JP2016513270A - 符号化信号を処理する装置および方法、並びに符号化信号を生成するエンコーダおよび方法 - Google Patents

符号化信号を処理する装置および方法、並びに符号化信号を生成するエンコーダおよび方法 Download PDF

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Abstract

符号化信号(110)を処理する装置であって、符号化信号はピッチ遅延またはピッチ利得についての情報、および低音ポストフィルタ制御パラメータ(101)を有する符号化オーディオ信号を備え、符号化信号(110)を処理する装置は、復号オーディオ信号(103)を得るためにピッチ遅延またはピッチ利得についての情報を用いて符号化オーディオ信号を復号化するオーディオ信号デコーダ(110)と、処理された信号(113)を得るために復号オーディオ信号(103)をフィルタ処理する制御可能な低音ポストフィルタ(112)とを備え、制御可能な低音ポストフィルタ(112)は、低音ポストフィルタ制御パラメータ(101)によって制御可能な可変低音ポストフィルタ特性、および符号化信号(102)に含まれる低音ポストフィルタ制御パラメータ(101)に従って可変低音ポストフィルタ特性を設定する制御装置(114)を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、オーディオ信号処理に関し、特に、適応性のある低音ポストフィルタを用いるスピーチ・コーディングのコンテキストにおけるオーディオ信号処理に関する。
Figure 2016513270
Figure 2016513270
ここで、Tは、一般に、スピーチのピッチまたは擬似定常復号信号の主なピリオドに対応する遅延である。遅延Tは、一般に、復号信号からまたはビットストリームの中に直接含まれる情報から推論される。それは、一般に、信号を復号化するために既に用いられた長期予測遅延パラメータである。それは、長期予測分析を行うことによって復号信号についてさらに計算され得る。フィルタ処理後の復号信号は、そのとき次式で表される。
Figure 2016513270
ここで、αは、非調和要素の減衰係数に対応した乗法利得であり、且つhLP(n)は、低域通過フィルタのインパルス応答である。遅延Tに関して、利得は、直接にビットストリームから、または復号信号から計算されて導出され得る。
国際公開第2012/000882号
3GPP TS 16.290 Audio codec processing functions; Extended Adaptive Multi-Rate - Wideband (AMR-WB+) codec; Transcoding functions Recommendation ITU-T G.718 : "Frame error robust narrow-band and wideband embedded variable bit-rate coding of speech and audio from 8-32 kbit/s"
低音ポストフィルタは、クリーンなスピーチの品質を高めるために設計されたが、特に、それが音楽または騒々しいスピーチの場合であり得るように、非調和要素が元の信号において有用な要素である場合に、リスニング体験を台無しにし得る予期しない乱れを生成し得る。この問題の一つの解決策は特許文献1において見つけることができる。特許文献1では、ポストフィルタが、デコーダ側またはエンコーダ側のどちらかで決められる決定のおかげでバイパスされ得る。最新の場合、その決定は、図12に示されるように、ビットストリームの中で伝送される必要がある。
特に、図11および12は、復号信号を得るために、ビットストリームの中で符号化されるオーディオ信号を復号化するデコーダ1100を示す。復号信号は、遅延段1102における遅延に供され、且つ減算器1112へ転送される。さらに、復号オーディオ信号は、PLT(z)によって示される長期予測フィルタへの入力である。フィルタ1104の出力は、利得段1108への入力であり、且つ利得段1108の出力は、低域通過フィルタ1106への入力である。長期予測フィルタ1104は遅延Tによって制御され、且つ利得段1108は利得αによって制御される。遅延Tはピッチ遅延であり、且つ利得αはピッチ利得である。両方の値は、ブロック1110によって、復号化/取得される。典型的に、ピッチ利得およびピッチ遅延は、加えて、復号化されたスピーチ信号のような復号信号を生成するデコーダ1100によって用いられる。
図12は、低音ポストフィルタを用いるまたは用いない何れかのために、復号決定ブロック1200およびスイッチ1202をさらに有する。低音ポストフィルタは、概して、図11および図12において1114によって示される。
ピッチ利得およびピッチ遅延のようなピッチ情報または低音ポストフィルタの完全な非活性化によって低音ポストフィルタを制御することが最適な解決策でないことが見出された。代わりに、低音ポストフィルタは、低音ポストフィルタが正確に設定された場合、実質的に、オーディオ品質を高め得る。一方、低音ポストフィルタが最適な低音ポストフィルタ特性を有するように制御されない場合に、低音ポストフィルタはオーディオ品質を深刻に劣化させ得る。
したがって、本発明の目的は、改善されたオーディオ品質を有するコーディング・コンセプトを提供することである。
この目的は、請求項1の符号化オーディオ信号を処理する装置、請求項11の符号化信号を生成するエンコーダ、請求項18の符号化オーディオ信号を処理する方法、請求項19の符号化信号を生成する方法、請求項20のコンピュータ・プログラム、または請求項21の符号化オーディオ信号によって達成される。
