JP2016503995A - スモールセルに対してrach送信を使用するueビーコニング - Google Patents

スモールセルに対してrach送信を使用するueビーコニング Download PDF

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Abstract

スモールセルデバイスによって実行されるビーコン検出の方法は、ビーコンパラメータをユーザ機器(UE)と交換することと、ビーコンパラメータをUEと交換した後に、低電力モードに入ることと、低電力モードの間に、ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル中のビーコンを、UEから受信することと、ビーコンを受信することに応答して、高電力モードに入ることと、高電力モードの間に、UEと関係付くこととを含む。ビーコン検出の方法は、スモールセルデバイスが効率的な方法で低電力モードから高電力モードに移行できるようにする。移行は、スモールセルデバイスのサービスエリアに入っている、ユーザ機器によってトリガされてもよい。【選択図】図5A

Description

分野
[0001]
本開示は、一般的にワイヤレスシステムおよび方法に関連し、特に、ビーコン検出のためのシステムおよび方法に関連する。
背景
[0002]
ワイヤレス通信システムは、例えば、音声、データ等のような、さまざまなタイプの通信コンテンツを提供するように広く配備されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅、送信電力等)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであってもよい。このような多元接続システムの例は、コード分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、および、これらに類するものを含んでいてもよい。加えて、システムは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)、3GPPロングタームエボリューション(LTE)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO)等のような仕様に準拠することができる。
[0003]
一般的に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数の移動体デバイスに対する通信を同時にサポートしてもよい。各移動体デバイスは、フォワードリンク上およびリバースリンク上の送信を通して、1つ以上のアクセスポイントと通信してもよい。フォワードリンク(またはダウンリンク)は、アクセスポイントから移動体デバイスへの通信リンクを指し、リバースリンク(またはアップリンク)は、移動体デバイスからアクセスポイントへの通信リンクを指す。さらに、単一入力単一出力(SISO)システムや、複数入力単一出力(MISO)システムや、複数入力複数出力(MIMO)システム等を通して、移動体デバイスとアクセスポイントとの間の通信を確立してもよい。加えて、移動体デバイスは、ピア・ツー・ピアワイヤレスネットワークコンフィギュレーションにおいて、他の移動体デバイスと(および/または、アクセスポイントは、他のアクセスポイントと)通信することができる。
[0004]
従来のアクセスポイントを補助するために、追加の、制限されたアクセスポイントを配備して、よりロバストなワイヤレスカバレッジを移動体デバイスに提供できる。例えば、ワイヤレス中継局および低電力アクセスポイント(例えば、一般的に、ホームノードBまたはホームeNBと呼ばれ、まとめて、H(e)NBと呼ばれ、フェムトアクセスポイント、フェムトセル、ピコセル、マクロセル等と呼ばれることがある)を、インクリメント的な容量増加や、より豊かなユーザ経験や、建物中または他の特定の地理的なカバレッジや、および/または、これらに類するもののために配備することができる。いくつかのコンフィギュレーションでは、このような低電力アクセスポイントは、移動体運営者ネットワークへのバックホールリンクを提供できるブロードバンド接続(例えば、デジタル加入者線(DSL)ルータ、ケーブル、または、他のモデム等)を通して、インターネットに接続できる。したがって、ブロードバンド接続を通して、1つ以上のデバイスに移動体ネットワークアクセスを提供するために、例えば、低電力アクセスポイントをユーザの家または企業環境の中に配備できる。
[0005]
このようなヘテロジニアスネットワークにおいて、移動体デバイスとスモールセルのような近くのアクセスポイントとが互いを検出することは、課題であることが多い。スモールセルデバイスのカバレッジエリア中に移動体デバイスがないとき、スモールセルを長期間の間電力セーブモードのまま保つ誘因があるという点で、1つの課題がある。(例えば、移動体デバイスがカバレッジエリアに戻るとき)検出、したがってデバイス間の通信は、スモールセルが電力セーブモード中の間、制限される。1つの以前の解決法は、電力セ―ブモード中に、移動体デバイスがスモールセルの存在を検出できるように、スモールセルが低電力ビーコンを送信することである。
概要
[0006]
スモールセルデバイスによって実行されるビーコン検出の方法は、(i)ビーコンパラメータをユーザ機器(UE)と交換することと、(ii)ビーコンパラメータをUEと交換した後に、低電力モードに入ることと、(iii)低電力モードの間に、ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル中のビーコンを、UEから受信することと、(iv)ビーコンを受信することに応答して、高電力モードに入ることと、(v)高電力モードの間に、UEと関係付くことと、のうちのいずれか1つまたは組み合わせを含むが、これらに限定されない。
[0007]
さまざまな実施形態において、高電力モードの間に、ビーコンパラメータがユーザ機器と交換される。
[0008]
さまざまな実施形態において、低電力モードでは、ビーコンを受信するスモールセルデバイスのリスニングコンポーネントがアクティブ化され、データパケットを受信するスモールセルデバイスのトランシーバが非アクティブ化される。高電力モードでは、スモールセルデバイスのリスニングコンポーネントがアクティブ化され、スモールセルデバイスのトランシーバがアクティブ化される。
[0009]
さまざまな実施形態において、UEがスモールセルデバイスのカバレッジ中にないとき、スモールセルデバイスは、低電力モードに入る。
[0010]
さまざまな実施形態において、スモールセルデバイスはフェムトセルユニットである。
[0011]
さまざまな実施形態において、関係付くことは、後続するRACH手順を実行して、セル再選択を完了することを含む。
[0012]
ユーザ機器によって実行されるビーコン送信の方法は、(i)ビーコンパラメータをスモールセルデバイスと交換することと、(ii)スモールセルデバイスの存在を検出することと、(iii)検出することに応答して、ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル中のビーコンを、スモールセルデバイスに送信することと、(iv)スモールセルデバイスと関係付くことと、のうちのいずれか1つまたは組み合わせを含むが、これらに限定されない。
[0013]
さまざまな実施形態において、スモールセルデバイスが低電力モードの間に、スモールセルデバイスの存在が検出される。スモールセルデバイスが高電力モードの間に、パラメータがユーザ機器と交換される。スモールセルデバイスが高電力モードの間に、ユーザ機器がスモールセルデバイスと関係付けられる。
[0014]
さまざまな実施形態において、関係付くことは、後続するRACH手順を実行して、セル再選択を完了することを含む。
[0015]
さまざまな実施形態において、スモールセルデバイスの存在は、近隣マップと、帯域外シグナリングと、位置推定とのうちの少なくとも1つを通して検出される。
[0016]
スモールセルデバイスによって実行されるビーコン検出の方法は、(i)ビーコンパラメータをユーザ機器(UE)と交換することと、(ii)ビーコンパラメータを隣接セルデバイスに送信することと、(iii)ビーコンパラメータをUEと交換した後に、低電力モードに入ることと、(iv)低電力モードの間に、隣接セルデバイスがビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル中のビーコンをUEから受信すること応答して、通知を隣接セルデバイスから受信することと、(v)通知を受信することに応答して、高電力モードに入ることと、(vi)高電力モードの間に、UEと関係付くことと、のうちのいずれか1つまたは組み合わせを含むが、これらに限定されない。
[0017]
さまざまな実施形態において、隣接セルデバイスは、スモールセルデバイスを含む。
[0018]
さまざまな実施形態において、隣接セルデバイスは、マクロセルデバイスを含む。
[0019]
さまざまな実施形態において、通知は、スモールセルデバイスへのバックホールを通して受信される。
[0020]
さまざまな実施形態において、高電力モードの間に、ビーコンパラメータがUEと交換される。
[0021]
さまざまな実施形態において、低電力モードでは、通知を受信するスモールセルデバイスのリスニングコンポーネントがアクティブ化され、データパケットを受信するスモールセルデバイスのトランシーバが非アクティブ化される。高電力モードでは、スモールセルデバイスのリスニングコンポーネントがアクティブ化され、スモールセルデバイスのトランシーバがアクティブ化される。
[0022]
さまざまな実施形態において、UEがスモールセルデバイスのカバレッジ中にないとき、スモールセルデバイスは、低電力モードに入る。
[0023]
さまざまな実施形態において、スモールセルデバイスは、フェムトセルユニットである。
[0024]
さまざまな実施形態において、関係付くことは、後続するRACH手順を実行して、セルの再選択を完了することを含む。
[0025]
ユーザ機器によって実行されるビーコン送信の方法は、(i)ビーコンパラメータをスモールセルデバイスと交換することと、(ii)スモールセルデバイスに関係付けられている隣接セルデバイスの存在を検出することと、(iii)検出することに応答して、ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル中のビーコンを、隣接セルデバイスに送信することと、(iv)スモールセルデバイスと関係付くことと、のうちのいずれか1つまたは組み合わせを含むが、これらに限定されない。
