JP2016507299A - 医療装置、システムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

医療装置、システムおよび医療装置製造方法を開示する。本装置は、患者の治療部位に向けて電磁放射線を放出する放射線源と、前記患者によって装着されるように構成され、前記放射線源を前記治療部位に対して所定の位置にセットするためのマウント要素と、前記放射線源が電磁放射線を放出する期間または時間を制御し、放出される電磁放射線の強度を所定のパラメータに従って変化させるコントローラと、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、医療装置、システムおよび方法に関する。特に、しかし限定されないが、本発明は、医療装置、例えば、患者を治療するための放射線源を含み、患者の特定のニーズに対して制御可能な、顔面マスク、包帯またはギプスに関する。
光線療法は、さまざまな治療および美容上の目的のために使用されてきた。それは、一般に、患者に投与される光放射の特定の波長の使用を伴う。光線療法は、例えば、肝炎(A、BまたはC)などの慢性感染症、細菌感染症、創傷、前癌症状、季節性情動障害(SAD)、皮膚の若返りなどのさまざまな皮膚科学的および美容上の目的、ならびに糖尿病性黄斑浮腫や未熟児網膜症、ウエット型またはドライ型加齢性黄斑変性症、糖尿病性網膜症などのさまざまな眼疾患、を治療するために使用されうる。
糖尿病性網膜症は、目の網膜への損傷が発生する疾患であり、糖尿病によって引き起こされる。より具体的には、糖尿病性網膜症は、高血糖による壁内周皮細胞の死および基底膜の肥厚が目の血管壁に損傷を与える微小血管網膜変化の結果である。この損傷は、血液網膜関門の形成を変化させるとともに、網膜血管の透過性を増大させる。目の血管などの微小血管は、血糖値の制御不全の影響を特に受けやすい。グルコースおよび/またはフルクトースの過剰蓄積は、網膜の血管を損傷する。損傷を受けた血管は、黄斑の上に流体および脂質を漏らす可能性が高い。したがって、この疾患は、視覚障害、そして最終的には失明をもたらす可能性がある。本疾患は、睡眠中に目またはまぶたに光放射をある程度与えることにより目の完全な暗順応を妨げることによって治療することができる。これは、暗順応の間、目は酸素濃度の上昇を必要とするため、血管は、暗順応の間、より一生懸命働かなければならないからである。したがって、目の完全な暗順応を妨げることによって、血管のストレスが減り、血管を時間と共に活性化させることができる。糖尿病性網膜症の場合には、好ましくは、約460〜550nmの波長を有する光を目またはまぶたに投与する。この波長は、目の暗順応感度に対応する。もちろん、他の疾患または症状の場合には、他の波長範囲が有用でありうる。
患者に睡眠中着用するマスクタイプの装置を提供することによって目の領域に放射線を投与することが有効と考えられている。マスクは、目の領域を覆うために、患者の頭部に固定されるように構成され、かつ、視界に発光素子を含むように構成されている。光源は、例えば、エレクトロルミネセンス発光体、発光素子、発光セル(LEC)、発光電気化学セル(LEEC)、LEDまたはOLEDなどであり、目の領域に向けて光を放出するように構成されている。放射線は、目の桿体視細胞を刺激してその桿体細胞の過分極および脱感作をもたらすように作用する。これにより、桿体細胞の代謝率が低下し、その結果、網膜の酸素消費量が低下する。
目には3種類の知られた光受容細胞、つまり、桿体視細胞、錐体視細胞および感光性網膜神経節細胞(pRGC)がある。このうち、錐体視細胞は、自身が含有する特定のオプシンに応じてさらに細分化されうる(長(r)波長、中(g)波長、短(b)波長)。桿体視細胞および錐体視細胞は、視覚を担当し、おのおの特定の波長範囲に反応する。桿体視細胞は、錐体視細胞よりも低光量にかなり敏感である。しかし、錐体視細胞のほうが、明るい光には適している。桿体視細胞が支配的な光受容細胞である低光量での視覚は、暗所視(Scotopic vision)(10−6〜10−2cd/m2)として知られ、錐体視細胞が主に活性である視覚範囲は、明所視(Photopic vision)(1〜10cd/m2)として知られている。これら2つの間の境界域は、薄明視(Mesopic vision)(10−2〜1cd/m2)と呼ばれている。色は、異なる種類の細胞の反応率の比較によって認識される。pRGCは、視覚には関わっていないが、睡眠周期、メラトニン生成および瞳孔反射において重要であると考えられている。
