JP2016210722A - 頭髪のパーマネント方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】頭髪に損傷を与えたり皮膚へ悪影響を与えたりすることなく、持続性の高いパーマネントを頭髪に施すことが可能なパーマネント方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るパーマネント方法は、i)頭髪を水で濡らしてから遠赤外線で加熱することによって頭髪を伸張させる頭髪伸張処理、ii)伸張した頭髪に頭髪膨潤化溶液を付着させ、その頭髪を所定形状に変形させた後に、その変形させた状態のまま遠赤外線で加熱することによって頭髪を変形させた状態で保持する頭髪変形保持処理、および、iii)変形後の頭髪から頭髪膨潤化溶液を洗い流し、その頭髪を乾燥機で加熱することによって頭髪を乾燥させながら収縮させて変形した状態で固定させる頭髪乾燥収縮処理を含んでおり、頭髪内のS−S結合を切断したり再結合させたりすることなく、持続性の高いパーマネントを頭髪に施すことができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、頭髪の形状を変化させてその状態で保持するためのパーマネント方法に関するものである。
従来のパーマネント方法としては、特許文献1の如く、還元剤としての第一液および酸化剤としての第二液を用いるものが知られている。すなわち、頭髪にチオグリコール酸やシステイン等の還元剤を塗布することによって、頭髪(毛髪ケラチン)中のシスチン結合(S−S結合)を切断させた後に、頭髪をロッドに巻き付けて変形させた状態で、臭素酸ナトリウムや過酸化水素等の酸化剤を塗布することによって、変形させた頭髪(毛髪ケラチン)中のシスチン結合を再度結合させる方法が知られている。
特開2014−237603号公報
しかしながら、上記した従来のパーマネント方法は、頭髪を還元・酸化といった苛酷な条件下に曝してしまうため、キューティクルの剥離、枝毛、切れ毛といった頭髪の損傷を招き易い。加えて、従来のパーマネント方法に用いる二液系のパーマ液は、化学的な作用によって、発疹等、皮膚へ悪影響を及ぼしてしまうことがある。
本発明の目的は、上記従来のパーマネント方法の問題点を解消し、頭髪に損傷を与えたり、皮膚へ悪影響を与えたりすることなく、長期間に亘って形状を保持し得るパーマネントを頭髪に施すことが可能なパーマネント方法を提供することにある。
本発明の発明者らは、鋭意検討の結果、頭髪に還元剤・酸化剤等の刺激の強い薬品を用いて頭髪(毛髪ケラチン)中のシスチン結合を切断したり再結合させたりしなくても、頭髪を膨潤・伸張させた状態で変形させた後に乾燥収縮させることによって、長期間に亘って形状を保持し得るパーマネントを頭髪に施すことが可能であることを見出し、本発明を案出するに至った。なお、本発明の発明者らの検討の結果、還元剤・酸化剤等の刺激の強い二液系のパーマ液を用いてパーマネントを施した場合でも、実際には、頭髪(毛髪ケラチン)中のシスチン結合の切断や再結合が起こらない可能性のあることも判明した。
すなわち、本発明の内、請求項1に記載された発明は、頭髪の形状を変化させてその状態で保持するためのパーマネント方法であって、頭髪を水で濡らしてから遠赤外線で所定の温度で所定の時間に亘って加熱することによって頭髪を伸張させる頭髪伸張処理と、伸張した頭髪に界面活性剤を主成分とする頭髪膨潤化溶液を付着させ、その頭髪を所定の形状に変形させた後に、その変形させた状態のまま遠赤外線で所定の温度で所定の時間に亘って加熱することによって頭髪を変形させた状態で保持する頭髪変形保持処理と、変形後の頭髪から頭髪膨潤化溶液を洗い流し、その頭髪を乾燥機で所定の時間に亘って所定の温度で加熱することによって頭髪を乾燥させながら収縮させて変形した状態で固定させる頭髪乾燥収縮処理とを施すことを特徴とするものである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記頭髪変形保持処理が、伸張した頭髪に界面活性剤を主成分とする頭髪膨潤化溶液を付着させ、その頭髪をドライヤーで乾燥させた後に、アイロン(所謂、ストレートアイロン)で直線状に保持した状態で所定の温度で加熱し、さらに、水で濡らした後に、遠赤外線で所定の温度で所定の時間に亘って加熱することによって頭髪を直線