JP2016201619A - イメージリジェクションミクサ - Google Patents
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Abstract
【課題】 製造時のばらつきや環境温度の変動などによるイメージリジェクション比の劣化をディジタル信号処理を用いずに抑制し、高いイメージリジェクション比を有するイメージリジェクションミクサを得る【解決手段】 局部発振信号から2系統の直交局部発振信号を生成する直交信号生成回路と、前記直交局部発振信号の位相差を制御する可変移相器と、前記直交局部発振信号の位相差が基準位相差になるように前記可変移相器を制御するフィードバック回路と、2系統の前記直交局部発振信号の振幅をそれぞれ制限する一対のリミッタ増幅器と、2系統の前記直交局部発振信号それぞれにより高周波入力信号を2系統の中間周波数信号に変換する一対の周波数変換器と、2系統の前記中間周波数信号の位相差を90度変化させる90度移相器と、2系統の前記中間周波数信号を合成する合成器と、を備えた。【選択図】 図1
Description
この発明は、イメージ帯域の信号を抑圧して高周波信号の周波数変換を行うイメージリジェクションミクサに関するものである。
特許文献1には、従来のイメージリジェクションミクサが開示されている。
図5は特許文献1に開示されている従来のイメージリジェクションミクサを示す構成図である。
このイメージリジェクションミクサは、高周波信号入力端子101、局部発振信号入力端子103、直交信号生成回路104、周波数変換器105a、105b、帯域通過フィルタ106a、106b、ベースバンド増幅器107a、107b、A/D変換器108a、108b、ディジタル信号処理部109から構成されている。
図5は特許文献1に開示されている従来のイメージリジェクションミクサを示す構成図である。
このイメージリジェクションミクサは、高周波信号入力端子101、局部発振信号入力端子103、直交信号生成回路104、周波数変換器105a、105b、帯域通過フィルタ106a、106b、ベースバンド増幅器107a、107b、A/D変換器108a、108b、ディジタル信号処理部109から構成されている。
高周波信号入力端子101から入力された高周波信号は、周波数変換器105a、105bにおいて、直交信号生成回路104からの直交局部発振信号とミキシングされ、I、Qの2系統の中間周波数信号に周波数変換される。また局部発振信号入力端子103から入力された局部発振信号は直交信号生成回路104に入力することで、位相差90度を有するI、Q2系統の直交局部発振信号となり周波数変換器105a、105bにそれぞれ入力される。周波数変換されたI、Q2系統の中間周波数信号は、帯域通過フィルタ106a、106b、ベースバンド増幅器107a、107bを通過し、A/D変換器108a、108bに入力される。そして、ディジタル信号に変換されディジタル信号処理部109に出力される。ディジタル信号処理部109において、直交ミキシングおよび合成が行われ、イメージ帯域の成分が抑圧された中間周波数信号が出力され、復調される。
上記のイメージリジェクションミクサにおいて、製造時のばらつきや温度変動の影響により局部発振信号および中間周波数信号のI、Qの2系統間で振幅誤差や位相誤差が発生するとイメージリジェクション比が低下する。そのため、ディジタル信号処理部109において、I、Qの2系統の中間周波数信号の振幅誤差および位相誤差をそれぞれ検出し、ディジタル演算により誤差補正を行うことで高いイメージリジェクション比を実現している。
従来のイメージリジェクションミクサは上記のように構成され、ディジタル信号処理部においてI、Qの2系統の中間周波数信号の誤差補正を行うために、ディジタル回路の規模が増大し、消費電力および回路面積が増加するという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、直交局部発振信号の2系統間の位相誤差をアナログ回路のフィードバック制御により補正することで、ディジタル回路規模を増大させずに高いイメージリジェクション比を実現するイメージリジェクションミクサを得ることを目的とする。
この発明に係るイメージリジェクションミクサは、
局部発振信号から2系統の直交局部発振信号を生成する直交信号生成回路と、
前記直交局部発振信号の位相差を制御する可変移相器と、
前記直交局部発振信号の位相差が基準位相差になるように前記可変移相器を制御するフィードバック回路と、