WO2011/135362は、電磁放射線を患者の目に向けて注ぎ込む放射線治療装置を開示する。放射線治療は、少なくとも1つの有機半導体放射線放出素子をオンオフする患者の入力(電源スイッチ)によって起動または停止されうる。ここでは、各有機半導体放射線放出素子は、有機発光ダイオード(OLED)である。有利なことに、OLEDから出る熱は、従来の発光ダイオード(LED)によって生じる熱よりも少ない。また、OLEDは、従来のLEDよりも大きな表面積にわたって光を放出する。これは、放射線が正しく方向付けされて患者のまぶたおよび瞳孔を通過して目の網膜に到達するように支援する。各OLEDは、患者の少なくとも1つの目に対して所定の位置にあって、放出する電磁放射線が患者の各目に注ぎ込まれるようにマスク、ゴーグルまたはバイザーに取り付けられている。好ましくは、前記マスク、ゴーグルまたはバイザーには、各OLEDを患者の顔または頭に固定するための固定ストラップその他の手段が設けられている。
WO2011/135362に開示された放射線治療装置は、電力供給装置、および、OLEDへの電力の供給を制御するコントローラを含みうる。これは、治療計画の一部として放射線被ばくの時間および強度を変化させる柔軟性を提供する。OLEDの動作の持続時間および条件は、メモリに記録されうる。
ユーザに対しても臨床医に対しても同じように機能性を高めるために医療装置のユーザビリティーおよび操作性を向上させることは有用である。
本発明の第1の態様によれば、
患者の治療部位に向けて電磁放射線を放出する放射線源と、
前記患者によって装着されるように構成され、前記放射線源を前記治療部位に対して所定の位置にセットするためのマウント要素と、
前記放射線源が電磁放射線を放出する期間または時間を制御し、放出される電磁放射線の強度、波形、周波数またはパルス変調を所定のパラメータに従って変化させるコントローラと、
を有する医療装置が提供される。
本発明の第2の態様によれば、
患者に関するパラメータの測定値を記録する患者データ監視装置と、
前記患者によって装着される治療装置であって、
患者の治療部位に向けて電磁放射線を放出する放射線源と、
前記放射線源を前記治療部位に対して所定の位置にセットするためのマウント要素と、
放出される電磁放射線の強度、波形、周波数またはパルス変調を制御するコントローラと、を有する治療装置と、
を有し、
前記治療装置は、前記患者データ監視装置から、前記測定値または前記測定値の一部を示す患者データを受信するように構成され、
前記コントローラは、放出される前記電磁放射線の強度、波形、周波数またはパルス変調を、前記患者データに従って変化させるように構成されている、
システムが提供される。
本発明の第3の態様によれば、
患者によって装着される治療装置であって、
患者の治療部位に向けて電磁放射線を放出する放射線源と、
前記放射線源を前記治療部位に対して所定の位置にセットするためのマウント要素と、を有する治療装置と、
所定のパラメータに従って、前記放射線源によって放出される電磁放射線の強度、波形、周波数またはパルス変調を制御し変化させる信号を生成するコントローラと、
を有するシステムが提供される。
本発明の第4の態様によれば、
電磁放射線を放出する放射線源を提供する工程と、
患者によって装着され、前記放射線源を所定の位置にセットするためのマウント要素を提供する工程と、
前記放射線源が電磁放射線を放出する期間または時間を制御し、放出される電磁放射線の強度、波形、周波数またはパルス変調を所定のパラメータに従って変化させるコントローラを提供する工程と、
を有する医療装置製造方法が提供される。
本発明の特定の実施形態は、患者の部位の治療に使用される電磁放射線の強度および/または、任意選択的に、波長、波形、周波数またはパルス変調も、所定のパラメータ、例えば、患者自身に関するパラメータ、または、治療を受けている患者のタイプの一般化に関するパラメータ、に応じて変化させうるという利点を提供する。パラメータは、例えば、温度、血圧レベル、患者の年齢、性別もしくは人種、試験放射線レベルに対する患者の反応を含みうる。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態をさらに説明する。
図1は、放射線治療装置の分解斜視図である。 図2は、代替的な放射線治療装置を示す図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る放射線治療装置を示す略図である。 図4は、放射線治療装置および患者監視装置を含むシステムを示す図である。 図5は、放射線治療装置および外部コントローラを含むシステムを示す図である。 図6は、放射線治療装置、外部コントローラおよび患者監視装置を含むシステムを示す図である。 図7は、放射線治療装置を提供する方法を示すフローチャートである。
