JP2016189963A - 把持器、持針器及びアタッチメント - Google Patents

把持器、持針器及びアタッチメント Download PDF

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Abstract

【課題】狭小空間等において、対象物を垂直接線方向に効率的かつ安定的に取廻すことが可能な把持器、持針器及びアタッチメントを提供すること。
【解決手段】持針器1であって、開閉軸線周りに回動して開閉可能とされ、挟持部により対象物を挟持する挟持アーム部材13と、前記挟持アーム部材13を、前記閉状態における挟持アーム部材13の長手方向と直交しかつ前記回動軸線と直交する第2方向に形成された回動軸線周りに回動可能に支持する回動支持部材とを有する把持部10と、前記挟持アーム部材13を開閉操作する開閉操作部32を有する挟持アーム開閉駆動部20と、前記挟持アーム部材13を前記回動軸線周りに回動操作する回動操作部54を有する挟持アーム部材回動駆動部40とを備え、前記挟持アーム部材13に対する開閉動作を、前記回動軸線を含む範囲内で伝達することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、狭小空間等において、対象物を安定的かつ効率的に垂直接線方向に取廻すことができる把持器、縫合針を安定的かつ効率的に垂直接線方向に運針することができる持針器、及びこれら把持器、持針器を構成する交換可能なアタッチメントに関するものである。
周知のように、外科手術では、狭小空間をはじめとする種々の環境条件で、生体の把持、穿孔、縫合等が必要とされ、そのために、鉗子、持針器等をはじめとする把持器が用いられている(例えば、特許文献1、非特許文献1参照。)。
このような持針器を用いた縫合手技では、例えば、縫合針を持針器の長手方向と直交する方向(以下、横方向という場合がある)に把持して、横方向に運針することが一般的である。
一方、近年、外科手術の分野では、鏡視下手術を必要とする低侵襲手術が増大しており、低侵襲手術では、狭小視野における効率的な把持操作や効率的な縫合手技を行うことが必要であり、例えば、縫合針を持針器の長手方向(以下、垂直接線方向という場合がある)に運針可能な把持器、持針器が開発されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平8−038492号公報 特開2013−111119号公報
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%81%E9%87%9D%E5%99%A8
上記特許文献2に記載された把持器、持針器により、挟小空間において対象物を垂直接線方向に取扱ったり、垂直接線方向に運針することが可能となったが、挟小空間における対象物の把持や垂直接線方向の運針をより効率的かつ安定して行える点で好適であるが、挟小空間においてより効率的かつ安定的に対象物を垂直接線方向に取り扱う技術に対する要請がある。
本発明は、かかる事情を考慮してなされたものであり、狭小空間等において、縫合針等の対象物を容易かつ安定的に把持して、対象物を垂直接線方向に効率的かつ安定的に取廻すことが可能な把持器、及び縫合針を垂直接線方向に安定的かつ効率的に運針することが可能な持針器及びこれら把持器を構成するためのアタッチメントを提供することを目的とする。
そこで、発明者らは、挟小空間において縫合針等の対象物を把持し、術野の状況に応じて対象物や縫合針を垂直接線方向に効率的かつ安定的に取り扱うことができる操作性の高い把持器(持針器)について鋭意研究した結果、挟持アーム部材の姿勢に関わらず、挟持アーム部材に対する垂直接線方向の回動と開閉のための回動動作を伝達可能であることが重要であるとの知見を得た。
すなわち、垂直接線方向の回動に応じて姿勢が変化する挟持アーム部材に対して、挟持アーム部材を開閉するための回動動作を確実に伝達するためには、挟持アーム部材の回動姿勢と対応する三次元空間の任意の位置及び方向から挟持アーム部材と連結することが有効であり、以下に示す技術事項が有効であるとの結論を得て、本発明を完成した。
(1)挟持アーム部材の開閉動作を三次元空間における限定された伝達位置(小さな範囲)で伝達するうえで、挟持アーム部材の開閉動作を、垂直接線方向の回動動作の回動軸線上(又はその軸線を含む範囲内)で伝達することが有効である。
(2)挟持アーム部材の姿勢に関わらず、挟持アーム部材の姿勢と対応する三次元の任意の方向から開閉力を伝達するうえで、挟持アーム部材を開閉するための回動動作を自在連結部材(例えば、球体、自在継手、ユニバーサルジョイント等)を用いて構成することが有効である。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に記載の発明は、対象物を把持する把持器であって、第1方向に沿って形成された開閉軸線周りに回動して開閉可能とされ、閉状態において互いに接近した挟持部により対象物を挟持する一対の挟持アーム部材と、前記一対の挟持アーム部材を、前記閉状態における前記一対の挟持アーム部材の長手方向と直交しかつ前記第1方向と直交する第2方向に形成された回動軸線周りに回動可能に支持する回動支持部材と、を有する把持部と、前記一対の挟持アーム部材を開閉操作する開閉操作部を有し、前記開閉操作部の開閉操作により前記一対の挟持アーム部材を開閉動作させる第1の駆動部と、前記一対の挟持アーム部材を前記回動軸線周りに回動操作する回動操作部を有し、前記回動操作により前記一対の挟持アーム部材を回動動作させる第2の駆動部と、を備え、前記一対の挟持アーム部材に対する開閉動作を、前記回動軸線上又は前記回動軸線を含む範囲内で伝達することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の把持器において、前記一対の挟持アーム部材により挟持する対象物が縫合針であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、対象物を把持する把持器に適用されるアタッチメントであって、第1方向に沿って形成された開閉軸線周りに回動して開閉可能とされ、閉状態において互いに接近した挟持部により対象物を挟持する一対の挟持アーム部材と、前記一対の挟持アーム部材を、前記閉状態における前記一対の挟持アーム部材の長手方向と直交しかつ前記第1方向と直交する第2方向に形成された回動軸線周りに回動可能に支持する回動支持部材を有する把持部を、備え、前記一対の挟持アーム部材に対する開閉動作は、前記回動軸線上又は前記回動軸線を含む範囲内で伝達するように構成されていることを特徴とする。
