JP2016508832A - Cpr処置のためのフィードバックの提供 - Google Patents
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Abstract
方法は、患者に加えられる胸部圧迫を示す信号を受信することと、信号に基づいて、胸部圧迫の第1のパラメータ用の第1の値を計算することと、第1の値が第1の目標範囲内に含まれるかどうかを判定することと、を含む。第1の値が第1の目標範囲内に含まれる場合、方法は、信号に基づいて胸部圧迫の第2のパラメータ用の第2の値を計算することと、第2の値が第2の目標範囲内に含まれるかどうかを判定することと、を含む。
Description
本文書は、心肺蘇生法(CPR:cardio−pulmonary resuscitation)による処置のためのフィードバックを提供するアプローチに関する。
突然の心停止及び事故によってもたらされる負傷等の突然の健康問題は、毎年、何千人もの人々を死に至らしめ、また、永久的な損傷をもたらす。これらの問題のこうした被害者を蘇生するための迅速かつ充分なケアは、こうした状況における有益な結果を得るためには必須であり得る。例えば、突然の心停止から生存する可能性は、有効な処置を提供するのにたとえ1分の遅延があっても10パーセントだけ減少すると言われている。
心停止の状態にある患者についての蘇生処置は、一般に、患者の気道をきれいにし、開口させること、患者のために人工呼吸(rescue breathing)を行うこと、並びに、被害者の心臓、脳および他の生命の維持に絶対必要な器官(vital organ)に血流を提供するために胸部圧迫を加えることを含む。患者がショッカブルな(shockable)心拍リズム(心室細動又は無脈性心室頻拍)を有する場合、蘇生はまた、細動除去治療を含む場合がある。こうした行為と共に、患者についての心電図(ECG)信号が、電子的に取込まれ、表示され、監視されるため、救助者は、患者の心臓が、正常な又はほぼ正常な働きに戻ったかどうかを判定し、心臓がショッカブルなリズムを示すときを決定することができる。
被害者に対する心肺蘇生(CPR)の送出(delivery)中、圧迫レート(rate)及び圧迫深さ等のCPRパラメータに関するフィードバックが提供される。フィードバックデバイスは、被害者に加えられる実際の圧迫レートを監視する。圧迫レートについてこうしたフィードバックを提供するため、聴覚、視覚、触覚、及び/又は他のタイプのフィードバックが提供されて、実際の圧迫レートが目標(target)圧迫レートに一致している、かつ/又は、目標範囲内に入るかどうかを示すことができる。目標圧迫レート及び/又は目標範囲が達成された後、フィードバックデバイスは、被害者に加えられる実際の圧迫深さを監視する。同様に、深さのフィードバックが、聴覚、視覚、触覚、及び/又は他のタイプのフィードバックとして提供されて、実際の圧迫深さが目標圧迫深さに一致している、かつ/又は、目標範囲内に入るかどうかを示すことができる。一度に1つのCPRパラメータだけを監視し、一度に1つのCPRパラメータに関するフィードバックを提供することによって、CPRを送出する介護者は、容易に、フィードバックを理解し、フィードバックに応答することができる。
一般的な態様において、方法は、患者に加えられる胸部圧迫を示す信号を受信すること、信号に基づいて、胸部圧迫の第1のパラメータ用の第1の値を計算すること、及び、第1の値が第1の目標範囲内に含まれるかどうかを判定することを含む。第1の値が第1の目標範囲内に含まれる場合、方法は、信号に基づいて、胸部圧迫の第2のパラメータ用の第2の値を計算すること、及び、第2の値が第2の目標範囲内に含まれるかどうかを判定することを含む。
複数の実施形態は以下の1つ又は複数を含むことができる。
第1のパラメータは、胸部圧迫が患者に加えられるレートを示す。
第2のパラメータは、胸部圧迫が患者に加えられる深さを示す。
第1のパラメータは、胸部圧迫が患者に加えられるレートを示す。
第2のパラメータは、胸部圧迫が患者に加えられる深さを示す。
方法は、第1のパラメータ用の第1の値を示す第1のフィードバックを提供することを含む。幾つかの場合、第1のフィードバックを提供することは、聴覚フィードバック、視覚フィードバック、及び触覚フィードバックのうちの少なくとも1つを提供することを含む。幾つかの場合、第1のフィードバックは、第1の値が、以下、すなわち、第1の目標範囲内にある、第1の目標範囲より小さい、及び第1の目標範囲より大きい、のうちの1つ又は複数であることを示す。幾つかの場合、第1のフィードバックは、第2の値が計算される前に提供される。
方法は、第2のパラメータ用の第2の値を示す第2のフィードバックを提供することを含む。第2のフィードバックを提供することは、聴覚フィードバック、視覚フィードバック、及び触覚フィードバックのうちの少なくとも1つを提供することを含む。第2のフィードバックは、第2の値が、以下、すなわち、第2の目標範囲内にある、第2の目標範囲より小さい、及び第2の目標範囲より大きい、のうちの1つ又は複数であることを示す。
一般的な態様において、システムは、患者に加えられる胸部圧迫を示す信号を受信するように構成される入力モジュールを含む。システムはプロセッサを含む。システムは、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリを含み、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、信号に基づいて、胸部圧迫の第1のパラメータを計算すること、及び、第1のパラメータが第1の目標範囲内に含まれるかどうかを判定することをプロセッサにさせるように構成される。少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、第1のパラメータが第1の目標範囲内に含まれる場合、信号に基づいて、胸部圧迫の第2のパラメータを計算すること、及び、第2のパラメータが第2の目標範囲内に含まれるかどうかを判定することを、プロセッサにさせるように構成される。
複数の実施形態は以下の1つ又は複数を含むことができる。
第1のパラメータは、胸部圧迫が患者に加えられるレートを示す。
第2のパラメータは、胸部圧迫が患者に加えられる深さを示す。
第1のパラメータは、胸部圧迫が患者に加えられるレートを示す。
第2のパラメータは、胸部圧迫が患者に加えられる深さを示す。
システムは、患者に加えられる胸部圧迫を示す信号を検出するように構成されるセンサを含む。幾つかの場合、センサは加速度計を含む。
システムは出力要素を含む。幾つかの場合、出力要素は、スピーカ、ディスプレイスクリーン、1つ又は複数のライト、ゲージ、及び振動要素のうちの少なくとも1つを含む。幾つかの場合、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、出力要素が第1のパラメータを示す第1のフィードバックを出力するようにさせることを、プロセッサにさせるように構成される。幾つかの場合、第1のフィードバックは、第1のパラメータが、以下、すなわち、第1の目標範囲内にある、第1の目標範囲より小さい、及び第1の目標範囲より大きい、のうちの1つ又は複数であることを示す。
システムは出力要素を含む。幾つかの場合、出力要素は、スピーカ、ディスプレイスクリーン、1つ又は複数のライト、ゲージ、及び振動要素のうちの少なくとも1つを含む。幾つかの場合、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、出力要素が第1のパラメータを示す第1のフィードバックを出力するようにさせることを、プロセッサにさせるように構成される。幾つかの場合、第1のフィードバックは、第1のパラメータが、以下、すなわち、第1の目標範囲内にある、第1の目標範囲より小さい、及び第1の目標範囲より大きい、のうちの1つ又は複数であることを示す。
幾つかの場合、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、出力要素が第2のパラメータを示す第2のフィードバックを出力するようにさせることを、プロセッサにさせるように構成される。幾つかの場合、第1のパラメータは、胸部圧迫が患者に加えられるレートを示し、出力要素は、目標圧迫レートでフラッシュする(flash)ように構成される少なくとも1つのライトを含む。幾つかの場合、第2のパラメータは、患者に加えられる胸部圧迫の深さを示し、出力要素は、圧迫深さに基づいて順次ターンオン及びターンオフするように構成される複数のライトを含む。
