JP2016208335A - サーバ、監視システム、携帯端末および監視方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】被観察者が危険状態に陥った後で、その危険状態から脱したことを通知するサーバ、監視システム、携帯端末および監視方法を提供する。【解決手段】携帯端末20は被観察者に装着され、環境情報を検知する検知手段21および決済手段22を有する。サーバ10は携帯端末から、環境情報を受信する受信手段11と、携帯端末から決済手段により行われた決済処理を示す決済情報を受信する受信手段12と、通知手段15とを有する。通知手段15は受信手段11により受信された環境情報が環境に関する第1条件を満たし、かつ、受信手段12により受信された決済情報が決済に関する第2条件を満たした場合、観察者に通知を行う。【選択図】図1
Description
本発明は、被観察者の安全を監視する技術に関する。
携帯端末を用いて被観察者を監視する技術が知られている。特許文献1には、携帯端末の所持者の所在が許される許容領域(位置情報)が日時毎に登録されており、携帯端末の所持者が許容領域以外に所在していると判定された場合には、その所持者が異常事態にあることを通報する技術が記載されている。
特許文献1においては異常事態が発生した後、その異常事態が解消したことを通知することができないという問題があった。
これに対し本発明は、被観察者が危険状態に陥った後で、その危険状態から脱したことを通知する技術を提供する。
これに対し本発明は、被観察者が危険状態に陥った後で、その危険状態から脱したことを通知する技術を提供する。
本発明は、被観察者に装着され、環境情報を検知する検知手段および決済手段を有する端末から、当該検知手段により検知された環境情報を受信する第1受信手段と、前記端末から前記決済手段により行われた決済処理を示す決済情報を受信する第2受信手段と、前記第1受信手段により受信された環境情報が環境に関する第1条件を満たし、かつ、前記第2受信手段により受信された決済情報が決済に関する第2条件を満たした場合、観察者に通知を行う通知手段とを有するサーバを提供する。
前記第1条件は、前記被観察者が危険状態にあることを示す条件であり、前記第2条件は、前記危険状態を解消するための商品または役務の決済が行われたことを示す条件であってもよい。
前記第1条件は、前記被観察者が危険状態にあることを示す条件であり、前記第2条件は、前記危険状態を解消するための商品または役務の決済が行われなかったことを示す条件であってもよい。
このサーバは、前記被観察者の状況を示す付加情報を取得する取得手段を有し、前記付加情報が当該付加情報に関する第3条件を満たした場合、前記第1条件および前記第2条件が満たされても、前記通知手段は前記通知を行わなくてもよい。
前記付加情報は、前記被観察者と前記観察者との距離を示す情報であってもよい。
このサーバは、前記第1受信手段により受信された環境情報に応じて前記第2条件を変更する変更手段を有してもよい。
また、本発明は、被観察者に関する環境情報を検知する検知手段と、前記被観察者に関する決済処理を行う決済手段と、当該検知手段により検知された環境情報を取得する第1取得手段と、前記決済手段により行われた決済処理を示す決済情報を取得する第2取得手段と、前記第1取得手段により受信された環境情報が環境に関する第1条件を満たし、かつ、前記第2取得手段により受信された決済情報が決済に関する第2条件を満たした場合、観察者に通知を行う通知手段とを有する監視システムを提供する。
さらに、本発明は、被観察者に装着するための装着手段と、環境情報を検知する検知手段と、決済手段と、前記検知手段により検知された環境情報を取得する第1取得手段と、前記決済手段により行われた決済処理を示す決済情報を取得する第2取得手段と、前記第1取得手段により取得された環境情報が環境に関する第1条件を満たし、かつ、前記第2取得手段により取得された決済情報が決済に関する第2条件を満たした場合、観察者に通知を行う通知手段とを有する携帯端末を提供する。
この携帯端末は、前記携帯端末を装着している前記被観察者が登録されたユーザであるか認証する認証手段と、前記認証手段により前記被観察者が認証されなかった場合、前記決済手段の機能を停止させる決済制御手段とを有していてもよい。
さらに、本発明は、被観察者に関する環境情報を取得するステップと、前記被観察者に対応する決済手段により行われた決済処理を示す決済情報を取得するステップと、前記取得された環境情報が環境に関する第1条件を満たし、かつ、前記取得された決済情報が決済に関する第2条件を満たした場合、観察者に通知を行う通知手段とを有する監視方法を提供する。
本発明によれば、被観察者が危険状態から脱したことを通知することができる。
1.構成
図1は、一実施形態に係る監視システム1の機能構成を示す図である。監視システム1は、被観察者の安全を監視するサービス(以下「監視サービス」という)を提供するためのシステムである。監視システム1は、サーバ10、携帯端末20、および携帯端末30を有する。サーバ10は、監視サービスを提供するためのサーバである。携帯端末20は、被観察者(例えば子供)に装着される端末である。携帯端末30は、観察者(例えば親)に携帯される端末である。サーバ10は、携帯端末20および携帯端末30とネットワーク40を介して通信する。ネットワーク40は、例えば移動通信網およびインターネットを含む。監視システム1において、サーバ10は、携帯端末20から供給される情報に基づいて被観察者が危険状態にあるか判断し、さらにこの危険状態を脱したか判断する。危険状態を脱したと判断した場合、サーバ10は、その旨を観察者の携帯端末30に通知する。
