JP2016200998A - 認証結果表示装置、認証結果表示システム及び認証結果表示プログラム - Google Patents

認証結果表示装置、認証結果表示システム及び認証結果表示プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016200998A
JP2016200998A JP2015081136A JP2015081136A JP2016200998A JP 2016200998 A JP2016200998 A JP 2016200998A JP 2015081136 A JP2015081136 A JP 2015081136A JP 2015081136 A JP2015081136 A JP 2015081136A JP 2016200998 A JP2016200998 A JP 2016200998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
authentication result
authentication
product
information
tag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015081136A
Other languages
English (en)
Inventor
之治 浅野
Yukiharu Asano
之治 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2015081136A priority Critical patent/JP2016200998A/ja
Publication of JP2016200998A publication Critical patent/JP2016200998A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 認証結果表示装置、認証結果表示システム及び認証結果表示プログラムにおいて、認証結果画像を簡単に偽造することができず、また使用するユーザが認証結果画像に対して違和感を覚えにくくする。【解決手段】 取り付けられる製品に対応した製品固有情報及び前記製品固有情報に関連付けられたタグ固有情報を記憶する非接触タグから、前記タグ固有情報を読み出す読み出し部と、前記読み出し部で読み出された前記タグ固有情報に基づいて前記非接触タグが取り付けられた前記製品が正規の製品であるか否かの認証結果を示す認証結果表示情報と、前記認証を行ったときの状況に応じて変化する認証状況情報及び自端末の端末固有情報のうちの少なくとも一方からなる1又は2以上の付加表示情報と、を含んで生成された認証結果画像を表示する表示部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、認証結果表示装置、認証結果表示システム及び認証結果表示プログラムに関する。
近年、いわゆるブランド品と呼ばれる高級なイメージが付随する商品だけでなく、工業製品、精密機器等の付加価値の高い商品の偽造品が増加している。偽造品の中には、消費者が正規の商品と区別することが難しいものがある。
このため、偽造品への対策として、IC(Integrated Circuit:集積回路)チップ(例えばICタグ)を商品に取り付けるケースが増加しており、高性能、高機能で偽造や成りすましが非常に困難なICタグが開発されてきた。
例えば特許文献1に示すように、ICタグには、そのICタグが取り付けられた商品に関する固有情報が記憶されており、ICタグに記憶された固有情報は、ICタグリーダを備えた端末を用いて近距離無線通信により読み取られる。端末は、ICタグから読み取った固有情報に対する認証確認を認証サーバ等に対して行い、その固有情報を記憶するICタグが取り付けられた商品が正規品か否かの判定結果を表示したり、音声出力したりすることができる。
特開2013−025816号公報
スマートフォンの普及に伴い、携帯電話にインストール可能な正規品検査用のUI(User Interface)アプリケーション(以下、UIアプリと記載する場合がある)が開発されている。このようなUIアプリでは、携帯電話に搭載されたNFC(Near field communication)リーダ等により商品に取り付けられたICタグから固有情報を読み出して認証サーバ等に対して認証確認を行い、認証結果を携帯電話の表示部に表示させることができる。
しかしながら、携帯電話にインストールされたUIアプリにより検査を行う場合、UIアプリの認証結果を示す画面や、UIアプリの操作画面等の各画面をキャプチャされ、検査用のUIアプリそのものを偽造される場合がある。このような偽造UIアプリでは、実際には認証サーバに対する認証確認を行わずに、検査開始から一定時間経過後に必ず正規品であることを示す認証結果画像を表示することも可能である。このため、例えば偽造品の販売者が、偽造UIアプリを使用して消費者に対して正規品であると誤認させ、消費者に対して偽造品を販売するおそれがある。
そして、このような偽造UIアプリの配布を完全に防ぐことは困難である。すなわち、正規品の販売者やアプリケーションを販売するアプリケーションサービスプロバイダ(ASP:Application Service Provider)がこのような偽造UIアプリが販売されていないかを監視して全ての偽造UIアプリを削除することは困難である。
そこで本発明の一態様は、認証結果画像を簡単に偽造することができず、また使用するユーザが認証結果画像に対して違和感を覚えることがない認証結果表示装置、認証結果表示システム及び認証結果表示プログラムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の一態様に係る認証結果表示装置は、取り付けられる製品に対応した製品固有情報及び前記製品固有情報に関連付けられたタグ固有情報を記憶する非接触タグから、前記タグ固有情報を読み出す読み出し部と、前記読み出し部で読み出された前記タグ固有情報に基づいて前記非接触タグが取り付けられた前記製品が正規の製品であるか否かの認証結果を示す認証結果表示情報と、認証を行ったときの状況に応じて変化する認証状況情報及び自端末の端末固有情報のうちの少なくとも一方からなる1又は2以上の付加表示情報と、を含んで生成された認証結果画像を表示する表示部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係る認証結果表示システムは、取り付けられる製品に対応した製品固有情報及び前記製品固有情報に関連付けられたタグ固有情報を記憶する非接触タグと、前記非接触タグから前記タグ固有情報を読み出す読み出し部と、前記読み出し部で読み出された前記タグ固有情報に基づく前記非接触タグが取り付けられた前記製品が正規の製品であるか否かの認証判定に基づいて、該製品の認証結果を示す認証結果表示情報と前記認証判定を行ったときの状況に応じて変化する認証状況情報及び自端末の端末固有情報のうちの少なくとも一方からなる1又は2以上の付加表示情報とを含む認証結果画像の作成を行う画像作成サーバと、前記画像作成サーバと接続可能な通信部と、前記認証結果画像を表示する表示部と、を備える認証結果表示装置と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の他の態様に係る認証結果表示システムは、取り付けられる製品に対応した製品固有情報及び前記製品固有情報に関連付けられたタグ固有情報を記憶する非接触タグと、前記製品固有情報に基づいて前記非接触タグが取り付けられた前記製品が正規の製品であるか否かの認証判定を行う認証サーバと、前記認証判定の認証結果を含む認証結果画像を表示する認証結果表示装置と、を備え、前記認証結果表示装置は、前記非接触タグから前記タグ固有情報を読み出す読み出し部と、前記認証サーバと接続可能な通信部と、前記通信部を介して取得した前記認証判定の結果に基づいて、前記製品の認証結果を示す認証結果表示情報と、認証を行ったときの状況に応じて変化する認証状況情報及び自端末の端末固有情報のうちの少なくとも一方からなる1又は2以上の付加表示情報と、を含む認証結果画像の作成を行う画像生成部と、前記認証結果画像を表示する表示部と、を備えることを特徴とする。
