JP2016507747A - 言語入力によるランドマークベースの測位 - Google Patents

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Abstract

ユーザからの言語入力がユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるかどうかをモバイルデバイスにおいて決定することを含む方法を含むシステム、装置、デバイス、方法、コンピュータプログラム製品、および他の実装形態が開示される。本方法はまた、ユーザからの言語入力がユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるとの決定に応答して、ユーザのロケーションからユーザにより見ることのできる1つまたは複数の地理的特徴を表す言語説明データをモバイルデバイスにおいて取得することと、取得された言語説明データから地理的特徴のうちの1つまたは複数をモバイルデバイスにおいて識別することと、言語説明データから識別された1つまたは複数の地理的特徴に少なくとも部分的に基づいて、ユーザのロケーションについての測位情報をモバイルデバイスにおいて決定することとを含む。

Description

[0001]ロケーション決定を容易にするための1つの技法は、視覚的合図を検出することに基づく。ユーザは、それらの視覚的合図を画像キャプチャデバイス/ユニット(たとえば、カメラ)を通してキャプチャし、たとえば、これらの視覚的合図をロケーションが知られているランドマークとマッチングするために、キャプチャされた画像にコンピュータビジョン処理を適用することができる。
[0002]ロケーション決定を容易にするための画像データの使用は、大規模な計算リソースを必要とする傾向がある。加えて、画像キャプチャデバイスを搭載していないデバイスもある。さらに、ロケーションが決定される必要のあるユーザまたはデバイスが、ロケーション決定手順が実行されるデバイスから遠く離れて位置する状況が存在することがあり、その場合、キャプチャされた画像データに基づいてロケーション決定プロセスを実行することは難しくなる。
[0003]いくつかの変形形態では、方法が開示される。本方法は、ユーザからの言語入力がユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるかどうかをモバイルデバイスにおいて決定することを含む。本方法はまた、ユーザからの言語入力がユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるとの決定に応答して、ユーザのロケーションからユーザにより見ることのできる1つまたは複数の地理的特徴を表す言語説明データ(verbal description data)をモバイルデバイスにおいて取得することと、取得された言語説明データから地理的特徴のうちの1つまたは複数をモバイルデバイスにおいて識別することと、言語説明データから識別された1つまたは複数の地理的特徴に少なくとも部分的に基づいて、ユーザのロケーションについての測位情報をモバイルデバイスにおいて決定することとを含む。
[0004]本方法の実施形態は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含む、本開示で説明する特徴のうちの少なくともいくつかを含み得る。
[0005]本方法は、ユーザのロケーションを決定するための要求を示す言語表現を、モバイルデバイスにおいて受信された言語データから識別することをさらに含み得る。
[0006]ユーザのロケーションについての測位情報を決定することは、モバイルデバイスにおいて記憶された支援データと、識別された1つまたは複数の地理的特徴のうちの少なくとも1つを比較することを含み得る。
[0007]支援データは、たとえば、1つもしくは複数の地理的エリアで利用可能な地理的特徴、地理的特徴についての測位情報、および/または地理的特徴の地理的方位のうちの1つまたは複数を含み得る。
[0008]言語説明データは、たとえば、テキストベースの説明データ、および/または音声ベースの説明データのうちの1つまたは複数を含み得る。
[0009]1つまたは複数の地理的特徴を識別することは、言語説明データとともに含まれる少なくとも1つの言語表現を識別することを含むことができ、少なくとも1つの言語表現は、言語説明データに1つまたは複数の地理的特徴が含まれることを示す。
[0010]1つまたは複数の地理的特徴を表す言語説明データを取得することは、ユーザのロケーションの位置を決定するための言語入力が要求されるとの決定に応答して、言語説明データを提供するようユーザを促すことと、1つまたは複数の地理的特徴を表す言語説明データをユーザから受信することとを含み得る。
[0011]言語説明データを提供するようユーザを促すことは、ユーザのロケーションについての初期位置決定に関連する位置の不確実性に基づいて、ユーザのロケーションの位置を決定するために要求される言語説明データの量を決定することと、言語説明データの決定された要求される量に従って言語説明データを提供するようユーザを促すこととを含み得る。
[0012]言語説明データは、たとえば、地理的ロケーションから見ることのできる1つまたは複数の地理的特徴、および/あるいは1つまたは複数の地理的特徴のうちの少なくとも1つと1つまたは複数の地理的特徴のうちの別のものとの間の関係のうちの少なくとも1つ可能性がある。
[0013]ユーザのロケーションについての測位情報を決定することは、ユーザのロケーションが位置し得る1つまたは複数の可視性領域を識別することと、ユーザのロケーションに対応する追加的に受信されたデータに基づいて、識別された1つまたは複数の可視性領域を徐々に精緻化する(refining)こととを含み得る。
[0014]ユーザからの言語入力がユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるかどうかを決定することは、ユーザのロケーションについての初期ロケーション推定値に関連する不確実性に基づいて、ユーザからの言語入力が要求されるかどうかを決定することを含み得る。
[0015]本方法は、たとえば、1つもしくは複数の遠隔送信機(remote transmitters)から受信された信号、および/またはモバイルデバイスの1つもしくは複数のセンサーによって実行された測定から取得されたデータのうちの1つまたは複数に基づいて、初期ロケーション推定値を決定することをさらに含み得る。
[0016]ユーザのロケーションについての初期ロケーション推定値に関連する不確実性に基づいて、ユーザからの言語入力が要求されるかどうかを決定することは、たとえば、初期ロケーション推定値を決定するための信号がそこから受信されるアクセスポイントの数が所定のアクセスポイントしきい値よりも小さいかどうかを決定すること、信号がそこから受信されるアクセスポイントを使用して計算された水平精度低下(HDOP:Horizontal Dilution Of Precision)値が所定のHDOPしきい値よりも悪いかどうかを決定すること、モバイルデバイスの1つもしくは複数の慣性センサーからのデータに基づいて計算された、初期ロケーション推定値に関連する不確実性領域が所定の不確実性領域しきい値を上回るかどうかを決定すること、および/または初期ロケーション推定値を決定するために粒子フィルタを使用して計算された粒子が双峰分布(a bimodal distribution)に分割されるかどうかを決定することのうちの1つまたは複数を含み得る。
[0017]取得された言語説明データから地理的特徴のうちの1つまたは複数をモバイルデバイスにおいて識別することは、1つまたは複数の地理的特徴を識別するために、取得された言語説明データに自然言語処理(NLP)を適用することを含み得る。
[0018]いくつかの変形形態では、モバイルデバイスが開示される。本モバイルデバイスは、1つまたは複数のプロセッサと、コンピュータ命令を備える記憶媒体とを含む。コンピュータ命令は、1つまたは複数のプロセッサ上で実行されたときに、ユーザからの言語入力がユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるかどうかをモバイルデバイスにおいて決定することと、ユーザからの言語入力がユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるとの決定に応答して、ユーザのロケーションからユーザにより見ることのできる1つまたは複数の地理的特徴を表す言語説明データをモバイルデバイスにおいて取得することと、取得された言語説明データから地理的特徴のうちの1つまたは複数をモバイルデバイスにおいて識別することと、言語説明データから識別された1つまたは複数の地理的特徴に少なくとも部分的に基づいて、ユーザのロケーションについての測位情報をモバイルデバイスにおいて決定することとを含む動作を生じさせる。
[0019]本デバイスの実施形態は、本方法に関して上述した特徴のうちの少なくともいくつかを含む、本開示で説明する特徴のうちの少なくともいくつかを含み得る。
[0020]いくつかの変形形態では、装置が開示される。本装置は、ユーザからの言語入力がユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるかどうかをモバイルデバイスにおいて決定するための手段を含む。本装置はまた、ユーザからの言語入力がユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるとの決定に応答して使用される、ユーザのロケーションからユーザにより見ることのできる1つまたは複数の地理的特徴を表す言語説明データをモバイルデバイスにおいて取得するための手段と、取得された言語説明データから地理的特徴のうちの1つまたは複数をモバイルデバイスにおいて識別するための手段と、言語説明データから識別された1つまたは複数の地理的特徴に少なくとも部分的に基づいて、ユーザのロケーションについての測位情報をモバイルデバイスにおいて決定するための手段とを含む手段を含む。
[0021]本装置の実施形態は、本方法および本デバイスに関して上述した特徴のうちの少なくともいくつか、ならびに以下の特徴のうちの1つまたは複数を含む、本開示で説明する特徴のうちの少なくともいくつかを含み得る。
[0022]本装置は、ユーザのロケーションを決定するための要求を示す言語表現を、モバイルデバイスにおいて受信された言語データから識別するための手段をさらに含み得る。
[0023]ユーザのロケーションについての測位情報を決定するための手段は、モバイルデバイスにおいて記憶された支援データと、識別された1つまたは複数の地理的特徴のうちの少なくとも1つを比較するための手段を含み得る。
[0024]1つまたは複数の地理的特徴を識別するための手段は、言語説明データとともに含まれる少なくとも1つの言語表現を識別するための手段を含むことができ、少なくとも1つの言語表現は、言語説明データに1つまたは複数の地理的特徴が含まれることを示す。
[0025]1つまたは複数の地理的特徴を表す言語説明データを取得するための手段は、ユーザのロケーションの位置を決定するための言語入力が要求されるとの決定に応答して、言語説明データを提供するようユーザを促すための手段と、1つまたは複数の地理的特徴を表す言語説明データをユーザから受信するための手段とを含み得る。
[0026]言語説明データを提供するようユーザを促すための手段は、ユーザのロケーションについての初期位置決定に関連する位置の不確実性に基づいて、ユーザのロケーションの位置を決定するために要求される言語説明データの量を決定するための手段と、言語説明データの決定された要求される量に従って言語説明データを提供するようユーザを促すための手段とを含み得る。
[0027]ユーザのロケーションについての測位情報を決定するための手段は、ユーザのロケーションが位置し得る1つまたは複数の可視性領域を識別するための手段と、ユーザのロケーションに対応する追加的に受信されたデータに基づいて、識別された1つまたは複数の可視性領域を徐々に精緻化するための手段とを含み得る。
[0028]ユーザからの言語入力がユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるかどうかを決定するための手段は、ユーザのロケーションについての初期ロケーション推定値に関連する不確実性に基づいて、ユーザからの言語入力が要求されるかどうかを決定するための手段を含み得る。
[0029]本装置は、たとえば、1つもしくは複数の遠隔送信機から受信された信号、および/またはモバイルデバイスの1つもしくは複数のセンサーによって実行された測定から取得されたデータのうちの1つまたは複数に基づいて、初期ロケーション推定値を決定するための手段をさらに含み得る。
[0030]ユーザのロケーションについての初期ロケーション推定値に関連する不確実性に基づいて、ユーザからの言語入力が要求されるかどうかを決定するための手段は、たとえば、初期ロケーション推定値を決定するための信号がそこから受信されるアクセスポイントの数が所定のアクセスポイントしきい値よりも小さいかどうかを決定するための手段、信号がそこから受信されるアクセスポイントを使用して計算された水平精度低下(HDOP)値が所定のHDOPしきい値よりも悪いかどうかを決定するための手段、モバイルデバイスの1つもしくは複数の慣性センサーからのデータに基づいて計算された、初期ロケーション推定値に関連する不確実性領域が所定の不確実性領域しきい値を上回るかどうかを決定するための手段、および/または初期ロケーション推定値を決定するために粒子フィルタを使用して計算された粒子が双峰分布に分割されているかどうかを決定するための手段のうちの1つまたは複数を含み得る。
[0031]取得された言語説明データから地理的特徴のうちの1つまたは複数をモバイルデバイスにおいて識別するための手段は、1つまたは複数の地理的特徴を識別するために、取得された言語説明データに自然言語処理(NLP)を適用するための手段を含む。
[0032]いくつかの変形形態では、実行されたときに、ユーザからの言語入力がユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるかどうかをモバイルデバイスにおいて決定することを含む動作を生じさせる、プロセッサ上で実行可能な命令のセットによりプログラムされたプロセッサ可読媒体。命令は、ユーザからの言語入力がユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるとの決定に応答して、ユーザのロケーションからユーザにより見ることのできる1つまたは複数の地理的特徴を表す言語説明データをモバイルデバイスにおいて取得することと、取得された言語説明データから地理的特徴のうちの1つまたは複数をモバイルデバイスにおいて識別することと、言語説明データから識別された1つまたは複数の地理的特徴に少なくとも部分的に基づいて、ユーザのロケーションについての測位情報をモバイルデバイスにおいて決定することとを含むさらなる動作を生じさせる。
[0033]本プロセッサ可読媒体の実施形態は、本方法、デバイス、および装置に関して上述した特徴のうちの少なくともいくつかを含む、本開示で説明する特徴のうちの少なくともいくつかを含み得る。
[0034]別段に定義されていない限り、本明細書で使用するすべての技術用語および科学用語は、一般にまたは通常理解されるのと同じ意味を有する。本明細書で使用する冠詞「a」および「an」は、その冠詞の1つまたは2つ以上(すなわち、少なくとも1つ)の文法上の目的語を指す。例として、「要素(an element)」は、1つの要素または2つ以上の要素を意味する。量、持続時間などの測定可能な値に言及するときに本明細書で使用する「約(about)」および/または「近似的に(approximately)」は、特定の値からの±20%または±10%、±5%、または+0.1%の変動が、本明細書で説明するシステム、デバイス、回路、方法、および他の実装形態のコンテキストにおいてに適しているとき、そのような変動を包含する。量、持続時間、(周波数などの)物理的属性などの測定可能な値に言及するときに本明細書で使用する「実質的に(substantially)」も、特定の値からの±20%または±10%、±5%、または+0.1%の変動が、本明細書で説明するシステム、デバイス、回路、方法、および他の実装形態のコンテキストにおいてに適しているとき、そのような変動を包含する。
[0035]特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つまたは複数」で終わる項目の列挙中で使用される「または」または「および」は、列挙された項目の任意の組合せが使用され得ることを示す。たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」という列挙は、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCおよび/またはABC(すなわち、AおよびBおよびC)という組合せのいずれをも含む。さらに、項目A、B、またはCのうちの2つ以上の発生または使用が可能である限り、A、B、および/またはCのうちの複数の使用が、考えられる組合せの一部を形成し得る。たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」という列挙は、AA、AAB、AAA、BBなどをも含み得る。
[0036]特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、別段に明記されていない限り、機能、動作または特徴が項目および/または状態「に基づく」という文は、その機能、動作、機能が、述べられた項目および/または状態に基づき、述べられた項目および/または状態に加えて1つまたは複数の項目および/または状態に基づき得ることを意味する。
[0037]本開示の他のおよびさらなる目的、特徴、態様、および利点は、添付の図面の以下の詳細な説明によってより良く理解されよう。
[0038]モバイルデバイスが動作し得る例示的な動作環境の概略図。 [0039]例示的なモバイルデバイスの概略図。 [0040]ロケーション決定を実行するための動作の例示的なプロセスフローを示す図。 [0041]ユーザおよび/またはデバイスが位置し得る予想ロケーションを画定する決定された可視性領域を含むショッピングモールについての例示的なマップの図。 [0042]追加の言語データに基づくさらなる処理が実行された後の図4Aのマップの追加的な図。 追加の言語データに基づくさらなる処理が実行された後の図4Aのマップの追加的な図。 [0043]可視性領域が提示されるマップを表示するモバイルデバイスの図。 [0044]例示的なロケーション決定手順のフローチャート。 [0045]例示的なコンピューティングシステムの概略図。
[0046]様々な図面中の同様の参照記号は同様の要素を示す。
