JP2016215135A - Electrolysis water generator - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電解水生成装置に関する。 The present invention relates to an electrolyzed water generating apparatus.
従来、電解水生成装置として、原水を導入して浄水を生成する浄水部と、浄水部を通過することで浄化した浄水を貯留する貯留タンクと、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, as an electrolyzed water generation device, a device including a water purification unit that introduces raw water to generate purified water and a storage tank that stores purified water that has been purified by passing through the water purification unit is known (for example, a patent) Reference 1).
この特許文献1では、貯留タンクの内部に浄水部が組み込まれており、この浄水部を通過することで浄化した浄水が貯留タンクに貯水されるようになっている。このように、特許文献1では、手間のかかる水の浄化を貯留タンクに水を貯水する際に予め行い、貯留タンクに浄水を貯水させるようにすることで、十分な水量の浄水を供給できるようにしている。 In this patent document 1, the water purification part is incorporated in the inside of the storage tank, and the purified water purified by passing through this water purification part is stored in the storage tank. As described above, in Patent Document 1, it is possible to supply a sufficient amount of purified water by purifying water that takes time and labor in advance when storing water in the storage tank and storing the purified water in the storage tank. I have to.
しかしながら、上記従来の技術では、浄水を貯留タンクに貯水しているため、貯留タンク内で雑菌が繁殖するおそれがある。 However, in the above conventional technique, since purified water is stored in the storage tank, there is a possibility that various germs propagate in the storage tank.
そこで、本発明は、より衛生的に水を供給することのできる電解水生成装置を得ることを目的とする。 Then, an object of this invention is to obtain the electrolyzed water generating apparatus which can supply water more hygienically.
本発明の電解水生成装置は、原水を導入して浄水を生成する浄水部と、前記浄水部で生成された浄水を貯留する貯留部と、前記貯留部を通過した浄水を導入して電解処理することが可能な電解槽と、前記電解槽を通過した水を導入して紫外線を照射させる紫外線照射部と、を備え、前記紫外線照射部は、紫外線を照射する紫外線光源を有しており、前記紫外線光源から照射される紫外線を前記貯留部内の浄水に照射できるようにしたことを特徴とする。 The electrolyzed water generating apparatus of the present invention introduces raw water into a purified water part that generates purified water, a storing part that stores purified water generated in the purified water part, and introduces purified water that has passed through the storing part to perform electrolytic treatment. And an ultraviolet irradiation unit that introduces water that has passed through the electrolytic cell to irradiate ultraviolet rays, and the ultraviolet irradiation unit has an ultraviolet light source that irradiates ultraviolet rays, The ultraviolet light irradiated from the ultraviolet light source can be irradiated to the purified water in the reservoir.
本発明によれば、より衛生的に水を供給することのできる電解水生成装置を得ることができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the electrolyzed water generating apparatus which can supply water more hygienically can be obtained.
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下では、ハウジングの操作部が形成されている側を前後方向前方として説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the following description, the side on which the operation portion of the housing is formed is described as the front in the front-rear direction.
本実施形態にかかる電解水生成装置10は、図1に示すように、給水装置30と、吐水装置50と、給水装置30と吐水装置50とを連結する貯留タンク(貯留部)40とを有している。本実施形態では、電解水生成装置10に水路60が形成されており、この水路60によって給水装置30および吐水装置50が貯留タンク(貯留部)40に連結されている。具体的には、図1に示すように、給水装置30には給水路61が形成され、吐水装置50には吐水路62が形成されており、給水路61および吐水路62を貯留タンク(貯留部)40に連結することで給水装置30および吐水装置50が貯留タンク(貯留部)40に連結されている。
As shown in FIG. 1, the electrolyzed
さらに、電解水生成装置10は、給水装置30の動作や吐水装置50の動作を制御する制御装置70を有している。
Furthermore, the electrolyzed
給水装置30は、第1の弁31と、第1のポンプ32と、浄水部33とを備えている。この給水装置30は、貯留タンク40に浄水を供給する装置である。すなわち、給水装置30に設けた浄水部33に水道水などの原水を導入して浄化することで浄水を生成し、浄水部33にて浄化された浄水を貯留タンク(貯留部)40に導入して貯留させるようになっている。
The
第1の弁31、第1のポンプ32および浄水部33は、給水装置30に形成された給水路61に設置されている。本実施形態では、給水路61の上流側から順に第1の弁31、第1のポンプ32、浄水部33が設置されている。また、給水路61の上流側には、水道管などの原水配水管から水道水などの原水が導入される原水導入口61aが形成されており、給水路61の下流側には、給水装置30を通過した浄水を貯留タンク(貯留部)40に導入する流入口61bが形成されている。なお、原水は水道水に限られるものではなく、井戸水や溜め水等であってもよい。
The
原水導入口61aは上水道等の水源からの水を導入する入り口であり、給水装置30が収容されるハウジング(本体)20の側部に設けられている。通常は、上水道の蛇口から延びるホースを給水路61の原水導入口61a側に挿入してバンド固定することで、水源からの水を給水路61に導入するようにしている。
