると、中間画像IBへの左中間画像IBLの相対寄与はさらに増加する。非対称パラメータParAをその負の最大値ParA=−1に増加させることによって、上記左中間画像IBLの相対寄与はB=0とB=1の間の全中間ビューBについて1になる。言い換えれば、中間画像IBが左画像IL、左視差データDl及び中間視点Bのみを用いて生成されるように、中間画像IBは左中間画像IBLのコピーになる。
よりゼロに近い値を仮定する非対称パラメータParAの場合、図3bの曲線はあまり非対称でなくなり、これは上記中間画像IBL,IBRの相対寄与がより等しくなる混合ポリシーに対応する。ParA=0である、非対称パラメータの一つの特定の値の場合、曲線は曲線351,352によって図示されるような対称非線形混合ポリシーを記述する。
従って非対称パラメータは事実上、混合ポリシーを段階的にスイッチし、それによって(a)左データ及び右データの両方から中間画像を生成することと、(b)左データ及び右データの一方のみから中間画像を生成することを段階的に切り替えるために使用され得る'ソフトスイッチ'である。混合ポリシーの当該段階的スイッチは本明細書において以下でさらに詳述される。
オプションとして、中間画像はステレオビュー静止画像によって含まれるステレオデータから生成される。オプションとして、中間画像はステレオビュービデオシーケンスのステレオビューフレームによって含まれるステレオデータから生成される。
オプションとして、二つの中間画像は新たなステレオ画像の新たな左画像と新たな右画像を形成するために生成され、新たな左画像は新たな左視点に対応し、新たな右画像は新たな右視点に対応し、新たな左視点と新たな右視点はそれぞれ元の左視点及び右視点とは異なる。このような二つの中間画像の生成は一般にステレオ‐ステレオ変換ともよばれ、ステレオデータの奥行範囲を縮小若しくは拡大するために適用され得る。新たなステレオ画像はステレオビュー眼鏡を用いて観察者によって専用ステレオビューディスプレイ上で見られ得る。
オプションとして、中間画像の列において画像を同時に表示することができるマルチビューオートステレオスコピックディスプレイ上で見るために、ビューの水平列に対応する中間画像の列が生成される。列は典型的には二つよりも多くのビューを有する。例えば、マルチビューオートステレオスコピックディスプレイは9ビューを有する。
オプションとして、中間画像の列はステレオビュービデオシーケンスの各フレームから各ビュー列に対して生成される。ビュー列は連続中間ビューを有する。中間画像の列は例えばマルチビューオートステレオスコピックディスプレイ上で見られる。
オプションとして、ステレオビュービデオシーケンスは様々なシーンを有し、単一の混合ポリシーが一つのシーン内で使用される。シーンはマルチ連続ステレオビュービデオフレームを有し、この場合、各ステレオビュービデオフレームから中間画像を生成するためにシーン内で同じ混合ポリシーが使用される。シーン内で使用される混合ポリシーは後続シーン内で使用される混合ポリシーとは異なり得る。シーン変化検出器を用いることによって、次のシーンの開始が検出され、次の混合ポリシーが新たなシーンの最初のフレームにおいて決定される。次のシーン内では次の混合ポリシーが使用される。シーン変化検出器を用いるのではなく、シーン変化はシーン変化インジケータを有するメタデータによって示されてもよく、メタデータはステレオビュービデオシーケンスによって含まれる。
従来技術のシーン検出、若しくはショット遷移検出法、並びにそれらの作用の分析の概要は、引用により本明細書に組み込まれる、Alan F.Smeaton,"Video shot boundary detection:Seven years of TRECVid activity",Computer Vision and Image Understanding 114(2010)411‐418,2010において得られる。図4はステレオビデオフレームを有するステレオビュービデオシーケンス400の三連続シーン410,420,430を図示する。ステレオビデオシーケンスは左画像と右画像を有するステレオビデオフレームから成る。図4における水平軸は時間軸をあらわす。セクション410,420,430は各々(時間)インスタンス401,402,403においてそれぞれ開始するステレオビュービデオシーケンスのセクションを提示し、セクション430はインスタンス404において終了する。セクション410,420,430はシーンをあらわし、インスタンス402及び403はシーン変化をあらわす。本文脈において使用される'シーン'という語は'ショット'という語によって一般によばれるものと同じことをあらわす。
シーン内で単一の混合ポリシーが使用される上記実施形態が、以下の実施例でさらに説明される。セクション410は多くのディテールを有するフレームを含み、従って左中間画像IBLのみを用いる混合を定義する混合ポリシーが決定される。セクション420は少ないディテールを含み、従って図3aの曲線によって記述される混合ポリシーなど、左中間画像IBLと右中間画像IBRの両方を用いる混合を定義する混合ポリシーが決定される。セクション410と同様に、セクション430は多くのディテールを有するフレームを含み、従って右中間画像IBRのみを用いる混合を定義する混合ポリシーが決定される。シーン変化がインスタンス402及び403において検出され、その結果新たな混合ポリシーが決定され、中間画像IBの生成において使用される。
前の実施例に加えて追加の実施例として、中間ビューの各列に対応する中間画像の列が各ステレオビデオフレームから生成され、中間画像の列はマルチビューオートステレオスコピックディスプレイ上で見られる。
オプションとして、混合ポリシーの決定はステレオビュービデオシーケンスのシーン内で段階的に変化する。これは図3bの説明において上記した通り非対称パラメータを用いる混合で実現される。以下の実施例を考える。シーンの前期フレームから生成するために、左中間画像IBLのみを用いる混合を定義する、従って事実上(元の)左データのみから中間画像IBを生成する、第一の混合ポリシーが決定される(ParA=−1を用いる)。シーンの後期フレームから生成するために、二つの中間画像IBL,IBRの両方を用いる混合を定義する、従って事実上左データと右データの両方から中間画像IBを生成する、第二の混合ポリシーが決定される(ParA=0を用いる)。さらに、中間画像IBにおける急な遷移を防止するために、混合ポリシーは前期フレームと後期フレームの間のフレームについて第一の混合ポリシーから第二の混合ポリシーへ段階的に変更される。二フレーム間で非対称パラメータを段階的に変化させることによって、混合ポリシーにおいて段階的な変化が確立され、その結果中間画像も段階的に変化する。従って前期フレームと後期フレームの間のフレームについて、非対称パラメータは前期フレームに対するParA=−1から後期フレームに対するParA=0へと段階的に変化する。