[0047]ランドマークベースの測位をよりロバストでユビキタスなものにするために、本明細書で説明する方法、デバイス、システム、製品、および他の実装形態は、他のタイプの入力により視覚的合図を取得する方法を拡大する。たとえば、ユーザは、測位機能を容易にするために音声入力またはテキスト入力を通してランドマーク情報を提供することができる。ユーザは、「私はGAP、APPLE、Nordstromを見ている」のような発話ベースの入力を提供することができ、その入力に基づいて、システム(たとえば、モバイルデバイスを使用して実装され得るプロセッサベースシステム)は、ユーザの位置を推定するように構成される。ユーザのロケーションの位置の決定を可能にするためのユーザからの言語入力は、ユーザの活動の中断をもたらすので、ユーザに対して言語入力(たとえば、ユーザのロケーションから見ることのできるランドマークを表す言語説明データ)を要求することは、できるだけ低い頻度で行われるべきである(たとえば、ユーザは一般に、そのような情報が要求されるときのみ、言語入力を提供することを求められるべきである)。ユーザからの言語入力が要求される範囲で、要求され、ユーザから受信される言語入力の量は、たとえば、許容可能な誤差/不確実性値を伴ってユーザの位置の決定を可能にするのに十分なだけの言語入力がユーザから取得されるように制限されるべきである。
[0048]したがって、本明細書では、ユーザからの言語入力がユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるかどうかをモバイルデバイスにおいて決定することと、ユーザからの言語入力がユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるとの決定に応答して、ユーザのロケーションからユーザにより見ることのできる1つまたは複数の地理的特徴を表す言語説明データをモバイルデバイスにおいて取得することと、取得された言語説明データから地理的特徴のうちの1つまたは複数をモバイルデバイスにおいて識別することと、言語説明データから識別された1つまたは複数の地理的特徴に少なくとも部分的に基づいて、ユーザのロケーションについての測位情報をモバイルデバイスにおいて決定することとを含む方法を含む、方法、デバイス、システム、装置、製品、および他の実装形態が開示される。いくつかの実施形態では、ユーザのロケーションについての測位情報を決定することは、モバイルデバイスにおいて記憶された支援データと、識別された1つまたは複数の地理的特徴のうちの少なくとも1つを比較することを含み得る(言い換えれば、測位情報の決定は、モバイルデバイス上で実行されてよく、測位決定処理を容易にするために遠隔デバイスまたはサーバとの通信を必要としない)。
[0049]図1を参照すると、モバイルデバイス108、たとえば、言語入力によって部分的に容易にされるロケーション決定を実行するように構成されたモバイルデバイスが動作する例示的な動作環境100の概略図が示されている。(ワイヤレスデバイスまたは移動局とも呼ばれる)モバイルデバイス108は、いくつかの実施形態では、屋内通信のためのWLAN、フェムトセル、Bluetooth(登録商標)ベースのトランシーバ、および他のタイプの屋内通信ネットワークノードなどのローカルエリアネットワークデバイス(またはノード)、ワイドエリアワイヤレスネットワークノード、衛星通信システムなどを含む、複数のタイプの他の通信システム/デバイスとともに動作し、それらと対話するように構成され得、したがって、モバイルデバイス108は、様々なタイプの通信システムと通信するための1つまたは複数のインターフェースを含み得る。本明細書で使用される場合、モバイルデバイス108が通信できる通信システム/デバイスは、アクセスポイント(AP)とも呼ばれる。
[0050]述べたように、また以下でより詳細に論じるように、モバイルデバイスは、ユーザ(たとえば、モバイルデバイスの操作者)の位置をユーザによって提供された言語入力に基づいて決定するように構成される。いくつかの実施形態では、ユーザ(またはデバイス)のロケーションが、遠隔デバイス/要素から取得された信号に基づく(たとえば、衛星測位信号に基づく、WLANもしくはWWANアクセスポイントからの信号に基づく、など)、デバイスの搭載センサーによる測定に基づく、および/または他のロケーション決定技法に基づくプロセスと技法とを使用して正確に決定され得ないとの決定が行われ得る。たとえば、ロケーションが決定されるべきユーザは、デバイスに近接して位置していないこともあり(たとえば、デバイスの操作者は、ロケーション決定を実行することが可能なデバイスを携帯していない友人が、友人の地理的ロケーションを確認するのを助けようとしていることがある)、またはデバイスは、十分に正確なロケーション決定を可能にするのに十分な遠隔送信機から信号を受信していないことがある。そのような状況では、ユーザによって提供される言語入力(たとえば、テキストベースまたは音声ベース)を通じたユーザからの直接支援が、ユーザのロケーションのより正確な位置ロケーション決定を可能にし得る。したがって、デバイス108は、ユーザからの言語入力がユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるとの決定に応答して、ユーザのロケーションからユーザにより見ることのできる1つまたは複数の地理的特徴(たとえば、ランドマーク)を表す言語説明データをデバイスにおいて取得するように構成され得る。たとえば、ユーザは、どの店頭または他のランドマークがユーザに現在見えるかを識別するよう促され得る。デバイス108は、(言語入力が要求されるとの決定に応答して)(たとえば、言語入力が音声ベースの入力であるときに、発話認識と自然言語処理とを用いることによって)取得された言語説明データから地理的特徴のうちの1つまたは複数をデバイスにおいて識別し、言語説明データから識別された1つまたは複数の地理的特徴に少なくとも部分的に基づいて、ユーザのロケーションについての測位情報をデバイスにおいて決定するようにさらに構成され得る。
[0051]述べたように、環境100は、1つまたは複数の異なるタイプのワイヤレス通信システムまたはノードを含み得る。ワイヤレスアクセスポイント(またはWAP)とも呼ばれるそのようなノードは、たとえば、WiFi(登録商標)基地局、フェムトセルトランシーバ、Bluetoothトランシーバ、セルラー基地局、WiMax(登録商標)トランシーバなどを含む、LANおよび/またはWANワイヤレストランシーバを含み得る。したがって、たとえば、引き続き図1を参照すると、環境100は、モバイルデバイス108とのワイヤレス音声および/またはデータ通信のために使用され得るローカルエリアネットワークワイヤレスアクセスポイント(LAN−WAP)106a〜eを含み得る。LAN−WAP106a〜eはまた、いくつかの実施形態では、たとえば、到着時間技法などに基づくマルチラテレーションベースの手順の実装を通して、位置データのインディペンデンツソースとして利用され得る。LAN−WAP106a〜eは、建築物中で動作し、WWANよりも狭い地理的領域にわたって通信を実行し得る、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)の一部であり得る。さらに、いくつかの実施形態では、LAN−WAP106a〜eはまた、ピコまたはフェムトセルであり得る。いくつかの実施形態では、LAN−WAP106a〜eは、たとえば、WiFiネットワーク(802.11x)、セルラーピコネットおよび/またはフェムトセル、Bluetoothネットワークなどの一部であり得る。LAN−WAP106a〜eはまた、Qualcomm屋内測位システム(QUIPS(登録商標):Qualcomm indoor positioning system)を含むことができる。QUIPS実装形態は、いくつかの実施形態では、モバイルデバイスが、(支援データ、たとえば、マップ、RFヒートマップ、接続性情報などを与えるためになど)モバイルデバイスが位置する特定のフロアまたはある他の領域についてのデータをデバイスに与えるサーバと通信することができるように構成され得る。5つのLAN−WAPアクセスポイントが図1に示されているが、任意の数のそのようなLAN−WAPが使用され得、いくつかの実施形態では、環境100は、LAN−WAPアクセスポイントをまったく含まないことがあるか、または単一のLAN−WAPアクセスポイントを含むことがある。さらに、図1に示されるLAN−WAP 106a〜eの各々は移動可能なノードであってよく、または、他の方法で再配置可能であってよい。
[0052]図1にさらに示すように、環境100はまた、ワイヤレス音声および/またはデータ通信のために使用され得、また、モバイルデバイス108がそれの位置/ロケーションを決定する場合に使用される独立した情報の別のソースとして働き得る、複数の1つまたは複数のタイプのワイドエリアネットワークワイヤレスアクセスポイント(WAN−WAP)104a〜cを含み得る。WAN−WAP104a〜cは、セルラー基地局を含み得るワイドエリアワイヤレスネットワーク(WWAN)、および/または、たとえば、WiMAX(登録商標)(たとえば、802.16)など、他のワイドエリアワイヤレスシステムの一部であり得る。WWANは、図1に示されていない他の知られているネットワーク構成要素を含み得る。一般に、WWAN内の各WAN−WAP104a〜104cは、固定位置から動作し、大都市エリアおよび/または地方エリアにわたるネットワークカバレージを与え得る。3つのWAN−WAPが図1に示されているが、任意の数のそのようなWAN−WAPが使用され得る。いくつかの実施形態では、環境100は、WAN−WAPをまったく含まないことがあるか、または単一のWAN−WAPを含むことがある。さらに、図1に示されるWAN−WAP104a〜cの各々は移動可能なノードであってよく、または、他の方法で再配置可能であってよい。
[0053]したがって、いくつかの実施形態では、(データを交換すること、デバイス108の位置決定を可能にすることなどのための)モバイルデバイス108との間の通信はまた、ワイドエリアワイヤレスネットワーク(WWAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)など、様々なワイヤレス通信ネットワークを使用して実施され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は交換可能に使用されることがある。WWANは、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)ネットワーク、WiMax(IEEE802.16)などであり得る。CDMAネットワークは、cdma2000、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))などの1つまたは複数の無線アクセス技術(RAT)を実装し得る。cdma2000は、IS−95規格、IS−2000規格、および/またはIS−856規格を含む。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)、デジタルアドバンストモバイルフォンシステム(D−AMPS:Digital Advanced Mobile Phone System)、または何らかの他のRATを実装し得る。GSMおよびW−CDMAは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP:3rd Generation Partnership Project)と称する団体からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(「3GPP2」)と称する団体からの文書に記載されている。3GPPおよび3GPP2の文書は公開されている。また、WLANは、少なくとも部分的に、IEEE802.11xネットワークを使用して実装され得、WPANは、Bluetoothネットワーク、IEEE802.15x、または何らかの他のタイプのネットワークであり得る。また、本明細書で説明する技法は、WWAN、WLAN、および/またはWPANの任意の組合せのために使用され得る。
[0054]アクセスポイント104a〜bおよび/または106a〜eを使用して位置を導出するとき、モバイルデバイス108は、場合によっては、測位サーバ110およびネットワーク112の支援を受けて、到着時間技法を利用し得る。(ロケーションマネージャとも呼ばれる)測位サーバ110は、ネットワーク112を通してモバイルデバイス108と通信し得る。
[0055]いくつかの実施形態では、図1にさらに示されているように、モバイルデバイス108はまた、モバイルデバイス108についての位置情報の独立したソースとして使用され得る衛星測位システム(SPS:Satellite Positioning System)102a〜bから情報を少なくとも受信するように構成され得る。したがって、モバイルデバイス108は、SPS衛星から地理的な位置情報を導出するための信号を受信するように特別に設計される、1つまたは複数の専用のSPS受信機を含み得る。したがって、いくつかの実施形態では、モバイルデバイス108は、SPS衛星102a〜b、WAN−WAP104a〜c、および/またはLAN−WAP106a〜eのいずれか1つまたは組合せと通信することができる。いくつかの実施形態では、前述のシステムの各々は、異なる技法を使用して、モバイルデバイス108についての位置の独立した情報の推定を行うことができる。いくつかの実施形態では、モバイルデバイスは、位置データの正確性を高めるために、異なるタイプのアクセスポイントの各々から導出された解決法を組み合わせることができる。
[0056]モバイルデバイス108が衛星信号を受信することができる実施形態では、モバイルデバイスは、SPS衛星102a〜bによって送信された複数の信号から位置データを抽出するためにSPSとともに使用するように特別に実装された受信機(たとえば、GNSS受信機)を利用することができる。送信された衛星信号は、たとえば、所定数のチップからなる反復疑似ランダムノイズ(PN)コードでマークされた信号を含むことがあり、地上制御局、ユーザ機器および/または宇宙ビークルに位置し得る。衛星測位システムは、全地球測位システム(GPS)、Galileo、Glonass、Compass、日本の準天頂衛星システム(QZSS)、インドのIndian Regional Navigational Satellite System(IRNSS)、中国の北斗などのようなシステム、ならびに/あるいは、1つまたは複数の全地球および/または地域航法衛星システムに関連付けられ、または場合によってはそれらのシステムとともに使用することが可能であり得る、様々な補強システム(たとえば、静止衛星型衛星航法補強システム(SBAS))を含み得る。限定ではなく例として、SBASは、たとえば、広域補強システム(WAAS:Wide Area Augmentation System)、欧州静止衛星航法補強サービス(EGNOS:European Geostationary Navigation Overlay Service)、多機能衛星補強システム(MSAS:Multi-functional Satellite Augmentation System)、GPS支援GEO補強航法またはGPSおよびGEO補強航法システム(GAGAN:GPS Aided Geo Augmented Navigation or GPS and Geo Augmented Navigation System)などの、完全性情報、差分補正などを行う補強システムを含み得る。
[0057]いくつかの実施形態では、本明細書で提示する技法/手順は、SPSのための全地球システム(たとえば、GNSS)に限定されない。たとえば、本明細書で提供する技法は、たとえば、日本の準天頂衛星システム(QZSS)、インドのIndian Regional Navigational Satellite System(IRNSS)、中国の北斗などの様々な地域システム、ならびに/あるいは、1つまたは複数の全地球および/または地域航法衛星システムに関連付けられ、または場合によってはそれらのシステムとともに使用することが可能であり得る、様々な補強システム(たとえば、静止衛星型衛星航法補強システム(SBAS))に適用され、または場合によってはそれらのシステムにおいて使用することが可能であり得る。限定ではなく例として、SBASは、たとえば、広域補強システム(WAAS)、欧州静止衛星航法補強サービス(EGNOS)、多機能衛星補強システム(MSAS)、GPS支援GEO補強航法またはGPSおよびGEO補強航法システム(GAGAN)などの、完全性情報、差分補正などを行う補強システムを含み得る。したがって、本明細書で使用するSPSは、1つまたは複数の全地球および/または地域航法衛星システムならびに/あるいは補強システムの任意の組合せを含み得、SPS信号は、SPS信号、SPS様の信号、および/またはそのような1つもしくは複数のSPSに関連する他の信号を含み得る。
[0058]本明細書で使用するモバイルデバイスまたは局(MS)は、セルラーまたは他のワイヤレス通信デバイス、パーソナル通信システム(PCS)デバイス、パーソナルナビゲーションデバイス(PND)、個人情報マネージャ(PIM)、携帯情報端末(PDA)、タブレットデバイス、ラップトップ、あるいはナビゲーション測位信号など、ワイヤレス通信および/またはナビゲーション信号を受信することが可能であり得る何らかの他の好適なモバイルデバイスなどのデバイスを指す。「移動局」(または「モバイルデバイス」)という用語はまた、衛星信号受信、支援データ受信、および/または位置関連処理が当該デバイスにおいて行われるのかパーソナルナビゲーションデバイス(PND)において行われるのかにかかわらず、短距離ワイヤレス、赤外線、ワイヤライン接続、または他の接続などによってPNDと通信するデバイスを含むものとする。また、「移動局」は、衛星信号受信、支援データ受信、および/または位置関連処理が当該デバイスにおいて行われるのか、サーバにおいて行われるのか、ネットワークに関連付けられた別のデバイスにおいて行われるのかにかかわらず、インターネット、WiFi、または他のネットワークなどを介してサーバとの通信が可能である、ワイヤレス通信デバイス、コンピュータ、ラップトップ、タブレットなどを含むすべてのデバイスを含むものとする。上記の任意の動作可能な組合せも「移動局」と見なされる。
[0059]次に図2を参照すると、図1のモバイルデバイス108と同様であり得る例示的なモバイルデバイス200の様々な構成要素を示す概略図が示されている。簡単のために、図2のボックス図に示された様々な特徴/構成要素/機能は、これらの様々な特徴/構成要素/機能が互いに動作可能に結合されることを表すように共通バスを使用して互いに接続されている。ポータブルワイヤレスデバイスを動作可能に結合し構成するために、他の接続、機構、特徴、機能などが必要に応じて提供され、適合され得る。さらに、図2の例に示された特徴または機能のうちの1つまたは複数はさらに再分割され得るか、あるいは図2に示された特徴または機能のうちの2つ以上が組み合わせられ得る。さらに、図2に示された特徴または機能のうちの1つまたは複数は除外され得る。
[0060]図示のように、モバイルデバイス200は、1つまたは複数のアンテナ202に接続され得る、1つまたは複数のローカルエリアネットワークトランシーバ206を含み得る。1つまたは複数のローカルエリアネットワークトランシーバ206は、図1に示されたLAN−WAP106a〜eのうちの1つもしくは複数と通信し、および/またはそれへの/からの信号を検出し、および/またはネットワーク内の他のワイヤレスデバイスと直接通信するための、好適なデバイス、ハードウェア、および/またはソフトウェアを備える。いくつかの実施形態では、ローカルエリアネットワークトランシーバ206は、1つまたは複数のワイヤレスアクセスポイントと通信するのに好適なWiFi(802.11x)通信トランシーバを備え得るが、いくつかの実施形態では、ローカルエリアネットワークトランシーバ206は、他のタイプのローカルエリアネットワーク、パーソナルエリアネットワーク(たとえば、Bluetooth)などと通信するように構成され得る。加えて、任意の他のタイプのワイヤレスネットワーキング技術、たとえば、Ultra Wide Band、ZigBee(登録商標)、ワイヤレスUSBなどが使用され得る。