The
なお、本実施形態では、水源からの水を直接給水路61に導入するのではなく、濾過部(粗濾過部)80にて予め濾過された水を原水として原水導入口61aから導入するようにしている。すなわち、濾過部(粗濾過部)80に形成された水路81の上流側を上水道等に連結し、下流側を原水導入口61aに連結することで、水源からの水が濾過部(粗濾過部)80を通過して濾過された状態で給水路61に導入されるようにしている。
In the present embodiment, water from the water source is not directly introduced into the
濾過部(粗濾過部)80としては、例えば、カーボンブロックと不織布フィルターとで構成された交換可能なろ材を上蓋部と有底円筒からなるハウジングに収容したものを用いることができる。このとき、上蓋部に通水用の流入口の開口と流出口の開口を設け、上蓋部の流入口を上水道等に連結し、上蓋部の流出口を原水導入口61aに連結するようにするのが好ましい。このように、電解水生成装置10外で粗濾過を行うようにすることで、電解水生成装置10の小型化を図ることができる。なお、濾過部(粗濾過部)80を用いずに水源からの水を直接給水路61に導入することも可能である。また、濾過部(粗濾過部)80を電解水生成装置10に組み込む(給水装置30の構成要素とする)ことも可能である。
As the filtering part (coarse filtering part) 80, for example, an exchangeable filter medium composed of a carbon block and a non-woven fabric filter is accommodated in a housing formed of an upper lid part and a bottomed cylinder. At this time, the opening of the inlet for water flow and the opening of the outlet are provided in the upper lid, and the inlet of the upper lid is connected to the water supply or the like, and the outlet of the upper lid is connected to the
第1の弁31は、電磁弁であり、原水の電解水生成装置10内への導入の開始および停止を制御するものである。具体的には、第1の弁31は、第1のポンプ32の動作中には開栓され、停止又は待機中には閉栓される。
The
第1のポンプ32は、ダイヤフラムポンプであり、第1の弁31からの水を受けて浄水部33に必要な水圧をかけ圧送するものである。この第1のポンプ32を用いることで、実用上十分な水量(例えば200ml/分)を確保することができるようになる。
The
浄水部33は、前段(給水路61の上流側)に配置された逆浸透膜モジュール33aと後段(給水路61の下流側)に配置されたポストカーボンフィルター33bとで構成されている。
The
逆浸透膜モジュール33aは酢酸セルロースや芳香族ポリアミドなどを原料とする多孔質の樹脂でできたフィルター33cを有しており、フィルター33cを透過する透過水と濃縮水とに分離するものである。すなわち、逆浸透膜モジュール33aは分画フィルターとしての機能を有している。逆浸透膜モジュール33aのフィルター33cの細孔の大きさは概ね2ナノメートル以下であり、これによって原水に含まれるイオンや塩類などの不純物が除去される。そして、イオンや塩類などの不純物が除去された浄水は、ポストカーボンフィルター33bに通水され、不純物を含んだ水(濃縮水)は排水路64としての濃縮水排水路64aより排水される。
The reverse
ところで、逆浸透膜モジュール33aを通過した際に樹脂材料由来の成分(異臭味成分)が極めて微量ではあるが浄水に浸出する場合がある。そして、樹脂材料由来の成分(異臭味成分)が浄水に浸出すると浄水の味や臭いを損なうおそれがある。そこで、本実施形態では、逆浸透膜モジュール33aの下流側にポストカーボンフィルター33bを配置し、かかる事態が生じたとしても(浄水の味や臭いが損なわれたとしても)浄水を改質することができるようにしている。
By the way, when passing through the reverse
このポストカーボンフィルター33bには粒径が数十〜数百マイクロメートルの粒状活性炭が充填されており、この粒状活性炭を通過することで、逆浸透膜モジュール33aを通過した際に生じた浄水の味の劣化が改善される。
The
そして、浄水部33を通過した浄水は流入口61bから貯留タンク(貯留部)40へと導入されて貯留タンク(貯留部)40内に貯留される。このとき、第1のポンプ(ダイヤフラムポンプ)32によって浄水処理が迅速に行われるため、貯留タンク(貯留部)40への貯水、また後述の吐水装置50への供給、ひいては電解水生成が迅速に行われることとなる。
And the purified water which passed the
本実施形態では、貯留タンク(貯留部)40は、後述するように、電解水生成装置10のハウジング20に着脱可能に取り付けられる樹脂製の中空箱型のケーシングである。この貯留タンク(貯留部)40には、吐水装置50に形成された吐水路62の流出口62bが連結されており、貯留タンク(貯留部)40に貯留された浄水は流出口62bから吐水路62に導入されて吐水路62の下流側に形成された吐水口62aから外部に吐水されるようになっている。
In this embodiment, the storage tank (storage part) 40 is a resin-made hollow box-type casing that is detachably attached to the
吐水装置50は、第2のポンプ51と、電解槽52と、殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53と、流出弁54と、を備えており、貯留タンク(貯留部)40に貯留された浄水を電解してアルカリイオン水を生成して吐水する機能を有している。なお、貯留タンク(貯留部)40に貯留された浄水を電解せずに吐水させることも可能である。このように、電解槽52は、貯留タンク(貯留部)40を通過した浄水を導入して電解処理できるように構成されている。
The
第2のポンプ51、電解槽52、殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53および流出弁54は、吐水装置50に形成された吐水路62に設置されている。本実施形態では、吐水路62の上流側から順に第2のポンプ51、電解槽52、殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53、流出弁54が設置されている。また、吐水路62の下流側には、装置内の水を外部に吐水する吐水口62aが形成されており、吐水路62の上流側には、貯留タンク(貯留部)40内の浄水を導入する流出口62bが形成されている。
The
第2のポンプ51は、羽根車ポンプであり、100kPa未満の低圧力の圧送ポンプである。そして、貯留タンク(貯留部)40からの水を受けて後述の電解槽52に向けて必要な水圧をかけ圧送するものである。この第2のポンプ51を用いることで、実用上十分な水量(例えば1000ml/分)を確保することができるようになる。
The
電解槽52としては従来公知のものを用いることができる。例えば、内部が隔膜によって仕切られており、一方が陰極を有する陰極室となっており、他方が陽極を有する陽極室となっているものを用いることができる。そして、この電解槽52の陰極室および陽極室にそれぞれ導入された浄水は、陰極と陽極との間に電圧を印加することで電気分解され、陰極室ではアルカリイオン水が生成されるとともに、陽極室では酸性水が生成される。
As the
また、陰極室の出口には吐水路62が連通されており、陽極室の出口には排水路64としての酸性水排水路64bが連通されている。そして、陰極室で生成されたアルカリイオン水は、吐水路62を通り、殺菌槽53を通過して吐水口62aから外部に吐出されるようになっている。一方、陽極室で生成された酸性水は、酸性水排水路64bを通り排水されるようになっている。なお、酸性水排水路64bには電磁弁92が設けられており、電解槽52を駆動して生成された酸性水を排水する際に開栓されるようになっている。
Further, a
殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53は、電解槽52で生成されたアルカリイオン水や電解処理を行わずに電解槽52を通過した浄水等を通す中空筒状の管であり、UVランプ(紫外線光源)53aを備えている。そして、アルカリイオン水や浄水等が中空筒状の管を通過する段階でUVランプ(紫外線光源)53aから照射される紫外線を受けることでアルカリイオン水や浄水等の殺菌処理が施されるようになっている。本実施形態では、UVランプ(紫外線光源)53aから照射される紫外線を殺菌槽53内の水(浄水やアルカリイオン水等)に所定の時間(例えば、5秒)照射させることで、殺菌処理が施されるようにしている。
The sterilization tank (UV irradiation tank: ultraviolet irradiation section) 53 is a hollow cylindrical tube that passes the alkaline ion water generated in the
流出弁54は、電磁弁であり、アルカリイオン水や浄水等の吐水の開始および停止を制御するものである。具体的には、流出弁54は、第2のポンプ51の動作中には開栓され、停止又は待機中には閉栓される。
The
また、本実施形態では、電解水生成装置10は、給水装置30の動作や吐水装置50の動作を制御する制御装置70を有している。
In the present embodiment, the electrolyzed
制御装置70は、マイコン71、操作部72、タンク満水検知部73、タンク有無検出部74を備えている。マイコン71は、操作部72、タンク満水検知部73、タンク有無検出部74による信号を検出しつつ、第1の弁31、第1のポンプ32、第2のポンプ51、電解槽52、殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53、流出弁54、電磁弁92などの動作制御を行うものである。上述した操作部72等は配線Hを介してマイコン71に電気的に接続されている。
The
なお、本実施形態では、マイコン71への電源の供給は、図示せぬ外部電源に接続される電源プラグ91から供給される商用交流電圧をトランス90にて直流電圧に変換した状態で行われる。
In the present embodiment, power supply to the
次に、上述した給水装置30、吐水装置50、貯留タンク(貯留部)40および制御装置70を組み込んだ電解水生成装置10の具体的な構成(一例)を図2〜8に基づき説明する。
Next, a specific configuration (one example) of the electrolyzed
電解水生成装置10は、図2に示すように、ハウジング(本体)20を備えており、このハウジング(本体)20内に、給水装置30、吐水装置50および制御装置70が組み込まれている。
As shown in FIG. 2, the electrolyzed
具体的には、ハウジング(本体)20は、天壁21と底壁22と側壁23と前壁24と後壁25とで中空箱状に形成されており、ハウジング(本体)20の中空部内に、給水装置30、吐水装置50および制御装置70が組み込まれている。
Specifically, the housing (main body) 20 is formed in a hollow box shape by the
一方、貯留タンク(貯留部)40は、底壁42と側壁43と前壁44と後壁45とで上方に開口41が形成された有底筒状に形成されており、ハウジング(本体)20の前部に着脱可能に取り付けられている。
On the other hand, the storage tank (storage part) 40 is formed in a bottomed cylindrical shape in which an
具体的には、ハウジング(本体)20の前部には、貯留タンク(貯留部)40を収納する収納凹部26が形成されており、この収納凹部26に貯留タンク(貯留部)40を収納することで、貯留タンク(貯留部)40がハウジング(本体)20に装着される。本実施形態では、ハウジング(本体)20の前部中央を後方に凹んだ形状とすることで収納凹部26を形成している。すなわち、図4に示すように、収納凹部26は、上面27、下面28、奥面29とで画成され、前方および側方両端が開放された形状をしている。
Specifically, a
また、ハウジング(本体)20の両側壁23,23には、それぞれ上下にスライド可能な係止部23a,23aが形成されており、貯留タンク(貯留部)40の両側壁43,43には、係止部23a,23aがそれぞれ係止される係止部43a,43aが形成されている。そして、収納凹部26に貯留タンク(貯留部)40を収納した状態で係止部23a,23aを下方にスライドさせて係止部43a,43aに係止することで、貯留タンク(貯留部)40のハウジング(本体)20からの抜け止めがなされるようにしている。
The
また、本実施形態では、殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53は、棒状をした直管型のUVランプ(紫外線光源)53aと、当該UVランプ(紫外線光源)53aを覆う半円筒状をしたステンレス製直管53bと、を備えている。
Moreover, in this embodiment, the sterilization tank (UV irradiation tank: ultraviolet irradiation part) 53 is a semi-cylindrical shape covering the rod-shaped straight tube type UV lamp (ultraviolet light source) 53a and the UV lamp (ultraviolet light source) 53a. And a stainless steel
そして、直管型のUVランプ(紫外線光源)53aおよびステンレス製直管53bは、上下方向に延在するようにハウジング(本体)20内に配置されている。このとき、直管型のUVランプ(紫外線光源)53aは、ハウジング(本体)20内の前側(奥面29側)に配置されており、半円筒状のステンレス製直管53bは、直管型のUVランプ(紫外線光源)53aを後側から覆うように配置されている。
The straight tube type UV lamp (ultraviolet light source) 53a and the stainless steel
このように、本実施形態では、ステンレス製直管53bと奥面29が形成される壁部(前壁24の一部)とで殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53内の通水路53cが形成されている。
Thus, in this embodiment, the water channel in the sterilization tank (UV irradiation tank: ultraviolet irradiation section) 53 is formed by the stainless steel
なお、ステンレス製直管53bの上下両端は図示せぬ蓋で覆われており、下側の蓋には、通水路53c内に水を導入する導入路が形成されている。一方、上側の蓋には、通水路53c内の水を殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53外に流出させる流出路が形成されている。
The upper and lower ends of the stainless
かかる構成とすることで、電解槽52を通過した水は、下側から殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53内に流入して上側から流出することとなる。
With this configuration, the water that has passed through the
さらに、上下の各蓋には、UVランプ(紫外線光源)53aに電力を供給するための配線を挿通させる配線穴が形成されている。また、ステンレス製直管53bには開口53dが形成されており、この開口53dに設けられたフォトカプラ53eによってUVランプ(紫外線光源)53aの発光量を測定している。
Furthermore, wiring holes for inserting wirings for supplying power to the UV lamp (ultraviolet light source) 53a are formed in the upper and lower lids. An
ここで、本実施形態では、UVランプ(紫外線光源)53aから照射される紫外線を貯留タンク(貯留部)40内の浄水にも照射できるようにした。 Here, in the present embodiment, the ultraviolet light irradiated from the UV lamp (ultraviolet light source) 53 a can be irradiated to the purified water in the storage tank (reservoir) 40.