一般的な態様において、装置は、患者に加えられる胸部圧迫を示す信号を受信するように構成される入力モジュールと、胸部圧迫が患者に加えられるレートを示すように構成されるライトの第1のセットと、胸部圧迫が患者に加えられる深さを示すように構成されるライトの第2のセットとを含む。装置はプロセッサを含む。装置は、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリを含み、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、信号に基づいて、胸部圧迫が患者に加えられるレートを計算すること、及び、計算されたレートに基づいて第1のセットのライトを制御することをプロセッサにさせるように構成される。少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、計算されたレートが目標レート範囲内に含まれる場合、信号に基づいて、患者に加えられる胸部圧迫の深さを計算すること、及び、計算された深さに基づいて第2のセットのライトを制御することをプロセッサにさせるように構成される。
複数の実施形態は以下の1つ又は複数を含むことができる。
第1のセットのライトを制御することは、目標圧迫レートでフラッシュすることを第1のセットのライトのうちの少なくとも1つのライトにさせることを含む。幾つかの場合、第1のセットのライトを制御することは、計算されたレートが目標レート範囲より小さい場合、目標圧迫レートでフラッシュすることを第1のセットのライトの第1のライトにさせること、及び、計算されたレートが目標レート範囲より大きい場合、目標圧迫レートでフラッシュすることを第1のセットのライトの第2のライトにさせることを含む。
第1のセットのライトを制御することは、目標圧迫レートでフラッシュすることを第1のセットのライトのうちの少なくとも1つのライトにさせることを含む。幾つかの場合、第1のセットのライトを制御することは、計算されたレートが目標レート範囲より小さい場合、目標圧迫レートでフラッシュすることを第1のセットのライトの第1のライトにさせること、及び、計算されたレートが目標レート範囲より大きい場合、目標圧迫レートでフラッシュすることを第1のセットのライトの第2のライトにさせることを含む。
第1のセットのライトを制御することは、計算されたレートが目標レート範囲内に入る場合、第1のセットのライトの第1のライトを連続して点灯させることを含む。幾つかの場合、第1のセットのライトを制御することは、計算された圧迫レートが目標レート範囲内に入る場合、第1のセットのライトをターンオフさせることを含む。
第2のセットのライトを制御することは、順次ターンオンし順次ターンオフすることを第2のセットのライトのうちの少なくともサブセットにさせることを含む。幾つかの場合、第2のセットのライトを制御することは、計算された深さが目標深さ範囲より小さい場合、順次ターンオンし順次ターンオフすることを第2のセットのライトの第1のサブセットにさせること、計算された深さが目標深さ範囲内にある場合、順次ターンオンし順次ターンオフすることを第2のセットのライトの第2のサブセットにさせること、及び、計算された深さが目標深さ範囲より大きい場合、順次ターンオンし順次ターンオフすることを第2のセットのライトの第3のサブセットにさせることを含む。第3のサブセットは第2のサブセットより多くのライトを含み、第2のサブセットは第1のサブセットより多くのライトを含む。
第1のセットのライト及び第2のセットのライトは、発光ダイオード(LED)及び有機発光ダイオード(OLED)のうちの少なくとも一方を含む。
第1のセットのライト及び第2のセットのライトは、ディスプレイスクリーン上に表示される画像を含む。
第1のセットのライト及び第2のセットのライトは、ディスプレイスクリーン上に表示される画像を含む。
装置は、患者に加えられる胸部圧迫を示す信号を検出するように構成されるセンサを含む。
一般的な態様において、コンピュータ可読媒体上に格納されるソフトウェアは、患者に加えられる胸部圧迫を示す信号を受信すること、信号に基づいて、胸部圧迫の第1のパラメータ用の第1の値を計算すること、第1の値が第1の目標範囲内に含まれるかどうかを判定すること、第1の値が第1の目標範囲内に含まれる場合、信号に基づいて、胸部圧迫の第2のパラメータ用の第2の値を計算すること、及び、第2の値が第2の目標範囲内に含まれるかどうかを判定することをコンピューティングシステムにさせるための命令を含む。
一般的な態様において、コンピュータ可読媒体上に格納されるソフトウェアは、患者に加えられる胸部圧迫を示す信号を受信すること、信号に基づいて、胸部圧迫の第1のパラメータ用の第1の値を計算すること、第1の値が第1の目標範囲内に含まれるかどうかを判定すること、第1の値が第1の目標範囲内に含まれる場合、信号に基づいて、胸部圧迫の第2のパラメータ用の第2の値を計算すること、及び、第2の値が第2の目標範囲内に含まれるかどうかを判定することをコンピューティングシステムにさせるための命令を含む。
複数の実施形態は以下の1つ又は複数を含むことができる。
ソフトウェアは、第1のパラメータ用の第1の値を示す第1のフィードバックを提供することをコンピューティングシステムにさせるための命令を含む。幾つかの場合、第1のフィードバックは、第2の値が計算される前に提供される。
ソフトウェアは、第1のパラメータ用の第1の値を示す第1のフィードバックを提供することをコンピューティングシステムにさせるための命令を含む。幾つかの場合、第1のフィードバックは、第2の値が計算される前に提供される。
ソフトウェアは、第2のパラメータ用の第2の値を示す第2のフィードバックを提供することをコンピューティングシステムにさせるための命令を含む。
本明細書で述べるCPRフィードバックを提供するアプローチは、以下の利点の1つ又は複数を有し得る。一度に1つのCPRパラメータだけに関する直接的なフィードバックを提供することによって、介護者は、容易に、フィードバックを解釈し、良好なCPR実行を達成することができる。例えば、最初に圧迫レートに関するフィードバックを、それに続いて、圧迫深さに関するフィードバックを受信することによって、介護者は、最初に、圧迫レートを正すことに的を絞り、次に、圧迫深さを正すことに的を絞ることができる。
本明細書で述べるCPRフィードバックを提供するアプローチは、以下の利点の1つ又は複数を有し得る。一度に1つのCPRパラメータだけに関する直接的なフィードバックを提供することによって、介護者は、容易に、フィードバックを解釈し、良好なCPR実行を達成することができる。例えば、最初に圧迫レートに関するフィードバックを、それに続いて、圧迫深さに関するフィードバックを受信することによって、介護者は、最初に、圧迫レートを正すことに的を絞り、次に、圧迫深さを正すことに的を絞ることができる。
本明細書で述べるCPRフィードバックを提供するアプローチを統合する安価なCPRフィードバックデバイスが提供され得る。例えば、単純な発光ダイオード(LED)ディスプレイを有するCPRフィードバックデバイスは、CPRフィードバックを提供するアプローチを利用できる。更に、本明細書で述べるCPRフィードバックを提供するアプローチは、スマートフォン等の消費者デバイスと共に使用することができ、したがって、広いコミュニティのユーザがアプローチを利用することを可能にする。
他の特徴及び利点は、以下の説明及び特許請求の範囲から明らかになる。
被害者に対する心肺蘇生(CPR)の送出中、圧迫レート及び圧迫深さ等のCPRパラメータに関するフィードバックが提供される。一度に1つのCPRパラメータだけに関するフィードバックが提供されるため、被害者に胸部圧迫を加える介護者は、容易に、フィードバックを解釈し、フィードバックに応答することができる。例えば、圧迫レートに関するフィードバックが、最初に提供されるため、介護者は、最初に圧迫レートに的を絞ることができる。介護者によって被害者に加えられる実際の圧迫レートが、目標圧迫レートに一致する、かつ/又は、目標圧迫レート範囲内に入った後に、圧迫深さに関するフィードバックを提供することができる。したがって、介護者は、彼又は彼女が目標レートで胸部圧迫を既に加えた後にだけ、圧迫レートに的を絞ることができる。