状に変形させた状態で保持するものであることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1、または請求項2に記載された発明において、前記頭髪膨潤化溶液が、プロポリスおよびアミノ酸を含有するものであることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1〜3のいずれかに記載された発明において、前記頭髪伸張処理が、頭髪を水で濡らしてから遠赤外線で40℃以上50℃以下の温度で5分以上15分未満加熱することによって頭髪を5%以上20%以下の範囲で伸張させるものであることを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明は、請求項1〜4のいずれかに記載された発明において、前記頭髪変形保持処理が、頭髪膨潤化溶液を付着させた頭髪を所定の形状に変形させた後に、その変形させた状態のまま遠赤外線で40℃以上50℃以下の温度で20分以上40分未満加熱することによって頭髪を変形させた状態で保持するものであることを特徴とするものである。
上記した請求項1〜5のいずれかに記載された発明においては、前記頭髪伸張処理および前記頭髪変形保持処理が、頭髪内のシスチン結合(S−S結合)を切断しないものであることを特徴としている。
請求項1のパーマネント方法によれば、頭髪に損傷を与えたり、皮膚へ悪影響を与えたりすることなく、長期間に亘って形状を保持し得るパーマネントを頭髪に施すことが可能となる。
請求項2のパーマネント方法によれば、頭髪に損傷を与えたり、皮膚へ悪影響を与えたりすることなく、長期間に亘って形状を保持し得るストレートパーマを頭髪に施すことが可能となる。
請求項3のパーマネント方法によれば、非常に長期間に亘って形状を保持し得るパーマネントを頭髪に施すことが可能となる。また、パーマネントと同時に、頭髪に艶、ハリや潤いを付与することが可能となる。
請求項4のパーマネント方法によれば、頭髪の損傷や、皮膚へ悪影響をより効果的に防止することができるとともに、パーマネント形状の持続性を一段と高めることが可能となる。
請求項5のパーマネント方法によれば、きわめて長期間に亘って形状を保持し得るパーマネントを、より短時間で非常に効率良く頭髪に施すことが可能となる。
以下、本発明に係るパーマネント方法の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明においては、各成分の含有量、添加量に関する“〜”は、原則的に、左側の数値以上右側の数値未満を意味するものとする。
本発明に係るパーマネント方法においては、下記の3つの処理を頭髪に施すことが必要である。
i)頭髪を水で濡らしてから遠赤外線で所定の温度で所定の時間に亘って加熱することによって頭髪を伸張させる処理(頭髪伸張処理)
ii)伸張した頭髪に界面活性剤を主成分とする頭髪膨潤化溶液を付着させ、その頭髪を所定の形状に変形させた後に、その変形させた状態のまま遠赤外線で所定の温度で所定の時間に亘って加熱することによって頭髪を変形させた状態で保持する処理(頭髪変形保持処理)
iii)変形後の頭髪から頭髪膨潤化溶液を洗い流し、その頭髪を乾燥機で所定の時間に亘って所定の温度で加熱することによって頭髪を乾燥させながら収縮させて変形した状態で固定させる処理(頭髪乾燥収縮処理)
頭髪伸張処理においては、頭髪を水で濡らしてから遠赤外線で所定の温度で所定の時間に亘って加熱する必要がある。この頭髪伸張処理における遠赤外線による加熱温度は、35℃以上60℃以下であると好ましく、40℃以上50℃以下であるとより好ましく、43℃以上47℃以下であると特に好ましい。また、頭髪伸張処理における遠赤外線による加熱時間は、5分以上15分以下であると好ましく、7分以上12分以下であるとより好ましい。
そして、頭髪伸張処理においては、上記の如く、頭髪を水で濡らしてから遠赤外線で加熱することによって、頭髪を所定の割合で伸張させる必要がある。頭髪の伸張量は、個人差があるが、5%以上20%の範囲内であると好ましく、7%以上15%以下であるとより好ましい。
上記の如く、変形させる前の頭髪を伸張させることによって、頭髪を容易に変形させて固定することが可能になる。したがって、従来の還元剤・酸化剤の二液系の刺激の高いパーマ液を用いたり、頭髪を傷めるような高い温度での加熱が不要となる。