低音ポストフィルタの最適な制御は、低音ポストフィルタの単なるピッチ情報化制御に比べて、または低音ポストフィルタを活性化/非活性化することのみに比べて、重要なオーディオ品質の改善を提供する。この目的を達成するために、低音ポストフィルタ制御パラメータは、エンコーダにおいて符号化され且つ再び復号信号および元の信号を典型的に用いて、エンコーダ側で生成され、且つこの低音ポストフィルタ制御パラメータは、デコーダ側へと伝送される。符号化信号を処理するデコーダ側の装置において、オーディオ信号デコーダは、復号オーディオ信号を得るために、ピッチ遅延またはピッチ利得を用いて符号化オーディオ信号を復号化するために構成される。さらに、復号オーディオ信号をフィルタ処理する制御可能な低音ポストフィルタは、処理された信号を得るために提供され、この制御可能な低音ポストフィルタが低音ポストフィルタ制御パラメータによって制御可能な、制御可能な低音ポストフィルタ特性を有する。さらに、制御装置は、符号化オーディオ信号に含まれるピッチ遅延またはピッチ利得に加えて、符号化信号に含まれる低音ポストフィルタ制御パラメータに従って、可変低音ポストフィルタ特性を設定するために提供される。
このように、低音ポストフィルタは、いくらかのスピーチ・デコーダの出力で適用されるフィルタであり、且つスピーチの損失のあるコーディングによって導出される非調和雑音を減衰することを目的とする。一実施の形態において、非調和要素の最適な減衰係数は、最小平均二乗誤差(MMSE)エスティメータを用いて計算される。好ましくは、元の信号とフィルタ処理後の復号信号との間の二次誤差は、最小化される費用関数である。このように得られる最適な係数は、量子化され且つデコーダへと伝送される前にエンコーダ側で計算される。加えてまたは代わりに、エンコーダ側で、低音ポストフィルタ処理のその他のパラメータ(すなわち、ピッチ遅延Tおよびフィルタ特性)を最適化することもまた可能である。好ましくは、フィルタ特性は、低域通過フィルタ特性である。しかし、本発明は、低域通過特性を有するフィルタのみに限られない。代わりに、他のフィルタ特性は、全域通過フィルタ特性、帯域通過フィルタ特性、または高域通過フィルタ特性であり得る。最良のフィルタのインデックスは、そのとき、デコーダへと伝送される。
更なる実施の形態において、多次元の最適化が、同時に、利得/減衰パラメータの外の2つまたは3つのパラメータの組合せ、遅延パラメータ、またはフィルタ特性パラメータを最適化することによって行われる。
好ましい実施の形態は、添付図面のコンテキストにいおいて後に議論され、且つ包含される従属クレームにおいてさらに議論される。
符号化オーディオ信号を処理する装置の一実施の形態を示す。 符号化信号を処理する装置の更なる実施の形態を示す。 スペクトル領域において動作する符号化オーディオ信号を処理する更なる装置を示す。 図1の制御可能な低音ポストフィルタの略図を示す。 図1の制御装置によって行われる動作を示す。 一実施の形態において符号化信号を生成するエンコーダを示す。 エンコーダの更なる実施の形態を示す。 符号化信号を生成する装置/方法によって行われる方程式/ステップを示す。 図6の処理装置によって行われる手続きを示す。 更なる実施の形態における図6の処理装置によって行われるステップまたは手続きを示す。 図6のエンコーダ/処理装置の更なる実装を示す。 信号処理装置の先行技術を示す。 信号処理装置の更なる先行技術を示す。
図1は、符号化信号を処理する装置を示す。符号化信号は、入力インターフェイス100へと入力される。入力インターフェイス100の出力で、符号化オーディオ信号を復号化するオーディオ信号デコーダが提供される。入力インターフェイス100への符号化信号入力は、ピッチ遅延またはピッチ利得についての情報を有する符号化オーディオ信号を備える。さらに、符号化信号は、低音ポストフィルタ制御パラメータを備える。この低音ポストフィルタ制御パラメータは、入力インターフェイス100から、符号化信号に含まれる低音ポストフィルタ制御パラメータに従って制御可能な低音ポストフィルタ112の可変低音ポストフィルタ特性を設定する制御装置114へと転送される。この制御パラメータ101は、ピッチ遅延またはピッチ利得についての情報に加えて符号化オーディオ信号においてそれ故に提供され、且つ符号化信号102に明確に含まれる低音ポストフィルタ制御パラメータに加えて制御可能な低音ポストフィルタ特性を設定するようにそれ故に用いられ得る。
図2に示されるように、制御可能な低音ポストフィルタ112は、204で示される長期予測フィルタPLT(z)、その後に接続される利得段206およびその後に接続される低域通過フィルタ208を備え得る。このコンテキストでは、しかしながら、構成要素204,206,208は、任意の異なる順序に配置され得ることが強調される。すなわち、利得段206は、長期予測フィルタ204の前に、または低域通過フィルタ208の後に配置され得る。同様に、低域通過フィルタ208が処理の連鎖において最初であるために低域通過フィルタ208と長期予測フィルタ204との間の順序が交換され得る。さらに、長期予測フィルタ204、利得段206および低域通過フィルタ208の特性は、3つの構成要素の伝達関数の積を有する単一のフィルタへと(または2つの直列フィルタへと)マージされ得る。
