JP2016509714A - ハードウェア・デバイス用ソフトウェア・インターフェース - Google Patents

ハードウェア・デバイス用ソフトウェア・インターフェース Download PDF

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Abstract

ハードウェアとインターフェースするためにデバイス・ドライバーと共に使用されるコードを自動的に生成する。本方法は、ハードウェア・デバイスのハードウェア・レジスターまたは共有メモリー構造の内少なくとも1つを含む、ハードウェア・デバイスの機械読み取り可能記述を受けるアクトを含む。更に、本方法は、ハードウェア・デバイスと共に使用されることになるオペレーティング・システムを決定するアクトも含む。更に、本方法は、決定したオペレーティング・システムに特定的なハードウェア・ドライバーのために、ハードウェア・デバイス用コードを自動的に生成するために、コード生成ツール上で機械読み取り可能記述を処理するアクトを含む。【選択図】図5

Description

[0001] コンピューターおよび計算システムは、現代生活の殆どあらゆる面に影響を及ぼしている。コンピューターは、仕事、リクリエーション、健康管理、輸送、娯楽、家事管理等に総合的に関わっている。
[0002] 汎用計算システムは、デバイス・ドライバーとして知られるコードを使用することによって、多数のデバイスを利用することができる。デバイス・ドライバーは、ハードウェアまたは他のデバイスを、CPUレジスター、システム・メモリー・レジスター等のような、システム・リソースにインターフェースする1つの方法として機能する。デバイス・ドライバーは、通例、特権モードであるカーネル・モードで実行する。具体的には、カーネル・モードでは、ドライバー・コードはあらゆるメモリー・アドレスにアクセスし、あらゆるシステム・レベルのコンポーネントを制御することができる。したがって、欠陥のあるドライバーまたは悪意のドライバーは、計算システムの完全性を容易に損ない、クラッシュまたはデーター変転(corruption)に至るおそれがある。
[0003] つまり、デバイス・ドライバーは安全ではない。オブジェクト指向設計方法論、言語型−安全および静止コード検証は、高度プラットフォーム(例えば、いわゆるクラウド)および開発環境へのそれらの道を見出したが、デバイス・ドライバーは相変わらず安全でない言語(例えば、C/C++)を使用して開発されており、型なし、非オブジェクト指向、およびエラーが起こりがちなインターフェースを使用してアクセスされる。殆どのデバイス・ドライバーは、未だカーネル・モードで実行され、1つのソフトウェア・バグがシステム障害の原因となる潜在的可能性が高くなる。更に、いずれのドライバーもユーザー・モードで実装される限り、高スループットおよび低レイテンシ・デバイスのためにドライバーを使用することはできない。何故なら、オペレーティング・システムの中には、ハードウェアの割り込みを効率的にユーザー・モード・プロセスに伝えることができないものがあるからである。他のオペレーティング・システムでは、ユーザー・モード・ドライバーの性能は、カーネル・モード・ドライバーよりも遙かに劣る。
[0004] ハードウェア製造業者は、通例、ハードウェアを自由形態のハードウェア仕様で記述する。ドライバーの開発者はこれらの仕様を使用して、ハードウェア・アクセス・レイヤを開発する。このレイヤは、ドライバーがデバイス・レジスターおよび共有メモリーと相互作用することを可能にする。このレイヤを開発することは、厄介でエラーが起こりがちである。何故なら、これは仕様の品質および開発者の経験に依存するからである。殆どの場合、このレイヤは、オペレーティング・システムに依存し、他のプラットフォームが使用することはできない。
[0005] 本明細書において特許請求する主題は、欠点を解決する実施形態にも、以上で説明したような環境のみで動作する実施形態にも限定されない。むしろ、この背景は、本明細書において説明する実施形態を実施することができる技術分野の一例を例示するために提示されたに過ぎない。
[0006] 本明細書において例示する一実施形態は、計算環境において実施される方法を含み、ハードウェア・デバイスと相互作用するためにデバイス・ドライバーによって使用されるコードを自動的に生成するアクトを含む。この方法は、ハードウェア・デバイスの機械読み取り可能記述を受けるアクトを含み、ハードウェア・デバイスのハードウェア・レジスターまたは共有メモリー構造の内少なくとも1つを含む。更に、この方法は、ハードウェア・デバイスと共に使用しようとするオペレーティング・システムを決定するアクトも含む。更に、この方法は、コード生成ツール上で機械読み取り可能記述を処理して、決定されたオペレーティング・システムに特定的なハードウェア・デバイスのために、ハードウェア・ドライバーのコードを自動的に生成するアクトも含む。
[0007] この摘要は、詳細な説明において以下で更に説明する概念から選択したものを、簡略化した形態で紹介するために設けられている。この摘要は、特許請求する主題の主要な特徴や必須の特徴を特定することを意図するのではなく、特許請求する主題の範囲を判断するときに補助として使用されることを意図するのでもない。
[0008] 以下に続く説明において、追加の特徴および利点を明記する。これらは、部分的にその説明から自明であり、本明細書における教示の実施によって習得することができる。本発明の特徴および利点は、添付する特許請求の範囲において特定的に指摘される手段(instrument)および組み合わせによって、実現し習得することができる。本発明の特徴は、以下の説明および添付する特許請求の範囲から一層明白になり、または以下に明記する本発明の実施によって習得することができる。
[0009] 以上で列挙したおよびその他の利点および特徴を得ることができるやり方を説明するために、以上で端的に説明した主題の更に特定的な説明を、添付図面に示す具体的な実施形態を参照して行う。これらの図面は典型的な実施形態のみを描いたのであり、したがって範囲を限定するように解釈すべきでないことを理解した上で、添付図面の使用により、更に具体的にそして詳細に実施形態について説明する(described and explained)。
図1は、デバイス・ハードウェア、および自動デバイス・ハードウェア抽象レイヤ・インターフェースの生成を示す。 図2は、階層的ドライバーの生成を示す。 図3は、バス・ドライバーのフレームワークを示す。 図4は、ドライバー割り込みおよびデバイス通信を示す。 図5は、デバイス・ドライバーにコードを自動的に生成する方法を示す。 図6は、ハードウェア・ドライバーに制限を強制する方法を示す。 図7は、高スループットおよび低レイテンシ・デバイスをサポートすることができる、安全なドライバーを実現する方法を示す。
[0017] 本明細書において開示する実施形態は、全てのデバイス・タイプのために、高性能ユーザー・モードおよびタイプ・セーフ・ドライバー(type safe driver)の開発を容易にする多数の技法を含むことができる。これらのドライバーは、他のオペレーティング・システムに存在する旧来のカーネル・モード・デバイス・ドライバーに比肩する性能を実現する。
[0018] ある実施形態は、自動生成デバイス・ドライバー・ハードウェア抽象レイヤを実現することができる。図1に示すように、ハードウェア・デバイス102は、CPU108におけるレジスター106およびシステム・メモリー112における共有メモリー110を使用して、計算システム104とインターフェースする。ハードウェア・デバイスは、通例、複数組のレジスター106における特定のレジスター、および特定のメモリー相互作用(memory interaction)とインターフェースするように、静的に構築される。システム104、レジスター106、および共有メモリー110がハードウェア・デバイス102と適正にインターフェースすることを保証するために、システム・ハードウェアとデバイス・ハードウェアとの間でマッピングを行うドライバー114が使用される。ドライバー114は、通例、製造業者が提供する文書による仕様を使用することによって、手作業で開発される。
[0019] ハードウェア製造業者は、通例、自由形態のハードウェア仕様(free form hardware specifications)でハードウェアを記述する。ドライバーの開発者は、これらの仕様を使用して、ハードウェア・アクセス・レイヤを開発する。注記したように、このレイヤは、直接メモリー・アクセス(DMA)を使用することによってというようにして、ドライバーがデバイス・レジスターおよび共有メモリーと相互作用することを可能にする。このレイヤを開発するのは、厄介でエラーが起こりがちである。何故なら、これは仕様の品質および開発者の経験に依存するからである。殆どの場合、このレイヤは、オペレーティング・システムに依存し、他のプラットフォームが使用することはできない。
[0020] 本明細書におけるある実施形態は、ハードウェア・アクセス・レイヤ仕様をその実現(implementation)から分離するハードウェア抽象メカニズムを実現することによって、ドライバーの開発を簡略化する。機械読み取り可能ハードウェア仕様116は、デバイス販売業者によって提供することができる。この機械読み取り可能ハードウェア仕様は、コード生成ツール118によって処理される。コード生成ツール118は、1つ以上の異なるオペレーティング・システムの対するオペレーティング・システム・コンテキストを有し、したがって機械読み取り可能ハードウェア仕様116を処理することによって、ハードウェア・デバイス・インターフェース・レイヤを自動的に作成することができる。このように、機械読み取り可能ハードウェア仕様116は、多数の異なるオペレーティング・システムのために、そして種々の異なるプログラミング言語を使用して、ハードウェア・デバイス・インターフェース・レイヤ115−1、115−2、...、115−nを作成するために再使用することができる。この方式は、ドライバー開発を大幅に簡略化し、正しくないハードウェア・アクセスによって生ずるエラーの量を低減する。機械読み取り可能ハードウェア仕様116は、C#のような単純な言語で書くことができ、検査によって容易に有効性を判断することができる。
[0021] このように、開発者またはハードウェア製造業者は、ハードウェア−ソフトウェア・インターフェース言語を使用して、デバイス102のハードウェア・レジスターおよび共有メモリー構造(ホスト・メモリーにおける)を記述することができる。この目的のために、開発者は文書によるハードウェア仕様を参照する。尚、ハードウェア設計者またはハードウェア販売業者も、機械読み取り可能ハードウェア仕様116のハードウェア−ソフトウェア・インターフェース記述を提供できることを注記しておく。特に、ドライバー開発者は、ハードウェア−ソフトウェア・インターフェース言語を使用して機械読み取り可能ハードウェア仕様116を定めるために、ハードウェア記述フェーズに関与する必要はない。第2フェーズにおいて、ハードウェア記述はコード生成ツール118によって処理される。コード生成ツール118は、ハードウェア−ソフトウェア・インターフェース・プロセッサー120を含む。
[0022] ハードウェア−ソフトウェア・インターフェース・プロセッサー120は、以下で例示するように、種々のソフトウェア・ドライバー・モジュールを生成することができる。
[0023] ハードウェア−ソフトウェア・インターフェース・プロセッサー120は、レジスターの読み取り/書き込みを行い、それらのフィールドを解釈するためのハードウェア・アクセス・メソッドを生成することができる。例えば、機械読み取り可能ハードウェア仕様116に基づいて、コード生成ツール118は、1組のレジスター106におけるどのレジスターが、ハードウェア・デバイス102と通信するために使用されるか決定することができる。これらのレジスターにアクセスするためのメソッドを生成することができ、各レジスターの目的および各レジスターにおけるデーターの解釈を示すためにハードウェア・デバイス102を制御することを望むアプリケーションにソフトウェア・インターフェースを提供するために使用することができる。
[0024] ハードウェア−ソフトウェア・インターフェース・プロセッサー120は、共有構造フィールドの読み取り/書き込みを行うメソッドを生成することができる。例えば、機械読み取り可能ハードウェア仕様116に基づいて、コード生成ツール118は、ドライバー・ソフトウェア・モジュールにおいて、ハードウェア・デバイス102によって使用される共有メモリー110の部分を識別することができる。これによって、ソフトウェア・アプリケーションがドライバー114を使用して、ハードウェア・デバイス102によって使用される共有メモリー110の部分と通信することが可能になる。
[0025] ハードウェア−ソフトウェア・インターフェース・プロセッサー120は、ハードウェア−ソフトウェア・インターフェース記述において表現されるハードウェア・インターフェース・エンティティのために、メモリー・アロケーター(memory allocator)を生成することができる。例えば、機械読み取り可能ハードウェア仕様116に基づいて、コード生成ツール118は、どのハードウェア・インターフェースがハードウェア・デバイス102に含まれるのか把握する。したがって、ハードウェア・インターフェース・レイヤ115は、システム・メモリー112におけるメモリーをハードウェア・インターフェースの使用のために割り当てるメモリー・アロケーターを含むように、自動的に生成することができる。
[0026] ハードウェア−ソフトウェア・インターフェース・プロセッサー120は、ハードウェア・インターフェース・エンティティを解釈し追跡するログ・モジュールを生成することができる。例えば、機械読み取り可能ハードウェア仕様116およびハードウェア・デバイス102のハードウェア・インターフェースの知識に基づいて、コード生成ツール118は、ハードウェア・デバイス102のハードウェア・アクションを記録するデーターを収集し記録するためにハードウェア・インターフェースを使用することができるモジュールを含むように、ハードウェア・インターフェース・レイヤ115を自動的に生成することができる。
[0027] ハードウェア−ソフトウェア・インターフェース・プロセッサー120は、ハードウェア・インターフェース・エンティティを可視化するデバッガー拡張(debugger extension)を生成することができる。例えば、機械読み取り可能ハードウェア仕様116およびハードウェア・デバイス102のハードウェア・インターフェースについての知識に基づいて、コード生成ツール118は、デバッギングの目的のために使用することができるハードウェア・デバイス102のハードウェア・アクションを記録するデーターを収集して記録するハードウェア・インターフェースを使用することができるモジュールを含むように、ハードウェア・インターエース・レイヤ115を自動的に生成することができる。
[0028] 以下に、USB EHCIコントローラ能力レジスター(controller capability register)のハードウェア−ソフトウェア・インターフェースの見本記述を示す。
/// <summary>
/// These registers specify the limits, restrictions and capabilities of the host controller implementation.
/// </summary>
[MemoryMappedRegister(ResourceType.MemoryRange, Size = OxC)]
struct EhciCapabilityRegisters
{
/// <summary>
/// Capability Registers Length and Hci Version register combined in a single DWORD.
/// </summary>
[DataField(Offset = 0x0)] public CapLengthHCIVersion CapVer;