本発明に係る把持器、持針器及びアタッチメントによれば、第1方向に沿って形成された開閉軸線周りに回動して開閉可能とされ、閉状態において互いに接近した挟持部により対象物を挟持する一対の挟持アーム部材と、一対の挟持アーム部材を、閉状態における一対の挟持アーム部材の長手方向と直交しかつ第1方向と直交する第2方向に形成された回動軸線周りに回動可能に支持する回動支持部材と、を有する把持部と、一対の挟持アーム部材を開閉操作する開閉操作部を有し、開閉操作部の開閉操作により一対の挟持アーム部材を開閉動作させる第1の駆動部と、一対の挟持アーム部材を回動軸線周りに回動操作する回動操作部を有し、回動操作により一対の挟持アーム部材を回動動作させる第2の駆動部と、を備え、一対の挟持アーム部材に対する開閉動作を、回動軸線上又は回動軸線を含む範囲内で伝達するので、開閉動作を三次元空間における限定された伝達位置で伝達することができ、対象物を効率的安定的に垂直接線方向に取廻すことができる。
また、持針器、アタッチメントを小型化することができる。
この明細書において、閉状態における一対の挟持アーム部材の長手方向とは、例えば、把持器、持針器の長手方向と概ね同義であり、対象物を垂直接線方向に回動する回動軸線を定義するための定義である。
また、この明細書で、一対の挟持アーム部材に対する開閉動作を回動軸線上又は回動軸線を含む範囲内で伝達するとは、例えば、把持器の長手方向を意味する。
また、この明細書で、アタッチメントとは、把持部と、第1駆動部、第2駆動部の一部を含んだ構成とされてもよい。
また、この明細書において、対象物とは、生体(一部を含む)や組織、穿孔器具、切開器具、縫合針等を含むものとする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の把持器であって、前記回動支持部材は、前記一対の挟持アーム部材に対する開閉動作を、三次元の任意の方向から伝達可能な自在連結部材とされていることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のアタッチメントであって、前記回動支持部材は、前記一対の挟持アーム部材に対する開閉動作を、三次元の任意の方向から伝達可能な自在連結部材とされていることを特徴とする。
本発明に係る把持器、アタッチメントによれば、回動支持部材が自在連結部材とされ、一対の挟持アーム部材に対する開閉動作を、三次元の任意の方向から伝達可能とされているので、一対の挟持アーム部材の開閉動作及び回動動作を効率的かつ安定して行うことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の把持器であって、前記自在連結部材は、前記回動軸線上又は前記回動軸線を含む範囲に配置された球体と、前記一対の挟持アーム部材に形成された前記球体の受け面と、を備えることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載のアタッチメントであって、前記自在連結部材は、前記回動軸線上又は前記回動軸線を含む範囲に配置された球体と、前記一対の挟持アーム部材に形成された前記球体の受け面と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る把持器、アタッチメントによれば、自在連結部材が、回動軸線上又は回動軸線を含む範囲に配置された球体と、一対の挟持アーム部材に形成された球体の受け面とを備えているので、簡単な構造により、一対の挟持アーム部材の開閉動作及び回動動作を効率的かつ安定して行うことができる。
また、把持器、アタッチメントを容易に小型化することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の把持器であって、前記開閉操作部による閉操作を保持するラチェット機構を備えることを特徴とする。
本発明に係る把持器によれば、開閉操作部による閉操作を保持するラチェット機構を備えているので、不意の操作により対象物が一対の挟持アーム部材から離脱することが防止される。
その結果、手術等において、対象物を安全かつ安定的に取り扱うことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の把持器であって、ラチェット機構は、前記開閉操作部における操作により、解除可能とされていることを特徴とする。
本発明に係る把持器によれば、ラチェット機構は、開閉操作部における操作により、解除可能とされているので、開操作をする際に、効率的にラチェット機構を解除することができるので、効率的に開閉操作をすることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の把持器であって、前記開閉操作部は、前記回動操作を、前記第2方向の軸線回りに回動して入力される開閉操作レバーを備えることを特徴とする把持器。
本発明に係る把持器によれば、開閉操作部が、回動操作を第2方向の軸線回りに回動して入力される開閉操作レバーを備えているので、把持器における一対の挟持アーム部材の開閉操作を容易かつ効率的に行うことができる。
本発明に係る把持器によれば、狭小空間において、対象物を垂直接線方向に効率的かつ安定的に取扱うことができる。
また、本発明に係る持針器によれば、狭小空間において、縫合針を垂直接線方向に効率的かつ安定的に運針することができる。
また、本発明に係るアタッチメントによれば、挟持アーム部材を、容易かつ効率的に交換することができ、使い捨てすることによって手術における衛生状態を確保することができる。
本発明の第1実施形態に係る持針器の概略構成を説明する正面図である。 本発明の第1実施形態に係る持針器に適用される挟持アーム回動駆動部を除いた状態の把持部の要部詳細の一例を説明する平面図である。 本発明の第1実施形態に係る持針器に適用される挟持アーム回動駆動部を除いた状態の把持部の概略構成の一例を説明する図であり、挟持アーム部材が閉じた状態を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る持針器に適用される挟持アーム回動駆動部を除いた状態の把持部の概略構成の一例を説明する図であり、挟持アーム部材が開いた状態を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る持針器に適用される把持部の概略構成の一例を説明する正面図である。 本発明の第1実施形態に係る持針器の操作部の概略構成を説明する正面図である。 