JP2016505923A - 電子リーダーにおけるコンテンツの注記ベースの注釈付けの提供 - Google Patents

電子リーダーにおけるコンテンツの注記ベースの注釈付けの提供 Download PDF

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Abstract

電子リーダー・アプリケーションは、電子リーダーにおけるコンテンツへの注記ベースの注釈付けを提供する。コンテンツに注釈付けするユーザー動作は、注記をキャプチャーするために注記ペインを開始する。注記は、様々な種別のテキスト、印付け、切り抜き、オーディオ録音、写真を含む。注記は、注記タイプにより構成される注記ペインでキャプチャーされる。注記はクラウド・ストレージにおいてプラットフォーム非依存で格納される。ローカル・キャッシュがまたオフラインの使用のために注記を維持する。注記は、アンカー・メーカーを用いてコンテンツにアンカーされる。アンカー・メーカーは、コンテンツの注記に関連する選択に近接してところに配置される。【選択図】図3

Description

モバイル・コンピューティングは、市場全体を通じてメディア消費(media consumption)を一変させた。製品世代にわたる小型化は、より多くの機能性をより小さいデバイスで達成するのを可能にしてきた。最新のスマート・フォンは、数年前のデスクトップ・コンピューターよりも多くのコンピューティング性能を有する。成長した製品プロセスはまた、技術の進歩により、シームレスにオートメーション化した製品に集積するのを可能にした。広範囲なオートメーション化は、廉価なコンポーネントにするのを可能にした。廉価なコンポーネントは、実行機能を提供する廉価なモバイル・デバイスの製造を可能にした。
遍在するネットワーク・インフラストラクチャーは、廉価なモバイル・デバイスによって進行中のコンテンツを共有し、消費するのを可能にしてきた。最近のネットワーク・インフラストラクチャーへの投資により、多種多様な場所にある多種多様なデバイスへのネットワーク・アクセスが提供されてきた。数多くのユーザーは、現代まで想像さえしない場所にあるパーソナル・デバイスを通じてそれらコンテンツへのアクセスが可能になる。その結果、コンテンツ消費が著しく増大した。より多くのユーザーが、パーソナル・デバイスを通じてメディアを消費するのを、過去におけるものと比較して選択している。しかしながら、電子メディアは、従前のソースと比較して不利である。本のような従前からのソースでは、ユーザーが、書き込みといった単純なプロセスを通じてコンテンツに注釈することができる。これとは対照的に、パーソナル・デバイスによるコンテンツとの相互作用では、パーソナル・デバイスによって達成されなければならない。
コンテンツに注釈を付すような適切なユーザー・エクスペリエンスをユーザーに提供することは、最新の製品にとってチャレンジなことであった。最新の解決案は通常、書き込みという単純な機能の利用を終える(end up)一方で、電子コンテンツへの注釈付けの解決策を実装する。
本摘要は、以下の詳細な説明に更に説明する簡略化した形態のコンセプトの選択を導入するために設ける。本概要は、特許請求された主題の鍵となる特徴または必須の特徴を排他的に特定することを目的とはせず、また、特許請求された主題の範囲を決定する際の支援を目的とするものでもない。
実施の形態は、電子リーダーにおいて注記ベースのコンテンツ注釈付けを提供することに向けられる。幾らかの実施形態によれば、電子リーダー・デバイスのアプリケーションは、ユーザー動作を検出して、注記を用いてコンテンツに注釈付けることができる。ユーザーがタブレットにペンを近づけたときに、または、デバイスがペン入力をサポートしない場合に彼/彼女がこのモード変更を明示的に要求したときに、注記ペインを起動させて、コンテンツ(例えば、テキスト)のユーザー選択に基づいて当該注記をキャプチャーすることができ、または、マーキングのユーザー入力は、実際の本の頂部において為されるように開始することができる。注記ペインは、選択された注記タイプに従って構成することができる。注記のキャプチャーの終了を検出すると、プラットフォーム非依存のフォーマットで注記を格納することができる。注記は、電子リーダー・デバイスのユーザー・インターフェースによって提示することができる。次いで、注記は、コンテンツにアンカーすることができる。アンカーは、ツリー・ベースのドキュメント規格を用いて実現することができる。ePub/HTMLの場合、ドキュメントはツリー・ベースとなる。ツリー・ベースのドキュメント規格は、プラットフォームにわたり注釈されたコンテンツを提示するときに、注記を表示する機能を保持することができる。それで、アンカー・アルゴリズムがその利点を享受することができる。しかしながら、一般的なアンカーは、ツリー・ベースのドキュメント規格には限定されない。
これらの、および他の特徴点および利点は、以下の詳細な説明の読み込みおよび付随する図面を精査することによって明らかとなるであろう。前述の全般的な説明および後述の詳細な説明は、例示のものに過ぎず、特許請求する態様を限定するものではないことが理解されるべきである。
図1は、幾らかの実施形態により、電子リーダーにおいてコンテンツへの注記ベースの注釈付けを提供する例示の構造図を示す。 図2は、実施形態によるクイック注記の例について示す。 図3は、実施形態によるフル・ページ注記の例について示す。 図4は、実施形態による注釈付けオーサリングの例について示す。 図5は、実施形態により、コンテンツに注釈するための代替の注記の例について示す。 図6は、実施形態によるマークアップ機能の例について示す。 図7は、実施形態によるマークアップ機能の他の例について示す。 図8は、実施形態によるシステムを実施するネットワーク化された環境である。 図9は、実施形態を実施する例示のコンピューティング動作環境についてのブロック図である。 図10は、実施形態により電子リーダーでコンテンツへの注記ベースの注釈付けを提供するプロセスについての論理フロー図を示す。