フィードバックデバイスは、介護者によって被害者に加えられる実際の圧迫レートを監視する。圧迫レートに関するこうしたフィードバックは、1つ又は複数の形態で提供することができる。例えば、聴覚、視覚、触覚、及び/又は他のタイプのフィードバックが使用されて、実際の圧迫レートが目標圧迫レートに一致している、かつ/又は、目標範囲内に入るかどうかを示すことができる。目標圧迫レート及び/又は目標範囲が達成された後、フィードバックデバイスは、被害者に加えられる圧迫の実際の深さを監視する。実際の圧迫深さが目標圧迫深さに一致している、かつ/又は、目標範囲内に入るかどうかを示す、聴覚、視覚、及び/又は触覚フィードバック等の深さのフィードバックが提供される。
図1を参照すると、救助現場100において、介護者104は、被害者102に対して心肺蘇生(CPR)を実施する。自動体外式除細動器(AED:automated external defibrillator)108、専門家向け除細動器、又は別のタイプの除細動装置等の除細動器を含む電子除細動システム106は、CPRの実施において介護者に指示を与え、体外式除細動器電極パッド110を介して被害者102に除細動を提供することができる。救助現場100は、被害者が、例えば、突然の心停止を明らかに起こしている個人である緊急時の状況である場合がある。救助現場100はまた、例えば、CPRをどのように実施するかを学生に教えるための、訓練環境におけるシミュレートされた救助現場である場合がある。介護者104は、例えば、救命技法において制限された訓練を受けているか又は全く訓練を受けていない市民の応答者、救急医療技師(EMT:emergency medical technician)、警察官、又は消防士等のファースト・レスポンダー、医師又は看護師等の医療専門家、或いはCPR学生である場合がある。介護者104は、単独で活動することができるか、又は、パートナEMT等の1人又は複数人の他の介護者からの支援によって又は指導者からの支援によって活動することができる。
フィードバックデバイス200は、聴覚、視覚、触覚、及び/又は他のタイプのフィードバック等のフィードバックを提供して、介護者が被害者102にCPRを送出するのを補助する。フィードバックデバイス200は、1つ又は複数のCPRパラメータが目標範囲内にあるかどうかを示すフィードバックを提供することができる。例えば、フィードバックデバイス200は、CPR中に被害者102に加えられる胸部圧迫のレート、胸部圧迫の深さ、及び/又は胸部圧迫の別の特性に関するフィードバックを提供することができる。フィードバックデバイス200は、独立型電子デバイスであリ得るか、又は、1つ又は複数の他の機能を行うことが可能なデバイスに組込むことができる。例えば、フィードバックオペレーション(例えば、フィードバックを提示すること)は、コンピューティングデバイス(例えば、ラップトップ又はデスクトップ型コンピュータ、タブレットコンピューティングデバイス、スマートフォン等)又は別のタイプの電子デバイス(例えば、AED)によって提供することができる。
フィードバックデバイス200は、例えば、第1のCPRパラメータに関する最初のフィードバック及び第2のCPRパラメータに関するその後のフィードバックを提供することによって、複数のCPRパラメータに関する逐次的なフィードバックを提供することができる。フィードバックデバイス200は、第2のCPRに関するフィードバックを全く提供しない状態で、第1のCPRパラメータ(例えば、胸部圧迫のレート)が目標値に一致する、又は、第1のパラメータ用の目標範囲内に入るかどうかに関する最初のフィードバックを提供することができる。したがって、介護者は、第1のパラメータ用のフィードバックに的を絞り、例えば、第2のフィードバック信号に関連する他の信号に惑わされることがない。第1のCPRパラメータがその目標値に一致する、又は、その目標範囲内に入ると、フィードバックデバイス200は、第2のCPRパラメータ(例えば、胸部圧迫の深さ)が目標値に一致する、又は、第2のパラメータ用の目標範囲内に入るかどうかに関するその後のフィードバックを提供し始めることができる。第2のCPRパラメータに関するフィードバック情報が提供される期間中に、第1のCPRパラメータに関するフィードバック信号は全く提供されない。この場合もやはり、介護者が一度に1つのパラメータに的を絞ることを可能にすることによって、混乱の可能性を低減することができる。フィードバックデバイス200の動作は、胸部圧迫のレートに関する最初のフィードバック及び胸部圧迫の深さに関するその後のフィードバックを提供する例のために本明細書で述べられる。他の例において、フィードバックデバイス200は、胸部圧迫の深さに関する最初のフィードバック及び胸部圧迫のレートに関するその後のフィードバックを提供することができる。フィードバックデバイス200はまた、他のCPRパラメータに関するフィードバックを提供することができる。
フィードバックデバイス200は、被害者102の胸部上に位置決めされ、それにより、CPRの送出中に被害者の胸部の動きが検知されるように設計することができる。幾つかの例において、フィードバックデバイス200は、介護者の手の真下に位置決めされ、それにより、介護者104が、胸部圧迫の実施中にフィードバックデバイス200を押すことができる。幾つかの例において、フィードバックデバイス200は、介護者の手の近くで、例えば、その手のできる限り近くで被害者の胸部上に配置することができる。幾つかの例において、フィードバックデバイス200は、例えば、介護者の上側の手(upper hand)の甲にフィードバックデバイス200を取付けるストラップを介して、介護者の手に取付けることができる。幾つかの例において、フィードバックデバイス200は、介護者の上側の手に保持されてもよい。
フィードバックデバイス200は、圧迫レート及び圧迫深さを監視し、圧迫レート及び圧迫深さに関するフィードバック提供することが可能な携帯式コンピューティングデバイスであってもよい。フィードバックデバイス200は、介護者が、その手の下にフィードバックデバイス200が位置決めされた状態で、被害者に胸部圧迫を容易に加えることができるようなサイズに作製することができる。例えば、フィードバックデバイスの長さ及び幅は、ほぼ成人の手のサイズ(例えば、長さ及び幅が約7.62センチメートル(3インチ)〜15.24センチメートル(6インチ))であり得る。フィードバックデバイス200の高さは、介護者の手が、被害者に胸部圧迫を加えるとき介護者の手が被害者の胸部の近くなるのに十分に低くしてもよい。例えば、フィードバックデバイス200の高さは、約2.54センチメートル(1インチ)未満であり得る。幾つかの例において、フィードバックデバイスは、専用CPRフィードバックデバイスであり得る。幾つかの例において、フィードバックデバイスは、スマートフォン又は他のモバイルコンピューティングデバイス等のコンピューティングデバイスであり得、コンピューティングデバイスがフィードバックデバイスの動作を実施することを可能にするソフトウェアを実行する。幾つかの例において、フィードバックデバイスは、ラップトップ又はデスクトップ型コンピュータ、AED、或いは別のコンピューティングデバイス等のコンピューティングデバイスと電子的に通信状態にある、携帯式センサ、除細動器電極内に埋め込まれたセンサ、又は別のタイプのセンサであり得る。