2系統の前記直交局部発振信号の振幅をそれぞれ制限する一対のリミッタ増幅器と、
2系統の前記直交局部発振信号それぞれにより高周波入力信号を2系統の中間周波数信号に変換する一対の周波数変換器と、
2系統の前記中間周波数信号の位相差を90度変化させる90度移相器と、
2系統の前記中間周波数信号を合成する合成器と、
を備えたことを特徴とするものである。
局部発振信号から2系統の直交局部発振信号を生成する直交信号生成回路と、
前記直交局部発振信号の位相差を制御する可変移相器と、
前記直交局部発振信号の位相差が基準位相差になるように前記可変移相器を制御するフィードバック回路と、
2系統の前記直交局部発振信号の振幅をそれぞれ制限する一対のリミッタ増幅器と、
2系統の前記直交局部発振信号それぞれにより高周波入力信号を2系統の中間周波数信号に変換する一対の周波数変換器と、
2系統の前記中間周波数信号の位相差を90度変化させる90度移相器と、
2系統の前記中間周波数信号を合成する合成器と、
を備えたことを特徴とするものである。
この発明によれば、直交局部発振信号の位相誤差を検出し、位相誤差を低減するように局部発振信号経路の移相器を制御するように構成したので、製造時のばらつきや温度変動による直交局部発振信号の位相誤差を低減し、ディジタル信号処理によらず高いイメージリジェクション比を実現するイメージリジェクションミクサを得ることができる効果がある。
実施の形態1.
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、図にしたがって説明する。
図1はこの発明の実施の形態1によるイメージリジェクションミクサを示す構成図である。実施の形態1にかかるイメージリジェクションミクサは、高周波信号入力端子1、局部発振信号入力端子3、直交信号生成回路4、周波数変換器5a、5b、90度移相器6、合成器7、帯域通過フィルタ8、ベースバンド増幅器9、A/D(アナログ/ディジタル)変換器10、復調部11、位相検出回路51、位相比較回路52、積分回路53、可変移相器である移相器54、リミッタ増幅器55a、55bから構成される。また図1において、位相検出回路51、位相比較回路52、積分回路53からフィードバック回路が構成されている。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、図にしたがって説明する。
図1はこの発明の実施の形態1によるイメージリジェクションミクサを示す構成図である。実施の形態1にかかるイメージリジェクションミクサは、高周波信号入力端子1、局部発振信号入力端子3、直交信号生成回路4、周波数変換器5a、5b、90度移相器6、合成器7、帯域通過フィルタ8、ベースバンド増幅器9、A/D(アナログ/ディジタル)変換器10、復調部11、位相検出回路51、位相比較回路52、積分回路53、可変移相器である移相器54、リミッタ増幅器55a、55bから構成される。また図1において、位相検出回路51、位相比較回路52、積分回路53からフィードバック回路が構成されている。
局部発振信号入力端子3から入力された局部発振信号は、直交信号生成回路4において位相差が概略90度となる2系統の直交局部発振信号になる。2系統の直交局部発振信号は一対のリミッタ増幅器55a、55bのそれぞれに入力する。リミッタ増幅器55a、55bは入力信号に振幅の制限をかけ、振幅一定の信号を出力する。2つのリミッタ増幅器55a、55bの振幅制限値を等しくすることにより、2系統の直交信号間の振幅誤差がほぼ0となる。この2系統の直交局部発振信号は一対の周波数変換器5a、5bのそれぞれに入力される。
一方、高周波信号入力端子1から入力された高周波信号は2分配され、一対の周波数変換器5a、5bのそれぞれに入力する。ここで直交局部発振信号とそれぞれミキシングされ、2系統の中間周波数信号に周波数変換される。この周波数変換された中間周波数信号のうち一方は、90度移相器6により位相が90度シフトされる。90度移相器6は移相量が固定の移相器を用いることができるので、位相の90度シフトを精度高く行うことができる。位相が90度シフトした中間周波数信号は、合成器7においてもう一方の中間周波数信号と合成される。
このため、ハートレー型イメージリジェクションミクサに代表されるイメージリジェクションミクサと同様にイメージ帯域の成分が抑圧された中間周波数信号を得ることができる。