先に簡潔に説明したように、コンテンツは、電子リーダー・デバイスにおいて注記を用いて注釈付けをすることができる。電子リーダー・デバイスのアプリケーションは、注記を用いてコンテンツに注釈するために、注記ペインを開始して、ユーザー動作に応じて注記をキャプチャーすることができる。キャプチャーした注記は、プラットフォーム非依存のフォーマットで格納され、コンテンツにアンカーすることができる。
以下の詳細な説明は、本明細書の一部をなす添付の図面への参照を行い、特定の実施形態または実施例の説明を通じて示される。これらの態様を組み合わせることができ、他の態様を利用することができ、また、構造上の変更を、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく行うことができる。それ故、以下の詳細な説明は、限定的な意味で捉えられるべきではなく、本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって規定される。
実施形態はプログラム・モジュールの包括的なコンテキストで説明することになり、当該プログラム・モジュールが、コンピューティング・デバイスのオペレーティング・システム上で起動するアプリケーション・プログラムと連携して実行する一方で、当業者にとって、複数の態様がまた、他のプログラム・モジュールと組み合わせて実装されることを認識するであろう。
通常、プログラム・モジュールは、ルーチン、プログラム、コンポーネント、データ構造、および特定のタスクを実行し、または特定の抽象データ型を実装する他のタイプの構造を含む。更には、当業者にとって、実施形態が、他のコンピューター・システム構成と共に実施することができ、当該構成は、ハンドヘルド・デバイス、マルチプロセッサー・システム、マイクロプロセッサー・ベースまたはプログラム可能なコンシューマー・エレクトロニクス、ミニコンピューター、メインフレーム・コンピューター、および相当するコンピューティング・デバイスを含むことを理解するであろう。実施形態はまた、分散コンピューティング環境でも実施することができ、ここでは、タスクが通信ネットワークを通じてリンクされたリモートの処理デバイスによって実行される。分散コンピューティング環境では、プログラム・モジュールは、ローカルおよびリモートの双方のメモリ・ストレージ・デバイスに位置することができる。
実施形態は、コンピューター実装プロセス(方法)若しくはコンピューティング・システムとして、または、コンピューター・プログラム製品若しくはコンピューター可読媒体の製造物品として実施することができる。コンピューター・プログラム製品は、コンピューター・システムによって読み取り可能で、且つコンピューターまたはコンピューティング・システムに例示のプロセス(複数でも可)を実行させる命令を含むコンピューター・プログラムを符号化するコンピューター・ストレージ媒体とすることができる。コンピューター読み取り可能ストレージ媒体は、コンピューター読み取り可能メモリ・デバイスである。コンピューター読み取り可能ストレージ媒体は、例えば、揮発性コンピューター・メモリ、不揮発性メモリ、ハード・ドライブ、フラッシュ・ドライブ、フロッピー(登録商標)・ディスク、またはコンパクト・ディスク、および相当する媒体の内1つ以上を通じて実装することができる。
この明細書の全体を通じて、「プラットフォーム」という用語は、電子リーダーにおいてコンテンツへの注記ベースの注釈付けを提供するために、ソフトウェアおよびハードウェアのコンポーネントを組も合わせることができる。プラットフォームの例示には、これに限定されないが、複数のサーバーを通じて実行されるホストされたサービス、単一のコンピューターで実行されるアプリケーション、および相当するシステムが含まれる。「サーバー」という用語は、全般的に、ネットワーク化された環境において、通例1つ以上のソフトウェア・プログラムを実行するコンピューティング・デバイスのことを指す。しかしながら、サーバーはまた、ネットワーク上のサーバーとしてビューされる1つ以上のコンピューティング・デバイス上で実行される仮想サーバー(ソフトウェア・プログラム)としても実装できる。これらの技術および例示の動作に関するより多くの詳細を以下に記載する。
図1は、例示の構造上のダイヤグラムを示し、実施形態により、コンテンツには電子リーダーにおいて注記を用いて注釈することができる。ダイヤグラム100に示すコンポーネントおよび環境は、例示目的のものである。実施形態は、様々なローカル且つネットワーク化された、クラウド・ベースの様々なコンピューティング・デバイスおよびシステム並びにハードウェアおよびソフトウェアを採用した類似のコンピューティング環境で実施してもよい。
タブレット102のような「電子リーダー」のデバイスは、コンテンツ108をユーザーに提供するアプリケーションをホストすることができる。このようなアプリケーションは、電子リーダー・アプリケーションと称することができ、ローカルにインストールおよび実行される、有線または無線のネットワークを通じて(例えば電子ブック、ドキュメント等の)コンテンツを受け取るアプリケーションとすることができる。電子リーダー・アプリケーションはまた、1つ以上のサーバーによって提供され、電子リーダー・デバイス(例えば、タブレット102)を通じてユーザーによってアクセス可能な、ホストされたサービスとすることもできる。コンテンツは、如何なる種別の消費可能データとすることができ、排他的ではないが、テキスト、オーディオ、ビデオ、グラフィック等を含む。コンテンツはまた、規格化されたフォーマット(即ち、webページ)で提示される媒体の組合せを含むこともできる。
ユーザーは、様々な制御デバイスを通じてコンテンツ108と相互作用することができる。タブレット102では、ペン104、タッチ106およびマウス110ベースの入力を検出するのが可能である。アプリケーションは、検出した入力種別に従ってユーザー・エクスペリエンスをカスタマイズできる。例示のシナリオでは、コンテンツ108上でペン104を検出すると、注記ペインを起動させることができる。同様に、タッチ・ベースの入力は、タッチの長さおよび方向に基づく分析を行って、注記ペインの起動を決定することができる。更にまた、注記ペインは、右クリックといった所定のシナリオに従い、マウス入力に基づいて起動することもできる。