図5は、六つのサブ図の各々において、ターゲット視点T 504を中心とする中間視点の列に対応するマルチディスプレイビューを有するマルチビューディスプレイを図示する。サブ図510‐550の各々はディスプレイビューの列を有するマルチビューディスプレイを図示する。各ディスプレイビューにおいて、ディスプレイは中間視点に対応する中間画像を表示し、従ってディスプレイビューの列は事実上中間視点の列を示す。中間視点の列内の中間視点の相対位置は全てのサブ図において同じままであり、従って中間視点は列におけるそれらの相対順序とそれらの二つの隣接中間視点への距離を維持する。元のステレオ視点L 501及びR 502は左視点と右視点が中間視点の列内のどこにあるかを示す。中心ステレオ視点CS 503は視点Lと視点Rの真ん中にある中間視点を示す。中間視点の列における中心要素はターゲット視点Tである(破線垂直線も参照)。ターゲット視点Tは元の視点L及びRの間若しくは付近の任意の中間視点であり得る。視点L,R及びCからターゲット視点Tがどの中間視点に対応するかが推定される。サブ図510‐550の各々は異なるターゲット視点Tに対応する(同じターゲット視点Tに対応するサブ図550及び560を除く)。
例えばサブ図510において、ターゲット視点Tは中心ステレオ視点CSに対応する。対照的に、サブ図550においてターゲット視点Tは元の左視点Lに対応する。各サブ図から次のサブ図へ、例えば510から520へ、ターゲット視点は1視点だけシフトする。従って、サブ図510‐550のシーケンスはターゲット視点Tの段階的シフト、すなわち後続サブ図間で1ディスプレイビューだけシフトする、サブ図510における中心ステレオ視点からサブ図550における元の左視点への段階的シフトを示す。しかしながらサブ図550とサブ図560の間でターゲット視点Tはシフトされず、これは以下の実施例において使用される。
オプションとして、図1の方法はステレオデータから中間画像の列を生成するために使用され、中間画像がステレオデータの所与のコンテンツに対して高画質を持つようにターゲット視点Tが決定される。以下の実施例を考えると、ステレオデータはステレオビデオシーケンスによって含まれ、混合ポリシーは全フレームに対して同じ混合を定義する。混合ポリシーは、図3aによって記述される混合ポリシーなど、両中間画像IBL及びIBRを使用する混合を定義する。この実施例の文脈において、サブ図510‐560はステレオビュービデオシーケンスの後続フレームに対応する。サブ図510はこの実施例においてフレーム1とよばれる、ステレオビデオフレームから生成される中間画像の列をマルチビューディスプレイが表示する状況に対応する。同様に、サブ図520‐560は各フレーム2‐6に対応する。ポリシー検出プロセスは画像ディテールの存在を検出するディテール検出器を使用し、検出された存在に基づいてターゲット視点Tを選択する。フレーム1について、システムは、ディテール検出器を用いて、ディテールアーチファクトが見えないように少ないディテールが存在すると結論付け、従ってターゲット視点Tとして中心ステレオ視点CSを選択する。その結果、方法は中間ビューの列に対する中間画像を生成し、列の中心視点は中心ステレオ視点CSに対応する。しかしながら、フレーム2に対し、システムは過剰のディテールが存在すると結論付け、従って、例えばディテールアーチファクトは中心ステレオ視点CS付近のビューよりも元の左視点L付近のビューで少なく見えるので、ターゲット視点Tとして左視点Lを用いることによって高画質が生成されると結論付ける。中間画像における瞬間遷移(例えば3D画像が不快な観察経験をもたらす突然の'ジャンプ'をなすような)を防止するために、ターゲット視点Tは第二のフレームから中間画像の列を生成するために左視点Lへ単一ステップでシフトされない。代わりに、元の左視点Lへ向かってターゲット視点Tの段階的シフトがフレーム2‐5中に実行され、フレーム5において段階的シフトを完了する。
オプションとして、例えばシーン変化が一つのフレームとその次のフレームの間で検出されるとき、システムは一つのフレームとその次のフレームの間でターゲット視点Tの瞬間シフトを(段階的シフトを実行するのとは対照的に)実行する。ステレオビデオフレームのコンテンツが、全体として、シーン変化において一つのフレームとその次のフレームの間で変化するので、ターゲット視点Tにおける瞬間変化は観察者によって気付かれない。
オプションとして、ポリシー決定プロセスはターゲット視点Tのシフトを完了した後に新たな混合ポリシーを決定する。例えば、上記の通りフレーム1‐5中の段階的シフトを考える。フレーム6(サブ図560参照)について、混合ポリシーは例えば左中間画像IBLのみを用いる(若しくは言い換えれば事実上'画像プラス奥行'を用いる)混合を定義する新たな混合ポリシーに変更される。
オプションとして、前の段落に類似して、ポリシー決定プロセスはターゲット視点Tのシフトを開始する前に新たな混合ポリシーを決定する。新たな混合ポリシーは段階的シフト中に変化しない。
オプションとして、ポリシー決定プロセスは段階的シフトと同時に混合ポリシーを段階的に変更する。フレーム1‐5中の段階的シフトを考えるが、混合ポリシーは非対称パラメータParAによって制御される非線形非対称混合ポリシーである(図3bも参照)。フレーム1において、混合は図3bにおける曲線351‐352によって記述されるような両中間画像IBL及びIBRを用いて決定される。フレーム5において、混合は左中間画像IBLのみを使用する。フレーム1,2,3,4,5における混合はそれぞれParA=0.0,−0.25,−0.5,−0.75,−1.0によって定義される。
オプションとして、ターゲット視点Tは離れた複数フレームであるフレームにおいてシフトされる。例えば、ターゲット視点Tは10フレームごとに一度1ビューだけシフトされ、毎フレームごとに1ビューだけシフトするのと比較して段階的シフトをより遅くする。
オプションとして、ターゲット視点Tはビューの一部だけ、若しくは1ビューよりも多くシフトされる。
オプションとして、ターゲット視点Tは複数のターゲット視点Tについて画質を予測し、最高画質に対応する一つを複数のターゲット視点から選択することによって決定される。中間画像の列の予測画質は予測画質パラメータによって定量化される。例えば、複数のターゲット視点Tは三視点:元の左視点L、元の右視点R、及び中心ステレオ視点CSから成る。この実施例において、ステレオ画像は多くのディテールを含み、中心ステレオ視点CSに対する予測画質パラメータはその結果低く(可視ディテールアーチファクトが中心ステレオ視点付近で予測されるので)、一方元の視点L及びRに対する予測画質パラメータは高い(可視ディテールアーチファクトが元の視点L及びR付近で予測されないので)。この場合、元の視点Lに対する予測画質パラメータは他の二視点、R及びCSに対する予測画質パラメータと比較して最高である。従って元の視点Lが選択され、中間視点の列は元の視点Lを中心とする。言い換えれば、中間視点の列は元の視点L付近の領域内にある。
オプションとして、予測画質パラメータは視点あたり予測画質パラメータの列の平均として計算され、一つの視点あたりパラメータは中間視点の列における各中間視点について計算される。そして中間視点の列に対する予測画質パラメータは視点あたり予測画質パラメータの平均として計算される。
オプションとして、中間画像の列の予測画質パラメータは中間視点の列における単一中間視点に対する視点あたり予測画質パラメータとして計算される。例えば、単一中間視点は中間視点の列におけるターゲット視点Tである。中間視点の列が奇数の長さNを持つ場合、ターゲット視点Tは列における(N+1)/2番目の中間視点をあらわす。そして中間画像の列の予測画質はターゲット視点Tに対応する中間画像の視点あたり予測画質パラメータによってあらわされる。