図2において、低音ポストフィルタ制御パラメータ101は、利得段206を制御する利得値であり、且つこの利得値101は、図1の制御装置114に含まれる利得デコーダ114によって復号化される。このように、利得デコーダ114は、復号化された利得α(index)を提供し、且つこの値は、可変利得段206に適用される。図1および図2における手続き、並びに本発明のその他の手続きの結果は、図11および図12に示される手続きに比べて優れた品質を有する処理されたまたはフィルタ処理後の復号信号である。特に、図1における制御装置114は、ピッチ情報(すなわち、ピッチ遅延Tについての情報および/またはピッチ利得gltpについての情報)を復号化/取得するブロック210をさらに備える。このデータのこの導出は、ライン211によって示される符号化信号から対応する情報を単純に読み取ることによって、またはライン212によって示される復号オーディオ信号を実際に分析することのどちらかによって行われ得る。しかしながら、オーディオ信号デコーダがスピーチ・デコーダである場合に、そのとき、符号化オーディオ信号は、ピッチ利得またはピッチ遅延についての明示的な情報を備えるだろう。しかしながら、この情報が存在しない場合に、それは、ブロック210によって復号信号103から導出され得る。この分析は、例えば、ピッチ分析もしくはピッチ・トラッキング分析またはオーディオ信号のピッチを導出する任意の他の周知の方法であり得る。加えて、ブロック210は、ピッチ遅延またはピッチ周波数を導出し得るのみでなく、ピッチ利得もまた導出し得る。
図2は、時間領域において動作する本発明の好ましい実装を示す。これに反し、図3は、スペクトル領域において動作する本発明の実装を示す。模範的に、QMFサブ帯域領域が図3に示される。図2と対照的に、QMF分析器300は、復号信号をスペクトル領域、好ましくはQMF領域へと変換するために提供される。さらに、QMF分析ブロックとして好ましくは実装される第2の時間−スペクトラム・コンバータ302が提供される。図2の低域通過フィルタ208は、サブ帯域重みブロック304によって置換され、且つ図2の減算器202は、帯域ごとの減算器202によって置換される。加えて、QMF合成ブロック306が提供される。特に、QMF分析302は、個々の周波数帯域に対して複数の個々のサブ帯域またはスペクトル値を提供する。これらの個々の帯域は、全ての重み係数が例えば低域通過フィルタ特性を共に表すために、重み係数が個々の帯域それぞれに対して異なる場合に、そのときサブ帯域重み304に供される。このように、例えば5つの帯域が考えられる場合に、且つ低域通過フィルタ特性が個々の帯域に対するサブ帯域重みブロック304によって実装される場合に、そのとき、サブ帯域重みブロック304に適用される重み係数は、最低帯域に対する高値からより高い帯域に対する低値へと減少する。それぞれの帯域が個々の重み係数を有する場合に、これは帯域番号1,2,3,4,5を有する5つの帯域を模範的に示す図3の右の略図によって示される。帯域1はブロック304に適用される重み係数310を有し、帯域2は重み係数312を有し、帯域3は重み係数314を有し、帯域4は重み係数316を有し、且つ帯域5は重み係数318を有する。帯域5のようなより高い帯域に対する重み係数は、帯域1のようなより低い帯域に対する重み係数よりも低いことが分かり得る。このように、低域通過フィルタ特性は実装される。一方、重み係数は、特定のユースケースに依存する異なるフィルタ特性を適用するために、異なる順序に配置され得る。
このように、図2に比べて、ブロック208における時間領域の低域通過フィルタ処理は、2つの時間−スペクトラム・コンバータ300,302およびスペクトラム−時間コンバータ306によって置換される。
図4は、図1の制御可能な低音ポストフィルタ112の好ましい実装を示す。好ましくは、低音ポストフィルタ112は、フィルタ装置209および減算器202を備える。フィルタ装置は、その入力で、復号信号103を受信する。好ましくは、フィルタ装置208は、長期予測フィルタ204の機能性、利得段206の機能性および信号マニプレータの機能性を備える。ここで、この信号マニプレータは、例えば図2の実装の場合であるような実際のフィルタ208であり得る。代わりに、信号マニプレータは、図3の実装における、構成要素304のような個々のサブ帯域またはスペクトラム・バンドに対する重み付け器(weighter)であり得る。
構成要素204,206,208は、任意の順序または任意の組合せに配列され得、図2のコンテキストにおいて議論されるように単一の構成要素の中でさえ実装され得る。減算器202の出力は、処理されたまたはフィルタ処理後の信号113である。
実装によると、フィルタ装置の制御可能なパラメータは、長期予測フィルタ204に対する遅延T、利得段206に対する利得値α、および信号マニプレータ/フィルタ208に対するフィルタ特性である。これら全てのパラメータは、図1の構成要素101のコンテキストにおいて議論されるようなビットストリームにさらに含まれる低音ポストフィルタ制御パラメータによって、個々にまたは集団的に影響され得る。
図5は、図3において示される実際に復号化された利得α(index)を導出する手続きを示す。この目的を達成するために、量子化利得値は、ステップ500の取得値を表す低音ポストフィルタ制御パラメータを得るために、符号化信号を構文解析することによって、ビットストリームから取得される。さらに、ステップ502において、ピッチ利得は、符号化オーディオ信号に含まれるピッチ利得についての情報を用いて、または図2および図3におけるブロック210のコンテキストにおいて議論されるような復号オーディオ信号を分析することによって導出される。そのとき、その後に、導出されるピッチ利得502がステップ504において示されるような0より大きく1.0より小さいスケーリング係数を用いてスケールされる。そのとき、利得段設定または利得値α(index)は、ステップ500において得られる量子化利得値、およびステップ504において得られるスケールされたピッチ利得を用いて計算される。特に、図7bにおける方程式(7)の参照がなされる。図5のステップ506において計算される利得段設定α(index)は、ステップ504によって得られるスケールされたピッチ利得に依存する。ピッチ利得はgltpであり、且つこの実施の形態におけるスケーリング係数は0.5である。0.3と0.7の間の他のスケーリング係数が同様に好ましい。図7bにおける方程式(7)において用いられるピッチ利得gltpは、前に議論されたような図3または図2のブロック210によって計算/取得され、且つ符号化オーディオ信号に含まれるピッチ利得についての情報に対応する。