具体的には、図4〜7に示すように、貯留タンク(貯留部)40をハウジング(本体)20に装着させた際に互いに接触する部位に窓部(紫外線透過部)29aおよび窓部(紫外線透過部)45cをそれぞれ形成し、ハウジング(本体)20の内部から貯留タンク(貯留部)40の内部に紫外線を透過させることができるようにした。
Specifically, as shown in FIGS. 4 to 7, when the storage tank (storage part) 40 is attached to the housing (main body) 20, the window part (ultraviolet light transmitting part) 29 a and the window part ( Each of the
本実施形態では、ハウジング(本体)20の前壁24における奥面29に対応する部位に、UVランプ(紫外線光源)53aから照射される紫外線をハウジング(本体)20の外部に透過させることが可能な窓部(紫外線透過部)29aを形成している。具体的には、前壁24の奥面29に対応する部位における殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53が配置される部位に窓部(紫外線透過部)29aを形成している。
In the present embodiment, it is possible to transmit the ultraviolet rays irradiated from the UV lamp (ultraviolet light source) 53 a to the outside of the housing (main body) 20 in a portion corresponding to the
一方、貯留タンク(貯留部)40の後壁45に、UVランプ(紫外線光源)53aから照射される紫外線を貯留タンク(貯留部)40の内部に透過させることが可能な窓部(紫外線透過部)45cを形成している。
On the other hand, a window portion (ultraviolet transmission portion) that allows ultraviolet rays irradiated from a UV lamp (ultraviolet light source) 53a to pass through the
そして、貯留タンク(貯留部)40をハウジング(本体)20に装着させた際には、窓部(紫外線透過部)29aと窓部(紫外線透過部)45cとが互いに重なり合った状態で接触するようにしている。すなわち、貯留タンク(貯留部)40をハウジング(本体)20に装着させた状態の電解水生成装置10を正面から視た際に、窓部(紫外線透過部)29aおよび窓部(紫外線透過部)45cの少なくとも一部が重なり合うようにしている。
When the storage tank (storage part) 40 is attached to the housing (main body) 20, the window part (ultraviolet transmission part) 29a and the window part (ultraviolet transmission part) 45c are in contact with each other in an overlapping state. I have to. That is, when the electrolyzed
こうすることで、殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53内の通水路53c内で照射された紫外線は、窓部(紫外線透過部)29aおよび窓部(紫外線透過部)45cを透過して貯留タンク(貯留部)40にも照射されることとなる。
By carrying out like this, the ultraviolet-ray irradiated in the
この窓部(紫外線透過部)29aおよび窓部(紫外線透過部)45cは、上下に細長い長方形状をしており、例えば、石英ガラスを用いて形成することができる。なお、貯留タンク(貯留部)40の窓部45cが形成されていない部位およびハウジング(本体)20の窓部29aが形成されていない部位は、UV耐光性を有する樹脂で形成されており、貯留タンク(貯留部)40をハウジング(本体)20に装着させた状態で紫外線を照射した際に、紫外線が外部に漏れてしまうのを抑制できる構成となっている。
The window portion (ultraviolet transmission portion) 29a and the window portion (ultraviolet transmission portion) 45c have a rectangular shape that is vertically elongated, and can be formed using, for example, quartz glass. In addition, the site | part in which the
また、ハウジング(本体)20の前壁24には、操作部72が形成されている。この操作部72には複数の操作ボタンが設けられている。本実施形態では、操作ボタンとして、装置の電源のオン・オフを操作する主電源ボタン、貯留タンク(貯留部)40内の浄水を排水するドレインボタン、貯留タンク(貯留部)40内の浄水を電解せずに吐水する浄水モードボタン、貯留タンク(貯留部)40内の浄水を電解してアルカリイオン水を吐水するアルカリモードボタンが設けられている。なお、アルカリモードボタンは2つ(複数)設けられており、pH値が異なるアルカリイオン水を吐出できるようになっている。
An
さらに、ハウジング(本体)20の前壁24の下部には、前方に膨出した膨出部24aが形成されており、この膨出部24aには、吐水路62の下流側が配置されている。このとき、吐水路62の下流側は吐水口62aが下方を向くように膨出部24aに配置される。
Further, a bulging
また、奥面29の下部にはノズル63が形成されており、このノズル63には、図8に示すように、給水路61の流入口61bおよび吐水路62の流出口62bが形成されている。すなわち、本実施形態では、流入口61bおよび流出口62bを1つのノズル63にまとめている。このとき、吐水路62の流出口62bが給水路61の流入口61bの下部に配置されるようにしている。
In addition, a
そして、貯留タンク(貯留部)40のハウジング(本体)20への装着時には、このノズル63を貯留タンク(貯留部)40の後壁45の下部に形成された挿通孔45aに挿通するようにしている。このノズル63を貯留タンク(貯留部)40の後壁45の下部に形成された挿通孔45aに挿通することで、給水路61および吐水路62が貯留タンク(貯留部)40に連通されることとなる。なお、ノズル63の周囲にOリング等を設けることで、貯留タンク(貯留部)40のハウジング(本体)20への装着時に貯留タンク(貯留部)40内の浄水が挿通孔45aから漏出しないようにしている。
When the storage tank (storage part) 40 is attached to the housing (main body) 20, the
このように、本実施形態では、流入口61bおよび流出口62bを1つのノズル63にまとめることで、貯留タンク(貯留部)40のハウジング(本体)20への装着および離脱を行い易くしている。また、ノズル63、すなわち流入口61bおよび流出口62bを貯留タンク(貯留部)40の下部に連結することで、流入口61bおよび流出口62bをより確実に水没させることができるようにしている。このように、流入口61bおよび流出口62bをより確実に水没させることで、流入口61bおよび流出口62bが空気に触れてしまうのを抑制することができ、より衛生的な装置とすることができる。さらに、吐水路62の流出口62bが給水路61の流入口61bの下部に配置されるようにすることで、貯留タンク(貯留部)40内の浄水をより確実かつ迅速に吐水させることができるようにしている。