オプションとして、ターゲット視点Tは事前に計算され、元の左画像と元の右画像を補完するメタデータとしてレンダリングシステム若しくはレンダリングデバイスに提供され得る。この文脈において'補完する'という語は、メタデータがステレオデータと一緒に提供されるという意味で'結合される'ことをあらわし、'補完する'という語は本明細書の他の場所において同じ意味を持つことが留意される。
図7は上記の通りステレオ画像から中間画像の列を生成するための方法を図示する。方法への入力は左画像101と右画像102を有するステレオ画像IS 701である。決定プロセス710はターゲット視点711を決定し、生成プロセス720 SIBGENはステレオ画像ISから、ターゲット視点TARを中心とする中間視点の列に対して、中間画像の列SIBを生成する。
決定プロセスTARDET 710は中間視点の列の予測画質にターゲット視点の決定を基づかせる。決定プロセスはターゲット視点TARを中心とする中間視点の列に対する中間画像の画質を予測する予測プロセス(図7に不図示)を有する。例えば、予測プロセスはディテール検出器を有し、この場合、ステレオ画像において多量のディテールを検出する。この場合、予測プロセスは中心ステレオ視点CSにおける予測画質が低く、従って適切なターゲット視点でないと結論付け、その結果元の左視点Lをターゲット視点TARとして決定する。従って、ターゲット視点TARは、中間視点の列がターゲット視点TARを中心とした場合に生成プロセスSIBGENから生じ得る中間画像の列SIBの予測画質に基づく。
オプションとして、ターゲット視点決定プロセス710は元のステレオ画像701を補完するメタデータとして(事前に計算された)ターゲット視点TARを読み出す。オプションとしてターゲット視点決定プロセス710はターゲット視点を決定するために左画像ILと右画像IRの一方のみを用いる。例えば、上記の通り、予測画質パラメータがディテール検出器を用いて計算される場合、左画像ILと右画像IRの一方のみを用いることはディテールを検出するために十分である。
オプションとして、生成プロセス721は図1に図示されたように生成機能を使用し、生成機能は中間視点の列における中間視点の一つに対してステレオ画像ISから中間画像を生成する。生成プロセス721は生成機能を使用して中間視点の列SBにおける各中間視点に対して中間画像を生成し、従って中間画像の列SIBを生成する。生成機能は中間画像を生成するために視差データを使用し、ステレオ画像ISから視差データを計算する。オプションとして、視差データはステレオ画像ISから計算されるのではなく、代わりにステレオ画像ISを補完するメタデータとして読み出される。
ターゲット視点、オプションの混合ポリシー及びオプションの奥行/視差データを有するメタデータの提供により、より高画質の中間画像の列がレンダリングされ得る;すなわち画質要求がエンコーディング時に承認/考慮されている中間画像の列がレンダリングされ得る。
上記において、ターゲット視点と混合ポリシーは主に個別に最適化されているが、これが当てはまる必要はない。特にターゲット視点と混合ポリシーの選択がコンテンツレビュアー委員会によって評価されるときは、多数の選択肢を評価し、組み合わせた両パラメータを最適化することが可能である。このように可視アーチファクトを軽減しながらもディレクターの選好に従う選択がなされ得る。図7のターゲット視点TAR 711は図5のターゲット視点T 504と同じものをあらわすことが留意される。
図7の方法を実行するように構成されるシステムはターゲット視点決定ユニットと列生成ユニットを有する。ターゲット決定ユニットは決定プロセスTARDETを実行するように構成される。列生成ユニットは生成プロセスSIBGENを実行するように構成される。システムへの入力はステレオ画像ISである。システムの出力は中間画像の列SIBである。
図6は三構成で、ステレオデータから中間画像を生成するため及びディスプレイ上に中間画像を表示するためのシステムを図示する。システムは生成された中間画像をディスプレイ上に表示するために構成される。生成ユニットGU 630,640,650は全て中間画像IB 611を生成するように構成され、全てステレオ画像IL,IRと中間視点B 603を受け取るように構成される。ディスプレイユニットDISP 666は生成ユニットGU 630,640,650の一つから受け取る中間画像IBを表示するように構成される。
図6はステレオ画像から中間画像IB 611を生成するための、及びディスプレイDISP上に中間画像IB 611を表示するためのシステム600を図示する。生成ユニットGU 630はステレオ画像IL,IRから中間画像IB 611を生成するように、及び元の左画像IL、右画像IR及び中間視点B 603をその入力において受け取るように構成される。プロセスGU 630は以下の機能を有する:
(a)元の左及び右画像IL,IRを受け取り、左及び右画像IL,IRから左視差データDLを計算し、計算された左視差データDLを左ワーピング機能へ渡す、左視差計算機能;並びに、
(b)元の左及び右画像IL,IRを受け取り、左及び右画像IL,IRから右視差データDRを計算し、計算された右視差データDRを右ワーピング機能へ渡す、右視差計算機能;並びに、
(c)中間視点B 603、左画像IL、及び左視差データDLを受け取り、左中間画像IBLを生成し、左中間画像IBLを混合機能へ渡す、左ワーピング機能;並びに、
(d)中間視点B 603、右画像IR、及び右視差データDRを受け取り、右中間画像IBRを生成し、右中間画像IBRを混合機能へ渡す、右ワーピング機能;並びに、
(e)元の左画像IL及び元の右画像IRを受け取り、その混合ポリシーを用いてシステムによって生成される中間画像の予測画質に基づいて混合ポリシーを決定し、混合ポリシーを混合機能へ渡す、ポリシー決定機能;並びに、
(f)左ワーピング機能から左中間画像IBLを受け取り、右ワーピング機能から右中間画像IBRを受け取り、中間視点B 603を受け取り、ポリシー決定機能から混合ポリシーを受け取り、中間視点B 603と混合ポリシーを用いて中間画像IBL,IBRの混合によって中間画像IB 611を生成する、混合機能。
オプションとして、生成ユニットはシステムの機能を実行するソフトウェアを有する汎用プロセッサである。オプションとして、生成ユニットはシステムの機能を実行する専用アプリケーションロジックを有するASICである。
オプションとして、システム600は左ワーピング機能と右ワーピング機能の代わりに単一ワーピング機能を有する。左ワーピング機能と右ワーピング機能は同一であり、同じ計算を実行するように構成され、それらが処理する入力においてのみ異なる。単一ワーピング機能は左ワーピング機能若しくは右ワーピング機能と同一である。システム600は連続的に中間画像IBL,IBRを計算する単一ワーピング機能を有する。例えば、単一ワーピング機能は以下の通り実行される。単一ワーピング機能は最初に左データIL,DL、中間視点Bを受け取り、左中間画像IBLを生成し、左中間画像IBLを混合プロセスに渡す。そして単一ワーピング機能は右データIR,DR、中間視点Bを受け取り、右中間画像IBRを生成し、右中間画像IBRを混合プロセスに渡す。システム600は一旦四つの入力IBL,IBR,B,POL全てを受け取ると混合を実行する混合機能を有する。オプションとして、単一ワーピング機能は最初に右中間画像IBRを、そして左中間画像IBLを時系列で生成する。