また、頭髪伸張処理後の頭髪変形保持処理においては、伸張した頭髪に界面活性剤を主成分とする頭髪膨潤化溶液を付着させ、その頭髪を所定の形状に変形させた後に、その変形させた状態のまま遠赤外線で所定の温度で所定の時間に亘って加熱する必要がある。
頭髪膨潤化溶液は、界面活性剤を主成分とするものであり、当該界面活性剤としては、カチオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤のいずれをも好適に用いることができるが、アニオン系界面活性剤であると、頭髪を短時間の内に効率的に膨潤させることができ、効果的に頭髪を変形させて保持することが可能になるので好ましい。また、アニオン系界面活性剤の中でも、アミノ酸系のアニオン系界面活性剤であると、頭髪の変形保持効果がより効果的なものとなるので好ましく、L−グルタミン酸およびヤシ油脂肪酸を由来としたアミノ酸系アニオン界面活性剤であると特に好ましい。
頭髪膨潤化溶液としては、上記した界面活性剤を水および/またはアルコール中に含有(溶解あるいは分散)させた水系の溶液を用いるのが好ましい。そして、当該頭髪膨潤化溶液には、上記した界面活性剤を、0.1〜10質量%含有させるのが好ましく、0.5〜5質量%含有させるのがより好ましい。界面活性剤の含有量が、上記した範囲を下回ると、十分なパーマネント効果(頭髪の変形固化効果)が得られないので好ましくなく、界面活性剤の含有量が、上記した範囲を上回ると、不経済であるので好ましくない。
また、上記した頭髪膨潤化溶液には、パーマネントの持続性をより良好なものとする目的で、プロポリス及び/またはアミノ酸もしくはその誘導体を含有させることもできる。ここで言うプロポリス(Propolis)とは、植物が分泌した種々の物質をミツバチが採集して営巣に用いる粘着性の物質のことであり、所謂、蜂ヤニのことである。頭髪膨潤化溶液には、このプロポリスの固形分濃度が10%〜30%の抽出溶液(エタノール溶液等)を、0.01〜15質量%含有させるのが好ましく、3.0〜10質量%含有させるのがより好ましい(したがって、固形分濃度としては、0.001質量%〜4.5質量%含有させるのが好ましく、0.3質量%〜3.0質量%含有させるのがより好ましい)。また、プロポリスの抽出溶液としては、固形分濃度が約20%の抽出溶液を用いるのが最も好ましい。プロポリスの添加量が、上記した範囲を下回ると(固形分濃度が0.001質量%を下回ると)、パーマネントの持続性が不十分となり易いので好ましくなく、プロポリスの添加量が、上記した範囲を上回ると(固形分濃度が4.5質量%を上回ると)、不経済である上、頭髪のべとつき感が高くなり、頭髪の洗浄が困難となったり、頭髪膨潤化溶液の臭いが不良となったりするので好ましくない。
また、頭髪膨潤化溶液には、必要に応じてアミノ酸もしくはその誘導体を含有させることができる。アミノ酸もしくはその誘導体としては、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン、グルタミン酸、あるいはそれらの塩酸塩、硫酸塩等の誘導体等を用いることができるが、アルギニン、システイン、リシン(あるいはリジン)、トレオニン、トリプトファンの内の1種、または2種以上を混合してなるものであると、パーマネントの持続性が良好なものとなるので好ましい。また、システイン(L−システイン)、アルギニン(L−アルギニン)、あるいはそれらの塩酸塩(もしくはそれらの内の1種または2種以上の組み合わせ)を用いると、パーマネントの持続性が一段と良好なものとなるのでより好ましい。
頭髪膨潤化溶液には、上記したアミノ酸またはその誘導体を、0.05〜10質量%含有させるのが好ましく、0.1〜5質量%含有させるのがより好ましい。アミノ酸またはその誘導体の含有量が、上記した範囲を下回ると、パーマネントの持続性が不十分となり易いので好ましくなく、アミノ酸またはその誘導体の含有量が、上記した範囲を上回ると、不経済である上、頭髪の損傷を助長してしまう虞れがあるので好ましくない。
さらに、頭髪膨潤化溶液には、必要に応じて、各種のアルコールや発酵アルコール、グリコール類(ブチルグリコール等)、植物から抽出したエキス、防腐剤、香料、粘度調整剤、PH調整剤等を添加することも可能である。さらに、頭髪膨潤化溶液には、必要に応じて、ヒアルロン酸(特に高分子ヒアルロン酸)等の保湿剤(水分調整剤)等を添加することも可能である。なお、頭髪膨潤化溶液にヒアルロン酸を添加する場合には、その添加量は特に限定されないが、0.005〜5質量%であると、頭髪の保湿性および経済性の観点から好ましく、0.05〜2質量%であるとより好ましい。
