JP2016194792A - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のユーザが順次に閲覧しやすいように表示オブジェクトを提示することが可能な技術が提供されることが望まれる。
【解決手段】表示領域を視認するユーザである第一のユーザの身体に関連する第一の位置と第二のユーザの身体に関連する第二の位置とに基づいて、前記表示領域に表示される1または複数の表示オブジェクトの軌道を制御する表示制御部147を備える、情報処理装置140が提供される。
【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
近年、壁面大画面や卓上大壁面などを表示領域として使用し、かかる表示領域に表示オブジェクトを表示させる技術が普及している。例えば、複数のユーザそれぞれに対応する表示オブジェクトを表示領域に表示させる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。かかる技術においては、複数のユーザそれぞれの位置に応じて複数のユーザそれぞれに対応する表示オブジェクトの位置やサイズが制御される。
特開2010−26327号公報
しかし、複数のユーザが順次に閲覧しやすいように表示オブジェクトを提示することが可能な技術が提供されることが望まれる。
本開示によれば、表示領域を視認するユーザである第一のユーザの身体に関連する第一の位置と第二のユーザの身体に関連する第二の位置とに基づいて、前記表示領域に表示される1または複数の表示オブジェクトの軌道を制御する表示制御部を備える、情報処理装置が提供される。
本開示によれば、プロセッサにより、表示領域を視認するユーザである第一のユーザの身体に関連する第一の位置と第二のユーザの身体に関連する第二の位置とに基づいて、前記表示領域に表示される1または複数の表示オブジェクトの軌道を制御することを含む、情報処理方法が提供される。
本開示によれば、コンピュータを、表示領域を視認するユーザである第一のユーザの身体に関連する第一の位置と第二のユーザの身体に関連する第二の位置とに基づいて、前記表示領域に表示される1または複数の表示オブジェクトの軌道を制御する表示制御部を備える、情報処理装置として機能させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、複数のユーザが順次に閲覧しやすいように表示オブジェクトを提示することが可能な技術が提供される。なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 同実施形態に係る情報処理システムの機能構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係る情報処理システムの機能の詳細を説明するための図である。 基準領域を規定する手法の例を説明するための図である。 表示オブジェクトと表示領域との関係の例を示す図である。 表示領域の内部に収まるように表示された表示オブジェクトの例を示す図である。 腕の角度に合わせて表示領域を傾ける例を示す図である。 表示領域の向きが制御された場合に決定される軌道の例を示す図である。 複数のユーザそれぞれの属性情報に基づいて軌道を制御する例を説明するための図である。 属性情報に基づいて軌道を制御する例における情報処理システムの動作の流れを示す図である。 複数のグループそれぞれに属する表示オブジェクト群が表示される例を示す図である。 表示オブジェクトと障害物との重なりを解消する例を説明するための図である。 具体的な表示オブジェクトの表示例を説明するための図である。 具体的な表示オブジェクトの表示例を説明するための図である。 ユーザが気になる表示オブジェクトを複製する例を説明するための図である。 複数のユーザからいずれかのユーザが検出されなくなった場合に軌道を配置し直す例を説明するための図である。 複数のユーザからいずれかのユーザが検出されなくなった場合に軌道を配置し直す例を説明するための図である。 新たなユーザが検出された場合に軌道を配置し直す例を説明するための図である。 新たなユーザが検出された場合に軌道を配置し直す例を説明するための図である。 軌道が表示領域に表示される例を説明するための図である。 複数のグループそれぞれに属する表示オブジェクト群の軌道が表示領域に表示される例を説明するための図である。 他のユーザによる軌道変更操作によって1のユーザが閲覧者から非閲覧者に変更される例を説明するための図である。 他のユーザによる軌道変更操作によって1のユーザが閲覧者から非閲覧者に変更される例を説明するための図である。 他のユーザによる軌道変更操作によって1のユーザが非閲覧者から閲覧者に変更される例を説明するための図である。 他のユーザによる軌道変更操作によって1のユーザが非閲覧者から閲覧者に変更される例を説明するための図である。 ユーザ自身による軌道変更操作によってユーザが非閲覧者から閲覧者に変更される例を説明するための図である。 ユーザ自身による軌道変更操作によってユーザが非閲覧者から閲覧者に変更される例を説明するための図である。 基準領域が表示領域に表示される例を説明するための図である。 表示オブジェクトを一時的に保留することが可能な保留領域が設けられる例を説明するための図である。 表示領域が壁面である場合における基準領域および基準位置の例を示す図である。 表示領域が壁面である場合における軌道の制御を示す図である。 情報処理システムのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なる数字を付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の実施形態
1.1.システム構成例
1.2.機能構成例
1.3.情報処理システムの機能詳細
1.4.ハードウェア構成例
2.むすび
<1.本開示の実施形態>
[1.1.システム構成例]
まず、図面を参照しながら本開示の実施形態に係る情報処理システム10の構成例について説明する。図1は、本開示の実施形態に係る情報処理システム10の構成例を示す図である。図1に示したように、本開示の実施形態に係る情報処理システム10は、センサ部110と、操作入力部115と、表示部130とを備える。情報処理システム10は、ユーザU(以下、単に「ユーザ」とも言う。)に対して表示オブジェクトを提示することが可能である。なお、表示オブジェクトは、表示され得るオブジェクトであれば特に限定されない。例えば、表示オブジェクトは、画像であってもよいし、アプリケーションのウィンドウであってもよいし、アイコンであってもよいし、テキストデータであってもよい。
センサ部110は、ユーザUの身体に関連する所定のセンサデータを入力する機能を有する。図1に示した例では、センサ部110は、テーブルに埋め込まれた2つのカメラを含んでいる。しかし、センサ部110に含まれるカメラの数は1以上であれば特に限定されない。かかる場合、センサ部110に含まれる1以上のカメラそれぞれが設けられる位置も特に限定されない。また、1以上のカメラには、可視光カメラが含まれてもよいし、赤外線カメラが含まれてもよいし、デプスカメラが含まれていてもよい。また、センサ部110の代わりに、他のセンサ(例えば、超音波センサ、熱センサ、荷重センサ、照度センサなど)が用いられてもよい。
操作入力部115は、ユーザUの操作を入力する機能を有する。図1に示した例では、操作入力部115は、表示領域Faの上方に存在する天井から吊り下げられた1つのカメラを含んでいる。しかし、操作入力部115に含まれるカメラが設けられる位置は特に限定されない。また、カメラには、単眼カメラが含まれてもよいし、ステレオカメラが含まれてもよい。また、操作入力部115はユーザUの操作を入力する機能を有していればカメラでなくてもよく、例えば、タッチパネルであってもよいし、圧力センサであってもよいし、ハードウェアボタンであってもよい。
表示部130は、表示領域Faに画面を表示する機能を有する。図1に示した例では、表示部130は、表示領域Faの上方に天井から吊り下げられている。しかし、表示部130が設けられる位置は特に限定されない。また、典型的には、表示部130は、表示領域Faの天面に画面を投影することが可能なプロジェクタであってよいが、画面を表示する機能を有すれば、他の形態のディスプレイであってもよい。
なお、本明細書では、テーブルの天面が表示領域Faとして利用される場合を主に説明するが、表示領域Faは、テーブルの天面以外であってもよい。例えば、表示領域Faは、壁であってもよいし、建物であってもよいし、床面であってもよいし、地面であってもよいし、天井であってもよい。あるいは、表示領域Faは、カーテンのヒダなどの非平面であってもよいし、他の場所にある面であってもよい。また、表示部130が表示面を有する場合には、表示領域Faは、表示部130が有する表示面であってもよい。
以上、本開示の実施形態に係る情報処理システム10の構成例について説明した。
[1.2.機能構成例]