図面において、同様の参照番号は同様の部分を示している。
WO2011/135362に記載された装置の特定の要素は、本発明と併用されうる。WO2011/135362の内容は、参照により本明細書に組み込まれている。
図1に示すように、WO2011/135362に開示された放射線治療装置2の分解斜視図は、患者の目に隣接して位置する支持体(またはマウント)4、6を有する。各支持体4、6は、OLED14,16をそれぞれ支持する。OLEDは上記の理由により特に有利であるものの、他の放射線放出素子も使用可能であることは理解されるであろう。480〜550nmに中心がある460〜550nmの範囲内で放射線を放出するOLEDは、糖尿病性網膜症の治療に特に適していることが分かっている。これは、眠っている患者のまぶた8、10を通って放射線が入ってくるとき、糖尿病性網膜症またはウエット型AMD(加齢性黄斑変性症)の治療に特に有効である約498〜510nmに中心がある放射線が患者の網膜に到達するからである。あるいは、約670nmに中心がある放射線は、例えば、ドライ型AMDの治療に役立ちうる。もちろん、他の波長範囲または光放射は、他の症状の治療に有用であることが知られている。また、光照射の投与計画は、放射線治療が行われる期間、当該期間の頻度、および光放射の輝度(1平方メートル当たりのカンデラで測定される−cd/m2)を含む可能性が高いことも理解されるであろう。もちろん、他の症状は、異なる投与計画を必要とする。OLED14、16の間隔を患者の目の間隔に合わせることができるように、調節可能なストラップ12が支持体4、6をつないでいる。固定ストラップ18は、本装置を患者の頭に固定する。OLED14、16は、少なくとも1つの凹部22に収容されかつスイッチ24によって起動される少なくとも1つの電池20によって電力が供給される。
WO2011/135362は、さまざまな代替的実施形態、例えば、OLEDをフェイスマスクに取り付けたものを開示する。フェイスマスクは、可撓性材料から形成されうる。フェイスマスクは、図1に示すストラップ18と同様のストラップによって固定してもよいし、または、例えば、患者の眼窩または顔面に接着剤で取り付けてもよい。あるいは、OLEDは、ヘッドストラップを介して患者の頭部に取り付けられるバイザーに組み込むこともできる。図2は、マスクの形をとった、WO2011/135362に開示された代替的な放射線治療装置を示す。このマスクは、患者の顔の形状に適合するように柔軟な部分30を有する。柔軟な部分30は、伸長してストラップ32を形成する。ストラップ32は、患者の頭部の周りに伸長するか、開口部34を通る患者の耳によって固定されるか、どちらかである。OLED14、16は、患者の目に極めて接近するようにその柔軟なマスクに組み込まれている。図2は、ユーザの睡眠の妨害を最小限にするように本装置の動作を制御するために、例えば、周囲光レベル、患者の体温または動きを感知する、1つ以上のセンサ36をさらに示している。
本発明は、WO2011/135362に開示された放射線治療装置を改良した放射線治療装置を提供する。
さて図3を参照すると、これは、本発明の一実施形態に係る装置100の構成要素を概略的に示している。図3の目的は、本発明の一実施の形態に係る装置の主要な機能ユニットを提供することであり、本装置の実際の構造に何ら制限を加えるものではないことは理解されるであろう。しかし、1つのそのような構造は、例えば、図1または図2に示す構造である。装置100は、少なくとも1つの放射線源102、例えば、少なくとも1つのエレクトロルミネセンス発光体、この場合、OLEDを有する。放射線源102または各放射線源は、患者の目(または他の治療部位)に対して所定の位置にセットされるようにマスク、ゴーグルもしくはバイザーまたは他のそのような支持構造体もしくはマウントの中または上に配置されうる。支持構造体は、例えば、図1および図2に一般的に示すようなものでも、WO2011/135362に記載されているようなものでもよく、したがって、ここではさらに説明しない。本装置は、さらに、プロセッサ104(制御要素として)および電池106(または他の電力源、例えば、電源ワイヤーの本装置100への接続を可能にする電源ソケット)を有する。電池106は、プロセッサ104および放射線源102への電力供給を可能にするために両方に接続されている。