/// <summary>
/// This is a set of fields that are structural parameters: Number of downstream ports, etc.
/// </summary>
[DataField(Offset = 0x4)] public HCSPARAMS HCSPARAMS;

/// <summary>
/// Multiple Mode control (time-base bit functionality), addressing capability.
/// </summary>
[DataField(Offset = 0x8)] public HCCPARAMS HCCP ARAMS;
}
[0029] 注記したように、この表は、USB EHCIコントローラ・レジスターの見本記述を示す。提示されたレジスターは、能力レジスターである。各レジスターは、デバイス・メモリーの基底アドレスに対してあるオフセットのところに配置される。この例では、能力レジスターは、ハードウェア−ソフトウェア・シンタックスの一部である、"MemoryMappedRegister"属性によって指定されるオフセット0xCに配置される。一旦レジスターの基底アドレスが設定されたなら、ハードウェア−ソフトウェア・インターフェースは異なるレジスター・フィールドを提示するために様々な属性を提供する。この例では、"DataField"属性は、能力レジスターの一部であるレジスターを表すために使用される。例えば、HCSPARAMSは、能力レジスター(説明したように、0xCにある)の基底アドレスからオフセット0x4に配置されたレジスターである。各データー・フィールドは、ハードウェア−ソフトウェア・インターフェース・シンタックスによって繰り返し注釈が付けられる(以下で例示する通り)。
[0030] 以下に、HCCPARAMSレジスター・フィールドのハードウェア−ソフトウェア・インターフェース記述を示す。
/// <summary> Host Controller Capability Parameters </summary>
[MemoryMappedRegister(Size = 4)]
struct HCCPARAMS
{
[ReservedBits(16, 31)] public uint Reservedl;

/// <summary>
/// EHCI Extended Capabilities Pointer (EECP).
/// </summary>
[BitField(8, 15)] public uint EECP;

/// <summary>
/// Isochronous Scheduling Threshold. Default is implementation dependent.
/// </summary>
[BitField(4, 7)] public ushort IsochronousSchedulingThreshold;

[ReservedBits(3)] public uint Reserved2;

/// <summary>
/// Asynchronous Schedule Park Capability. Default is implementation dependent.
/// </summary>
[BitField(2)] public uint AsyncSchedulePark;

/// <summary>
/// Programmable Frame List Flag. Default = Implementation dependent.
/// </summary>
[BitField(l)] public uint ProgramableFrameList;

/// <summary>
/// 64-bit Addressing Capability.
/// </summary>
[BitField(O)] public bool Bit64Addressing;
}
[0031] この表は、HCSPARAMSレジスターにどのように注釈が付けられるかを示す(以上で提示した能力レジスターの一部である)。ハードウェア−ソフトウェア・インターフェース"BitField" および"ReservedBits"属性が、開発者がレジスター・ビットに注釈を付けることを可能にする。例えば、このレジスターにおけるビット0は、デバイスが64のアドレスをサポートするか否かを示す。開発者は、この要件を提示するために、"[(BitField(O)] public bool Bit64Addressing;"を使用する。生成されたコードは、開発者が"Bit64Addressing"にブーリアンとしてアクセスしてその値を問い合わせることを可能にする。
[0032] 以下に、HCCPARAMSフィールド値を得る/設定するために生成されたコードを示す。
/// <summary>
/// This class represents device mapped resource.
/// It uses as a container for 10 memory range and all the registers within it.
/// </summary>
readonly struct EhciCapabilityRegisters
{
public const int SizelnBytes = Oxc;
readonly IoMemory m_ioRange;
readonly int m_offset;

public EhciCapabilityRegisters(IoMemory mem, int offset = 0)
{
Contract.Requires(mem != null);
Contract.Requires(mem.Length >= SizelnBytes);
m_ioRange = mem;
m_offset = offset;
}

public ulong PhysicalAddress
{
get { return m_ioRange.PhysicalAddress.Value + (uint)m_offset; }
}

public Register32Control<CapLengthHCIVersion> CapVer
{
get { return new Register32Control<CapLengthHCIVersion>(m_ioRange, m_offset + 0x0); }
}
public Register32Control<HCSPARAMS> HCSPARAMS
{
get { return new Register32Control<HCSPARAMS>(m_ioRange, m_offset +
0x4); }
}

