JP2016209544A - 任意形状のディスクブラシの組立テクノロジー - Google Patents
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Abstract
【課題】 化粧品アプリケーターブラシを提供する。【解決手段】 化粧品アプリケーターブラシは、互いに対して組み立てられた複数のディスクを含み、各ディスクは、本体を有し、複数の毛および/またはコームが本体から半径方向に延びている。隣り合うディスクは、ディスク特有のキー要素とは関係なく、互いに対して、ある角度関係で保持されている。【選択図】 図1
Description
〔関連出願の相互参照〕
本出願は、2015年5月1日に出願された米国仮特許出願第62/155,600号の利益を主張し、この仮特許出願の内容は、本明細書に組み込まれるものとする。
本出願は、2015年5月1日に出願された米国仮特許出願第62/155,600号の利益を主張し、この仮特許出願の内容は、本明細書に組み込まれるものとする。
〔発明の分野〕
本発明は、化粧品アプリケーターに関する。さらに具体的には、本発明は、中心のロッドとは無関係に互いに対して角度がオフセットしている、積み重なったディスクを含む、化粧品アプリケーターブラシに関する。
本発明は、化粧品アプリケーターに関する。さらに具体的には、本発明は、中心のロッドとは無関係に互いに対して角度がオフセットしている、積み重なったディスクを含む、化粧品アプリケーターブラシに関する。
〔発明の背景〕
アプリケーターブラシを用いて、さまざまな化粧品、例えば、主に女性が使用する化粧品の一種であるマスカラが、塗られる。アプリケーターブラシは、眼の周りに美的な感じを出すためにまつ毛にさまざまな色のマスカラを塗るための、または眼もしくは他の部分に他の化粧品を塗るための、化粧用具である。
アプリケーターブラシを用いて、さまざまな化粧品、例えば、主に女性が使用する化粧品の一種であるマスカラが、塗られる。アプリケーターブラシは、眼の周りに美的な感じを出すためにまつ毛にさまざまな色のマスカラを塗るための、または眼もしくは他の部分に他の化粧品を塗るための、化粧用具である。
例示的なマスカラでは、アプリケーターブラシは、マスカラ液が保管される容器に挿入されるように構成され、容器を開閉するためのノブ、ノブの先端部まで突出するロッド、および、ロッド上に形成されるブラシがある。マスカラは、ノブと容器との連結プロセスまたは別のプロセスを通じて、ブラシにマスカラ液を塗りつけることによって、使用される。
一方、前述のように形成されたマスカラブラシは、まつ毛のボリューム(ボリューム:眉が、ブラシの毛の長さおよび形態に従って豊かに見える効果)、カール(カール:眉の長さが長くなる効果)、清潔(清潔:眉がひと塊にならない(lumped)効果)などといった、さまざまな機能に適するように製造される。マスカラブラシは、粘度のあるマスカラ液をまつ毛に均一に塗り、ブラシによる梳き機能は、まつ毛が固まらないよう、優れたものでなければならない。
マスカラブラシの1つの製造タイプは、ディスクブラシであり、これは、中央で複数のディスクを貫通する軸方向ロッドを備えて製造される。所望の毛の配列を作り出すために、連続した各ディスクは、その前後のディスクと比べて角度をオフセットさせて設置される。この角度オフセットを達成するため、典型的には、幾何学的断面またはキーが、ロッドにもディスクにも同様に組み込まれている。このようなキー付きシステムでは、キーが、各ディスクについて異なる量だけ、毛に対してオフセットしていることが必要となる。
〔発明の概要〕
少なくとも1つの実施形態では、本発明は、互いに対して組み立てられた複数のディスクを含む化粧品アプリケーターブラシを提供し、各ディスクは本体を有し、本体から半径方向に複数の毛および/またはコームが延びている。隣り合うディスクは、ディスクに特有のキー要素(disc specific keying element)とは無関係に、互いに対してある角度関係で保持されている。
少なくとも1つの実施形態では、本発明は、互いに対して組み立てられた複数のディスクを含む化粧品アプリケーターブラシを提供し、各ディスクは本体を有し、本体から半径方向に複数の毛および/またはコームが延びている。隣り合うディスクは、ディスクに特有のキー要素(disc specific keying element)とは無関係に、互いに対してある角度関係で保持されている。
少なくとも1つの実施形態では、各ディスク本体は、突出部が延出している第1の面と、刻み目が画定された、反対側の第2の面と、を有する。突出部および刻み目は、互いから角度がオフセットしており、1つのディスクの突出部と、隣のディスクの刻み目とが相互作用することで、これら隣り合うディスク間の角度関係が維持される。