図1は、一実施形態に係る監視システム1の機能構成を示す図である。監視システム1は、被観察者の安全を監視するサービス(以下「監視サービス」という)を提供するためのシステムである。監視システム1は、サーバ10、携帯端末20、および携帯端末30を有する。サーバ10は、監視サービスを提供するためのサーバである。携帯端末20は、被観察者(例えば子供)に装着される端末である。携帯端末30は、観察者(例えば親)に携帯される端末である。サーバ10は、携帯端末20および携帯端末30とネットワーク40を介して通信する。ネットワーク40は、例えば移動通信網およびインターネットを含む。監視システム1において、サーバ10は、携帯端末20から供給される情報に基づいて被観察者が危険状態にあるか判断し、さらにこの危険状態を脱したか判断する。危険状態を脱したと判断した場合、サーバ10は、その旨を観察者の携帯端末30に通知する。
携帯端末20は、検知手段21、決済手段22、送信手段23、送信手段24、認証手段25、および決済制御手段26を有する。検知手段21は、環境情報を検知する。環境情報とは、被観察者の環境に関する情報をいう。決済手段22は、商品または役務の費用の決済処理を行う。送信手段23は、検知手段21により検知された環境情報をサーバ10に送信する。送信手段24は、決済手段22により行われた決済処理を示す決済情報をサーバ10に送信する。
認証手段25は、携帯端末20を装着している被観察者が登録されたユーザであるか認証する。被観察者が認証されなかった場合、決済制御手段26は、決済手段22の機能を停止させる。
サーバ10は、受信手段11、受信手段12、判断手段13、判断手段14、通知手段15、取得手段16、および変更手段17を有する。受信手段11は、携帯端末20から環境情報を受信する。受信手段12は、携帯端末20から決済情報を受信する。判断手段13は、受信手段11により受信された環境情報が第1条件を満たしているか判断する。第1条件は、被観察者が危険状態に陥っていることを示す条件である。すなわち、判断手段13は、環境情報に基づいて、被観察者が危険状態に陥っているか判断する。判断手段14は、受信手段12により受信された決済情報が第2条件を満たしているか判断する。第2条件は、被観察者が危険状態から脱したことを示す条件である。すなわち、判断手段14は、決済情報に基づいて、被観察者が危険状態から脱したか判断する。通知手段15は、被観察者が危険状態に陥ったことおよび危険状態から脱したことを観察者に通知する。取得手段16は、被観察者の状況を示す付加情報を取得する。変更手段17は、環境情報または付加情報に応じて第2条件を変更する。
携帯端末30は、受信手段31および表示手段32を有する。受信手段31は、サーバ10から判断手段13による判断結果を受信する。表示手段32は、受信した判断結果に応じた表示を行う。
図2は、サーバ10のハードウェア構成を例示する図である。サーバ10は、CPU100、ROM101、RAM102、ストレージ103、および通信IF104を有するコンピュータ装置である。CPU100は、プログラムを実行することにより、各種の演算を行う。ROM101は、サーバ10の動作に用いられるプログラムやデータを記憶した不揮発性の記憶装置である。RAM102は、CPU100がプログラムを実行する際のワークエリアとして機能する揮発性の記憶装置である。ストレージ103は、各種のデータやプログラムを記憶する不揮発性の記憶装置である。通信IF104は、ネットワーク40を介した通信を行うためのインターフェースである。この例で、通信IF104は、無線通信を介して移動通信網と通信を行うためのインターフェースを含む。
この例で、ストレージ103は、コンピュータ装置を監視システム1におけるサーバとして機能させるためのプログラム(以下「サーバプログラム」という)を記憶している。サーバプログラムを実行しているCPU100は、判断手段13、取得手段16、変更手段17、認証手段18、および決済制御手段19の一例である。サーバプログラムを実行しているCPU100に制御されている通信IF104は、受信手段11、受信手段12、および通知手段15の一例である。
図3は、携帯端末20のハードウェア構成を例示する図である。携帯端末20はいわゆるウェアラブル端末であり、被観察者の身体に装着するための形状を有している。例えば、携帯端末20は、リストバンド型または腕時計型の形状を有する。携帯端末20は、携帯端末20は、CPU200、湿度センサ201、温度センサ202、GPS(Global Positioning System)受信機203、通信IF204、RTC(Real Time Clock)205、メモリ206、およびNFC(Near Field Communication)ユニット207を有する。湿度センサ201は、湿度(具体的には相対湿度)を検知する。湿度センサ201としては、例えば抵抗式センサまたは静電容量式センサが用いられる。温度センサ202は、温度を検知する。温度センサ202としては、例えば、測温抵抗体、リニア抵抗器、またはサーミスタを含むセンサが用いられる。GPS受信機203は、GPS衛星からGPS信号を受信し、受信したGPS信号を用いて地理上の現在位置を特定する。GPS受信機203は、特定した位置を示す情報を出力する。通信IF204は、ネットワーク40を介した通信を行うためのインターフェースである。この例で、通信IF204は、無線通信を介して移動通信網と通信を行うためのインターフェースを含む。RTC205は、時刻を刻む装置である。CPU200は、RTC205により計測される時刻を基に、所定の周期で各種センサから測定値をサンプリングし、メモリ206に書き込む。また、CPU200は、メモリ206に記憶されているデータを所定の周期で、通信IF204を介してサーバ10に送信する。なお、各種センサから測定値をサンプリングする周期とサンプリングした測定値を示すデータをサーバに送信する周期とは一致していなくてもよい。例えば、携帯端末20は、湿度センサ201により検知された湿度を5秒毎にサンプリングしてメモリ206に記憶し、メモリ206に記憶されているデータを30秒毎にサーバ10に送信してもよい。