図6は、本発明の一実施の形態に従って符号化信号を生成するエンコーダを示す。特に、エンコーダは、ピッチ利得またはピッチ遅延についての情報を備える符号化オーディオ信号601を生成するオーディオ信号エンコーダ600を備え、且つこの符号化オーディオ信号は、元のオーディオ信号603から生成される。さらに、デコーダ602が、復号オーディオ信号605を得るために、符号化オーディオ信号を復号化するために提供される。さらに、処理装置604が、最適化基準を満たす低音ポストフィルタ制御パラメータ607を計算するために提供され、そこでは、復号信号605および元のオーディオ信号603が低音ポストフィルタ制御パラメータ607を計算するために用いられる。さらに、エンコーダは、符号化オーディオ信号601、ピッチ利得についての情報およびピッチ値についての情報を有し、且つ低音ポストフィルタ制御パラメータ607をさらに有する符号化信号608を出力する出力インターフェイス606を備える。
明示的に述べられないが、図中の同じ参照番号は、同じ構成要素および個々の図のコンテキストにおける個々の構成要素の議論から明らかな変更を示すことが強調される。
一実施の形態において、処理装置604は、オーディオ信号エンコーダ600への元の信号入力と、復号化され且つ低音フィルタ処理後のオーディオ信号との間の信号対雑音比が最小化されるために、低音ポストフィルタ制御パラメータを計算するように構成される。
図7aにおいて示されるような更なる実施の形態において、処理装置604は、ピッチ遅延Tによって制御される長期予測フィルタ204、低域通過フィルタ208または利得段206を備え、且つそこでは、処理装置604が、低音ポストフィルタ制御パラメータ、ピッチ遅延パラメータ、低域通過フィルタ特性または利得段設定のように、生成するように構成される。
更なる実施の形態において、処理装置604は、低音ポストフィルタ制御パラメータを量子化する量子化器をさらに備える。図7aの一実施の形態において、この量子化器は、利得量子化器708である。特に、量子化器は、コンピュータまたは処理装置によって提供される分解能に比べて、著しくより小さい分解能を有する量子化インデックスの予め定義された番号を量子化するように構成される。好ましくは、量子化インデックスの予め定義された番号は、5ビット量子化を可能にする32に等しく、あるいは4ビット量子化を可能にする16に等しく、あるいは3ビット量子化を可能にする8に等しく、あるいは2ビット量子化を可能にする4に等しい。
好ましい一実施の形態において、最適化基準が量子化された低音ポストフィルタ制御パラメータに対して満たされるために、処理装置604は低音ポストフィルタ制御パラメータを計算するように構成される。したがって、量子化によって導入される追加の誤差は、既に最適化過程に含まれる。
先行技術におけるポストフィルタ処理は、信号の性質およびコーディング・アーティファクトの性質に関する有力な仮定に基づく。それは、エスティメータ、利得α、遅延Tおよび低域通過フィルタに基づき、最適でない場合がある。この発明は、それを量子化し、且つそれをデコーダへと送信する前にエンコーダ側で少なくとも一つのパラメータを最適化する方法を提案する。
本発明の一つの側面は、低音ポストフィルタに適用するための最適利得αを分析的に(図7b、方程式(1)−(5))決定することに関する。コーディング利得は、好ましくは、dBの信号対雑音比として表される。
Figure 2016513270
Figure 2016513270
Figure 2016513270
Figure 2016513270
コーディング利得の項である利得αを最適化することは、最小平均二乗誤差を推定することに等しい。それは、次式のように表され得る。
Figure 2016513270
Figure 2016513270
Figure 2016513270
Figure 2016513270
好ましい実施の形態において、量子化は、次の擬似コード(図7b、方程式(6))によって記載されるようになされる。
Figure 2016513270
ここで、kは、量子化された最適利得についてのビット数であり、αminおよびαmaxは、相対的な量子化利得それぞれの最小値および最大値である。好ましい実施の形態においてk=2、すなわち、量子化利得が2ビットのフレームごとに送信される。好ましい実施の形態において、αmax=1.5且つαmin=0である。
復号化された最適利得は、そのとき(図7b、方程式(7))である。
Figure 2016513270
SNRに関して最適でない上記した量子化が生じ得る。それは、結果として生じるSNRpf(α(index))のそれぞれの代表値に対して計算することによって避けられ得るが、ビット数kが高い場合に計算の複雑性が急上昇し得る。代わりに、それが上記で記載されたように利得を量子化し、その後、近くの代表値がより良い選択(図7b、方程式(8))であるかどうかをチェックする。
Figure 2016513270
index_newは、そのとき、indexの代わりに伝送される。