[0061]モバイルデバイス200はまた、いくつかの実装形態では、1つまたは複数のアンテナ202に接続され得る1つまたは複数のワイドエリアネットワークトランシーバ204を含み得る。ワイドエリアネットワークトランシーバ204は、たとえば、図1に示されたWAN−WAP104a〜cのうちの1つもしくは複数と通信し、および/またはそれからの信号を検出し、および/またはネットワーク内の他のワイヤレスデバイスと直接通信するための、好適なデバイス、ハードウェア、および/またはソフトウェアを備え得る。いくつかの実装形態では、ワイドエリアネットワークトランシーバ204は、ワイヤレス基地局のCDMAネットワークと通信するのに好適なCDMA通信システムを備え得る。いくつかの実装形態では、ワイヤレス通信システムは、たとえば、TDMA、GSMなど、他のタイプのセルラーテレフォニーネットワークを備え得る。さらに、たとえば、WiMax(802.16)などを含む、他のタイプのワイヤレスネットワーキング技術が使用され得る。
[0062]いくつかの実施形態では、(全地球航法衛星システム(GNSS)受信機とも呼ばれる)SPS受信機208もモバイルデバイス200とともに含まれ得る。SPS受信機208は、衛星信号を受信するための1つまたは複数のアンテナ202に接続され得る。SPS受信機208は、SPS信号を受信し処理するための、任意の好適なハードウェアおよび/またはソフトウェアを備え得る。SPS受信機208は、他のシステムに適宜に情報を要求し得、任意の好適なSPS手順によって取得された測定値を部分的に使用して、モバイルデバイス200の位置を決定するのに要求される計算を実行し得る。
[0063]いくつかの実施形態では、モバイルデバイス200はまた、プロセッサ210に結合された1つまたは複数のセンサー212を含み得る。たとえば、センサー212は、ワイドエリアネットワークトランシーバ204、ローカルエリアネットワークトランシーバ206および/またはSPS受信機208によって受信された信号から導出される動きデータに依存しない相対移動情報および/または方位情報を与えるための(慣性センサーとも呼ばれる)動きセンサーを含み得る。限定ではなく例として、動きセンサーは、加速度計212a、ジャイロスコープ212b、地磁気(磁力計)センサー212c(たとえば、コンパス)、高度計(たとえば、図示されていない気圧高度計)、および/または他のセンサータイプを含み得る。いくつかの実施形態では、加速度計212aは、微小電子機械システム(MEMS:micro-electro-mechanical-system)に基づいて実装され得る。他のタイプの加速度計が、MEMSベースの加速度計の代わりに、またはそれに加えて使用され得る。さらに、3つの垂直に配置された加速度計を備える3D加速度計が実装され得る。いくつかの実施形態では、ジャイロスコープ212bは、MEMS技術に基づくジャイロスコープを含み得、シングル軸ジャイロスコープ、ダブル軸ジャイロスコープ、または、たとえば3つの直交軸を中心とする動きを感知するように構成された3Dジャイロスコープであり得る。他のタイプのジャイロスコープが、MEMSベースのジャイロスコープの代わりに、またはそれに加えて使用され得る。いくつかの実施形態では、また、磁界強度および/または方向を測定するように構成された(および、したがって、磁北に対する絶対方位を測定するように構成され得る)磁力計が、MEMS技術に基づいて実装され得る。そのようなMEMSベースの磁力計は、MEMS導体を通る電流によって生成されたローレンツ力によって引き起こされる動きを検出するように構成され得る。他のタイプの磁力計も使用され得る。高度計は、たとえば、高度データを与えるように構成され得、したがって、デバイスが位置し得る屋内構造物(たとえば、ショッピングモール)中のフロアを決定することを容易にし得る。高度計によって実行された高度測定を表すデータに基づいて、屋内構造物中の特定のフロアについての(マップを含む)支援データを取得することなど、ナビゲーションタスクが実行され得る。
[0064]1つまたは複数のセンサー212の出力は、動き情報を与えるために組み合わせられ得る。たとえば、モバイルデバイス200の推定位置は、以前決定された位置と、1つまたは複数のセンサーのうちの少なくとも1つによる測定から導出された動き情報から決定される、その以前決定された位置から移動した距離とに基づいて決定され得る。いくつかの実施形態では、モバイルデバイスの推定位置は、1つまたは複数のセンサー212の出力を使用して(たとえば、モバイルデバイス200を使用して実現される粒子フィルタを通して実施される)確率モデルに基づいて決定され得る。図2にさらに示されているように、いくつかの実施形態では、1つまたは複数のセンサー212はまた、ディスプレイまたはスクリーンなどのユーザインターフェースデバイス上に表示され得る静止画像または動画(たとえば、ビデオシーケンス)を生成し得るカメラ212d(たとえば、電荷結合デバイス(CCD)タイプカメラ)を含み得る。
[0065](コントローラとも呼ばれる)プロセッサ210は、ローカルエリアネットワークトランシーバ206、ワイドエリアネットワークトランシーバ204、SPS受信機208、および/または1つもしくは複数のセンサー212に接続され得る。プロセッサは、処理機能と、さらに他の計算機能と制御機能とを提供する、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、および/またはデジタル信号プロセッサを含み得る。プロセッサ210は、データと、モバイルデバイス内でプログラムされた機能を実行するためのソフトウェア命令とを記憶するための記憶媒体(たとえば、メモリ)214をも含み得る。メモリ214は、プロセッサ210に取り付けられていてよく(たとえば、同じICパッケージ内にあってよく)、および/または、メモリは、プロセッサの外部のメモリであってよく、データバスを通じて機能的に結合されてよい。プロセッサ210と同様であり得る、プロセッサまたは計算システムの例示的な実施形態に関するさらなる詳細は、図6に関連して以下で与えられる。
[0066]多数のソフトウェアモジュールおよびデータテーブルが、メモリ214に存在してよく、遠隔デバイス/ノード(図1に示される様々なアクセスポイントなど)との通信、測位決定機能、および/またはデバイス制御機能の両方を管理するために、プロセッサ210によって利用され得る。以下でより詳細に説明するように、プロセッサ210はまた、たとえば、ソフトウェアベースの実装形態を使用して、ユーザからの言語入力がユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるかどうかを決定し、ユーザからの言語入力がユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるとの決定に応答して、ユーザのロケーションからユーザにより見ることのできる1つまたは複数の地理的特徴(たとえば、ランドマーク)を表す言語説明データを取得し、取得された言語説明データから地理的特徴のうちの1つまたは複数をモバイルデバイスにおいて識別し、言語説明データから識別された1つまたは複数の地理的特徴に少なくとも部分的に基づいて、ユーザのロケーションについての測位情報をモバイルデバイスにおいて決定するように構成され得る。
[0067]図2に示されているように、メモリ214は、測位モジュール216、アプリケーションモジュール218、受信信号強度インジケータ(RSSI:received signal strength indicator)モジュール220、および/またはラウンドトリップ時間(RTT:round trip time)モジュール222を含み得る。モジュールおよび/またはデータ構造の機能は、モバイルデバイス200の実装形態に応じて、様々な方法で組み合わされ、分離され、および/または構成され得ることに留意されたい。たとえば、RSSIモジュール220および/またはRTTモジュール222は、少なくとも部分的に、ハードウェアベースの実装形態としてそれぞれ実現され得、したがって、専用アンテナ(たとえば、専用RTTおよび/またはRSSIアンテナ)、(たとえば、受信された信号の信号強度を決定すること、RTTサイクルに関するタイミング情報を決定することのために)アンテナを介して受信および/または送信される信号を処理し、分析するための専用処理ユニットなどのようなデバイスを含み得る。
[0068]アプリケーションモジュール218は、測位モジュール216に位置情報を要求する、モバイルデバイス200のプロセッサ210上で実行されているプロセスであり得る。アプリケーションは通常、ソフトウェアアーキテクチャの上位層内で実行され、屋内ナビゲーションアプリケーション、ショッピングアプリケーション、ロケーション認識サービスアプリケーションなどを含み得る。測位モジュール216は、モバイルデバイス200の様々な受信機およびモジュールから導出された情報を使用して、モバイルデバイス200の位置を導出し得る。たとえば、RTT測定値に基づいてモバイルデバイスの位置を決定するために、各アクセスポイントによって導入された処理時間遅延の妥当な推定値が、最初に取得され、測定されたRTTを較正/調整するために使用され得る。測定されたRTTは、ラウンドトリップ時間(RTT)情報を導出するために、モバイルデバイス200とアクセスポイントとの間で交換される信号のタイミングを測定することができる、RTTモジュール222によって決定され得る。いくつかの実施形態では、RTT値は測定されると、モバイルデバイス200の位置の決定を支援するために測位モジュール216に渡され得る。
[0069]モバイルデバイス200によって(たとえば、そのトランシーバのうちの1つを使用して)受信される通信から決定され得る他の情報には、RSSIの形式で表され得る(RSSIモジュール220を使用して決定される)受信信号電力がある。RSSIモジュール220はまた、信号に関するデータを測位モジュール216に与え得る。モバイルデバイスの位置を決定するためにRSSI測定値を使用するとき、適切な較正/調整手順が実行される必要があり得る。モバイルデバイス200の決定された位置は、次いでアプリケーションモジュール218に与えられ得る。
[0070]さらに示されるように、モバイルデバイス200はまた、支援データストレージ224を含むことができ、支援データストレージ224には、遠隔サーバからダウンロードされていることのある、マップ情報、デバイスが現在位置するエリアにおけるロケーション情報に関係するデータ記録などのような支援データが記憶される。いくつかの実施形態では、モバイルデバイス200はまた、他のソース(たとえば、センサー212)から決定され得る補助位置および/または動きデータを含む、補足情報を受信するように構成され得る。そのような補助位置データは、不完全であることまたは雑音が多いことがあるが、WAPの処理時間を推定するための独立した情報の別のソースとして有用であり得る。(破線を使用して)図2に示されているように、モバイルデバイス200は、場合によっては、以下で説明するように他のソースから受信された情報から導出され得る補助位置/動きデータ226をメモリに記憶し得る。補足情報はまた、限定はされないが、Bluetooth信号、ビーコン、RFIDタグ、および/またはマップから導出される情報(たとえば、地理的なマップのデジタル表現物から、たとえばデジタルマップと対話するユーザによって座標を受信すること)から導出され得る、またはこれらに基づき得る、情報を含み得る。補足情報は、見ることのできるランドマークに関係する、ユーザによって提供される言語入力をさらに含み得る。
[0071]モバイルデバイス200は、モバイルデバイス200とのユーザ対話を可能にするマイクロフォン/スピーカー252、キーパッド254、およびディスプレイ256など、任意の好適なインターフェースシステムを与えるユーザインターフェース250をさらに含み得る。マイクロフォン/スピーカー252は、(たとえば、ワイドエリアネットワークトランシーバ204および/またはローカルエリアネットワークトランシーバ206を使用して)音声通信サービスを提供する。キーパッド254は、ユーザ入力のための任意の好適なボタンを備える。ディスプレイ256は、たとえば、バックライト付きのLCDディスプレイのような任意の好適なディスプレイを備え、追加のユーザ入力モードのために、タッチスクリーンディスプレイをさらに含み得る。
[0072]図3は、ロケーション決定動作のプロセスフロー300を示す図である。いくつかの実装形態では、図3に示す処理は、ユーザにより見ることのできる1つまたは複数の地理的特徴(関心点またはPOIとも呼ばれるランドマーク)を表す言語説明データなどの言語入力に少なくとも部分的に基づいて(受信機の、またはある他のデバイスもしくは人の)ロケーションを決定/推定するように構成され得る。図3に示すように、図3の処理は、それぞれ図1および図2のモバイルデバイス108およびモバイルデバイス200などのモバイルデバイス上で実施され得る、たとえば、遠隔サーバおよび/またはネットワーク要素から受信された信号に基づいてモバイルユニットの、または何らかの他のデバイスのロケーションを決定するためのマスター測位エンジンプロセス310を含むことができる。いくつかの実施形態では、測位エンジンプロセス310は、図2に示す測位モジュール216の機能と同様の機能を有するように構成され得る。したがって、測位エンジンプロセス310は、図1の衛星および/またはアクセスポイント102、104および/106のいずれかなどの1つまたは複数の遠隔送信機から信号を受信し、マルチラテレーション技法に基づいて受信側デバイスの位置を決定するように構成され得る。たとえば、測位エンジンプロセス310は、1つまたは複数の遠隔送信機からの受信された信号に関連するRSSIパラメータまたはRTTパラメータを(たとえば、モバイルデバイス200の例示的な実施形態において実装されるRTTモジュール222などのRTTモジュール、および/または図2のRSSIモジュール220などのRSSIモジュールを使用して)決定し、遠隔送信機の既知のロケーションに基づいて、モバイルデバイスの位置を決定するように構成され得る。別の例では、測位エンジンプロセス310は、信号プロファイル識別技法に基づいて、たとえば、所定の位置に関連付けられる記憶されたプロファイルと、たとえばRSSIおよび/またはRTTの決定されたパラメータ値を比較することによって、デバイスの位置を決定するように構成され得る。
[0073]測位エンジンがRSSIおよび/またはRTTなどのメトリクスに基づいてロケーションを決定することができる実施形態では、1つもしくは複数のアクセスポイント(各々は、アクセスポイントに関連する一意のMACアドレスなどのアクセスポイント識別子によって識別され得る)から、または他のタイプの送信機から受信された信号の測定値が、受信機のロケーション(その受信機は測位エンジンの一部であり得る)の推定値を決定するために使用され得る。たとえば、既知の地理的位置を有する複数のアクセスポイントについての地理的ロケーションと、処理遅延と、電力プロファイルと、RTTプロファイルと、他のそのような情報とを含む(測位エンジンプロセス310が実装され得るデバイスに格納されたメモリモジュールに局所的に記憶され得る)データベースがアクセスされることがあり、(たとえば、受信機における信号がそこから受信される特定の送信機/アクセスポイントについての)関連データが取得され得る。そのように取得されたデータベースデータは、受信機のロケーション決定を容易にするために使用され得る。たとえば、信号を送信している送信機/アクセスポイントからの信号を受信している受信機の相対距離は、アクセスされたデータベースに記憶されたそれらの送信機/アクセスポイントについての既知のロケーションに少なくとも部分的に基づいて決定されてよく、デバイスのロケーションの推定値が(たとえば、三辺測量手順などのマルチラテレーション手順を使用して)計算/導出され得る。述べたように、いくつかの実施形態では、モバイルデバイスの位置はまた、たとえば、モバイルデバイスによって決定されたメトリック値のセットに(近似的にまたは正確に)一致するプロファイルを識別するために、1つまたは複数のアクセスポイントから取得された信号強度(またはRSSI)およびRTTの実際の測定された値を記憶されたプロファイルと比較することによって、決定されあり得る。一致する記憶されたプロファイルに関連するロケーション推定値が、次いで、送信機/アクセスポイントの信号を受信している受信機の現在のロケーションの推定値であると見なされ得る。
[0074]いくつかの実施形態では、測位エンジンプロセス310は、衛星信号および/またはWWANアクセスポイントからの信号が概してより受信困難な屋内環境の中で動作していることがあり、したがって、測位エンジンプロセス310の(または測位エンジンプロセス310が動作するデバイスの)ロケーションが、図1に示すWLANアクセスポイント106a〜eのいずれかなどの1つまたは複数のWLAN(たとえば、WiFiデバイス、Bluetoothデバイス、フェムトセルなど)から受信された信号から決定され得る。
[0075]いくつかの実施形態では、測位エンジンプロセス310がロケーション決定手順を実行する場合に依拠する信号を提供するアクセスポイントは、QUIPS(登録商標)(Qualcomm Indoor−Positioning System)実装形態の一部であり得る。そのような実施形態では、測位決定は次のように実行され得る。初めに、LCI発見プロセス(LCIまたはロケーションコンテキスト識別子は、たとえば、建築物のフロアのような地理的エリアに関連する識別子を指す)が実行される。発見プロセスは、すべてのLCIを識別するサーバへの要求の送信を生じさせる。発見プロセスは、たとえば、受信機よって観測/検出されるMAC idに基づく受信機の粗い位置の決定をもたらす。サーバは、アクセスポイントのリストとともに候補LCIのセットをモバイルに通信する。LCI発見プロセスに続いて、LCIディスアンビギュエーションプロセスが実行され、ここで、候補リストからLCIを選択するために、(各LCIからの現在見えるアクセスポイントの数、たとえば、各フロアからの現在見えるアクセスポイントの数、各LCIからの最大RSSI値、各LCIからの中央RSSI値などのような)1つまたは複数の基準が適用され得る。選定されたLCIは、LCI発見プロセスから生じる位置推定値よりも細かい(すなわち、より低い不確実性を有する)位置推定値を表す。候補LCIのセットから1つのLCIが選定されると、たとえば、RSSIおよび/またはRTTに基づく測位プロセスが実行され得る。たとえば、選択されたLCIに関連付けられたアクセスポイントに限定された、アクセスポイントのターゲット走査が、受信機についての位置近似を決定するために要求されるRSSIまたはRTTを与える。