プロセッサ104は、放射線源の動作を制御するために放射線源102に接続されている。本装置は、プロセッサ104に接続されたメモリ108をさらに有する。メモリ108は、プロセッサ104を制御するための命令、および、治療計画に関するデータ、例えば、放射線源102によって放出される電磁放射線の強度、波形、周波数またはパルス変調を記憶するように構成されている。
本明細書で使用するように、「強度」という用語は、放射線源の輝度を表すのに使用され、それは、一定方向に進む光の単位面積当たりの光度(1平方メートル当たりのカンデラで測定される−cd/m2)である。
本明細書で使用するように、「パルス変調」という用語は、放出された放射線のデューティサイクル、パルス持続時間またはパルス振幅を表すのに使用される。
プロセッサ104は、放射線源の動作を制御するために、例えば、処方された治療計画に従って放射線源102をオンオフするために、放射線源102に接続されている。
図3は、プロセッサ104に接続されたクロック回路112をさらに示す。クロック回路112は、プロセッサ104が、本装置がオンもしくはオフされる時間、もしくは本装置100が着用された期間、または両方を計算することを可能にするタイミング信号を提供するように構成されている。データは、メモリ108に記憶されうる。
上記のように、メモリ108は、プロセッサ104を制御するための命令、および、治療計画に関するデータ、例えば、放射線源102によって放出される電磁放射線の強度、波形、周波数またはパルス変調を記憶するように構成されている。より具体的には、コントローラは、本メモリからの命令に従って所定のプログラムに関して本装置から放出される放射線の強度、波形、周波数またはパルス変調を変化させるように構成されうる。本装置は、ユーザ(患者)によってまたは眼科医や医師などの臨床医によって選択されるいくつかの利用可能な装置の1つであってもよい。利用可能な装置は、各々、特定の治療計画に関する異なる所定のプログラムを有しうる。各治療計画は、特定の疾患、患者の性別、患者の年齢範囲、もしくは他のパラメータ、または実に2つ以上のパラメータの組み合わせに適合するように設定されうる。
また、1つ以上の利用可能なプログラムは、初めに放射線強度の増加、次に治療のさらなる期間、最後に強度の減少を含みうる。例えば、多くの人々にとって、就寝後、最初の約30分から1時間は、眠りに落ちて暗順応に達する期間である。したがって、放射線強度の漸増は、人が眠りにつくのを助ける。なぜなら、目が多少覚めている間は強度が比較的低く、完全に寝入る前後に最高強度の状態に達するからである。同様に、人が目を覚ます前の30分から1時間の間における強度の漸減は、人が最も深い睡眠状態から覚醒へと変化している最中の妨害を最小限にするのに役立ちうる。
この場合、放射線強度を変えうる方法は、プロセッサ104によって、電池106からOLED102に供給される電流を制御することである。もちろん、強度は、他の方法、例えば、電圧を制御することでも変えうる。
代わりに、または追加で、投与計画をプログラムするために、入力端子114からプロセッサ104にデータが渡されうる。例えば、無線でデータを受信するように構成された無線周波数(RF)受信機/アンテナが、入力端子114として提供されうる。装置間でデータを送信する方法は、マシン間(machine-to-machine)監視(M2M)として知られている。M2M監視は、パーソナル・エリア・ネットワーク(例えば、BluetoothTM、ZigbeeTM、MyWiTM)、またはローカル・エリア・ネットワーク(例えば、Wi−Fi)、またはニア・フィールド・コミュニケーション(Near Field Communication)(NFC)による近距離無線通信(例えば、家庭内および病院内における)を使用しうる。第1の例では、入力回路114は、データが定期的に獲得されうるように、RFID読取装置でありうる。第2の例では、入力回路114は、コン
ピュータなどの関連装置からデータを受信するように構成されたブルートゥース(RTM)受信機を有しうる。第3の例では、入力回路114は、デバイス間通信、例えば、マスクと携帯電話間の通信を可能にするNFCセンサを有しうる。これは、例えば、患者の血糖値と連携するハブ(hub)として働く。これは、電源内蔵方式または本装置からの誘導電源方式でありうる。さらなるバリエーション、例えば、本装置への有線接続の使用が可能であることは理解されるであろう。有線接続は、例えば、USB、FireWireTM、ThunderboltTM、またはLightningTMを用いうる。あるいは、データは、「Li−Fi」(可視光を用いた通信の伝送)によって通信されうる。