さらに、頭髪膨潤化溶液には、パーマネントのかかり度合いをより良好なものとするために、必要に応じて、イソプロパノールアミンやトリエタノールアミン等のアミン類を添加することも可能であるが、トリエタノールアミンを用いると、皮膚への刺激が少ない状態を保持できるのでより好ましい。また、トリエタノールアミンの代わりに、AMPD(2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール)を用いることも可能である。アミン類やAMPDの添加量は、特に限定されるものではないが、1〜10質量%であると、皮膚への刺激が少ないものとなるので好ましい。加えて、頭髪膨潤化溶液には、各種のシャンプー(所謂、プロテクトシャンプー等)を添加することも可能である。
また、上記した頭髪膨潤化溶液の頭髪への塗布量は、特に限定されないが、13〜19ccの範囲であると好ましく、15〜17ccの範囲であるとより好ましい。
一方、上記した頭髪変形保持処理後の頭髪乾燥収縮処理においては、変形後の頭髪から頭髪膨潤化溶液を洗い流し、その頭髪を乾燥機で所定の時間に亘って所定の温度で加熱する必要がある。この頭髪乾燥収縮処理における乾燥機による加熱温度は、35℃以上55℃以下であると好ましく、40℃以上50℃以下であるとより好ましい。また、頭髪乾燥収縮処理における乾燥機による加熱時間は、5分以上20分以下であると好ましく、10分以上15分以下であるとより好ましい。加えて、頭髪乾燥収縮処理における乾燥機の種類は、特に限定されないが、無風乾燥機を用いると、パーマネント形状を崩すことなく頭髪を乾燥・固化させることができるため、パーマネントの持続性がより良好なものとなるので好ましい。そして、上記の如き乾燥によって、頭髪の水分を約80〜90%蒸発させるのが好ましい。
上記の如く、頭髪膨潤化溶液を洗い流して頭髪を乾燥させることによって、頭髪を概ね元の長さに収縮させて、変形した状態で固定させることが可能となる。したがって、従来の臭素酸ナトリウムや過酸化水素等の刺激の高いパーマ液(第二液:酸化液)を用いたり、頭髪を傷めるような高い温度で加熱したりすることが不要となる。
そして、本発明に係るパーマネント方法においては、上記した頭髪伸張処理、頭髪変形保持処理、および頭髪乾燥収縮処理を頭髪に施すことによって、頭髪に還元剤・酸化剤等の刺激の強い薬品を用いて頭髪(毛髪ケラチン)中のシスチン結合(S−S結合)を切断したり再結合させたりすることなく、頭髪を膨潤・伸張させた状態で変形させた後に乾燥収縮させることによって、長期間に亘って形状を保持し得るパーマネントを頭髪に施すことができる。
以下、実施例によって本発明に係るパーマネント方法についてより詳細に説明するが、本発明は、かかる実施例の態様に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更することが可能である。また、実施例における物性、特性の評価方法は以下の通りである。なお、下記の各官能評価においては、被験者3名分の各評価結果の平均的な段階(◎,○,△,×)を最終的な評価結果とした。
<パーマのかかり度合い>
被験者3名のパーマ後の頭髪のリッジ(ウェーブ)の状態を、美容師によって下記の3段階で官能評価した。
◎:パーマのかかり具合がきわめて良好である。
○:十分にパーマがかかっている。
△:パーマのかかり度合いが弱い。
×:パーマのかかり度合いが非常に弱い。
<パーマネント形状の保持度合い>
パーマネントを施してから3週間経過した後の被験者3名の頭髪のリッジ(ウェーブ)の状態を、美容師によって下記の3段階で官能評価した。なお、パーマネントを施した被験者は、毎日、市販のシャンプーでの洗髪を実施した。
◎:パーマネント形状がほとんど崩れることなく保持されている。
○:パーマネント形状にわずかに崩れが見られる。
△:概ね50%以上の頭髪のパーマネント形状に崩れが見られる。
×:パーマネント形状がほとんど崩れている。
<頭髪の損傷度合い>
被験者3名のパーマネント後の頭髪の損傷状態を、美容師によって下記の4段階で官能評価した。