図8は、エンコーダ側の方法の更なる実施の形態を示す。ステップ800において、復号信号は計算される。これは、例えば、図6のデコーダ602によってなされる。ステップ810において、フィルタによってフィルタ処理される非調和要素は、処理装置604によって計算される。フィルタ208によってフィルタ処理される非調和要素(例えば、図7aにおける)は、方程式(3)において定義されるようなse(n)である。したがって、例えば、低域通過フィルタHLP(z)によってフィルタ処理される非調和要素は、例えば図7aの長期予測フィルタ204およびz領域hLP(z)における伝達関数を有する低域通過フィルタ208を用いて図6の出力605で復号信号をフィルタ処理することによって得られる。
したがって、最適利得αは、図8のステップ820において示されるような処理装置604によって計算される。これは、例えば、量子化されていない最適な(optimum)利得を得るために、方程式(4)または方程式(5)を用いてなされ得る。最良の量子化利得は、例えば、図7bの方程式(6)または方程式(8)によって得られ得る。しかしながら、ステップ820において定義されるような最適利得αの計算は、必ずしも解析的な方法で行われなくてもよいが、一方でフィルタによってフィルタ処理される計算された非調和要素を用いる、他方で元の信号sを用いる任意の他の手続きによってもまたなされ得る。この目的のために、図9および図10の参照がなされる。図10は、創意に富んだエンコーダの更なる実施の形態を示す。図10におけるエンコーダ600は、図6のオーディオ信号エンコーダ600に対応する。同様に、図10のデコーダ602は、図6のデコーダ602に対応する。さらに、図6の処理装置604は、一方で、フィルタ装置209、他方で、MMSEセレクタ706を備える。
Figure 2016513270
したがって、MMSEセレクタ706は、例えば、それぞれのα値に対する徹底的な検索を行い得る。代わりに、MMSEセレクタは、あるα値を設定し、その後、個々のピッチ遅延値Tに対する異なる非調和要素α・Seを計算し得る。さらに、あるα値およびあるT値が予め定義され得、且つ個々の非調和要素が個々のフィルタ特性に対して計算され得る。これは、図10において制御ライン1000によって示される。更なる実施の形態において、多次元の最適化がα,T値の全ての利用可能な組合せにおいて行われ、且つ個々のフィルタ特性が設定され、且つ好ましい一実施の形態において最高のSNR値を有する量子化もしくは非量子化パラメータ、または全ての可能性の中で最高のSNR値を有する例えば10のパラメータの組合せのうち一つを選択するとき、3つのパラメータの組合せ、並びにフィルタ装置209およびMMSEセレクタ706の組合せに対応する処理装置604のそれぞれに対して計算される。
つづいて、本発明のデコーダ側を示す図1〜図5にさらなる参照がなされる。
デコーダ側で適応性のある低音ポストフィルタは、図1または2において示される。はじめに利得が復号化され、その後、復号オーディオ信号のポストフィルタ処理に対して用いられる。それは利得が0へと量子化される場合に価値ある通知であり、それはポストフィルタ処理をバイパスすることに等しい。この最後の場合において、フィルタのメモリのみが更新される。
最後に、低域通過フィルタが時間領域において行われることは制限されない。それは、周波数ビンとサブ帯域の乗算の平均によって周波数において適用される。FFT、MDCT、QMFまたは任意のスペクトル分解を用い得る。好ましい実施の形態において、低域通過フィルタは、エンコーダ側で時間領域に、且つデコーダでQMF領域に適用される。
他の実施の形態によれば、低音ポストフィルタ処理のその他のパラメータ(すなわち、遅延TおよびフィルタhLP(n))をエンコーダ側で最適化することもまた可能である。これらの最適化の分析的な分解能はより複雑であるが、ある最適化は異なるパラメータ候補を有するポストフィルタの出力でコーディング利得SNRpf(T)またはSNRpf(hLP(n))を計算することによって達成され得る。最良のSNRを有する候補は、そのとき選択され且つ伝送される。遅延に対して、良い候補は最初の推定の周囲において選択され得、その後、推定された遅延を有するデルタのみが伝送される必要がある。低域通過フィルタに対して、一組のフィルタ候補が予め定義され得、且つSNRがこれらのそれぞれに対して計算される。当然、全てのフィルタが低域通過特性を示すことは制限されない。一つ以上の候補は、全域通過、帯域通過または高域通過フィルタであり得る。最良のフィルタのインデックスは、そのときデコーダへと伝送される。もう一つの実施の形態において、2つまたは3つのパラメータの組合せを同時に最適化している多次元の最適化をなし得る。
本発明はブロックが実際のまたは論理的なハードウェア要素を表す場合のブロック図のコンテキストにおいて記載されたが、本発明はコンピュータ実装方法によってもまた実装され得る。後者の場合、ブロックは対応する方法ステップを表す。そこでは、これらのステップが対応する論理的または物理的なハードウェア・ブロックによって行われる機能を表す。
いくらかの側面はある装置のコンテキストにおいて記載されたが、これらの側面は対応する方法の記載もまた表すことは明らかである。そこでは、ブロックまたは装置は、方法ステップまたは方法ステップの特徴に対応する。類似して、方法ステップのコンテキストにおいて記載される側面は、対応するブロックもしくはアイテムまたは対応する装置の特徴の記載もまた表す。いくらかのまたは全ての方法ステップは、例えば、マイクロ処理装置、プログラム可能なコンピュータまたは電子回路のようなハードウェア装置によって(または用いて)実行され得る。いくらかの実施の形態において、最も重要な方法ステップのいくらかの一つ以上のは、そのような装置によって実行され得る。