図2を参照すると、フィードバックデバイス200は、1つ又は複数のセンサ(例えば、センサ202)を含む。センサ202は、信号を収集し、他の現象を検知することができる。フィードバックデバイス200は、患者102に加えられる胸部圧迫を測定するセンサを含むことができる。例えば、センサ202は、加速度計センサ構成がその内部に搭載されるハウジング等の加速度計組立体を含むことができる。加速度計組立体は、介護者が、被害者102に対してCPR胸部圧迫を実施するとき介護者の手のひらを配置する場所に位置決めすることができる。結果として、加速度計組立体は、被害者102の胸部及び介護者の手と共に移動することができ、こうした移動の加速度は、2重積分されて、こうした動きの垂直変位を特定することができる。幾らかの配置構成において、加速度計組立体は、2つ以上の加速度計を含むことができ、2つ以上の加速度計は、連携して使用されて、AED108に胸部圧迫信号を提供する(例えば、複数のセンサからの平均化信号を提供する)ことができる。更に、他のタイプの技術が、単独で又は組合せて(例えば、加速度計組立体と連携して)使用されて、胸部圧迫を示す信号を生成することができる。例えば、1つ又は複数の圧力センサ、超音波技術、歪ゲージ、レーザ干渉法、磁界技術等を、胸部圧迫信号を提供するために実装することができる。異なるタイプの信号を、同様に、胸部圧迫を示す情報を得るために使用することができる。例えば、フィードバックデバイス200は、例えば、CPR処置中に胸部圧迫を特定するために使用され得る被害者102から読取られる心電図(ECG)信号を収集するため、除細動器電極パッド110に連結されたセンサを含むことができる。
センサ202からのデータ(例えば、加速度データ)は、プロセッサ204(例えば、マイクロプロセッサ)に提供される。加速度データに基づいて、プロセッサ204は、1つ又は複数のCPRパラメータ、例えば、圧迫レート又は速度、圧迫深さ、胸骨運動信号(例えば、胸骨位置、速度、及び/又は加速度)、デューティサイクル、下降工程及び/又は上昇工程の速度、圧迫中の胸腔内圧(複数可)、圧迫中の肋膜圧(複数可)、胸壁又は胸骨の歪又は変形、胸部に加えられる力、機械的胸部圧迫によって胸部を圧迫するために使用される圧力、又は別の圧迫パラメータを計算することができる。幾つかの例において、センサ202は、フィードバックデバイス200(図2に示す)に組込まれる。幾つかの例において、センサ202は、フィードバックデバイスの外部にあり、プロセッサ204に電子的に接続される。例えば、センサは、除細動器電極パッド内に埋め込むことができ、除細動器電極パッドは、被害者の胸部上に別個に位置決めされ、例えば、有線又は無線接続によって携帯式フィードバックデバイスに電子的に接続される。
フィードバックデバイス200は、聴覚、視覚、触覚、及び/又は他のタイプのフィードバックを介護者に提供するための1つ又は複数の出力デバイスを含む。例えば、聴覚フィードバックは、直接の聴覚フィードバックを介護者に提供することが可能なスピーカ206によって提供することができる。視覚フィードバックは、発光ダイオード(LED)、有機発光ダイオード(OLED)、又は別のタイプの光生成デバイス等の1つ又は複数の光生成デバイスによって提供することができる。例えば、図2の例において、LED208は、視覚フィードバックを提供し、介護者からLED208までの直接の視界が存在するように位置決めされる。この図示された例において、1つ又は複数のLEDの第1のセット208aは、専用にて圧迫レートに関するフィードバックのみを提供し、1つ又は複数のLEDの第2のセット208bは、専用にて圧迫深さに関するフィードバックのみを提供する。幾つかの例において、同じLEDが使用されて、圧迫レートと圧迫深さの両方に関するフィードバックを提供する。視覚フィードバックはまた、液晶ディスプレイ(LCD)スクリーン又は別のタイプのグラフィクスディスプレイスクリーン等のディスプレイスクリーン(図示せず)上でグラフィクスによって提供することができる。幾つかの例において、ディスプレイスクリーンは、フィードバックデバイス内に埋め込まれる。幾つかの例において、ディスプレイスクリーンは、フィードバックデバイスと通信状態にある、モバイルコンピューティングデバイス、AED108、又は別のデバイス等の別個のデバイス内に含まれる。触覚フィードバックは、電気モータ等の振動要素210又は電気機械トランスデューサ等の1つ又は複数のトランスデューサによって提供することができる。他のタイプのフィードバックもまた可能である。
同様に図3を参照すると、動作時、フィードバックデバイス200は、目標圧迫レートでメトロノーム(登録商標)信号を出力することができる(300)。例えば、1つ又は複数のLED208が目標圧迫レートでフラッシュしてもよく、ビープ等の可聴信号がデバイスによって放出されて、介護者が、目標圧迫レートを達成するため圧迫の適用を調整するための可聴ガイドを提供してもよく、かつ/又は、別の信号が目標圧迫レートで提供されてもよい。メトロノーム信号は、CPRが始まる前に提供されてもよく、又は、CPRが既に始動した後に開始してもよい。
胸部圧迫の実施中に、プロセッサ204は、センサ202から加速度データ等のデータを受信する(301)。データに基づいて、プロセッサ204は、被害者に加えられる圧迫の実際の圧迫レートを計算し(302)、実際の圧迫レートが目標圧迫レートに一致する、又は、圧迫レート用の目標範囲内に入るかどうかを判定する(304)。幾つかの例において、目標圧迫レートは、例えば、約100回の圧迫/分であってもよい。幾つかの例において、胸部圧迫レート用の目標範囲は、例えば、約100回の圧迫/分より大きくてもよい(米国心臓協会(American Heart Association(登録商標))によって指定される指針)か、又は、約100回の圧迫/分と約120回の圧迫/分との間(国際蘇生連絡協議会(ILCOR:International Liaison Committee on Resuscitation)によって指定される指針)であってもよい。他の目標圧迫レート及び/又は目標範囲はまた、他の指針に基づいて、又は、特定のCPR状況に基づいて指定することができる。例えば、子供又は幼児に胸部圧迫を加えるための目標圧迫レート及び/又は目標範囲は異なっていてもよい。
実際の圧迫レートが目標圧迫レートに一致しない、かつ/又は、目標範囲内に入らない(例えば、介護者が、あまりにも速く又はあまりにも遅く胸部圧迫を加えている)場合、フィードバックデバイスは、実際の圧迫レートが正しくないことを示すフィードバックを提供する(306)。幾つかの例において、フィードバックは、実際の圧迫レートが高過ぎるか、低過ぎるかを指定する。例えば、異なるフィードバック信号を、実際の圧迫レートが高過ぎるか、低過ぎるかに応じて提供することができる。幾つかの例において、フィードバックは、一般に、実際の圧迫レートが正しくないことを示す。例えば、単一フィードバック信号(例えば、可聴トーン、フラッシン光、又は振動)が提供されて、実際の圧迫レートが高過ぎるか、低過ぎるかを指定しないが、実際の圧迫レートが目標圧迫レートに一致しない、かつ/又は、圧迫レート範囲内に入らないことを介護者に警報することができる。
幾つかの例において、可聴フィードバックを、スピーカ206を介して提供することができる。可聴フィードバックは、実際の圧迫レートが正しくないときに再生されるビープ、耳ざわりなトーン、又は別の可聴警報等の可聴警報を含むことができる。可聴フィードバックは、目標圧迫レートの周期的可聴信号を含むことができる。例えば、可聴メトロノーム信号は、実際の圧迫レートが正しくないとき、より大きな音量で又は耳ざわりなトーンで再生することができる。可聴フィードバックは、実際の圧迫レートが高過ぎる場合、「もっとゆっくり押して(Push slower)」、また、実際の圧迫レートが低過ぎる場合、「もっと速く押して(Push faster)」等のメッセージ(statement)を含むことができる。可聴フィードバックは、目標圧迫レートでの、「もっとゆっくり、もっとゆっくり、もっとゆっくり(Slower、slower、slower)」又は「もっと速く、もっと速く、もっと速く(Faster、faster、faster)」等の周期的なメッセージ(例えば、0.6秒間隔でメッセージが開始するような100回のメッセージ/分)を含むことができる。
幾つかの例において、視覚フィードバックを、LED208、OLED、又は別のタイプの光生成デバイスの1つ又は複数に電力供給することによって提供することができる。幾つかの配置構成において、LED208は、実際の圧迫レートが正しくないときに、連続的に電力供給されてもよい。LED208は、実際の圧迫レートが正しくないとき目標圧迫レートで周期的にフラッシュさせて、介護者に視覚的ガイドを提供してもよい。例えば、第1のLEDは、実際の圧迫レートが高過ぎる場合、連続的に点灯するか又は目標圧迫レートでフラッシュしてもよく、第2の異なるLEDは、実際の圧迫レートが低過ぎる場合、連続的に点灯するか又は目標圧迫レートでフラッシュしてもよい。ゲージ又はゲージのグラフィカル表現等の他のタイプの視覚フィードバックを、同様に提供することができる。