◎:キューティクルの剥離、枝毛、切れ毛等の頭髪の損傷が一切見られず、頭髪に十分な艶、ハリや潤いがある。
○:キューティクルの剥離、枝毛、切れ毛等の頭髪の損傷がほとんど見られず、頭髪に艶、ハリや潤いがある。
△:キューティクルの剥離、枝毛、切れ毛等の頭髪の損傷が散見され、頭髪に艶、ハリや潤いがあまりない。
×:キューティクルの剥離、枝毛、切れ毛等の頭髪の損傷が多数見られ、頭髪に艶、ハリや潤いがほとんどない。
<皮膚(頭皮)への刺激>
被験者3名の頭髪にパーマネントを施した際に、被験者が感じた皮膚への刺激を下記の3段階で官能評価した。
○:刺激をほとんど感じない。
△:わずかに刺激を感じる。
×:痛みを感じる。
[実施例1]
<頭髪膨潤化溶液の調製>
下記の各成分を混合・攪拌することによって、頭髪膨潤化溶液Aを調製した。すなわち、約80℃に加熱した精製水中に、プロポリス、グリセリン、キタンサンガム、抗菌剤((株)成和化成製 セイセプト−H)、防腐剤を混合して攪拌するとともに(溶液a)、精製水中に、アルギニン、塩酸リジン(リジン塩酸塩)およびシスチン分散液を混合して攪拌する一方(溶液b)、精製水中に、アミゾール、界面活性剤(味の素(株)製 アミソフト)、ヒアルロン酸ナトリウムを混合して攪拌した(溶液c)。しかる後、溶液a〜cを混合して攪拌し、混合液を約70℃まで加熱した後、常温まで冷却し、さらに、当該溶液a〜cの混合溶液に、香料(ホワイトローズ、オレンジ、ブルーベリー)、マカデミアン油を混合して攪拌することによって、頭髪膨潤化溶液Aを得た(すなわち、頭髪膨潤化溶液Aは、界面活性剤にプロポリスおよびアミノ酸等を加えたものである)。
<頭髪膨潤化溶液Aの成分>
・グリセリン:60質量%
・キタンサンガム:0.2質量%
・プロポリス(固形分濃度20%のエタノール抽出液): 5.0質量%(固形分1.0質量%)
・香料(ホワイトローズ):0.05質量%
・香料(オレンジ):0.05質量%
・香料(ブルーベリー):0.1質量%
・マカデミアン油:5.0質量%
・アミゾール:1.0質量%
・界面活性剤(味の素(株)製 アミソフト(登録商標)(L−グルタミン酸およびヤシ油脂肪酸由来のアミノ酸系アニオン界面活性剤):4.0質量%
・アミノ酸
・アルギニン:0.2質量%
・塩酸リジン(リジン塩酸塩):0.45質量%
・ヒアルロン酸ナトリウム:3.0質量%
・シスチン分散液((株)JOHZEN製 Nano−phy)(シスチンを白金によって加水分解ケラチンと結合させて水中に分散させたもの(シスチンの固形分濃度2.0%の水溶液)):3.0質量%
・分散剤:6.0質量%
・精製水:残余量
<頭髪へのパーマネント施術>
被験者の頭髪を水で濡らしてから遠赤外線発生装置(遠赤外線促進器)を利用して、約45℃の温度で5分間に亘って加熱することによって頭髪を伸張させた(頭髪伸張処理)。なお、当該頭髪伸張処理の前後の頭髪の伸びを測定したところ約10%であった(頭髪10本の平均値)。
しかる後、伸張した頭髪に、上記した頭髪膨潤化溶液Aを所定の量(16cc)だけ付着させ、その頭髪膨潤化溶液Aを付着させた頭髪を、22本のロッド(φ12×90mm)に分割して巻き付け、円周状に変形させた。さらに、そのようにロッドに巻き付けた状態の頭髪を、ビニール製のキャップで覆い、上記した遠赤外線促進器で、約45℃の温度で30分間に亘って加熱した(頭髪変形保持処理)。
そして、上記の如く、遠赤外線促進器で加熱した後には、水道水によって頭髪膨潤化溶液を洗い流し、その頭髪を無風乾燥機で12分間に亘って約45℃の温度で加熱することによって頭髪を乾燥させながら収縮させるとともに、髪型を整えた(頭髪乾燥収縮処理)。なお、頭髪乾燥収縮処理の前後の頭髪の収縮量を測定したところ約9.1%であった(頭髪10本の平均値)。しかる後、上記した評価基準で、パーマのかかり度合い、パーマネント形状の保持度合い、頭髪の損傷度合い等を評価した。評価結果をパーマネントの処理条件とともに表1に示す。
[実施例2]
頭髪伸張処理を施す際の遠赤外線の加熱時間を10分に変更した以外は、実施例1と同様にして、被験者の頭髪にパーマネントを施した。なお、頭髪伸張処理の前後の頭髪の伸びを測定したところ約12%であった(頭髪10本の平均値)。そして、実施例1と同様な評価基準で、パーマのかかり度合い、パーマネント形状の保持度合い、頭髪の損傷度合い等を評価した。評価結果をパーマネントの処理条件とともに表1に示す。