public Register32Control<HCCPARAMS> HCCP ARAMS
{
get { return new Register32Control<HCCPARAMS>(m_ioRange, m_offset +
0x8); }
}
}
[0033] 生成されたコードは、オペレーティング・システム特定のインターフェースを使用し、他のオペレーティング・システムにも容易に生成することができる。
[0034] 以下に、生成されたコードがデバイス・ドライバー・コードによって使用されるメソッドを例示する。
IoMemory mem = m_mappedloRange. Memory AtOffset(0,
EhciCapabilityRegisters.SizelnBytes, Access.Read);
m_capabilityRegs = new EhciCapabilityRegisters(mem);
CapLengthHCIVersion capVer = m_capabilityRegs.CapVer.Read();
EhciEvents.CapAndHci(capVer.CAPLENGTH, capVer.HCIMajorRevision, capVer.HCIMinorRevision);
HCSPARAMS structuralParameters =
m_capabilityRegs.HCSPARAMS.ReadO;
int numberOfPorts = (int)m_structuralParameters.NumberOfPorts;
HCCPARAMS capabilityParameters =
m_capabilityRegs.HCCPARAMS.ReadO;
bool is64Bit = capabilityParameters.Bit64Addressing;
if (is64Bit) { ... }
[0035] 一旦レジスターが、基礎のメモリー領域と共に初期化されたなら、レジスターを容易に読み出し、操作し、デバイスに書き戻すことができる。
[0036] 以上で示した例では、生成されたコードは、いずれのオペレーティング・システムによっても使用することができ、特定の販売業者に限定されるのではない。加えてまたは代わりに、生成されたコードは、C#、Java、C、C++等のような、任意の開発言語にすることができる。
[0037] 注記したように、ハードウェア・レジスターおよびホスト・メモリー・データー構造(DAMを介してアクセス可能)を機械読み取り可能ハードウェア仕様において記述するために、包括的ハードウェア−ソフトウェア・インターフェース言語が使用される。コード生成器は、ハードウェア−ソフトウェア・インターフェース記述に対して動作する。ハードウェア−ソフトウェア・インターフェース記述は、ハードウェア販売業者によって、提供され、有効性を確認され、維持されることが可能である。ハードウェア販売業者は、機械読み取り可能ハードウェア仕様をハードウェア設計から直接生成し、あらゆる人的誤りの潜在的可能性を排除することができる。これによって、ソフトウェア/ハードウェア・インターフェース設計および実現過程から人の介入を削減または排除し、開発時間を短縮し、均一性およびデバッギング体験の改善が得られる。
[0038] ある実施形態は、能力ベース・ドライバー・モデルに、リソースのセキュリティ強化機能(resource hardening)を実装する。具体的には、殆どのドライバー114は実際のハードウェアとインターフェースする。これを遂行するために、ドライバー114は、デバイス102上に存在する物理メモリー122の一部を、計算システム104の仮想アドレス空間にマッピングするか、またはI/O空間と呼ばれる専用アドレス空間を使用する。先に例示した技法は、ドライバー・コードがデバイス102にアクセスするためにマッピングされたメモリー(またはI/0ポート)を適正に使用することを確保するのを補助するために実装される。多くの一般的なオペレーティング・システムでは、デバイス・ドライバー114は、エラーまたは悪意によってでも、システム・メモリー112におけるいずれの物理アドレスにも自由にマッピングし使用することを試みることができる。ドライバー・ソフトウェアの特権的性質のために、オペレーティング・システムは、通例、ドライバー114がポート、割り込み、あるいはドライバーに属していない他のインターフェース、または特定のハードウェア・デバイス102を制御するためにドライバーが適正に機能するのには必要とされない他のインターフェースを割り当てないことを保証する方法を有していない。例えば、キーボード・ドライバーは、通例、IRQ1にアクセスできるはずであるが、ポート80にアクセスする必要はない。ポート80へのアクセスにより、極悪なキーボード・ドライバーが、ネットワークを通じて不正なウェブサイトにキーストロークを送ることを含む、キー記録機能を実装するおそれがある。これは、システムの安全性を脅かすおそれがある。
[0039] 本明細書における実施形態は、ドライバーおよびシステム・プロセスを、C#またはJavaのようなマネージド・コードで実現することができる。マネージド・コードとは、サンドボックス仮想機械の管理下においてのみ実行するコンピューター・プログラム・ソース・コードである。したがって、そのように実現されたドライバーまたはシステム・プロセスはいずれも、閉じたオブジェクト空間を含む。デバイス・メモリーおよびレジスターは、初期化されるときにドライバーに提供される専用のマネージド・オブジェクトによってのみアクセスすることができる。つまり、ドライバーは、デバイスを制御するためにこのドライバーが適正に機能するのに必要とされるシステム・リソースおよびI/Oプロセスのみにアクセスすることができる。
[0040] これより図2を参照すると、ある実施形態が、1組204のI/Oリソース(メモリー・マッピングされたレジスター206、I/Oポート208、およびDMAバッファー210のような)の全てが能力(capabilities)となる手法を実現する。これらの能力は、カーネル212によって排他的に所有され、起動時に、システムのルート・バス・ドライバー214に割り当てられる。システムのルート・バス・ドライバー214は、1組の集合204の全I/Oリソースから、部分集合204−1、204−2、...、204−nを、他のシステム・バス214−1、214−2、...、214−nに割り当てることができる。部分集合204−1〜204−nは、バス214−1〜214−nには、これらに取り付けられる特定のデバイスのために必要とするリソースだけが割り当てられるように、割り当てられる。
[0041] バス・ドライバー214−1〜214−nがそれらのデバイスをエミュレートするとき、1組のI/Oリソースを各チャイルドに割り当てる。例えば、バス214−1には、デバイス202−1および202−1が取り付けられている。バス214−1は、1組204−1−1のI/Oリソースをデバイス202−1に割り当てることができ、1組のリソース204−1−2をデバイス202−2に割り当てることができ、ここで組204−1−1および204−1−2は1組204−1の部分集合である。バスは、それに割り当てられたI/Oリソースしか割り当てることはできない。この手法は、階層的I/Oリソース割り当て方式を提供し、この方式は、ドライバーがそれに割り当てられたリソースだけを使用するまたは転送できることを保証するために使用することができる。これは、システムの信頼性を大幅に改善することができ、オペレーティング・システムが任意のリソースをいつでも容易に追跡し呼び出すことを可能にする。ドライバーが終了させられるときまたは終了するとき、そのリソースはそのペアレント・バス・ドライバーによって容易に取り戻すことができる。入力/出力メモリー管理ユニット(IOMMU)ハードウェアによって、この方式をハードウェア・レベルで強制することができる。例えば、ドライバー開発者が、違法なメモリー・アドレスをデバイスにプログラミングしようとしても、システムの安全性を脅かすことはできない。