幾つかの例において、視覚フィードバックは、LCDスクリーン又は別のタイプのディスプレイスクリーン等のディスプレイスクリーン上で提供することができる。例えば、ディスプレイスクリーンは、上述したLED208の挙動を真似る、連続的に点灯するかフラッシュするライトの画像を表示することができる。ディスプレイスクリーンは、「もっとゆっくり押して(Push slower)」、「もっと速く押して(Push faster)」、又は「レートは良好(Good rate)」等のテキストメッセージを表示することができる。ディスプレイスクリーンは、実際の圧迫レートを示すゲージを表示することができる。ディスプレイは、例えば、介護者がディスプレイを解釈するのを補助するため、色付けされる場合がある。一つの配置構成において、緑色光を、圧迫レートが正しいときに表示することができ、赤色光を、圧迫レートが正しくないときに表示することができる。
幾つかの例において、例えば、圧迫レートが正しくないときに、振動することをフィードバックデバイス200にさせる触覚フィードバックを提供することができる。振動は、目標圧迫レートでの周期的振動であってもよい。振動は、1の期間において1回の警報振動(例えば、5秒、10秒、又は別の期間における1回の警報振動)、或いは実際の圧迫レートが目標圧迫レート又は目標範囲から逸脱するたびに1回の警報振動等の警報振動であってもよい。
フィードバックデバイス200は、実際の圧迫レートを計算し(302)続け、実際の圧迫レートが目標圧迫レートに一致する、かつ/又は、目標範囲内に入るまで実際の圧迫レートを目標圧迫レート又は目標範囲と比較する(304)。これが起こると、フィードバックデバイス200は、実際の圧迫レートが正しいことを示すフィードバックを提供することができる(308)。例えば、可聴メッセージ(例えば、「レートは良好!(Good rate!)」と述べる)、或いはビープ、調子のよい(harmonious)トーン、又は他の可聴警報等の可聴警報を提供することができる。1つ又は複数のLEDが、点灯されてもよいし、目標圧迫レートでフラッシュしてもよいし、かつ/又は、ターンオフされてもよい。警報振動(例えば、単一振動又は目標圧迫レートでの振動)を提供することができる。幾つかの例において、目標圧迫レートのメトロノーム信号は、実際の圧迫レートが正しいと、継続することができる。幾つかの例において、メトロノーム信号は、実際の圧迫レートが正しいと、中止することができる。
実際の圧迫レートが目標圧迫レートに一致する、かつ/又は、目標範囲内に入った後、プロセッサ204は、センサ202からの加速度データを使用して、被害者に加えられる圧迫の実際の深さを計算し(310)、実際の圧迫深さが目標圧迫深さに一致する、かつ/又は、圧迫深さ用の目標範囲内に入るかどうかを判定する(312)。圧迫深さ用の目標範囲は、例えば、約5.08センチメートル(2インチ)より大きい(米国心臓協会(American Heart Association(登録商標))によって指定される指針)か、又は、約5センチメートルと約6センチメートルとの間(ILCORによって指定される指針)であってもよい。別の目標圧迫深さ及び/又は目標範囲はまた、他の指針に基づいて、又は、特定のCPR状況に基づいて指定することができる。例えば、子供又は幼児にCPRを送出するための目標圧迫深さ及び目標範囲は異なっていてもよい。
実際の圧迫深さが目標圧迫深さに一致しない、かつ/又は、目標範囲内に入らない(例えば、圧迫が深過ぎるか又は浅過ぎる)場合、フィードバックデバイスは、実際の圧迫深さが正しくないことを示すフィードバックを提供することができる(314)。幾つかの例において、フィードバックは、一般に、実際の圧迫深さが正しくないことを示す。幾つかの例において、フィードバックは、実際の圧迫深さが深過ぎるか、浅過ぎるかを指定する。
幾つかの例において、可聴フィードバックを、スピーカ206を介して提供することができる。可聴フィードバックは、実際の圧迫深さが正しくないときに再生されるビープ、耳ざわりなトーン、又は別の可聴警報等の可聴警報を含むことができる。可聴フィードバックは、実際の圧迫深さが深過ぎる場合、「少し押して(Push less)」、また、実際の圧迫深さが浅過ぎる場合、「もっと押して(Push more)」等のメッセージを含むことができる。可聴フィードバックを、目標圧迫レートにて提供することができる。例えば、可聴フィードバックは、目標圧迫レートで送出される、「少し、少し、少し(Less、less、less)」又は「もっと深く、もっと深く、もっと深く(Deeper、deeper、deeper)」等の周期的なメッセージ(例えば、100回のメッセージ/分)を含むことができる。
幾つかの例において、視覚フィードバックを、LED208、OLED、又は別のタイプの光生成デバイスの1つ又は複数に電力供給することによって提供することができる。例えば、LED208の一部又は全ては、実質的に直線状に配置され、バウンシングバー(bouncing bar)をシミュレートするように、例えば目標圧迫レートで順次ターンオン及びターンオフすることができる。ターンオン及びターンオフするLEDの数は、実際の圧迫深さを示すことができる。例えば、圧迫深さが浅い場合、わずかの数のLED(例えば、たった1つか又は2つのLED)だけが、バウンシングバーシミュレーションに関与することができる。圧迫深さが深い場合、多くの又は全てのLED(例えば、4つか又は5つのLED)が、バウンシングバーシミュレーションに関与することができる。ゲージ等の他のタイプの視覚フィードバックを、同様に提供することができる。
幾つかの例において、視覚フィードバックは、LCDスクリーン又は別のタイプのディスプレイスクリーン等のディスプレイスクリーン上に提供することができる。例えば、上述した逐次的なLEDの挙動を真似るバウンシングバーを、表示することができる。実際の圧迫深さを示すゲージを表示することができる。「もっと強く押して(Push harder)」、「少し押して(Push less)」、又は「圧迫は良好(Good compression)」等のメッセージを表示することができる。ディスプレイは、例えば、介護者がディスプレイを解釈するのを補助するため、色付けされる場合がある。例えば、緑色光を、圧迫深さが正しいときに表示することができ、赤色光を、圧迫深さが正しくないときに表示することができる。
幾つかの例において、例えば、圧迫深さが正しくないときに、振動することをフィードバックデバイス200にさせる触覚フィードバックを提供することができる。振動は、1の期間において1回の警報振動(例えば、5秒、10秒、又は別の期間において1回の警報振動)、或いは実際の圧迫深さが目標圧迫深さ又は目標範囲から逸脱するたびに1回の警報振動等の警報振動であってもよい。
フィードバックデバイス200は、実際の圧迫深さを計算し(310)続け、実際の圧迫深さが目標圧迫深さに一致する、かつ/又は、目標範囲内に入るまで実際の圧迫深さを目標圧迫深さ又は目標範囲と比較する(312)。これが起こると、フィードバックデバイス200は、実際の圧迫深さが正しいことを示すフィードバックを提供する(316)ことができる。例えば、可聴メッセージ(例えば、「深さは良好!(Good depth!)」と述べる)、或いはビープ、調子のよいトーン、又は他の可聴警報等の可聴警報を提供することができる。1つ又は複数のLEDが、点灯されてもよいし、目標圧迫レートでフラッシュしてもよいし、かつ/又は、ターンオフされてもよい。警報振動(例えば、単一振動又は目標圧迫レートでの振動)を提供することができる。
幾つかの例において、フィードバックデバイス200は、圧迫深さを監視しながら、圧迫レートを監視し続ける。圧迫レートが目標圧迫レート又は目標範囲から逸脱する(例えば、圧迫レートが減速するか又は加速する)場合、フィードバックデバイス200は、圧迫深さを監視するのを中止し、圧迫レートに関するフィードバックを提供する(306)ことに戻ることができる。幾つかの例において、圧迫レートが正しいと、フィードバックデバイス200は、圧迫レートを監視するのを中止し、圧迫深さを監視し始めることができる。圧迫深さが正しいと、フィードバックデバイス200は、圧迫レートを監視することと圧迫深さを監視することを交互に行うことができる。