[実施例3]
頭髪伸張処理を施す際の遠赤外線の加熱時間を15分に変更した以外は、実施例1と同様にして、被験者の頭髪にパーマネントを施した。なお、当該頭髪伸張処理の前後の頭髪の伸びを測定したところ約12%であった(頭髪10本の平均値)。そして、実施例1と同様な評価基準で、パーマのかかり度合い、パーマネント形状の保持度合い、頭髪の損傷度合い等を評価した。評価結果をパーマネントの処理条件とともに表1に示す。
[実施例4]
頭髪伸張処理を施す際の遠赤外線の加熱温度を35℃に変更し、かつ、加熱時間を15分に変更した以外は、実施例1と同様にして、被験者の頭髪にパーマネントを施した。そして、実施例1と同様な評価基準で、パーマのかかり度合い、パーマネント形状の保持度合い、頭髪の損傷度合い等を評価した。評価結果をパーマネントの処理条件とともに表1に示す。
[実施例5]
頭髪伸張処理を施す際の遠赤外線の加熱温度を55℃に変更し、かつ、加熱時間を15分に変更した以外は、実施例1と同様にして、被験者の頭髪にパーマネントを施した。そして、実施例1と同様な評価基準で、パーマのかかり度合い、パーマネント形状の保持度合い、頭髪の損傷度合い等を評価した。評価結果をパーマネントの処理条件とともに表1に示す。
[実施例6]
<頭髪膨潤化溶液の調製>
下記の各成分を混合・攪拌することによって、頭髪膨潤化溶液Bを調製した。すなわち、実施例1における溶液aと溶液cとの混合溶液に、実施例1と同様な香料(ホワイトローズ、オレンジ、ブルーベリー)、マカデミアン油を混合して攪拌することによって、頭髪膨潤化溶液Bを得た(すなわち、頭髪膨潤化溶液Bは、界面活性剤にプロポリス等を加えたものである)。
<頭髪膨潤化溶液Bの成分>
・グリセリン:60質量%
・キタンサンガム:0.2質量%
・プロポリス(固形分濃度20%のエタノール抽出液): 5.0質量%(固形分1.0質量%)
・香料(ホワイトローズ):0.05質量%
・香料(オレンジ):0.05質量%
・香料(ブルーベリー):0.1質量%
・マカデミアン油:5.0質量%
・アミゾール:1.0質量%
・界面活性剤(味の素(株)製 アミソフト(登録商標)(L−グルタミン酸およびヤシ油脂肪酸由来のアミノ酸系アニオン界面活性剤):4.0質量%
・ヒアルロン酸ナトリウム:3.0質量%
・分散剤:6.0質量%
・精製水:残余量
<頭髪へのパーマネント施術>
被験者の頭髪に、実施例2と同様に頭髪伸張処理を施した後、上記した頭髪膨潤化溶液Bを用いた以外は実施例2と同様にして、被験者の頭髪に頭髪変形保持処理を施した。しかる後、被験者の頭髪に、実施例2と同様に頭髪乾燥収縮処理を施すことによって、被験者の頭髪にパーマネントを施した。そして、実施例1と同様な評価基準で、パーマのかかり度合い、パーマネント形状の保持度合い、頭髪の損傷度合い等を評価した。評価結果をパーマネントの処理条件とともに表1に示す。
[実施例7]
<頭髪膨潤化溶液の調製>
下記の各成分を混合・攪拌することによって、頭髪膨潤化溶液Cを調製した。すなわち、約80℃に加熱した精製水中に、グリセリン、キタンサンガム、抗菌剤((株)成和化成製 セイセプト−H)、防腐剤を混合して攪拌して混合溶液を調製し(溶液d)、その溶液dと実施例1と同様な溶液cとを混合して攪拌し、混合液を約70℃まで加熱した後、常温まで冷却し、さらに、その溶液dおよび溶液cの混合溶液に、実施例1と同様な香料(ホワイトローズ、オレンジ、ブルーベリー)、マカデミアン油を混合して攪拌することによって、頭髪膨潤化溶液Cを得た(すなわち、頭髪膨潤化溶液Cは、頭髪膨潤化溶液Aからプロポリスおよびアミノ酸を除いてその分を精製水で希釈したものである)。
<頭髪膨潤化溶液Cの成分>
・グリセリン:60質量%
・キタンサンガム:0.2質量%
・香料(ホワイトローズ):0.05質量%
・香料(オレンジ):0.05質量%
・香料(ブルーベリー):0.1質量%
・マカデミアン油:5.0質量%
・アミゾール:1.0質量%
・界面活性剤(味の素(株)製 アミソフト(登録商標)(L−グルタミン酸およびヤシ油脂肪酸由来のアミノ酸系アニオン界面活性剤):4.0質量%
・ヒアルロン酸ナトリウム:3.0質量%
・分散剤:6.0質量%
・精製水:残余量
<頭髪へのパーマネント施術>
