JP2016185066A - 非接触電力伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】充電ステーションに新たに到着した車両を、空いている送電部に誘導することができる非接触電力伝送システムを提供する。【解決手段】非接触電力伝送システムは、車両10A,10Bと、充電ステーションとを備える。充電ステーションは、非接触で車両に送電可能な複数の送電部700A,700Bと、複数の送電部700A,700Bからの送電を制御する送電制御部(電源ECU800)とを含む。送電部700Bから受電可能な位置に車両10Bが駐車しており、車両10Bが送電部700Bからの微弱電力を受電した場合には、車両10Bは駐車位置が送電部700Bに対応する位置であることを特定可能な占有信号を電源ECU800に送信する。電源ECU800は、車両10Bから送電部700Bの占有信号を受けた場合には送電部700Bからの微弱電力の送電を中止し、送電部700Aに車両10Aを誘導する。【選択図】図3

Description

本発明は、非接触電力伝送システムおよび充電ステーションに関する。
特開2013−135572号公報(特許文献1)は、非接触で車両から充電ステーションに電力伝送する非接触充電システムを開示する。非接触充電システムでは、送受電の効率を高めるために充電ステーションの送電部と車両の受電部との位置合わせを実行している。
特開2013−135572号公報 特開2013−154815号公報 特開2013−146154号公報 特開2013−146148号公報 特開2013−110822号公報 特開2013−126327号公報
上記の公報においては、充電ステーションには、送電側制御部が一つ設けられており、この送電側制御部によって、一つの送電部(送電コイル)の制御がなされている。
しかし、充電ステーションのタイプとして、一つの制御部が複数の送電部を制御するタイプが考えられる。
ここで、複数の送電部のうち、いくつかの送電部に車両が停車している状況下で、新たな車両が充電をすべく充電ステーションに入ってくることが考えられる。充電ステーションは、既に停車している車両に送電部から電力供給を行なっている場合には、その送電部には車両が存在していると判定することができる。一方で、車両への充電が完了しているが、車両が移動せずに送電部の上に停車したままの状態であることも考えられる。そのような状態では、充電ステーション側からは車両が送電部に停車中であるか否かは知ることができない。
その結果、充電ステーションは、新たに充電ステーションに入ってきた車両をどの送電部に誘導すべきかを判断することができないという問題があった。
仮に、車両位置確認センサなどを、各駐車枠に設けたとすると、充電ステーションの設置コストが高くなるとともに、施工にも手間がかかる。
本発明の目的は、充電ステーションに新たに到着した車両を、空いている送電部に誘導することができる非接触電力伝送システムおよび充電ステーションを提供することである。
この発明は、要約すると、非接触電力伝送システムであって、第1、第2の車両と、充電ステーションとを備える。充電ステーションは、非接触で車両に送電可能な複数の送電部と、複数の送電部からの送電を制御する送電制御部とを含む。送電制御部は、第1の車両から送電要求信号を受信すると、複数の送電部のうち電力の送電をしていない第1の送電部から微弱電力を送電させる。第1の送電部から受電可能な位置に第2の車両が駐車しており、第2の車両が第1の送電部からの微弱電力を受電した場合には、第2の車両は駐車位置が第1の送電部に対応する位置であることを特定可能な占有信号を送電制御部に送信する。送電制御部は、第2の車両から占有信号を受けた場合には、第1の送電部以外の送電部に第1の車両を誘導する。
上記の構成とすると、たとえば、第2の車両が第1の送電部で充電後に移動せずにそのまま停車していた場合でも、第2の車両が第1の送電部を占有していることを充電ステーションに通知するので、充電ステーションは、第1の送電部以外の送電部に送電要求信号を送ってきた第1の車両を誘導することができる。
好ましくは、送電制御部は、複数の送電部からの微弱電力の電力特性を送電部毎に異ならせて送電を実行し、第2の車両は、受電した微弱電力の電力特性に応じた占有信号を送電制御部に送信する。
このような構成とすると、第2の車両が自分が停車している送電部がどのような送電部であるのかを受電した微弱電力の電力特性に基づいて知ることができる。そして第2の車両が送電部を特定することができる情報を充電ステーションに返信することができる。
より好ましくは、送電部毎に異ならせた電力特性は、微弱電力の供給時間であり、第2の車両は、占有信号として供給時間を示す信号を送信する。
より好ましくは、送電部毎に異ならせた電力特性は、微弱電力のオン/オフの切替回数であり、第2の車両は、占有信号として切替回数を示す信号を送信する。
好ましくは、第2の車両は、充電実行時に使用した送電部が複数の送電部のうちの第1の送電部であることを示す情報を充電終了後も保持する。第2の車両は、充電終了後において第1の送電部に対応する位置に駐車している場合に微弱電力を受電したときには、保持している情報に基づいて占有信号を送信する。