本発明の第1実施形態に係る持針器の作用の概略を説明する図であり、挟持アーム部材を閉じる際の操作を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係る持針器の作用の概略を説明する図であり、図4Aの操作による挟持アーム部材の動作を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る持針器の作用の概略を説明する図であり、挟持アーム部材を回動する際の操作を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係る持針器の作用の概略を説明する図であり、図5Aの操作による挟持アーム部材の動作(第1姿勢)を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係る持針器の作用の概略を説明する図であり、図5Aの操作による挟持アーム部材の動作(第2姿勢)を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係る持針器の作用の概略を説明する図であり、図5Aの操作による挟持アーム部材の動作(第3姿勢)を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係る持針器の作用の概略を説明する図であり、挟持アーム部材を開く際の操作を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係る持針器において、挟持アーム部材を開く際の操作による解除動作の概略を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係る持針器の作用を説明する図であり、挟持アーム部材により縫合針を挟持した状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る持針器の作用を説明する図であり、縫合針を第1の生体組織に突き刺した状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る持針器の作用を説明する図であり、縫合針を第1の生体組織から突き出した状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る持針器の作用を説明する図であり、生体組織を縫合した状態の一例を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る把持器の作用の一例を説明する図であり、生体組織の姿勢を変更する場合の第1の姿勢を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る把持器の作用の一例を説明する図であり、生体組織の姿勢を変更する場合の第1の姿勢を示す図である。
以下、図1から図7Dを参照して、この発明の第1実施形態に係る持針器(把持器)について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る持針器の概略構成を説明する正面図であり、符号1は持針器を、符号2はアタッチメントを、符号10は把持部を、符号20は挟持アーム開閉駆動部(第1駆動部)を、符号40は挟持アーム回動駆動部(第2駆動部)を、符号60は持針器本体を示している。
また、図2Aは、第1実施形態に係る持針器1に適用される把持部10の挟持アーム回動駆動部40を除いた状態の要部詳細の一例を説明する平面図であり、図2Bから図2Dは、把持部10の挟持アーム回動駆動部を除いた状態の40概略構成の一例を説明する図であり、図2Bは挟持アーム部材13が閉じた状態を示す平面図であり、図2Cは挟持アーム部材13が開いた状態を示す平面図であり、図2Dは把持部10の正面図である。また、図3は第1実施形態に係る持針器1の持針器本体60の概略構成を説明する正面図である。
持針器1は、図1に示すように、把持部10と、挟持アーム開閉駆動部(第1駆動部)20と、挟持アーム回動駆動部(第2駆動部)40と、持針器本体60とを備えており、縫合針(対象物)を挟持するとともに垂直接線方向に運針できるようになっている。
なお、持針器1は、縫合針に代えて、生体(一部を含む)や組織、穿孔器具、切開器具等を対象物とする把持器として用いてもよい。
把持部10は、図2Aから図2Dに示すように、例えば、把持部基台11と、挟持アーム部材保持基台12と、一対の挟持アーム部材13(以下、挟持アーム部材13という)と、挟持アーム開閉軸14と、挟持アーム開動作スプリング15と、挟持アーム回動軸16とを備えており、挟持アーム開閉軸14、挟持アーム開動作スプリング15、挟持アーム回動軸16は、左右の挟持アーム部材13L、13Rと対応して配置されている。
把持部基台11は、例えば、図2Aから図2Dに示すように、略円柱形状に形成されており、把持部基台11の第1端(先端)側には、長手方向と直交する方向から見た(側方から見た)ときに、チャネル形状(コの字形状)とされ挟持アーム部材設置凹部111Hが形成されている。
そして、挟持アーム部材設置凹部111Hの両側は、互いに対向する支持壁部111Wとされ、それぞれの支持壁部111Wには、同軸に配置された回動軸孔11Hが形成されている。
また、挟持アーム部材設置凹部111Hには、挟持アーム部材保持基台12が配置され、挟持アーム部材保持基台12に形成された回動軸孔12Hに、回動軸孔11Hを介して挟持アーム回動軸16が挿通されている。
その結果、挟持アーム部材保持基台12は、把持部基台11に対して、挟持アーム回動軸16が構成する回動軸線J2周りに回動可能とされている。
また、把持部基台11には、挟持アーム部材設置凹部111Hの底部から第2端(基端)側に向かって軸方向連結孔112Hが形成されている。
また、把持部基台11には、把持部基台11の長手方向から見たときに互いに直交する方向に形成され、把持部基台11の外周面から反対側の外周面に向かって貫通するアタッチメント連結窓(横方向窓)113Hと、アタッチメント連結窓(上下方向窓)114Hが形成されている。
そして、アタッチメント連結窓(横方向窓)113H、アタッチメント連結窓(上下方向窓)114H、軸方向連結孔112Hを介して挟持アーム部材設置凹部111Hと接続されている。
また、把持部基台11には、第2端(基端)側端面から長手方向に沿って互いに平行に形成され、アタッチメント連結窓(横方向窓)113H及びアタッチメント連結窓(上下方向窓)114Hに貫通する開閉ロッド孔115H、回動ロッド孔116Hが形成されている。
また、把持部基台11の第2端(基端)側には、外周面から反対側の外周面に向かって貫通するアタッチメント取付孔117Hが形成されている。
挟持アーム部材保持基台12は、挟持アーム部材13をそれぞれ開閉軸線J1周りに回動可能、かつ挟持アーム部材13を把持部基台11に対して回動軸線J2周りに回動可能に保持するようになっている。
また、挟持アーム部材保持基台12には、回動軸孔12Hが形成されるとともに、回動軸線J2からオフセットされた位置にアーム部121が形成されている。
挟持アーム部材13は、例えば、図2Aから図2Dに示すように、左挟持アーム部材13Lと、右挟持アーム部材13Rとを備えていて、左挟持アーム部材13L、右挟持アーム部材13Rの先端部は、先端側が漸次細く形成されるとともに、閉状態において互いに対向する挟持部131L、挟持部131Rが形成されている。