印付け(ink)のような注記は、規格化された形式でフォーマットすることができる。例えば、Ink Serialized Format(ISF)を用いることができる。コンテンツの付随部分に対し、当該部分に隣接する位置に注記をアンカーするために、アンカー・マーカーをコンテンツに挿入できる。アンカー・マーカーは、ツリー・ベースのドキュメントの場合に、直接ドキュメント・ツリーに挿入することができる。また、注記としての印付けを検出すると、該印付けは、装飾的書体の改良のために、ユーザーによって印付けを生成する間に処理することができる。
実施形態は、タブレット102での実施に限定されない。実施形態によるアプリケーションでは、ユーザーによって、他のプラットフォームで注記を用いてコンテンツに注釈するのを可能にする。ユーザーは、コンテンツを表示できる如何なるデバイスで注記を提供するのを可能とする。タッチ可能デバイス(ただし、好ましくは)は、必ずしも必要ではない。ユーザーは、標準マウスおよびキーボードのインターフェースを使用して、コンテンツを介して注記するのを可能とする。
図2は、実施形態によるクイック注記の例を示す。ダイヤグラム200は、クイック注記を用いて注釈したコンテンツを表示する。
ユーザーは、電子リーダー・サービスを提供するアプリケーションのユーザー・インターフェース202により表示されるコンテンツを選択することで、クイック注記ペイン204を開始することができる。クイック注記ペイン204を用いるときは、印付けベースの注記をデフォルトの注記タイプとしてもよい。トグル・コントロール206は、印付けからテキストへと注記タイプをスイッチすることができる。印付けベース注記タイプは、アプリケーションによって検出できる如何なる描画をも含むことができる。描画は、ハンドライティング、オブジェクトの図等を含んでもよい。
注記ペインはまた、アプリケーションのコントロール・メニュー210に表示されるコントロール212を用いて起動させることもできる。コントロール・メニューは、ハイライトする機能および注記させる機能のためのランチャーをホストすることができる。コントロール・メニューはまた、検索機能のコントロールを含むこともできる。
クイック注記ペイン204は、注記ペインから離れて検出される他の動作に応じてクローズすることができる。アプリケーションは、アンカーとして、興味があるコンテンツの近くにマーカーを配置することができる。興味があるコンテンツは、注記と関連付けられるコンテンツ内で選択することができる。マーカーを開始すると、注記を表示することができる。代替として、注記は、興味があるコンテンツに対する右クリック動作および表示されたコマンド・メニューからの起動動作の選択によって表示することができる。
付加的な機能には、如何なる場所での印付け(即ち、ペインなしの注記のキャプチャー)、テキスト以外の注記種別(即ち、イメージ)、注記のエクスポート、およびインポートのための友人への送信を含んでもよい。アプリケーションはまた、背景、フォント・タイプ、フォント・サイズ、色、ペン先幅、印付けの色、ハイライト・タイプ、下線、色、幅等の注記のための設定をセットするための機能を提供してもよい。
図3は、実施形態によるフル・ページの注記の例について示す。ダイヤグラム300では、コンテンツの注釈についての詳細注記をキャプチャーするために、フル・ページのノート・ペインを表示する。
フル・ページの注記は、ユーザーが、表示されたコンテンツ302に対し詳細注記をアンカーするのを可能にする。ユーザーは、アプリケーションにおいてコマンド・バーから注釈コントロールを選択することによって、フル・ページの注記ペイン304を開始することができる。印付けベースの注記タイプは、フル・ページの注記ペイン304のデフォルト設定としてもよい。
フル・ページの注記ペイン304で生成される印付けストロークおよび/またはグループ308は、コントロール306から投げ縄(lasso)の選択コントロールを用いて選択可能としてもよい。選択されたストロークおよび/またはグループは、移動または削除することができる。フル・ページの注記ペイン304は、コマンド・バーからクローズ・コントロールを選択することによって破棄することができる。
ユーザーは、フル・ページの注記ペイン304を用いて様々な注記タイプでコンテンツに注釈することができる。ユーザーは、音声録音を付加することができる。ユーザーは、イメージおよび/またはビデオを注記に挿入することができる。ユーザーは、検索結果、リンク、およびwebページを注記に付加することができる。ユーザーはまた、注記にネストした注記を付加できる。ネストした注記は、他のコンテンツにアンカーすることができる。
クイック非表示コントロールは、コンテンツをフル・ページ注記の下に出現させることができる。ユーザーは、投げ縄コントロールを用いて、コンテンツの一部を選択し、それをフル・ページ注記にコピーすることができる。加えて、ユーザーは、フル・ページ注記をドキュメント処理アプリケーションにエクスポートすることができる。更にまた、背景、フォント、フォント・サイズ、色、ペン先幅、印付けの色、ハイライト・タイプ、注記の色および幅の設定は、コントロールを通じて、フル・ページ注記にセットすることができる。
図4は、実施例による注釈オーサリングの例について示す。ダイヤグラム400は、注記をキャプチャーするために注記ペイン408を開始する選択動作を示す。
実施形態によるアプリケーションは、ユーザー動作に応じて注記ペイン408を開始することができる。ユーザー動作は、コンテンツ402からのテキスト選択としてもよい。一例では、選択したテキスト406をハイライトするマウス入力を含んでもよい。タッチまたはペン入力では、タップおよびホールドのような検出パターンに従ってテキストを選択することができる。
代替として、コンテキスト・メニュー404は、テキスト406を選択するのに応じて表示することができる。コンテキスト・メニューは、注記ペイン408を開始するためのコントロールを有することができる。コンテキスト・メニュー・コントロールに対する他のユーザー動作により注記ペイン408が起動されてもよい。