上記の構成によれば、微弱電力送信時に送電部毎に電力特性を異ならせるような処理をしなくても、第2の車両は占有信号を送信することができる。
好ましくは、第2の車両は、複数の送電部のいずれかから受電が可能な受電装置と、蓄電装置と、受電装置と蓄電装置との間に設けられた充電リレーと、距離検知部と、充電リレーと距離検知部とを制御する受電制御部とを含む。距離検知部は、抵抗と、抵抗を受電装置の出力線対間に接続する距離検知リレーとを有する。受電制御部は、蓄電装置に充電を行なう場合には、充電リレーを導通状態にする一方で距離検知リレーを非導通とし、蓄電装置への充電完了後には、充電リレーを非導通状態にする一方で距離検知リレーを導通させる。
上記の構成とすれば、車両で微弱電力の受電を蓄電装置の充電とは切り離して行なうことができ、微弱電力によって発生する受電電圧による距離検知を好適に行なうことができる。
この発明は、他の局面では、第1、第2の車両に非接触で送電が可能な充電ステーションであって、非接触で車両に送電可能な複数の送電部と、複数の送電部からの送電を制御する送電制御部とを含む。送電制御部は、第1の車両から送電要求信号を受信すると、複数の送電部のうち電力の送電をしていない第1の送電部から微弱電力を送電させる。第1の送電部から受電可能な位置に第2の車両が駐車しており、第2の車両が第1の送電部からの微弱電力を受電した場合には、第2の車両は駐車位置が第1の送電部に対応する位置であることを特定可能な占有信号を送電制御部に送信する。送電制御部は、第2の車両から占有信号を受けた場合には、第1の送電部以外の送電部に第1の車両を誘導する。
上記の構成とすると、たとえば、第2の車両が第1の送電部で充電後に移動せずにそのまま停車していた場合でも、第2の車両が第1の送電部を占有していることを充電ステーションに通知するので、充電ステーションは、第1の送電部以外の送電部に送電要求信号を送ってきた第1の車両を誘導することができる。
この発明は、他の局面では、車両であって、非接触で充電ステーションから受電が可能な受電装置と、蓄電装置と、受電装置と蓄電装置との間に設けられた充電リレーと、距離検知部と、充電リレーと距離検知部とを制御する受電制御部とを含む。距離検知部は、抵抗と、抵抗を受電装置の出力線対間に接続する距離検知リレーとを有する。受電制御部は、蓄電装置に充電を行なう場合には、充電リレーを導通状態にする一方で距離検知リレーを非導通とし、蓄電装置への充電完了後には、充電リレーを非導通状態にする一方で距離検知リレーを導通させる。
上記の構成とすれば、車両で微弱電力の受電を蓄電装置の充電とは切り離して行なうことができ、微弱電力によって発生する受電電圧による距離検知を好適に行なうことができる。
本発明によれば、充電ステーションに新たに到着した車両に対して、既に他の車両に駐車されている送電部を避けて、空いている送電部に誘導を行なうことができる。
本発明の実施の形態の一例である非接触電力伝送システムの全体構成図である。 車両(1台め)が充電ステーション内の駐車位置に駐車する様子を説明するための図である。 車両(2台め)が充電ステーション内の駐車位置に駐車する様子を説明するための図である。 非接触電力伝送を実行する際に車両10Aまたは10Bと充電ステーション90が実行する処理の概略を説明するためのフローチャートである。 図4のステップS540において実行される送電コイル選定処理の詳細を説明するためのフローチャートである。 図4、図5の処理の過程で変化する送電電力、受電電圧の変化を表わすタイミングチャートである。 占有確認処理またはペアリング処理の変形例を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
(非接触電力伝送システムの概要の説明)
図1は、本発明の実施の形態の一例である非接触電力伝送システムの全体構成図である。図2、図3は、車両が充電ステーション内の駐車位置に駐車する様子を説明するための図である。最初に、本実施の形態についての概要を、図1〜図3を用いて説明する。
図1を参照して、本実施の形態の非接触電力伝送システムは、車両10A,10Bと、充電ステーション90とを備える。充電ステーション90は、非接触で車両に送電可能な複数の送電部700A,700Bと、複数の送電部700A,700Bからの送電を制御する送電制御部(電源ECU800)とを含む。
図2に示すように、先着の車両10Bが充電するために、送電部700Bの上に駐車する場合を考える。車両10Bは、位置合わせのテスト信号として送電部700Bからの微弱電力を使用する。このため、車両10Bは、充電ステーションに送電要求信号を送信する。充電ステーションは、送電要求信号を受信すると、複数の送電部700A,700Bのうち電力の送電をしていない送電部から微弱電力を送電させる。図2の場合には、複数の送電部700A,700Bのいずれにも車両は駐車しておらず送電中ではないので、送電部700A,700Bの両方から微弱電力が送電される。車両10Bは、送電部700Bを選択し、送電部700Bに近づくと、微弱電力が受電部100で検出され始めるので、微弱電力の強度(受電電圧VR)に基づいて位置合わせを実行する。