創意に富んだ伝送または符号化信号は、デジタル記録媒体に保存され得、または無線伝送のような伝送媒体もしくはインターネットのような有線伝送媒体で伝送され得る。
特定の実装要件によると、本発明の実施の形態は、ハードウェアでまたはソフトウェアにおいて実装され得る。その実装は、それらに記録される電子的に読み取り可能な制御信号を有し、それぞれの方法が行われるようなプログラム可能なコンピュータ・システムと協働する(または協働することができる)デジタル記録媒体[例えば、フロッピー(登録商標)・ディスク、DVD、ブルーレイ、CD、ROM、PROM、およびEPROM、EEPROMまたはFLASHメモリ]を用いて行われ得る。したがって、デジタル記録媒体は、コンピュータ読み取り可能であり得る。
本発明に係るいくらかの実施の形態は、電子的に読み取り可能な制御信号を有するデータ・キャリアを備え、ここに記載される方法の一つが行われるようなプログラム可能なコンピュータ・システムと協働することができる。
概して、本発明の実施の形態はプログラム・コードを有するコンピュータ・プログラム産物として実装され得、そのプログラム・コードは、コンピュータ・プログラム産物がコンピュータで動作するとき、その方法の一つを行うために有効である。プログラム・コードは、例えば、機械読取り可能なキャリアに記録され得る。
他の実施の形態は、機械読取り可能なキャリアで記録される、ここに記載される方法の一つを行うコンピュータ・プログラムを備える。
言い換えると、コンピュータ・プログラムがコンピュータで動作する場合に、創意に富んだ方法の実施の形態は、したがって、ここに記載される方法の一つを行うプログラム・コードを有するコンピュータ・プログラムである。
創意に富んだ方法の更なる実施の形態は、したがって、ここに記載される方法の一つを行うコンピュータ・プログラムを備える(これらに記録される)データ・キャリア(または、デジタル記録媒体のような非一時的な記録媒体もしくはコンピュータ読取り可能な媒体)である。データ・キャリア、デジタル記録媒体または事前記録媒体(recorded medium)は、典型的に、実体的および/または非一時的である。
本発明の方法の更なる実施の形態は、したがって、ここに記載される方法の一つを行うコンピュータ・プログラムを表すデータ・ストリームまたは一連の信号である。データ・ストリームまたは一連の信号は、例えば、データ通信接続を介して(例えば、インターネットを介して)転送されるように構成される。
更なる実施の形態は、ここに記載される方法の一つを行うように構成される(または適用される)処理手段(例えば、コンピュータまたはプログラム可能な論理的な装置)を備える。
更なる実施の形態は、ここに記載される方法の一つを行うコンピュータ・プログラムをそこにインストールしたコンピュータを備える。
本発明に係る更なる実施の形態は、ここに記載される方法の一つを行うコンピュータ・プログラムをレシーバへと(例えば、電子的または光学的に)転送するように構成される装置またはシステムを備える。レシーバは、例えば、コンピュータ、モバイル装置、メモリ装置などであり得る。装置またはシステムは、例えば、コンピュータ・プログラムをレシーバへと転送するファイル・サーバを備え得る。
いくらかの実施の形態において、プログラム可能な論理装置(例えば、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)は、ここに記載される方法のいくつかまたは全ての機能を行うために用いられ得る。いくらかの実施の形態において、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイは、ここに記載される方法の一つを行うために、マイクロ処理装置と協働し得る。概して、その方法は、好ましくは、任意のハードウェア装置によって行われる。
上記の実施の形態は、本発明の原理のために単に示される。ここに記載される配置および詳細の修正および変形が当業者にとって明らかであることを理解されたい。したがって、差し迫った特許請求の範囲によってのみ制限され、且つここでの実施の形態の記載および説明として提案される具体的な詳細によって制限されないことが意図である。

Claims (21)

  1. 符号化信号(110)を処理する装置であって、前記符号化信号は、ピッチ遅延またはピッチ利得についての情報を有する符号化オーディオ信号、および低音ポストフィルタ制御パラメータ(101)を備え、
    前記符号化信号(110)を処理する装置は、
    復号オーディオ信号(103)を得るために前記ピッチ遅延または前記ピッチ利得についての情報を用いて前記符号化オーディオ信号を復号するオーディオ信号デコーダ(110)と、
    処理された信号(113)を得るために前記復号オーディオ信号(103)をフィルタ処理する制御可能な低音ポストフィルタ(112)であって、前記低音ポストフィルタ制御パラメータ(101)によって制御可能な前記可変低音ポストフィルタ特性を有する前記制御可能な低音ポストフィルタ(112)と、
    符号化信号(102)に含まれる前記低音ポストフィルタ制御パラメータ(101)に従って前記可変低音ポストフィルタ特性を設定する制御装置(114)とを備える、符号化信号を処理する装置。
  2. 前記低音ポストフィルタ(112)は、長期予測フィルタ(204)、利得段(206)または信号マニプレータ(208)を備えるフィルタ装置(209)と、前記復号オーディオ信号(103)から前記フィルタ装置(209)の出力を減算する減算器(202)とを備え、
    前記低音ポストフィルタ制御パラメータは、前記長期予測フィルタ(204)に対する遅延値、前記利得段(206)に対する利得値、または前記信号マニプレータ(208)に対するフィルタ特性情報を備え、且つ