[0026]
さまざまな実施形態において、スモールセルデバイスが低電力モードの間に、隣接セルデバイスの存在が検出される。スモールセルデバイスが高電力モードの間に、パラメータがユーザ機器と交換される。スモールセルデバイスが高電力モードの間に、ユーザ機器がスモールセルデバイスと関係付けられる。
[0027]
さまざまな実施形態において、関係付くことは、後続するRACH手順を実行して、セルの再選択を完了することを含む。
[0028]
さまざまな実施形態において、スモールセルデバイスの存在は、隣接マップと、帯域外シグナリングと、位置推定とのうちの少なくとも1つを通して検出される。
[0029]
スモールセルデバイスによって実行されるビーコン検出の方法は、ビーコンパラメータをユーザ機器(UE)と交換することと、ビーコンパラメータを第1の隣接セルデバイスに送信することと、ビーコンパラメータをUEと交換した後に、低電力モードに入ることと、低電力モードの間に、(i)スモールセルの識別子を含むランダムアクセスチャネル(RACH)メッセージ中のビーコンと、(ii)隣接セルデバイスがスモールセルデバイスの識別子を含むUEからのRACHメッセージ中のビーコンを検出することに応答した、第1の隣接セルデバイスからの通知と、のうちの少なくとも1つを受信することと、第2の通知を受信することに応答して、高電力モードに入ることと、高電力モードの間に、UEと関係付くことと、のうちのいずれか1つまたは組み合わせによって実行されるが、これらに限定されない。
[0030]
さまざまな実施形態において、RACHメッセージは、スモールセルデバイスに対する識別子を含む。
[0031]
いくつかの実施形態において、識別子はSRNC−IDを含む。
[0032]
さまざまな実施形態において、通知は、UEがRACHメッセージを送信した隣接セルデバイスから受信される。
[0033]
さまざまな実施形態において、通知は、UEがRACHメッセージを送信した異なる隣接セルデバイスから受信される。
[0034]
さまざまな実施形態において、隣接セルデバイスのうちの少なくとも1つは、スモールセルデバイスを含む。
[0035]
さまざまな実施形態において、隣接セルデバイスのうちの少なくとも1つは、マクロセルデバイスを含む。
[0036]
さまざまな実施形態において、通知は、スモールセルデバイスへのバックホールを通して受信される。
[0037]
さまざまな実施形態において、高電力モードは、低電力モードよりもより多くの電力を使用する。
[0038]
さまざまな実施形態において、高電力モードの間に、ビーコンパラメータがUEと交換される。
[0039]
ユーザ機器によるビーコン検出送信の方法は、(i)ビーコンパラメータをスモールセルデバイスと交換することと、(ii)隣接セルデバイスの存在を検出することと、(iii)隣接セルデバイスを検出することに応答して、ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)メッセージ中のビーコンを送信することと、(iv)スモールセルデバイスと関係付くことと、のうちのいずれか1つまたは組み合わせを含むが、これらに限定されない。
[0040]
さまざまな実施形態において、RACHメッセージが、検出された隣接セルデバイスに送信される。
[0041]
さまざまな実施形態において、RACHメッセージが、スモールセルデバイスに対する識別子を含む。
[0042]
さまざまな実施形態において、識別子が、担当無線ネットワーク制御識別子(SRNC−ID)を含む。
[0043]
さまざまな実施形態において、スモールセルデバイスが低電力モードの間に、存在が検出される。スモールセルデバイスが高電力モードの間に、パラメータがユーザ機器と交換される。スモールセルデバイスが高電力モードの間に、ユーザ機器がスモールデバイスと関係付けられる。
[0044]
いくつかの実施形態において、高電力モードは、低電力モードよりもより多くの電力を使用する。
[0045]
さまざまな実施形態において、関係付くことは、後続するRACH手順を実行して、セルの再選択を完了することを含む。
[0046]
さまざまな実施形態において、スモールセルデバイスの存在は、隣接マップと、帯域外シグナリングと、位置推定とのうちの少なくとも1つを通して検出される。
[0047]
ビーコン検出のための装置は、ビーコンパラメータをユーザ機器(UE)と交換する手段と、ビーコンパラメータをUEと交換した後に、低電力モードに入る手段と、低電力モードの間に、ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル中のビーコンを、UEから受信する手段と、ビーコンを受信することに応答して、高電力モードに入る手段と、高電力モードの間に、UEと関係付く手段と、のうちのいずれかの1つまたは組み合わせを含むが、これらに限定されない。
[0048]
ビーコン検出のための装置は、ビーコンパラメータをユーザ機器(UE)と交換するようにと、ビーコンパラメータをUEと交換した後に、低電力モードに入るようにと、低電力モードの間に、ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル中のビーコンを、UEから受信するようにと、ビーコンを受信することに応答して、高電力モードに入るようにと、高電力モードの間に、UEと関係付くように構成されているプロセッサを含むがこれらに限定されない。
[0049]
コンピュータ読取可能記憶媒体を含む、ビーコン検出のためのコンピュータプログラムプロダクトにおいて、コンピュータ読取可能記憶媒体は、ビーコンパラメータをユーザ機器(UE)と交換するためのコードと、ビーコンパラメータをUEと交換した後に、低電力モードに入るためのコードと、低電力モードの間に、ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル中のビーコンを、UEから受信するためのコードと、ビーコンを受信することに応答して、高電力モードに入るためのコードと、高電力モードの間に、UEと関係付くためのコードとを含むがこれらに限定されない。
[0050]
図1は、本開示のさまざまな実施形態にしたがった処理システムを用いる装置に対する例示的なハードウェアコンフィギュレーションのブロックダイヤグラムである。
[0051]
図2は、本開示のさまざまな実施形態にしたがったワイヤレス通信を図示している。
[0052]
図3Aは、本開示のさまざまな実施形態にしたがったネットワーク環境内のホームノードB(HNB)の配備を可能にする通信システムを図示している。
[0053]
図3Bは、本開示のさまざまな実施形態にしたがったネットワーク環境を図示している。 図3Cは、本開示のさまざまな実施形態にしたがったネットワーク環境を図示している。
[0054]
図4Aは、本開示のさまざまな実施形態にしたがったスモールセルユニットとユーザ機器とを図示するブロックダイヤグラムである。 図4Bは、本開示のさまざまな実施形態にしたがったスモールセルユニットとユーザ機器とを図示するブロックダイヤグラムである。
[0055]
図5Aは、本開示のさまざまな実施形態にしたがった方法を図示している。 図5Bは、本開示のさまざまな実施形態にしたがった方法を図示している。
[0056]
図6Aは、本開示のさまざまな実施形態にしたがった方法を図示している。 図6Bは、本開示のさまざまな実施形態にしたがった方法を図示している。
[0057]
図7は、本開示のさまざまな実施形態にしたがった方法を図示している。
詳細な説明
[0058]
さまざまな実施形態は、スモールセル(例えば、フェムトセル、ピコセル等)のような基地局によって、移動体デバイス(ユーザ機器(UE))からのビーコンを検出する、システムおよび方法に関連する。特に、システムおよび方法は、既存のRACHプリアンブルおよびメッセージを実現するUEビーコンを検出することに関連する。いくつかの実施形態において、UEは、ターゲットスモールセルへのその近接を発見する。その後、UEは、以前に交渉したコンフィギュレーションパラメータを使用して、ターゲットスモールセルに向けたRACHプリアンブルを送信してもよい。ターゲットスモールセルはプリアンブルを検出して、電力セーブモードから高電力モードに変更してもよい。UEは、後にターゲットセルと関係付いてもよい。いくつかの実施形態において、隣接スモールセル(およびオプション的に隣接マクロセル)間の協力ストラテジーは、UEからターゲットセルへのRACH送信が隣接セルによって検出されてもよいように実現されてもよい。その後、ターゲットスモールセルは、隣接スモールセルによって通知される際に、ターゲットスモールセルの電力モードを変更してもよい。いくつかの実施形態において、ターゲットスモールセルに対するセル特有のIDを使用して、隣接セルにRACHメッセージを送って、電力モード変更をトリガするように、UEは構成されている。
[0059]
「例として、事例として、あるいは実例として機能すること」を意味するために、用語「例」または「例示的な」をここで使用する。「例示的な」ものとしてここで説明するいずれの実施形態も、他の実施形態と比較して、必ずしも、好ましいまたは有利なものと解釈されるものではない。ここで説明する技術は、コード分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多重化(OFDMA)ネットワーク、単一搬送波FDMA(SCFDMA)ネットワーク等のような、さまざまなワイヤレス通信ネットワークに対して使用してもよい。用語「ネットワーク」および「システム」は、交換可能に使用されることが多い。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000等のような、無線技術を実現してもよい。UTRAは、ワイドバンド−CDMA(W−CDMA(登録商標))および低チップレート(LCR)TD−SCDMAを含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856標準規格をカバーする。TDMAネットワークは、移動体通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現してもよい。OFDMAネットワークは、進化型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のような、無線技術を実現してもよい。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル移動体電気通信システム(UMTS)の一部である。ロングタームエボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSのアドバンストリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と名付けられた組織からの文書中に説明されている。cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と名付けられた組織からの文書中に説明されている。これらのさまざまな無線技術および標準規格は、技術的に知られている。