なお、図1では中間周波数信号の経路のうち一方に90度移相器6を配置する構成を示しているが、これに限らず、例えば中間周波数信号の経路のうち一方に+45度移相器を配置し、他方に−45度移相器を配置して、これら+45度移相器と−45度移相器を合わせて90度移相器として動作させるようにするなどしても良い。すなわち、2系統の中間周波数信号の位相差を90度変化させるものであれば90度移相器をどのような構成としても良い。
イメージ帯域の成分が抑圧された中間周波数信号は帯域通過フィルタ8、ベースバンド増幅器9を通過し、A/D変換器10に入力され、ディジタル信号に変換され復調部11において復調される。
上記のように構成されたイメージリジェクションミクサにおいて、直交信号生成回路4から出力された直交局部発振信号は位相差が概略90度を有する2系統の信号である。この直交局部発振信号は、製造時のばらつきや温度変動の影響を受けて振幅誤差および位相誤差が発生する。2系統の直交局部発振信号に振幅誤差および位相誤差が生じると、イメージ帯域の成分が完全に抑圧されなくなり、イメージリジェクション比が劣化する。
振幅誤差については、直交局部発振信号の経路にリミッタ増幅器55a、55bを配置することで、誤差の低減が図れる。
振幅誤差については、直交局部発振信号の経路にリミッタ増幅器55a、55bを配置することで、誤差の低減が図れる。
図1において、位相検出回路51は直交局部発振信号の位相を検出し、位相比較回路52は検出した位相差と理想的な位相差である90度との誤差に応じた電圧を出力する。位相比較回路52の出力は積分回路53により積分された後、移相器54に制御電圧として与えられる。位相検出回路51、位相比較回路52、積分回路53はフィードバック回路を構成している。
移相器54は移相量を可変する可変移相器であり、与えられた制御電圧に応じて局部発振信号の位相を制御する。その結果、直交局部発振信号の位相誤差を低減するように移相器の移相量に対してフィードバック制御が行われる。これにより2系統の直交局部発振信号の位相差は、製造時のばらつきや温度変動によらず常に概略90度となるように動的に制御される。したがって、図1のイメージリジェクションミクサでは、直交局部発振信号の位相誤差についても低減が図れる。
したがって、本実施の形態1におけるイメージリジェクションミクサでは、高周波信号受信時において高いイメージリジェクション比を得ることができる。
なお、図1では直交局部発振信号の経路のうち一方に移相器54を配置する構成を示しているが、これに限らず、直交局部発振信号の経路の両方に移相器を配置し、これら2つの移相器を可変移相器として制御するようにしても良い。すなわち直交局部発振信号の位相差が基準位相差である90度になるように制御する移相器であれば、可変移相器をどのような構成としても良い。
本イメージリジェクションミクサでは、周波数変換器5a、5bから合成器7までの主信号経路においても直交中間周波数信号間の振幅・位相誤差によりイメージリジェクション比は劣化する。そのため主信号経路に移相器および可変利得増幅器を接続し振幅・位相誤差を補正する構成も考えられる。しかし、その場合に主信号経路では高いダイナミックレンジを要求されるため、可変移相器や可変利得増幅器の実現が困難となる。
一方、実施の形態1にかかるイメージリジェクションミクサでは、周波数変換器5a、5bを駆動するために一定の電圧振幅が必要となる局部発振信号経路にリミッタ増幅器55a、55bを接続し振幅制限を行うことで振幅誤差をほぼ0とすることができる。
また、局部発振信号経路に接続する移相器54には高いダイナミックレンジは要求されないため簡易な構成とすることができ、容易に実現することができる。
また、局部発振信号経路に接続する移相器54には高いダイナミックレンジは要求されないため簡易な構成とすることができ、容易に実現することができる。
以上で明らかなようにこの実施の形態1によれば、直交局部発振信号の位相誤差を検出し、位相誤差を低減するように局部発振信号経路の移相器を制御するように構成したので、製造時のばらつきや温度変動による直交局部発振信号の位相誤差を低減し、ディジタル信号処理によらなくても高いイメージリジェクション比を実現するイメージリジェクションミクサを得ることができる効果がある。
なお、帯域通過フィルタ8から後段の回路は、それぞれ必要に応じて適宜設ければ良く、なくても良い。また、中間周波数信号を必ずしもディジタル復調処理する必要はなく、アナログ処理を行うようにしても良い。
実施の形態2.
