JP2016510183A5

JP2016510183A5 -

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Publication number: JP2016510183A5
Application number: JP2015556546A
Authority: JP
Filing date: 2014-01-21
Publication date: 2017-02-02
Anticipated expiration: 2034-01-21

Claims

２つの音声再生要素（109, 110）を有すると共に第一のチャンネル（111）と第二のチャンネル（112）とを備える音声再生手段と、
入って来る音声信号のための入力部（120）と、
入って来る音声信号の該入力部（120）を前記第一のチャンネル（111）から前記第二のチャンネル（112）に切り替えるようになっている切り替え回路と
を有し、
該切り替え回路には、第一の遅延素子（105）と第二の遅延素子（106）とがあり、該第一の遅延素子（105）は前記第一のチャンネル（111）用の遅延を形成し、該第二の遅延素子（106）は前記第二のチャンネル（112）用の遅延を形成し、
該第二の遅延素子（106）によって形成された前記第二のチャンネルの遅延は約25〜85 msの範囲で調節可能になっていることを特徴とする、聴力欠損を改善する装置。
前記第一の遅延素子（105）によって形成される前記第一のチャンネル（111）の遅延が一定である、請求項１に記載の装置。
前記第一のチャンネルの遅延と前記第二のチャンネルの遅延とが相互に独立に調節可能である、請求項１に記載の装置。
前記第一のチャンネル及び第二のチャンネルの周波数応答を調節する手段（103, 104）をさらに有する、請求項１〜３のいずれか一項に記載の装置。
前記第一のチャンネルの周波数応答と前記第二のチャンネルの周波数応答とが相互に独立に調節可能である、請求項４に記載の装置。
前記第一のチャンネル（111）が左側のチャンネルであり、前記第二のチャンネル（112）が右側のチャンネルである、請求項１〜５のいずれか一項に記載の装置。
前記第一のチャンネル及び第二のチャンネルにおける信号を増幅する手段（107, 108）をさらに有しており、増幅は２つのチャンネルに対して別々に調節可能であり、又は両チャンネルに対して共通に増幅可能である、請求項１〜６のいずれか一項に記載の装置。
前記音声再生手段がスピーカー装置又はイヤホーンである、請求項１〜７のいずれか一項に記載の装置。
入って来る音声の前記入力部（120）に接続された１つ以上のマイクをさらに有している、請求項１〜８のいずれか一項に記載の装置。
２つの音声再生要素（109, 110）を有すると共に第一のチャンネル（111）と第二のチャンネル（112）とを備える音声再生手段と、入って来る音声信号のための入力部（120）と、入って来る音声信号の該入力部（120）を前記第一のチャンネル（111）から前記第二のチャンネル（112）に切り替えるようになっている切り替え回路とを有し、該切り替え回路には、第一の遅延素子（105）と第二の遅延素子（106）とがある装置を用いて聴力欠損を改善する方法であって、
前記第一の遅延素子（105）は前記第一のチャンネル（111）用の遅延を形成し、前記第二の遅延素子（106）は前記第二のチャンネル（112）用の遅延を形成し、
該第二の遅延素子（106）によって形成された前記第二のチャンネルの遅延は約25〜85 msの範囲で調節可能になっていることを特徴とする方法。
前記第一の遅延素子（105）によって形成される前記第一のチャンネル（111）の遅延が一定である、請求項１０に記載の方法。
前記第一のチャンネルの遅延と前記第二のチャンネルの遅延とが相互に独立に調節される、請求項１０に記載の方法。
前記第一のチャンネル及び第二のチャンネルの周波数応答が調節される、請求項１０〜１２のいずれか一項に記載の方法。
前記第一のチャンネルの周波数応答と前記第二のチャンネルの周波数応答とが相互に独立に調節される、請求項１３に記載の方法。
前記第一のチャンネル及び第二のチャンネルにおける信号が増幅され、２つのチャンネルに対して別々に増幅を調節することができ、又は両チャンネルに共通の調節として増幅を調節することのできる、請求項１０〜１４のいずれか一項に記載の方法。