さらに、本発明の他の態様に係る認証結果表示システムは、取り付けられる製品に対応した製品固有情報及び前記製品固有情報に関連付けられたタグ固有情報を記憶する非接触タグと、前記製品固有情報に基づいて前記非接触タグが取り付けられた前記製品が正規の製品であるか否かの認証判定を行い、前記認証判定の認証結果を含む認証結果画像を表示する認証結果表示装置と、前記認証結果表示装置と通信を行い、該認証結果表示装置に記憶された前記認証判定に必要な情報を更新する更新サーバとを備え、前記認証結果表示装置は、前記非接触タグから前記タグ固有情報を読み出す読み出し部と、前記更新サーバと接続可能な通信部と、前記製品固有情報に基づいて前記非接触タグが取り付けられた前記製品が正規の製品であるか否かの認証判定を行う認証判定部と、前記認証判定の結果に基づいて、前記製品の認証結果を示す認証結果表示情報と、認証を行ったときの状況に応じて変化する認証状況情報及び自端末の端末固有情報のうちの少なくとも一方からなる1又は2以上の付加表示情報と、を含む認証結果画像の作成を行う画像生成部と、前記認証結果画像を表示する表示部と、を備えることを特徴とする。
上述の課題を解決するために、本発明の一態様に係る認証結果表示プログラムは、移動通信端末を、取り付けられる製品に対応した製品固有情報及び前記製品固有情報に関連付けられたタグ固有情報を記憶する非接触タグから、前記タグ固有情報を読み出す読み出し部と、前記読み出し部で読み出された前記タグ固有情報に基づいて前記非接触タグが取り付けられた前記製品が正規の製品であるか否かの認証結果を示す認証結果表示情報と、認証を行ったときの状況に応じて変化する認証状況情報及び自端末の端末固有情報のうちの少なくとも一方からなる1又は2以上の付加表示情報と、を含んで生成された認証結果画像を表示する表示部と、として機能させることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、正規品検査用のUIアプリを簡単に偽造することができず、またUIアプリを使用するユーザが使用時に違和感を覚えることを低減することができる。
本発明の一実施形態における認証結果表示システムの機能を説明するための機能ブロック図である。 本発明の一実施形態における移動通信端末の表示部に表示された認証結果画像の第1の例を示す模式図である。 本発明の一実施形態における移動通信端末の表示部に表示された認証結果画像の第2の例を示す模式図である。 本発明の一実施形態における移動通信端末の表示部に表示された認証結果画像の第3の例を示す模式図である。 本発明の一実施形態における移動通信端末の表示部に表示された認証結果画像の第4の例を示す模式図である。 本発明の一実施形態における認証結果表示システムにおいて、製品データを登録する際の動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の一実施形態における認証結果表示システムにおいて、製品の認証動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の一実施形態における認証結果表示システムにおいて、認証結果画像の生成方法を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態における認証結果表示システムの機能を説明するための機能ブロック図である。 本発明の他の実施形態における認証結果表示システムにおいて、製品の認証動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の他の実施形態における認証結果表示システムの機能を説明するための機能ブロック図である。 本発明の他の実施形態における認証結果表示システムにおいて、製品データを登録する際の動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の他の実施形態における認証結果表示システムにおいて、製品の認証動作を示すシーケンスチャートである。
以下、図1から図13を参照して、本発明に係る認証結果表示装置、認証結果表示システム及び認証結果表示プログラムの第1の実施形態、第2の実施形態及び第3の実施形態について説明する。
<<第1の実施形態>>
図1から図8を参照して、第1の実施形態を説明する。
第1の実施形態では、非接触タグから読み取った情報に基づいて製品の認証を行った際に、認証結果画像が認証結果表示装置外のサーバにて生成され、サーバから認証結果表示装置に送信されて認証結果表示装置で表示される構成について説明する。
第1の実施形態では、非接触タグとしてRFID(Radio Frequency IDentifier)タグを用い、RFID技術により電波(電磁誘導)による近距離無線通信を利用したRFIDタグへの情報の書き込み及び読み出し行なう。また、第1の実施形態では、認証結果表示装置として、認証結果表示プログラムである認証判定用のUIアプリがインストールされた携帯電話等の移動通信端末を用いる。さらに、第1の実施形態では、認証結果表示装置外の認証サーバにおいて、製品の認証及び認証結果画像の生成の双方を行う構成とする。
<認証結果表示システムの構成>
図1は、第1の実施形態における認証結果表示システム1の機能を説明するための機能ブロック図である。認証結果表示システム1は、図示しない製品に取り付けられるRFIDタグ10と、製品の認証結果を示す認証結果表示情報を含む認証結果画像を表示する移動通信端末20と、製品の認証及び認証結果画像の生成を行う認証サーバ30とを備えている。
(RFIDタグ)
RFIDタグ10は、各RFIDタグ10固有のタグ固有情報(以下、UIDと記載する場合がある)を記憶している。タグ固有情報は、例えばRFIDタグ10の製造業者によって書きこまれる。また、RFIDタグ10は、RFIDタグ10が取り付けられる製品に対応した製品固有情報を記憶している。製品固有情報は、例えば製品の製造業者によって書き込まれる。
RFIDタグ10は、例えば、RFIDタグ10が取り付けられる製品の製造業者によって製品に取り付けられる。また、RFIDタグ10に記憶されたタグ固有情報及び製品固有情報は、製造業者等によって図示しないRFIDリーダで読み出され、互いに関連付けられて認証サーバ30の製品データベース(詳細は後述する)33に記憶される。さらに、タグ固有情報は、製品を販売する販売員や製品を購入した消費者によって、移動通信端末20で読み出される。
RFIDタグ10は、図示しない通信部、記憶部及び制御部を備えている。このため、RFIDリーダ/ライタ機能を有する端末による近距離無線通信を利用して、RFIDタグ10の記憶部にタグ固有情報及び製品固有情報が非接触で書き込まれ、記憶されたタグ固有情報及び製品固有情報が非接触で読み出される。
(移動通信端末)
移動通信端末20は、例えばスマートフォン等の携帯電話端末であり、RFIDリーダ21と、通信部22と、操作入力部23と、表示部24と、時計部25と、位置検出部26と、記憶部27と、制御部28とを備えている。
RFIDリーダ21は、RFIDタグ10との間で無線通信を行うインタフェースであり、RFIDタグ10に記憶されたタグ固有情報を非接触で読み出す読み出し部である。
通信部22は、ネットワークを介して認証サーバ30及び図示しない移動通信網の基地局と接続されるインタフェースである。移動通信網の基地局としては、LTE(Long Term Evolution)網における無線基地局(eNodeB:evolved Node B)や、3G網における無線基地局(BTS:Base Transceiver Station)/無線ネットワーク制御局(RNC:Radio Network Controller)等が挙げられる。