図2はこの発明の実施の形態2にかかるイメージリジェクションミクサの構成を示す図である。
実施の形態2にかかるイメージリジェクションミクサは、実施の形態1における位相検出回路を高周波ミクサ61、位相比較回路をコンパレータ62、移相器をアナログ移相器64で構成し、移相器の後段にリミッタ増幅器65a、65bを接続したものである。
図2はこの発明の実施の形態2にかかるイメージリジェクションミクサの構成を示す図である。
実施の形態2にかかるイメージリジェクションミクサは、実施の形態1における位相検出回路を高周波ミクサ61、位相比較回路をコンパレータ62、移相器をアナログ移相器64で構成し、移相器の後段にリミッタ増幅器65a、65bを接続したものである。
図2の構成のイメージリジェクションミクサにおいて、直交局部発振信号の一部は高周波ミクサ61に入力され、位相差に応じたDC(直流)電圧が出力される。コンパレータ62には高周波ミクサ61から出力されたDC電圧と、基準電圧端子に与えられる基準電圧が入力される。コンパレータ62により、高周波ミクサ61から出力されたDC電圧を基準電圧と比較することで、直交局部発振信号の位相誤差を検出する。コンパレータ62の出力は積分回路63により積分された後、アナログ移相器64に制御電圧として与えられる。このように、検出誤差に応じてアナログ移相器64の位相制御を行う。これにより直交局部発振信号の位相誤差に対して移相器のフィードバック制御が行われる。
上記構成のイメージリジェクションミクサにおいて、直交局部発振信号の経路にリミッタ増幅器を接続し、周波数変換器に入力する電圧の振幅を制限することで、直交局部発振信号の振幅誤差はほぼ0となり、振幅誤差によるイメージリジェクション比の劣化をさらに抑制することができる。
以上のように、本実施の形態では、移相器をアナログ移相器64とすることで、実施の形態1と同様に、製造時のばらつきや温度変化により発生する局部発振信号の位相誤差を高い分解能で高精度に補正し、イメージリジェクション比の劣化を抑制することができる。
実施の形態3.
図3はこの発明の実施の形態3にかかるイメージリジェクションミクサの構成を示す図である。
実施の形態3にかかるイメージリジェクションミクサは、実施の形態1における位相検出回路を高周波ミクサ61、位相比較回路をコンパレータ62、移相器をディジタル移相器71で構成し、直交信号生成回路出力にリミッタ増幅器65a、65bを接続したものである。
図3はこの発明の実施の形態3にかかるイメージリジェクションミクサの構成を示す図である。
実施の形態3にかかるイメージリジェクションミクサは、実施の形態1における位相検出回路を高周波ミクサ61、位相比較回路をコンパレータ62、移相器をディジタル移相器71で構成し、直交信号生成回路出力にリミッタ増幅器65a、65bを接続したものである。
上記構成のイメージリジェクションミクサにおいて、直交局部発振信号はリミッタ増幅器65a、65bにより振幅を制限され矩形波となる。直交局部発振信号の一方はディジタル移相器71に入力され離散的に位相制御が行われ、周波数変換器5a、5bに出力される。また、直交局部発振信号の一部は高周波ミクサ61に入力され、位相差に応じたDC電圧が出力される。このDC電圧をコンパレータ62により基準電圧と比較することで、直交局部発振信号の位相誤差を検出し、検出誤差に応じてディジタル移相器71のフィードバック制御を行う。
一般的にディジタル移相器71はアナログ移相器64に比べ広帯域に動作させることができる。このため、例えば局部発振信号の周波数を変化させ、周波数変換する高周波信号の周波数を変化させて使用するようなイメージリジェクションミクサにおいても、広い周波数帯域で動作させることができる。
このように、移相器をディジタル移相器71とすることで広帯域に局部発振信号の位相制御を行うことができ、広い周波数帯域で高いイメージリジェクション比を得ることができる。
上記構成のイメージリジェクションミクサにおいてディジタル移相器71は例えば、図4に示すように構成される。ディジタル移相器71は、入力端子72、出力端子75、位相制御端子74、遅延素子73から構成される。遅延素子73は、例えばCMOS(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor)を用いたインバータなどで実現することができる。