図6はステレオ画像及び混合ポリシーから中間画像を生成するために、並びに中間画像をディスプレイ上に表示するように構成されるシステム610を図示する。生成ユニットGU 640は以下の違いを除きユニットGU 630と同じである。ユニットGU 640はポリシー決定機能を有しておらず、混合機能がGU 640の入力から混合ポリシーPOL 604を受け取るように構成される。
図6はステレオ画像から、及び視差データから中間画像を生成するために、並びに中間画像をディスプレイ上に表示するように構成されるシステム620を図示する。生成ユニットGU 650は以下の違いを除きユニットGU 630と同じである。生成ユニットGU 650は視差処理機能を有していない。左ワーピング機能は入力から直接左視差DL 611を受け取るように構成される。同様に、右ワーピング機能は入力から直接右視差DR 612を受け取るように構成される。
オプションとして、ディスプレイユニットDISPはそのディスプレイビューの一つにおいて中間画像IBを表示するマルチビューディスプレイである。
オプションとして、ディスプレイユニットDISPはステレオビューディスプレイであり、左中間視点BLと右中間視点BRを生成ユニットGUへ提供するようにヘッドトラッキングデバイスが構成される。生成ユニットGUは各中間ビューBL,BRを用いて新たな左画像と新たな右画像を生成するように、及び生成されたステレオ画像をディスプレイユニットDISPへ提供するように構成される。ディスプレイユニットDISPはステレオ画像を表示するように構成され、これは観察者がディスプレイユニットDISP上で3D画像を知覚することを可能にするように構成されるステレオ眼鏡を用いて観察者によって見られる。生成ユニットGUとディスプレイユニットDISPを有する、得られるシステムは、観察者が3D画像を視覚的に知覚するように、及び能動的頭部運動をなすことにより3D画像におけるフォアグラウンドオブジェクトの後ろを見るように構成される。
追加の実施形態として、コンピュータプログラム製品は図7に図示の方法の決定プロセス710と生成プロセス720をプロセッサシステムに実行させるための命令を有する。例えば、プロセッサシステムはビデオグラフィックカードと汎用プロセッサを持つPCを有し、マルチビューディスプレイに接続される。プロセッサシステムはステレオ画像を中間画像の列に変換し、各ディスプレイビュー上で中間画像の列を表示するためにマルチビューディスプレイを駆動する。図7の方法は汎用プロセッサ上及び/又はビデオグラフィックカード上のコンピュータプログラム上のソフトウェアにおいて実行する。ステレオ画像はビデオフレームを有するステレオビデオシーケンスを提供するソースから受信され、各ビデオフレームは左画像と右画像を有する。ソースはプロセッサシステムが接続されるインターネットであってもよく、そこからステレオビデオシーケンスがプロセッサシステムへストリーミングされる。ソースはコンピュータプログラムが保存されるメディアデータキャリアであってもよい。メディアデータキャリアは例えばBlu‐ray(登録商標)ディスク若しくはフラッシュメモリを有するUSBストレージデバイスであり得る。
上記の通り、ターゲット視点及びオプションとして混合ポリシーは事前に計算され、元のステレオデータを補完するメタデータとしてレンダリングシステム若しくはレンダリングデバイスに提供されてもよい。従って本発明はステレオ画像701から中間画像の列721を生成する方法において使用するための出力ステレオデータを生成する方法も有利に可能にし、ステレオ画像701は左視点に対応する左画像101と右視点に対応する右画像102を有し、出力ステレオデータを生成する方法は、ターゲット視点711を中心とする空間的に連続する視点に対応する中間画像の列721の予測画質に基づいてターゲット視点711を決定するステップと;決定されたターゲット視点711を記述するメタデータを含む出力ステレオデータを生成するステップを有する。
ターゲット視点を決定することは、それぞれの複数のターゲット視点に対して複数の予測画質パラメータを計算すること、及び複数の予測画質パラメータの中で最高値を持つ予測画質パラメータに対応するターゲット視点711を決定することを有する。代替的に若しくは付加的に、決定することはディテール検出器を用いてステレオ画像701における画像ディテールの量を測定すること、及び測定された画像ディテールの量に基づいて予測画質を計算することを有する。代替的に若しくは付加的に、決定すること710はオクルージョンアーチファクトを予測するために奥行遷移検出器を用いてステレオ画像701における奥行遷移を検出すること、及び予測されたオクルージョンアーチファクトを用いて予測画質を決定することを有する。さらに代替的に、ステレオ画像701から中間画像の列721を生成する方法において使用するための出力ステレオデータを生成する方法は、中間画像の列721を生成するのに使用するための混合ポリシーPOLを決定することをさらに有し、混合ポリシーPOLを記述するメタデータとして出力ステレオデータに決定された混合ポリシーPOLを含めることをさらに有する。上記の通り出力ステレオデータは、中間画像の列721を生成するために構成されるシステムが、ターゲット視点及び/又は混合ポリシーを使用すること(提供されるとき)、メタデータのエンコーディング時に設定された要求を満たす中間画像の列の生成を可能することを可能にするという点で、従来技術と比較して中間画像の列721の改良された生成を可能にするために使用され得る。
本発明はステレオ画像701から中間画像の列721を生成するシステムにおいて使用するための出力ステレオデータを生成するためのシステムも可能にし、ステレオ画像701は左視点に対応する左画像101と右視点に対応する右画像102を有し、出力ステレオデータを生成するためのシステムは、ターゲット視点711を中心とする空間的に連続する視点に対応する中間画像の列721の予測画質に基づいてターゲット視点711を決定するため;及びターゲット視点711を記述するメタデータを含む出力ステレオデータを生成するために構成される生成ユニットを有する。
生成ユニットによる決定は、それぞれの複数のターゲット視点に対して複数の予測画質パラメータを計算すること、及び複数の予測画質パラメータの中で最高値を持つ予測画質パラメータに対応するターゲット視点711を決定することを有する。代替的に若しくは付加的に、生成ユニットによる決定はディテール検出器を用いてステレオ画像701における画像ディテールの量を測定すること、及び測定された画像ディテールの量に基づいて予測画質を計算することを有し得る。代替的に若しくは付加的に、生成ユニットによる決定はオクルージョンアーチファクトを予測するために奥行遷移検出器を用いてステレオ画像701における奥行遷移を検出すること、及び予測されたオクルージョンアーチファクトを用いて予測画質を決定することを有する。さらに代替的に、ステレオ画像701から中間画像の列721を生成するシステムにおいて使用するための出力ステレオデータを生成するシステムは、生成ユニットが中間画像の列721を生成するのに使用するための混合ポリシーPOLを決定することをさらに有し、混合ポリシーPOLを記述するメタデータとして出力ステレオデータの生成中に決定された混合ポリシーPOLを含めるようにさらに構成される。