[0042] 図3は、典型的なバス・ドライバー302の構造を示す。バス・ドライバー302(この例では、PCIバス・ドライバー)は、ユーザー・レベル・ライブラリーとリンクされる。ユーザー・レベル・ライブラリーは、全てのドライバー・サービスを提供する(例えば、この例では、ワシントン州、RedmondのMicrosoft Corporationから入手可能なDriverFrameworkライブラリー)。また、ドライバーは、バス・ドライバー302がそのチャイルド・デバイスを列挙することを可能にするプラグ・アンド・プレイ・マネージャー・ライブラリー306ともリンクされる。列挙されるデバイス毎に、フレームワークは、バス・スロット(例えば、バス・スロット308−1のような)と呼ばれる、割り当てられたデバイスのリソースを保持する抽象(abstraction)を作成する。各バス・ドライバーは、例えば、バス・スロット・インターフェース310−1のような多数のバス・スロット・インターフェースをエクスポートし(IBusSlotインターフェースとして示される)、バス・スロット・インターフェースはランタイムによってチャイルド・ドライバー(例114−1によって例示される)に取り付けられる。列挙されたデバイス・ドライバーを除いて、他のサービスまたはプロセスはそれ自体をバス・スロット・インターフェースに取り付けることはできない。バス・スロット・インターフェースは、チャイルド・デバイス・ドライバーによって、その割り当てられたI/Oリソースを、デバイス例102−1によって例示されるデバイスに割り当てるために使用される。ドライバーは、ペアレント・ドライバーにおいてバス・スロット上で指定されたI/Oリソースだけを割り当てることができる。
[0043] このメカニズムは、I/Oリソース管理が、カーネルや1つのシステム・サービスの代わりに、各バス・ドライバーにおいてローカルに実行されるという意味で、容易に実現することができ、分散させることができる。
[0044] 能力として扱われるI/Oリソース以外に、実施形態は、種々のサービスの接続(connectivity)を制御することができるオペレーティング・システムを実現することができる。ドライバーはサービスとして扱われるので、実施形態は、ドライバーが使用/相互作用することができる1組のサービスを制御することができる。例えば、他のオペレーティング・システムとは異なり、ある実施形態では、ドライバーはメッセージを他のドライバーに送ることができない。何故なら、そうする能力を有さないからである(これは、メッセージをそのサービスに送るインターフェースである)。ある実施形態のオペレーティング・システムは、システムにおけるドライバーの他のコンポーネントへの接続を制限し、制御し、観察し、それについて推論することができる。能力ベースのモデルとマネージド・コードの使用の組み合わせによって、本明細書において示すような、種々の利点が得られる。
[0045] 図4を参照すると、独自のアーキテクチャーが示されている。図示する例では、ユーザー・モード402(例えば、x86アーキテクチャーの特権リングの内、与えられる特権が最も少ない、リング3)およびカーネル・モード404が示されている。マイクロカーネル406がカーネル・モード404(スーパーバイザー・モードと呼ばれることもある)に実装されてもよい。マイクロカーネル406は、低レベル・アドレス空間管理、スレッド管理、およびIPC通信のようなメカニズムを設ける最少量のソフトウェアである。マイクロカーネル406は、基本ハードウェア・テーブルを読み取る役割を担う。
[0046] ユーザー・モード402では、アドレス空間は、例えば、ドメイン408−1のようなドメインに分割される(しかし、ここでは全体的に408と呼ぶ)。これらのドメインは種々のプロセス(プロセス例410−1−1等。しかし全体的に410と呼ぶ)を実行し、ランタイム(ランタイム例412−1−1等)上に1つ以上のドライバー・プロセスを含む。実施形態は、ドライバーが、高スループットおよび低レイテンシ・デバイスをサポートすることができる、ユーザー・モード402のマネージド・プロセス410(C#またはJavaのようなマネージド・コードでドライバーをコーディングすることによってというような)である場合に実現することができる。ある実施形態では、デバイス・ドライバーを含む全てのサービスが、マネージド・コード・ライブラリーを使用して開発され、ユーザー・モード402で実行される。加えて、プロセス410およびマイクロカーネル406間の分離は、更に、言語の統計的に検証されたタイプ・セーフによって、行うことができる。このメカニズムは、コピーすることなく、プロセス間通信(IPC)チャネルを通じたデーターの交換を可能にする。何故なら、全てのプロセスは1つのアドレス空間またはドメイン408に存在するからである。このような手法は、タイプ・セーフ言語に基づくのではない従前のシステムにおいて安全にするのは難しい。
[0047] マネージド・コードを使用して実現されたユーザー・モード・ドライバーは、システムの安全性を大幅に高め、ドライバーの開発を簡略化することができる。特に、開発者はシステムにおいて入手可能なあらゆるユーザー・モード・ライブラリーを利用することができる(XMLパーサー、キュー管理等を含む)。従前のオペレーティング・システムでは、メモリーの制約およびドライバーがそれらのアドレス空間をカーネルと共有しなければならないというようなその他の制限のために、ドライバー開発者は既存のライブラリーを全く使用することができなかった。加えて、開発者はもはやメモリー管理を心配する必要はない。プロセス・メモリーを管理する同じガベージ・コレクターがドライバーのために使用される。不適正なメモリー管理は、オペレーティング・システムの障害の最も大きな原因(sources)の1つである。ある実施形態では、システム・ドライバー・メモリーに関係するバグを排除することができる。
[0048] ある実施形態例では、1つ以上のプロセス410として実現されたドライバーは、シングル・スレッド(single threaded)である。つまり、開発者は、同期、スレッド、および割り込みレベルについて心配する必要はない。ドライバーの複雑さの多くは解消され、開発者はドライバーの機能性に注力する。
[0049] ドライバーには、標準的なタイプ−セーフ・インターフェースを介してアクセスすることができる。一般のオペレーティング・システムは、ドライバーへのアクセスを、Open, Close, Read, Writeのような数個の予め定められた機能およびDeviceloControl('ioctl'として知られる)のような汎用インターフェースに限定する。以前のシステムでは、ドライバーは数個の周知のハードウェア・コンポーネントを制御し、これらが実行するタスクは制限されていたが、これは、少なくとも一部のハードウェア・デバイス(例えば、グラフィクス・アクセレレータのようなハードウェア・アクセレレータ)が広範で複雑なインターフェースをそれらのホストに露出する、最近のシステムにとっては非効率的である。ある実施形態において提供される解決手段では、オペレーティング・システムはドライバーをファースト・クラス・シチズン(first class-citizen)として扱う。