[0076]述べたように、いくつかの実施形態では、測位エンジンプロセス310は、確率モデルに従って、たとえば、粒子フィルタ実装形態を介して、ロケーションを決定するように構成され得る。したがって、そのような実施形態では、(測位エンジンプロセスを実装しているデバイスの一部であり得る)受信機の位置が、確率分布として表され得る。物理屋内エリア内の受信機の移動をモデル化するために、物理屋内エリアをモデル化するかまたは表す概略マップの周りに確率分布が伝搬され得る。確率的機構を実装するために、ロケーション推定値に、またはロケーション推定値を決定するためのプロセスにベイジアンまたは平滑化フィルタが適用され得る。確率的機構の実装は、モバイルデバイスの現在のロケーションまたは軌道の考慮を含み得る。追加または代替として、ロケーション推定値またはロケーション推定値を決定するためのプロセスにカルマンフィルタまたは粒子フィルタが適用され得る。他の確率的機構も使用され得る。いくつかの実装形態では、モバイルデバイスのロケーションまたは推定ロケーションは複数の粒子によって表され得る。各粒子は、モバイルデバイスの予想状態または予想ロケーションを表し得る。粒子雲の複数の粒子の組合せ(たとえば、複数の粒子の組合せから導出される誤差/不確実性/信頼範囲をもつ平均(average)、重心(centroid)、平均(mean)など)は、モバイルデバイスの少なくとも1つの推定ロケーションと考えられ得る。粒子雲の複数の粒子のうちの1つまたは複数の個々の粒子は、モバイルデバイスの少なくとも1つの推定ロケーションと考えられ得る。受信機(またはそのような受信機を格納しているモバイルデバイス)の移動に応答して、粒子は、確率分布に従って伝搬され得る。粒子は、さらに回廊に沿って、隅角の周りに、交差部で分岐することによって、異なる階への入口(たとえば、階段、エスカレータ、エレベータなど)を通ることによって、それらの任意の組合せなどによって、確率分布に従って伝搬され得る。
[0077]したがって、モバイルデバイスを携帯するユーザは屋内環境内を移動し得る。ユーザにロケーションベースサービスを提供するために、屋内環境内のモバイルデバイスの推定位置が決定され得る。述べたように、モバイルデバイスの現在の推定ロケーションが、たとえば、1つまたは複数のトランシーバを介して遠隔送信機(たとえば、アクセスポイント)から受信された信号に基づいて、マルチラテレーション技法などの1つまたは複数のロケーション決定手順を使用して取得された位置フィックスを介して決定され得る。たとえば、マスター測位エンジンプロセス310の粒子フィルタ実装形態は、たとえば、図2の例示的なデバイスのトランシーバ206などのトランシーバを介して、(たとえば、屋内環境で動作しているときに)WiFiベースのワイヤレスアクセスポイントなどの1つまたは複数のアクセスポイントから受信された信号を処理することができる。そのような受信された信号に基づいて、受信機/デバイスの初期ロケーションが決定され得る。受信機がその後、マスター測位エンジンプロセス310が実質的に正確なロケーションを決定する場合に依拠する信号または他の情報を(たとえば、そのような信号が入手できない屋内環境内で受信機が移動していることがあるので)受信することができない場合、受信機のロケーションの推定値は、遠隔デバイス/システムからの信号/情報を使用して決定された最後の位置、(たとえば、加速度計、ジャイロスコープなどの様々な搭載センサーによって提供された)移動した距離、および(受信機に結合されたセンサーの測定値のうちの1つまたは複数を使用して決定された)決定された方位に基づいて決定され得る。いくつかの実施形態では、測位エンジンプロセス310による受信機のロケーションの決定は、支援データデータベースから提供された支援データ(たとえば、ローカルマップ)によってさらに容易にされる。たとえば、遠隔デバイス/システムからの信号/情報を使用して決定された受信機の位置、ならびにたとえば、粒子フィルタ実装形態を使用して決定された受信機の推定ロケーションが、支援データデータベースから提供されたローカルマップに対応する局所座標系の形で提供され得る。さらに、座標系の決定された推定ロケーションが、支援データデータベースから取得されたそのようなローカルマップ上に提示され得る。
[0078]したがって、たとえば、粒子フィルタ実装形態によって実現されるロケーション推定手順を使用して、所与の持続時間の間続く現在のエポックについての1つまたは複数の状態または特性に基づいて、決定された開始点または開始位置から、いくつかの粒子が確立され、屋内エリアを動き回ることを可能にされ得る。単に例として、数百個の粒子が、エポック当たり2〜4秒間伝搬され得る。他の指示がなければ、1つまたは複数の粒子が、隣り合うかまたは均等に近接した点のセットのうちの所与の点に移動することになる尤度は等しくなり得る。しかしながら、屋内エリアのレイアウトが与えられれば、受信機デバイスは、実際は、他の点と比較して、いくつかの点に位置するかまたはそれらに移動している可能性が高いことが明らかになり得る。オフィスビルまたはモールなど、屋内エリアは、たとえば、通路と部屋とを含み得る。オフィス環境において、部屋は、共用の部屋(たとえば、休憩室、会議室など)または個人の部屋(たとえば、パーソナルオフィス、キュービクルなど)を含み得る。そのようなオフィス環境では、ある人が現在のエポック中に所与の点に移動することになる尤度は、少なくとも部分的に、所与の点が通路内に位置するか、共用の部屋内に位置するか、またはプライベートルーム/オフィス内に位置するかに依存し得る。たとえば、ユーザは、概して、共用の部屋よりも通路において移動している可能性が高いか、またはプライベートルームよりも共用の部屋において移動している可能性が高いことがある。したがって、点の格子のうちの特定の点において開始したモバイルデバイスが、プライベートルーム内にある第2の点に移動している尤度よりも、通路内にある第1の点に移動している尤度のほうが大きくなり得る。
[0079]引き続き図3を参照すると、マスター測位エンジンプロセス310は、測位エンジンプロセス310によって受信され処理された様々な入力に基づいて決定された測位情報315を出力するように構成され得る。述べたように、測位エンジンプロセス310によって取得された様々な入力は、1つまたは複数のアクセスポイントからの信号、支援データ、受信機に結合されたセンサーからの測定データなどを含むことができる。測位エンジンプロセス310は、ロケーション決定を求める要求(たとえば、ユーザが携帯している受信機のロケーションを決定しようとしているユーザによって送られた要求)に応答して測位情報を提供するように構成されることがあり、または1つもしくは複数の条件、たとえば、特定の時点における受信機のロケーションを決定すること、受信機のロケーションが決定された最後の時間からの所定の時間期間後の受信機のロケーションを決定することなど、時間ベースの条件の発生に応答して自動的に提供されることがある。たとえば、以下でより詳細に説明するように、測位エンジンプロセス310は、ユーザのロケーションの位置を、たとえば、(同じく図3に示される)バックグラウンドキーワード検出器プロセス340による、そのロケーションが決定されることをユーザが要求しているとの決定に応答して、計算することを試み得る。
[0080]いくつかの実施形態では、マスター測位エンジンプロセス310によって提供される測位情報は、受信機の決定/推定されたロケーションと、決定/推定されたロケーションに関連する不確実性を表す値または誤差値とを含み得る。たとえば、受信機のロケーションが(たとえば、1つもしく複数の衛星および/または1つもしくは複数のアクセスポイントから受信された十分な数の信号に基づいて)実質的に正確に確認され得るとき、決定されたロケーションに関連する不確実性は低くなり得る(たとえば、実際のロケーションは、たとえば、決定されたロケーションに関連する低い不確実性に対応する±10m、±1m、±0.5mまたは任意の他の値の範囲内にあり得る)。たとえば、決定されたロケーションが不十分な数の遠隔送信機から受信された信号に基づくので、ロケーションの決定された位置の正確性がより低いとき、より大きい不確実性値(たとえば、±100m、±1000m、±10,000mなど)が、決定されたロケーションに関連付けられ得る。いくつかの実施形態では、受信機のロケーションおよび測位エンジンプロセスによって生成されたそれの関連する不確実性データは、内部に受信機の位置が発見され得る何らかの画定された領域(円形、または何らかの規則的もしくは不規則な幾何学的形状)の境界として表され得る。述べたように、いくつかの実施形態では、測位エンジンプロセス310は、粒子フィルタ実装形態を含むことができ、したがって、(たとえば、粒子フィルタによって決定された以前の位置、および/または受信機に結合された1つもしくは複数のセンサーからの測定データなどの補足データに基づいて決定された)受信機の予想ロケーションを表す粒子の雲を生成することができる。粒子雲における予想ロケーションはそれぞれ、それぞれの粒子位置に関連する不確実性を示し得る確率値に関連付けられ得る。
[0081]図3にさらに示すように、決定されたロケーションおよび/または関連する不確実性値315は、追加のデータ、たとえば、ユーザからの言語入力が、ユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるかどうかを決定するように構成されたトリガ検出器プロセス320への入力として提供される。いくつかの実施形態では、トリガ検出器は、ユーザからの言語入力が要求されるかどうかを決定するために、マスター測位エンジンプロセス310によって導出された不確実性データを処理することができる。たとえば、トリガ検出器は、所定の不確実性/誤差しきい値と最初に決定された位置に関連する不確実性データとの比較を実行することができる。不確実性値(または誤差値)が不確実性しきい値を上回る場合、現在知られている決定された/推定された位置に関連する不確実性が高すぎるので、ユーザからの言語入力などの追加入力が取得される必要があるのと決定が行われ得る。したがって、トリガ検出器は、ユーザインターフェース(たとえば、図2の例示的なデバイス200のインターフェース250などのインターフェース)を介して、ユーザにより見ることのできる1つまたは複数の地理的特徴を表す説明データを提供するようユーザに要求するための手順を生じさせること、または開始することができる。
[0082]トリガ検出器プロセス320はまた、以下の状況のうちの1つまたは複数において(言語入力に少なくとも部分的に基づいてロケーション決定を容易にするために)ユーザからの言語入力を要求するための手順を生じさせるように構成され得る。
a)測位エンジンプロセスがそれの測位および不確実性出力を決定する場合に依拠する信号を提供するAP(たとえば、WiFi AP)の数が所定のしきい値よりも小さい(たとえば、3つのAPよりも少ない)とき、
b)高い十分な電力レベルを有する(すなわち、信号のRSSIが所定のしきい値を下回らない)受信機において受信される信号を提供するAPの数が所定のしきい値よりも小さい(たとえば、受信機における対応するRSSIが所定のRSSIしきい値以上である信号を提供する3つのAPよりも少ない)とき、
c)現在の受動または能動走査においてAPを使用して計算された水平精度低下(HDOP)値が所定のしきい値よりも悪いとき。
d)デバイスの慣性センサーに基づく推定である、決定された位置の不確実性領域が大きい(たとえば、それが所定のしきい値を上回る)とき、
e)粒子フィルタ実装形態において、結果として生じる粒子が双峰分布に分割されている、たとえば、粒子の半分が1つの回廊に、もう半分が別の回廊にあるとき、
f)粒子フィルタ実装形態を使用する、粒子雲の分布が一定の特性を有するとき、たとえば、分布の標準偏差が何らかの所定値を上回るとき、粒子の複数のクラスタがあるときなど、および/または
g)導出された粒子によって画定された粒子雲/クラスタの寸法が何らかの寸法しきい値を上回るとき(たとえば、計算された雲直径値が所定のしきい値を上回るとき)。
トリガ検出器プロセス320は、他の状態および状況において言語入力を求める要求をトリガするように構成され得る。
[0083]いくつかの実施形態では、トリガ検出器プロセス320はまた、ユーザのロケーションの位置を決定するために要求される言語説明データの量を決定するように構成され得る。そのような決定は、測位エンジンプロセス310によって出力された決定された位置に関連する位置の不確実性/誤差値に基づき得る。次いでユーザは、言語説明データの決定された要求される量に従って言語説明データを提供するよう促され得る。様々な例示的な状況において要求される言語入力量/レベルのいくつかの例として、以下がある。
a)粒子フィルタ実装形態では、計算された粒子が回廊間で分割される場合、ただ1つのランドマーク入力(ユーザによって提供されるべき1つの地理的特徴)を求める要求が、適切な粒子雲の選定を可能にし、残りの粒子を考慮から除外するために必要とされ得る。
b)信号を受信する受信機についての位置情報を測位エンジンプロセス310が決定する際に依拠する信号を提供するAPの数が少なすぎる(または対応する受信信号が何らかの電力要件しきい値を上回るAPの数が少なすぎる)とき、少なくとも3つのランドマークに対応する言語入力がユーザに対して要求されるべきであるとの決定が行われ得る。
c)現在の推定位置が大きいオープンスペースにあると決定されたとき、4つ以上のランドマークについての言語入力がユーザに対して要求されるべきであるとの決定が行われ得る。
d)測位マスターエンジンプロセス310が方位情報を必要とするとの決定が行われたとき、少なくとも2つの異なる方向(たとえば、2つの反対方向)に現れるランドマークについての言語入力がユーザに対して要求されるべきであるとの決定が行われ得る。
トリガ検出器プロセス320は、他のタイプの状況において、他のルールと手法とを使用して、ロケーション決定に要求される適切な数のランドマークの言語入力を決定するように構成され得る。
[0084]したがって、入力を提供しているユーザが、遠隔送信機から信号を受信している受信機を含むデバイスを操作または携帯している同じユーザである状況では、ユーザにより見ることのできる地理的特徴(たとえば、ランドマーク)は、受信機についての現在決定されているロケーションに関連する不確実性を測位エンジンプロセスが低減することを可能にし得る。たとえば、(たとえば、受信機がただ1つのアクセスポイントから信号を受信することが可能であったため、比較的大きい不確実性が生じるので)受信機のロケーションについて計算された不確実性が±100mである場合、受信機から見ることのできる特徴(たとえば、ショッピングモールに立っているユーザに見える店頭)の説明に対応する言語入力を取得することによって、ユーザが位置し得る予想領域が決定されることがあり、その予想領域は、受信機の現在計算されているロケーションおよび関連する不確実性値によって画定されたエリア内のエリアに対応し得る。言い換えれば、言語入力に基づいて決定された予想領域は、受信機が位置し得る領域をより細かく画定することができ、信号およびセンサー測定データに基づいて計算された不確実性よりも小さい不確実性を有し得る。いくつかの実施形態では、トリガ検出器プロセスは、マスター測位エンジンプロセス310のモジュールとして実装されることがあり、および/または同じデバイス上に格納されることがある(たとえば、測位エンジンプロセス310とトリガ検出器プロセス320の両方は、それぞれ図1および図2のデバイス108またはデバイス200などのモバイルデバイスのモジュール、ソフトウェアおよび/またはハードウェアとして実装され得る)。
[0085]ユーザからの言語入力が必要とされないとの決定が行われた場合、図3の処理は終了することがあり、あるいはマスター位置エンジンプロセス310は、たとえば、(図3に示す矢印316によって示されるように)受信機によって遠隔送信機から受信された信号に基づいて、受信機のロケーション(現在または後続のロケーション)の決定/推定を続けることがある。一方、ユーザからの言語入力がユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるとの決定が行われた場合、その決定に応答して、たとえば、音声ベースおよび/またはテキストベースのユーザインターフェースを介して通信される、そのような入力を提供することを求める要求が(動作325に示すように)ユーザに対して行われ、ランドマーク入力&測位プロセス330が実行される。特に、いくつかの実施形態では、ランドマーク入力&測位プロセス330は、図3の処理を実施しているデバイスを携帯しているユーザまたは図3に示す処理を実行しているデバイスに言語説明データを通信している遠隔に位置するユーザのいずれかであり得るユーザにより見ることのできる、1つまたは複数の地理的特徴(たとえば、ショッピングモールに位置する店頭などのランドマーク)を表す言語説明データを取得することを含み得る。たとえば、いくつかの実施形態では、視覚的合図のユーザの入力が、ユーザにより見ることのできるランドマークのうちの少なくともいくつかのリストおよび/またはそれらのランドマークに関する関係情報として提供され得る。たとえば、ユーザは、言語説明データを提供するように促されると、「私は右側にGAPを見ている」、「左側にApple Store」などの言語説明を提供し得る。そのような言語説明データは、(図2に示す例示的なデバイス200のマイクロフォン/スピーカー252などの)音声ベースのユーザ入力インターフェースによってキャプチャされた音声入力として提供され得る。代替として、ユーザのテキストベースの入力が、音声ベースのデータの代わりに、または音声ベースのデータに加えて使用され得る。
[0086]したがって、ランドマーク入力&測位プロセス330は、ユーザが提供した言語視覚的合図および関係データ(たとえば、粗い幾何学的情報)から、ユーザによって示された地理的特徴を識別/決定するための動作をさらに含み得る。詳細には、プロセス330は、言語入力から、どの地理的特徴が言語入力において指されているか、またどの地理的関係/方向性合図(ある場合)が示されているかを区別および/または認識するように構成される。たとえば、「左側にApple Store」などのユーザ言語入力の場合、プロセス330は、データを提供しているユーザに「Apple store」の地理的特徴が見えることと、「Apple stored」がユーザの左側に位置することとを言語説明が明示していると決定するように構成される。したがって、いくつかの実施形態では、プロセス330は、ユーザからのテキストまたは音声ベースの入力(あるいは他のタイプの非画像ベースのデータ)(そのユーザが、そのようなデータが提供される際に使用されるモバイルデバイスの操作者であるか、ある遠隔にいるユーザであるかを問わない)を分析するための自然言語処理(NLP)エンジンの実装を含み得る。NLPエンジンは、ユーザが提供した入力の内容を分析するための自然言語処理手順および技法を使用して入力データを処理することができる。以下は、実行され得る例示的な動作である。
1)自然言語ユーザインターフェース(LUI)が、ユーザの音声入力またはテキストベースの入力を受信する。
2)音声ベースの入力について発話認識が実行される。
3)ユーザの入力に対し、それを単語に分けるために細分化が実行される。
4)ひいては「私は見ている」、「私たちは気付いている」などのような表現を識別するために、特定の単語または句がどこに現れるかを決定するために、細分化されたユーザ入力が分析される。
5)関心場所(POI)の名前を含む地理的特徴などの重要な単語が識別される。この識別手順は、語彙データベース、たとえば、特定の局所の支援データベースにおけるPOI名のリストに基づき得る。たとえば、ユーザが特定のショッピングモールに位置することが知られている場合、その現場におけるPOIを含むデータベースとユーザの処理された入力が、データベースにおけるPOIのリストとユーザの処理された入力の類似性を評価するために比較され得る。