操作入力部23は、例えばボタンやタッチパネルであり、ユーザの操作により指示を受け付ける。具体的には、認証判定用のUIアプリの起動操作や操作画面での操作を受け付ける。操作入力部23では、UIアプリ画面上で指示を行うことにより、ユーザの希望に沿って認証結果画像における表示要素や各表示要素の表示位置等の指示を入力することができる。
表示部24は、例えば液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:LCD)であり、製品に対する認証結果である認証結果画像を表示する。また、表示部24は、移動通信端末20にインストールされた認証判定用のUIアプリの操作画面や、移動通信端末20のその他の機能の操作のための操作画面を表示する。
時計部25は、時計機能を有している。時計部25は、通信部22が図示しない基地局から受信した、時刻情報(時分秒並びに日付及び曜日)が重畳された制御信号に基づいて時刻情報を更新する。時計部25により、製品の認証を行った際の認証日及び認証時間を検出することができる。
位置検出部26は、例えばGPS(Global Positioning System)により、又は通信部22を介した折り返し測位方式(TA測位方式)等を用いた基地局測位により、移動通信端末20の現在位置を検出する。位置検出部26により、製品の認証を行った際の認証場所を検出することができる。
制御部28は、操作入力部23で受け付けた操作に基づいて、RFIDリーダ21、通信部22、操作入力部23、表示部24及び記憶部27、並びに図示しない他の機能部の動作を制御する。
記憶部27は、例えば半導体メモリにより構成される。また、記憶部27には、移動通信端末20に差し込まれたSIMカード(Subscriber Identity Module Card)等の外部記憶媒体も含むものとする。
記憶部27は、移動通信端末20を動作させるために必要な情報やプログラムが格納される。また、記憶部27には、移動通信端末20(自端末)固有の端末固有情報が記憶されている。端末固有情報としては、例えば移動体識別番号(IMEI:International Mobile Equipment Identit)が記憶されている。さらに、記憶部27(SIMカード)には、SIMカードに固有の識別番号であるICCID(IC Card IDentifier)が記憶されている。また、記憶部27(SIMカード)には、電話番号(MSISDN:Mobile Subscriber Integrated Services Digital Network Number)を含む加入者識別番号(IMSI:International Mobile Subscriber Identity)が格納されている。すなわち、記憶部27には、端末固有情報として、移動体識別番号やICCID、電話番号が記憶されている。
(認証サーバ)
認証サーバ30は、通信部31と、認証判定部32と、製品データベース(以下、製品DBと記載する場合がある)33と、制御部34とを備えている。
通信部31は、ネットワークを介して移動通信端末20と接続されるインタフェースである。
製品データベース33は、RFIDタグ10のタグ固有情報と、そのRFIDタグ10が取り付けられた製品の製品固有情報とが関連付けられた製品データを記憶する。
制御部34は、通信部31、認証判定部32及び製品データベース33、並びに図示しない他の機能部の動作を制御する。
認証判定部32は、判定部321と画像生成部322とを備える。
判定部321は、移動通信端末20のRFIDリーダ21で読み出されたRFIDタグ10のタグ固有情報に基づいて、RFIDタグ10が取り付けられた製品が正規の製品であるか否かの認証判定を行う。判定部321は、RFIDリーダ21で読み出されたRFIDタグ10のタグ固有情報に対応する製品データが、製品データベース33に予め記憶されているかを検索し、検索結果に応じて認証判定を行う。
例えば、判定部321は、RFIDリーダ21で読み出されたRFIDタグ10のタグ固有情報に対応する製品データが製品データベース33に記憶されていない場合には、認証NGと判断する。また、判定部321は、RFIDリーダ21で読み出されたRFIDタグ10のタグ固有情報に対応する製品データが製品データベース33に記憶されている場合には、乱数を生成し、RFIDタグ10に送信する。
判定部321は、生成した乱数を用いて所定の演算を行い、第1の演算結果を得る。また、判定部321は、RFIDタグ10に対して生成した乱数を送信し、RFIDタグ10から乱数を用いて行った所定の演算の演算結果である第2の演算結果を得る。判定部321は、第1の演算結果と第2の演算結果との照合を行い、認証判定を行う。
画像生成部322は、判定部321の判定結果に基づき、認証結果画像を生成する。なお、「認証結果画像」とは、製品が認証された場合の「認証OK画像」及び製品が認証されなかった場合の「認証NG画像」の双方をいう。
画像生成部322が生成する認証結果画像は、認証結果表示情報と付加表示情報とを含む画像である。認証結果表示情報は、RFIDリーダ21で読み出されたタグ固有情報に基づいてRFIDタグ10が取り付けられた製品が正規の製品であるか否かの認証結果(認証OK又は認証NG)を示す。付加表示情報は、認証結果表示情報に付加して表示される情報であり、製品の認証を行ったときの状況に応じて変化する情報を含んでいる。付加表示情報は、例えば認証時の状況を示す認証日、認証時間及び認証場所等の認証状況情報や認証を行った移動通信端末20の端末固有情報である。認証場所は、実際の地名を示す文字画像や、認証場所に関連するランドマークの画像等で示される。また、付加表示情報は、認証日に基づいて判断される曜日や認証場所に基づいて判断される認証場所の天候等の情報であってもよい。認証結果画像は、認証結果表示情報と1又は2以上の付加表示情報とを含んでいる。
また、画像生成部322の図示しない記憶部には、認証結果画像加工用の認証結果表示情報(例えば「OK」や「NG」等の画像)や、認証場所を示すランドマークの画像等の認証結果画像の合成に必要な情報が記憶されている。また、画像生成部322には、認証結果画像の背景となる画像が記憶されていてもよい。
認証サーバ30内の画像生成部322に認証結果画像加工用の各画像が記憶されていることにより、移動通信端末20内に認証結果画像が記憶される必要がないため、移動通信端末20から認証結果画像が抜き出されることがない。
以下、画像生成部322で生成される認証結果画像について、詳細に説明する。
(認証結果画像)
以下、画像生成部322で生成される認証結果画像について、図2から図5を用いて説明する。
画像生成部322が生成する認証結果画像は、認証結果表示情報と付加表示情報とを含む画像である。認証結果表示情報は、RFIDリーダ21で読み出されたタグ固有情報に基づいてRFIDタグ10が取り付けられた製品が正規の製品であるか否かの認証結果(認証OK又は認証NG)を示す。付加表示情報は、認証結果表示情報に付加して表示される情報であり、製品の認証を行ったときの状況に応じて変化する情報を含んでいる。付加表示情報は、認証時の状況を示す認証状況情報及び認証を行った移動通信端末20の端末固有情報のうちの少なくとも一方からなる1又は2以上の情報である。
認証結果画像に表示する認証結果表示情報及び付加表示情報の各要素は、操作入力部23で受け付けられたユーザの指示に基づいて選択、配置の決定、表示色の決定及び画面動作の決定等されてもよい。
例えば、ユーザが操作入力部23で表示要素を選択した場合、認証結果画像には選択された表示要素が表示される。また、ユーザが操作入力部23で表示要素の表示位置を指定した場合、認証結果画像の指定の位置に指定された表示要素が表示される。さらに、ユーザが操作入力部23で表示色を選択した場合、認証結果画像中の文字画像が指定の表示色で表示される。さらに、2以上の表示要素が重なって表示された部分の表示色を重なって表示された各表示要素の表示色の合成色とする場合(詳しくは後述する)には、ユーザが操作入力部23で選択した合成色の決定方法に従って2以上の表示要素が重なって表示された部分の表示色が決定される。さらに、ユーザが操作入力部23で選択した画面動作に従い、例えば認証結果画像の通常画像と反転画像とを交互に出力させる場合には、認証結果画像の反転画像が作成され。