[0060]
図1は、図2〜図7の実施形態を含む(が、これらに限定されない)、本開示のさまざまな実施形態にしたがった、処理システム114を用いる装置100に対する例示的なハードウェアコンフィギュレーションのブロックダイヤグラムである。この例において、処理システム114は、バス102によって一般的に表されたバスアーキテクチャで実現してもよい。バス102は、処理システム114の特定のアプリケーションと全体的な設計の制約とに依存して、任意の数の相互接続のバスおよびブリッジを含んでいてもよい。バス102は、プロセッサ104により一般的に表される1つ以上のプロセッサと、コンピュータ読取可能媒体106により一般的に表されるコンピュータ読取可能媒体とを含む、さまざまな回路を互いにリンクさせる。バス102はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、電力管理回路のような、他のさまざまな回路をリンクさせてもよいが、これらは技術的によく知られているので、これ以上説明しない。バスインタフェース108は、バス102とトランシーバ110との間のインタフェースを提供する。トランシーバ110は、送信媒体を通して他のさまざまな装置と通信できる。装置の性質に依存して、ユーザインターフェース112(例えば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティック等)も提供されてもよい。
[0061]
プロセッサ104は、バス102を管理することと、コンピュータ読取可能記憶媒体106上に記憶されているソフトウェアの実行を含む一般的な処理とを担っている。プロセッサ104によって実行されるとき、ソフトウェアは、処理システム114に、任意の特定の装置に対して本開示中で説明するさまざまな機能を実行させる。コンピュータ読取可能記憶媒体106はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ104によって操作されるデータを記憶するために使用してもよい。
[0062]
図2は、図3A〜図7の実施形態を含む(が、これらに限定されない)、本開示のさまざまな例示的な実施形態にしたがって、多数のユーザをサポートするように構成されているワイヤレス通信システム200を図示している。図2中に示すように、例として、システム200は、例えば、(マクロセル202として呼ばれている)マクロセル202a〜202gのような複数のセルに対する通信を提供し、各マクロセル202は、ノードB(NB)、eノードB(eNB)等としてさまざまに知られてもいる(基地局204として呼ばれている)基地局204a〜204gのような対応する基地局によりサービス提供される。マクロセル202のそれぞれは、2つ以上のセクタにさらに分けられてもよい。基地局204のそれぞれは、(例示されていない)コアネットワークに対して適切に結合されていてもよく、さまざまな基地局204の間で、いくつかの例では、インターネットに、情報を渡すことが可能になる。(移動局206と呼ばれている)移動局206a〜206lを含むさまざまな移動局は、アクセス端末(AT)、ユーザ機器(UE)等としてもさまざまに知られており、システム200全体を通して分散されている。移動局206のそれぞれは、例えば、基地局206がアクティブか否か、基地局206がソフトハンドオフ中であるか否かに依存して、所定の瞬間に、ダウンリンク(DL)および/またはアップリンク(UL)上で、1つ以上の基地局204と通信してもよい。ワイヤレス通信システム200は、広い地理的領域に渡ってサービスを提供してもよく、例えば、マクロセル202は近隣にある数ブロックをカバーしてもよい。別の例において、マクロセル202は、マイクロセルまたはピコセルのような、より小さなセル(すなわち、より小さな地理的サービスエリアを有する)を含んでいてもよく、または、マクロセル202は、マイクロセルまたはピコセルのような、より小さなセル(すなわち、より小さな地理的サービスエリアを有する)によって置換してもよい。特定の実施形態において、ワイヤレス通信システム200は、さらにより小さく、より特定の地理的カバレッジエリアを有するフェムトセルを含んでいてもよい。
[0063]
一般的に、移動局206がスイッチオンされるとき、公衆地上移動体ネットワーク(PLMN)が選択され、移動局206は、このPLMNの適切なセルをサーチしてキャンプする。無線アクセス技術(RAT)間のセル選択およびセル再選択のための基準は、一般的にさまざまな無線基準に依存する。RATに加えて、PLMNタイプも同様に異なっていてもよい。移動局206は、選択されたPLMNの適切なセルをサーチし、そのセルを選んで利用可能なサービスを提供し、その制御チャネルに同調する。この選ぶことは、「セルにキャンプすること」として知られている。移動局206は、必要な場合、その後、選ばれたセルの登録エリア中におけるその存在を登録し、成功した位置登録の結果として、選択されたPLMNが登録されたPLMNになる。
[0064]
移動局206がより適切なセルを見つけた場合、移動局206は、そのセルを再選択し、そこにキャンプする。新たなセルが異なる登録エリア中にある場合、位置登録が実行される。必要であれば、移動局206は、規則的な時間間隔で、より優先度の高いPLMNをサーチし、別のPLMNが選択されている場合、適切なセルをサーチしてもよい。
[0065]
図3Aは、図1、図2、図3B〜図7の実施形態を含む(が、これらに限定されない)、本開示のさまざまな実施形態にしたがって、ネットワーク環境内のホームノードB(HNB)の配備を可能にする通信システム300を図示している。図3A中に示すように、システム300は、例えば、1つ以上のユーザ住宅中のような、対応するスモールスケールネットワーク環境330中にインストールされ、UE320と呼ばれている、関係付けられているユーザ機器(UE)320a、320bにサービス提供するように構成されているフェムトセルユニット、あるいは、ピコセルユニット、マイクロセルユニット、またはこれらに類するもののような他のスモールセルユニットのような、スモールセルデバイスを含んでいる。フェムトセルユニット310は、例えば、ケーブルまたはDSL接続である、バックホール接続335を経由してインターネット340に結合されていてもよい。フェムトセルユニット310は、さらに、適切な通信ハードウェアおよびソフトウェアを利用するインターネット340を通して移動体運営者コアネットワーク350に通信可能に結合されていてもよい。さらに、フェムトセルユニット310は、1つ以上のマクロセル基地局360に通信可能に結合されていてもよい。特定の実施形態では、マクロセル基地局360のうちの1つ以上によってブロードキャストされるエアインターフェースを傍受するために、フェムトセルユニットはネットワークリッスンコンポーネント370を利用してもよい。
[0066]
ここで以下に説明する実施形態のいくつかは、3GPPの専門用語を使用しているが、実施形態は、3GPP技術に適用するとともに、3GPP2技術ならびに他の既知で関連する技術にも適用してもよいことを理解すべきである。ここで説明するこのような実施形態において、フェムトセルユニット310の所有者は、移動体運営者コアネットワーク350を通して提供される、例えば、プロバイダからの3Gまたは4G−LTE移動体サービスのような移動体サービスに加入し、UE320は、マクロセルラ環境と住宅の小さなスケールのネットワーク環境330との両方において動作してもよい。したがって、フェムトセルユニット310は、任意の既存のUE320と下位互換性があってもよい。
[0067]
図3Bおよび図3Cは、例示的なネットワーク環境を図示している。例えば、図3Bにおいて、UE320が、スモールセルデバイス(SCD)310のカバレッジエリア(ネットワーク環境)330中にあり、それにより、デバイス間の通信ができる。別の例として、図3Cにおいて、UE320が、スモールセルデバイス310のカバレッジエリア330の外部にある、または、UE320と通信することができない他の状態にある(例えば、スモールセルデバイスが、減少した送信/受信能力を有する電力セーブモード中にある)。このような実施形態において、例えば、UE320は、1つ以上の隣接セルデバイス(例えば、NCD1、NCD2)380と通信してもよい。隣接セルデバイス380のうちの1つ以上は、スモールセルデバイス(例えば、フェムトセルユニット、ピコセルユニット、マイクロセルユニット等)であってもよい。隣接セルデバイス380のうちの1つ以上は、マクロ基地局(例えば、図3A中の移動体運営者コアネットワーク350のような、マクロ基地局)であってもよい。
[0068]
図4Aは、図1〜図3Cおよび図4B〜図7の実施形態を含む(が、これらに限定されない)、本開示のさまざまな実施形態にしたがったフェムトセルユニット310のようなスモールセルユニットを図示している。図4Aにおいて、多数のブロックが、プロセッサまたは制御装置としてラベル付けされている。これらのプロセッサのそれぞれは、プロセッサ104(図1参照)または処理システム114(図1参照)のようなハードウェアプロセッサとして実現してもよく、あるいは代わりに、任意の数の図示するプロセッサによって実行される機能が組み合わされ、単一のハードウェアプロセッサによって実現してもよいことは当業者であれば理解するだろう。さらに、図4A中で図示するプロセッサは、プロセッサ、ソフトウェアまたはこれらに類するものによって実現されることになる機能を表しているかもしれない。
[0069]