上記の通り出力ステレオデータは、中間画像の列721を生成するために構成されるシステムが、ターゲット視点及び/又は混合ポリシーを使用すること(提供されるとき)、メタデータのエンコーディング時に設定された要求を満たす中間画像の列の生成を可能することを可能にするという点で、従来技術と比較して中間画像の列721の改良された生成を可能にするために使用され得る。
ターゲット視点及び/又は出力ステレオデータに含まれる混合ポリシー情報/メタデータは、ステレオペアに関してターゲット視点の位置を記述する、又は別の方法でレンダリングが適切な中間画像の列を生成することを可能にする情報を有し得る。
ターゲット視点配向を示すメタデータは相対的であり、すなわちステレオペアの左右視点の位置をターゲット視点の基準とする(図5で使用されるTの表現に相当)。
単純な2進表現の一実施例はターゲット視点を示すために3ビットを使用するものであり、ここでは000がLに、100がL&Rの中間に、001がLから1/8でRから7/8などに対応し得る。フレームがこのメタデータを含まない場合、これは前のフレームから利用可能な最後のターゲット視点表示を使用し得る。
代替的に配向は例えばディスプレイ面配向若しくはディスプレイ面法線を基準にして絶対配向としてあらわされ得る。
ステレオペアがビデオシーケンスの一部である場合、上記ターゲット視点は経時的に変化し得る。結果としてターゲット視点はフレームあたり提供され得るか、又は例えばGOPあたり(コーディング規格に関する粒度のレベル)若しくはショット/シーンあたりのより高い粒度で(ショットレベルにおける連続性などの要求に対処することを可能にする粒度のレベル)、マルチフレームを有する集合した形のビデオ構造において提供され得る。
後者はさらに、経時的にターゲット視点の配向を示す区分線形表現若しくはスプライン表現の形で機能記述を用いることなどによって、より高い抽象化レベルでターゲットビュー配向が記述されることを可能にする。
オプションとして、メタデータはターゲット視点自体を有するのではなく、ターゲット視点を決定するためのデータを有する。例えば、メタデータは特定ビデオフレームについて予測画質が基づくべき画像特徴を有してもよく、画像特徴は画像ディテール若しくはオクルージョンアーチファクトであり、例えばあるビデオフレームに対し予測画質は画像ディテールに基づき、別のビデオフレームに対し予測画質はオクルージョンアーチファクトに基づく。
混合ポリシー情報、若しくは混合ポリシーメタデータが出力ステレオデータに含まれるとき、これは上記の通りマルチビューディスプレイを駆動するのに使用するための混合係数若しくはブレンド係数、非対称パラメータ、ターゲット視点T記述、ビュー位置割り当てに及ぶ情報を有し得る。この情報はフレームあたり、若しくは好適にはシーン内の各フレームにパラメータをリンクするシーンあたりのルックアップテーブルの形で、又は例えば区分線形若しくはスプラインベース表現を用いて機能記述の形で提供され、表現は再生デバイスが機能記述からフレームに対し適切なパラメータを導き出すことを可能にする。
上記方法に従って生成される出力ステレオデータはマルチビューディスプレイデバイス上でのレンダリングにおいて使用するための追加メタデータ及び/又は情報をさらに含み得る。
上記方法若しくはシステムを用いて生成される出力ステレオデータはブロードキャスト用の信号として、又はローカルネットワーク、企業イントラネット若しくはインターネットなどのデジタルネットワークを介した伝送用の信号として、出力され得る。
上記の信号はステレオ画像からの中間画像の列721の改良された生成を可能にするために使用され得る。上記の通りターゲットビュー情報は単一ステレオ画像ペアに対して、又はステレオビデオシーケンスにおけるステレオ画像ペアのシーケンスに対して提供され得る。ターゲット視点を記述するメタデータは混合ポリシー、及び/又は奥行/視差データ(最大解像度で若しくは低解像度で)及び/又は中間画像の列を生成するのに使用され得る追加パラメータなどの情報でさらに補完され得る。
とりわけ、ターゲット視点を記述するメタデータはターゲット視点における中間画像の列のセンタリングを可能にするデータである。例えば、中間画像の列に偶数のビューが存在する場合(二つの中心ビューがあることを示唆する)、元の左右画像に対する左中心ビューの位置は(及び各中間画像間の距離が固定されないとしても)中間画像の列の分布を決定するために十分である。代替的に左中心ビューと右中心ビューの(角度)位置が使用され得る(及び列におけるさらなるビュー間の距離が左中心及び右中心画像間の距離に基づいて推定され得る)。さらに代替的に各ビュー間の距離が左右ステレオ画像に関して事前に定義されるとき、これはステレオペアの左右画像に関する左(若しくは右)中心ビューの位置をエンコードするために十分である。当業者に明らかな通り、多くの異なるデータ表現が、中間画像の列がセンタリングされるターゲット視点を決定するデータのために使用され得る。
信号はBlu‐ray(登録商標)ディスクの形の光学データキャリア、若しくは均等な光学データキャリアなどのデジタルデータキャリア上に、又はフラッシュ若しくはソリッドステートストレージデバイスなどの電子不揮発性媒体上に記録され得る。Blu‐ray(登録商標)ディスクフォーマットについてより詳しくは、引用により本明細書に組み込まれるhttp://blu-raydisc.com/assets/Downloadablefile/BD-ROM-AV-WhitePaper_110712.pdfで見られる。好適にはビューレンダリングと関連するメタデータは、ユーザデータメッセージ;シグナリングエレメンタリストリーム情報[SEI]メッセージ(特にフレームアキュレート若しくはGOPアキュレートエンコーディングが要求されるときに有用である);エントリポイントテーブル;若しくはXMLベース記述のうちの少なくとも一つにおいて、デコーディング情報として規格に従って含まれる。
元の入力ステレオデータ105にわたって出力ステレオデータを分散させる利点は、作者側でコンテンツは典型的には全て利用可能であり、結果としてより高価な及び/又は時間のかかるアルゴリズム(若しくはユーザアシストアルゴリズム)が適切なターゲット視点及び/又は混合ポリシーを決定するために使用され得ることである。
上述の実施形態は本発明を限定するのではなく例示し、当業者は添付のクレームの範囲から逸脱することなく多くの代替的な実施形態を設計することができることが留意されるべきである。
クレーム中、括弧の間に置かれる任意の参照符号はクレームを限定するものと解釈されてはならない。"有する"という動詞及びその活用の使用はクレームに列挙されるもの以外の要素若しくはステップの存在を除外しない。ある要素に先行する冠詞"a"若しくは"an"はかかる要素の複数の存在を除外しない。本発明は複数の別個の要素を有するハードウェアを用いて、適切にプログラムされたコンピュータを用いて、実施され得る。複数の手段を列挙する装置クレームにおいてこれら手段の一部はハードウェアの一つの同じ項目によって具体化され得る。特定の手段が相互に異なる従属クレームに列挙されるという単なる事実は、これら手段の組み合わせが有利に使用されることができないことを示さない。