以下、図2から図5を参照して認証結果画像の具体例について説明する。
[認証結果画像の第1の例]
図2は、移動通信端末20の表示部24に表示される認証結果画像の第1の例である認証結果画像41を示す模式図である。認証結果画像41は、背景41dと、「OK」と示された認証結果表示情報41aと、「03−MAR−2015」と示された認証日41bと、「090−1234−5678」と示された電話番号41cとを含んでいる。認証日41bは認証状況情報であり、電話番号41cは端末固有情報である。すなわち、認証日41b及び電話番号41cは付加表示情報である。
正規のUIアプリにおいて図2に示す認証結果画像41を表示することにより、認証結果画像をキャプチャしたキャプチャ画像をそのまま利用して偽造UIアプリを作成することが困難となる。これは、正規のUIアプリにおける認証結果画像中に、製品の認証を行ったときの状況に応じて変化する情報(認証日、認証時刻、認証場所等)が含まれており、ユーザが認証動作を行った実際の状況とは異なる情報が表示されていることに気づき易いためである。偽造UIアプリを作成する場合でも、認証結果画像から付加表示情報を削除して認証結果表示情報のみが表示された画像を作成する必要がある。このため、偽造UIアプリの作成に手間がかかり、正規のUIアプリの偽造が困難となる。
[認証結果画像の第2の例]
図3は、移動通信端末20の表示部24に表示される認証結果画像の第2の例である認証結果画像42を示す模式図である。認証結果画像42は、背景42dと、「OK」と示された認証結果表示情報42aと、「03−MAR−2015」と示された認証日42bと、「090−1234−5678」と示された電話番号42cとを含んでいる。また、認証結果画像42は、認証結果表示情報42aと付加表示情報である認証日42b及び電話番号42cのそれぞれの一部とが重なって表示されている。特に、図3に示す認証結果画像42では、認証結果表示情報42aが付加表示情報(認証日42b及び電話番号42c)の前面に重なって表示されている。
正規のUIアプリにおいて図3に示す認証結果画像42を表示することにより、認証結果画像をキャプチャしたキャプチャ画像をそのまま利用して偽造UIアプリを作成することが困難となる。偽造UIアプリを作成する場合、認証結果画像から付加表示情報を削除して認証結果表示情報のみが表示された画像を作成する必要がある。また、偽造UIアプリを用いて製品の認証を行う場合、認証結果画像を作成するためには、背景42dに対応する背景と、認証結果表示情報42aに対応する認証結果表示情報とを別に準備する必要がある。そして、背景42dの前面に付加表示情報を配置し、付加表示情報の前面に認証結果表示情報を配置する画像加工を認証ごとに行う必要がある。このため、偽造UIアプリの作成に手間がかかり、正規のUIアプリの偽造がより困難となる。
[認証結果画像の第3の例]
図4は、移動通信端末20の表示部24に表示される認証結果画像の第3の例である認証結果画像43を示す模式図である。認証結果画像43は、背景43dと、「OK」と示された認証結果表示情報43aと、「03−MAR−2015」と示された認証日43bと、「090−1234−5678」と示された電話番号43cとを含んでいる。また、認証結果画像43は、認証結果表示情報43aと付加表示情報である認証日43b及び電話番号43cのそれぞれの一部とが重なって表示されている。特に、図4に示す認証結果画像43では、付加表示情報(認証日43b及び電話番号43c)が認証結果表示情報43aの前面に重なって表示されている。
正規のUIアプリにおいて図4に示す認証結果画像43を表示することにより、認証結果画像をキャプチャしたキャプチャ画像をそのまま利用して偽造UIアプリを作成することが困難となる。偽造UIアプリを作成する場合、認証結果画像から付加表示情報を削除して認証結果表示情報のみが表示された画像を作成する必要がある。認証結果画像43では、認証結果表示情報43aの一部(付加表示情報と重なっている部分)の画像の輪郭が不明である。このため、認証結果画像43から付加表示情報(認証日43b及び電話番号43c)の画像を削除しても、認証結果表示情報43aを復元することが困難である。このため、偽造UIアプリの作成に手間がかかり、正規のUIアプリの偽造がさらに困難となる。
[認証結果画像の第4の例]
図5は、移動通信端末20の表示部24に表示される認証結果画像の第4の例である認証結果画像44を示す模式図である。認証結果画像44は、背景44dと、「OK」と示された認証結果表示情報44aと、「03−MAR−2015」と示された認証日44bと、「090−1234−5678」と示された電話番号44cとを含んでいる。また、認証結果画像44は、認証結果表示情報44aと付加表示情報である認証日44b及び電話番号44cのそれぞれの一部とが重なって表示されている。
特に、図5に示す認証結果画像44では、認証結果表示情報44aと付加表示情報(認証日44b及び電話番号44c)とが重なって表示された部分の表示色が、認証結果表示情報44a及び付加表示情報(認証日44b及び電話番号44c)のそれぞれの表示色とは異なる色で表示されている。また、図5に示す認証結果画像44では、複数の付加表示情報同士(認証日44b及び電話番号44c)が重なって表示された部分の表示色が、付加表示情報(認証日44b及び電話番号44c)のそれぞれの表示色とは異なる色で表示されている。
そして、上述した、重なって表示された部分の表示色は、重なって表示された各情報の表示色同士が合成された色である。すなわち、認証結果表示情報44aと付加表示情報とが重なって表示された部分の表示色は、重なって表示された認証結果表示情報44aの表示色と付加表示情報の表示色とが合成された色である。また、複数の付加表示情報同士(認証日44b及び電話番号44c)が重なって表示された部分の表示色は、重なって表示された複数の付加表示情報(認証日44b及び電話番号44c)のそれぞれの表示色が合成された色である。これにより、より偽造されにくい認証結果画像44を得ることができる。
また、合成された色は、赤(R)、緑(G)、青(B)の光の三原色を組み合わせる加法混色やシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の色材の三原色を組み合わせる減法混色による合成色とされる。これにより、ユーザが合成色に対して違和感を覚えることがない認証結果画像44が生成される。例えば、赤(R)で表示された文字と青(B)で表示された文字との一部が重なっている場合、当該重なっている一部はマゼンタ(M)で表示される。
また、合成された色は、独自の合成アルゴリズムによって決定された合成色であってもよい。独自の合成アルゴリズムの一例として、例えば、赤(R)で表示された文字と青(B)で表示された文字が重なる部分は、赤(R)と青(B)との合成色であるマゼンタ(M)の補色である緑(G)で表示するような規則を有する合成色の決定方法が挙げられる。
認証結果画像44は、認証結果表示情報44a、付加表示情報(認証日44b及び電話番号44c)並びに認証結果表示情報44a及び付加表示情報が重なる部分が全て同一のレイヤーとなるように画像が加工される。
正規のUIアプリにおいて図5に示す認証結果画像44を表示することにより、認証結果画像をキャプチャしたキャプチャ画像をそのまま利用して偽造UIアプリを作成することが困難となる。また、認証結果表示情報44aや付加表示情報(認証日44b及び電話番号44c)の一部の表示色が変更されるため、認証結果画像44から認証結果表示情報44aを示す画像のみを復元することは困難である。このため、偽造UIアプリの作成に手間がかかり、正規のUIアプリの偽造がさらに困難となる。
<認証結果表示システムの動作>
以下、図6から図8を参照して、認証結果表示システム1の動作について説明する。