注記ペイン408は、選択されたテキスト406の右または左に表示することができる。注記ペインの位置は、選択点と表示デバイスの縁の間の利用可能なスペースで決定することができる。注記ペインは、選択点と縁の間のより大きなスペースを有する側に表示するのがよい。注記ペインは、表示されたコントロールの可視性を維持するために、所定の最小のものにサイズダウンするようリサイズしてもよい。注記ペインは、該注記ペインを再表示するときに、注記のサイズおよび位置の構成と整合するようリサイズおよびリロケートするのがよい。
注記ペインは、デフォルトでテキスト・ベースの注記タイプを提供することができる。ユーザーは、注記ペイン内で注記タイプと関連付けられたコントロールを通じて、注記タイプを、テキスト、印付け、切り抜き(snippet)、オーディオ、または写真に変更することができる。
注記ペインは、選択された注記タイプにより、その表示面をカスタマイズすることができる。注記ペインは、テキスト・ベースの注記タイプを使用する間、ラインを表示してもよい。注記ペインは、テキスト・ベースの注記をホストしている間、必要に応じて垂直のスクロール・バーを表示してもよい。注記ペインは、印付けベースの注記タイプを使用する間、格子状に水平および垂直のラインを表示してもよい。印付けベースの注記タイプを使用する間、垂直および水平のスクロール・バーを表示してもよい。注記ペインは、切り抜き、オーディオ、または写真ベースの注記タイプを使用するときに、注記ペインはリンネル紙(linen paper)の背景を表示してもよい。垂直スクロール・バーは、必要に応じて表示するのがよい。加えて、コンテンツへの他のユーザー動作により、注記ペインを破棄することができる。更にまた、注記は、クラウド・ベースのストレージに保存してもよく、アンカーは当該注記と関連付けられるコンテンツの位置に挿入してもよい。
幾らかの実施形態によれば、コンテキスト・ベースのメニュー404のハイライト色コントロールを活性化させることによって、ユーザーは、注記の選択に対するハイライトの色を変更することができる。加えて、注記ペインは、デフォルトでテキスト・ベースの注記タイプについて構成することができる。注記ペインは、コピー・アンド・ペースト機能性を提供してもよい。種別、色およびサイズを含むフォント属性を変更するためのコントロールは、注記ペイン内に表示してもよい。垂直スクロール・バーは、挿入されたテキストが表示サイズを超えた場合に必要に応じて設けてもよい。
図5は、実施形態によりコンテンツを注釈するための代替の注記の例を示す。ダイヤグラム500は、様々な注記タイプをキャプチャーする例示の注記ペインを表示する。
注記ペイン502は、印付けベースの注意タイプについて構成することができる。注記ペイン502は、印付けベースの注記タイプを用いるときに、付加的なコントロール506を表示してもよい。注記ペイン502は、ブラシおよび消しゴム・コントロール506を表示してもよい。加えて、印付けストローク508は、マウス、ペンまたはタッチ・ダウンの動作の間に登録することができ、また、リリースしたときに中止することができる。コントロールは、印付けの厚さ、ストローク・スタイル、または色を提供できる。形状またはハンドライティングは、自動的に認識してもよい。印付けストローク508は、消しゴム・コントロールを用いて消去ことができる。更にまた、注記ペインは、キャンバスをブラウズするために、垂直および水平のスクロール・バーを表示してもよい。
注記ペイン510は、切り抜きベースの注記タイプについて構成することができる。注記ペイン510は、切り抜きコントロール512を表示することができる。注記ペイン510は、当該コントロール512の活性化に応じて隠してもよい。コンテンツは、透過フィルターおよびカーソルによって表示してもよい。アプリケーションは、カーソルを使用している間、ユーザーが、コンテンツの一部の周囲で長方形を描画するのを検出することができる。カーソルのリリースに応じて、長方形の一部を表す切り抜き514は、注記ペインに移すことができる。切り抜きのフル・サイズおよびアスペクト比は、ペースト動作の間、維持してもよい。加えて、注記ペインは、ユーザーが切り抜きをスクロールするのを可能にするために、必要に応じて垂直および水平のバーを表示することができる。切り抜きは、注記として格納することができる。
切り抜きは、各切り抜きの間に整列したデバイダーと共に、水平の行として構成することができる。切り抜きは、再編成または移動できないことがある。加えて、切り抜きは、クリッピングがコンテンツに出現するのと同一のシーケンスに自動配置してもよい。削除コントロール516は、ユーザーが切り抜きを削除することを可能にするために、切り抜き514に隣接して表示するのがよい。削除コントロール516の各活性化には、確認プロンプトを始動させてもよい。
注記ペイン520は、オーディオ記録ベースの注記タイプについて構成することができる。注記ペイン520は、オーディオ録音526を開始するために、録音コントロール522を表示してもよい。録音は、切り抜きをキャプチャーする注記ペインと同様の行に表示してもよい。録音は、波形グラフィックとして示してもよい。加えて、録音は、日付や期間の情報を示すメタデータを用いて表示してもよい。削除コントロール524は、録音526と隣接して表示してもよい。削除コントロールの活性化には、確認プロンプトを始動させてもよい。
注記ペイン530は、写真キャプチャーを開始するために、録画コントロール532を表示することができる。写真534は、切り抜きをキャプチャーする注記ペインと同様の行に表示してもよい。加えて、写真534は、キャプチャーの日時情報を示すメタデータと一緒のサムネイル・グラフィックとして表示してもよい。削除コントロールは、写真534に隣接して表示してもよい。削除コントロールの活性化には、確認プロンプトを始動させてもよい。