幾つかの例において、設定期間(例えば、約15秒)後に実際の圧迫レートが正しくない場合、フィードバックデバイス200は、圧迫深さを監視し始めることができる。レートが依然として正しくないことを示すフィードバックを提供することができる。例えば、圧迫レートが正しくないことを示すLED(LED208のうちの1つのLED)が電力供給されてもよく、又は、圧迫レートが正しいことを通常示すLEDがターンオフされてもよい。
図4A及び4Bを参照すると、例示的なフィードバックデバイス400は、圧迫レートに関する視覚フィードバックを提供するための第1のセットのLED402a、402b、402c、及び、圧迫深さに関する視覚フィードバックを提供するための第2のセットのLED404a、404b、404c、404d、404eを含む。他の例示的なフィードバックデバイスは、OLED等の他のタイプの光生成デバイスを含むことができる。
図4Aにおいて、フィードバックデバイス400は、圧迫レートに関するフィードバックを提供しており、圧迫深さを監視していない。中央LED402bは、基準LEDとして設計され、目標圧迫レート(例えば、「100」)でラベル付けされる場合がある。側部LEDの一方(例えば、LED402a)は、低レートLEDとして設計され、その意味(例えば、「<100」)でラベル付けされる場合がある。側部LED(例えば、LED402c)の他方は、高レートLEDとして設計され、その意味(例えば、「>120」)でラベル付けされる場合がある。他の構成も可能である。幾つかの例において、LED402a、402b、402cは、介護者が容易に参照するため色付けされる。例えば、基準LED402bは白色であり、LED402a、402cはオレンジ色であってもよい。直射の太陽光の下で視認できるのに十分に明るい他の色等の他の色を、同様に使用することができる。例えば、各LED402a、402b、402cは異なる色であってもよいし、又は、3つのLED402a、402b、402cが同じ色であってもよい。
基準LED402bは、フィードバックデバイス400が最初にターンオンするとき、及び/又は、CPRが始動されるとき、目標圧迫レート(例えば、100拍(beat)/分)にてフラッシュする。実際の圧迫レートが低過ぎる場合(例えば、実際の圧迫レートが約100拍/分より小さい場合)、低レートLED402a及び基準LED402bは共に、目標圧迫レートでフラッシュする。実際の圧迫レートが高過ぎる場合(例えば、実際の圧迫レートが約120拍/分より大きい場合)、高レートLED402c及び基準LED402bは共に、目標圧迫レートでフラッシュする。例えば、図4Aの例において、高レートLED402c及び基準LED402bは共にフラッシュし、圧迫レートが度を超えていることを示す。
幾つかの例において、可聴フィードバック又は触覚フィードバック等の他のフィードバックは、LEDディスプレイと共に提供されてもよい。例えば、この例において、「もっとゆっくり、もっとゆっくり、もっとゆっくり(Slower、slower、slower)」と言う周期的メッセージは、LEDディスプレイと共に提供されてもよい。
幾つかの例において、実際の圧迫レートが目標範囲内(例えば、約100拍/分と119拍/分との間)に入る場合、低レート及び高レートLED402a、402cがターンオフし、基準LED402bが目標圧迫レートにてフラッシュし続ける。幾つかの例において、実際の圧迫レートが目標範囲内に入る場合、低レート及び高レートLED402a、402cはターンオフし、基準LED402bが、連続的な点灯に変化する。幾つかの例において、実際の圧迫レートが目標範囲内に入る場合、3つ全てのLED402a、402b、402cがターンオフする。
図4Bを参照すると、圧迫レートが正しくなると、圧迫深さの監視が開始され得る。図示した例において、5つのLED404a〜404eは、実質的に直線状に配置され、バウンシングバーをシミュレートするため、例えば目標圧迫レートにて順次ターンオン及び順次ターンオフされる。図示した例において、5つのLED404a〜404eは深さフィードバックを提供する。しかしながら、より多くの又はより少ないLEDが、同様に使用されてもよい。
順序どおりにターンオンされるLED404a〜404eの数は圧迫深さを示す。例えば、圧迫深さが最小閾値(例えば、約1.2インチ(3.05センチメートル)、又は約2センチメートル)より小さい場合、第1のLED404aが、目標圧迫レートでフラッシュする。圧迫深さが低い範囲内(例えば、約3.048センチメートル(1.2インチ)と約4.064センチメートル(1.6インチ)との間)にある場合、第1及び第2のLED404a、404bが、アニメーション化されたバウンシングバーをシミュレートするように、目標圧迫レートにて順次ターンオン及び順次タオーンオフされる(すなわち、第1のLED404aがターンオンし、次に、第2のLED404bがターンオンし、次に、第2のLED404bがターンオフし、次に、第1のLED404aがターンオフする)。
圧迫深さが第1の中程度の範囲内(例えば、約4.064センチメートル(1.6インチ)と約5.08センチメートル(2.0インチ)との間)にある場合、第1、第2、及び第3のLED404a〜404cが、目標圧迫レートにて順次ターンオン及び順次タオーンオフされる。圧迫深さが第2の中程度の範囲内(例えば、約2.0インチと2.4インチとの間、すなわち約5センチメートルと6センチメートルとの間)にある場合、第1〜第4のLED404a〜404dが、目標圧迫レートにて順次ターンオン及び順次タオーンオフされる。圧迫深さが高い範囲内(例えば、約2.4インチより大きい、すなわち、約6センチメートルより大きい)にある場合、第1〜第5のLED404a〜404eが、目標圧迫レートで順次ターンオン及び順次タオーンオフされる。
図4Bの例において、最初の3つのLED404a〜404cは、ターンオンされているものとして図示されており、圧迫深さが約4.064センチメートル(1.6インチ)と約5.08センチメートル(2.0インチ)との間にあることを示す。すなわち、LED404a、404b、404cはそれぞれ、目標圧迫レートにて順にターンオンした(例えば、1つのLEDが0.6ミリ秒ごとにターンオンされた)。3つのLED404a〜404cがターンオンされると、図4Bに示すように、3つのLEDは、目標圧迫レートで順にターンオフすることになる(すなわち、LED404cがターンオフし、それに続いてLED404bが、それに続いてLED404aがターンオフする)。
ラベル及び色等の視覚的刺激(visual cue)406が使用されて、どのLEDが、良好な深さ、浅い圧迫、及び/又は深い圧迫を有する圧迫に対応するかを示すことができる。幾つかの例において、可聴フィードバック又は触覚フィードバック等の他のフィードバックを、LEDディスプレイと共に提供することができる。例えば、この例において、「もっと強く、もっと強く、もっと強く(Harder、harder、harder)」と言う周期的なメッセージを、LEDディスプレイと共に提供することができる。
図5A及び5Bを参照すると、フィードバックデバイス用の例示的なディスプレイ500は、圧迫レート(図5A)及び圧迫深さ(図5B)に関する視覚フィードバックを表示する。ディスプレイ500は、例えば、フィードバックデバイス上のLCDスクリーン又は別のタイプのディスプレイスクリーン上で表示することができる。例えば、ディスプレイ500は、スマートフォン、タブレット、独立型CPRフィードバックデバイス、AED、ラップトップ又はデスクトップ型コンピュータ、或いは別の電子デバイス等の電子デバイスのスクリーン上に表示される。