[0050] プロセス410として実現されたドライバーは、任意の他のシステム・サービスのような、タイプ・フェース・インターフェースを介してアクセスされる。このような実施態様は、言語のタイプ・セーフ機構を利用し、コンパイル時に誤ったメソッドの呼び出しを捕らえる。コンパイル時−型チェックを行うために、コンパイラは、コードにおける変数または式についてのデーター型情報を知る必要がある。インターフェースは、インターフェース・コンシューマーとインターフェース実施態様との間に契約を設ける。メソッドのシグネチャーは、コンパイルの間に統計的にチェックすることができる。異なる型のパラメータの不一致は、実行中のシステム(running system)では事実上起こり得ない。加えて、これらのエラーは、コンパイル時にアプリケーション開発者によって捕らえられ、カーネル・モード404においてドライバー開発者によるランタイム・チェックを必要としない。
[0051] 安全性および開発の容易さの他に、実施形態は、デバイス・ドライバーが、共通のカーネル・モード・デバイス・ドライバーに比肩する高いスループットおよび低いレイテンシを達成することを可能にする。これは、ゼロ−コピーI/Oパスを実施する能力によって達成することができる。「ゼロ−コピー」とは、システムに入力したデーターはメモリーに1回だけ書き込まれ、次いで、オペレーティング・システム内部およびアプリケーション・コード内部の双方において、データーをコピーする必要なく、多くの抽象レイヤによって直接使用することができるという事実を指す。ゼロ−コピーI/Oパスは、CPUが1つのメモリー位置から他のメモリー位置へのコピーを実行しないものである。むしろ、CPUは他のタスクを実行することができる。これは、コピーを行うために、ユーザー・モード402とカーネル・モード404との間でシステムに切り替えさせるためのコンテキスト切り替えをせずに済ませることができる。これより、以下に、ゼロ−コピーI/Oパスを使用して、マネージド・ユーザー・モード・デバイス・ドライバーがこのような成果を達成することを可能にする技法を例示する。
[0052] 実施形態は、効率的な割り込みディスパッチを実行するように構成することができる。効率的にハードウェア割り込みをユーザー・モード・デバイスに送り出す能力は新規である。割り込みのディスパッチングは、オペレーティング・システムのマイクロカーネル、ドメイン・カーネル、およびドライバーのフレームワーク・ライブラリー間における緊密な相互作用によって実行される。
[0053] 割り込みをディスパッチするメカニズムは、I/O割り込みマネージャー、ドライバー・フレームワーク・ライブラリー、および効率的なマイクロカーネル割り込み処理を含む3層アーキテクチャーを使用する。
[0054] 図4に示すように、各ドメイン408はドメイン・カーネルを含む。その一例が414−1に例示されている(しかし、ここでは全体的に414と呼ぶ)。I/O割り込みマネージャーは、その一例が416−1に例示されているが(しかし、ここでは全体的に416と呼ぶ)、ドメイン・カーネル414の一部であり、ハードウェア・デバイス102とデバイス・ドライバー・プロセス410との間の橋渡しをする。これは、デバイス・ドライバーのIRQ418上の登録を管理し、ドライバー・プロセス410に割り込みをディスパッチし、IRQが多数のデバイスによって共有されるときに割り込みの共有を処理する役割を担う。全てのデバイス・ドライバーがプロセスにおいて実行すると、実施形態は、デバイス・ドライバーがカーネルにおいて実行する従前のモノリシックOSカーネル設計よりも強い分離および障害封じ込めをドライバーに対して強制することができる。
[0055] ドライバー・フレームワーク・ライブラリーは、通知を受けるために、割り込みハンドラをドメイン・カーネル414に登録する役割を担う。ハードウェア割り込みがドメイン・カーネル414において受け取られると、割り込みハンドラがトリガーされ、予め登録されているドライバー・ルーチンが呼び出される。ユーザー・モード402からカーネル・モード404へのコンテキスト切り替えを伴わないので、メソッドを呼び出すオーバーヘッドは非常に低い。
[0056] 実施形態は、効率的なマイクロカーネル割り込み処理を実現する。ある実施形態では、マイクロカーネル406は割り込み可能であるが、優先使用可能ではない。論理プロセッサーは、マイクロカーネル406のコンテキストで実行している間、割り込みを受けることができるが、そのコンテキストを止めることも切り替えることもできない。割り込みディスパッチ・レイテンシを最小限に抑えるために、実施形態は、プロセッサーがマイクロカーネル406内部で費やすことができる時間量を制限する。ある実施形態は、システム・コールに対して連続実行方式を実施するが、潜在的に、予め設定された限度よりも長い時間がかかる可能性がある。限度および連続方式は、マイクロカーネル406が割り込みをドメイン・カーネル414に、非常に低いレイテンシで、送り出すのを可能にする。全てのハードウェア割り込み(MSI、IRQ、および仮想)は、ドライバーの一部であるユーザー・モード・ライブラリーに送り出される。割り込みディスパッチ・レイテンシを最小限に抑えることは、ある実施形態では、ゼロ−コピーI/Oパスを使用することによって達成することができる。
[0057] ゼロ−コピーI/Oパスの例示的な一例を、これより示す。再度図1を参照すると、システム・メモリー112が示されている。プロセス410は、システム・メモリー112の一部を割り当てることができる。マイクロカーネル406(図4参照)は、プロセス410にメモリーを割り当てさせることができるが、一旦メモリーがプロセス410に割り当てられると、プロセス410はシステム・メモリーのその部分を制御する。ハードウェア・ドライバーの例では、ハードウェア・デバイス102がメモリーのこの部分に書き込むことができる。ドライバー・プロセス410は、次いで、このメモリーの部分にインミュータブルであることの印を付ける。インミュータブルであるメモリーとは、そのコンテンツおよび/またはアドレスを変化させることができないメモリーである。このメモリーの部分がインミュータブルになるので、このメモリーの部分にアクセスすることに対して実際の制約はなくなる。つまり、システムは、異なるプロセスがメモリーから読み取ることを許可するために、カーネル・モードに切り替える必要はない。このため、ドライバー・プロセス410は、コンテキストの切り替えを必要とせずに、このメモリーの部分にアクセスすることができ、したがってハードウェア・デバイス102からデーターを得ることができる。ハードウェア・デバイス102は、ドライバーがユーザー・モードで実装されるときでも高い効率および低いレイテンシを達成できるように、素早くそして効率的にこのメモリーの部分に書き込む。
[0058] メモリーのインミュータブルな部分の異なるビューを提供することによって、しかるべき方法でデーターを異なるプロセス410に送り出すことができる。つまり、特定のプロセス410に必要とされるデーターの部分をコピーするのではなく、メモリーのインミュータブルな部分へのポインタを使用することができ、メモリーのインミュータブルな部分におけるデーターの論理ビューが、該当するデーターを提供することができる。したがって、特定のプロセス410の観点からは、データーがコピーされて該当するフォーマットで供給されるように見えるが、実際には、データー・コピーは行われない。
[0059] 同様の機能性は、ドライバー・プロセス410がデーターをハードウェア・デバイス102に送るためにも使用することができる。具体的には、ドライバー・プロセス410がデーターをシステム・メモリー112の一部に書き込むことができる。この一部には、同じドライバー・プロセス410または他のドライバー・プロセスによって、インミュータブルであるという印を付けることができる。次いで、システムがカーネル・モード404に切り替える必要なく、ハードウェア・デバイス102によってメモリーを読み取ることができる。
[0060] ある実施形態では、メモリーのインミュータブルな部分には、カウンターを関連付けることができる。プロセスがメモリーのインミュータブルな部分にアクセスする毎に、カウンターは増加する。このプロセスが実行されメモリーのインミュータブルな部分を読み出すと、カウンターは減少する。こうして、メモリーのインミュータブルな部分を読み出した全てのプロセスが、メモリーのインミュータブルな部分の使用を終了した後、カウンターはゼロに減少し、このメモリーの部分を、他のメモリー動作のために解放することができる。