NFCユニット207は、所定の規格(例えば、ISO/IEC 21481、ISO/IEC 14443、ISO/IEC 15693等)に従って近距離無線通信を行う。NFCユニット207は、アンテナおよびICチップ(いずれも図示略)を有する。外部のNFCリーダー/ライター(図示略)にNFCユニット207をかざすと、NFCリーダー/ライターから発信される電磁波によってアンテナに生じる起電力によりICチップが起動し、NFCリーダー/ライターと通信を行う。この例で、NFCユニット207は、いわゆる電子マネー機能を実装するために用いられる。ICチップ内のメモリには電子マネーの残高を示す情報が記憶されており、NFCリーダー/ライターとの通信によってこの残高が増減する。
この例で、湿度センサ201および温度センサ202は検知手段21の一例である。NFCユニット207は決済手段22の一例である。通信IF204は送信手段23および送信手段24の一例である。CPU200は、認証手段25および決済制御手段26の一例である。
図4は、携帯端末30のハードウェア構成を例示する図である。携帯端末30は、例えばスマートフォン、タブレット端末、または携帯電話機等のコンピュータ装置である。携帯端末30は、CPU300、ROM301、RAM302,ストレージ303、GPS受信機304、表示部305、および通信IF306を有する。CPU300は、プログラムを実行することにより、各種の演算を行う。ROM301は、携帯端末30の動作に用いられるプログラムやデータを記憶した不揮発性の記憶装置である。RAM302は、CPU300がプログラムを実行する際のワークエリアとして機能する揮発性の記憶装置である。ストレージ303は、各種のデータやプログラムを記憶する不揮発性の記憶装置である。GPS受信機304は、GPS衛星からGPS信号を受信し、受信したGPS信号を用いて地理上の現在位置を特定する。GPS受信機203は、特定した位置を示す情報を出力する。表示部305は、情報を表示する。表示部305は、例えば液晶表示装置または有機EL表示装置を含む。通信IF306は、ネットワーク40を介した通信を行うためのインターフェースである。この例で、通信IF306は、少なくとも無線通信を介して移動通信網と通信を行うためのインターフェースを含む。通信IF306は、さらに、いわゆる無線LAN(Local Area Network)の規格やBluetooth(登録商標)の規格に従った近距離無線通信を行うためのインターフェースを含んでもよい。
この例で、ストレージ303は、コンピュータ装置を監視システム1におけるクライアントとして機能させるためのアプリケーションプログラム(以下「クライアントアプリ」)という。を記憶している。クライアントアプリを実行しているCPU300により制御される通信IF306は、受信手段31の一例である。クライアントアプリを実行しているCPU300により制御される表示部305は、表示手段32の一例である。
2.動作
2−1.危険状態の通知
図5は、監視システム1の動作、特に危険状態の通知に関する動作を示すシーケンスチャートである。図5のフローは、例えば、携帯端末30から監視の指示が入力されたことを契機として開始される。以下の例で被観察者は子供であり、観察者はその親である。携帯端末20は腕時計型の端末であり、被観察者はこれを自身の腕に装着している。
2−1.危険状態の通知
図5は、監視システム1の動作、特に危険状態の通知に関する動作を示すシーケンスチャートである。図5のフローは、例えば、携帯端末30から監視の指示が入力されたことを契機として開始される。以下の例で被観察者は子供であり、観察者はその親である。携帯端末20は腕時計型の端末であり、被観察者はこれを自身の腕に装着している。
監視システム1において、観察者と被観察者の対応関係は事前にデータベースに登録されている。例えば観察者である親は、被観察者である子供の携帯端末20の識別子を携帯端末30により取得する。識別子の取得は、例えば携帯端末20と携帯端末30との無線通信を介して行われる。あるいは、携帯端末20に表示または印字された画像を携帯端末30のカメラ(図示略)で読み取ることにより、携帯端末20の識別子を取得してもよい。携帯端末30は、自機の識別子を観察者の識別子として、さらに取得した携帯端末20の識別子を被観察者の識別子として、サーバ10に送信する。サーバ10のCPU100は、観察者と被観察者の対応関係を、ストレージ103に記憶されているデータベースに登録する。
ステップS100において、携帯端末20は、各種センサにより検知された測定値を示すデータ(以下「検知データ」という。環境情報の一例)をサーバ10に送信する。検知データは、湿度センサ201により検知された湿度、温度センサ202により検知された温度、GPS受信機203により特定された位置、および携帯端末20の識別子(すなわち被観察者の識別子)を含む。携帯端末20からサーバ10への検知データの送信は、例えば所定の周期で周期的に繰り返し行われる。
ステップS110において、サーバ10のCPU100は、携帯端末20から受信した検知データに含まれる情報を、ストレージ103に記憶されているデータベースに記録する。データベースに記録する際、CPU100は、湿度データを受信した時刻を示すタイムスタンプを付加する。なお、検知データ自体に、携帯端末20のRTC205で計測された時刻を示す情報が含まれていてもよい。