幾らかの実施形態によれば、ユーザーは、注記を編集するために、アンカー・マーカーを選択することができる。注記ペインは、アンカー・マーカーについて記録された最近の注記タイプをデフォルトで表示してもよい。加えて、ユーザーは、アンカーへの複数の注記を挿入してもよい。複数の注記タイプを使用する注記は、1つのアンカー・マーカーにアンカーしてもよい。例示のシナリオでは、ユーザーは、コンテンツ中の文章を選択することができ、テキスト・ベースの注記、印付けベースの注記、および音声ベースの注記を挿入することができる。注記は、1つの注記ペインに表示することができ、コンテンツ中の1つのアンカー・ポイントにより参照することができる。
ユーザーは、注記ペインを開始するために、3つのエントリ・ポイントにアクセスすることができる。アプリケーションは、コンテンツの一部を選択する第2のユーザー動作を検出することができる。選択は、コンテキスト・メニューを起動することができる。アプリケーションは、第3のユーザー動作がコンテキスト・メニューからペインに関連付けられるコントロールを選択するのに応じて、注記ペインを開始することができる。加えて、既存のアンカー・マーカーの選択は注記ペインを起動することができる。更にまた、ユーザーは、注記を見つけるために、検索コントロールを通じて注記ペインを開始することができる。検索コントロールは、注記を含む結果のリストを表示することができる。結果リスト内の注記へのリンクを選択するユーザー動作により、注記ペインを開始することができる。
作成または編集された注記は、クラウド・ベースのストレージに格納してもよい。オフラインでの使用は、ローカル・ストレージによってハンドリングすることができる。オフラインでの使用の間に検出される変更は、接続の回復に応じて、クラウド・ベースのストレージにポストすることができる。
注記は、電子メールを用いて送信してもよい。代替として、ユーザーが電子リーダー・デバイスへのアクセス権を有しない場合には、コンテンツを注記と共に送信してもよい。コンテンツはまた、画像として送信してもよい。Bluetooth(登録商標)またはインスタント・メッセージングのような代替の伝送方法も使用することもできる。
ハイライトおよびアンカー・マーカーは、検索結果に表示して注記の存在を通知することができる。コンテンツ内のオブジェクトについての複数の検索結果は、そのオブジェクトを注釈したオブジェクト(注記付きのオブジェクト)から区別することができる。
コンテンツの要約部では、コンテンツ内の注記へのリンクを含むことができる。シーク・バーは、コンテンツのページ内の最初の注記と同一の色の垂直の印マークを含むことができる。
図6は、実施形態によるマークアップ機能の例を示す。ダイヤグラム600は、ユーザーがコンテンツ上で直接描画およびハイライトするのを可能にするマークアップ機能を表示する。
ユーザーが電子リーダー・デバイスのディスプレイ602上でペンを用いて印付けやハイライトを描画することにより、フル・ページの注釈付けを開始することができる。代替として、アプリケーションは、実施形態により、フル・ページのコンテンツ上で印付けキャプチャーやハイライトを開始するために、コントロール・バー606内にマークアップ・コントロール608を提示することができる。
図7は、実施形態によるマークアップ機能の他の例示である。ダイヤグラム700は、ユーザーが印付けまたはハイライトを用いてコンテンツをマークアップすることができる全コンテンツを表示する。
ユーザーは、コンテンツ702に対しフリーフォームで描画する印付けおよびハイライトのツールと共に作用することができる。ハイライター・ツールは、より厚いストロークおよび透過度を有する印付けツールとすることができる。ユーザーは、コントロール714をクリックして、マークアップから抜けてコンテンツ702を読むようにして復帰することができる。アプリケーションは、印付けコントロール708に対するユーザー動作を検出して、コンテンツに対する印付けを描画することができる。描画された印付けは、注記に関連付けられたコンテンツの一部に近接する範囲内の位置で格納およびアンカーすることができる。他のユーザー動作がハイライト・コントロール710に対して検出されて、コンテンツへのハイライト704を描画することができる。ハイライトは、注記と関連付けられたコンテンツの一部に近接する範囲内の位置に格納およびアンカーすることができる。消去コントロール712は、消しゴム・ツールによって、印付けおよびハイライトを消去するのを可能にする。
アンカー・マーカーは、選択されたテキストの終わりに挿入することができる。アンカー・マーカーは、フォント・サイズの変更および画面解像度の変更によりテキストをフォローすることができる。マークアップ機能はまた、ページがオーサリングされたときに、表示されたページの開始時にアンカー・マーカーをコンテンツに埋め込む(deposit)することができる。マーカーは、マークアップが生成されたのと同じ解像度およびテキストのスケールでユーザーがコンテンツを読む場合に、非可視とすることができる。
テキストのスケールまたは画面解像度がマークアップのオリジナルの生成メタデータとは異なる場合は、ユーザーは、コンテンツのインラインのマーカーまたは縁の領域にアイコン/ボタンを見る(see)ことができる。これらの幾つらかについて、現在のページ上で可視となる如何なる部分のテキストに対してユーザーが行ったフル・ページの注釈付けごとに、如何なる所与のスクリーンについて存在してもよい。マーカーを始動することによりポップ・アウトのウィンドウにマークアップを表示することができ、その結果、示される注釈付けは、該注釈付けが収集されるのと同一のページに提示される。マークアップへのリンクはまた、注記ペインのビューに表示することもできる。
幾らかの実施形態によれば、現在オープンされている本について収集された全ての注記/注釈付けのリストを示すペインを提示することができる。このようなペインは、各注釈付けがなされたページに(例えば、ユーザーがリスト内の注釈についてのエントリをクリックするときに)ナビゲートするのに使用することができる。
他の実施形態によれば、ハイライターはコンテンツのページ上のテキストに対しスナップすることができる。色選択の組は、印付けおよびハイライターに提供することができる。加えて、読んでいるページが縮小されてサイド・パネルを表示するときに、マークアップを表示することができる。