少なくとも1つの実施形態では、各ディスク本体は、その中を通って延びる2つのワイヤ通路を有し、ワイヤが、隣り合うディスクの通路を通って延び、それらのディスクを互いにつなぐ。ワイヤのねじれの量が、隣り合うディスク間の角度関係を決める。したがって、本発明は、互いに対して組み立てられた複数のディスクを含む化粧品アプリケーターブラシであって、各ディスクが、突出部および刻み目を有し、ディスク特有のキー要素とは無関係に互いに対してある角度関係で維持される、化粧品アプリケーターブラシを提供する。さらに、本発明は、各ディスク本体が、ディスクを互いにつなぐようにワイヤ通路を延びるワイヤによってねじれている、化粧品アプリケーターブラシを提供する。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する、添付図面は、本発明の現在好適な実施形態を示しており、前述した一般的説明、および後述する詳細な説明と共に、本発明の特徴の説明に役立つものである。
〔発明の詳細な説明〕
図面では、全体にわたり、同様の符号が同様の要素を示している。ある用語が、便宜のためだけに本明細書で使用されており、これは、本発明に対する制限として解釈されるものではない。以下では、本発明の好適な実施形態が説明される。しかしながら、本開示に基づけば、本発明は本明細書に記載される好適な実施形態により制限されるものではないことを、理解されたい。
図面では、全体にわたり、同様の符号が同様の要素を示している。ある用語が、便宜のためだけに本明細書で使用されており、これは、本発明に対する制限として解釈されるものではない。以下では、本発明の好適な実施形態が説明される。しかしながら、本開示に基づけば、本発明は本明細書に記載される好適な実施形態により制限されるものではないことを、理解されたい。
図1〜図4を参照して、本発明のある実施形態による化粧品アプリケーターブラシ10を説明する。アプリケーターブラシ10は、ロッド12上で組み立てられた複数のディスク20を含む。例示された実施形態では、ロッド12は、ノブに接続されるように構成された接続端部14と、アプリケーターブラシ10に完成した端部を提供するように構成されたキャップ端部16と、を有する。突出部18が、キャップ端部16の内表面から延出しており、以下で説明するように、ディスク20のうち1つのディスクの刻み目30に係合するように構成されている。例示される実施形態のキャップ端部16は、突出部を有しているが、キャップ端部16が、ディスク20のうち1つのディスクの突出部28に係合するように構成された刻み目を有してもよいことが、認識される。なお、ロッド12は、キーが付いていない構成を有する。キー付きの構成を有するロッドがない場合でも、ディスク20は、毛26が所望の構成、例えば、図2に示すようなねじれた毛の道筋BP、を有するようにロッド12上に位置付けられ得る。
図3および図4を参照すると、各ディスクは、対向する面21および23と、面21と面23との間の側壁24との間に延びる、ディスク本体22を有する。毛26は、所望の構成で、側壁24から延出する。例示された実施形態では、毛26は、本体22の周りに螺旋構成で延びているが、任意の所望の構成を利用することができる。各ディスク20を、ロッド12上に位置付けることができるように、貫通孔25が本体22を通って延びている。貫通孔25もやはり、キー付きの構成を有していない。
隣り合うディスク20同士の間の所望の関係を達成するため、各ディスク20は、面21から延びる突出部28と、反対の面23上に画定される刻み目30と、を有する。突出部28および刻み目30は、互いに対して角度がオフセットした状態で位置している。図3において、突出部28は、ほぼ1時のところに放射軸を有するが、図4において、刻み目30は、ほぼ5時のところに放射軸を有している。この角度オフセットは、隣り合うディスク20上の毛26と毛26との間のオフセットを定める。角度オフセットは、0°〜360°のいずれであってもよく、また、このオフセットは、ディスク20すべての間で一貫していてよく、あるいは、他の所望の毛の構成を生じるように、ディスクのうちの1つまたは複数の間で変化していてよい。突出部28および刻み目30は、相補的な構成、例えば例示された台形の形状、を有するが、本発明は、この例示された形状に制限されるものではない。この相補的な形状により、ディスク20は指定の位置で互いの中にロックされ、積み重ねた中の、前のディスクからの、また、次のディスクに対する、所望の角度オフセットが維持される。