また、左挟持アーム部材13L、右挟持アーム部材13Rには、それぞれ開閉軸孔13Hが形成されていて、この開閉軸孔13Hに挟持アーム開閉軸14を挿入して挟持アーム部材保持基台12に取付けることにより、それぞれ開閉軸線J1周りに回動可能とされている。
また、左挟持アーム部材13L、右挟持アーム部材13Rは、開閉軸孔13Hよりも第2端(基端)側には、互いに対向する側の面に略球面形状とされ回動軸線J2が通過する範囲に配置されたステンレスボール受凹部(球体の受け面)132が形成され、互いに反対向きとなる面にはスプリング受凹部133が形成されている。
ステンレスボール受凹部132は、挟持アーム開閉駆動部(第1駆動部)20と連結されている。
また、スプリング受凹部133には、挟持アーム開動作スプリング15の一端側が挿入されており、この挟持アーム開動作スプリング15が、左挟持アーム部材13L、右挟持アーム部材13Rと、挟持アーム部材保持基台12の間に配置されることにより、左挟持アーム部材13Lの挟持部131Lと、右挟持アーム部材13Rの挟持部131Rが互いに近接する方向に付勢されている。
挟持アーム開閉駆動部20は、図1から図3に示すように、ステンレスボール(球体)21と、挟持アーム開リンク部材22と、挟持アーム開リンク部材回動軸23と、第1開閉リンク部材24と、第1開閉連結ピン25と、第2開閉リンク部材26と、第2開閉連結ピン27と、開閉ロッド部材28と、開閉ロッド連結ピン29と、第3開閉リンク部材30と、第3開閉連結ピン31と、開閉操作レバー(開閉操作部)32と、第4開閉連結ピン33と、開閉操作レバー支持軸34と、開閉操作レバー戻しバネ35と、開閉ロッド戻しスプリング36と、ラチェット機構37とを備えている。
また、ステンレスボール21、挟持アーム開リンク部材22、第1開閉リンク部材24、第2開閉リンク部材26、開閉ロッド部材28、第3開閉リンク部材30、開閉操作レバー(開閉操作部)32は、把持部10側からこの順に配置されている。
そして、挟持アーム開リンク部材22と第1開閉リンク部材24、第1開閉リンク部材24と第2開閉リンク部材26、第2開閉リンク部材26と開閉ロッド部材28、開閉ロッド部材28と第3開閉リンク部材30、第3開閉リンク部材30と開閉操作レバー(開閉操作部)32は、それぞれ第1開閉連結ピン25、第2開閉連結ピン27、開閉ロッド連結ピン29、第3開閉連結ピン31、第4開閉連結ピン33によって相互の姿勢を変化可能に連結されている。
ステンレスボール21は、左右の挟持アーム部材13L、13Rと挟持アーム開リンク部材22の間に配置されている。具体的には、左右の挟持アーム部材13L、13Rに形成されたステンレスボール受凹部132と、挟持アーム開リンク部材22に形成されたステンレスボール受凹部221とによって、回動軸線J2上又は回動軸線J2を含む範囲に回転自在に保持されている。
そして、ステンレスボール受凹部132は前述のとおり球面形状であり、ステンレスボール受凹部221も球面形状とされているので、挟持アーム部材13が回動軸線J2周りに回動して姿勢を変えても、挟持アーム開リンク部材2と左右の挟持アーム部材13L、13Rとの間で、挟持アーム部材13の回動姿勢と対応する方向に押圧力を安定して伝達することができる。
挟持アーム開リンク部材22は、左右の挟持アーム部材13L、13Rと対応して配置され、挟持アーム開リンク部材回動軸23により把持部基台11に回動可能に支持されるとともに、第2端側(基端側)が、第1開閉連結ピン25により第1開閉リンク部材24と連結されている。
そして、挟持アーム開リンク部材22、22が互いに離間する方向に回動すると、ステンレスボール21を介して左右の挟持アーム部材13L、13Rを開動作させるようになっている。
第1開閉リンク部材24は、左右の挟持アーム開リンク部材22と対応して左右に配置されていて、第2端側(基端側)が、第2開閉連結ピン27により第2開閉リンク部材26と一ケ所で連結され、第2開閉リンク部材26が進退することにより姿勢が変化するようになっている。
第2開閉リンク部材26は、例えば、第2端側(基端側)に軸方向に形成された孔に、開閉ロッド部材28の先端側を挿入して、第2開閉リンク部材26の外周面に形成された上下方向に形成された孔に開閉ロッド連結ピン29を挿入することにより開閉ロッド部材28と連結されている。
また、開閉ロッド連結ピン29は、例えば、第2開閉リンク部材26の外周面に横方向に形成された孔に周防入されたスプリングピン291により抜け落ちないようになっている。
そして、開閉ロッド連結ピン29は、スプリングピン291を抜くことにより、第2開閉リンク部材26及び開閉ロッド部材28から容易に着脱可能とされていて、第2開閉リンク部材26と開閉ロッド部材28とを効率的に着脱できるようになっている。
また、開閉ロッド部材28の周囲には、把持部基台11の開閉ロッド孔115Hの周囲の端部と第2開閉リンク部材26の第2端側(基端側)の端面との間に、スプリングピン291が配置されていて、第2開閉リンク部材26を把持部基台11から離間する方向に付勢するようになっている。
開閉ロッド部材28は、第2端側(基端側)に形成されたブラケットが、第3開閉連結ピン31により第3開閉リンク部材30と連結されていて、軸方向に進退して第2開閉リンク部材26を進退させるようになっており、開閉操作レバー(開閉操作部)32による開閉操作を第2開閉リンク部材26に伝達するようになっている。
第3開閉リンク部材30は、第4開閉連結ピン33によって開閉操作レバー(開閉操作部)32と連結されている。
開閉操作レバー(開閉操作部)32は、開閉操作レバー本体321と、開閉切換レバー322と、開閉切換レバー回動軸323と、ラチェット機構37とを備えている。
開閉操作レバー本体321は、一端が、第4開閉連結ピン33により第3開閉リンク部材30と連結され、他端が、開閉切換レバー回動軸323を介して開閉切換レバー322と連結されている。
また、開閉操作レバー本体321は、開閉操作レバー支持軸34を介して持針器本体60に支持され、開閉操作レバー支持軸34周りに回動可能とされている。
また、開閉操作レバー本体321は、例えば、開閉操作レバー支持軸34に装着された開閉操作レバー戻しバネ35によって挟持アーム部材13が開く側に付勢されている。
この実施形態では、開閉操作レバー戻しバネ35は、例えば、一端が開閉操作レバー本体321の開閉操作レバー戻しバネ可動端受部351に支持され、他端が持針器本体60の開閉操作レバー戻しバネ固定端受部352に支持されたねじりスプリングにより構成されている。
開閉切換レバー322は、開閉切換レバー回動軸323周りに回動して、開閉操作レバー本体321に対する姿勢を変えられるようになっている。