ここで、図3のように、車両10Bが充電完了しても、まだ送電部700Bから移動していない場合を考える。図3に示すように、電源ECU800は、車両10Aから送電要求信号を受信すると、複数の送電部700A,700Bのうち電力の送電をしていない送電部から微弱電力を送電させる。たとえば、車両10Bに対する送電部700Bからの充電が完了していた場合には、複数の送電部700A,700Bの両方から微弱電力が送電される。
送電部700Bから受電可能な位置に車両10Bが駐車しており、車両10Bが送電部700Bからの微弱電力を受電した場合には、車両10Bは駐車位置が送電部700Bに対応する位置であることを特定可能な占有信号を電源ECU800に送信する。送信は、図1の通信部510および通信部810を介して実行される。電源ECU800は、車両10Bから送電部700Bの占有信号を受けた場合には送電部700Bからの微弱電力の送電を中止し、送電部700B以外の送電部、すなわち図3の場合には送電部700Aに車両10Aを誘導する。
上記の構成とすると、たとえば、車両10Bが送電部700Bで充電後に移動せずにそのまま停車していた場合でも、車両10Bが送電部700Bを占有していることを充電ステーション90に通知するので、充電ステーション90は、送電部700B以外の送電部(図3では、送電部700A)に送電要求信号を送ってきた車両10Aを誘導することができる。
好ましくは、電源ECU800は、複数の送電部700A,700Bからの微弱電力の電力特性を送電部毎に異ならせて送電を実行する。車両10Bは、受電した微弱電力の電力特性に応じた送電部700Bの占有信号を電源ECU800に送信する。
このような構成とすると、車両10Bが自分が停車している送電部がどのような送電部であるのかを受電した微弱電力の電力特性に基づいて知ることができる。そして車両10Bが送電部を特定することができる情報を充電ステーション90に返信することができる。
より好ましくは、送電部毎に異ならせた電力特性は、微弱電力の供給時間(図6のTA,TB)であり、車両10Bは、送電部700Bの占有信号として供給時間(図6のTB)を示す信号を送信する。
より好ましくは、送電部毎に異ならせた電力特性は、微弱電力のオン/オフの切替回数(図7参照)であり、車両10Bは、送電部700Bの占有信号として切替回数を示す信号を送信する。
なお、微弱電力の特性を送電部毎に異ならせた送電を実行しなくても、車両10Bが充電前にペアリングして送電部を特定した際に、その時の情報を充電終了後も保持していれば、すべての送電部に同じ微弱電力を送電させたり、通信部810から通信を受けたりしたことに応じて、送電部を特定することができる情報を充電ステーション90に返信しても良い。
すなわち、好ましくは、車両10Bは、充電実行時に使用した送電部が複数の送電部のうちの送電部700Bであることを示す情報を充電終了後も保持するように構成される。そして、車両10Bは、充電終了後において送電部700Bに対応する位置(図2の駐車位置B)に駐車している場合に微弱電力を受電したときには、保持している情報に基づいて占有信号を送信する。
好ましくは、車両10A,10Bの各々は、複数の送電部のいずれかから受電が可能な受電装置120と、蓄電装置300と、受電装置120と蓄電装置300との間に設けられた充電リレー210と、距離検知部204と、充電リレー210と距離検知部204とを制御する受電制御部(車両ECU500)とを含む。距離検知部204は、抵抗201と、抵抗201を受電装置120の出力線対間に接続する距離検知リレー202とを有する。車両ECU500は、蓄電装置300に充電を行なう場合には、充電リレー210を導通状態にする一方で距離検知リレー202を非導通とし、蓄電装置300への充電完了後には、充電リレー210を非導通状態にする一方で距離検知リレー202を導通させる。
上記の構成とすれば、車両で微弱電力の受電を蓄電装置300の充電とは切り離して行なうことができ、微弱電力によって発生する受電電圧VRによる距離検知を好適に行なうことができる。
次に、非接触電力伝送システムの各構成の詳細についてさらに説明する。
(非接触電力伝送システムの詳細な構成)
図1を参照して、本実施の形態の非接触電力伝送システムは、非接触で受電可能に構成された受電装置120を搭載する車両10A,10Bと、車外から受電部100に送電する送電装置20A,20Bを備えた充電ステーション90とによって構成される。
車両10Aは、受電装置120と、蓄電装置300と、動力生成装置400と、通信部510と、車両ECU500と、表示部520とを備える。受電装置120は、受電部100と、フィルタ回路150と、整流部200とを含む。なお、車両10Bも、内部は図示しないが、車両10Aと同様な構成である。