図1〜図4Aを参照すると、さまざまな実施形態において、ネットワークリッスンコンポーネント370は、隣接セルデバイス発見、干渉管理、モビリティ管理、および/またはこれらに類するものに対するものであってもよい。特定の実施形態において、ネットワークリッスンコンポーネント370は、フェムトセルユニット310を構成することと、同期のための、タイミングおよび周波数情報を検索することとに対するものであってもよい。ネットワークリッスンコンポーネント370は、さまざまな利用可能チャネル上で、信号および干渉レベルを受信して測定するための、ダウンリンク受信機371および受信プロセッサ372を含んでいてもよい。ネットワークリッスンコンポーネント370は、受信機371および受信プロセッサ372をさらに利用して、タイミングおよび周波数情報を隣接セルから取得し、モビリティおよび干渉管理目的のために、これらのセルからのブロードキャストメッセージをデコードしてもよい。例えば、ネットワークリッスンコンポーネント370は、周囲のセルを周期的にスキャンすることによってこれを達成してもよい。フェムトセルユニット310は、ワイヤレス広域ネットワーク(WWAN)トランシーバ311とWWANプロセッサ312とを含むワイヤレス広域ネットワーク(WWAN)コンポーネントと、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)トランシーバ313とWPANプロセッサ314とを含むWPANコンポーネントとをさらに含んでいてもよい。ここで、WPANコンポーネントはオプション的なものであり、フェムトセルユニット310に近接したUEとの、低電力、帯域外通信に利用してもよい。フェムトセルユニット310は、フェムトセルユニット310の内部または外部にあってよいモデム400との通信を促進するバックホールI/Oユニット316と、フェムトセルユニット310のさまざまな機能を制御し調整する制御装置/プロセッサ315と、制御装置/プロセッサ315による利用のための情報を記憶するメモリ317とをさらに含んでいてもよい。
[0070]
図4Bは、図1〜図4Aおよび図5〜図7の実施形態を含む(が、これらに限定されない)、本開示のさまざまな実施形態にしたがったUE320のようなユーザ機器を図示している。図4Bにおいて、多数のブロックがプロセッサまたは制御装置としてラベル付されている。これらのプロセッサのそれぞれは、プロセッサ104(図1参照)または処理システム114(図1参照)のようなハードウェアプロセッサとして実現してもよく、あるいは代わりに、任意の数の図示するプロセッサによって実行される機能が組み合わされ、単一のハードウェアプロセッサによって実現してもよいことは当業者であれば理解するだろう。さらに、図4B中に図示したプロセッサは、プロセッサ、ソフトウェア、またはこれらに類するものによって実現されることになる機能を表しているかもしれない。
[0071]
図1〜図4Bを参照すると、UE320は、WWANトランシーバ420とWWANプロセッサ430とを含んでいてもよい。UE320は、WPANトランシーバ440とWAPNプロセッサ450とを含んでいてもよい。したがって、UE320は、WWANリンクおよび/またはWPANリンクを、フェムトセルユニット310と確立するように構成されてもよい。さらに、UE320は、例えば、(図示されていない)キーパッドからユーザ入力を受け入れ、例えば、(図示されていない)ディスプレイに出力を提供するI/O470を含んでいてもよい。さらに、UE320は、UE320のさまざまな機能を制御する制御装置/プロセッサ460と、制御装置/プロセッサ460によって使用される情報を記憶するメモリ480とを含んでいてもよい。
[0072]
さまざまな実施形態において、フェムトセルユニット310(または他のスモールセルデバイス)の動作は、例えば、UE320によって送信される周期的なビーコンを通して、UE320による近接インジケーションに基づいて制御される。一般的に、UE320がフェムトセルユニット310のカバレッジエリア中にないとき、フェムトセルユニット310は、電力セーブモード(または低電力モード)中にある。UE320がフェムトセルユニット310に近接するとき、フェムトセルユニット310は、ビーコンを検出してもよく(または、ビーコンを検出している隣接セルデバイスによって通知されてもよく)、高電力モードに入り、UE320にサービス提供する。UE320にビーコンを送信させることにより、フェムトセルユニット310は、ビーコンが検出されるまで、電力セーブモード中のままであってもよい。これは、フェムトセルユニット310が高電力モード中のままであり(すなわち、オンのままであり)、UE320による検出のために、ビーコンをUE320に送信する、従来のシステムとは対照的である。
[0073]
特定の実施形態において、RACHプリアンブル(またはRACHメッセージ)を、ビーコンとして実現してもよい。このような実施形態は、既存のシグナリングメカニズム(RACHプリアンブルおよびメッセージ)が近接検出(ビーコニング)の目的のために再使用されるという点で有利である。
[0074]
図5Aは、本開示のさまざまな実施形態にしたがった、ビーコン検出B500の方法を図示している。図1〜図5Aを参照すると、方法B500は、(例えば、スモールセルデバイス310および/またはUE320の処理システム100中で、)スモールセルデバイス310および/またはUE320のうちの1つ以上によって実現してもよい。
[0075]
ブロックB510において、スモールセルデバイス310およびUE320が、RACHビーコン関連情報を交換する(例えば、図3B参照)。ブロードキャストメッセージ中で(例えば、UMTSにおけるシステム情報ブロックタイプ5(SIB5)メッセージ中で)、スモールセルデバイス310からUE320に送信されるいくつかのパラメータがある。パラメータは、RACHプリアンブルとRACHメッセージとをスモールセルデバイス310に送るために、UE320によって使用される。パラメータは、アクセススロット、プリアンブルスクランブルコード、プリアンブル署名、データ部分に対する拡散係数、各アクセスサービスクラス(ASC)に対して利用可能な署名およびサブチャネル、電力制御情報等のうちの1つ以上を含んでいてもよい(が、これらに限定されない)。
[0076]
ブロックB520において、例えば、UE320が、もはやスモールセルデバイス310のカバレッジエリア中にないとき、スモールセルデバイス310が電力セーブモード(または第1のモードまたは低電力モード)になる。電力セーブモード中、スモールセルデバイス310の、ネットワークリスニングコンポーネント370のようなRACH傍受モジュールは、RACHビーコン(例えば、RACHプリアンブル)を受信するために、または、そうでなければ検出するために、アクティブ化されたままである。電力セーブモード中、受信のおよび/または送信の他の形態をディセーブルしてもよい。
[0077]
ブロックB530において、例えば、スモールセルデバイス310のカバレッジエリアに再び入る際、UE320が、隣接マップを通してまたはスモールセルデバイスを検出するための他の何らかの適切な方法(例えば、帯域外(OOB)シグナリング、位置推定等)を通して、スモールセルデバイス310への近接を検出してもよい。
[0078]
ブロックB540において、例えば、スモールセルデバイス310の近接検出に応答して、UE320が、ブロックB510において交換したビーコン関連情報とともに、RACHプリアンブル(ビーコン)をスモールセルデバイス310に送る。例えば、スモールセルデバイス310からのダウンリンクパイロット信号を検出することなく、UE320は、ビーコニングに対して指定されたRACHプリアンブルを送ってもよい。
[0079]
ブロックB550において、例えば、ビーコンを受信することに応答して、スモールセルデバイス310が、高電力モード(または第2のモード)に入り、UE320が、スモールセルデバイス310と関係付く。スモールセルデバイス310が高電力モードに入った後、後続するRACH手順が開始され、セル再選択を完了してもよい。
[0080]
上記で説明した図5A中の方法B500は、図5B中に図示したミーンズプラスファンクションブロック500’ に対応する、さまざまなハードウェアおよび/またはソフトウェアのコンポーネントおよび/またはモジュールによって実行してもよい。言い換えると、図5A中に図示したB510からブロックB540は、図5B中に図示したミーンズプラスファンクションブロックB510’ からブロックB540’ に対応する。
[0081]
図6Aは、本開示のさまざまな実施形態にしたがった、ビーコン検出B600の方法を図示している。図1〜図6Aを参照すると、方法B600は、(例えば、スモールセルデバイス310および/またはUE320の処理システム100中で、)スモールセルデバイス310および/またはUE320のうちの1つ以上によって実現してもよい。
[0082]
ブロックB610において、スモールセルデバイス310およびUE320が、RACHビーコン関連情報を交換する(例えば、図3Bを参照)。ブロードキャストメッセージ中で(例えば、UMTSにおけるSIB5メッセージ中で)、スモールセルデバイス310からUE320に送信されるいくつかのパラメータがある。パラメータは、RACHプリアンブルとRACHメッセージとをスモールセルデバイス310に送るために、UE320によって使用される。パラメータは、アクセススロット、プリアンブルスクランブルコード、プリアンブル署名、データ部分に対する拡散係数、各アクセスサービスクラス(ASC)に対して利用可能な署名およびサブチャネル、電力制御情報等を含んでいてもよい(が、これらに限定されない)。
[0083]
ブロックB620において、スモールセルデバイスが、ビーコン関連情報を隣接セルデバイス380のうちの1つ以上と交換する。加えて、スモールセルデバイス310は、スモールセルデバイス310が電力セーブモードに移行していると隣接セルデバイス380に通知してもよい。
[0084]
ブロックB630において、例えば、UE320が、もはやスモールセルデバイス310のカバレッジエリア中にないとき(例えば、図3C参照)、スモールセルデバイス310が電力セーブモード(または第1のモードまたは低電力モード)になる。いくつかの実施形態において、電力セーブモードの間に、隣接セルデバイス380は、(例えば、それぞれのネットワークリスニングコンポーネント370を通して)RACH傍受を実行して、ビーコン関連情報中で識別されたUE320を検出してもよい。いくつかの実施形態において、電力セーブモード中、スモールセルデバイス310は、ネットワークリスニングコンポーネント370を動作させることを継続して、隣接セルデバイス380から通知を受信してもよく、または、そうでなければ検出してもよい。電力セーブモード中、受信および/または送信の他の形態をディセーブルしてもよい。他の実施形態において、スモールセルデバイス310は、バックホール335またはこれに類するものを通して通知を受信してもよい。
[0085]
ブロックB640において、例えば、スモールセルデバイス310のカバレッジエリア330または隣接セルデバイス380のカバレッジエリアに再び入る際(例えば、図3C参照)、UE320が、隣接マップを通してまたはスモールセルデバイス310を検出するための他の何らかの適切な方法(例えば、対域外(OOB)シグナリング、位置推定等)を通して、スモールセルデバイス310または隣接セルデバイス380への近接を検出してもよい。