また、開閉切換レバー322は、先端側に閉操作部322Aが形成され、基端側に開操作部322Bが形成されている。そして、開閉切換レバー322の基端側は、ラチェット機構37に連結されている。
ラチェット機構37は、例えば、ラチェットロックバネ371と、可動側ラチェット部材38と、固定側ラチェット部材39とを備えている。
可動側ラチェット部材38は、略T字形状に形成されていて、縦壁部の一方側に形成された可動側ラチェット歯381と、可動側ラチェット歯381を挟んで横壁部側に形成された可動側ラチェット部材回動軸382とを備え、可動側ラチェット部材回動軸382により開閉操作レバー本体321に支持されている。
また、可動側ラチェット歯381側に位置される横壁部は、上側が開閉切換レバー322の開操作部322Bと対応する部位と当接し、下側がラチェットロックバネ371と当接して上方に付勢されていて、開操作部322Bを押圧すると、ラチェットロックバネ371が圧縮されて、可動側ラチェット部材回動軸382周りに回動するようになっている。
固定側ラチェット部材39は、持針器本体60に固定されていて、可動側ラチェット歯381と係合可能に形成された固定側ラチェット歯391を備えている。
挟持アーム回動駆動部(第2駆動部)40は、挟持アーム回動リンク部材41と、挟持アーム回動リンク部材連結ピン42と、第1回動リンク部材43と、第1回動連結ピン44と、回動ロッド部材45と、回動ロッド連結ピン46と、第2回動リンク部材47と、第2回動連結ピン48と、第3回動リンク部材49と、第3回動連結ピン50と、第3回動リンク部材回動軸51と、第4回動リンク部材52と、第4回動連結ピン53と、回動操作レバー(回動操作部)54と、回動操作レバー連結ピン55と、回動操作レバー回動軸56とを備えている。
また、挟持アーム回動リンク部材41、第1回動リンク部材43、回動ロッド部材45、第2回動リンク部材47、第3回動リンク部材49、第4回動リンク部材52、回動操作レバー(回動操作部)54は、把持部10側からこの順に配置されている。
そして、挟持アーム回動リンク部材41と第1回動リンク部材43、第1回動リンク部材43と回動ロッド部材45、回動ロッド部材45と第2回動リンク部材47、第2回動リンク部材47と第3回動リンク部材49、第3回動リンク部材49と第4回動リンク部材52、第4回動リンク部材52と回動操作レバー(回動操作部)54は、それぞれ挟持アーム回動リンク部材連結ピン42、第1回動連結ピン44、回動ロッド連結ピン46、第2回動連結ピン48、第3回動連結ピン50、第4回動連結ピン53、回動操作レバー連結ピン55によって、相互の姿勢を変化可能に連結されている。
挟持アーム回動リンク部材41は、第1端側(先端側)が挟持アーム部材保持基台12のアーム部121に連結されるとともに、第2端側(基端側)が、挟持アーム回動リンク部材連結ピン42により第1回動リンク部材43に連結されていて、挟持アーム部材保持基台12に、回動軸線J2周りの回動動作を付与するようになっている。
第1回動リンク部材43は、例えば、第2端側(基端側)に軸方向に形成された孔に、回動ロッド部材45の先端側を挿入して、第2開閉リンク部材26の外周面に横方向に形成された孔に回動ロッド連結ピン46を挿入することにより回動ロッド部材45と連結されている。
回動ロッド部材45は、第2端側(基端側)に形成されたブラケットが、第2回動連結ピン48により第2回動リンク部材47と連結されていて、軸方向に進退して第1回動リンク部材43を進退させるようになっており、回動操作レバー(回動操作部)54による回動操作を第1回動リンク部材43に伝達するようになっている。
第2回動リンク部材47は、第2端側(基端側)が、第3回動連結ピン50により第3回動リンク部材49に連結されている。
第3回動リンク部材49は、一端が、第2回動連結ピン48により第2回動リンク部材47と連結され、他端が、第4回動連結ピン53により第4回動リンク部材52と連結されている。
また、第3回動リンク部材49は、第3回動リンク部材回動軸51を介して持針器本体60に支持されるとともに、第3回動リンク部材回動軸51周りに回動可能とされている。
第4回動リンク部材52は、第2端側(基端側)が、回動操作レバー連結ピン55を介して回動操作レバー(回動操作部)54に連結されている。そして、回動操作レバー(回動操作部)54による回動操作を第3回動リンク部材49に伝達するようになっている。
回動操作レバー(回動操作部)54は、一端が、回動操作レバー連結ピン55により第4回動リンク部材52と連結され、他端には回動操作レバー指かけ凹部541が形成されている。また、回動操作レバー(回動操作部)54は、回動操作レバー回動軸56を介して持針器本体60に支持され、回動操作レバー回動軸56周りに回動可能とされている。
第1実施形態において、アタッチメント2は、例えば、把持部10を構成する把持部基台11、挟持アーム部材保持基台12、挟持アーム部材13、挟持アーム開閉軸14、挟持アーム開動作スプリング15、挟持アーム回動軸16と、挟持アーム開閉駆動部(第1駆動部)20を構成する挟持アーム開リンク部材22、挟持アーム開リンク部材回動軸23、第1開閉リンク部材24、第1開閉連結ピン25と、挟持アーム回動駆動部(第2駆動部)40を構成する挟持アーム回動リンク部材41、挟持アーム回動リンク部材連結ピン42、第1回動リンク部材43、第1回動連結ピン44と、を備えている。
そして、アタッチメント2は、第2開閉リンク部材26を取外すことにより開閉ロッド部材28と着脱可能とされ、回動ロッド連結ピン46を取外すことにより回動ロッド部材45と着脱可能とされている。
第2開閉リンク部材26と開閉ロッド部材28の取付け、取外しは、アタッチメント連結窓(横方向窓)113Hを介してスプリングピン291を取外した状態で、アタッチメント連結窓(上下方向窓)114Hを介して開閉ロッド連結ピン29を着脱することにより行う。
また、第1回動リンク部材43と開閉ロッド部材28との取付け、取外しは、アタッチメント連結窓(上下方向窓)114Hを介して回動ロッド連結ピン46を着脱することにより行う。
持針器本体60は、持針器ケーシング61と、ロッドガイド部材62と、ロッドパイプ63と、ロッドパイプ取付ナット64と、スリーブ65とを備えている。
持針器ケーシング61は、操作者が把持する外形を構成し、第1端部側(先端側)にロッドガイド部材62が設けられていて、ロッドガイド部材62の第1端側(先端側)にはロッドパイプ63が配置され、ロッドガイド部材62は、スリーブ65及びロッドパイプ取付ナット64により、ロッドパイプ63がロッドガイド部材62二取付けられるようになっている。
また、持針器ケーシング61の内部には、挟持アーム開閉駆動部20と挟持アーム回動駆動部40が配置されている。