図5Aを参照すると、圧迫レートの監視時に、ディスプレイ500は、圧迫レートに関する視覚フィードバックを示す。図示した例において、ディスプレイ500は、実際の圧迫レートを示す速度計タイプのゲージ502を示す。他のディスプレイも可能である。例えば、LED402a〜402cの挙動を真似る光の画像又はビデオを表示することができる。「もっとゆっくり押して(Push slower)」、「もっと速く押して(Push faster)」、又は「レートは良好(Good rate)」等のメッセージ504を表示することができる。ディスプレイは、例えば、介護者がディスプレイを解釈するのを補助するため、色付けすることができる。例えば、緑色光を、圧迫レートが正しいときに表示することができ、赤色光を、圧迫レートが正しくないときに表示することができる。
図5Aの例では、ゲージ502及び「もっとゆっくり押して!(Push slower!)」と述べるメッセージ504によって示されるように、実際の圧迫レートが高過ぎる。
図5Bを参照すると、圧迫深さの監視時に、ディスプレイは、圧迫深さに関する視覚フィードバックを示す。図示した例において、ディスプレイ500は、順次フラッシュするLED404a〜404eの挙動を真似るバウンシングバー506を示す(例えば、バウンシングバー506の個々のバーは、順次現れ、そして、順次消える)。バウンシングバー506の最大長(表示される個々のバーの最大数)は、実際の圧迫深さに対応する。他のディスプレイも可能である。例えば、実際の圧迫深さを示す速度計タイプのゲージを表示することができる。「もっと強く押して(Push harder)」、「少し押して(Push less)」、又は「圧迫は良好(Good compression)」等のメッセージ508を表示することができる。ディスプレイは、例えば、介護者がディスプレイを解釈するのを補助するため、色付けすることができる。例えば、緑色光を、圧迫深さが正しいときに表示することができ、赤色光を、圧迫深さが正しくないときに表示することができる。
図5Bの例では、バウンシングバー506及び「圧迫は良好!(Good compression!)」と述べるメッセージ508によって示されるように、実際の圧迫深さは正しい。すなわち、バウンシングバー506は、深さの「良好な(Good)」範囲まで点灯される。
本明細書で述べる特徴は、デジタル電子回路において、コンピュータのハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアにおいて、又は、それらの組合せにおいて実装され得る。装置は、プログラム可能なプロセッサが実行するための、情報キャリア、例えば、機械可読記憶デバイスにおいて有形に具現化されるコンピュータプログラム製品において実装でき、方法ステップは、入力データに働き、出力を生成することによって、記載された実装態様の機能を実施する命令のプログラムを実行するプログラム可能なプロセッサによって実施され得る。記載された特徴は、1つ又は複数のコンピュータプログラムにおいて有利には実装され得、1つ又は複数のコンピュータプログラムは、データ記憶システム、少なくとも1つの入力デバイス、及び少なくとも1つの出力デバイスからデータ及び命令を受信し、少なくとも1つの入力デバイス、及び少なくとも1つの出力デバイスにデータ及び命令を送信するように結合された少なくとも1つのプログラム可能なプロセッサを含むプログラム可能なシステム上で実行可能である。コンピュータプログラムは、命令のセットであって、コンピュータにおいて直接的に又は間接的に使用されて、或る活動を実施するか又は或る結果をもたらし得る、命令のセットである。コンピュータプログラムは、コンパイル式又はインタープリト式言語を含む任意の形態のプログラミング言語で書かれていてもよく、また、コンピュータプログラムは、独立型プログラムとして、或いは、モジュール、コンポーネント、サブルーチン、又はコンピューティング環境で使用するのに適した他のユニットを含む、任意の形態で配備され得る。
命令のプログラムを実行するのに適したプロセッサは、例として、汎用と専用の両方のマイクロプロセッサ、並びに、任意の種類のコンピュータの単独のプロセッサ又は複数プロセッサのうちの1つのプロセッサを含む。一般に、プロセッサは、読出し専用メモリ、ランダムアクセスメモリ、又は両方から、命令及びデータを受信することになる。コンピュータの本質的な要素は、命令を実行するためのプロセッサ並びに命令及びデータを格納するための1つ又は複数のメモリである。一般に、コンピュータはまた、データファイルを格納するための1つ又は複数の大容量記憶デバイスを含むか、又は、そのデバイスと通信するよう動作可能に結合されることになり、こうしたデバイスは、内部ハードディスク及び取外し可能ディスク等の磁気ディスク、光磁気ディスク、及び光ディスクを含む。コンピュータプログラム命令及びデータを有形に具現化するのに適した記憶デバイスは、全ての形態の不揮発性メモリを含み、例として、EPROM、EEPROM、及びフラッシュメモリデバイス等の半導体メモリデバイス、内部ハードディスク及び取外し可能ディスク等の磁気ディスク、光磁気ディスク、並びにCD−ROM及びDVD−ROMディスクを含む。プロセッサ及びメモリは、ASIC(特定用途向け集積回路)によって補助されるか又はASICに組込まれていてもよい。
ユーザとの相互作用を提供するため、フィーチャが、ユーザに情報を表示するためのCRT(陰極線管)又はLCD(液晶ディスプレイ)モニター等のディスプレイデバイス及びユーザがそれによりコンピュータに入力を提供することができるキーボード及びマウス又はトラックボール等のポインティングデバイスを有するコンピュータ上に実装されてもよい。
フィーチャは、コンピュータシステムに実装され得、コンピュータシステムは、データサーバ等のバックエンドコンポーネントを含むか、アプリケーションサーバ又はインターネットサーバ等のミドルウェアコンポーネントを含むか、或いは、グラフィカルユーザインタフェース又はインターネットブラウザ又はそれらの任意の組合せを有するクライアントコンピュータ等のフロントエンドコンポーネントを含む。システムのコンポーネントは、通信ネットワーク等の任意の形態又は媒体のデジタルデータ通信によって接続され得る。通信ネットワークの例は、例えば、LAN、WAN、並びにインターネットを形成するコンピュータ及びネットワークを含む。
コンピュータシステムは、クライアント及びサーバを含み得る。クライアント及びサーバは、一般に、互いに遠隔にあり、通常、述べたネットワーク等のネットワークを通し相互作用する。クライアントとサーバの関係は、それぞれのコンピュータ上で実行され、互いにクライアント−サーバの関係を有するコンピュータプログラムによって生じる。
先の説明は例証することを意図しており、添付特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲を制限することを意図していないことが理解される。他の実施形態は、添付特許請求の範囲内にある。
Claims (36)
- 方法であって、前記方法は、
患者に加えられる胸部圧迫を示す信号を受信することと、
前記信号に基づいて、前記胸部圧迫の第1のパラメータ用の第1の値を計算することと、
前記第1の値が第1の目標範囲内に含まれるかどうかを判定することと、
前記第1の値が前記第1の目標範囲内に含まれる場合、前記信号に基づいて、前記胸部圧迫の第2のパラメータ用の第2の値を計算することと、
前記第2の値が第2の目標範囲内に含まれるかどうかを判定することと、を含む、方法。 - 前記第1のパラメータは、前記胸部圧迫が前記患者に加えられるレートを示す、請求項1に記載の方法。
- 前記第2のパラメータは、前記胸部圧迫が前記患者に加えられる深さを示す、請求項1に記載の方法。
- 前記第1のパラメータ用の前記第1の値を示す第1のフィードバックを提供することを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記第1のフィードバックを提供することは、聴覚フィードバック、視覚フィードバック、及び触覚フィードバックのうちの少なくとも1つを提供することを含む、請求項4に記載の方法。
- 前記第1のフィードバックは、前記第1の値が、前記第1の目標範囲内にある、前記第1の目標範囲より小さい、及び前記第1の目標範囲より大きい、のうちの1つ又は複数であることを示す、請求項4に記載の方法。
- 前記第1のフィードバックは、前記第2の値が計算される前に提供される、請求項4に記載の方法。