[0086]
ブロックB650において、例えば、近接検出に応答して、UE320が、ブロックB610においてUE320とスモールセルデバイス310との間で交換したビーコン関連情報とともに、RACHプリアンブル(ビーコン)を送信してもよく、ビーコン関連情報はまた、ブロックB620において、スモールセルデバイス310と隣接セルデバイス380との間で交換されていたものである。例えば、RACHは、アップリンクデータ送信、セル更新、RRC接続要求、および/または、これらに類するものに対するものであってもよい。
[0087]
ブロックB660において、例えば、UE320からのビーコンの検出に応答して、隣接セルデバイス380のうちの1つ以上がスモールセルデバイス310に通知する。
[0088]
ブロックB670において、例えば、通知を受信することに応答して、スモールセルデバイス310が高電力モード(または第2のモード)に入り、UE320がスモールセルデバイス310と関係付く。スモールセルデバイス310が高電力モードに入った後、後続するRACH手順が開始され、セル再選択を完了してもよい。
[0089]
このような実施形態が、RACH傍受を実行する複数のスモールセルデバイスを含むことから、UE320の存在を検出する確率が増加する。加えて、UE320の存在を検出できるエリアが増加する。結果として、UE320の存在がより早く検出でき、スモールセルデバイス310が高電力モードにより早く入ることができるようにする。したがって、UE320がスモールセルデバイス310のカバレッジに入るときまでに、スモールセルデバイス310は高電力モードに入っており、UEによる、検出および再選択のためのオーバーヘッドチャネルの送信を開始していてもよく、それゆえに、ハンドオーバー待ち時間が減る。
[0090]
上記で説明した図6Aにおける方法600は、図6Bにおいて図示したミーンズプラスファンクションブロックB600’ に対応する、さまざまなハードウェアおよび/またはソフトウェアのコンポーネントおよび/またはモジュールによって実行してもよい。言い換えると、図6A中に図示したB610からB640は、図6B中に図示したミーンズプラスファンクションブロックB610’ からB640’ に対応する。
[0091]
図1〜図7を参照すると、さまざまな実施形態において、ビーコン検出方法は、UE320がビーコンとしてRACHメッセージを送信することを含んでいてもよい。RACHメッセージは隣接セルデバイス380のうちの1つ以上によって受信されてもよい。図7は、本開示のさまざまな実施形態にしたがった、ビーコン検出B700のこのような方法を図示している。図1〜図7を参照すると、方法B700は、(例えば、スモールセルデバイス310および/またはUE320処理システム100中で、)スモールセルデバイス310および/またはUE320のうちの1つ以上によって実現してもよい。
[0092]
ブロック710において、スモールセルデバイス310およびUE320が、RACHビーコン関連情報を交換する(例えば、図3B参照)。ブロードキャストメッセージ中で(例えば、UMTSにおけるSIB5メッセージ中で)、スモールセルデバイス310からUE320に送信されるいくつかのパラメータがある。パラメータは、RACHプリアンブルとRACHメッセージとをスモールセルデバイス310に送るために、UE320によって使用される。パラメータは、アクセススロット、プリアンブルスクランブルコード、プリアンブル署名、データ部分に対する拡散係数、各アクセスサービスクラス(ASC)に対して利用可能な署名およびサブチャネル、電力制御情報等を含んでいてもよい(が、これらに限定されない)。
[0093]
ブロックB720において、スモールセルデバイス310が、ビーコン関連情報を隣接セルデバイス380のうちの1つ以上と交換する。加えて、スモールセルデバイス310は、スモールセルデバイス310が電力セーブモードに移行していると隣接セルデバイス380に通知してもよい。隣接セルデバイス380は、例えば、第1の隣接セルデバイス381を含んでいてもよい。いくつかの実施形態において、隣接セルデバイス380のうちの少なくとも1つは、ビーコン関連情報をスモールセルデバイス310と交換しなかった、または、そうでなければ協調方法B700を実現しない、第2の隣接セルデバイスを含んでいてもよい。
[0094]
スモールセルデバイス310は、隣接発見の間、この情報を隣接セルデバイス380と共有してもよい。例えば、いくつかの実施形態において、スモールセルデバイス310は、そのセルブロードキャスト情報中の予め規定されたフィールドを通して、B700の方法(またはこれに類するもの)に参加するスモールセルデバイス310のその意向を隣接セルデバイス380に報知してもよい。別の実施形態において、スモールセルデバイス310は、電力セーブモードになる前に、隣接セルデバイス380のすべてまたは隣接セルデバイス380のサブセットに対して、このような方法に参加するそれらの意向についての問い合わせを送ってもよい。
[0095]
ブロックB730において、例えば、UE320が、もはやスモールセルデバイス310のカバレッジエリア330中にないとき、スモールセルデバイス310が電力セーブモード(または第1のモード)になる。いくつかの実施形態において、電力セーブモード中の間に、隣接セルデバイス380のうちの1つ以上は、(例えば、それぞれのネットワークリスニングコンポーネント370を通して)RACH傍受を実行して、UE320を検出してもよい。いくつかの実施形態において、電力セーブモード中、スモールセルデバイス310は、ネットワークリスニングコンポーネント370を動作させることを継続して、RACHビーコン(例えば、RACHメッセージ)および/または他のスモールセルデバイスから通知を受信してもよく、または、そうでなければ検出してもよい。電力セーブモード中、受信および/または送信の他の形態をディセーブルしてもよい。他の実施形態において、スモールセルデバイス310は、バックホール335またはこれに類するものを通して通知を受信してもよい。
[0096]
ブロックB740において、例えば、スモールセルデバイス310のカバレッジエリア330または隣接セルデバイス380のカバレッジエリアに再び入る際、UE320が、隣接マップを通してまたはスモールセルデバイス310を検出するための他の何らかの適切な方法(例えば、対域外(OOB)シグナリング、位置推定等)を通して、スモールセルデバイス310および/または隣接セルデバイス380への近接を検出してもよい。
[0097]
ブロックB750において、例えば、近接検出に応答して、UE320が、RACHメッセージを第1の隣接セルデバイス381のような隣接セルデバイス380のうちの少なくとも1つに送ってもよい。例えば、UE320は、RACHメッセージを、UE320が現在関係付けられている隣接セルデバイス380(例えば、第1の隣接セルデバイス381)に送ってもよい。
[0098]
RACHメッセージは、スモールセルデバイス310の一意的な識別子またはこれに類するものを有するセル更新メッセージであってもよい。例えば、一意的な識別子は、UTRAN無線ネットワーク一時識別子(U−RNTI)中の担当無線ネットワーク制御識別子(SRNC−ID)であってもよい。
[0099]
いくつかの実施形態において、ブロックB760において、例えば、UE320からのRACHメッセージ(ビーコン)を受信することに応答して、第1の隣接セルデバイス381がUE320の存在を(RACHメッセージ中の一意的な識別子に基づいて)スモールセルデバイス310に通知する。これは、例えば、(例えば、ブロックB750中のように)UE320がRACHメッセージを送る隣接セルデバイス(例えば、第1の隣接セルデバイス381)が、(例えば、ブロックB720中のような)協調方法B700を実現している場合に生じてもよい。したがって、第1の隣接セルデバイス381は、例えば、高電力モードに入るようにスモールセルデバイス310に要求するかもしれない。
[0100]
他の実施形態において、ブロックB770において、例えば、UE320からのRACHメッセージ(ビーコン)を傍受することに応答して、第1の隣接セルデバイス381はUE320の存在を(RACHメッセージ中の一意的な識別子に基づいて)スモールセルデバイス310に通知する。これは、例えば、(例えば、ブロックB750中のように)UE320がRACHメッセージを送る隣接セルデバイス(例えば、第2の隣接セルデバイス382)が、(例えば、ブロックB720中のような)協調方法B700を実現していない場合に生じてもよい。第2の隣接セルデバイス382は、UE320からのRACHメッセージを拒絶してもよいが、第1の隣接セルデバイス381はRACHメッセージを傍受してもよい。したがって、第1の隣接セルデバイス381は、例えば、高電力モードに入るようにスモールセルデバイス310に要求するかもしれない。
[0101]
さらに他の実施形態において、ブロックB780において、例えば、ネットワークリスニングコンポーネント370を通して、スモールセルデバイス310がRACHメッセージを傍受し、SRNC−IDまたはこれに類するもののような、その一意的な識別子を検出してもよい。これは、例えば、(例えば、ブロックB750中のように)UE320がRACHメッセージを送る隣接セルデバイス(例えば、第2の隣接セルデバイス382)が、(例えば、ブロックB720中のような)協調方法B700を実現していない場合に生じてもよい。第2の隣接セルデバイス382は、UE320からのRACHメッセージを拒絶してもよいが、スモールセルデバイス310は、RACHメッセージを傍受してもよい。
[0102]
ブロックB790において、例えば、通知(例えば、ブロックB760またはブロックB770)を受信すること、または、RACHメッセージを傍受すること(例えば、ブロックB780)に応答して、スモールセルデバイス310が高電力モードに入る。したがって、UE320がスモールセルデバイス310と関係付いてもよい。
[0103]
このような実施形態が、RACH傍受を実行する複数のスモールセルデバイスを含むことから、UE320の存在を検出する確率が増加する。加えて、UE320の存在が検出できるエリアが増加する。結果として、UE320の存在がより早く検出でき、スモールセルデバイス310がより早く高電力モードに入ることができるようにする。したがって、UE320がスモールセルデバイス310のカバレッジに入るときまでに、スモールセルデバイス310は高電力モードに入っており、UEによる、検出および再選択のためのオーバーヘッドチャネルの送信を開始していてもよく、それゆえに、システムの待ち時間が減る。