この点で、図4に示すように、システムは、患者監視装置200および装置100を含みうる。装置100は、(例えば、図3に示す装置と同様に)放射線源102、プロセッサ104および入力端子114を含みうる。患者監視装置200は、ユーザに関するデータを収集する読取装置(またはセンサ)202と、収集されたデータを処理するプロセッサ204と、前記データを装置100の入力端子114に送信する出力端子206とを含みうる。前記センサは、例えば、運動センサ、熱センサまたは睡眠センサでありうる。患者モニタ200は、任意選択的に、データを装置100に送信する前に当該データを記憶するメモリ208をさらに含みうる。
前記患者監視装置は、患者に関する特定のパラメータを連続的に測定し、そのデータの一部または全部を装置100の入力端子114に送信しうる。データは、リアルタイムで連続的に送信され、または任意選択的に、周期的な時間間隔で送信されうる。装置200は、送信するデータを選択、例えば、データ読み取り10回につき1回送信し、または全読み取りから他の選択を行いうる。測定する患者パラメータは、例えば、心拍数、血圧、血流量、温度、ヘモグロビン飽和度(パルスオキシメトリを使用して)、呼吸数および眼球運動を含むことができる。選択されたパラメータは、患者の特定の状態を示すパラメータでありうる。
例えば、本実施形態では、患者の心拍数は、当該技術分野でそれ自体が周知であるECGを監視するセンサを含む装置の形態をとる患者監視装置200によって測定される。心拍数は、患者の睡眠状態を示しうる。比較的遅い心拍数は、より深い眠りを示し、比較的速い心拍数は、浅い眠りまたは非睡眠状態を示す。次に、睡眠状態を示す心拍数データは、送信され、プロセッサ104が患者に放出する放射線の強度レベルを知らせるのに使用される。例えば、心拍数が遅い期間ほど(患者の目に向けて)より高い強度の放射線が放出される。このように、本システムは、放出する放射線の強度を患者データに応じて能動的に制御して変えうる。
測定されうるいくつかの患者パラメータ、例えば、血糖値(血液飛沫を必要とする試験)は、連続的に監視することができない。この場合、患者監視装置200は、定期的に所定の時間に患者パラメータを測定しうる。患者モニタ200からのデータは、装置100に直接送信され、または任意選択的に、メモリ208に記憶されて後で送信されうる。
あるいは、図5に示すように、システムは、装置100および外部コントローラ300を含みうる。この場合、外部コントローラは、コンピュータである。外部コントローラ300は、さまざまな患者タイプおよび対応する治療計画プログラム(つまり、特定の患者タイプ、例えば、異なる性別や年齢範囲、疾患などに有効であると認められた治療計画)に関する情報のデータベースを記憶するメモリ308を含む。
メモリ308は、プロセッサ304と交信する。プロセッサ304は、(例えば、ユーザインタフェース(図示せず)またはメモリ自体から受信したデータによって)患者タイプ情報を特定し、メモリに保持された情報のデータベースと交信して付与する最も適切な治療プログラムを特定する。その後、プロセッサは、装置100の入力端子114にデータを送るために、その治療プログラム情報を出力端子306に送る。
あるいは、外部コントローラ300によって果たされる機能は、眼科医、医師または臨床医が、患者の医学的詳細を検討し、その患者に対して適切な治療プログラムを決定することによって果たされうる。選択された治療プログラムに関する命令データは、例えばコントローラ300と同様の外部装置もしくはコンピュータによって、または装置100上の直接ユーザ入力によって、装置100に入力されうる。
さらに別のシステムが、図6に示されている。本システムでは、患者治療装置100は、患者監視装置200と外部コントローラ300の両方に接続されている。このようなアレンジメントは、本質的に、データまたは命令を装置100に送信可能な代替オプションを提供する。データまたは命令は、患者監視装置200から、または外部コントローラ300から、または患者監視装置と外部コントローラの両方から、送信されうる。両方からのデータまたは命令の場合、データは、同化されて、装置100のプロセッサ104に対する単一セットの命令として提供されなければならない。このデータ同化は、装置100内で生じ、または外部コントローラ300で生じうる。