図6は、データベースに記録されているデータを例示する図である。この例で、データベースにおいては、被観察者毎(すなわち携帯端末30毎)に、検知された測定値の経時変化が記録されている。この例で、測定値(湿度、温度、および位置情報)のサンプリングは5秒毎に行われている。例えば湿度について見ると、データベースには、湿度変化の履歴が記録されているといえる。
再び図5を参照する。ステップS120において、CPU100は、付加情報を取得する。付加情報とは、被観察者の状況に関する情報であって、被観察者が危険状態に陥っているかの判断に用いられる情報をいう。後述するように付加情報には種々の具体例が考えられる。付加情報は、例えば、携帯端末20から受信した検知データに含まれる。あるいは、付加情報は、サーバ10以外の別のサーバ装置により提供される。付加情報の取得は、所定の周期で周期的に繰り返し行われる。なお、この周期は、ステップS100における検知データの送信周期とは独立に決められる。
ステップS130において、CPU100は、付加情報が例外条件を満たしているか判断する。例外条件とは、危険状態の判断および通知の少なくとも一方を停止するための条件をいう。例外条件の一つの具体例は、被観察者のスケジュールに関する条件である。この場合、付加情報は被観察者のスケジュールを示す情報を含む。例えば、被観察者が現在、サッカーの試合中であることが付加情報により示される場合、CPU100は、以下で説明する危険状態の判断処理を行わない。例外条件の別の具体例は、被観察者の位置に関する条件である。この場合、付加情報は被観察者の位置情報を含む。例えば、被観察者が現在、自宅にいることが付加情報により示される場合、CPU100は、危険状態の判断処理を行わない。例外条件の別の具体例は、観察者と被観察者との距離に関する条件であり、例えば両者の距離が所定の範囲内にある場合、危険状態の判断処理は行われない。この場合、付加情報は観察者と被観察者との距離を示す情報を含む。この情報は、例えば、観察者の携帯端末30と被観察者の携帯端末20とがBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信規格に従ってペアリングしている(通信可能な距離にいる)状態にあることを示す情報である。例えば、観察者の携帯端末30と被観察者の携帯端末20とがペアリングしていることが付加情報により示される場合、CPU100は、危険状態の判断処理を行わない。
ステップS140において、CPU100は、危険状態の判断に用いられるしきい値を、付加情報に応じて決定(変更)する。危険状態判断のためのしきい値およびその決定(変更)の具体例については、危険状態について説明した後で再度説明する。
ステップS150において、CPU100は、検知データを用いて、被観察者が危険状態に陥っているか判断する。危険状態とは、例えば熱中症にかかる危険がある状態である。ストレージ103は、温度および湿度の組み合わせに対する熱中症の危険指数が記載された危険指数テーブルを記憶している。CPU100は、危険指数テーブルの中から、検知データにより示される温度および湿度に対応する危険指数を読み出す。CPU100は、読み出した危険指数がしきい値よりも高かった場合、熱中症の危険があると判断する。この例では、検知データに含まれる温度および湿度から得られる熱中症の危険度がしきい値よりも高い、という条件が第1条件の例である。
ここで、ステップS150における危険状態判断のしきい値およびその決定(変更)の具体例について説明する。危険状態判断に用いられるしきい値とは、例えば、上記の熱中症の危険指数のしきい値である。このしきい値に対しては初期値があらかじめ決められている。ステップS150においては、この値が、付加情報に応じて初期値から変更される。
ここでは、付加情報が現在の日付である例を用いて説明する。この例で、しきい値は、現在の日付に応じて決められる。例えば、CPU100は、現在が夏であればしきい値が相対的に低くなり、現在が冬であればしきい値が相対的に高くなるように、しきい値を決定する。現在が夏でも冬でもない場合、しきい値は相対的に中程度の値に決定される。
ステップS160において、CPU100は、判断の結果を観察者に通知する。この例では、被観察者が危険状態に陥っていると判断された場合、その被観察者に対応する観察者に対しその旨を通知する。
また、ストレージ103には、被観察者の状態を示すフラグが記憶されている。このフラグは、「危険状態」および「非危険状態」のいずれかの値を取り、初期値は「非危険状態」にセットされている。ステップS150において被観察者が危険状態に陥っていると判断された場合、CPU100は、この被観察者のフラグを「危険状態」に書き替える。
ステップS170において、携帯端末30のCPU300は、サーバ10からの通知に応じて、被観察者の危険状態を観察者に通知する。観察者への危険の通知は、例えば、画像、音、および振動の少なくとも1つを用いて行われる。
図7は、携帯端末30における危険の通知画面を例示する図である。この例では「○○さんに熱中症の危険があります」という文字列を含む情報が表示される。携帯端末30のCPU300は、表示部305にこの画面を表示するとともに、スピーカー(図示略)から音を出力し、さらにバイブレーター(図示略)を振動させる。
以上で説明したようにこの例によれば、被観察者が危険状態に陥っていることをサーバ10が検知し、これを観察者に通知することができる。観察者は、遠隔地にいたとしても被観察者の状態を知ることができる。なお、ステップS120〜S150の処理は、所定の周期で繰り返し実行される。
2−2.危険状態解消の通知
図8は、監視システム1の動作、特に危険状態解消の通知に関する動作を示すシーケンスチャートである。図8の処理は、図5の処理と並列して行われる。ここでは説明を分かりやすくするため、観察者に対し既に危険状態の通知(ステップS160)が行われた後における例を説明する。