続いて、本開示の実施形態に係る情報処理システム10の機能構成例について説明する。図2は、本開示の実施形態に係る情報処理システム10の機能構成例を示すブロック図である。図2に示したように、本開示の実施形態に係る情報処理システム10は、センサ部110と、操作入力部115と、表示部130と、情報処理装置140(以下、「制御部140」とも言う。)と、を備える。
情報処理装置140は、情報処理システム10の各部の制御を実行する。例えば、情報処理装置140は、表示部130から出力する情報を生成する。また、例えば、情報処理装置140は、センサ部110および操作入力部115それぞれが入力した情報を、表示部130から出力する情報に反映させる。図2に示したように、情報処理装置140は、データ検出部141と、操作検出部143と、表示制御部147とを備える。これらの各機能ブロックについての詳細は、後に説明する。
なお、情報処理装置140は、例えば、CPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)などで構成されていてもよい。情報処理装置140がCPUなどといった処理装置によって構成される場合、かかる処理装置は、電子回路によって構成され得る。
以上、本開示の実施形態に係る情報処理システム10の機能構成例について説明した。
[1.3.情報処理システムの機能詳細]
続いて、本開示の実施形態に係る情報処理システム10の機能詳細について説明する。本開示の実施形態においては、データ検出部141が、センサ部110によって検出されたセンサデータに基づいて、複数のユーザそれぞれの身体に関連する所定の位置を検出する。例えば、複数のユーザそれぞれの身体に関連する所定の位置は、複数のユーザそれぞれの身体の位置または身体の所定部位の位置を含んでよい。
以下では、センサ部110によって検出された画像の解析によって複数のユーザそれぞれの目の位置が検出される例を説明する。しかし、センサ部110によって検出された画像の解析によって複数のユーザそれぞれの他の部位(例えば、頭頂部、顔など)の位置が、目の位置に代わりにデータ検出部141によって検出されてもよい。また、超音波センサによって検出された超音波、熱センサによって検出された熱、荷重センサによって検出された荷重、照度センサによって検出された照度などに基づいて、複数のユーザそれぞれの身体の位置が検出されてもよい。
あるいは、複数のユーザそれぞれが装着しているウェアラブルデバイスから送信されたビーコンのシステム側での受信結果に基づいて、複数のユーザそれぞれの身体の位置が検出されてもよい。あるいは、システム側から送信されたビーコンの複数のユーザそれぞれが装着しているウェアラブルデバイスでの受信結果に基づいて、複数のユーザそれぞれの身体の位置が検出されてもよい。また、学習機能によって複数のユーザそれぞれの身体の位置が把握されてもよい。
また、データ検出部141は、センサ部110によって検出されたセンサデータに基づいて、複数のユーザそれぞれの身体の向きまたは身体の所定部位の向きを、追加的に検出してもよい。以下では、センサ部110によって検出された画像の解析によって複数のユーザそれぞれの目の向きが検出される例を説明する(目の位置および目の向きによって視線が検出される)。しかし、センサ部110によって検出された画像の解析によって複数のユーザそれぞれの他の部位(例えば、腕、頭、指、顔など)の向きが、目の向きの代わりに、データ検出部141によって検出されてもよい。
図3は、本開示の実施形態に係る情報処理システム10の機能の詳細を説明するための図である。図3に示した例では、データ検出部141によって複数のユーザとしてユーザU1〜U3が検出される。しかし、データ検出部141によって検出されるユーザ数は特に限定されない。データ検出部141によって検出されたユーザU1〜U3は、自動的に閲覧者として特定されてよい。また、図3に示した例では、表示制御部147が、1または複数の表示オブジェクトとして、表示オブジェクトTm1〜Tm3を表示領域Faに表示させている。しかし、表示領域Faに表示される表示オブジェクトの数も限定されない。
表示制御部147は、データ検出部141によって検出されたユーザU1〜U3それぞれの視線に基づいて、表示領域Faに表示される表示オブジェクトTm1〜Tm3の軌道Tr1を制御する。かかる軌道Tr1の制御により、ユーザU1〜U3が順次に閲覧しやすいように表示オブジェクトTm1〜Tm3を提示することが可能となる。ユーザU1〜U3の一部または全部によるオブジェクト移動操作(例えば、ドラッグ操作など)が操作検出部143によって検出されると、表示制御部147は、オブジェクト移動操作に従って表示オブジェクトTm1〜Tm3の移動を制御してよい。
例えば、図3に示すように、表示制御部147は、時計回りへのオブジェクト移動操作が検出されると、軌道Tr1上を時計回りに移動するように表示オブジェクトTm1〜Tm3の移動を制御してよい。一方、表示制御部147は、反時計回りへのオブジェクト移動操作が検出されると、軌道Tr1上を反時計回りに移動するように表示オブジェクトTm1〜Tm3の移動を制御してよい。図3に示すように、表示オブジェクト間は、ユーザ間と等しく離れているのがよい。
ここで、表示オブジェクトTm1〜Tm3は、表示領域Faに表示されている他の表示オブジェクトと重ならないように、かつ、ユーザU1〜U3以外の非閲覧者の妨げとならないように移動されるのがよい。そこで、表示制御部147は、表示オブジェクトTm1〜Tm3それぞれが移動しているか否かに応じて、表示オブジェクトTm1〜Tm3それぞれの表示態様を異ならせてよい。表示態様は、透過度、明度、彩度およびサイズの少なくともいずれか一方を含んでよい。
例えば、表示制御部147は、表示オブジェクトTm1〜Tm3が移動している場合には、表示オブジェクトTm1〜Tm3が静止している場合よりも、表示オブジェクトTm1〜Tm3の透過度を増加させるとよい。あるいは、表示制御部147は、表示オブジェクトTm1〜Tm3が移動している場合には、表示オブジェクトTm1〜Tm3が静止している場合よりも、表示オブジェクトTm1〜Tm3のサイズを小さくするとよい。
続いて、軌道Tr1の制御の例についてより詳細に説明する。まず、表示制御部147は、ユーザU1〜U3それぞれの視線に応じてユーザU1〜U3それぞれに対応する基準領域Br1〜Br3を規定する。図4は、基準領域Brを規定する手法の例を説明するための図である。図4に示すように、表示制御部147は、表示領域Faのうち視線の当たる位置(視点)Bpを基準とした所定の領域(図4に示した例では、楕円)を基準領域Brとして規定してよい。
なお、ここでは、視点Bpを基準領域Brの中心とする例を示したが、視点Bpが基準領域Brの中心でなくてもよい。また、ここでは、表示領域Faの形状を楕円とする例を示したが、表示領域Faの形状は、楕円以外の形状であってもよく、円であってもよいし、矩形であってもよい。このようにして、ユーザに対応する基準領域Brが規定される。以下では、表示制御部147が、視点Bpを基準位置(軌跡算出の基準となる位置)として規定する例について説明する。しかし、基準位置Bpは、基準領域Brの内部であれば特に限定されない。基準位置Bpは動くことも想定されるため、所定期間の視点の履歴を利用して、基準位置Bpが決定されてもよい。具体的には、履歴から得られる基準位置Bpの平均値が基準位置Bpとして算出されてよい。
図5は、表示オブジェクトTmと基準領域Brとの関係の例を示す図である。図5に示すように、表示制御部147は、基準領域Brの内部を、表示オブジェクトTmの設定位置が通過するように、表示オブジェクトTmの軌道を制御する。より具体的には、表示制御部147は、基準位置Bpを設定位置が通過するように、表示オブジェクトTmの軌道を制御してよい。なお、図5に示した例では、設定位置は表示オブジェクトTmの中心であるが、設定位置はかかる例に限定されない。例えば、設定位置は、表示オブジェクトTmの形状(例えば、多角形、円形、歪な形状など)の重心であってよい。
また、表示オブジェクトTmが表示領域Faの内部に収まらなくなってしまう場合も想定される。かかる場合には、表示オブジェクトTmの一部が欠けてしまうという状況が生じ得る。そこで、図6に示すように、表示制御部147は、表示オブジェクトTmが表示領域Faの内部に収まるように、表示オブジェクトTmのあらかじめ設定された設定位置をシフトしてもよい。このように設定位置がシフトされれば、表示オブジェクトTmが欠けてしまうことを防ぐことが可能である。
また、表示制御部147は、複数のユーザそれぞれの身体の向きまたは身体の所定部位の向きに基づいて、基準領域Brの向きを制御してもよい。図7には、表示制御部147は、ユーザUの(表示領域FaにおけるユーザUに最も近い辺を基準とした)腕の角度cに合わせて基準領域Brを傾けている例が示されている。図8は、基準領域Br1および基準領域Br2の向きが制御された場合に決定される軌道Trの例を示す図である。図8に示すように、軌道Trは、基準領域Br1および基準領域Br2の向きに合わせるように決定される。