As described above, in this embodiment, the
また、奥面29の上部にはタンク満水検知部73のノズル73aが形成されており、貯留タンク(貯留部)40のハウジング(本体)20への装着時には、このノズル73aを貯留タンク(貯留部)40の後壁45の上部に形成された挿通孔45bに挿通するようにしている。なお、ノズル73aの周囲にもOリング等が設けられており、貯留タンク(貯留部)40のハウジング(本体)20への装着時に貯留タンク(貯留部)40内の浄水が挿通孔45bから漏出しないようになっている。
In addition, a
そして、このノズル73aを貯留タンク(貯留部)40の後壁45の上部に形成された挿通孔45bに挿通することで、貯留タンク(貯留部)40が満水となったか否かを検知することができるようにしている。具体的には、タンク満水検知部73に、通常時には空気を介して電気的に絶縁されており、ノズル73aから浄水が導入された際に浄水を介して電気的に接続される電極を設けている。したがって、貯留タンク(貯留部)40に浄水を貯留すると水位が上昇するが、ノズル73aに到達するまでは、タンク満水検知部73の電極は電気的に絶縁された状態のままである。一方、貯留タンク(貯留部)40内の水位が上昇してノズル73aに到達すると、ノズル73aから浄水が導入されて電極が浄水を介して電気的に接続される。このように、貯留タンク(貯留部)40内の水位が上昇してノズル73aに到達し、タンク満水検知部73に設けた電極が通電されることで、信号がマイコン71に出力されて、貯留タンク(貯留部)40が満水となったことを検知し、浄水の貯留を停止するようにしている。
And it is detected whether the storage tank (storage part) 40 was filled with water by inserting this
また、奥面29の中央部には、タンク有無検出部74の突起部74aが突没可能に設けられており、貯留タンク(貯留部)40のハウジング(本体)20への装着時には、突起部74aが貯留タンク(貯留部)40の後壁45によって後ろ側に押されて没するようになっている。そして、突起部74aが後ろ側に押されるとタンク有無検出部74からの信号がマイコン71に出力されて、貯留タンク(貯留部)40がハウジング(本体)20に装着されたことが検知されるようになっている。
Further, a
さらに、本実施形態では、下面28に前後方向に延在する突条28aが形成されており、貯留タンク(貯留部)40の底壁42には、突条28aに係合する凹部42aが形成されている。そして、貯留タンク(貯留部)40のハウジング(本体)20への装着時には、凹部42aを突条28aに係合させながら貯留タンク(貯留部)40を後方にスライドさせることで、貯留タンク(貯留部)40をより容易にハウジング(本体)20に装着できるようにしている。なお、突条28aおよび凹部42aは、貯留タンク(貯留部)40のハウジング(本体)20への誤装着を防止する機能も有している。
Further, in the present embodiment, a
次に、電解水生成装置10の動作について図1等を参照しつつ説明する。
Next, the operation of the electrolyzed
まず、操作部72の主電源ボタンを操作して電源をオンにする。すると、マイコン71は、この信号を受けて初期状況の確認を行う。例えば、初期状況確認としては以下のものがある。タンク有無検出部74により貯留タンク(貯留部)40が電解水生成装置10のハウジング(本体)20の所定の位置に取り付けられているか否かを確認する。このとき、貯留タンク(貯留部)40が電解水生成装置10のハウジング(本体)20の所定の位置に取り付けられていない場合は給水装置を動作しない。また、タンク満水検知部73により貯留タンク(貯留部)40が満水か否かを確認する。このとき、貯留タンク(貯留部)40が満水の場合は給水装置30を動作しない。そして、その他の場合には、給水装置30を動作(第1の弁31を開栓して第1のポンプ32を駆動)させて浄水を生成し、生成された浄水が貯留タンク(貯留部)40内に貯留される。なお、貯留タンク(貯留部)40内に浄水が貯留されていれば、満水でなくても、貯留タンク(貯留部)40内の浄水を吐出させることは可能である。したがって、操作部に主電源とは別に給水モードボタンを設け、給水モードボタンを操作した際に、貯留タンク(貯留部)40への給水が行われるようにするのが好適である。
First, the main power button of the
一方、貯留タンク(貯留部)40内の浄水を吐出させる際には、操作部72の浄水モードボタンやアルカリモードボタンを操作する。
On the other hand, when the purified water in the storage tank (reservoir) 40 is discharged, the water purification mode button and the alkali mode button of the
例えば、浄水モードボタンを操作した場合、マイコン71によって第2のポンプ51、殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53が動作し、流出弁54が開栓される。このとき、電解槽52は駆動されない。また、電磁弁92は閉栓されており、電解槽52を通過した浄水が酸性水排水路64bから排水されないようになっている。こうして、第2のポンプ51によって貯留タンク(貯留部)40から吐水路62内に導入された浄水は、電解されることなく電解槽52を通過し、殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53のUVランプ(紫外線光源)53aによる殺菌処理が施された状態で吐水口62aから吐水される。
For example, when the water purification mode button is operated, the
また、アルカリモードボタン(所望のpH値のアルカリイオン水が得られるボタン)を操作した場合、マイコン71によって第2のポンプ51、電解槽52、殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53が動作し、流出弁54が開栓される。また、電磁弁92も開栓される。こうして、第2のポンプ51によって貯留タンク(貯留部)40から吐水路62内に導入された浄水は、電解槽52にて電気分解されて所望のpH値のアルカリイオン水が生成され、このアルカリイオン水が殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53のUVランプ(紫外線光源)53aによる殺菌処理が施された状態で吐水口62aから吐水される。一方、電解槽52にて電気分解されて生成された酸性水は酸性水排水路64bから排水される。なお、生成されるアルカリイオン水のpH値は、電解槽52に印加する電圧の相違によって調整される。
Further, when an alkali mode button (button for obtaining alkaline ionized water having a desired pH value) is operated, the
また、ドレインボタンを操作した場合、マイコン71によって第2のポンプ51が動作し、流出弁54が開栓される。このとき、電解槽52および殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53は駆動されない。また、電磁弁92は閉栓されており、電解槽52を通過した浄水が酸性水排水路64bから排水されないようになっている。こうして、第2のポンプ51によって貯留タンク(貯留部)40から吐水路62内に導入された浄水は、電解されることなく電解槽52を通過し、殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53のUVランプ(紫外線光源)53aによる殺菌処理が施されることなく吐水口62aから吐水(排水)される。なお、ドレイン時にも殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53を駆動させて殺菌処理を施した浄水を吐水口62aから排水するようにしてもよい。