図8は、監視システム1の動作、特に危険状態解消の通知に関する動作を示すシーケンスチャートである。図8の処理は、図5の処理と並列して行われる。ここでは説明を分かりやすくするため、観察者に対し既に危険状態の通知(ステップS160)が行われた後における例を説明する。
例えば被観察者が熱中症の危険に陥っていたとしても、飲み物を買って飲む等の対処をすれば、危険状態を解消、または危険度を低下させることができる。この例では、NFCユニット207を用いて行われた決済の情報から、危険状態が解消されたか判断される。
ステップS200において、被観察者は商品(この例では飲み物)を購入し、携帯端末20のNFCユニット207を用いて決済を行う。決済を行うと、NFCユニット207は、CPU200に対し決済情報を出力する(ステップS210)。決済情報は、NFCユニット207を用いて行われた決済処理に関する情報であり、例えば、購入された商品名、商品が購入された店舗名、および商品の金額のうち少なくとも1つを含む。
ステップS210において、CPU200は、決済情報を、通信IF204を介してサーバ10に送信する。
ステップS220において、サーバ10のCPU100は、携帯端末20から受信した決済情報を、ストレージ103に記憶されているデータベースに記録する。データベースに記録する際、CPU100は、湿度データを受信した時刻を示すタイムスタンプを付加する。なお、決済情報自体に、携帯端末20のRTC205で計測された時刻またはNFCリーダー/ライターを介して取得した時刻を示す情報が含まれていてもよい。
ステップS230において、CPU100は、被観察者が危険状態を脱したか(危険状態が解消されたか)判断する。具体的には以下のとおりである。ストレージ103には、危険状態を脱するための決済情報を特定するための情報が記憶されている。この情報は、例えば、商品名、店舗名、および商品の金額のうち少なくとも1つを特定するための一覧を含む。また、この情報は、一覧に含まれる項目の組み合わせに関する条件(第2条件の一例)を含む。この条件は、例えば、「その被観察者が危険状態に陥ってから10分以内に、一覧に含まれる店舗において、150円以上の商品を購入した」、「その被観察者が危険状態に陥ってから10分以内に、一覧に含まれる店舗において、一覧に含まれる商品を購入した」、または「その被観察者が危険状態に陥ってから10分以内に、商品名に○○を含む商品を購入した」というものである。上記の条件が満たされたと判断された場合、CPU100は、被観察者が危険状態を脱したことの通知を、観察者の携帯端末30に送信する(ステップS240)。
なお、ステップS230〜S240の処理は、被観察者が現在、危険状態に陥っているというのが前提条件となる。したがって、被観察者が危険状態に陥っていない場合には、ステップS230〜S240の処理は行われない。
ステップS250において、携帯端末30のCPU300は、サーバ10からの通知に応じて、被観察者が危険状態を脱したことを観察者に通知する。観察者への危険の通知は、例えば、画像、音、および振動の少なくとも1つを用いて行われる。
図9は、携帯端末30における危険解消の通知画面を例示する図である。この例では、「○○さんは飲み物を買いましたので大丈夫です」という文字列を含む情報が表示される。携帯端末30のCPU300は、表示部305にこの画面を表示するとともに、スピーカー(図示略)から音を出力し、さらにバイブレーター(図示略)を振動させる。
以上で説明したようにこの例によれば、被観察者が危険状態を脱したことをサーバ10が検知し、これを観察者に通知することができる。観察者は、遠隔地にいたとしても被観察者の状態を知ることができる。なお、ステップS200〜S250の処理は、NFCユニット207を用いた決済処理が行われる度に実行される。
3.変形例
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下の変形例のうち2つ以上のものが組み合わせて用いられてもよい。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下の変形例のうち2つ以上のものが組み合わせて用いられてもよい。
3−1.変形例1
危険状態およびそれが解消されたと判断するための条件は実施形態で例示したものに限定されない。例えば、危険状態は誘拐の可能性がある状態である。この場合、環境情報としては、被観察者の位置情報が用いられる。位置情報の時間変化により被観察者が高速移動している(移動速度がしきい値より速い)と判断された場合、サーバ10は、被観察者が誘拐された危険性があると判断する。この危険状態(誘拐の可能性)を解消するための決済情報は、例えば、公共交通機関(例えば電車やバス)を利用したことを示す情報(具体的には、切符の購入や、改札内への入場の記録)である
危険状態およびそれが解消されたと判断するための条件は実施形態で例示したものに限定されない。例えば、危険状態は誘拐の可能性がある状態である。この場合、環境情報としては、被観察者の位置情報が用いられる。位置情報の時間変化により被観察者が高速移動している(移動速度がしきい値より速い)と判断された場合、サーバ10は、被観察者が誘拐された危険性があると判断する。この危険状態(誘拐の可能性)を解消するための決済情報は、例えば、公共交通機関(例えば電車やバス)を利用したことを示す情報(具体的には、切符の購入や、改札内への入場の記録)である
別の例で、危険状態は転倒による怪我である。この場合、携帯端末20は、加速度センサを有する。環境情報としては加速度が用いられる。加速度の時間変化により、被観察者の加速度が瞬間的に高くなった(加速度が第1しきい値を超えた時間が第2しきい値以下であった)と判断された場合、サーバ10は、被観察者が転倒した危険性があると判断する。この危険状態(転倒による怪我)を解消するための決済情報は、例えば、医薬品の購入である。