図8に示すように、基準領域Br1および基準領域Br2の向きに合わせるように軌道Trが決定されると、表示制御部147は、基準領域Br2に対応するユーザにも閲覧しやすく、かつ、基準領域Br1に対応するユーザにも閲覧しやすい向きで、表示オブジェクトTmを表示させることが可能となる。図3に戻って説明を続ける。
このように、表示制御部147は、ユーザU1〜U3それぞれに対応する基準領域Br1〜Br3の内部を、表示オブジェクトTm1〜Tm3それぞれの設定位置が通過するように、軌道Tr1を制御することが可能である。より詳細には、表示制御部147は、ユーザU1〜U3それぞれに対応する基準領域Br1〜Br3の内部の基準位置Bp1〜Bp3を、表示オブジェクトTm1〜Tm3それぞれの設定位置が通過するように、軌道Tr1を制御することが可能である。
以上においては、データ検出部141によって検出された複数のユーザが、自動的に閲覧者として特定される例を説明した。しかし、データ検出部141によって検出された複数のユーザには、表示オブジェクトの閲覧に向いていない1または複数のユーザが含まれている場合もあり得る。そこで、表示制御部147は、複数のユーザに紐付けられた属性情報に基づいて軌道を制御してもよい。
より具体的には、表示制御部147は、属性情報に基づいて関連付けられるグループ(例えば、属性情報を包含するグループなど)ごとに軌道を設定してよい(例えば、属性情報が小学生または中学生を示す場合に、属性情報を包含するグループとして子供が挙げられる。また、例えば、属性情報が子供に対応する年齢である場合に、属性情報を包含するグループとして子供が挙げられる。)。このとき、表示制御部147は、表示オブジェクトが属するグループと一致するグループに属するユーザに対応する基準領域(または基準領域の内部の基準位置)を通過するように軌道を制御してもよい。あるいは、表示制御部147は、属性情報ごとに軌道を設定してもよい。このとき、表示制御部147は、表示オブジェクトが有する属性と一致する属性を有するユーザに対応する基準領域(または基準領域の内部の基準位置)を通過するように軌道を制御してもよい。図9は、複数のユーザそれぞれの属性情報に基づいて軌道Tr1を制御する例を説明するための図である。
図9を参照すると、ユーザU1〜U3の他に、データ検出部141によってユーザU4〜U6も検出されている。例えば、ユーザU1〜U3は子供であり、ユーザU4〜U6は大人である場合を想定する。さらに、表示オブジェクトは子供向けである場合を想定する。かかる場合には、表示制御部147は、ユーザU1〜U3それぞれに対応する基準領域Br1〜Br3の内部の基準位置Bp1〜Bp3を通過するように、軌道Tr1を制御すればよい。
なお、ここでは、ユーザが子供であるか大人であるかを属性情報として使用する例を説明したが、属性情報は、かかる例に限定されない。例えば、属性情報は、年齢であってもよいし、性別であってもよいし、国籍であってもよいし、リーダであるか否かであってもよい。表示オブジェクトの属性情報は、表示オブジェクトに付されていてもよいし、表示オブジェクトの内容を解析することによって得られてもよい。また、ユーザの属性情報は、センサ部110によって検出された画像の解析によりデータ検出部141によって得られてもよい。
続いて、属性情報に基づいて軌道を制御する例における情報処理システム10の動作の流れについて説明する。図10は、属性情報に基づいて軌道を制御する例における情報処理システム10の動作の流れを示す図である。なお、図10のフローチャートは、属性情報に基づいて軌道を制御する例における情報処理システム10の動作の流れの例に過ぎないため、属性情報に基づいて軌道を制御する例における情報処理システム10の動作の流れは、図10のフローチャートに示された例に限定されない。
まず、表示制御部147は、表示オブジェクトが属性を有しない場合には(S11において「No」)、S13に動作を移行させる。一方、表示制御部147は、表示オブジェクトが属性を有する場合には(S11において「Yes」)、各ユーザの属性を認識して、表示オブジェクトが有する属性に一致する属性を有するユーザを対象のユーザ(表示オブジェクトの閲覧者)として特定する(S12)。
S13に動作が移行されると、表示制御部147は、各ユーザに対応する基準領域を規定する(S13)。続いて、表示制御部147は、各ユーザに対応する基準領域に基づいて、各基準位置を決定する(S14)。続いて、表示制御部147は、各基準位置に基づいて、表示オブジェクトの軌道を決定する(S15)。より具体的には、表示制御部147は、各基準位置を通過するように、表示オブジェクトの軌道を決定する。
上記した例では、表示オブジェクトが1または複数の場合を想定した。例えば、表示オブジェクトは複数であってよい。かかる場合、表示制御部147は、複数の表示オブジェクトの軌道を制御してよい。ここで、複数の表示オブジェクトは、所定の条件に基づいてグルーピングされていてもよい。グルーピングされた結果には、ユーザグループが自動的に、または、ユーザグループに属するいずれかのユーザによる設定により、紐付けられてよい。所定の条件は特に限定されないが、同じ種類の表示オブジェクト(例えば、ファイル形式がすべて画像である表示オブジェクトなど)であるという条件であってもよいし、同じフォルダに入っているという条件であってもよいし、同じ属性を有するという条件であってもよい。例えば、属性の例としては、ユーザやグループに紐づくものがあげられる。また、同じ属性を有する表示オブジェクトの例としては、同一のユーザが撮影した画像、同一のユーザが映る画像などが挙げられる。
複数のグループそれぞれに属する表示オブジェクト群が表示される場合、表示オブジェクト群の間において基準領域同士が重なってしまう可能性がある。また、複数のグループそれぞれに属する表示オブジェクト群が表示される場合、一方のグループに属する表示オブジェクト群の軌道が他方のグループに属する表示オブジェクト群の表示領域に重なってしまう可能性もある。このような重なりが解消されれば、複数のグループそれぞれに属する表示オブジェクト群が表示される場合であっても、互いに閲覧を妨げる可能性を低減することが可能となる。
図11は、複数のグループそれぞれに属する表示オブジェクト群が表示される例を示す図である。図11を参照すると、データ検出部141によってユーザU1〜U6が検出され、ユーザU1〜U3は子供という属性を有しており、ユーザU4〜U6は大人という属性を有している。また、図11には、ユーザU1〜U3それぞれに対応する基準領域Br1〜Br3の内部の基準位置Bp1〜Bp3とユーザU4〜U6それぞれに対応する基準領域Br4〜Br6の内部の基準位置Bp4〜Bp6とが示されている。
このとき、表示制御部147は、ユーザU4〜U6それぞれに対応する基準領域Br4〜Br6と基準位置Bp1〜Bp3を通過する軌道Tr1とが交差しないように軌道Tr1を制御するとよい。図11を参照すると、軌道Tr1と基準領域Br4とは交差してしまっている。そこで、表示制御部147は、軌道Tr1と基準領域Br4とが交差しないように軌道Tr1を軌道Tr2に変更すればよい。
また、表示制御部147は、ユーザU4〜U6それぞれに対応する基準領域Br4〜Br6の内部の基準位置Bp4〜Bp6とユーザU1〜U3それぞれに対応する基準領域Br1〜Br3とが重ならないように基準位置Bp4〜Bp6を制御するとよい。そこで、図11に示すように、表示制御部147は、基準位置Bp6が基準領域Br3に重ならないように基準位置Bp6をシフトするとよい。
さらに、表示制御部147は、ユーザU1〜U3それぞれに対応する基準領域Br1〜Br3の内部の基準位置Bp1〜Bp3とユーザU4〜U6それぞれに対応する基準領域Br4〜Br6とが重ならないように基準位置Bp1〜Bp3を制御するとよい。そこで、図11に示すように、表示制御部147は、基準位置Bp3が基準領域Br6に重ならないように基準位置Bp3をシフトするとよい。なお、軌道を変更する処理と基準位置をシフトする処理とは、独立して行われてもよいし、順に行われてもよい。例えば、表示制御部147は、軌道を変更した後、基準位置が基準領域に重なってしまう場合に、基準位置をシフトしてもよい。
また、表示オブジェクトが障害物と重なってしまうとユーザにとっては表示オブジェクトが閲覧しにくくなってしまう。そのため、表示オブジェクトと障害物とが重なってしまう場合にも、その重なりが解消されるとよい。そうすれば、ユーザにとって閲覧しやすい表示オブジェクトが提示される。なお、障害物は、表示領域Faに置かれている3次元的な物体であってもよいし、表示領域Faに表示されている仮想的な物体であってもよい。例えば、仮想な物体には、ウィンドウ、アイコン、サムネイル、実物を模したオブジェクトなどが含まれ得る。
図12は、表示オブジェクトと障害物との重なりを解消する例を説明するための図である。図12を参照すると、表示領域Faには、障害物Bs1および障害物Bs2が置かれている。そして、軌道Tr1と障害物Bs1とが重なってしまっている。そのため、表示制御部147は、障害物Bs1の位置に基づいて軌道Tr1を制御するとよい。より具体的には、表示制御部147は、障害物Bs1に重ならないように軌道Tr1を軌道Tr3に変更するとよい。