When the drain button is operated, the
ところで、給水装置30に第1のポンプ32を設け、吐水装置50に第2のポンプ51を設けることで、給水量や吐水量を十分に確保できるようにすると、給水装置30と吐水装置50の双方に電力を供給して給水装置30および吐水装置50を同時に駆動させた際に消費する電力量が大きくなってしまう。したがって、安定的に電気を供給することが難しい地域(電力事情の悪い地域)においてこのような電解水生成装置を用いると、給水装置30と吐水装置50の双方に供給するための電力が得られず、電解水生成装置の動作が不安定になってしまうおそれがある。
By the way, if the
そこで、本実施形態では、制御装置70が、給水装置30および吐水装置50のうち少なくとも一方の装置が動作中に、他方の装置の構成要素のうち少なくとも1つ以上の構成要素が非動作となるように他方の装置を制御するようにした。
Therefore, in the present embodiment, when the
具体的には、吐水装置(一方の装置)50が動作している際(例えば吐水装置50の第2のポンプ51や電解槽52が動作中である場合)は、給水装置(他方の装置)30の各構成要素(第1の弁31、第1のポンプ32)のうち少なくとも1つ以上の要素(例えば、第1のポンプ32)を停止又は待機状態とした。
Specifically, when the water discharge device (one device) 50 is operating (for example, when the
一方、給水装置(一方の装置)30が動作している際(例えば給水装置30の第1のポンプ32が動作中である場合)は、吐水装置(他方の装置)50の各構成要素(第2のポンプ51、電解槽52、殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53、流出弁54)のうち少なくとも1つ以上の要素(例えば、第2のポンプ51)を停止又は待機状態とした。
On the other hand, when the water supply device (one device) 30 is operating (for example, when the
このとき、非動作とする少なくとも1つの構成要素を第1のポンプ32もしくは第2のポンプ51とするのが好適である。すなわち、第1のポンプ32および第2のポンプ51がともに駆動することがないようにするのが好適である。第1のポンプ32や第2のポンプ51は駆動時に消費する電力量が大きいからである。
At this time, the
このように、第1のポンプ32および第2のポンプ51のうちいずれか一方のポンプのみ駆動させるようにすれば、装置使用時の消費電力量が大きくなってしまうのをより確実に抑制することができるようになる。すなわち、電解水生成装置10の動作時に必要な電力量をあまり大きくすることなく、電解水生成装置10を動作させることができるようになる。したがって、水量を十分に確保できるようにした電解水生成装置10を電力事情の悪い地域で用いたとしても、電解水生成装置10の動作をより安定させることができるようになる。
In this way, if only one of the
また、給水装置(一方の装置)30が動作している際に、第2のポンプ51を停止又は待機状態とした場合には、電解槽52も非動作となるようにするのが好ましい。
In addition, when the water supply device (one device) 30 is operating, if the
このとき、殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53も非動作となる(UVランプ53aを消灯させる)ようにすることも可能であるが、給水装置(一方の装置)30が動作している際にも殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53を動作させる(UVランプ53aを点灯させる)ことが可能となるようにするのが好ましい。吐水装置50が停止された場合には、流出弁54が閉止されることで殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53を構成する中空の筒内にも水が滞留するため、殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53を動作させないと滞留した水に雑菌が繁殖してしまうおそれがあるためである。
At this time, the sterilization tank (UV irradiation tank: ultraviolet irradiation section) 53 can be deactivated (the
そこで、本実施形態では、吐水装置50が動作を停止してから所定時間(例えば10分)経過後に当該吐水装置50が再動作する場合に、第2のポンプ51の動作に先駆けて殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53が所定時間(例えば15秒)動作するようにした。
Therefore, in the present embodiment, when the
具体的には、制御部70が、吐水装置50が停止されてから所定時間(例えば10分)経過後に再動作の指示があった場合に、第2のポンプ51の動作に先駆けて殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53のUVランプ(紫外線光源)53aを点灯させ、点灯後所定の時間(例えば、15秒)を経過した後に、第2のポンプ51が動作するように、吐水装置50の制御を行うようにしている。なお、点灯後に滞留する水に照射させる時間(15秒)が上述した通常の照射時間(5秒)よりも長いのは、UVランプ(紫外線光源)53aの点灯初期には、紫外線の出力量が定常状態よりも小さいため、通常と同様の時間の照射では十分に殺菌されないおそれがあるからである。
Specifically, when the
このように、第2のポンプ51の動作に先駆けて殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53のUVランプ(紫外線光源)53aを点灯させることで、中空の筒内(殺菌槽53の内部)に滞留している水に対する殺菌処理を実施した後に吐水を行うことができるようになる。その結果、より衛生的に水を吐水(供給)することができる。
In this manner, prior to the operation of the
ただし、吐水装置50が動作を停止してから所定時間(例えば10分)以内に当該吐水装置50が再動作する場合には、第2のポンプ51の動作に先駆けることなく殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53が動作するようにしている。すなわち、吐水装置50の停止後の再動作が所定の時間以内(例えば10分)であれば、第2のポンプ51の動作を再動作指示と同時に実施されるようにしている。このように短時間の停止であれば、滞留する水の殺菌は不要であるため、すぐに吐水を開始できるようにしている。こうすれば、使用者の利便性を向上させることができる。このとき、吐水が停止された際(第2のポンプ51および電解槽52の動作が停止し、流出弁54が閉栓された際)であっても、所定の時間(例えば10分)が経過するまでは、殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53のUVランプ(紫外線光源)53aを点灯したままにしておくのが好ましい。こうすれば、吐水が停止されたとしても、所定時間(例えば10分)は滞留する水の殺菌処理が行われるため、所定の時間以内(例えば10分)に第2のポンプ51を再動作させた際に、殺菌処理が施された水を吐水することができるようになる。なお、吐水が停止された際に殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53のUVランプ(紫外線光源)53aを消灯させる構成とした場合には、停止後、所定の時間以内(10分)に再動作させた際に、UVランプ(紫外線光源)53aの点灯と第2のポンプ51の動作が再動作指示と同時に実施されることとなる。