図5〜図8を参照して、本発明の例示的な実施形態による、別の化粧品アプリケーターブラシ10’を説明する。アプリケーターブラシ10’は、先の実施形態と同様であり、積み重ねたディスク20’の孔25を通って延びるロッド(不図示)を含む。本実施形態では、刻み目30’はディスク本体22’を完全に貫通して延びており、これらは、面21に通じている。突出部28’はそれぞれ、本体22’の高さと等しい高さを有しているので、突出部28’の上面は、図8に示すように、組み立てられると、隣のディスク22’の面21’と同じ高さである。1つまたは複数の突出部28’が、本体22’の高さより大きい高さを有してよく、これにより、突出部28’が2番目に隣のディスクの刻み目内に延びるようにすることが、さらに企図される。ここでも、突出部28’および刻み目30’は、互いに対して角度がオフセットしている。さらに、ここでは、毛26’が、主要な毛26’から延びる二次的な毛27を備えた、異なる構成を有する。本発明は、例示された毛に制限されるものではなく、さまざまな組み合わせを利用することができる。一実施例として、毛の組み合わせには、サイズ、形状、色、材料、名称(nomenclature)または作製方法(モノインジェクション、バイインジェクション(mono-injection, bi-injection))のバリエーションが含まれ得るが、これらに制限されない。例えば、コームが、塗布中にまつ毛をまっすぐにし、ひと塊にせず(de-clump)、かつ恐らくは伸ばすために、毛の代わりに利用され得る。この実施例について図23〜図24を参照すると、図23は、それぞれの毛26’に代わる、ディスク20’’’の本体22’の側壁24から突出する複数のコーム29を示している。他のあらゆる点において、ディスク20’’’は、図5〜図8のディスク20’の構成を有している。組み立てられると、コーム29は、図24に描かれるような、まっすぐな道筋SCを形成する。
図9および図10を参照して、本発明の別の実施形態による例示的なディスク20”を説明する。この実施形態では、一対の突出部28”が本体22”の面21”から延び、対応する一対の刻み目30”が反対側の面23”に画定されている。この実施形態では、突出部28”および刻み目30”は、相補的な円形の構成を有する。やはり、突出部28’および刻み目30’は、互いに対して角度がオフセットしている。他のあらゆる点については、ディスク20”は、所望の構成を備えたブラシを得るためにロッド(不図示)上に積み重ねられてよい。
例示された実施形態のいずれにおいても、アプリケーターブラシは、例示した毛のディスク以外の他の構成要素を含み得ることが、さらに認識される。例えば、異なる毛の配列を有するロッド、コーム、またはディスクが、真ん中または端部において取り付けられて、異なる所望の形状または構成を作り出すことができる。さらに、ディスクはロッド12に沿って積み重ねたものが図示されているが、オプションとして軸方向ロッドを用いながら、接着剤、レーザー、もしくは超音波溶接および同様に用いられる任意の他の技術といった、他の機械的または化学的手段で、個々のディスクを取り付けることが可能である。
図11および図12を参照して、本発明の別の実施形態による化粧品アプリケーターブラシ10ivを説明する。この実施形態は、各ディスク20ivの本体22ivが貫通孔を含まない点を除き、第1の実施形態と同様である。代わりに、ディスク20ivを接続するため、突出部28および刻み目30がきつく嵌まっていて、ディスク20ivは、ロッドのないブラシを形成するよう、互いをしっかりつかまえている。オプションとして軸方向ロッドを使用しながら、接着剤、レーザー、もしくは超音波溶接および同様に用いられる任意の他の技術といった、他の機械的または化学的手段で、個々のディスクを取り付けることがさらに可能である。
図13〜図15を参照して、本発明の別の実施形態による化粧品アプリケーターブラシ10vを説明する。この実施形態は、一対のワイヤ36により互いに相互接続された、複数の積み重ねたディスク20vを含み、一対のワイヤは、別々のワイヤであるか、または、折り返された(folded and returned)1本のワイヤから形成されることができる。さらに、本明細書ではワイヤを記載しているが、ひも、または同様の構造体を使用することができる。各ディスク20vの本体22vは、一対のワイヤ通路32を含む。図14に示すように、各ワイヤ36は、連続したディスク20vのそれぞれのワイヤ通路32を通過する。いったん、この一対のワイヤ36が積み重ねたディスク20vを通り抜けたら、すべてのディスク20vが互いにつながって、その後、各ディスク20vが前後のディスク20vと比べて有限の角度オフセットを有する所望の形状を形成するように、ねじられることができる。通路32の形状は、角度オフセットをどのようにして決定するかとは関係がなく、むしろ、角度オフセットは、通路32を通り抜けるワイヤ36のねじれによって決まるので、通路32は、所望のとおり任意の形状にすることができる。ディスクの角度、デザイン、および材料に従って、ワイヤ、ひもなどについて、適切な材料、例えば角度オフセットを要求に応じて変えることができる、変形可能な弾性材料を、選択することができる。例えば、変形可能な弾性材料には、ステンレス鋼で作られた材料、または任意の材料が含まれる。