また、表示制御部147は、ユーザU1〜U3それぞれに対応する基準位置Bp1〜Bp3が、基準領域Br1〜Br3の内部において障害物Bs2と重ならない位置に変更されるように制御するとよい。例えば、図12に示すように、表示制御部147は、ユーザU3に対応する基準位置Bp3が、基準領域Br3の内部において障害物Bs2と重ならない位置に変更されるように制御するとよい。
なお、障害物が3次元的な物体である場合において障害物がどのように検出されるかは特に限定されない。例えば、データ検出部141が、センサ部110によって検出される画像を解析することによって、表示領域Faに置かれている3次元的な物体を検出してもよい。あるいは、表示領域Faにタッチパネルや圧力センサが積層されている場合には、タッチパネルや圧力センサによる検出結果に基づいて、表示領域Faに置かれている3次元的な物体が検出されてもよい。
また、複数のグループそれぞれに属する表示オブジェクト群が表示される場合、表示オブジェクト群の間において軌道同士が重なってしまう可能性がある。このような重なりが解消されれば、複数の表示オブジェクト群が表示される場合であっても、互いに閲覧を妨げる可能性を低減することが可能となる。そこで、表示制御部147は、1の軌道と他の軌道とが交差しないように1の軌道を制御してもよい。
以下、具体的なユースケースを意識しながら、表示オブジェクトTmの表示例について具体的に説明を続ける。図13および図14は、具体的な表示オブジェクトTmの表示例を説明するための図である。図13に示すように、ユーザU1(以下、「閲覧開始者」とも言う。)が、表示領域Faに表示されたWebページPgを閲覧しながら、購入する商品に関連する表示オブジェクトTm(図13に示した例では、表示オブジェクトTm1〜Tm4)を他のユーザと一緒に選ぼうとする場合を想定する。
例えば、ユーザU1がWebページPgからオブジェクト選択操作(例えば、タップ操作など)によって1または複数の表示オブジェクトを選択すると、操作入力部115によってオブジェクト選択操作が入力され、操作検出部143によってオブジェクト選択操作が検出される。このとき、1または複数の表示オブジェクトは、所定の順序(例えば、選択順など)に並べられる。図14に示すように、ユーザU1〜U3の一部または全部によるオブジェクト移動操作(例えば、ドラッグ操作など)が操作検出部143によって検出されると、表示制御部147は、オブジェクト移動操作に従って、選択された1または複数の表示オブジェクトを先頭から順次に移動させてよい。
このとき、表示制御部147は、1または複数の表示オブジェクトのうち、複数のユーザの人数を超える数に相当する表示オブジェクトを所定の蓄積領域に表示させてもよい。例えば、図14に示すように、表示制御部147は、ユーザU1〜U3の人数(3人)を超える数に相当する表示オブジェクトを、整っていない状態(蓄積オブジェクト群Gr1)または整った状態(蓄積オブジェクト群Gr1#)で閲覧開始者であるユーザU1の近くに表示させもよい。ここでは、蓄積オブジェクト群Gr1を用いて説明する。
図14に示した例では、先頭の表示オブジェクトTm1、2番目の表示オブジェクトTm2および3番目の表示オブジェクトTm3が順次に軌道Tr1の上を移動されている。また、蓄積オブジェクト群Gr1から表示オブジェクトが1つずつ取り出されて軌道Tr1の上を移動される。そのとき、蓄積オブジェクト群Gr1の先頭の表示オブジェクトから順次に軌道Tr1に取り出されてもよい。また、蓄積オブジェクト群Gr1に到達した表示オブジェクトは、蓄積オブジェクト群Gr1の最後尾に付けられてもよい。
このようにして、複数のユーザそれぞれによって順次に表示オブジェクトが閲覧されることによって、以下のような効果を奏することが期待される。すなわち、表示オブジェクトが複数のユーザそれぞれによって確実に閲覧されることとなるため、表示オブジェクトを閲覧し損なうユーザが生じてしまう可能性を低減することが可能となる。また、複数のユーザが一体感を覚えながら表示オブジェクトを閲覧することが可能となる。
また、複数のユーザそれぞれによって一度ずつ閲覧された表示オブジェクトは、再度複数のユーザそれぞれによって閲覧される必要がない場合もあり得る。したがって、表示制御部147は、複数のユーザそれぞれに対応する基準領域すべてを通過した表示オブジェクトが検出された場合、表示オブジェクトを所定の移動先領域に移動させてもよい。移動先領域の場所は特に限定されないが、例えば、軌道Tr1の内側の領域であってもよい。
以上においては、蓄積領域および移動先領域について説明したが、蓄積領域および移動先領域それぞれに表示オブジェクトがどの程度溜まっているかを容易に把握させるようにしてもよい。例えば、表示制御部147は、蓄積領域に存在する表示オブジェクトの数に応じて、蓄積領域の表示を変化させてもよい。例えば、図14に示すように、表示制御部147は、蓄積領域に存在する表示オブジェクトの数に応じた量の表示オブジェクトを蓄積領域に積層させてもよい。あるいは、表示制御部147は、蓄積領域に存在する表示オブジェクトの数を表示させてもよい。
同様に、例えば、表示制御部147は、移動先領域に存在する表示オブジェクトの数に応じて、移動先領域の表示を変化させてもよい。例えば、表示制御部147は、移動先領域に存在する表示オブジェクトの数に応じた量の表示オブジェクトを移動先領域に積層させてもよい。あるいは、表示制御部147は、蓄積領域に存在する表示オブジェクトの数を表示させてもよい。
また、ユーザは、表示オブジェクトを閲覧している間に気になる表示オブジェクトを発見した場合には、その表示オブジェクトをオブジェクト複製操作(例えば、表示オブジェクトをドラッグする操作など)によって複製することが可能であってよい。図15は、ユーザが気になる表示オブジェクトを複製する例を説明するための図である。例えば、ユーザU3が気になる表示オブジェクトとして表示オブジェクトTm2を発見したとする。そのとき、ユーザU3が表示オブジェクトTm2のオブジェクト複製操作を行うと、操作入力部115によってオブジェクト複製操作が入力され、操作検出部143によってオブジェクト複製操作が検出される。
操作検出部143によってオブジェクト複製操作が検出されると、表示制御部147は、表示オブジェクトTm2を表示オブジェクトTm2#として複製する。その後、オブジェクト移動操作に従って表示オブジェクトTm2は、軌道Tr1の上を移動され、図15に示すように、ユーザU2の前に到達する。このような複製により、表示領域Faには、元の表示オブジェクトTm2と複製された表示オブジェクトTm2#とが表示される。表示オブジェクトTm1#も、同様な手法により表示オブジェクトTm1から複製されたオブジェクトに相当する。
このようにして、表示オブジェクトが複製されることによって、ユーザは、他のユーザには元の表示オブジェクトの閲覧を続けさせつつ、自分自身は複製された表示オブジェクトに基づいて、Webページなどで詳細にその表示オブジェクトに関連する商品について調べることが可能となる。
このようにして決定された軌道は、一度決定されたらその軌道のまま固定されてもよいが、所定の条件が満たされた場合に変更されたほうがよい場合も想定される。そこで、表示制御部147は、所定の条件が満たされた場合に、軌道を変更してよい。所定の条件は、基準領域または基準位置が変更されたという条件であってもよいし、軌道が変更されたという条件であってもよい。あるいは、所定の条件は、ユーザ数の変更が検出されたという条件であってもよいし、複数のユーザのうちいずれかのユーザの視線が変化したという条件であってもよいし、複数のユーザのうちいずれかのユーザの位置が移動したという条件であってもよい。あるいは、所定の条件は、所定の時間が経過したという条件であってもよい。
図16および図17は、複数のユーザからいずれかのユーザが検出されなくなった場合に軌道を変更する例を説明するための図である。図16に示すように、ユーザU3がデータ検出部141によって検出されなくなった場合を想定する。かかる場合、図17に示すように、表示制御部147は、軌道Tr1を変更してよい。より具体的には、表示制御部147は、軌道Tr1を決定するときに考慮した基準領域Br3を考慮せずに、基準領域Br1および基準領域Br2のみを考慮した軌道Tr3を決定すればよい。
このとき、図16に示すように、表示制御部147は、検出されなくなったユーザU3に対応する基準領域Br3にある表示オブジェクトTm3から、蓄積オブジェクト群Gr1が蓄積された蓄積領域の1つ手前にある表示オブジェクトTm1までを一つずつ先に進めるとよい。一方、表示制御部147は、蓄積領域に蓄積された蓄積オブジェクト群Gr1は、先に進めなくてよい(蓄積領域からユーザU3に対応する表示オブジェクトTm3の一つ手前までに表示オブジェクトがあれば、その表示オブジェクトも同様に先に進めなくてよい)。