被験者の頭髪に、実施例2と同様に頭髪伸張処理を施した後、上記した頭髪膨潤化溶液Cを用いた以外は実施例2と同様にして、被験者の頭髪に頭髪変形保持処理を施した。しかる後、被験者の頭髪に、実施例2と同様に頭髪乾燥収縮処理を施すことによって、被験者の頭髪にパーマネントを施した。そして、実施例1と同様な評価基準で、パーマのかかり度合い、パーマネント形状の保持度合い、頭髪の損傷度合い等を評価した。評価結果をパーマネントの処理条件とともに表1に示す。
[実施例8]
頭髪変形保持処理を施す際の遠赤外線の加熱温度を35℃に変更し、かつ、加熱時間を45分に変更した以外は、実施例2と同様にして、被験者の頭髪にパーマネントを施した。そして、実施例1と同様な評価基準で、パーマのかかり度合い、パーマネント形状の保持度合い、頭髪の損傷度合い等を評価した。評価結果をパーマネントの処理条件とともに表1に示す。
[実施例9]
頭髪変形保持処理を施す際の遠赤外線の加熱温度を60℃に変更し、かつ、加熱時間を20分に変更した以外は、実施例2と同様にして、被験者の頭髪にパーマネントを施した。そして、実施例1と同様な評価基準で、パーマのかかり度合い、パーマネント形状の保持度合い、頭髪の損傷度合い等を評価した。評価結果をパーマネントの処理条件とともに表1に示す。
[実施例10]
頭髪乾燥収縮処理を施す際の乾燥温度を35℃に変更し、かつ、乾燥時間を15分に変更した以外は、実施例2と同様にして、被験者の頭髪にパーマネントを施した。そして、実施例1と同様な評価基準で、パーマのかかり度合い、パーマネント形状の保持度合い、頭髪の損傷度合い等を評価した。評価結果をパーマネントの処理条件とともに表1に示す。
[実施例11]
頭髪乾燥収縮処理を施す際の乾燥温度を60℃に変更し、かつ、乾燥時間を5分に変更した以外は、実施例2と同様にして、被験者の頭髪にパーマネントを施した。そして、実施例1と同様な評価基準で、パーマのかかり度合い、パーマネント形状の保持度合い、頭髪の損傷度合い等を評価した。評価結果をパーマネントの処理条件とともに表1に示す。
[実施例12]
<頭髪へのパーマネント施術>
被験者(ウェーブした地毛を有する被験者)の頭髪に、実施例2と同様に頭髪伸張処理を施した。しかる後、伸張した頭髪に、上記した頭髪膨潤化溶液Aを所定の量(16cc)だけ付着させ、その頭髪膨潤化溶液Aを付着させた頭髪を、ドライヤーを利用して約50℃の温度で5分間乾燥させた後に、ストレートアイロンを用いて、頭髪を概ね直線状に保持した状態で約180℃で加熱し、その頭髪を、スプレーで約5ccの水を吹き付けることによって濡らしてから、ビニール製のキャップで覆い、実施例2と同様に、遠赤外線促進器で、約45℃の温度で30分間に亘って加熱した(頭髪変形保持処理)。そして、被験者の頭髪に、実施例2と同様に頭髪乾燥収縮処理を施すことによって、被験者の頭髪にパーマネント(所謂、ストレートパーマ)を施した。そして、実施例1と同様な評価基準で、パーマのかかり度合い、パーマネント形状の保持度合い、頭髪の損傷度合い等を評価した。評価結果をパーマネントの処理条件とともに表1に示す。
[比較例1]
<パーマ液の調製>
第一剤(第一液)として、以下の組成の液を調製した。
・L−システイン塩酸塩: 4.85質量%
・N−アセチル−L−システイン: 2.35質量%
・イソプロパノールアミン:2.50質量%
・炭酸ナトリウム:2.50質量%
・L−アルギニン:0.10質量%
・エデト酸三ナトリウム:0.10質量%
・モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.):1.20質量%
・香料:0.80質量%
・ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン:2.02質量%
・精製水:残余量
また、第二剤(第二液)として、以下の組成の液を調製した。
・臭素酸ナトリウム:4.00質量%
・リン酸一水素ナトリウム:0.10質量%
・リン酸二水素ナトリウム:0.10質量%
・ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン:0.50質量%
・安息香酸ナトリウム:0.30質量%
・モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.):0.30質量%
・香料:0.20質量%
・アミノエチルプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン :0.10質量%
・.ポリオキシエチレンラウリルエーテル:0.01質量%
・精製水:残余量
そして、調製された第一剤を、所定の量(約20cc)だけ被験者の頭髪に付着させて頭髪を加熱した後、その頭髪を実施例1と同様な22本のロッド(φ12×90mm)に分割して巻き付け、円周状に変形させた。しかる後、調製された第二剤を、所定の量(約20cc)だけ被験者の頭髪に付着させ、約30分間経過した後に、頭髪を市販のシャンプーにて洗浄し、ドライヤーで約80℃の熱を加えて頭髪を乾燥させることによって、被験者の頭髪にパーマネントを施した。そして、実施例1と同様な評価基準で、パーマのかかり度合い、パーマネント形状の保持度合い、頭髪の損傷度合い等を評価した。評価結果をパーマネントの処理条件とともに表1に示す。
<比較例2>
被験者の頭髪に、頭髪伸張処理を施すことなく、実施例1と同様な頭髪変形保持処理を施した後に、実施例1と同様な頭髪乾燥収縮処理を施すことによって、パーマネントを施した。そして、実施例1と同様な評価基準で、パーマのかかり度合い、パーマネント形状の保持度合い、頭髪の損傷度合い等を評価した。評価結果をパーマネントの処理条件とともに表1に示す。
Figure 2016210722
表1から、本発明に係るパーマネント方法を実施した場合は、頭髪を損傷させたり、頭皮に刺激を与えたりすることなく、持続性の高いパーマネントを施すことができることが分かる。一方、従来の還元剤・酸化剤を用いたパーマネント方法では、頭髪を損傷させたり、頭皮に刺激を与えたりすることが分かる。また、頭髪伸張処理を施すことなく、頭髪変形保持処理および頭髪乾燥収縮処理を施しても、パーマネント効果(頭髪の変形固化効果)が得られないことが分かる。
本発明に係るパーマネント方法は、頭髪にダメージを与えたり頭皮に悪影響を及ぼしたりすることなく持続性の高いパーマネントを施すことが可能なパーマネント方法として、好適に用いることができる。

Claims (5)

  1. 頭髪の形状を変化させてその状態で保持するためのパーマネント方法であって、
    頭髪を水で濡らしてから遠赤外線で所定の温度で所定の時間に亘って加熱することによって頭髪を伸張させる頭髪伸張処理と、
    伸張した頭髪に界面活性剤を主成分とする頭髪膨潤化溶液を付着させ、その頭髪を所定の形状に変形させた後に、その変形させた状態のまま遠赤外線で所定の温度で所定の時間に亘って加熱することによって頭髪を変形させた状態で保持する頭髪変形保持処理と、
    変形後の頭髪から頭髪膨潤化溶液を洗い流し、その頭髪を乾燥機で所定の時間に亘って所定の温度で加熱することによって頭髪を乾燥させながら収縮させて変形した状態で固定させる頭髪乾燥収縮処理とを施すことを特徴とする頭髪のパーマネント方法。
  2. 前記頭髪変形保持処理が、伸張した頭髪に界面活性剤を主成分とする頭髪膨潤化溶液を付着させ、その頭髪をドライヤーで乾燥させた後に、アイロンで直線状に保持した状態で所定の温度で加熱し、さらに、水で濡らした後に、遠赤外線で所定の温度で所定の時間に亘って加熱することによって頭髪を直線状に変形させた状態で保持するものであることを特徴とする請求項1に記載の頭髪のパーマネント方法。
  3. 前記頭髪膨潤化溶液が、プロポリスおよびアミノ酸を含有するものであることを特徴とする請求項1、または請求項2に記載の頭髪のパーマネント方法。
  4. 前記頭髪伸張処理が、頭髪を水で濡らしてから遠赤外線で40℃以上50℃以下の温度で5分以上15分未満加熱することによって頭髪を5%以上20%以下の範囲で伸張させるものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の頭髪のパーマネント方法。
  5. 前記頭髪変形保持処理が、頭髪膨潤化溶液を付着させた頭髪を所定の形状に変形させた後に、その変形させた状態のまま遠赤外線で40℃以上50℃以下の温度で20分以上40分未満加熱することによって頭髪を変形させた状態で保持するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の頭髪のパーマネント方法。
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