図16〜図18を参照して、本発明の別の実施形態による化粧品アプリケーターブラシ10viを説明する。この実施形態は、ディスク20viを貫通する通路32’がディスク本体22viの外表面まで延びていることを除き、先の実施形態のものと実質的に同じである。このような構成により、ディスク20viが組み立て位置に来る前または後で、ワイヤ36を入れることができる。他のあらゆる点については、ブラシ10viは、先の実施形態と同じである。1つまたは複数のディスクが、閉じた通路32および開いた通路32’を有し得ることが、さらに企図される。閉じた通路32は、ディスクを一緒に保持するアンカーとして役立ち、開いた通路32’は、フォーメーションをなした個々のディスクそれぞれをガイドするために形成インサートを有することにより、ディスク間の角度オフセットを決定するのに使用され得る。
図19および図20は、本発明の別の実施形態による例示的なディスク20viiを示す。この実施形態では、円形突出部28”が本体22viiの面21viiから延び、対応する刻み目30”が反対側の面23viiに画定されている。ここでも、突出部28’および刻み目30’は、互いに対して角度がオフセットしている。この実施形態では、毛26”は、ディスク本体22viiから形状を切り取ることで形成されている。矩形の毛26”が例示されているが、任意の所望の形状をディスク本体22viiに切り込んで、任意の所望の形状の毛26”を形成することができる。本明細書で使用される「毛」という用語は、化粧品をすくい上げるために半径方向外側に延びる任意の形状または構造体を含み、本明細書に例示する特定の形状または構造体に制限されないことが、理解される。毛は、ディスク本体と同じ材料であってよく、または、異なる材料であってもよく、成型、二段成型、切断、形成などを含む、任意の所望の技術によって、形成され得る。
さらに、図19および図20に例示する実施形態では、ディスク本体22viiは、ディスクの中心に向かって厚くなり、ディスクの外縁に向かって薄くなっている。ディスク本体厚さの変動は、さまざまな所望の効果を生み出すために変えることができる。例えば、ディスク本体22viiは、毛26”相互間に、より多くのマスカラ製剤を保持するために、中心に比べて縁に沿って、より厚くなっていてもよい。図21および図22は、ディスク20viiiの別の実施形態を例示しており、ここでは、ディスク本体22viiiは、「波形の」外見を作り出すための、中心から縁に向かうパターン、または必要に応じて任意の他のパターンで増減する厚さを有する。さらに、さまざまな形状および構造の特徴部、例えば、突起33および凹部31が、所望の場合には性能を高めるために、表面上に加えられてもよい。他のあらゆる点について、ディスク20viiおよび20viiiは、所望の構成を有するブラシを得るため、ロッド(不図示)上に積み重ねられ得る。図25は、図14の化粧品アプリケーターブラシの組立図であり、複数の積み重ねたディスクが一対のワイヤによって互いに相互接続されている。図26は、図17の化粧品アプリケーターブラシの組立図であり、ディスクを貫通する通路がディスク本体の外表面まで延びている。
なお、各実施例におけるディスクの形状は円形であるが、本発明は、そのようなものに制限されず、ディスク本体は、所望される任意の形状を有し得る。例えば、ディスク本体の形状は、三角形、四角形(quadangular)、五角形、六角形、矩形などであってもよい。さらに、ワイヤ通路(開いた通路および閉じた通路の双方)の数は、2つに制限されない。例えば、ワイヤ通路の数は、1つ、2つ、3つであるか、また、さらに多くてもよい。さらに、ディスクは、モノインジェクション成型(mono injection molding)およびバイインジェクション成型(bi-injection molding)によるプラスチック、ゴム、シリコン、および金属を含む、任意の材料で作られ得ることも注目される。