[0061] デバイス制御のためのDMAチャネルの使用に関係する別の技法がある。チャネルは、チャネル・エンドポイントと呼ばれる正確に2つのエンドポイントを有する双方向メッセージ・コンジット(bi-directional message conduit)である。DMAチャネルは、大量のパケット化データーをDMAを介して交換するアプリケーションとデバイス・ドライバーとの間のギャップを橋渡しする高性能メカニズムである。これは、標準的なプロセス間通信(IPC)チャネルの特殊化であり、主に、読み取り可能なDMA動作、およびチャネルにおけるメッセージの非同期回収(asynchronous retirement)を提供することが異なる。IPCメッセージは、2つの部分、即ち、1つの必須部分および他の任意部分を有する。必須部分は、チャネルのスロットにコピーされたインライン・データーであり、任意部分は、チャネルにわたって転送される(または共有される)ハンドルを含む。DMAチャネルは、以下の面で一意である。
・これらは全体的にユーザー・モードで実行される(ドライバーおよびプロセスが生きている場合)。
・これらは、背圧(back pressure)を与える。アプリケーションとネットワーク・ドライバーとの間で渡されるメッセージ毎にメモリー割り当てはない。更に、データーは、完全に消費されるまで、チャネル内に留まることができ、このデーターの背後にあるメッセージは処理し続けることができる。
・これらはゼロ−コピー・サポートを含む。DMAはリング・バッファーから実行することができる。
・これらは、任意の制御メッセージに対するサポートを含む。これは、ソフトウェア・セグメント化オフロードのような最適化を可能にする。
[0062] 以下の論述は、実行することができる多数の方法および方法のアクトについて述べる。方法のアクトはある順序で論ぜられるか、または特定の順序で現れるようにフロー・チャートに示されるが、具体的に述べられないか要求されない限り、特定の順序である必要はない。何故なら、アクトは、そのアクトが実行される前に完了する他のアクトに依存するからである。
[0063] これより図5を参照すると、方法500が示されている。方法500は、計算環境において実施することができる。方法500は、ハードウェアとインターフェースするためのデバイス・ドライバーと共に使用されるコードを自動的に生成するアクトを含む。方法500は、ハードウェア・デバイスの機械読み取り可能記述を受けるアクトを含む(アクト502)。機械読み取り可能記述は、ハードウェア・デバイスのハードウェア・レジスターまたは供給メモリー構造の内少なくとも1つを含む。例えば、図1は、ハードウェア・デバイス102の機械読み取り可能記述116の例を示す。
[0064] 方法500は、更に、ハードウェア・デバイスが一緒に使用されることになるオペレーティング・システムを決定するアクトを含む(アクト504)。例えば、コード生成ツール118は、ハードウェア・インターフェース・レイヤ115が作成されているオペレーティング・システムを設定する情報にアクセスすることができるか、またはその情報を有してもよい。
[0065] 更に、方法500は、コード生成ツール上で機械読み取り可能記述を処理して、決定されたオペレーティング・システムに特定的なハードウェア・デバイス用に、ハードウェア・ドライバーのコードを自動的に生成するアクトも含む(アクト506)。例えば、図1は、コード生成ツール118が機械読み取り可能ハードウェア仕様(specification)116を実行することを示す。
[0066] 種々のドライバー・コード部分を生成することができる。例えば、方法500のある実施形態を実施すると、ハードウェア・ドライバーのコードを生成するアクトは、レジスターに対して読み取りおよび書き込みを行い、レジスターのフィールドを解釈するハードウェア・アクセス・メソッド(hardware access method)を生成するアクトを含むことができる。代わりにまたは加えて、方法500の実施形態を実施すると、ハードウェア・ドライバーのコードを生成するアクトは、共有構造フィールドに対して読み取りおよび書き込みを行うメソッドを生成するアクトを含むことができる。代わりにまたは加えて、方法500の実施形態を実施すると、ハードウェア・ドライバーのコードを生成するアクトは、ハードウェア・デバイスの機械読み取り可能記述において表現されるハードウェア・インターフェース・エンティティのためのメモリー・アロケーターを生成するアクトを含むことができる。代わりにまたは加えて、方法500の実施形態を実施すると、ハードウェア・ドライバーのコードを生成するアクトは、ハードウェア・インターフェース・エンティティを解釈し追跡するログ・モジュールを生成するアクトを含むことができる。代わりにまたは加えて、方法500の実施形態を実施すると、デバッガー拡張がハードウェア・インターフェース・エンティティを可視化することができる。
[0067] 方法500のある実施形態を実施すると、ハードウェア・デバイスの機械読み取り可能記述をハードウェア販売業者によって提供ことができる。
[0068] 方法500のある実施形態を実施すると、ハードウェア・ドライバーのために生成されるコードを、マネージド・コードとして生成することができる。
[0069] これより図6を参照すると、方法600が示されている。方法600は、計算環境において実施することができる。方法600は、ハードウェア・ドライバーに制限を強制するアクトを含む。方法600は、システム・カーネルから、I/Oリソースをシステムのルート・バスに割り当てるアクトを含む(アクト602)。例えば、図2は、リソースをバス・ドライバー214に割り当てることによって、I/Oリソースがシステムのルート・バスに割り当てられることを示す。
[0070] ルート・バスから、方法600は、I/Oリソースの部分集合をデバイス・バスに割り当てるアクトを含む(アクト604)。I/Oリソースの部分集合をデバイス・バスに割り当てるアクトは、ルート・バスによってそれに割り当てられたI/Oリソースを割り当てることだけが可能になるように、デバイス・バスを制限するアクトを含む。例えば、図2において、デバイス・バス214−1〜214−nは、それらに割り当てられたリソースを有する。これらのデバイス・バスの各々は、それらに割り当てられたリソースを更に割り当てることだけができる。
[0071] 方法600は、更に、デバイス・バスからデバイスにI/Oリソースを、デバイス・インターフェースを介して、割り当てるアクトを含む(アクト606)。
[0072] 方法600のある実施形態が実現されると、ルート・バスによってそれに割り当てられたI/Oリソースを割り当てることだけが可能になるようにデバイス・バスを制限するアクトは、バス・ドライバーをマネージド・コードで実装することによって遂行することができる。
[0073] 方法600が実施されると、I/Oリソースの部分集合をデバイス・バスに割り当てるアクトは、マネージド・コードで実装されたバス・ドライバーを呼び出すアクトを含むことができる。
[0074] 方法600が実施されると、I/Oリソースをデバイスに割り当てるアクトは、マネージド・コードで実装されたデバイス・ドライバーを呼び出すアクトを含むことができる。
[0075] 更に、方法600は、他のサービスおよびプロセスが、それら自体をデバイス・インターフェースに取り付けることを禁止するアクトも含むことができる。