図17を参照すると、表示オブジェクトTm1〜Tm3が一つずつ先に進められた結果、蓄積領域に蓄積オブジェクト群Gr1#が蓄積されている。また、基準領域Br1には表示オブジェクトTm2が移動し、基準領域Br2には表示オブジェクトTm3が移動している。また、図17を参照すると、基準領域Br1および基準領域Br2が考慮された(基準領域Br3が除外された)軌道Tr3が決定されている。
なお、検出されなくなったユーザを除いたユーザ数が表示オブジェクト数より多い場合には、基準領域に表示オブジェクトがないユーザが存在し得る。また、検出されなくなったユーザを除いたユーザ数が表示オブジェクト数を超えた場合には、蓄積領域に蓄積オブジェクトが蓄積され始める。
あるいは、表示制御部147は、新たなユーザが検出された場合、軌道を変更してもよい。図18および図19は、新たなユーザが検出された場合に軌道を変更する例を説明するための図である。図18に示すように、ユーザU3が新たにデータ検出部141によって検出された場合を想定する。かかる場合、図19に示すように、表示制御部147は、軌道Tr3を変更してよい。より具体的には、表示制御部147は、軌道Tr3を決定するときに考慮しなかった基準領域Br3を考慮して、基準領域Br1、基準領域Br2および基準領域Br3を考慮した軌道Tr1を決定すればよい。
このとき、図18に示すように、表示制御部147は、蓄積オブジェクト群Gr1の先頭の表示オブジェクトを一つ先に進めるとよい(蓄積領域から基準領域Br3の一つ手前までに表示オブジェクトがあれば、その表示オブジェクトも同様に先に進めなくてよい)。一方、表示制御部147は、新たに検出されたユーザU3に対応する基準領域Br3の一つ先の基準領域Br2にある表示オブジェクトTm3から、蓄積領域の一つ手前の基準領域Br1にある表示オブジェクトTm2までは、先に進めなくてよい。
図19を参照すると、表示オブジェクトTm1が一つ先に進められた結果、蓄積領域に蓄積オブジェクト群Gr1#から表示オブジェクトTm1が取り出されて、蓄積オブジェクト群Gr1が蓄積されている。また、図19を参照すると、基準領域Br1、基準領域Br2および基準領域Br3が考慮された軌道Tr1が決定されている。
なお、新たに検出されたユーザを加えたユーザ数が表示オブジェクト数と等しくなった場合には、蓄積オブジェクト群は消失する。また、新たに検出されたユーザを加えたユーザ数が表示オブジェクト数より多い場合には、基準領域に表示オブジェクトがないユーザが生じ得る。
上記では、軌道を制御する例について説明したが、軌道は表示領域Faに表示されてもよい。図20は、軌道が表示領域Faに表示される例を説明するための図である。図20に示すように、表示制御部147は、軌道Ln1が表示されるように制御してもよい。このようにして軌道Ln1が表示されれば、ユーザU1〜U3は、表示オブジェクトTm1〜Tm3が移動する軌道を把握することが可能となる。例えば、ユーザU1〜U3は、閲覧したい表示オブジェクトがどちらの方向からきて、閲覧し終わった表示オブジェクトがどちらの方向に行くかを把握することが可能となる。
また、複数のグループそれぞれに属する表示オブジェクト群が表示領域Faに表示される場合もある。このとき、複数のグループそれぞれに属する表示オブジェクト群の軌道も同様に表示領域Faに表示されるとよい。図21は、複数のグループそれぞれに属する表示オブジェクト群の軌道が表示領域Faに表示される例を説明するための図である。
図21に示すように、表示制御部147は、一方のグループに属する表示オブジェクト群(表示オブジェクトTm1、Tm2、Tm31)の軌道Ln1と他方のグループに属する表示オブジェクト群(表示オブジェクトTm32、Tm4、Tm5)の軌道Ln2とを表示させてよい。
例えば、表示オブジェクトTm31、Tm32は、ユーザU3に対応する基準領域に表示されているが、軌道Ln1および軌道Ln2が表示されることによって、ユーザU3は、表示オブジェクトTm31、Tm32それぞれがどちらのグループに属するのかを把握することが可能となる。
このとき、表示制御部147は、軌道Ln1および軌道Ln2それぞれの色を異ならせるとよく、軌道Ln1の上を移動する表示オブジェクト群(表示オブジェクトTm1、Tm2、Tm31)の枠には、軌道Ln1の色と同一の色を付し、軌道Ln2の上を移動する表示オブジェクト群(表示オブジェクトTm32、Tm4、Tm5)の枠には、軌道Ln2の色と同一の色を付するとよい。
また、軌道が表示されることによって、所定の軌道変更操作(例えば、ドラッグ操作など)に基づいて軌道を変更することが可能である。このとき、閲覧者であったユーザを非閲覧者に変更したり、非閲覧者であったユーザを新たに閲覧者に変更したりすることも可能である。図22および図23は、他のユーザによる軌道変更操作によって1のユーザが閲覧者から非閲覧者に変更される例を説明するための図である。
図22に示すように、ユーザU1〜U4が表示オブジェクトTm1〜Tm4の閲覧者であった場合を想定する。このとき、表示オブジェクトTm1〜Tm4の軌道Tr4が表示されている。かかる場合、ユーザU1がユーザU4を閲覧者から非閲覧者に変更しようとし、ユーザU4の近くの軌道Tr4に対してユーザU4から遠ざけるような軌道変更操作を行うと、かかる軌道変更操作が操作検出部143によって検出される。
操作検出部143によって軌道変更操作が検出されると、表示制御部147は、ユーザU4に対応する基準位置を除外した(ユーザU1〜U3に対応する基準位置を通過する)軌道Tr4#を変更し、軌道Tr4#を表示領域Faに表示させる。このとき、図23に示すように、表示制御部147は、非閲覧者に変更されたユーザU4の閲覧していた表示オブジェクトTm4から、蓄積オブジェクト群Gr2の一つ手前の表示オブジェクトTm1までを、非閲覧者に変更されたユーザU4に対応する基準位置から軌道変更操作を行ったユーザU1に対応する基準位置の方向に進めてよい。
図22および図23を参照すると、蓄積オブジェクト群Gr2には表示オブジェクトTm1が加えられて、蓄積オブジェクト群Gr2#が形成されている。なお、蓄積オブジェクト群Gr2が存在しない場合には、表示制御部147は、非閲覧者に変更されたユーザU4および軌道変更操作を行ったユーザU1それぞれの基準位置の間に蓄積領域を設け、その蓄積領域に移動してきた表示オブジェクトを蓄積オブジェクトとして蓄積し始めてもよい。
図24および図25は、他のユーザによる軌道変更操作によって1のユーザが非閲覧者から閲覧者に変更される例を説明するための図である。
図24に示すように、ユーザU1〜U3が閲覧者であり、ユーザU4が非閲覧者であった場合を想定する。このとき、表示オブジェクトTm1〜Tm4の軌道Tr4#が表示されている。かかる場合、ユーザU1がユーザU4を非閲覧者から閲覧者に変更しようとし、ユーザU4の近くの軌道Tr4に対してユーザU4に近づけるような軌道変更操作を行うと、かかる軌道変更操作が操作検出部143によって検出される。
操作検出部143によって軌道変更操作が検出されると、表示制御部147は、ユーザU4に対応する基準位置を考慮した(ユーザU1〜U4に対応する基準位置を通過する)軌道Tr4を変更し、軌道Tr4を表示領域Faに表示させる。このとき、図25に示すように、表示制御部147は、蓄積オブジェクト群Gr2の先頭の表示オブジェクトTm1から、非閲覧者に変更されたユーザU4の一つ手前のユーザU1の閲覧していた表示オブジェクトTm4までを、軌道変更操作を行ったユーザU1に対応する基準位置から非閲覧者に変更されたユーザU4に対応する基準位置の方向に進めてよい。
図24および図25を参照すると、蓄積オブジェクト群Gr2#からは表示オブジェクトTm1が取り出されて、蓄積オブジェクト群Gr2が形成されている。なお、蓄積オブジェクト群Gr2#が存在しない場合には、表示制御部147は、軌道Tr4に存在する表示オブジェクトTm1〜Tm4すべてを、軌道変更操作を行ったユーザU1に対応する基準位置から非閲覧者に変更されたユーザU4に対応する基準位置の方向に進めてよい。
図26および図27は、ユーザ自身による軌道変更操作によってユーザが非閲覧者から閲覧者に変更される例を説明するための図である。
図26に示すように、ユーザU1〜U3が閲覧者であり、ユーザU4が非閲覧者であった場合を想定する。このとき、表示オブジェクトTm1〜Tm4の軌道Tr4#が表示されている。かかる場合、ユーザU4が自分自身を非閲覧者から閲覧者に変更しようとし、ユーザU4の近くの軌道Tr4に対してユーザU4に近づけるような軌道変更操作を行うと、かかる軌道変更操作が操作検出部143によって検出される。
操作検出部143によって軌道変更操作が検出されると、表示制御部147は、ユーザU4に対応する基準位置を考慮した(ユーザU1〜U4に対応する基準位置を通過する)軌道Tr4を変更し、軌道Tr4を表示領域Faに表示させる。このとき、図27に示すように、表示制御部147は、蓄積オブジェクト群Gr2の先頭の表示オブジェクトTm1から、非閲覧者に変更されたユーザU4の一つ手前のユーザU1の閲覧していた表示オブジェクトTm4までを、蓄積オブジェクト群Gr2から非閲覧者に変更されたユーザU4に対応する基準位置の方向に進めてよい。