[0104]
さまざまな実施形態において、スモールセルデバイス310およびUE320はパラメータのサブセットを選択して、ビーコニング方法(例えば、B500、B600、B700等)の一部として使用してもよい。例えば、特定の実施形態において、スモールセルデバイス310およびUE320は、ビーコニングとして使用するためのプリアンブル署名のサブセットを選択してもよい。典型的に、UMTSにおいて、プリアンブル送信の間、UEは16のプリアンブル署名のうちの1つを選んでもよい。しかしながら、いくつかの実施形態において、UEは、15のプリアンブル署名から選び、ビーコニング目的のみの1つの(または他の数の)プリアンブル署名を選択してもよい。したがって、(本開示において説明したように)電力セーブモード中のとき、スモールセルデバイス310は、選択したプリアンブル署名に対してのみサーチする必要があり、他の15のプリアンブル署名に対してサーチする必要はない。
[0105]
さまざまな実施形態において、スモールセルデバイス310および/または隣接セルデバイス380のうちの1つ以上は、セルデバイスが電力セーブモードに入ることができるようにするためにスケジュールを調整するように構成されている。
[0106]
開示されるプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的なアプローチの例であると理解すべきである。設計選択に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、本開示の範囲内でありながら、再構成してもよいと理解すべきである。添付の方法の特許請求の範囲は、サンプル順序でさまざまなステップのエレメントを提示しているが、提示された特定の順序または階層に限定されることを意味するものではない。
[0107]
当業者であれば、さまざまな異なる技術および技法のうちのいずれかを使用して、情報および信号を表してもよいことを理解するだろう。例えば、上記の記述全体を通して参照されるかもしれない、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボルおよびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁粒、光界または光粒、あるいは、これらの任意の組み合わせにより表されてもよい。
[0108]
ここで開示した実施形態に関連して説明した、さまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、あるいは双方を組み合わせたものとして実現してもよいことを、当業者はさらに認識するだろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に図示するために、さまざまな例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、これらの機能性に関して上記で一般的に説明している。このような機能性が、ハードウェアまたはソフトウェアとして実現されるか否かは、システム全体に課せられている、特定のアプリケーションおよび設計制約に依存する。熟練者は、各特定のアプリケーションに対してさまざまな方法で、説明した機能性を実現するかもしれないが、このようなインプリメンテーションの決定は、本開示の範囲から逸脱が生じるとして解釈されるべきでない。
[0109]
ここで開示した実施形態に関連して説明したさまざまな例示的な、論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいはここに説明した機能を実行するように設計されたこれらの任意の組み合わせで、実現または実行してもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替実施形態では、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または、状態機械であってもよい。プロセッサはまた、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連する1つ以上のマイクロプロセッサ、または、他の何らかのこのようなコンフィギュレーションである、コンピューティングデバイスの組み合わせとして実現してもよい。
[0110]
ここで開示した実施形態に関連して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、または2つの組み合わせにおいて、具現化してもよい。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバルディスク、CD−ROM、または技術的に既知である他の何らかの形態の記憶媒体中に存在してもよい。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合されている。代替実施形態では、記憶媒体はプロセッサと一体化してもよい。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に存在してもよい。ASICは、ユーザ端末中に存在していてもよい。代替実施形態では、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中にディスクリートコンポーネントとして存在してもよい。
[0111]
1つ以上の例示的な実施形態では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせで実現してもよい。ソフトウェアで実現する場合、機能は、1つ以上の命令またはコードとしてコンピュータ読取可能媒体上に記憶されてもよく、あるいは、1つ以上の命令またはコードとしてコンピュータ読取可能媒体上に送信されてもよい。コンピュータ読取可能媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を促進する任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体および通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体であってもよい。限定ではなく例として、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいはコンピュータによってアクセスできる命令またはデータ構成の形態で所望のプログラムコードを運ぶまたは記憶するために使用できる他の何らかの媒体を含んでいてもよい。加えて、任意の接続は、コンピュータ読取可能媒体と適切に呼ばれる。例えば、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚り対、デジタル加入者回線(DSL)、あるいは、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または、他の遠隔ソースから、ソフトウェアが送信される場合には、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚り対、DSL、あるいは、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義中に含まれる。ここで使用したようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル汎用ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイ(登録商標)ディスクを含むが、一般的に、ディスク(disk)は、データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)はデータをレーザによって光学的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0112]
開示した実施形態のこれまでの説明は、当業者が本開示を製作または使用できるように提供した。これらの実施形態に対するさまざま改良は当業者に容易に明らかとなり、ここに規定した一般的な原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他の実施形態に適用されてもよい。したがって、本開示は、ここで示した実施形態に限定されることを意図しているものではなく、ここで開示した原理と新しい特徴とに一致した最も広い範囲に一致させるべきである。
開示した実施形態のこれまでの説明は、当業者が本開示を製作または使用できるように提供した。これらの実施形態に対するさまざま改良は当業者に容易に明らかとなり、ここに規定した一般的な原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他の実施形態に適用されてもよい。したがって、本開示は、ここで示した実施形態に限定されることを意図しているものではなく、ここで開示した原理と新しい特徴とに一致した最も広い範囲に一致させるべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] スモールセルデバイスによって実行されるビーコン検出の方法において、
ビーコンパラメータをユーザ機器(UE)と交換することと、
前記ビーコンパラメータを前記UEと交換した後に、低電力モードに入ることと、
前記低電力モードの間に、前記ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル中のビーコンを、前記UEから受信することと、
前記ビーコンを受信することに応答して、高電力モードに入ることと、
前記高電力モードの間に、前記UEと関係付くこととを含む方法。
[2] 前記高電力モードの間に、前記ビーコンパラメータが前記ユーザ機器と交換される[1]記載の方法。
[3] 前記低電力モードにおいて、前記ビーコンを受信する前記スモールセルデバイスのリスニングコンポーネントがアクティブ化され、データパケットを受信する前記スモールセルデバイスのトランシーバが非アクティブ化され、
前記高電力モードにおいて、前記スモールセルデバイスの前記リスニングコンポーネントがアクティブ化され、前記スモールセルデバイスの前記トランシーバがアクティブ化される[1]記載の方法。
[4] 前記UEが前記スモールセルデバイスのカバレッジ中にないとき、前記スモールセルデバイスは、前記低電力モードに入る[1]記載の方法。
[5] 前記スモールセルデバイスは、フェムトセルユニットである[1]記載の方法。
