JP2016504088A5

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Info

Publication number: JP2016504088A5
Application number: JP2015547273A
Authority: JP
Filing date: 2013-12-18
Publication date: 2017-02-02
Anticipated expiration: 2033-12-18

Claims

関心領域における血流状況のモニタリングに使用するシステムであって、当該システムが：
患者の身体の関心領域である第１の領域での血流パラメータを測定し、これを表す第１の測定データを生成するとともに、前記関心領域以外の組織領域である第２の領域での血流パラメータを測定し、これを表す第２の測定データを生成するように構成され動作可能な、血流の検出システムと；
前記検出システムと通信し、前記関心領域と当該関心領域以外の組織領域での測定をほぼ同時に実行し、前記第１および第２の測定データを記録するように構成された制御ユニットであって、前記第１の測定データと前記第２の測定データとの間の関係を特徴付ける所定の関数を特定し、前記関心領域の血流状況を表している前記関係を示す出力データを生成するように構成され動作可能な制御ユニットと、
を具えることを特徴とするシステム。
請求項１に記載されたシステムにおいて、前記所定の関数が、前記第１の測定データと前記第２の測定データとの間の相関関数であり、前記所定の関数が自己調節機能の状態を表していることを特徴とするシステム。
請求項１に記載のシステムにおいて、前記関係が：前記第１の測定データと前記第２の測定データとの間の、移動相関係数、位相遅延、または相互相関のうちの少なくとも１つを含むことを特徴とするシステム。
請求項１乃至３のいずれか１項に記載のシステムにおいて、前記検出システムが、前記関心領域での血流パラメータを測定し、これを表す前記第１の測定データを生成するように構成され動作可能な少なくとも１の第１の血流センサユニットと、前記関心領域以外の組織領域での血流パラメータを測定し、これを表す前記第２の測定データを生成するように構成され動作可能な少なくとも１の第２の血流センサユニットと、を具えることを特徴とするシステム。
請求項１乃至４のいずれか１項に記載のシステムにおいて、前記検出システムが、侵襲性、非侵襲性、またはこの両方の種類の血流測定を実行するように構成されていることを特徴とするシステム。
請求項１乃至５のいずれか１項に記載のシステムにおいて、前記検出システムが、患者の脳または腎臓の領域である前記関心領域における血流測定を実行するように構成されていることを特徴とするシステム。
請求項１乃至６のいずれかに１項に記載のシステムにおいて、前記検出システムが、前記関心領域以外の組織領域での血流測定を実行するように構成され、前記関心領域以外の組織領域が、当該組織領域での血流が血圧にほぼ直線的に従属する組織であるように選択されていることを特徴とするシステム。
血流測定システムに用いる制御ユニットであって、当該制御ユニットが：
患者の身体の関心領域である第１の領域および当該関心領域以外の身体の組織領域である第２の領域から同時に測定した血流パラメータに対応する、第１および第２の測定データを受信するデータ入力ユーティリティーと；
前記第１および第２の測定データを処理し、前記第１の測定データと前記第２の測定データとの間の関係を特徴づける所定の関数を特定し、前記関心領域における血流の状況を表している前記関係を示す出力データを生成するように構成されたプロセッサユーティリティーとを具えることを特徴とする制御ユニット。
血流状況のモニタリングに使用する方法であって、当該方法が：
患者の身体の関心領域、および当該関心領域以外の身体の組織領域から同時に測定した血流パラメータに対応する、第１および第２の測定データを提供するステップと；
前記第１および第２の測定データを処理して、前記第１の測定データと前記第２の測定データとの間の関係を特徴づける所定の関数を特定し、前記関心領域における血流の状況を表している前記関係を示す出力データを生成するステップと、
を具えることを特徴とする方法。
請求項９に記載の方法において、前記関心領域以外の組織領域は、当該組織領域における血流が、血圧にほぼ直線的に従属する組織であるように選択されることを特徴とする方法。
請求項９または１０に記載の方法において、前記所定の関数が、前記第１の測定データと前記第２の測定データとの間の相関係数であることを特徴とする方法。
請求項９または１１に記載の方法において、前記関係が：前記第１の測定データと前記第２の測定データとの間の、移動相関係数、位相遅延、または相互相関のうちの少なくとも１つを含むことを特徴とする方法。
請求項９乃至１２のいずれか１項に記載の方法において、前記関心領域が、脳の領域または腎臓の領域であることを特徴とする方法。
関心領域における血流状況のモニタリングに使用するシステムであって、当該システムが：
患者の身体の関心領域である第１の領域での血流パラメータを測定し、これを表す第１の測定データを生成するとともに、前記関心領域以外の組織領域である第２の領域での血流パラメータを測定し、これを表す第２の測定データを生成するように構成され動作可能な、血流の検出システムと；
前記検出システムと通信し、前記第１および第２の領域での測定を同時に実行し、前記第１および第２の測定データを記録するように構成された制御ユニットと；を具え、
前記血流の検出システムが、非侵襲かつ直接的な血流の測定用に構成された単一の血流センサを有しており、当該血流センサが、前記第１および第２の領域の少なくとも一部に超音波を放射するように構成され動作可能な音響モジュールと、前記超音波が放射された第１および第２の領域を光で照射するように構成され動作可能な照明モジュールと、前記第１および第２の領域の各々から超音波タグ付けされた光を受ける少なくとも１の感知モジュールと、を有しており、
前記制御ユニットが、前記第１および第２の測定データを分析すること、前記第１の測定データと前記第２の測定データとの間の関係を特徴付ける所定の関数であって、前記関心領域における血流状況を表す所定の関数を特定すること、および前記関心領域における血流状況を示す出力データを生成すること、を独立して行うように構成され動作可能であることを特徴とするシステム。