図26および図27を参照すると、蓄積オブジェクト群Gr2#からは表示オブジェクトTm1が取り出されて、蓄積オブジェクト群Gr2が形成されている。なお、蓄積オブジェクト群Gr2#が存在しない場合には、表示制御部147は、軌道Tr4に存在する表示オブジェクトTm1〜Tm4すべてを、いずれかの方向に進めてよい。
上記では、軌道を表示領域Faに表示させる例を説明したが、基準領域が表示領域Faに表示されてもよい。図28は、基準領域が表示領域Faに表示される例を説明するための図である。図28に示すように、表示制御部147は、ユーザU1〜U3それぞれに対応する基準領域Rg1、Rg2、Rg31が表示されるように制御してもよい。このようにして、基準領域Rg1、Rg2、Rg31が表示されることによって、ユーザU1〜U3それぞれは、表示オブジェクトTm1、Tm2、Tm31が表示される位置を把握することが可能となる。
また、基準領域Rg1、Rg2、Rg31が表示されることによって、ユーザU1〜U3それぞれは、どのユーザが閲覧者であるのかを把握することが可能となる。また、新たに閲覧者となったユーザに対応する基準領域が表示されることによって、新たに閲覧者となったユーザは、自身に対応する基準領域に表示オブジェクトが表示されることに気づくことが可能となる。
また、このようにして基準領域Rg1、Rg2、Rg31が表示されることによって、ユーザU1〜U3は、表示オブジェクトTm1、Tm2、Tm31が表示される位置を変更することが可能となる。図28に示すように、ユーザU3が基準領域Rg31に対する所定の領域移動操作(例えば、ドラッグ操作など)を行った場合、かかる領域移動操作が操作検出部143によって検出される。
操作検出部143によって領域移動操作が検出されると、表示制御部147は、領域移動操作に従って基準領域Rg31を移動させる。このようにして、基準領域Rg31が移動された場合、移動後の基準領域Rg31#の内部の基準位置に表示オブジェクトTm31の設定位置が表示されるようになる。また、移動後の基準領域Rg31#は、次回以降の表示オブジェクトを表示させる際に反映され得る。
上記においては、軌道の上に存在する1または複数の表示オブジェクトすべてが移動する例を説明したが、ユーザの状況や表示オブジェクトの性質によっては、表示オブジェクトごとに移動されるタイミングが指定され得るほうが、ユーザにとって閲覧しやすい場合も想定される。そこで、表示オブジェクトを一時的に保留することが可能な保留領域が設けられるのがよい。
図29は、表示オブジェクトを一時的に保留することが可能な保留領域が設けられる例を説明するための図である。表示領域Faは、ユーザによる所定の保留操作により一時的に保留可能であり、かつ、ユーザによる所定の取り出し操作により取り出し可能な保留領域を有するのがよい。保留操作は、保留領域の外部から内部に表示オブジェクトをドラッグする操作であってよく、取り出し操作は、保留領域の内部から外部に表示オブジェクトをドラッグする操作であってよい。
図29に示した例では、ユーザU1とユーザU3との間の保留領域に表示オブジェクト群Gr1が保留されている。ユーザU1が閲覧した表示オブジェクトをこの保留領域に保留させ、ユーザU3は閲覧したいタイミングで保留領域から表示オブジェクトを取り出せばよい。同様に、ユーザU3とユーザU2との間の保留領域に表示オブジェクト群Gr3が保留されており、ユーザU2とユーザU1との間の保留領域に表示オブジェクト群Gr2が保留されている。
なお、保留領域に表示オブジェクトがどの程度溜まっているかを容易に把握させるようにしてもよい。例えば、表示制御部147は、保留領域に存在する表示オブジェクトの数に応じて、保留領域の表示を変化させてもよい。例えば、図29に示すように、表示制御部147は、保留領域に存在する表示オブジェクトの数に応じた量の表示オブジェクトを保留領域に積層させてもよい。あるいは、表示制御部147は、保留領域に存在する表示オブジェクトの数を表示させてもよい。
上記した例では、テーブルの天面が表示領域Faとして利用される場合を説明した。しかし、表示領域Faは、テーブルの天面以外であってもよい。図30は、表示領域Faが壁面である場合における基準領域Brおよび基準位置Bpの例を示す図である。図30に示すように、表示制御部147は、表示領域Faの床面に対する接触方向におけるユーザUの位置(立ち位置)とユーザUの背丈とから、ユーザUの視点が検出されると、ユーザの視点を基準位置(x,y)として決定し、基準位置Bpを基準とした基準領域Brを決定してよい。
また、壁面が表示領域Faとして利用される場合には、ユーザUを基準とした上下方向と表示領域Faを基準として上下方向とは同じであるため、表示領域Faに対して基準領域Brは傾けなくてよい。図31は、表示領域Faが壁面である場合における軌道の制御を示す図である。図31を参照すると、ユーザU1〜U3それぞれに対応する基準位置Bp1〜Bp3を通過する軌道が示されている。かかる軌道を表示オブジェクトTm1〜tm3が移動されることによって、ユーザU1〜U3は、表示オブジェクトTm1〜Tm3を順次に閲覧することが可能となる。
以上、本開示の実施形態に係る情報処理システム10の機能詳細について説明した。
[1.4.ハードウェア構成例]
次に、図32を参照して、本開示の実施形態に係る情報処理システム10のハードウェア構成について説明する。図32は、本開示の実施形態に係る情報処理システム10のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図32に示すように、情報処理システム10は、CPU(Central Processing unit)901、ROM(Read Only Memory)903、およびRAM(Random Access Memory)905を含む。また、情報処理システム10は、ホストバス907、ブリッジ909、外部バス911、インターフェース913、入力装置915、出力装置917、ストレージ装置919、ドライブ921、接続ポート923、通信装置925を含んでもよい。さらに、情報処理システム10は、必要に応じて、撮像装置933、およびセンサ935を含んでもよい。情報処理システム10は、CPU901に代えて、またはこれとともに、DSP(Digital Signal Processor)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)と呼ばれるような処理回路を有してもよい。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM903、RAM905、ストレージ装置919、またはリムーバブル記録媒体927に記録された各種プログラムに従って、情報処理システム10内の動作全般またはその一部を制御する。ROM903は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータなどを記憶する。RAM905は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータなどを一時的に記憶する。CPU901、ROM903、およびRAM905は、CPUバスなどの内部バスにより構成されるホストバス907により相互に接続されている。さらに、ホストバス907は、ブリッジ909を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス911に接続されている。
入力装置915は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチおよびレバーなど、ユーザによって操作される装置である。入力装置915は、ユーザの音声を検出するマイクロフォンを含んでもよい。入力装置915は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール装置であってもよいし、情報処理システム10の操作に対応した携帯電話などの外部接続機器929であってもよい。入力装置915は、ユーザが入力した情報に基づいて入力信号を生成してCPU901に出力する入力制御回路を含む。ユーザは、この入力装置915を操作することによって、情報処理システム10に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりする。また、後述する撮像装置933も、ユーザの手の動き、ユーザの指などを撮像することによって、入力装置として機能し得る。このとき、手の動きや指の向きに応じてポインティング位置が決定されてよい。
出力装置917は、取得した情報をユーザに対して視覚的または聴覚的に通知することが可能な装置で構成される。出力装置917は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ、プロジェクタなどの表示装置、ホログラムの表示装置、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置、ならびにプリンタ装置などであり得る。出力装置917は、情報処理システム10の処理により得られた結果を、テキストまたは画像などの映像として出力したり、音声または音響などの音声として出力したりする。また、出力装置917は、周囲を明るくするためライトなどを含んでもよい。