充電ステーション90は、外部電源900と、送電装置20A,20Bと、通信部810と、電源ECU800とを含む。送電装置20A,20Bは、それぞれ、電源部600A,600Bと、フィルタ回路610A,610Bと、送電部700A,700Bとを含む。
たとえば、図2に示されるように、送電装置20A,20Bがそれぞれ、駐車位置A,Bの地表または地中に設けられ、受電装置120は、車体下部に配置される。なお、受電装置120の配置箇所はこれに限定されるものではない。たとえば、仮に送電装置20A,20Bが車両10上方または側方に設けられる場合には、受電装置120を車体上部または車体周面(前面、後面、側面)に設けてもよい。
受電部100は、送電装置20A,20Bの送電部700A,700Bのいずれから出力される電力(交流)を非接触で受電するための2次コイルを含む。受電部100は、受電した電力を整流部200へ出力する。整流部200は、受電部100によって受電された交流電力を整流して蓄電装置300へ出力する。フィルタ回路150は、受電部100と整流部200との間に設けられ、送電部700A,700Bのいずれかからの受電時に発生する高調波ノイズを抑制する。フィルタ回路150は、たとえば、インダクタおよびキャパシタを含むLCフィルタによって構成される。
蓄電装置300は、再充電可能な直流電源であり、たとえばリチウムイオン電池やニッケル水素電池などの二次電池によって構成される。蓄電装置300の電圧は、たとえば200V程度である。蓄電装置300は、整流部200から出力される電力を蓄えるほか、動力生成装置400によって発電される電力も蓄える。そして、蓄電装置300は、その蓄えられた電力を動力生成装置400へ供給する。なお、蓄電装置300として大容量のキャパシタも採用可能である。特に図示しないが、整流部200と蓄電装置300との間に、整流部200の出力電圧を調整するDC−DCコンバータを設けてもよい。
動力生成装置400は、蓄電装置300に蓄えられる電力を用いて車両10Aの走行駆動力を発生する。特に図示しないが、動力生成装置400は、たとえば、蓄電装置300から電力を受けるインバータ、インバータによって駆動されるモータ、モータによって駆動される駆動輪等を含む。なお、動力生成装置400は、蓄電装置300を充電するための発電機と、その発電機を駆動可能なエンジンとを含んでもよい。
車両ECU500は、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置、入出力バッファ等を含み(いずれも図示せず)、各種センサからの信号の入力や各機器への制御信号の出力を行なうとともに、車両10Aにおける各機器の制御を行なう。一例として、車両ECU500は、車両10Aの走行制御や、蓄電装置300の充電制御を実行する。なお、これらの制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で処理することも可能である。
なお、整流部200と蓄電装置300との間には、リレー210が設けられる。リレー210は、送電装置20A,20Bによる蓄電装置300の充電時に車両ECU500によってオンされる。また、蓄電装置300と動力生成装置400との間には、システムメインリレー(SMR)310が設けられる。SMR310は、動力生成装置400の起動が要求されると、車両ECU500によってオンされる。
さらに、整流部200とリレー210の間にリレー202が設けられる。リレー202と直列に接続された抵抗201の両端の電圧VRは、電圧センサ203によって検出され、車両ECU500へ送られる。
車両ECU500は、送電装置20A,20Bによる蓄電装置300の充電時には、通信部510を用いて充電ステーション90の通信部810と通信を行ない、充電の開始/停止や車両10Aの受電状況等の情報を電源ECU800とやり取りする。
図1、図2を参照して、図示しない車載カメラや送電部700Aでのテスト送電(微弱電力で送電)での受電強度などにより、受電装置120内の2次コイルが送電装置20A内の1次コイルに対して位置が合っているかを車両10Aまたは充電ステーション90が判断し、表示部520によってユーザに報知される。ユーザは、表示部520から得た情報に基づいて、受電装置120と送電装置20Aとの位置関係が送受電に良好な位置関係になるように、車両10Aを移動させる。なお、必ずしもユーザがハンドル操作やアクセル操作をしなくてもよく、車両10Aが自動的に移動して位置を合わせて、ユーザがそれを表示部520で見守るようにしてもよい。
なお、微弱電力でのテスト送電は、いわゆる特定小電力無線局で使用される程度の出力(充電に使用する本送電時の100分の1以下)とすることが好ましい。
再び、図1を参照して、電源部600A,600Bは、商用系統電源等の外部電源900から電力を受け、所定の伝送周波数を有する交流電力を発生する。
送電部700A,700Bは、受電部100へ非接触で送電するための1次コイルを含む。送電部700A,700Bは、伝送周波数を有する交流電力を電源部600Aから受け、送電部700A,700Bの周囲に生成される電磁界を介して、車両10Aの受電部100へ非接触で送電する。