- 前記第2のパラメータ用の前記第2の値を示す第2のフィードバックを提供することを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記第2のフィードバックを提供することは、聴覚フィードバック、視覚フィードバック、及び触覚フィードバックのうちの少なくとも1つを提供することを含む、請求項8に記載の方法。
- 前記第2のフィードバックは、前記第2の値が、前記第2の目標範囲内にある、前記第2の目標範囲より小さい、及び前記第2の目標範囲より大きい、のうちの1つ又は複数であることを示す、請求項8に記載の方法。
- システムであって、前記システムは、
患者に加えられる胸部圧迫を示す信号を受信するように構成される入力モジュールと、
プロセッサと、
コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、を備え、
前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、
前記信号に基づいて、前記胸部圧迫の第1のパラメータを計算することと、
前記第1のパラメータが第1の目標範囲内に含まれるかどうかを判定することと、
前記第1のパラメータが前記第1の目標範囲内に含まれる場合に前記信号に基づいて、前記胸部圧迫の第2のパラメータを計算することと、
前記第2のパラメータが第2の目標範囲内に含まれるかどうかを判定することと、を、
前記プロセッサにさせるように構成される、システム。 - 前記第1のパラメータは、前記胸部圧迫が前記患者に加えられるレートを示す、請求項11に記載のシステム。
- 前記第2のパラメータは、前記胸部圧迫が前記患者に加えられる深さを示す、請求項11に記載のシステム。
- 前記患者に加えられる前記胸部圧迫を示す信号を検出するように構成されるセンサを備える、請求項11に記載のシステム。
- 前記センサは加速度計を含む、請求項14に記載のシステム。
- 出力要素を備える、請求項11に記載のシステム。
- 前記出力要素は、スピーカ、ディスプレイスクリーン、1つ又は複数のライト、ゲージ、及び振動要素のうちの少なくとも1つを含む、請求項16に記載のシステム。
- 前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記出力要素が前記第1のパラメータを示す第1のフィードバックを出力するようにさせることを前記プロセッサにさせるように構成される、請求項16に記載のシステム。
- 前記第1のフィードバックは、前記第1のパラメータが、前記第1の目標範囲内にある、前記第1の目標範囲より小さい、及び前記第1の目標範囲より大きい、のうちの1つ又は複数であることを示す、請求項18に記載のシステム。
- 前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記出力要素が前記第2のパラメータを示す第2のフィードバックを出力するようにさせることを前記プロセッサにさせるように構成される、請求項16に記載のシステム。
- 前記第1のパラメータは、前記胸部圧迫が前記患者に加えられるレートを示し、前記出力要素は、目標圧迫レートでフラッシュするように構成される少なくとも1つのライトを備える、請求項16に記載のシステム。
- 前記第2のパラメータは、前記患者に加えられる前記胸部圧迫の深さを示し、前記出力要素は、前記圧迫深さに基づいて順次ターンオンしターンオフするように構成される複数のライトを含む、請求項16に記載のシステム。
- 装置であって、前記装置は、
患者に加えられる胸部圧迫を示す信号を受信するように構成される入力モジュールと、
前記胸部圧迫が前記患者に加えられるレートを示すように構成されるライトの第1のセットと、
前記胸部圧迫が前記患者に加えられる深さを示すように構成されるライトの第2のセットと、
プロセッサと、
コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、を備え、
前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、
前記信号に基づいて、前記胸部圧迫が前記患者に加えられるレートを計算することと、
前記計算されたレートに基づいて前記第1のセットのライトを制御することと、
前記計算されたレートが目標レート範囲内に含まれる場合に前記信号に基づいて、前記患者に加えられる前記胸部圧迫の深さを計算することと、
前記計算された深さに基づいて前記第2のセットのライトを制御することと、
を前記プロセッサにさせるように構成される、装置。 - 前記第1のセットのライトを制御することは、目標圧迫レートでフラッシュすることを前記第1のセットのライトの少なくとも1つのライトにさせることを含む、請求項23に記載の装置。
- 前記第1のセットのライトを制御することは、
前記計算されたレートが前記目標レート範囲より小さい場合、目標圧迫レートにてフラッシュすることを前記第1のセットのライトの第1のライトにさせることと、
前記計算されたレートが前記目標レート範囲より大きい場合、目標圧迫レートにてフラッシュすることを前記第1のセットのライトの第2のライトにさせることと、含む、請求項24に記載の装置。 - 前記第1のセットのライトを制御することは、前記計算されたレートが前記目標レート範囲内に入る場合に、連続して点灯されることを前記第1のセットのライトの第1のライトにさせることを含む、請求項23に記載の装置。
- 前記第1のセットのライトを制御することは、前記計算された圧迫レートが前記目標レート範囲内に入る場合に、ターンオフすることを前記第1のセットのライトにさせることを含む、請求項23に記載の装置。
- 前記第2のセットのライトを制御することは、順次ターンオンし順次ターンオフすることを前記第2のセットのライトの少なくともサブセットにさせることを含む、請求項23に記載の装置。
- 前記第2のセットのライトを制御することは、
前記計算された深さが目標深さ範囲より小さい場合、順次ターンオンし順次ターンオフすることを前記第2のセットのライトの第1のサブセットにさせることと、
前記計算された深さが前記目標深さ範囲内にある場合、順次ターンオンし順次ターンオフすることを前記第2のセットのライトの第2のサブセットにさせることと、
前記計算された深さが前記目標深さ範囲より大きい場合、順次ターンオンし順次ターンオフすることを前記第2のセットのライトの第3のサブセットにさせることと、を含み、
前記第3のサブセットは前記第2のサブセットより多くのライトを含み、前記第2のサブセットは前記第1のサブセットより多くのライトを含む、請求項28に記載の装置。 - 前記第1のセットのライト及び前記第2のセットのライトは、発光ダイオード(LED)及び有機発光ダイオード(OLED)のうちの少なくとも一方を含む、請求項23に記載の装置。
- 前記第1のセットのライト及び前記第2のセットのライトは、ディスプレイスクリーン上に表示されるライトの画像を含む、請求項23に記載の装置。
- 患者に加えられる胸部圧迫を示す信号を検出するように構成されるセンサを備える、請求項23に記載の装置。
- コンピュータ可読媒体上に格納されるソフトウェアであって、前記ソフトウェアは、
患者に加えられる胸部圧迫を示す信号を受信することと、
前記信号に基づいて、前記胸部圧迫の第1のパラメータ用の第1の値を計算することと、
前記第1の値が第1の目標範囲内に含まれるかどうかを判定することと、
前記第1の値が前記第1の目標範囲内に含まれる場合に前記信号に基づいて、前記胸部圧迫の第2のパラメータ用の第2の値を計算することと、
前記第2の値が第2の目標範囲内に含まれるかどうかを判定することと、
をコンピューティングシステムにさせるための命令を含む、ソフトウェア。 - 前記第1のパラメータ用の前記第1の値を示す第1のフィードバックを提供することを前記コンピューティングシステムにさせるための命令を含む、請求項33に記載のソフトウェア。
- 前記第1のフィードバックは、前記第2の値が計算される前に提供される、請求項34に記載のソフトウェア。
- 前記第2のパラメータ用の前記第2の値を示す第2のフィードバックを提供することを前記コンピューティングシステムにさせるための命令を含む、請求項33に記載のソフトウェア。
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