[6] 前記関係付くことは、後続するRACH手順を実行して、セル再選択を完了することを含む[1]記載の方法。
[7] ユーザ機器によって実行されるビーコン送信の方法において、
ビーコンパラメータをスモールセルデバイスと交換することと、
前記スモールセルデバイスの存在を検出することと、
前記検出することに応答して、前記ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル中のビーコンを、前記スモールセルデバイスに送信することと、
前記スモールセルデバイスと関係付くこととを含む方法。
[8] 前記スモールセルデバイスが低電力モードの間に、前記スモールセルデバイスの存在が検出され、
前記スモールセルデバイスが高電力モードの間に、前記パラメータが前記ユーザ機器と交換され、
前記スモールセルデバイスが前記高電力モードの間に、前記ユーザ機器が前記スモールセルデバイスと関係付けられる[7]記載の方法。
[9] 前記関係付くことは、後続するRACH手順を実行して、セル再選択を完了することを含む[7]記載の方法。
[10] 前記スモールセルデバイスの存在は、隣接マップと、帯域外シグナリングと、位置推定とのうちの少なくとも1つを通して検出される[7]記載の方法。
[11] スモールセルデバイスによって実行されるビーコン検出の方法において、
ビーコンパラメータをユーザ機器(UE)と交換することと、
前記ビーコンパラメータを隣接セルデバイスに送信することと、
前記ビーコンパラメータを前記UEと交換した後に、低電力モードに入ることと、
前記低電力モードの間に、前記隣接セルが前記ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル中のビーコンを前記UEから受信することに応答して、通知を前記隣接セルデバイスから受信すること、
前記通知を受信することに応答して、高電力モードに入ることと、
前記高電力モードの間に、前記UEと関係付くこととを含む方法。
[12] 前記隣接セルデバイスは、スモールセルデバイスを含む[11]記載の方法。
[13] 前記隣接セルデバイスは、マクロセルデバイスを含む[11]記載の方法。
[14] 前記通知は、前記スモールセルデバイスへのバックホールを通して受信される[11]記載の方法。
[15] 前記高電力モードの間に、前記ビーコンパラメータが前記UEと交換される[11]記載の方法。
[16] 前記低電力モードにおいて、前記通知を受信する前記スモールセルデバイスのリスニングコンポーネントがアクティブ化され、データパケットを受信する前記スモールセルデバイスのトランシーバが非アクティブ化され、
前記高電力モードにおいて、前記スモールセルデバイスの前記リスニングコンポーネントがアクティブ化され、前記スモールセルデバイスの前記トランシーバがアクティブ化される[11]記載の方法。
[17] 前記UEが前記スモールセルデバイスのカバレッジ中にないとき、前記スモールセルデバイスは、前記低電力モードに入る[11]記載の方法。
[18] 前記スモールセルデバイスは、フェムトセルユニットである[11]記載の方法。
[19] 前記関係付くことは、後続するRACH手順を実行して、セル再選択を完了することを含む[11]記載の方法。
[20] ユーザ機器によるビーコン検出送信の方法において、
ビーコンパラメータをスモールセルデバイスと交換することと、
前記スモールセルデバイスに関係付けられている隣接セルデバイスの存在を検出することと、
前記検出することに応答して、前記ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)メッセージ中のビーコンを、前記隣接セルデバイスに送信することと、
前記スモールセルデバイスと関係付くこととを含む方法。
[21] 前記スモールセルデバイスが低電力モードの間に、前記隣接セルデバイスの存在が検出され、
前記スモールセルデバイスが高電力モードの間に、前記パラメータが前記ユーザ機器と交換され、
前記スモールセルデバイスが前記高電力モードの間に、前記ユーザ機器が前記スモールセルデバイスと関係付けられる[20]記載の方法。
[22] 前記関係付くことは、後続するRACH手順を実行して、セル再選択を完了することを含む[20]記載の方法。
[23] 前記スモールセルデバイスの存在は、隣接マップと、帯域外シグナリングと、位置推定とのうちの少なくとも1つを通して検出される[20]記載の方法。
[24] スモールセルデバイスによって実行されるビーコン検出の方法において、
ビーコンパラメータをユーザ機器(UE)と交換することと、
前記ビーコンパラメータを第1の隣接セルデバイスに送信することと、
前記ビーコンパラメータを前記UEと交換した後に、低電力モードに入ることと、
前記低電力モードの間に、(i)前記スモールセルの識別子を含むランダムアクセスチャネル(RACH)メッセージ中のビーコンと、(ii)前記隣接セルデバイスが前記スモールセルデバイスの識別子を含む前記UEからのRACHメッセージ中のビーコンを検出することに応答した、前記第1の隣接セルデバイスからの通知とのうちの少なくとも1つを受信することと、
第2の通知を受信することに応答して、高電力モードに入ることと、
前記高電力モードの間に、前記UEと関係付くこととを含む方法。
[25] 前記RACHメッセージは、前記スモールデバイスに対する識別子を含む[24]記載の方法。
[26] 前記識別子は、SRNC−IDを含む[25]記載の方法。
[27] 前記通知は、前記UEが前記RACHメッセージを送信した前記隣接セルデバイスから受信される[24]記載の方法。
[28] 前記通知は、前記UEが前記RACHメッセージを送信した異なる隣接セルデバイスから受信される[24]記載の方法。
[29] 前記隣接セルデバイスのうちの少なくとも1つは、スモールセルデバイスを含む[24]記載の方法。
[30] 前記隣接セルデバイスのうちの少なくとも1つは、マクロセルデバイスを含む[24]記載の方法。
[31] 前記通知は、前記スモールセルデバイスへのバックホールを通して受信される[24]記載の方法。
[32] 前記高電力モードの間に、前記ビーコンパラメータが前記UEと交換される[24]記載の方法。
[33] ユーザ機器によって実行されるビーコン送信の方法において、
ビーコンパラメータをスモールセルデバイスと交換することと、
隣接セルデバイスの存在を検出することと、
前記隣接セルデバイスを検出することに応答して、前記ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)メッセージ中のビーコンを送信することと、
前記スモールセルデバイスと関係付くこととを含む方法。
[34] 前記RACHメッセージが、前記検出された隣接セルデバイスに送信される[33]記載の方法。
[35] 前記RACHメッセージが、前記スモールセルデバイスに対する識別子を含む[33]記載の方法。
[36] 前記識別子が、担当無線ネットワーク制御識別子(SRNC−ID)を含む[33]記載の方法。
[37] 前記スモールセルデバイスが低電力モードの間に、前記存在が検出され、
前記スモールセルデバイスが高電力モードの間に、前記パラメータが前記ユーザ機器と交換され、
前記スモールセルデバイスが前記高電力モードの間に、前記ユーザ機器が前記スモールセルデバイスと関係付けられる[33]記載の方法。
[38] 前記関係付くことは、後続するRACH手順を実行して、セル再選択を完了することを含む[33]記載の方法。
[39] 前記スモールセルデバイスの存在は、隣接マップと、帯域外シグナリングと、位置推定とのうちの少なくとも1つを通して検出される[33]記載の方法。
[40] ビーコン検出のための装置において、
ビーコンパラメータをユーザ機器(UE)と交換する手段と、
前記ビーコンパラメータを前記UEと交換した後に、低電力モードに入る手段と、
前記低電力モードの間に、前記ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル中のビーコンを、前記UEから受信する手段と、
前記ビーコンを受信することに応答して、高電力モードに入る手段と、
前記高電力モードの間に、前記UEと関係付く手段とを具備する装置。
[41] ビーコン検出のための装置において、
ビーコンパラメータをユーザ機器(UE)と交換するようにと、
前記ビーコンパラメータを前記UEと交換した後に、低電力モードに入るようにと、
前記低電力モードの間に、前記ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル中のビーコンを、前記UEから受信するようにと、
前記ビーコンを受信することに応答して、高電力モードに入るようにと、
前記高電力モードの間に、前記UEと関係付くように構成されているプロセッサを具備する装置。
[42] コンピュータ読取可能記憶媒体を具備する、ビーコン検出のためのコンピュータプログラム製品において、
前記コンピュータ読取可能記憶媒体は、
ビーコンパラメータをユーザ機器(UE)と交換するためのコードと、
前記ビーコンパラメータを前記UEと交換した後に、低電力モードに入るためのコードと、
前記低電力モードの間に、前記ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル中のビーコンを、前記UEから受信するためのコードと、
前記ビーコンを受信することに応答して、高電力モードに入るためのコードと、
前記高電力モードの間に、前記UEと関係付くためのコードとを含むコンピュータプログラム製品。

Claims (42)

  1. スモールセルデバイスによって実行されるビーコン検出の方法において、
    ビーコンパラメータをユーザ機器(UE)と交換することと、
    前記ビーコンパラメータを前記UEと交換した後に、低電力モードに入ることと、
    前記低電力モードの間に、前記ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル中のビーコンを、前記UEから受信することと、
    前記ビーコンを受信することに応答して、高電力モードに入ることと、
    前記高電力モードの間に、前記UEと関係付くこととを含む方法。
  2. 前記高電力モードの間に、前記ビーコンパラメータが前記ユーザ機器と交換される請求項1記載の方法。
  3. 前記低電力モードにおいて、前記ビーコンを受信する前記スモールセルデバイスのリスニングコンポーネントがアクティブ化され、データパケットを受信する前記スモールセルデバイスのトランシーバが非アクティブ化され、