本発明のこれらの利点および他の利点は、前記の明細書から、当業者には明らかとなるであろう。例えば、本発明は、ボリュームを出す、カールさせる、バラバラにする(separation)、および長くするなどといった、優れたマスカラの化粧効果を提供することができる化粧品アプリケーターを提供する。さらに、本発明は、各ディスクが異なる色、形状およびサイズを有し、これにより視覚的に魅力的な外見を作り出す、化粧品アプリケーターを提供する。したがって、本発明の広範な発明の概念から逸脱せずに、前述した実施形態に対し、変更または改変を行い得ることが、当業者には認識されるであろう。よって、本発明は、本明細書で説明した特定の実施形態に制限されず、請求項で定めるような、本発明の範囲および趣旨に含まれるあらゆる変更および改変を含むことを意図していると、理解されたい。
〔実施の態様〕
(1) 化粧品アプリケーターブラシにおいて、
互いに対して組み立てられた複数のディスクを含み、各ディスクは本体を有し、前記本体から半径方向に、複数の毛および/またはコームが延びており、
隣り合うディスクは、ディスク特有のキー要素とは無関係に、互いに対して、ある角度関係で保持されており、
各ディスク本体は、その中を通って延びる2つのワイヤ通路を有し、ワイヤは、隣り合うディスクの前記通路を通って延びて、これらのディスクを互いにつなげ、前記ワイヤにおけるねじれの量が、隣り合うディスク間の前記角度関係を決める、化粧品アプリケーターブラシ。
(2) 実施態様1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
各ディスク本体は、突出部が延びている第1の面と、刻み目が画定されている、反対側の第2の面と、を有し、
前記突出部および刻み目は、互いから角度がオフセットしており、1つのディスクの突出部と、隣のディスクの刻み目との相互作用により、これらの隣り合うディスク間の前記角度関係が維持されている、化粧品アプリケーターブラシ。
(3) 実施態様2に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
各ディスクの前記突出部および前記刻み目の角度オフセットは、0°〜360°である、化粧品アプリケーターブラシ。
(4) 実施態様3に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記角度オフセットは、前記ディスクのそれぞれで同じである、化粧品アプリケーターブラシ。
(5) 実施態様3に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記角度オフセットは、前記ディスクのうち少なくとも2つで異なっている、化粧品アプリケーターブラシ。
(1) 化粧品アプリケーターブラシにおいて、
互いに対して組み立てられた複数のディスクを含み、各ディスクは本体を有し、前記本体から半径方向に、複数の毛および/またはコームが延びており、
隣り合うディスクは、ディスク特有のキー要素とは無関係に、互いに対して、ある角度関係で保持されており、
各ディスク本体は、その中を通って延びる2つのワイヤ通路を有し、ワイヤは、隣り合うディスクの前記通路を通って延びて、これらのディスクを互いにつなげ、前記ワイヤにおけるねじれの量が、隣り合うディスク間の前記角度関係を決める、化粧品アプリケーターブラシ。
(2) 実施態様1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
各ディスク本体は、突出部が延びている第1の面と、刻み目が画定されている、反対側の第2の面と、を有し、
前記突出部および刻み目は、互いから角度がオフセットしており、1つのディスクの突出部と、隣のディスクの刻み目との相互作用により、これらの隣り合うディスク間の前記角度関係が維持されている、化粧品アプリケーターブラシ。
(3) 実施態様2に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
各ディスクの前記突出部および前記刻み目の角度オフセットは、0°〜360°である、化粧品アプリケーターブラシ。
(4) 実施態様3に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記角度オフセットは、前記ディスクのそれぞれで同じである、化粧品アプリケーターブラシ。
(5) 実施態様3に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記角度オフセットは、前記ディスクのうち少なくとも2つで異なっている、化粧品アプリケーターブラシ。
(6) 実施態様2に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
1つのディスクの前記突出部と、隣のディスクの前記刻み目との相互作用により、前記ブラシのヘッドを形成するよう、隣り合うディスクが相互接続されたままで保持されている、化粧品アプリケーターブラシ。