3−2.変形例2
被観察者が危険状態に陥ったことおよび危険状態が解消されたことの観察者への通知方法は、実施形態で例示したものに限定されない。実施形態においては、被観察者が危険状態に陥ったときおよび危険状態が解消されたときにそれぞれ通知を行う例を説明した。例えば、被観察者が危険状態に陥ってもサーバ10はすぐにはその旨を観察者には通知せず、被観察者が危険状態に陥ってから所定時間が経過しても、その危険状態を解消するための商品の決済処理が行われなかった場合に、サーバ10は観察者に通知を行ってもよい。
被観察者が危険状態に陥ったことおよび危険状態が解消されたことの観察者への通知方法は、実施形態で例示したものに限定されない。実施形態においては、被観察者が危険状態に陥ったときおよび危険状態が解消されたときにそれぞれ通知を行う例を説明した。例えば、被観察者が危険状態に陥ってもサーバ10はすぐにはその旨を観察者には通知せず、被観察者が危険状態に陥ってから所定時間が経過しても、その危険状態を解消するための商品の決済処理が行われなかった場合に、サーバ10は観察者に通知を行ってもよい。
図10は、変形例2における通知画面を例示する図である。この例では、「○○さんは10分前から熱中症の危険が高い状態にありますが、まだ飲み物を買っていません」という文字列を含む情報が表示される。携帯端末30のCPU300は、表示部305にこの画面を表示するとともに、スピーカー(図示略)から音を出力し、さらにバイブレーター(図示略)を振動させる。
3−3.変形例3
携帯端末20において、NFCユニット207は条件に応じてアクティブまたは非アクティブに切り替えられてもよい。この例は、認証手段25および決済制御手段26の機能の具体例である。例えば、携帯端末20を装着している被観察者がユーザ認証により、あらかじめ登録された正当なユーザであることが認証された場合にのみ、NFCユニット207の機能がアクティブに切り替えられてもよい。正当なユーザであることが認証されていない場合、NFCユニット207の機能は非アクティブであり、商品を購入することができない。この例で、携帯端末20は、ユーザが認証情報を入力するための入力手段を有する。認証情報はユーザ認証に用いられる情報であり、例えば、パスワード等の文字列、画像パターン、または指紋や声紋などの生体情報である。入力手段は、例えば、キーパッド、タッチスクリーン、または指紋センサである。
携帯端末20において、NFCユニット207は条件に応じてアクティブまたは非アクティブに切り替えられてもよい。この例は、認証手段25および決済制御手段26の機能の具体例である。例えば、携帯端末20を装着している被観察者がユーザ認証により、あらかじめ登録された正当なユーザであることが認証された場合にのみ、NFCユニット207の機能がアクティブに切り替えられてもよい。正当なユーザであることが認証されていない場合、NFCユニット207の機能は非アクティブであり、商品を購入することができない。この例で、携帯端末20は、ユーザが認証情報を入力するための入力手段を有する。認証情報はユーザ認証に用いられる情報であり、例えば、パスワード等の文字列、画像パターン、または指紋や声紋などの生体情報である。入力手段は、例えば、キーパッド、タッチスクリーン、または指紋センサである。
別の例で、携帯端末20は、ユーザの危険状態に応じてNFCユニット207をアクティブまたは非アクティブに切り替えてもよい。この例で、ユーザが危険状態に陥ったと判断した場合、サーバ10は、NFCユニット207をアクティブに切り替えるための信号を携帯端末20に送信する。この信号を受信すると、携帯端末20のCPU200は、NFCユニット207をアクティブに切り替える。また、ユーザの危険状態が解消されたと判断した場合、サーバ10は、NFCユニット207を非アクティブに切り替えるための信号を携帯端末20に送信する。この信号を受信すると、携帯端末20のCPU200は、NFCユニット207を非アクティブに切り替える。
3−4.変形例4
携帯端末20において取得される環境情報に応じて、第2条件(危険状態解消のための条件)が変更されてもよい。この例は、変更手段17の具体例である。例えば、ストレージ103に第2条件の候補が複数記憶されており、CPU100は、これら複数の候補の中から、受信した環境情報に応じたものを選択する。例えば、気温がしきい値よりも高い場合には「その被観察者が危険状態に陥ってから5分以内に飲み物を購入した」という条件が、気温がしきい値以下である場合には、「その被観察者が危険状態に陥ってから10分以内に飲み物を購入した」という条件が、それぞれ選択されてもよい。別の例で、加速度の変化がしきい値よりも大きい場合(激しい転倒が想定される場合)には「その被観察者が危険状態に陥ってから10分以内に包帯を購入した」という条件が、加速度の変化がしきい値以下である場合(軽い転倒が想定される場合)には「その被観察者が危険状態に陥ってから10分以内に絆創膏を購入した」という条件が、それぞれ選択されてもよい。
携帯端末20において取得される環境情報に応じて、第2条件(危険状態解消のための条件)が変更されてもよい。この例は、変更手段17の具体例である。例えば、ストレージ103に第2条件の候補が複数記憶されており、CPU100は、これら複数の候補の中から、受信した環境情報に応じたものを選択する。例えば、気温がしきい値よりも高い場合には「その被観察者が危険状態に陥ってから5分以内に飲み物を購入した」という条件が、気温がしきい値以下である場合には、「その被観察者が危険状態に陥ってから10分以内に飲み物を購入した」という条件が、それぞれ選択されてもよい。別の例で、加速度の変化がしきい値よりも大きい場合(激しい転倒が想定される場合)には「その被観察者が危険状態に陥ってから10分以内に包帯を購入した」という条件が、加速度の変化がしきい値以下である場合(軽い転倒が想定される場合)には「その被観察者が危険状態に陥ってから10分以内に絆創膏を購入した」という条件が、それぞれ選択されてもよい。