[0076] これより図7を参照すると、方法700が示されている。方法700は、計算環境において実施することができる。方法700は、高スループットおよび低レイテンシ・デバイスをサポートすることができるタイプ・セーフ・ドライバーを実装するアクトを含む。方法700は、ハードウェア・デバイスからデーターを受けるアクトを含む(アクト702)。更に、方法700は、ゼロ−コピーを使用してユーザー・モードで実行する1つ以上のドライバー・プロセスにデーターを送り出し、1つ以上のドライバー・プロセスが、高スループットおよび低レイテンシ・ハードウェア・デバイスをサポートすることを可能にするアクトも含む(アクト704)。
[0077] 方法700を実施すると、データーを送り出すアクトを、カーネル・モードを先取することなく、実行することができる。代わりにまたは加えて、方法700は、更に、プロセッサーがカーネル・モードにおいて費やす時間量を制限するアクトを含むこともできる。代わりにまたは加えて、方法700を実施すると、ドライバー・プロセスをマネージド・コードで実装することができる。代わりにまたは加えて、方法700は、更に、ユーザー・モードで実装されたI/O割り込みマネージャーが、ユーザー・モード・デバイス・ドライバーを割り込み時に登録するアクトを含むこともできる。ある実施形態では、I/O割り込みマネージャーは、割り込みをドライバー・プロセスにディスパッチする。代わりにまたは加えて、方法700は、更に、ドライバーをシングル・スレッド・プロセスとして実装するアクトも含むことができる。代わりにまたは加えて、方法700を実施すると、どのユーザー・モード・ライブラリーが1つ以上のドライバー・プロセスを実装するために使用できるかに対する制限なく、1つ以上のドライバー・プロセスを実装することができる。
[0078] 更に、以上の方法は、1つ以上のプロセッサーと、コンピューター・メモリーのようなコンピューター読み取り可能媒体とを含むコンピューター・システムによって実施することができる。具体的には、コンピューター・メモリーは、コンピューター実行可能命令を格納することができ、コンピューター実行可能命令が1つ以上のプロセッサーによって実行されると、以上の実施形態において説明したアクトのような、種々の機能を実行させる。
[0079] 本発明の実施形態は、以下で更に詳しく説明するような、コンピューター・ハードウェアを含む特殊目的または汎用コンピューターを含む、または利用することができる。また、本発明の範囲に該当する実施形態は、コンピューター実行可能命令および/またはデーター構造を搬送または格納するために、物理的コンピューター読み取り可能媒体および他のコンピューター読み取り可能媒体も含む。このようなコンピューター読み取り可能媒体は、汎用または特殊目的コンピューター・システムによってアクセスすることができる、任意の入手可能な媒体とすることができる。コンピューター実行可能命令を格納するコンピューター読み取り可能媒体は、物理的記憶媒体である。コンピューター実行可能命令を搬送するコンピューター読み取り可能媒体は、送信媒体である。つまり、一例として、そして限定ではなく、本発明の実施形態は、少なくとも2つの全く異なる種類のコンピューター読み取り可能媒体、即ち、物理的コンピューター読み取り可能記憶媒体、および送信コンピューター読み取り可能媒体を含むことができる。
[0080] 物理的コンピューター読み取り可能記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク・ストレージ(CD、DVD等のような)、磁気記憶デバイスまたは他の磁気記憶デバイス、あるいはコンピューター実行可能命令またはデーター構造の形態で所望のプログラム・コード手段を格納するために使用することができ、汎用または特殊目的コンピューターによってアクセスすることができる任意の他の媒体を含む。
[0081] 「ネットワーク」とは、コンピューター・システムおよび/またはモジュールおよび/または他の電子デバイス間において電子データーの移送を可能にする1つ以上のデーター・リンクと定められる。ネットワークまたは他の通信接続(ハードワイヤ、ワイヤレス、あるいはハードワイヤまたはワイヤレスの組み合わせ)を介して情報がコンピューターに転送または供給されるとき、このコンピューターがこの接続を送信媒体と見なすのは当然のことである。送信媒体は、所望のプログラム・コード手段をコンピューター実行可能命令またはデーター構造の形態で搬送するために使用することができ、汎用または特殊目的コンピューターによってアクセスすることができるネットワークおよび/またはデーター・リンクを含むことができる。以上のものの組み合わせも、コンピューター読み取り可能媒体の範囲内に含まれる。
[0082] 更に、種々のコンピューター・システム・コンポーネントに到達したとき、コンピューター実行可能命令またはデーター構造の形態であるプログラム・コード手段を自動的に送信コンピューター読み取り可能媒体から物理的コンピューター読み取り可能記憶媒体に(またはその逆)に転送することができる。例えば、ネットワークまたはデーター・リンクを介して受信されたコンピューター実行可能命令またはデーター構造は、ネットワーク・インターフェース・モジュール(例えば、「NIC」)内にあるRAMにバッファーすることができ、次いで最終的にコンピューター・システムのRAMおよび/またはコンピューター・システムにおける、もっと揮発性が少ないコンピューター読み取り可能物理記憶媒体に転送することができる。このように、コンピューター読み取り可能物理的記憶媒体は、送信媒体も利用する(または主に利用する場合であっても)コンピューター・システム・コンポーネントに含むことができる。
[0083] コンピューター実行可能命令は、例えば、命令およびデーターを含み、汎用コンピューター、特殊目的コンピューター、または特殊目的処理デバイスに、一定の機能または機能の一群を実行させる。コンピューター実行可能命令は、例えば、バイナリー、アセンブリー言語のような中間フォーマット命令、またはソース・コードであってもよい。主題について、構造的特徴および/または方法論的アクトに特定的な文言で説明したが、添付する特許請求の範囲において定められる主題はかならずしも説明した特徴や以上で説明したアクトには限定されないことは理解されてしかるべきである。逆に、説明した特徴およびアクトは、特許請求の範囲を実現する形態例として開示されたまでである。
[0084] 当業者は、多くのタイプのコンピューター・システム構成を有するネットワーク計算環境において本発明が実施されてもよいことを認めよう。多くのタイプのコンピューター・システム構成には、パーソナル・コンピューター、デスクトップ・コンピューター、ラップトップ・コンピューター、メッセージ・プロセッサー、ハンドヘルド・デバイス、マルチプロセッサー・システム、マイクロプロセッサー・ベースまたはプログラマブル消費者用電子機器、ネットワークPC、ミニコンピューター、メインフレーム・コンピューター、移動体電話機、PDA、ページャー、ルーター、スイッチ等が含まれる。本発明は、分散型システム環境において実施することもでき、ローカルおよびリモート・コンピューター・システムは、ネットワークを介してリンクされ(ハードワイヤ結合データー・リンク、ワイヤレス・データー・リンク、またはハードワイヤ結合およびワイヤレス・データー・リンクの組み合わせのいずれかによって)、双方共タスクを実行する。分散型システム環境では、プログラム・モジュールはローカルおよびリモート双方のメモリー記憶デバイスに配置されてもよい。
[0085] 本発明は、その主旨や本質的な特性から逸脱することなく、他の具体的な形態で具体化することもできる。以上で説明した実施形態は、いかなる観点においても、限定ではなく例示として見なされてしかるべきである。したがって、本発明の範囲は、以上の説明ではなく、添付する特許請求の範囲によって示されるものとする。特許請求の範囲の意味および均等の範囲に該当する全ての変更は、その範囲内に含まれるものとする。