(7) 実施態様6に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ディスクは、溶接および/または接着により、互いにさらに固定されている、化粧品アプリケーターブラシ。
(8) 実施態様1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ディスクはそれぞれ、貫通孔を有し、ロッドが、前記ディスクそれぞれの前記貫通孔を通って延び、
前記ロッドおよび貫通孔には、いかなるキー要素もない、化粧品アプリケーターブラシ。
(9) 実施態様8に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記貫通孔および前記ロッドはそれぞれ、円形の構成を有する、化粧品アプリケーターブラシ。
(10) 実施態様8に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ロッドは、仕上げ表面および前記仕上げ表面の反対側の接続表面を備えたキャップ端部を画定し、
前記接続表面は、隣のディスクの面上の凹部または突出部と係合するように構成された、突出部または凹部を画定している、化粧品アプリケーターブラシ。
1つのディスクの前記突出部と、隣のディスクの前記刻み目との相互作用により、前記ブラシのヘッドを形成するよう、隣り合うディスクが相互接続されたままで保持されている、化粧品アプリケーターブラシ。
(7) 実施態様6に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ディスクは、溶接および/または接着により、互いにさらに固定されている、化粧品アプリケーターブラシ。
(8) 実施態様1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ディスクはそれぞれ、貫通孔を有し、ロッドが、前記ディスクそれぞれの前記貫通孔を通って延び、
前記ロッドおよび貫通孔には、いかなるキー要素もない、化粧品アプリケーターブラシ。
(9) 実施態様8に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記貫通孔および前記ロッドはそれぞれ、円形の構成を有する、化粧品アプリケーターブラシ。
(10) 実施態様8に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ロッドは、仕上げ表面および前記仕上げ表面の反対側の接続表面を備えたキャップ端部を画定し、
前記接続表面は、隣のディスクの面上の凹部または突出部と係合するように構成された、突出部または凹部を画定している、化粧品アプリケーターブラシ。
(11) 実施態様1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
隣り合うディスクの前記毛は、ねじれた毛の道筋を画定する、化粧品アプリケーターブラシ。
(12) 実施態様1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
隣り合うディスクの前記コームは、まっすぐなコームの道筋を画定する、化粧品アプリケーターブラシ。
(13) 実施態様1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
少なくとも1つの毛は、主要部分と、前記主要部分から延びる少なくとも1つの二次的部分と、を含む、化粧品アプリケーターブラシ。
(14) 実施態様1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
各ディスクは、本体を有し、前記毛は、前記本体の一部を切り取ることにより画定されている、化粧品アプリケーターブラシ。
(15) 実施態様14に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ディスク本体は、その中心部分から周辺部分にかけて、厚さが変化している、化粧品アプリケーターブラシ。
隣り合うディスクの前記毛は、ねじれた毛の道筋を画定する、化粧品アプリケーターブラシ。
(12) 実施態様1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
隣り合うディスクの前記コームは、まっすぐなコームの道筋を画定する、化粧品アプリケーターブラシ。
(13) 実施態様1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
少なくとも1つの毛は、主要部分と、前記主要部分から延びる少なくとも1つの二次的部分と、を含む、化粧品アプリケーターブラシ。