6)認識されたPOI名に関連する適格な単語/表現、たとえば、様々な特徴間の関係を表す表現が識別される。たとえば、認識されたPOIに対する関係または方位情報を示す「左から」、「右から」、または「左に」、「右に」、または他のそのような表現などの単語/表現が識別される。
[0087]ユーザの言語説明データに含まれる1つまたは複数の地理的特徴を識別すると、プロセス330は、言語入力を提供しているユーザのロケーションについての測位情報を決定するように構成される。たとえば、いくつかの実施形態では、言語説明データ(たとえば、「Apple store」、「gap store」、および/またはユーザにより見ることのできる地理的ランドマークの他のタイプの言語説明)から識別された地理的特徴が(図3の処理を実施するデバイスに以前ダウンロードされていることのある)支援データと比較される。そのような支援データは、ユーザが位置することが知られているエリア中の地理的特徴に関係するデータを含むことができ、これは、そのような地理的特徴のリスト、そのような地理的特徴に対応する測位情報、ならびに/または地理的特徴に対応する地理的方位および/もしくは位置関係を含む。たとえば、いくつかの実施形態では、支援データは、ショッピングモール中の様々な店とそれらの互いの位置関係とを明示するショッピングモールのマップ、ユーザが位置するエリアにおける地理的特徴ならびに地理的特徴の位置および方位情報のデータベースなどを含み得る。したがって、ユーザによって提供された言語説明データから識別された地理的特徴は、言語説明データにおいて識別される地理的特徴のうちの1つまたは複数と支援データに含まれるデータ記録のうちの1つまたは複数との間に一致が存在するかどうかを決定するために、支援データと比較される。述べたように、いくつかの実施形態では、ユーザに見えるランドマークに対応する言語入力に基づく、また支援データ(たとえば、マップデータ)に基づく(たとえば、リアルタイムでの)ユーザの位置の決定が、遠隔サーバと通信する要求されるしに、言語入力を受信したモバイルデバイスにおいてすべて局所的に実行され得る。そのような実施形態では、モバイルデバイスと遠隔サーバとの間におけるあらゆるタイプの通信が一般に回避され、デバイス上にすでに記憶されている支援データ(たとえば、以前ダウンロードされた支援データ)のみが使用され、それにより迅速な位置決定が可能になる。
[0088]ユーザの言語説明データからの特定の地理的特徴が識別されたとき、その地理的特徴に対応する可視性領域が、ひいてはユーザが位置し得る予想ロケーションを画定するために、決定/計算され、可視性マップが生成される。そのような可視性領域は、言語説明データから識別された地理的特徴が見えるすべてのロケーションに対応する。たとえば、図4Aを参照すると、決定された可視性領域を含むショッピングモールについての例示的なマップ400の図が示されている。マップ400上には、この例では、店Nordstromが見えることをユーザが明示した言語説明に応答して決定/計算された可視性領域412および414(マップ上に重ね合わせられた斜線領域として示されている)が示されている。たとえば、ランドマーク入力&測位プロセス330がNLPエンジンを使用して店Nordstromがユーザに見えると決定している場合に依拠している、「私はNordstromを見ている」などの言語説明データをユーザが提供していることがある。これらの予想可視性領域は、図2の例示的なデバイス200のユーザインターフェース250のディスプレイ256などのユーザインターフェース上に表示され得る。図4Dは、たとえば、ユーザに見える地理的特徴に対応する言語説明データに応答して決定された可視性領域が提示されている(図4A〜図4Cのマップ400と同様の)マップを表示しているモバイルデバイスの図である。
[0089]いくつかの実施形態では、たとえば、ユーザのロケーションの位置の決定を容易にするために図4の例示的なマップ400などのマップベースの支援データが使用される実施形態の場合、可視性領域の決定/計算は次のように実行され得る。地理的特徴または関心点(店頭などのPOI)の各々が多角形としてマップ上に表示され得る。多角形は一般に、店頭の入口などのアクセス場所(accessor)を有することになり、2Dマップ中のアクセス場所の相対位置は座標(x,y)として提供される。したがって、例示的なマップ400の店頭多角形の各々は、一意の座標(x,y)に関連付けられることになる。いくつかの実施形態では、マップ中に表される各多角形の方位は、多角形のアクセス場所に最も近い多角形の辺/端の方位であり得る。その多角形の端は一般に、ユーザに見えるランドマーク(地理的特徴)であり得る。可視性領域を計算するために、ユーザによって見られている(また、ユーザが提供した言語説明データに示されている)特定の地理的特徴ランドマークの垂線方向(normal direction)が識別される。ランドマークの垂線方向は、ユーザによって見られている店頭に対応する多角形の辺に垂直である、その多角形の辺から店頭に当接する通路へと延びるベクトルと定義され得る。地理的特徴の正面に当接する通路に存在する格子点が地理的特徴からの見通し線を有するかどうかを決定することによって、可視性領域が(たとえば、リアルタイムで)計算される。述べたように、正面(たとえば、店頭)は、地理的特徴のアクセス場所に最も近い地理的特徴の多角形表現の辺と定義され得る。地理的特徴の正面への見通し線を有するかどうかを決定するために処理される格子点が、所望の測位分解能(たとえば、1フィートごと、1メートルごとなど)に基づいて選定されてよく、それにより、アクセス場所を含む多角形の辺へのサイト線を有するかどうかを決定するためにテストされる必要のあるマップ上の点の数を制限することになる。
[0090]したがって、例示的なマップ400では、言語説明データ「私はNordstromを見ている」に応答して、マップ400中の店Nordstromに対応する多角形410が識別される。図示のように、多角形410は、通路に当接する多角形の辺のうちの2つに、2つのアクセス場所(入口)を含む。斜線領域412および414は、これらの領域によって取り囲まれた格子点が、アクセス場所を含む多角形400の辺への直接見通し線を有する決定された可視性領域である。可視性領域の決定が、測位エンジンプロセス310を通して最初に決定された測位データにも基づき得ることに留意されたい。たとえば、ユーザ(または受信機)が位置し得る初期予想領域を測位エンジンプロセス310が決定した場合(述べたように、そのような初期予想領域は、初期推定ロケーションおよび不確実性領域によって画定され得る)、初期予想領域内に入っている格子点のみが、ユーザによって明示された地理的特徴(ランドマーク)への見通し線を有するかどうかを確認するためにテストされる必要があり得る。したがって、たとえば、図4Aに現れている「x」によって識別される初期推定ロケーションと「x」を中心とする破線の円416によって画定される不確実性領域とを測位エンジンプロセス310が決定した場合、破線の円の内部にある通路の格子点のみが、多角形410の店頭への直接見通し線を有するかどうかを確認するためにテストされる必要がある。その状況では、斜線領域412中の少数の格子点のみがチェックされる必要があり、斜線領域414中の格子点はまったくテストされる必要がない。したがって、測位エンジンプロセス310によって決定された初期推定値を使用することで、ユーザが位置し得る結果的領域を、測位エンジンプロセスによって計算された初期予想領域およびランドマーク入力&測位プロセス330によって計算された可視性領域の交差部(たとえば、重複部分)に低減することができる。
[0091]ユーザによって提供された言語説明データが、ユーザにより見ることのできる追加の地理的特徴についての説明を含むとき、予想ロケーションに対してさらなる制約を課すために追加の説明データが使用され得る。いくつかの実施形態では、たとえば、(たとえば、測位エンジンプロセス310によって決定された不確実性領域が、少なくとも2つの特徴についての説明データを必要とするほど大きいと見なされた場合に)少なくとも2つの地理的特徴についての言語説明データが提供される必要があると(たとえば、トリガ検出器プロセス320を使用して)決定されたときに、ユーザによって明示された第1の地理的特徴についての説明データとともに追加の説明データがユーザによって提供されていることがある。いくつかの実施形態では、追加の地理的特徴についての追加の説明データが必要とされ得るとの決定は、プロセス330によって決定された可視性領域がユーザのロケーションについての十分に正確な測位情報を提供しないとの決定に応答して生じ得る。この決定は、結果的可視性領域、および/または第1の地理的特徴に対してランドマーク入力&測位プロセス330によって実行された処理から生成された他の測位データをトリガ検出器プロセス320に通信することによって実行され得、ユーザのロケーションについての測位情報が十分に正確ではないとのトリガ検出器プロセス320による後続の決定であり得る。代替として、測位情報の正確性の決定は、プロセス330によって行われ得る。
[0092]図4Bは、ユーザによって提供された追加の言語説明データに基づくさらなる処理が実行された後のマップ400の図である。図4Bの例では、ユーザは、表現「私はJ.Jillを見ている」などのさらなる言語説明データを提供していることがある。この言語説明データに応答して、ランドマーク入力&測位プロセス330は、ひいてはユーザに見える別のランドマークであるものとして店J.Jillの地理的特徴を(たとえば、NLP処理に基づいて)識別し、識別された特徴に基づいてユーザのロケーションについての測位情報を決定する、たとえば、この地理的特徴に対応する可視性領域を決定するために、上述の処理と同様の処理を実行していることがある。したがって、追加の言語説明データに基づいて、言語説明データで明示された記憶されたJ.Jillに対応する多角形として多角形420が識別され、この地理的特徴について可視性領域422が決定/計算される。ユーザがNordstromとJ.Jillの両店を見ていることを示しているので、可視性領域414および422の交差部である結果的可視性領域430が、NordstromとJ.Jillの両ランドマーク(POI)への直接見通し線を有する格子点を含む領域を表すために計算される。
[0093]要求される場合、ユーザは、ユーザの予想ロケーションに対応する結果的領域を徐々に精緻化するために、追加の言語説明データを(自発的に、または促されたことに応答して)提供することができる。一方、ユーザからの追加の言語入力がないときには、ユーザのロケーションの最終推定位置は、いくつかの実施形態では、ユーザによって提供された言語入力から識別された地理的特徴について決定された可視性領域から生じる任意の重複エリアの中心であり得る(たとえば、図4Cに示すように、点440は、ユーザのロケーションの最終推定位置であると決定される)。
[0094]ランドマーク入力&測位プロセス330を通してユーザの位置が決定/計算されると、決定された位置は、マスター測位エンジンプロセス310に提供され得る。次いで測位エンジンプロセス310は、プロセス330から決定された位置を、後続の位置を決定/推定/追跡する目的で、それの現在の位置として使用することができる(たとえば、プロセス330の結果として生じる出力は、図3の動作335によって示されるように、マスター測位エンジンプロセス310によって使用される現在の位置をリセットするために使用され得る)。
[0095]述べたように、図3に示す処理300は、いくつかの実装形態では、ユーザのロケーションを決定するための要求を示す言語表現を、モバイルデバイス(たとえば、図3の処理を実施し得る、図2のデバイス200などのモバイルデバイス)において受信された言語データから識別するように構成されたバックグラウンドキーワード検出器プロセス340を含むこともできる。いくつかの実施形態では、ユーザの位置を決定することを求めるユーザの要求を示す言語データは、「私はどこにいるか?」、「私はValley Fairのどこにいるか?」、「私は道に迷っている」、またはユーザの位置を決定するための要求を示す任意の他の適切な言葉などの言語表現を含み得る。キーワード検出器プロセス340は、ランドマーク入力&測位プロセス330の発話認識動作と同様の方法で実施されてよく、したがって、ユーザによって提供された言語入力に対して実行されるNLPタイプの処理を含み得る。そのようなNLPタイプの処理は、自然言語ユーザインターフェースにおいて受信された音声ベースの入力に対して発話認識を実行することと、ユーザの入力を、それを単語に分けるために細分化することと、細分化されたユーザ入力を、受信された入力の言語的意味を決定するために分析することとを含み得る。
[0096]ユーザが自らの位置を決定することを望んでいると決定すると、マスター測位エンジンプロセス310によって実行される処理は、たとえば、遠隔送信機から受信されたシグナリング、センサーの測定値などに基づいて、ユーザの位置の決定を開始することができる。述べたように、推定位置に関連する不確実性が高すぎると見なされる状況では、たとえば、ひいてはユーザの位置の決定を容易にするために、ユーザの現在のロケーションから見ることのできるランドマークのリスティングを含み得る言語説明データを求めるプロンプトをユーザに提供することによって、ユーザの言語入力を要求する決定が行われ得る。
[0097]本明細書で説明するロケーション決定動作に関するさらなる詳細が、例示的なロケーション決定手順500のフローチャートを示す図5を次に参照して提供される。手順500は、ユーザからの言語入力がユーザのロケーションの位置を決定するために要求される要求されるかどうかを決定すること510を含む。たとえば、いくつかの実施形態では、ユーザの測位は最初に、受信機で受信された遠隔送信機(WLAN AP、WWAN AP、衛星送信機など)からの信号、センサーの測定値などに基づいて(たとえば、図3に示す測位エンジンプロセス310などのプロセスを介して)決定され得る。初期測定が十分に正確ではないと見なされた場合、ユーザからの言語入力がユーザの位置決定を容易にするために要求されるとの決定が行われ得る。そうでない場合、手順500は終了することができ、(測位エンジンプロセス310を介したロケーション決定を含む)通常の動作が継続し得る。
[0098]ユーザからの言語入力がユーザのロケーションの位置を決定するために要求されると決定されると、ユーザにより見ることのできる1つまたは複数の地理的特徴(たとえば、ユーザの現在のロケーションからユーザに見える店頭表示などのランドマーク)を表す言語説明データが、モバイルデバイスにおいて取得される520。たとえば、いくつかの実施形態では、ユーザに見えるランドマークの言語入力が要求されることをユーザに示すプロンプトが生成され、モバイルデバイス上の出力ユーザインターフェースに出力される。(たとえば、デバイスのスクリーンに出力される視覚的指示、テキスト音声生成器(text-to-voice generator)を使用して生成され、モバイルデバイスのスピーカーに出力される音声プロンプトなど)。出力されたプロンプトに応答して、ユーザは、ユーザが現在見ているランドマークを表す言語説明データを、ユーザ入力インターフェース(たとえば、書く形でそのような言語説明データを入力するためのキーボード、ユーザによって作られた音声の言葉をキャプチャするためのマイクロフォンなど)を介して提供し得る。位置が決定される必要のあるユーザが、手順500が実施され得るデバイスから遠く離れている状況では、そのユーザは、言語入力を別のデバイスから、その他の遠隔デバイスと手順500が実施されるデバイスとの間で確立された通信リンクを介して通信することができる。
[0099]言語説明データを取得すると、ユーザから取得された言語説明データに含まれる1つまたは複数の地理的特徴が、モバイルデバイスにおいて識別される530。述べたように、いくつかの実施形態では、ユーザによって言語説明データにおいて説明されている地理的特徴の内容の識別が、手順500が実行されるモバイルデバイスにおいて実施される自然言語処理動作を介して実行される。そのような動作は、発話認識動作、ユーザの入力の、入力を単語に分けるための細分化、および細分化されたユーザ入力の、受信された入力の言語的意味を決定するための分析などを含み得る。
[00100]ユーザから取得された言語説明データに含まれる1つまたは複数の地理的特徴を識別すると、識別された1つまたは複数の地理的特徴に少なくとも部分的に基づいて、ユーザのロケーションについての測位情報が決定される540。たとえば、述べたように、いくつかの実施形態では、識別された1つまたは複数の地理的特徴は、デバイスにダウンロードされた支援データについてのデータ記録、たとえば、ユーザが位置することが知られているエリアのマップと比較およびマッチングされ得る。1つまたは複数の地理的特徴に対応する支援データに含まれる測位情報に基づいて、ユーザのロケーションの近似的または正確な位置が決定され得る。たとえば、言語説明データに含まれる1つまたは複数の地理的特徴は、モバイルデバイス上に記憶されたマップ支援データ中の1つまたは複数のロケーションとマッチングされ得る。支援データに含まれる測位情報は、ユーザが位置し得る予想位置を画定する可視性マップを決定するために使用され得る。そのような可視性マップは、言語説明データに対応する可視性領域を含み得る。ユーザが提供した言語説明データに含まれる地理的特徴が受信されると、追加的に受信された地理的特徴が可視性マップ中の可視性領域に対するより多くの制約をもたらすので、結果として生じる可視性マップは徐々により精緻化され得る。
[00101]言語入力がユーザのロケーションを決定するために要求されるかどうかを決定する、および(ユーザが提供した言語入力を用いて、または用いずに)ユーザのロケーションの位置を決定するための手順を実行することは、プロセッサベースのコンピューティングシステムによって容易にされ得る。図6を参照すると、例示的なコンピューティングシステム600の概略図が示されている。コンピューティングシステム600は、たとえば、それぞれ図1および図2のデバイス108およびデバイス200などのハンドヘルドモバイルデバイス中に格納され得る。コンピューティングシステム600は、中央処理装置612を通常含む、パーソナルコンピュータ、専用のコンピューティングデバイスなどのような、プロセッサベースのデバイス610を含む。CPU612に加えて、システムは、メインメモリと、キャッシュメモリと、バスインターフェース回路(図示せず)とを含む。プロセッサベースのデバイス610は、コンピュータシステムに関連するハードドライブおよび/またはフラッシュドライブのような、大容量記憶デバイス614を含み得る。コンピューティングシステム600はさらに、ユーザがアクセスできる場所(たとえば、モバイルデバイスのスクリーン)に配置され得る、キーボードまたはキーパッド616と、モニタ620、たとえばCRT(陰極線管)またはLCD(液晶ディスプレイ)モニタとを含み得る。