ストレージ装置919は、情報処理システム10の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置919は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイスなどにより構成される。このストレージ装置919は、CPU901が実行するプログラムや各種データ、および外部から取得した各種のデータなどを格納する。
ドライブ921は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体927のためのリーダライタであり、情報処理システム10に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ921は、装着されているリムーバブル記録媒体927に記録されている情報を読み出して、RAM905に出力する。また、ドライブ921は、装着されているリムーバブル記録媒体927に記録を書き込む。
接続ポート923は、機器を情報処理システム10に直接接続するためのポートである。接続ポート923は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポートなどであり得る。また、接続ポート923は、RS−232Cポート、光オーディオ端子、HDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)ポートなどであってもよい。接続ポート923に外部接続機器929を接続することで、情報処理システム10と外部接続機器929との間で各種のデータが交換され得る。
通信装置925は、例えば、通信ネットワーク931に接続するための通信デバイスなどで構成された通信インターフェースである。通信装置925は、例えば、有線または無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カードなどであり得る。また、通信装置925は、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または、各種通信用のモデムなどであってもよい。通信装置925は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で、TCP/IPなどの所定のプロトコルを用いて信号などを送受信する。また、通信装置925に接続される通信ネットワーク931は、有線または無線によって接続されたネットワークであり、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、ラジオ波通信または衛星通信などである。
撮像装置933は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子、および撮像素子への被写体像の結像を制御するためのレンズなどの各種の部材を用いて実空間を撮像し、撮像画像を生成する装置である。撮像装置933は、静止画を撮像するものであってもよいし、また動画を撮像するものであってもよい。
センサ935は、例えば、加速度センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ、光センサ、音センサなどの各種のセンサである。センサ935は、例えば情報処理システム10の筐体の姿勢など、情報処理システム10自体の状態に関する情報や、情報処理システム10の周辺の明るさや騒音など、情報処理システム10の周辺環境に関する情報を取得する。また、センサ935は、GPS(Global Positioning System)信号を受信して装置の緯度、経度および高度を測定するGPSセンサを含んでもよい。
以上、情報処理システム10のハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。かかる構成は、実施する時々の技術レベルに応じて適宜変更され得る。
<2.むすび>
以上説明したように、本開示の実施形態によれば、複数のユーザそれぞれの身体に関連する所定の位置に基づいて、表示領域に表示される1または複数の表示オブジェクトの軌道を制御する表示制御部147を備える、情報処理装置140が提供される。かかる構成によれば、複数のユーザが順次に閲覧しやすいように表示オブジェクトを提示することが可能となる。ユーザの身体に関連する所定の位置は、ユーザの身体の位置または身体の所定部位を含んでよい。このとき、ユーザの身体の所定部位の位置には、ユーザの視野またはユーザの注視点が含まれてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、コンピュータに内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを、上記した情報処理装置140が有する機能と同等の機能を発揮させるためのプログラムも作成可能である。また、該プログラムを記録した、コンピュータに読み取り可能な記録媒体も提供され得る。
また、表示制御部147は、表示部130に表示内容を表示させるための表示制御情報を生成し、生成した表示制御情報を表示部130に出力することで、当該表示内容が表示部130に表示されるように表示部130を制御することが可能である。かかる表示制御情報の内容はシステム構成にあわせて適宜変更されてよい。
具体的な一例として、情報処理装置140を実現するためのプログラムは、ウェブアプリケーションであってもよい。かかる場合、表示制御情報は、HTML(HyperText Markup Language)、SGML(Standard Generalized Markup Language)、XML(Extensible Markup Language)などのマークアップ言語により実現されてもよい。
なお、上述した情報処理システム10の動作が実現されれば、各構成の位置は特に限定されない。具体的な一例として、センサ部110と操作入力部115と表示部130と情報処理装置140とは、ネットワークを介して接続された互いに異なる装置に設けられてもよい。この場合には、情報処理装置140が、例えば、ウェブサーバやクラウドサーバのようなサーバに相当し、センサ部110と操作入力部115と表示部130とが当該サーバにネットワークを介して接続されたクライアントに相当し得る。
また、情報処理装置140が有するすべての構成要素が同一の装置に収まっていなくてもよい。例えば、データ検出部141と操作検出部143と表示制御部147とのうち、一部は情報処理装置140とは異なる装置に存在していてもよい。例えば、データ検出部141は、操作検出部143と表示制御部147とを備える情報処理装置140とは異なるサーバに存在していてもよい。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏し得る。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
表示領域を視認するユーザである第一のユーザの身体に関連する第一の位置と第二のユーザの身体に関連する第二の位置とに基づいて、前記表示領域に表示される1または複数の表示オブジェクトの軌道を制御する表示制御部を備える、
情報処理装置。
(2)
前記表示制御部は、複数の表示オブジェクトの軌道を制御する、
前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記表示制御部は、前記ユーザに紐付けられた属性情報に基づいて、前記軌道を制御する、
前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記表示制御部は、前記属性情報に基づいて関連付けられるグループごとに前記軌道を設定する、
前記(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記表示制御部は、前記属性情報ごとに前記軌道を設定する、
前記(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記表示制御部は、障害物の位置に基づいて前記軌道を制御する、
前記(1)〜(5)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(7)
前記表示制御部は、前記軌道が前記障害物に重ならないように前記軌道を制御する、
前記(6)に記載の情報処理装置。
(8)
前記障害物は、前記表示領域に表示される仮想的なオブジェクトまたは実空間に存在する物体を含む、
前記(6)または(7)に記載の情報処理装置。
(9)
前記第一の位置は、前記第一のユーザの身体の位置または当該身体の所定部位の位置を含み、前記第二の位置は、前記第二のユーザの身体の位置または当該身体の所定部位の位置を含む、
前記(1)〜(8)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(10)