(14) 実施態様1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
各ディスクは、本体を有し、前記毛は、前記本体の一部を切り取ることにより画定されている、化粧品アプリケーターブラシ。
(15) 実施態様14に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ディスク本体は、その中心部分から周辺部分にかけて、厚さが変化している、化粧品アプリケーターブラシ。
(16) 実施態様14に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ディスク本体は、その中心部分から周辺部分にかけて、波形パターンで厚さが変化している、化粧品アプリケーターブラシ。
(17) 実施態様14に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ディスク本体は、その上に画定された複数の突起および/または凹部を含む、化粧品アプリケーターブラシ。
(18) 実施態様1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ワイヤ通路のうちの少なくとも1つは、前記ディスク本体の半径方向側壁へと開口している、化粧品アプリケーターブラシ。
(19) 実施態様1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ワイヤは、変形可能な弾性材料から製造され、前記ディスクは、可変の角度関係で配列され得る、化粧品アプリケーターブラシ。
(20) 実施態様1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ディスクは、モノインジェクション成型およびバイインジェクション成型によるプラスチック、ゴム、シリコン、および金属を含む、任意の材料で作られている、化粧品アプリケーターブラシ。
前記ディスク本体は、その中心部分から周辺部分にかけて、波形パターンで厚さが変化している、化粧品アプリケーターブラシ。
(17) 実施態様14に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ディスク本体は、その上に画定された複数の突起および/または凹部を含む、化粧品アプリケーターブラシ。
(18) 実施態様1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ワイヤ通路のうちの少なくとも1つは、前記ディスク本体の半径方向側壁へと開口している、化粧品アプリケーターブラシ。
(19) 実施態様1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ワイヤは、変形可能な弾性材料から製造され、前記ディスクは、可変の角度関係で配列され得る、化粧品アプリケーターブラシ。
(20) 実施態様1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ディスクは、モノインジェクション成型およびバイインジェクション成型によるプラスチック、ゴム、シリコン、および金属を含む、任意の材料で作られている、化粧品アプリケーターブラシ。
Claims (20)
- 化粧品アプリケーターブラシにおいて、
互いに対して組み立てられた複数のディスクを含み、各ディスクは本体を有し、前記本体から半径方向に、複数の毛および/またはコームが延びており、
隣り合うディスクは、ディスク特有のキー要素とは無関係に、互いに対して、ある角度関係で保持されており、
各ディスク本体は、その中を通って延びる2つのワイヤ通路を有し、ワイヤは、隣り合うディスクの前記通路を通って延びて、これらのディスクを互いにつなげ、前記ワイヤにおけるねじれの量が、隣り合うディスク間の前記角度関係を決める、化粧品アプリケーターブラシ。 - 請求項1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
各ディスク本体は、突出部が延びている第1の面と、刻み目が画定されている、反対側の第2の面と、を有し、
前記突出部および刻み目は、互いから角度がオフセットしており、1つのディスクの突出部と、隣のディスクの刻み目との相互作用により、これらの隣り合うディスク間の前記角度関係が維持されている、化粧品アプリケーターブラシ。 - 請求項2に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