このアレンジメントによって、装置100を使用する患者に特有の一連のデータは、メモリ308に記録されて、その患者に対する将来の治療プログラムを決定するのに使用されうる。より具体的には、患者の健康に関するパラメータ(例えば、上記のように、心拍数や血圧、血流量、温度、ヘモグロビン飽和度、呼吸数、眼球運動など)は、患者監視装置200によって読み取られ、出力端子206に送られた後、外部コントローラ300の入力端子302に送られて、メモリ308に記録され、プロセッサ304において他のデータと同化される。その後、蓄積されたデータは、装置100によって放射される放射線を制御するために指示データが装置100に送信される前に、プロセッサ304によって適切な治療プログラムを生成するのに使用されうる。
同様に、上記のような一般的な患者パラメータよりもむしろ、本システムは、患者から装置100使用時の最近の睡眠パターンのフィードバックを受信するように構成されうる。このデータは、その患者に対する将来の放射線放出プログラムを調整するのに使用されうる。例えば、患者が、外部コントローラまたは医師に、自分の睡眠パターンが特定の期間中阻害されることをフィードバックした場合、その情報は、その患者が現在使用している治療プログラムを調整するのに使用されうる。
さて、患者治療装置の製造方法について図7を参照して説明する。ステップS1では、患者に向けることができる電磁放射線を提供するために、放射線源、例えば、OLEDが提供される。ステップS2では、図1または図2に示す顔面マスクマウントのようなマウント要素が提供される。当該マウント要素は、当該マウントが放射線源を治療部位、この場合は目に合わせるように患者によって着用される。ステップS3では、コントローラ、例えば、上記のプロセッサ104が提供される。当該コントローラは、マウント要素上に、またはマウント要素の外部から提供されうる。当該コントローラは、その患者に関する所定のパラメータに基づく治療プログラムに従って放射線源から放出される放射線の強度、波形、周波数またはパルス変調を変化させるように構成されている。
上記の詳細なアレンジメントに対してさまざま他の変更が可能である。放射線源は、OLEDとして上述したが、これは、任意のエレクトロルミネセンス発光体、発光素子、発光セル(LEC)、発光電気化学セル(LEEC)、LEDその他類似装置でありうる。
例えば、装置100は、任意選択的に、統合アラームを含みうる。当該アラームは、所定の起床時間に患者を起こすようにセットされうる。当該アラームは、音(例えば、バズ、リングまたはチャイム)の形態であっても、および/または、放射源102の強度を増加させて(日の出をまねて)患者を徐々に起こすようにプロセッサ104に信号を送ってもよい。
装置100は、任意選択的に、入力端子114(もしくは別の入力端子)またはプロセッサ104に接続されうるさらなる警報システムを含みうる。メモリ108は、患者パラメータの理想的または安全な範囲を記憶していてもよい。入力端子114が、その理想的または安全な範囲の外にある患者パラメータ情報を(患者監視装置200または他の適当な手段から)受信すると、当該警報システムが始動する。当該警報システムは、例えば、装置100から発する音の形態であっても、または無線通信によって他の当事者(例えば、医療専門家、家族または隣人)に警告するものであってもよい。このアレンジメントは、ユーザが体調不良になった場合、適切な人に通知され、その後、その人がそのユーザを助けるために適切な行動をとることができるという利点を提供する。
プロセッサ104は、任意選択的に、放出される電磁放射線の波長を制御するようにさらに構成されうる。波長は、例えば、所定のパラメータに従ってまたは患者監視装置から受信したデータに従って、治療計画全体にわたって能動的に制御されうる。このアレンジメントでは、放射線源は、必要な範囲の波長が得られるように適切な方法で配置された、例えば、多数のLED、OLED、LECまたはLEECでありうる。適切には、得られる波長は、例えば、糖尿病性網膜症、ウエット型AMDまたはバードショット脈絡網膜症を治療する場合には460〜550nmであり、ドライ型AMDを治療する場合には650〜690nmである。可変波長(多色)デバイスの製造に対して複数のアプローチをとりうる。積層OLEDを使用する場合には、透明電極を使用して製造工程において独立のデバイスを互いに重ね合って配置することができる。あるいは、OLEDを画素化して、隣接する画素が独立して点灯可能な異なる色を持つようにすることができる。第3の可能性は、デバイスを覆う統合されたまたは別々に適用されたブラッグ反射器(Bragg Reflector)のようなフォトニック構造を使用することである。これは、フォトニック構造に入射する光の特定波長を選択的に許容しまたは反射するため、デバイスの発光帯域幅を狭くするのに利用可能である。