(製品データ登録動作)
図6は、認証結果表示システム1において、製品の認証動作を行うにあたって製品データを登録する際の動作を示すシーケンスチャートである。
図6に示すように、RFIDタグ10にRFIDタグ10を取り付ける製品の製品固有情報を書き込む(ステップS101)。製品固有情報の書き込みは、製品に取り付ける前のRFIDタグ10に対して行ってもよいし、製品に取り付けた後のRFIDタグ10に対して行ってもよい。
続いて、製品データ登録用のRFIDリーダにおいてRFIDタグ10に記憶された製品データの読取要求がなされる(ステップS102)。これにより、RFIDリーダからRFIDタグ10に対して製品固有情報の読み取り要求がなされ(ステップS103)、RFIDタグ10の固有のタグ固有情報UIDと、製品固有情報とがRFIDリーダに送信される(ステップS104)。RFIDリーダは、RFIDタグ10から受信したタグ固有情報UID及び製品固有情報を、認証サーバ30に送信する(ステップS105)。その後、認証サーバ30は、タグ固有情報と製品固有情報とを互いに関連付けた製品データを製品データベース(DB)33に記憶する。このような製品データ登録動作が、RFIDタグ10を取り付けた各製品について行われる。
(製品認証動作)
図7は、認証結果表示システム1において、製品の認証動作を示すシーケンスチャートである。
認証判定用のUIアプリがインストールされた移動通信端末20において、製品の認証検査の指示がなされる(ステップS201)。このとき、移動通信端末20の操作入力部23から、認証結果画像に表示する付加表示情報の種類の選択や、認証結果表示情報及び付加表示情報の各表示要素の配置、表示色の決定及び認証結果画像の画面動作の決定等がされてもよい。
続いて、移動通信端末20からRFIDタグ10に対して読取要求がなされ(ステップS202)、RFIDタグ10固有のタグ固有情報UIDが移動通信端末20に送信される(ステップS203)。
RFIDタグ10からタグ固有情報UIDを受信した移動通信端末20は、受信したタグ固有情報UIDと、自端末の端末固有情報とを認証サーバ30の認証判定部32に送信する(ステップS204)。認証判定部32は、製品データベース33に対してタグ固有情報UIDを送信し(ステップS205)、製品データベース33にタグ固有情報UIDに対応する製品データが記憶されているか否かを検索し(ステップS206)、検索結果が認証判定部32に返信される(ステップS207)。
認証判定部32(判定部321)は、製品データベース33から返信された検索結果に基づいて、認証判定を行う(ステップS208)。認証判定部32は、例えば、RFIDタグ10のタグ固有情報に対応する製品データが製品データベース33に記憶されている場合には認証OKと判断し、RFIDタグ10のタグ固有情報に対応する製品データが製品データベース33に記憶されていない場合には認証NGと判断する。
認証判定は、一般的な方法で行うことができる。例えば、認証判定部32の判定部321(図1参照)は、生成した乱数と製品データベース33から取得した製品固有情報とを用いて所定の演算を行い、演算結果(第1の演算結果)を得る。続いて、RFIDタグ10において認証サーバ30が生成した乱数とRFIDタグ10に記憶された製品固有情報とを用いて所定の演算を行い、演算結果(第2の演算結果)を得る。判定部321は、第1の演算結果と第2の演算結果とを比較し、第1の演算結果と第2の演算結果との照合の結果一致する場合には認証OKと判断し、一致しない場合には認証NGと判断する。
認証判定部32の画像生成部322(図1参照)において、認証判定部32の判定部321における判定結果に基づいて認証結果画像が生成される(ステップS209)。認証サーバ30は、生成した認証結果画像を移動通信端末20に送信し(ステップS210)、移動通信端末20の表示部24に認証サーバから送信された認証結果画像が表示される(ステップS211)。
図8は、認証判定部32の画像生成部322における認証結果画像の生成方法を示すフローチャートである。図8に示すフローチャートは、図7のステップS209における認証結果画像の生成に該当する。
図8に示すように、画像生成部322は、背景画面を決定する(ステップS11)。背景画面は、端末固有情報として認証サーバ30に送信された、移動通信端末20の時計部25で検出された認証時刻及び位置検出部26で検出された位置情報に基づいて、該当する画像が選択されてもよい。例えば、認証時刻が夜であり、位置情報がエジプトである場合には、エジプトのランドマークであるピラミッドの画像を用いた夜のピラミッドの画像が背景画面として選択される。
認証結果画像に表示される表示要素が決定される(ステップS12)。表示要素は、認証OK又は認証NGを示す認証結果表示情報の他に、電話番号等の端末固有情報や認証日、認証時間、認証場所等の認証状況情報が選択される。また、端末固有情報及び認証状況情報以外の情報(例えば、製品に取り付けられたRFIDタグ10のタグ固有情報)が選択されてもよい。
認証結果画像に表示される表示要素の配置位置が決定される(ステップS13)。表示要素の配置位置は、所定の配置位置が選択されてもよく、ユーザによって配置位置が指定された場合には指定の位置にしての表示要素が表示される。
背景画面、表示要素及び表示要素の配置が決定されると(ステップS11〜S13)、決定された条件に従って認証結果画像の加工処理が行われる(ステップS14)。このとき、表示要素の配置位置に応じて、表示要素同士の重なる部分の表示色が、加法混色若しくは減法混色、又は独自の合成アルゴリズムに基づいて処理される。これにより、例えば認証結果画像の第1の例〜第4の例のように各表示要素を配置して、図2〜図5に示す認証結果画像41〜44のような認証結果画像を作成する。
最後に、画面動作が決定される(ステップS15)。認証結果画像として通常画像と反転画像とを交互に出力する場合には、ステップS14において反転画像の作成を行っておき、通常画像と反転画像とを交互に表示する画像ファイルを作成する。
<認証結果表示プログラム>
第1の実施形態に係る認証結果表示プログラムは、認証結果表示装置である移動通信端末20にインストールされた認証判定用のUIアプリであり、移動通信端末20を、取り付けられる製品に対応した製品固有情報及び製品固有情報に関連付けられたタグ固有情報を記憶するRFIDタグ10から製品固有情報を読み出すRFIDリーダ21と、RFIDリーダ21で読み出されたタグ固有情報に基づいてRFIDタグ10が取り付けられた製品が正規の製品であるか否かの認証結果を示す認証結果表示情報と、認証を行ったときの状況に応じて変化する認証状況情報及び自端末の端末固有情報のうちの少なくとも一方からなる1又は2以上の付加表示情報と、を含んで生成された認証結果画像を表示する表示部24と、として機能させる。
<第1の実施形態の効果>
以上説明した本発明の第1実施形態に係る認証結果表示装置、認証結果表示システム及び認証結果表示プログラムによれば、以下の効果を得ることができる。
(1)正規のUIアプリにおける認証結果画像中に、製品の認証を行ったときの状況に応じて変化する認証状況情報(認証日、認証時刻、認証場所等)が含まれているため、正規のUIアプリの認証結果画像のキャプチャ画像をそのまま利用して偽造UIアプリを作成することが困難となる。
(2)正規のUIアプリの認証結果画像のキャプチャ画像をそのまま利用した偽造UIアプリの認証結果画像は、実際の認証時とは異なる認証日、認証時間及び認証場所を含む可能性が高く、ユーザが認証結果に対して違和感を持ちやすくなる。
(3)正規のUIアプリにおける認証結果画像中で認証結果表示情報と認証状況情報や端末固有情報等の付加表示情報とが重なって配置された場合、正規のUIアプリの認証結果画像のキャプチャ画像から認証結果表示情報のみを抜き出すことが困難であるため、偽造UIアプリの作成に手間がかかり、正規のUIアプリの偽造が困難となる。