各ディスクの前記突出部および前記刻み目の角度オフセットは、0°〜360°である、化粧品アプリケーターブラシ。 - 請求項3に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記角度オフセットは、前記ディスクのそれぞれで同じである、化粧品アプリケーターブラシ。 - 請求項3に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記角度オフセットは、前記ディスクのうち少なくとも2つで異なっている、化粧品アプリケーターブラシ。 - 請求項2に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
1つのディスクの前記突出部と、隣のディスクの前記刻み目との相互作用により、前記ブラシのヘッドを形成するよう、隣り合うディスクが相互接続されたままで保持されている、化粧品アプリケーターブラシ。 - 請求項6に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ディスクは、溶接および/または接着により、互いにさらに固定されている、化粧品アプリケーターブラシ。 - 請求項1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ディスクはそれぞれ、貫通孔を有し、ロッドが、前記ディスクそれぞれの前記貫通孔を通って延び、
前記ロッドおよび貫通孔には、いかなるキー要素もない、化粧品アプリケーターブラシ。 - 請求項8に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記貫通孔および前記ロッドはそれぞれ、円形の構成を有する、化粧品アプリケーターブラシ。 - 請求項8に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ロッドは、仕上げ表面および前記仕上げ表面の反対側の接続表面を備えたキャップ端部を画定し、
前記接続表面は、隣のディスクの面上の凹部または突出部と係合するように構成された、突出部または凹部を画定している、化粧品アプリケーターブラシ。 - 請求項1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
隣り合うディスクの前記毛は、ねじれた毛の道筋を画定する、化粧品アプリケーターブラシ。 - 請求項1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
隣り合うディスクの前記コームは、まっすぐなコームの道筋を画定する、化粧品アプリケーターブラシ。 - 請求項1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
少なくとも1つの毛は、主要部分と、前記主要部分から延びる少なくとも1つの二次的部分と、を含む、化粧品アプリケーターブラシ。 - 請求項1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
各ディスクは、本体を有し、前記毛は、前記本体の一部を切り取ることにより画定されている、化粧品アプリケーターブラシ。 - 請求項14に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ディスク本体は、その中心部分から周辺部分にかけて、厚さが変化している、化粧品アプリケーターブラシ。 - 請求項14に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ディスク本体は、その中心部分から周辺部分にかけて、波形パターンで厚さが変化している、化粧品アプリケーターブラシ。 - 請求項14に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ディスク本体は、その上に画定された複数の突起および/または凹部を含む、化粧品アプリケーターブラシ。 - 請求項1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ワイヤ通路のうちの少なくとも1つは、前記ディスク本体の半径方向側壁へと開口している、化粧品アプリケーターブラシ。 - 請求項1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ワイヤは、変形可能な弾性材料から製造され、前記ディスクは、可変の角度関係で配列され得る、化粧品アプリケーターブラシ。 - 請求項1に記載の化粧品アプリケーターブラシにおいて、
前記ディスクは、モノインジェクション成型およびバイインジェクション成型によるプラスチック、ゴム、シリコン、および金属を含む、任意の材料で作られている、化粧品アプリケーターブラシ。
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