上記のアレンジメントによって、患者の部位の治療に使用される電磁放射線の強度および/または、任意選択的に、波長、波形、周波数またはパルス変調も、所定のパラメータ、例えば、患者自身に関するパラメータ、または、治療を受けている患者のタイプの一般化に関するパラメータに従って変化させうる。パラメータは、例えば、温度、血圧レベル、患者の年齢、性別もしくは人種、試験放射線レベルに対する患者の反応を含みうる。
したがって、患者に適用される治療計画は、特定の患者タイプ(年齢範囲、人種、性別など)について知られている情報のデータベースから具体的に選択され、または、患者自身からのフィードバック、もしくは患者自身から直接記録された測定値に基づいて選択されうる。
また、メモリに記憶される情報のデータベースがさらなる使用と共に増大すればするほど、データは、治療プログラムを決定し患者タイプに関する一般化を特定するのにますます有用になる。
上記実施形態のいずれかに関して述べた特徴が異なる実施形態の間で交互に適用可能であることは、当業者にとって明らかであろう。上記の実施形態は、本発明のさまざまな特徴を説明するための例である。
本発明のさらなる実施形態は、以下の番号付き段落に記載されている。
1.患者の治療部位に向けて放射線を放出する医療装置を動作させる方法であって、
患者に対する放射線治療プログラムを決定する工程と、
前記治療プログラムを示す命令を前記医療装置に入力する工程と、
前記命令に従って電磁放射線を放出するように放射線源を制御する工程と、
を有する、前記方法。
2.装置の組み立て方法であって、
放射線の所望波長/強度/波形/パルス変調を選択する工程と、
前記所望波長/強度/波形/パルス変調に従って放射線源を設定する工程と、
を有する、前記方法。
3.ユーザの要求を特定する工程と、前記特定された要求に従って前記所望波長を選択する工程とをさらに有する、段落2に記載の方法。
本明細書の説明および特許請求の範囲を通じて、「有する(comprise)」および「含む(contain)」という単語ならびにこれらのバリエーションは、「含むが限定されない(including but not limited to)」ことを意味し、他の部分、追加、部品、整数または工程を除外することを意図していない(かつ除外しない)。本明細書の説明および特許請求の範囲を通じて、文脈上他の意味に解すべき場合を除き、単数は複数を含む。特に、不定冠詞が使用される場合、文脈上他の意味に解すべき場合を除き、本明細書は、単数だけでなく複数も考慮しているものと理解されるべきである。
本発明の特定の態様、実施形態または実施例と関連して説明した特徴、整数、特性、化合物、化学的部分またはグループは、矛盾しない限り、本明細書に記載された任意の他の態様、実施形態または実施例に適用可能であると理解されるべきである。本明細書(任意の添付の特許請求の範囲、要約書および図面を含む)に開示された全ての特徴、および/または、そのように開示された任意の方法またはプロセスの全てのステップは、そのような特徴および/またはステップの少なくとも一部が相互に排他的である組み合わせを除き、任意の組み合わせで組み合わせうる。本発明は、任意の上述の実施形態の詳細に限定されない。本発明は、本明細書(任意の添付の特許請求の範囲、要約書および図面を含む)に開示された特徴の任意の新規な1つもしくは任意の新規な組み合わせにまで及び、または、そのように開示された任意の方法もしくはプロセスのステップの任意の新規な1つもしくは任意の新規な組み合わせにまで及ぶ。
読者の注意は、本願に関連して本明細書と同時にまたは本明細書よりも前に提出され、かつ、本明細書と共に公衆の閲覧に付されている、全ての文書に向けられ、全てのそのような文書の内容は、参照により本明細書に組み込まれている。

Claims (23)

  1. 患者の治療部位に向けて電磁放射線を放出する放射線源と、
    前記患者によって装着されるように構成され、前記放射線源を前記治療部位に対して所定の位置にセットするためのマウント要素と、
    前記放射線源が電磁放射線を放出する期間または時間を制御し、放出される電磁放射線の強度、波形、周波数またはパルス変調を所定のパラメータに従って変化させるコントローラと、
    を有する医療装置。
  2. 前記コントローラは、放出される放射線の強度、波形、周波数またはパルス変調を前記所定のパラメータに対応する治療プログラムに従って変化させるように構成され、前記プログラムは、入力端子で受信される、請求項1に記載の医療装置。
  3. 前記入力端子は、前記医療装置に設けられるユーザインタフェース、または、遠隔装置からの信号を受信する受信機要素である、請求項2に記載の医療装置。