However, in the case where the
そして、電解水生成装置10を上述のように動作させた際に、UVランプ(紫外線光源)53aが点灯している状態では、殺菌槽(UV照射槽:紫外線照射部)53内の水だけでなく、貯留タンク(貯留部)40内の浄水も、紫外線によって殺菌処理が施されることとなる(図7参照)。
And when the electrolyzed
以上説明したように、本実施形態では、電解水生成装置10は、原水を導入して浄水を生成する浄水部33と、浄水部33で生成された浄水を貯留する貯留タンク(貯留部)40と、を備えている。また、電解水生成装置10は、貯留タンク(貯留部)40を通過した浄水を導入して電解処理することが可能な電解槽52と、電解槽52を通過した水を導入して紫外線を照射させる殺菌槽(紫外線照射部)53と、を備えている。
As described above, in the present embodiment, the electrolyzed
そして、殺菌槽(紫外線照射部)53は、紫外線を照射するUVランプ(紫外線光源)53aを有しており、UVランプ(紫外線光源)53aから照射される紫外線を貯留タンク(貯留部)40内の浄水に照射できるようにしている。 The sterilization tank (ultraviolet irradiation unit) 53 includes a UV lamp (ultraviolet light source) 53a that irradiates ultraviolet rays, and the ultraviolet rays irradiated from the UV lamp (ultraviolet light source) 53a are stored in the storage tank (reservoir) 40. It is possible to irradiate the purified water.
こうすれば、UVランプ(紫外線光源)53aを点灯させて、殺菌槽(紫外線照射部)53内の水を殺菌処理する際に、貯留タンク(貯留部)40内の浄水も、紫外線によって殺菌処理することができるようになる。 In this way, when the UV lamp (ultraviolet light source) 53a is turned on to sterilize the water in the sterilization tank (ultraviolet irradiation unit) 53, the purified water in the storage tank (reservoir) 40 is also sterilized by ultraviolet rays. Will be able to.
その結果、より効率的に水を殺菌することが可能となって、より衛生的に水を吐水(供給)することができるようになる。 As a result, water can be sterilized more efficiently, and water can be discharged (supplied) more hygienically.
このように、本実施形態によれば、より衛生的に水を吐水(供給)することのできる電解水生成装置10を得ることができる。
Thus, according to this embodiment, the electrolyzed
特に、貯留タンク(貯留部)40は、容積が比較的大きく、雑菌が多く繁殖しやすいものであるため、貯留タンク(貯留部)40内の浄水に殺菌処理を施さない場合には、貯留タンク(貯留部)40内の浄水に多くの雑菌が繁殖した際に、これらの雑菌を殺菌槽(紫外線照射部)53内で殺菌する必要がある。このように、比較的容積が小さい殺菌槽(紫外線照射部)53内で雑菌を殺菌するだけでは、繁殖した雑菌を殺菌処理しきれず、雑菌混じりの水が吐水されてしまうおそれがある。また、雑菌が多く繁殖した水を殺菌槽(紫外線照射部)53内で十分に殺菌するためには、より長い時間紫外線を照射させる必要があり、殺菌効率が低下してしまうという問題がある。 In particular, since the storage tank (reservoir) 40 has a relatively large volume and is easy to propagate with many germs, the storage tank is used when the purified water in the storage tank (reservoir) 40 is not sterilized. (Reservoir) It is necessary to sterilize these various germs in the sterilization tank (ultraviolet irradiation unit) 53 when many germs propagate in the purified water in 40. As described above, simply sterilizing various germs in the sterilization tank (ultraviolet irradiation unit) 53 having a relatively small volume may not sterilize the propagated germs, and water mixed with germs may be discharged. In addition, in order to sufficiently sterilize the water in which many germs have propagated in the sterilization tank (ultraviolet irradiation unit) 53, it is necessary to irradiate with ultraviolet rays for a longer time, and there is a problem that the sterilization efficiency is lowered.
しかしながら、本実施形態のように、貯留タンク(貯留部)40内の浄水にも殺菌処理を施すことができるようにすれば、殺菌効率が低下してしまうのを抑制しつつ、殺菌槽(紫外線照射部)53内で殺菌しきれなかった水を吐水してしまうことを抑制することができ、より衛生的な水をより効率的に吐水(供給)することができるようになる。 However, if the sterilization treatment can be performed also on the purified water in the storage tank (storage part) 40 as in the present embodiment, the sterilization tank (ultraviolet rays) is suppressed while suppressing the sterilization efficiency from being lowered. It is possible to suppress discharging water that could not be sterilized in (irradiation unit) 53, and more hygienic water can be discharged (supplied) more efficiently.