ユーザーは、マークアップが読み出しビューの頂部に置かれるときに、コンテンツと相互作用する機能を保持することができる。ポップ・アップのマークアップ表示は、マークアップの読み出し専用ウィンドウまたはビューとすることができる。それは、スクリーン・ショットとしてもよい。
図2から図7の例示のシナリオおよびスキーマについて特定のコンポーネント、データ型、および構成と共に示した。実施形態は、これら例示の構成によるシステムに限定されない。電子リーダーにコンテンツについての注記ベースの注釈付けを提供することは、アプリケーションおよびユーザー・インターフェースにおいてより少ないまたは追加のコンポーネントを採用する構成で実装することができる。更にまた、図2から図7に示した例示のスキーマおよびコンポーネント並びにそれらのサブコンポーネントは、本明細書に説明した原理を用いて他の値により同様の手法で実装することができる。
図8は、実施形態によるシステムが実施されるネットワーク化された環境である。ローカルおよびリモートのリソースは、ホストされたサービスのように1つ以上のサーバー814または単一のサーバー(例えばウェブサーバ)816によって提供することができる。アプリケーションは、スマート・フォン813、タブレット・デバイス812、またはラップトップ・コンピューター811(「クライアント・デバイス」)のような個々のコンピューティング・デバイス上で実行することができ、また、ネットワーク(1または複数)810を通じてクラウド・ベースのストレージと通信することができる。
先に述べたように、電子リーダー・アプリケーションは、コンテンツに注記を注釈付けするユーザー動作を検出することができる。注記タイプに関連する注記ペインにより、注記をキャプチャーするのを始動することができる。注記は、キャプチャーを完了するとプラットフォーム非依存のフォーマットに格納することができる。幾らかの例示のフォーマットは、カスケーディング・スタイル・シート(CSS)またはJSONを含むことができる。注記は、コンテンツにアンカーすることができる。先に述べたように、クライアント・デバイス811−813は、リモート・サーバ(1または複数)(例えばサーバー814の内1つ)上で実行されるアプリケーションへのアクセスを可能にする。サーバー(1または複数)は、直接またはデータベース・サーバー818を介して、関連するデータをデータストア819との間(from/to)で抽出または保存することができる。
ネットワーク(1または複数)810は、如何なるサーバー、クライアント、インターネット・サービス・プロバイダー、および通信メディアのトポロジをも備えることができる。実施形態によるシステムは、静的であるか動的なトポロジを有することができる。ネットワーク(1または複数)810は、エンタープライズ・ネットワークのようなセキュアなネットワーク、非セキュア・ネットワーク(例えば、ワイヤレス・オープン・ネットワーク)、またはインターネットを含むことができる。ネットワーク(1または複数)810はまた、例えば一般加入電話網(PSTN)またはセルラー・ネットワークのような他のネットワークを通じて通信を調整することもできる。更にまた、ネットワーク(1または複数)810は、Bluetooth(登録商標)または同様のもののような短距離ワイヤレス・ネットワークを含むことができる。ネットワーク(1または複数)810は、本明細書において記載するノードの間の通信を提供する。例えば、この例に限定されないが、ネットワーク(1または複数)810は、音響、RF、赤外線、および他のワイヤレス・メディアのようなワイヤレス・メディアを含むことができる。
コンピューティング・デバイス、アプリケーション、データ・ソース、およびデータ分配システムにおける他の構成を適用して、電子リーダーにおいてコンテンツの注記ベースの注釈付けを提供することができる。更にまた、図8で述べたようなネットワーク化された環境は、例示の目的のために過ぎない。実施形態は、例示のアプリケーション、モジュールまたはプロセルに限定されない。
図9および関連する検討は、実施形態を実装するのに適したコンピューティング環境についての簡単で包括的な説明を目的するものである。図9に関して、実施形態によるアプリケーションについての例示のコンピューティング動作環境のブロック図を、コンピューティング・デバイス900のように例示する。基本構成において、コンピューティング・デバイス900は、少なくとも1つの処理ユニット902およびシステム・メモリ904を含むことができる。コンピューティング・デバイス900はまた、プログラムの実行時に協力する複数の処理ユニットを含むことができる。コンピューティング・デバイスの正確な構成およびタイプに依存して、システム・メモリ904は、(RAMのような)揮発性、(ROM、フラッシュメモリ等のような)不揮発性、またはこの2つの組合せとすることができる。システム・メモリ904は通例、ワシントン州レドモンドのMICROSOFT社によるWINDOWS(登録商標)およびWINDOWS PHONE(登録商標)のオペレーティング・システムのようなプラットフォームの動作を制御するのにふさわしいオペレーティング・システム905を含む。システム・メモリ904はまた、プログラム・モジュール906、電子リーダー・アプリケーション922、および注コンポーネント924のような1つ以上のソフトウェア・アプリケーションを含むこともできる。
電子リーダー・アプリケーション922は、コンテンツに注記を注釈付けするユーザー動作を検出することができる。注記コンポーネント924は、注記をキャプチャーするために、注記ペインを起動することができる。注記は、キャプチャーの完了後、注記コンポーネント924によって保存することができる。注記コンポーネント924は、注記に関連付けられる位置に注記をアンカーすることができる。基本構成は、図9に点線908内のコンポーネントによって例示される。