    前記高電力モードにおいて、前記スモールセルデバイスの前記リスニングコンポーネントがアクティブ化され、前記スモールセルデバイスの前記トランシーバがアクティブ化される請求項1記載の方法。
  4. 前記UEが前記スモールセルデバイスのカバレッジ中にないとき、前記スモールセルデバイスは、前記低電力モードに入る請求項1記載の方法。
  5. 前記スモールセルデバイスは、フェムトセルユニットである請求項1記載の方法。
  6. 前記関係付くことは、後続するRACH手順を実行して、セル再選択を完了することを含む請求項1記載の方法。
  7. ユーザ機器によって実行されるビーコン送信の方法において、
    ビーコンパラメータをスモールセルデバイスと交換することと、
    前記スモールセルデバイスの存在を検出することと、
    前記検出することに応答して、前記ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル中のビーコンを、前記スモールセルデバイスに送信することと、
    前記スモールセルデバイスと関係付くこととを含む方法。
  8. 前記スモールセルデバイスが低電力モードの間に、前記スモールセルデバイスの存在が検出され、
    前記スモールセルデバイスが高電力モードの間に、前記パラメータが前記ユーザ機器と交換され、
    前記スモールセルデバイスが前記高電力モードの間に、前記ユーザ機器が前記スモールセルデバイスと関係付けられる請求項7記載の方法。
  9. 前記関係付くことは、後続するRACH手順を実行して、セル再選択を完了することを含む請求項7記載の方法。
  10. 前記スモールセルデバイスの存在は、隣接マップと、帯域外シグナリングと、位置推定とのうちの少なくとも1つを通して検出される請求項7記載の方法。
  11. スモールセルデバイスによって実行されるビーコン検出の方法において、
    ビーコンパラメータをユーザ機器(UE)と交換することと、
    前記ビーコンパラメータを隣接セルデバイスに送信することと、
    前記ビーコンパラメータを前記UEと交換した後に、低電力モードに入ることと、
    前記低電力モードの間に、前記隣接セルが前記ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル中のビーコンを前記UEから受信することに応答して、通知を前記隣接セルデバイスから受信すること、
    前記通知を受信することに応答して、高電力モードに入ることと、
    前記高電力モードの間に、前記UEと関係付くこととを含む方法。
  12. 前記隣接セルデバイスは、スモールセルデバイスを含む請求項11記載の方法。
  13. 前記隣接セルデバイスは、マクロセルデバイスを含む請求項11記載の方法。
  14. 前記通知は、前記スモールセルデバイスへのバックホールを通して受信される請求項11記載の方法。
  15. 前記高電力モードの間に、前記ビーコンパラメータが前記UEと交換される請求項11記載の方法。
  16. 前記低電力モードにおいて、前記通知を受信する前記スモールセルデバイスのリスニングコンポーネントがアクティブ化され、データパケットを受信する前記スモールセルデバイスのトランシーバが非アクティブ化され、
    前記高電力モードにおいて、前記スモールセルデバイスの前記リスニングコンポーネントがアクティブ化され、前記スモールセルデバイスの前記トランシーバがアクティブ化される請求項11記載の方法。
  17. 前記UEが前記スモールセルデバイスのカバレッジ中にないとき、前記スモールセルデバイスは、前記低電力モードに入る請求項11記載の方法。
  18. 前記スモールセルデバイスは、フェムトセルユニットである請求項11記載の方法。
  19. 前記関係付くことは、後続するRACH手順を実行して、セル再選択を完了することを含む請求項11記載の方法。
  20. ユーザ機器によるビーコン検出送信の方法において、
    ビーコンパラメータをスモールセルデバイスと交換することと、
    前記スモールセルデバイスに関係付けられている隣接セルデバイスの存在を検出することと、
    前記検出することに応答して、前記ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)メッセージ中のビーコンを、前記隣接セルデバイスに送信することと、
    前記スモールセルデバイスと関係付くこととを含む方法。
  21. 前記スモールセルデバイスが低電力モードの間に、前記隣接セルデバイスの存在が検出され、
    前記スモールセルデバイスが高電力モードの間に、前記パラメータが前記ユーザ機器と交換され、
    前記スモールセルデバイスが前記高電力モードの間に、前記ユーザ機器が前記スモールセルデバイスと関係付けられる請求項20記載の方法。
  22. 前記関係付くことは、後続するRACH手順を実行して、セル再選択を完了することを含む請求項20記載の方法。
  23. 前記スモールセルデバイスの存在は、隣接マップと、帯域外シグナリングと、位置推定とのうちの少なくとも1つを通して検出される請求項20記載の方法。
  24. スモールセルデバイスによって実行されるビーコン検出の方法において、
    ビーコンパラメータをユーザ機器(UE)と交換することと、
    前記ビーコンパラメータを第1の隣接セルデバイスに送信することと、
    前記ビーコンパラメータを前記UEと交換した後に、低電力モードに入ることと、
    前記低電力モードの間に、(i)前記スモールセルの識別子を含むランダムアクセスチャネル(RACH)メッセージ中のビーコンと、(ii)前記隣接セルデバイスが前記スモールセルデバイスの識別子を含む前記UEからのRACHメッセージ中のビーコンを検出することに応答した、前記第1の隣接セルデバイスからの通知とのうちの少なくとも1つを受信することと、
    第2の通知を受信することに応答して、高電力モードに入ることと、
    前記高電力モードの間に、前記UEと関係付くこととを含む方法。
  25. 前記RACHメッセージは、前記スモールデバイスに対する識別子を含む請求項24記載の方法。
  26. 前記識別子は、SRNC−IDを含む請求項25記載の方法。
  27. 前記通知は、前記UEが前記RACHメッセージを送信した前記隣接セルデバイスから受信される請求項24記載の方法。
  28. 前記通知は、前記UEが前記RACHメッセージを送信した異なる隣接セルデバイスから受信される請求項24記載の方法。
  29. 前記隣接セルデバイスのうちの少なくとも1つは、スモールセルデバイスを含む請求項24記載の方法。
  30. 前記隣接セルデバイスのうちの少なくとも1つは、マクロセルデバイスを含む請求項24記載の方法。
  31. 前記通知は、前記スモールセルデバイスへのバックホールを通して受信される請求項24記載の方法。
  32. 前記高電力モードの間に、前記ビーコンパラメータが前記UEと交換される請求項24記載の方法。
  33. ユーザ機器によって実行されるビーコン送信の方法において、
    ビーコンパラメータをスモールセルデバイスと交換することと、
    隣接セルデバイスの存在を検出することと、
    前記隣接セルデバイスを検出することに応答して、前記ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)メッセージ中のビーコンを送信することと、
    前記スモールセルデバイスと関係付くこととを含む方法。
  34. 前記RACHメッセージが、前記検出された隣接セルデバイスに送信される請求項33記載の方法。
  35. 前記RACHメッセージが、前記スモールセルデバイスに対する識別子を含む請求項33記載の方法。
  36. 前記識別子が、担当無線ネットワーク制御識別子(SRNC−ID)を含む請求項33記載の方法。
  37. 前記スモールセルデバイスが低電力モードの間に、前記存在が検出され、
    前記スモールセルデバイスが高電力モードの間に、前記パラメータが前記ユーザ機器と交換され、
    前記スモールセルデバイスが前記高電力モードの間に、前記ユーザ機器が前記スモールセルデバイスと関係付けられる請求項33記載の方法。
  38. 前記関係付くことは、後続するRACH手順を実行して、セル再選択を完了することを含む請求項33記載の方法。
  39. 前記スモールセルデバイスの存在は、隣接マップと、帯域外シグナリングと、位置推定とのうちの少なくとも1つを通して検出される請求項33記載の方法。
  40. ビーコン検出のための装置において、
    ビーコンパラメータをユーザ機器(UE)と交換する手段と、
    前記ビーコンパラメータを前記UEと交換した後に、低電力モードに入る手段と、
    前記低電力モードの間に、前記ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル中のビーコンを、前記UEから受信する手段と、
    前記ビーコンを受信することに応答して、高電力モードに入る手段と、
    前記高電力モードの間に、前記UEと関係付く手段とを具備する装置。
  41. ビーコン検出のための装置において、
    ビーコンパラメータをユーザ機器(UE)と交換するようにと、
    前記ビーコンパラメータを前記UEと交換した後に、低電力モードに入るようにと、
    前記低電力モードの間に、前記ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル中のビーコンを、前記UEから受信するようにと、
    前記ビーコンを受信することに応答して、高電力モードに入るようにと、
    前記高電力モードの間に、前記UEと関係付くように構成されているプロセッサを具備する装置。
  42. コンピュータ読取可能記憶媒体を具備する、ビーコン検出のためのコンピュータプログラム製品において、
    前記コンピュータ読取可能記憶媒体は、
    ビーコンパラメータをユーザ機器(UE)と交換するためのコードと、
    前記ビーコンパラメータを前記UEと交換した後に、低電力モードに入るためのコードと、
    前記低電力モードの間に、前記ビーコンパラメータを含むランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル中のビーコンを、前記UEから受信するためのコードと、
    前記ビーコンを受信することに応答して、高電力モードに入るためのコードと、
    前記高電力モードの間に、前記UEと関係付くためのコードとを含むコンピュータプログラム製品。
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