(4)正規のUIアプリにおける認証結果画像中で認証状況情報や端末固有情報等の付加表示情報と認証結果表示情報とが重なり、かつ認証結果表示情報が付加表示情報の前面に配置された場合、正規のUIアプリの認証結果画像のキャプチャ画像から認証結果表示情報のみを抜き出すことが困難となる。また、偽造UIアプリにおいて正規のUIアプリと同様の認証結果画像を作成するためには、背景画面と認証結果画像との間に付加表示情報を表示させる加工が必要となるため、偽造UIアプリの作成に手間がかかり、正規のUIアプリの偽造がより困難となる。
(5)正規のUIアプリにおける認証結果画像中で認証状況情報や端末固有情報等の付加表示情報と認証結果表示情報とが重なり、かつ付加表示情報が認証結果表示情報の前面に配置された場合、認証結果画像において認証結果表示情報の一部(付加表示情報と重なっている部分)の画像の輪郭が不明であるため、認証結果表示情報を復元することが困難である。このため、偽造UIアプリの作成に手間がかかり、正規のUIアプリの偽造がさらに困難となる。
(6)正規のUIアプリにおける認証結果画像中で認証結果表示情報と付加表示情報、又は複数の付加表示情報同士の重なり合う部分の表示色を、認証結果表示情報及び付加表示情報のそれぞれの表示色とは異なる色とする場合、一部の表示色が変更された認証結果画像から元の表示色の認証結果表示情報の画像のみを復元することは困難である。このため、偽造UIアプリの作成に手間がかかり、正規のUIアプリの偽造がさらに困難となる。
(7)UIアプリがインストールされる移動通信端末20内に認証結果画像作成用の画像が記憶されていないため、移動通信端末20から認証結果画像作成用の画像を抜き出すことができず、正規のUIアプリの偽造が困難となる。
<<第2の実施形態>>
図9及び図10を参照して、第2の実施形態を説明する。なお、図9及び図10において、第1の実施形態で説明した図1から図8と共通する部分には同一の符号を付す。
第2の実施形態では、認証結果表示装置外の認証サーバにおける認証結果に基づいて、認証結果表示装置で認証結果画像を生成して表示する構成について説明する。
第2の実施形態では、非接触タグとしてRFIDタグを用い、認証結果表示装置として、認証判定用のUIアプリがインストールされた移動通信端末を用いる。
<認証結果表示システムの構成>
図9は、第2の実施形態における認証結果表示システム101の機能を説明するための機能ブロック図である。
認証結果表示システム101の移動通信端末120は、RFIDリーダ21、通信部22、操作入力部23、表示部24、時計部25、位置検出部26、記憶部27及び制御部28に加えて、画像生成部29を備える点で第1の実施形態の移動通信端末20と異なる。第2の実施形態における記憶部27には、認証結果画像加工用の認証結果表示情報(例えば「OK」や「NG」等の画像)や、認証場所を示すランドマークの画像等の認証結果画像の合成に必要な認証結果画像加工用画像が記憶されている。また、記憶部27には、認証結果画像の背景となる画像が記憶されていてもよい。移動通信端末120の画像生成部29は、第1の実施形態の画像生成部322と同様に、判定部321の判定結果に基づいて認証結果画像を生成する。また、認証結果表示システム101の認証サーバ130は、認証判定部132が、判定部321を備え、画像生成部を備えていない点で第1の実施形態の認証サーバ30と異なる。
<認証結果表示システムの動作>
(製品データ登録動作)
第2の実施形態における製品データ登録動作は、第1の実施形態における製品データ登録動作(図6に示すステップS101からステップS106)と同一である。このため、第2の実施形態における製品データ登録動作についての詳細な説明を省略する。
(製品認証動作)
図10は、認証結果表示システム101において、製品の認証動作を示すシーケンスチャートである。
移動通信端末120において製品の認証検査の指示がなされると(ステップS301)、移動通信端末120からRFIDタグ10に対して読取要求がなされ(ステップS302)、RFIDタグ10固有のタグ固有情報UIDが移動通信端末120に送信される(ステップS303)。
RFIDタグ10からタグ固有情報UIDを受信した移動通信端末120は、受信したタグ固有情報UIDを認証サーバ130の認証判定部32に送信する(ステップS204)。このとき、移動通信端末20は、自端末の端末固有情報を認証サーバ30の認証判定部32に送信する必要はない。認証判定部32は、製品データベース33に対してタグ固有情報UIDを送信し(ステップS305)、製品データベース33にタグ固有情報UIDに対応する製品データが記憶されているか否かを検索する(ステップS306)。認証判定部32は、認証判定部32に返信された検索結果に基づいて認証判定を行う(ステップS307、ステップS308)。なお、ステップS208における認証判定は、第1の実施形態の認証判定(ステップS208)と同様の方法を用いることができる。
認証サーバ130は、認証判定の結果と、認証判定を行った際の認証状況情報(認証日、認証時間等)を移動通信端末120に送信する(ステップS309)。続いて、移動通信端末120は、自端末の端末固有情報を記憶部27から読み取り(ステップS310)、認証サーバ130から受信した認証判定の結果に基づいて認証結果画像を生成する(ステップS311)。このとき、移動通信端末120は、記憶部27に記憶された認証結果画像加工用画像と、認証サーバ130から送信された認証状況情報及び移動通信端末120の端末固有情報の少なくとも一方とを用いて認証結果画像を生成する。最後に、移動通信端末120の表示部24において認証結果画像が表示される(ステップS312)。
<第2の実施形態の効果>
以上説明した本発明の第2実施形態に係る認証結果表示装置、認証結果表示システム及び認証結果表示プログラムによれば、第1の実施形態の(1)〜(6)と同様の効果を得ることができる。
<<第3の実施形態>>
図11、図12及び図13を参照して、第3の実施形態を説明する。なお、図11から図13において、第1の実施形態で説明した図1から図8と共通する部分には同一の符号を付す。
第3の実施形態では、認証結果表示装置において、製品の認証及び認証結果画像の生成を行う認証結果表示装置及び認証結果表示システムについて説明する。
第3の実施形態では、非接触タグとしてRFIDタグを用い、認証結果表示装置として、認証判定用のUIアプリがインストールされた移動通信端末を用いる。
<認証結果表示システムの構成>
図11は、第3の実施形態における認証結果表示システム201の機能を説明するための機能ブロック図である。
認証結果表示システム201の移動通信端末200は、RFIDリーダ21、通信部22、操作入力部23、表示部24、時計部25、位置検出部26、記憶部27及び制御部28に加えて、認証判定部32を備える点で第1の実施形態の移動通信端末20と異なる。第3の実施形態における認証判定部32には、第1の実施形態と同様の判定部321及び画像生成部322が備えられている。
また、移動通信端末200の通信部は、アプリケーションサービスプロバイダ(ASP:Application Service Provider)50との間で通信を行う。
<認証結果表示システムの動作>
(製品データ登録動作)
第3の実施形態における製品データ登録動作について説明する。
図12は、第3の実施形態の認証結果表示システム201で製品の認証動作を行うにあたって、RFIDタグ10への製品データの書き込みを行う際の動作を示すシーケンスチャートである。
図12に示すように、RFIDライタ60において、RFIDタグ10に対して製品固有情報を書込む書込み指示を行うと(ステップS401)、RFIDライタ60からRFIDタグ10に対して書込み要求が送信される(ステップS402)。そして、RFIDタグ10にRFIDタグ10を取り付ける製品の製品固有情報が暗号化されて書き込まれる(ステップS403)。
続いて、RFIDタグ10からRFIDライタ60に対して、暗号化された製品固有情報に対応する鍵値を送信する(ステップS404)。RFIDライタ60は、RFIDタグ10から受信した鍵値をASP50に対して送信し、ASP50において鍵値を認証検査用のUIアプリ内に実装する(ステップS405)。