フィルタ回路610A,610Bは、電源部600A,600Bと送電部700A,700Bとの間に設けられ、電源部600A,600Bから発生する高調波ノイズを抑制する。フィルタ回路610A,610Bは、インダクタおよびキャパシタを含むLCフィルタによって構成される。
電源ECU800は、CPU、記憶装置、入出力バッファ等を含み(いずれも図示せず)、各種センサからの信号の入力や各機器への制御信号の出力を行なうとともに、充電ステーション90における各機器の制御を行なう。一例として、電源ECU800は、伝送周波数を有する交流電力を電源部600A,600Bが生成するように、電源部600A,600Bのスイッチング制御を行なう。なお、これらの制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で処理することも可能である。
なお、電源ECU800は、車両10Aへの送電時には、通信部810を用いて車両10Aの通信部510と通信を行ない、充電の開始/停止や車両10Aの受電状況等の情報を車両10Aとやり取りする。
電源部600A,600Bからフィルタ回路610A,610Bを介して送電部700A,700Bへ、所定の伝送周波数を有する交流電力が供給される。送電部700A,700Bおよび車両10Aの受電部100の各々は、コイルとキャパシタとを含み、伝送周波数において共振するように設計されている。送電部700A,700Bおよび受電部100の共振強度を示すQ値は、100以上であることが好ましい。
電源部600A,600Bからフィルタ回路610A,610Bを介して送電部700A,700Bへ交流電力が供給されると、送電部700A,700Bのいずれかに含まれる1次コイルと、受電部100の2次コイルとの間に形成される電磁界を通じて、送電部700A,700Bのいずれかから受電部100へエネルギ(電力)が移動する。そして、受電部100へ移動したエネルギ(電力)は、フィルタ回路150および整流部200を介して蓄電装置300へ供給される。
なお、特に図示しないが、送電装置20A,20Bにおいて、送電部700A,700Bと電源部600A,600Bとの間(たとえば送電部700A,700Bとフィルタ回路610A,610Bとの間)に絶縁トランスを設けてもよい。また、車両10Aにおいても、受電部100と整流部200との間(たとえば受電部100とフィルタ回路150との間)に絶縁トランスを設けてもよい。
(非接触電力伝送の手順)
図4は、非接触電力伝送を実行する際に車両10Aまたは10Bと充電ステーション90が実行する処理の概略を説明するためのフローチャートである。
図1、図4を参照して、車両では、ステップS10において非接触充電を行なうか否かを指定する非接触充電スイッチがON状態であるか否かが判断される。なお、特に限定されないが、非接触充電スイッチは、車両が起動した状態で自動的にON状態に設定され、ユーザがOFF状態に設定を切替えることができるように車両を構成しておくことが好ましい。
ステップS510において、充電ステーション90の電源ECU800は、空いている駐車位置がある場合に、充電可能な状況であることを知らせる信号をブロードキャスト送信する。
ステップS20において、車両10Aの車両ECU500は、この信号を受信すると、ステップS30に処理を進め、微弱送電の要求を充電ステーション90に送信する。
ステップS530において、充電ステーション90の電源ECU800は、送電要求を受信する。
ステップS530において、充電ステーション90で、車両からの送電要求が受信されると、これに応じてステップS540において、充電ステーションでは送電コイル選定処理が実行される。
図5は、図4のステップS540において実行される送電コイル選定処理の詳細を説明するためのフローチャートである。このフローチャートの処理は、充電ステーション90の電源ECU800で実行される。図1、図5を参照して、まずステップS701において送電部700Aが送電中であるか否かが判断される。ステップS701において、送電部700Aが送電中である場合には、ステップS702に処理が進められ、送電部700Aが送電中でない場合には、ステップS703に処理が進められる。
ステップS702においては、送電部700Bが送電中であるか否かが判断される。ステップS702において、送電部700Bが送電中である場合には、ステップS712に処理が進められ、送電部700Bが送電中でない場合には、ステップS704に処理が進められる。
ステップS703においては、送電部700Bが送電中であるか否かが判断される。ステップS703において、送電部700Bが送電中である場合には、ステップS705に処理が進められ、送電部700Bが送電中でない場合には、ステップS706に処理が進められる。
ステップS704に処理が進められた場合、電源ECU800は、送電部700Bを送電候補として選択する。ステップS705に処理が進められた場合、電源ECU800は、送電部700Aを送電候補として選択する。ステップS706に処理が進められた場合、電源ECU800は、送電部700Aおよび700Bを送電候補として選択する。