[00102]プロセッサベースのデバイス610は、たとえば、ユーザからの言語入力が、ユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるかどうか(および/もしくはどの程度要求されるか)を決定するための、ならびに/またはそのような言語入力(たとえば、ユーザの現在のロケーションからユーザにより見ることのできる地理的特徴を表す言語説明データなどの入力)の使用により、もしくは使用によらずにユーザのロケーションについての測位情報を決定するための手順を実施するように構成される。したがって、大容量記憶デバイス614は、プロセッサベースのデバイス610上で実行されたときに、プロセッサベースのデバイスに上述の手順の実施を容易にする動作を実行させるコンピュータプログラム製品を含み得る。プロセッサベースのデバイスはさらに、入力/出力機能を可能にするための、周辺デバイスを含み得る。そのような周辺デバイスは、たとえば、接続されたシステムへの関連するコンテンツのダウンロードのための、CD−ROMドライブおよび/またはフラッシュドライブ、またはネットワーク接続を含み得る。そのような周辺デバイスはまた、それぞれのシステム/デバイスの一般的な動作を可能にするためのコンピュータ命令を含むソフトウェアをダウンロードするために使用され得る。代替的に、および/または加えて、いくつかの実施形態では、専用の論理回路、たとえば、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、DSPプロセッサ、またはASIC(特定用途向け集積回路)が、コンピューティングシステム600の実装形態において使用され得る。プロセッサベースのデバイス610とともに含まれ得る他のモジュールは、スピーカー、サウンドカード、ポインティングデバイス、たとえばマウスまたはトラックボールであり、ユーザはこれらによって、コンピューティングシステム600に入力を与えることができる。プロセッサベースのデバイス610は、オペレーティングシステムを含み得る。
[00103]コンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーションまたはコードとしても知られる)は、プログラム可能なプロセッサのための機械命令を含み、高水準手続き型言語および/もしくはオブジェクト指向プログラミング言語で、ならびに/またはアセンブリ言語/機械語で実装され得る。本明細書で使用する「機械可読媒体」という用語は、機械命令を機械可読信号として受信する非一時的機械可読媒体を含む、機械命令および/またはデータをプログラマブルプロセッサに与えるために使用される任意の非一時的コンピュータプログラム製品、装置および/またはデバイス(たとえば、磁気ディスク、光ディスク、メモリ、プログラマブル論理デバイス(PLD))を指し得る。
[00104]メモリは、処理ユニットの内部または処理ユニットの外部に実装され得る。本明細書で使用する「メモリ」という用語は、長期メモリ、短期メモリ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、または他のメモリのいずれかのタイプを指し、メモリの特定のタイプまたはメモリの数、あるいはメモリが記憶される記憶媒体のタイプに限定されるべきではない。
[00105]機能は、ファームウェアおよび/またはソフトウェアで実装される場合、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶され得る。例としては、データ構造で符号化されたコンピュータ可読媒体、およびコンピュータプログラムで符号化されたコンピュータ可読媒体がある。コンピュータ可読媒体は物理的コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMもしくは他の光ディスク(disk)ストレージ、磁気ディスク(disk)ストレージ、半導体ストレージ、または他の記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備えてよく、本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[00106]コンピュータ可読媒体上での記憶に加えて、命令および/またはデータは、通信装置中に含まれる伝送媒体上の信号として与えられ得る。たとえば、通信装置は、命令とデータとを示す信号を受信するトランシーバを含み得る。命令およびデータは、1つまたは複数の処理ユニットに、特許請求の範囲で概説する機能を実装させるように構成される。すなわち、通信装置は、開示された機能を実行するための情報を示す信号をもつ伝送媒体を含む。初めに、通信装置中に含まれる伝送媒体は、開示された機能を実行するための情報の第1の部分を含んでよく、次に、通信装置中に含まれる伝送媒体は、開示された機能を実行するための情報の第2の部分を含んでよい。
[00107]特定の実施形態が本明細書で詳しく開示されたが、これは説明のために例として行われたにすぎず、以下の添付の特許請求の範囲を限定することは意図されない。具体的には、様々な置換、変更、および修正が、特許請求の範囲によって定義される本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく行われ得ると考えられる。他の態様、利点、および修正は、以下の特許請求の範囲内にあるものと考えられる。提示される特許請求の範囲は、本明細書で開示された実施形態および特徴を表すものである。特許請求されない他の実施形態および機能も考えられる。したがって、他の実施形態が、以下の特許請求の範囲内にある。
[00107]特定の実施形態が本明細書で詳しく開示されたが、これは説明のために例として行われたにすぎず、以下の添付の特許請求の範囲を限定することは意図されない。具体的には、様々な置換、変更、および修正が、特許請求の範囲によって定義される本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく行われ得ると考えられる。他の態様、利点、および修正は、以下の特許請求の範囲内にあるものと考えられる。提示される特許請求の範囲は、本明細書で開示された実施形態および特徴を表すものである。特許請求されない他の実施形態および機能も考えられる。したがって、他の実施形態が、以下の特許請求の範囲内にある。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ユーザからの言語入力が前記ユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるかどうかをモバイルデバイスにおいて決定することと、
前記ユーザからの前記言語入力が前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求されるとの決定に応答して、
前記ユーザの前記ロケーションから前記ユーザにより見ることのできる1つまたは複数の地理的特徴を表す言語説明データを前記モバイルデバイスにおいて取得することと、
前記取得された言語説明データから前記1つ又は複数の地理的特徴を前記モバイルデバイスにおいて識別することと、
前記言語説明データから識別された前記1つまたは複数の地理的特徴に、少なくとも部分的に、基づいて、前記ユーザの前記ロケーションについての測位情報を、前記モバイルデバイスにおいて、決定することと
を備える方法。
[C2]
前記ユーザの前記ロケーションを決定するための要求を示す言語表現を前記モバイルデバイスにおいて受信された言語データから識別することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記ユーザの前記ロケーションについての前記測位情報を決定することは、
前記モバイルデバイスにおいて記憶された支援データと、前記識別された1つまたは複数の地理的特徴のうちの少なくとも1つを比較することを備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記支援データは、1つもしくは複数の地理的エリアで利用可能な地理的特徴、前記地理的特徴についての測位情報、または前記地理的特徴の地理的方位のうちの1つまたは複数を含む、C3に記載の方法。
[C5]
前記言語説明データは、テキストベースの説明データ、または音声ベースの説明データのうちの1つまたは複数を備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記1つまたは複数の地理的特徴を識別することは、
前記言語説明データとともに含まれる少なくとも1つの言語表現を識別することを備え、前記少なくとも1つの言語表現は、前記言語説明データに前記1つまたは複数の地理的特徴が含まれることを示す、C1に記載の方法。
[C7]
前記1つまたは複数の地理的特徴を表す前記言語説明データを取得することは、
前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するための前記言語入力が要求されるとの前記決定に応答して、前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すことと、
前記1つまたは複数の地理的特徴を表す前記言語説明データを前記ユーザから受信することと
を備える、C1に記載の方法。
[C8]
前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すことは、
前記ユーザの前記ロケーションについての初期位置決定に関連する位置の不確実性に基づいて、前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求される要求される前記言語説明データの量を決定することと、
前記言語説明データの前記決定された要求される要求される量に従って前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すこととを備える、C7に記載の方法。
[C9]
前記言語説明データは、前記地理的ロケーションから見ることのできる前記1つまたは複数の地理的特徴、あるいは前記1つまたは複数の地理的特徴のうちの少なくとも1つと前記1つまたは複数の地理的特徴のうちの別のものとの間の関係、のうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の方法。
[C10]
前記ユーザの前記ロケーションについての前記測位情報を決定することは、
前記ユーザの前記ロケーションが位置し得る1つまたは複数の可視性領域を識別することと、
前記ユーザの前記ロケーションに対応する追加的に受信されたデータに基づいて、前記識別された1つまたは複数の可視性領域を徐々に精緻化することとを備える、C1に記載の方法。
[C11]
前記ユーザからの言語入力が前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求されるかどうかを決定することは、
前記ユーザの前記ロケーションについての初期ロケーション推定値に関連する不確実性に基づいて、前記ユーザからの言語入力が要求されるかどうかを決定することを備える、C1に記載の方法。
[C12]
1つもしくは複数の遠隔送信機から受信された信号、または前記モバイルデバイスの1つもしくは複数のセンサーによって実行された測定から取得されたデータ、のうちの1つまたは複数に基づいて、前記初期ロケーション推定値を決定することをさらに備える、C11に記載の方法。
[C13]
前記ユーザからの言語入力が、前記ユーザの前記ロケーションについての前記初期ロケーション推定値に関連する前記不確実性に基づいて要求されるかどうかを決定することは、
前記初期ロケーション推定値を決定するための信号が、そこから受信されるアクセスポイントの数が所定のアクセスポイントしきい値よりも小さいかどうかを決定すること、
前記信号がそこから受信される前記アクセスポイントを使用して計算された水平精度低下(HDOP)値が所定のHDOPしきい値よりも悪いかどうかを決定すること、
前記モバイルデバイスの1つもしくは複数の慣性センサーからのデータに基づいて計算された、前記初期ロケーション推定値に関連する、不確実性領域が所定の不確実性領域しきい値を上回るかどうかを決定すること、または
前記初期ロケーション推定値を決定するために粒子フィルタを使用して計算された粒子が双峰分布に分割されているかどうかを決定することのうちの1つまたは複数を備える、C11に記載の方法。
[C14]
前記取得された言語説明データから前記地理的特徴のうちの前記1つまたは複数を前記モバイルデバイスにおいて識別することは、
前記1つまたは複数の地理的特徴を識別するために、前記取得された言語説明データに自然言語処理(NLP)を適用することを備える、C1に記載の方法。
[C15]
1つまたは複数のプロセッサと、及び
1つまたは複数のプロセッサ上で実行されたときに、コンピュータ命令を備える記憶媒体と、を備えるモバイルデバイスであって、
ユーザからの言語入力が前記ユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるかどうかを前記モバイルデバイスにおいて決定することと、及び
前記ユーザからの前記言語入力が前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求されるとの決定に応答して、
前記ユーザの前記ロケーションから前記ユーザにより見ることのできる1つまたは複数の地理的特徴を表す言語説明データを前記モバイルデバイスにおいて取得することと、
前記取得された言語説明データから前記地理的特徴のうちの前記1つまたは複数を前記モバイルデバイスにおいて識別することと、及び
前記言語説明データから識別された前記1つまたは複数の地理的特徴に、少なくとも部分的に、基づいて前記ユーザの前記ロケーションについての測位情報を、前記モバイルデバイスにおいて、決定することと、を備える動作を生じさせる、前記モバイルデバイス。
[C16]
前記命令は、
前記ユーザの前記ロケーションを決定するための要求を示す言語表現を、前記モバイルデバイスにおいて受信された言語データから識別することを備えるさらなる動作を生じさせる、
C15に記載のデバイス。
[C17]
前記ユーザの前記ロケーションについての前記測位情報を決定することは、
前記モバイルデバイスにおいて記憶された支援データと、前記識別された1つまたは複数の地理的特徴のうちの少なくとも1つを比較すること、
を備える、C15に記載のデバイス。
[C18]
前記支援データは、1つもしくは複数の地理的エリアで利用可能な地理的特徴、前記地理的特徴についての測位情報、または前記地理的特徴の地理的方位、のうちの1つまたは複数を含む、C17に記載のデバイス。
[C19]
前記言語説明データは、テキストベースの説明データ、または音声ベースの説明データのうちの1つまたは複数を備える、C15に記載のデバイス。
[C20]
前記1つまたは複数の地理的特徴を識別することは、
前記言語説明データとともに含まれる少なくとも1つの言語表現を識別することを備え、前記少なくとも1つの言語表現は、前記言語説明データに前記1つまたは複数の地理的特徴が含まれることを示す、C15に記載のデバイス。
[C21]
前記1つまたは複数の地理的特徴を表す前記言語説明データを取得することは、
前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するための前記言語入力が要求されることの前記決定に応答して、前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すことと、
前記1つまたは複数の地理的特徴を表す前記言語説明データを前記ユーザから受信することと
を備える、C15に記載のデバイス。
[C22]
前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すことは、
前記ユーザの前記ロケーションについての初期位置決定に関連する位置の不確実性に基づいて、前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求される前記言語説明データの量を決定することと、
前記言語説明データの前記決定された要求される量に従って前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すこととを備える、C21に記載のデバイス。
[C23]
前記言語説明データは、前記地理的ロケーションから見ることのできる前記1つまたは複数の地理的特徴と、あるいは前記1つまたは複数の地理的特徴のうちの少なくとも1つと前記1つまたは複数の地理的特徴のうちの別のものとの間の関係のうちの少なくとも1つ、を備える、C15に記載のデバイス。
[C24]
前記ユーザの前記ロケーションについての前記測位情報を決定することは、
前記ユーザの前記ロケーションが位置し得る1つまたは複数の可視性領域を識別することと、
前記ユーザの前記ロケーションに対応する追加的に受信されたデータに基づいて、前記識別された1つまたは複数の可視性領域を徐々に精緻化することと、を備える、C15に記載のデバイス。
[C25]
前記ユーザからの言語入力が前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求されるかどうかを決定することが、
前記ユーザからの言語入力が要求されるかどうかを、前記ユーザの前記ロケーションについての初期ロケーション推定値に関連する不確実性に基づいて、決定すること、を備える、C15に記載のデバイス。
[C26]
前記命令が、
1つもしくは複数の遠隔送信機から受信された複数の信号と、または前記モバイルデバイスの1つもしくは複数のセンサーによって実行された測定から取得されたデータとの、うちの1つまたは複数に基づいて、前記初期ロケーション推定値を決定すること、を備えるさらなる動作を生じさせる、C25に記載のデバイス。
[C27]
前記ユーザからの言語入力が要求されるかどうかを、前記ユーザの前記ロケーションについての前記初期ロケーション推定値に関連する前記不確実性に基づいて決定することは、
前記初期ロケーション推定値を決定するための信号がそこから受信されるアクセスポイントの数が所定のアクセスポイントしきい値よりも小さいかどうかを決定すること、
前記信号がそこから受信される前記アクセスポイントを使用して計算された水平精度低下(HDOP)値が所定のHDOPしきい値よりも悪いかどうかを決定すること、
前記モバイルデバイスの1つもしくは複数の慣性センサーからのデータに基づいて計算された、前記初期ロケーション推定値に関連する、不確実性領域が所定の不確実性領域しきい値を上回るかどうかを決定すること、または
前記初期ロケーション推定値を決定するために粒子フィルタを使用して計算された複数の粒子が双峰分布に分割されているかどうかを決定すること、
のうちの1つまたは複数を備える、C25に記載のデバイス。
[C28]
前記取得された言語説明データから前記地理的特徴のうちの前記1つまたは複数を前記モバイルデバイスにおいて識別することは、
前記1つまたは複数の地理的特徴を識別するために、前記取得された言語説明データに自然言語処理(NLP)を適用すること、
を備える、C15に記載のデバイス。
[C29]
ユーザからの言語入力が前記ユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるかどうかをモバイルデバイスにおいて決定するための手段と、
前記ユーザからの前記言語入力が前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求されるとの決定に応答して使用される、手段と、
前記ユーザの前記ロケーションから前記ユーザにより見ることのできる1つまたは複数の地理的特徴を表す言語説明データを前記モバイルデバイスにおいて取得するための手段と、
前記取得された言語説明データから前記地理的特徴のうちの前記1つまたは複数を前記モバイルデバイスにおいて識別するための手段と、