なおこの例で、環境情報に代わり付加情報が用いられてもよい。
3−5.変形例5
付加情報としては、例えば以下で例示するもののうち少なくとも1つが用いられる。
(1)ユーザ属性
ユーザ属性とは、被観察者の属性をいい、例えば、年齢、性別、または居住地などをいう。
(2)位置情報
位置情報とは、携帯端末20の現在位置を示す情報である。
(3)天気情報(または天気予報)
天気情報とは、携帯端末20の現在位置における現在の天気、または予想される天気を示す情報である。
(4)スケジュール情報
スケジュール情報とは、被観察者の行動予定を示す情報である。
付加情報としては、例えば以下で例示するもののうち少なくとも1つが用いられる。
(1)ユーザ属性
ユーザ属性とは、被観察者の属性をいい、例えば、年齢、性別、または居住地などをいう。
(2)位置情報
位置情報とは、携帯端末20の現在位置を示す情報である。
(3)天気情報(または天気予報)
天気情報とは、携帯端末20の現在位置における現在の天気、または予想される天気を示す情報である。
(4)スケジュール情報
スケジュール情報とは、被観察者の行動予定を示す情報である。
3−6.変形例6
観察者に対する、被観察者が危険状態を脱したことの通知は、決済情報の少なくとも一部を含んでいてもよい。例えば、この通知は、被観察者が購入した商品の商品名を含んでいてもよい。
観察者に対する、被観察者が危険状態を脱したことの通知は、決済情報の少なくとも一部を含んでいてもよい。例えば、この通知は、被観察者が購入した商品の商品名を含んでいてもよい。
3−7.他の変形例
監視システム1に含まれる各装置のハードウェア構成は、図2〜4で例示したものに限定されない。要求される機能を実現できるものであれば、サーバ10、携帯端末20、および携帯端末30は、それぞれどのようなハードウェア構成を有していてもよい。図2〜4で例示した要素の一部が省略されてもよいし、これら以外の要素を有していてもよい。例えば、観察者の端末は携帯端末に限定されず、据え置き型のコンピュータ装置であってもよい。また、被観察者の携帯端末は腕時計型に限定されず、被観察者の身体に装着できるのであれば、リストバンド型、眼鏡型など、どのような形状であってもよい。
監視システム1に含まれる各装置のハードウェア構成は、図2〜4で例示したものに限定されない。要求される機能を実現できるものであれば、サーバ10、携帯端末20、および携帯端末30は、それぞれどのようなハードウェア構成を有していてもよい。図2〜4で例示した要素の一部が省略されてもよいし、これら以外の要素を有していてもよい。例えば、観察者の端末は携帯端末に限定されず、据え置き型のコンピュータ装置であってもよい。また、被観察者の携帯端末は腕時計型に限定されず、被観察者の身体に装着できるのであれば、リストバンド型、眼鏡型など、どのような形状であってもよい。
監視システム1における機能の分担は、実施形態で例示したものに限定されない。例えば、図1で例示した機能の一部が省略されてもよい。また、例えば、認証手段25および決済制御手段26に相当する機能を、携帯端末20ではなくサーバ10が有していてもよい。
図11は、監視システム1の変形例に係る機能構成を示す図である。図11の例では、危険状態の判断および観察者への(サーバ10を介した)通知の機能が、携帯端末20に集約されている。具体的には、携帯端末20は、検知手段21、決済手段22、取得手段923、取得手段924、判断手段913、判断手段914、および通知手段915を有する。取得手段923は、検知手段21から環境情報を取得する。取得手段924は、決済手段22から決済情報を取得する。判断手段913は、取得手段923により取得された環境情報が第1条件を満たしているか判断する。判断手段914は、取得手段924により取得された決済情報が第2条件を満たしているか判断する。通知手段927は、判断手段913および判断手段914の判断結果に応じた通知を、サーバ10に送信する。なお、観察者への通知は、サーバ10を介さずに携帯端末20から携帯端末30に対して直接行われてもよい。
サーバ10は、受信手段911および通知手段915を有する。受信手段911は、携帯端末20から通知を受信する。通知手段915は、受信手段911が受信した通知に応じた通知を、携帯端末30に対して行う。
なお、図11の例では、図1で例示した機能の一部(取得手段16、変更手段17、認証手段25、および決済制御手段26に相当する機能)が省略されている。携帯端末20は、これらの機能の少なくとも一部を有していてもよい。
実施形態では決済が商品の購入に対して行われる例を説明したが、決済は役務の提供に対して行われてもよい。
上述の実施形態においてCPU300等によって実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD、FD(Flexible Disk))など)、光記録媒体(光ディスク(CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk))など)、光磁気記録媒体、半導体メモリ(フラッシュROMなど)などのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよい。また、このプログラムは、インターネットのようなネットワーク経由でダウンロードされてもよい。