ロッドパイプ63は、開閉ロッド部材28及び回動ロッド部材45を、把持部10に向かって露出しないように案内するように構成されている。また、ロッドパイプ63には、把持部基台11に形成されたアタッチメント取付孔117Hと対応して形成された取付孔がロッドパイプ63を横方向に貫通して形成されている。
そして、ボルト等の取付部材(不図示)をこの貫通孔を介して把持部基台11のアタッチメント取付孔117Hに嵌挿することにより、把持部10を含むアタッチメント2をロッドパイプ63を介して持針器本体60に着脱可能とされている。
次に、図4A、図4Bを参照して、持針器1の閉動作について説明する。
図4A、図4Bは、第1実施形態に係る持針器1の閉動作の概略を説明する図であり、図4Aは挟持アーム部材13を閉じる際の操作を示す正面図であり、図4Bは挟持アーム部材13の閉動作を示す平面図である。
(1)まず、左右の挟持アーム部材13L、13Rを、左右挟持部131L、131Rにより対象物(不図示)が挟持可能な位置に位置させる。
(2)次に、図4Aに示すように、開閉切換レバー322の閉操作部322Aを矢印T11方向に押圧する。
(3)開閉切換レバー322の閉操作部322Aを矢印T11方向に押圧すると、開閉操作レバー本体321は、開閉操作レバー支持軸34周りに矢印F11方向に回動し、開閉ロッド部材28を矢印P11方向に移動する。
(4)開閉ロッド部材28を矢印P11方向に移動すると、第1開閉リンク部材24を介して挟持アーム開リンク部材22が挟持アーム開リンク部材回動軸23周りに回動して、ステンレスボール21を介して、回動軸線J2上において左右挟持部131L、131Rの第2端側(基端側)に位置されたステンレスボール受凹部132を押圧して、左右挟持部131L、131Rを開閉軸線J1周りに、矢印R11方向に回動して、左右の挟持アーム部材13L、13Rが閉じられる。
(5)また、ラチェット機構37では、この閉操作に際して、閉操作部322Aを押圧された開閉切換レバー322の位置に応じて、ラチェットロックバネ371により開閉切換レバー回動軸323周りに揺動され、可動側ラチェット歯381と固定側ラチェット歯391がロック、解除を繰り返しながら係合することで、開閉切換レバー322は押圧方向のみに移動する。
その結果、開閉操作レバー本体321は閉じ操作方向でロックされ、左右の挟持アーム部材13L、13Rの開き動作が抑制される。
次に、図5Aから図5Dを参照して、持針器1の回動動作について説明する。
図5Aから図5Dは、第1実施形態に係る持針器1の回動動作の概略を説明する図であり、図5Aは挟持アーム部材13を回動動作させる際の操作を示す正面図であり、図5Bから図5Dは挟持アーム部材13の回動動作させる際の第1から第3姿勢を示す平面図である。
(1)まず、回動操作レバー54が、図5Aに二点鎖線で示す時計回りの前進端側にあるものとする。このとき、挟持アーム部材13は、図5Aに示すように、第1姿勢(運針方向後退端側)に位置されている。
(2)次に、回動操作レバー54の指かけ凹部541に指(不図示)を引掛けて、図5Aに示すように、回動操作レバー54を回動操作レバー回動軸56周りに矢印T21方向(反時計回り)に回動する。
(3)回動操作レバー54を矢印T21方向に回動すると、第4回動リンク部材52、回動ロッド部材45は、それぞれ矢印F21、P21方向に移動する。
(4)図5Bに示すように、回動ロッド部材45が矢印P21方向に移動すると、挟持アーム部材13は、矢印R21方向に回動されて縫合針100を運針することができる。
(5)次に、回動操作レバー54が、図5Aに実線で示す中間位置に位置されると、挟持アーム部材13は、図5Bに示すように、第2姿勢(持針器1の長手方向)に位置される。
(6)次に、挟持アーム部材13が、図5Cに示す第2姿勢(又は中間位置)に位置された状態で、回動操作レバー54を、図5Aに示すように、矢印T21方向に回動すると、第4回動リンク部材52、回動ロッド部材45は、それぞれ矢印F21、P21方向に移動する。
その結果、図5Cに示すように、挟持アーム部材13は矢印R21方向に回動される。
(7)一方、回動操作レバー54を矢印T22に回動すると、第4回動リンク部材52、回動ロッド部材45は、それぞれ矢印F22、P22方向に移動する。
その結果、図5Cに示すように、挟持アーム部材13は矢印R22方向に回動される。
(8)次に、挟持アーム部材133が、図5Dに示す第3姿勢(又は中間位置)に位置された状態で、図5Aに二点鎖線で示す時計回りの後退端側にある回動操作レバー54を、矢印T22方向に回動すると、第4回動リンク部材52、回動ロッド部材45は、それぞれ矢印F22、P22方向に移動する。
その結果、図5Dに示すように、挟持アーム部材13は矢印R22方向に回動される。
次に、図6A、図6Bを参照して、持針器1の開動作について説明する。
図6A、図6Bは、持針器1の開動作させる際の操作の概略を説明する図であり、図6Aはラチェット機構37を解除する際の操作を示す正面図であり、図6Bはラチェット機構37が解除された後の動作を示す正面図である。
(1)まず、図6Aに示すように、開閉切換レバー322の開操作部322Bを矢印T12方向に押圧する。
(2)開閉切換レバー322の開操作部322Bを矢印T12方向に押圧すると、ラチェット機構37においてラチェットロックバネ371が圧縮されて、開閉切換レバー322が開閉切換レバー回動軸323周りに矢印F12方向に回動される。
(3)開閉切換レバー322が、開閉切換レバー回動軸323周りに矢印F12方向に回動されると、可動側ラチェット歯381と固定側ラチェット歯391との係合がなくなり、ラチェット機構37が解除される。
(4)ラチェット機構37が解除されると、開閉切換レバー322は矢印G12方向に移動可能となる。
(5)開閉切換レバー322は矢印G12方向に移動すると、開閉操作レバー(開閉操作部)32は、開閉操作レバー戻しバネ35の付勢力により、開閉操作レバー支持軸34周りに矢印G12方向に回動する。
(6)また、開閉ロッド部材28は、開閉ロッド戻しスプリング36の付勢力よって矢印P12方向に移動する。
(7)開閉ロッド部材28が矢印P12方向に移動すると、第1開閉リンク部材24、挟持アーム開リンク部材22、ステンレスボール21を介して伝達されていた左右挟持部131L、131Rに対する閉動作が開場されて、挟持アーム開動作スプリング15の付勢力により、左右挟持部131L、131Rが開閉軸線J1周りに、矢印R12方向に回動して、左右の挟持アーム部材13L、13Rが開かれる。