ステップS704〜S706のいずれかにおいて送電候補が決定された場合には、ステップS707において、選択した送電部から微弱送電が実行される。この微弱送電は、いずれかの送電部が他の車両に占有されていないかを確認するためのテスト信号である。たとえば、図3に示したように、充電が完了した車両10Aによって送電部700Aが占有されている場合に車両10Bが充電を行なうために位置合わせ用の微弱電力の送電を要求してきた場合には、送電部700A,700Bの両方から微弱電力の送電が実行される。
このときに、車両10Aは直ちに送電部700Aからの微弱電力を受電することができる。車両10AはステップS708における「他の車両」に該当する。車両10Aは、充電が完了していても、送電部700Aからの微弱電力の受電が可能な状態で待機している。そして、送電部700Aからの微弱電力を受電した場合には、車両10Aは、送電部700Aを占有していることを知らせる信号を充電ステーション90の電源ECU800に送信する。なお、車両10Aが送電部700Bを占有している場合には、車両10Aは、送電部700Bを占有していることを知らせる信号(占有信号)を電源ECU800に送信する。
ステップS708では、電源ECU800は、駐車中の他の車両(充電のために微弱電力の送電を要求した車両以外の車両)からの占有信号の受信内容を確認する。
なお、本実施の形態では、車両が微弱電力を受電して充電ステーション90に占有信号を返信する例を示したが、微弱電力を送信した後に充電ステーション90側で各送電部の占有の有無を検出しても良い。たとえば、受電可能位置に車両が存在すると、送信側の有効電力が増大する。したがって、微弱送電時の有効電力を各送電部に設けた電流センサおよび電圧センサによって検出して、占有されている送電部の占有信号を充電ステーション側で発生しても良い。
続いて、ステップS709において送電部700Aが占有中または送電中であるか否かが判断される。ステップS709において、送電部700Aが占有中または送電中である場合には、ステップS710に処理が進められ、送電部700Aが占有中および送電中のいずれでもない場合には、ステップS711に処理が進められる。
ステップS710においては、送電部700Bが占有中または送電中であるか否かが判断される。ステップS710において、送電部700Bが占有中または送電中である場合には、ステップS712に処理が進められ、送電部700Bが占有中および送電中のいずれでもない場合には、ステップS713に処理が進められる。
ステップS711においては、送電部700Bが占有中または送電中であるか否かが判断される。ステップS711において、送電部700Bが占有中または送電中である場合には、ステップS714に処理が進められ、送電部700Bが占有中および送電中のいずれでもない場合には、ステップS715に処理が進められる。
以上の選定処理によって、ステップS712〜S715のいずれかに処理が振り分けられる。ステップS712に処理が進められた場合には、いずれの送電部も送電中または占有中であるので、新たに充電ステーション90に来た車両からの位置合わせ要求は拒否される。ステップS713に処理が進められた場合には、位置合わせ用の微弱電力の送電を行なう対象として、送電部700Bが選択される。ステップS714に処理が進められた場合には、位置合わせ用の微弱電力の送電を行なう対象として、送電部700Aが選択される。ステップS715に処理が進められた場合には、位置合わせ用の微弱電力の送電を行なう対象として、送電部700Aおよび700Bが選択される。
ステップS712〜S715のいずれかの処理が完了すると、ステップS716に処理が進められ、制御は図4のフローチャートに戻される。
図6は、図4、図5の処理の過程で変化する送電電力、受電電圧の変化を表わすタイミングチャートである。
図6には、図3で例示したように、車両10Bが充電完了後(送電部700Bが送電していない状態)に送電部700Bを占有している状況で車両10Aから位置合わせ用の微弱電力の送電要求があった場合の動作波形が示されている。
車両10Aから微弱電力の送電要求(図4のステップS30)があったことに応じて、時刻t1において送電装置20Aの送電部700Aおよび送電装置20Bの送電部700Bから微弱電力が送電される。
好ましくは、この時の微弱電力の送電は、送電部毎に異なる電力特性を有するように送電される。電力特性を送電部毎に異ならせる一例としては、送電部700Aからは供給時間TA、送電部700Bからは供給時間TBのように、送電の供給時間を異ならせることが考えられる。なお、電力特性を送電部毎に異ならせる他の例として、図7に示すように送電部ごとにオン・オフ回数を異ならせるように送電しても良い。
図6に示した例では、時刻t1〜t2において、車両10Bが送電部700Bから供給時間TBの微弱電力を受電している。車両10Bは供給時間TBを示す信号を充電ステーションに返信すると、充電ステーションは供給時間TBに相当する送電部700Bが占有されていると認識する。なお、車両10Bで送電部700Bからの送電であることを認識して、送電部700Bの占有を示す信号を返信しても良い。