コンピューティング・デバイス900は、付加的な特徴または機能を有することができる。例えば、コンピューティング・デバイス900はまた、例えば、磁気ディスク、光ディスクまたはテープのような追加のデータ・ストレージ・デバイス(取り外し可能および/または取り外し不能な)を含むこともできる。このような追加のストレージは、図9に取り外し可能なストレージ909および取り外し不能なストレージ910によって示される。コンピューター読み取り可能ストレージ・メディアには、コンピューター読み取り可能命令、データ構造、プログラム・モジュールまたは他のデータのような情報のストレージのための如何なる方法または技術において実装される、揮発性および不揮発性、取り外し可能および取り外し不能なメディアを含むことができる。コンピューター読み取り可能ストレージ・メディアは、コンピューター読み取り可能なメモリ・デバイスである。システム・メモリ904、取り外し可能ストレージ909、および取り外し不能ストレージ910は、コンピューター読み取り可能ストレージ・メディアの全ての例示である。コンピューター読み取り可能ストレージ・メディアは、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ若しくは他のメモリ技術、CD―ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)、若しくは他の光ストレージ、磁気セット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ、若しくは他の磁気ストレージ・デバイス、または、所望の情報を格納するために用いることができ、そして、コンピューター900によってアクセス可能な他の如何なるメディアをも含むが、これに限定されるものではない。このようなコンピューター読み取り可能ストレージは、コンピューティング・デバイス900の一部とすることができる。コンピューティング・デバイス900はまた、キーボード、マウス、ペン、音声入力デバイス、タッチ入力デバイスおよび相当する入力デバイスのような入力デバイス((1または複数)を有することもできる。ディスプレイ、スピーカー、プリンター、および他の種別の出力デバイスのような出力デバイス(1または複数)914を含むこともできる。これらのデバイスは公知であり、詳細にここで説明する必要がないものである。
コンピューティング・デバイス900はまた、当該デバイスによって、分散コンピューティング環境のワイヤレス・ネットワーク、衛星リンク、セルラー・ネットワーク、および相当する機構のような他のデバイス918との通信を可能にする通信接続916を収容することもできる。他のデバイス918は、通信アプリケーション、ストレージ・サーバ、および相当するデバイスを実行するコンピューター・デバイス(1または複数)を含むことができる。通信接続(1または複数)916は、通信メディアの1つの例である。通信メディアは、コンピューター・読み取り可能命令、データ構造、プログラム・モジュール、または他のデータを、搬送波または他の移送機構のような変調データ信号に含めることができ、また、如何なる情報配信メディアを含む。「変調データ信号」という用語は、情報を信号に符号化するような手法でセットまたは変更されるその特性の1つ以上を有する信号のことを意味する。例えば、これに限定されないが、通信メディアは、有線ネットワークまたは直接有線ネットワークの接続のような有線メディア、並びに、音響、RF、赤外線および他のワイヤレス・メディアを含む。
例示の実施形態はまた方法も含む。これらの方法は、本文書に記載した構造を含み、如何なる数の方法でも実施することができる。このようなやり方の1つは、この文書に説明した種別のデバイスを有するマシン動作によるものである。
他の動作手法は、1人以上の人のオペレーターが幾らかを実行するのに連動して実行されることになる本方法の個々の動作の1つ以上に対する。これら人のオペレーターは、相互に同じ位置にある必要はないが、各々はプログラムの一部を実行するマシンを用いることができるのみである。
図10は、実施形態による電子リーダーにおけるコンテンツの注記ベースの注釈付けを提供するプロセスについての論理フロー図を例示する。プロセス1000は、幾らかの例では、電子リーダーによって実施することができる。
プロセス1000は動作1010で開始することができ、電子リーダー・アプリケーションは、注記を用いてコンテンツに注釈するユーザー動作を検出することができる。ユーザー動作は、コンテンツの一部の選択を含むことができる。アプリケーションは、動作1020において注記をキャプチャーする注記ペインを開始することができる。注記ペインは、注記タイプを管理して、基準をキャプチャーするコントロールを含むことができる。動作1030では、注記は注記ペインにおいてキャプチャーすることができる。注記ペインは、キャプチャーされた注記のサイズおよび位置に適応するように構成することができる。動作1040では、注記は、キャプチャーの終了を検出すると、スタイル・シート・ベースのフォーマットで格納することができる。スタイル・シート・ベースのフォーマットは、注釈されたコンテンツについて均一性およびクロス・プラットフォームの動作性を行使することができる。注記は、動作1050でコンテンツにアンカーすることができる。アンカー・マーカーは、注釈されたコンテンツに付随する位置に置くことができる。
幾らかの実施形態は、通信モジュール、メモリ、およびプロセッサーを含むコンピューティング・デバイスで実施することができ、プロセッサーは、メモリに格納された命令と連携して、上記の方法または相当するものを実行することができる。他の実施形態は、上記の方法または相当するものを実行するために、格納した命令を有するコンピューター読み取り可能ストレージ・メディアとして実施することができる。
プロセス1000に含まれる動作は例示目的のためのものである。実施形態により電子リーダーにおいてコンテンツの注記ベースの注釈付けを提供することは、より少ないまたは追加の類似のステップによって、本明細書に説明した原理を用いた動作の異なる順序でも同様にして、実装することができる。
上記の特定、例示およびデータは、実施形態における製造および構成の使用についての完全な説明を提供する。主題について、構造上の特徴および/または方法論的行為に特化した言語で説明してきたものの、添付の特許請求の範囲で規定される本主題は、必ずしも上記の特定の特徴または行為には限定されない。それよりかはむしろ、上記の特定の特徴または行為は、特許請求の範囲および実施形態を実施する例示の形態として開示されるものである。