    前記制御装置(114)は、前記遅延値に従って前記長期予測フィルタ(204)を設定するように、前記利得値に従って前記利得段(206)を設定するように、または前記フィルタ特性についての情報に従って前記信号マニプレータ(208)を設定するように構成される、請求項1に記載の符号化信号を処理する装置。
  3. 前記制御可能な低音ポストフィルタ(112)は、時間領域において動作するように構成され、
    前記制御可能な低音ポストフィルタ(112)は、
    長期予測フィルタ(204)、利得段(206)、または低域通過フィルタ、全域通過フィルタ、帯域通過フィルタもしくは高域通過フィルタとして実装される信号マニプレータを有するフィルタ装置(209)と、
    前記復号信号(103)から前記フィルタ装置(209)の出力を減算する減算器(202)とを備え、
    前記低音ポストフィルタ制御パラメータは、前記長期予測フィルタ(204)に対する遅延値、前記利得段(206)に対する利得値、または前記信号マニプレータ(208)に対するフィルタ特性情報とを備え、
    前記制御装置(114)は、前記遅延値に従って前記長期予測フィルタ(204)を設定するように、前記利得値に従って前記利得段(206)を設定するように、または前記フィルタ特性についての情報に従って前記信号マニプレータ(208)を設定するように構成される、請求項1または2に記載の符号化信号を処理する装置。
  4. 前記制御可能な低音ポストフィルタ(112)は、スペクトル領域において動作するように構成され、
    前記復号オーディオ信号(103)のスペクトル表現を生成する第1の時間−スペクトラム・コンバータ(300)が提供され、
    前記制御可能な低音ポストフィルタ(112)は、長期予測フィルタ(204)、利得段(206)、異なるサブ帯域のためのサブ帯域信号を生成する第2の時間−スペクトラム・コンバータ(302)、およびそれぞれのサブ帯域のための信号マニプレータ(304)を有するフィルタ装置(209)を備え、サブ帯域のための前記信号マニプレータは、重み係数(310,312,314,316,318)を用いて重み付け演算を行うために構成され、且つ個々のサブ帯域のための信号マニプレータ(304)に対する個々の重み係数(310−318)は、低域通過フィルタ特性、全域通過フィルタ特性、帯域通過フィルタ特性または高域通過フィルタ特性、減算されたサブ帯域信号を生成するために前記第1の時間−スペクトラム・コンバータ(300)によって生成される対応するサブ帯域からサブ帯域のための前記フィルタ装置の出力を減算する減算器を共に実装し、且つ
    スペクトラム−時間コンバータ(306)は、前記処理された信号(113)を得るために減算されたサブ帯域信号を時間領域へと変換するために構成され、
    前記低音ポストフィルタ制御パラメータは、前記長期予測フィルタ(204)に対する遅延値、前記利得段(206)に対する利得値または前記信号マニプレータ(208)に対するフィルタ特性情報を備え、且つ
    前記制御装置(114)は、前記遅延値に従って前記長期予測フィルタ(204)を設定するように、前記利得値に従って前記利得段(206)を設定するように、または前記フィルタ特性についての情報に従って前記信号マニプレータ(208)を設定するように構成される、請求項1または2に記載の符号化信号を処理する装置。
  5. 前記低音ポストフィルタ制御パラメータは、前記符号化オーディオ信号に含まれる前記ピッチ遅延または前記ピッチ利得についての情報に関連して量子化され、且つ
    前記制御装置(114)は、前記ピッチ遅延についての情報または前記ピッチ利得についての情報および前記低音ポストフィルタ制御パラメータに従って、前記可変低音ポストフィルタ特性を設定するように構成される、請求項1〜4のいずれかに記載の符号化信号を処理する装置。
  6. 前記制御装置(114)は、前記ピッチ遅延または前記ピッチ利得についての情報および前記低音ポストフィルタ特性(506)の産物に基づいて、前記可変低音ポストフィルタ特性を設定するように構成される、請求項5に記載の符号化信号を処理する装置。
  7. 前記低音ポストフィルタ(112)は可変利得段を備え、前記制御装置は、前記低音ポストフィルタ制御パラメータと前記ピッチ利得(502)との間での産物(504)および1より小さく0より大きい定数係数を用いて前記可変利得段に対する利得を計算する(506)ために構成される、請求項6に記載の符号化信号を処理する装置。
  8. 前記制御装置は、前記低音ポストフィルタ制御パラメータ(101)を得るために前記符号化信号から量子化利得値を取得する(500)ように、
    前記符号化オーディオ信号または前記復号オーディオ信号(103)からピッチ利得を導出する(502)ように、
    1より小さく0より大きい定数係数によって、前記導出されたピッチ利得をスケールする(504)ように、且つ
    前記ピッチ利得をスケールする前記ステップ(504)において得られる前記スケールされたピッチ利得を用いて前記制御可能な低音ポストフィルタ(112)の利得段設定を計算する(506)ように構成される、請求項1〜7のいずれかに記載の符号化信号を処理する装置。
  9. 前記制御可能な低音ポストフィルタ(112)は、長期予測フィルタ(204)および可変利得段(206)を備え、前記長期予測フィルタ(204)は、前記符号化オーディオ信号に含まれる前記ピッチ利得についての情報によって制御され、且つ
    前記制御装置(114)は、前記低音ポストフィルタ制御パラメータ(101)単独または前記ピッチ利得についての情報との組合せを用いて前記可変利得段の利得を設定するように構成される、請求項1〜8のいずれかに記載の符号化信号を処理する装置。