時刻t11からは、車両10Aを案内可能な送電部からは送電部700Bが除外され、送電部700Aに対して位置合わせが行なわれる様子が示されている。
再び図4を参照して、ステップS540のコイル選定処理が完了すると、充電ステーション90では、ステップS550において、選択された送電部を含む送電装置、受電装置120との位置合わせ用の微弱送電を実行する。図6の波形例では、送電装置20Bは、先着の車両10Bによって占有されているので、送電装置20Aからのみ微弱送電が実行される。
ステップS50において、車両10Aは、自動または手動で車両10Aを移動させることによって位置合わせを実行する(図6の時点t11を参照)。位置合わせ時には、車両ECU500は、リレー202を導通させ、電圧センサ203で検出される抵抗201の両端に生じる受電電圧VRの大きさを取得する。この電圧は本格送電時よりも小さいので、検出時に蓄電装置300の影響を受けないように、車両ECU500は、リレー210をオフ状態に設定する。
車両側では、ステップS60において受電電圧VRの大きさが閾値THを超えた場合に、車両ECU500が表示部520を用いてその旨を報知する。これにより、ユーザは、位置合わせが成功した旨を認識する。その後、ユーザが車両10A内のパーキングスイッチを押すことによって駐車位置がOKであることを知らせると、処理がステップS70に進む(図6の時点t12を参照)。
ステップS70において、車両ECU500は、位置合わせ用の微弱送電停止の要求を充電ステーション90に送信する。ステップS570において、充電ステーション90の電源ECU800は、微弱送電停止の要求を受信し、送電装置20A,20Bによる位置合わせ用の微弱送電が終了する(図6の時点t13を参照)。
ステップS80およびステップS580において、車両ECU500および電源ECU800は、送電装置20A,20Bのうちいずれかと確実に位置合わせが行なわれたか否かを確認するペアリング処理を実行する。
図6の時刻t14〜t15に示すように、ステップS540において、送電対象として送電装置20Aが選択されていた場合には、電源ECU800は、送電装置20Aの送電部700Aからペアリング用のテスト送電を実行する。
逆に、ステップS540において、送電対象として送電装置20Bが選択されていた場合には、電源ECU800は、送電装置20Bの送電部700Bからペアリング用のテスト送電を実行する。
なお、ペアリング処理で使用するテスト送電は、位置合わせ時と同様に、いわゆる特定小電力無線局で使用される程度の出力(充電に使用する本送電時の100分の1以下)とすることが好ましい。
図6では、電源ECU800は、送電装置ごとに、送電電力のオンの継続時間を異ならせる。すなわち、送電装置20Aで送電を行なう場合には、送電電力をTA時間オンにして送電が実行される(図6の時点t14を参照)。また、車両10Bによって送電装置20Bが占有されていなかった場合には、破線で示すように、送電装置20Bからも送電電力をTB時間オンにして送電が実行される(図6の時点t14〜t16を参照)。
ステップS90およびS100において、車両ECU500は、受電電力のオンの継続時間を計測し、ステップS110において計測したオン継続時間を電源ECU800に通知する。図6の例では、受電装置120は、送電装置20Aからの送電電力を受電する。車両ECU500は、受電電力のオンの継続時間はTAである旨を電源ECU800に通知する。これによって、電源ECU800は、車両10Aが送電装置20Aと位置合わせが行なわれたことが確実に確認できる。
ステップS620において、充電ステーション90は、位置合わせが行なわれ、ペアリングによる対象特定の確認が完了した送電装置によって、本格的な送電処理を行なう(図6の時点t17を参照)。図6の例では、送電装置20Aが送電処理を行なう。ステップS120において、車両10Aは、受電装置120によって本格的な受電処理を行なって、受電した電力で蓄電装置300を充電する。そして蓄電装置300への充電が完了すると車両側および充電ステーションでの処理が終了する。
なお、図6のt1〜t2では微弱電力の特性を送電部毎に異ならせた送電を実行する例を示した。しかし、微弱電力の特性を送電部毎に異ならせた送電を実行しなくても、車両10Bが充電前にペアリングして送電部を特定した際に、その時の情報を充電終了後も保持していれば、すべての送電部に同じ微弱電力を送電させたり、通信部810から通信を受けたりしたことに応じて、送電部を特定することができる情報を充電ステーション90に返信しても良い。
(占有確認処理およびペアリングの変形例)
図7は、占有確認処理またはペアリング処理の変形例を説明するための図である。図7では、電源ECU800は、送電装置ごとに、送電電力のオン/オフの切替周期を異ならせる。すなわち、送電装置20Aは、周期ΔTAごとに送電電力のオンとオフを切替え、送電装置20Bは、周期ΔTBごとに送電電力のオンとオフを切替える。