Claims (15)

  1. ステレオ画像から中間画像の列を生成するための方法であって、前記ステレオ画像は左視点に対応する左画像と右視点に対応する右画像を有し、前記中間画像の列は空間的に連続する視点に対応し、前記空間的に連続する視点の最初と最後が、前記左視点と前記右視点の少なくとも一方を有する視点範囲を定義し、当該方法は、
    異なるターゲット視点を中心とする前記空間的に連続する視点に対する中間画像の列の予測画質に基づいてターゲット視点を決定するステップであって、前記予測画質は前記ステレオ画像の画像特徴に基づく、ステップと、
    決定された前記ターゲット視点を中心とする前記空間的に連続する視点に対し前記ステレオ画像から中間画像の列を生成するステップと
    によって、前記空間的に連続する視点の中心を前記ターゲット視点に位置付けるステップを有する、方法。
  2. 前記決定するステップが、前記ステレオ画像を補完するメタデータから前記ターゲット視点を決定するためのデータを読み出すステップを有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記決定するステップが、それぞれの複数のターゲット視点に対し複数の予測画質パラメータを計算するステップと、前記複数の予測画質パラメータの中で最高値を持つ予測画質パラメータに対応するターゲット視点を決定するステップとを有する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記決定するステップが、
    ディテール検出器を用いて前記ステレオ画像における画像ディテールの量を測定するステップと、
    測定された前記画像ディテールの量に基づいて前記予測画質を計算するステップと
    を有する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記決定するステップが、オクルージョンアーチファクトを予測するために奥行遷移検出器を用いて前記ステレオ画像における奥行遷移を検出するステップと、予測された前記オクルージョンアーチファクトを用いて前記予測画質を決定するステップとを有する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記中間画像の列を生成するステップが、ステレオビュービデオシーケンスの各後続フレームから中間画像の後続列を生成するステップを有し、各後続フレームの各々がステレオ画像を有する、請求項1に記載の方法。
  7. 前記決定するステップが、
    時間における第一のインスタンスにおいて第一のフレームから第一の中間画像列を第一に生成するための第一のターゲット視点を決定するステップと、
    時間における第二のインスタンスにおいて第二のフレームから第二の中間画像列を第二に生成するための第二のターゲット視点を決定するステップと、
    時間における第三のインスタンスにおいて第三のフレームから第三の中間画像列を第三に生成するための第三のターゲット視点を決定するステップと
    を有し、時間における前記第三のインスタンスは時間における前記第一のインスタンスの後及び時間における前記第二のインスタンスの前に起こり、前記第三のターゲット視点は前記第一のターゲット視点と前記第二のターゲット視点の間に位置し、前記ターゲット視点が経時的に段階的にシフトすることを可能にする、請求項6に記載の方法。
  8. 前記決定するステップが、
    時間における第一のインスタンスにおいて第一のフレームから第一の中間画像列を第一に生成するための第一のターゲット視点を決定するステップと、
    時間における第二のインスタンスにおいて第二のフレームから第二の中間画像列を第二に生成するための第二のターゲット視点を決定するステップと
    を有し、前記第二のターゲット視点を決定するステップが、時間における前記第一のインスタンスと時間における前記第二のインスタンスの間のシーン変化の発生を決定するステップと、前記シーン変化の発生に依存して前記第二のターゲット視点を決定するステップとを有し、前記第二のターゲット視点は前記第一のターゲット視点と異なる、
    請求項6に記載の方法。
  9. 前記シーン変化の発生を決定するステップが、前記ステレオ画像を補完するメタデータから当該発生を読み出すステップを有する、請求項8に記載の方法。
  10. ステレオ画像から中間画像の列を生成するために構成されるシステムであって、前記ステレオ画像は左視点に対応する左画像と右視点に対応する右画像を有し、前記中間画像の列は空間的に連続する視点に対応し、前記空間的に連続する視点の最初と最後が、前記左視点と前記右視点の少なくとも一方を有する視点範囲を定義し、当該システムは、前記空間的に連続する視点の中心をターゲット視点に位置付けるために構成され、
    異なるターゲット視点を中心とする前記空間的に連続する視点に対する中間画像の列の予測画質に基づいて前記ターゲット視点を決定するための決定ユニットであって、前記予測画質は前記ステレオ画像の画像特徴に基づく、決定ユニットと、
    決定された前記ターゲット視点を中心とする前記空間的に連続する視点に対し前記ステレオ画像から中間画像の列を生成するための生成ユニットと
    を有する、システム。
  11. 前記決定ユニットが、複数のターゲット視点に対し中間画像の列の画質を予測すること、及び前記中間画像の列の予測画質に基づいて前記複数のターゲット視点からターゲット視点を選択することによって、前記ターゲット視点を決定するために構成される、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記決定ユニットが、前記ステレオ画像を補完するメタデータから前記ターゲット視点を決定するためのデータを読み出すために構成される、請求項10に記載のシステム。
  13. プロセッサシステムに請求項1に記載の方法を実行させるための命令を有するコンピュータプログラム製品。
  14. ステレオ画像を有するビデオデータであって、前記ステレオ画像は左視点に対応する左画像と右視点に対応する右画像を有し、前記ビデオデータは空間的に連続する視点の中心をターゲット視点に位置付けるためのメタデータを有し、前記空間的に連続する視点の最初と最後が、前記左視点と前記右視点の少なくとも一方を有する視点範囲を定義し、前記位置付けが、
    異なるターゲット視点を中心とする前記空間的に連続する視点に対する中間画像の列の予測画質に基づいて前記ターゲット視点を決定するステップであって、前記予測画質は前記ステレオ画像の画像特徴に基づく、ステップと、
    決定された前記ターゲット視点を中心とする前記空間的に連続する視点に対し前記ステレオ画像から中間画像の列を生成するステップと
    によって実行される、ビデオデータ。
  15. 請求項14に記載のビデオデータを有するメディアデータキャリア。
JP2015555641A 2013-02-06 2014-01-22 中間ビュー画像を生成するためのシステム Pending JP2016513384A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP13154257.3 2013-02-06