前記言語説明データから識別された前記1つまたは複数の地理的特徴に、少なくとも部分的、に基づいて前記ユーザの前記ロケーションについての測位情報を、前記モバイルデバイスにおいて、決定するための手段とを備える手段とを備える装置。
[C30]
前記ユーザの前記ロケーションを決定するための要求を示す言語表現を、前記モバイルデバイスにおいて受信された言語データから識別するための手段をさらに備える、C29に記載の装置。
[C31]
前記ユーザの前記ロケーションについての前記測位情報を決定するための前記手段が、
前記モバイルデバイスにおいて記憶された支援データと、前記識別された1つまたは複数の地理的特徴のうちの少なくとも1つを比較するための手段を備える、C29に記載の装置。
[C32]
前記支援データが、1つもしくは複数の地理的エリアで利用可能な地理的特徴と、前記地理的特徴についての測位情報と、または前記地理的特徴の地理的方位と、のうちの1つまたは複数を含む、C31に記載の装置。
[C33]
前記言語説明データが、テキストベースの説明データと、または音声ベースの説明データのうちの1つまたは複数を備える、C29に記載の装置。
[C34]
前記1つまたは複数の地理的特徴を識別するための前記手段が、
前記言語説明データとともに含まれる少なくとも1つの言語表現を識別するための手段を備え、前記少なくとも1つの言語表現は、前記言語説明データ中に前記1つまたは複数の地理的特徴が含まれることを示す、C29に記載の装置。
[C35]
前記1つまたは複数の地理的特徴を表す前記言語説明データを取得するための前記手段が、
前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するための前記言語入力が要求されるとの前記決定に応答して、前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すための手段と、
前記1つまたは複数の地理的特徴を表す前記言語説明データを前記ユーザから受信するための手段と
を備える、C29に記載の装置。
[C36]
前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すための前記手段が、
前記ユーザの前記ロケーションについての初期位置決定に関連する位置の不確実性に基づいて、前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求される前記言語説明データの量を決定するための手段と、
前記言語説明データの前記決定された要求される量に従って前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すための手段と、
を備える、C35に記載の装置。
[C37]
前記言語説明データが、前記地理的ロケーションから見ることのできる前記1つまたは複数の地理的特徴と、あるいは前記1つまたは複数の地理的特徴のうちの少なくとも1つと前記1つまたは複数の地理的特徴のうちの別のものとの間の関係と、の内の少なくとも1つを備える、C29に記載の装置。
[C38]
前記ユーザの前記ロケーションについての前記測位情報を決定するための前記手段が、
前記ユーザの前記ロケーションが位置し得る1つまたは複数の可視性領域を識別するための手段と、
前記ユーザの前記ロケーションに対応する追加的に受信されたデータに基づいて、前記識別された1つまたは複数の可視性領域を徐々に精緻化するための手段と、
を備える、C29に記載の装置。
[C39]
前記ユーザからの言語入力が前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求されるかどうかを決定するための前記手段が、
前記ユーザからの言語入力が、前記ユーザの前記ロケーションについての初期ロケーション推定値に関連する不確実性に基づいて、要求されるかどうかを決定するための手段、
を備える、C29に記載の装置。
[C40]
1つもしくは複数の遠隔送信機から受信された信号、または前記モバイルデバイスの1つもしくは複数のセンサーによって実行された測定から取得されたデータのうちの1つまたは複数に基づいて、前記初期ロケーション推定値を決定するための手段、をさらに備える、C39に記載の装置。
[C41]
前記ユーザからの言語入力が、前記ユーザの前記ロケーションについての前記初期ロケーション推定値に関連する前記不確実性に基づいて、要求されるかどうかを決定するための前記手段は、
前記初期ロケーション推定値を決定するための複数の信号が、そこから受信されるアクセスポイントの数が所定のアクセスポイントしきい値よりも小さいかどうかを決定するための手段、
前記信号がそこから受信される前記アクセスポイントを使用して計算された水平精度低下(HDOP)値が所定のHDOPしきい値よりも悪いかどうかを決定するための手段、
前記モバイルデバイスの1つもしくは複数の慣性センサーからのデータに基づいて計算された、前記初期ロケーション推定値に関連する、不確実性領域が所定の不確実性領域しきい値を上回るかどうかを決定するための手段、または
前記初期ロケーション推定値を決定するために粒子フィルタを使用して計算された複数の粒子が双峰分布に分割されているかどうかを決定するための手段のうちの1つまたは複数を備える、C39に記載の装置。
[C42]
前記取得された言語説明データから前記地理的特徴のうちの前記1つまたは複数を前記モバイルデバイスにおいて識別するための前記手段が、
前記1つまたは複数の地理的特徴を識別するために、前記取得された言語説明データに自然言語処理(NLP)を適用するための手段、
を備える、C29に記載の装置。
[C43]
実行されたときに、
ユーザからの言語入力が前記ユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるかどうかをモバイルデバイスにおいて決定することと、
前記ユーザからの言語入力が前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求されるとの決定に応答して、
前記ユーザの前記ロケーションから前記ユーザにより見ることのできる1つまたは複数の地理的特徴を表す言語説明データを前記モバイルデバイスにおいて取得することと、
前記取得された言語説明データから前記地理的特徴のうちの前記1つまたは複数を前記モバイルデバイスにおいて識別することと、および
前記言語説明データから識別された前記1つまたは複数の地理的特徴に、少なくとも部分的に、基づいて、前記ユーザの前記ロケーションについての測位情報を、前記モバイルデバイスにおいて、決定することと
を備える動作を生じさせる、プロセッサ上で実行可能な命令のセットによりプログラムされたプロセッサ可読媒体。
[C44]
前記命令は、
前記ユーザの前記ロケーションを決定するための要求を示す言語表現を、前記モバイルデバイスにおいて受信された言語データから識別すること、
を備えるさらなる動作を生じさせる、C43に記載のプロセッサ可読媒体。
[C45]
前記ユーザの前記ロケーションについての前記測位情報を決定することが、
前記モバイルデバイスにおいて記憶された支援データと、前記識別された1つまたは複数の地理的特徴のうちの少なくとも1つを比較すること、
を備える、C43に記載のプロセッサ可読媒体。
[C46]
前記支援データは、1つもしくは複数の地理的エリアで利用可能な複数の地理的特徴と、前記地理的特徴についての測位情報と、または前記複数の地理的特徴の地理的方位の、うちの1つまたは複数を含む、C45に記載のプロセッサ可読媒体。
[C47]
前記言語説明データは、テキストベースの説明データ、または音声ベースの説明データのうちの1つまたは複数を備える、C43に記載のプロセッサ可読媒体。
[C48]
前記1つまたは複数の地理的特徴を識別することが、
前記言語説明データとともに含まれる少なくとも1つの言語表現を識別することを備え、前記少なくとも1つの言語表現は、前記言語説明データ中に前記1つまたは複数の地理的特徴が含まれることを示す、C43に記載のプロセッサ可読媒体。
[C49]
前記1つまたは複数の地理的特徴を表す前記言語説明データを取得することが、
前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するための前記言語入力が要求されるとの前記決定に応答して、前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すことと、および
前記1つまたは複数の地理的特徴を表す前記言語説明データを前記ユーザから受信することと、を備える、C43に記載のプロセッサ可読媒体。
[C50]
前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すことが、
前記ユーザの前記ロケーションについての初期位置決定に関連する位置の不確実性に基づいて、前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求される前記言語説明データの量を決定することと、および
前記言語説明データの前記決定された要求される量に従って前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すことと、を備える、C49に記載のプロセッサ可読媒体。
[C51]
前記言語説明データが、前記地理的ロケーションから見ることのできる前記1つまたは複数の地理的特徴、あるいは前記1つまたは複数の地理的特徴のうちの少なくとも1つと前記1つまたは複数の地理的特徴のうちの別のもの、との間の関係のうちの少なくとも1つを備える、C43に記載のプロセッサ可読媒体。
[C52]
前記ユーザの前記ロケーションについての前記測位情報を決定することが、
前記ユーザの前記ロケーションが位置し得る1つまたは複数の可視性領域を識別することと、
前記ユーザの前記ロケーションに対応する追加的に受信されたデータに基づいて、前記識別された1つまたは複数の可視性領域を徐々に精緻化することと、
を備える、C43に記載のプロセッサ可読媒体。
[C53]
前記ユーザからの言語入力が前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求されるかどうかを決定することが、
前記ユーザからの言語入力が、前記ユーザの前記ロケーションについての初期ロケーション推定値に関連する不確実性に基づいて要求されるかどうかを決定すること、
を備える、C43に記載のプロセッサ可読媒体。
[C54]
前記命令は、
1つもしくは複数の遠隔送信機から受信された信号、または前記モバイルデバイスの1つもしくは複数のセンサーによって実行された測定から取得されたデータのうちの1つまたは複数に基づいて、前記初期ロケーション推定値を決定すること、を備えるさらなる動作を生じさせる、C53に記載のプロセッサ可読媒体。
[C55]
前記ユーザからの言語入力が、前記ユーザの前記ロケーションについての前記初期ロケーション推定値に関連する前記不確実性に基づいて、要求されるかどうかを決定することが、
前記初期ロケーション推定値を決定するための複数の信号がそこから受信されるアクセスポイントの数が、所定のアクセスポイントしきい値よりも小さいかどうかを決定すること、
前記複数の信号がそこから受信される前記アクセスポイントを使用して計算された水平精度低下(HDOP)値が、所定のHDOPしきい値よりも悪いかどうかを決定すること、
前記モバイルデバイスの1つもしくは複数の慣性センサーからのデータに基づいて計算された、前記初期ロケーション推定値に関連する、不確実性領域が所定の不確実性領域しきい値を上回るかどうかを決定すること、または
前記初期ロケーション推定値を決定するために粒子フィルタを使用して計算された複数の粒子が双峰分布に分割されているかどうかを決定すること、のうちの1つまたは複数を備える、C53に記載のプロセッサ可読媒体。
[C56]
前記取得された言語説明データから前記地理的特徴の前記1つまたは複数を前記モバイルデバイスにおいて識別することが、
前記1つまたは複数の地理的特徴を識別するために、前記取得された言語説明データに自然言語処理(NLP)を適用すること、
を備える、C43に記載のプロセッサ可読媒体。

Claims (56)

  1. ユーザからの言語入力が前記ユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるかどうかをモバイルデバイスにおいて決定することと、
    前記ユーザからの前記言語入力が前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求されるとの決定に応答して、
    前記ユーザの前記ロケーションから前記ユーザにより見ることのできる1つまたは複数の地理的特徴を表す言語説明データを前記モバイルデバイスにおいて取得することと、
    前記取得された言語説明データから前記1つ又は複数の地理的特徴を前記モバイルデバイスにおいて識別することと、
    前記言語説明データから識別された前記1つまたは複数の地理的特徴に、少なくとも部分的に、基づいて、前記ユーザの前記ロケーションについての測位情報を、前記モバイルデバイスにおいて、決定することと
    を備える方法。
  2. 前記ユーザの前記ロケーションを決定するための要求を示す言語表現を前記モバイルデバイスにおいて受信された言語データから識別すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユーザの前記ロケーションについての前記測位情報を決定することは、
    前記モバイルデバイスにおいて記憶された支援データと、前記識別された1つまたは複数の地理的特徴のうちの少なくとも1つを比較すること
    を備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記支援データは、1つもしくは複数の地理的エリアで利用可能な地理的特徴、前記地理的特徴についての測位情報、または前記地理的特徴の地理的方位のうちの1つまたは複数を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記言語説明データは、テキストベースの説明データ、または音声ベースの説明データのうちの1つまたは複数を備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記1つまたは複数の地理的特徴を識別することは、
    前記言語説明データとともに含まれる少なくとも1つの言語表現を識別することを備え、前記少なくとも1つの言語表現は、前記言語説明データに前記1つまたは複数の地理的特徴が含まれることを示す、請求項1に記載の方法。
  7. 前記1つまたは複数の地理的特徴を表す前記言語説明データを取得することは、
    前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するための前記言語入力が要求されるとの前記決定に応答して、前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すことと、
    前記1つまたは複数の地理的特徴を表す前記言語説明データを前記ユーザから受信することと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すことは、
    前記ユーザの前記ロケーションについての初期位置決定に関連する位置の不確実性に基づいて、前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求される要求される前記言語説明データの量を決定することと、
    前記言語説明データの前記決定された要求される要求される量に従って前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すことと
    を備える、請求項7に記載の方法。
  9. 前記言語説明データは、前記地理的ロケーションから見ることのできる前記1つまたは複数の地理的特徴、あるいは前記1つまたは複数の地理的特徴のうちの少なくとも1つと前記1つまたは複数の地理的特徴のうちの別のものとの間の関係、のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記ユーザの前記ロケーションについての前記測位情報を決定することは、
    前記ユーザの前記ロケーションが位置し得る1つまたは複数の可視性領域を識別することと、
    前記ユーザの前記ロケーションに対応する追加的に受信されたデータに基づいて、前記識別された1つまたは複数の可視性領域を徐々に精緻化することと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記ユーザからの言語入力が前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求されるかどうかを決定することは、
    前記ユーザの前記ロケーションについての初期ロケーション推定値に関連する不確実性に基づいて、前記ユーザからの言語入力が要求されるかどうかを決定すること
    を備える、請求項1に記載の方法。
  12. 1つもしくは複数の遠隔送信機から受信された信号、または前記モバイルデバイスの1つもしくは複数のセンサーによって実行された測定から取得されたデータ、のうちの1つまたは複数に基づいて、前記初期ロケーション推定値を決定すること
    をさらに備える、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ユーザからの言語入力が、前記ユーザの前記ロケーションについての前記初期ロケーション推定値に関連する前記不確実性に基づいて要求されるかどうかを決定することは、
    前記初期ロケーション推定値を決定するための信号が、そこから受信されるアクセスポイントの数が所定のアクセスポイントしきい値よりも小さいかどうかを決定すること、
    前記信号がそこから受信される前記アクセスポイントを使用して計算された水平精度低下(HDOP)値が所定のHDOPしきい値よりも悪いかどうかを決定すること、
    前記モバイルデバイスの1つもしくは複数の慣性センサーからのデータに基づいて計算された、前記初期ロケーション推定値に関連する、不確実性領域が所定の不確実性領域しきい値を上回るかどうかを決定すること、または
    前記初期ロケーション推定値を決定するために粒子フィルタを使用して計算された粒子が双峰分布に分割されているかどうかを決定すること
    のうちの1つまたは複数を備える、請求項11に記載の方法。
  14. 前記取得された言語説明データから前記地理的特徴のうちの前記1つまたは複数を前記モバイルデバイスにおいて識別することは、
    前記1つまたは複数の地理的特徴を識別するために、前記取得された言語説明データに自然言語処理(NLP)を適用すること
    を備える、請求項1に記載の方法。
  15. 1つまたは複数のプロセッサと、及び
    1つまたは複数のプロセッサ上で実行されたときに、コンピュータ命令を備える記憶媒体と、

    を備えるモバイルデバイスであって、 ユーザからの言語入力が前記ユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるかどうかを前記モバイルデバイスにおいて決定することと、及び
    前記ユーザからの前記言語入力が前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求されるとの決定に応答して、
    前記ユーザの前記ロケーションから前記ユーザにより見ることのできる1つまたは複数の地理的特徴を表す言語説明データを前記モバイルデバイスにおいて取得することと、