車両ECU500は、受電電力のオンとオフの切替回数を電源ECU800に通知する。図7の例では、車両ECU500は、時刻t20〜t21においてオンとオフの切替えが何回発生したかをカウントし電源ECU800に通知する。これによって、電源ECU800は、車両がどちらの送電装置を占有しているか、またどちら送電装置と位置合わせがされたかがわかる。
なお、図7の変形例は、占有確認処理またはペアリングを送電電力を用いて行なう変形例であったが、これに限定されるものではない。ペアリングは、各種の技術で可能であり、たとえば、ペアリングは、RFID(Radio Frequency IDentification:無線周波数識別)技術を用いて、RFIDタグと、RFIDリーダーを車両と送電部にそれぞれ設けて行なっても良い。
今回開示された各実施の形態は、適宜組合わせて実施することも予定されている。そして、今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10A,10B 車両、20A,20B 送電装置、90 充電ステーション、100 受電部、120 受電装置、150,610A,610B フィルタ回路、200 整流部、201 抵抗、202,210 リレー、203 電圧センサ、300 蓄電装置、400 動力生成装置、500 車両ECU、510,810 通信部、520 表示部、600A,600B 電源部、700A,700B 送電部、800 電源ECU、900 外部電源。
本発明は、非接触電力伝送システムに関する。
本発明の目的は、充電ステーションに新たに到着した車両を、空いている送電部に誘導することができる非接触電力伝送システムを提供することである。

Claims (6)

  1. 非接触電力伝送システムであって、
    第1、第2の車両と、
    充電ステーションとを備え、
    前記充電ステーションは、
    非接触で車両に送電可能な複数の送電部と、
    前記複数の送電部からの送電を制御する送電制御部とを含み、
    前記送電制御部は、前記第1の車両から送電要求信号を受信すると、前記複数の送電部のうち電力の送電をしていない第1の送電部から微弱電力を送電させ、
    前記第1の送電部から受電可能な位置に前記第2の車両が駐車しており、前記第2の車両が前記第1の送電部からの微弱電力を受電した場合には、前記第2の車両は駐車位置が前記第1の送電部に対応する位置であることを特定可能な占有信号を前記送電制御部に送信し、
    前記送電制御部は、前記第2の車両から前記占有信号を受けた場合には、前記第2の車両が停車していない送電部から位置合わせ用の微弱電力の送電を開始し、
    前記第1の車両は、前記位置合わせ用の微弱電力の受電電圧を用いて位置合わせを実施する、非接触電力伝送システム。
  2. 前記送電制御部は、前記複数の送電部からの微弱電力の電力特性を送電部毎に異ならせて送電を実行し、
    前記第2の車両は、受電した微弱電力の電力特性に応じた前記占有信号を前記送電制御部に送信する、請求項1に記載の非接触電力伝送システム。
  3. 送電部毎に異ならせた前記電力特性は、前記微弱電力の供給時間であり、
    前記第2の車両は、前記占有信号として前記供給時間を示す信号を送信する、請求項2に記載の非接触電力伝送システム。
  4. 送電部毎に異ならせた前記電力特性は、前記微弱電力のオン/オフの切替回数であり、
    前記第2の車両は、前記占有信号として前記切替回数を示す信号を送信する、請求項2に記載の非接触電力伝送システム。
  5. 前記第2の車両は、充電実行時に使用した送電部が前記複数の送電部のうちの前記第1の送電部であることを示す情報を充電終了後も保持し、
    前記第2の車両は、充電終了後において前記第1の送電部に対応する位置に駐車している場合に前記微弱電力を受電したときには、前記情報に基づいて前記占有信号を送信する、請求項1に記載の非接触電力伝送システム。
  6. 第1、第2の車両に非接触で送電が可能な充電ステーションであって、
    非接触で車両に送電可能な複数の送電部と、
    前記複数の送電部からの送電を制御する送電制御部とを含み、
    前記送電制御部は、前記第1の車両から送電要求信号を受信すると、前記複数の送電部のうち電力の送電をしていない第1の送電部から微弱電力を送電させ、
    前記第1の送電部から受電可能な位置に前記第2の車両が駐車しており、前記第2の車両が前記第1の送電部からの微弱電力を受電した場合には、前記第2の車両は駐車位置が前記第1の送電部に対応する位置であることを特定可能な占有信号を前記送電制御部に送信し、
    前記送電制御部は、前記第2の車両から前記占有信号を受けた場合には、前記第2の車両が停車していない送電部から位置合わせ用の微弱電力の送電を開始し、
    前記第1の車両は、前記位置合わせ用の微弱電力の受電電圧を用いて位置合わせを実施する、充電ステーション。
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