EP13154257.3A EP2765775A1 (en) 2013-02-06 2013-02-06 System for generating intermediate view images
PCT/EP2014/051156 WO2014122012A1 (en) 2013-02-06 2014-01-22 System for generating intermediate view images

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016513384A true JP2016513384A (ja) 2016-05-12

Family

ID=47877741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015555641A Pending JP2016513384A (ja) 2013-02-06 2014-01-22 中間ビュー画像を生成するためのシステム

Country Status (13)

Country Link
US (1) US20150365645A1 (ja)
EP (2) EP2765775A1 (ja)
JP (1) JP2016513384A (ja)
KR (1) KR20150116891A (ja)
CN (1) CN104982033B (ja)
BR (1) BR112015018556A2 (ja)
CA (1) CA2900125A1 (ja)
MX (1) MX353915B (ja)
PH (1) PH12015501711A1 (ja)
RU (1) RU2015137687A (ja)
TW (1) TW201440489A (ja)
WO (1) WO2014122012A1 (ja)
ZA (1) ZA201506526B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021510251A (ja) * 2018-01-05 2021-04-15 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 画像データビットストリームを生成するための装置及び方法
JP2021068943A (ja) * 2019-10-18 2021-04-30 日本電信電話株式会社 映像供給装置、映像供給方法、表示システムおよびプログラム
JP2021068944A (ja) * 2019-10-18 2021-04-30 日本電信電話株式会社 映像供給装置、映像供給方法、表示システムおよびプログラム

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016048402A2 (en) * 2014-09-26 2016-03-31 Reald Multiscopic image capture system
TWI574047B (zh) * 2015-06-16 2017-03-11 緯創資通股份有限公司 立體影像顯示裝置、方法以及系統
US10057562B2 (en) 2016-04-06 2018-08-21 Facebook, Inc. Generating intermediate views using optical flow
US11172005B2 (en) 2016-09-09 2021-11-09 Nokia Technologies Oy Method and apparatus for controlled observation point and orientation selection audiovisual content

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011519209A (ja) * 2008-04-10 2011-06-30 ポステック・アカデミー‐インダストリー・ファウンデーション 眼鏡なし3次元立体テレビのための高速多視点3次元立体映像の合成装置及び方法
US20110261050A1 (en) * 2008-10-02 2011-10-27 Smolic Aljosa Intermediate View Synthesis and Multi-View Data Signal Extraction
JP2012073702A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Sharp Corp 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び記録媒体
JP2013038602A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Sony Corp 画像処理装置、および画像処理方法、並びにプログラム

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6327381B1 (en) * 1994-12-29 2001-12-04 Worldscape, Llc Image transformation and synthesis methods
WO1997023097A2 (en) 1995-12-19 1997-06-26 Philips Electronics N.V. Parallactic depth-dependent pixel shifts
US6064424A (en) 1996-02-23 2000-05-16 U.S. Philips Corporation Autostereoscopic display apparatus
EP1082702B1 (en) 1999-03-31 2017-10-18 Koninklijke Philips N.V. Method of detecting displacement of a block of pixels from a first to a second image of a scene
DE60121443T2 (de) 2000-05-19 2007-02-15 Koninklijke Philips Electronics N.V. Blockbasierte Bewegungs- oder Tiefenschätzung
US7092014B1 (en) * 2000-06-28 2006-08-15 Microsoft Corporation Scene capturing and view rendering based on a longitudinally aligned camera array
EP1437898A1 (en) 2002-12-30 2004-07-14 Koninklijke Philips Electronics N.V. Video filtering for stereo images
KR101697598B1 (ko) * 2008-10-27 2017-02-01 엘지전자 주식회사 가상 뷰 이미지 합성 방법 및 장치
JP2012010085A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Sony Corp 立体表示装置及び立体表示装置の制御方法