(製品認証動作)
図13は、認証結果表示システム201において、製品の認証動作を示すシーケンスチャートである。
移動通信端末200において認証検査用のUIアプリが起動される(ステップS501)と、移動通信端末200からASP50に対して起動通知が送信される(ステップS502)。ASP50は、移動通信端末200のUIアプリを最新状態に更新する(ステップS503)。
続いて、移動通信端末200において製品の認証検査の指示がなされると(ステップS501)、移動通信端末200からRFIDタグ10に対して読取要求がなされ(ステップS505)、RFIDタグ10固有のタグ固有情報UIDと、暗号化書込みされた製品固有情報が移動通信端末200に送信される(ステップS506)。
RFIDタグ10からタグ固有情報UID及び暗号化製品固有情報を受信した移動通信端末200は、ステップS406で実装した鍵値を用いて暗号化製品固有情報を復号化し、製品固有情報を得る(ステップS507)。認証判定部32は、復号化した製品固有情報とに基づいてに基づいて認証判定を行う(ステップS508)。認証判定は、例えば、移動通信端末200の認証判定部32の判定部321(図11参照)が、生成した乱数と復号化した製品固有情報とを用いて所定の演算を行い、演算結果(第1の演算結果)を得る。続いて、RFIDタグ10において認証サーバ30が生成した乱数とRFIDタグ10に記憶された製品固有情報とを用いて所定の演算を行い、演算結果(第2の演算結果)を得る。判定部321は、第1の演算結果と第2の演算結果とを比較し、第1の演算結果と第2の演算結果との照合の結果一致する場合には認証OKと判断し、一致しない場合には認証NGと判断する。
移動通信端末200は、ステップS508における判定結果に基づいて、認証結果画像を生成する(ステップS509)。このとき、移動通信端末200は、認証判定を行った際の認証状況情報(認証日、認証時間等)を自端末の時計部25、位置検出部26等から取得し、自端末の記憶部27から端末固有情報を取得する。そして、移動通信端末200は、記憶部27に記憶された認証結果画像加工用画像と、取得した認証状況情報及び端末固有情報の少なくとも一方とを用いて認証結果画像を生成する。最後に、移動通信端末200の表示部24において認証結果画像が表示される(ステップS510)。
<第3の実施形態の効果>
以上説明した本発明の第3実施形態に係る認証結果表示装置、認証結果表示システム及び認証結果表示プログラムによれば、第1の実施形態の(1)〜(6)と同様の効果を得ることができる。
本発明は、以上に記載した実施形態やその変形例に限定されるものではない。当業者の知識に基づいて実施形態やその変形例に設計の変更等を加えてもよく、また、実施形態やその変形例を任意に組み合わせてもよく、そのような変更等を加えた態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、認証結果表示システムの構成は上述の第1の実施形態から第3の実施形態のいずれかに記載の構成に限られたものでなく、タグ固有情報に基づいて認証判定された結果である認証結果表示情報と、認証を行ったときの状況に応じて変化する認証状況情報及び自端末の端末固有情報のうちの少なくとも一方からなる1又は2以上の付加表示情報と、を含む認証結果画像を生成することができればどのようなシステムであってもよい。
1,101,201 認証結果表示システム
10 RFIDタグ
21 RFIDリーダ
22 通信部
23 操作入力部
24 表示部
25 時計部
26 位置検出部
27 記憶部
28 制御部
29 画像生成部
30 認証サーバ
31 通信部
32 認証判定部
321 判定部
322 画像生成部
33 製品データベース
34 制御部
40 RFIDリーダ
50 アプリケーションサービスプロバイダ
60 RFIDライタ

Claims (14)

  1. 取り付けられる製品に対応した製品固有情報及び前記製品固有情報に関連付けられたタグ固有情報を記憶する非接触タグから、前記タグ固有情報を読み出す読み出し部と、
    前記読み出し部で読み出された前記タグ固有情報に基づいて前記非接触タグが取り付けられた前記製品が正規の製品であるか否かの認証結果を示す認証結果表示情報と、認証を行ったときの状況に応じて変化する認証状況情報及び自端末の端末固有情報のうちの少なくとも一方からなる1又は2以上の付加表示情報と、を含んで生成された認証結果画像を表示する表示部と、
    を備える認証結果表示装置。
  2. 前記認証結果画像において、前記認証結果表示情報と前記付加表示情報の一部とが重なって表示される請求項1に記載の認証結果表示装置。
  3. 前記認証結果画像において、前記認証結果表示情報が前記付加表示情報の前面に重なって表示される請求項2に記載の認証結果表示装置。
  4. 前記認証結果画像において、前記付加表示情報が前記認証結果表示情報の前面に重なって表示される請求項2に記載の認証結果表示装置。
  5. 前記認証結果画像において、前記認証結果表示情報と前記付加表示情報とが重なって表示された部分及び複数の前記付加表示情報同士が重なって表示された部分の表示色が、前記認証結果表示情報及び前記付加表示情報のそれぞれの表示色とは異なる色で表示される請求項2から4のいずれか一項に記載の認証結果表示装置。
  6. 前記認証結果表示情報と前記付加表示情報とが重なって表示された部分の表示色及び複数の前記付加表示情報同士が重なって表示された部分の表示色が、それぞれ、重なって表示された前記認証結果表示情報及び前記付加表示情報の表示色が合成された色並びに複数の前記付加表示情報の表示色が合成された色である請求項5に記載の認証結果表示装置。
  7. ユーザの操作により指示を受け付ける操作入力部を備え、
    前記表示部は、前記操作入力部から入力されたユーザの指示に基づいて前記認証結果表示情報及び前記付加表示情報の少なくとも一方の表示位置又は表示色が決定された前記認証結果画像を表示する請求項1から6のいずれか一項に記載の認証結果表示装置。
  8. 前記認証状況情報が、前記認証を行った認証日、認証時刻及び認証場所の少なくとも一つを示す情報である請求項1から7のいずれか一項に記載の認証結果表示装置。
  9. 前記認証の結果に基づいて前記認証結果画像の作成を行うサーバと接続可能な通信部を備え、
    前記通信部を介して前記サーバから送信された前記認証結果画像を取得する請求項1から8のいずれか一項に記載の認証結果表示装置。
  10. 取り付けられる製品に対応した製品固有情報及び前記製品固有情報に関連付けられたタグ固有情報を記憶する非接触タグと、
    前記非接触タグから前記タグ固有情報を読み出す読み出し部と、前記読み出し部で読み出された前記タグ固有情報に基づく前記非接触タグが取り付けられた前記製品が正規の製品であるか否かの認証判定に基づいて、該製品の認証結果を示す認証結果表示情報と、前記認証判定を行ったときの状況に応じて変化する認証状況情報及び自端末の端末固有情報のうちの少なくとも一方からなる1又は2以上の付加表示情報と、を含む認証結果画像の作成を行う画像作成サーバと、前記画像作成サーバと接続可能な通信部と、前記認証結果画像を表示する表示部と、を備える認証結果表示装置と、
    を備える認証結果表示システム。
  11. 取り付けられる製品に対応した製品固有情報及び前記製品固有情報に関連付けられたタグ固有情報を記憶する非接触タグと、
    前記製品固有情報に基づいて前記非接触タグが取り付けられた前記製品が正規の製品であるか否かの認証判定を行う認証サーバと、
    前記認証判定の認証結果を含む認証結果画像を表示する認証結果表示装置と、
    を備え、
    前記認証結果表示装置は、
    前記非接触タグから前記タグ固有情報を読み出す読み出し部と、
    前記認証サーバと接続可能な通信部と、