入力端子72から入力された局部発振信号は通過する遅延素子73の段数に応じて異なる移相量が与えられ、制御端子74から入力されるディジタル制御信号により出力端子75から出力する信号が選択される。ディジタル移相器のビット数は、遅延素子の段数が異なる経路の数に対応し(図4では4ビット)、ビット数を増やして移相量分解能を上げることで高精度に位相制御を行うことができる。
本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 高周波信号入力端子、3 局部発振信号入力端子、4 直交信号生成回路、5a、5b 周波数変換器、6 90度移相器、7 合成器、8 帯域通過フィルタ、9 ベースバンド増幅器 10、A/D変換器 11、復調部、51 位相検出回路、52 位相比較回路、 53 積分回路、54 移相器、55a、55b リミッタ増幅器、61 高周波ミクサ、62 コンパレータ、63 積分回路、64 アナログ移相器、65a、65b リミッタ増幅器、71 ディジタル移相器、72 入力端子、73 遅延素子、74 制御端子、75 出力端子、101 高周波信号入力端子、103 局部発振信号入力端子、104 直交信号生成回路、105a、105b 周波数変換器、106a、106b 帯域通過フィルタ、107a、107b ベースバンド増幅器 108a、108b A/D変換器 109、ディジタル信号処理部。
Claims (6)
- 局部発振信号から2系統の直交局部発振信号を生成する直交信号生成回路と、
前記直交局部発振信号の位相差を制御する可変移相器と、
前記直交局部発振信号の位相差が基準位相差になるように前記可変移相器を制御するフィードバック回路と、
2系統の前記直交局部発振信号の振幅をそれぞれ制限する一対のリミッタ増幅器と、
2系統の前記直交局部発振信号それぞれにより高周波入力信号を2系統の中間周波数信号に変換する一対の周波数変換器と、
2系統の前記中間周波数信号の位相差を90度変化させる90度移相器と、
2系統の前記中間周波数信号を合成する合成器と、
を備えたことを特徴とするイメージリジェクションミクサ。 - 前記フィードバック回路は、
前記直交局部発振信号の位相差を検出する位相検出回路と、
前記位相検出回路で検出した位相差を基準位相差と比較する位相比較回路と、
前記位相比較回路の出力を積分し、積分した出力を前記可変移相器にフィードバックすることで、前記可変移相器を制御する積分回路と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のイメージリジェクションミクサ。 - 前記可変移相器はアナログ移相器であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のイメージリジェクションミクサ。
- 前記可変移相器はディジタル移相器であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のイメージリジェクションミクサ。
- 前記位相検出回路は前記直交局部発振信号の位相差に応じた直流電圧を出力する高周波ミクサであることを特徴とする請求項2に記載のイメージリジェクションミクサ。
- 前記位相比較回路は前記直交局部発振信号の位相差に応じた直流電圧と基準電圧端子に与えられた基準電圧とを比較するコンパレータであることを特徴とする請求項2に記載のイメージリジェクションミクサ。
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JP2015079146A JP2016201619A (ja) | 2015-04-08 | 2015-04-08 | イメージリジェクションミクサ |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111431484A (zh) * | 2020-04-01 | 2020-07-17 | 济南浪潮高新科技投资发展有限公司 | 一种镜频抑制混频器 |
-
2015
- 2015-04-08 JP JP2015079146A patent/JP2016201619A/ja active Pending
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