WO2012007867A1 (en) * 2010-07-12 2012-01-19 Koninklijke Philips Electronics N.V. Signaling for multiview 3d video
JP5732888B2 (ja) * 2011-02-14 2015-06-10 ソニー株式会社 表示装置及び表示方法
JPWO2012117462A1 (ja) * 2011-03-03 2014-07-07 パナソニック株式会社 立体映像処理装置および方法ならびに立体映像表示装置
US9866813B2 (en) * 2013-07-05 2018-01-09 Dolby Laboratories Licensing Corporation Autostereo tapestry representation

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011519209A (ja) * 2008-04-10 2011-06-30 ポステック・アカデミー‐インダストリー・ファウンデーション 眼鏡なし3次元立体テレビのための高速多視点3次元立体映像の合成装置及び方法
US20110261050A1 (en) * 2008-10-02 2011-10-27 Smolic Aljosa Intermediate View Synthesis and Multi-View Data Signal Extraction
JP2012073702A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Sharp Corp 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び記録媒体
JP2013038602A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Sony Corp 画像処理装置、および画像処理方法、並びにプログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021510251A (ja) * 2018-01-05 2021-04-15 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 画像データビットストリームを生成するための装置及び方法
JP7252238B2 (ja) 2018-01-05 2023-04-04 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 画像データビットストリームを生成するための装置及び方法
JP2021068943A (ja) * 2019-10-18 2021-04-30 日本電信電話株式会社 映像供給装置、映像供給方法、表示システムおよびプログラム
JP2021068944A (ja) * 2019-10-18 2021-04-30 日本電信電話株式会社 映像供給装置、映像供給方法、表示システムおよびプログラム
JP7329794B2 (ja) 2019-10-18 2023-08-21 日本電信電話株式会社 映像供給装置、映像供給方法、表示システムおよびプログラム
JP7329795B2 (ja) 2019-10-18 2023-08-21 日本電信電話株式会社 映像供給装置、映像供給方法、表示システムおよびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
TW201440489A (zh) 2014-10-16
EP2765775A1 (en) 2014-08-13
CA2900125A1 (en) 2014-08-14
RU2015137687A (ru) 2017-03-13
WO2014122012A1 (en) 2014-08-14
CN104982033A (zh) 2015-10-14
MX353915B (es) 2018-02-06
MX2015010005A (es) 2015-10-12
ZA201506526B (en) 2017-06-28
US20150365645A1 (en) 2015-12-17
EP2954675A1 (en) 2015-12-16
PH12015501711A1 (en) 2015-10-12
KR20150116891A (ko) 2015-10-16
BR112015018556A2 (pt) 2017-07-18
CN104982033B (zh) 2017-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016513384A (ja) 中間ビュー画像を生成するためのシステム
RU2519057C2 (ru) Универсальный формат 3-d изображения
JP6258923B2 (ja) 3d映像を処理するための品質メトリク
JP5567578B2 (ja) 入力された三次元ビデオ信号を処理するための方法及びシステム
US8798160B2 (en) Method and apparatus for adjusting parallax in three-dimensional video
US20140111627A1 (en) Multi-viewpoint image generation device and multi-viewpoint image generation method
JP6393278B2 (ja) 中間ビュー画像を生成するためのシステム
EP2801200B1 (en) Display processor for 3d display
JP2012500549A (ja) 二次元/三次元再生モード決定方法及び装置
US20120320045A1 (en) Image Processing Method and Apparatus Thereof
US20100194858A1 (en) Intermediate image generation apparatus and method
JP5931062B2 (ja) 立体画像処理装置、立体画像処理方法、及びプログラム
JP5011431B2 (ja) 映像信号処理装置および処理方法ならびに映像表示装置
JP5647741B2 (ja) 画像信号処理装置および画像信号処理方法
US10616566B2 (en) 3D image display system and method
US20130314400A1 (en) Three-dimensional image generating apparatus and three-dimensional image generating method
JP2012213188A (ja) 映像信号処理装置および処理方法ならびに映像表示装置
JP5888140B2 (ja) 奥行き推定データ生成装置、擬似立体画像生成装置、奥行き推定データ生成方法及び奥行き推定データ生成プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180320

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20180329

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20181016