    前記通信部を介して取得した前記認証判定の結果に基づいて、前記製品の認証結果を示す認証結果表示情報と、認証を行ったときの状況に応じて変化する認証状況情報及び自端末の端末固有情報のうちの少なくとも一方からなる1又は2以上の付加表示情報と、を含む認証結果画像の作成を行う画像生成部と、
    前記認証結果画像を表示する表示部と、
    を備える認証結果表示システム。
  12. 取り付けられる製品に対応した製品固有情報及び前記製品固有情報に関連付けられたタグ固有情報を記憶する非接触タグと、
    前記製品固有情報に基づいて前記非接触タグが取り付けられた前記製品が正規の製品であるか否かの認証判定を行い、前記認証判定の認証結果を含む認証結果画像を表示する認証結果表示装置と、
    前記認証結果表示装置と通信を行い、該認証結果表示装置に記憶された前記認証判定に必要な情報を更新する更新サーバと
    を備え、
    前記認証結果表示装置は、
    前記非接触タグから前記タグ固有情報を読み出す読み出し部と、
    前記更新サーバと接続可能な通信部と、
    前記製品固有情報に基づいて前記非接触タグが取り付けられた前記製品が正規の製品であるか否かの認証判定を行う認証判定部と、
    前記認証判定の結果に基づいて、前記製品の認証結果を示す認証結果表示情報と、認証を行ったときの状況に応じて変化する認証状況情報及び自端末の端末固有情報のうちの少なくとも一方からなる1又は2以上の付加表示情報と、を含む認証結果画像の作成を行う画像生成部と、
    前記認証結果画像を表示する表示部と、
    を備える認証結果表示システム。
  13. 前記製品固有情報及び前記タグ固有情報は、互いに関連付けられた製品データとして予め記憶されており、前記読み出し部で読み出された前記タグ固有情報と前記製品データとに基づいて前記認証判定が行われる請求項10から12のいずれか一項に記載の認証結果表示システム。
  14. 移動通信端末を、
    取り付けられる製品に対応した製品固有情報及び前記製品固有情報に関連付けられたタグ固有情報を記憶する非接触タグから、前記タグ固有情報を読み出す読み出し部と、
    前記読み出し部で読み出された前記タグ固有情報に基づいて前記非接触タグが取り付けられた前記製品が正規の製品であるか否かの認証結果を示す認証結果表示情報と、認証を行ったときの状況に応じて変化する認証状況情報及び自端末の端末固有情報のうちの少なくとも一方からなる1又は2以上の付加表示情報と、を含んで生成された認証結果画像を表示する表示部と、
    として機能させる認証結果表示プログラム。
JP2015081136A 2015-04-10 2015-04-10 認証結果表示装置、認証結果表示システム及び認証結果表示プログラム Pending JP2016200998A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015081136A JP2016200998A (ja) 2015-04-10 2015-04-10 認証結果表示装置、認証結果表示システム及び認証結果表示プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015081136A JP2016200998A (ja) 2015-04-10 2015-04-10 認証結果表示装置、認証結果表示システム及び認証結果表示プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016200998A true JP2016200998A (ja) 2016-12-01

Family

ID=57422882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015081136A Pending JP2016200998A (ja) 2015-04-10 2015-04-10 認証結果表示装置、認証結果表示システム及び認証結果表示プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016200998A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101813658B1 (ko) 2017-08-25 2018-01-30 주식회사 비주얼넷 위변조 방지를 위한 암호갱신 알고리즘을 이용한 무선전자태그 기반의 정품인증 서비스 시스템 및 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101813658B1 (ko) 2017-08-25 2018-01-30 주식회사 비주얼넷 위변조 방지를 위한 암호갱신 알고리즘을 이용한 무선전자태그 기반의 정품인증 서비스 시스템 및 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6689925B2 (ja) デバイスからの決済要請を認証する方法及びシステム
KR102089191B1 (ko) 주문 정보를 처리하기 위한 방법, 장치 및 시스템
EP3128467A1 (en) Mobile terminal and method for controlling the same
CN104941302B (zh) 净水设备、滤芯、滤芯防伪装置及方法
US11042866B2 (en) Mobile device and method for accessing access point of wireless LAN
EP2916257A1 (en) Proximity communication method and apparatus
US11972435B2 (en) Method, apparatus, and system for transmitting and receiving information by using QR code
US20190332837A1 (en) Profile information exchange system
US10305850B1 (en) Enhanced instant messaging social network system
US9224178B2 (en) Dynamic negotiation and authorization system to record rights-managed content
JP5273778B2 (ja) 自動販売機と携帯端末との通信システム
JP2015201156A (ja) 電子チケット管理方法および電子チケット管理プログラム
JP6399549B2 (ja) 電子チケットの誤使用を防止する方法及びシステム
JP2017107440A (ja) サーバ装置及び電子チケットシステム
JP2016200998A (ja) 認証結果表示装置、認証結果表示システム及び認証結果表示プログラム
CN106454813A (zh) 一种无线通信模式设置方法及装置
JP2016218526A (ja) 認証結果表示装置、認証結果表示システム及び認証結果表示プログラム
JP6194363B2 (ja) 機種変更支援装置
KR101780566B1 (ko) 이동 단말기 및 그의 동작 방법
JP6548375B2 (ja) 通信端末、通信端末の制御方法、および制御プログラム
KR102361489B1 (ko) 2차원 영상 정합에 기반한 상품 수령 인증을 지원하는 스마트 오더 시스템
JP2018151186A (ja) レイアウト情報提供システム、およびレイアウト情報提供方法
US20230214819A1 (en) User assumption of identity of nft in crypto wallet
KR20170085728A (ko) 이동단말기 및 그 제어방법
JPWO2017056322A1 (ja) 表示制御システム、表示制御方法及び表示制御プログラム