Claims (10)

  1. 電子リーダーにおいてコンテンツへの注記ベースの注釈付けを提供するために、コンピューティング・デバイス上で実施される方法であって、
    前記コンテンツへの注釈付け動作を検出するステップと、
    注記をキャプチャーするために注記ペインを開始するステップと、
    前記注記ペインにおいて前記注記をキャプチャーするステップと、
    キャプチャーの終了を検出すると、プラットフォーム非依存のフォーマットで前記注記を格納するステップと、
    前記注記を前記コンテンツにアンカーするステップと
    を含む、方法。
  2. 請求項1記載の方法であって、更に、
    前記コンテンツの別の部分の選択を検出するステップと、
    コンテキスト・メニューを起動するステップと、
    前記注記ペインの起動に関連して前記コンテキスト・メニューのコントロールの活性化を検出するステップと
    を含む、方法。
  3. 請求項1記載の方法であって、更に、
    コンテキスト・メニューに表示された色コントロールを用いて、前記注記に関連付けられた前記コンテンツの一部をハイライトするステップと、
    前記コンテキスト・メニューに表示された他の色コントロールを用いて、前記ハイライトした部分の色を変更するステップと
    を含む、方法。
  4. 請求項1記載の方法であって、更に、
    印付けベースの注記タイプについての前記注記ペインを構成するステップと、
    ブラシ・コントロールおよび消しゴム・コントロールを表示するステップと、
    前記印付けの厚み、ストローク・スタイル、および前記印付けの色を含む印付け属性を変更するためのコントロールを提供するステップと、
    手書き認識および形状認識の内少なくとも1つを通じて前記印付けを前記注記として自動的に処理するステップと、
    前記注記ペインで前記注記をスクロールさせるために、垂直スクロール・バーおよび水平スクロール・バーを表示するステップと
    を含む、方法。
  5. 請求項1記載の方法であって、更に、
    前記注記ペインを切り抜きベースの注記タイプについて構成するステップと、
    前記注記ペインに表示された切り抜きコントロールの活性化に応じて前記注記ペインを隠すステップと、
    前記コンテンツを透過フィルターにより表示するステップと、
    ユーザーが前記コンテンツの一部の周りに長方形を描くのを検出するステップと、
    前記切り抜きとしての部分を前記注記ペインに移すステップと、
    前記切り抜きのサイズおよびアスペクト比を維持するステップと、
    前記注記ペインにおいて前記切り抜きをスクロールさせるために、垂直スクロール・バーおよび水平スクロール・バーを表示するステップと、
    前記切り抜きを前記注記として格納するステップと
    を含む、方法。
  6. 請求項5記載の方法であって、更に、
    前記切り抜きを水平行で形成するステップと、
    前記切り抜きと別の切り抜きの間にデバイダーを配置するステップと、
    前記切り抜きの削除を可能にするために、前記切り抜きに隣接する削除コントロールを表示するステップと
    を含む、方法。
  7. 電子リーダーにおいてコンテンツへの注記ベースの注釈付けを提供するためのコンピューティング・デバイスであって、
    命令を格納するように構成されるメモリと、
    前記メモリに結合されるプロセッサーであって、前記メモリに格納された命令と連携してアプリケーションを実行し、該アプリケーションが、
    前記コンテンツへの注釈付けの動作を検出し、
    プロセスであって、
    前記コンテンツの一部への選択動作を検出し、
    コンテキスト・メニューを起動し、
    注記ペインの開始に付随して、前記コンテキスト・メニューのコントロールの活性化を検出する
    プロセスを通じて前記注記をキャプチャーするために、前記注記ペインを開始し、
    前記注記ペインにおいて注記をキャプチャーし、
    キャプチャーの終了を検出すると、プラットフォーム非依存のフォーマットで前記注記を格納し、
    前記注記を前記コンテンツにアンカーする
    ように構成されるプロセッサーと
    を備える、コンピューティング・デバイス。
  8. 請求項7記載のコンピューティング・デバイスにおいて、前記アプリケーションが更に、
    注記タイプとして印付けを検出し、
    前記印付けの生成の間、装飾的書体の改良のために前記印付けを処理する
    ように構成される、コンピューティング・デバイス。
  9. 請求項7記載のコンピューティング・デバイスにおいて、前記アプリケーションが更に、
    ネットワーク化されたストレージとオフラインの使用のためのローカル・キャッシュとに前記注記を格納し、
    前記オフラインの使用の間における前記注記への変更を、接続の回復に応じて前記ネットワーク化されたストレージにアップロードする
    ように構成される、コンピューティング・デバイス。
  10. 電子リーダーにおいてコンテンツへの注記ベースの注釈付けを提供するために、格納した命令を有するコンピューター読み取り可能メモリ・デバイスであって、前記命令が、
    前記コンテンツへの注釈付けの動作を検出し、
    注記をキャプチャーするために、注記ペインを開始し、
    前記注記ペインにおいて前記注記をキャプチャーし、
    キャプチャーの終了を検知すると、プラットフォーム非依存のフォーマットで前記注記をフォーマットし、
    ネットワーク化されたストレージとオフラインの使用のためのローカル・キャッシュとに前記注記を格納し、
    前記注記を前記コンテンツにアンカーする
    ことを含む、コンピューター読み取り可能メモリ・デバイス。
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