  10. 低域通過フィルタ(208)または時間−スペクトラム・コンバータ(302)とサブ帯域重み付け器(304)との組合せは、前記可変利得段(206)の出力または前記長期予測フィルタ(204)の出力へと接続される、請求項9に記載の符号化信号を処理する装置。
  11. 符号化信号(608)を生成するエンコーダであって、
    前記符号化信号(608)を生成するエンコーダは、
    元のオーディオ信号(603)からピッチ利得またはピッチ遅延についての情報を有する符号化オーディオ信号(601)を生成するオーディオ信号エンコーダ(600)と、
    復号オーディオ信号を得るために前記符号化オーディオ信号を復号化するデコーダ(602)と、
    前記復号オーディオ信号(605)および前記元のオーディオ信号(603)を用いて最適化基準を満たす低音ポストフィルタ制御パラメータ(607)を計算する処理装置(604)と、
    前記ピッチ利得または前記ピッチ遅延についての情報、および前記低音ポストフィルタ制御パラメータ(607)を備える前記符号化オーディオ信号(601)を有する前記符号化信号(608)を出力する出力インターフェイス(606)とを備える、符号化信号を生成するエンコーダ。
  12. 前記処理装置(604)は、前記元のオーディオ信号(603)と復号化され且つ低音フィルタ処理後のオーディオ信号との間の信号対雑音比が最小化されるために、前記低音ポストフィルタ制御パラメータ(607)を計算するように構成される、請求項11に記載の符号化信号を生成するエンコーダ。
  13. 前記処理装置(604)は、長期予測フィルタ(204)、低域通過フィルタ(208)または利得段(206)を備え、且つ
    前記処理装置(604)は、前記低音ポストフィルタ制御パラメータ(607)のように、ピッチ遅延パラメータ、低域通過フィルタ特性情報または利得段設定を生成するように構成される、請求項11または12に記載の符号化信号を生成するエンコーダ。
  14. 前記処理装置(604)は、前記低音ポストフィルタ制御パラメータを量子化インデックスの予め定義された番号の一つへと量子化する量子化器(708)をさらに備え、且つ
    前記処理装置(604)は、前記最適化基準が量子化低音ポストフィルタ制御パラメータに対して満たされるために、前記低音ポストフィルタ制御パラメータを計算するように構成される、請求項11〜13のいずれかに記載の符号化信号を生成するエンコーダ。
  15. 前記処理装置(604)は、前記ピッチ利得についての情報または前記ピッチ遅延についての情報に関する前記低音ポストフィルタ制御パラメータを量子化する量子化器(708)を備える、請求項11〜14のいずれかに記載の符号化信号を生成するエンコーダ。
  16. Figure 2016513270
  17. 前記処理装置(604)は、複数の量子化または非量子化低音ポストフィルタ制御パラメータに対してSNR値を計算する(910)ために、および計算された5つの最高のSNR値の中にあるSNR値という結果になる前記量子化または非量子化低音ポストフィルタ制御パラメータを選択する(920)ように構成され、且つ
    前記出力インターフェイス(606)は、前記選択される量子化または非量子化低音ポストフィルタ制御パラメータを前記符号化信号(608)へと導出するために構成される、請求項11〜16のいずれかに記載の符号化信号を生成するエンコーダ。
  18. 符号化信号(110)を処理する方法であって、前記符号化信号はピッチ遅延またはピッチ利得についての情報、および低音ポストフィルタ制御パラメータ(101)を有する符号化オーディオ信号を備え、
    前記符号化信号(110)を処理する方法は、
    符号化オーディオ信号(103)を得るために前記ピッチ遅延または前記ピッチ利得についての情報を用いて前記符号化オーディオ信号を復号化すること(110)、
    前記低音ポストフィルタ制御パラメータ(101)によって制御可能な可変低音ポストフィルタ特性を有する制御可能な低音ポストフィルタ(112)を用いて処理される信号(113)を得るために前記復号オーディオ信号(103)をフィルタ処理すること(112)、および
    前記符号化信号(102)に含まれる前記低音ポストフィルタ制御パラメータ(101)に従って前記可変低音ポストフィルタ特性を設定すること(114)を備える、符号化信号を処理する方法。
  19. 符号化信号(608)を生成する方法は、
    元のオーディオ信号(603)からピッチ利得またはピッチ遅延についての情報を有する符号化オーディオ信号(601)を生成すること(600)、
    復号オーディオ信号を得るために前記符号化オーディオ信号を復号化すること(602)、
    前記復号オーディオ信号(605)および前記元のオーディオ信号(603)を用いて最適化基準を満たす低音ポストフィルタ制御パラメータ(607)を計算すること(604)、および
    前記ピッチ利得または前記ピッチ遅延についての情報および前記低音ポストフィルタ制御パラメータ(607)を備える前記符号化オーディオ信号(601)を有する前記符号化信号(608)を出力すること(606)を備える、符号化信号を生成する方法。
  20. コンピュータまたは処理装置で動作するとき、請求項18の前記方法または請求項19の前記方法を行うコンピュータ・プログラム。
  21. ピッチ利得またはピッチ遅延についての情報、および低音ポストフィルタ制御パラメータ(607)を有する符号化信号(601)を備える、符号化信号(608,103)。
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