次に、図7A〜図7Dを参照して、持針器1による縫合針100の運針について説明する。図7A〜図7Dにおいて、符号100は縫合針を、符号101は縫合糸を示している。また、符号S1は、縫合針100を先に突き刺す第1の生体組織を、符号S2は、第1の生体組織S1と縫合される生体組織を示している。持針器1における操作及び縫合針100の挟持及び回動については、図4A〜図6Bに示すとおりである。
(1)まず、図7Aに示すように、例えば、挟持アーム部材13によって、縫合針100を挟持する。
(2)次に、図7Bに示すように、例えば、挟持アーム部材13で挟持した縫合針100を狭小空間に位置する第1の生体組織S1及び第2の生体組織S2の近傍に配置する。
そして、挟持アーム部材13を矢印R21方向に回動して縫合針100の長手方向に運針して、縫合針100を第1の生体組織S1に突き刺す。このとき、第1の生体組織S1に対する持針器1の姿勢及び位置を適宜調整する。
(3)次いで、図7Cに示すように、第1の生体組織S1を通過した縫合針100を第2の生体組織S2に向かって運針する。
(4)次いで、図7Dに示すように、第1の生体組織S1と第2の生体組織S2を突き当てるとともに、縫合針100を矢印R21方向に運針して第2の生体組織S2に突き刺す。
そして、挟持アーム部材13を一旦開いて、縫合針100の先端側を挟持し直すとともに縫合針100を第2の生体組織S2から引き抜いて、縫合糸101によって第1の生体組織S1と第2の生体組織S2を接続する。
第1実施形態に係る持針器1及びアタッチメント2によれば、開閉動作を三次元空間における限定された伝達位置で伝達することができ、縫合針(対象物)100を効率的安定的に垂直接線方向に取廻すことができる。また、持針器1、アタッチメント2を容易に小型化することができる。
また、第1実施形態に係る持針器1及びアタッチメント2によれば、開閉軸線J1周りの回動動作を、回動軸線J2を含む範囲に配置されたステンレスボール(球体)21を介して、挟持アーム開リンク部材22のステンレスボール受凹部221から挟持アーム部材13のステンレスボール受凹部132に伝達するので、開閉動作及び回動動作を、簡単な構造により効率的かつ安定して行うことができる。
また、把持器1、アタッチメント2を効率的に小型化することができる。
また、第1実施形態に係る持針器1によれば、開閉操作レバー(開閉操作部)32による閉操作を保持するラチェット機構37を備えているので、不意の操作により縫合針100が落下又は離脱することが防止される。
その結果、手術等において、縫合針100を安全かつ安定的に取り扱うことができる。
また、第1実施形態に係る持針器1によれば、ラチェット機構37が開閉操作レバー32における操作により解除可能とされているので、開操作をする際に、効率的にラチェット機構37を解除することができ、効率的に開閉操作をすることができる。
また、第1実施形態に係る持針器1によれば、開閉操作レバー32が、回動操作を行う回動操作レバー54と同様に、回動軸線J2回りに回動して入力するように構成されているので、開閉操作を容易かつ効率的に行うことができる。
次に、図8A、図8Bを参照して、本発明の第2の実施形態に係る把持器1Aの使用方法の一例について説明する。図8A、図8Bは、本発明の第2実施形態に係る把持器の作用の一例を説明する図である。図8A、図8Bにおいて、符号120は、腹腔手術において、腹腔内に把持器1Aを挿入する際に用いるトロカーを示しており、例えば、腹腔内において生体(例えば、臓器等)Y1、Y2の奥側に位置する血管Y3の姿勢を変える場合の例を示す図である。また、把持器1Aの構成は、第1の実施形態に係る持針器1と同様であるので、第1の実施形態と同じ符号を付して説明を省略する。
以下、把持器1Aの動作について説明する。
(1)まず、図8Aに示すように、トロカー120を介して腹腔内に把持器1Aを挿入する。
(2)次に、図8Aに示すように、挟持アーム部材13を開いた状態で、回動操作レバー54を矢印T22方向に操作して、挟持アーム部材13を矢印R22方向に回動させて挟持アーム部材13を血管Y3の近傍に位置させる。
(3)次いで、図8Aに示すように、開閉操作レバー32を矢印T11方向に操作して挟持アーム部材13を矢印11方向に閉じて血管Y3を把持する。
(4)次に、図8Bに示すように、回動操作レバー54を矢印T12方向に操作して、血管Y3を挟持したまま挟持アーム部材13を矢印R21方向に回動させて、血管Y3の向きを変える。
以上のように、把持器1Aを使用することにより、例えば、血管をはじめとする生体の一部や生体組織の姿勢を容易かつ安定して変えることが可能となり、挟小空間内の小さなスペースにおける対象物の把持や向き変更等、困難な手技を効率的に行うことができる。
なお、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更をすることができる。
例えば、上記実施の形態においては、挟持アーム部材13の開閉軸J1が左右の挟持アーム部材13L、13Rのそれぞれと対応して設けられている場合について説明したが、左右の挟持アーム部材13L、13Rに共用される開閉軸J1を有する構成としてもよい。
また、上記実施の形態においては、アタッチメント2が、把持部10と、挟持アーム開閉駆動部(第1駆動部)20及び挟持アーム回動駆動部(第2駆動部)40を構成する一部の厚生部材を備える場合について説明したが、アタッチメント2の構成については、任意に設定することができる。
また、上記実施の形態においては、把持器1がラチェット機構37を備える場合について説明したが、ラチェット機構37を備えない構成としてもよい。
また、上記実施の形態においては、開閉操作レバー(開閉操作部)32がラチェット機構37を備える場合について説明したが、ラチェット機構37をいずれの位置に配置するかは、任意に設定することができる。
また、ラチェット機構37を、上記以外の構成としてもよい。
また、上記実施の形態においては、持針器1及びアタッチメント2が、回動支持部材として自在連結部材を有する場合について説明したが、開閉動作を三次元の任意の方向から伝達可能とするかどうかは任意に設定することができる。
また、上記実施の形態においては、自在連結部材が、ステンレスボール21と、挟持アーム部材13のステンレスボール受凹部132とを備える場合について説明したが、例えば、ユニバーサルジョイント等、他の自在継手を用いてもよい。
また、上記実施の形態においては、挟持アーム開閉駆動部20、挟持アーム回動駆動部40が、複数のリンク部材を組み合わせることにより構成される場合について説明したが、挟持アーム開閉駆動部20、挟持アーム回動駆動部40の構成は任意に設定することができ、例えば、リンク部材に代えて、ウォームギア、ラック&ピニオン、アクチュエータ(例えば、形状記憶合金、圧電素子、モータ等)等を備えた構成としてもよい。
本発明に係る把持器、持針器、及びアタッチメントによれば、狭小空間等において、効率的かつ安定した対象物の把持や効率的かつ安定した運針、縫合ができるので、産業上利用可能である。