前記表示制御部は、前記第一のユーザおよび前記第二のユーザそれぞれの身体の向きまたは身体の所定部位の向きに基づいて、前記軌道を制御する、
前記(1)〜(9)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(11)
前記表示制御部は、前記第一の位置および前記第二の位置に応じて規定される前記第一のユーザおよび前記第二のユーザそれぞれに対応する基準領域の内部を、前記1または複数の表示オブジェクトそれぞれの所定の設定位置が通過するように、前記軌道を制御する、
前記(1)〜(10)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(12)
前記表示制御部は、前記第一のユーザおよび前記第二のユーザそれぞれに対応する前記基準領域と他の軌道とが交差しないように前記他の軌道を制御する、
前記(11)に記載の情報処理装置。
(13)
前記表示制御部は、基準位置が他の基準領域に重なる場合、前記基準位置が前記他の基準領域に含まれないように前記基準位置を制御する、
前記(11)に記載の情報処理装置。
(14)
前記表示制御部は、前記軌道を示す表示が表示されるように制御する、
前記(1)〜(13)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(15)
前記表示制御部は、前記第一のユーザおよび前記第二のユーザそれぞれに対応する前記基準領域または前記基準位置が表示されるように制御する、
前記(13)に記載の情報処理装置。
(16)
前記表示制御部は、前記第一の位置および前記第二の位置のうちいずれかの位置が変化した場合、所定の軌道変更操作が検出された場合、前記第一のユーザおよび前記第二のユーザのいずれかが検出されなくなった場合、または、前記第一のユーザおよび前記第二のユーザとは異なる第三のユーザが検出された場合に、前記軌道を変更する、
前記(1)〜(15)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(17)
前記表示制御部は、前記表示オブジェクトが移動しているか否かに応じて、前記表示オブジェクトの表示態様を異ならせる、
前記(1)〜(16)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(18)
前記表示制御部は、前記1または複数の表示オブジェクトのうち、少なくとも1以上の表示オブジェクトを所定の蓄積領域に表示させる、
前記(1)〜(17)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(19)
プロセッサにより、表示領域を視認するユーザである第一のユーザの身体に関連する第一の位置と第二のユーザの身体に関連する第二の位置とに基づいて、前記表示領域に表示される1または複数の表示オブジェクトの軌道を制御することを含む、
情報処理方法。
(20)
コンピュータを、
表示領域を視認するユーザである第一のユーザの身体に関連する第一の位置と第二のユーザの身体に関連する第二の位置とに基づいて、前記表示領域に表示される1または複数の表示オブジェクトの軌道を制御する表示制御部を備える、
情報処理装置として機能させるためのプログラム。
10 情報処理システム
110 センサ部
115 操作入力部
130 表示部
140 情報処理装置(制御部)
141 データ検出部
143 操作検出部
147 表示制御部
Bp(Bp1〜Bp6) 基準位置(視点)
Br(Br1〜Br6) 基準領域
Bs(Bs1、Bs2) 障害物
Fa 表示領域
Tm(Tm1〜Tm4) 表示オブジェクト
Tr(Tr1〜Tr4) 軌道
U(U1〜U6) ユーザ

Claims (20)

  1. 表示領域を視認するユーザである第一のユーザの身体に関連する第一の位置と第二のユーザの身体に関連する第二の位置とに基づいて、前記表示領域に表示される1または複数の表示オブジェクトの軌道を制御する表示制御部を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記表示制御部は、複数の表示オブジェクトの軌道を制御する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御部は、前記ユーザに紐付けられた属性情報に基づいて、前記軌道を制御する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御部は、前記属性情報に基づいて関連付けられるグループごとに前記軌道を設定する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示制御部は、前記属性情報ごとに前記軌道を設定する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示制御部は、障害物の位置に基づいて前記軌道を制御する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示制御部は、前記軌道が前記障害物に重ならないように前記軌道を制御する、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記障害物は、前記表示領域に表示される仮想的なオブジェクトまたは実空間に存在する物体を含む、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 前記第一の位置は、前記第一のユーザの身体の位置または当該身体の所定部位の位置を含み、前記第二の位置は、前記第二のユーザの身体の位置または当該身体の所定部位の位置を含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記表示制御部は、前記第一のユーザおよび前記第二のユーザそれぞれの身体の向きまたは身体の所定部位の向きに基づいて、前記軌道を制御する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 前記表示制御部は、前記第一の位置および前記第二の位置に応じて規定される前記第一のユーザおよび前記第二のユーザそれぞれに対応する基準領域の内部を、前記1または複数の表示オブジェクトそれぞれの所定の設定位置が通過するように、前記軌道を制御する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 前記表示制御部は、前記第一のユーザおよび前記第二のユーザそれぞれに対応する前記基準領域と他の軌道とが交差しないように前記他の軌道を制御する、
    請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記表示制御部は、基準位置が他の基準領域に重なる場合、前記基準位置が前記他の基準領域に含まれないように前記基準位置を制御する、
    請求項11に記載の情報処理装置。
  14. 前記表示制御部は、前記軌道を示す表示が表示されるように制御する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  15. 前記表示制御部は、前記第一のユーザおよび前記第二のユーザそれぞれに対応する前記基準領域または前記基準位置が表示されるように制御する、
    請求項13に記載の情報処理装置。
  16. 前記表示制御部は、前記第一の位置および前記第二の位置のうちいずれかの位置が変化した場合、所定の軌道変更操作が検出された場合、前記第一のユーザおよび前記第二のユーザのいずれかが検出されなくなった場合、または、前記第一のユーザおよび前記第二のユーザとは異なる第三のユーザが検出された場合に、前記軌道を変更する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  17. 前記表示制御部は、前記表示オブジェクトが移動しているか否かに応じて、前記表示オブジェクトの表示態様を異ならせる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  18. 前記表示制御部は、前記1または複数の表示オブジェクトのうち、少なくとも1以上の表示オブジェクトを所定の蓄積領域に表示させる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  19. プロセッサにより、表示領域を視認するユーザである第一のユーザの身体に関連する第一の位置と第二のユーザの身体に関連する第二の位置とに基づいて、前記表示領域に表示される1または複数の表示オブジェクトの軌道を制御することを含む、
    情報処理方法。
  20. コンピュータを、
    表示領域を視認するユーザである第一のユーザの身体に関連する第一の位置と第二のユーザの身体に関連する第二の位置とに基づいて、前記表示領域に表示される1または複数の表示オブジェクトの軌道を制御する表示制御部を備える、
    情報処理装置として機能させるためのプログラム。
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