1…監視システム、10…サーバ、11…受信手段、12…受信手段、13…判断手段、14…判断手段、15…通知手段、16…取得手段、17…変更手段、20…携帯端末、21…検知手段、22…決済手段、23…送信手段、24…送信手段、25…認証手段、26…決済制御手段、30…携帯端末、31…受信手段、32…表示手段、100…CPU、101…ROM、102…RAM、103…ストレージ、104…通信IF、200…CPU、201…湿度センサ、202…温度センサ、203…GPS受信機、204…通信IF、205…RTC、206…メモリ、207…NFCユニット、300…CPU、301…ROM、302…RAM,303…ストレージ、304…GPS受信機、305…表示部、306…通信IF、911…受信手段、913…判断手段、914…判断手段、915…通知手段、923…取得手段、924…取得手段
Claims (10)
- 被観察者に装着され、環境情報を検知する検知手段および決済手段を有する端末から、当該検知手段により検知された環境情報を受信する第1受信手段と、
前記端末から前記決済手段により行われた決済処理を示す決済情報を受信する第2受信手段と、
前記第1受信手段により受信された環境情報が環境に関する第1条件を満たし、かつ、前記第2受信手段により受信された決済情報が決済に関する第2条件を満たした場合、観察者に通知を行う通知手段と
を有するサーバ。 - 前記第1条件は、前記被観察者が危険状態にあることを示す条件であり、
前記第2条件は、前記危険状態を解消するための商品または役務の決済が行われたことを示す条件である
ことを特徴とする請求項1に記載のサーバ。 - 前記第1条件は、前記被観察者が危険状態にあることを示す条件であり、
前記第2条件は、前記危険状態を解消するための商品または役務の決済が行われなかったことを示す条件である
ことを特徴とする請求項1のサーバ。 - 前記被観察者の状況を示す付加情報を取得する取得手段を有し、
前記付加情報が当該付加情報に関する第3条件を満たした場合、前記第1条件および前記第2条件が満たされても、前記通知手段は前記通知を行わない
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のサーバ。 - 前記付加情報は、前記被観察者と前記観察者との距離を示す情報である
ことを特徴とする請求項4に記載のサーバ。 - 前記第1受信手段により受信された環境情報に応じて前記第2条件を変更する変更手段
を有する請求項1ないし5のいずれか一項に記載のサーバ。 - 被観察者に関する環境情報を検知する検知手段と、
前記被観察者に関する決済処理を行う決済手段と、
当該検知手段により検知された環境情報を取得する第1取得手段と、
前記決済手段により行われた決済処理を示す決済情報を取得する第2取得手段と、
前記第1取得手段により受信された環境情報が環境に関する第1条件を満たし、かつ、前記第2取得手段により受信された決済情報が決済に関する第2条件を満たした場合、観察者に通知を行う通知手段と
を有する監視システム。 - 被観察者に装着するための装着手段と、
環境情報を検知する検知手段と、
決済手段と、
前記検知手段により検知された環境情報を取得する第1取得手段と、
前記決済手段により行われた決済処理を示す決済情報を取得する第2取得手段と、
前記第1取得手段により取得された環境情報が環境に関する第1条件を満たし、かつ、前記第2取得手段により取得された決済情報が決済に関する第2条件を満たした場合、観察者に通知を行う通知手段と
を有する携帯端末。 - 前記携帯端末を装着している前記被観察者が登録されたユーザであるか認証する認証手段と、
前記認証手段により前記被観察者が認証されなかった場合、前記決済手段の機能を停止させる決済制御手段と
を有する請求項8に記載の携帯端末。 - 被観察者に関する環境情報を取得するステップと、
前記被観察者に対応する決済手段により行われた決済処理を示す決済情報を取得するステップと、
前記取得された環境情報が環境に関する第1条件を満たし、かつ、前記取得された決済情報が決済に関する第2条件を満たした場合、観察者に通知を行う通知手段と
を有する監視方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015089022A JP2016208335A (ja) | 2015-04-24 | 2015-04-24 | サーバ、監視システム、携帯端末および監視方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=57488009
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2016208335A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018200535A (ja) * | 2017-05-26 | 2018-12-20 | 株式会社ジェーシービー | 見守りシステム |
JP2019012471A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 新日鐵住金株式会社 | 情報処理システム、情報処理装置、端末装置、情報処理方法及びプログラム |
-
2015
- 2015-04-24 JP JP2015089022A patent/JP2016208335A/ja active Pending
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JP2021193626A (ja) * | 2017-05-26 | 2021-12-23 | 株式会社ジェーシービー | 見守りシステム |
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