  4. 前記治療プログラムは、強度の増減を含む、請求項2または3に記載の医療装置。
  5. 前記コントローラは、前記マウント要素に対して遠隔に設けられている、請求項1または2に記載の医療装置。
  6. 前記治療プログラムは、患者の個人的ニーズに基づいてあらかじめ決定されている、請求項1乃至5に記載の医療装置。
  7. 前記治療プログラムは、過去に前記患者から記録した一連のデータに基づいてあらかじめ決定されている、請求項6に記載の医療装置。
  8. タイミング信号を前記コントローラに提供するクロック装置をさらに有する、請求項1乃至7に記載の医療装置。
  9. 前記患者に対して所定の起床時間に指示をするアラームをさらに有する、請求項8に記載の医療装置。
  10. 前記コントローラは、放出される放射線の強度、波形、周波数またはパルス変調を第1の治療期間にわたって徐々に変化させ、放出される放射線の強度、波形、周波数またはパルス変調を最後の治療期間にわたって徐々に変化させ、前記第1の治療期間および前記最後の治療期間は、約30分以上1時間以下である、請求項1乃至9に記載の医療装置。
  11. 前記入力端子またはさらなる入力端子は、前記患者に関するリアルタイム情報を示す患者データを受信し、前記放射線源を能動的に制御するために前記患者データを前記コントローラに送信するように構成されている、請求項2、3、または4に記載の医療装置。
  12. 前記入力端子またはさらなる入力端子に接続され、患者データがいつ所定の限界を超えたかを示す警報システムをさらに有する、請求項11に記載の医療装置。
  13. 前記コントローラは、放出される電磁放射線の波長を能動的に制御するようにさらに構成されている、請求項1乃至12に記載の医療装置。
  14. 前記コントローラは、放出される前記電磁放射線の強度を30〜100cd/mに制御するように構成されている、請求項13に記載の医療装置。
  15. 前記放射線源は、少なくとも1つの有機発光ダイオード(OLED)を有する、請求項1乃至14に記載の医療装置。
  16. 患者に関するパラメータの測定値を記録する患者データ監視装置と、
    前記患者によって装着される治療装置であって、
    患者の治療部位に向けて電磁放射線を放出する放射線源と、
    前記放射線源を前記治療部位に対して所定の位置にセットするためのマウント要素と、
    放出される電磁放射線の強度、波形、周波数またはパルス変調を制御するコントローラと、を有する治療装置と、
    を有し、
    前記治療装置は、前記患者データ監視装置から、前記測定値または前記測定値の一部を示す患者データを受信するように構成され、
    前記コントローラは、放出される前記電磁放射線の強度、波形、周波数またはパルス変調を、前記患者データに従って変化させるように構成されている、
    システム。
  17. 前記患者データ監視装置は、前記測定値または前記測定値の一部を示すデータを直接前記治療装置上の受信機に送信するように構成されている、請求項16に記載のシステム。
  18. 患者によって装着される治療装置であって、
    患者の治療部位に向けて電磁放射線を放出する放射線源と、
    前記放射線源を前記治療部位に対して所定の位置にセットするためのマウント要素と、を有する治療装置と、
    所定のパラメータに従って、前記放射線源によって放出される電磁放射線の強度、波形、周波数またはパルス変調を制御し変化させる信号を生成するコントローラと、
    を有するシステム。
  19. 前記コントローラは、放出される放射線の強度、波形、周波数またはパルス変調を、前記所定のパラメータに対応する治療プログラムに従って変化させるように構成されている、請求項18に記載のシステム。
  20. 電磁放射線を放出する放射線源を提供する工程と、
    患者によって装着され、前記放射線源を所定の位置にセットするためのマウント要素を提供する工程と、
    前記放射線源が電磁放射線を放出する期間または時間を制御し、放出される電磁放射線の強度、波形、周波数またはパルス変調を所定のパラメータに従って変化させるコントローラを提供する工程と、
    を有する医療装置製造方法。
  21. 実質的に添付図に関して上述した通りの装置。
  22. 実質的に添付図に関して上述した通りのシステム。
  23. 実質的に添付図に関して上述した通りの方法。
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