J1 開閉軸線
J2 回動軸線
S1、S2 生体組織
Y1、Y2 生体
Y3 血管(対象物)
1 持針器(把持器)
2 アタッチメント
1A 把持器
10 把持部
11 把持部基台
11H 回動軸孔
111H 挟持アーム部材設置凹部
111W 支持壁部
112H 軸方向連結孔
113H アタッチメント連結窓(横方向窓)
114H アタッチメント連結窓(上下方向窓)
115H 開閉ロッド孔
116H 回動ロッド孔
117H アタッチメント取付孔
12 挟持アーム部材保持基台
121 アーム部
12H 回動軸孔
13 挟持アーム部材(一対の挟持アーム部材)
13L 左挟持アーム部材
13R 右挟持アーム部材
13H 開閉軸孔
131R 挟持部
131L 挟持部
132 ステンレスボール受凹部(球体の受け面)
133 スプリング受凹部
14 挟持アーム開閉軸
15 挟持アーム開動作スプリング
16 挟持アーム回動軸
20 挟持アーム開閉駆動部(第1駆動部)
21 ステンレスボール(球体、自在連結部材)
22 挟持アーム開リンク部材
221 ステンレスボール受凹部
23 挟持アーム開リンク部材回動軸
24 第1開閉リンク部材
25 第1開閉連結ピン
26 第2開閉リンク部材
27 第2開閉連結ピン
28 開閉ロッド部材
29 開閉ロッド連結ピン
291 スプリングピン
30 第3開閉リンク部材
31 第3開閉連結ピン
32 開閉操作レバー(開閉操作部)
321 開閉操作レバー本体
322 開閉切換レバー
322A 閉操作部
322B 開操作部
323 開閉切換レバー回動軸
33 第4開閉連結ピン
34 開閉操作レバー支持軸
35 開閉操作レバー戻しバネ
351 開閉操作レバー戻しバネ可動端受部
352 開閉操作レバー戻しバネ固定端受部
36 開閉ロッド戻しスプリング
37 ラチェット機構
371 ラチェットロックバネ
38 可動側ラチェット部材
381 可動側ラチェット歯
382 可動側ラチェット部材回動軸
39 固定側ラチェット部材
391 固定側ラチェット歯
40 挟持アーム回動駆動部(第2駆動部)
41 挟持アーム回動リンク部材
42 挟持アーム回動リンク部材連結ピン
43 第1回動リンク部材
44 第1回動連結ピン
45 回動ロッド部材
46 回動ロッド連結ピン
47 第2回動リンク部材
48 第2回動連結ピン
49 第3回動リンク部材
50 第3回動連結ピン
51 第3回動リンク部材回動軸
52 第4回動リンク部材
53 第4回動連結ピン
54 回動操作レバー(回動操作部)
541 回動操作レバー指かけ凹部
55 回動操作レバー連結ピン
56 回動操作レバー回動軸
60 持針器本体
61 持針器ケーシング
62 ロッドガイド部材
63 ロッドパイプ
64 ロッドパイプ取付ナット
65 スリーブ
100 縫合針

Claims (10)

  1. 対象物を把持する把持器であって、
    第1方向に沿って形成された開閉軸線周りに回動して開閉可能とされ、閉状態において互いに接近した挟持部により対象物を挟持する一対の挟持アーム部材と、前記一対の挟持アーム部材を、前記閉状態における前記一対の挟持アーム部材の長手方向と直交しかつ前記第1方向と直交する第2方向に形成された回動軸線周りに回動可能に支持する回動支持部材と、を有する把持部と、
    前記一対の挟持アーム部材を開閉操作する開閉操作部を有し、前記開閉操作部の開閉操作により前記一対の挟持アーム部材を開閉動作させる第1の駆動部と、
    前記一対の挟持アーム部材を前記回動軸線周りに回動操作する回動操作部を有し、前記回動操作により前記一対の挟持アーム部材を回動動作させる第2の駆動部と、
    を備え、
    前記一対の挟持アーム部材に対する開閉動作を、
    前記回動軸線上又は前記回動軸線を含む範囲内で伝達することを特徴とする把持器。
  2. 請求項1に記載の把持器であって、
    前記回動支持部材は、
    前記一対の挟持アーム部材に対する開閉動作を、三次元の任意の方向から伝達可能な自在連結部材とされていることを特徴とする把持器。
  3. 請求項2に記載の把持器であって、
    前記自在連結部材は、
    前記回動軸線上又は前記回動軸線を含む範囲に配置された球体と、
    前記一対の挟持アーム部材に形成された前記球体の受け面と、
    を備えることを特徴とする把持器。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の把持器であって、
    前記開閉操作部による閉操作を保持するラチェット機構を備えることを特徴とする把持器。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の把持器であって、
    ラチェット機構は、
    前記開閉操作部における操作により、解除可能とされていることを特徴とする把持器。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の把持器であって、
    前記開閉操作部は、
    前記回動操作を、前記第2方向の軸線回りに回動して入力される開閉操作レバーを備えることを特徴とする把持器。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の把持器において、前記一対の挟持アーム部材により挟持する対象物が縫合針であることを特徴とする持針器。
  8. 対象物を把持する把持器に適用されるアタッチメントであって、
    第1方向に沿って形成された開閉軸線周りに回動して開閉可能とされ、閉状態において互いに接近した挟持部により対象物を挟持する一対の挟持アーム部材と、前記一対の挟持アーム部材を、前記閉状態における前記一対の挟持アーム部材の長手方向と直交しかつ前記第1方向と直交する第2方向に形成された回動軸線周りに回動可能に支持する回動支持部材を有する把持部を、備え、
    前記一対の挟持アーム部材に対する開閉動作は、
    前記回動軸線上又は前記回動軸線を含む範囲内で伝達するように構成されていることを特徴とするアタッチメント。
  9. 請求項8に記載のアタッチメントであって、
    前記回動支持部材は、
    前記一対の挟持アーム部材に対する開閉動作を、三次元の任意の方向から伝達可能な自在連結部材とされていることを特徴とするアタッチメント。
  10. 請求項9に記載のアタッチメントであって、
    前記自在連結部材は、
    前記回動軸線上又は前記回動軸線を含む範囲に配置された球体と、
    前記一対の挟持アーム部材に形成された前記球体の受け面と、
    を備えることを特徴とするアタッチメント。
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