    前記取得された言語説明データから前記地理的特徴のうちの前記1つまたは複数を前記モバイルデバイスにおいて識別することと、及び
    前記言語説明データから識別された前記1つまたは複数の地理的特徴に、少なくとも部分的に、基づいて前記ユーザの前記ロケーションについての測位情報を、前記モバイルデバイスにおいて、決定することと、
    を備える動作を生じさせる、前記モバイルデバイス。
  16. 前記命令は、
    前記ユーザの前記ロケーションを決定するための要求を示す言語表現を、前記モバイルデバイスにおいて受信された言語データから識別することを備えるさらなる動作を生じさせる、
    請求項15に記載のデバイス。
  17. 前記ユーザの前記ロケーションについての前記測位情報を決定することは、
    前記モバイルデバイスにおいて記憶された支援データと、前記識別された1つまたは複数の地理的特徴のうちの少なくとも1つを比較すること、
    を備える、請求項15に記載のデバイス。
  18. 前記支援データは、1つもしくは複数の地理的エリアで利用可能な地理的特徴、前記地理的特徴についての測位情報、または前記地理的特徴の地理的方位、のうちの1つまたは複数を含む、請求項17に記載のデバイス。
  19. 前記言語説明データは、テキストベースの説明データ、または音声ベースの説明データのうちの1つまたは複数を備える、請求項15に記載のデバイス。
  20. 前記1つまたは複数の地理的特徴を識別することは、
    前記言語説明データとともに含まれる少なくとも1つの言語表現を識別することを備え、前記少なくとも1つの言語表現は、前記言語説明データに前記1つまたは複数の地理的特徴が含まれることを示す、請求項15に記載のデバイス。
  21. 前記1つまたは複数の地理的特徴を表す前記言語説明データを取得することは、
    前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するための前記言語入力が要求されることの前記決定に応答して、前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すことと、
    前記1つまたは複数の地理的特徴を表す前記言語説明データを前記ユーザから受信することと
    を備える、請求項15に記載のデバイス。
  22. 前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すことは、
    前記ユーザの前記ロケーションについての初期位置決定に関連する位置の不確実性に基づいて、前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求される前記言語説明データの量を決定することと、
    前記言語説明データの前記決定された要求される量に従って前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すことと
    を備える、請求項21に記載のデバイス。
  23. 前記言語説明データは、前記地理的ロケーションから見ることのできる前記1つまたは複数の地理的特徴と、あるいは前記1つまたは複数の地理的特徴のうちの少なくとも1つと前記1つまたは複数の地理的特徴のうちの別のものとの間の関係のうちの少なくとも1つ、を備える、請求項15に記載のデバイス。
  24. 前記ユーザの前記ロケーションについての前記測位情報を決定することは、
    前記ユーザの前記ロケーションが位置し得る1つまたは複数の可視性領域を識別することと、
    前記ユーザの前記ロケーションに対応する追加的に受信されたデータに基づいて、前記識別された1つまたは複数の可視性領域を徐々に精緻化することと、
    を備える、請求項15に記載のデバイス。
  25. 前記ユーザからの言語入力が前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求されるかどうかを決定することが、
    前記ユーザからの言語入力が要求されるかどうかを、前記ユーザの前記ロケーションについての初期ロケーション推定値に関連する不確実性に基づいて、決定すること、
    を備える、請求項15に記載のデバイス。
  26. 前記命令が、
    1つもしくは複数の遠隔送信機から受信された複数の信号と、または前記モバイルデバイスの1つもしくは複数のセンサーによって実行された測定から取得されたデータとの、うちの1つまたは複数に基づいて、前記初期ロケーション推定値を決定すること、を備えるさらなる動作を生じさせる、請求項25に記載のデバイス。
  27. 前記ユーザからの言語入力が要求されるかどうかを、前記ユーザの前記ロケーションについての前記初期ロケーション推定値に関連する前記不確実性に基づいて決定することは、
    前記初期ロケーション推定値を決定するための信号がそこから受信されるアクセスポイントの数が所定のアクセスポイントしきい値よりも小さいかどうかを決定すること、
    前記信号がそこから受信される前記アクセスポイントを使用して計算された水平精度低下(HDOP)値が所定のHDOPしきい値よりも悪いかどうかを決定すること、
    前記モバイルデバイスの1つもしくは複数の慣性センサーからのデータに基づいて計算された、前記初期ロケーション推定値に関連する、不確実性領域が所定の不確実性領域しきい値を上回るかどうかを決定すること、または
    前記初期ロケーション推定値を決定するために粒子フィルタを使用して計算された複数の粒子が双峰分布に分割されているかどうかを決定すること、
    のうちの1つまたは複数を備える、請求項25に記載のデバイス。
  28. 前記取得された言語説明データから前記地理的特徴のうちの前記1つまたは複数を前記モバイルデバイスにおいて識別することは、
    前記1つまたは複数の地理的特徴を識別するために、前記取得された言語説明データに自然言語処理(NLP)を適用すること、
    を備える、請求項15に記載のデバイス。
  29. ユーザからの言語入力が前記ユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるかどうかをモバイルデバイスにおいて決定するための手段と、
    前記ユーザからの前記言語入力が前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求されるとの決定に応答して使用される、手段と、
    前記ユーザの前記ロケーションから前記ユーザにより見ることのできる1つまたは複数の地理的特徴を表す言語説明データを前記モバイルデバイスにおいて取得するための手段と、
    前記取得された言語説明データから前記地理的特徴のうちの前記1つまたは複数を前記モバイルデバイスにおいて識別するための手段と、
    前記言語説明データから識別された前記1つまたは複数の地理的特徴に、少なくとも部分的、に基づいて前記ユーザの前記ロケーションについての測位情報を、前記モバイルデバイスにおいて、決定するための手段と
    を備える手段と
    を備える装置。
  30. 前記ユーザの前記ロケーションを決定するための要求を示す言語表現を、前記モバイルデバイスにおいて受信された言語データから識別するための手段
    をさらに備える、請求項29に記載の装置。
  31. 前記ユーザの前記ロケーションについての前記測位情報を決定するための前記手段が、
    前記モバイルデバイスにおいて記憶された支援データと、前記識別された1つまたは複数の地理的特徴のうちの少なくとも1つを比較するための手段
    を備える、請求項29に記載の装置。
  32. 前記支援データが、1つもしくは複数の地理的エリアで利用可能な地理的特徴と、前記地理的特徴についての測位情報と、または前記地理的特徴の地理的方位と、のうちの1つまたは複数を含む、請求項31に記載の装置。
  33. 前記言語説明データが、テキストベースの説明データと、または音声ベースの説明データのうちの1つまたは複数を備える、請求項29に記載の装置。
  34. 前記1つまたは複数の地理的特徴を識別するための前記手段が、
    前記言語説明データとともに含まれる少なくとも1つの言語表現を識別するための手段を備え、前記少なくとも1つの言語表現は、前記言語説明データ中に前記1つまたは複数の地理的特徴が含まれることを示す、請求項29に記載の装置。
  35. 前記1つまたは複数の地理的特徴を表す前記言語説明データを取得するための前記手段が、
    前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するための前記言語入力が要求されるとの前記決定に応答して、前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すための手段と、
    前記1つまたは複数の地理的特徴を表す前記言語説明データを前記ユーザから受信するための手段と
    を備える、請求項29に記載の装置。
  36. 前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すための前記手段が、
    前記ユーザの前記ロケーションについての初期位置決定に関連する位置の不確実性に基づいて、前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求される前記言語説明データの量を決定するための手段と、
    前記言語説明データの前記決定された要求される量に従って前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すための手段と、
    を備える、請求項35に記載の装置。
  37. 前記言語説明データが、前記地理的ロケーションから見ることのできる前記1つまたは複数の地理的特徴と、あるいは前記1つまたは複数の地理的特徴のうちの少なくとも1つと前記1つまたは複数の地理的特徴のうちの別のものとの間の関係と、の内の少なくとも1つを備える、請求項29に記載の装置。
  38. 前記ユーザの前記ロケーションについての前記測位情報を決定するための前記手段が、
    前記ユーザの前記ロケーションが位置し得る1つまたは複数の可視性領域を識別するための手段と、
    前記ユーザの前記ロケーションに対応する追加的に受信されたデータに基づいて、前記識別された1つまたは複数の可視性領域を徐々に精緻化するための手段と、
    を備える、請求項29に記載の装置。
  39. 前記ユーザからの言語入力が前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求されるかどうかを決定するための前記手段が、
    前記ユーザからの言語入力が、前記ユーザの前記ロケーションについての初期ロケーション推定値に関連する不確実性に基づいて、要求されるかどうかを決定するための手段、
    を備える、請求項29に記載の装置。
  40. 1つもしくは複数の遠隔送信機から受信された信号、または前記モバイルデバイスの1つもしくは複数のセンサーによって実行された測定から取得されたデータのうちの1つまたは複数に基づいて、前記初期ロケーション推定値を決定するための手段、
    をさらに備える、請求項39に記載の装置。
  41. 前記ユーザからの言語入力が、前記ユーザの前記ロケーションについての前記初期ロケーション推定値に関連する前記不確実性に基づいて、要求されるかどうかを決定するための前記手段は、
    前記初期ロケーション推定値を決定するための複数の信号が、そこから受信されるアクセスポイントの数が所定のアクセスポイントしきい値よりも小さいかどうかを決定するための手段、
    前記信号がそこから受信される前記アクセスポイントを使用して計算された水平精度低下(HDOP)値が所定のHDOPしきい値よりも悪いかどうかを決定するための手段、
    前記モバイルデバイスの1つもしくは複数の慣性センサーからのデータに基づいて計算された、前記初期ロケーション推定値に関連する、不確実性領域が所定の不確実性領域しきい値を上回るかどうかを決定するための手段、または
    前記初期ロケーション推定値を決定するために粒子フィルタを使用して計算された複数の粒子が双峰分布に分割されているかどうかを決定するための手段
    のうちの1つまたは複数を備える、請求項39に記載の装置。
  42. 前記取得された言語説明データから前記地理的特徴のうちの前記1つまたは複数を前記モバイルデバイスにおいて識別するための前記手段が、
    前記1つまたは複数の地理的特徴を識別するために、前記取得された言語説明データに自然言語処理(NLP)を適用するための手段、
    を備える、請求項29に記載の装置。
  43. 実行されたときに、
    ユーザからの言語入力が前記ユーザのロケーションの位置を決定するために要求されるかどうかをモバイルデバイスにおいて決定することと、
    前記ユーザからの言語入力が前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求されるとの決定に応答して、
    前記ユーザの前記ロケーションから前記ユーザにより見ることのできる1つまたは複数の地理的特徴を表す言語説明データを前記モバイルデバイスにおいて取得することと、
    前記取得された言語説明データから前記地理的特徴のうちの前記1つまたは複数を前記モバイルデバイスにおいて識別することと、および
    前記言語説明データから識別された前記1つまたは複数の地理的特徴に、少なくとも部分的に、基づいて、前記ユーザの前記ロケーションについての測位情報を、前記モバイルデバイスにおいて、決定することと
    を備える動作を生じさせる、プロセッサ上で実行可能な命令のセットによりプログラムされたプロセッサ可読媒体。
  44. 前記命令は、
    前記ユーザの前記ロケーションを決定するための要求を示す言語表現を、前記モバイルデバイスにおいて受信された言語データから識別すること、
    を備えるさらなる動作を生じさせる、請求項43に記載のプロセッサ可読媒体。
  45. 前記ユーザの前記ロケーションについての前記測位情報を決定することが、
    前記モバイルデバイスにおいて記憶された支援データと、前記識別された1つまたは複数の地理的特徴のうちの少なくとも1つを比較すること、
    を備える、請求項43に記載のプロセッサ可読媒体。
  46. 前記支援データは、1つもしくは複数の地理的エリアで利用可能な複数の地理的特徴と、前記地理的特徴についての測位情報と、または前記複数の地理的特徴の地理的方位の、うちの1つまたは複数を含む、請求項45に記載のプロセッサ可読媒体。
  47. 前記言語説明データは、テキストベースの説明データ、または音声ベースの説明データのうちの1つまたは複数を備える、請求項43に記載のプロセッサ可読媒体。
  48. 前記1つまたは複数の地理的特徴を識別することが、
    前記言語説明データとともに含まれる少なくとも1つの言語表現を識別することを備え、前記少なくとも1つの言語表現は、前記言語説明データ中に前記1つまたは複数の地理的特徴が含まれることを示す、請求項43に記載のプロセッサ可読媒体。
  49. 前記1つまたは複数の地理的特徴を表す前記言語説明データを取得することが、
    前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するための前記言語入力が要求されるとの前記決定に応答して、前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すことと、および
    前記1つまたは複数の地理的特徴を表す前記言語説明データを前記ユーザから受信することと、
    を備える、請求項43に記載のプロセッサ可読媒体。
  50. 前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すことが、
    前記ユーザの前記ロケーションについての初期位置決定に関連する位置の不確実性に基づいて、前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求される前記言語説明データの量を決定することと、および
    前記言語説明データの前記決定された要求される量に従って前記言語説明データを提供するよう前記ユーザを促すことと、
    を備える、請求項49に記載のプロセッサ可読媒体。
  51. 前記言語説明データが、前記地理的ロケーションから見ることのできる前記1つまたは複数の地理的特徴、あるいは前記1つまたは複数の地理的特徴のうちの少なくとも1つと前記1つまたは複数の地理的特徴のうちの別のもの、との間の関係のうちの少なくとも1つを備える、請求項43に記載のプロセッサ可読媒体。
  52. 前記ユーザの前記ロケーションについての前記測位情報を決定することが、
    前記ユーザの前記ロケーションが位置し得る1つまたは複数の可視性領域を識別することと、
    前記ユーザの前記ロケーションに対応する追加的に受信されたデータに基づいて、前記識別された1つまたは複数の可視性領域を徐々に精緻化することと、
    を備える、請求項43に記載のプロセッサ可読媒体。
  53. 前記ユーザからの言語入力が前記ユーザの前記ロケーションの前記位置を決定するために要求されるかどうかを決定することが、
    前記ユーザからの言語入力が、前記ユーザの前記ロケーションについての初期ロケーション推定値に関連する不確実性に基づいて要求されるかどうかを決定すること、
    を備える、請求項43に記載のプロセッサ可読媒体。
  54. 前記命令は、
    1つもしくは複数の遠隔送信機から受信された信号、または前記モバイルデバイスの1つもしくは複数のセンサーによって実行された測定から取得されたデータのうちの1つまたは複数に基づいて、前記初期ロケーション推定値を決定すること、
    を備えるさらなる動作を生じさせる、請求項53に記載のプロセッサ可読媒体。
  55. 前記ユーザからの言語入力が、前記ユーザの前記ロケーションについての前記初期ロケーション推定値に関連する前記不確実性に基づいて、要求されるかどうかを決定することが、
    前記初期ロケーション推定値を決定するための複数の信号がそこから受信されるアクセスポイントの数が、所定のアクセスポイントしきい値よりも小さいかどうかを決定すること、
    前記複数の信号がそこから受信される前記アクセスポイントを使用して計算された水平精度低下(HDOP)値が、所定のHDOPしきい値よりも悪いかどうかを決定すること、
    前記モバイルデバイスの1つもしくは複数の慣性センサーからのデータに基づいて計算された、前記初期ロケーション推定値に関連する、不確実性領域が所定の不確実性領域しきい値を上回るかどうかを決定すること、または
    前記初期ロケーション推定値を決定するために粒子フィルタを使用して計算された複数の粒子が双峰分布に分割されているかどうかを決定すること、
    のうちの1つまたは複数を備える、請求項53に記載のプロセッサ可読媒体。
  56. 前記取得された言語説明データから前記地理的特徴の前記1つまたは複数を前記モバイルデバイスにおいて識別することが、
    前記1つまたは複数の地理的特徴を識別するために、前記取得された言語説明データに自然言語処理(NLP)を適用すること、
    を備える、請求項43に記載のプロセッサ可読媒体。
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