Claims (8)

  1. 計算環境において、ハードウェアとインターフェースするためにデバイス・ドライバーと共に使用されるコードを自動的に生成する方法であって、
    ハードウェア・デバイスの機械読み取り可能記述を受けるアクトであって、機械読み取り可能記述前記が、前記ハードウェア・デバイスのハードウェア・レジスターまたは共有メモリー構造の内少なくとも1つを含む、アクトと、
    前記ハードウェア・デバイスと共に使用されるオペレーティング・システムを決定するアクトと、
    前記決定したオペレーティング・システムに特定的な前記ハードウェア・デバイスのために、ハードウェア・ドライバー用コードを自動的に生成するために、コード生成ツール上で前記機械読み取り可能記述を処理するアクトと、
    を含む、方法。
  2. 請求項1記載の方法において、ハードウェア・ドライバーのコードを生成するアクトが、レジスターに対して読み取りおよび書き込みを行い、前記レジスターのフィールドを解釈するためのハードウェア・アクセス・メソッドを生成するアクトを含む、方法。
  3. 請求項1記載の方法において、ハードウェア・ドライバーのコードを生成するアクトが、共有構造フィールドに対して読み取りおよび書き込みを行うためのメソッドを生成するアクトを含む、方法。
  4. 請求項1記載の方法において、ハードウェア・ドライバーのコードを生成するアクトが、前記ハードウェア・デバイスの前記機械読み取り可能記述において表現されたハードウェア・インターフェース・エンティティに対して、メモリー・アロケーターを生成するステップを含む、方法。
  5. 請求項1記載の方法において、ハードウェア・ドライバーのコードを生成するアクトが、ハードウェア・インターフェース・エンティティを解釈し追跡するログ・モジュールを生成するアクトを含む、方法。
  6. 請求項1記載の方法において、ハードウェア・ドライバーのコードを生成するアクトが、ハードウェア・インターフェース・エンティティを可視化するデバッガー拡張を生成するアクトを含む、方法。
  7. 請求項1記載の方法において、ハードウェア・デバイスの前記機械読み取り可能記述が、ハードウェア販売業者によって提供される、方法。
  8. 請求項1記載の方法において、前記生成されたハードウェア・ドライバーのコードが、マネージド・コードとして生成される、方法。
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