また、吐水前に殺菌処理を行う際に照射される紫外線を利用して、貯留タンク(貯留部)40内の浄水に殺菌処理を施すようにしているため、貯留タンク(貯留部)40内の浄水殺菌用の構成を新たに追加する必要がなくなる。その結果、構成の簡素化を図りつつコストの削減を図ることが可能となる。 Moreover, since the sterilization treatment is performed on the purified water in the storage tank (reservoir) 40 using the ultraviolet rays irradiated when performing the sterilization treatment before water discharge, It is not necessary to add a new structure for water purification. As a result, it is possible to reduce the cost while simplifying the configuration.
また、本実施形態では、殺菌槽(紫外線照射部)53内に導入された水が止水された場合にも、UVランプ(紫外線光源)53aから照射される紫外線を貯留タンク(貯留部)40内の浄水に照射できるようにしている。 Moreover, in this embodiment, even when the water introduced into the sterilization tank (ultraviolet irradiation unit) 53 is stopped, the ultraviolet rays irradiated from the UV lamp (ultraviolet light source) 53a are stored in the storage tank (reservoir) 40. It is possible to irradiate the clean water inside.
ところで、UVランプ(紫外線光源)53aは、光量測定のために止水後の一定期間(10分以上)連続して点灯している必要がある。そのため、貯留タンク(貯留部)40内の浄水に殺菌処理を施さない場合には、止水後の一定期間(10分以上)に照射される紫外線を有効利用することができなかった。 By the way, the UV lamp (ultraviolet light source) 53a needs to be continuously lit for a certain period (more than 10 minutes) after the water stop for measuring the light quantity. Therefore, when the purified water in the storage tank (reservoir) 40 is not sterilized, it has not been possible to effectively use the ultraviolet rays irradiated for a certain period (more than 10 minutes) after the water stoppage.
しかしながら、本実施形態のように、貯留タンク(貯留部)40内の浄水にも殺菌処理を施すことができるようにすれば、このときに照射される紫外線を有効利用することができるようになる。 However, if the sterilization treatment can be performed on the purified water in the storage tank (reservoir) 40 as in this embodiment, the ultraviolet rays irradiated at this time can be used effectively. .
なお、止水後、一定期間(10分以上)が経過した後にUVランプ(紫外線光源)53aを消灯させるのではなく、電源オン状態で、貯留タンク(貯留部)40がハウジング(本体)20に装着されている場合には、UVランプ(紫外線光源)53aを常時点灯させるようにすることも可能である。この場合には、止水後も常に貯留タンク(貯留部)40内の殺菌処理を施すことができるようになる。 In addition, after a fixed period (10 minutes or more) has passed after water stoppage, the storage tank (reservoir) 40 is attached to the housing (main body) 20 in a power-on state without turning off the UV lamp (ultraviolet light source) 53a. When it is mounted, the UV lamp (ultraviolet light source) 53a can be always turned on. In this case, the sterilization process in the storage tank (storage part) 40 can always be performed even after the water stops.
また、止水後、一定期間(10分以上)が経過した後にUVランプ(紫外線光源)53aを消灯させる動作と、電源オン状態で、貯留タンク(貯留部)40がハウジング(本体)20に装着されている場合には、UVランプ(紫外線光源)53aを常時点灯させる動作のいずれかを選択できるようにすることも可能である。 In addition, the storage tank (reservoir) 40 is attached to the housing (main body) 20 in an operation in which the UV lamp (ultraviolet light source) 53a is turned off after a fixed period (10 minutes or more) has passed after the water stoppage and the power is on. If it is, it is possible to select one of the operations for always lighting the UV lamp (ultraviolet light source) 53a.
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。 The preferred embodiments of the present invention have been described above. However, the present invention is not limited to the above embodiments, and various modifications can be made.
例えば、上記実施形態では、制御装置が、給水装置および吐水装置のうち少なくとも一方の装置が動作中に、他方の装置の構成要素のうち少なくとも1つ以上の構成要素が非動作となるように他方の装置を制御するようにした電解水生成装置を例示している。しかしながら、給水装置および吐水装置を同時に動作させることのできる電解水生成装置に本発明を適用することも可能である。 For example, in the above-described embodiment, the control device is configured so that at least one of the water supply device and the water discharge device is in operation and at least one of the components of the other device is inactive. The electrolyzed water production | generation apparatus which controlled this apparatus was illustrated. However, it is also possible to apply the present invention to an electrolyzed water generating device that can simultaneously operate a water supply device and a water discharge device.
また、電解槽や浄水部、その他細部のスペック(形状、大きさ、レイアウト等)を適宜に変更することが可能である。 In addition, it is possible to appropriately change the specifications (shape, size, layout, etc.) of the electrolytic cell, the water purification unit, and other details.
10 電解水生成装置
33 浄水部
40 貯留タンク(貯留部)
52 電解槽
53 殺菌槽(紫外線照射部)
53a UVランプ(紫外線光源)
10
52
53a UV lamp (ultraviolet light source)
Claims (2)
前記浄水部で生成された浄水を貯留する貯留部と、
前記貯留部を通過した浄水を導入して電解処理することが可能な電解槽と、
前記電解槽を通過した水を導入して紫外線を照射させる紫外線照射部と、
を備え、
前記紫外線照射部は、紫外線を照射する紫外線光源を有しており、
前記紫外線光源から照射される紫外線を前記貯留部内の浄水に照射できるようにしたことを特徴とする電解水生成装置。 A water purification unit that introduces raw water to produce purified water,
A reservoir for storing the purified water generated in the water purification unit;
An electrolytic cell capable of introducing the purified water that has passed through the reservoir and performing an electrolytic treatment;
An ultraviolet irradiation unit for introducing water that has passed through the electrolytic cell to irradiate ultraviolet rays; and
With
The ultraviolet irradiation unit has an ultraviolet light source that irradiates ultraviolet rays,
An electrolyzed water generating apparatus characterized in that ultraviolet light irradiated from the ultraviolet light source can be irradiated to purified water in the reservoir.
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190205 |
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A02 | Decision of refusal |
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